JPH0686561A - 電源装置、放電灯点灯装置および照明装置 - Google Patents

電源装置、放電灯点灯装置および照明装置

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JPH0686561A
JPH0686561A JP5157735A JP15773593A JPH0686561A JP H0686561 A JPH0686561 A JP H0686561A JP 5157735 A JP5157735 A JP 5157735A JP 15773593 A JP15773593 A JP 15773593A JP H0686561 A JPH0686561 A JP H0686561A
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JP
Japan
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capacitor
voltage
inverter
power supply
rectifying
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JP5157735A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kakiya
勉 垣谷
Minaki Aoike
青池南城
Kenichi Inui
健一 乾
Hirokazu Otake
大武寛和
Keiji Takahashi
高橋啓二
Kazutoshi Mita
三田一敏
Noriyuki Kitamura
北村紀之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】平滑化直流電源をインバ−タに供給できなが
ら、入力力率が高くかつ入力電流波形の歪も小さい電源
装置を構成簡単かつ安価に提供すること。 【構成】交流電源電圧を全波整流する整流装置20と、こ
の整流装置20の出力端間に設けられた第1の畜電装置21
と、整流装置の入力端間に設けられた第2の畜電装置22
と、入力される直流電圧をスイッチングするスイッチン
グ装置4 を有すると共に、整流装置20および第1の畜電
装置21の出力側に設けられて交流電源よりも高い周波数
の電圧を発生するインバータ2 と、スイッチング装置4
のオン期間に畜電されるように配設された第3の畜電装
置25と、整流装置20の出力電圧が低下した期間における
スイッチング装置4 のオフ期間に第3の畜電装置25に畜
電された電気エネルギーを第1の畜電装置21に供給する
昇圧回路とを備え、整流装置20の出力電圧が第3の畜電
装置25の電圧よりも低下した期間に第1および第2の畜
電装置21,22 から電気エネルギーをインバータ2 に供給
することを特徴とする電源装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電圧から高周波電
圧を発生するようにした電源装置、放電灯点灯装置およ
びこの放電灯点灯装置を用いた照明装置に関する。
【0003】
【従来の技術】従来、直流電圧から高周波電圧を発生す
るようにした電源装置として、たとえば図15に示すよ
うに特開昭59-148578 号公報のものが提案されている。
このものにおいて、eは商用交流電源のような交流電
源、1 は整流装置であり、2 は前記整流装置1 の出力電
圧を高周波電圧に変換するインバ−タである。図15に
おけるインバ−タ2 は、並列共振回路3 およびスイッチ
ング装置4 としてのトランジスタを有してなるものであ
る。5 は負荷としてのけい光ランプであり、各フィラメ
ントの非電源側端子間には始動用のコンデンサ6 が接続
されている。7 は補助直流電源であって、前記整流装置
1 からの出力電圧の瞬時値が所定値より低い谷部の期間
に、前記整流装置1 に代わって前記インバ−タ2 に直流
電圧を供給するものである。図15のものは、コンデン
サ8 およびアイソレ−ト用のダイオ−ド9 の直列回路を
前記インバ−タ2 の入力端間に接続するとともに、イン
バ−タ2 の並列共振回路3 およびスイッチング装置4 の
中間と前記コンデンサ8 およびアイソレ−ト用のダイオ
−ド9 の中間との間に逆流防止用のダイオ−ド10および
限流用のインピ−ダンス装置1 1 としてのインダクタを
設けてなるものである。この従来装置の作用を説明す
る。交流電源eの出力電圧波形は図16(a)に示すと
おりであり、整流装置1 の出力電圧波形は同図(b)と
なる。インバ−タ2 は、基本的にはこのような整流装置
1 の出力電圧を供給されて作動し、たとえば数十KHz
の高周波電圧を発生するのであるが、整流装置1 からの
出力電圧の瞬時値が所定値より高い山部の期間であっ
て、スイッチング装置4 のオン期間には、整流装置1 の
正側出力端−コンデンサ8 −逆流防止用のダイオ−ド10
−限流インピ−ダンス装置11−スイッチング装置4 −整
流装置1 の負側出力端の経路で電流が流れて前記コンデ
ンサ8 を充電する。そして、前記整流装置1 からの出力
電圧の瞬時値が所定値より低い谷部の期間になると、す
なわち、補助直流電源7のコンデンサ8 −およびアイソ
レ−ト用のダイオ−ド9 の直列回路の両端電圧が前記整
流装置1 からの出力電圧の瞬時値より高い期間になる
と、前記インバ−タ2 には前記補助直流電源7 からコン
デンサ8 −並列共振回路3 −スイッチング装置4 −アイ
ソレ−ト用のダイオ−ド9 の経路で電圧が供給される。
したがって、前記インバ−タ2 への供給電圧波形は、図
16(c)のようになる。また、整流装置1 への入力電
流波形は図16(d)のようになる。
【0004】このように、インバ−タ2 への入力電圧が
整流波形の谷部を埋めた疑似的に平滑した電圧となるた
め、インバ−タ2 の高周波出力は整流しただけの脈流電
圧を供給された場合のように包絡線に一旦零電圧まで低
下する部分を持たないことになる。したがって、負荷が
けい光ランプのような放電灯の場合、脈流電圧の1サイ
クル毎に消弧して次のサイクルで再点弧するといったこ
とがなく、発光効率を高めることができるものである。
しかも、整流装置の出力端間に単に平滑コンデンサを設
けただけのものに比し、入力力率を格段に向上できるも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のものは、上述の
ように、入力力率をそれほど低下させることなく、ある
程度平滑された直流電圧をインバ−タに供給できるもの
である。
【0006】しかしながら、入力電流波形は図16
(d)に示すように、略矩形波であって、正弦波と異な
りかなり高調波成分を含んだものであった。これは、補
助直流電源からインバ−タに給電している期間は交流電
源からの入力電流が停止されることによる。このため、
近時特に要求が高まってきた低歪入力電流波形に適合し
得ないものである。なお、入力電流を歪ませる(高調波
成分を含む)と、交流電源に接続された他の機器に対す
る供給電圧を歪ませるといった問題を呈する。
