JP3419848B2 - 車輛のチルトスライドルーフ - Google Patents

車輛のチルトスライドルーフ

Info

Publication number
JP3419848B2
JP3419848B2 JP25075493A JP25075493A JP3419848B2 JP 3419848 B2 JP3419848 B2 JP 3419848B2 JP 25075493 A JP25075493 A JP 25075493A JP 25075493 A JP25075493 A JP 25075493A JP 3419848 B2 JP3419848 B2 JP 3419848B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
roof
guide
vehicle
tilt slide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25075493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06191282A (ja
Inventor
ペーハー ラング トーマス
シェツラー ヴァルター
Original Assignee
ベバスト ジャパン株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ベバスト ジャパン株式会社 filed Critical ベバスト ジャパン株式会社
Publication of JPH06191282A publication Critical patent/JPH06191282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3419848B2 publication Critical patent/JP3419848B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • B60J7/043Sunroofs e.g. sliding above the roof
    • B60J7/0435Sunroofs e.g. sliding above the roof pivoting upwardly to vent mode and moving at the outside of the roof to fully open mode

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固定ルーフ面のルーフ
開口部の閉鎖または少なくとも部分的な解放を選択的に
行うカバーを有する車輛用チルトスライドルーフであつ
て、カバーの前部範囲が、カバー開放時にルーフ面より
も低い位置をとる前部縦方向ガイドに沿つて後方へ走行
できる前部スライダに両側で支持され、カバーが、カバ
ー後半部に両側で作用する昇降レバーによつて、カバー
が周囲のルーフ面部分と面一に配置される閉鎖位置と、
前部終端位置にあるカバーの後縁が固定ルーフ面の上方
に上昇される上昇位置(換気位置)との間で変位され、
固定ルーフの上方に上昇されたカバーが、後方の開放位
置へ摺動できる形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】この種
の公知のチルトスライドルーフの場合(ドイツ特許公開
第3311452号)、車輛縦方向へみてカバー側の昇
降レバー後端は、樞動頚軸をかいして、カバーに固定の
カバー支持部材に常に固定され、昇降レバーは、樞動ボ
ルトのまわりに旋回自在に軸支され、上記樞動ボルト
は、前部スライダの縦方向ガイドに沿つて縦方向へ可動
であり、すべてのカバー位置において、前部スライダか
ら後方へ本質的に一定距離だけ離れている。この種のチ
ルトスライドルーフは、実用されているが、カバーが、
完全に引込まれた位置でも、ルーフ開口部の比較的大き
い部分(通常、少なくとも40%)を塞ぐという欠点を
有する。更に、公知のチルトスライドルーフの安定性に
問題がある。なぜならば、ルーフ開口部を比較的大きく
解放するため、カバー後縁からカバー縦寸法の1/3よ
りも大きく離れたカバー位置に昇降レバーが樞着されて
いるからであるからである。
【0003】更に、カバーに、前部、後部案内要素が設
