JP3425861B2 - 光交換機 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光交換機等の光シ
ステムにおいて光スイッチ部や波長選択部の拡張性を考
慮した構成法に関する。
ステムにおいて光スイッチ部や波長選択部の拡張性を考
慮した構成法に関する。
【0002】
【従来の技術】情報の高速化、大容量化に伴い、ネット
ワークならびに伝送システムの広帯域化/大容量化が要
求されている。その一実現手段として、光ネットワーク
の構築が望まれている。光ネットワークを構築する上
で、核となるのが光伝送システムである。
ワークならびに伝送システムの広帯域化/大容量化が要
求されている。その一実現手段として、光ネットワーク
の構築が望まれている。光ネットワークを構築する上
で、核となるのが光伝送システムである。
【0003】図12は、一般的な光ネットワークの構成
を示す図である。同図(a)は単一波長光伝送システム
における光クロスコネクト(光XC;光交換機)システ
ムであり、複数の入出力光伝送路を収容し、入力光伝送
路から入ってきた光信号を所望の出力光伝送路にルーテ
ィングする装置である。各入力光伝送路1300から入
力される各光信号は、それぞれ単一の波長の光信号であ
る。同図の例では波長をλ0としている。この構成の場
合、各入力伝送路1300から入力される光信号は、全
て同じ波長λ0であってもよいし、伝送路毎に異なる波
長であってもよい。ただし、単一波長光伝送システムで
あるので、1つの伝送路を伝播してくる光信号の波長は
単一である。
を示す図である。同図(a)は単一波長光伝送システム
における光クロスコネクト(光XC;光交換機)システ
ムであり、複数の入出力光伝送路を収容し、入力光伝送
路から入ってきた光信号を所望の出力光伝送路にルーテ
ィングする装置である。各入力光伝送路1300から入
力される各光信号は、それぞれ単一の波長の光信号であ
る。同図の例では波長をλ0としている。この構成の場
合、各入力伝送路1300から入力される光信号は、全
て同じ波長λ0であってもよいし、伝送路毎に異なる波
長であってもよい。ただし、単一波長光伝送システムで
あるので、1つの伝送路を伝播してくる光信号の波長は
単一である。
【0004】入力光伝送路1300から入力された各光
信号は、光信号処理部1302に入力され、ルーティン
グされて、出力光伝送路1301に出力される。光信号
処理部1302の行う処理は、各入力光伝送路1300
から入力された光信号の切り替えを行い、所望の出力光
伝送路1301に出力するというものであり、いわゆる
交換機の役割を行う。光信号処理部1302の交換機能
は制御部1303によって制御される。制御部1303
は、ネットワークのオペレーティングシステムからルー
ティングに関する情報を取得し、どの入力光伝送路13
00から入力された光信号をどの出力光伝送路1301
に出力するべきかを判断し、光信号処理部1302に制
御信号を与えて、所望の交換機能を実現する。
信号は、光信号処理部1302に入力され、ルーティン
グされて、出力光伝送路1301に出力される。光信号
処理部1302の行う処理は、各入力光伝送路1300
から入力された光信号の切り替えを行い、所望の出力光
伝送路1301に出力するというものであり、いわゆる
交換機の役割を行う。光信号処理部1302の交換機能
は制御部1303によって制御される。制御部1303
は、ネットワークのオペレーティングシステムからルー
ティングに関する情報を取得し、どの入力光伝送路13
00から入力された光信号をどの出力光伝送路1301
に出力するべきかを判断し、光信号処理部1302に制
御信号を与えて、所望の交換機能を実現する。
【0005】一方、同図(b)は波長多重光伝送システ
ムにおける波長多重光XCシステムであり、複数の入出
力光伝送路を収容し、入力光伝送路から波長多重されて
入ってきた光信号を、波長毎に所望の出力光伝送路にル
ーティングする装置である。
ムにおける波長多重光XCシステムであり、複数の入出
力光伝送路を収容し、入力光伝送路から波長多重されて
入ってきた光信号を、波長毎に所望の出力光伝送路にル
ーティングする装置である。
【0006】すなわち、同図(a)と同様に、入力光伝
送路1305から入力された光信号を制御部1308の
指示により光信号処理部1307がルーティングして出
力光伝送路1306に出力する交換機能を実現するもの
である。ただし、同図(a)と異なるのは、1つの伝送
路を伝播する光信号が複数のチャネルに対応する複数の
波長からなっており、光信号処理部1307は、これら
1つ1つの波長の光に対してルーティングを行う必要が
あるという点である。図13、14に、波長多重光XC
システムの光信号処理部の一般的な構成を示す。
送路1305から入力された光信号を制御部1308の
指示により光信号処理部1307がルーティングして出
力光伝送路1306に出力する交換機能を実現するもの
である。ただし、同図(a)と異なるのは、1つの伝送
路を伝播する光信号が複数のチャネルに対応する複数の
波長からなっており、光信号処理部1307は、これら
1つ1つの波長の光に対してルーティングを行う必要が
あるという点である。図13、14に、波長多重光XC
システムの光信号処理部の一般的な構成を示す。
【0007】図13は、光スイッチを用いた波長多重光
XCシステムの光信号処理部の一般的な構成を示す図で
ある。同図(a)は、波長固定型の光信号処理部であ
る。
XCシステムの光信号処理部の一般的な構成を示す図で
ある。同図(a)は、波長固定型の光信号処理部であ
る。
【0008】入力路1400から入力される光信号は波
長λ1〜λnが多重されたものとしている。この波長多
重された光信号は、先ず、分波器1401に入力され、
各波長の光信号に分波される。各波長に分波された光信
号は光スイッチ部1402に入力され、ルーティングさ
れた後、合波器1403に入力される。そして、合波器
1403で再び合波され、波長多重光信号として出力路
1404に出力される。同図(a)の構成は、波長固定
型を前提にしているので、入力路1400から入力され
た光信号の波長は変換されず出力され、合波器1403
で合波され、出力路1404に出力される。すなわち、
入力光信号の内、波長λ1の光信号は、出力路1404
に出力されるときも波長λ1のままである。同図(a)
に示されるように、合波器1403は複数の出力路14
04に対応して、複数設けられるが、それぞれの合波器
1403には同じ波長の光信号が2以上入力されないよ
うに構成される。これは、光信号を波長多重するために
必要とされることである。従って、例えば、波長λ1の
光信号は、1つの合波器1404に1つだけ入力される
ように、光スイッチ部1402はルーティングを行う。
長λ1〜λnが多重されたものとしている。この波長多
重された光信号は、先ず、分波器1401に入力され、
各波長の光信号に分波される。各波長に分波された光信
号は光スイッチ部1402に入力され、ルーティングさ
れた後、合波器1403に入力される。そして、合波器
1403で再び合波され、波長多重光信号として出力路
1404に出力される。同図(a)の構成は、波長固定
型を前提にしているので、入力路1400から入力され
た光信号の波長は変換されず出力され、合波器1403
で合波され、出力路1404に出力される。すなわち、
入力光信号の内、波長λ1の光信号は、出力路1404
に出力されるときも波長λ1のままである。同図(a)
に示されるように、合波器1403は複数の出力路14
04に対応して、複数設けられるが、それぞれの合波器
1403には同じ波長の光信号が2以上入力されないよ
うに構成される。これは、光信号を波長多重するために
必要とされることである。従って、例えば、波長λ1の
光信号は、1つの合波器1404に1つだけ入力される
ように、光スイッチ部1402はルーティングを行う。
【0009】同図(b)は、波長変換型の光信号処理部
の一般的な構成を示した図である。なお、同図(a)と
同じ構成要素には同じ参照番号を付してある。入力路1
400から入力される波長多重光信号は分波器1401
によって各波長の光信号に分波され、光スイッチ部14
02に入力される。光スイッチ部1402は、これら各
波長の光信号をルーティングし、出力する。ただし、同
図(b)の構成は、波長変換型であるので、光スイッチ
部1402は、入力光信号の波長に関係なくルーティン
グを行うので、光スイッチ部1402の出力ポートから
出力される光信号を合波器1403に入力して、光信号
を合波するのでは、同じ波長の光が2つ以上含まれてし
まい、正常な波長多重ができない可能性がある。そこ
で、光スイッチ部1402と合波器1403の間に波長
変換部1405を設け、1つの合波器1403に入力さ
れる各光信号の波長を互いに異なるように波長変換す
る。同図(b)の場合は、各合波器1403に入力する
光信号の波長をそれぞれλ1〜λnに変換している。従
って、波長変換型の光信号処理部では、最初λ1の波長
で入力した光信号は、合波器1403から伝送路に出力
される場合に、必ずしも波長λ1で出力されるとは限ら
ず、波長λ1〜λnのいずれになるかは波長変換部14
05がどの光信号をどの波長に変換するかによって変わ
ってくる。
の一般的な構成を示した図である。なお、同図(a)と
同じ構成要素には同じ参照番号を付してある。入力路1
400から入力される波長多重光信号は分波器1401
によって各波長の光信号に分波され、光スイッチ部14
02に入力される。光スイッチ部1402は、これら各
波長の光信号をルーティングし、出力する。ただし、同
図(b)の構成は、波長変換型であるので、光スイッチ
部1402は、入力光信号の波長に関係なくルーティン
グを行うので、光スイッチ部1402の出力ポートから
出力される光信号を合波器1403に入力して、光信号
を合波するのでは、同じ波長の光が2つ以上含まれてし
まい、正常な波長多重ができない可能性がある。そこ
で、光スイッチ部1402と合波器1403の間に波長
変換部1405を設け、1つの合波器1403に入力さ
れる各光信号の波長を互いに異なるように波長変換す
る。同図(b)の場合は、各合波器1403に入力する
光信号の波長をそれぞれλ1〜λnに変換している。従
って、波長変換型の光信号処理部では、最初λ1の波長
で入力した光信号は、合波器1403から伝送路に出力
される場合に、必ずしも波長λ1で出力されるとは限ら
ず、波長λ1〜λnのいずれになるかは波長変換部14
05がどの光信号をどの波長に変換するかによって変わ
ってくる。
【0010】なお、図13の光スイッチ部は、一般的に
8×8光スイッチ等を多段に組み合わせて実現されるの
が通常である。これに対し、光スイッチを使わなくても
光信号処理部を構成することができる。
8×8光スイッチ等を多段に組み合わせて実現されるの
が通常である。これに対し、光スイッチを使わなくても
光信号処理部を構成することができる。
【0011】図14は、波長選択部を使用して光信号処
理部を構成した場合の構成例である。同図(a)は、波
長多重光信号をそのまま入力し、ルーティング後、波長
多重された状態で光信号を出力する構成の波長固定型光
信号処理部の構成例を示している。
理部を構成した場合の構成例である。同図(a)は、波
長多重光信号をそのまま入力し、ルーティング後、波長
多重された状態で光信号を出力する構成の波長固定型光
信号処理部の構成例を示している。
【0012】波長多重された光信号は入力路1500か
ら直接波長選択部1501に入力され、ルーティングさ
れる。波長選択部1501内部では、各波長毎にルーテ
ィングがされるが、波長の変換は行われない。従って、
ある特定の波長の光信号は、その波長のままルーティン
グされた後、波長多重されて出力路1502に出力され
る。
ら直接波長選択部1501に入力され、ルーティングさ
れる。波長選択部1501内部では、各波長毎にルーテ
ィングがされるが、波長の変換は行われない。従って、
ある特定の波長の光信号は、その波長のままルーティン
グされた後、波長多重されて出力路1502に出力され
る。
【0013】同図(b)は、波長変換型の光信号処理部
