JP3422086B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関する。本発明は、MOS半導体装置、MISキャパ
シタ、バイポーラトランジスタなど、できるだけ薄い薄
膜絶縁膜(MOS半導体装置についてのゲート絶縁膜
等)を要する半導体装置の製造に好ましく適用できる。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の分野では、更なる微細化
と、特性の向上が要請されている。例えば、マイクロプ
ロセッサーの高速高機能化に伴い、スケール則以上のデ
バイスの高性能微細化が求められており、MOS半導体
装置について言えば、そのゲート酸化膜においては薄膜
で高信頼のものが求められている。(なお本明細書中、
MOSの語は金属−オキサイド−半導体に限らず、一般
に導電材−絶縁材−半導体の構造を指すものとして使用
される)。更に配線はより多層になり、グローバル平坦
化が求められてきている。
【0003】しかし、層間絶縁膜、例えば平坦化に用い
られているSOGやO3 −TEOS材料には水分が多量
に含まれており、デバイス作成後にもこれらの材料から
成る層間絶縁膜から、例えばサイドウォール酸化膜を通
じて水分がゲート酸化膜まで侵入し、Si/SiO2
面で低級酸化膜を形成し、ホットキャリア耐性を著しく
劣化させることが知られている。
【0004】このような層間絶縁膜に含まれる水分が薄
膜絶縁膜に悪影響を及ぼすのは、薄膜絶縁膜がゲート絶
縁膜である場合以外にも、MISキャパシタの誘電膜
や、バイポーラトランジスタの薄膜絶縁膜のフィールド
耐圧についても問題になることである。
【0005】本出願人は、例えば層間絶縁膜下にSi3
4 を挟んだり、層間膜にリンを含むPSGを挟んだり
する対応を提案しているが、例えば、水分はナイトライ
ドでブロックされて貯っていたり、水分がPSG中にプ
ールされ、吸湿していて配線を腐食したり、更にはAl
スライド等の配線構造破壊の懸念もなしとしない。そこ
で、水分が薄膜絶縁膜に及ぼす悪影響を防止する安定で
効果的な手法が求められている。
【0006】一方、高温処理した後で層間絶縁膜上にS
i−H基を多量に含むECR−CVDSiO2 膜をSi
4 /O2 系を用いることによりシランリッチに形成す
ることで、Si−H基を多量に含むPE(プラズマエン
ハンスト)−CVDSiO2やECR−CVDSiO2
膜を形成すると、ゲート酸化膜の信頼性が向上したこと
が報告された(94年3月「電子情報通信学会春季大会
予稿集」(9頁〜)荒井(NTT LSI研究所)「サ
ブクォータミクロン時代のULSI技術開発の課
題」)。しかし、Si−H基を多量に含むPE−CVD
SiO2 膜やECR−CVDSiO2 膜は、現在用いら
れているPE−TEOS膜(ステップカバレージ70
%、アスペクト比1)に比べ、ステップカバレージが2
0〜30%と悪く、その後の平坦化が、オーバーハング
やサイドデポジション膜の膜質低下のために行いにくく
なる。また、ECR−CVD装置は均一性が悪くパーテ
ィクル対策のため恒温化が求められるが、構造的に難し
く、安定形成するための装置や管理が難しい。かつ本格
的な生産装置がまだないという問題もある。
【0007】対策案としては上記文献によれば、 水分量や吸湿性の高いSOGやO3 −TEOS膜の使
用を中止する。 耐湿性の高い膜でトランジスタ部を包む構造にする。 MOSFETの構造を抜本的に見直す。 等の改善が考えられているが、いずれも技術的な可能性
はあるが、商業的にはきわめて困難である。
【0008】
【発明の目的】本発明は、半導体基板上に薄膜絶縁膜が
形成され、かつ層間絶縁膜を有する構造の半導体装置の
製造方法について、容易で効果的に層間絶縁膜の水分に
よる悪影響を除く技術を提供しようとするものである。
【0009】本出願の請求項1の発明は、半導体基板上
に薄膜絶縁膜が形成され、かつ層間絶縁膜を有する構造
の半導体装置の製造方法であって、層間絶縁膜の形成中
または形成後に、水と反応して安定化し得るイオンを層
間絶縁膜にイオン注入する工程を有する半導体装置の製
造方法において、 前記薄膜絶縁膜が、MOS半導体装置
のゲート絶縁膜であり、 該ゲート絶縁膜とする薄膜絶縁
膜と、前記層間絶縁膜とを形成した後に、該層間絶縁膜
にコンタクト孔を形成し、コンタクト部に補償イオン注
入を行い、450℃以上の高温熱処理をすべて終了した
後に、該コンタクト部を埋め戻し、前記イオンを層間絶
縁膜内に高濃度にイオン注入することを特徴とする半導
体装置の製造方法であって、これにより上記目的を達成
するものである。