けてあり、前部案内要素が、ルーフ面よりも低い前部縦
ガイドと共働し、後部案内要素が、ルーフ面上に置かれ
た後部縦ガイドと共働する形式のスライドルーフは公知
である(ドイツ特許公開第4024753号)。昇降レ
バーまたは同様の部材は設けてない。カバー位置から引
出す際にカバーを上昇するため、前後の縦ガイドには、
後方へ立上がる部分が設けてあり、カバーの摺動時、ル
ーフに固定の案内要素は上記部分に沿つて上昇する。公
知のスライドルーフには、カバー密封の問題がある。な
ぜならば、閉鎖位置からの引出運動の開始時にも閉鎖位
置への導入の終了時にも、カバーが水平運動成分を有す
るからである。従って、カバー縁とルーフ開口部縁との
間の間隙パツキンが押し潰され易い。更に、公知のルー
フ構造の場合、換気間隙が、本質的に、カバー後縁とル
ーフ開口部後縁との間にのみ構成される換気位置にカバ
ーを置くことはできない。しかしながら、多くの場合、
この種の換気位置は特に望ましい。なぜならば、この場
合、雨中の走行時にも、雨水の侵入なく、車内の有効な
換気を行うことができるからである。
【0004】更に、ルーフ面に平行に延び全長にわたつ
て固定ルーフ面上に載る縦ガイドに沿つてカバーを摺動
させ得る、いわゆる、マウント形ルーフは公知である
(ドイツ特許第3047463号)。この解決法は、同
じく、上述の種類の換気位置を達成できず、概ね、美的
観点からも満足できない。なぜならば、いわゆる“フラ
ツシユ・グレージング”が不可能であり、即ち、閉鎖位
置において固定ルーフ面と面一にカバーを閉鎖できない
からである。本発明の課題は、閉鎖状態では、カバーは
固定ルーフ面と面一をなし、開放位置では、ルーフ開口
部が十分に解放される形式のチルトスライドルーフを創
成することにある。カバーは、換気位置に置きえなけれ
ばならず、カバーは、すべての位置において安定に支持
されなければならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、冒頭に述べ
た種類のチルトスライドルーフにおいて、本発明にもと
づき、カバーを換気位置から開放位置の方向へ摺動した
場合に、昇降レバーをカバーから切離し、カバー後部範
囲に設置された後部カバー案内要素を固定ルーフ面の上
方に設けた後部縦ガイドと係合させ、カバーを開放位置
から換気位置に近づける場合に、後部カバー案内要素を
後部縦ガイドから切離し、昇降レバーをカバーに結合す
ることによつて、解決される。
【0006】本発明の別の実施例を従属請求項に示し
た。即ち、昇降レバーのカバー側の端部に、カバーとの
結合のためにカバー後端の近傍に設置され片側へ開いた
連結ガイドに導入される結合要素(例えば、ほぞ)を設
けるのが好ましい。カバーから遠い側の昇降レバー端
は、同じく前部縦ガイドに沿つて可動な後部スライダ
樞着するのが合目的的である。この場合、昇降レバーの
結合要素が、すべてのカバー位置において、後部スライ
ダにおける昇降レバーの樞着箇所の前に位置するよう構
成するのが好ましい。この場合、概念“前”および
“後”は、車輛の通常の走行方向に関する。
【0007】基本的に、前後のスライダを別個の駆動装
置によつて駆動できる。しかしながら、前後のスライダ
に共通の駆動装置を設けるのが好ましい。すべりクラツ
チによつて、当該のカバー位置に依存して、カバーを必
要に応じてに共通の駆動装置に結合でき、あるいは、駆
動装置から切離すことができる。しかしながら、本発明
の好ましい実施例の場合、前後のスライダは、駆動要素
(特に、ネジケーブル)を介して共通の駆動装置に常に
結合され、相互に逆方向へ駆動される。即ち、前部スラ
イダを後方へ駆動すると、後部スライダは前方へ駆動さ
れ、逆に、後部スライダを後方へ駆動すれば、前部スラ
イダは前方へ駆動される。このために、前後のスライダ
を、それぞれ、駆動ケーブルの対向端に結合できる。
【0008】双方の昇降レバーの各々には、ルーフに固
定され、昇降レバーに設置された連結ピンと共働して当
該のカバー位置に依存して昇降レバーを旋回させる固定
ガイドを配するのが合目的的である。カバーを開放位置
の方向へ摺動した際に当該の後部カバー案内要素が貫入
する前方へ開いた案内チヤンネルを備え、ルーフ面上に
直接に載る2つの直線状案内レールを後部縦ガイドとし
て設ければ、特に美的条件を満足する構造が得られる。
