JP3425132B2 - 学習情報提供システム、学習情報提供方法及びプログラムを記憶した情報記憶媒体 - Google Patents

学習情報提供システム、学習情報提供方法及びプログラムを記憶した情報記憶媒体

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JP3425132B2
JP3425132B2 JP2000393590A JP2000393590A JP3425132B2 JP 3425132 B2 JP3425132 B2 JP 3425132B2 JP 2000393590 A JP2000393590 A JP 2000393590A JP 2000393590 A JP2000393590 A JP 2000393590A JP 3425132 B2 JP3425132 B2 JP 3425132B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学習情報提供シス
テム、学習情報提供方法、これを実現するためのプログ
ラム及び情報記憶媒体に関する。
【0002】
【背景技術及び発明が解決しようとする課題】今日、外
国語の学習(例えば英単語)や、コンピュータ技術の習
熟など各種の学習目的で、コンピュータ(パソコン、情
報通信端末、携帯電話。広義には、端末)を利用するこ
とができる。
【0003】この場合、ユーザは、CD(Compact Dis
c)とテキストというようなセットで市販される学習ソ
フト(コンピュータプログラム)や、ネットワークを介
して配信される学習ソフト(コンピュータプログラム)
により実現される学習計画にしたがって学習を進める。
【0004】しかしながら、市販される学習ソフトは、
セット自体が梱包されていて中身が見えず、しかも店頭
で中身の十分な確認ができないために、確認不十分で購
入することとなる。したがって、自分で学習した結果、
問題が簡単すぎて自分に合わないとか、難しすぎて自分
に合わないというような学習レベルについて満足できな
い場合がある。また、学習計画が自分に合わないという
場合もある。さらには、それを実現するソフトウェアプ
ログラム自体の出来が不十分であるといった学習ソフト
の品質について満足できない場合があった。
【0005】また、既にネットワークで配信される学習
ソフトについては、その課金方法が月額固定料金制であ
ったり、通信接続時間に応じた従量制であったりして、
ユーザは学習成果が全く上がらなかったとしても、料金
を払う必要がある。このような場合にも、ユーザが忙し
くてアクセスできない月でも課金されるといった料金シ
ステムへの不満だけでなく、学習レベルが自分に合わな
かったり、それを実現するソフトウェアプログラム自体
の出来が不十分であるといった学習ソフトの品質につい
て満足できない場合がある。
【0006】上述したいずれの場合にも、本人の学習成
果に関わらず料金を支払わざるを得ず、ユーザにとって
は不要な出費となるため、学習ソフトのメーカに対する
不信感を抱いたり、学習ソフトを配信するコンテンツを
解約するといったことになる。これらコンテンツ提供
側、あるいは学習ソフトのメーカ側(広義には、学習プ
ログラム提供側)にとっても、あらゆる学習レベル、学
習計画に対応したソフトウェアを提供することができな
いため、全てのユーザが満足できる内容を提供すること
が困難であり、結果としてユーザの信頼を失ってユーザ
離れを招くこととなり、望ましくない。
【0007】本発明は、以上のような課題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、ユーザにと
って十分な満足が得られ効果的な学習を可能にすると共
に、学習プログラム提供側にとってもユーザ離れを回避
できる学習情報提供システム、学習情報提供方法、プロ
グラム及び情報記憶媒体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、端末に対して、学習用の問題を提供する
サーバを備えた学習情報提供システムにおいて、ユーザ
のリクエストに応じて問題を端末に提供する問題提供手
段と、ユーザからの回答に基づき、出題項目に対する正
解、不正解に関連付けてユーザに対する課金を行う課金
手段とを含み、課金手段は、最初の出題若しくは最初か
ら所定回数の出題に対してユーザが正解した場合には、
所定の条件で当該出題項目を出題対象及び課金対象から
外し、ユーザが最初の出題若しくは最初から所定回数の
出題に対して間違えた出題項目については、所定の条件
で出題対象とし、その後のユーザの学習成果に応じて所
定の条件で課金対象と判断し、ユーザに対する課金を行
うことを特徴とする。
【0009】ここで、問題提供手段によって提供される
問題の種類、その提供方法に限定されない。いずれにし
ろ、端末を用いるユーザが、この提供された問題に対し
て回答できれば良い。
【0010】また、課金手段は、提供した問題に対応し
て設けられた正解に基づいて判定された正解、不正解の
結果に関連付けて課金対象とするか否かを判断する。こ
のようにして判断された課金対象に対しては、課金手段
が行う課金処理の方法には限定されない。課金手段は、
最初の出題若しくは最初から所定回数の出題に対してユ
ーザが正解した場合には、そのまま当該出題項目を出題
対象及び課金対象から外しても良いし、所定の条件を満
たしたときに当該出題項目を出題対象及び課金対象から
外すようにしても良い。さらに、課金手段は、ユーザが
最初の出題若しくは最初から所定回数の出題に対して間
違えた出題項目については、そのまま課金対象と判断
し、ユーザに対する課金を行っても良いし、あるいは出
題対象とし、その後のユーザの学習の成果に応じて所定
の条件を満たしたときに課金対象と判断し、ユーザに対
する課金を行っても良い。
【0011】本発明によれば、ユーザにとって得意な問
題については課金対象から外し、学習成果の上がった出
題項目に対してのみ課金の対象とされるので、ユーザに
とって効率的な学習が可能となると共に、料金の支払い
に十分満足することができる。これは、問題提供側にと
っても、信頼感が損なわれずに済むことを意味する。
【0012】また本発明は、端末に対して、サーバから
学習用の問題を提供する学習情報提供方法であって、ユ
ーザのリクエストに応じて問題を端末に提供する問題提
供ステップと、ユーザからの回答に基づき、問題提供ス
テップで提供された出題項目に対する正解、不正解に関
連付けてユーザに対する課金を行う課金ステップとを含
み、課金ステップは、最初の出題若しくは最初から所定
回数の出題に対してユーザが正解した場合には、所定の
条件で当該出題項目を出題対象及び課金対象から外し、
ユーザが最初の出題若しくは最初から所定回数の出題に
対して間違えた出題項目については、所定の条件で出題
対象とし、その後のユーザの学習成果に応じて所定の条
件を満たしたときに課金対象と判断し、ユーザに対する
課金を行うことを特徴とする。
【0013】また本発明に係るプログラムは、コンピュ
ータにより使用可能なプログラム(情報記憶媒体又は搬
送波に具現化されるプログラム)であって、上記手段を
コンピュータに実現させることを特徴とする。
【0014】また本発明に係る情報記憶媒体は、コンピ
ュータにより使用可能な情報記憶媒体であって、上記手
段をコンピュータに実現させるためのプログラムを含む
ことを特徴とする。
【0015】また本発明に係る学習情報提供システム、
学習情報提供方法、プログラム及び情報記憶媒体は、出
題対象とした出題項目に対しては、ユーザが同一項目に
対して連続正解回数が所定回数を越えた場合に、当該出
題項目をマスターしたと判断し、課金が行われることを
特徴とする。
【0016】ここで、連続正解回数は、ユーザごとに、
出題項目ごとにユーザの回答に基づいた正解回数を記憶
しておくことが望ましい。
【0017】本発明によれば、このような連続正解回数
に基づいてユーザがマスターしたと判断された時点で課
金がされるために、十分満足して料金の支払いを行うこ
とができ、その問題提供側もユーザのマスターを確認し
て課金することができる。
【0018】また本発明に係る学習情報提供システム、
学習情報提供方法、プログラム及び情報記憶媒体は、前
記所定回数は、出題間隔に応じた回数に設定されること
を特徴とする。
【0019】本発明によれば、例えば出題間隔が長くな
るほど所定回数を小さくすることによって、ユーザにと
って、より現実的にマスターしたか否かについて判断す
ることができる。
【0020】また本発明に係る学習情報提供システム、
学習情報提供方法、プログラム及び情報記憶媒体は、課
金対象とした出題項目については、出題頻度が低くなる
ことを特徴とする。
【0021】本発明によれば、ユーザがマスターしたか
否かの判断がより正確になるとともに、ユーザにとって
もマスターしていない出題項目を集中的に学習すること
ができるので、より効果的な学習が可能となる。
【0022】また本発明に係る学習情報提供システム、
学習情報提供方法、プログラム及び情報記憶媒体は、出
題対象とした出題項目について、ユーザの回答がある毎
に、間違い回数、正解回数を記憶し、間違い回数、正解
回数に関連付けて当該出題項目の出題頻度が設定される
ことを特徴とする。
【0023】ここで、正解回数としては、単にこれまで
の履歴として正解した回数であっても良いが、連続正解
回数であることが望ましい。
【0024】本発明によれば、例えば間違い回数の多い
ものについては出題頻度を高くして、それとは逆に正解
回数が相対的に多いものについては、出題頻度を低くす
ることができるので、ユーザが出題項目に対する回答を
マスターするにしたがって出題頻度を低くすることがで
き、最終的にユーザがマスターしたか否かの判断をより
正確に行うことができるようになる。
【0025】また本発明に係る学習情報提供システム、
学習情報提供方法、プログラム及び情報記憶媒体は、課
金を行う場合、ユーザから課金について同意が得られた
ときは課金を行い、ユーザから課金について同意が得ら
れないときは当該出題項目を課金対象から外すことを特
徴とする。
【0026】本発明によれば、ユーザに経済的な理由が
ある場合には、料金の支払いを行わずに済む反面、次回
の出題ではこれまでと同様の出題条件で出題されるので
学習効率が落ちる不利益を負うことになる。一方、例え
ばユーザが今ひとつ自信は無いが一応正解したような出
題項目については、ユーザの意思によって課金対象から
外すことで、再度出題に挑戦することができるようにな
り、より確実な学習が可能となる。
【0027】また本発明に係る学習情報提供システム、
学習情報提供方法、プログラム及び情報記憶媒体は、課
金対象とした出題項目に対しては、ユーザのリクエスト
に応じて当該出題項目のデータをユーザに提供すること
を特徴とする。
【0028】本発明によれば、必要に応じてユーザは自
己の学習成果を確認しながら学習を進めることができ、
より効率的な学習効果が得られる。
【0029】また本発明に係る学習情報提供システム、
学習情報提供方法、プログラム及び情報記憶媒体は、既
に課金済みの出題項目に対しては、少なくともユーザの
間違え回数に関連付けて設定された頻度で問題を提供す
ることを特徴とする。
【0030】本発明によれば、マスターして一旦課金さ
れたものであっても、ユーザの間違い回数に基づいて認
識可能なユーザの習熟度から、再度ユーザが忘れた頃に
出題するようにすることで、ユーザによってより確実な
出題項目のマスターを促すことが可能となる。
【0031】また本発明に係る学習情報提供システム、
学習情報提供方法、プログラム及び情報記憶媒体は、課
金対象とし、ユーザが課金に了承した出題項目について
は、その後出題されなくなることを特徴とする。
【0032】本発明によれば、ユーザにとっては常にマ
スターしていない出題項目が集中的に出題されるように
なり、ユーザはより効率的に学習を進めることができる
ようになる。
【0033】また本発明は、前記端末は、前記問題提供
手段をコンピュータに実現させるプログラムを前記サー
バからダウンロードして実行することによってユーザに
対して問題を提供し、前記サーバは、前記課金手段を含
み、ユーザに対する出題項目について前記端末からユー
ザの回答を受け取り、当該ユーザの回答に基づいて課金
を行うことを特徴とする。
【0034】本発明によれば、上記手段をコンピュータ
に実現させるプログラムをサーバから端末にダウンロー
ドして、端末で実行させるようにしたので、より複雑な
出題形式、若しくは出題内容を有して、より効果的な学
習が可能な学習情報の提供が可能となる。
【0035】また本発明は、端末に対して、学習用の問
題を提供するサーバを備えた学習情報提供システムにお
いて、異なる出題項目を有する問題を順次提供する問題
提供手段と、ユーザからの回答を評価する回答評価手段
と、ユーザの回答に基づき、出題項目に対する正解、不
正解に関連付けてユーザに対する課金を行う課金手段と
を含み、課金手段は、最初の出題若しくは最初から所定
回数の出題に対してユーザが正解した場合には、所定の
条件で当該出題項目を出題対象及び課金対象から外し、
ユーザが最初の出題若しくは最初から所定回数の出題に
対して間違えた出題項目については、所定の条件で出題
対象とし、その後のユーザの学習成果に応じて所定の条
件で課金対象と判断し、ユーザに対する課金を行う学習
情報提供システムであって、前記端末は、少なくとも前
記問題提供手段及び前記回答評価手段をコンピュータに
実現させるプログラムを前記サーバからダウンロードし
て実行し、前記サーバは、ユーザに対する課金を行うこ
とを条件として、次の出題項目を含む問題を前記端末に
提供することを特徴とする。
【0036】本発明によれば、例えば章分けされた出題
項目についてユーザが学習を進める場合、ユーザが課金
を承認したときに次の章の出題項目が提供されるように
することが可能となる。また、全ての問題をプログラム
形式で提供しておき、ユーザに対する課金の条件にし
て、例えば、1章、2章、3章、4章というようにその
各章ごとに設けられたロックを外すようなロック解除信
号を提供するようにしても、効果的な学習を進めること
も可能である。
【0037】なお、当該次の出題項目を含む問題を端末
に提供する場合、当該次の出題項目を含む問題を提供す
る問題提供手段及びこれに対応した回答評価手段をコン
ピュータに実現させるプログラムを配信するようにして
も良いし、当該次の出題項目を含む問題のみを提供する
ようにしても良い。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を用いて説明する。
【0039】本発明における学習情報提供システムは、
サーバから、ネットワークを介し、通信機能を有する端
末に対して、学習情報の提供を行い、端末のユーザに対
して効果的な学習が可能な出題を行う。
【0040】ここで、学習情報とは、ユーザに対して出
題される内容を含む出題項目データ、出題項目データに
基づく出題処理、出題に対応してユーザの回答を評価す
るための回答評価処理、課金通知など端末に提供される
種々の情報(コンピュータに各種機能を実現させるため
のプログラムを含む)をいう。
【0041】1. 第1の実施形態 第1の実施形態における学習情報提供システムは、学習
情報提供装置(広義には、サーバ)から、ネットワーク
を介し、携帯電話(広義には、端末)に対して、学習情
報の提供を行い、端末のユーザに対して効果的な学習が
可能な出題を行う。
【0042】1.1 第1の実施形態の構成 図1に、第1の実施形態における学習情報提供システム
の構成の概略図を示す。
【0043】学習情報提供システム10は、携帯通信端
末としての携帯電話(広義には、端末又はクライアン
ト)20と、ネットワーク40を介して携帯電話20に
対して学習情報の提供を行う学習情報提供装置(広義に
は、サーバ)50を含む。
【0044】携帯電話20は、無線の伝送路を介してネ
ットワーク40に接続される。ネットワーク40は、無
線若しくは有線の伝送路を含んで構成される。学習情報
提供装置50は、無線若しくは有線の伝送路を介してネ
ットワーク40に接続される。
【0045】ネットワーク40は、携帯電話20による
移動通信を行うための基地局、パケットの分解組み立て
装置、インターネットなどを含む。ネットワーク40に
は、携帯電話20以外の、多種多様の通信端末が接続さ
れる。
【0046】このような構成の学習情報提供システム1
0では、例えば携帯電話20のユーザからの出題要求
(リクエスト)をネットワーク40経由で受け付けた学
習情報提供装置50は、ユーザに対応した出題項目を含
む学習情報を、ネットワーク40を介して提供する。
【0047】携帯電話20は、ユーザに対する出題処理
を行う出題プログラムを実装しており、学習情報提供装
置50から提供された出題項目データに基づいて出題を
行い、表示部22に出題内容の表示を行う。ユーザから
その回答を受け付けた携帯電話20は、例えばその内容
を再びネットワーク40を介し学習情報提供装置50に
返信する。学習情報提供装置50は、その回答結果から
正解若しくは不正解を評価(判定)し、その回答結果の
履歴を学習成果としてユーザごとに設けられた学習項目
リストに記憶する。
【0048】そして、学習情報提供装置50は、この学
習項目リストに基づいて、学習成果が表れた出題項目
と、まだ学習成果の表れない出題項目とを判別し、学習
成果が表れた出題項目を課金対象として、ユーザから課
金を行う。
【0049】これにより、ユーザにとって、自分の学習
成果に応じた料金の支払いに満足することができる。一
方、学習プログラム提供側にとって、ユーザの信頼を損
なうことなく長期にわたってユーザの利用を確保するこ
とができるようになる。
【0050】図2に、このような第1の実施形態におけ
る学習情報提供システムの処理の流れの概要を示す。
【0051】第1の実施形態における学習情報提供シス
テムは、上述したように携帯電話20のユーザからのリ
クエストに応じて、学習情報の提供が行われる。
【0052】まず、ネットワーク40を介してリクエス
トがあると、学習情報提供装置50によって、ユーザご
とに出題すべき問題が選定される(ステップS10)。
各ユーザに対しては、出題項目に対応して、これまでの
学習成果として間違い回数や連続正解回数などを含む学
習項目リストを有しており、出題問題はこの学習項目リ
ストを参照して選定される。この選定は、学習情報提供
装置50でなくても、ユーザからのリクエストを受け付
けた携帯電話20において行うようにしても良い。
【0053】選定された問題は、携帯電話20の表示部
22においてユーザに対して出題するために表示される
(ステップS11)。ここで、出題される問題形式とし
ては、自己採点式、回答選択式、回答入力式などの種々
の形式がある。
【0054】自己採点式は、出題内容に対して、ユーザ
が回答を自分の頭で考えたり、声に出して言うことで、
その回答が出題後に表示される正解と合っていたか否か
について、ユーザ自身の操作により受け付ける方式であ
る。
【0055】回答選択式は、選択肢を含む出題内容に対
して、ユーザが選択肢の中から回答を選び出し、その回
答が正解であるか否かをシステム側で評価する方式であ
る。
【0056】回答入力式は、出題内容に対して、ユーザ
から回答を入力させ、その回答が正解であるか否かをシ
ステム側で評価する方式である。
【0057】その後、ステップS11で出題された問題
に対して、ユーザから回答結果、若しくは自己採点結果
を受け付ける(ステップS12)。ユーザからの回答を
受け付けた場合は、予め用意された正解と一致したか否
かを判定して回答評価を行う。この回答評価は、携帯電
話20で行っても良いし、学習情報提供装置50で行っ
ても良い。
【0058】このようにして、出題問題に対する回答結
果は、学習項目リストに反映される(ステップS1
3)。
【0059】次に、出題すべき問題が最後であったか否
かを判定し(ステップS14)、まだ出題すべき問題が
あると判定されたとき(ステップS14:N)、ステッ
プS11に戻って次の問題を出題する。
【0060】一方、出題すべき問題がないと判定された
とき(ステップS14:Y)、課金処理を行い(ステッ
プS15)、一連の処理を終了する(エンド)。
【0061】第1の実施形態における課金処理は、学習
項目リストに基づいて、ユーザがマスターしたと判断さ
れた出題項目について課金対象とする。例えば、最初の
出題に正解した出題項目や最初の出題から所定回数の出
題について正解した出題項目については、ユーザがマス
ターしたと判断して、課金対象とする。あるいは、例え
ば、同一項目に対して間違える頻度が少なくなった場合
に、所定の条件でこの出題項目をマスターしたと判断し
て、課金対象とする。
【0062】この際、課金対象とした出題項目は、その
後の出題頻度を著しく低下させて、他の出題項目を優先
的に出題させたり、あるいはユーザが忘れた頃に再度出
題させるなどして効果的な学習を行うことができること
が望ましい。
【0063】また、課金を行う際には、ユーザに対して
同意を得たときのみ行うことが望ましい。その際、ユー
ザの学習成果を認識させるために、ユーザのリクエスト
に応じて、若しくはユーザのリクエストに関わらず、マ
スターして課金対象となった出題項目について表示する
ことが望ましい。
【0064】以下では、このような第1の実施形態の一
例に係る学習情報提供システムについて説明する。
【0065】1.2 第1の実施形態の一例に係る構成
例 図3に、第1の実施形態の一例に係る学習情報提供シス
テムの機能ブロック構成の概要を示す。
【0066】携帯電話20は、表示部22、操作部2
4、記憶部26、送受信部28、処理部30を含む。
【0067】表示部22は、提供された学習情報にした
がって問題やユーザからの操作内容を表示し、その機能
は、例えば液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displa
y:LCD)などのハードウェアにより実現できる。
【0068】操作部24は、ユーザからの操作情報を入
力するためのものであり、その機能は、例えば文字入力
キーや、タッチパネルなどのハードウェアにより実現で
きる。
【0069】記憶部26は、制御プログラム、提供され
た学習情報やその他処理内容を一時的に記憶し、その機
能は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Ra
ndomAccess Memory)などの半導体メモリにより構成さ
れるハードウェアにより実現できる。
【0070】送受信部28は、ネットワーク40を介し
て学習情報提供装置50との間で、提供される学習情報
の受信や、その回答の送信などの通信処理を行う。
【0071】処理部30は、記憶部26に記憶された制
御プログラムにしたがって、表示部22、操作部24、
送受信部28の制御を司り、その機能は、例えばCPU
(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signa
l Processing)やASIC(Application Specific Int
egrated Circuit)などのハードウェアにより実現でき
る。
【0072】なお、携帯電話20は、記憶部26の記憶
内容については、図示しない情報記憶媒体から適宜転送
するようにしても良い。
【0073】このような構成の携帯電話20では、記憶
部26に記憶されたプログラムにしたがって、処理部3
0が、図示しないマイク、あるいはスピーカにより移動
電話通信網を介した移動通信処理を行う。さらに、処理
部30は、記憶部26に記憶されたプログラムにしたが
って、ネットワーク40を介して学習情報の提供を受
け、これにしたがって、ユーザに対して表示部22によ
り画像表示を行って出題を行い、操作部24を介してユ
ーザの回答を受け付ける。処理部30は、受け付けた回
答を、送受信部28により学習情報提供装置50に対し
て送信する。
【0074】携帯電話20の処理部30では、学習情報
提供装置50から課金通知があった場合には、表示部2
2に画像表示を行って、これに対するユーザの同意の有
無を操作部24により受け付け、これを学習情報提供装
置50に対して返信する。
【0075】学習情報提供装置50は、送受信部52、
記憶部54、情報記憶媒体56、処理部58を含む。
【0076】送受信部52は、ネットワーク40を介し
て携帯電話20との間で、提供する学習情報の送信や、
ユーザからの回答の受信などの通信処理を行う。
【0077】記憶部54は、出題項目ごとに、出題内
容、正解などの出題項目データを含む出題項目ストレー
ジ60と、各ユーザに対して出題項目ごとに設けられた
学習項目リスト62とを含むほか、制御プログラムやそ
の他処理内容を記憶する。その機能は、例えばROMや
RAMなどの半導体メモリ、光ディスク(CD、DV
D)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハード
ディスク、磁気テープなどのハードウェアにより実現で
きる。
【0078】記憶部54に記憶される内容は、情報記憶
媒体56から適宜読み出されるようにしてもよい。ま
た、当該読み出し情報から、各種機能を実現するように
してもよい。このような情報記憶媒体56に記憶される
プログラムは、搬送波に具現化されるものであっても良
く、例えばネットワーク40を所定のホスト端末などか
らプログラムを読み取って、上述した種々の機能を実現
させるものであってもよい。このような情報記憶媒体5
6としては、例えばCD−ROM、DVD−ROM、I
Cカード、ROM、RAM、メモリカード、ハードディ
スクなどの記憶媒体があり、その情報読み取り方式は接
触式でも非接触式であっても良い。
【0079】図4(A)〜(C)に、第1の実施形態に
おける出題項目ストレージのデータ構造の一例を示す。
ここでは、英単語や歴史の年号に関する簡単な出題が行
われる場合を示す。
【0080】図4(A)は、出題形式が自己採点式の場
合の出題項目ストレージのデータ構造の一例を示す。出
題項目ストレージ60には、出題形式が自己採点式の場
合、出題項目ごとに少なくとも「問題」、「正解」が対
応付けられたデータが記憶され、その他に「例文」、
「ヒント」、「その他」などのデータも出題項目に対応
付けられて記憶される。
【0081】例えば、「問題」として「illegib
le」という英単語の日本語訳を問う出題項目について
は、「正解」には「問題」の日本語訳である「判読し難
い」という文字情報が記憶されている。
【0082】「例文」には、「問題」の英単語の使用例
の文字情報が記憶される。「ヒント」には、「正解」に
導くのに効果的な内容の文字情報(図4(A)では、
「正解」の類語である「unreadable」)が記
憶される。「その他」には、出題項目ごとに必要な情報
が記憶される。
【0083】図4(B)は、出題形式が回答選択式の場
合の、出題項目ストレージのデータ構造の一例を示す。
出題項目ストレージ60には、出題形式が回答選択式の
場合、出題項目ごとに少なくとも「問題」、「正解」、
「選択肢」が対応付けられたデータが記憶され、その他
に「その他」などのデータも出題項目に対応付けられて
記憶される。ここでは、「正解」と「選択肢」からなる
4つの選択肢が、出題処理が行われた際に、適宜表示位
置が変更されて、携帯電話20の表示部22に表示され
る。
【0084】例えば、「問題」として「正解」に最適な
単語を挿入する位置に括弧を配置した英文が出題される
出題項目については、「正解」には括弧の位置に挿入す
べき英単語である「illegible」という文字情
報が記憶される。
【0085】図4(C)は、出題形式が回答入力式の場
合の、出題項目ストレージのデータ構造の一例を示す。
出題項目ストレージ60には、出題形式が回答選択式の
場合、出題項目ごとに少なくとも「問題」、「正解」が
対応付けられたデータが記憶され、その他に「その他」
などのデータも出題項目に対応付けられて記憶される。
【0086】例えば、「問題」として「正解」に最適な
単語を挿入する位置に括弧を配置した英文が出題される
出題項目については、「正解」には括弧の位置に挿入す
べき語句である「1853」という文字情報が記憶され
る。ここでは、例えば回答入力欄に表示すべき文字であ
る「年」が「その他」の欄に記憶される。
【0087】なお、図4(A)〜(C)では、出題形式
に応じて異なるデータ構造であるものとして説明した
が、各出題形式の項目を共通化して記憶することも可能
である。
【0088】図5に、第1の実施形態における学習項目
リストのデータ構造の一例を示す。
【0089】学習項目リスト62は、出題項目ごとに、
少なくとも出題フラグ64、課金フラグ66、間違い回
数68、連続正解回数70を含む。このような学習項目
リスト62は、ユーザごとに生成される。
【0090】出題フラグ64は、当該出題項目が未出題
であることを示す「未出題」、当該出題項目に対してユ
ーザがマスターしたことを示す「覚えた」、当該出題項
目に対してユーザがマスターしていないことを示す「覚
えていない」の3状態を示す。
【0091】課金フラグ66は、当該出題項目が課金対
象ではないことを示す「未課金」、当該出題項目が課金
対象として既にユーザから課金を行ったことを示す「課
金済」、当該出題項目が課金対象として今回ユーザから
課金すべきことを示す「今回課金」の3状態を示す。
【0092】間違い回数68は、当該出題項目に対して
ユーザが間違った回数として整数で記憶される。
【0093】連続正解回数70は、当該出題項目に対し
てユーザが連続して正解した回数として整数で記憶され
る。
【0094】なお、このような学習項目リストは、ユー
ザが最初にアクセスを行って、出題要求(リクエスト)
を行ったときに、図4(A)〜(C)に示す出題項目ス
トレージ60の各出題項目から、当該ユーザに対して作
成される。この場合、全出題項目について、出題フラグ
64は「未出題」、課金フラグ66は「未課金」、間違
い回数68は「0」、連続正解回数70は「0」にそれ
ぞれ初期化される。
【0095】ここで、図3に戻って説明を続ける。
【0096】学習情報提供装置50の処理部58は、記
憶部54に記憶されたプログラムにしたがって、送受信
部52などの制御を司り、その機能は、例えばCPU、
DSPやASICなどのハードウェアにより実現でき
る。
【0097】処理部58は、出題選定部80、回答評価
部82、リスト設定部84、課金処理部86を含む。
【0098】出題選定部80は、出題項目ストレージ6
0に記憶された複数の出題項目から、ユーザの学習成果
に応じた問題をそのとき実際に出題する項目として選定
する。そのため、出題選定部80は、出題項目ごとに図
5に示した学習項目リスト62を参照して、ユーザにと
って学習に効果的な問題を選定する。例えば、ユーザが
マスターした出題項目については、出題頻度を非常に低
くするか、若しくは全く出題させないようにするなどし
て、マスターしていない出題項目の出題頻度を高くする
ことで、学習効率を向上させるような出題項目を選定す
ることができる。また、一旦覚えたが、その後忘れてし
まっていたような項目については、これを間違えた時点
でその項目の出題確率を再び高い状態に戻してやること
で、ユーザが学習をやり直せるようにすることができ
る。
【0099】より具体的には、出題選定部80は、例え
ば出題フラグ64が「未出題」又は「覚えていない」出
題項目の中から、間違い回数68の多い順から問題を選
定する。この場合、ユーザは、マスターしていない出題
項目を集中的に学習できる。
【0100】あるいは、出題選定部80は、課金フラグ
66が「課金済み」で、間違い回数が多い順に問題を選
定する。この場合、ユーザは、一旦マスターした出題項
目についても、ある一定期間を置いて再度出題された場
合に記憶がよみがえって、より学習の成果として記憶を
定着させることができる。また、このとき間違えたよう
な場合には、その項目の出題フラグを「覚えていない」
に戻し、再び高い確率で出題されるようにする。
【0101】このように選定された問題は、学習情報と
して送受信部52として携帯電話20に対して提供され
る。
【0102】回答評価部82は、出題選定部80によっ
て選定された問題が出題されるごとに、その出題項目の
「正解」を参照してユーザからの回答を評価して、正
解、不正解の判定を行う。出題形式が自己採点方式の場
合は、ユーザから入力された正解、不正解をそのまま判
定出力とする。
【0103】リスト設定部84は、回答評価部82によ
るユーザの回答評価結果を、学習成果として学習項目リ
スト62に反映させる。より具体的には、ユーザの回答
の正解、間違いの回数を更新し、ユーザがマスターした
出題項目については課金対象とする。これにより、ユー
ザは、次回以降、この反映された学習項目リスト62に
基づいて選定された問題からなる学習情報の提供を受け
ることができ、効果的な学習が可能となる。なお、学習
項目リスト62への反映は、ユーザに対する課金を条件
として行う。
【0104】課金処理部86は、回答評価部82による
回答評価を行った結果、学習項目リスト62の課金フラ
グ66が「今回課金」となった出題項目を課金対象とし
て、当該ユーザに対して課金を行う。
【0105】図6に、このような構成の第1の実施形態
における学習情報提供システムのシーケンスの一例を示
す。
【0106】まず、携帯電話20からリクエスト(出題
要求)90を受け付けると、学習情報提供装置50は、
リクエストのあったユーザを判別し(ユーザ判別9
2)、出題選定部80により、出題項目ストレージ60
に記憶された複数の出題項目から、ユーザの学習成果に
応じた問題を選定(出題選定94)し、選定した出題項
目を学習情報96としてネットワーク40を介して携帯
電話20に提供する。
【0107】携帯電話20では、送受信部28を介して
受信した学習情報を記憶部26に一旦記憶した後、記憶
部26に記憶される出題処理を行うための出題プログラ
ム(ソフトウェア、若しくはファームウェア)にしたが
って、最初の問題を表示部22に表示させる(表示9
8)。なお、この出題プログラムは、学習情報提供装置
50から学習情報96と共に提供するようにしても良
い。要は、携帯電話20において、リクエスト90を行
ったユーザの学習成果に応じた出題項目を出題できれば
良い。
【0108】例えば、出題形式が自己採点式であって、
出題選定部80で選定された出題項目が、例えば図4
(A)に示す「illegible」という英単語の日
本語訳を問う出題項目である場合、図7(A)に示すよ
うに表示部22に、「illegible」という英単
語の日本語訳を問う問題130が表示され、これと共に
「正解を表示」ボタン132が表示される。
【0109】また、例えば出題形式が回答選択式であっ
て、出題選定部80で選定された出題項目が、例えば図
4(B)に示すように括弧に挿入すべき最適な英単語を
問う英文である場合、図8(A)に示すように表示部2
2に、問題文140が表示され、これと共に「正解」と
「選択肢」とをランダムに配置した選択肢142が表示
される。
【0110】さらに、例えば出題形式が回答入力式であ
って、出題選定部80で選定された出題項目が、例えば
図4(C)に示すように、括弧に挿入すべき年号を問う
問題文である場合、図9(A)に示すように表示部22
に、問題文150が表示され、これと共に末尾が「年」
であることを示した回答欄152が表示される。
【0111】携帯電話20では、表示部22に表示され
た出題内容に対して、ユーザによる操作部24を介した
回答を受け付け(回答受付100)、受け付けた回答1
02を再度学習情報提供装置50に返信する。出題形式
が自己採点式の場合には、ユーザによる自己採点結果を
受け付け、学習情報提供装置50に返信する。
【0112】より具体的には、出題形式が自己採点式の
場合は、回答受付100において、図4(A)に示す
「正解を表示」ボタン132の押下を受け付け、問題1
30の「illegible」の日本語訳として出題項
目ストレージ60の「正解」に記憶された「判読し難
い」(正解134)を表示すると共に、自己採点結果を
受け付けるための「正解」ボタン136、「不正解」ボ
タン138を表示する。ユーザから、いずれかのボタン
136、138が押下されたとき、その内容を学習情報
提供装置50に返信する。
【0113】なお、出題項目ストレージ60に記憶され
る「例文」や「ヒント」が、ユーザからの指示があった
ときに、出題項目の「問題」に対応する「例文」若しく
は「ヒント」に記憶された文字情報を携帯電話20に適
宜表示させるようにしても良いし、また、ある所定時間
経過後に、ユーザからの指示に関わらず、自動的に出題
項目の「問題」に対応する「例文」若しくは「ヒント」
に記憶された文字情報を端末に表示させるようにしても
よい。
【0114】一方、出題形式が回答選択式若しくは回答
入力式の場合、学習情報提供装置50は、出題項目に対
応した正解を図4(B)、(C)に示す出題項目ストレ
ージ60から取り出し、ユーザの回答102が正解か不
正解かを評価し(回答評価104)、その評価結果通知
106を携帯電話20に対して行う。携帯電話20は、
その評価結果を表示部22に表示する(通知表示10
8)。
【0115】より具体的には、出題形式が回答選択式の
場合、ユーザによる回答102が、出題項目に対応した
図4(B)に示す出題項目ストレージ60に基づいて、
回答評価され、正解が選択されたときには、図8(B)
に示すようにその旨が表示され、不正解が選択されたと
きには、図8(C)に示すようにその旨が表示される。
【0116】また、出題形式が回答入力式の場合、ユー
ザによる回答102が、出題項目に対応した図4(C)
に示す出題項目ストレージ60に基づいて、回答評価さ
れ、正解が選択されたときには、図9(B)に示すよう
にその旨が表示され、不正解が選択されたときには、図
9(C)に示すようにその旨が表示される。
【0117】その後、携帯電話20では、出題選定94
において選定された出題項目が順次出題される。
【0118】そして、出題が最後となると、学習情報提
供装置50は、マスターした出題項目をユーザに認識さ
せると共に、課金を行うことについて同意を促す課金情
報110を送信する。なお、この課金情報110におい
て、マスターした出題項目の表示については、ユーザか
らのリクエストに応じて通知するようにしても良い。
【0119】これを受け取った携帯電話20は、図10
に示すようにその表示部22に受信した課金情報を表示
する(表示112)。この課金情報は、例えばユーザが
マスターした出題項目160と、課金額162と、課金
に同意するか否かユーザに指定させるための同意ボタン
164、拒否ボタン166が表示される。この際、マス
ターした出題項目160のうち、任意の出題項目だけ選
択的に課金対象とすることができるようになっており、
今ひとつ自信は無いが一応正解したような出題項目につ
いて、課金対象から外すことで、再度出題に挑戦するこ
とができ、より確実な学習が可能となる。
【0120】その後、携帯電話20はユーザからの課金
の同意を受け付け(同意受付114)、その受付内容1
16を学習情報提供装置50に送信する。
【0121】学習情報提供装置50は、その受付内容1
16が課金に同意するものである場合、リスト設定部8
4によりユーザに対する出題項目に対応したユーザの回
答結果に基づいて学習項目リスト62を更新し(学習項
目リスト更新118)、課金処理120を行う。
【0122】このような課金処理120としては、例え
ばプリペイドカード決済や、プロバイダ決済(課金代行
サービス)による方法がある。
【0123】プリペイドカード決済は、ユーザが予めプ
リペイドカード販売店(例えばコンビニエンスストア、
ゲームショップ、ゲームセンターなど)で購入し、課金
処理120において行われる決済時にオンライン上でプ
リペイドカードに記載されたIDを入力する。
【0124】学習情報提供装置50は、入力されたID
の照合を行って、予め記録されているプリペイドカード
情報から課金額を減算する。プリペイドカードの認証
は、決済業務運営会社に委託するようにしても良い。
【0125】このようなプリペイドカード決済によれ
ば、1円単位の決済が可能となるので、少額決済に適し
ている。
【0126】また、プロバイダ決済では、通信事業者が
徴収する基本使用料や通話料と同時に情報料を徴収して
もらい、その手数料を通信事業者に払ってその差額を受
け取る。
【0127】これら以外にも、クレジットカード決済
や、郵送された請求書を銀行や郵便局に持ち込んで払い
込みを行うなどの方法がある。
【0128】1.3 第1の実施系形態の一例に係る処
理例 次に、図3に示す第1の実施形態における学習情報提供
システムの処理の詳細例について、図11乃至13のフ
ローチャートを用いて説明する。
【0129】なお、以下では出題形式が回答選択式、若
しくは回答入力式であるものとする。
【0130】図11に、携帯電話20における処理の詳
細例を示す。
【0131】まず、携帯電話20の処理部30では、ユ
ーザからの出題要求を受け付け、操作部24を介して出
題要求を受け付けたとき、リクエストとしてその旨をネ
ットワーク40経由で送受信部28により学習情報提供
装置50に送信する(ステップS20)。その際、リク
エストを行ったユーザが識別できるように、リクエスト
に例えばユーザIDを付与する。学習情報提供装置50
の出題選定部80は、このリクエストにしたがって、上
述したようにユーザの効果的な学習に最適な出題項目を
有する学習情報の提供を行う。
【0132】その後、処理部30は、学習情報提供装置
50からの学習情報の受信を監視し(ステップS21:
N)、送受信部28によりこれを検出すると(ステップ
S21:Y)、記憶部26に一旦記憶した後、記憶部2
6に記憶される出題処理を行うための出題プログラム
(ソフトウェア、若しくはファームウェア)にしたがっ
て、最初の問題を表示部22に表示させる(ステップS
22)。なお、この出題プログラムは、学習情報提供装
置50から学習情報96と共に提供するようにしても良
い。要は、携帯電話20において、ステップS20でリ
クエストを行ったユーザの学習成果に応じた出題項目を
出題できれば良い。
【0133】次に、処理部30は、操作部24を介した
ユーザからの回答を受け付け(ステップS23)、その
内容を送受信部28により学習情報提供装置50に送信
する(ステップS24)。この回答内容は、出題形式が
回答選択式の場合、選択肢に対応した内容となり、出題
形式が回答入力式の場合、回答欄に入力された内容とな
る。
【0134】その後、処理部30は、学習情報提供装置
50からの回答評価結果の受信を待ち(ステップS2
5:N)、これを受信したとき(ステップS25:
Y)、表示部22に学習情報提供装置50からの回答評
価結果を表示する(ステップS26)。すなわち、出題
形式が回答選択式の場合、回答の正解、不正解に応じて
図8(B)又は図8(C)に示すように表示され、出題
形式が回答入力式の場合、回答の正解、不正解に応じて
図9(B)又は図9(C)に示すように表示される。
【0135】最後の出題項目ではないとき(ステップS
27:N)、ステップS22に戻って、次の出題項目の
表示を行う。
【0136】一方、最後の出題項目のとき(ステップS
27:Y)、学習情報提供装置50から課金情報の受信
を待ち(ステップS28:N)、これを受信したとき
(ステップS28:Y)、表示部22に図10に示す課
金情報の表示を行って(ステップS29)、ユーザから
の課金の同意を受け付け(ステップS30)、その受付
内容を学習情報提供装置50に送信し(ステップS3
1)、一連の処理を終了する(エンド)。
【0137】なお、出題形式が自己採点式の場合、ステ
ップS24及びステップS25における回答送信及びそ
の評価を行うことなく、ステップS23で受け付けた回
答結果として正解表示の指示による正解表示後に、自己
採点結果を受け付けて、その旨を表示することで、上述
した自己採点式の出題形式についても効果的な学習が可
能となる。
【0138】図12及び図13に、学習情報提供装置5
0の処理の一例を示す。
【0139】まず、学習情報提供装置50の処理部58
では、送受信部52により、ネットワーク40を介して
携帯電話20から出題要求のリクエストの受信を監視し
(ステップS40:N)、これを検出したとき(ステッ
プS40:Y)、リクエストを行ったユーザの判別を行
う(ステップS41)。リクエストに、要求を行ったユ
ーザのIDが付与されている場合は、このIDを参照す
ることでユーザを特定することができる。
【0140】次に、処理部58は、出題選定部80にお
いて、上述したように、判別したユーザに対応した出題
項目を選定する(ステップS42)。
【0141】なお、出題選定部80において選定される
出題項目は、出題形式が固定であっても良いし、出題形
式をユーザから指定できるようにしても良い。ただし、
この場合、携帯電話20及び学習情報提供装置50で
は、上述したような出題形式に応じた処理を行う必要が
ある。
【0142】ステップS42で選定した出題項目は、学
習情報として送受信部52により、出題要求のリクエス
トを行った携帯電話20に対して送信される(ステップ
S43)。
【0143】その後、処理部58は、携帯電話20を用
いるユーザの回答の受信を待ち(ステップS44:
N)、これを検出すると(ステップS44:Y)、その
内容を評価して正解、不正解を判定し(ステップS4
5)、その評価結果を携帯電話20に対して送信する
(ステップS46)。
【0144】そして、課金を行ったことを条件として更
新される図5に示した学習項目リストの各フラグを設定
する(ステップS47)。これにより、ユーザ単位で、
各出題項目についてマスターしたか否かを管理し、課金
処理や次の機会の問題選定に必要なデータ設定を行う。
【0145】まだ、出題すべき出題項目がある場合(ス
テップS48:Y)、ステップS43に戻って、次の出
題項目を携帯電話20に送信する。
【0146】一方、最後の出題の場合(ステップS4
8:Y)、選定した出題項目に対する回答評価結果にし
たがって、課金フラグが「今回課金」のものについて課
金対象とした課金情報を通知する(ステップS49)。
その際、課金対象となる出題項目を付して通知する。こ
の通知は、携帯電話20のユーザに対して、マスターし
た出題項目について、次回以降、効率的な学習を進める
ために出題頻度を下げるか若しくは出題しないようにす
ることに対する対価として課金を行うことの同意の有無
についても問うようになっている。
【0147】携帯電話20から、通知を行った課金への
ユーザの同意の有無の受信を監視し(ステップS50:
N)、ユーザの同意があったとき(ステップS51:
Y)、ステップS47で設定した学習項目リストの内容
を記憶部54に記憶される学習項目リスト62に反映し
て次回以降当該ユーザが効率的に学習を進めることがで
きるようにすると共に、上述したように各種方法で課金
処理を行い(ステップS52)、一連の処理を終了する
(エンド)。
【0148】一方、ユーザの同意がなかったとき(ステ
ップS52:N)、そのまま一連の処理を終了する(エ
ンド)。
【0149】図13に、図12に示したステップS47
における学習項目リストの設定処理の一例を示す。
【0150】まず、図5に示したように、ユーザ単位
に、出題項目ごとに設けられた学習項目リストのうち、
出題フラグ64が「未出題」であるか否かを判別する
(ステップS60)。
【0151】出題フラグ64が「未出題」の出題項目に
ついて(ステップS60:Y)、ユーザからの回答を、
出題項目の「正解」に記憶されたデータ基づいて評価し
た結果、正解として評価されたとき(ステップS61:
Y)、当該出題項目の出題フラグ64を「覚えた」、課
金フラグ66を「課金済み」、連続正解回数70を
「1」に設定し(ステップS62)、一連の処理を終了
する(エンド)。
【0152】すなわち、最初に出題した出題項目に正解
したユーザに対しては、既にマスターしているものと判
断し、出題対象及び課金対象から外す。したがって、次
回以降、より効果的に学習可能な別の出題項目が選定さ
れることとなり、ユーザの習熟度に応じた適切な問題選
定を可能とすると共に、ユーザにとって十分満足して了
以金の支払いを行うことができるようになる。
【0153】なお、必要に応じて、「最初から2回連続
で正解した場合」や、「最初から2回以内で正解した場
合」に、当該出題項目に対して、ユーザはマスターした
と判断して、ステップS62の処理を行うようにしても
良い。
【0154】一方、ステップS61で、不正解として評
価されたとき(ステップS61:N)、当該出題項目の
出題フラグ64を「覚えていない」、間違い回数68を
「1」に設定し(ステップS63)、一連の処理を終了
する(エンド)。
【0155】また、出題フラグ64が「未出題」ではな
いとき(ステップS60:N)、出題フラグ64が「覚
えていない」であるか否かを判別する(ステップS6
4)。
【0156】出題フラグ64が「覚えていない」の出題
項目について(ステップS64:Y)、ユーザからの回
答を、出題項目の「正解」に記憶されたデータ基づいて
評価した結果、正解として評価されたとき(ステップS
65:Y)、当該出題項目の連続正解回数70をインク
リメント、すなわち「+1」を加算し(ステップS6
6)、その結果が所定回数以上であるか否かを判別する
(ステップS67)。
【0157】ステップS66のインクリメント結果が所
定回数以上であると判別されたとき(ステップS67:
Y)、当該出題項目に対してユーザが間違える頻度が少
なくなったものと判断し、出題フラグ64を「覚え
た」、課金フラグ66を「今回課金」に設定し(ステッ
プS68)、一連の処理を終了する(エンド)。
【0158】なお、出題の日時データを出題項目ごとに
記憶しておくことによって、ステップS66において、
出題間隔に応じた加算値を連続正解回数に加算するよう
にしても良い。例えばマスターしたと判断するための所
定回数が5回とすると、例えば1日間隔で5回連続して
正解した場合に比べて、3ヶ月の間隔を置いて2回連続
して正解した場合の方が当該出題項目についてより習熟
したものと判断できる。したがって、出題間隔が長くな
るほど大きい値を連続正解回数に加算することによっ
て、少ない連続回数で所定の回数を越すことができる。
これは、出題間隔が長くなるほどマスターと判断する所
定回数が少なくなることを意味し、これによって、より
現実的にマスターしたか否かについて判断することがで
きる。
【0159】一方、ステップS67で、ステップS66
のインクリメント結果が所定回数以上ではないと判別さ
れたとき(ステップS67:N)、何ら学習項目リスト
の各項目について反映させることなく、一連の処理を終
了する(エンド)。
【0160】すなわち、1回目に間違う、若しくは2回
連続して間違った場合には、その時点で出題対象とし、
ユーザが当該出題項目に対する習熟度(マスターしたか
否か)に応じて課金対象とする。
【0161】なお、「最初から2回連続で正解した場
合」や、「最初から2回以内で正解した場合」に、当該
出題項目に対して、ユーザはマスターしたと判断して、
ステップS62の処理を行うようにした場合には、1回
目に間違う、若しくは1回目は正解で2回目に間違う、
若しくは2回連続して間違った場合には、その時点で出
題対象とし、ユーザが当該出題項目に対する習熟度に応
じて課金対象とする。
【0162】そして、その習熟度については、例えば当
該出題項目を、所与の時間をおいて繰り返し出題し、そ
の連続正解回数が所定回数以上となったときに、マスタ
ーしたと判断する。この出題に対しては例えば1時間経
過後に再度の問題を提供して、これに正解した場合には
マスターしたと判断して課金対象とするようにしても良
い。
【0163】さらに、ステップS65で、不正解として
評価されたとき(ステップS65:N)、当該出題項目
の間違い回数68をインクリメントし、連続正解回数を
「0」に設定し(ステップS69)、一連の処理を終了
する(エンド)。
【0164】また、出題フラグ64が「覚えていない」
ではないとき(ステップS64:N)、出題フラグ64
が「覚えた」であると判断し、出題フラグ64が「覚え
た」の出題項目について、ユーザからの回答を、出題項
目の「正解」に記憶されたデータ基づいて評価する(ス
テップS70)。
【0165】そして、ユーザからの回答が正解として評
価されたとき(ステップS70:Y)、当該出題項目の
連続正解回数70をインクリメントし(ステップS7
1)、一連の処理を終了する(エンド)。
【0166】一方、ステップS70でユーザからの回答
が不正解として評価されたとき(ステップS70:
N)、当該出題項目の出題フラグ64を「覚えていな
い」に設定し、間違い回数68をインクリメントし、連
続正解回数70を「0」に設定して(ステップS7
2)、一連の処理を終了する(エンド)。
【0167】すなわち、以前マスターしたと判断され
て、出題フラグ64が「覚えた」と設定された出題項目
であっても、新たに出題された機会で、ユーザが不正解
となった場合には、再び出題フラグを変更することで、
ユーザの記憶の忘却曲線にしたがって効果的な出題を行
うことができる。
【0168】この場合、間違い回数、連続正解回数をデ
ータとして出題項目ごとに記憶しているが、さらにその
出題の日時データを出題項目ごとに記憶しておくことに
よって、出題選定部80においてユーザの出題項目を選
定する際に、間違い回数の多い出題項目については出題
頻度を高くし、逆に間違い回数が少なく正解回数が多い
ものについては出題頻度を低くしたり、あるいは出題し
ないようにするというような処理を行って、マスターす
るにしたがって出題間隔をあけるようにすることが望ま
しい。これにより、ユーザが最終的に覚えたか、覚えて
いないかの判断を、学習情報提供装置側で正確に行うこ
とができるようになる。
【0169】また、ユーザにとって得意な問題(ほぼマ
スターしかけている問題)については出題頻度を低く
し、苦手な問題については出題頻度を高くすることによ
り、ユーザはより効率的に学習を行うことができるよう
になる。
【0170】なお、学習項目リストには、同一出題項目
に対して連続正解回数を記憶するようにしていたが、単
にこれまでの正解回数を記憶するようにしても良い。た
だし、連続正解回数の方が、ユーザが当該出題項目につ
いてマスターしたか否かについて、より正確に判断する
ことができる。
【0171】1.4 その他 なお、上述した学習情報提供システムでは、学習情報の
提供及びユーザの回答が、ネットワーク40を介して携
帯電話20と学習情報提供装置50とを常時接続状態に
おいてリアルタイムで行ってもよいが、オフラインで行
っても良い。
【0172】例えば、学習情報提供装置50から図14
(A)に示すようにメール形式で携帯電話20に送信す
る。
【0173】携帯電話20では、操作部24を介したユ
ーザの操作によりメールの内容が表示される。そして、
ユーザが、図14(B)に示すように操作部24を介し
て回答を入力し、その回答内容を学習情報提供装置50
に対して返信する。
【0174】学習情報提供装置50は、ユーザからの返
信内容について、正解、不正解の評価を行い、それに基
づいて学習項目リストの連続正解回数、間違い回数など
を設定して、上述したようにユーザが当該出題項目につ
いてマスターしたか否かを判断する。そして、マスター
したと判断された出題項目については、課金の対象と
し、ユーザにその旨のメールを送信する。
【0175】ユーザは、マスターしたと判断されたこと
によって課金対象とされた出題項目について、料金の支
払いの同意を行う場合に、その旨の内容のメールを返信
する。
【0176】学習情報提供装置50では、料金の支払い
が同意された出題項目について、課金処理を行う。学習
情報提供装置50は、当該出題項目については、以降出
題されないか、出題頻度を低くし、料金の支払いが同意
されなかった出題項目については出題頻度をそのままと
なるように、次回以降の問題選定を行う。
【0177】これにより、ユーザは、通信接続料金を気
にすることなく、わずかな空き時間を利用した効果的な
学習が可能となる。また、学習情報提供装置側にとって
も、通信接続に伴う処理負荷が軽減されるので、より多
くのユーザに対して同様のサービスを提供することがで
きるようになる。
【0178】2. 第2の実施形態 第1の実施形態では、携帯電話に予め実装されている出
題プログラムを実行して、学習情報提供装置からの学習
情報として、選定された出題項目データの提供を受ける
ようにしていたが、これに限定されるものではない。
【0179】第2の実施形態では、学習情報提供装置か
ら出題プログラムをJava形式で送信し、これを受信
した携帯電話が出題プログラムを実行してから、上述し
たような出題項目データの提供を受けて、効果的な学習
を行うことができるようにしている。この意味で、第2
の実施形態において、学習情報とは、ユーザに対して出
題される内容を含む出題項目データ、出題項目データに
基づく出題処理など端末に提供される種々の情報(コン
ピュータに各種機能を実現させるためのプログラムを含
む)をいう。
【0180】このような第2の実施形態における学習情
報提供システムでは、学習情報提供装置の処理部が送受
信部を介して上述したJava形式の出題プログラムを
送信し、携帯電話では送受信部を介して受信した出題プ
ログラムを受信して記憶部に記憶する。そして、携帯電
話の処理部が、記憶した出題プログラムを実行する。そ
の他の第2の実施系形態における学習情報提供システム
の構成は、第1の実施形態と同様であるため説明を省略
する。
【0181】図15に、このような第2の実施形態にお
ける学習情報提供システムのシーケンスの一例を示す。
【0182】ただし、図6に示す第1の実施形態におけ
るシーケンスと同一の場合は、同一符号を付し、説明を
省略する。
【0183】まず、携帯電話からリクエストを受け付け
ると、学習情報提供装置はJava形式の出題プログラ
ム200を携帯電話に送信する。
【0184】携帯電話は、送受信部を介して出題プログ
ラム200を受信すると、一旦記憶部に記憶して、例え
ばユーザから操作部を介した指示により、当該出題プロ
グラムを実行する(出題プログラム実行202)。
【0185】携帯電話では、出題プログラムの実行によ
り、例えば操作ボタンなどのGUI(Graphical User I
nterface)画面を表示すると共に、ネットワークを介し
て学習情報提供装置に準備完了204の旨が通知され
る。
【0186】学習情報提供装置では、準備完了204を
受信すると、ここでリクエストのあったユーザを判別し
(ユーザ判別92)、出題選定部により、出題項目スト
レージに記憶された複数の出題項目から、ユーザの学習
成果に応じた問題を選定(出題選定94)し、選定した
出題項目を学習情報96としてネットワークを介して携
帯電話に提供する。
【0187】携帯電話では、送受信部を介して受信した
学習情報を記憶部に一旦記憶した後、最初の問題を表示
部に表示させる(表示98)。
【0188】携帯電話では、表示部に表示された出題内
容に対して、ユーザによる操作部を介した回答を受け付
ける(回答受付100)。この際、携帯電話は、GUI
若しくは携帯電話の文字入力キーを用いて入力された操
作データを回答として受け付け、その内容を回答102
として再度学習情報提供装置に返信する。
【0189】その後のシーケンスは、図6と同様なので
図示を省略する。
【0190】すなわち、その後、学習情報提供装置で
は、ユーザの回答が正解、不正解かの評価を行って、そ
の結果を端末に返信する。例えば、ユーザの回答が不正
解の場合には、正解のデータを送信する。携帯電話で
は、評価結果と、回答が不正解の場合には正解を表示す
る。こうして、学習情報提供装置は、ユーザ単位で出題
項目ごとに、正解、不正解の回答結果を更新し、ユーザ
が当該出題項目をマスターしたか否かの判断を行う。
【0191】マスターしたと判断された場合には、課金
の対象として、ユーザにその旨を通知する。この通知
は、学習情報提供装置がマスターの判断をするたびに行
っても良いし、一連の出題項目の出題終了後に1回のア
クセスでマスターした項目についてまとめて通知するよ
うにしても良い。
【0192】携帯電話のユーザに対しては、マスターし
課金の対象となった出題項目については、支払いの承認
(課金の同意)を促し、携帯電話からその同意の内容を
学習情報提供装置に通知する。
【0193】学習情報提供装置では、その承認が行われ
た出題項目については、その後出題されないか、出題頻
度が低くなるように設定し、承認が行われない出題項目
については出題頻度をそのままにする。
【0194】このように、学習情報提供装置から出題プ
ログラムを提供することで、より複雑な出題形式、若し
くは出題内容を有して、より効果的な学習が可能な学習
情報の提供が可能となる。
【0195】3. 第3の実施形態 第1及び第2の実施形態では、出題項目ごとに学習情報
提供装置で回答評価を行うようにしていたが、これに限
定されるものではない。第3の実施形態では、携帯電話
において、出題、回答、回答に対する評価、課金などの
判断を全て行い、学習情報提供装置において、携帯電話
からの判断結果に基づき、実際の課金処理を行うように
している。
【0196】こうすることで、携帯電話と学習情報提供
装置との間のデータ送受信に伴う処理を省略することが
でき、ユーザにとっては通信コストの節約ができ、サー
バにとってはサービス提供に伴う負荷を軽減させること
ができる。
【0197】この意味で、第3の実施形態における学習
情報とは、ユーザに対して出題される内容を含む出題項
目データ、出題項目データに基づく出題処理、出題に対
応してユーザの回答を評価するための回答評価処理、課
金通知など端末に提供される種々の情報(コンピュータ
に各種機能を実現させるためのプログラムを含む)をい
う。
【0198】3.1 第3の実施形態の一例に係る構成
例 このような第3の実施形態における学習情報提供システ
ムは、図1に示すような概略構成をなし、図2に示す処
理の流れで学習情報の提供が行われる点では、第1の実
施形態と同様である。ただ、携帯電話、学習情報提供装
置のどちらで処理されるかが異なる。
【0199】図16に、第3の実施形態の一例に係る学
習情報提供システムの機能ブロック構成の概要を示す。
【0200】ただし、図3に示す第1の実施携帯におけ
る携帯電話20と同一部分には同一符号を付し、説明を
省略する。
【0201】第3の実施形態に係る携帯電話300は、
表示部22、操作部24、記憶部26、送受信部28、
処理部302を含む。
【0202】処理部302は、記憶部26に記憶された
制御プログラムにしたがって、表示部22、操作部2
4、送受信部28の制御を司り、その機能は、例えばC
PU、DSPやASICなどのハードウェアにより実現
できる。
【0203】この処理部302は、出題処理部304、
回答評価部306、課金通知部308を含む。処理部3
02のこれら各部は、ネットワークを介して学習情報提
供装置からダウンロードして記憶部26などに記憶され
たプログラムによって実現される。第3の実施形態で
は、学習情報提供装置から、上述した処理部302の各
部の機能をコンピュータに実現させるためのプログラ
ム、出題項目データ、学習項目リストがダウンロードさ
れる。
【0204】出題処理部304は、操作部24を介した
ユーザからのリクエストに応じて、学習情報提供装置か
らダウンロードした出題項目データにしたがって表示部
22に出題内容を表示する。
【0205】回答評価部306は、出題処理部304で
行った出題項目に対応して、操作部24を介してユーザ
から受け付けた回答内容を評価する。すなわち、出題項
目データに含まれる「正解」が、ユーザの回答と一致す
るか否かを判別することで、正解、不正解を判定する。
【0206】課金通知部308は、一連の出題が終了し
たとき、回答評価部306の評価結果に基づき、マスタ
ーしたと判断された出題項目について課金対象とし、課
金を行う旨を表示部22に表示して、ユーザの同意を促
す。
【0207】第3の実施形態に係る学習情報提供装置3
50は、送受信部52、記憶部54、情報記憶媒体5
6、処理部352を含む。
【0208】処理部352は、出題選定部80、回答評
価部82、リスト設定部84、課金処理部86を含む。
【0209】図17に、このような構成の第3の実施形
態における学習情報提供システムのシーケンスの一例を
示す。
【0210】ただし、図6に示す第1の実施形態におけ
るシーケンスと同一部分には同一符号を付し、説明を省
略する。
【0211】まず、携帯電話300からリクエスト(出
題要求)90を受け付けると、学習情報提供装置350
は、リクエストのあったユーザを判別し(ユーザ判別9
2)、出題選定部80により、出題項目ストレージ60
に記憶された複数の出題項目から、ユーザの学習成果に
応じた問題を選定(出題選定94)し、選定した出題項
目を学習情報400としてネットワーク40を介して携
帯電話20に提供する。ここで、学習情報400は、出
題プログラム(例えば、Java形式)、選定した出題
項目データ、ユーザに対応した学習項目リストを含む。
【0212】携帯電話300では、送受信部28を介し
て受信した学習情報を記憶部26に一旦記憶した後、学
習情報提供装置350との間で所定の通信切断処理40
2を行って、これ以降オフラインで、出題、回答、回答
評価、課金通知等を行う。
【0213】そして、携帯電話300では、例えばユー
ザの指示、若しくは自動的に、受信した出題プログラム
を実行(プログラム実行404)し、同時に受信した出
題項目データに基づき、最初の問題を表示部22に表示
させる(表示98)。
【0214】携帯電話300では、表示部22に表示さ
れた出題内容に対して、ユーザによる操作部24を介し
た回答を受け付け(回答受付100)、当該出題項目デ
ータとして提供された「正解」に基づき受け付けた回答
を評価し(回答評価406)、その評価結果を学習項目
リストに反映させる(学習項目リスト反映408)。
【0215】なお、出題形式が自己採点式の場合には、
ユーザ自身が行った正解、不正解の判断を受け付けて、
その内容を学習項目リストに反映させる。
【0216】その後、携帯電話300では、受信した出
題項目データにしたがって同様に、順次出題される。
【0217】そして、出題が最後となると、回答評価結
果に基づき、例えば上述しようにしてマスターしたと判
断した出題項目について、図10に示すようなマスター
した出題項目と、課金額とを通知する(課金通知41
0)。その際、携帯電話300のユーザに、課金への同
意を促し、同意を受け付ける(同意受付412)。
【0218】なお、携帯電話300に、既に出題プログ
ラムがある場合には、出題項目データと学習項目リスト
だけを送信する。例えば、1章、2章、3章と章分けさ
れているような出題プログラムの場合、章が進んだとき
にのみプログラムを配信し、章の途中の場合には出題項
目データと学習項目リストだけを配信する。
【0219】携帯電話300では、学習情報提供装置3
50との間で所定の通信接続処理414にしたがって通
信接続を行って、ユーザの回答評価結果に基づき反映し
た学習項目リストと、課金への同意(課金対象として選
択された出題項目を含む。)などの学習項目リスト41
6を送信する。
【0220】そして、再び学習情報提供装置350との
間で所定の通信切断処理418を行って、これ以降オフ
ラインとなる。
【0221】学習情報提供装置350は、携帯電話30
0から受信した学習項目リストを、記憶部54に記憶さ
れる学習項目リスト62に対して反映し(学習項目リス
ト520)、ユーザによって課金対象として同意された
出題項目について課金処理を行う(課金処理120)。
【0222】その後、例えば章分けされた出題プログラ
ムに基づいて学習が進められる場合、ユーザが課金を承
認したときに次の章のプログラムが送信され、ユーザが
課金を拒否したときに次の章のプログラムが送信されな
いようにしてもよい。
【0223】このように、携帯電話300は、学習情報
提供装置350から出題プログラム、出題項目データ等
のダウンロードを行い、その後出題、回答、評価、課金
通知についてはオフラインで行い、その結果に基づいて
課金処理を行うために必要な評価結果のみを送信する。
【0224】したがって、携帯電話と学習情報提供装置
との間のデータ送受信に伴う処理を省略することがで
き、ユーザにとっては通信コストの節約ができ、サーバ
にとってはサービス提供に伴う負荷を軽減させることが
できる。
【0225】3.2 第3の実施系形態の一例に係る処
理例 次に、図16に示す第3の実施形態における学習情報提
供システムの処理の詳細例について、図18及び図19
のフローチャートを用いて説明する。
【0226】なお、以下では出題形式が回答選択式、若
しくは回答入力式であるものとする。
【0227】図18に、携帯電話300における処理の
詳細例を示す。
【0228】まず、携帯電話300の処理部302で
は、ユーザからの出題要求を受け付け、操作部24を介
して出題要求を受け付けたとき、リクエストとしてその
旨をネットワーク経由で送受信部28により学習情報提
供装置350に送信する(ステップS80)。その際、
リクエストを行ったユーザが識別できるように、リクエ
ストに例えばユーザIDを付与する。学習情報提供装置
350の出題選定部80は、このリクエストにしたがっ
て、ユーザに最適な出題項目を有する学習情報(少なく
とも出題プログラム、出題項目データ、学習項目リスト
を含む)の提供を行う。
【0229】その後、学習情報提供装置350から、こ
の学習情報(出題プログラム、出題項目データ、学習項
目リスト)の受信を監視し(ステップS81:N)、送
受信部28によりこれを検出すると(ステップS81:
Y)、記憶部26に一旦記憶した後、所定の通信切断処
理を行って、学習情報提供装置350との間の通信伝送
路を切断する(ステップS82)。
【0230】その後、処理部302により、受信した学
習情報に含まれる出題プログラムを起動し(ステップS
83)、これにしたがって最初の問題を表示部22に表
示させる(ステップS84)。
【0231】次に、処理部302は、操作部24を介し
たユーザからの回答を受け付け(ステップS85)、同
時に受信した出題項目データに基づき、ユーザの回答の
正解、不正解を評価し(ステップS86)、記憶部26
に記憶された学習項目リストに反映する(ステップS8
7)。この場合、図13に示したように、学習項目の各
フラグを変更することで、出題項目に対してユーザがマ
スターしたか否かの判断材料とする。
【0232】最後の出題項目ではないとき(ステップS
88:N)、ステップS84に戻って、次の出題項目の
表示を行う。
【0233】一方、最後の出題項目のとき(ステップS
88:Y)、回答評価結果にしたがって表示部22に図
10に示す課金情報の表示を行って(ステップS8
9)、ユーザからの課金の同意を受け付ける(ステップ
S90)。
【0234】その後、所定の通信接続処理により、学習
情報提供装置350との間の通信伝送路を接続し(ステ
ップS91)、ユーザの回答評価結果が反映された学習
項目リスト、課金同意内容を送信し(ステップS9
2)、再び所定の通信切断処理により、学習情報提供装
置350との間の通信伝送路を切断して(ステップS9
3)、一連の処理を終了する(エンド)。
【0235】図19に、第3の実施形態における学習情
報提供装置350の処理の一例を示す。
【0236】まず、学習情報提供装置350の処理部3
52では、送受信部52により、ネットワークを介して
携帯電話300から出題要求のリクエストの受信を監視
し(ステップS100:N)、これを検出したとき(ス
テップS100:Y)、リクエストを行ったユーザの判
別を行う(ステップS101)。リクエストに、要求を
行ったユーザのIDが付与されている場合は、このID
を参照することでユーザを特定することができる。
【0237】次に、処理部352は、出題選定部80に
おいて、上述したように判別したユーザに対応した出題
項目を選定する(ステップS102)。
【0238】なお、出題選定部80において選定される
出題項目は、出題形式が固定であっても良いし、出題形
式をユーザから指定できるようにしても良い。ただし、
この場合、携帯電話300及び学習情報提供装置350
では、上述したような出題形式に応じた処理を行う必要
がある。
【0239】ステップS102で選定した出題項目は、
出題項目データとして、出題プログラム及び判別された
ユーザに対応した学習項目リストとともに、携帯電話3
00に対して送信される(ステップS103)。
【0240】その後、携帯電話300からの要求によ
り、携帯電話300との間で所定の通信切断処理にした
がって、通信切断を行う(ステップS104)。
【0241】そして、再び当該携帯電話300から通信
接続要求の受信を監視し(ステップS105:N)、こ
れを受信したとき(ステップS105:Y)、所定の通
信接続処理を行って、携帯電話300との間の通信伝送
路を接続する(ステップS106)。
【0242】学習情報提供装置350では、携帯電話3
00においてユーザの回答結果に基づいて反映された学
習項目リストなどの受信を待ち(ステップS107:
N)、これを受信すると、再び携帯電話300との間で
所定の通信切断処理にしたがって、通信切断を行う(ス
テップS108)。
【0243】そして、受信した学習項目リストを、リス
ト設定部84により、記憶部54に記憶される学習項目
リスト62に反映して次回以降当該ユーザが効率的に学
習を進めることができるようにすると共に(ステップS
109)、課金処理部86により上述したように各種方
法で課金処理を行い(ステップS110)、一連の処理
を終了する(エンド)。
【0244】なお、上記実施形態に限定されることはな
く、例えば、全ての問題をプログラム形式でユーザに提
供しておき、提供したプログラムからの返信データに基
づいて、ユーザに対する課金の条件にして、例えば、1
章、2章、3章、4章というようにその各章ごとに設け
られたロックを外すようなロック解除信号を提供するよ
うにしても、上記と同様の作用効果が得られる。
【0245】4. 変形例 上述した第1〜第3の実施形態においては、出題項目ス
トレージにおいて図4(A)〜(C)で示したように各
出題形式について、正解が1つであるものとして説明し
たが、これに限定されるものではない。例えば、各出題
項目につき複数の問いを埋め込んだ場合でも、各問いに
ついて学習項目リストを設けることで、より複雑な出題
形式にも適用することができる。
【0246】図20に、本変形例における出題項目スト
レージのデータ構造の一例を示す。
【0247】すなわち、本変形例における出題項目スト
レージ500は、出題項目ごとに、キーワード数(N)
502、キーワード数に対応した数のキーワード504
1〜504N、キーワードを埋め込んだ問題文506が記
憶される。
【0248】この場合、第1〜第3のキーワードについ
て、ユーザ単位で学習項目リストが用意され、例えばそ
れぞれ出題フラグ、間違い回数、連続正解回数の各フラ
グが設定され、課金フラグについては出題項目ごとに設
けられる。
【0249】出題プログラムは、出題項目ごとに、問題
文506に埋め込まれたキーワード数502の数だけ、
キーワードが挿入されるべき位置を判別し、表示を行
う。
【0250】したがって、図20に示すような出題項目
については、図21(A)〜(C)に示すように、出題
プログラムは1つのキーワードを空欄にした問題を作成
して、これを出題することができる。
【0251】この場合も、ユーザからの回答にしたがっ
て、各キーワードごとに学習項目リストを更新し、間違
い回数、連続正解回数などに基づいて、各キーワードを
マスターしたか否かを判断する。マスターしたと判断し
た場合には、当該キーワードの出題フラグを「覚えた」
に設定する。このようにして、1つの出題項目中の全キ
ーワードをマスターしたときに、当該出題項目を課金対
象として、上述したような課金を行う。
【0252】こうすることで、1つの出題項目につい
て、より効果的な学習が可能となる。
【0253】なお、図20の場合、2つ、若しくは3つ
のキーワードを空欄にした問題を作成するようにしても
良い。
【0254】なお本発明は、上記実施形態で説明したも
のに限らず、種々の変形実施が可能である。
【0255】例えば、本発明のうち従属請求項に係る発
明においては、従属先の請求項の構成要件の一部を省略
する構成とすることもできる。また、本発明の1の独立
請求項に係る発明の要部を、他の独立請求項に従属させ
ることもできる。
【0256】また、携帯電話、学習情報提供装置の各機
能を、複数の装置に分散して処理を行うことも可能であ
る。
【0257】さらに、例えば上述した第1〜第3の実施
形態、本変形例では、端末として携帯電話を適用した例
について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、PHS、衛星通信電話、ページャ、携帯型のP
C、携帯情報端末、通信機能を有する携帯型のゲーム装
置などに適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における学習情報提供システム
の構成の概略図である。
【図2】第1の実施形態における学習情報提供システム
の処理の流れの概要を示す流れ図である。
【図3】第1の実施形態の一例に係る学習情報提供シス
テムの機能ブロック構成の概要を示す機能ブロック図で
ある。
【図4】図4(A)〜(C)は、第1の実施形態におけ
る出題項目ストレージのデータ構造の一例を示す説明図
である。
【図5】第1の実施形態における学習項目リストのデー
タ構造の一例を示す説明図である。
【図6】第1の実施形態における学習情報提供システム
のシーケンスの一例を示すシーケンス図である。
【図7】図7(A)、(B)は、出題形式が自己採点式
の場合における表示部の画像表示の一例を示す説明図で
ある。
【図8】図8(A)〜(C)は、出題形式が回答選択式
の場合における表示部の画像表示の一例を示す説明図で
ある。
【図9】図9(A)〜(C)は、出題形式が回答入力式
の場合における表示部の画像表示の一例を示す説明図で
ある。
【図10】第1の実施形態における課金情報が通知され
た場合の表示部の画像表示の一例を示す説明図である。
【図11】第1の実施形態における携帯電話の処理の詳
細例を示すフローチャートである。
【図12】第1の実施形態における学習情報提供装置の
処理の詳細例を示すフローチャートである。
【図13】第1の実施形態における学習項目リストの設
定処理の一例を示すフローチャートである。
【図14】図14(A)、(B)は、メール形式で学習
情報の提供が行われる場合の表示部の画像表示の一例を
示す説明図である。
【図15】第2の実施形態における学習情報提供システ
ムのシーケンスの一例の一部を示すシーケンス図であ
る。
【図16】第3の実施形態の一例に係る学習情報提供シ
ステムの機能ブロック構成の概要を示す機能ブロック図
である。
【図17】第3の実施形態における学習情報提供システ
ムのシーケンスの一例を示すシーケンス図である。
【図18】第3の実施形態における携帯電話の処理の詳
細例を示すフローチャートである。
【図19】第3の実施形態における学習情報提供装置の
処理の詳細例を示すフローチャートである。
【図20】本変形例における出題項目ストレージのデー
タ構造の一例を示す説明図である。
【図21】図21(A)〜(C)は、本変形例における
出題内容を説明するための説明図である。
【符号の説明】
10 学習情報提供システム 20、300 携帯電話(端末) 22 表示部 24 操作部 26、54 記憶部 28、52 送受信部 30、58、302、352 処理部 40 ネットワーク 50、350 学習情報提供装置(サーバ) 56 情報記憶媒体 60 出題項目ストレージ 62 学習項目リスト 64 出題フラグ 66 課金フラグ 68 間違い回数 70 連続正解回数 80 出題選定部 82、306 回答評価部 84 リスト設定部 86 課金処理部 304 出題処理部 308 課金通知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/60 G09B 7/00 - 7/12

Claims (29)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末に対して、学習用の問題を提供する
    サーバを備えた学習情報提供システムにおいて、 出題項目ごとに少なくとも出題フラグ及び課金フラグを
    含む学習項目リストを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出された学習項目リストの出題フ
    ラグに基づいて選定された問題を端末に提供する問題提
    供手段と、 前記端末を介したユーザからの回答に基づいて、最初の
    出題若しくは最初から所定回数の出題に対してユーザが
    正解した場合には前記出題フラグ及び前記課金フラグに
    より当該出題項目を出題対象及び課金対象から外すと共
    に、ユーザが最初の出題若しくは最初から所定回数の出
    題に対して間違えた出題項目については前記出題フラグ
    により出題対象となり、出題対象とした出題項目であっ
    て最初の出題から所定回数の出題について正解した出題
    項目については前記課金フラグにより課金対象となるよ
    うに、前記学習項目リストを更新する手段と、 前記学習項目リストの課金フラグに基づいてユーザに対
    する課金を行う課金手段と、 を含み、 前記出題フラグの初期状態は、当該出題項目が未出題で
    あることを示し、 前記課金フラグの初期状態は、当該出題項目が課金対象
    ではないことを示すことを 特徴とする学習情報提供シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 出題項目に対して連続して正解した回数である連続正解
    回数を記憶する手段を含み、 出題対象とした出題項目に対しては、ユーザが同一項目
    に対して連続正解回数が所定回数を越えた場合に、当該
    出題項目をマスターしたと判断し、課金が行われること
    を特徴とする学習情報提供システム。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記連続正解回数が、当該出題項目の出題の間隔の長さ
    に応じて決められる回数を越えた場合に、当該出題項目
    をマスターしたと判断し、課金が行われることを特徴と
    する学習情報提供システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、 課金を行う場合、ユーザから課金について同意が得られ
    たときは課金を行い、ユーザから課金について同意が得
    られないときは当該出題項目を課金対象から外すことを
    特徴とする学習情報提供システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、 出題対象となっている出題項目について、ユーザの回答
    がある毎に、間違い回数、正解回数を記憶し、間違い回
    数、正解回数に関連付けて当該出題項目の出題頻度が設
    定されることを特徴とする学習情報提供システム。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 課金対象とし、ユーザの了承が得られた出題項目につい
    ては、出題頻度が低くなることを特徴とする学習情報提
    供システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかにおいて、 出題対象となっている出題項目に対しては、ユーザのリ
    クエストに応じて当該出題項目をユーザに提供すること
    を特徴とする学習情報提供システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかにおいて、 出題項目に対して、ユーザの間違い回数を記憶する手段
    を含み、 既に課金済みの出題項目に対しては、少なくとも前記間
    違い回数に関連付けて設定された頻度で問題を提供する
    ことを特徴とする学習情報提供システム。
  9. 【請求項9】 請求項4において、 課金対象とし、ユーザの了承が得られた出題項目につい
    ては、その後出題されなくなることを特徴とする学習情
    報提供システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかにおいて、 前記端末は、前記問題提供手段をコンピュータに実現さ
    せるプログラムを前記サーバからダウンロードして実行
    することによってユーザに対して問題を提供し、 前記サーバは、前記課金手段を含み、ユーザに対する出
    題項目について前記端末からユーザの回答を受け取り、
    当該ユーザの回答に基づいて課金を行うことを特徴とす
    る学習情報提供システム。
  11. 【請求項11】 端末に対して、学習用の問題を提供す
    るサーバを備えた学習情報提供システムにおいて、 出題項目ごとに少なくとも出題フラグ及び課金フラグを
    含む学習項目リストを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出された学習項目リストの出題フ
    ラグに基づいて異なる出題項目を順次提供する問題提供
    手段と、 ユーザからの回答を評価する回答評価手段と、 前記端末を介したユーザからの回答に基づいて、最初の
    出題若しくは最初から所定回数の出題に対してユーザが
    正解した場合には前記出題フラグ及び前記課金フラグに
    より当該出題項目を出題対象及び課金対象から外すと共
    に、ユーザが最初の出題若しくは最初から所定回数の出
    題に対して間違えた出題項目については前記出題フラグ
    により出題対象となり、出題対象とした出題項目であっ
    て最初の出題から所定回数の出題について正解した出題
    項目については前記課金フラグにより課金対象となるよ
    うに、前記学習項目リストを更新する手段と、 前記学習項目リストの課金フラグに基づいてユーザに対
    する課金を行う課金手段とを含み、前記出題フラグの初期状態は、当該出題項目が未出題で
    あることを示し、 前記課金フラグの初期状態は、当該出題項目が課金対象
    ではないことを示す 学習情報提供システムであって、 前記端末は、少なくとも前記問題提供手段及び前記回答
    評価手段をコンピュータに実現させるプログラムを前記
    サーバからダウンロードして実行し、 前記サーバは、ユーザに対する課金を行うことを条件と
    して、次の出題項目を前記端末に提供することを特徴と
    する学習情報提供システム。
  12. 【請求項12】 端末に対して、サーバから学習用の問
    題を提供し、サーバにより実行される学習情報提供方法
    であって、 出題項目ごとに少なくとも出題フラグ及び課金フラグを
    含む学習項目リストを記憶させる記憶ステップと、 前記記憶ステップで記憶された学習項目リストの出題フ
    ラグに基づいて選定された問題を端末に提供する問題提
    供ステップと、 前記端末を介したユーザからの回答に基づいて、最初の
    出題若しくは最初から所定回数の出題に対してユーザが
    正解した場合には前記出題フラグ及び前記課金フラグに
    より当該出題項目を出題対象及び課金対象から外すと共
    に、ユーザが最初の出題若しくは最初から所定回数の出
    題に対して間違えた出題項目については前記出題フラグ
    により出題対象となり、出題対象とした出題項目であっ
    て最初の出題から所定回数の出題について正解した出題
    項目については前記課金フラグにより課金対象となるよ
    うに、前記学習項目リストを更新するステップと、 前記学習項目リストの課金フラグに基づいてユーザに対
    する課金を行う課金ステップとを含み、前記出題フラグの初期状態は、当該出題項目が未出題で
    あることを示し、 前記課金フラグの初期状態は、当該出題項目が課金対象
    ではないことを示す ことを特徴とする学習情報提供方
    法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 出題項目に対して連続して正解した回数である連続正解
    回数を記憶させるステップを含み、 出題対象とした出題項目に対しては、ユーザが同一項目
    に対して連続正解回数が所定回数を越えた場合に、当該
    出題項目をマスターしたと判断し、課金を行うことを特
    徴とする学習情報提供方法。
  14. 【請求項14】 請求項13において、 前記連続正解回数が、当該出題項目の問題の出題の間隔
    の長さに応じて決められる回数を越えた場合に、当該出
    題項目をマスターしたと判断し、課金を行うことを特徴
    とする学習情報提供方法。
  15. 【請求項15】 請求項12乃至14のいずれかにおい
    て、 課金を行う場合、ユーザから課金について同意が得られ
    たときは課金を行い、ユーザから課金について同意が得
    られないときは当該出題項目を課金対象から外すことを
    特徴とする学習情報提供方法。
  16. 【請求項16】 請求項12乃至15のいずれかにおい
    て、 出題対象となっている出題項目について、ユーザの回答
    がある毎に、間違い回数、正解回数を記憶し、間違い回
    数、正解回数に関連付けて当該出題項目の出題頻度を設
    定することを特徴とする学習情報提供方法。
  17. 【請求項17】 請求項15において、 課金対象とし、ユーザの了承が得られた出題項目につい
    ては、出題頻度が低くなることを特徴とする学習情報提
    供方法。
  18. 【請求項18】 請求項12乃至17のいずれかにおい
    て、 出題対象となっている出題項目に対しては、ユーザのリ
    クエストに応じて当該出題項目をユーザに提供すること
    を特徴とする学習情報提供方法。
  19. 【請求項19】 請求項12乃至18のいずれかにおい
    て、 出題項目に対して、ユーザの間違い回数を記憶させるス
    テップを含み、 既に課金済みの出題項目に対しては、少なくとも前記間
    違い回数に関連付けて設定された頻度で問題を提供する
    ことを特徴とする学習情報提供方法。
  20. 【請求項20】 請求項15において、 課金対象とし、ユーザの了承が得られた出題項目につい
    ては、その後出題されなくなることを特徴とする学習情
    報提供方法。
  21. 【請求項21】 コンピュータにより読み取り可能な情
    報記憶媒体であって、 出題項目ごとに少なくとも出題フラグ及び課金フラグを
    含む学習項目リストを記憶する記憶手段と、 前記記憶手段から読み出された学習項目リストの出題フ
    ラグに基づいて選定された問題を端末に提供する問題提
    供手段と、 前記端末を介したユーザからの回答に基づいて、最初の
    出題若しくは最初から所定回数の出題に対してユーザが
    正解した場合には前記出題フラグ及び前記課金フラグに
    より当該出題項目を出題対象及び課金対象から外すと共
    に、ユーザが最初の出題若しくは最初から所定回数の出
    題に対して間違えた出題項目については前記出題フラグ
    により出題対象となり、出題対象とした出題項目であっ
    て最初の出題から所定回数の出題について正解した出題
    項目については前記課金フラグにより課金対象となるよ
    うに、前記学習項目リストを更新する手段と、 前記学習項目リストの課金フラグに基づいてユーザに対
    する課金を行う課金手段としてコンピュータを機能させ
    るプログラムを記憶し 前記出題フラグの初期状態は、当該出題項目が未出題で
    あることを示し、 前記課金フラグの初期状態は、当該出題項目が課金対象
    ではないことを示す ことを特徴とする情報記憶媒体。
  22. 【請求項22】 請求項21において、 出題項目に対して連続して正解した回数である連続正解
    回数を記憶する手段としてコンピュータを機能させるプ
    ログラムを記憶し、 出題対象とした出題項目に対しては、ユーザが同一項目
    に対して連続正解回数が所定回数を越えた場合に、当該
    出題項目をマスターしたと判断し、課金を行うことを特
    徴とする情報記憶媒体。
  23. 【請求項23】 請求項22において、 前記連続正解回数が、当該出題項目の問題の出題の間隔
    の長さに応じて決められる回数を越えた場合に、当該出
    題項目をマスターしたと判断し、課金を行うことを特徴
    とする情報記憶媒体。
  24. 【請求項24】 請求項21乃至23のいずれかにおい
    て、 課金を行う場合、ユーザから課金について同意が得られ
    たときは課金を行い、ユーザから課金について同意が得
    られないときは当該出題項目を課金対象から外すことを
    特徴とする情報記憶媒体。
  25. 【請求項25】 請求項21乃至24のいずれかにおい
    て、 出題対象となっている出題項目について、ユーザの回答
    がある毎に、間違い回数、正解回数を記憶し、間違い回
    数、正解回数に関連付けて当該出題項目の出題頻度を設
    定することを特徴とする情報記憶媒体。
  26. 【請求項26】 請求項24において、 課金対象とし、ユーザの了承が得られた出題項目につい
    ては、出題頻度を低くすることを特徴とする情報記憶媒
    体。
  27. 【請求項27】 請求項21乃至26のいずれかにおい
    て、 出題対象となっている出題項目に対しては、ユーザのリ
    クエストに応じて当該出題項目をユーザに提供すること
    を特徴とする情報記憶媒体。
  28. 【請求項28】 請求項21乃至27のいずれかにおい
    て、 出題項目に対して、ユーザの間違い回数を記憶する手段
    としてコンピュータを機能させるプログラムを記憶し、 既に課金済みの出題項目に対しては、少なくとも前記間
    違い回数に関連付けて設定された頻度で問題を提供する
    ことを特徴とする情報記憶媒体。
  29. 【請求項29】 請求項24において、 課金対象とし、ユーザの了承が得られた出題項目につい
    ては、その後出題されなくなることを特徴とする情報記
    憶媒体。
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