【0007】本発明は、このような従来装置の課題を解
決するためになされたもので、平滑化直流電圧をインバ
−タに供給できながら、入力力率が高くかつ入力電流波
形の歪も小さい電源装置を構成簡単で安価に提供するこ
とを目的とするものである。また、本発明は、上記のよ
うに平滑化直流電圧をインバ−タに供給できながら、入
力力率が高くかつ入力電流波形の歪も小さい放電灯点灯
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】さらに、本発明は、放電灯を効率よく点灯
でき、かつ、入力力率が高くかつ入力電流波形の歪も小
さい照明装置を提供することを目的とするものである。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、交流電源電圧を全波整流する整流装置と、この整流
装置の出力端間に設けられた第1の畜電装置と、整流装
置の入力端間に設けられた第2の畜電装置と、入力され
る直流電圧をスイッチングするスイッチング装置を有
し、整流装置および第1の畜電装置の出力側に設けられ
て交流電源よりも高い周波数の電圧を発生するインバー
タと、スイッチング装置のオン期間に畜電されるように
配設された第3の畜電装置と、整流装置の出力電圧が低
下した期間におけるスイッチング装置のオフ期間に第3
の畜電装置に畜電された電気エネルギーを第1の畜電装
置に供給する昇圧回路とを備え、整流装置の出力電圧が
第3の畜電装置の電圧よりも低下した期間に第1および
第2の畜電装置から電気エネルギーをインバータに供給
することを特徴とする電源装置である。
【0011】請求項2に記載の発明は、低周波の交流電
源電圧を全波整流する整流装置と、この整流装置の出力
端間に設けられた第1の畜電装置と、整流装置の入力端
間に設けられた第2の畜電装置と、入力される直流電圧
を高周波でスイッチングするスイッチング装置を有し、
整流装置および第1の畜電装置の出力側に設けられて高
周波電圧を発生するインバータと、スイッチング装置の
オン期間に畜電されるように配設された第3の畜電装置
と、この第3の畜電装置と共に共振回路を成し第1の畜
電装置に並列接続された共振回路とを備え、共振回路
は、整流装置の出力電圧が低下した期間におけるスイッ
チング装置のオフ期間に第3の畜電装置に畜電された電
気エネルギーを昇圧して第1の畜電装置に供給すると共
に、整流装置の出力電圧が第3の畜電装置の電圧よりも
低下した期間に第1および第2の畜電装置から電気エネ
ルギーをインバータに供給することを特徴とする電源装
置である。
【0012】請求項3に記載の発明は、低周波の交流電
源電圧を全波整流する整流装置と、この整流装置の出力
端間に設けられ交流電源に対して非平滑作用の第1のコ
ンデンサと、整流装置の入力端間に設けられ第1のコン
デンサより容量が大きな第2のコンデンサと、入力され
る直流電圧を高周波でスイッチングするスイッチング装
置を有し、整流装置および第1のコンデンサの出力側に
設けられて高周波電圧を発生するインバータと、スイッ
チング装置のオン期間に畜電されるように配設された第
3のコンデンサと、この第3のコンデンサと直列に接続
されたインピーダンス装置およびスイッチング素子を含
み、第1のコンデンサに並列接続された共振回路とを備
え、共振回路は、整流装置の出力電圧が低下した期間に
おけるスイッチング装置のオフ期間に第3のコンデンサ
に畜電された電荷を第1のコンデンサに供給して第3の
コンデンサの電圧より高い電圧で第1のコンデンサを充
電すると共に、整流装置の出力電圧が第3のコンデンサ
の電圧よりも低下した期間に第1および第2のコンデン
サがインバータに電力を供給することを特徴とする電源
装置である。
【0013】請求項4記載の発明は、低周波の交流電源
電圧を全波整流する整流装置と、この整流装置の出力端
間に設けられ交流電源に対して非平滑作用の第1のコン
デンサと、整流装置の入力端間に設けられ前記第1のコ
ンデンサより容量が大きな第2のコンデンサと、入力さ
れる直流電圧を高周波で交互にスイッチングする一対の
スイッチング装置を有し、整流装置および第1のコンデ
ンサの出力側に設けられて高周波電圧を発生するインバ
ータと、一対のスイッチング装置の一方のスイッチング
装置のオン期間に充電されるように配設された第3のコ
ンデンサと、この第3のコンデンサと直列に接続された
インピ−ダンス装置およびスイッチング素子を含み、第
1のコンデンサに並列接続された共振回路とを備え、共
振回路は、整流装置の出力電圧が低下した期間における
一方のスイッチング装置のオフ期間に第3のコンデンサ
に充電された電荷を第1のコンデンサに供給して第3の
コンデンサの電圧より高い電圧で第1のコンデンサを充
電すると共に、整流装置の出力電圧が第3のコンデンサ
の電圧よりも低下した期間に第1および第2のコンデン
サが前記インバータに電力を供給することを特徴とする
電源装置である請求項5に記載の発明は、少なくとも隣
合う一対が応答速度が速いダイオ−ドからなり、低周波
の交流電源電圧を全波整流する整流装置と、この整流装
置の出力端間に設けられた低周波電圧に対して非平滑作
用の第1のコンデンサと、整流装置の入力端間に設けら
れた第1のコンデンサより容量が大きい第2のコンデン
サと、入力される直流電圧を高周波でスイッチングする
少なくとも1個のスイッチング装置を有し、整流装置お
よび第1のコンデンサの出力側に設けられて高周波電圧
を発生するインバ−タと、互いに直列接続されたコンデ
ンサ、インピ−ダンス装置およびスイッチング素子を含
み、第1のコンデンサに並列的に設けられ、スイッチン
グ装置のオン期間にこのスイッチング装置およびインピ
−ダンス装置を介してコンデンサが充電されるととも
に、整流装置の出力電圧の波高値が所定値より小さい谷
部の期間におけるスイッチング装置のオフ期間にコンデ
ンサの電荷をインピ−ダンス装置およびスイッチング素
子を介して第1のコンデンサに供給する直列回路とを具
備したことを特徴とする電源装置である。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5のいずれか一記載の電源装置と、この電源装置の
インバータ出力により点灯される放電灯とを具備したこ
とを特徴とする放電灯点灯装置である。
【0015】さらに、請求項7に記載の発明は、照明器
具本体と、この照明器具本体に収容された請求項1乃至
請求項5のいずれか一記載の電源装置と、この電源装置
のインバータの出力に電気的接続され、照明器具本体に
取着された放電灯とを具備したことを特徴とする照明装
置である。
【0016】
【作用】請求項1に記載の発明は、整流装置の出力電圧
が相対的に大きな期間にはこの整流装置の出力電圧がイ
ンバ−タに供給される。また、この期間、第3の畜電装
置はインバ−タのスイッチング装置のオン期間に、整流
装置の出力により畜電される。
【0017】次に整流装置の出力電圧が相対的に小さい
期間になると、インバ−タのスイッチング装置がオフし
ている間に第3の畜電装置が昇圧回路を介して第1の畜
電装置に電気エネルギーを供給し、高電圧で第1の畜電
装置を畜電させる。ついで、インバ−タのスイッチング