【0010】本出願の請求項2の発明は、前記イオン注
入するイオン種が、シリコン原子、窒素原子、リン原
子、またはホウ素原子のうちいずれかの原子が水素原子
と結合してなるものであることを特徴とする請求項1に
記載の半導体装置の製造方法であって、これにより上記
目的を達成するものである。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】本発明は、層間絶縁膜を有する半導体装置
において、層間絶縁膜の形成後に処理される450℃な
いし600℃以上の高温処理後にコンタクト部をレジス
トやSOGで埋め戻し(これによりイオン注入がコンタ
クト影響を及ぼすことが防止できる)、Si−HやP−
H、N−H、B−H等の水と反応し安定化できるイオン
を層間膜にイオン注入し、これにより薄膜絶縁膜(MO
S半導体装置のゲート酸化膜等)の劣化を低減し、薄膜
絶縁膜(ゲート酸化膜等)の信頼性を向上する態様で好
ましく実施できる。
【0015】即ち、H基をもつイオンを、p+ に対して
はB−Hイオンを、n+ に対してはP−Hをイオン層間
膜内に高濃度イオン注入すれば、その後の中温熱処理で
は消耗せず、このイオンは拡散してくるOH基を安定な
Si−OやSiO2 に変え、つまり水分吸着層とし作用
して、その下に形成されているゲート酸化膜等薄膜絶縁
膜の信頼性を確保する。
【0016】用い得るイオン種は1価のものだけでな
く、2価でも3価のもの、例えばSiH2-やPH2-やB
2-等でも良い。
【0017】イオン注入は、イオン注入により導入され
るイオン種の水素原子換算で0.5〜数〜数10ato
m%(最大30atom%位のイオン注入が可能であ
る)の高濃度イオン注入を、高電流イオン注入装置で注
入して行うことが好ましい。かつ、イオン注入される層
間絶縁膜中のすべての水分を安定化する量でイオン注入
がなされていることが好ましい。
【0018】注入場所は層間絶縁膜中とし、下地半導体
基板であるSi基板等の中にダメージが届かなければよ
い。好ましくは、その後の熱処理がSi−H等のイオン
種が反応を完了し消滅しない程度の600℃以下の中温
度処理までの間に適応することができる構造に用いる。
【0019】イオン注入分布は特にこだわらないが、ピ
ークを層間膜中に持つことが望まれる。
【0020】
【作用】本発明によれば、層間絶縁膜中の水分が、水と
反応して安定化するSi−HやP−H等イオン種によっ
て安定化され、ゲート絶縁膜等の薄膜絶縁膜に悪影響を
及ぼすことが防止できる。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例を説明する。但し当然の
ことではあるが、本発明は以下の実施例により限定を受
けるものではない。
【0022】実施例1 この実施例は、本発明を、MOSデバイスの製造に適用
したものである。図1ないし図8を参照する。
【0023】本実施例においては、あらかじめ一般的な
MOSデバイス工程で半導体基板1(ここではSi基
板)上に層間絶縁膜2まで形成(図1ないし図5)し、
該層間絶縁膜2形成後にコンタクトホール3をフォトリ
ソグラフィー技術とドライエッチングで加工形成し、コ
ンタクト部に補償イオン注入を行い、1050〜800
℃程度の高温熱処理を加えた後にコンタクト部をレジス
トやSOGで埋め戻してコンタクト部への次のイオン注
入による影響を防止するようにしてから(図6。図6
中、埋め戻し材料を符号4で示す。)、Si−Hのイオ
ンを層間絶縁膜2内に高濃度イオン注入し(図7。その
イオン注入部を模式的に符号5で示す)、その後は中温
熱処理を行うのみとし、よってこのイオンは消耗せず、
拡散してくるOH基を安定なSi−OやSiO2 に変え
る。即ち水分吸収層としての役割を果たす。これにより
その下に形成されているゲート酸化膜の信頼性が確保さ
れる。最終的にコンタクトホール3の導電材6(ここで
はブランケットW)での埋め込み、及び上層配線7(こ
こでは第1層Al配線)を形成して、図8の構造を得
る。
【0024】本実施例では、更に詳しくは、図1に示す
ように素子分離11をいわゆる改良ロコス法により形成
し、かつウエルを形成しておく。
【0025】次に図2に示すように、薄膜絶縁膜10と
してのゲート酸化膜及びポリシリコン膜12′を堆積
し、その後表面をシリサイド化(例えばWSi化)して
パターニングし、ポリサイドゲート電極12を形成する
(図3)。低濃度拡散領域15及びソース/ドレイン領
域14を形成する(図4)。符号13は低濃度拡散層1
4形成のためのサイドウォールである。
【0026】次いで、図5に示すように、層間絶縁膜2
(500nm)を形成する。ここではLP−Si3 4
により形成するか、あるいはBPSGを用いたリフロー
膜により形成した。
【0027】図6に示すようにコンタクトホール3を加
工形成し、コンタクト補償イオン注入を行う。次にコン
タクトアニールを行うが、ここではコンタクト部埋め戻
しをレジストまたはSOGコートで行い(埋め戻し材料
を符号4で示す)、コンタクト部残しエッチバックを行
う(図6)。
【0028】次に、層間膜絶縁膜2にイオン注入を行
う。ここでは下記条件で行うことができる。即ち、下記
のように、イオン注入により導入された水素原子換算で
0.5〜数〜数10atom%の高濃度イオン注入を、
高電流イオン注入装置で注入して行った。なお図中、符
号5でイオン注入層を模式的に示す。
【0029】イオン種にSiHを用いた場合 90〜380keV、 ドーズ量1E16〜1E18/cm2 ドーズ電流=1〜30mA Rp=0.1〜0.3nm(層間絶縁膜の20〜80%
程度の膜中) ソースガス;SiH4 ,Si2 6 ,SiH2 Cl2
【0030】ここでは具体的には、Si−H240ke
V,4e16,10mAとした。
【0031】その後、コンタクト部開孔アッシングまた
はライトエッチングを行い、埋め戻し材料4を除去す
る。
【0032】その後、埋め込み導電材6としてブランケ
ットWでコンタクトホール3の埋め込みを行い、上層配
線7として第1層Al配線形成する。具体的には、ブラ
ンケットCVD−Wを形成し、全面エッチバックしてW
をコンタクトホール3内に残し、Al−Cu膜をスパッ
タ形成し、フォトレジスト形成及びRIEを行ってAl
パターニングを行った。これにより図8の構造を得る。
【0033】その後、適宜平坦化層間膜形成し、以下、
多層配線とするために上記工程を繰り返す。最終的にパ
ッジペーション膜を形成し、パッド形成を行う。
【0034】本実施例では、注入したSi−H基とOH
基が結合し、H2 を放出し、Si−OHとなり、Si−
OH同士が反応し再度H2 を放出し、Si−O−Si−
Oのネットワークを形成し酸化膜になり安定化する。
(なお次の例のP−Hや、B−Hでも同様に、P−H
や、B−HがOH基と結合し、H2 を放出し、P−O
H,B−OHとなり、P−OH,B−OH同士が反応し
再度H2 を放出し、P−O−P−O,B−O−B−Oの
ネットワークを形成しPSG,BSGの酸化膜になり安
定化する。)
【0035】イオン注入を施すべき構造としては、注入
場所は層間絶縁膜2中とし、半導体基板1(Si基板)
中には入れず、その後の熱処理は600℃以下の中温度
処理までに適応する構造に用いるものとする。また、上
記具体的記述では層間絶縁膜の形成後にこのイオン注入
を行ったが、層間絶縁膜の形成中に、同時にイオン注入
を行うようにしてもよい(他の実施例でも同じ)。
【0036】また、イオン注入分布は特にこだわらない
が、縦方向に均一であることが望ましい。
【0037】本実施例によれば、以上のような半導体装
置の層間絶縁膜2にイオン注入を施したことにより、次
の効果が得られる。
【0038】表面改質用の高電流イオン注入装置も、
現在、SIMOX基板の開発等により開発されてきて生
産に適用できるようになってきた。(現状の高電流イオ
ン注入でも3mA程度はとれ、さらに表面改質用イオン
注入は10mA程度の高電流が取れるので、実現性には
全く問題がない。) 上記イオン注入以外は通常のプロセスがそのまま使え
る。 構造上はほとんど従来構造を変えないので、そのまま
プロセスに適用できる。 ゲート酸化膜の信頼性が向上し、ゲートのライフ設計
に伴い、濃度のみ制御することで達成でき、構造の変更
がいらない。 反応した水分は、低級酸化膜となり安定化するため、
PSGのように吸収するのではなく、またナイトライド
のようにブロックするのではないので、多量にたまった
場合の金属腐食やはがれ等の構造破壊にはつながらな
い。
【0039】実施例2 ここでは、図示しないが、実施例1と同様まずあらかじ
めMOSデバイス工程で層間絶縁膜まで形成し、層間絶
縁膜形成後にコンタクトホールをフォトリソグラフィー
技術とドライエッチングで加工形成し、コンタクト部に
補償イオン注入し、1050〜800℃程度の高温熱処
理を加えた後にコンタクト部をレジストやSOGで埋め
戻し、H基をもつイオンを層間絶縁膜内にイオン注入す
るが、ここでは、例えばp+ にはB−H、n+ にはP−
Hイオンを高濃度イオン注入する。これはその後の中温
熱処理で消耗せず、侵入してくるOH基をP−H,B−
Hで反応させ、安定なP−OやB−OのドープトSiO
2 (PSG,BSG)に変える。即ち水分反応層の役割
を果たし、その下に形成されているゲート酸化膜の信頼
性を確保する。
【0040】即ち、ここでは、実施例1と同様、まず素
子分離を形成し、トランジスタ作成を行い、層間絶縁膜
(500nm)を形成し、コンタクト加工し、コンタク
ト補償イオン注入を行い、コンタクトアニールを行う。
【0041】次にコンタクト部埋め戻しをレジストまた
はSOGコートにより行い、コンタクト部残しエッチバ
ックを行う。以上までは実施例1と同様である。
【0042】その後、層間絶縁膜イオン注入を、P−
H,240keV,4E16,1mA、及びB−H,1
00keV,4E16,1mAで行う。
【0043】イオン注入は、これにより導入された水素
原子換算で0.5〜数〜数10atom%の高濃度イオ
ン注入を、高電流イオン注入装置で注入して行った。
【0044】(イオン種にP−Hを用いた場合) 90〜380keV、 ドーズ量1E16〜1E18/cm2 ドーズ電流=1〜30mA Rp=0.1〜0.3nm(層間絶縁膜の20〜80%
程度の膜中) ソースガス;PH3
【0045】(イオン種にB−Hを用いた場合) 30〜130keV、 ドーズ量1E16〜1E18/cm2 ドーズ電流=1〜30mA Rp=0.1〜0.3nm(層間絶縁膜の20〜80%
程度の膜中) ソースガス;B2 6
【0046】反応機構は成膜中に取り込まれるSi−H
と同様と考えられる(前記実施例1における注入イオン
種の作用参照)。この実施例も、実施例1と同様の効果
を有する。
【0047】なお別途、実施例1、実施例2と同様にし
て、但しイオン種としてN−Hを下記条件で用いた場合
についても実施した。これによっても、同様の効果を得
ることができた。
【0048】(イオン種にN−Hを用いた場合) 50〜140keV ドーズ量 1E16〜1E18cm2 ドーズ電流 1〜30mA(100mAオーダーまで
可能) Rp=0.1〜0.3μm(層間膜の20〜80%程度
の膜中) ソースガス NH3 (その他NH2 NH2 等アミノ系
化合物でイオン注入可能なものを使用できる)
【0049】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
半導体基板上に薄膜絶縁膜が形成され、かつ層間絶縁膜
を有する構造の半導体装置の製造方法について、容易で
効果的に層間絶縁膜の水分による悪影響を除く技術が提
供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の半導体装置の製造工程を順に断面図
で示すものである(1)。
【図2】実施例1の半導体装置の製造工程を順に断面図
で示すものである(2)。
【図3】実施例1の半導体装置の製造工程を順に断面図
で示すものである(3)。
【図4】実施例1の半導体装置の製造工程を順に断面図
で示すものである(4)。
【図5】実施例1の半導体装置の製造工程を順に断面図
で示すものである(5)。
【図6】実施例1の半導体装置の製造工程を順に断面図
で示すものである(6)。
【図7】実施例1の半導体装置の製造工程を順に断面図
で示すものである(7)。
【図8】実施例1の半導体装置の製造工程を順に断面図
で示すものである(8)。
【符号の説明】
1 半導体基板(Si基板) 2 層間絶縁膜 4 コンタクトホール埋め戻し材料 5 イオン注入層 10 層間絶縁膜(ゲート絶縁膜)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に薄膜絶縁膜が形成され、か
    つ層間絶縁膜を有する構造の半導体装置の製造方法であ
    って、 層間絶縁膜の形成中または形成後に、水と反応して安定
    化し得るイオンを層間絶縁膜にイオン注入する工程を有
    する半導体装置の製造方法において、 前記薄膜絶縁膜が、MOS半導体装置のゲート絶縁膜で
    あり、 該ゲート絶縁膜とする薄膜絶縁膜と、前記層間絶縁膜と
    を形成した後に、該層間絶縁膜にコンタクト孔を形成
    し、コンタクト部に補償イオン注入を行い、450℃以
    上の高温熱処理をすべて終了した後に、該コンタクト部
    を埋め戻し、前記イオンを層間絶縁膜内に高濃度にイオ
    ン注入する ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記イオン注入するイオン種が、シリコン
    原子、窒素原子、リン原子、またはホウ素原子のうちい
    ずれかの原子が水素原子と結合してなるものであること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
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