JP3134173U - 播種プラントの肥料床土混合装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】肥料と床土を容易に混合出来る播種プラントの肥料床土混合装置を提供する。
【解決手段】育苗箱を搬送する搬送コンベアの上方に、床土を貯留するタンクと、肥料を貯留するタンクと、種籾を貯留するタンクと、覆土を貯留するタンクと、潅水装置とを、夫々独立して設け、この夫々のタンク内に貯留された床土、肥料、種籾、覆土が、搬送コンベア上を送られる育苗箱内に連続的に供給する播種プラントであって、肥料を貯留するタンクの肥料出口部に、肥料を斜め下方へ誘導する誘導板を設けたものである。
【選択図】図1
【解決手段】育苗箱を搬送する搬送コンベアの上方に、床土を貯留するタンクと、肥料を貯留するタンクと、種籾を貯留するタンクと、覆土を貯留するタンクと、潅水装置とを、夫々独立して設け、この夫々のタンク内に貯留された床土、肥料、種籾、覆土が、搬送コンベア上を送られる育苗箱内に連続的に供給する播種プラントであって、肥料を貯留するタンクの肥料出口部に、肥料を斜め下方へ誘導する誘導板を設けたものである。
【選択図】図1
Description
本考案は、苗を生育させる育苗箱内に床土、肥料、種籾、覆土を連続的に供給して行く播種プラントにおいて、肥料と床土を容易に混合出来る混合装置に関するものである。
従来、稲作用の田植機での移植作業に用いられる長方形のマット状苗は、このマット状苗と略同寸法の育苗箱を搬送コンベアによって搬送する間に、床土、肥料、種籾、潅水、覆土を連続的に供給し、一連の播種作業を行う播種プランとが多く用いられている。
前記の様な播種プラントは、搬送コンベアの上を搬送されて来た、育苗箱に、最初に床土を供給し、次に肥料を供給し、この上に種籾を蒔いて潅水をし、最後に、覆土を被せるという一連の作業を夫々順に連続的に行うものであった。
しかしながら、従来の播種プラントでは、最初に床土、次に肥料、この上に種籾、の供給が夫々順に行われる為、床土、肥料、種籾が積層状態と成るもので、この様に、一つの育苗箱内に、床土だけの層と肥料だけの層が完全に分かれた状態で、全く違う環境を形成しているものである。
そのため、播種された植物は、発芽後この全く違う二重環境の中で生育しなければ成らず、これは植物にとって、好ましい生育環境とは言えないものであった。
特に、種籾の直ぐ下の肥料層は、保水性や水分の移動が悪く、発芽にムラができたり、根張りが弱くなったりして、均一な生育が望めず、移植作業が円滑に行えないものであった。
又、上記の様な問題を解決するために、予めミキサー等で、床土と肥料を混合する方法もあるが、肥料の表面を傷め成分の流出を通常より早目たり、事前に混合作業を行う手間が掛かる等の問題があった。
本考案は、この様な問題を解決するために成されたものであり、肥料を貯留するタンクの肥料出口部に、肥料を斜め下方へ誘導する、誘導板設け、該誘導板の誘導先端部を、床土を貯留するタンクの床土落下部の近位置に設け、肥料の落下点と床土の落下点とを同じにすることで、肥料と床土を容易に混合出来る播種プラントの肥料床土混合装置を提供する。
そのため、播種された植物は、発芽後この全く違う二重環境の中で生育しなければ成らず、これは植物にとって、好ましい生育環境とは言えないものであった。
特に、種籾の直ぐ下の肥料層は、保水性や水分の移動が悪く、発芽にムラができたり、根張りが弱くなったりして、均一な生育が望めず、移植作業が円滑に行えないものであった。
又、上記の様な問題を解決するために、予めミキサー等で、床土と肥料を混合する方法もあるが、肥料の表面を傷め成分の流出を通常より早目たり、事前に混合作業を行う手間が掛かる等の問題があった。
本考案は、この様な問題を解決するために成されたものであり、肥料を貯留するタンクの肥料出口部に、肥料を斜め下方へ誘導する、誘導板設け、該誘導板の誘導先端部を、床土を貯留するタンクの床土落下部の近位置に設け、肥料の落下点と床土の落下点とを同じにすることで、肥料と床土を容易に混合出来る播種プラントの肥料床土混合装置を提供する。
上記課題を解決するため、本考案の播種プラントの肥料床土混合装置は、育苗箱を搬送する搬送コンベアの上方に、床土を貯留するタンクと、肥料を貯留するタンクと、種籾を貯留するタンクと、覆土を貯留するタンクと、潅水装置とを、夫々独立して設け、この夫々のタンク内に貯留された床土、肥料、種籾、覆土が、前記搬送コンベア上を送られる育苗箱内に連続的に供給する播種プラントであって、前記肥料を貯留するタンクの肥料出口部に、肥料を斜め下方へ誘導する、誘導板設けたものである。
前記誘導板の誘導先端部を、床土を貯留するタンクの床土出口部の近位置に設け、肥料の落下点と床土の落下点とを同じにすることで、肥料と床土を容易に混合出来るものである。
前記の様に肥料の落下点と床土の落下点を同じにすることにより、肥料と床土が落下中に混ざり合う状況を作るものである。
前記の様に肥料の落下点と床土の落下点を同じにすることにより、肥料と床土が落下中に混ざり合う状況を作るものである。
本考案は、上述のとおり構成されているもので、次に記載する効果を奏する。
育苗箱内の、環境を均一化することができ、水分等の状態を一定に保つ事ができるため、発芽揃いが良く、生育が均一で、根張りが良く、移植作業が円滑に行えるものである。
予めミキサー等で、混合作業をする手間が掛からない。
又、育苗箱一枚当たりの持ち込める肥料の量を増やすことが出来るため、反当りの使用枚数を減らすことが出来るものである。
更に、野菜等のプラグトレイやポット等にも使用することが可能である。
更に、野菜等のプラグトレイやポット等にも使用することが可能である。
本考案の播種プラントの肥料床土混合装置は、育苗箱を搬送する搬送コンベアの上方に、床土を貯留するタンクと、肥料を貯留するタンクと、種籾を貯留するタンクと、覆土を貯留するタンクと、潅水装置とを、夫々独立して設け、この夫々のタンク内に貯留された床土、肥料、種籾、覆土が、前記搬送コンベア上を送られる育苗箱内に連続的に供給する播種プラントの、前記肥料を貯留するタンクの肥料出口部に、肥料を斜め下方へ誘導する、誘導板設ける。
次に、前記誘導板の誘導先端部を、床土を貯留するタンクの床土出口部の近位置に設け、肥料の落下点と床土の落下点とを同じにし、肥料と床土が落下中に混ざり合う状況を作ることで、肥料と床土を容易に混合出来るものである。
考案の実施例について図面を参照して説明する。
本考案は図1に示す様に、育苗箱(2)を搬送する搬送コンベア(1)の上方に、床土を貯留するタンク(3)と、肥料を貯留するタンク(4)と、種籾を貯留するタンク(5)と、覆土を貯留するタンク(6)と、潅水装置(7)とを、夫々独立して設ける。
この時、従来の播種プラントにおいては、搬送コンベア(1)の搬送方向に向かって、まず床土を貯留するタンク(3)、次に肥料を貯留するタンク(4)、更に種籾を貯留するタンク(5)、最後に覆土を貯留するタンク(6)の順に設けられているが、本考案の播種プラントにおいては、まず肥料を貯留するタンク(4)、次に床土を貯留するタンク(3)、更に種籾を貯留するタンク(5)、最後に覆土を貯留するタンク(6)の順で、床土を貯留するタンク(3)と肥料を貯留するタンク(4)が入れ替わっている。
本考案は図1に示す様に、育苗箱(2)を搬送する搬送コンベア(1)の上方に、床土を貯留するタンク(3)と、肥料を貯留するタンク(4)と、種籾を貯留するタンク(5)と、覆土を貯留するタンク(6)と、潅水装置(7)とを、夫々独立して設ける。
この時、従来の播種プラントにおいては、搬送コンベア(1)の搬送方向に向かって、まず床土を貯留するタンク(3)、次に肥料を貯留するタンク(4)、更に種籾を貯留するタンク(5)、最後に覆土を貯留するタンク(6)の順に設けられているが、本考案の播種プラントにおいては、まず肥料を貯留するタンク(4)、次に床土を貯留するタンク(3)、更に種籾を貯留するタンク(5)、最後に覆土を貯留するタンク(6)の順で、床土を貯留するタンク(3)と肥料を貯留するタンク(4)が入れ替わっている。
次に、肥料を貯留するタンク(4)の位置を、前記肥料を貯留するタンク(4)の肥料出口部(8)に、肥料を斜め下方へ誘導する、誘導板(9)を設ける為のスペースを確保するためと、誘導板(9)上の肥料が均一且スムーズに流れるよう任意の位置に設ける。
次に、前記誘導板(9)の誘導先端部を、床土を貯留するタンク(3)の床土出口部(10)の近位置に設け、肥料の落下点と床土の落下点とを同じにすることで、肥料と床土を容易に混合出来るものである。
本考案の播種プラントの肥料床土混合装置は、肥料と床土の様に、異なる物を落下点を合わせるだけで、連続して容易に混合できるものであり、野菜等のプラグトレイやポット等にも使用することが可能であり、更には、他の産業分野にも応用可能なものである。
1 搬送コンベア
2 育苗箱
3 床土タンク
4 肥料タンク
5 種籾タンク
6 覆土タンク
7 潅水装置
8 肥料出口部
9 誘導板
10 床土出口部
11 床土
12 肥料
13 種籾
14 覆土
2 育苗箱
3 床土タンク
4 肥料タンク
5 種籾タンク
6 覆土タンク
7 潅水装置
8 肥料出口部
9 誘導板
10 床土出口部
11 床土
12 肥料
13 種籾
14 覆土
Claims (2)
- 育苗箱(2)を搬送する搬送コンベア(1)の上方に、床土を貯留するタンク(3)と、肥料を貯留するタンク(4)と、種籾を貯留するタンク(5)と、覆土を貯留するタンク(6)と、潅水装置(7)とを、夫々独立して設け、該タンク(3)、(4)、(5)、(6)内に貯留された床土、肥料、種籾、覆土が、前記搬送コンベア(1)上を送られる育苗箱(2)内に連続的に供給される播種プラントであって、前記肥料を貯留するタンク(4)の肥料出口部(8)に、肥料を斜め下方へ誘導する、誘導板(9)設けたことを特徴とする播種プラントの肥料床土混合装置。
- 前記誘導板(9)の誘導先端部を、床土を貯留するタンク(3)の床土出口部(10)の近位置に設け、肥料の落下点と床土の落下点とを同じにすることで、肥料と床土を容易に混合出来ることを特徴とする請求項1記載の播種プラントの肥料床土混合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003865U JP3134173U (ja) | 2007-04-24 | 2007-04-24 | 播種プラントの肥料床土混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003865U JP3134173U (ja) | 2007-04-24 | 2007-04-24 | 播種プラントの肥料床土混合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3134173U true JP3134173U (ja) | 2007-08-09 |
Family
ID=43284772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007003865U Expired - Lifetime JP3134173U (ja) | 2007-04-24 | 2007-04-24 | 播種プラントの肥料床土混合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3134173U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116114504A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-05-16 | 永好智能科技(江苏)有限公司 | 一种施肥一体化育秧播种机 |
-
2007
- 2007-04-24 JP JP2007003865U patent/JP3134173U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN116114504A (zh) * | 2022-12-30 | 2023-05-16 | 永好智能科技(江苏)有限公司 | 一种施肥一体化育秧播种机 |
CN116114504B (zh) * | 2022-12-30 | 2023-10-20 | 永好智能科技(江苏)有限公司 | 一种施肥一体化育秧播种机 |
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