JP3419541B2 - 電源装置、放電灯点灯装置および照明装置 - Google Patents

電源装置、放電灯点灯装置および照明装置

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JP3419541B2 JP06401994A JP6401994A JP3419541B2 JP 3419541 B2 JP3419541 B2 JP 3419541B2 JP 06401994 A JP06401994 A JP 06401994A JP 6401994 A JP6401994 A JP 6401994A JP 3419541 B2 JP3419541 B2 JP 3419541B2
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力電流の高調波を低
減した電源装置、放電灯点灯装置および照明装置に関す
る。
【従来の技術】従来この種の電源装置または放電灯点灯
装置として、いくつかの回路方式が提案されている。図
8に示すものはそのうちの一方式であり、この放電灯点
灯装置は、商用交流電源Eに全波整流器1を接続し、こ
の全波整流器1の出力端子間にコンデンサC1を接続
し、このコンデンサC1に対して並列にダイオードD1
およびコンデンサC2の直列回路を接続している。
【0002】また、このコンデンサC2には、電圧波形
における谷埋め用の平滑回路2が接続されており、この
平滑回路2は、コンデンサC3、インダクタL1および
ダイオードD2の直列回路およびインダクタL1および
ダイオードD2の接続に接続されたダイオードD3に
より構成されている。
【0003】さらに、この平滑回路2には、一石式のイ
ンバータ回路3が接続されている。このインバータ回路
3は、インバータトランスTr1の入力巻線Tr1aと
トランジスタQ1が直列に接続されるとともに、入力巻
線Tr1aには共振用コンデンサC4が接続されてい
る。
【0004】また、インバータトランスTr1の出力巻
線Tr1bには蛍光ランプFLのフィラメントFLa,
FLbが接続され、これらフィラメントFLa,FLb
には、始動用および予熱用のコンデンサC5が接続され
ている。
【0005】そして、商用交流電源Eの電圧を全波整流
器1で全波整流して、コンデンサC1、コンデンサC2
および平滑回路2で平滑して、インバータ回路3で高周
波交流に変換し、蛍光ランプFLを点灯させている。
【0006】また、クレストファクタ、すなわち、蛍光
ランプFLのランプ電流のピーク値/実効値を改善する
ため、コンデンサC2の容量を小さくして、入力巻線T
r1aの回生時にコンデンサC2の電圧を昇圧させてい
る。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、コンデンサC2の容量を小さくする
と、入力巻線Tr1aの回生電流が流れにくくなり、一
部の回生電流は共振コンデンサC4に流れ込むため、ト
ランジスタQ1が零電圧スイッチングしにくくなる結
果、スイッチング損失が発生する問題がある。
【0007】本発明は、上記問題点に着目してなされた
もので、スイッチング損失を低減するとともに、入力電
流波形を改善した電源装置、放電灯点灯装置および照明
装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】請求項1の電源装置は、
交流電源電圧を整流する整流手段と;この整流手段の出
力端に設けられた第1の蓄電手段と;整流手段および第
1の蓄電手段の出力側に設けられ、入力される直流電圧
をスイッチングする主スイッチング素子を有し、この主
スイッチング素子に直列に接続されたインダクタと主ス
イッチング素子に並列に接続された共振コンデンサを共
振させて高周波電圧を発生する一石式インバータ回路
と;前記インダクタに対して直列に接続され、主スイッ
チング素子がオフしたときの共振電流は流し、その反転
電流は流さないように動作する補助スイッチング素子
と;主スイッチング素子のオン期間に蓄電されるように
配設された第2の蓄電手段と;整流手段の出力電圧が低
下した期間における主スイッチング素子のオフ期間に第
2の蓄電手段に蓄電された電気エネルギーを第1の蓄電
手段に供給する昇圧回路と;整流手段の出力電圧が第2
の蓄電手段の電圧よりも低下した期間に第1の蓄電手段
の電気エネルギーをインバータ回路に出力する出力回路
と;主スイッチング素子が実質的に零電圧スイッチング
を行う所定の周波数で主スイッチング素子を制御すると
共に、そのオンデューティを変化させてインバータ回路
の出力を調整して調光可能にする制御装置と;を備えた
ことを特徴とする。
【0008】請求項2の放電灯点灯装置は、請求項1記
載の電源装置と;この電源装置の高 周波出力により付勢
される放電灯と;を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項3の照明装置は、請求項2記載の放
電灯点灯装置と;放電灯点灯装置を配設した照明装置本
体と;を備えたことを特徴とする。
【作用】請求項1の発明では、整流手段の電圧が第1の
蓄電手段の電圧より高い区間においては主として整流手
段からインバータ回路に入力電流が供給されてこのイン
バータ回路は作動し、高周波出力を発生する。また、整
流手段の電圧が第1の蓄電手段の電圧より低い区間にお
いては、インバータ回路の主スイッチング素子がオンの
ときに蓄電された第2の蓄電手段から、昇圧回路を介し
て電気エネルギーが第1の蓄電手段に供給され、この第
1の蓄電手段が電源となってインバータ回路に入力電流
が供給される。このように整流手段の電圧が低い期間に
おいても、電源側からインバータ回路に対し電流が休止
なく供給されるため、交流電源から流入する電流は連続
した波形となり、高調波は大幅に低減される。さらに、
補助スイッチング素子は、反転電流を共振コンデンサに
流さないようにしたので、共振コンデンサには充電され
ず、主スイッチング素子の両端間電圧を低減でき、主ス
イッチング素子のスイッチング損失が低減できる。した
がって、制御手段は主スイッチング素子が実質的に零電
圧スイッチングを行う所定の周波数で主スイッチング素
子を制御することができ、オンデューティを変化させて
インバータ回路の出力を調整して調光可能にする場合で
も、スイッチング損失を低減できる。
【0010】請求項の発明は、放電灯点灯装置である
が、請求項の発明と同じ作用をし、放電灯を良好に点
灯しながら、電源に対し高調波を出さない。
【0011】請求項の発明は、照明装置であるが、請
求項の発明と同じ作用をする。
【発明の実施の形態】以下、本発明の照明装置の一実施
例を図面を参照して説明する。
【0012】図1において、11は照明器具本体で、こ
の照明器具本体の下面には反射面が形成され、この反射
面の両端にランプソケット12,12が取り付けられ、
これらランプソケット12,12間には、放電ランプと
しての蛍光ランプFLが接続されている。また、照明器
具本体11には、図2に示す放電灯点灯回路が配設され
ている。
【0013】つまり、図2に示すように、商用交流電源
Eに整流手段である全波整流回路21が接続され、この
全波整流回路21の出力端には、コンデンサC11が接
続され、このコンデンサC11に対して並列に、整流素
子としてのダイオードD11および第1の蓄電手段を構
成するコンデンサC12の直列回路が接続されている。
また、第1の蓄電手段を構成するコンデンサC12に
対し並列に、昇圧回路22が接続されている。この昇圧
回路22は、第2の蓄電手段を構成するコンデンサC1
3、インダクタL11およびダイオードD12の直列回
路で構成されており、また、このインダクタL11およ
びダイオードD12の接続中点には、ダイオードD13
が接続されている。
【0014】また、全波整流回路21の出力端間には、
高周波発生回路であるインバータ回路23が接続されて
いる。このインバータ回路は、インバータトランスTr
11の共振インダクタとしての入力巻線Tr11aおよ
び例えば電界効果トランジスタで構成されるスイッチン
グ装置(主スイッチング素子)Q11が直列に接続さ
れ、主スイッチング素子Q11に対して並列に、共振用
コンデンサC14が接続されている。そして、この主ス
イッチング素子Q11は、制御装置24により制御さ
れ、この制御装置24は主スイッチング素子Q11が実
質的に零電圧スイッチング動作を行うように例えば45
KHzの所定の動作周波数で、かつオンデューティを変
化させて制御している。
