JP3419101B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール

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JP3419101B2
JP3419101B2 JP22129694A JP22129694A JP3419101B2 JP 3419101 B2 JP3419101 B2 JP 3419101B2 JP 22129694 A JP22129694 A JP 22129694A JP 22129694 A JP22129694 A JP 22129694A JP 3419101 B2 JP3419101 B2 JP 3419101B2
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱材を用いた太陽電
池モジュールとそれに用いる太陽電池パネルの構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、地球環境問題に対する取り組みの
一環として、一般家庭における太陽光発電システムが種
々提案され実用化され始めている。前記太陽光発電シス
テムとしては、家屋の屋根上に設置された複数の太陽電
池モジュールと、太陽電池モジュールに電気的に接続さ
れたインバータとを主体として構成したものが普及して
いる。
【0003】前記太陽電池モジュール100は、図16
にその要部断面図を示すように、透光板1上に複数の非
晶質シリコン太陽電池素子層61を形成したり、この非
晶質シリコン太陽電池素子層61に代わって結晶系のシ
リコン太陽電池素子を透光板1上に配設し、充填材63
で封入するとともにバックシート65で裏面を保護した
太陽電池パネル3と、この太陽電池パネル3の端部にブ
チルゴム等の接着材102を介して取り付けられたアル
ミニウム合金製のフレーム104とを備えたものが一般
的であり、家屋の屋根上に設置する場合には、複数枚の
太陽電池モジュールが、屋根の野地板上に立設固定した
複数の取付具を介して、屋根瓦上に一定の間隔をあけて
浮かした状態に設置されている。つまり、家屋の母屋上
に設けられた、垂木、野地板、屋根瓦からなる屋根の所
望部位の屋根瓦を取り除き、その部分の野地板に取付具
を設け、この取付具に対してフレーム104が、ネジ穴
106をネジ止めする等の方法により固定されることに
なる。
【0004】一方、非晶質シリコン太陽電池は、基本的
に結晶系シリコン太陽電池よりも発電効率が低く、しか
も比較的短期間(2〜3カ月)光を照射することで発電
出力が初期状態の約80%まで低下し、その後はほぼ一
定に維持されるという現象(ステブラーロンスキー効
果)が見られ、結晶系シリコン太陽電池と同等の出力を
得るためには、大きな受光面積が必要となる。それ故、
非晶質シリコン太陽電池は、結晶系シリコン太陽電池よ
りも安価でかつ外観も優れているが、その普及が大幅に
遅れている。但し、この発電出力が低下する現象(以
下、単に光劣化と称す)は、太陽電池を80℃〜90℃
以上の高温に加熱することで防止できるとともに、一旦
劣化した場合でも回復することが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の太陽電池モジュール100は、太陽電池パネル3の周
囲にアルミニウム合金製のフレーム104を取り付けた
ものが一般的であり、これを例えば家屋の屋根上に設置
する場合には、屋根の野地板上に立設固定した複数の取
付具を介して、屋根瓦上に一定の間隔をあけて浮かした
状態に設置されているので、太陽電池モジュール100
間の配線が太陽電池モジュール100の裏面側で露出し
た状態となる。従って配線部分が風雨に晒されることに
なるので、長期の使用において配線ケーブルの被覆が風
化し、電気的トラブルが発生してしまうという懸念があ
る。この配線には、太陽電池モジュール100間を接続
する配線と、複数の太陽電池パネル3によってモジュー
ル100を構成する場合の、同一モジュール100内の
各太陽電池パネル3間の配線の2種類がある。さらに、
安価でかつ外観も優れていることから、一般家屋用とし
てコストおよび家屋外観の意匠性の点では、非晶質シリ
コン太陽電池の使用が好適であるが、前述の光照射によ
る発電出力の低下により、長期に渡って安定した出力が
得られないという問題点もある。
【0006】また、前記太陽電池モジュール100にお
いては、これまで太陽電池素子温度の上昇によって開放
電圧が低下し、ひいては出力低下につながるとの判断に