の構成を示している。なお、同図(a)と同じ構成要素
には同じ参照番号を付してある。同図(b)の構成で
は、入力路1500から波長多重された光信号がそのま
ま波長選択部1501に入力される。波長選択部150
1は、波長多重された光信号を各波長毎にルーティング
し、出力する。同図(b)の場合は、波長変換型なの
で、入力路1500から波長選択部1501に入力した
特定の光信号は、波長選択部1501のどの出力ポート
から出力されるか分からない。すなわち、同図(a)の
場合には、図示されていないが、特定の波長を持った光
信号は特定のルートを通るように決められており、波長
多重する場合に同じ波長の光信号同士を波長多重しない
ように構成されているが、同図(b)の場合には、波長
に関係なくルーティングされるので、波長選択部150
1の特定の出力ポートを1つの合波器1504に対応さ
せて光信号を合波すると、同じ波長の光信号同士を合波
してしまう可能性がある。従って、合波器1504で同
じ波長の光信号同士を合波しないように、波長変換部1
503が光信号の波長を変換して合波器1504に入力
している。
の構成を示している。なお、同図(a)と同じ構成要素
には同じ参照番号を付してある。同図(b)の構成で
は、入力路1500から波長多重された光信号がそのま
ま波長選択部1501に入力される。波長選択部150
1は、波長多重された光信号を各波長毎にルーティング
し、出力する。同図(b)の場合は、波長変換型なの
で、入力路1500から波長選択部1501に入力した
特定の光信号は、波長選択部1501のどの出力ポート
から出力されるか分からない。すなわち、同図(a)の
場合には、図示されていないが、特定の波長を持った光
信号は特定のルートを通るように決められており、波長
多重する場合に同じ波長の光信号同士を波長多重しない
ように構成されているが、同図(b)の場合には、波長
に関係なくルーティングされるので、波長選択部150
1の特定の出力ポートを1つの合波器1504に対応さ
せて光信号を合波すると、同じ波長の光信号同士を合波
してしまう可能性がある。従って、合波器1504で同
じ波長の光信号同士を合波しないように、波長変換部1
503が光信号の波長を変換して合波器1504に入力
している。
【0014】このように、同図(b)の場合も入力路1
500から波長選択部1501に入力したときに特定の
波長を持っていた光信号は、出力路1502から伝送路
に送出される際に、同じ波長を持っているとは限らな
い。
500から波長選択部1501に入力したときに特定の
波長を持っていた光信号は、出力路1502から伝送路
に送出される際に、同じ波長を持っているとは限らな
い。
【0015】上述したようなシステムを実現する上でキ
ーとなるのが大容量な光スイッチ部や波長選択部であ
り、拡張性(運用中の光信号を切断することなく、処理
容量を増設すること。尚、初期時から最大容量収容時ま
でにおいて、増設ポート数に比例してハード量が増えて
いくことが望まれる。)は重要な項目である。
ーとなるのが大容量な光スイッチ部や波長選択部であ
り、拡張性(運用中の光信号を切断することなく、処理
容量を増設すること。尚、初期時から最大容量収容時ま
でにおいて、増設ポート数に比例してハード量が増えて
いくことが望まれる。)は重要な項目である。
【0016】一般的に空間スイッチにおける容量の拡張
手段としては、Closによって提案された3段構成に
代表されるように多段構成が取られる。当然、光スイッ
チ回路網においてもその手法は用いられている。
手段としては、Closによって提案された3段構成に
代表されるように多段構成が取られる。当然、光スイッ
チ回路網においてもその手法は用いられている。
【0017】波長多重光XCシステムにおける波長選択
部の構成は、例えば、波長変換型における構成が特願平
8−019964号明細書に詳細が記載されている。
部の構成は、例えば、波長変換型における構成が特願平
8−019964号明細書に詳細が記載されている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成において
は、例えば、3段回路における拡張の方法としては、2
段目のスイッチを全て最初から用意しておき、1段目と
3段目のスイッチをペアで順次増設して行くことにな
る。また、5段回路における拡張の方法としては、3段
目のスイッチを全て最初から用意しておき、1段目と5
段目、2段目と4段目のスイッチをそれぞれペアで順次
増設していくことになる。
は、例えば、3段回路における拡張の方法としては、2
段目のスイッチを全て最初から用意しておき、1段目と
3段目のスイッチをペアで順次増設して行くことにな
る。また、5段回路における拡張の方法としては、3段
目のスイッチを全て最初から用意しておき、1段目と5
段目、2段目と4段目のスイッチをそれぞれペアで順次
増設していくことになる。
【0019】こうした多段スイッチ回路網では、中間段
のスイッチを全て最初から用意しておく必要があるた
め、初期時のハード量が大きくなってしまい、拡張性の
点で問題があった。
のスイッチを全て最初から用意しておく必要があるた
め、初期時のハード量が大きくなってしまい、拡張性の
点で問題があった。
【0020】また、光スイッチ回路網においては、スイ
ッチング容量の増加に伴い光信号の損失(パワーレベル
の劣化)が大きくなってしまう。従って、損失を補償す
るために光アンプをスイッチ回路網の中に挿入する必要
がある。その場合においても拡張性を考慮して光アンプ
を配置し、スイッチング容量の拡張に応じて順次増設で
きるようにする必要がある。
ッチング容量の増加に伴い光信号の損失(パワーレベル
の劣化)が大きくなってしまう。従って、損失を補償す
るために光アンプをスイッチ回路網の中に挿入する必要
がある。その場合においても拡張性を考慮して光アンプ
を配置し、スイッチング容量の拡張に応じて順次増設で
きるようにする必要がある。
【0021】同様に、波長選択部においても、処理容量
の増加に伴い光信号の損失(パワーレベルの劣化)が大
きくなってしまう。従って、損失を補償するために光ア
ンプを波長選択部の中に挿入する必要がある。その場合
においても拡張性を考慮して光アンプを配置し、処理容
量の拡張に応じて順次増設できるようにする必要があ
る。
の増加に伴い光信号の損失(パワーレベルの劣化)が大
きくなってしまう。従って、損失を補償するために光ア
ンプを波長選択部の中に挿入する必要がある。その場合
においても拡張性を考慮して光アンプを配置し、処理容
量の拡張に応じて順次増設できるようにする必要があ
る。
【0022】本発明の課題は、光信号の損失を補償する
ための光アンプを拡張性に富んだ形で配置し、スイッチ
ング容量の順次増加に適切に対応できる光交換機を提供
することである。
ための光アンプを拡張性に富んだ形で配置し、スイッチ
ング容量の順次増加に適切に対応できる光交換機を提供
することである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面にお
ける光交換機は、波長多重された光信号を複数のポート
から入力し、ルーティングして、複数のポートから出力
する光交換機において、入力された光信号に含まれる特
定の波長の光信号を選択的にルーティングするルーティ
ング素子と、該入力された光信号、あるいは、該特定の
波長の光信号を増幅する光増幅手段とを備え、該ルーテ
ィング素子と該光増幅手段とを組み合わせて増設ユニッ
トを構成し、該増設ユニットの設置数を増やすことによ
って該光交換機のスイッチング容量を増加することを特
徴とする。
ける光交換機は、波長多重された光信号を複数のポート
から入力し、ルーティングして、複数のポートから出力
する光交換機において、入力された光信号に含まれる特
定の波長の光信号を選択的にルーティングするルーティ
ング素子と、該入力された光信号、あるいは、該特定の
波長の光信号を増幅する光増幅手段とを備え、該ルーテ
ィング素子と該光増幅手段とを組み合わせて増設ユニッ
トを構成し、該増設ユニットの設置数を増やすことによ
って該光交換機のスイッチング容量を増加することを特
徴とする。
【0024】本発明の第2の側面における光交換機は、
各段が複数の光空間スイッチを含む3段光スイッチ回路
網からなる光交換機において、1段目と3段目の光空間
スイッチの各入出力に配置された光アンプを備え、光空
間スイッチと該光空間スイッチの入出力両側の光アンプ
とを増設ユニットとして該光交換機のスイッチング容量
を拡張していくことを特徴とする。
各段が複数の光空間スイッチを含む3段光スイッチ回路
網からなる光交換機において、1段目と3段目の光空間
スイッチの各入出力に配置された光アンプを備え、光空
間スイッチと該光空間スイッチの入出力両側の光アンプ
とを増設ユニットとして該光交換機のスイッチング容量
を拡張していくことを特徴とする。
【0025】本発明の第3の側面における光交換機は、
各段が複数の光空間スイッチを含む3段光スイッチ回路
網からなる光交換機において、1段目の光空間スイッチ
の各出力ポートに設けられた1×k(kは自然数)光ス
イッチと、3段目の光空間スイッチの各入力ポートに設
けられたk×1光スイッチとを具備し、1段目と3段目
の1個の光空間スイッチにつながる1×k光スイッチと
k×1光スイッチを2段目における増設ユニットとして
該光交換機のスイッチング容量を拡張していくことを特
徴とする。
各段が複数の光空間スイッチを含む3段光スイッチ回路
網からなる光交換機において、1段目の光空間スイッチ
の各出力ポートに設けられた1×k(kは自然数)光ス
イッチと、3段目の光空間スイッチの各入力ポートに設
けられたk×1光スイッチとを具備し、1段目と3段目
の1個の光空間スイッチにつながる1×k光スイッチと
k×1光スイッチを2段目における増設ユニットとして
該光交換機のスイッチング容量を拡張していくことを特
徴とする。
【0026】本発明の第4の側面における光交換機は、
各段が複数の光空間スイッチを含む3段光スイッチ回路
網からなる光交換機において、1段目と3段目の光空間
スイッチの各入出力に配置された光アンプと、1段目の
光空間スイッチの各出力ポートに設けられた1×k(k
は自然数)光スイッチと、3段目の光空間スイッチの各
入力ポートに設けられたk×1光スイッチとを具備し、
1段目と3段目の増設ユニットにつながる1×k光スイ
ッチとk×1光スイッチを2段目における増設ユニット
とし、光空間スイッチと該光空間スイッチの入出力両側
の光アンプとを1段目と3段目における増設ユニットと
して該光交換機のスイッチング容量を拡張していくこと
を特徴とする。
各段が複数の光空間スイッチを含む3段光スイッチ回路
網からなる光交換機において、1段目と3段目の光空間
スイッチの各入出力に配置された光アンプと、1段目の
光空間スイッチの各出力ポートに設けられた1×k(k
は自然数)光スイッチと、3段目の光空間スイッチの各
入力ポートに設けられたk×1光スイッチとを具備し、
1段目と3段目の増設ユニットにつながる1×k光スイ
ッチとk×1光スイッチを2段目における増設ユニット
とし、光空間スイッチと該光空間スイッチの入出力両側
の光アンプとを1段目と3段目における増設ユニットと
して該光交換機のスイッチング容量を拡張していくこと
を特徴とする。
【0027】本発明の第5の側面における光交換機は、
各段が複数の光空間スイッチを含む5段光スイッチ回路
網からなる光交換機において、1段目と5段目の光空間
スイッチの各入出力に配置され、光空間スイッチと組み
合わされて1段目と5段目の増設ユニットを構成する第
1の光アンプと、2段目の光空間スイッチの各出力に配
置され、光空間スイッチと組み合わされて増設ユニット
を構成する第2の光アンプと、4段目の光空間スイッチ
の各入力に配置され、光空間スイッチと組み合わされて
増設ユニットを構成する第3の光アンプとを備え、上記
各増設ユニット数を順次増加することによって該光交換
機のスイッチング容量を拡張していくことを特徴とす
る。
各段が複数の光空間スイッチを含む5段光スイッチ回路
網からなる光交換機において、1段目と5段目の光空間
スイッチの各入出力に配置され、光空間スイッチと組み