【0015】また、インバータトランスTr11の出力
巻線Tr11bには、蛍光ランプFLのフィラメントF
La,FLbが接続され、これらフィラメントFLa,
FLb間には、始動用のコンデンサC15が接続されて
いる。
【0016】次に、上記実施例の動作について説明す
る。
【0017】ます商用交流電源が投入され、コンデンサ
C13の充電電圧が整流回路21の出力電圧すなわちコ
ンデンサC11の端子電圧より低い区間においては、高
周波インバータ回路23が発振動作を行うと、発振のオ
ン時に高周波インバータ回路23には主にコンデンサC
11から入力電流が供給され、交流電源Eからはコンデ
ンサC11にエネルギー補給が行われる。また、同時に
コンデンサC13が充電され整流回路21からの脈流電
圧のピーク値より低い直流電圧を蓄える。コンデンサC
11の電圧がコンデンサC13の電圧より低くなると、
発振のオン時に高周波インバータ回路23には最初にコ
ンデンサC12から入力電流が供給され、コンデンサC
12の電圧がコンデンサC11の電圧と等しくなると、
今度はコンデンサC11から入力電流が供給される。コ
ンデンサC13からの高周波インバータ回路23への入
力電流はインダクタL11のインダクタンスのために遅
れ、高周波インバータ回路23の発振がオフする直前に
行われる。そして発振がオフすると、コンデンサC13
はインダクタL11とコンデンサC12に対する電圧供
給源となる。そうして共振的振動を伴う昇圧作用により
コンデンサC12に対する充電が行われる。
【0018】上記のようにインバータ回路23に入力電
流が供給されると、インバータトランスTr11の出力
巻線Tr11bに高周波交流が誘起されて蛍光ランプF
Lが高周波点灯される。
【0019】また、蛍光ランプFLを調光させる場合に
は、制御装置24により、主スイッチング素子Q11が
実質的に零電圧スイッチング動作を行うように例えば4
5KHzの所定の動作周波数を維持しつつ、オンデュー
ティを変化させる。すなわち、蛍光ランプFLの出力を
低下させる場合には、オンデューティを小さくして、イ
ンバータ回路23の出力を低減させる。
【0020】上述のように、整流手段の電圧が低い期間
においても、電源側からインバータ回路に対し電流が休
止なく供給されるため、交流電源から流入する電流は連
続した波形となり、高調波は大幅に低減される。また、
制御装置はスイッチング素子が実質的に零電圧スイッチ
ングを行う所定の周波数でスイッチング素子を制御する
ため、インバータ回路の出力を変化させたときにおいて
も、スイッチング損失を低減できる。
【0021】次に、他の実施例の放電灯点灯装置を図3
を用いて説明する。
【0022】同図に示す放電灯点灯装置は、図1に示す
放電灯点灯装置において、主スイッチング素子Q11に
対して並列に還流用のダイオードD15を接続するとと
もに、入力巻線Tr11aおよび主スイッチング素子Q
11の間に、補助スイッチング素子Q12を接続してい
る。また、この補助スイッチング素子Q12に対して並
列に還流用のダイオードD16を接続したものである。
なお、還流用ダイオードD15,D16については、対
応する主スイッチング素子Q11または補助スイッチン
グ素子Q12に電界効果トランジスタを適用した場合に
は、そのトランジスタの寄生ダイオード成分を利用すれ
ばよく、還流用ダイオードD15,D16を並列に接続
する必要はない。
【0023】そして、主スイッチング素子Q11を閉成
するときに、同時に補助スイッチング素子Q12を閉成
し、主スイッチング素子Q11がオンした後も補助スイ
ッチング素子Q12を閉成した状態を維持させ、入力巻
線Tr11aから共振用コンデンサC14に電流が流れ
るとき、補助スイッチング素子Q12を開成するように
構成すれば、入力巻線Tr11aから共振用コンデンサ
C14に電流が流れることを防止できる。つまり、共振
用コンデンサC14から入力巻線Tr11aに流れる電
流が反転した際に、補助スイッチング素子Q12をオフ
し、入力巻線Tr11aから共振用コンデンサC14へ
の電流を補助スイッチング素子Q12がオフするため、
共振用コンデンサC14が充電されることが防止でき、
そのため主スイッチング素子の両端間電圧が低減できる
ことになり、スイッチング損失がより一層改善できる。