よって素子温度を積極的に高めるという思想も無く、非
晶質シリコン太陽電池を用いた場合には、光劣化によっ
て発電出力が大幅に低下することはどうしても避けられ
ない問題であった。
【0007】本発明は、太陽電池モジュールの一般家屋
など建築物への取付けに際し、接続用配線が外部に晒さ
れることなく、さらに非晶質シリコン太陽電池を用いた
場合でも、光劣化を大幅に抑制し得る太陽電池モジュー
ルとそれに用いる太陽電池パネル構造を提供することを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る太陽電池
モジュールは、透光板の受光面とは反対側の面側に太陽
電池素子を配置するとともに、受光面とは反対側の面上
に出力端子を設けた複数の太陽電池パネルと、複数の太
陽電池パネルの受光面とは反対側の面に密着させて設け
た第1の断熱材と、出力端子から取り出した出力線と、
方形状の枠体と、方形状の枠体に取り付けた第2の断熱
材と、枠体の開口部を覆って外縁部が枠体の外側面まで
延びる防水シートとを備え、防水シートを介在させた状
態で第1の断熱材と第2の断熱材とを密着させるととも
に、出力端子に接続した出力線を、第2の断熱材の太陽
電池パネルと反対側の面から取り出した太陽電池モジュ
ールである。ここで防水シートに粘着性を有するものを
用いたり、枠体の内部空間内の適所に枠体の相対向する
2辺間方向に2本一組の導線を配置するとともに、一組
の導線から2本の接続用線を分岐して出力線と接続用線
とを接続したりしてもよい。
【0009】
【作用】請求項1に係る本発明の太陽電池モジュールに
あっては、透光板の受光面とは反対側の面側に太陽電池
素子を配置するとともに、受光面とは反対側の面上に出
力端子を設けた複数の太陽電池パネルと、複数の太陽電
池パネルの受光面とは反対側の面に密着させて設けた第
1の断熱材は、太陽電池パネル裏面からの放熱を抑制す
ることで、太陽光の照射下において太陽電池素子温度を
高温に保持するように作用する。また上記太陽電池パネ
ルと、出力端子から取り出した出力線と、方形状の枠体
と、方形状の枠体に取り付けた第2の断熱材と、枠体の
開口部を覆って外縁部が枠体の外側面まで延びる防水シ
ートとを備え、防水シートを介在させた状態で第1の断
熱材と第2の断熱材とを密着させるとともに、出力端子
に接続した出力線を、第2の断熱材の太陽電池パネルと
反対側の面から取り出した構造は、第2の断熱材によっ
て、太陽電池素子温度を高温に保持する作用がより助長
されるとともに太陽電池モジュールの裏面側への水の浸
入を防止し、さらに太陽電池モジュールの裏面側から太
陽電池パネルの出力を取り出すことを可能とする。
【0010】そして請求項2に係る防水シートが有する
粘着性は、第1の断熱材と第2の断熱材との密着をより
確実にするとともに、防水シートの外縁部が枠体の外側
面まで延びているので、隣合う太陽電池モジュール間の
密着性をより確実とするように作用する。
【0011】また請求項3のように、枠体の内部空間内
の適所に枠体の相対向する2辺間方向に2本一組の導線
を配置するとともに、一組の導線から2本の接続用線を
分岐して出力線と接続用線とを接続することは、太陽電
池モジュールを構成する複数の太陽電池パネル間の配線
を、枠体の内部空間内で行うことを可能とする。
【0012】
【実施例】以下、本発明の詳細を具体的実施例に基づき
説明する。図1〜図4には、本発明の太陽電池モジュー
ルの構造例を表している。図例のものは、透光板1の受
光面とは反対側の面側に太陽電池素子を配置するととも
に、受光面とは反対側の面上に出力端子を設けた複数の
太陽電池パネル3と、複数の太陽電池パネル3の受光面
とは反対側の面に密着させて設けた第1の断熱材5と、
出力端子から取り出した出力線7と、方形状の木製枠体
9と、方形状の木製枠体9の内部空間に装着することに
よって枠体9に取り付けた第2の断熱材11と、木製枠
体9の開口部を覆って外縁部が木製枠体9の外側面13
まで延びる防水シート15とを備え、防水シート15を
介在させた状態で第1の断熱材5と第2の断熱材11と
を密着させるとともに、出力端子に接続した出力線7
を、第2の断熱材11の太陽電池パネル3と反対側の面
から取り出した太陽電池モジュール17である。そして
出力線7からモジュール17の外部への出力取り出しに
ついては、一例として図中に示すように、出力線7を第
1の断熱材5、防水シート15、第2の断熱材11のそ
れぞれに連通する貫通孔5aに挿通して、第2の断熱材
11の太陽電池パネル3と反対側の面から取り出す一
方、枠体9の内部空間内の適所に枠体9の相対向する2