場合によつては、後部縦ガイドを固定ルーフ面の上方に
間隔を置いて設置することもできる。
【0009】
【作用】図示のチルトスライドルーフの動作態様を以下
に説明する。図2および5に示した位置において、カバ
ー12は、ルーフ開口部11を閉鎖し、この場合、固定
ルーフ面10の周囲部分と面一をなす。スライダ15お
よび16は、それぞれ、前部終点位置および後部終点位
置にある(図4)。この場合、前部カバー支持部材20
に固定された連結ピン19は、案内路21の前部分24
の後下端およびネジケーブル43、42に結合された
降連結ガイド17の連結スリツト18の後端にある。昇
降レバー26は、逆時計方向へ終点位置に旋回される。
この終点位置では、連結ピン30は、案内路31の下端
に位置し、ほぞ27は、カバーに固定の連結ガイド28
の連結スリツト29の後下端に位置する。かくして、カ
バー12は、前方および後方へ望ましくなくずれること
のないよう確保される。
【0010】カバー12を開く場合、電動機39によつ
て駆動ピニオン41を図4の矢印方向へ駆動する。かく
して、前部スライダ15は後方へ摺動され、一方、同時
に、後部スライダ16が前方へ引かれる。連結スリツト
18の水平に延びる後部分は、案内路21の前方へ下降
する部分24と共働して、カバー12を前部終点位置に
固定し、一方、前部スライダ15は、連結ピン19に関
して空運動を行う。同時に、ルーフに固定の案内路31
に対する後部スライダ16の相対運動によつて、連結ピ
ン30は、案内路31の前方へ立上がる端部部分内を上
昇され、従って、昇降レバー26が時計方向へ旋回さ
れ、カバー12の後端32が固定ルーフ面10の上方に
上昇される。昇降連結ガイド17の連結スリツト18の
前方へ立上がる部分が、案内路21の前方へ下降する前
端部分と一致した場合、カバー12は、摺動できるよう
解放される。連結ピン19は、案内路21の前部分24
に沿つて上昇され、連結スリツト18の前後端に当接す
ることによつて前部スライダ15に駆動結合される。こ
の場合、カバーは、前後方へ上昇されて縁部間隙パツキ
ン46(図7参照)から離れる。かくして、カバー12
が図6の位置に達すると、カバー12は、スライダ15
によつて後方へ駆動されて固定ルーフ面10の上方に摺
動される。この場合、連結ピン19は、案内路21の主
部分23に沿つて後方へ駆動される。連結ピン30が、
同時に、案内路31の比較的高い水平な部分47に沿つ
て前方へ駆動される。この運動中、カバー12は、ま
ず、ほぞ27がカバーに固定の連結ガイド28の連結ス
リツト29に係合することによつて、案内される。ある
程度の移動が行われると、ほぞ27が連結スリツト29
の前方へ開放した端部から出るので、昇降レバー26が
カバー12から分離され、一方、後部カバー案内要素3
4が、ルーフに固定の案内レール37の前方へ開放した
案内チヤンネル36に導入される。かくして、カバー
は、後方へ更に並進運動された場合も、カバー前部範囲
および後部範囲において確実に案内される。スライダ1
5、16は、相互に通り過ぎるので、前部スライダ15
は、後部スライダ16によつて妨害されることなく、ル
ーフ開口部11の後縁の範囲まで走行できる。従って、
ルーフ開口部11は、ほぼ完全に解放され、調節機構が
ルーフ補強部材(例えば、側方フープ38)によつて妨
害されることはない。案内チヤンネル36は、上部にお
いて、固定ルーフ面10に直接に接し、案内路21は、
漸次的に後方へ上昇するので、後方へ摺動されたカバー
の上昇角度は比較的小さく押さえられ、従って、望まし
くない騒音発生が抑制される。
【0011】カバーの閉鎖時には、上記運動プロセスは
逆方向へ進行する。カバー12は、前部スライダ15に
よつて前方へ駆動される。後部スライダ16は、後方へ
走行し、連結ピン30と案内路31との共働によつて、
ほぞ27が連結スリツト29に導入される位置に昇降レ
バー26を置き、一方、後部カバー案内要素34は、案
内路36から出る。上記実施例の場合、昇降連結ガイド
17は前部スライダ15に結合されているが、この代わ
りに、対応する昇降連結ガイドをカバー12に、特に、
前部カバー支持部材20またはその部分に設置すること
もできる。この場合、連結スリツト18に対応する連結
スリツトは、後下方へ下降する部分を有する。
【0012】