また、蛍光ランプFLに流れる電流が正負非対称波形と
なるため、ストライエーションや音響共鳴現象が改善で
きるという利点も有する。さらに、他の放電灯点灯装置
の実施例について、図4を用いて説明する。
【0024】この放電灯点灯装置では、主スイッチング
素子として電界効果トランジスタQ21を用い、補助ス
イッチング素子としてサイリスタQ22を用いている。
【0025】また、制御装置は、高周波発振器31を有
し、この高周波発振器31はコンデンサC21を介し
て、トランスTr12の一次巻線Tr12aに接続し、
この一次巻線Tr12aの一端を抵抗R11を介して電
界効果トランジスタQ21のゲートに接続し、他端をソ
ースに接続してある。
【0026】さらに、トランスTr12の二次巻線Tr
12bはコンデンサC22、抵抗R12および抵抗R1
3を介してサイリスタQ22のゲート、カソード間に接
続されている。
【0027】そして、高周波発生器31で高周波発振
し、電界効果トランジスタQ21を駆動する。また、図
5に示すように、電界効果トランジスタQ21のゲー
ト、ソース間に図5(a)に示す電圧を印加すると、ド
レイン,ソース間に同図(a)に示すような電圧が印加
されて、同図(b)に示す電流が流れる。この電圧をト
ランスTr12の一次巻線Tr12aで検知し、二次巻
線Tr12bに電圧を誘起させてサイリスタQ22のゲ
ートに電圧を印加し、サイリスタQ22をオンさせる。
すると同図(c)に示すように、共振用コンデンサC1
4に共振電流が流れ、入力巻線Tr11aには、同図
(d)に示すような電流が流れる。なお、電界効果トラ
ンジスタQ21は自己保持機能を持たないので、図5
(e)に示す電圧に対応して図5(a)に示すような電
圧を示すが、サイリスタQ22は自己保持機能を有する
ので、電界効果トランジスタQ21のオフ後、入力巻線
Tr11aから共振用コンデンサC14に向けて流れて
いる電流が保持電流以下になるまでオンを維持する。
【0028】また、他の実施例の放電灯点灯装置を図6
を参照して説明する。
【0029】この放電灯点灯装置は、図1に示すものに
おいて主スイッチング素子Q11に対して並列に還流用
のダイオードD15を接続するとともに、主スイッチン
グ素子Q11に並列で共振用コンデンサC14に対し直
列に、補助スイッチング素子Q12を接続している。ま
た、この補助スイッチング素子Q12に対して並列に還
流用のダイオードD16を接続したものである。なお、
前述の実施例と同様に還流用ダイオードD15,D16
については、対応する主スイッチング素子Q11または
補助スイッチング素子Q12に電界効果トランジスタを
適用した場合には、そのトランジスタの寄生ダイオード
成分を利用すればよく、還流用ダイオードD15,D1
6を並列に接続する必要はない。
【0030】そして、図7に示すように、主スイッチン
グ素子Q11を同図(a)に示すようにパルス的に閉成
した後に、補助スイッチング素子Q12を同図(b)に
示すようにパルス的に閉成し、この補助スイッチング素
子Q12が開成して暫くした後に主スイッチング素子Q
11を再びオンさせる。すなわち、補助スイッチング素
子Q12は共振電流が入力巻線Tr11aから共振用コ
ンデンサC14に流れる期間のみオンすればよい。した
がって、入力巻線Tr11aから共振用コンデンサC1
4に流れる電流が反転した際に、補助スイッチング素子
Q12をオフし、入力巻線Tr11aから共振用コンデ
ンサC14へ向かう電流を補助スイッチング素子Q12
がオフするため、共振用コンデンサC14および入力巻
線Tr11aによる共振波形を崩すことがなく、主スイ
ッチング素子のスイッチング損失がより一層改善でき
る。また、蛍光ランプFLに流れる電流が正負非対称波
形となるため、ストライエーションや音響共鳴現象が改
善できるという利点も有する。
【発明の効果】本発明は以上詳述したような構成および
作用なので、以下の効果がある。
【0031】請求項1の発明では、整流手段の電圧が低
い期間においても、電源側から高周波発生回路に対し電
流が休止なく供給されるため、交流電源から流入する電
流は連続した波形となり、高調波は大幅に低減される。
さらに、補助スイッチング素子をインダクタに対して直