辺間方向に2本一組の導線21を配置するとともに、一
組の導線21から2本の接続用線21aを分岐して出力
線7と接続用線21aとを接続し、この導線21を枠体
9の外部に取り出している。一方、太陽電池パネル3
は、取り付け具23によって木製枠体9に対して固定さ
れている。
【0013】本実施例の構造は、太陽電池モジュール1
7として一般家屋の屋根上に設置する場合に適した構造
であり、以下さらに詳細に説明する。図2、図3には、
本発明のうち一般家屋用への実施例を表している。図2
中(イ)は平面図、(ロ)は(イ)におけるA−A断面
図、(ハ)は(ロ)の要部拡大図をそれぞれ示し、図3
(イ)は図2のB−B断面図、(ロ)は同C−C断面図
をそれぞれ示している。本図の構造例は、底部に横桟2
7を設けた方形状の木製枠体9の内部空間に、第2の断
熱材11を、それぞれの上面が略同一平面内に位置する
ように収容し、木製枠体9の開口部を覆って外縁部が木
製枠体9の外側面13まで延びる防水シート15を介在
させた状態で、太陽電池パネル3側の第1の断熱材5と
第2の断熱材11とを密着させている。そして太陽電池
パネル3側の第1の断熱材5は全体として木製枠体9の
外周部より小さく、かつ木製枠体9の短辺方向開口部よ
りも大きく構成され、木製枠体9の上端面から第2の断
熱材11の上面に亙って載置された状態となっている。
また第1の断熱材5は木製枠体9の長辺方向開口部より
も小さく構成され、その端部と木製枠体9の長辺方向開
口部端との間には上板31が設けられている。この上板
31は、本太陽電池モジュール17を家屋の屋根上に設
置する場合に野地板として機能する。この状態で第1の
断熱材5は、木製枠体9の上端面、第2の断熱材11の
それぞれに密着している。さらに木製枠体9の上端面で
あって、第1の断熱材5と木製枠体9の上端面外周端と
の間には固定用桟33を設け、取り付け具23を用いて
太陽電池パネル3と固定用桟33とを固定している。
【0014】太陽電池パネル3からの出力線7は、第1
の断熱材5、防水シート15、第2の断熱材11に連通
して設けた貫通孔5a内に挿通して第2の断熱材11の
太陽電池パネル3と反対側の面から取り出している。そ
して太陽電池モジュール17の出力は、枠体9の内部空
間内の適所、図例では横桟27に設けた切欠部47と第
2の断熱材11との間に枠体9の相対向する2辺間方向
に2本一組の導線21を配置し、この一組の導線21か
ら2本の接続用線21aを分岐して出力線7と接続用線
21aとを接続点21bにおいて接続し、この導線21
を太陽電池モジュール17の端部近傍において第2の断
熱材11、防水シート15、上板31を貫通させて太陽
電池モジュール17の端部受光面側まで延設すること
で、太陽電池モジュール17の外部まで取り出せるよう
になっている。従って、この出力用導線21からは、複
数の太陽電池パネル3を直並列に接続した全体出力が取
り出される。しかしながらこの導線21の取り出しにつ
いては、図例のもの以外にも、太陽電池モジュール17
の側面や裏面から取り出すこともでき、太陽電池モジュ
ール17の設置状態によって適宜選択すればよく、本例
に何ら限定されるものではない。
【0015】本実施例では、太陽電池モジュール17と
して8枚の太陽電池パネル3が用いられ、それぞれの太
陽電池パネル3間には、防水機能を有するコーキング材
37が設けられ、モジュール内部空間への防水および防
火性能をより高める為、アルミニウム箔やアルミニウム
型材等のジョイント下地材39が、太陽電池パネル3と
第1の断熱材5との間に介装されている。
【0016】また、本太陽電池モジュール17を屋根上
に設置する場合、屋根材としてのモジュール自身の防水
性能や、モジュール17の短辺同士を近設させた隣り合
う木製枠体9間の防水性能についても、当然ながら高い
水準が要求される。このように、突き合わせ状態で近設
する木製枠体9間の防水保持機構の例を、図4として示
している。図例のものは固定用桟33上に設けられる取
り付け具23を、下地具23aと押さえ具23bの2つ
に分割した構造とし、押さえ具23bと太陽電池パネル
3を構成する透光板1の短部上面間にパネル側シール材
41が装填され、一方押さえ具23b背面の突き合わせ
部には、端部シール材43が装填されている。このよう
な構造にあっては、近設する2つの木製枠体9、9間の
防水は端部シール材43によって行われ、太陽電池モジ
ュール17の内部空間への防水は、パネル側シール材4
1および下地具23aの突起部45と太陽電池パネル3
間に介装した防水パッキン45aによって行われる。そ