合わされて1段目と5段目の増設ユニットを構成する第
1の光アンプと、2段目の光空間スイッチの各出力に配
置され、光空間スイッチと組み合わされて増設ユニット
を構成する第2の光アンプと、4段目の光空間スイッチ
の各入力に配置され、光空間スイッチと組み合わされて
増設ユニットを構成する第3の光アンプとを備え、上記
各増設ユニット数を順次増加することによって該光交換
機のスイッチング容量を拡張していくことを特徴とす
る。
【0028】本発明の第6の側面における光交換機は、
各段が複数の光空間スイッチを含む5段光スイッチ回路
網からなる光交換機において、2段目の光空間スイッチ
の各出力ポートに設けられた1×k(kは自然数)光ス
イッチと、4段目の光空間スイッチの各入力ポートに設
けられたk×1光スイッチとを具備し、2段目と4段目
の光空間スイッチにつながる1×k光スイッチとk×1
光スイッチを3段目における増設ユニットとして該光交
換機のスイッチング容量を拡張していくことを特徴とす
る。
各段が複数の光空間スイッチを含む5段光スイッチ回路
網からなる光交換機において、2段目の光空間スイッチ
の各出力ポートに設けられた1×k(kは自然数)光ス
イッチと、4段目の光空間スイッチの各入力ポートに設
けられたk×1光スイッチとを具備し、2段目と4段目
の光空間スイッチにつながる1×k光スイッチとk×1
光スイッチを3段目における増設ユニットとして該光交
換機のスイッチング容量を拡張していくことを特徴とす
る。
【0029】本発明の第7の側面における光交換機は、
各段が複数の光空間スイッチを含む5段光スイッチ回路
網からなる光交換機において、1段目と5段目の光空間
スイッチの各入出力に配置され、光空間スイッチと組み
合わされて1段目と5段目の増設ユニットを構成する第
1の光アンプと、2段目の光空間スイッチの各出力に配
置され、光空間スイッチと組み合わされて増設ユニット
を構成する第2の光アンプと、4段目の光空間スイッチ
の各入力に配置され、光空間スイッチと組み合わされて
増設ユニットを構成する第3の光アンプと、2段目の光
空間スイッチの各出力ポートに設けられた1×k(kは
自然数)光スイッチと、4段目の光空間スイッチの各入
力ポートに設けられたk×1光スイッチとを具備し、2
段目と4段目の増設ユニットにつながる1×k光スイッ
チとk×1光スイッチを3段目における増設ユニットと
し、上記各増設ユニット数を順次増加することによって
該光交換機のスイッチング容量を拡張していくことを特
徴とする。
各段が複数の光空間スイッチを含む5段光スイッチ回路
網からなる光交換機において、1段目と5段目の光空間
スイッチの各入出力に配置され、光空間スイッチと組み
合わされて1段目と5段目の増設ユニットを構成する第
1の光アンプと、2段目の光空間スイッチの各出力に配
置され、光空間スイッチと組み合わされて増設ユニット
を構成する第2の光アンプと、4段目の光空間スイッチ
の各入力に配置され、光空間スイッチと組み合わされて
増設ユニットを構成する第3の光アンプと、2段目の光
空間スイッチの各出力ポートに設けられた1×k(kは
自然数)光スイッチと、4段目の光空間スイッチの各入
力ポートに設けられたk×1光スイッチとを具備し、2
段目と4段目の増設ユニットにつながる1×k光スイッ
チとk×1光スイッチを3段目における増設ユニットと
し、上記各増設ユニット数を順次増加することによって
該光交換機のスイッチング容量を拡張していくことを特
徴とする。
【0030】本発明の第8の側面における光交換機は、
複数の入出力光伝送路を収容し、入力された波長多重光
信号を各波長の光信号毎に処理する回路を有する光交換
機において、少なくとも1つの波長の光信号を該波長多
重光信号から選択出力する波長フィルタと、該波長フィ
ルタの各入出力に配置された光アンプとを備え、該波長
フィルタと該光アンプとを組み合わせたものを増設ユニ
ットとし、その数を増加させることにより該光交換機の
処理容量を拡張していくことを特徴とする。
複数の入出力光伝送路を収容し、入力された波長多重光
信号を各波長の光信号毎に処理する回路を有する光交換
機において、少なくとも1つの波長の光信号を該波長多
重光信号から選択出力する波長フィルタと、該波長フィ
ルタの各入出力に配置された光アンプとを備え、該波長
フィルタと該光アンプとを組み合わせたものを増設ユニ
ットとし、その数を増加させることにより該光交換機の
処理容量を拡張していくことを特徴とする。
【0031】本発明によれば、光空間スイッチをルーテ
ィング素子として使用する光交換機においては、始めか
ら全てのスイッチを用意しておく必要のある中間段以外
の段の光空間スイッチと光アンプとを組み合わせること
により、光空間スイッチのみではなく、光アンプもスイ
ッチング容量の増設に伴って増やすようにしているの
で、光交換機設置初期において、スイッチング容量が少
なくて済むような場合に、不必要に光アンプを配置する
必要がなく、初期投資を削減できる。
ィング素子として使用する光交換機においては、始めか
ら全てのスイッチを用意しておく必要のある中間段以外
の段の光空間スイッチと光アンプとを組み合わせること
により、光空間スイッチのみではなく、光アンプもスイ
ッチング容量の増設に伴って増やすようにしているの
で、光交換機設置初期において、スイッチング容量が少
なくて済むような場合に、不必要に光アンプを配置する
必要がなく、初期投資を削減できる。
【0032】更に、中間段の光空間スイッチを1×k、
k×1スイッチで構成することにより、中間段も増設可
能とすることにより、中間段に対する初期投資をも低減
することができる。
k×1スイッチで構成することにより、中間段も増設可
能とすることにより、中間段に対する初期投資をも低減
することができる。
【0033】また、波長フィルタを用いた光交換機にお
いても、波長フィルタとその前後に設けられた光アンプ
とを増設ユニットとすることにより、光交換機のスイッ
チング容量の増設に柔軟に対応することが出来る。
いても、波長フィルタとその前後に設けられた光アンプ
とを増設ユニットとすることにより、光交換機のスイッ
チング容量の増設に柔軟に対応することが出来る。
【0034】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、3段回路構成の場
合の光スイッチ部の構成例である。図1は従来の3段回
路の構成において、光アンプを挿入した場合で拡張性を
持たせた構成例である。
合の光スイッチ部の構成例である。図1は従来の3段回
路の構成において、光アンプを挿入した場合で拡張性を
持たせた構成例である。
【0035】光スイッチで光スイッチ部を構成する場
合、各光スイッチでロスを生じるので、このロスを補償
するために各光スイッチの後段に光アンプが必要とな
る。更に、光信号を光スイッチ部に入力する場合に、伝
送路で受けた損失を補償するために、光スイッチ部の入
力ポート側にも光アンプが必要となる。なお、同図で
は、光スイッチ部全体の規模としては、64×64を想
定しているが、必ずしもこれに限られるものではない。
合、各光スイッチでロスを生じるので、このロスを補償
するために各光スイッチの後段に光アンプが必要とな
る。更に、光信号を光スイッチ部に入力する場合に、伝
送路で受けた損失を補償するために、光スイッチ部の入
力ポート側にも光アンプが必要となる。なお、同図で
は、光スイッチ部全体の規模としては、64×64を想
定しているが、必ずしもこれに限られるものではない。
【0036】入力ポート側から入力された光信号は、最
初に光アンプで伝送路における損失が補償され、1段目
の光スイッチに入力される。この光スイッチに入力され
た光信号は、不図示の制御回路の指示に基づき、1段目
の光スイッチの16個の出力ポートのいづれかから出力
され、光アンプによって増幅されて、1段目の光スイッ
チによる損失が補償される。1段目の光スイッチの16
個の出力ポートは、2段目の16個の光スイッチにそれ
ぞれ対応しており、1段目から出力された光信号は2段
目の16個の光スイッチの内のいずれか1つに入力さ
れ、ルーティングされる。2段目の1つの光スイッチの
出力ポートは、それぞれ3段目の8つの光スイッチに対
応しており、2段目から出力された光信号は、光アンプ
で2段目の光スイッチによる損失の補償を受け、3段目
の8つの光スイッチのいずれかに入力される。そして、
3段目の光スイッチで切り替えが行われ、3段目の光ス
イッチから出力され、光アンプで増幅されてから、光ス
イッチ部の外部に送出される。
初に光アンプで伝送路における損失が補償され、1段目
の光スイッチに入力される。この光スイッチに入力され
た光信号は、不図示の制御回路の指示に基づき、1段目
の光スイッチの16個の出力ポートのいづれかから出力
され、光アンプによって増幅されて、1段目の光スイッ
チによる損失が補償される。1段目の光スイッチの16
個の出力ポートは、2段目の16個の光スイッチにそれ
ぞれ対応しており、1段目から出力された光信号は2段
目の16個の光スイッチの内のいずれか1つに入力さ
れ、ルーティングされる。2段目の1つの光スイッチの
出力ポートは、それぞれ3段目の8つの光スイッチに対
応しており、2段目から出力された光信号は、光アンプ
で2段目の光スイッチによる損失の補償を受け、3段目
の8つの光スイッチのいずれかに入力される。そして、
3段目の光スイッチで切り替えが行われ、3段目の光ス
イッチから出力され、光アンプで増幅されてから、光ス
イッチ部の外部に送出される。
【0037】上記説明では、光スイッチ部は最大限増設
されていることを前提に説明したが、スイッチング容量
がもっと少なくて良い場合には、1段目と3段目の増設
ユニットが減らされるので、2段目の各光スイッチの入
力ポート及び出力ポートの内、使用されないものができ
る。この場合の動作も上記説明と基本的に同じなので説
明は省略する。
されていることを前提に説明したが、スイッチング容量
がもっと少なくて良い場合には、1段目と3段目の増設
ユニットが減らされるので、2段目の各光スイッチの入
力ポート及び出力ポートの内、使用されないものができ
る。この場合の動作も上記説明と基本的に同じなので説
明は省略する。
【0038】同図の場合、光アンプの挿入位置として
は、入力ポート側(伝送路での伝送損失を補償する
為)、1段目と2段目のスイッチの間(1段目のスイッ
チでの損失を補償する為)、2段目と3段目のスイッチ
の間(2段目のスイッチでの損失を補償する為)、そし
て出力ポート側(3段目でのスイッチでの損失を補償す
る為)、の計4箇所ある。先にも述べたように3段回路
では、2段目のスイッチを全て予め用意しておく必要が
ある。そこで光アンプは1段目と3段目の光スイッチの
各入出力に配置し、光アンプ−光スイッチ−光アンプを
増設ユニットとして順次増設していく。増設する場合に
は、1段目と3段目に必要な数の光スイッチ(同図の場
合、8×16、16×8の光スイッチ)を配置し、既に
設けられている2段目の8×8の各光スイッチと接続す
るようにすればよい。
は、入力ポート側(伝送路での伝送損失を補償する
為)、1段目と2段目のスイッチの間(1段目のスイッ
チでの損失を補償する為)、2段目と3段目のスイッチ
の間(2段目のスイッチでの損失を補償する為)、そし
て出力ポート側(3段目でのスイッチでの損失を補償す
る為)、の計4箇所ある。先にも述べたように3段回路
では、2段目のスイッチを全て予め用意しておく必要が
ある。そこで光アンプは1段目と3段目の光スイッチの
各入出力に配置し、光アンプ−光スイッチ−光アンプを
増設ユニットとして順次増設していく。増設する場合に
は、1段目と3段目に必要な数の光スイッチ(同図の場
合、8×16、16×8の光スイッチ)を配置し、既に
設けられている2段目の8×8の各光スイッチと接続す
るようにすればよい。
【0039】このように、光スイッチのスイッチング容
量に合わせて数を変更することの出来る1段目と3段目
の光スイッチと光アンプを組み合わせて、増設単位とす
ることにより、光アンプを最小限設ければ良くなる。す
なわち、光アンプを2段目の光スイッチと組み合わせて
設置する場合には、2段目の光スイッチが始めから全ス
イッチを配置しておく必要があることから、光アンプも
2段目の光スイッチに合わせて、使用されるかされない
かに関わらず2段目の全ての光スイッチのポート数だけ
設けなくてはならなくなる。従って、実際には使用され
ない光スイッチを設置する必要があるので、初期投資と
して無駄な投資をしなければならない。これに対し、1
段目、及び3段目の光スイッチと組み合わせれば、光ア
ンプの数も必要最小限に抑えることが出来、初期投資の
無駄をなくすことができる。
量に合わせて数を変更することの出来る1段目と3段目
の光スイッチと光アンプを組み合わせて、増設単位とす
ることにより、光アンプを最小限設ければ良くなる。す
なわち、光アンプを2段目の光スイッチと組み合わせて
設置する場合には、2段目の光スイッチが始めから全ス
イッチを配置しておく必要があることから、光アンプも
2段目の光スイッチに合わせて、使用されるかされない
かに関わらず2段目の全ての光スイッチのポート数だけ
設けなくてはならなくなる。従って、実際には使用され
ない光スイッチを設置する必要があるので、初期投資と
して無駄な投資をしなければならない。これに対し、1
段目、及び3段目の光スイッチと組み合わせれば、光ア
ンプの数も必要最小限に抑えることが出来、初期投資の
無駄をなくすことができる。
【0040】図2は従来の3段回路の構成において、2
段目のスイッチにおいても拡張性を持たせた構成例であ
る。具体的には、1段目のスイッチの各出力ポートに1
×8スイッチ、3段目のスイッチの各入力ポートに8×
1スイッチを具備する。また、1×8スイッチの8本の
出力ポートは各々異なる8個の8×1スイッチの一つの
入力ポートに接続される。この時8個の8×1スイッチ
の出力ポートは、それぞれ異なる8個の3段目のスイッ
チに接続されている。そして1段目と3段目の各光スイ
ッチを増設ユニットとし、1段目と3段目の増設ユニッ
トにつながる2段目の1×8光スイッチ(16個)と8
×1光スイッチ(16個)を更に増設ユニットとして順
次増設していく。なお、ここでは、1×8や8×1のス
イッチや8×16、16×8のスイッチを例に説明した
が、実際には、m1×m2、m2×m1のスイッチ(m
1≧2×m2−1:これは非閉塞条件を示す;non-bloc
king)や1×kやk×1のスイッチ(kは自然数)が使
用可能である。
段目のスイッチにおいても拡張性を持たせた構成例であ
る。具体的には、1段目のスイッチの各出力ポートに1
×8スイッチ、3段目のスイッチの各入力ポートに8×
1スイッチを具備する。また、1×8スイッチの8本の
出力ポートは各々異なる8個の8×1スイッチの一つの
入力ポートに接続される。この時8個の8×1スイッチ
の出力ポートは、それぞれ異なる8個の3段目のスイッ
チに接続されている。そして1段目と3段目の各光スイ
ッチを増設ユニットとし、1段目と3段目の増設ユニッ
トにつながる2段目の1×8光スイッチ(16個)と8
×1光スイッチ(16個)を更に増設ユニットとして順
次増設していく。なお、ここでは、1×8や8×1のス
イッチや8×16、16×8のスイッチを例に説明した
が、実際には、m1×m2、m2×m1のスイッチ(m
1≧2×m2−1:これは非閉塞条件を示す;non-bloc
king)や1×kやk×1のスイッチ(kは自然数)が使
用可能である。
【0041】更に、図2では、光アンプを挿入してい
る。光アンプの挿入位置は、1段目及び3段目の光スイ
ッチ(光空間スイッチ)の入出力側である。従って、図
1と同様に、1段目及び3段目の増設単位は、光スイッ
チとその入出力側に配置された光アンプとなる。このよ
うに、同図では、図1と同様、光アンプを余分に設ける
必要がないという意味で、初期投資の無駄を省くことが
出来ると共に、2段目の構成を図1とは異ならせたこと
により、2段目にも増設単位を設定することが出来るよ
うになっている。よって、図1のように2段目に、後の
増設を見込んで、予め全ての光スイッチを設置しておか
なくても、増設が必要になった時点で2段目の増設単位
を増やせばよい。すなわち、図1に比べて、更に初期投
資の無駄を省くことができる。
る。光アンプの挿入位置は、1段目及び3段目の光スイ
ッチ(光空間スイッチ)の入出力側である。従って、図
1と同様に、1段目及び3段目の増設単位は、光スイッ
チとその入出力側に配置された光アンプとなる。このよ
うに、同図では、図1と同様、光アンプを余分に設ける
必要がないという意味で、初期投資の無駄を省くことが
出来ると共に、2段目の構成を図1とは異ならせたこと
により、2段目にも増設単位を設定することが出来るよ
うになっている。よって、図1のように2段目に、後の
増設を見込んで、予め全ての光スイッチを設置しておか
なくても、増設が必要になった時点で2段目の増設単位
を増やせばよい。すなわち、図1に比べて、更に初期投
資の無駄を省くことができる。
【0042】なお、光アンプは、図1と同様に、1段目
及び3段目の光スイッチとともに増設単位として構成し
ている様子を示したが、同図の場合、2段目も増設単位
を構成可能であるので、1段目の光スイッチの出力側の
光アンプ、および3段目の光スイッチの入力側の光アン
プを2段目の増設単位に組み込んだ構成とする事も出来
る。すなわち、1段目の光スイッチの出力側の光アンプ
を2段目の1×8スイッチの入力側に設け、3段目の光
スイッチの入力側の光アンプを2段目の8×1スイッチ
の出力側に設けて、増設単位とすることが可能である。
及び3段目の光スイッチとともに増設単位として構成し
ている様子を示したが、同図の場合、2段目も増設単位
を構成可能であるので、1段目の光スイッチの出力側の
光アンプ、および3段目の光スイッチの入力側の光アン
プを2段目の増設単位に組み込んだ構成とする事も出来
る。すなわち、1段目の光スイッチの出力側の光アンプ
を2段目の1×8スイッチの入力側に設け、3段目の光
スイッチの入力側の光アンプを2段目の8×1スイッチ
の出力側に設けて、増設単位とすることが可能である。
【0043】図3は、図2の構成において、増設の様子
を示す図である。同図は、図2の64×64スイッチの
構成において、スイッチ規模を16×16に設定した場
合の構成を示している。
を示す図である。同図は、図2の64×64スイッチの
構成において、スイッチ規模を16×16に設定した場
合の構成を示している。
【0044】同図の構成においては、1段目の増設ユニ
ットは2つ設けられており、2段目、3段目の増設ユニ
ットも同様に2つずつ設けられている。図2のように、
64×64のスイッチを構成する場合には、これら増設
ユニットをそれぞれの段において、8つずつの増設ユニ
ットを設ける。同図の構成で、最小のスイッチング容量
は、8×8であり、1段目、2段目、及び3段目の増設
ユニットをそれぞれ1つずつ設けるようにする。このと
き、1×8スイッチの8つの出力ポートの内、実際に使
用されるのは1つだけである。同様に、8×1スイッチ
の8つの入力ポートの内、実際に使用されるのは1つで
ある。次に、8×8スイッチから16×16のスイッチ
に増設しようとする場合には、1段目、2段目、及び3
段目のそれぞれに増設ユニットを1つずつ加え、2段目
の1×8スイッチと8×1スイッチの配線をそれぞれ異
なる増設ユニット間で行うようにする。このとき、1×
8スイッチの出力ポートの内、実際に使用されるのは、
2つのみであり、8×1スイッチの入力ポートの内、実
際に使用されるのも2つのみである。このようにして、
スイッチを増設する場合には各段の増設ユニットを順次
増やしていくと共に、2段目の1×8スイッチの出力ポ
ートと8×1スイッチの入力ポートとをそれぞれ新たに
接続する作業を行う。そして、最大限スイッチング容量
を増加した場合が、図2の状態である。図2では、全て
の増設ユニットを記載することは行っていないが、実際
には各段に増設ユニットが8つずつあり、2段目の1×
8スイッチの出力ポートと8×1スイッチの入力ポート
は全て使用されている状態となる。
ットは2つ設けられており、2段目、3段目の増設ユニ
ットも同様に2つずつ設けられている。図2のように、
64×64のスイッチを構成する場合には、これら増設
ユニットをそれぞれの段において、8つずつの増設ユニ
ットを設ける。同図の構成で、最小のスイッチング容量
は、8×8であり、1段目、2段目、及び3段目の増設
ユニットをそれぞれ1つずつ設けるようにする。このと
き、1×8スイッチの8つの出力ポートの内、実際に使
用されるのは1つだけである。同様に、8×1スイッチ
の8つの入力ポートの内、実際に使用されるのは1つで
ある。次に、8×8スイッチから16×16のスイッチ
に増設しようとする場合には、1段目、2段目、及び3
段目のそれぞれに増設ユニットを1つずつ加え、2段目
の1×8スイッチと8×1スイッチの配線をそれぞれ異
なる増設ユニット間で行うようにする。このとき、1×
8スイッチの出力ポートの内、実際に使用されるのは、
2つのみであり、8×1スイッチの入力ポートの内、実
際に使用されるのも2つのみである。このようにして、
スイッチを増設する場合には各段の増設ユニットを順次
増やしていくと共に、2段目の1×8スイッチの出力ポ
ートと8×1スイッチの入力ポートとをそれぞれ新たに
接続する作業を行う。そして、最大限スイッチング容量
を増加した場合が、図2の状態である。図2では、全て
の増設ユニットを記載することは行っていないが、実際
には各段に増設ユニットが8つずつあり、2段目の1×
8スイッチの出力ポートと8×1スイッチの入力ポート
は全て使用されている状態となる。
【0045】なお、同図の1×8スイッチは、入力した
光信号を8つの出力ポートのいずれかに出力し、8×1
スイッチは、8つの入力ポートから入力した光信号の内
1つを出力ポートに出力すればよいので、1×8スイッ
チ及び8×1スイッチの一方は、1×8あるいは8×1
の光カプラでよい。
光信号を8つの出力ポートのいずれかに出力し、8×1
スイッチは、8つの入力ポートから入力した光信号の内
1つを出力ポートに出力すればよいので、1×8スイッ
チ及び8×1スイッチの一方は、1×8あるいは8×1
の光カプラでよい。
【0046】また、図2、図3では、各光スイッチのス
イッチング容量に関し、特定の値を例にとって説明した
が、図1で説明したように、任意のスイッチング容量の
光スイッチを使用可能である。図4及び図5は、光スイ
ッチ部として5段回路を採用した場合の構成例である。
イッチング容量に関し、特定の値を例にとって説明した
が、図1で説明したように、任意のスイッチング容量の
光スイッチを使用可能である。図4及び図5は、光スイ
ッチ部として5段回路を採用した場合の構成例である。
【0047】図4は、従来の5段回路の構成において、
光アンプを挿入した場合で拡張性を持たせた構成例であ
る。光アンプの挿入位置としては、入力ポート側(伝送
路での伝送損失を補償する為)、1段目と2段目のスイ
ッチの間(1段目のスイッチでの損失を補償する為)、
2段目と3段目のスイッチの間(2段目のスイッチでの
損失を補償する為)、3段目と4段目のスイッチの間
(3段目のスイッチでの損失を補償する為)、4段目と
5段目のスイッチの間(4段目のスイッチでの損失を補
償する為)、そして出力ポート側(5段目でのスイッチ
での損失を補償する為)の計6個所ある。5段回路で
は、3段回路の2段目のスイッチのように、3段目のス
イッチを全て予め用意しておく必要がある。そこで、光
アンプは1段目と5段目の光スイッチの各入出力に、ま
た、2段目の光スイッチの各出力と4段目の光スイッチ
の各入力に配置する。そして、光アンプ−光スイッチ−
光アンプからなる増設ユニット(1段目と5段目)、1
段目の増設ユニットにつながり、光スイッチ−光アンプ
からなる増設ユニット(2段目)、5段目の増設ユニッ
トにつながり、光アンプ−光スイッチからなる増設ユニ
ット(4段目)を順次増設していく。例えば、同図の場
合、2段目と3段目の増設ユニットは、入出力ポートの
増加数が64個を越す毎に1個増設する必要があり、一
方、1段目と5段目の増設ユニットは入出力ポートの増
加数が8個を越す毎に1個増設する必要がある。
光アンプを挿入した場合で拡張性を持たせた構成例であ
