JP3422375B2 - 液晶ディスプレイの駆動装置 - Google Patents

液晶ディスプレイの駆動装置

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JP3422375B2
JP3422375B2 JP00964194A JP964194A JP3422375B2 JP 3422375 B2 JP3422375 B2 JP 3422375B2 JP 00964194 A JP00964194 A JP 00964194A JP 964194 A JP964194 A JP 964194A JP 3422375 B2 JP3422375 B2 JP 3422375B2
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武志 桑田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶ディスプレイを駆
動する液晶ディスプレイの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイ(LCD)は、薄くて
軽くコンパクトであるため、近年、CRTに代わって広
く用いられつつある。LCDとして、ツイステッドネマ
ティック(TN)形の液晶表示素子の各画素が、それぞ
れに対応して形成された薄膜フィルムトランジスタ(T
FT)で駆動されるTFT方式のものと、TN形または
スーパーツイステッドネマティック(STN)形の液晶
表示素子の各画素が、TFTを用いずに駆動される単純
マトリックス方式のものとがある。
【0003】TFT方式LCDは比較的高速に駆動可能
であるが、素子の製造工程が複雑で製造コストが高いと
いう問題がある。一方、単純マトリックス方式LCDで
は、素子の製造工程は比較的単純である。以下、単純マ
トリックス方式LCDの駆動方式について説明する。
【0004】大量の画素を有する単純マトリックス方式
LCDは、一般に、時分割駆動される。例えば、液晶デ
バイスハンドブック(1989年、日刊工業新聞社発
行)に記載されているように、X電極とY電極とがマト
リックス状に配置され、X電極には線順次に選択電圧が
印加される。そして、Y電極には、X電極の選択電圧に
同期させてオン電圧またはオフ電圧が印加される(図6
参照)。以下、X電極を走査電極、Y電極をデータ電極
という。時分割駆動では、各走査電極に線順次に選択電
圧が印加され、N番目の走査電極に選択電圧が印加され
た後、再び、1番目の走査電極に選択電圧が印加され
る。このようにして1フレームの分のデータがLCDに
出力されることになるので、この1周に要する時間をフ
レーム周期と呼ぶ。その周波数をフレーム周波数と呼
ぶ。また、それぞれの走査電極の選択時間とフレーム周
期との比をデューティ比と呼ぶ。デューティ比は、通
常、走査電極数Nの逆数である。
【0005】時分割駆動では、オン画素だけでなくオフ
画素にも電圧が印加されてしまう。ここでは、オフ画素
とは、液晶素子のうちデータ「0」に対応したものをい
う。表示状態を均一化するには、非選択時に印加される
電圧の実効値を一定にすることが望ましい。ここで、非
選択時とは、その画素が走査電極およびデータ電極のい
ずれにも選択されていないとき、または、いずれか一方
に選択されているときである。非選択時に印加される電
圧の実効値を一定にするために、マトリックス駆動で
は、電圧平均化法が用いられる。
【0006】図7(a)〜(c)に示すように、電圧平
均化法では、選択電圧として|(a−1)V|の電圧が
印加される。ここで、aは、バイアス比で正の整数であ
る。そして、例えば1行目のオン画素には、図7(d)
に示すように、データ電極から|V|のデータ電圧が印
加される。なお、実際に素子に印加される電圧は、[選
択電圧−データ電圧]であるとする。よって、1行目の
オン画素には、図8(a)に示すような電圧が印加され
る。すなわち、オン画素については、走査電極で選択さ
れていない期間において、電圧Vのバイアス値がかけら
れる。オフ画素に対しては、データ電圧として、図7
(d)に示す波形とは逆極性の電圧がかけられる。な
お、図7,図8に示すように1フレーム毎に信号極性が
逆になっているのは、液晶素子に印加される直流成分を
除去するためである。また、図7,図8(a)におい
て、横軸は時間、縦軸は電圧を示す。
【0007】このような電圧平均化法による駆動を実現
するには、例えば、図9に示すような駆動装置が用いら
れる。図に示すように、LCD1は、走査電極駆動回路
2およびデータ電極駆動回路3によって駆動される。走