【実施例】図面を参照して以下に本発明の好ましい実施
例を詳細に説明する。図1に、固定ルーフ10面に、2
つのルーフ開口部を相互間隔を置いて車輛縦方向へ順次
に構成した車輛ルーフを示した。双方のルーフ開口部1
1の各々は、カバー12によつて、選択的に閉鎖でき、
あるいは、少なくとも部分的に解放できる。前部カバー
は、閉鎖位置に示してあり、一方、後部カバーは、部分
的に解放された状態に示してある。駆動・調節機構は、
双方のカバーについて同一に構成されているので、以下
では、双方のカバーのうち前部カバーのみについて説明
する。双方のカバー12は、相互に無関係に操作でき
る。例えば、電動式カバー駆動装置の場合、双方のカバ
ーに、それぞれ、固有の作動スイツチを配することがで
きる。
【0013】閉鎖位置(図1、前部カバー;図2および
5)では、カバー12は、ルーフ面10の周囲部分と面
一をなす(いわゆる、フラツシユグレージング)。ルー
フ開口部11は、固定ルーフ面の下方に設置されルーフ
開口部11の両側にある前部縦ガイド14を構成するル
ーフフレーム13によつて囲まれている。ルーフの各側
には、前部スライダ15および後部スライダ16が前部
縦ガイド14に沿つて可動に案内されている。図示の実
施例の場合、前部スライダ15には、前部範囲において
前方へ斜めに立上がる連結スリツト18を有する昇降連
結ガイド17が設けてある(図5、6)。カバー12の
下面に設けた前部カバー支持部材20から側方へ突出す
る連結ピン19は、昇降連結ガイド17の連結スリツト
18に係合する。連結ピン19の自由端は、フレームに
固定の固定ガイド22の案内路21内に突出し、この場
合、上記案内路は、同じく、ルーフ開口部11の側縁に
沿つて延びる。案内路21は、前部縦ガイド14に対し
て少なくともほぼ平行に延びて前部で下降する部分24
に移行する主部分23を有する。案内路21の主部分2
3は、緩い勾配で前方へ立上がる。かくして、カバー開
放時、風音を低く押さえることができる。
【0014】後部スライダ16には、昇降レバー26の
一端が樞着してある。図5、6の実施例の場合、上記昇
降レバーは、スライダ16から前方へ向く。昇降レバー
26の他端には、側方へ突出するほぞ27が設けてあ
る。ほぞ27は、カバー12の後部範囲に昇降レバー2
6を着脱自在に結合するための結合要素をなす。このた
め、カバー下面には連結ガイド28が固定されている。
連結ガイド28は、ルーフ面に平行に延び前方へ濾斗状
に開く連結スリツト29を有する。昇降レバー26の中
央範囲には、側方へ突出し、昇降レバー26を旋回させ
るために固定ガイド22の別の案内路31と共働する連
結ピン30が設けてある。カバー12の後縁32の近傍
には、双方のカバー側に、後部カバー支持部材33が設
けてあり、ほぞ状後部カバー案内要素34は、上記支持
部材から側方へ突出する。
【0015】後部カバー案内要素34は、それぞれ、カ
バー12の引戻し時、案内レール37の濾斗状に前方へ
開いた案内チヤンネル36と共働する。双方の案内レー
ル37は、固定ルーフ面10に設置され、ルーフ開口部
11の後縁から車輛縦方向へ後方へ延びる。固定ルーフ
面10の下方に設置した側方フープを38で示した。チ
ルトスライドルーフの駆動には、ルーフ面10の下方に
ルーフ開口部11の前に設置した電動機39および駆動
ピニオン41を駆動する後段の伝動装置40を使用する
(図2、3参照)。駆動ピニオン41は、伸縮しないよ
う案内された2つのネジケーブル42、43とかみ合
う。ネジケーブル42、43の案内チヤンネルを図7に
44、45で示した。ネジケーブル42、43には、そ
れぞれ、前部スライダ15が駆動結合されている。ネジ
ケーブル42、43の他端は、それぞれ、ルーフ開口部
11の別の側で後部スライダ16に結合されている(図
4)。
【0016】
【発明の効果】本発明のチルトスライドルーフは、閉鎖
状態では、カバーが固定ルーフ面と面一をなし、開放位
置ではルーフ開口部が十分に解放され、しかもカバー
は、すべての位置において安定に支持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチルトスライドルーフを装備した
自動車の部分斜視図である。
【図2】ルーフを閉鎖した状態を示す図1の線II−IIに
沿う車輛ルーフの略部分断面図である。
