JP2007186178A - 車用ストッパー制御機具 - Google Patents
車用ストッパー制御機具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007186178A JP2007186178A JP2006030267A JP2006030267A JP2007186178A JP 2007186178 A JP2007186178 A JP 2007186178A JP 2006030267 A JP2006030267 A JP 2006030267A JP 2006030267 A JP2006030267 A JP 2006030267A JP 2007186178 A JP2007186178 A JP 2007186178A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- vehicle
- vehicle body
- road surface
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【目的】 この発明は車体の下部に、ストッパーの端部を路面に接触させて走行車両を制止出来るよう構成した制御装置に関するものである。
【構成】 基盤4に固定枠2を取着しこれにストッパー1を設置して端部を止金具5により固定しておき、この止金具5外すことによりストッパー1の端部aが固定枠2を中心に回転移動しストッパー1の端部aが路面に接触し走行車両を制止出来るよう構成した制御機具を、車体Aの下部に取着する。
【選択図】図7
【構成】 基盤4に固定枠2を取着しこれにストッパー1を設置して端部を止金具5により固定しておき、この止金具5外すことによりストッパー1の端部aが固定枠2を中心に回転移動しストッパー1の端部aが路面に接触し走行車両を制止出来るよう構成した制御機具を、車体Aの下部に取着する。
【選択図】図7
Description
本発明は、車の滑り止めに関する制御機具に関するものである。
従来、車両の走行制止を図るには車輪に付属した制御機を通しタイヤの回転を制止してタイヤ表面と路面の摩擦抵抗を利用する方法であった。
従って冬期間に路面の雪等が圧雪や凍結した場合には、タイヤの回転が停止しても、タイヤの表面との摩擦抵抗が減少しスリップしてしまい、車体を制御することが困難となり、スリップ事故が多発していた。
このようなことから、凍結した路面とタイヤの表面の摩擦抵抗の増大を図るために、タイヤチェーンやタイヤの表面に錨を打ち込んだスタッドレスタイヤ等が開発されていたが、走行性が悪くまたは粉塵発生等の環境問題が生じ利用が減少している。
また雪の深まりに車が入ってしまうと、車体が積雪と接触してタイヤが空回りし抜き出ることが困難となり、車体下部の雪等を掘りながらジャッキ等を設置して車体を持ち上げてタイヤとの隙間を埋め戻して脱出をしていた。
従って冬期間に路面の雪等が圧雪や凍結した場合には、タイヤの回転が停止しても、タイヤの表面との摩擦抵抗が減少しスリップしてしまい、車体を制御することが困難となり、スリップ事故が多発していた。
このようなことから、凍結した路面とタイヤの表面の摩擦抵抗の増大を図るために、タイヤチェーンやタイヤの表面に錨を打ち込んだスタッドレスタイヤ等が開発されていたが、走行性が悪くまたは粉塵発生等の環境問題が生じ利用が減少している。
また雪の深まりに車が入ってしまうと、車体が積雪と接触してタイヤが空回りし抜き出ることが困難となり、車体下部の雪等を掘りながらジャッキ等を設置して車体を持ち上げてタイヤとの隙間を埋め戻して脱出をしていた。
従来の車両の走行制止方法は、タイヤの表面と路面の摩擦抵抗により制御されていたことから、路面が凍結すると摩擦抵抗が減少しタイヤが凍結した雪面上をスリップし安全走行が困難となる欠点を持っていた。
特許請求の範囲、請求項1の発明はこのような車のスリップ事故の防止に関した発明である。
また雪の深まりから車体を持ち上げてタイヤを上げ容易に車体を抜け出せるようにした発明が特許請求の範囲、請求項2に明示している内容である。
特許請求の範囲、請求項1の発明はこのような車のスリップ事故の防止に関した発明である。
また雪の深まりから車体を持ち上げてタイヤを上げ容易に車体を抜け出せるようにした発明が特許請求の範囲、請求項2に明示している内容である。
特許請求の範囲、請求項1についての手段を説明します。
図1により手段を説明すると、運転手Dが車体Aの走行中に車のスリップを感知した場合、止金具5を手動等によりワイヤーロープ7を操作して外すと基盤4に固定されていたストッパー1の端部aがバネ3に引っ張られて90度程度回転し、ストッパー1の短部aが凍結した路面に接し摩擦抵抗を増大し車を制止する。
基盤4を車体Aに固定する方法は溶接やボルト等によるものでもよく、位置はそれぞれの車種の車体Aに適切な場所とし、箇所数も地域の路面凍結状況に合わせた個数とする。
ストッパー1は固定枠2に設定し90度程度回転して可動し路面に接触しても破壊しないように、さらに車体Aの重量を支えるような堅固な構造と材質から構成する。
バネ3はストッパー1端部aの止金具5を外すと瞬時に90度程度回転して路面に接触する動作を図る役割を担う。ストッパー1の長さは地方の路面凍結状況に合うよう、また車種等により車体Aを路面より隙間T程度確保して持ち上げる。
また端部aは鋭角にして圧雪路面に食い込み摩擦抵抗を増大する構造とし、ストッパー1の腕長さが破損しないように、および基盤4に復元設定するためワイヤーロープ6を取り付ける。
次に特許請求の範囲、請求項2についての手段を説明します。
雪の深まりから容易に車体を抜け出せるようにした発明である。止金具5を外すだけでは図9のようにストッパー1が雪面に接していることから、バネ3の引っ張りだけでは車体Aを持ち上げることが出来ない。このようなことからバネ3内部にワイヤーロープ9を挿入し駆動装置8等により強力に引っ張り、ストッパー1を90度程度回転して車体Aを持ち上げ、タイヤと雪面等の隙間Tを確保するものである。この隙間Tを埋め戻し車体を深まりから容易に抜け出すことが可能となる。
図1により手段を説明すると、運転手Dが車体Aの走行中に車のスリップを感知した場合、止金具5を手動等によりワイヤーロープ7を操作して外すと基盤4に固定されていたストッパー1の端部aがバネ3に引っ張られて90度程度回転し、ストッパー1の短部aが凍結した路面に接し摩擦抵抗を増大し車を制止する。
基盤4を車体Aに固定する方法は溶接やボルト等によるものでもよく、位置はそれぞれの車種の車体Aに適切な場所とし、箇所数も地域の路面凍結状況に合わせた個数とする。
ストッパー1は固定枠2に設定し90度程度回転して可動し路面に接触しても破壊しないように、さらに車体Aの重量を支えるような堅固な構造と材質から構成する。
バネ3はストッパー1端部aの止金具5を外すと瞬時に90度程度回転して路面に接触する動作を図る役割を担う。ストッパー1の長さは地方の路面凍結状況に合うよう、また車種等により車体Aを路面より隙間T程度確保して持ち上げる。
また端部aは鋭角にして圧雪路面に食い込み摩擦抵抗を増大する構造とし、ストッパー1の腕長さが破損しないように、および基盤4に復元設定するためワイヤーロープ6を取り付ける。
次に特許請求の範囲、請求項2についての手段を説明します。
雪の深まりから容易に車体を抜け出せるようにした発明である。止金具5を外すだけでは図9のようにストッパー1が雪面に接していることから、バネ3の引っ張りだけでは車体Aを持ち上げることが出来ない。このようなことからバネ3内部にワイヤーロープ9を挿入し駆動装置8等により強力に引っ張り、ストッパー1を90度程度回転して車体Aを持ち上げ、タイヤと雪面等の隙間Tを確保するものである。この隙間Tを埋め戻し車体を深まりから容易に抜け出すことが可能となる。
車を運転中に路面が凍結し通常の車のタイヤのブレーキで車を制止出来ない状況になったときに、止金具5を手動等によりワイヤーロープ7を操作して外すと基盤4に固定されていたストッパー1の端部bがバネ3に引っ張られて90度程度回転し、他方のストッパー1の端部aが凍結路面に接触して摩擦抵抗を増大させ車両を制止する。
このようなストッパー制御機具を用いることにより、冬季間におけるスリップ事故を減少させることが出来ることとなる。
また吹き溜まり等の雪の多い場所に車が突っ込み、タイヤが空回りして抜け出ることが出来ず、多大な時間を要して雪堀をしていたが、ストッパー1をジャッキ代わりに使用することにより、安全にそして容易に吹き溜まり等より抜け出すことが可能となる。
このようなストッパー制御機具を用いることにより、冬季間におけるスリップ事故を減少させることが出来ることとなる。
また吹き溜まり等の雪の多い場所に車が突っ込み、タイヤが空回りして抜け出ることが出来ず、多大な時間を要して雪堀をしていたが、ストッパー1をジャッキ代わりに使用することにより、安全にそして容易に吹き溜まり等より抜け出すことが可能となる。
車体Aの下部に設置する本発明のストッパー制御機具は前部でも後部でもよく、また車種に応じた個数とし、ストッパー1の形状も車種に応じた形状とする。材質は衝撃に強く車体を持ち上げる強度を確保し弾力性に富んだ材質であればよい。基盤4は固定枠2を取着する堅固な物体であればよいことから、取着場所に応じては基盤4を省略し車体Aに固定枠2を直接取着してよい。
また車体を持ち上げるジャッキの代用として、ストッパー1の端部aを90度程度回転させるための引っ張り用のワイヤーロープ9や駆動装置8は車体Aを持ち上げる強力な装置構造であればよい。
また車体を持ち上げるジャッキの代用として、ストッパー1の端部aを90度程度回転させるための引っ張り用のワイヤーロープ9や駆動装置8は車体Aを持ち上げる強力な装置構造であればよい。
本発明を使用することにより、冬季間における走行車両のスリップ事故を減少することが出来、また吹き溜まりに突っ込んだ場合には早期に安全にはい出ることが出来、車両の安全運転が向上する。
1 ストッパー
2 固定枠
3 バネ
4 基盤
5 止金具
6 ストッパー用のワイヤーロープ
7 止金具用のワイヤーロープ
8 駆動装置
9 駆動装置ワイヤーロープ
A 車体
B 凍結した圧雪面
C 路面
D 運転手
E タイヤ
F 積雪
G ストッパーの回転移動方向を現している矢印
T 隙間
2 固定枠
3 バネ
4 基盤
5 止金具
6 ストッパー用のワイヤーロープ
7 止金具用のワイヤーロープ
8 駆動装置
9 駆動装置ワイヤーロープ
A 車体
B 凍結した圧雪面
C 路面
D 運転手
E タイヤ
F 積雪
G ストッパーの回転移動方向を現している矢印
T 隙間
Claims (2)
- 基盤4に固定枠2、バネ3、止金具5を取り付けて固定枠2にストッパー1を設定し、止金具5を外すとストッパー1の端部aが90度程度上下に回転可動し、端部aが路面Bに接して、この摩擦抵抗により車体Aを制止出来るよう構成した制御機具を車体Aの下部に取着した車用ストッパー制御機具。
- ストッパー1の端部aを回転移動して路面Bに接して車体Aを持ち上げることの出来るように駆動装置8とワイヤーロープ9を取着した請求項1の車用ストッパー制御機具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006030267A JP2007186178A (ja) | 2006-01-10 | 2006-01-10 | 車用ストッパー制御機具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006030267A JP2007186178A (ja) | 2006-01-10 | 2006-01-10 | 車用ストッパー制御機具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007186178A true JP2007186178A (ja) | 2007-07-26 |
Family
ID=38341627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006030267A Pending JP2007186178A (ja) | 2006-01-10 | 2006-01-10 | 車用ストッパー制御機具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007186178A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111038459A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-21 | 南京工业职业技术学院 | 汽车紧急制动安全装置 |
CN113650588A (zh) * | 2021-09-16 | 2021-11-16 | 李兆陵 | 一种汽车紧急避险制动系统及装置 |
-
2006
- 2006-01-10 JP JP2006030267A patent/JP2007186178A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111038459A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-21 | 南京工业职业技术学院 | 汽车紧急制动安全装置 |
CN113650588A (zh) * | 2021-09-16 | 2021-11-16 | 李兆陵 | 一种汽车紧急避险制动系统及装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2016008280A1 (zh) | 一种汽车防滑装置 | |
JP2015516918A (ja) | クライミングタイプ緊急制動システム | |
JP2007223457A (ja) | 車両制動装置 | |
CN203920289U (zh) | 安全型附贴悬挂式轮胎防滑装置 | |
JP2007186178A (ja) | 車用ストッパー制御機具 | |
WO2019127620A1 (zh) | 防滑链 | |
KR100618286B1 (ko) | 자동차용 보조제동장치 | |
CN103991342A (zh) | 安全型附贴悬挂式轮胎防滑装置 | |
KR200162902Y1 (ko) | 차량의 눈길 미끄럼 방지장치 | |
JP2016101907A (ja) | 自動車用滑り止め金具着脱装置 | |
US4386681A (en) | Safety drop brake | |
JP2000255395A (ja) | アイスバーン専用自動車緊急停止装置 | |
KR20050117448A (ko) | 스노우 체인 | |
JP5814439B1 (ja) | スパイク装置および自動車用タイヤ | |
KR101231755B1 (ko) | 오토바이용 미끄럼 방지장치 | |
KR20110106254A (ko) | 자동차 미끄럼 방지장치 | |
KR880000345Y1 (ko) | 자동차의 미끄럼 제동장치 | |
CN201116102Y (zh) | 汽车顶胎器 | |
KR200202879Y1 (ko) | 차량용 보조브레이크장치 | |
JPH10203104A (ja) | 車両の氷上、雪上におけるタイヤスリップ防止装置 | |
JPH0858538A (ja) | 非常制動装置 | |
JPH09150614A (ja) | タイヤチェーン着脱装置 | |
JP3718804B2 (ja) | 公害防止可動スパイクピン | |
KR20220128835A (ko) | 반 자동 및 수동 동작형 스노우 체인 | |
JP2000335384A (ja) | 車両の非常制動装置 |