JP3425169B2 - 多色ホログラフィック・ステレオグラムの作製装置 - Google Patents

多色ホログラフィック・ステレオグラムの作製装置

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JP3425169B2 JP31348292A JP31348292A JP3425169B2 JP 3425169 B2 JP3425169 B2 JP 3425169B2 JP 31348292 A JP31348292 A JP 31348292A JP 31348292 A JP31348292 A JP 31348292A JP 3425169 B2 JP3425169 B2 JP 3425169B2
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  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、観察時に多色の像を再
生する多色ホログラフィック・ステレオグラムを作製す
る装置に係り、特に1ステップでかつ1種類の波長のレ
ーザー光により作製が可能で、観察時に色ずれや歪みの
ない多色再生像が得られるようにした多色ホログラフィ
ック・ステレオグラムの作製装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ホログラフィック・ステレオグラムは、
主として、視差を持った複数枚の2次元画像から、ホロ
グラフィの手法を用いて各視差画像を要素ホログラムと
して記録することにより作製される、立体像等の観察が
可能なディスプレイである。
【0003】従来、歪のない多色の再生像を再生する多
色ホログラフィック・ステレオグラムを作製する方法と
して、2ステップ法が用いられている。この2ステップ
法では、複数の2次元画像を一度マスターホログラムに
記録し、その再生像を最終ホログラムに記録するため、
色ずれや歪みを除去することができる。しかしながら、
このような方法では、ホログラムの作成に2段階の露光
が必要、すなわち2段階の全く独立した撮影工程を経な
ければならないため、ホログラム作製時間の短縮化、作
製の自動化を図ることが難しいという問題がある。
【0004】一方、その他の方法として、1ステップ法
も知られている。この1ステップ法では、単色のレーザ
ーを用いてホログラムを多重記録し、再生時に白色また
は複数の単色光源によりホログラムを照明するため、記
録装置が安価であり、感光材料への制約を少なくするこ
とができる。しかしながら、このような方法では、1波
長のレーザー光で参照光入射角度を変える等して多色像
を撮影する場合、記録に用いる波長と再生の際の波長の
違いから、再生像の位置等が波長によって異なるため
に、各波長による再生像が重ならず、多重記録されたそ
れぞれのホログラムの再生像に色ずれや歪みが生じて、
完全な多色の再生像を再生することは不可能である。
【0005】また、このような色ずれや歪を除去するた
めに、複数波長のレーザー光を用いて撮影する方法もあ
る。しかしながら、このような方法では、レーザー光源
等の作製設備が高価になり、また使用する感光材料の感
度特性等の面から、感光材料への要求が厳しくなり、さ
らにこれらに対応するために撮影も複雑にならざるを得
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
多色ホログラフィック・ステレオグラムの作製方法にお
いては、ホログラム作製に時間がかかり作製の自動化を
図れないとか、ホログラムの再生像に色ずれや歪みが生
じて完全な多色の再生像を再生できないとか、作製設備
が高価になるという問題があった。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために成されたものであり、その目的は1ステップで短
時間にかつ1種類の波長のレーザー光により、観察時に
色ずれや歪みのない多色再生像が得られるホログラフィ
ック・ステレオグラムを作製することが可能な安価で信
頼性の高い多色ホログラフィック・ステレオグラムの作
製装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、1ステップ型の多色ホログラフィック・ステレオ
グラムを作製する装置において、まず、請求項1に記載
の発明では、1種類の所定波長のレーザービームを発生
するレーザー光源と、レーザー光源からのレーザービー
ムをしゃ光する第1のしゃ光手段と、第1のしゃ光手段
からのレーザービームを2つに分岐する第1の光分岐手
段と、第1の光分岐手段により分岐された一方のレーザ
ービームを拡大して2次元の原画を照明する第1の光学
