JP3422904B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

Info

Publication number
JP3422904B2
JP3422904B2 JP10408897A JP10408897A JP3422904B2 JP 3422904 B2 JP3422904 B2 JP 3422904B2 JP 10408897 A JP10408897 A JP 10408897A JP 10408897 A JP10408897 A JP 10408897A JP 3422904 B2 JP3422904 B2 JP 3422904B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
input
inverter
display
external device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10408897A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10304671A (ja
Inventor
修 三木
樹夫 川瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10408897A priority Critical patent/JP3422904B2/ja
Publication of JPH10304671A publication Critical patent/JPH10304671A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3422904B2 publication Critical patent/JP3422904B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機の可変速制
御を行うためのインバータ制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、インバータ装置は、他の電気機器
とともに制御箱内に収納されて用いられている。一方、
インバ−タ装置はユ−ザの希望に合わせ種々の制御条件
のデ−タを変更することができる。したがって、制御箱
内に収納した後、制御条件のデ−タの変更を行うには、
その都度制御箱の前面扉を開けてインバ−タ装置本体の
表示器を見ながら操作キ−を操作していた。しかしなが
ら、設定デ−タを変更する度に前面扉を開閉することは
作業の困難性と安全性で問題があった。すなわち、制御
箱内には、高い電圧の電線があり接触した際の危険性が
あるためである。
【0003】この解決策として、従来、インバ−タ本体
に取り付けてある操作キ−と表示器とを組み合わせたも
のを延長パネルとして、この延長パネルを制御箱の前面
扉に取り付けたものが存在する。これは制御箱の外から
前面扉を開けずに内部のインバ−タを操作でき、安全性
が高いものであった。
【0004】しかしながら、従来、延長パネルはインバ
−タに合わせて複数種のものを用意する必要があった。
すなわち、操作が同一の場合は同じ延長パネルの使用が
可能であるが、機種の違いや特定客先の指定によりパネ
ルの操作方法が異なる場合や入力キーの数等ハードウェ
アが異なる場合、新たに延長パネルを開発する必要があ
った。
【0005】また、インバータ装置は多機能化し、多く
の機能の中から特定の機能を入力端子に割付て多機能化
を実現しているが、通信等により外部装置からは入力信
号の有効モードを切替えて特定の機能のみ入力制御を行
っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の延長パネル付き
インバータ装置においては、機種の違いや特定客先の指
定によりパネルの操作方法や入力キー数等のハードウェ
アが異なる場合、それぞれ個別に延長パネル及びそのソ
フトウェアを開発する必要があり、延長パネルを共通に
使用することができなかった。
【0007】また、多機能化したすべての機能の入力を
通信等により外部装置から制御することができなかっ
た。本発明の目的は、機種の違いや特定客先の指定によ
りパネルの操作方法が異なる場合でも、同一の延長パネ
ルの使用が可能なインバータ装置を提供する事にある。
さらに多機能化したすべての機能の入力を通信等により
外部装置から制御することができるインバータ装置を提
供する事にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のインバ−
タ装置は、電動機を駆動するインバータ回路を制御する
制御回路部と、この制御回路部による制御条件のデータ
を設定させるための第1の操作キーと、制御条件のデ−
タを記憶するための記憶手段と、この記憶手段のデ−タ