【図3】カバーを引戻した状態を示す図1の線II−IIに
沿う車輛ルーフの略部分断面図である。
【図4】図1〜図3の車輛ルーフの前後のスライダの駆
動装置の略平面図である。
【図5】カバーが閉鎖位置にある状態を示す先行図の車
輛ルーフの部分詳細断面図である。
【図6】カバーが換気位置にある状態を示す先行図の車
輛ルーフの部分詳細断面図である。
【図7】図1の線VII −VII に沿う断面図である。
【図8】図1にVIIIで示したルーフ範囲の拡大部分平面
図である。
【符号の説明】
10 固定ルーフ面 11 ルーフ開口部 12 カバー 14 前部縦ガイド 15 前部スライダ 16 後部スライダ17 昇降連結ガイド 19 連結ピン 21 案内路 22 固定ガイド 23 主部分 26 昇降レバー 27 ほぞ 28 連結ガイド 30 連結ピン 34 後部カバー案内要素 36 案内チャンネル 37 案内レール 39 電動機 41 駆動ピニオン 42 ネジケーブル 43 ネジケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−104734(JP,A) 特開 平2−290718(JP,A) 特開 昭62−265020(JP,A) 特開 平1−208226(JP,A) 特開 平3−109123(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 7/05

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ルーフ面のルーフ開口部の閉鎖また
    は少なくとも部分的な解放を選択的に行うカバーを有
    し、カバーの前部範囲が、カバー開放時にルーフ面より
    も低い位置をとる前部縦方向ガイドに沿つて後方へ走行
    できる前部スライダに両側で支持され、カバーが、カバ
    ー後半部に両側で作用する昇降レバーによつて、カバー
    が周囲のルーフ面部分と面一に配置される閉鎖位置と、
    前部終端位置にあるカバーの後縁が固定ルーフ面の上方
    に上昇される上昇位置(換気位置)との間で変位され、
    固定ルーフの上方に上昇されたカバーが、後方の開放位
    置へ摺動できる形式の車輛のチルトスライドルーフにお
    いて、 カバー(12)を換気位置から開放位置の方向へ摺動し
    た場合に、昇降レバー(26)が、カバーから解離さ
    れ、カバー後部範囲に設置された後部カバー案内要素
    (34)が、固定ルーフ面(10)の上方に設けた後部
    縦ガイド(案内レール37)と係合され、カバーを開放
    位置から換気位置に近づける場合に、後部カバー案内要
    素が、後部縦ガイドから解離され、昇降レバーが、カバ
    ーに結合されることを特徴とする車輛のチルトスライド
    ルーフ。
  2. 【請求項2】 昇降レバー(26)のカバー側端部の範
    囲には、カバーと結合された場合にカバー(12)の後
    端(32)の近傍に固定され片側で開放した連結ガイド
    (28)に導入される結合要素(ほぞ27)が設けてあ
    ることを特徴とする請求項1に記載の車輛のチルトスラ
    イドルーフ。
  3. 【請求項3】 昇降レバー(26)が、カバー(12)
    から遠い側のレバー端において、同じく前部縦ガイド
    (14)に沿つて走行自在な後部スライダ(16)に樞
    着されていることを特徴とする請求項1または2に記載
    の車輛のチルトスライドルーフ。
  4. 【請求項4】 前部、後部スライダ(15、16)が、
    共通の駆動装置(電動機39、駆動ピニオン41)によ
    つて駆動されることを特徴とする請求項3に記載の車輛
    のチルトスライドルーフ。
  5. 【請求項5】 前部、後部スライダ(15、16)が、
    駆動要素(ネジケーブル42、43)を介して共通の駆
    動装置(電動機39、駆動ピニオン41)に常に結合さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載の車輛のチル
    トスライドルーフ。
  6. 【請求項6】 前部、後部スライダ(15、16)が、
    相互に逆方向へ駆動されることを特徴とする請求項3〜
    5の1つに記載の車輛のチルトスライドルーフ。