装置がオンすると、まず、高電圧で畜電されている第1
の畜電装置に蓄えられた電気エネルギーがインバ−タに
供給される。そして、第1の畜電装置の出力電圧が放電
により低下して第2の畜電装置の両端電圧より低下しよ
うとすると、第2の畜電装置からインバ−タに電力を供
給するようになる。この間第3の畜電装置は、昇圧回路
に阻止されることによって、実質的にインバ−タに電力
を供給しない。
【0018】したがって、インバ−タには、前記第1の
畜電装置によって整流装置の出力電圧の所謂谷部を埋め
られた電圧が供給されるようになり、また、第2の畜電
装置からインバ−タに電力を供給する期間は交流電源か
ら入力電流が流れることになる。このため、交流電源か
らの入力電流は、低周波的には連続的でかつ正弦波状と
なり、インバ−タへの供給電圧の平滑化、入力力率の向
上を達成しながら、入力電流に含まれる高調波成分を少
なくできる。
【0019】なお、スイッチング装置のオン時に交流電
源から高周波で間欠的に流れようとする電流の高周波成
分は、必要であれば、周知の高周波阻止フィルタを適宜
用いることによって、容易に除去できるものである。
【0020】請求項2に記載の発明も同様に、整流装置
の出力電圧が大きな期間にはこの整流装置の出力がイン
バ−タに供給され、また第3の畜電装置はインバ−タの
スイッチング装置のオン期間に、整流装置の出力により
畜電される。
【0021】次に整流装置の出力電圧が小さい期間にな
ると、インバ−タのスイッチング装置のオフ期間に第3
の畜電装置に畜電された電気エネルギーは、第1の畜電
装置に並列接続された共振回路により第1の畜電装置に
供給され、共振作用による高電圧で第1の畜電装置を畜
電させる。ついで、インバ−タのスイッチング装置がオ
ンすると、請求項1記載の発明と同じく、高電圧で畜電
されている第1の畜電装置に蓄えられた電気エネルギー
がインバ−タに供給され、第1の畜電装置の出力電圧が
低下して第2の畜電装置の両端電圧より低下しようとす
ると、第2の畜電装置からインバ−タに電力を供給する
ようになる。
【0022】そのため、交流電源からの入力電流は、低
周波的には連続的でかつ正弦波状となり、インバ−タへ
の供給電圧の平滑化、入力力率の向上を達成しながら、
入力電流に含まれる高調波成分を少なくできる。
【0023】請求項3および請求項4に記載の発明につ
いても、整流装置の出力電圧が相対的に大きな期間には
この整流装置の出力電圧がインバ−タに供給され、この
間、第3のコンデンサはスイッチング装置のオン期間
に、整流装置の出力により畜電される。
【0024】次に整流装置の出力電圧が小さい期間にな
ると、第3のコンデンサ、インピーダンス装置およびス
イッチング素子からなる直列回路が第1のコンデンサと
並列共振回路を形成するように接続されているため、イ
ンバ−タのスイッチング装置がオフしている間に、第3
のコンデンサは放電して、高電圧で第1のコンデンサを
充電させる。ついで、インバ−タのスイッチング装置が
オンすると、高電圧で充電している第1のコンデンサの
充電電荷により電力がインバ−タに供給される。そし
て、第1のコンデンサの放電電圧が第2のコンデンサの
両端電圧より低下しようとすると、第2のコンデンサが
放電しインバ−タに電力を供給するようになる。この間
第3のコンデンサは、直列接続されたインピーダンス装
置に阻止されることによって、実質的にインバ−タに電
力を供給しない。
【0025】したがって、交流電源からの入力電流は、
連続的でかつ正弦波状となり、インバ−タへの供給電圧
の平滑化、入力力率の向上を達成しながら、入力電流に
含まれる高調波成分を少なくできる。
【0026】請求項5に記載の発明も同じく、整流装置
の出力電圧が相対的に大きい山部の期間にはこの整流装
置の出力電圧がインバ−タに供給される。また、この山
部の期間、直列回路のコンデンサはインバ−タのスイッ
チング装置のオン期間に、このスイッチング装置を介し
て整流装置の出力により充電される。このコンデンサの
充電電圧値は、主としてインピ−ダンス装置との分圧比
にて決定される。
【0027】整流装置の出力電圧が相対的に小さい谷部
の期間になると、インバ−タのスイッチング装置がオフ
期間に直列回路のコンデンサがインピ−ダンス装置およ
びアイソレ−ト用のスイッチング素子を介して第1のコ
ンデンサに充電電荷を供給する。ついで、インバ−タの
スイッチング装置がオンすると、まず、第1のコンデン
サの充電電荷がインバ−タに供給される。そして、第1
のコンデンサの充電電荷が放電により低下して第2のコ
ンデンサの両端電圧より低下しようとすると、今度は第
2のコンデンサからインバ−タに電力を供給するように
なる。この間直列回路のコンデンサは、インピ−ダンス
装置に阻止されることによって、実質的にインバ−タに
電力を供給しない。
【0028】したがって、インバ−タには、第1のコン
デンサによって整流装置の出力電圧の谷部を埋められた
電圧が供給されるようになり、また、第2のコンデンサ
からインバ−タに電力を供給する期間は交流電源から入
力電流が流れることになり、交流電源からの入力電流
は、低周波的には連続的でかつ正弦波状となるため、イ
ンバ−タへの供給電圧の平滑化、入力力率の向上を実現
すると共に入力電流に含まれる高調波成分を少なくでき
る。
【0029】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
記載のいづれか一の電源装置により放電灯を付勢する。
そして、前記インバ−タへの供給電圧は上述したように
疑似的に平滑化されているものである。したがって、放
電灯を脈流電圧の1サイクル毎に消弧、再点弧を繰返す
ことなく連続的に点灯して、発光効率を高めることがで
きるものである。
【0030】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明と同様に発光効率が高い照明装置を提供できるも
のである。
【0031】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の一実施例を図1
を参照して説明する。なお、図15と同じ部分には同じ
符号を付し、説明を省略する。20は交流電源電圧e を全
波整流する全波整流装置であり、本実施例においては、
少なくとも隣合う一対のダイオ−ド (20a と20b 、20
c と20d 、20a と20c 、20b と20d のいずれか1組)と
して応答速度の速いダイオ−ドを使用しており、実質的
に図15のものと異なっているものである。
【0032】ここで、応答速度の速いダイオ−ドとは、
インバ−タ2 の発振周波数の1サイクル期間に対して、
たとえば十分に逆回復時間(trr)が短いものである。
たとえば、インバ−タ2 の発振周波数が20K Hzの場合に
は50マイクロsec 以下、好ましくは10分の1以下の5マイクロs
ec以下のものである。尚、この整流装置20を構成する総
てのダイオ−ドは応答速度の速いものであってもよい
し、本実施例の如く少なくとも隣合う一対のダイオ−ド
(20a と20b 、20c と20d 、20a と20c 、20b と20d の
いずれか1組)が応答速度の速いものであってもよい。
【0033】尚ここで、交流電源より負荷側に向かう順
方向のダイオードを応答速度の速いものを使用した場合
には、ダイオードの逆回復時間に流れる逆方向電流を低
減できるという利点がある。また、負荷側から交流電源
に向かう順方向のダイオードとして応答速度の遅いダイ
オードを使用すると、順方向電圧の低いものが使用でき
その温度上昇を低減できると共に、高速ダイオードを使
用した場合に生じる次の支障を防止できる。すなわち、
図2に示すような電圧位相の時、ダイオード20b,20c が
オン、ダイオード20a,20d がオフであり、ダイオード20
a とダイオード20c の間には、インバータ2 の周波数と
同期した高周波電圧が発生している。この高周波電圧が
0Vとなる直前にダイオード20b,20c がカットオフする
が、ダイオード20c がダイオード20b よりも早くオフす
ると、整流後の脈流電圧、GND電位が不安定になり易
く誤動作が生じる虞がある。したがって、好ましくは、
交流電源より負荷側に向かう順方向に高速ダイオードを
使用し、他の一対のダイオードを低速ダイオードとする
ことが良い。
【0034】この整流装置20の出力端間には、第1の畜
電装置としての第1のコンデンサ21が設けられている。
この第1のコンデンサ21は、交流電源eの周波数の電圧
に対しては実質的に平滑作用しない程度に小容量のもの
に選ばれている。また一方、整流装置20の入力端間に
は、第2の畜電装置として第2のコンデンサ22が設けら
れている。この第2のコンデンサ22の容量は第1のコン
デンサ21のものより大きく選ばれている。
【0035】つぎに、第3の畜電装置であるコンデンサ
25は、たとえばインダクタであるインピ−ダンス装置26
およびダイオ−ド等より成るアイソレート用のスイッチ
ング素子27と直列に接続されて直列回路28を形成し、こ
の直列回路28は第1の畜電装置である第1のコンデンサ
21と並列的に設けられている。そして、インピ−ダンス
装置26とスイッチング素子27との中間を逆流防止用のダ
イオ−ド24を介してインバータのスイッチング装置4 で
あるトランジスタのコレクタに接続している。また、イ
ンバ−タ2 の並列共振回路3 を形成するインダクタンス
成分として漏れ変圧器29を用いており、インバータ2 の
出力はこの出力トランス29を介して放電灯5 に供給され
るように構成されている。
【0036】なお、上記電源装置の構成において、イン
ピ−ダンス装置26を抵抗によって構成してもよく、ま
た、共振回路を成すスイッチング素子27をトランジスタ
のような制御極付スイッチとしもよい。さらに、インバ
ータ2 のスイッチング装置4 に接続されたダイオ−ド24
もトランジスタのようなスイッチとしてもよく、場合に
よっては省略してもよい。
【0037】さらにまた、本実施例ではインバ−タ2 の
並列共振回路3 を形成するインダクタンス成分として漏
れ変圧器29を用いているが、他の共振部品要素を用いて
もよく、また、インバータ2 の出力と放電灯の結合につ
いても直結型とすることもできる。
【0038】また、本実施例のインバ−タ2 の発振制御
回路部は省略されているが、たとえば負荷回路に変流器
の1次巻線を介挿し、その2次巻線出力をスイッチング
装置4 のベ−ス・エミッタ間に供給する等の自励形のも
のや、たとえばIC化された発振器を用いた他励形のも
のでもよいものである。そして、スイッチング素子27と
してトランジスタのような制御極付スイッチを用いた場
合は、制御回路部の信号を利用して、前記スイッチング
装置4 をオンオフするタイミングと逆のタイミングでそ
のスイッチング素子27をオンオフするようにすればよ
い。
【0039】つぎに、本実施例の作用を図3よび図4参
照して説明する。なお、図3時間軸を交流電源電圧の周
波数に合わせ、図4は時間軸をインバ−タ2 の発振周波
数に合わせて作成したものである。まず、整流装置20の
出力電圧がその波高値が相対的に大きい山部の期間にお
いては、整流装置20の出力電圧がインバ−タ2 に供給さ
れて、インバ−タ2 は交流電源よりも高い周波数、たと
えば20KHZ 〜100KHzの高周波電圧を発生してけい光ラン
プ5 を高周波点灯する。また、この期間、スイッチング
装置4 がオン期間には、整流装置2 の正側出力端−コン
デンサ25−インピ−ダンス装置26−ダイオ−ド24−スイ
ッチング装置4 −整流装置2 の負側出力端の経路が形成
され、第3の畜電装置であるコンデンサ25が充電されて
その電圧値は徐々に上昇する。このコンデンサ25の充電
電圧値は、主としてインピ−ダンス装置26との分圧比に
より決定される。なお、このインピ−ダンス装置26は限
流インピ−ダンスとしても作用するものである。
【0040】つぎに、整流装置20の出力電圧の波高値が
相対的に小さい谷部の期間(前記直列回路28の両端電圧
より低くなる期間)になったときについて述べる。イン
バ−タ2 のスイッチング装置4 がオフしている期間に
は、前記直列回路28の第3の畜電装置であるコンデンサ
25の電圧が第1のコンデンサ21の両端電圧より大きくな
ることにより、インピ−ダンス装置26およびスイッチン
グ素子27を介して前記コンデンサ25の電荷が第1のコン
デンサ21に供給される。このとき、前記インダクタであ
るインピ−ダンス装置26および前記第1のコンデンサ21
は直列共振し、第1のコンデンサ21にはコンデンサ25の
電圧値より高い電圧が充電される(図3(c )および図
4(c ))。なお、本実施例において、第1のコンデン
サ21はインバ−タ2 の並列共振回路3 の回生電力にても
若干充電されている。
【0041】スイッチング装置4 がオンすると、共振作
用により高電圧で充電された第1のコンデンサ21が放電
しその電荷がインバ−タ2 に供給される(図4(d
))。この第1のコンデンサ21の放電により、第1の
コンデンサ21の電圧値が第2のコンデンサ22の電圧値よ
り低くなろうとすると、今度は第2のコンデンサ22から
インバ−タ2 に電力供給がなされるようになる(図4
(e ))。この第2のコンデンサ22からインバ−タ2 に
電力供給がなされる期間は、交流電源1 から電力供給し
ていることになり、第2のコンデンサ22は交流電源1 か
らの入力電流を平滑化するフィルタ的役割を行う。この
スイッチング装置4 のオン期間にコンデンサ25からイン
バ−タ2 に実質的に電力供給しないことは上述のとおり
である。
【0042】このような動作をスイッチング装置4 のオ
ンオフに応じて行い、整流装置20の出力の波高値がつぎ
のサイクルの山部に至るまで継続する。これにより、イ
ンバ−タ2 への入力電圧は、全波整流波形の谷部を埋め
られた形状の包絡線を有する電圧となり、平滑化された
電圧となる。したがって、高周波電圧も前記平滑化され
た電圧を高周波交流化したものになる。このため、本実
施例のように、けい光ランプ5 を負荷とするものでは、
けい光ランプ5 を全波整流電圧の各サイクル毎に消灯、
再点弧することなく、連続的に点灯することが可能で、