査電極駆動回路2は、制御回路71の指令に応じて1行
目〜N行目の走査電極に線順次に選択電圧を印加するも
のである。データ電極3は、制御回路71から入力した
1行分のデータを取り込むM段のシフトレジスタ31、
シフトレジスタ31内のデータをラッチするラッチ回路
32およびデータ「1」について電圧|V|(選択電圧
が正極性期間では−V,負極性期間では+V)を発生す
るとともにデータ「0」については電圧|V|(選択電
圧が正極性期間では+V,負極性期間では−V)を発生
してデータ電極に印加する変圧回路33を含んでいる。
【0008】以下、このような構成による駆動装置の動
作を、図10のタイミング図を参照して説明する。制御
回路71は、1フレームの先頭を示すFLM(first li
ne marker)に応じて、データ電極駆動回路3にラッチパ
ルス(LP)を与える。データ電極駆動回路3におい
て、ラッチ回路32は、シフトレジスタ31内のデータ
をラッチする。なお、この時点において、シフトレジス
タ31内には、1行目のデータが転送されていたとす
る。同時に、制御回路71は、走査電極駆動回路2に対
して、1行目の走査電極に選択電圧を印加するように指
令を与える。
【0009】変圧回路33は、ラッチ回路32にラッチ
されているデータ、すなわち、1行目のデータに応じた
電圧を発生しデータ電極に印加する。走査電極駆動回路
2は、1行目の走査電極に選択電圧を印加する。次に、
制御回路71は、転送されてきた2行目のデータをデー
タ電極駆動回路3に送る。データ電極駆動回路3におい
て、データは、シフトレジスタ31に順次格納される。
1選択期間が経過すると、制御回路71は、データ電極
駆動回路3にLPを与える。すると、データ電極駆動回
路3において、ラッチ回路32は、シフトレジスタ31
内のデータ、すなわち、2行目のデータをラッチする。
同時に、制御回路71は、走査電極駆動回路2に対し
て、2行目の走査電極に選択電圧を印加するように指令
を与える。
【0010】変圧回路33は、ラッチ回路32にラッチ
されている2行目のデータに応じた電圧を発生しデータ
電極に印加する。走査電極駆動回路2は、2行目の走査
電極に選択電圧を印加する。制御回路71は、転送され
てきた3行目のデータをデータ電極駆動回路3に送る。
以上の動作がN行にわたって繰り返され、1フレーム分
の表示が完了する。
【0011】ところが、単純マトリックス方式LCDに
は、高速駆動が困難であるという問題がある。単純マト
リックス方式LCDの高速駆動が困難な理由は、TN形
およびSTN形の液晶表示素子において、液晶分子の配
向の印加電圧に対する追速度が遅いことにある。ST
N形の液晶表示素子の平均応答速度は、一般には、25
0msec程度である。ここで、平均応答速度は、例え
ば、以下のように定義される。すなわち、十分時間が経
過した時点でのオフ電圧を印加したときの光透過度をT
OFF 、オン電圧を印加したときの光透過度をTONとし、
オフ電圧からオン電圧に切り替えたときの時刻をt1
その後光透過度が(TON−TOFF )×0.9+TOFF
なる時刻をt2 とする。また、オフ電圧からオン電圧に
切り替えたときの時刻をt3 、その後光透過度が(TON
−TOFF )×0.1+TOFF となる時刻をt4 とする。
平均応答速度τは、 τ=((t4 −t3 )+(t2 −t1 ))/2 で表わされる。
【0012】一方、ビデオ信号等のフレーム周波数は、
通常、20〜30Hz(フレーム周期が33〜50ms
ec)である。液晶表示素子の平均応答速度が250m
sec程度であることから、ビデオ信号等の数フレーム
〜数10フレームを費やしてLCD1の表示切り替えが
達成されることになる。このために、STN形の単純マ
トリックス駆動のLCD1は、ビデオ表示等で要求され
る20〜30Hzの表示切り替えに十分に対応できない
ことになる。つまり、端末装置におけるマウス表示やビ
デオ表示に対応しにくいという問題がある。
【0013】高速駆動を実現するために、印加電圧に対
する応答速度が大きい液晶素子を使用することが考えら
れる。応答速度の大きい液晶素子を高速応答性液晶素子
と呼ぶ。高速応答性液晶素子は、低粘性の液晶を用いた
り、屈折率異方性の大きい液晶を使用して液晶層の厚み
を小さくしたりして得ることができる。しかし、そのよ
うな高速応答性液晶素子を用いた場合には、コントラス
ト比が低下するという問題がある。
【0014】電圧平均化法においては、液晶分子が印加
電圧の実効値で応答することが前提になっている。その
前提のもとで所定のコントラスト比が得られるのであ