系と、原画からの光を1方向拡散板に投影させ、感光材
料が塗布された基材である感材に物体光として入射させ
る第2の光学系と、原画を次々に取り替えるように当該
原画を供給するための原画供給手段と、感材を送るため
の感材送り手段と、第1の光分岐手段により分岐された
他方のレーザービームを、感材の同一位置に対する入射
角度がそれぞれ互いに異なるように調節する光調節手段
と、光調節手段により調節されたレーザービームを1方
向に拡大し、感材に参照光として入射させる第3の光学
系と、1ステップ型の多色ホログラフィック・ステレオ
グラムを作製するように、第1のしゃ光手段、光調節手
段、原画供給手段、および感材送り手段をそれぞれ制御
すると共に、記録波長と再生波長との違いによる再生位
置の変化を補正するように、1方向拡散板の配置位置を
制御する制御手段と、1方向拡散板の手前に配置され、
1方向拡散板の光を散乱させる方向については、投影す
る光が平行となるようにする手段とを備えて構成してい
る。
【0009】ここで、特に上記光調節手段としては、第
1の光分岐手段により分岐された他方のレーザービーム
を、感材の同一位置に対する入射角度がそれぞれ互いに
異なるように複数方向に分岐する第2の光分岐手段と、
第2の光分岐手段により分岐された各レーザービームを
各別にしゃ光する第2のしゃ光手段とからなる。
【0010】また、上記光調節手段としては、第1の光
分岐手段により分岐された他方のレーザービームを反射
する光反射手段を有し、当該光反射手段からのレーザー
ビームを感材の同一位置に対する入射角度がそれぞれ互
いに異なるように光反射手段の配置位置を制御するよう
にしている。
【0011】さらに、上記多色ホログラフィック・ステ
レオグラムとしては、レインボータイプの多色ホログラ
フィック・ステレオグラム、あるいは視差を持つ多色ホ
ログラフィック・ステレオグラムを作製するようにして
いる。
【0012】一方、請求項6に記載の発明では、1種類
の所定波長のレーザービームを発生するレーザー光源
と、レーザー光源からのレーザービームをしゃ光する第
1のしゃ光手段と、第1のしゃ光手段からのレーザービ
ームを2つに分岐する第1の光分岐手段と、第1の光分
岐手段により分岐された一方のレーザービームを拡大し
て2次元の原画を照明する第1の光学系と、原画からの
光を拡散板に投影させ、感光材料が塗布された基材であ
る感材に物体光として入射させる第2の光学系と、原画
を次々に取り替えるように当該原画を供給するための原
画供給手段と、感材を送るための感材送り手段と、第1
の光分岐手段により分岐された他方のレーザービーム
を、感材の同一位置に対する入射角度が一定の角度にな
るように調節する光調節手段と、光調節手段により調節
されたレーザービームを1方向に拡大し、感材に参照光
として入射させる第3の光学系と、1ステップ型の多色
ホログラフィック・ステレオグラムを作製するように、
第1のしゃ光手段、光調節手段、原画供給手段、および
感材送り手段をそれぞれ制御すると共に、記録波長と再
生波長との違いによる再生位置の変化を補正するよう
に、拡散板の配置位置を制御する制御手段と、拡散板の
手前に配置されているレンズとを備えて構成している。
【0013】ここで、特に上記多色ホログラフィック・
ステレオグラムとしては、リップマンタイプの多色ホロ
グラフィック・ステレオグラム、あるいは1次元または
2次元の視差を持つ多色ホログラフィック・ステレオグ
ラムを作製するようにしている。
【0014】
【作用】従って、請求項1に記載の発明の多色ホログラ
フィック・ステレオグラムの作製装置においては、原画
からの光を1方向拡散板に投影させ、感材に物体光とし
て入射させてホログラムを記録する際に、記録波長と再
生波長との違いによる再生位置の変化を補正するように
1方向拡散板の配置位置を制御して、記録時の1方向拡
散板と感材との位置距離を変化させることにより、ホロ
グラムを記録する際に、2次元画像の奥行き方向の位置
をあらかじめ補正して、再生時にそれぞれの波長の再生
像が重なるようにすることが可能となる。また、1方向
拡散板の手前に、1方向拡散板の光を散乱させる方向に
ついては、投影する光が平行となるようにする手段を配
置して、1方向拡散板の配置位置の移動により投影され
る像の倍率が変化するのを補正することにより、ホログ
ラムに記録する色が異なっても、光学系に大きな変更を
必要とせずに、非常に簡単な操作で、多色の記録を行な
うことが可能となる。
【0015】一方、請求項6に記載の発明の多色ホログ
ラフィック・ステレオグラムの作製装置においては、原
画からの光を1方向拡散板に投影させ、感材に物体光と
して入射させてホログラムを記録する際に、記録波長と
再生波長との違いによる再生位置の変化を補正するよう
に拡散板の配置位置を制御して、記録時の拡散板と感材