る。光アンプの挿入位置としては、入力ポート側(伝送
路での伝送損失を補償する為)、1段目と2段目のスイ
ッチの間(1段目のスイッチでの損失を補償する為)、
2段目と3段目のスイッチの間(2段目のスイッチでの
損失を補償する為)、3段目と4段目のスイッチの間
(3段目のスイッチでの損失を補償する為)、4段目と
5段目のスイッチの間(4段目のスイッチでの損失を補
償する為)、そして出力ポート側(5段目でのスイッチ
での損失を補償する為)の計6個所ある。5段回路で
は、3段回路の2段目のスイッチのように、3段目のス
イッチを全て予め用意しておく必要がある。そこで、光
アンプは1段目と5段目の光スイッチの各入出力に、ま
た、2段目の光スイッチの各出力と4段目の光スイッチ
の各入力に配置する。そして、光アンプ−光スイッチ−
光アンプからなる増設ユニット(1段目と5段目)、1
段目の増設ユニットにつながり、光スイッチ−光アンプ
からなる増設ユニット(2段目)、5段目の増設ユニッ
トにつながり、光アンプ−光スイッチからなる増設ユニ
ット(4段目)を順次増設していく。例えば、同図の場
合、2段目と3段目の増設ユニットは、入出力ポートの
増加数が64個を越す毎に1個増設する必要があり、一
方、1段目と5段目の増設ユニットは入出力ポートの増
加数が8個を越す毎に1個増設する必要がある。
【0048】なお、前述のように、各光スイッチのスイ
ッチング容量は、それぞれ設計者が適宜選択されるべき
ものであって、同図の構成に限定されるものではない。
図5は、従来の5段回路の構成において、3段目のスイ
ッチにおいても拡張性を持たせた構成例である。
ッチング容量は、それぞれ設計者が適宜選択されるべき
ものであって、同図の構成に限定されるものではない。
図5は、従来の5段回路の構成において、3段目のスイ
ッチにおいても拡張性を持たせた構成例である。
【0049】具体的には、2段目のスイッチの各出力ポ
ートに1×8スイッチ、4段目のスイッチの各入力ポー
トに8×1スイッチを具備する。また、1×8スイッチ
の8本の出力ポートは各々異なる8個のユニット内の1
つの8×1スイッチの一つの入力ポートに接続される。
この時、8個の8×1スイッチの出力ポートは、それぞ
れ4段目の異なる8個の増設ユニット内の光スイッチに
接続されている。
ートに1×8スイッチ、4段目のスイッチの各入力ポー
トに8×1スイッチを具備する。また、1×8スイッチ
の8本の出力ポートは各々異なる8個のユニット内の1
つの8×1スイッチの一つの入力ポートに接続される。
この時、8個の8×1スイッチの出力ポートは、それぞ
れ4段目の異なる8個の増設ユニット内の光スイッチに
接続されている。
【0050】光アンプを含まない構成の場合には、光ス
イッチからなる増設ユニット(1段目と5段目)、1段
目の増設ユニットにつながり、光スイッチからなる増設
ユニット(2段目)、5段目の増設ユニットにつなが
り、光スイッチからなる増設ユニット(4段目)、2段
目と4段目の増設ユニットにつながり、1×8光スイッ
チ(256個)と8×1光スイッチ(256個)からな
る増設ユニット(5段目)を順次増設していく。
イッチからなる増設ユニット(1段目と5段目)、1段
目の増設ユニットにつながり、光スイッチからなる増設
ユニット(2段目)、5段目の増設ユニットにつなが
り、光スイッチからなる増設ユニット(4段目)、2段
目と4段目の増設ユニットにつながり、1×8光スイッ
チ(256個)と8×1光スイッチ(256個)からな
る増設ユニット(5段目)を順次増設していく。
【0051】光アンプを挿入した場合には、1段目は、
1つの8×16スイッチと、この入出力側にそれぞれ設
けられる光アンプとが1つの増設ユニットを構成する。
同様に、5段目は、1つの16×8スイッチと、この入
出力側にそれぞれ設けられた光アンプとが1つの増設ユ
ニットを構成する。2段目は、16個の8×16スイッ
チと、各8×16スイッチの出力側に設けられる光アン
プとが増設ユニットを構成する。同様に、4段目は、1
6個の16×8スイッチと、各16×8スイッチの入力
側に設けられる光アンプとが増設ユニットを構成する。
3段目は、2段目の増設ユニットに含まれる8×16ス
イッチの出力ポートの数と同数の、256個の1×8ス
イッチと、4段目の増設ユニットに含まれる16×8ス
イッチの入力ポートの数と同数の、256個の8×1ス
イッチとが増設ユニットを構成する。
1つの8×16スイッチと、この入出力側にそれぞれ設
けられる光アンプとが1つの増設ユニットを構成する。
同様に、5段目は、1つの16×8スイッチと、この入
出力側にそれぞれ設けられた光アンプとが1つの増設ユ
ニットを構成する。2段目は、16個の8×16スイッ
チと、各8×16スイッチの出力側に設けられる光アン
プとが増設ユニットを構成する。同様に、4段目は、1
6個の16×8スイッチと、各16×8スイッチの入力
側に設けられる光アンプとが増設ユニットを構成する。
3段目は、2段目の増設ユニットに含まれる8×16ス
イッチの出力ポートの数と同数の、256個の1×8ス
イッチと、4段目の増設ユニットに含まれる16×8ス
イッチの入力ポートの数と同数の、256個の8×1ス
イッチとが増設ユニットを構成する。
【0052】なお、光アンプは、必ずしも同図のように
配置しなくてもよい。すなわち、2段目の増設ユニット
の8×16スイッチの出力側の光アンプは、3段目の1
×8スイッチの入力側に配置し、3段目の増設ユニット
に組み込んでもよい。また、同様に、4段目の増設ユニ
ットの16×8スイッチの入力側の光アンプは、3段目
の8×1スイッチの出力側に配置し、3段目の増設ユニ
ットに組み込んでもよい。また、初期投資がやや大きく
なるが、1段目の8×16の出力側の光アンプ、及び5
段目の16×8スイッチの入力側の光アンプを2段目、
及び4段目の増設ユニットにそれぞれ組み込んでもよ
い。
配置しなくてもよい。すなわち、2段目の増設ユニット
の8×16スイッチの出力側の光アンプは、3段目の1
×8スイッチの入力側に配置し、3段目の増設ユニット
に組み込んでもよい。また、同様に、4段目の増設ユニ
ットの16×8スイッチの入力側の光アンプは、3段目
の8×1スイッチの出力側に配置し、3段目の増設ユニ
ットに組み込んでもよい。また、初期投資がやや大きく
なるが、1段目の8×16の出力側の光アンプ、及び5
段目の16×8スイッチの入力側の光アンプを2段目、
及び4段目の増設ユニットにそれぞれ組み込んでもよ
い。
【0053】図6に光空間スイッチの構成例、及びk×
2k(2k×k)の光空間スイッチの構成例を示す。な
お、同図で、Crossと記載されているのは、光信号
の進路が交叉することを示しており、Barは光信号の
進路が平行になることを示している。各交叉点での光信
号の進路がCrossとなるかBarとなるかは、不図
示の制御回路から与えられる制御信号によって決定され
る。
2k(2k×k)の光空間スイッチの構成例を示す。な
お、同図で、Crossと記載されているのは、光信号
の進路が交叉することを示しており、Barは光信号の
進路が平行になることを示している。各交叉点での光信
号の進路がCrossとなるかBarとなるかは、不図
示の制御回路から与えられる制御信号によって決定され
る。
【0054】同図(a)の光空間スイッチは、図1〜図
5における各光スイッチの基本単位となる構成の一例で
ある。同図(a)の構成では、4×4スイッチを例とし
て取り上げている。同図(a)に示されているように、
光空間スイッチは、基板62に互いに交叉する光導波路
を形成し、各導波路の交叉部分(図中、丸で囲まれてい
る部分)に電圧の印加等により光信号の進路を変更する
ことの出来る構成を設ける。各導波路の交叉部分に印加
される電圧等は不図示の駆動回路で生成される。基板6
2上に形成された各光導波路には、入力ファイバ60か
ら光信号が入力され、入力された光信号は、各交叉部分
で進路が切り替えられながら導波路内を進行し、駆動回
路から与えられた制御に従って、所望の出力ファイバ6
1に送出される。
5における各光スイッチの基本単位となる構成の一例で
ある。同図(a)の構成では、4×4スイッチを例とし
て取り上げている。同図(a)に示されているように、
光空間スイッチは、基板62に互いに交叉する光導波路
を形成し、各導波路の交叉部分(図中、丸で囲まれてい
る部分)に電圧の印加等により光信号の進路を変更する
ことの出来る構成を設ける。各導波路の交叉部分に印加
される電圧等は不図示の駆動回路で生成される。基板6
2上に形成された各光導波路には、入力ファイバ60か
ら光信号が入力され、入力された光信号は、各交叉部分
で進路が切り替えられながら導波路内を進行し、駆動回
路から与えられた制御に従って、所望の出力ファイバ6
1に送出される。
【0055】同図(a)に示したのは、4×4スイッチ
の構成例であるが、よりスイッチング容量の大きい光空
間スイッチを使用することも可能である。同図(a)の
光空間スイッチの詳細は、例えば、特公平6−6698
2号公報に記載されている。
の構成例であるが、よりスイッチング容量の大きい光空
間スイッチを使用することも可能である。同図(a)の
光空間スイッチの詳細は、例えば、特公平6−6698
2号公報に記載されている。
【0056】同図(b)は、同図(a)のような光空間
スイッチを使用して、一般にk×2k、あるいは、2k
×k(kは自然数)スイッチを構成する方法を示した図
である。
スイッチを使用して、一般にk×2k、あるいは、2k
×k(kは自然数)スイッチを構成する方法を示した図
である。
【0057】前述したように、光XCを構成する場合
に、出力ポートがあるにも係わらず入力された光信号
が、その出力ポートから出力できないという「閉塞」を
生じさせないためには、光XCに使用する光スイッチの
出力ポートの数が入力ポートの数の2倍であればよい。
従って、入力ポートの数kに対し、出力ポートの数が2
kである光スイッチを光XCに使用すれば、非閉塞の光
XCを構成することができる。
に、出力ポートがあるにも係わらず入力された光信号
が、その出力ポートから出力できないという「閉塞」を
生じさせないためには、光XCに使用する光スイッチの
出力ポートの数が入力ポートの数の2倍であればよい。
従って、入力ポートの数kに対し、出力ポートの数が2
kである光スイッチを光XCに使用すれば、非閉塞の光
XCを構成することができる。
【0058】同図(a)のようなk×kタイプの光空間
スイッチを使用してk×2k、あるいは2k×kタイプ
の光スイッチを構成するには、同図(b)に示すよう
に、k×kタイプの光空間スイッチを2つと、1×2タ
イプの光スイッチを用いればよい。1×2タイプの光ス
イッチは、例えば、Y分岐導波路の分岐部分に光信号の
経路を電気的に切り替える構成を設けたものを使用すれ
ばよい。
スイッチを使用してk×2k、あるいは2k×kタイプ
の光スイッチを構成するには、同図(b)に示すよう
に、k×kタイプの光空間スイッチを2つと、1×2タ
イプの光スイッチを用いればよい。1×2タイプの光ス
イッチは、例えば、Y分岐導波路の分岐部分に光信号の
経路を電気的に切り替える構成を設けたものを使用すれ
ばよい。
【0059】k個の入力光信号は、各入力毎に設けられ
る1×2スイッチでk×kスイッチのいずれかに入力さ
れる。この制御は、不図示の制御回路の指示により、不
図示の駆動回路を介して行われる。1×2スイッチで振
り分けられた光信号は、入力したk×kスイッチで切り
換えられ、2k個ある出力のいずれかに出力される。
る1×2スイッチでk×kスイッチのいずれかに入力さ
れる。この制御は、不図示の制御回路の指示により、不
図示の駆動回路を介して行われる。1×2スイッチで振
り分けられた光信号は、入力したk×kスイッチで切り
換えられ、2k個ある出力のいずれかに出力される。
【0060】2k×kスイッチは、同図(b)の入力と
出力を逆にして使用すれば容易に得ることが出来る。図
7は、図14(a)に示した波長固定型光XCシステム
において、内部に光アンプを備える波長選択部の構成例
である。
出力を逆にして使用すれば容易に得ることが出来る。図
7は、図14(a)に示した波長固定型光XCシステム
において、内部に光アンプを備える波長選択部の構成例
である。
【0061】同図に示す波長選択部は、入力ポートの数
が16、且つ、出力ポートの数が16の構成を示してい
る。各入力ポートからはλ1〜λ32の波長の光信号が
多重されて伝送されてきており、各出力ポートからも波
長λ1〜λ32の波長の光信号が多重されて出力され
る。入力ポート側から入力された波長多重光信号は、1
×16光カプラ70で分岐される。光カプラ70が1×
16の構成を取っているのは、出力ポートが16個ある
ことに対応している。なお、1×16光カプラ70に入
力する光信号は、1×16光カプラ70で分岐される前
に、光アンプで増幅される。これは、伝送路を伝播する
ことによるロスを補償するために行われるものである。
1×16光カプラ70で分岐された光信号は、再び光ア
ンプで増幅されてから多波長フィルタに入力される。こ
こでの光アンプによる増幅は、1×16光カプラ70に
よるロスを補償するために行われる。多波長フィルタ
は、入力された光信号のうち、所望の波長の光信号(1
以上の任意の波長の光信号)を選択出力し、光アンプを
介して16×1光カプラ72に入力する。ここでの光ア
ンプの役割は、多波長フィルタによるロスを補償するこ
とである。
が16、且つ、出力ポートの数が16の構成を示してい
る。各入力ポートからはλ1〜λ32の波長の光信号が
多重されて伝送されてきており、各出力ポートからも波
長λ1〜λ32の波長の光信号が多重されて出力され
る。入力ポート側から入力された波長多重光信号は、1
×16光カプラ70で分岐される。光カプラ70が1×
16の構成を取っているのは、出力ポートが16個ある
ことに対応している。なお、1×16光カプラ70に入
力する光信号は、1×16光カプラ70で分岐される前
に、光アンプで増幅される。これは、伝送路を伝播する
ことによるロスを補償するために行われるものである。
1×16光カプラ70で分岐された光信号は、再び光ア
ンプで増幅されてから多波長フィルタに入力される。こ
こでの光アンプによる増幅は、1×16光カプラ70に
よるロスを補償するために行われる。多波長フィルタ
は、入力された光信号のうち、所望の波長の光信号(1
以上の任意の波長の光信号)を選択出力し、光アンプを
介して16×1光カプラ72に入力する。ここでの光ア
ンプの役割は、多波長フィルタによるロスを補償するこ
とである。
【0062】光カプラ72が16×1構成を取っている
のは、入力ポートが16個あることに対応している。1
6×1光カプラ72に入力された各光信号は互いに合波
され、波長λ1〜λ32を含む波長多重光信号として出
力される。
のは、入力ポートが16個あることに対応している。1
6×1光カプラ72に入力された各光信号は互いに合波
され、波長λ1〜λ32を含む波長多重光信号として出
力される。
【0063】なお、同図では1×16、16×1光カプ
ラを特に取り上げて説明しているが、一般に、光カプラ
の構成としては出入力ポートの数がそれぞれk個であっ
た場合、1×k、k×1光カプラを使用可能である。
ラを特に取り上げて説明しているが、一般に、光カプラ
の構成としては出入力ポートの数がそれぞれk個であっ
た場合、1×k、k×1光カプラを使用可能である。
【0064】光アンプの挿入位置としては、入力ポート
側(伝送路での伝送損失を補償する為)、1×16光カ
プラ70と多波長フィルタの間(1×16光カプラ70
での損失を補償する為)、多波長フィルタと16×1光
カプラ72の間(多波長フィルタでの損失を補償するた
め)、そして出力ポート側(16×1光カプラ72での
損失を補償する為)の計4箇所ある。ここで多波長フィ
ルタは、波長多重入力光信号の中から所望の複数の波長
を選択するフィルタであり、その例としては音響光学フ
ィルタが挙げられる。本構成では、ポート数の増加に伴
い多波長フィルタを追加する必要がある。そこで光アン
プは多波長フィルタの各入出力に配置し、光アンプ−多
波長フィルタ−光アンプを増設ユニットとして順次増設
していく。また、ポート数を増加する際の増設ユニット
としては、光アンプ−1×16光カプラ、及び16×1
光カプラ−光アンプそれぞれを増設ユニットとしてポー
ト数の増加を行うことが出来る。
側(伝送路での伝送損失を補償する為)、1×16光カ
プラ70と多波長フィルタの間(1×16光カプラ70
での損失を補償する為)、多波長フィルタと16×1光
カプラ72の間(多波長フィルタでの損失を補償するた
め)、そして出力ポート側(16×1光カプラ72での
損失を補償する為)の計4箇所ある。ここで多波長フィ
ルタは、波長多重入力光信号の中から所望の複数の波長
を選択するフィルタであり、その例としては音響光学フ
ィルタが挙げられる。本構成では、ポート数の増加に伴
い多波長フィルタを追加する必要がある。そこで光アン
プは多波長フィルタの各入出力に配置し、光アンプ−多
波長フィルタ−光アンプを増設ユニットとして順次増設
していく。また、ポート数を増加する際の増設ユニット
としては、光アンプ−1×16光カプラ、及び16×1
光カプラ−光アンプそれぞれを増設ユニットとしてポー
ト数の増加を行うことが出来る。
【0065】図8は、図7の構成において、光アンプ−
多波長フィルタ−光アンプが集積化技術を用いて製造さ
れている場合の構成例を示している。同図に示される構
成においては、図7と同様に、光アンプ−1×16光カ
プラ、及び16×1光カプラ−光アンプをそれぞれ増設
ユニットとしてポート数の増設を図ると共に、複数の多
波長フィルタとその前後の光アンプを1つの増設ユニッ
トとしている。
多波長フィルタ−光アンプが集積化技術を用いて製造さ
れている場合の構成例を示している。同図に示される構
成においては、図7と同様に、光アンプ−1×16光カ
プラ、及び16×1光カプラ−光アンプをそれぞれ増設
ユニットとしてポート数の増設を図ると共に、複数の多
波長フィルタとその前後の光アンプを1つの増設ユニッ
トとしている。
【0066】図7では1個の多波長フィルタを基に増設
ユニットを設定したが、集積化技術を用い複数の多波長
フィルタを1つの光モジュールとした場合には、図8に
示したような増設ユニットを設定することも可能であ
る。
ユニットを設定したが、集積化技術を用い複数の多波長
フィルタを1つの光モジュールとした場合には、図8に
示したような増設ユニットを設定することも可能であ
る。
【0067】同図の場合には、光カプラとして1×16
や16×1構成のものを使用しているので、入出力ポー
トの数は16個が最大である。しかし、前述したよう
に、光カプラを一般に1×k、k×1(kは自然数)構
成とすることにより、入出力ポートをそれぞれk個まで
増設が可能となる。
や16×1構成のものを使用しているので、入出力ポー
トの数は16個が最大である。しかし、前述したよう
に、光カプラを一般に1×k、k×1(kは自然数)構
成とすることにより、入出力ポートをそれぞれk個まで
増設が可能となる。
【0068】光アンプの配置は、図7で説明した通りで
あって、1×16光カプラの前段の光アンプは、伝送路
で光信号が受けたロスを補償するためのものである。多
波長フィルタの前段の光アンプは1×16光カプラによ
るロスを補償するものであり、多波長フィルタの後段の
光アンプは多波長フィルタによるロスを補償するもので
ある。最後に、16×1光カプラの後段の光アンプは、
16×1光カプラによるロスを補償するためのものであ
る。
あって、1×16光カプラの前段の光アンプは、伝送路
で光信号が受けたロスを補償するためのものである。多
波長フィルタの前段の光アンプは1×16光カプラによ
るロスを補償するものであり、多波長フィルタの後段の
光アンプは多波長フィルタによるロスを補償するもので
ある。最後に、16×1光カプラの後段の光アンプは、
16×1光カプラによるロスを補償するためのものであ
る。
【0069】図9は、図14(b)に示した波長選択部
の構成において、光アンプを挿入した場合で拡張性を持
たせた構成例である。同図の場合には、波長変換型光X
Cに適用される波長選択部の構成であって、入力される
波長多重光信号の各波長の光信号をそれぞれ別々の出力
ポートから出力できるように、出力ポートが512個設
けられている。この出力ポートの数に対応して、入力側
に設けられた光カプラ90は1×512構成となってい
る。即ち、波長λ1〜λ32の光信号が波長多重された
波長多重光信号を1つの入力として、これを、512個
の同じ波長多重光信号に分岐する。光カプラ90が51
2個の出力を持っているのは、同図の波長選択部の出力
ポートが512個あることに対応している。分岐された
各光信号は、それぞれ光アンプで増幅され、波長フィル
タに入力される。波長フィルタは、入力された波長多重
光信号の中から所望の波長の光信号を選択出力する。波
長フィルタから出力された光信号は、光アンプによって
増幅され、16×1光カプラ91に入力されて、合波さ
れ、出力ポートから送信される。光カプラ91の入力が
16個あるのは、同図の波長選択部の入力ポートが16
個あることに対応している。
の構成において、光アンプを挿入した場合で拡張性を持
たせた構成例である。同図の場合には、波長変換型光X
Cに適用される波長選択部の構成であって、入力される
波長多重光信号の各波長の光信号をそれぞれ別々の出力
ポートから出力できるように、出力ポートが512個設
けられている。この出力ポートの数に対応して、入力側
に設けられた光カプラ90は1×512構成となってい
る。即ち、波長λ1〜λ32の光信号が波長多重された
波長多重光信号を1つの入力として、これを、512個
の同じ波長多重光信号に分岐する。光カプラ90が51
2個の出力を持っているのは、同図の波長選択部の出力
ポートが512個あることに対応している。分岐された
各光信号は、それぞれ光アンプで増幅され、波長フィル
タに入力される。波長フィルタは、入力された波長多重
光信号の中から所望の波長の光信号を選択出力する。波
長フィルタから出力された光信号は、光アンプによって
増幅され、16×1光カプラ91に入力されて、合波さ
れ、出力ポートから送信される。光カプラ91の入力が
16個あるのは、同図の波長選択部の入力ポートが16
個あることに対応している。
【0070】光アンプの挿入位置としては、入力ポート
側(伝送路での伝送損失を補償する為)、1×512光
カプラ90と波長フィルタの間(1×512光カプラ9
0での損失を補償する為)、波長フィルタと16×1光
カプラ91の間(波長フィルタでの損失を補償する
為)、出力ポート側(16×1光カプラ91での損失を
補償する為)の計4箇所ある。そして、1×512光カ
プラ90内部にも損失補償用の光アンプを挿入する必要
がある場合は挿入する。例えば、1×512程度のカプ
ラでは同図下に示したように1×8光カプラを3段に接
続して構成することが一般的であり、その場合は1段目
と2段目、2段目と3段目の間にも光アンプを挿入する
ことになる。つまり本構成例においては、光アンプの挿
入箇所は合計6個所となる。ここで波長フィルタは、波
長多重入力光信号の中から所望の1波長を選択するフィ
ルタであり、その例としては音響光学フィルタやファイ
バファブリペローフィルタ等が挙げられる。本構成で
は、ポート数や波長数の増加に伴い波長フィルタを追加
する必要がある。そこで光アンプは、図7の波長固定型
と同じように波長フィルタの各入出力に配置し、光アン
プ−波長フィルタ−光アンプを増設ユニットとして順次
増設していく。また、入出力ポートの増設ユニットとし
て、光アンプ−1×512光カプラ、及び、16×1光
カプラ−光アンプをそれぞれ増設ユニットとして構成す
る。
側(伝送路での伝送損失を補償する為)、1×512光
カプラ90と波長フィルタの間(1×512光カプラ9
0での損失を補償する為)、波長フィルタと16×1光
カプラ91の間(波長フィルタでの損失を補償する
為)、出力ポート側(16×1光カプラ91での損失を
補償する為)の計4箇所ある。そして、1×512光カ
プラ90内部にも損失補償用の光アンプを挿入する必要
がある場合は挿入する。例えば、1×512程度のカプ
ラでは同図下に示したように1×8光カプラを3段に接
続して構成することが一般的であり、その場合は1段目