  7. 【請求項7】 共通の駆動装置(電動機39、駆動ピニ
    オン41)によつて駆動され、それぞれ、一端で1つの
    カバー側の前部スライダ(15)に駆動結合され、他端
    で別のカバー側の後部スライダ(16)に駆動結合され
    る2つの駆動ケーブル(ネジケーブル42、43)が駆
    動要素として設けてあることを特徴とする請求項5また
    は6に記載の車輛のチルトスライドルーフ。
  8. 【請求項8】 双方の昇降レバー(26)の各々には、
    ルーフに固定してあり、昇降レバー(26)に設置され
    た連結ピン(30)と共働して当該のカバー位置に依存
    して昇降レバーを旋回させる固定ガイド(22)が配し
    てあることを特徴とする請求項1〜7の1つに記載の車
    輛のチルトスライドルーフ。
  9. 【請求項9】 前方へ開放した案内チヤンネル(36)
    を備え、ルーフ面(10)上に載る2つの直線状案内レ
    ール(37)が、後部縦ガイドとして設けてあり、カバ
    ー(12)を開放位置の方向へ摺動した際に、当該の後
    部カバー案内要素(34)が上記案内チヤンネル内に貫
    入することを特徴とする請求項1〜8の1つに記載の車
    輛のチルトスライドルーフ。
JP25075493A 1992-11-19 1993-10-06 車輛のチルトスライドルーフ Expired - Fee Related JP3419848B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4238945:3 1992-11-19
DE19924238945 DE4238945C1 (de) 1992-11-19 1992-11-19 Hebeschiebedach für Fahrzeuge

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06191282A JPH06191282A (ja) 1994-07-12
JP3419848B2 true JP3419848B2 (ja) 2003-06-23

Family

ID=6473207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25075493A Expired - Fee Related JP3419848B2 (ja) 1992-11-19 1993-10-06 車輛のチルトスライドルーフ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3419848B2 (ja)
DE (1) DE4238945C1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2726512B1 (fr) * 1994-11-07 1997-01-17 Soc D Toits Ouvrants Automobil Toit ouvrant de vehicule a plusieurs panneaux
DE19713348C1 (de) 1997-03-29 1998-07-09 Webasto Karosseriesysteme Fahrzeugdach mit wenigstens einem an seiner Hinterkante anhebbaren und oberhalb des festen Fahrzeugdachs verschiebbaren Deckel
NL1006437C2 (nl) * 1997-07-01 1999-01-05 Inalfa Ind Bv Open-dakconstructie voor een voertuig.
DE10033887C1 (de) 2000-07-12 2001-08-30 Webasto Vehicle Sys Int Gmbh Fahrzeugdach mit wenigstens einem oberhalb des festen Fahrzeugdachs verschiebbaren Deckel
NL1016489C2 (nl) 2000-10-26 2002-05-01 Inalfa Ind Bv Open-dakconstructie voor een voertuig.