との位置距離を変化させることにより、ホログラムを記
録する際に、2次元画像の奥行き方向の位置をあらかじ
め補正して、再生時にそれぞれの波長の再生像が重なる
ようにすることが可能となる。また、拡散板の手前に、
レンズを配置して、拡散板の配置位置の移動により投影
される像の倍率が変化するのを補正することにより、ホ
ログラムに記録する色が異なっても、光学系に大きな変
更を必要とせずに、非常に簡単な操作で、多色の記録を
行なうことが可能となる。
【0016】以上により、1ステップで短時間に、かつ
ホログラムに記録する色が異なっても、光学系に大きな
変更を必要とせずに、非常に簡単な操作で、しかも1種
類の波長のレーザー光を用いて、観察時に色ずれや歪み
のない多色再生像が得られるホログラフィック・ステレ
オグラムを作製することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明による多色ホログラフィッ
ク・ステレオグラムの作製装置の全体構成例を示す概要
図(側面図)である。なお、ここでは、記録する視差が
1次元である、レインボータイプの多色ホログラフィッ
ク・ステレオグラムの場合を例にとって述べる。
【0019】すなわち、図1に示すように、本実施例の
多色ホログラフィック・ステレオグラムの作製装置は、
レーザー光源1と、第1のしゃ光手段であるシャッター
2と、光反射手段であるミラー3と、第1の光分岐手段
であるビームスプリッタ4と、ミラー5,2個のレンズ
6,7よりなる第1の光学系と、液晶空間光変調素子
(LCD)8と、レンズ9,シリンドリカルレンズ10
よりなる第2の光学系と、1方向拡散板(スクリーン)
11と、スリット12と、感材13と、感材送り装置1
4と、2個のレンズ15,16よりなる第3の光学系
と、光調節手段であるミラー(光反射手段)17と、制
御手段であるパソコン18とから構成している。
【0020】ここで、レーザー光源1は、1種類の所定
波長のレーザービームを発生するものである。
【0021】また、シャッター2は、レーザー光源1か
らのレーザービームをしゃ光するものである。
【0022】さらに、ミラー3は、シャッター2からの
レーザービームを反射するものである。
【0023】さらにまた、ビームスプリッタ4は、ミラ
ー3からのレーザービームを2つに分岐するものであ
る。
【0024】一方、第1の光学系は、ビームスプリッタ
4により分岐された一方のレーザービームを拡大して液
晶空間光変調素子8を照明するものである。
【0025】また、液晶空間光変調素子8は、2次元の
原画を表示するものである。
【0026】さらに、第2の光学系は、液晶空間光変調
素子8からの光を1方向拡散板11に投影するものであ
る。
【0027】一方、1方向拡散板11は、第2の光学系
からの投影光を1方向(紙面と垂直方向)にのみ散乱す
るものである。この1方向拡散板11は、図示しないス
テージ上に載置されており、図示z方向に移動自在にな
っている。
【0028】また、感材13は、基材に感光材料を塗布
してなるもので、1方向拡散板11からの散乱光が、感
材13の直前に配置されたスリット12を介して物体光
として入射するものである。
【0029】さらに、感材送り装置14は、感材13を
1方向(図ではx方向)に送るためのものである。
【0030】一方、第3の光学系は、ビームスプリッタ
4により分岐された他方のレーザービームを1方向に拡
大するものである。
【0031】また、ミラー17は、第3の光学系からの
拡大光を反射し、感材13に参照光として入射させるも
ので、感材13の同一位置に対するレーザービームの入
射角度がそれぞれ互いに異なるように、図示しない駆動
装置により図示z方向に配置位置が可変自在になってい
る。
【0032】さらに、パソコン18は、1ステップ型の
多色ホログラフィック・ステレオグラムを作製するよう
に、シャッター2、液晶空間光変調素子8、感材送り装
置14、ミラー17をそれぞれ制御すると共に、記録波
長と再生波長との違いによる再生位置の変化を補正する
ように、1方向拡散板11の配置位置を制御する機能を
有するものである。なお、ここで、液晶空間光変調素子
8の制御としては、所定の2次元の原画を次々に取り替
えるように、各素子の透光/しゃ光を制御することによ
り、原画を供給するための制御を行なうものである。
【0033】次に、以上のように構成した本実施例の多
色ホログラフィック・ステレオグラムの作製装置の作用
について、図2および図3を用いて説明する。
【0034】図1において、レーザー光源1からの所定
波長のレーザービームは、シャッター2によりされ、ミ
ラー3により反射され、ビームスプリッタ4により2つ
のレーザービームに分岐される。
【0035】また、ビームスプリッタ4により分岐され
た一方のレーザービームは、第1の光学系により拡大し
て液晶空間光変調素子8に照明される。この液晶空間光
変調素子8には、パソコン18からの制御によって2次
元の原画像が表示されており、その原画像は第2の光学
系により1方向拡散板11に投影される。そして、1方
向拡散板11からの散乱光は、感材13の直前に配置し
たスリット12の開口部を通し、物体光として感材13
に入射される。
【0036】さらに、ビームスプリッタ4により分岐さ
れた他方のレーザービームは、第3の光学系により1方
向に拡大される。そして、この拡大光は、ミラー17に
より反射され、感材13に参照光として入射される。こ
の場合、ミラー17がパソコン18からの制御によって
制御されることにより、感材13の同一位置に対するレ
ーザービームの入射角度がそれぞれ互いに異なるように
感材13への入射角度が変化する。
【0037】図2は、ホログラムの記録・再生時におけ
る光の様子を示す立面図である。いま、ホログラムの記
録時に、図示R2の方向から参照光を入射したとする。
【0038】図2(a)は、緑色のレーザー光でホログ
ラムを記録し、同じ色の再生像を得る場合を示すもので
ある。この場合、図示のように、記録時の参照光と共役
な方向から白色光を入射すると、記録時の投影光の入射
方向である水平方向には緑色の光が回折される。このた
め、観察方向を水平の方向とすると緑色の再生像が得ら
れる。
【0039】また、青色の再生光を得るためには、記録
時の参照光の角度を図2(b)のように、図2(a)の
場合よりも大きな角度で入射する。この場合、再生時に
は、図2(b)の右側の図に示すように、水平方向には
記録時の波長より短い青色の光が回折されるため、観察
者には青色の再生像が得られる。
【0040】同様に、図2(c)に示すように、参照光
の角度を図2(a)の場合よりも小さな角度で入射すれ
ば、観察者には赤色の再生像を得ることができる。
【0041】このように、ミラー17から感材13への
参照光の入射角度を変えて複数回集光することにより、
単一波長のレーザービームを用いてホログラムを記録し
ても、多色の再生像を得ることができる。
【0042】しかし、このように単純に感材13への参
照光の入射角度を変えただけでは、縦方向の色収差のた
めに2次元の画像が重ならないために、再生像に色ずれ
を生じて、天然色の再生像を得ることができない。
【0043】この点、本実施例では、パソコン18から
の制御によって、記録波長と再生波長との違いによる再
生位置の変化を補正するように、1方向拡散板11の配
置位置を制御することにより、記録時の1方向拡散板1
1と感材13との位置距離を変化させ、ホログラムを記
録する際に、2次元画像の奥行き方向の位置をあらかじ
め補正して、これらの2次元画像が重なるようにして色
ずれが生じることを補正することができる。
【0044】以下、この点について詳述する。
【0045】いま、ホログラムの結像式より、記録時と
再生時の波長の比をμとし、記録時の1方向拡散板11
と感材13との距離をz0 、ホログラムと参照光源との
距離をzr 、再生時の感材13と再生光源との距離をz
c とすると、再生像の横方向の倍率Mlat と縦方向の倍
率Mlongは、以下のような式で表わされる。
【0046】 Mlat =1/〔1+(z0 /zc )−(z0 /zr ) ……(1) Mlong=Mlat /μ ……(2) μ=λc /λr ……(3) ここで、λr は記録時の波長、λc は再生時の波長であ
る。
【0047】以上の式から、参照光源と再生光源の距離
を無限波とすると、Mlat の式の分母第2項と第3項が
0となり、波長変化による再生像の横方向倍率変化は生
じないことがわかる。このため、波長変化のために生じ
る再生像の歪みは、奥行方向への倍率変化のみとなる。
【0048】ホログラフィック・ステレオグラムの場合
には、感材13に記録される像が2次元の画像であるた
めに、記録・再生波長の違いによる再生像への影響は、
2次元画像の大きさは変化せずに、その奥行方向の位置
のみが変化する。
【0049】上記の歪みを補正するためには、ホログラ
ムを記録する際に、2次元画像の奥行き方向の位置をあ
らかじめ補正し、再生時にそれぞれの波長の再生像が重
なるようにすればよい。そして、本実施例の作製装置で
は、記録時の2次元画像の位置は1方向性拡散板11の
位置に相当するため、この位置を記録時に補正すること
になる。
【0050】この時の補正量は、上記(2)式を用いる
ことにより求めることができる。すなわち、再生時の感
材13と1方向拡散板11の再生像の距離をLとする
と、記録時の1方向拡散板11と感材13の位置距離
L′は、 L′=μL …… (4) とすればよい。