発光効率を高めることができるものである。
【0043】また、整流装置2 の出力電圧の谷部特に零
電圧付近においても交流電源1 から電流が入力するた
め、交流電源1 からの入力電流波形は連続的でかつ正弦
波に近似したものになる(図3(b))。この結果、入力
力率を高めることができ、同時に入力電流の高調波成分
を低減することができる。なお、図3(a)は交流電源e
の電圧波形であり、同(c)は第1のコンデンサ21の両
端電圧波形、同(d)はスイッチング装置4 の両端電圧波
形である。
【0044】(実施例2)つぎに、本発明の第2の実施
例を図5を参照して説明する。図1と同じあるいは対応
する部分には同じ符号を付してある。20は交流電源電圧
e を全波整流する全波整流装置であり、この整流装置20
の出力端間には、交流電源eの周波数の電圧に対して実
質的に平滑作用しない程度の小容量の第1のコンデンサ
21が設けられ、他方、整流装置20の入力端間には、この
第1のコンデンサ21の容量よりも大きな容量の第2のコ
ンデンサ22が設けられている。
【0045】また、本実施例においては、インバ−タ30
のスイッチング装置として一対の電界効果トランジスタ
31、32を用いている。
【0046】第3のコンデンサ25は、インダクタである
インピ−ダンス装置26およびダイオ−ド等より成るアイ
ソレート用のスイッチング素子27と直列に接続されて直
列回路28を形成しており、このコンデンサ25は一方のス
イッチング装置32がオンしている期間にこのスイッチン
グ装置32を介して充電されるように、その一対の電界効
果トランジスタ31、32の接続中点に直列回路28は逆流防
止用のダイオ−ド24を介して接続されている。
【0047】つぎに、本実施例の作用について説明する
と、前述の実施例と同様に、まず、整流装置20の出力電
圧がその波高値が相対的に大きい山部の期間において
は、整流装置20の出力電圧がインバ−タ2 に供給され
て、インバ−タ2 は交流電源よりも高い周波数、たとえ
ば20KHZ 〜100KHzの高周波電圧を発生してけい光ランプ
5を高周波点灯する。また、スイッチング装置32がオン
期間には、整流装置2 の正側出力端−コンデンサ25−イ
ンピ−ダンス装置26−ダイオ−ド24−スイッチング装置
32−整流装置2 の負側出力端の経路が形成され、第3の
コンデンサ25が充電されてその電圧値は徐々に上昇す
る。
【0048】つぎに、整流装置20の出力電圧の波高値が
相対的に小さい谷部の期間(直列回路28の両端電圧より
低くなる期間)において、インバ−タ2 のスイッチング
装置32がオフしている期間には、直列回路28の第3のコ
ンデンサ25の電圧が第1のコンデンサ21の両端電圧より
大きくなることにより、インピ−ダンス装置26およびス
イッチング素子27を介して第3のコンデンサ25の電荷が
第1のコンデンサ21に供給される。このとき、インダク
タであるインピ−ダンス装置26および第1のコンデンサ
21は直列共振し、第1のコンデンサ21には第3のコンデ
ンサ25の電圧値より高い電圧が充電される。
【0049】そして他方のスイッチング装置31がオンす
ると、高電圧で充電された第1のコンデンサ21が放電し
その電力がインバ−タ2 に供給され、負荷である蛍光ラ
ンプ5 に共振電力が供給される。次に、スイッチング装
置32がオンすると、コンデンサ25−インピ−ダンス装置
26−ダイオ−ド24−スイッチング装置32の経路で第1の
コンデンサ21が放電しインバ−タ2 に電力が供給され負
荷である蛍光ランプ5の共振が継続される。なお、これ
ら動作において、第1のコンデンサ21の放電により、第
1のコンデンサ21の電圧値が第2のコンデンサ22の電圧
値より低くなろうとすると、第2のコンデンサ22からイ
ンバ−タ2 に電力供給がなされるようになる。この第2
のコンデンサ22からインバ−タ2 に電力供給がなされる
期間は、交流電源1 から電力供給していることになり、
第2のコンデンサ22は交流電源1からの入力電流を平滑
化するフィルタ的役割を行う。
【0050】このような動作をスイッチング装置31,32
のオンオフに応じて行い、整流装置20の出力の波高値が
つぎのサイクルの山部に至るまで継続する。これによ
り、インバ−タ2 への入力電圧は、全波整流波形の谷部
を埋められた形状の包絡線を有する電圧となり、平滑化
された電圧となる。したがって、高周波電圧も前記平滑
化された電圧を高周波交流化したものになる。このた
め、本実施例のように、けい光ランプ5 を負荷とするも
のでは、けい光ランプ5 を全波整流電圧の各サイクル毎
に消灯、再点弧することなく、連続的に点灯することが
可能で、発光効率を高めることができるものである。
【0051】(実施例3)つぎに、本発明の第3の実施
例を図6を参照して説明する。図5と同じあるいは対応
する部分には同じ符号を付してある。同図に示すよう
に、整流装置20の出力端間には、第1のコンデンサ21が
設けられ、他方、整流装置20の入力端間には、この第1
のコンデンサ21の容量よりも大きな容量の第2のコンデ
ンサ22が設けられている。また、本実施例においても、
インバ−タ30のスイッチング装置として一対のトランジ
スタ31、32を用いている。第3のコンデンサ25は、イン
ダクタであるインピ−ダンス装置26およびダイオ−ド等
より成るアイソレート用のスイッチング素子27と直列に
接続されて直列回路28を形成しており、このコンデンサ
25は上記実施例2と異なり、スイッチング装置31がオン
している期間にこのスイッチング装置32を介して充電さ
れるように、その一対のトランジスタ31、32の接続中点
に直列回路28は逆流防止用のダイオ−ド24を介して接続
されている。
【0052】つぎに、本実施例の作用について説明する
と、整流装置20の出力電圧がその波高値が相対的に大き
い山部の期間においては、整流装置20の出力電圧がイン
バ−タ2 に供給されて、インバ−タ2 は高周波電圧を発
生してけい光ランプ5 を高周波点灯する。また、スイッ
チング装置31がオン期間には、整流装置2 の正側出力端
−スイッチング装置31−インピ−ダンス装置26−コンデ
ンサ25−整流装置2 の負側出力端の経路が形成され、第
3のコンデンサ25が充電されてその電圧値は徐々に上昇
する。つぎに、整流装置20の出力電圧の波高値が相対的
に小さい谷部の期間において、インバ−タ2 のスイッチ
ング装置31がオフしている期間には、第3のコンデンサ
25の電圧が第1のコンデンサ21の両端電圧より大きくな
ることにより、インピ−ダンス装置26およびスイッチン
グ素子27を介して第3のコンデンサ25の電荷が第1のコ
ンデンサ21に直列共振を伴いながら供給され、高い電圧
で第1のコンデンサ21は充電される。
【0053】そして他方のスイッチング装置32がオンす
ると、上記実施例2の構成においては、第3のコンデン
サ25−インピ−ダンス装置26−ダイオ−ド24−スイッチ
ング装置32の経路が形成されることにより、第1のコン
デンサ21は第3のコンデンサ25を充電することになり、
第1のコンデンサ21の電圧が低下するものの、本実施例
においては、第1のコンデンサ21から第3のコンデンサ
25への充電経路がないため、第1のコンデンサ21の電圧
低下がなく、そのため、平滑率がより一層改善されると
いう利点がある。
【0054】(実施例4)図7は、第4の実施例を示す
ものであるが、図5に示した第2の実施例に対してイン
バ−タ35が分圧用の一対のコンデンサ36、37を有すると
ともに、スイッチング装置38、39としてバイポ−ラ形の
トランジスタを使用し、各スイッチング装置38、39にそ
れぞれ逆向きにダイオ−ド40、41を並列接続したもので
ある。なお、周知のフルブリッジ形のインバ−タを用い
てもよいものである。また、スイッチング装置38、39と
して、電界効果トランジスタを用いてもよい。
【0055】この実施例においても、けい光ランプ5 を
全波整流電圧の各サイクル毎に消灯、再点弧することな
く、連続的に点灯することが可能で、発光効率を高める
ことができるものである。
【0056】(実施例5)図8は第5の実施例を示すも
のである。図5と同じあるいは対応する部分には同じ符
号を付してある。本実施例は図5の実施例に対して、直
列回路28' のコンデンサ25がインバ−タ30' の一方のス
イッチング装置31を介して充電されるようになされたも
のである。すなわち、スイッチング装置31がオン期間に
は、整流装置2 の正側出力端−スイッチング装置31−ダ
イオ−ド24−インピ−ダンス装置26−コンデンサ25−整
流装置2 の負側出力端の経路が形成され、第3の畜電装
置であるコンデンサ25が充電されるものである。この実
施例においても、整流装置20の出力電圧の波高値が相対
的に小さい谷部の期間(直列回路28の両端電圧より低く
なる期間)において、インバ−タ2 のスイッチング装置
31がオフしている期間には、第3のコンデンサ25の電圧
が第1のコンデンサ21の両端電圧より大きくなることに
より、共振作用を伴いながらインピ−ダンス装置26およ
びスイッチング素子27を介して第3のコンデンサ25の電
荷が第1のコンデンサ21に供給され、第1のコンデンサ
21には第3のコンデンサ25の電圧値より高い電圧が充電
される。そしてスイッチング装置31,32 が交互にオンす
ると、共振作用により高電圧で充電された第1のコンデ
ンサ21が放電しその電荷がインバ−タ2 に供給される。
このとき、第1のコンデンサ21の電圧値が第2のコンデ
ンサ22の電圧値より低くなろうとすると、今度は第2の
コンデンサ22からインバ−タ2 に電力供給がなされるよ
うになる。この第2のコンデンサ22からインバ−タ2 に
電力供給がなされる期間は、交流電源1 から電力供給し
ていることになり、第2のコンデンサ22は交流電源1 か
らの入力電流を平滑化するフィルタ的役割を行う。
【0057】したがって、インバ−タ2 への入力電圧
は、全波整流波形の谷部を埋められた形状の包絡線を有
する電圧、換言すれば、平滑化された電圧となり、よっ
て高周波電圧も平滑化された電圧を高周波交流化したも
のになる。
【0058】(実施例6)さらに、図9はインバ−タ45
として、一対のスイッチング装置46、47を有する並列形
のインバ−タを用いた第6の実施例を示すものである。
このインバ−タ45もそれ自体は周知である。本実施例に
おいても、直列回路28のコンデンサ25は一方のスイッチ
ング装置47のみを介して充電されるようになっている。
その他の構成および作用はこれまでの記述から容易に理
解できるので、説明を省略する。
【0059】なお、図9の実施例において、定電流用の
インダクタLは整流装置20の負出力端側に設けるように
してもよいものである。
【0060】(実施例7)つぎに、本発明の第7の実施
例を図10を参照して説明する。図5と同じあるいは対
応する部分には同じ符号を付してある。20は交流電源電
圧e を全波整流する全波整流装置であり、この整流装置
20の出力端間には、交流電源eの周波数の電圧に対して
実質的に平滑作用しない程度の小容量の第1のコンデン
サ21が設けられ、他方、整流装置20の入力端間には、こ
の第1のコンデンサ21の容量よりも大きな容量の第2の
コンデンサ22が設けられている。
【0061】また、本実施例においては、インバ−タ30
のスイッチング装置として一対のトランジスタ31、32を
用いている。
【0062】第3のコンデンサ25は、インダクタである
インピ−ダンス装置26およびダイオ−ド等より成るアイ
ソレート用のスイッチング素子27と直列に接続されて直
列回路28を形成しており、このコンデンサ25は一方のス
イッチング装置32がオンしている期間にこのスイッチン
グ装置32を介して充電されるように、その一対のトラン
ジスタ31、32の接続中点に直列回路28は逆流防止用のダ
イオ−ド24を介して接続されている。
【0063】また、一対のトランジスタ31、32のスイッ
チングを制御する駆動制御回路50は、整流装置20の出力
電圧値に応じて、そのスイッチング装置31,32 の駆動周
波数とPWMのオン時間を制御可能に構成されたもので
あり、その出力は、一対のトランジスタ31、32の制御極
に一方は反転装置を介して出力されている。
【0064】つぎに、本実施例の作用について説明する
と、前述の実施例と同様にスイッチング装置32がオン期
間には、整流装置2 の正側出力端−コンデンサ25−イン
ピ−ダンス装置26−ダイオ−ド24−スイッチング装置32
−整流装置2 の負側出力端の経路が形成され、第3のコ
ンデンサ25が充電されてその電圧値は徐々に上昇する。
つぎに、整流装置20の出力電圧の波高値が相対的に小さ
い谷部の期間になったとき、インバ−タ2 のスイッチン
グ装置32がオフしている期間には、インピ−ダンス装置
26およびスイッチング素子27を介して第3のコンデンサ
25の電荷が直列共振を伴い第1のコンデンサ21に供給さ
れ、高い電圧でその第1のコンデンサ21が充電される。
したがって、整流装置20の出力電圧の波高値が相対的に
小さい谷部の期間においては、インバ−タ2 に対して、
この第1のコンデンサ21および第2のコンデンサ22から
電力供給がなされるようになり、したがって、交流電源
電圧波形の各半サイクルのほぼ全期間に亘り入力電流が
連続的に流れることになる。 また、スイッチング装置
の駆動周波数を高くして調光を行うものにあっては、第
1のコンデンサ21から負荷である蛍光ランプ5 に供給す
る電力が小さくなり、それに伴ってその電圧が全波整流
波形の谷部においても残存することになるため、入力電
流に休止期間が生じて入力力率の低下を誘発するもの
の、本実施例によれば、調光時にはスイッチング装置の
駆動周波数を上げると共にそのスイッチング装置のオン
デューティを小さくするように制御しているため、蛍光
ランプ5に供給する電力を小さくする調光時に、第1の
コンデンサ21の電圧が残存することがなく、交流電源電
圧波形の各半サイクルのほぼ全期間に亘り入力電流が連
続的に流れることになるという利点がある。
【0065】(実施例8)つぎに、本発明の第8の実施
例を図11を参照して説明する。図1に実施例1として
示した実施例との違いは、第1のコンデンサ21と直列に
インダクタ51を接続した点である。このように構成すれ