に基づき表示データを作成する表示データ作成手段と、
この表示データ作成手段で作成された表示デ−タを表示
する第1の表示手段と、外部機器とデ−タの通信を行う
通信手段と、外部機器に設けられ制御条件のデータの入
力データを受付けて前記通信手段を介して記憶手段に書
き込むための第2の操作キーと、外部機器に設けられ
示データ作成手段で作成された表示データを表示する第
2の表示手段とを有し、第2の操作キ−が操作された際
には第1の操作キーからの入力デ−タを第2の操作キー
からの入力デ−タに切り換えることを特徴とするもので
あり、インバータ装置の機種の違いや特定客先の指定に
よりインバータ装置のパネルの操作方法が異なる場合で
も、同一の延長パネルの使用が可能である。
【0009】請求項2記載のインバ−タ装置は、請求項
1記載の外部機器が延長パネルであることを特徴とする
ものである。請求項3記載のインバ−タ装置は、電動機
を駆動するインバータ回路を制御する制御回路部と、複
数の端子を有する端子台と、端子に対して制御機能を設
定させるための第1の操作キーと、設定を記憶するため
の記憶手段と、この記憶手段のデ−タに基づき表示デー
タを作成する表示データ作成手段と、この表示データ作
成手段で作成された表示デ−タを表示する第1の表示手
段と、外部機器とデ−タの通信を行う通信手段と、外部
機器に設けられ設定を記憶手段に書き込むための第2の
操作キーと、外部機器に設けられ前記表示データ作成手
段で作成された表示データを表示する第2の表示手段と
を有し、第2の操作キ−が操作された際には第1の操作
キーからの設定を第2の操作キーからの設定に切り換え
ることを特徴とするものであり、例えばコマンド選択が
端子で端子コマンド切り替えが外部端子信号入力の場
合、8個の入力端子は例えば60の機能から選択して機
能が割り付け、割付た8個の機能の信号オン・オフのデ
ータをセットすることにより、多機能化したすべての機
能の入力を通信により外部装置から制御することができ
る。
【0010】請求項4記載のインバ−タ装置は、請求項
1記載の切換手段は、外部機器から所定時間入力デ−タ
がない場合、外部機器からの入力デ−タを第1の操作キ
ーからの入力デ−タに切り換えることを特徴とするもの
であり、外部キー入力モードにおいて、一定時間キー入
力がない場合、外部入力モードをオフする手段を備えて
いるため、通信のケーブル等が切断した場合、自動で本
体パネルキー入力に戻すため、どちらかのキー入力は必
ず有効となり、安全性の高いインバータ装置を提供する
ことができる。
【0011】請求項5記載のインバ−タ装置は、請求項
1記載の外部機器からの入力データはキー入力状態と状
態継続時間を含むことを特徴とするものであり、外部か
らのキー入力データはキー入力状態と状態継続時間が含
まれているため、キーの連続押しによる表示データの更
新等、実際のインバータ装置のパネル処理と同一の処理
を延長パネルのキー入力で実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
に基づいて説明する。インバータ制御装置1は、インバ
−タ主回路2を制御することにより、インバ−タ主回路
2の出力側に取り付けられたモ−タ3の速度制御を行う
ものである。インバータ主回路2の入力側には電源4が
接続されている。インバータ制御装置1はCPU(マイ
クロコンピュ−タ)5内のROMに内蔵されたソフトウ
ェアに従いインバ−タ主回路2を制御する。インバ−タ
制御装置1に設けられている操作キ−6はインバ−タ制
御装置1の制御条件のデータを設定するためのものであ
り、ユ−ザが操作キ−6を操作すると、設定デ−タは内
蔵キ−入力コマンド用メモリ7に記憶される。さらに、
インバ−タ制御装置1には外部機器と通信を行うための
通信手段8が設けられている。CPU5はインバ−タ主
回路2を制御する一方、パネル表示データを作成し、表
示データを内部メモリ9に書き込むと同時に表示データ
を表示器10に表示する。よって、ユ−ザは表示器10
を見ながら、操作キ−6を操作して制御条件のデ−タの
設定を行うことができる。
【0013】外部機器の一つである延長パネル11は独
自のCPU12、操作キ−13、表示器14及び通信手
段15を有している。延長パネル11がインバ−タ制御
装置1に接続されている場合は、延長パネル11の操作
キ−13の操作によりインバ−タ制御装置1の制御条件
のデ−タの設定を表示器14を見ながら行う。CPU1
2は通信手段8、15を介した内部メモリ9に書き込ま
れた表示データを読み出し表示器14に表示する。これ
によりインバータ制御装置1の表示器10と同一の表示
を表示器14にて行うことができる。また操作キ−13
が操作された際には、延長パネル11はインバータ制御
装置1のキー入力切り替えコマンド用メモリ16に「外
部キー入力」のコマンドを書き込み、次に延長パネル1
1のキー入力を「キー入力」のコマンドとしてインバー