【0051】なお、ホログラムの記録時に、1方向拡散
板11を前後に移動することによって、もう1つの問題
が生じることが考えられる。すなわち、1方向拡散板1
1を移動すると第2の光学系のレンズ9と1方向拡散板
11の距離が変わるために、図3(a)に示すように投
影される像の倍率が変化する。この変化は、レインボー
型のホログラフィック・ステレオグラムの場合、1方向
拡散板11を使用するため、水平方向に対してのみ生じ
る。
【0052】そして、これを補正する方法としては、例
えばそれぞれの波長に対応する投影像にあらかじめ画像
処理等で倍率変化を与える方法や、投影系にアナモルフ
ィックな光学系を挿入する方法、あるいは図3(b)に
示すように1方向拡散板11の第2の光学系のレンズ9
側に、球面レンズまたはシリンドリカルレンズ10を挿
入し、x方向に対して投影する光が平行となるようにす
る方法等がある。
【0053】上述したように、本実施例の多色ホログラ
フィック・ステレオグラムの作製装置は、液晶空間光変
調素子8により表示される2次元原画からの光を1方向
拡散板11に投影させ、感材13に物体光として入射さ
せてホログラムを記録する際に、記録波長と再生波長と
の違いによる再生位置の変化を補正するように1方向拡
散板11の配置位置をパソコン18により制御して、記
録時の1方向拡散板11と感材13との位置距離を変化
させるようにして、ホログラムを記録する際に、2次元
画像の奥行き方向の位置をあらかじめ補正し、再生時に
それぞれの波長の再生像が重なるようにしている。
【0054】従って、1ステップで短時間に、かつ1種
類の波長のレーザー光を用いて、色ずれや歪のない多色
像を再生するレインボータイプのホログラフィック・ス
テレオグラムを作製することが可能となる。
【0055】すなわち、従来の2ステップ法のように、
作製工程を増やさず、作製の自動化を図ることができ、
しかも安価で簡便な作製装置でありながら、従来の1ス
テップ法において生じる、多色の再生像から各再生波長
による再生位置の色ずれと歪を除去することができる。
また、1方向拡散板11の手前に、1方向拡散板11の
光を散乱させる方向については、投影する光が平行とな
るようにする手段である、球面レンズまたはシリンドリ
カルレンズ10を配置して、1方向拡散板11の配置位
置の移動により投影される像の倍率が変化するのを補正
することにより、ホログラムに記録する色が異なって
も、光学系に大きな変更を必要とせずに(レンズ9と液
晶空間光変調素子(LCD)8との距離や、レンズ9と
1方向拡散板11との距離や、1方向拡散板11と感材
13の距離を変えることなく)、非常に簡単な操作で、
多色の記録を行なうことが可能となる。
【0056】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、次のようにしても同様に実施できるものであ
る。
【0057】(a)上記実施例では、1次元の視差を持
つ、レインボータイプの多色ホログラフィック・ステレ
オグラムを作製する場合について説明したが、これに限
らず、1次元の視差を持つ、リップマンタイプの多色ホ
ログラフィック・ステレオグラムの作製についても、同
様に本発明を適用できるものである。
【0058】図4は、本発明による多色ホログラフィッ
ク・ステレオグラムの作製装置の他の構成例を示す概要
図(側面図)である。なお、ここでは、記録する視差が
1次元である、リップマンタイプの多色ホログラフィッ
ク・ステレオグラムの場合を例にとって述べる。また、
図4において、図1と同一要素には同一符号を付してそ
の説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べ
る。
【0059】すなわち、図4に示すように、本実施例の
多色ホログラフィック・ステレオグラムの作製装置は、
図1における光調節手段であるミラー17に代えて、パ
ソコン18からの制御によって、ビームスプリッタ4に
より分岐された他方のレーザービームを反射し、感材1
3の同一位置に対する入射角度が一定の角度になるよう
にする光反射手段であるミラー19を備えると共に、1
方向拡散板11の代わりに、通常の拡散板20を備え、
さらに第2の光学系のシリンドリカルレンズ10の代わ
りに、レンズ21を備えた構成としている。ここで、ミ
ラー19からの反射光を、感材13に対して第2の光学
系と反対側からスリット22を介して、参照光として入
射させるようにしている。
【0060】かかる構成の作製装置においては、多色の
再生像のホログラフィック・ステレオグラムを作製する
ため、同一または複数の感材13に、1つの色に対応す
る像を記録し、次に露光を行なう前に感材13の乳剤の
厚さを変え、パソコン18からの制御によって、拡散板
20の位置を前述の(4)式に従って変化させ、その後