ば、スイッチング装置4 がオフ時に第1のコンデンサ21
に帰還しきれない電流が、そのスイッチング装置4 のオ
ン期間に漏れ変圧器と並列接続された共振コンデンサに
流れた場合に生ずる共振現象に起因した直流電圧VDCの
昇圧が起きても、この昇圧された期間では、第1のコン
デンサ21に接続されたインダクタ51にその放電が阻止さ
れ、電圧が下がり始めた時から、徐々に第1のコンデン
サ21の放電が開始されることになるため、昇圧期間にお
ける第1のコンデンサ21からの放電に起因したスイッチ
ング装置4 の動作損失を低減することができるという効
果もある。
【0066】(実施例9)つぎに、本発明の第9の実施
例を図12を参照して説明する。前述の実施例との違い
は、蛍光ランプ5 の短絡時、またはランプの始動時にイ
ンバータ2 の入力電圧が高くなることを防止するため
に、直流電圧VDCが所定電圧値以上になった場合、パワ
ーフィードバック(PF)回路、すなわち、第1のコン
デンサ21を含む整流装置20の出力端間に設けられた回路
を短絡してコンデンサインプット形にすることを特徴と
するものである。
【0067】つまり、同図に示すように、第1のコンデ
ンサ21は、制御極にツェナーダイオード52が接続された
例えば電界効果トランジスタ等よりなるスイッチング素
子53と並列に接続されるように構成されているものであ
る。
【0068】このように構成すれば、直流電圧VDCが予
め定められたツェナー電圧以上になると、スイッチング
素子53が導通してパワーフィードバック(PF)回路を
短絡するため、例えば蛍光ランプ5 の短絡時やランプの
始動時にインバータ2 の入力電圧が高くなることを防止
でき、そのため、インバータ2 のスイッチング装置4の
破損等を防止できる利点がある。
【0069】(実施例10)つぎに、本発明の第10の
実施例を図13を参照して説明する。上記の実施例と同
じく、負荷の変動や電源電圧の変動により、インバータ
2 の入力電圧が高くなることを防止するために構成した
ものであり、第1のコンデンサの両端間電圧が所定電圧
値以上になった時に短絡するサイリスタ素子54をダイオ
ード55と逆並列に接続して介挿したことを特徴とするも
のである。
【0070】この実施例においても、第1のコンデンサ
の電圧が所定電圧値以上になった場合、サイリスタ素子
54により短絡されてインバータ2 の過入力を防止するこ
とができるため、インバータ2 のスイッチング装置4 の
破損等を防止できるものである。
【0071】(実験例)つぎに、実験例を示す。図1の
回路構成において、 交流電源:200V(実効値)、50Hz 負荷 :40Wけい光ランプ2灯直列 インバ−タ発振周波数:約45KHz 整流装置のダイオ−ドの逆回復時間:5マイクロsec 以
下 第1のコンデンサ:0.022マイクロF 第2のコンデンサ:0.22マイクロF 直列回路のコンデンサ:33マイクロF インピ−ダンス装置:1mH であるとき、入力電流波形は、図3(b)のようにな
り、入力電流の低歪化を達成できた。また、同様条件
で、第1のコンデンサを0.022マイクロFとし第2
のコンデンサを0.047マイクロF、あるいは第1の
コンデンサを0.022マイクロFとし第2のコンデン
サを0.47マイクロFとした場合等であっても、入力
電流の低歪化を達成できた。
【0072】第14図は、本発明にかかる照明器具の一
実施例を示すものである。70は器具本体であり、この器
具本体70内に本発明による放電灯点灯装置71が設けられ
ている。72は放電灯で、前記放電灯点灯装置71にて点灯
されるものである。73、73はランプソケットである。な
お、第8図のものは、一例を示すに過ぎず器具の形状、
灯数等各種変更可能なことは言うまでもないことであ
る。
【0073】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲にて変形
可能なものである。そして、上述した各種の実施例も相
互に適宜組合せあるいは置換可能である。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の電源装置
によれば、交流電源から交流電源電圧波形の各半サイク
ルのほぼ全期間、入力電流が連続的に流れ、その波形は
正弦波に近似したものとなり、このため、インバ−タへ
の供給電圧の平滑化、入力力率の向上を達成しながら、
入力電流に含まれる高調波成分を少なくできる。しか
も、部品点数が少なく、かつ、構成が簡単であるから、
小形で安価に提供できる。
【0075】また、本発明の放電灯点灯装置によれば、
放電灯を脈流電圧の1サイクル毎に消灯、再点弧を繰返
すことなく連続的に点灯して、発光効率を高めることが
できるものである。
【0076】さらに、本発明の照明装置によれば、放電
灯が脈流電圧の1サイクル毎に消灯、再点弧を繰返すこ
となく連続的に点灯するため、発光効率を高めることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図
【図2】図1に示した整流装置の動作を示す回路図
【図3】図1に示した実施例の作用を示す電圧および電
流波形図
【図4】図1示した実施例の作用を時間軸を拡大して示
す電圧および電流波形図
【図5】本発明の第2の実施例を示す回路図
【図6】本発明の第3の実施例を示す回路図
【図7】本発明の第4の実施例を示す回路図
【図8】本発明の第5の実施例を示す回路図
【図9】本発明の第6の実施例を示す回路図
【図10】本発明の第7の実施例を示す回路図
【図11】本発明の第8の実施例を示す回路図
【図12】本発明の第9の実施例を示す回路図
【図13】本発明の第10の実施例を示す回路図
【図14】本発明にかかる照明装置の一例を模式的に示
す平面図
【図15】従来の放電灯点灯装置を示す回路図
【図16】図15に示した放電灯点灯装置の作用を示す
電圧および電流波形図
【符号の説明】
e…交流電源、 1 、20…整流装置、 2 、30、3
5、45…インバ−タ、4 、31、32、38、39、46、47…ス
イッチング装置 5 、72…放電灯、 70…照明器具本体、 71…放電
灯点灯装置 21…第1の畜電装置、第1のコンデンサ、22…第2の畜
電装置、第2のコンデンサ、25…第3の畜電装置、第3
のコンデンサ、26…インダクタ、 27…スイッチング
素子、 28…直列回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大武寛和 東京都港区三田一丁目4番28号 東芝ライ テック株式会社内 (72)発明者 高橋啓二 東京都港区三田1丁目4番28号 東芝ライ テック株式会社内 (72)発明者 三田一敏 東京都港区三田1丁目4番28号 東芝ライ テック株式会社内 (72)発明者 北村紀之 東京都港区三田1丁目4番28号 東芝ライ テック株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源電圧を全波整流する整流装置と、 この整流装置の出力端間に設けられた第1の畜電装置
    と、 前記整流装置の入力端間に設けられた第2の畜電装置
    と、 入力される直流電圧をスイッチングするスイッチング装
    置を有し、前記整流装置および前記第1の畜電装置の出
    力側に設けられて前記交流電源よりも高い周波数の電圧
    を発生するインバータと、 前記スイッチング装置のオン期間に畜電されるように配
    設された第3の畜電装置と、 前記整流装置の出力電圧が低下した期間における前記ス
    イッチング装置のオフ期間に前記第3の畜電装置に畜電
    された電気エネルギーを前記第1の畜電装置に供給する
    昇圧回路と、 を備え、 前記整流装置の出力電圧が前記第3の畜電装置の電圧よ
    りも低下した期間に前記第1および第2の畜電装置から
    電気エネルギーを前記インバータに供給することを特徴
    とする電源装置。
  2. 【請求項2】低周波の交流電源電圧を全波整流する整流
    装置と、 この整流装置の出力端間に設けられた第1の畜電装置
    と、 前記整流装置の入力端間に設けられた第2の畜電装置
    と、 入力される直流電圧を高周波でスイッチングするスイッ
    チング装置を有し、前記整流装置および前記第1の畜電
    装置の出力側に設けられて高周波電圧を発生するインバ
    ータと、 前記スイッチング装置のオン期間に畜電されるように配
    設された第3の畜電装置と、 この第3の畜電装置と共に共振回路を成し前記第1の畜
    電装置に並列接続された共振回路とを備え、 前記共振回路は、前記整流装置の出力電圧が低下した期
    間における前記スイッチング装置のオフ期間に前記第3
    の畜電装置に畜電された電気エネルギーを昇圧して前記
    第1の畜電装置に供給すると共に、前記整流装置の出力
    電圧が前記第3の畜電装置の電圧よりも低下した期間に
    前記第1および第2の畜電装置から電気エネルギーを前
    記インバータに供給することを特徴とする電源装置。
  3. 【請求項3】低周波の交流電源電圧を全波整流する整流
    装置と、 この整流装置の出力端間に設けられ前記交流電源に対し
    て非平滑作用の第1のコンデンサと、 前記整流装置の入力端間に設けられ前記第1のコンデン
    サより容量が大きな第2のコンデンサと、 入力される直流電圧を高周波でスイッチングするスイッ
    チング装置を有し、前記整流装置および前記第1のコン
    デンサの出力側に設けられて高周波電圧を発生するイン
    バータと、 前記スイッチング装置のオン期間に充電されるように配
    設された第3のコンデンサと、 この第3のコンデンサと直列に接続されたインピ−ダン
    ス装置およびスイッチング素子を含み、前記第1のコン
    デンサに並列接続された共振回路とを備え、 前記共振回路は、前記整流装置の出力電圧が低下した期
    間における前記スイッチング装置のオフ期間に前記第3
    のコンデンサに充電された電荷を前記第1のコンデンサ
    に供給して前記第3のコンデンサの電圧より高い電圧で
    前記第1のコンデンサを充電すると共に、前記整流装置
    の出力電圧が前記第3のコンデンサの電圧よりも低下し
    た期間に前記第1および第2のコンデンサが前記インバ
    ータに電力を供給することを特徴とする電源装置。
  4. 【請求項4】低周波の交流電源電圧を全波整流する整流
    装置と、 この整流装置の出力端間に設けられ前記交流電源に対し
    て非平滑作用の第1のコンデンサと、 前記整流装置の入力端間に設けられ前記第1のコンデン
    サより容量が大きな第2のコンデンサと、 入力される直流電圧を高周波で交互にスイッチングする
    一対のスイッチング装置を有し、前記整流装置および前
    記第1のコンデンサの出力側に設けられて高周波電圧を
    発生するインバータと、 前記一対のスイッチング装置の一方のスイッチング装置
    のオン期間に充電されるように配設された第3のコンデ
    ンサと、 この第3のコンデンサと直列に接続されたインピ−ダン
    ス装置およびスイッチング素子を含み、前記第1のコン
    デンサに並列接続された共振回路とを備え、 前記共振回路は、前記整流装置の出力電圧が低下した期
    間における前記一方のスイッチング装置のオフ期間に前
    記第3のコンデンサに充電された電荷を前記第1のコン
    デンサに供給して前記第3のコンデンサの電圧より高い
    電圧で前記第1のコンデンサを充電すると共に、前記整
    流装置の出力電圧が前記第3のコンデンサの電圧よりも
    低下した期間に前記第1および第2のコンデンサが前記
    インバータに電力を供給することを特徴とする電源装
    置。
  5. 【請求項5】少なくとも隣合う一対が応答速度が速いダ
    イオ−ドからなり、低周波の交流電源電圧を全波整流す
    る整流装置と、 この整流装置の出力端間に設けられた低周波電圧に対し
    て非平滑作用の第1のコンデンサと、 前記整流装置の入力端間に設けられた前記第1のコンデ
    ンサより容量が大きい第2のコンデンサと、 入力される直流電圧を高周波でスイッチングする少なく
    とも1個のスイッチング装置を有し、前記整流装置およ
    び前記第1のコンデンサの出力側に設けられて高周波電
    圧を発生するインバ−タと、 互いに直列接続されたコンデンサ、インピ−ダンス装置
    およびスイッチング素子を含み、前記第1のコンデンサ
    に並列的に設けられ、前記スイッチング装置のオン期間
    にこのスイッチング装置および前記インピ−ダンス装置
    を介して前記コンデンサが充電されるとともに、前記整
    流装置の出力電圧の波高値が所定値より小さい谷部の期
    間における前記スイッチング装置のオフ期間に前記コン
    デンサの電荷を前記インピ−ダンス装置および前記スイ
    ッチング素子を介して前記第1のコンデンサに供給する
    直列回路と、 を具備したことを特徴とする電源装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれか一記載の
    電源装置と、 この電源装置のインバータ出力により点灯される放電灯
    と、 を具備したことを特徴とする放電灯点灯装置。
  7. 【請求項7】照明器具本体と、 この照明器具本体に収容された請求項1乃至請求項5の
    いずれか一記載の電源装置と、 この電源装置のインバータの出力に電気的接続され、前
    記照明器具本体に取着された放電灯と、 を具備したことを特徴とする照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009512407A (ja) * 2005-10-05 2009-03-19 フォルヴェルク・ウント・ツェーオー、インターホールディング・ゲーエムベーハー 定電圧電源回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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