列に接続し、インダクタから共振コンデンサに流れる反
転電流を流さないようにしたので、共振コンデンサに充
電されず、主スイッチング素子の両端間電圧が低減で
き、主スイッチング素子のスイッチング損失が低減でき
る。したがって、制御手段は主スイッチング素子が実質
的に零電圧スイッチングを行う所定の周波数で主スイッ
チング素子を制御することができ、オンデューティを変
化させてインバータ回路の出力を調整して調光可能にす
る場合でも、スイッチング損失を低減できる。
【0032】請求項の発明は、放電灯点灯装置である
が、請求項の発明と同じ効果を有し、放電灯を良好に
点灯しながら、電源に対し高調波を出さない。
【0033】請求項の発明は、照明装置であるが、請
求項の発明と同じ効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置の一実施例の外観を示す斜視
図。
【図2】本発明の放電灯点灯装置の一実施例を示す回路
図。
【図3】本発明の放電灯点灯装置の他の実施例を示す回
路図。
【図4】本発明の放電灯点灯装置の他の実施例を示す回
路図。
【図5】放電灯点灯装置の動作を示す波形図。 (a)電界効果トランジスタQ21のドレイン、ソース
電圧 (b)電界効果トランジスタQ21のドレイン電流 (c)共振用コンデンサC14の出力電流 (d)入力巻線Tr11aの出力電流 (e)電界効果トランジスタQ21のゲート、ソース電
【図6】本発明の放電灯点灯装置の他の実施例を示す回
路図。
【図7】放電灯点灯装置の動作を示す波形図。 (a)主スイッチング素子Q11のスイッチング動作 (b)補助スイッチング素子Q12のスイッチング動作
【図8】従来例の放電灯点灯装置を示す回路図。
【符号の説明】
11 照明器具本体 21 整流手段 22 昇圧回路 23 高周波発生回路(インバータ回路) 24 制御装置 C12 第1の蓄電手段 C13 第2の蓄電手段 C14 共振用コンデンサ FL 蛍光ランプ Q11 主スイッチング素子 Q12 補助スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02M 7/48 H02M 7/537 H05B 41/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源電圧を整流する整流手段と; この整流手段の出力端に設けられた第1の蓄電手段と; 整流手段および第1の蓄電手段の出力側に設けられ、入
    力される直流電圧をスイッチングする主スイッチング素
    子を有し、この主スイッチング素子に直列に接続された
    インダクタと主スイッチング素子に並列に接続された共
    振コンデンサを共振させて高周波電圧を発生する一石式
    インバータ回路と; 前記インダクタに対して直列に接続され、主スイッチン
    グ素子がオフしたときの共振電流は流し、その反転電流
    は流さないように動作する補助スイッチング素子と; 主スイッチング素子のオン期間に蓄電されるように配設
    された第2の蓄電手段と; 整流手段の出力電圧が低下した期間における主スイッチ
    ング素子のオフ期間に第2の蓄電手段に蓄電された電気
    エネルギーを第1の蓄電手段に供給する昇圧回路と; 整流手段の出力電圧が第2の蓄電手段の電圧よりも低下
    した期間に第1の蓄電手段の電気エネルギーをインバー
    タ回路に出力する出力回路と; 主スイッチング素子が実質的に零電圧スイッチングを行
    う所定の周波数で主スイッチング素子を制御すると共
    に、そのオンデューティを変化させてインバータ回路の
    出力を調整して調光可能にする制御装置と; を備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電源装置と; この電源装置の高周波出力により付勢される放電灯と; を備えたことを特徴とする放電灯点灯装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の放電灯点灯装置と; 放電灯点灯装置を配設した照明装置本体と; を備えたことを特徴とする照明装置。
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