別の色に対応する像を記録する。
【0061】本実施例の多色ホログラフィック・ステレ
オグラムの作製装置は、液晶空間光変調素子8により表
示される2次元原画からの光を拡散板20に投影させ、
感材13に物体光として入射させてホログラムを記録す
る際に、記録波長と再生波長との違いによる再生位置の
変化を補正するように拡散板20の配置位置をパソコン
18により制御して、記録時の拡散板11と感材13と
の位置距離を変化させるようにして、ホログラムを記録
する際に、2次元画像の奥行き方向の位置をあらかじめ
補正し、再生時にそれぞれの波長の再生像が重なるよう
にしている。
【0062】従って、1ステップで短時間に、かつ1種
類の波長のレーザー光を用いて、色ずれや歪のない多色
像を再生するリップマンタイプのホログラフィック・ス
テレオグラムを作製することが可能となる。
【0063】すなわち、従来の2ステップ法のように、
作製工程を増やさず、作製の自動化を図ることができ、
しかも安価で簡便な作製装置でありながら、従来の1ス
テップ法において生じる、多色の再生像から各再生波長
による再生位置の色ずれと歪を除去することができる。
【0064】(b)上記各実施例では、1次元の視差を
持つ、レインボータイプ、あるいはリップマンタイプの
多色ホログラフィック・ステレオグラムを作製する場合
について説明したが、これに限らず、記録波長と再生波
長が異なる全ての種類のホログラム、例えば再生に複数
の波長の光源を用いるフレネルホログラム、あるいは2
次元の視差を持つホログラフィック・ステレオグラムの
作製についても、同様に本発明を適用できるものであ
る。
【0065】また、リップマンタイプのホログラムで、
乳剤等のホログラム記録材料の伸縮、膨潤を制御して再
生像の色を変える方法等に適用することも可能である。
【0066】図5は、2次元の視差を持つ、リップマン
タイプのホログラフィック・ステレオグラムの作製装置
の構成例を示す概要図である。
【0067】すなわち、本作製装置では、図4に示した
作製装置における、感材13の前後にあるスリット1
2,22を開口(Aperture)に代え、感材13をx−y
方向に移動させるようにしている。
【0068】ここで、使用する2次元の原画は、被写体
を上下左右2次元の方向にカメラを格子状に移動して投
影した画像であり、この像を液晶空間光変調素子8によ
り表示して、そのホログラムを投影する。また、原画像
の位置に対応して感材13をx−y方向に移動し、スリ
ット12,21の開口部の大きさのホログラムを幕蓋状
に敷き詰めたようなホログラムを作製する。さらに、複
数の色の再生像を得るために、感材13の厚さを変え
て、それぞれの色に対応した画像を記録する。
【0069】(c)上記図1の実施例では、光調節手段
として、ビームスプリッタ4により分岐された他方のレ
ーザービームを反射するミラー17を備え、このミラー
17からのレーザービームを感材13の同一位置に対す
る入射角度がそれぞれ互いに異なるようにミラー17の
配置位置を制御する場合について説明したが、これに限
らず、例えばビームスプリッタ4により分岐された他方
のレーザービームを、感材13の同一位置に対する入射
角度がそれぞれ互いに異なるように複数方向に分岐する
第2の光分岐手段である複数のミラーと、このミラーに
より分岐された各レーザービームを各別にしゃ光する第
2のしゃ光手段であるシャッターとにより、光調節手段
を構成するようにしてもよい。
【0070】(d)上記各実施例では、2次元の原画
を、液晶空間光変調素子8の点灯/消灯をパソコン18
で制御することにより表示する場合について説明した
が、これに限らず、例えば異なる2次元の原画を撮影し
たフィルム等を、パソコン18で送り制御するようにし
てもよい。
【0071】(e)上記各実施例において、1方向拡散
板11としては、レインボーホログラムを記録するため
の他の手段、例えばレーザー光を感材13上に線状に集
光するようなシリンドリカルレンズを用いることも可能
である。
【0072】(f)上記各実施例では、ビームスプリッ
タ4と光調節手段との間に、2個のレンズ15,16よ
りなる第3の光学系を配置する場合について説明した
が、これに限らず、例えば光調節手段と感材13との間
に、同第3の光学系を配置するようにしてもよい。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
ステップ型の多色ホログラフィック・ステレオグラムを
作製する装置において、原画からの光を1方向拡散板ま
たは拡散板に投影させ、感材に物体光として入射させて
ホログラムを記録する際に、記録波長と再生波長との違
いによる再生位置の変化を補正するように1方向拡散板
または拡散板の配置位置を制御して、記録時の1方向拡
散板または拡散板と感材との位置距離を変化させること
により、ホログラムを記録する際に、2次元画像の奥行
き方向の位置をあらかじめ補正して、再生時にそれぞれ
の波長の再生像が重なるようにしたので、1ステップで
短時間にかつ1種類の波長のレーザー光により、観察時
に色ずれや歪みのない多色再生像が得られるホログラフ
ィック・ステレオグラムを作製することが可能な安価で
信頼性の高い多色ホログラフィック・ステレオグラムの
作製装置が提供できる。さらに、1方向拡散板の手前
に、1方向拡散板の光を散乱させる方向については、投
影する光が平行となるようにする手段を配置するか、ま
たは拡散板の手前に、レンズを配置して、1方向拡散板
または拡散板の配置位置の移動により投影される像の倍
率が変化するのを補正するようにしたので、ホログラム
に記録する色が異なっても、光学系に大きな変更を必要
とせずに、非常に簡単な操作で、多色の記録を行なうこ
とが可能な多色ホログラフィック・ステレオグラムの作
製装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレインボータイプの多色ホログラ
フィック・ステレオグラムの作製装置の一実施例を示す
概要図。
【図2】同実施例における作用を説明するための概要
図。
【図3】同実施例における作用を説明するための概要
図。
【図4】本発明によるリップマンタイプの多色ホログラ
フィック・ステレオグラムの作製装置の一実施例を示す
概要図。
【図5】本発明の他の実施例を示す概要図。
【符号の説明】
1…レーザー光源、2…シャッター、3…ミラー、4…
ビームスプリッタ、5…ミラー、6,7…レンズ、8…
液晶空間光変調素子(LCD)、9…レンズ、10…シ
リンドリカルレンズ、11…1方向拡散板(スクリー
ン)、12…スリット、13…感材、14…感材送り装
置、15,16…レンズ、17…ミラー、18…パソコ
ン、19…ミラー、20…拡散板、21…レンズ、22
…スリット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ルイス・マヌエル・ムリヨ−モラ 千葉県千葉市稲毛区天台3−2−1 (72)発明者 辻内 順平 東京都江戸川区松江7−27−14−702 (72)発明者 戸田 敏貴 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (72)発明者 岩田 藤郎 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版 印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−142590(JP,A) K.Okada and J.Tsu jiuchi,CONICAL HOL OGRAPHIC STEREOGRA MS,REAL IMAGE,1991年第 22回画像工学コンファレンス,日本, 1991年 久保田敏広、西村正雄,カラーホログ ラフィによる文化財の記録・展示(I I),日本写真学会誌,日本,(社)日 本写真学会,1990年 8月28日,297〜 302 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03H 1/26

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ステップ型の多色ホログラフィック・
    ステレオグラムを作製する装置において、 1種類の所定波長のレーザービームを発生するレーザー
    光源と、 前記レーザー光源からのレーザービームをしゃ光する第
    1のしゃ光手段と、 前記第1のしゃ光手段からのレーザービームを2つに分
    岐する第1の光分岐手段と、 前記第1の光分岐手段により分岐された一方のレーザー
    ビームを拡大して2次元の原画を照明する第1の光学系
    と、 前記原画からの光を1方向拡散板に投影させ、感光材料
    が塗布された基材である感材に物体光として入射させる
    第2の光学系と、 前記原画を次々に取り替えるように当該原画を供給する
    ための原画供給手段と、 前記感材を送るための感材送り手段と、 前記第1の光分岐手段により分岐された他方のレーザー
    ビームを、前記感材の同一位置に対する入射角度がそれ
    ぞれ互いに異なるように調節する光調節手段と、 前記光調節手段により調節されたレーザービームを1方
    向に拡大し、前記感材に参照光として入射させる第3の
    光学系と、 1ステップ型の多色ホログラフィック・ステレオグラム
    を作製するように、前記第1のしゃ光手段、光調節手
    段、原画供給手段、および感材送り手段をそれぞれ制御
    すると共に、記録波長と再生波長との違いによる再生位
    置の変化を補正するように、前記1方向拡散板の配置位
    置を制御する制御手段と、前記1方向拡散板の手前に配置され、前記1方向拡散板
    の光を散乱させる方向については、投影する光が平行と
    なるようにする手段と、 備えて成ることを特徴とする多色ホログラフィック・ス
    テレオグラムの作製装置。
  2. 【請求項2】 前記光調節手段としては、前記第1の光
    分岐手段により分岐された他方のレーザービームを、前
    記感材の同一位置に対する入射角度がそれぞれ互いに異
    なるように複数方向に分岐する第2の光分岐手段と、前
    記第2の光分岐手段により分岐された各レーザービーム
    を各別にしゃ光する第2のしゃ光手段とからなることを
    特徴とする請求項1に記載の多色ホログラフィック・ス
    テレオグラムの作製装置。
  3. 【請求項3】 前記光調節手段としては、前記第1の光
    分岐手段により分岐された他方のレーザービームを反射
    する光反射手段を有し、当該光反射手段からのレーザー
    ビームを前記感材の同一位置に対する入射角度がそれぞ
    れ互いに異なるように前記光反射手段の配置位置を制御
    するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の多色
    ホログラフィック・ステレオグラムの作製装置。
  4. 【請求項4】 前記多色ホログラフィック・ステレオグ
    ラムとしては、レインボータイプの多色ホログラフィッ
    ク・ステレオグラムを作製するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の多色ホログラフィック・ステレオ
    グラムの作製装置。
  5. 【請求項5】 前記多色ホログラフィック・ステレオグ
    ラムとしては、1次元の視差を持つ多色ホログラフィッ
    ク・ステレオグラムを作製するようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載の多色ホログラフィック・ステレオ
    グラムの作製装置。
  6. 【請求項6】 1ステップ型の多色ホログラフィック・
    ステレオグラムを作製する装置において、 1種類の所定波長のレーザービームを発生するレーザー
    光源と、 前記レーザー光源からのレーザービームをしゃ光する第
    1のしゃ光手段と、 前記第1のしゃ光手段からのレーザービームを2つに分
    岐する第1の光分岐手段と、 前記第1の光分岐手段により分岐された一方のレーザー
    ビームを拡大して2次元の原画を照明する第1の光学系
    と、 前記原画からの光を拡散板に投影させ、感光材料が塗布
    された基材である感材に物体光として入射させる第2の
    光学系と、 前記原画を次々に取り替えるように当該原画を供給する
    ための原画供給手段と、 前記感材を送るための感材送り手段と、 前記第1の光分岐手段により分岐された他方のレーザー
    ビームを1方向に拡大し、前記感材に参照光として入射
    させる第3の光学系と、 1ステップ型の多色ホログラフィック・ステレオグラム
    を作製するように、前記第1のしゃ光手段、光調節手
    段、原画供給手段、および感材送り手段をそれぞれ制御
    すると共に、記録波長と再生波長との違いによる再生位
    置の変化を補正するように、前記拡散板の配置位置を制
    御する制御手段と、前記拡散板の手前に配置されているレンズと、 備えて成ることを特徴とする多色ホログラフィック・ス
    テレオグラムの作製装置。
  7. 【請求項7】 前記多色ホログラフィック・ステレオグ
    ラムとしては、リップマンタイプの多色ホログラフィッ
    ク・ステレオグラムを作製するようにしたことを特徴と
    する請求項6に記載の多色ホログラフィック・ステレオ
    グラムの作製装置。
  8. 【請求項8】 前記多色ホログラフィック・ステレオグ
    ラムとしては、2次元の視差を持つ多色ホログラフィッ
    ク・ステレオグラムを作製するようにしたことを特徴と
    する請求項6に記載のホログラフィック・ステレオグラ
    ムの作製装置。
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久保田敏広、西村正雄,カラーホログラフィによる文化財の記録・展示(II),日本写真学会誌,日本,(社)日本写真学会,1990年 8月28日,297〜302

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