る。図8(b)における破線は、図8(a)に示すよう
な電圧が印加されたときの実効値応答の様子を示したも
のである。この図から、数フレームを費やして透過光強
度や反射光強度が所定の値に達していることがわかる。
しかし、高速応答性液晶素子を用いた場合には、液晶分
子の分子軸方向の変化が電圧に対して追従しやすいの
で、図8(b)に実線で示すように、光強度が、ピーク
値応答的な挙動を示す。つまり、選択期間に立ち上がっ
た光応答波形が非選択期間で保持されず、減衰してしま
う。その結果、光透過率の平均レベルが下がり、コント
ラスト比が低下する。以下、この現象を緩和現象と呼
ぶ。
【0015】緩和現象は、走査線数が多くなってデュー
ティ比が小さくなっているLCD1をダイナミック駆動
する場合、平均応答速度が150msec程度以下にな
ると顕著になる。特に、平均応答速度が100msec
以下で顕著である。緩和現象を抑えるために、フレーム
周波数を上げて選択パルスの間隔(図7における F
Nの幅)を短くすることが考えられる。その場合、1本
の走査電極を選択している選択時間が短くなるので、液
晶分子が選択電圧に応答しにくくなる。よって、コント
ラスト比は向上しない。また、フレーム周波数を上げる
と、電極の抵抗値が無視できなくなり、電極の信号入力
部近傍とそれ以外の場所との間で表示むらを生ずること
があり、しきい値電圧が変動して表示むらを生ずること
もある。さらに、一般にデータの供給速度はビデオ信号
等のフレーム周期、例えば33msecで規定されるの
で、むやみに上げることはできない。
【0016】ところで、外部からのデータの供給速度と
LCD1のフレーム周期との差を吸収するため駆動装置
として図11に示すものがある。この装置はデータの供
給速度を変えずに緩和現象を抑えることもできる。この
装置は、データ駆動電極3の前段に2つのフレームメモ
リ9A,9Bを設けたものである。例えば、制御回路7
2がフレームメモリ9Aにデータを書き込んでいるとき
に、データ駆動電極3には、フレームメモリ9Bからデ
ータが供給される。そして、例えば、図12に示すよう
、制御回路からの1画面分のデータの供給周期に対し
て2回データが供給される。よって、制御回路からの1
画面分のデータの供給周期に対して、1走査電極につい
て2回の走査が行われるので、緩和現象を低減させるこ
とができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶ディスプレ
イの駆動装置は以上のように構成されているので、以下
のような課題があった。単純マトリックス方式LCDに
高速応答性液晶素子を用いたとしても、緩和現象を効果
的に抑えることができない。従って、高速表示切り替え
可能なディスプレイを得ることができない。また、フレ
ームメモリ9A,9Bを用いて緩和現象に対応しようと
した場合には、M×Nワードの複数のメモリが必要とさ
れ、装置を安価に構成することができない。
【0018】本発明はそのような課題を解決するために
なされたもので、高速応答性液晶素子によるLCDを使
用する場合に、簡単な構成で緩和現象を抑えることがで
き、LCDの高速表示切り替えを可能にする液晶ディス
プレイの駆動装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る液晶ディスプレイの駆動装置は、選択された走査電極
から対応行に選択電圧を与え、選択された走査電極に対
応したデータによるデータ電圧をデータ電極から与える
液晶ディスプレイの駆動装置であって、それぞれが1行
分のデータを蓄積する3つ以上のラインメモリと、各ラ
インメモリのうちのデータ書き込み先のラインメモリを
選択する書込選択回路と、各ラインメモリのうちのデー
タ読み出し先のラインメモリを1フレーム周期内で複数
回選択するとともに、走査電極の選択期間よりも長くな
い期間内にラインメモリ内のデータを読み出す読出選択
回路と、1フレーム周期内に各走査電極について、1行
ずつ選択し、かつ複数回の選択期間を与えるとともに、
選択された走査電極に対応したデータによるデータ電圧
が、液晶ディスプレイに供給されるように、データ読み
出し先のラインメモリを選択する指示を読出選択回路に
与える制御回路とを備えたものである。
【0020】また、請求項2記載の発明に係る液晶ディ
スプレイの駆動装置は、データ電圧を液晶ディスプレイ
のデータ電極に供給する部分の構成が、読出選択回路か
ら出力されたデータを格納するシフトレジスタと、シフ
トレジスタ内のデータをラッチするラッチ回路と、ラッ
チ回路内のデータに応じたデータ電圧を生成する変圧回
路とを備えたものである。
【0021】そして、請求項3記載の発明に係る液晶デ
ィスプレイの駆動装置は、データ電圧を液晶ディスプレ
イのデータ電極に供給する部分の構成が、読出選択回路
から出力されたデータに応じた電圧を発生し、データ電
極に供給する変圧回路を備えたものである。 そして、請
求項4記載の発明に係る液晶ディスプレイの駆動装置
は、データが外部から入力されるビデオ信号によって供
給されるものである。
【0022】
【作用】本発明における制御回路は、1フレーム周期内
において、1つのラインメモリからデータを複数回読み
出すことにより各走査電極に対して複数回の選択期間を
与える。ある走査電極に与えられた複数期間のそれぞれ
においてデータ電極に与えられるデータ電圧のもとにな
るデータは同一のものである。よって、ある走査電極に
ついて2回目以降の選択期間に与えられるデータ電圧の
もとになるデータをラインメモリに保存しておく。そし
て、ある走査電極について、その各選択期間に同期して
対応するデータ電圧が供給されるように、データが読み
出されるべきラインメモリを選択する。また、ある走査
電極について所定回数の選択がなされた後に、対応する
ラインメモリを解放して、次に入力される行のデータの
書き込みラインメモリとする。
【0023】
【実施例】以下、本発明の各実施例を説明する。 実施例1. 図1は本実施例による液晶ディスプレイの駆動装置の構
成を示すブロック図である。図に示すように、データ電
極駆動回路3の前段にk個のラインメモリ51〜5kが
設けられる。各ラインメモリ51〜5kは、1×Mワー
ドの容量を有する。ラインメモリ51〜5kの前段に設
けられた書込選択回路4は、制御回路7の指令によって
データ書き込み対象のラインメモリを選択し、ラインメ
モリ51〜5kとデータ電極駆動回路3との間に設けら
れた読出選択回路6は、データ読み出し対象のラインメ
モリを選択するものである。
【0024】次に、図2のタイミング図を参照して動作
について説明する。ここでは、k=3、すなわち、3つ
のラインメモリ51,52,53が設けられた場合を例
にとる。また、1行分のデータの書き込みに要する時間
が走査電極における従来の場合の選択期間に等しい場合
に(本実施例における1選択期間の2倍に等しい場
合)、ラインメモリ51,52,53からのデータ読み
出し周波数が、データ書き込み周波数の2倍の場合を例
にとる。つまり、本実施例における1選択期間は、従来
の選択期間の1/2である。またLPの周波数は、従来
の場合にはN/ F あったが、本実施例の場合には、
2N/ F ある。
【0025】また、ラインメモリ51には1行目のデー
タが既に設定され、ラインメモリ53には前フレームの
N行目のデータが既に設定され、ラインメモリ52には
2行目のデータが書き込まれている最中であるとする。
【0026】制御回路7は、1フレームの先頭を示すF
LMに応じて、データ電極駆動回路3にLPを与える。
このとき、データ電極駆動回路3において、ラッチ回路
32は、シフトレジスタ31内のデータをラッチする。
なお、この時点において、シフトレジスタ31内には、
1行目のデータが転送されていたとする。同時に、制御
回路71は、走査電極駆動回路2に対して、1行目の走
査電極に選択電圧を印加するように指令を与える。
【0027】変圧回路33は、ラッチ回路32にラッチ
されているデータ、すなわち、1行目のデータに応じた
電圧を発生しデータ電極に印加する。走査電極駆動回路
2は、1行目の走査電極に選択電圧を印加する。次に、
制御回路7は、読出選択回路6に対してラインメモリ5
3内のデータを読み出すように指令を与える。読出選択
回路6は、その指令に応じてラインメモリ53内にある
前フレームのN行目のデータを読み出して、データ電極
駆動回路3に送る。データ電極駆動回路3において、N
行目のデータは、シフトレジスタ31に順次転送され
る。
【0028】1選択期間が経過すると、制御回路7は、
データ電極駆動回路3にLPを与える。すると、データ
電極駆動回路3において、ラッチ回路32は、シフトレ
ジスタ31内のデータ、すなわち、N行目のデータをラ
ッチする。同時に、制御回路71は、走査電極駆動回路
2に対して、N行目の走査電極に選択電圧を印加するよ
うに指令を与える。変圧回路33は、ラッチ回路32に
ラッチされているN行目のデータに応じた電圧を発生し
データ電極に印加する。走査電極駆動回路2は、N行目
の走査電極に選択電圧を印加する。
【0029】次に、制御回路7は、書込選択回路4にラ
インメモリ53を選択するように指令を与える。書込選
択回路4は、その指令に応じて、外部から供給され制御
回路7を介して送られてくるデータ(3行目のデータ)
をラインメモリ53に書き込む。
【0030】制御回路7は、以上のように、例えば、外
部から供給されるデータが、ラインメモリ51→ライン
メモリ52→ラインメモリ53→ラインメモリ51の順
に書き込まれるように制御する。また、例えば、あるラ
インメモリへのデータ書き込みが完了した直後とそれか
ら3LP分の期間をおいた後とに、データがそのライン
メモリから読み出されるように制御する。この結果、デ
ータ電極には、1,N,2,1,3,2,4,3,・・
・の各行に対応した順で電圧が印加される。従って、1
フレーム周期において、1行について2回の走査がなさ
れることになり、非選択期間における光応答の減衰に応
じた緩和現象が抑えられる。
【0031】また、フレーム周波数1/ F 従来の場
合と同じである。よって、NTSC方式によるビデオ信
号などのように、比較的低周波数で、かつ、フレーム周
波数が固定されているような信号が外部から入力される
場合でも、その信号に対応しつつ緩和現象を抑えること
ができる。
【0032】実施例2. 図3は本発明の実例2による液晶ディスプレイの駆動
装置における各部の信号を示すタイミング図である。本
実施例は実施例1(図1)と同様の構成を有するが、本
実施例では、4つのラインメモリ51,52,53,5
4が設けられる。ラインメモリ51,52,53,54
からのデータ読み出し周波数はデータ書き込み周波数の
2倍である。
【0033】次に、動作について説明する。ラインメモ
リ51に対して1行目のデータの書き込みが完了し、ラ
インメモリ52に対して2行目のデータの書き込みが開
始され、ラインメモリ53には前フレームのN−1行目
のデータが既に設定され、ラインメモリ54には前フレ
ームのN行目のデータが既に設定されているとする。F
LMが入力されると、制御回路7は、データ電極駆動回
路3にLPを与える。このとき、データ電極駆動回路3
において、ラッチ回路32は、シフトレジスタ31内の
データをラッチする。なお、この時点において、シフト
レジスタ31内には、1行目のデータが転送されていた
とする。同時に、制御回路7は、走査電極駆動回路2に
対して、1行目の走査電極に選択電圧を印加するように
指令を与える。
【0034】変圧回路33は、ラッチ回路32にラッチ
されている1行目のデータに応じた電圧を発生しデータ
電極に印加する。走査電極駆動回路2は、1行目の走査
電極に選択電圧を印加する。次に、制御回路7は、読出
選択回路6に対してラインメモリ53内のデータを読み
出すように指令を与える。読出選択回路6は、その指令
に応じてラインメモリ53内にある前フレームのN−1
行目のデータを読み出して、データ電極駆動回路3に送
る。データ電極駆動回路3において、N−1行目のデー
タは、シフトレジスタ31に順次転送される。
【0035】1選択期間が経過すると、制御回路7は、
データ電極駆動回路3にLPを与える。すると、データ
電極駆動回路3において、ラッチ回路32は、シフトレ
ジスタ31内にあるN−1行目のデータをラッチする。
同時に、制御回路71は、走査電極駆動回路2に対し
て、N−1行目の走査電極に選択電圧を印加するように
指令を与える。変圧回路33は、ラッチ回路32にラッ
チされているN−1行目のデータに応じた電圧を発生し
データ電極に印加する。走査電極駆動回路2は、N−1
行目の走査電極に選択電圧を印加する。
【0036】次に、制御回路7は、書込選択回路4にラ
インメモリ53を選択するように指令を与える。書込選
択回路4は、その指令に応じて、外部から供給され制御
回路7を介して送られてくるデータ(3行目のデータ)
をラインメモリ53に書き込む。
【0037】制御回路7は、以上のように、例えば、外
部から供給されるデータが、ラインメモリ51→ライン
メモリ52→ラインメモリ53→ラインメモリ54→ラ
インメモリ51の順に書き込まれるように制御する。ま
た、例えば、あるラインメモリへのデータの書き込みが
完了した直後とそれから5LP分の期間をおいた後と
に、データがそのラインメモリから読み出されるように
制御する。この結果、データ電極には、1,N−1,
2,N,3,1,4,2,5,3,・・・の各行に対応
した順で電圧が印加される。
【0038】実施例3. 図4は本発明の実例3による液晶ディスプレイの駆動
装置における各部の信号を示すタイミング図である。本
実施例は実施例1(図1)と同様の構成を有するが、本
実施例では、6つのラインメモリ51,52,53,5
4,55,56が設けられる。ラインメモリ51,5
2,53,54,55,56からのデータ読み出し周波
数はデータ書き込み周波数の3倍である。なお、本実施
例における1選択期間は、従来の場合の1/3である。
【0039】次に動作について説明する。ラインメモリ
51に1行目のデータが既に設定され、ラインメモリ5
2に2行目のデータの書き込みの最中であり、ラインメ
モリ53に前フレームのN−3行目のデータが既に設定
され、ラインメモリ54に前フレームのN−2行目のデ
ータが既に設定され、ラインメモリ55に前フレームの
N−1行目のデータが既に設定され、ラインメモリ56
に前フレームのN行目のデータが既に設定されていると
する。
【0040】制御回路7は、実例1おび実例2の
場合と同様に動作して、データ電極駆動回路3に順次L
Pを与えるとともに、走査電極駆動回路2に走査電極選
択指令を与える。また、書込選択回路4に書き込み先の
ラインメモリ選択指令を与えるとともに、読出選択回路
6に読み出し先のラインメモリ選択指令を与える。
【0041】制御回路7は、例えば、外部から供給され
るデータが、ラインメモリ51→ラインメモリ52→ラ
インメモリ53→ラインメモリ54→ラインメモリ55
→ラインメモリ56→ラインメモリ51の順に書き込ま
れるように制御する。また、例えば、あるラインメモリ
へのデータの書き込みが完了した直後、それから5LP
分の期間をおいた後、さらにそれから5LP分の期間を
おいた後に、データがそのラインメモリから読み出され
るように制御する。この結果、データ電極には、1,N
−2,N,2,N−1,1,3,N,2,4,1,3,
・・・の各行に対応した順で電圧が印加される。
【0042】なお、上記各実施例では、説明を簡単にす
るために、ラインメモリへの書き込み開始タイミングは
LPのタイミングに同期しているとしたが、書き込み開
始タイミングはかならずしも同期している必要はない。
また、ラインメモリからのデータ読み出し期間が選択期
間と一致している場合について説明したが、読み出し期
間は、選択期間よりも短くてもよい。また、各実施例に
おいて、ラインメモリの選択順序を変えることもでき
る。
【0043】以上、ラインメモリの数kが3、4または
6の場合について説明したが、その数は、 3≦k≦(N/2) のうちのいずれかの数をとりうる。そして、(N/2)
に近づくほど緩和現象抑止効果が大きくなる。
【0044】実施例4. 上記各実施例では、データ電極駆動回路3を設けたもの
を示した。そのように構成した場合には、データ電極駆
動回路3のシフトレジスタ31やラッチ回路32が書込
選択回路4、ラインメモリ51〜5kおよび読出選択回
路6とLCD1との間のバッファの役目を果たし、それ
らの各回路に対するLCD1側からの雑音が遮断される
効果もある。しかし、複数のラインメモリ51〜5kは
シフトレジスタやラッチ回路の機能を有するので、読出
選択回路6を介してラインメモリ51〜5kから直接に
LCD1にデータを供給するようにしてもよい。図5は
そのように構成した駆動装置を示すブロック図である。
【0045】図に示すように、読出選択回路61は、各
ラインメモリ51〜5kから1行分のMワードのデータ
を並列に読み出す。そして、読み出されたデータは、変
圧回路8で|V|の電圧に変圧される。その後、変圧さ
れたデータがデータ電極に供給される。このように構成
した場合には、データ電極駆動回路3は不要である。な
お、制御回路7による書込選択回路4および読出選択回
路61に対する指令タイミングは、上記実例1〜3の
場合と同じでよい。
【0046】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、液晶ディスプレイの駆動装置が、1フレーム周期
内において各走査電極について、1行ずつ選択し、かつ
複数回の選択期間を与え、各選択期間においてラインメ
モリに保存されている該当データにもとづいて生成され
たデータ電圧をデータ電極に供給する構成になっている
ので、高速応答性液晶素子を用いた場合に、フレーム周
波数を上げることなく緩和現象を抑制することができ
る。その結果、コントラスト比を低下させずに高速表示
切り替え可能なディスプレイを提供できる。
【0047】また、請求項2記載の発明によれば、液晶
ディスプレイの駆動装置が、データ電圧を液晶ディスプ
レイのデータ電極に供給する部分にバッファ機能を有す
る回路構成を備えているので、液晶ディスプレイ側から
の雑音の影響を低減した上で、上記効果を発揮する。
た、データ転送ライン数を低減して構成を簡略化でき
る。
【0048】そして、請求項3記載の発明によれば、液
晶ディスプレイの駆動装置が、データ電圧を液晶ディス
プレイのデータ電極に供給する部分にラインメモリ内の
データをそのまま変圧して液晶ディスプレイのデータ電
極に供給する変圧回路を備えているので、従来のデータ
電極駆動回路を不要にしつつ、上記効果を発揮する。ま
た、最大動作周波数を低くして消費電力を低減できる。
また、データが外部から入力されるビデオ信号によって
供給されるように構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実例1による液晶ディスプレイの駆
動装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実例1による液晶ディスプレイの駆
動装置における各部の信号を示すタイミング図である。
【図3】本発明の実例2による液晶ディスプレイの駆
動装置における各部の信号を示すタイミング図である。
【図4】本発明の実例3による液晶ディスプレイの駆
動装置における各部の信号を示すタイミング図である。
【図5】本発明の実例4による液晶ディスプレイの駆
動装置の構成を示すブロック図である。
【図6】単純マトリックス方式液晶ディスプレイの電極
構成を説明するための説明図である。
【図7】電圧平均化法を説明するための説明図である。
【図8】液晶素子の実効値応答およびピーク値応答を説
明するための説明図である。
【図9】従来の液晶ディスプレイの駆動装置の構成を示
すブロック図である。
【図10】図9に示す駆動装置における各部の信号を示
すタイミング図である。
【図11】従来の他の液晶ディスプレイの駆動装置の構
成を示すブロック図である。
【図12】図11に示す駆動装置における各部の信号を
示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 液晶ディスプレイ 2 走査電極駆動回路 3 データ電極駆動回路 4 書込選択回路 51〜5k ラインメモリ 6 読出選択回路 7,71 制御回路 8 変圧回路 31 シフトレジスタ 32 ラッチ回路 33 変圧回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−67628(JP,A) 特開 平4−51217(JP,A) 特開 平2−70184(JP,A) 特開 昭63−71891(JP,A) 特開 平5−236435(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/00 - 3/38 G02F 1/133 505 - 580

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択された走査電極から対応行に選択電
    圧を与え、選択された走査電極に対応したデータによる
    データ電圧をデータ電極から与える液晶ディスプレイの
    駆動装置において、 それぞれが1行分のデータを蓄積
    する3つ以上のラインメモリと、 前記各ラインメモリ
    のうちのデータ書き込み先のラインメモリを選択する書
    込選択回路と、 前記各ラインメモリのうちのデータ読
    み出し先のラインメモリを1フレーム周期内で複数回選
    択するとともに、前記走査電極の選択期間よりも長くな
    い期間内にラインメモリ内のデータを読み出す読出選択
    回路と、 1フレーム周期内に各走査電極について、1行ずつ選択
    し、かつ複数回の選択期間を与えるとともに、選択され
    た走査電極に対応したデータによるデータ電圧が液晶デ
    ィスプレイに供給されるようにデータ読み出し先のライ
    ンメモリを選択する指示を前記読出選択回路に与える制
    御回路と、 を備えたことを特徴とする液晶ディスプレイの駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 読出選択回路から出力されたデータを格
    納するシフトレジスタと、 前記シフトレジスタ内のデータをラッチするラッチ回路
    と、 前記ラッチ回路内のデータに応じたデータ電圧を生成す
    る変圧回路とを備えた請求項1記載の液晶ディスプレイ
    の駆動装置。
  3. 【請求項3】 読出選択回路から出力されたデータに応
    じた電圧を発生し、データ電極に供給する変圧回路を備
    えた請求項1記載の液晶ディスプレイの駆動装置。
  4. 【請求項4】 データが外部から入力されるビデオ信号
    によって供給される請求項1〜3のうちのいずれか1項記
    載の液晶ディスプレイの駆動装置。
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