DE10117322A1 (de) * 2001-01-11 2002-07-25 Webasto Vehicle Sys Int Gmbh Fahrzeugdach
DE60121165T2 (de) 2001-09-25 2007-06-06 Inalfa Roof Systems Group B.V. Öffnungsfähige Fahrzeugdachkonstruktion
DE60128242T2 (de) 2001-11-22 2008-01-10 Inalfa Roof Systems Group B.V. Öffnungsfähige Fahrzeugdachkonstruktion
DE60229831D1 (de) 2002-01-25 2008-12-24 Inalfa Roof Sys Group Bv Fahrzeug mit Hebeschiebedach
DE102011103527B4 (de) * 2011-06-07 2024-09-05 Mercedes-Benz Group AG Schiebedachsystem
EP2724881B1 (en) * 2012-10-25 2016-05-25 Inalfa Roof Systems Group B.V. Open roof construction for a vehicle
EP3173271B1 (en) 2015-11-26 2018-07-18 Inalfa Roof Systems Group B.V. An open roof construction for a vehicle
EP3434503B1 (en) 2017-07-24 2020-04-08 Inalfa Roof Systems Group B.V. Open roof construction for a vehicle
US11440385B2 (en) 2017-08-03 2022-09-13 Inalfa Roof Systems Group B.V. Open roof construction for a vehicle
EP3795396A1 (en) * 2019-09-19 2021-03-24 Inalfa Roof Systems Group B.V. A guide assembly for an open-roof system and a method for maintenance of the guide assembly

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3047463A1 (de) * 1979-12-22 1981-09-17 Webasto-Werk W. Baier GmbH & Co, 8035 Gauting Schiebedach
DE3311452A1 (de) * 1982-04-16 1983-10-20 Webasto-Werk W. Baier GmbH & Co, 8035 Gauting Hebeschiebedach
US5114208A (en) * 1989-08-04 1992-05-19 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Sliding mechanism for sunroof

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06191282A (ja) 1994-07-12
DE4238945C1 (de) 1993-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3419848B2 (ja) 車輛のチルトスライドルーフ
US4647106A (en) Lifting/sliding roof for vehicles
JP2721516B2 (ja) 前部カバー及び後部カバーを有する車両ルーフ及びそのカバー移動方法
US4650243A (en) Sliding and venting sunroof
CA1045653A (en) Sliding roof for automobiles
US4995665A (en) Sunroof structure for motor vehicle
KR101607085B1 (ko) 차량용 개방 루프 구성
JPH08244463A (ja) 2つのカバー要素を有する車両ルーフ
US20040080189A1 (en) Openable motor vehicle roof with two transparent covers
JPH06156085A (ja) スライドルーフ
JP3527266B2 (ja) 車輛ルーフ
EP1010560A1 (de) Öffnungsfähiges Fahrzeugdach mit verstellbarem Himmelteil
JPH02246825A (ja) 車両のスライドルーフおよびスライドチルトルーフ
JPH023729B2 (ja)
JPS60104418A (ja) スライド式サンル−フ
JP3431960B2 (ja) 車輛ルーフ
US4828318A (en) Drip molding for the sliding/lift-up roof of a motor vehicle
EP0888917B1 (en) Open roof construction for a vehicle
JPH04124514U (ja) サンルーフ装置のフレーム構造
US6631944B1 (en) Open roof construction for a vehicle
JPH04262919A (ja) 車両ルーフ
US4998771A (en) Vehicle roof with two-part cover
KR20100042701A (ko) 파노라마 선루프의 선쉐이드 유동방지구조
US20230008758A1 (en) Vehicle Roof Comprising a Roof Opening System Having Two Kinematic Units
KR101846565B1 (ko) 파노라마루프의 글라스 닫힘 고정 장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees