JP3423969B2 - 花卉植生用鉢の製造装置 - Google Patents

花卉植生用鉢の製造装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、花卉植生用の鉢物
を製造する装置に関し、特に搬送コンベアにて鉢を間欠
的に搬送しながら、鉢への土入れ、植生用の穴堀り、施
肥等を連続的に自動で行うようにした装置に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】トルコ桔梗などの鉢植え水溶栽培では、
苗を鉢に植え付ける工程が必要とされる。現在、この鉢
植えに係る鉢への土入れ、穴堀り、施肥、苗植え、土絞
め等の一連の作業工程は人手により行われている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この鉢植え工程は、植
え付け数が少なければそれほど問題にはならない。しか
しながら、鉢植えの個数が数千個若しくは数万個と桁違
いに多くなると、人手による対応が困難になる。実際、
花卉栽培農家では、3万〜4万個の鉢植えを一時期に集
中して行わなければならない。この鉢植え工程では、土
入れなどの作業を中腰の姿勢で、しかも熟練を要する手
作業で行わなければならず、作業者はかなりの重労働が
強いられ、作業の機械化による作業効率の向上が切望さ
れていた。本発明は上記のような問題点に鑑みなされた
もので、鉢植えの一連の作業工程を自動化することで、
作業者の労力を軽減し、作業効率を飛躍的に向上するこ
とができる花卉植生用鉢の製造装置を提供することを目
的とするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】このため、本発明の花卉
植生用鉢の製造装置は、卉植生用の鉢を着脱可能に固定
する挟持手段を備え、該鉢を間欠的に搬送する搬送コン
ベア上に、前記鉢を前記コンベアに載せる鉢載置ステー
ションと、前記鉢に用土を投入する用土投入ステーショ
ンと、投入された用土に水を給水するノズルを備えた給
水ステーションと、昇降可能な掘削ピンを備え、給水さ
れた用土に花卉植生用の穴を掘る掘削ステーションと、
該花卉植生穴に肥料等の植物成長調整物質を投入する調
整物質投入ステーションとを設けたことを特徴とする。 【0005】鉢載置ステーションでは、鉢ストッカーに
積層された鉢を1個ずつ自動で把持して取り出し、用土
投入ステーションでは、用土を自動計量して鉢に投入す
る。次に、給水ステーションでは、給水タンクからの水
を自動噴霧して用土の表面を濡らし、掘削ステーション
では、水に濡れて柔らかくなった用土にピン形状のもの
を下降押圧させることで、植生穴を自動穿設して形成す
る。最後に、調整物質投入ステーションでは、肥料、中
和剤等を自動計量して植生穴に投入する。 【0006】鉢の搬送装置としては、ベルト式またはチ
ェーン式のコンベアを採用でき、接近センサーまたはリ
ミットセンサー等の検出信号に基づいて1ステップ毎の
搬送を可能とする。後述する実施例では、肥料を投入す
るステージと、石灰を投入するステージを同一の場所で
行うようにしているが、このようにすれば省スペース化
と搬送距離の短縮化が図れる。尚、上記給水ステーショ
ンでは、具体的には電磁弁による水の自動噴霧を行い、
また掘削ステーションでは、エアーシリンダーによる自
動掘削を行うように構成している。 【0007】調整物質投入ステーションで使用される投
入装置は、用土に植生穴が掘削された鉢を、着脱可能に
保持固定する固定手段と、該固定手段に近接して設けら
れた肥料等の植物成長調整物質を収納する収納部と、こ
の収納部とコンベアの間に配設されたシュートと、収納
部に設けられた収納部内の植物成長調整物質を定量ずつ
シュートに供給する供給手段とを備え、このシュートに
より植生穴の中に植物成長調整物質を落下投入させる構
成とされている。 【0008】本発明において、鉢植えの対象となる植物
は、花卉のほかに野菜、穀物、樹木、果実、キノコ類を
含むものとする。この花卉植生用鉢の製造装置では、搬
送コンベアにより鉢を各ステーションに一定間隔で順送
りしながら、土や肥料等が投入された植生用鉢が製造さ
れる。すなわち、先ず、鉢載置ステーションで鉢をコン
ベヤの上に載せ、用土投入ステーションで鉢に用土を投
入する。次いで、給水ステーションで用土に水を散布
し、次いで、掘削ステーションで用土に植生穴を開け
る。植生穴を開けたら、調整物質投入ステーションにて
植生穴の中に肥料や石灰等の植物成長調整物質を投入す
る。その後、必要に応じて、苗の植え付け若しくは播
種、土固め等を人手若しくは機械により行う。 【0009】用土に水を散布する目的は、用土の乾燥を
防止するだけでなく、次工程での植生穴の掘削を容易に
することにある。通常、ノズルは噴霧穴を下向きにして
使用する。また、掘削ピンは下端部を用土の中に埋没さ
せて穴を掘るが、掘削ピンの先端を若干尖らせることに
より、用土への侵入を円滑にすることができる。 【0010】投入される肥料等の植物成長調整物質の形
態は、塊状であるか粉粒状であるかは問わない。塊状の
場合は、物質供給手段として、既存の自動組立てライン
で普及しているパーツフィーダを用いることができる。
この場合、物質の数または種類は単数でも良いし複数で
も良い。複数種類又は複数個の物質を投入するときは、
通常1種類または1個ずつ順次投入するが、物質によっ
ては複数種類又は複数個を用土の穴に同時または混合し
て投入しても良い。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例に基づいて説明する。本実施例に係る花卉
植生用鉢の製造装置は、ベルトコンベアを有する生産ラ
インとしての自動作業ユニットに各作業ステーションを
設置したもので、鉢に用土を投入して植生穴を形成した
後、この植生穴に肥料及び石灰等の植物成長調整物質を
投入することで、苗の植え付け工程直前までの下準備が
された用土入りの植生用鉢を連続的に製造するようにし
たものである。図1は本発明に係る花卉植生用鉢の製造
装置の一実施例を示す正面図、図2は図1の平面図、図
3は鉢載置ステーションを詳細に示す正面図、図4は図
3のA−A線断面図、図5は鉢載置ステーションを示す
側面図、図6は用土投入ステーションを詳細に示す正面
図、図7は用土投入ステーションを示す平面図、図8は
用土投入ステーションを示す側面図、図9は給水ステー
ションと掘削ステーションを詳細に示す正面図、図10
は同給水ステーションと掘削ステーションを示す平面
図、図11は同給水ステーションと掘削ステーションを
示す側面図、図12は肥料投入ステーションと石灰投入
ステーションを詳細に示す正面図、図13は肥料投入ス
テーションと石灰投入ステーションを示す平面図、図1
4は肥料投入ステーションと石灰投入ステーションを示
す側面図、図15は鉢植えの作業工程を説明する工程図
である。 【0012】 【実施例】図1及び図2に示すように、製造ラインとな
る自動作業ユニット1は、所定の場所(ステーション1
1〜17)で各種の生産工程が行われる架台2と、架台
2の下部に取り付けたキャスター3と、架台2の前端側
下部に設置したコンプレッサー4と、架台2の上面にお
いて植生用の鉢Wを搬送方向Tに間欠的に送るベルトコ
ンベア5とを備えている。架台2の後端側上部には、各
種装置の動作プログラムの設定変更や起動停止を行うた
めのコントローラ内蔵型操作盤6が設けられ、操作盤6
のコントローラによって、各ステーション11〜17に
おける一連の動作が逐次制御されるようになっている。 【0013】ベルトコンベア5の搬送路には一定間隔お
きに、図5に示すような複数の挟持(固定)手段24が
設けられ、挟持手段24により鉢Wを所定位置に挟持固
定できるようになっている。ベルトコンベア5の上に
は、鉢載置ステーション11、用土投入ステーション1
2、給水ステーション13、掘削ステーション14、調
整物質投入ステーションとしての肥料投入ステーション
15及び石灰投入ステーション16、鉢取出しステーシ
ョン17が設けられ、これらは搬送方向Tに沿って一定
間隔おきに順次配置されている。 【0014】鉢載置ステーション11は、ベルトコンベ
ア5上の所定位置に鉢Wを1個ずつ載置する場所であっ
て、複数個の鉢Wを積み重ねた状態で収納した縦置き筒
形の鉢ストッカー7を備えている。図3に示すように、
ベルトコンベア5の幅方向両側には、その複数箇所に門
型の支持ブロック23が設けられ、支持ブロック23の
上部中央には、鉢ストッカー7に鉢Wを装填するための
装填手段(図示せず)が設けられている。また、支持ブ
ロック23の前側面には、上下方向に伸縮動作するエア
シリンダ9が設けられ、エアシリンダ9内には、コンプ
レッサー4から圧縮エアが送気されるようになってい
る。エアシリンダ9の下端部には、図4に示すように、
開閉可能なエアチャック10が取り付けられ、このエア
チャック10により鉢Wの外周面を左右両側から着脱可
能にクランプできるようにされている。 【0015】上記ベルトコンベア5の搬送動作は、各ス
テーション11〜17の複数箇所に設けられた光電スイ
ッチ20からの信号に基づいて行われるようになってい
る。すなわち、ベルトコンベア5が一定のピッチだけ回
転して、鉢Wが各ステーション11〜17に応じた所定
位置まで移動すると、これを光電スイッチ20が検出す
る。そして、この検出信号が操作盤6に送られ、操作盤
6からベルトコンベア5に停止信号が発せられること
で、ベルトコンベア5の回転が停止するようになってい
る。停止後、一定時間経過すると、再びベルトコンベア
5が回転動作し、1ステップずつの送りが可能になる。
このように、上記一連の動作を繰り返すことで、ベルト
コンベア5上の鉢Wは、所定時間置きに一定ピッチずつ
順送りされる。 【0016】用土投入ステーション12は、鉢Wに用土
Sを投入する場所であって、用土投入装置は、図6乃至
図8に示すように、収納部に収納した用土Sを供給する
ための用土供給用パーツフィーダ21と、パーツフィー
ダ21の上方に配されこの中に用土Sを装填補給するた
めのホッパー8と、パーツフィーダ21とベルトコンベ
ア5の間に設けられたシュート22とを備えている。パ
ーツフィーダ21からは一定量の用土Sがシュート22
上に供給され、シュート22の下端から鉢Wの中に用土
Sが投入されるようになっている。 【0017】給水ステーション13は、鉢Wの用土Sに
水を供給する場所であって、給水装置は、図9に示すよ
うに、給水パイプ(図示せず)に設けられた電磁開閉式
の給水弁25と、給水弁25に連結接続されたノズル2
6とを備えている。そして給水弁25が開いたときに、
ノズル26から鉢Wの用土Sに水が散布されるようにな
っている。ここで用土Sに水を供給するのは、用土Sの
乾燥を防ぐと共に、次工程での植生穴Hの掘削を容易に
するためである。 【0018】また、掘削ステーション14は、鉢Wの用
土Sに植生穴Hを掘る場所であって、ここに設置された
掘削装置は、図10及び図11に示すように、コンプレ
ッサー4に接続した伸縮可能なエアシリンダ27と、エ
アシリンダ27の下端部に取り付けられた掘削ピン28
とを備えている。掘削ピン28は縦長の筒体であって、
その下側先端面は若干丸みを付けて形成され、用土Sの
中をより少ない抵抗で下降進入できるようになってい
る。用土Sに植生穴Hを掘るのは、用土Sに苗を植える
ためであり、植生穴Hの深さや径寸法は植生する苗の大
きさに応じて設定される。ここでは、掘削ステーション
14を給水ステーション13と同じ場所に設けたが、給
水ステーション13と離間して配置してもよい。 【0019】肥料投入ステーション15は、植生穴Hに
肥料Mを投入する場所であって、肥料投入装置は、図1
2乃至図14に示すように、収納部に収納された肥料M
を供給する肥料供給用パーツフィーダ29と、パーツフ
ィーダ29とベルトコンベア5の間に設けられたシュー
ト30とを備えている。パーツフィーダ29からは一定
量の肥料Mがシュート30上に供給され、シュート30
の下端から植生穴Hの中に肥料Mが落下投入されるよう
になっている。 【0020】石灰投入ステーション16は、植生穴Hに
石灰Cを投入する場所であって、石灰投入装置は、収納
部に収納された石灰Cを供給する石灰供給用パーツフィ
ーダ31と、パーツフィーダ31とベルトコンベア5の
間に設けられたシュート32とを備えている。パーツフ
ィーダ31からは一定量の石灰Cがシュート32上に供
給され、シュート32の下端から植生穴Hの中に石灰C
が落下投入されるようになっている。 【0021】尚、前記各パーツフィーダ21、29及び
31に収納された用土S、肥料M、石灰Cが設定量以下
に減少すると、これを検知するセンサー(図示せず)及
び操作盤6を介して、各パーツフィーダ21、29及び
31に用土S、肥料M、石灰Cが自動的に即時補給され
るようになっている。また、鉢取出しステーション17
は、用土S、肥料M、石灰Cが装填された鉢Wを手動ま
たは自動で取り出す場所であり、図15に示すように、
この後、苗植付け場所18及び土絞め場所19におい
て、苗Pの植付け及び用土の絞め固めが手動若しくは自
動で行われるようになっている。 【0022】次に、この製造装置をトルコ桔梗の鉢物植
生に適用した例に基づいて、その動作順序を詳しく説明
すると、図15に示すように、各ステーション11〜1
6において、各々、鉢Wを置く工程、用土Sを投入する
工程、用土Sを濡らす工程、植生穴Hを掘る工程、肥料
M及び石灰Cを入れる工程が架台2上において行われ
る。その後、苗Pを育苗ケースから取り出して、苗を植
える工程、土を絞める工程が施される。 【0023】まず、エアチャック10により鉢ストッカ
ー7内の鉢W1個がクランプされる。すると、エアシリ
ンダ9が下降し、鉢Wがベルトコンベア5の上に載置セ
ットされ、挟持手段24により鉢Wがその位置で挟持固
定される。固定後、エアチャック10が開き、エアシリ
ンダ9の短縮によりエアチャック10は元の高さまで上
昇する。 【0024】この後、ベルトコンベア5の回転により鉢
Wが用土投入ステーション12の位置まで移動し、これ
を検知した光電スイッチ20の作動によりベルトコンベ
ア5の回転が停止し、鉢Wが所定位置に固定される。す
ると、パーツフィーダ21からシュート22に定量の用
土Sが落下し、鉢Wの中に用土Sが投入装填される。そ
して、ベルトコンベア5により鉢Wが給水ステーション
13の位置まで搬送されると、給水弁25が開きノズル
26から用土Sに水が噴霧される。噴霧後、エアシリン
ダ27の伸長により、掘削ピン28が下降して用土Sの
中に進入し、これにより用土Sに所定深さの植生穴Hが
掘削される。 【0025】このように、挟持手段24で鉢Wを固定保
持した状態のまま用土Sに植生穴Hが掘削される。した
がって、鉢Wの中心位置に確実に植生穴Hが穿設される
ことはもとより、多少大きな加圧力で掘削ピン28を用
土Sの中に下降させても、下降時に鉢Wが横方向に変位
することがなく、ほとんどばらつきのない形状及び寸法
精度の良好な植生穴Hが均一に形成される。植生穴Hを
形成した後は、エアシリンダ27の短縮により、再び掘
削ピン28が元の高さまで上昇する。 【0026】次に、鉢Wは肥料投入ステーション15に
移動して停止し、肥料用パーツフィーダ29からシュー
ト30に定量の肥料Mが落下し、シュート30の下端か
ら植生穴Hの中に肥料Mが投入装填される。そのあと鉢
Wが1ステップ搬送されて石灰投入ステーション16に
移動しすると、石灰用パーツフィーダ31からシュート
32に定量の石灰Cが落下し、シュート32の下端から
植生穴Hの中に石灰Cが投入装填される。 【0027】更に、鉢Wは鉢取出しステーション17に
順送りされて取り出されるが、その後は、人手または機
械により苗植え及び土絞めが行われる。すなわち、苗P
をパレットより取り出し、植生穴Hの中に苗Pを植えつ
ける作業と、鉢W内の用土Sを押し固める作業が行われ
る。 【0028】このように、本製造装置では、鉢植え作業
における用土投入、穴堀り、肥料及び石灰の投入を自動
で行えるので、作業者は中腰姿勢での過酷な作業から開
放される。さらに、上記一連の作業を連続的に自動で行
うので、生産効率が人手の場合に比べ5〜8倍以上に改
善され、たとえ4万個の鉢植えを一時期に行う場合で
も、本装置が一台あれば短期間のうちに容易に処理する
ことが可能になる。 【0029】尚、本発明は上記実施例に限定されない。
例えば、上記実施例では、エアチャック10で鉢Wを下
降させてベルトコンベア5にセットするようにしたが、
鉢Wを横方向に移動させてセットすることも可能であ
り、また吸着式の保持手段を用いて鉢Wをベルトコンベ
ア5に載置セットするように構成することもできる。 【0030】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、搬送コン
ベア上に、鉢置き作業、用土の投入作業、穴堀り作業、
肥料等の投入作業を行う各ステーションを設けたことに
より、一連の鉢植え作業の自動化が可能になる。その結
果、鉢植え作業における労力を軽減し、生産性が飛躍的
に向上するという優れた効果がある。したがって、大量
の鉢植えを一時期に集中して行う場合であっても、従来
に比べ少ない人手で容易かつ迅速に対応することができ
る。また、鉢を位置決めして用土の中央部に精度良く穴
を掘ることができ、しかも、鉢に用土、肥料等を所定量
確実に投入することができるので、鉢物への投入量のば
らつきがなくなり歩留まりが向上する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る花卉植生用鉢の製造装置の一実施
例を示す正面図である。 【図2】図1の平面図である。 【図3】鉢載置ステーションを詳細に示す正面図であ
る。 【図4】図3のA−A線断面図である。 【図5】鉢載置ステーションを示す側面図である。 【図6】用土投入ステーションを詳細に示す正面図であ
る。 【図7】用土投入ステーションを示す平面図である。 【図8】用土投入ステーションを示す側面図である。 【図9】給水ステーションと掘削ステーションを詳細に
示す正面図である。 【図10】給水ステーションと掘削ステーションを示す
平面図である。 【図11】給水ステーションと掘削ステーションを示す
側面図である。 【図12】肥料投入ステーションと石灰投入ステーショ
ンを詳細に示す正面図である。 【図13】肥料投入ステーションと石灰投入ステーショ
ンを示す平面図である。 【図14】肥料投入ステーションと石灰投入ステーショ
ンを示す側面図である。 【図15】鉢植えの作業工程を説明する工程図である。 【符号の説明】 1 自動作業ユニット 2 架台 3 キャスター 4 コンプレッサー 5 ベルトコンベア 6 操作盤 7 鉢ストッカー 8 ホッパー 9 エアシリンダ 10 エアチャック 11 鉢載置ステーション 12 用土投入ステーション 13 給水ステーション 14 掘削ステーション 15 肥料投入ステーション(調整物質投入ステーショ
ン) 16 石灰投入ステーション(調整物質投入ステーショ
ン) 17 鉢取出しステーション 18 苗植付け場所 19 土絞め場所 20 光電スイッチ 21 用土供給用パーツフィーダ 22 シュート 23 支持ブロック 24 挟持手段(固定手段) 25 給水弁 26 ノズル 27 エアシリンダ 28 穴堀りピン 29 肥料供給用パーツフィーダ 30 シュート 31 石灰供給用パーツフィーダ 32 シュート C 石灰 H 植生穴 M 肥料 P 苗 S 用土 T 搬送方向 W 鉢
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−141323(JP,A) 特開 平10−28431(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 9/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 卉植生用の鉢を着脱可能に固定する挟持
    手段を備え、該鉢を間欠的に搬送する搬送コンベア上
    に、前記鉢を前記コンベアに載せる鉢載置ステーション
    と、前記鉢に用土を投入する用土投入ステーションと、
    投入された用土に水を給水するノズルを備えた給水ステ
    ーションと、昇降可能な掘削ピンを備え、給水された
    土に花卉植生用の穴を掘る掘削ステーションと、該花卉
    植生穴に肥料等の植物成長調整物質を投入する調整物質
    投入ステーションとを設けたことを特徴とする花卉植生
    用鉢の製造装置。
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