JP3423470B2 - スペアタイヤ保持機構 - Google Patents

スペアタイヤ保持機構

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JP3423470B2
JP3423470B2 JP06391295A JP6391295A JP3423470B2 JP 3423470 B2 JP3423470 B2 JP 3423470B2 JP 06391295 A JP06391295 A JP 06391295A JP 6391295 A JP6391295 A JP 6391295A JP 3423470 B2 JP3423470 B2 JP 3423470B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック或いは特殊車
両等のスペアタイヤを自動的に車体の一部に取り付けた
り、取り外したりする事のできるスペアタイヤ保持機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トラック等のスペアタイヤ保持機
構としては、種々のものが提案されている。例えば、ト
ラックの荷台下にパンタグラフ形成の保持機構で取り付
ける形式のものがあった。また、足で操作してスペアタ
イヤを収納する形式のものも存在した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のスペ
アタイヤ保持機構は、スペアタイヤを取り付けたり、取
り外す作業が煩雑であると共に、特に冬の厳寒時に車外
に出てスペアタイヤを取り外しタイヤ交換するのは大変
であった。
【0004】更に、トラックのスペアタイヤは重量があ
る為、その取り付け作業及び取り外し作業は大変なもの
であった。
【0005】本発明の目的は、従来の問題点に鑑み、取
り付け取り外しが簡単でしかも安全性に優れたスペアタ
イヤ保持機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、タイヤのホイールの凹部に当接される当
て板と、該当て板のほぼ中央に立設されたフックと、該
フックに係合するワイヤーとフックを保持固定する
固定機構とを複数個備え、該ワイヤーを巻上げる巻上げ
機構の巻取りドラムのうちの1つを選択して該巻上げる
ワイヤーを任意に切り替えて操作できるようにすると共
に、前記巻上げ機構の操作を運転席で行える構成にした
ものである。
【0007】また、前記巻上げ機構は、トルク制御機構
を備え一定トルク値になったら巻上げを停止する事を特
徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明に係るスペアタイヤ保持機構は、固定装
置を解除すれば運転席から操作できるので、雨の日や冬
期であっても安全に操作する事ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面を参照
しつつ詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係る
スペアタイヤ保持機構を装着したトラックの側面図、図
2は同スペアタイヤ保持機構の固定機構を示す側面図、
図3は同スペアタイヤ保持機構の固定機構のフック部材
を示す説明図、図4は同スペアタイヤ保持機構の固定機
構のハンドルを示す説明図である。
【0010】スペアタイヤ保持機構は、運転席10に配
設された操作部11で操作される、巻上げ機構12でス
ペアタイヤ16のホイール部に当接される当て板13の
ほぼ中央に立設されたフック14を引き上げる。また、
操作部15は、トラックの荷台部にも配設されている。
ただし、操作部15は、操作部11を操作して、後部で
も操作できるようにした場合にのみ操作できる。したが
って、外部から操作部15のみを操作しても、スペアタ
イヤ16を取り外す事はできない。
【0011】当て板13は、ほぼスペアタイヤ16のホ
イール部に形成された凹部16aに入り込み、該当て板
13のほぼ中央に立設されたフック14はスペアタイヤ
16の反対側から先端が突出する。突出したフック14
には、巻上げ機構12から伸びたワイヤー17の先端に
取り付けられた係止フック18が係止される。
【0012】巻上げ機構12は、図5に示すように駆動
モータ19とモータの回転を減速し、トルクを増す減速
機構20とワイヤー17を巻取りドラム21a、21b
等から構成されている。
【0013】固定機構22は、支点23に回動可能に取
り付けられたハンドル24と、このハンドル24を係止
する係止片25等から構成されている。ハンドル24の
先端24aは、鈎状に形成されておりフック14を係止
固定する事ができる。ハンドル24の基端には、把持部
24bが形成されており、この把持部24bを手で持っ
て操作し、係止片25に係合させることによりハンドル
を固定する。
【0014】減速機構20は、ギアボックス26内に複
数の歯車が配設されており、駆動モータ19の回転を減
速する。また、歯車27を軸28上を移動させることに
より、歯車29a、29bを選択的に回転駆動する事が
できる。したがって、巻取りドラム21aと巻取りドラ
ム21bを選択して駆動し、2個のスペアタイヤの内の
任意のものを取り付け、取り外しする事ができる。
【0015】次に以上のように構成されたスペアタイヤ
保持機構の使用方法について説明する。先ず、トラック
の荷台からスペアタイヤを取り外す場合、固定機構22
を解除する必要がある。固定機構22の解除は、ハンド
ル24を持って係止片25から外し、先端24aをフッ
ク14から解除する。次に、運転席10の操作部11を
操作して、駆動モータ19を駆動する事により巻取りド
ラム21a或いは21bをワイヤー17が徐々に緩めら
れる方向に回転させる。
【0016】巻取りドラムが徐々に緩められると、ワイ
ヤー17が伸びスペアタイヤ16が地面に到達する(図
1参照)。更に、操作部15によりワイヤー17を緩め
てから係止フック18を取り外し、スペアタイヤ16を
使用する。
【0017】また、スペアタイヤ16をトラックの荷台
に収納する場合には、先ず図3に示すようにスペアタイ
ヤ16の凹部16aに当て板13を装着し、反対側から
フック14の先端を突出させる。突出したフック14に
は、巻上げ機構12から伸びたワイヤー17の係止フッ
ク18を係止する。
【0018】フック14にワイヤー17の係止フック1
8を係止したら、操作部15を操作して、駆動モータ1
9を駆動して、ワイヤー17を巻き上げる。巻取りドラ
ム21の軸30にはトルク計が取り付けられており、ワ
イヤーの巻取りトルクが所定値以上になると、自動的に
駆動モータ19が停止する構成となっている。ワイヤー
17の巻き上げが停止したら、固定機構22のハンドル
24を持って、先端24aをフック14に係合させた
後、ハンドル24を係止片25に係止して固定する。
【0019】尚、本実施例では巻取りドラム21a、2
1bと2個の巻取りドラムを配設したので、2個のスペ
アタイヤを収納する事ができる。また、トルク制御機構
は、所定値以上のトルクになるとスリップするトルクリ
ミッターであってもよい。本発明は、上記実施例によっ
て限定されるものではなく、本願発明の要旨から逸脱し
ない範囲で種々の変形が可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスペ
アタイヤ保持機構は、タイヤのホイールの凹部に当接さ
れる当て板と、該当て板のほぼ中央に立設されたフック
と、該フックに係合するワイヤーとフックを保持固
定する固定機構とを複数個備え、該ワイヤーを巻上げる
巻上げ機構の巻取りドラムのうちの1つを選択して該巻
上げるワイヤーを任意に切り替えて操作できるようにす
ると共に、前記巻上げ機構の操作を運転席で行える構成
にしたので、運転席からの操作でスペアタイヤの取り付
け、取り外しが出来るので、寒い時期であっても腰や膝
を痛める虞もない。また、前記巻上げ機構は、運転席で
操作できるようにしてあり、切り替え機構により複数の
フックを操作できるので、複数個のスペアタイヤを収納
する事ができる。
【0021】また、前記巻上げ機構は、トルク制御機構
を備え一定トルク値になったら巻上げを停止するので、
操作者は操作部の巻き上げ釦を単に押すだけで、良く何
時停止するか待機する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスペアタイヤ保持機構
を装着したトラックの側面図である。
【図2】同スペアタイヤ保持機構の固定機構を示す側面
図である。
【図3】同スペアタイヤ保持機構の固定機構のフック部
材を示す説明図である。
【図4】同スペアタイヤ保持機構の固定機構のハンドル
を示す説明図である。
【図5】同スペアタイヤ保持機構の駆動部を示す説明図
である。
【図6】同スペアタイヤ保持機構の駆動部を示す説明図
である。
【図7】同スペアタイヤ保持機構の駆動部を示す内部説
明図である。
【符号の説明】
10 運転席 11 操作部 12 巻上げ機構 13 当て板 14 フック 15 操作部 16 スペアタイヤ 16a 凹部 17 ワイヤー 18 係止フック 19 駆動モータ 20 減速機構 21 巻取りドラム 22 固定機構 23 支点 24 ハンドル 24a 先端 24b 把持部 25 係止片 26 ギアボックス 27 歯車 28 軸 29a、b 歯車 30 軸

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤのホイールの凹部に当接される当
    て板と、該当て板のほぼ中央に立設されたフックと、該
    フックに係合するワイヤーとフックを保持固定する
    固定機構とを複数個備え、該ワイヤーを巻上げる巻上げ
    機構の巻取りドラムのうちの1つを選択して該巻上げる
    ワイヤーを任意に切り替えて操作できるようにすると共
    に、前記巻上げ機構の操作を運転席で行える構成にした
    ことを特徴とするスペアタイヤ保持機構。
  2. 【請求項2】 前記巻上げ機構は、トルク制御機構を備
    え一定トルク値になったら巻上げを停止する事を特徴と
    する請求項1記載のスペアタイヤ保持機構。
JP06391295A 1995-03-23 1995-03-23 スペアタイヤ保持機構 Expired - Fee Related JP3423470B2 (ja)

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