タ制御装置1の外部キー入力コマンド用メモリ17に書
き込む。一方、インバータ制御装置1は、キー入力切り
替えコマンド用メモリ16の内容を随時読みだし、コマ
ンドが「内蔵キー入力」の時は内蔵キー入力コマンド用
メモリ7からキー入力コマンドを読みだし、コマンドが
「外部キー入力」の時は、外部キー入力コマンド用メモ
リ17からキー入力コマンドを読みだし、キー入力処理
を行い、表示データを作成する。
【0014】これにより、延長パネル11はインバータ
制御装置1のパネル操作がいかなるものでも、インバー
タ制御装置1内の制御条件データを書き込むことがで
き、パネル表示データを表示することができる。
【0015】次に上述のように構成されたインバ−タ制
御装置1及び延長パネル11の動作を図2のフロ−チャ
−トを用いて説明する。図2(a)に示される延長パネ
ル11のフロ−チャ−トによれば、CPU12は内蔵す
るメモリ等の初期化処理を行い(ステップS1)、次に
インバ−タ制御装置1の内部メモリ9より表示デ−タを
読み出し延長パネル11の表示器14に表示する(ステ
ップS2)。次に、CPU11は操作キ−13による入
力デ−タをチェクし(ステップS3)、インバ−タ制御
装置1のキ−入力切換コマンド用メモリ16に「外部キ
−入力」コマンドを書込み(ステップS4)、操作キ−
13によるデ−タを外部キ−入力コマンド用メモリ17
に書込む(ステップS5)。延長パネル11は、以上の
ステップS2からステップS5による動作を繰り返す。
一方、インバ−タ制御装置1の動作は、図2(b)に示
されるフロ−チャ−トの通りである。まずCPU5は各
メモリなどの初期化処理を行い(ステップS6)、次
に、表示器10に表示すべきデ−タの作成を行う(ステ
ップS7)。次に、キ−入力切換コマンド用メモリ16
のデ−タを読み出しキ−入力モードチェックを行う(ス
テップS8)。読み出しキ−入力モードチェックを行っ
た結果、内部キ−の場合はステップS9、外部キ−の場
合はステップS10がステップS8の次に実行される。
ステップS9では内蔵キ−入力コマンド用メモリ7内の
操作キ−6のキ−デ−タを入力する。また、ステップS
10では外部キ−入力コマンド用メモリ17内の延長パ
ネル11の操作キ−13のキ−デ−タを入力する。最後
に、ステップS11が実行され、CPU5は入力したキ
−デ−タの処理を行い、キ−デ−タによる制御を実行す
る。インバ−タ制御装置1は、以上のステップS6から
ステップS11による動作を繰り返す。
【0016】次に、上記実施例について図面を参照しな
がらさらに詳細に説明する。先ず、図3および図4に従
って全体の構成につき述べる。図3に示すように、イン
バータ主回路2は電源側端子18、19及び20と負荷
側端子21、22及び23とを備えており、電源側端子
18、19及び20には三相交流電源4が接続され、負
荷側端子21、22及び23には電動機例えば三相誘導
電動機3が接続されている。
【0017】また、インバータ主回路2は直流電源回路
24を備えている。この直流電源回路24は、交流入力
端子が電源側端子18、19及び20に接続された全波
整流回路25と、この全波整流回路25の直流出力端子
間に接続された平滑用コンデンサ26とから構成され、
その平滑用コンデンサ26の両端子に直流母線27、2
8が接続されている。更に、直流母線27、28間には
6個のスイッチング素子たるトランジスタ29〜34を
三相ブリッジ接続してなるインバータ部35が接続さ
れ、トランジスタ29〜34の各エミッタは負荷側端子
21、22及び23に接続されている。そして、インバ
ータ部35の各トランジスタ29〜34のベースにはベ
ースドライブ回路36の6個の出力端子が夫々接続され
ている。
【0018】さらに、インバータ主回路2は制御電源回
路37を備えており、その入力端子は直流母線27、2
8に接続され、出力端子間に直流定電圧の制御電源電圧
VCCを出力するようになっている。この場合、制御電源
回路37において、VCCは制御電源電圧を示し、Eはア
ース電位を示す。
【0019】インバ−タ制御装置1はマイクロコンピュ
ータ5を備えている。このマイクロコンピュータ(以下
CPUと略す)5は、自分自身の動作を指示するプログ
ラムを格納する内蔵ROM38と内蔵RAM39を有し
ているとともに、データバス・アドレスバスが、各種メ
モリ、例えば書き換え可能な不揮発性メモリ9に接続さ
れている。そして、CPU5は、その出力ポートがベー
スドライブ回路36に接続されていて、スイッチング素
子であるトランジスタ29〜34のスイッチングを制御
して、誘導電動機3の回転を制御する。
【0020】インバ−タ制御装置1はすべてCPU5に
より管理され、内蔵RAM39のデータに従い制御を実
行する。ここで、内蔵RAM39は、上述の内部メモリ
9、キ−入力切換コマンド用メモリ16、外部キ−入力
コマンド用メモリ17、内蔵キ−入力コマンド用メモリ