と2段目、2段目と3段目の間にも光アンプを挿入する
ことになる。つまり本構成例においては、光アンプの挿
入箇所は合計6個所となる。ここで波長フィルタは、波
長多重入力光信号の中から所望の1波長を選択するフィ
ルタであり、その例としては音響光学フィルタやファイ
バファブリペローフィルタ等が挙げられる。本構成で
は、ポート数や波長数の増加に伴い波長フィルタを追加
する必要がある。そこで光アンプは、図7の波長固定型
と同じように波長フィルタの各入出力に配置し、光アン
プ−波長フィルタ−光アンプを増設ユニットとして順次
増設していく。また、入出力ポートの増設ユニットとし
て、光アンプ−1×512光カプラ、及び、16×1光
カプラ−光アンプをそれぞれ増設ユニットとして構成す
る。
【0071】図10、及び図11は、図9の構成におけ
る増設ユニットの構成の変形例を示す図である。図9で
は、1個の波長フィルタを基に増設ユニットを設定した
が、集積化技術を用い複数の波長フィルタを1つの光モ
ジュールとすることにより、図10、図11に示すよう
な増設ユニットを設定することも可能である。
る増設ユニットの構成の変形例を示す図である。図9で
は、1個の波長フィルタを基に増設ユニットを設定した
が、集積化技術を用い複数の波長フィルタを1つの光モ
ジュールとすることにより、図10、図11に示すよう
な増設ユニットを設定することも可能である。
【0072】図10では、図9と同様に、光アンプ−1
×512光カプラ、及び16×1光カプラ−光アンプを
それぞれ増設ユニットとすると共に、1つの16×1光
カプラに接続される16組の光アンプ−波長フィルタ−
光アンプを1つの増設ユニットとしている。このよう
に、光素子の集積化技術を使うことによって、より多く
の波長フィルタ等を含んだユニットを増設ユニットとし
て使用することが出来るので、増設に際し多くの光素子
間の結線や配置決め等の作業を簡単化することが出来
る。
×512光カプラ、及び16×1光カプラ−光アンプを
それぞれ増設ユニットとすると共に、1つの16×1光
カプラに接続される16組の光アンプ−波長フィルタ−
光アンプを1つの増設ユニットとしている。このよう
に、光素子の集積化技術を使うことによって、より多く
の波長フィルタ等を含んだユニットを増設ユニットとし
て使用することが出来るので、増設に際し多くの光素子
間の結線や配置決め等の作業を簡単化することが出来
る。
【0073】例えば、同図の場合、入力ポート数を16
個から17個に増設しようとする場合、出力ポートは3
2個増やす必要がある(波長多重数が32であることに
対応する)。この場合、出力側の、16×1光カプラの
増設ユニットを32個増設する必要があると共に、図9
の構成では、波長フィルタの増設ユニットを16×32
=512個増やす必要がある。しかし、図10の構成で
は、既に、16個の波長フィルタが1つの増設ユニット
として構成されているので、新たに必要となる増設ユニ
ットの数は、32個で良いことになる。このように、複
数の波長フィルタを1つの増設ユニットとすることによ
り、増設時に準備すべき増設ユニットの数をかなり減少
することが出来るので、作業能率の向上、及び作業の信
頼性の向上に大きく寄与することになる。
個から17個に増設しようとする場合、出力ポートは3
2個増やす必要がある(波長多重数が32であることに
対応する)。この場合、出力側の、16×1光カプラの
増設ユニットを32個増設する必要があると共に、図9
の構成では、波長フィルタの増設ユニットを16×32
=512個増やす必要がある。しかし、図10の構成で
は、既に、16個の波長フィルタが1つの増設ユニット
として構成されているので、新たに必要となる増設ユニ
ットの数は、32個で良いことになる。このように、複
数の波長フィルタを1つの増設ユニットとすることによ
り、増設時に準備すべき増設ユニットの数をかなり減少
することが出来るので、作業能率の向上、及び作業の信
頼性の向上に大きく寄与することになる。
【0074】なお、1×512光カプラの構成として
は、図9と同様、1×8光カプラを3段に接続し、その
間に光アンプを設けた構成を示している。図11は、更
に、波長フィルタの集積化を進めて増設ユニットを構成
した場合を示す図である。
は、図9と同様、1×8光カプラを3段に接続し、その
間に光アンプを設けた構成を示している。図11は、更
に、波長フィルタの集積化を進めて増設ユニットを構成
した場合を示す図である。
【0075】入力側の増設ユニットとしては、光アンプ
ー1×512光カプラ構成を採用しており、出力側の増
設ユニットとしては、16×1光カプラ−光アンプ構成
を採用している。また、1×512光カプラとしては、
1×8光カプラを3段に設け、その間に光アンプを配置
した構成を示している。
ー1×512光カプラ構成を採用しており、出力側の増
設ユニットとしては、16×1光カプラ−光アンプ構成
を採用している。また、1×512光カプラとしては、
1×8光カプラを3段に設け、その間に光アンプを配置
した構成を示している。
【0076】波長フィルタの増設ユニットとしては、1
6×32=512個の波長フィルタを集積化し、それぞ
れの波長フィルタの入力側及び出力側それぞれに光アン
プを配置した構成を採用している。このように、多数の
波長フィルタを集積化して増設ユニットを構成しておく
と、入力ポート及び出力ポートの増設時に必要となる波
長フィルタの増設ユニットの数を減らして、作業能率、
及び作業の信頼性の向上に役立つ。特に、図11の場合
では、入力ポートを15個から16個に増設しようとす
る場合には、出力ポートの数が32個増える。しかし、
図11の波長フィルタの増設ユニットの場合には、増設
ユニット1つで出力ポート32個をカバーするので、増
設時に必要となる波長フィルタの増設ユニットの数は1
つだけでよい。
6×32=512個の波長フィルタを集積化し、それぞ
れの波長フィルタの入力側及び出力側それぞれに光アン
プを配置した構成を採用している。このように、多数の
波長フィルタを集積化して増設ユニットを構成しておく
と、入力ポート及び出力ポートの増設時に必要となる波
長フィルタの増設ユニットの数を減らして、作業能率、
及び作業の信頼性の向上に役立つ。特に、図11の場合
では、入力ポートを15個から16個に増設しようとす
る場合には、出力ポートの数が32個増える。しかし、
図11の波長フィルタの増設ユニットの場合には、増設
ユニット1つで出力ポート32個をカバーするので、増
設時に必要となる波長フィルタの増設ユニットの数は1
つだけでよい。
【0077】なお、上記説明では、光スイッチ部や波長
選択部の入出力ポートの数や、その中に用いられる光ス
イッチや光カプラの構成を特定の数値を挙げて説明した
が、本発明は、これら特定の数値に限定されず、適用が
可能である。これら具体的な数値は、本発明を利用する
当業者によって適切に設定されるべきものである。
選択部の入出力ポートの数や、その中に用いられる光ス
イッチや光カプラの構成を特定の数値を挙げて説明した
が、本発明は、これら特定の数値に限定されず、適用が
可能である。これら具体的な数値は、本発明を利用する
当業者によって適切に設定されるべきものである。
【0078】
【発明の効果】以上説明した様に、3段光スイッチ回路
網において光アンプを1段目と3段目の光スイッチの各
入出力に配置し、光アンプ−光スイッチ−光アンプを増
設ユニットとして順次増設したり、1段目のスイッチの
各出力ポートに1×kスイッチ(kは自然数)、3段目
のスイッチの各入力ポートにk×1スイッチを具備し、
1段目と3段目の各増設ユニットにつながる複数の1×
kスイッチと複数のk×1スイッチを2段目における増
設単位として順次増設することで、拡張性を持たせた構
成とすることができ、本構成を用いた光伝送システムの
性能向上に寄与するところが大きい。
網において光アンプを1段目と3段目の光スイッチの各
入出力に配置し、光アンプ−光スイッチ−光アンプを増
設ユニットとして順次増設したり、1段目のスイッチの
各出力ポートに1×kスイッチ(kは自然数)、3段目
のスイッチの各入力ポートにk×1スイッチを具備し、
1段目と3段目の各増設ユニットにつながる複数の1×
kスイッチと複数のk×1スイッチを2段目における増
設単位として順次増設することで、拡張性を持たせた構
成とすることができ、本構成を用いた光伝送システムの
性能向上に寄与するところが大きい。
【0079】また、5段光スイッチ回路網において光ア
ンプを1段目と5段目の光スイッチの各入出力に、また
2段目の光スイッチの各出力と4段目の光スイッチの各
入力に配置し、光アンプ−光スイッチ−光アンプからな
る増設ユニット(1段目と5段目)、1段目の増設ユニ
ットにつながり光スイッチー光アンプからなる増設ユニ
ット(2段目)、5段目の増設ユニットにつながり光ア
ンプ−光スイッチからなる増設ユニット(4段目)を順
次増設したり、2段目のスイッチの各出力ポートに1×
kスイッチ、4段目のスイッチの各入力ポートにk×1
スイッチを具備し、2段目と4段目の各増設ユニットに
つながる複数の1×kスイッチと複数のk×1スイッチ
を3段目における増設ユニットとして順次増設すること
で、拡張性を持たせた構成とすることができ、本構成を
用いた光伝送システムの性能向上に寄与するところが大
きい。
ンプを1段目と5段目の光スイッチの各入出力に、また
2段目の光スイッチの各出力と4段目の光スイッチの各
入力に配置し、光アンプ−光スイッチ−光アンプからな
る増設ユニット(1段目と5段目)、1段目の増設ユニ
ットにつながり光スイッチー光アンプからなる増設ユニ
ット(2段目)、5段目の増設ユニットにつながり光ア
ンプ−光スイッチからなる増設ユニット(4段目)を順
次増設したり、2段目のスイッチの各出力ポートに1×
kスイッチ、4段目のスイッチの各入力ポートにk×1
スイッチを具備し、2段目と4段目の各増設ユニットに
つながる複数の1×kスイッチと複数のk×1スイッチ
を3段目における増設ユニットとして順次増設すること
で、拡張性を持たせた構成とすることができ、本構成を
用いた光伝送システムの性能向上に寄与するところが大
きい。
【0080】更に波長フィルタあるいは多波長フィルタ
を用いた波長選択部において、光アンプ−光カプラ、光
カプラ−光アンプ、あるいは、1個または複数の光アン
プ−多波長フィルタ(または波長フィルタ)−光アンプ
を増設ユニットとして順次増設することで、拡張性を持
たせた構成とすることができ、本構成を用いた光伝送シ
ステムの性能向上に寄与するところが大きい。
を用いた波長選択部において、光アンプ−光カプラ、光
カプラ−光アンプ、あるいは、1個または複数の光アン
プ−多波長フィルタ(または波長フィルタ)−光アンプ
を増設ユニットとして順次増設することで、拡張性を持
たせた構成とすることができ、本構成を用いた光伝送シ
ステムの性能向上に寄与するところが大きい。
【図1】3段回路構成の場合の光スイッチ部の構成例を
示す図(その1)である。
示す図(その1)である。
【図2】3段回路構成の場合の光スイッチ部の構成例を
示す図(その2)である。
示す図(その2)である。
【図3】3段回路構成の場合の光スイッチ部の構成例を
示す図(その3)である。
示す図(その3)である。
【図4】光スイッチ部として5段回路を採用した場合の
構成例を示す図(その1)である。
構成例を示す図(その1)である。
【図5】光スイッチ部として5段回路を採用した場合の
構成例を示す図(その2)である。
構成例を示す図(その2)である。
【図6】光空間スイッチの構成例、及びk×2k(2k
×k)の光空間スイッチの構成例を示す図である。
×k)の光空間スイッチの構成例を示す図である。
【図7】図14(a)に示した波長固定型光XCシステ
ムにおいて、内部に光アンプを備える波長選択部の構成
例である。
ムにおいて、内部に光アンプを備える波長選択部の構成
例である。
【図8】図7の構成において、光アンプ−多波長フィル
タ−光アンプが集積化技術を用いて製造されている場合
の構成例を示している。
タ−光アンプが集積化技術を用いて製造されている場合
の構成例を示している。
【図9】図14(b)に示した波長選択部の構成におい
て、光アンプを挿入した場合で拡張性を持たせた構成例
である。
て、光アンプを挿入した場合で拡張性を持たせた構成例
である。
【図10】図9の構成における増設ユニットの構成の変
形例を示す図(その1)である。
形例を示す図(その1)である。
【図11】図9の構成における増設ユニットの構成の変
形例を示す図(その2)である。
形例を示す図(その2)である。
【図12】一般的な光ネットワークの構成を示す図であ
る。
る。
【図13】波長多重光XCシステムの光信号処理部の一
般的な構成を示す図(その1)である。
般的な構成を示す図(その1)である。
【図14】波長多重光XCシステムの光信号処理部の一
般的な構成を示す図(その2)である。
般的な構成を示す図(その2)である。
60 入力ファイバ
61 出力ファイバ
62 基板
70 1×16光カプラ
72、91 16×1光カプラ
90 1×512光カプラ
1300、1305 入力伝送路
1301、1306 出力伝送路
1302、1307 光信号処理部
1303、1308 制御部
1400、1500 入力路
1401 分波器
1402 光スイッチ部
1403、1504 合波器
1404、1502 出力路
1405、1503 波長変換部
1501 波長選択部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 津山 功
神奈川県横浜市港北区新横浜2丁目3番
9号 富士通ディジタル・テクノロジ株
式会社内
(72)発明者 中島 一郎
神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1
番1号 富士通株式会社内
(56)参考文献 特開 平9−238370(JP,A)
特開 平7−184238(JP,A)
特開 平10−23478(JP,A)
特開 平5−37971(JP,A)
特開 平5−37972(JP,A)
実開 平5−207528(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H04Q 3/52
G02F 1/31
H04B 10/02
H04B 10/02
Claims (20)
- 【請求項1】波長多重された光信号を複数のポートから
入力し、ルーティングして、複数のポートから出力する
光交換機において、 入力された光信号に含まれる特定の波長の光信号を選択
的にルーティングするルーティング素子と、 該入力された光信号、あるいは、該特定の波長の光信号
を増幅する光増幅手段とを備え、 該ルーティング素子と該ルーティング素子の入力側ある
いは出力側に接続された該光増幅手段とで増設ユニット
を構成し、該増設ユニットの設置数を増やすことによっ
て該光交換機のスイッチング容量を増加可能な構成とし
たことを特徴とする光交換機。 - 【請求項2】前記ルーティング素子は、光空間スイッチ
であることを特徴とする請求項1に記載の光交換機。 - 【請求項3】前記光空間スイッチは、k×2k(kは自
然数)光スイッチ、あるいは、2k×k光スイッチであ
ることを特徴とする請求項2に記載の光交換機。 - 【請求項4】前記光空間スイッチは、k×2k(kは自
然数)光スイッチ、あるいは、2k×k光スイッチを複
数組み合わせたものであることを特徴とする請求項2に
記載の光交換機。 - 【請求項5】前記ルーティング素子は、1×k(kは自
然数)光スイッチとk×1光スイッチとを接続したもの
であることを特徴とする請求項1に記載の光交換機。 - 【請求項6】前記ルーティング素子は、波長フィルタで
あることを特徴とする請求項1に記載の光交換機。 - 【請求項7】前記波長フィルタは音響光学フィルタであ
ることを特徴とする請求項6に記載の光交換機。 - 【請求項8】前記波長フィルタは、ファイバファブリペ
ローフィルタであることを特徴とする請求項6に記載の
光交換機。 - 【請求項9】各段が複数の光空間スイッチを含む3段光
スイッチ回路網からなる光交換機において、 1段目と3段目の光空間スイッチの各入出力に配置され
た光アンプを備え、 光空間スイッチと該光空間スイッチの入出力両側の光ア
ンプとを増設ユニットとして該光交換機のスイッチング
容量を拡張可能な構成としたことを特徴とする光交換
機。 - 【請求項10】各段が複数の光空間スイッチを含む3段
光スイッチ回路網からなる光交換機において、 1段目の光空間スイッチの各出力ポートに設けられた1
×k(kは自然数)光スイッチと、 3段目の光空間スイッチの各入力ポートに設けられたk
×1光スイッチとを具備し、 1段目と3段目の1個の光空間スイッチにつながる1×
k光スイッチとk×1光スイッチを2段目における増設
ユニットとして該光交換機のスイッチング容量を拡張可
能な構成としたことを特徴とする光交換機。 - 【請求項11】各段が複数の光空間スイッチを含む3段
光スイッチ回路網からなる光交換機において、 1段目と3段目の1個の光空間スイッチの各入出力に配
置された光アンプと、 1段目の光空間スイッチの各出力ポートに設けられた1
×k(kは自然数)光スイッチと、 3段目の光空間スイッチの各入力ポートに設けられたk
×1光スイッチとを具備し、 1段目と3段目の増設ユニットにつながる1×k光スイ
ッチとk×1光スイッチを2段目における増設ユニット
とし、光空間スイッチと該光空間スイッチの入出力両側
の光アンプとを1段目と3段目における増設ユニットと
して該光交換機のスイッチング容量を拡張可能な構成と
したことを特徴とする光交換機。 - 【請求項12】各段が複数の光空間スイッチを含む5段
光スイッチ回路網からなる光交換機において、 1段目と5段目の光空間スイッチの各入出力に配置さ
れ、光空間スイッチと組み合わされて1段目と5段目の
増設ユニットを構成する第1の光アンプと、 2段目の光空間スイッチの各出力に配置され、光空間ス
イッチと組み合わされて増設ユニットを構成する第2の
光アンプと、 4段目の光空間スイッチの各入力に配置され、光空間ス
イッチと組み合わされて増設ユニットを構成する第3の
光アンプとを備え、 上記各増設ユニット数を順次増加することによって該光
交換機のスイッチング容量を拡張可能な構成としたこと
を特徴とする光交換機。 - 【請求項13】各段が複数の光空間スイッチを含む5段
光スイッチ回路網からなる光交換機において、 2段目の光空間スイッチの各出力ポートに設けられた1
×k(kは自然数)光スイッチと、 4段目の光空間スイッチの各入力ポートに設けられたk
×1光スイッチとを具備し、 2段目と4段目の光空間スイッチにつながる1×k光ス
イッチとk×1光スイッチを3段目における増設ユニッ
トとして該光交換機のスイッチング容量を拡張可能な構
成としたことを特徴とする光交換機。 - 【請求項14】各段が複数の光空間スイッチを含む5段
光スイッチ回路網からなる光交換機において、 1段目と5段目の光空間スイッチの各入出力に配置さ
れ、光空間スイッチと組み合わされて1段目と5段目の
増設ユニットを構成する第1の光アンプと、 2段目の光空間スイッチの各出力に配置され、光空間ス
イッチと組み合わされて増設ユニットを構成する第2の
光アンプと、 4段目の光空間スイッチの各入力に配置され、光空間ス
イッチと組み合わされて増設ユニットを構成する第3の
光アンプと、 2段目の光空間スイッチの各出力ポートに設けられた1
×k(kは自然数)光スイッチと、 4段目の光空間スイッチの各入力ポートに設けられたk
×1光スイッチとを具備し、 2段目と4段目の増設ユニットにつながる1×k光スイ
ッチとk×1光スイッチを3段目における増設ユニット
とし、上記各増設ユニット数を順次増加することによっ
て該光交換機のスイッチング容量を拡張可能な構成とし
たことを特徴とする光交換機。 - 【請求項15】複数の入出力光伝送路を収容し、入力さ
れた波長多重光信号を各波長の光信号毎に処理する回路
を有する光交換機において、 少なくとも1つの波長の光信号を該波長多重光信号から
選択出力する波長フィルタと、 該波長フィルタの各入出力に配置された光アンプとを備
え、 該波長フィルタと該光アンプとを組み合わせたものを増
設ユニットとし、その数を増加させることにより該光交
換機の処理容量を拡張可能な構成としたことを特徴とす
る光交換機。 - 【請求項16】前記増設ユニットは、複数の前記波長フ
ィルタと複数の前記光アンプとを組み合わせたことを特
徴とする請求項15に記載の光交換機。 - 【請求項17】前記光交換機の前記回路は、(波長多重
数×出力光伝送路数)の出力ポートを収容することを特
徴とする請求項15に記載の光交換機。 - 【請求項18】前記光交換機の前記回路は、(波長多重
数×出力光伝送路数)の出力ポートを収容することを特
徴とする請求項16に記載の光交換機。 - 【請求項19】入力光伝送路側に設けられた光カプラ
と、 該光カプラの入力側に設けられた光アンプとを更に備
え、 該光カプラと該光アンプとを組み合わせて増設ユニット
を構成し、該増設ユニットの数を増加することによって
該光交換機の処理容量を拡張可能な構成としたことを特
徴とする請求項15〜18のいずれか1つに記載の光交
換機。 - 【請求項20】出力伝送路側に設けられた光カプラと、 該光カプラの出力側に設けられた光アンプとを更に備
え、 該光カプラと該光アンプとを組み合わせて増設ユニット
を構成し、該増設ユニットの数を増加することによって
該光交換機の処理容量を拡張可能な構成としたことを特
徴とする請求項15〜18のいずれか1つに記載の光交
換機。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03848198A JP3425861B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 光交換機 |
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EP98113400A EP0938243B1 (en) | 1998-02-20 | 1998-07-17 | Optical switch |
DE69838354T DE69838354T2 (de) | 1998-02-20 | 1998-07-17 | Optischer Schalter |
EP04016684A EP1467592B1 (en) | 1998-02-20 | 1998-07-17 | Optical switch |
DE69838353T DE69838353T2 (de) | 1998-02-20 | 1998-07-17 | Optischer Schalter |
DE69833591T DE69833591T2 (de) | 1998-02-20 | 1998-07-17 | Optischer Schalter |
EP04016683A EP1467591B1 (en) | 1998-02-20 | 1998-07-17 | Optical switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03848198A JP3425861B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 光交換機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11239369A JPH11239369A (ja) | 1999-08-31 |
JP3425861B2 true JP3425861B2 (ja) | 2003-07-14 |
Family
ID=12526455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03848198A Expired - Fee Related JP3425861B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 光交換機 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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