して仮に水が浸入したとしても、直下にある防水シート
15によって確実に遮水されることになる。
【0017】図5、図6には、一般家屋用に適した別の
実施例を表している。図5中(イ)は平面図、(ロ)は
(イ)におけるA−A断面図、(ハ)は(ロ)の要部拡
大図をそれぞれ示し、図6(イ)は図5のB−B断面
図、(ロ)は同C−C断面図をそれぞれ示している。本
図の構造例は、底部に横桟27を設けた方形状の木製枠
体9の内部空間に、第2の断熱材11を、木製枠体9の
上面に対して第1の断熱材5の厚み分だけ低く位置なる
よう収容し、木製枠体9の開口部を覆って外縁部が木製
枠体9の外側面13まで延びる防水シート15を介在さ
せた状態で、太陽電池パネル3側の第1の断熱材5と前
記第2の断熱材11とを密着させている。そして太陽電
池パネル3側の第1の断熱材5は、全体として木製枠体
9の開口部に嵌まり込む大きさで構成される一方、透光
板1は木製枠体9の開口部よりも大きく構成され、透光
板1を木製枠体9の上面に載置した状態で、防水シート
15を介して第1の断熱材5と第2の断熱材11とが密
着状態となる。一方モジュール17の端部近傍では、積
層された第1、第2の断熱材5、11の第1の断熱材5
上面が木製枠体9上面よりも低くなっており、この低く
なった部分に上板31が嵌め込まれている。そして防水
シート15は、上板31と第1の断熱材5との間に介装
された状態で、木製枠体9の外側面13まで延設されて
いる。またこの上板31は、本太陽電池モジュール17
を家屋の屋根上に設置する場合に野地板として機能す
る。
【0018】太陽電池パネル3からの出力線7は、第1
の断熱材5、防水シート15、第2の断熱材11に連通
して設けた貫通孔5a内に挿通して第2の断熱材11の
太陽電池パネル3と反対側の面から取り出している。そ
して太陽電池モジュール17の出力は、枠体9の内部空
間内の適所、図例では横桟27に設けた切欠部47と第
2の断熱材11との間に枠体9の相対向する2辺間方向
に2本一組の導線21を配置し、この一組の導線21か
ら2本の接続用線21aを分岐して出力線7と接続用線
21aとを接続点21bにおいて接続し、この導線21
を太陽電池モジュール17の端部近傍において第2の断
熱材11、防水シート15、第1の断熱材5、上板31
を貫通させて太陽電池モジュール17の端部受光面側ま
で延設することで、太陽電池モジュール17の外部まで
取り出せるようになっている。従って、この出力用導線
21からは、複数の太陽電池パネル3を直並列に接続し
た全体出力が取り出される。しかしながらこの導線21
の取り出しについては、図例のもの以外にも、太陽電池
モジュール17の側面や裏面から取り出すこともでき、
太陽電池モジュール17の設置状態によって適宜選択す
ればよく、本例に何ら限定されるものではない。
【0019】本実施例でも、それぞれの太陽電池パネル
3間には、先の実施例同様、防水機能を有するコーキン
グ材37が設けられ、モジュール内部空間への防水や防
火性能をより高める為、アルミニウム箔やアルミニウム
型材等のジョイント下地材39が、太陽電池パネル3と
第1の断熱材5との間に介装されている。
【0020】また、本太陽電池モジュール17を屋根上
に設置する場合、先の実施例同様、屋根材としてのモジ
ュール自身の防水性能や、モジュールの短辺同士を近設
させた隣り合う木製枠体9間の防水性能についても、当
然ながら高い水準が要求される。このように、突き合わ
せ状態で近設する木製枠体9間の防水保持機構の例が、
図7に示される。図例のものは木製枠体9上に設けられ
る取り付け具23を、下地具23aと押さえ具23bの
2つに分割した構造とし、押さえ具23bと太陽電池パ
ネル3を構成する透光板1の短部上面間にパネル側シー
ル材41が装填され、一方押さえ具23a背面の突き合
わせ部には、端部シール材43が装填されている。さら
に下地具23bの厚みに相当する隙間部分には、枠上面
シール材49が装填されている。このような構造にあっ
ては、近設する2つの木製枠体9、9間の防水は端部シ
ール材43によって行われ、太陽電池モジュール17の
内部空間への防水は、パネル側シール材41および下地
具23aの突起部45と太陽電池パネル3間に介装した
防水パッキン45a、枠上面シール材49によって行わ
れる。そして仮に水が浸入したとしても、直下にある防
水シート15によって確実に遮水されることになる。こ
の枠上面シール材49は、図4に示した構造の同部位に
も使用可能である。
【0021】前記第1、第2の断熱材5、11を構成す
る素材としては、断熱性、圧縮強度、耐熱性に優れた、
例えばポリスチレンフォーム、ポリエチレンフォーム、
硬質ポリウレタンフォーム、軟質ポリウレタンフォー
ム、硬質塩化ビニルフォーム、ユリアフォーム、フェノ
ールフォーム、ラバーフォーム、ポリプロピレン、ポリ
エチレンテレフタレート、パーライト、バーミキュライ
ト、泡ガラスなどの発泡・多孔質材料や、アスベスト、
ロックウール、グラスウール、セラミックファイバー、
軟質繊維材、などの繊維材料や、ケイ酸カルシウム、塩
基性炭酸マグネシウム、けいそう土、けいそう土質断熱
れんが、耐火断熱れんが、キャスタブル耐火断熱材、コ
ルク、炭素粉末などの粒・粉状材料や、アルミニウム箔
などからなる多層箔材料や、硬質フォームラバー、発泡
クロロプレンゴムなどの発泡ゴム材料や、軽量気泡コン
クリートや、発泡アルミニウムなどを用いることが可能
である。そして本発明では、太陽電池素子の温度を高く
保ことが目的の一つであるので、耐熱性の点からは、第
2の断熱材11よりも第1の断熱材5に、より高い耐熱
性のものを用いることが望ましい。また防水シート15
の素材としては、特殊ゴム化アスファルトコンパウンド
やポリイソブチレンなどを採用することが可能である。
【0022】以下、上述した本発明の太陽電池モジュー
ルを、一般家屋の屋根に設置した場合の実施例について
詳細に説明する。図8〜図10に示すように、家屋51
の上部には、左右方向向きの複数の母屋53が屋根55
の傾斜方向に沿って複数並状に設けられ、母屋53上に
は最上段の母屋53(むな木)と軒先側に位置する最下
段の母屋53とにわたる太陽電池モジュール17がが横
方向に連設して複数設けられ、これら複数の太陽電池モ
ジュール17により家屋51の屋根55が構成されてい
る(ここでは、太陽電池モジュール17の断面構造は模
式的に描いてある)。そして各太陽電池モジュール17
は、その出力用導線21が上方に位置するように設置さ
れ、屋根55の頂上部、すなわちむな木(最上段の母屋
53として表している)近傍の一か所において、各太陽
電池モジュール17間の接続配線が施されることにな
る。つまりこの家屋51においては、垂木、野地板、屋
根瓦が省略され、複数の太陽電池モジュール17が垂
木、野地板、屋根瓦として機能することになる。但し、
太陽電池モジュール17を前後に複数に分割して、隣接
するもの同士を結合してもよい。
【0023】ここで、一つの太陽電池モジュール17に
よって得られる発電量を、屋根55全体の発電量の15
%以下程度に設定しておき、1つの太陽電池モジュール
17が故障した場合でも、極端な発電量の低下が防止さ
れるように構成しておくと便利である。
【0024】前記太陽電池モジュール17のうち、左右
両端のもの17aは、左右対称の構成でかつ基本的には
前記太陽電池モジュール17と同様に構成されているの
で、左側のものについて簡単に説明する。図10に示す
ように、前記木製枠体9の左右方向の略中央部には、木
製枠体9の長辺部材9aに対して平行にセンタフレーム
57が設けられ、センタフレーム57と木製枠体9の右
側の長辺部材9aとの間には第1、第2の断熱材5、1
1と防水シート15と太陽電池パネル3(但し、幅を約
1/2にしたもの)とが積層状に設けられ、センタフレ
ーム57と左側の長辺部材9a間には第2の断熱材11
(必要に応じて第1と第2の断熱材5、11との積層体
とする)と防水シート15と屋根下地パネルとして機能
する上板31aとが設けられ、上板31aに対応する部
分により、太陽電池パネル3を設けない調整部59、5
9aが構成されている。
【0025】次に、前記太陽電池パネル3について説明
する。前記太陽電池パネル3は、図11に示すように、
基本的には、透光板1と、透光板1の下面、すなわち受
光面とは反対側の面に形成した非晶質シリコン太陽電池
素子層61と、太陽電池素子61の下側に設けられた充
填材63と、充填材63の下側に設けられバックシート
65とを備えている。前記透光板1としては強化ガラス
や貼り合わせガラス、またはその他一般的な透光板が用
いられ、ガラス成分が溶出しないよう、必要に応じて酸
化ケイ素などを被着したものを用いても良い。太陽電池
素子層61は、透光板1上に透明導電膜、p−i−nま
たはn−i−pの非晶質シリコン層、金属電極層を順次
堆積した積層体からなり、その下面側に設けたEVA、
PVB、ポリイソブチレン系樹脂等の充填材63を介し
て透光板1に対して封入されている。
【0026】前記バックシート65は、アルミニウム箔
をサンドしたテドラー等で構成されている。但し、前記
充填材63やバックシート65を省略し、代わりに適当
な保護塗膜を形成しておいてもよい。ここで透明導電膜
としては、従来の太陽電池素子と同様に酸化錫や酸化イ
ンジウム錫が用いられ、非晶質シリコン層としては、ア
モルファスシリコンカーバイトとアモルファスシリコン
によるヘテロ接合構造等が採用され、必要に応じて透明
導電膜側や金属電極層側のp層やn層を、微結晶化させ
ることも直列抵抗低減において効果的である。
【0027】また金属電極層としては、クロム、アルミ
ニウム、銀などの一般的な金属材料を単層や積層構造と
して用いる。そして本発明では素子温度を積極的に高温
にすることから、非晶質シリコン層との間で金属成分の
拡散を防止するため、非晶質シリコン層と金属電極層と
の間に、前述の透明導電膜やシリサイド層などによる金
属拡散防止層を介在させたり、この金属拡散防止層を介
在させずに、金属電極層としてクロムやモリブデンなど
のシリサイド形成金属を用いたり、これらシリサイド形
成金属と他の金属との積層構造とすることが効果的であ
る。また、入射光の閉じ込め効果の点からは、反射率の
点から銀を用いると特に効果が高い。更に、充填材63
としてEVA、PVBなどを用いる場合は、真空ラミネ
ート法によって封入し、ポリイソブチレン系樹脂の場合
は、これを加熱流動化して塗布すれば良い。
【0028】次に、前記太陽電池モジュール17の製造
方法例について簡単に説明する。先ず、図12(a)に
示すように、1対の長辺部材9aの前端部間及び後端部
間に短辺部材9bを固定するとともに、横桟27を長辺
部材9aに固定して木製の枠体9を製作する。次に、図
12(b)に示すように、複数の横桟27の上側に必要
に応じてクッション材67を取付け、木製枠体9の内部
空間内に上方より平板状の第2の断熱材11を装着し、
クッション材67上に載置する。なおクッション材67
を設けない場合は、第2の断熱材11は横桟27上に直
接装着される。
【0029】次に、図12(c)に示すように、第2の
断熱材11の上面と長辺部材9aの上面と長辺部材9a
の外側面とに亙って、すなわち木製枠体9の開口部を覆
う形で防水シート15を貼着する。次に、図13(d)
に示すように、例えば防水シート15に粘着性が無い場
合など必要に応じて、防水テープ69を防水シート15
の第2の断熱材11上の部分と上板31とに亙って貼着
した後、防水シート15上に複数の太陽電池パネル3を
セットするとともに前後の上板31をセットして、上板
31を木製枠体9に固定する。なおここでは、図1とし
て示した先の実施例とは異なり、各太陽電池パネル3の
各々に第1の断熱材5を取り付けた例を示している。次
に、図13(e)に示すように、下地具23aと押さえ
具23bからなる取り付け具23を木製枠体9に対して
直接、または間接的に固定して太陽電池パネル3を木製
枠体9に固定し、図13(f)に示すような、太陽電池
モジュール17を得ることになる。但し、左右両端の太
陽電池モジュール17aにおいても、上述した中央部の
太陽電池モジュール17と略同様に製作されるので、そ
の説明を省略する。また以上に説明した実施例は、木製
枠体9の内部空間に第2の断熱材11を装着したもので
あったが、図14に示すように、第2の断熱材11をそ
の上面に設ける防水シート15とともに木製枠体9の開
口部を覆う構造で木製枠体9に取り付けることも可能で
あり、その他の構造も含めて何ら限定されるものではな
い。また出力線7と導線21との接続に関しても、図1
5のように第2の断熱材11の上面に一方向に延びる溝
5bを形成してこの溝5b内に導線21を敷設し、導線
21からの接続用線21aと太陽電池パネル3からの出
力線7を共に第2の断熱材11を貫通させ、第2の断熱
材11の外部に設けた接続点21bで接続することも可
能であり、その他の構造も含めて何ら限定されるもので
はない。
【0030】こうして、工場内で製作した太陽電池モジ
ュール17、17aは、トラックなどで建設現場に輸送
し、現場において調整部59、59aを部分的にカット
するなどの寸法調整を施した後、母屋53上に順次固定
することになる。
【0031】次に、前記屋根55の作用について説明す
る。本実施例では、屋根55の略全体を太陽電池モジュ
ール17、17aで構成することになるが、太陽電池モ
ジュール17、17aの木製枠体9が、最上段の母屋5
3と最下段の母屋53とに亙って設けられているので、
長辺部材9aが垂木として機能し、しかも横桟27で木
製枠体9の捩じりに対する強度、剛性が高められている
ので、横桟27が野地板の持つ捩じり防止作用として機
能し、野地板及び垂木を省略しつつ屋根55の強度を十
分に確保することが可能となる。
【0032】しかも、太陽電池モジュール17、17a
の前後両端近傍部と、両サイドの太陽電池モジュール1
7aの側部に調整部59、59aをそれぞれ設けてある
ので、建設現場で調整部59、59aの一部を切除する
などして容易に寸法調整できるとともに、家屋51の建
築後には、この調整部59、59aが移動用の通路とな
り、太陽電池パネル17の保守点検作業が容易に行え
る。なお、この調整部59、59aの切断については、
太陽電池モジュール17からの導線21の引き出し部と
なっていない方を切断すればよい。
【0033】また、太陽電池パネル3の下面に密着させ
て設けた2つの断熱材5、11により、太陽電池パネル
3の下面からの放熱が防止され、太陽電池パネル3の温
度上昇が促進されるので、太陽光線で太陽電池パネル3
を80℃〜90℃以上に加熱することが可能となり、太
陽電池素子として非晶質シリコン系半導体を用いても、
光劣化による発電出力の低下を効果的に防止できる。こ
のような本発明の太陽電池モジュール17を一般家屋の
屋根上に取り付け、太陽電池パネル3の温度と光電変換
効率の変化を調べたところ、従来であれば太陽電池パネ
ル3の温度は夏期おいては最高でも気温より約30℃の
上昇に止まっていたものが、夏期において気温に対して
40℃〜50℃の上昇となって80℃〜100℃となっ
た。これにより従来は約15%〜25%の光劣化であっ
たものが、本発明では約9%となり、大きな改善効果が
確認された。
【0034】更に、2つの断熱材5、11により家屋5
1内への熱の侵入が防止されるとともに、屋根55から
の排熱が防止され、太陽光の照射による室内温度の変動
が抑制されるので、家屋51の居住性を向上することが
可能となる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に係る本発明の太陽電池モジュ
ールにあっては、透光板の受光面とは反対側の面側に太
陽電池素子を配置するとともに、受光面とは反対側の面
上に出力端子を設けた複数の太陽電池パネルの、受光面
とは反対側の面に密着させて設けた第1の断熱材は、太
陽電池パネル裏面からの放熱を抑制することで、太陽光
の照射下において太陽電池素子温度を高温に保持するよ
うに作用するので、従来非晶質シリコン太陽電池におい
て見られた15%〜25%の光劣化を、大幅に抑制(約
9%)することができる。また上記太陽電池パネルと、
出力端子から取り出した出力線と、方形状の枠体と、こ
の方形状の枠体に取り付けた第2の断熱材と、枠体の開
口部を閉塞して外縁部が枠体の外側面まで延びる防水シ
ートとを備え、防水シートを介在させた状態で第1の断
熱材と第2の断熱材とを密着させるとともに、出力端子
に接続した出力線を、第2の断熱材の太陽電池パネルと
反対側の面から取り出した構造は、第2の断熱材によっ
て太陽電池素子温度を高温に保持することで光劣化を大
幅に抑制でき、また太陽電池モジュールの裏面側への水
の浸入を防止でき、さらに太陽電池モジュールの裏面側
から太陽電池パネルの出力を取り出すことができるの
で、信頼性や施工、メンテ時の作業性にも優れた太陽電
池モジュールとなる。そして屋根材として用いた場合
は、強度、構造の点で屋根材としての機能も充分満足さ
せることができ、また配線が外部に露出しないことによ
って配線の風化による劣化や腐食が防止されるととも
に、屋根裏への水の浸入を確実に防止することができ
る。また、種々の他用途に対しても、極めて信頼性の高
い太陽電池モジュールとなる。
【0036】そして請求項2に係る防水シートが有する
粘着性は、第1の断熱材と第2の断熱材との密着をより
確実にするとともに、防水シートの外縁部が枠体の外側
面まで延びているので、隣合う太陽電池モジュール間の
密着性をより確実とするように作用するので、特に屋根
材として使用する場合においては、家屋の屋根自身の防
水性能の向上に寄与することができる。
【0037】また請求項3のように、枠体の内部空間内
の適所に枠体の相対向する2辺間方向に2本一組の導線
を配置するとともに、一組の導線から2本の接続用線を
分岐して出力線と接続用線とを接続することは、枠体の
内部空間内での複数の太陽電池パネル間の配線を可能と
するように作用するので、複数枚の太陽電池パネルによ
って太陽電池モジュールを構成した場合でも、各太陽電
池パネル間の配線が外部に露出することもなく、しかも
太陽電池モジュールの出力を一か所から取り出すことが
可能となり、屋根材として使用した場合には、複数の太
陽電池モジュール間の接続を、軒先やむな木部分のいず
れか一か所で施すことができ、施工やメンテナンス性が
著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽電池モジュールの基本構造を表す
分解説明図
【図2】本発明の太陽電池モジュールの構造例を表す説
明図で、(イ)は平面図、(ロ)は(イ)におけるA−
A断面図、(ハ)は(ロ)の要部説明図
【図3】本発明の太陽電池モジュールの構造例を表す説
明図で、(イ)は図2(イ)におけるB−B断面図、
(ハ)は同C−C断面図
【図4】本発明の太陽電池モジュールの隣接部分の構造
説明図
【図5】本発明の太陽電池モジュールの構造例を表す説
明図で、(イ)は平面図、(ロ)は(イ)におけるA−
A断面図、(ハ)は(ロ)の要部説明図
【図6】本発明の太陽電池モジュールの構造例を表す説
明図で、(イ)は図5(イ)におけるB−B断面図、
(ハ)は同C−C断面図
【図7】本発明の太陽電池モジュールの隣接部分の構造
説明図
【図8】本発明の太陽電池モジュールを屋根に取り付け
た例を表す家屋の全体説明図
【図9】本発明の太陽電池モジュールを屋根に取り付け
た場合の断面構造例を表す説明図
【図10】本発明の太陽電池モジュールの構造例を表す
説明図
【図11】本発明の太陽電池モジュールに用いる太陽電
池パネルの構造例を表す断面説明図
【図12】本発明の太陽電池モジュールの製造方法を表
す説明図
【図13】本発明の太陽電池モジュールの製造方法を表
す説明図
【図14】本発明の太陽電池モジュールの構造例を表す
説明図
【図15】本発明の太陽電池モジュールの構造例を表す
説明図
【図16】従来の太陽電池モジュールの構造を表す説明
【符号の説明】
1 透光板 3 太陽電池パネル 5 第1の断熱材 5a 貫通孔 5b 溝 7 出力線 9 木製枠体 9a 長辺部材 9b 短辺部材 11 第2の断熱材 13 枠体の外側面 15 防水シート 17、100 太陽電池モジュール 21 導線 21a 接続用線 21b 接続点 23 取り付け具 23a 下地具 23b 押さえ具 27 横桟 31 上板 33 固定用桟 37 コーキング材 39 ジョイント下地材 41 パネル側シール材 43 端部シール材 45 突起部 45a 防水パッキン 47 切欠部 49 枠上面シール材 51 家屋 53 母屋 55 屋根 57 センタフレーム 59、59a 調整部 61 非晶質シリコン太陽電池層 63 充填材 65 バックシート 67 クッション材 69 防水テープ 102 接着材 104 フレーム 106 ネジ穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−71276(JP,A) 特開 平6−244445(JP,A) 特開 昭63−34982(JP,A) 特開 平7−297435(JP,A) 実開 昭63−106150(JP,U) 実開 昭57−80859(JP,U) 実開 昭63−159850(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 31/04 - 31/078

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光板の受光面とは反対側の面側に太陽電
    池素子を配置するとともに、受光面とは反対側の面上に
    出力端子を設けた複数の太陽電池パネルと、 複数の太陽電池パネルの受光面とは反対側の面に密着さ
    せて設けた第1の断熱材と、 出力端子から取り出した出力線と、 方形状の枠体と、 方形状の枠体に取り付けた第2の断熱材と、 枠体の開口部を覆って外縁部が枠体の外側面まで延びる
    防水シートと、を備え、 防水シートを介在させた状態で第1の断熱材と第2の断
    熱材とを密着させるとともに、出力端子に接続した出力
    線を、第2の断熱材の太陽電池パネルと反対側の面から
    取り出した太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】防水シートが粘着性を有するものである請
    求項1記載の太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】枠体の内部空間内の適所に枠体の相対向す
    る2辺間方向に2本一組の導線を配置するとともに、一
    組の導線から2本の接続用線を分岐して出力線と接続用
    線とを接続した請求項1または2記載の太陽電池モジュ
    ール。
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