7を有している。
【0021】内蔵RAM39の制御条件データは現在の
設定データを記憶する読み書き可能な不揮発性メモリー
9に記憶され、イニシャライズ時に、内蔵RAM39に
転送される。さらに、CPU5のシリアルポートは通信
手段である送受信回路8を介してコネクタ40に接続さ
れ、図4に示す外部機器例えば延長パネル11等に接続
される。
【0022】インバ−タ制御装置1はさらに電源監視回
路41を備えている。この電源監視回路41は、入力端
子が制御電源回路37の出力端子に接続され且つ出力端
子がCPU5の入力ポートに接続されていて、制御電源
回路37からの制御電源電圧Vccが設定レベルに達す
るまではCPU5をリセット(パワーオンリセット)状
態にするようになっている。
【0023】さらに、インバ−タ制御装置1は端子台4
2を備えている。この端子台42は、複数の端子例えば
8端子がバッファ43を介してCPU5の入力ポートに
接続され、さらに1つまたは複数の端子例えば2端子の
アナログ入力端子は、A/D変換器44を介してCPU
5の入力ポートに接続され、さらに複数の端子例えば4
端子がバッファ45を介してCPU5の出力ポートに接
続され、さらに1つまたは複数の端子例えば2端子はロ
ーパスフィルター回路46を介して、CPU5のアナロ
グ出力に接続されているとともに、その複数の端子が図
示しない外部操作器に接続されている。
【0024】パネル(設定操作部)は、設定操作用のキ
ー入力回路6を備えており、これらの入力端子はCPU
5の入力ポートに接続されている。また、表示器として
データ及び運転状況表示用LED10を備えており、こ
れらはドライバー回路47、48を介してCPU5の出
力ポートに接続されている。
【0025】図4は図1のインバータ装置に接続される
延長パネルを示す。マイクロコンピュータ(以下CPU
と略す)12は、CPUの動作を指示するプログラムを
格納する内蔵ROM49と内蔵RAM50を有してい
る。制御回路はすべてCPU12により管理され、内蔵
RAM50のデータに従い制御を実行する。CPU12
のシリアルポートは送受信回路15を介してコネクタ5
1に接続され、図3に示すインバータ装置に接続され
る。コネクタ51は図1のコネクタ40に電気的に接続
されている。
【0026】延長パネル11はさらに電源監視回路52
を備えている。この電源監視回路52は、入力端子が図
3に示すインバータ装置の御電源回路37の出力端子に
接続され且つ出力端子がCPU12の入力ポートに接続
されていて、制御電源回路37からの制御電源電圧Vc
cが設定レベルに達するまではCPU12をリセット
(パワーオンリセット)状態にするようになっている。
パネル(設定操作部)は、設定操作用のキー入力回路1
3を備えており、これらの入力端子はCPU12の入力
ポートに接続されている。また、表示器としてデータ及
び運転状況表示用LED14を備えており、これらはド
ライバー回路53、54を介してCPU12の出力ポー
トに接続されている。
【0027】次に、上述したように構成されたインバ−
タ装置の動作について説明する。まず、図3の装置の3
相交流電源4を投入して制御電源回路37からインバ−
タ制御装置1に直流電源VCCが供給されると、CPU5
は内蔵ROM38に格納されたプログラムにより動作を
開始し、まず内蔵RAM39のデータを一旦クリアして
初期化を図る。この初期化後、不揮発性メモリ9に記憶
されている制御条件のデータを読みだし、内蔵RAM3
9に書き込む。制御条件のデータには予め設定した各種
条件データが設定されている。
【0028】また制御電源回路37からの直流電源VCC
はコネクタ40から図4のコネクタ51を経て、延長パ
ネル11の制御回路にも供給される。直流電源が供給さ
れた後、延長パネル11のCPU12は内蔵ROM49
に格納されたプログラムにより動作を開始する。
【0029】インバータ制御装置1は、プログラムに従
い延長パネル11からの通信テキストデータを手順に従
い受信し、処理し、通信テキストデータを作成して返送
する。また、パネル表示データを作成し、表示データを
内蔵RAM39内の所定アドレス(例えば通信番号80
0〜804、図5参照)に書き込むと同時に表示データ
に従い表示LED6に表示する。
【0030】インバータ制御装置1は、さらに、内蔵R
AM39内のコマンドモ−ド選択用デ−タ(例えば通信
番号1、図5参照)を読み出し、データが0の時はパネ
ル入力コマンド有効、1の時は端子入力コマンド有効と
なる。パネル入力コマンド有効の時は、キー入力切り替
えコマンド用メモリ16のデータ(例えば通信番号90
0の示すアドレスの内容、図5参照)を読み出し、切り
替えコマンド用データが0すなわち「内蔵キー入力」の
時は内蔵RAM39の内蔵キー入力コマンド用メモリ7
のデータから、切り替えコマンド用データが1すなわち
「外部キー入力」の時は、内蔵RAM39内の外部キー
入力コマンド用メモリ17のデータ(例えば通信番号9
01の示すアドレス)からキー入力コマンド用データを
読み出し、キー入力処理を行い、表示データを作成す
る。
【0031】ここで外部機器例えば延長パネルに接続す
る場合について説明する。延長パネル11のCPU12
はインバータ制御装置1から供給された電源により、内
蔵ROM49に格納されたプログラムにより動作を開始
する。延長パネル11は送受信回路8、15を介してイ
ンバータ制御装置1の内蔵メモリ39内の表示デ−タ
(例えば通信番号800の示すアドレスに書き込まれた
データ)を読み出し、延長パネル11の表示器14に表
示することによりインバータ制御装置1の表示器10と
同一の表示を行う。また延長パネル11はインバータ制
御装置1の内蔵RAM39内のキー入力切り替えコマン
ド用メモリ16に「外部キー入力」のコマンドを書き込
み、次に延長パネル11の操作キ−13によるキー入力
を「キー入力」コマンドとしてインバータ制御装置の内
蔵RAM39内の外部キー入力コマンド用メモリ17に
書き込む。インバータ制御装置1は、内蔵RAM39内
のキー入力切り替えコマンド用メモリ16のデータを読
み出し、データが「外部キー入力」であるので、内蔵R
AM39内の外部キー入力コマンド用メモリ17のデー
タからキー入力コマンドを読み出し、キー入力処理を行
い、表示データを作成する。
【0032】こうして、延長パネル11は、インバータ
制御装置1内の制御条件のデータを直接書き込むことが
でき、さらにインバータ制御装置1の表示器10と同じ
表示を延長パネル11の表示器14で行うことができ
る。
【0033】本実施例によれば、電動機を駆動するイン
バータ回路を制御する制御回路部と、制御条件のデータ
を設定させるためのパネルのキー入力部および表示部お
よび、外部機器との通信手段を備えたインバータ装置に
おいて、表示データを外部に出力する手段およびパネル
のスイッチ部からの入力を外部からの入力に切り替える
手段を備えているため、インバータ装置の機種の違いや
特定客先の指定によりインバータ装置のパネルの操作方
法が異なる場合でも、同一の延長パネルの使用が可能な
インバータ装置を提供できる。
【0034】また、その周辺装置は、インバータ装置か
ら表示データを読み出す手段を備え、インバータにキー
入力データを書き込む手段を備えて、インバータより読
みだした表示データをそのまま表示する手段を備えてい
るので、インバータ装置本体のパネル操作・処理方法に
関係なくインバータ装置と同一のパネル操作・処理方法
を実現できる。
【0035】第2の実施例について図6を用いて説明す
る。インバ−タ制御装置1には、すでに説明したように
端子台42が設けられている。この端子台42は、イン
バ−タ制御装置1が有している数十種類の制御機能から
ユ−ザ側で希望の制御機能を選択して登録するためのも
のである。すなわち、例えば、インバ−タ制御装置1が
60種の制御機能を有しているとすると、ユ−ザはこの
60種の制御機能から希望の制御機能を最大8個まで選
択し、端子台42の8個の各端子に選択した制御機能を
割り当てて登録する。登録終了後、各端子に対してオン
・オフのデータをセットすることにより、登録した制御
機能を実行できる。端子に対してオン・オフのデータの
セット方法は、端子のスイッチのオン・オフでもできる
し、端子に対して通信手段を介して、外部機器からのオ
ン・オフのデータをセットすることにより行うこともで
きる。
【0036】インバ−タ制御回路1は内蔵RAM39内
のコマンドモ−ド選択用デ−タを読み出し、デ−タが1
の時は端子入力コマンド有効となる。端子入力コマンド
有効となると、端子入力切換コマンド用メモリ55内の
データを読み出し、外部端子信号入力なのか内蔵端子入
力なのかを決定する。
【0037】また、インバ−タ制御装置1に接続された
外部機器(パ−ソナルコンピュ−タ)58はインバータ
制御装置1の端子信号入力切換コマンド用メモリ55に
「外部機器から端子信号入力」のコマンドを書き込み、
次に外部機器から端子信号入力をインバータ制御装置1
の外部端子信号入力コマンド用メモリ56に書き込む。
インバータ制御装置1は、端子信号入力切換コマンド用
メモリ55のデ−タを読み出し、コマンドが「内蔵端子
信号入力」の時は内蔵端子信号入力コマンド用メモリ5
7から端子信号入力コマンドを読み出し、コマンドが
「外部端子信号入力」の時は外部端子信号入力コマンド
用メモリ56から端子信号入力コマンドを読み出し、端
子信号入力処理を行う。この作用により、外部機器から
インバータ制御装置1の端子入力に割り付けた制御機能
の端子信号入力データを書き込むことにより、インバー
タ制御装置1が持つすべての機能の信号入力を限られた
データで入力することができる。
【0038】端子入力コマンド有効の時は、例えば通信
番号910の示すアドレスの端子入力切換コマンド用メ
モリ55のデータを読み出し、切換コマンド用データが
0すなわち「内蔵端子信号入力」の時は内蔵RAM39
の内蔵端子信号入力コマンド用データから、切換コマン
ド用データが1すなわち「外部端子信号入力」の時は、
内蔵RAM39の例えば通信番号911の示すアドレス
の外部端子信号入力コマンド用データから外部端子信号
入力コマンド用データを読みだし、端子入力処理を行
う。
【0039】さらにコマンド選択が端子で端子コマンド
切り替えが外部端子信号入力の場合、複数の入力端子は
多機能化した複数の機能から選択して機能が割り付け、
割付た機能の信号オン・オフのデータをセットすること
により、通信からでも容易に入力端子用に準備したすべ
ての機能を実現できる。第3の実施例について説明す
る。
【0040】本実施例においては、操作キ−によるキー
入力データをキー入力状態と状態の継続時間より構成す
ることにより、連続キー入力時間により処理が異なった
り、本体内部のキー入力データの時間間隔と通信等によ
る外部からのキー入力データの時間間隔が異なる場合で
も、継続時間を設定する事により本体パネルと同等のパ
ネル操作を外部パネルで実現できる。
【0041】さらにキー入力データはキー入力状態と状
態の継続時間より構成されているため、連続キー入力時
間により処理が異なる場合においても、本体内部のキー
入力データの時間間隔と通信等による外部からのキー入
力データの時間間隔が異なる場合でも、継続時間を設定
する事により本体パネルと同等のパネル操作を外部パネ
ルで実現できる。
【0042】第4の実施例について説明する。外部キー
入力モードにおいて、一定時間キー入力がない場合、外
部入力モードをオフする手段を備えているため、通信の
ケーブル等が切断した場合、自動で本体パネルキー入力
に戻すため、どちらかのキー入力は必ず有効となる。
【0043】外部キー入力モードにおいて、一定時間キ
ー入力がない場合、外部入力モードをオフする手段を備
えているため、通信のケーブル等が切断した場合、自動
で本体パネルキー入力に戻すため、どちらかのキー入力
は必ず有効となり、安全性の高いインバータ装置を実現
できる。
【0044】第5の実施例について説明する。キーの数
が異なる場合でも、例えばインバータ本体が4キー、延
長パネルが6キーの場合でも、延長パネル側の6キーの
うち4キーはそのままインバータ本体キーに対応し、残
りの2キーは未使用となるだけで延長パネルとして使用
可能である。
【0045】また、キーの数が異なる場合でも、例えば
インバータ本体が4キー、延長パネルが6キーの場合で
も、延長パネル側の6キーのうち4キーはそのままイン
バータ本体キーに対応し、残りの2キーは未使用となる
だけで延長パネルとして使用可能でり、ハードウェアが
異なる場合でも同じ操作性を持つ標準延長パネルが実現
できる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のインバ−タ装置は次の効果を奏する。請求項1記載の
手段及び請求項2記載の手段によれば、インバータ装置
の機種の違いや特定客先の指定によりインバータ装置の
パネルの操作方法が異なる場合でも、同一の延長パネル
の使用が可能なインバータ装置を提供することができ
る。また、インバータ装置から表示データを読み出す手
段を備え、インバータにキー入力データを書き込む手段
を備えて、インバータより読みだした表示データをその
まま表示する手段を備えたため、インバータ装置の機種
の違いや特定客先の指定によりインバータ装置のパネル
の操作方法が異なる場合でも、それぞれのインバータ装
置に使用が可能な延長パネルを提供することができる。
【0047】請求項3記載の手段によれば、外部からの
入力を与える手段は通信機能を使用した手段であるた
め、例えばコマンド選択が端子で端子コマンド切り替え
が外部端子信号入力の場合、8個の入力端子は例えば6
0の機能から選択して機能が割り付け、割付た8個の機
能の信号オン・オフのデータをセットすることにより、
多機能化したすべての機能の入力を通信により外部装置
から制御することができるインバータ装置を提供でき
る。請求項4記載の手段によれば、さらに、外部からの
入力を与える手段は通信機能を使用し、外部キー入力モ
ードにおいて、一定時間キー入力がない場合、外部入力
モードをオフする手段を備えているため、通信のケーブ
ル等が切断した場合、自動で本体パネルキー入力に戻す
ため、どちらかのキー入力は必ず有効となり、安全性の
高いインバータ装置を提供することができる。請求項5
記載の手段によれば、さらに、外部からのキー入力デー
タはキー入力状態と状態継続時間が含まれているため、
キーの連続押しによる表示データの更新等、実際のイン
バータ装置のパネル処理と同一の処理を延長パネルのキ
ー入力で実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図
【図2】本発明の第1実施例における動作を示すフロ−
チャ−ト図
【図3】本発明の第1実施例におけるインバ−タ制御装
置のブロック図
【図4】本発明の第1実施例における延長パネルのブロ
ック図
【図5】本発明の第1実施例における外部装置から読み
だしまたは書き込みを行うデータの例を示す図
【図6】本発明の第2実施例を示すブロック図
【符号の説明】
1はインバータ制御装置、2はインバ−タ主回路、5は
マイクロコンピュ−タ、6は操作キ−、7は内蔵キ−入
力コマンド用メモリ、8は通信手段、9は内部メモリ、
10は表示器、11は延長パネル、12はマイクロコン
ピュ−タ、13は操作キ−、14は表示器、15は通信
手段、16はキ−入力切換コマンド用メモリ、17は外
部キ−入力コマンド用メモリ、42は端子台、55は端
子信号入力切換コマンド用メモリ、56は外部端子信号
入力コマンド用メモリ、57は内蔵端子信号入力コマン
ド用メモリ、58はパ−ソナルコンピュ−タである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−308241(JP,A) 特開 平2−280689(JP,A) 特開 平5−344744(JP,A) 特開 平3−70493(JP,A) 特開 平1−26393(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 G06F 3/02 G06F 13/00 H02P 7/63

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機を駆動するインバータ回路を制御
    する制御回路部と、この制御回路部による制御条件のデ
    ータを設定させるための第1の操作キーと、前記制御条
    件のデータを記憶するための記憶手段と、この記憶手段
    のデータに基づき表示データを作成する表示データ作成
    手段と、この表示データ作成手段で作成された表示デー
    タを表示する第1の表示手段と、外部機器とデータの通
    信を行う通信手段と、前記外部機器に設けられ前記制御
    条件のデータの入力データを受付けて前記通信手段を介
    して前記記憶手段に書き込むための第2の操作キーと、
    前記外部機器に設けられ前記表示データ作成手段で作成
    された表示データを表示する第2の表示手段とを有し、
    前記第2の操作キーが操作された際には前記第1の操作
    キーからの入力データを前記第2の操作キーからの入力
    データに切り換えることを特徴とするインバータ装置。
  2. 【請求項2】 前記外部機器は延長パネルであることを
    特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
  3. 【請求項3】 電動機を駆動するインバータ回路を制御
    する制御回路部と、複数の端子を有する端子台と、前記
    端子に対して制御機能を設定させるための第1の操作キ
    ーと、前記制御条件のデータを記憶するための記憶手段
    と、この記憶手段のデータに基づき表示データを作成す
    る表示データ作成手段と、この表示データ作成手段で作
    成された表示データを表示する第1の表示手段と、外部
    機器とデータの通信を行う通信手段と、前記外部機器に
    設けられ前記設定を前記通信手段を介して前記記憶手段
    に書き込むための第2の操作キーと、前記外部機器に設
    けられ前記表示データ作成手段で作成された表示データ
    を表示する第2の表示手段とを有し、前記第2の操作キ
    ーが操作された際には前記第1の操作キーからの入力デ
    ータを前記第2の操作キーからの入力データに切り換え
    ることを特徴とするインバータ装置。
  4. 【請求項4】 前記外部機器から所定時間入力データが
    ない場合、前記外部機器からの入力データを前記第1の
    操作キーからの入力データに切り換えることを特徴とす
    る請求項1記載のインバータ装置。
  5. 【請求項5】 前記外部機器からの入力データはキー入
    力状態と状態継続時間を含むことを特徴とする請求項1
    記載のインバータ装置。
JP10408897A 1997-04-22 1997-04-22 インバータ装置 Expired - Fee Related JP3422904B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10408897A JP3422904B2 (ja) 1997-04-22 1997-04-22 インバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10408897A JP3422904B2 (ja) 1997-04-22 1997-04-22 インバータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10304671A JPH10304671A (ja) 1998-11-13
JP3422904B2 true JP3422904B2 (ja) 2003-07-07

Family

ID=14371381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10408897A Expired - Fee Related JP3422904B2 (ja) 1997-04-22 1997-04-22 インバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3422904B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013093954A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Toshiba Schneider Inverter Corp インバータ装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006101603A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Sansha Electric Mfg Co Ltd ラックマウント電源装置の信号線接続構造
JP2006211746A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Toshiba Schneider Inverter Corp 操作パネル及びインバータ装置
KR100753559B1 (ko) * 2005-12-02 2007-08-30 엘에스산전 주식회사 키패드와 다수의 인버터와의 통신 방법 및 이를 위한시스템
JP5904830B2 (ja) * 2012-03-13 2016-04-20 東芝シュネデール・インバータ株式会社 インバータ装置
JP5886695B2 (ja) * 2012-06-18 2016-03-16 東芝三菱電機産業システム株式会社 電力変換装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013093954A (ja) * 2011-10-25 2013-05-16 Toshiba Schneider Inverter Corp インバータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10304671A (ja) 1998-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5440748A (en) Computer system capable of connecting expansion unit
US6601115B1 (en) Communication protocol converter system and monitor device
JP3422904B2 (ja) インバータ装置
JP3754092B2 (ja) インバータ装置
JP2897547B2 (ja) 被駆動機械の駆動制御装置、並びに、被駆動機械の駆動制御装置におけるパラメータ表示方法
JP2004072870A (ja) モータの制御方法およびモータの制御システム
JP3422888B2 (ja) インバータ装置
JP2638435B2 (ja) モータ制御装置
JP2743941B2 (ja) 電動機の制御装置
JP3654930B2 (ja) インバータ装置
JPH09128114A (ja) コンピュータシステム及びコンピュータシステムに適用するカード方式のインターフェース装置
JP2845538B2 (ja) インバータ制御装置
JP3249176B2 (ja) インバータ制御装置
JP2644014B2 (ja) 電動機の制御装置
JPH09205798A (ja) インバータ装置
JPS63224697A (ja) 電動機の制御装置
JP2001047251A (ja) 溶接制御装置
JP2831024B2 (ja) 電動機の制御装置
JPS63224695A (ja) 電動機の制御装置
JPH08237991A (ja) インバータ装置のパラメータ初期設定法
JP3405239B2 (ja) 初期値設定変更装置
JPH1173209A (ja) プログラマブルコントローラ
JP2643970B2 (ja) 基準入力優先判別回路
JPH08308241A (ja) インバータ装置
KR19990000452U (ko) 전기 기기의 자동 리셋 장치

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees