JP3418450B2 - 新規な多座配位子を持つオレフィン用重合触媒 - Google Patents

新規な多座配位子を持つオレフィン用重合触媒

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JP3418450B2
JP3418450B2 JP07549594A JP7549594A JP3418450B2 JP 3418450 B2 JP3418450 B2 JP 3418450B2 JP 07549594 A JP07549594 A JP 07549594A JP 7549594 A JP7549594 A JP 7549594A JP 3418450 B2 JP3418450 B2 JP 3418450B2
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多座配位子を持つ
オレフィン重合触媒に関する。さらに詳しくは、式
(1)または式(2)、
【式5】
【式6】 から選ばれた少なくとも1種の遷移金属化合物からなる
オレフィン用重合触媒において、式中Mは周期律表のラ
ンタン系列を含む3、4、5、6、7、8、9または1
0族の遷移金属、Xはアニオン性の配位子、nは周期律
表の族数Gから2を引いた整数、Jは非配位性アニオ
ン、そしてL1 とL2 はそれぞれ以下に示す(I)、
(II)、または(III)の少なくても一つの組み合わせ
からなる配位子であり、その組み合わせが(I)配位子
1 が燐含有基を1つ以上持つ3座配位子であり配位子
2 がσ結合配位子またはσ結合と1つ以上のπ結合も
しくは1つ以上の孤立電子対供与結合をもつ配位子であ
る、その組み合わせが(II)配位子L1 がヘテロ原子を
1つ以上持つ複素5員環5座配位子であり配位子L2
σ結合配位子またはσ結合と1つ以上のπ結合もしくは
1つ以上の孤立電子対供与結合をもつ配位子である、但
し5座配位子がヘテロ原子を1個持つ時は配位子L2
σ結合配位子、またはσ結合と1つ以上の孤立電子対供
与結合をもつ配位子である、
【0002】またはその組み合わせが(III)配位子L1
がトリスピラゾーリル3座配位子であり配位子L2
σ結合と2つ以上のπ結合を持つアルカポリエニル配位
子である。また上述の配位子L1 は、何れも周期律表の
15または16族元素を含んでいる。本発明の触媒は、
従来触媒に比べて反応条件下で安定性が高く、非常に高
いオレフィン重合活性を示すので、単位触媒重量当たり
の重合体収率に優れている。また得られたポリマーは分
子量が高く嵩密度が高くポリマー性状を改善できる。更
に水素を添加する事で分子量を調整でき助触媒アルキル
アルミノキサンの使用量を低減できる。
【0003】
【従来の技術】ヘテロ原子として窒素の単座配位子と、
単一のアルカジエニル配位子を持つ化合物がオレフィン
の重合触媒に用いられる事は知られている。例えば、非
特許文献1には1座配位のヘテロ原子配位子と架橋した
アルカジエニル配位子を持った3族金属触媒を用いたオ
レフィン重合反応が記載されている。また特許文献1で
も、π結合を含まない配位子と架橋した単一の非極在化
π結合配位子を持つ遷移金属触媒を用いてオレフィンを
重合する方法が記載されている。明細書に示されている
一般式はπ結合を含まない配位子が単座配位子であるこ
とを示している。更に特許文献2にも、ヘテロ原子配位
子とシクロペンタジエニル配位子を持つ4A族金属触媒
を用いてオレフィンを重合する方法が記載されている。
明細書に示されている一般式はヘテロ原子配位子が単座
配位子であることを示している。しかしこれらの触媒を
用いた重合反応活性は極めて低く、比較的活性の高い特
許文献1の実施例1でもシクロペンタジエニル配位子に
架橋した単座の窒素配位子を持つ触媒はアタクチックポ
リプロピレンが触媒金属1グラム1時間当たり100グ
ラム未満しか得られていない。
【0004】一方、特許文献3には、ヘテロ原子として
窒素を含むピラゾーリルボレートのアルカリ金属塩とハ
ロゲン化チタンまたはジルコニウム金属の反応生成物と
アルキルアルミノキサンとからなる触媒でオレフィンを
重合する方法が記載されている。しかし実施例3のカリ
ウムヒドロトリスピラゾーリルボレートと塩化チタンの
反応生成物の活性は極めて低くポリエチレンが触媒金属
1グラム1時間1気圧エチレン当たり200グラム未満
しか得られていない。さらに、特許文献4には、ヘテロ
原子として窒素を含む一つのヒドロトリスピラゾーリル
ボレート及び陰イオン性リガンドから成る化合物が記載
されている。明細書に配位子の中にシクロペンタジエニ
ル官能性配位子は含まないと明示している。この場合、
活性は若干改良されているもののポリスチレンが触媒金
属1グラム1時間当たり4キログラム未満しか得られて
いない。
【0005】
【非特許文献1】オルガノメタリックス(Organometalli
cs)第9巻867頁1990年
【特許文献1】特開平3−163088号公報
【特許文献2】特開平3−188092号公報
【特許文献3】特開平1−95110号公報
【特許文献4】特開平4−305585号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来知られている重合触媒は、ヘテロ原子として窒素を含
む配位子が単座配位子である、或いはトリスピラゾーリ
ルボレート配位子の様なヘテロ原子として窒素を含む3
座配位子を持つもののシクロペンタジエニル配位子等の
アルカポリエニル配位子を待たない配位子で構成された
遷移金属触媒であるために重合活性が低い欠点があっ
た。更に、重合活性が低いため得られた重合体から触媒
成分を除去する脱灰工程等の繁雑な工程を必要とする問
題も予想される。このように従来知られている触媒は、
オレフィン重合反応を工業的に実施する上で満足いくも
のではなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは従来知られ
ているヘテロ原子として窒素を含む配位子が単座配位子
である、或いはトリスピラゾーリルボレート配位子の様
なヘテロ原子として窒素を含む配位子が3座配位子であ
るがシクロペンタジエニル配位子等のアルカポリエニル
配位子を待たない配位子で構成された遷移金属触媒がも
つ上述の問題を解決するため鋭意研究した。その結果、
驚くべき事にヘテロ原子として窒素を含むトリスピラゾ
ーリルボレート型3座配位子と同時にシクロペンタジエ
ニル配位子の様なσ結合と2つ以上のπ結合を持つ配位
子が配位した周期律表のランタン系列を含む3、4、
5、6、7族、または8、9、10族の遷移金属が高い
オレフィン重合活性を持つ事を発見した。
【0008】更に驚くべき事に、配位子L1 としてヘテ
ロ原子として周期律表の15族元素を2個以上含む複素
5員環5座配位子もしくはヘテロ原子として燐原子等の
周期律表15族元素または酸素等の周期律表16族元素
を持つ3座配位子(例えばフォスフォーリル配位子)を
もつ遷移金属化合物を検討した結果、配位子L2 がアル
カポリエニル配位子等の多座配位子またはハロゲン原子
等の単座配位子との組み合わせにおいても高いオレフィ
ンの重合活性を持つ事を発見した。即ち上述の新規な特
定の多座配位子を持つ遷移金属触媒は従来知られている
ヘテロ原子として窒素を含む配位子が単座配位子であ
る、或いはトリスピラゾーリルボレート配位子の様なヘ
テロ原子として窒素を含む配位子が3座配位子であるが
シクロペンタジエニル配位子等のアルカポリエニル配位
子を待たない配位子で構成された遷移金属触媒に比べて
非常に高い重合活性を持つ事を発見した。
【0009】また上述の新規多座配位子を持つ触媒は反
応条件下でも安定であり、得られるポリマーの分子量が
高く、嵩密度が高く、ポリマー性状を改善できるだけで
なく、水素を添加する事で分子量を調整でき、助触媒ア
ルキルアルミノキサンの使用量を低減できる。更に単位
触媒重量当たりの重合体収率に優れているので得られた
重合体から触媒成分を除去する脱灰工程等の繁雑な工程
が不要である特徴を見いだし本発明を完成させた。
【0010】即ち、本発明は、式(1)または式
(2)、
【式7】 〔式中、Mは周期律表のランタン系列を含む3、4、
5、6、7、8、9または10族の遷移金属、Xはアニ
オン性の配位子、nは周期律表の族数Gから2を引いた
整数、L1 とL2 はそれぞれ以下に示す(I)、(I
I)、または(III)の少なくても一つの組み合わせから
なる配位子であり、配位子L1 と配位子L2 は架橋され
ていても良い。〕
【0011】
【式8】 〔式中、M、X、n,L1 、およびL2 は式(1)の定
義と同一であり、Jは非配位性アニオンである。〕から
選ばれた少なくとも1種の遷移金属化合物からなるオレ
フィン用重合触媒において、配位子L1 と配位子L2
組み合わせが以下に示す(I)、(II)、または(II
I)の少なくても一つの組み合わせから選ばれた配位子
1 と配位子L2を持つ式(1)または式(2)で表さ
れる少なくとも1種の遷移金属化合物からなる、オレフ
ィンの重合触媒を提供するに至った。
【0012】(I)配位子L1 が式(3)、
【式9】 {式中、Aは炭素または置換基を一つ持つホウ素であり
(その置換基が水素原子、少なくても一つの炭素数6か
ら14個迄の芳香族炭化水素基または少なくても一つの
ハロゲン原子に置換されたまたは置換されていない炭素
数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素
基、少なくても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭
化水素基または少なくても一つのハロゲン原子に置換さ
れたまたは置換されていない炭素数6から20個迄の芳
香族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から14個
迄の芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されてい
ない炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭
化水素基に置換されたオキシ基もしくは少なくても一つ
の炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換され
たまたは置換されていない炭素数6から20個迄の芳香
族炭化水素基に置換されたオキシ基、
【0013】少なくても一つの炭素数6から14個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない
炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
素基に置換されたチオ基もしくは少なくても一つの炭素
数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたチオ基、少なくても一つの炭素数1
から20個迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭
素数6から20個迄の芳香族炭化水素基、または少なく
ても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されて
いないシリル基、少なくても一つの炭素数1から20個
迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から
20個迄の芳香族炭化水素基、または少なくても一つの
ハロゲン原子に置換されたまたは置換されていないシロ
キシ基、
【0014】炭素数1から20個迄の飽和または不飽和
脂肪族炭化水素基または炭素数6から20個迄の芳香族
炭化水素基に置換されたN,N−ジ置換アミノ基、また
は炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化
水素基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基
に置換されたP,P−ジ置換ホスフィノ基である)、
{R12 (Q=)P}は燐含有基(Pは3価または5
価の燐原子、R1 とR2 は1価の置換基であってそれぞ
れ少なくても一つの炭素数6から14個迄の芳香族炭化
水素基または少なくても一つのハロゲン原子に置換され
たまたは置換されていない炭素数1から20個迄の飽和
または不飽和脂肪族炭化水素基もしくは少なくても一つ
の炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基または少な
くても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換され
ていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基、お
よびQは2価の置換基であって2価のO、S、Se原子
または孤立電子対である)であり、Z1 とZ2 はそれぞ
れ上述の式{R12 (Q=)P}で表される燐含有基
の1種もしくは式(4)、
【0015】
【式10】
【0016】(式中、置換基R3 、R4 、またはR5
それぞれ水素原子、少なくても一つの炭素数6から14
個迄の芳香族炭化水素基または少なくても一つのハロゲ
ン原子に置換されたまたは置換されていない炭素数1か
ら20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基、少な
くても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基
または少なくても一つのハロゲン原子に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基、少なくても一つの炭素数6から14個迄の芳香
族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない炭素
数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基
に置換されたオキシ基もしくは少なくても一つの炭素数
1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまたは
置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化水
素基に置換されたオキシ基、
【0017】少なくても一つの炭素数6から14個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない
炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
素基に置換されたチオ基もしくは少なくても一つの炭素
数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたチオ基、少なくても一つの炭素数1
から20個迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭
素数6から20個迄の芳香族炭化水素基、または少なく
ても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されて
いないシリル基、少なくても一つの炭素数1から20個
迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から
20個迄の芳香族炭化水素基、または少なくても一つの
ハロゲン原子に置換されたまたは置換されていないシロ
キシ基、
【0018】炭素数1から20個迄の飽和または不飽和
脂肪族炭化水素基または炭素数6から20個迄の芳香族
炭化水素基に置換されたN,N−ジ置換アミノ基、また
は炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化
水素基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基
に置換されたP,P−ジ置換ホスフィノ基であり、R3
とR4 またはR3 とR5 が架橋していても良い。)で表
されるピラゾーリル基から選ばれた1種の置換基}で表
される、式{R12 (Q=)P}で表される燐含有基
を1つ以上持つ配位子であり、配位子L2 がσ結合配位
子、またはσ結合と1つ以上のπ結合もしくは1つ以上
の孤立電子対供与結合をもつ配位子である、組合せ。
【0019】(II)配位子L1 が式(5)、
【式11】 {Em (CR65-m - ・・・(5) (式中、R6 はそれぞれ水素原子、少なくても一つの炭
素数6から14個迄の芳香族炭化水素基または少なくて
も一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されてい
ない炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭
化水素基、少なくても一つの炭素数1から10個迄の脂
肪族炭化水素基または少なくても一つのハロゲン原子に
置換されたまたは置換されていない炭素数6から20個
迄の芳香族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から
14個迄の芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換さ
れていない炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂
肪族炭化水素基に置換されたオキシ基もしくは少なくて
も一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置
換されたまたは置換されていない炭素数6から20個迄
の芳香族炭化水素基に置換されたオキシ基、
【0020】少なくても一つの炭素数6から14個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない
炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
素基に置換されたチオ基もしくは少なくても一つの炭素
数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたチオ基、少なくても一つの炭素数1
から20個迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭
素数6から20個迄の芳香族炭化水素基、または少なく
ても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されて
いないシリル基、少なくても一つの炭素数1から20個
迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から
20個迄の芳香族炭化水素基、または少なくても一つの
ハロゲン原子に置換されたまたは置換されていないシロ
キシ基、
【0021】炭素数1から20個迄の飽和または不飽和
脂肪族炭化水素基または炭素数6から20個迄の芳香族
炭化水素基に置換されたN,N−ジ置換アミノ基、また
は炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化
水素基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基
に置換されたP,P−ジ置換ホスフィノ基であり各R6
は同一でも異なっていても良く、または隣接したR6
士が互いに架橋されていてもよく、mは1から5迄の整
数であり、Eは窒素、燐、砒素、アンチモン、またはビ
スマスから選ばれた少なくても1つの原子である)で表
される複素5員環5座配位子であり、配位子L2 がσ結
合配位子、またはσ結合と1つ以上のπ結合もしくは1
つ以上の孤立電子対供与結合をもつ配位子である、但し
式5のmが1の時は 配位子L2がσ結合配位子、また
はσ結合と1つ以上の孤立電子対供与結合をもつ配位子
である、組合せ。
【0022】(III)配位子L1 が式(6)、
【式12】 〔式中、Aは式(3)の定義と同じであり、Z3 、Z
4 、またはZ5 はそれぞれ式(4)のピラゾーリル基〕
で表されるトリスピラゾーリル3座配位子であり、配位
子L2 がσ結合と2つ以上のπ結合を持つアルカポリエ
ニル配位子である、組合せ。
【0023】本発明の実施に際し、式(1)、または式
(2)で用いられるアニオン性の配位子Xは、水素基、
フッ素、塩素、臭素、沃素等のハロゲン基、少なくても
一つの炭素数6から14個迄の芳香族炭化水素基または
少なくても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換
されていない炭素数1から20個迄の飽和または不飽和
脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数1から10
個迄の脂肪族炭化水素基または少なくても一つのハロゲ
ン原子に置換されたまたは置換されていない炭素数6か
ら20個迄の芳香族炭化水素基、少なくても一つの炭素
数6から14個迄の芳香族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数1から20個迄の飽和または
不飽和脂肪族炭化水素基に置換されたオキシ基もしくは
少なくても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水
素基に置換されたまたは置換されていない炭素数6から
20個迄の芳香族炭化水素基に置換されたオキシ基、
【0024】少なくても一つの炭素数6から14個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない
炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
素基に置換されたチオ基もしくは少なくても一つの炭素
数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたチオ基、少なくても一つの炭素数1
から20個迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭
素数6から20個迄の芳香族炭化水素基、または少なく
ても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されて
いないシリル基、少なくても一つの炭素数1から20個
迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から
20個迄の芳香族炭化水素基、または少なくても一つの
ハロゲン原子に置換されたまたは置換されていないシロ
キシ基が挙げられる。
【0025】こうしたアニオン性の配位子Xの例とし
て、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、イソ
ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、シクロペンチル
基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、シ
クロヘキシル基、2−エチルヘキシル基、ノルボルニル
基、オクチル基、シクロオクチル基、ノニル基、デシル
基、ドデシル基、ペンタデシル基、エイコシル基、シク
ロヘキセニル基、シクロヘキセニルメチル基、ノルボル
ネニル基、フェニル基、トリル基、エチルフェニル基、
キシリル基、イソプロピルフェニル基、ナフチル基、メ
チルナフチル基、ビフェニル基、アントラシル基、ベン
ジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、ナフチル
メチル基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル
基、ペンタフルオロエチル基、ヘキサフルオロシクロヘ
キシル基、クロロフェニル基、ペンタフルオロフェニル
基、クロロナフチル基、ブロモナフチル基、p−トリク
ロロメチルフェニル基、p−フルオロフェニネチル基、
ペンタクロロベンジル等の芳香族炭化水素基またはハロ
ゲン原子に置換されたまたは置換されていない飽和また
は不飽和脂肪族炭化水素基、または脂肪族炭化水素基ま
たはハロゲン原子に置換されたまたは置換されていない
芳香族炭化水素基、
【0026】メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、シクロヘキシルオキシ
基、デシルオキシ基、フェノキシ基、ナフトキシ基、ト
リルオキシ基、メチルナフトキシ基、ベンジルオキシ
基、フェネチルオキシ基等の炭化水素基置換オキシ基、
メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルオチオ基、ブチ
ルチオ基、ヘキシルチオ基、シクロヘキシルチオ基、デ
シルチオ基、フェニルチオ基、ナフチルチオ基、トリル
チオ基、メチルナフチルチオ基、ベンジルチオ基、フェ
ネチルチオ基等の炭化水素基置換チオ基、シリル基、ト
リメチルシリル基、トリエチルシリル基、ジメチルフェ
ニルシリル基等のシリル基、シロキシ基、トリメチルシ
ロキシ基、トリエチルシロキシ基、ジメチルフェニルシ
ロキシ基等のシロキシ基が挙げられる。
【0027】本発明の実施に際し、式(1)、または式
(2)で用いられるアニオン性の配位子Xの第二の例に
式(7)または式(8)、
【式13】−NR2 ・・・(7)
【式14】−PR2 ・・・(8) (式中、Rはそれぞれ少なくても一つの炭素数6から1
4個迄の芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換され
ていない炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪
族炭化水素基、または少なくても一つの炭素数1から1
0個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまたは置換され
ていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基であ
り、各Rは同一でも異なっていても良く、または互いに
架橋されていても良い。)で表される炭化水素基に置換
されたN,N−ジ置換アミノ基、または炭化水素基に置
換されたP,P−ジ置換ホスフィノ基が挙げられる。
【0028】こうしたアニオン性の配位子Xの例とし
て、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、エチルメチ
ルアミノ基、ジイソプロピルアミノ基、ジ(t−ブチ
ル)アミノ基、ジシクロヘキシルアミノ基、ジフェニル
アミノ基、ジトリルアミノ基、ピローリル基、ピラゾー
リル基、イミダゾーリル基等の炭化水素基に置換された
N,N−ジ置換アミノ基、ジメチルホスフィノ基、ジエ
チルホスフィノ基、ジプロピルホスフィノ基、ジイソプ
ロピルホスフィノ基、ジシクロヘキシルホスフィノ基、
ジフェニルホスフィノ基、ビス(p−フルオロフェニ
ル)ホスフィノ基、ジベンジルホスフィノ基、メチルフ
ェニルホスフィノ基、エチルフェニルホスフィノ基等の
炭化水素基に置換されたP,P−ジ置換ホスフィノ基が
挙げられる。
【0029】本発明の実施に際し、式(2)で用いられ
る非配位性アニオン[J]- として反応条件下で安定で
あり式2で用いられる中心金属に配位し無い、若しくは
配位し難いアニオンであれば如何なる化合物も用いられ
る。例えば、塩素酸アニオン、臭素酸アイオン、沃素酸
アニオン、過塩素酸アニオン、過臭素酸アニオン、過沃
素酸アニオン基等のハロゲン酸アニオン、テトラフルオ
ロボレート、テトラフェニルボレート、テトラキス(p
−フルオロフェニル)ボレート、テトキス(p−クロロ
フェニル)ボレート、テトラキス(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート、テトラトリルボレート、テトラキス
(2,4−ジメチルフェニル)ボレート等のテトラ置換
ボレート、オクタデカボレート、トリデカハイドライド
−7−カルバウンデカボレート、ビス(7,8−ジカル
バウンデカボレート)コバルテート、ビス(ウンデカハ
イドライド−7,8−ジカルバウンデカボレート)ニッ
ケレート、1−カルバドデカボレート等のポリボレー
ト、
【0030】ヘキサフルオロホスフェート、ヘキサフル
オロアンチモネート等の15族ハロゲン化アニオン、ペ
ンタフロオロオキソテルレート等のテルルアニオン、燐
タングステン酸アニオン、珪タングステン酸アニオン等
のヘテロポリアニオン、フラーレンアニオン、メチレン
ビストリフロオロスルホネートが挙げら、特にテトラ置
換ボレートが好ましい。 本発明の実施に際し、配位子
1 と配位子L2 の組み合わせ(1)において、燐含有
基を少なくとも1つ以上持つ3座配位子L1 として式
(3)、
【式15】
【0031】{式中、Aは炭素または置換基を一つ持つ
ホウ素であり(その置換基が水素原子、少なくても一つ
の炭素数6から14個迄の芳香族炭化水素基または少な
くても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換され
ていない炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪
族炭化水素基、少なくても一つの炭素数1から10個迄
の脂肪族炭化水素基または少なくても一つのハロゲン原
子に置換されたまたは置換されていない炭素数6から2
0個迄の芳香族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6
から14個迄の芳香族炭化水素基に置換されたまたは置
換されていない炭素数1から20個迄の飽和または不飽
和脂肪族炭化水素基に置換されたオキシ基もしくは少な
くても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基
に置換されたまたは置換されていない炭素数6から20
個迄の芳香族炭化水素基に置換されたオキシ基、
【0032】少なくても一つの炭素数6から14個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない
炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
素基に置換されたチオ基もしくは少なくても一つの炭素
数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたチオ基、少なくても一つの炭素数1
から20個迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭
素数6から20個迄の芳香族炭化水素基、または少なく
ても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されて
いないシリル基、少なくても一つの炭素数1から20個
迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から
20個迄の芳香族炭化水素基、または少なくても一つの
ハロゲン原子に置換されたまたは置換されていないシロ
キシ基、炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪
族炭化水素基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたN,N−ジ置換アミノ基、
【0033】または炭素数1から20個迄の飽和または
不飽和脂肪族炭化水素基または炭素数6から20個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたP,P−ジ置換ホスフィ
ノ基である)、{R12 (Q=)P}は燐含有基(P
は3価または5価の燐原子、R1 とR2 は1価の置換基
であってそれぞれ少なくても一つの炭素数6から14個
迄の芳香族炭化水素基または少なくても一つのハロゲン
原子に置換されたまたは置換されていない炭素数1から
20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基もしくは
少なくても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水
素基または少なくても一つのハロゲン原子に置換された
または置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族
炭化水素基、およびQは2価の置換基であって2価の
O、S、Se原子または孤立電子対である)であり、Z
1 とZ2 はそれぞれ上述の式{R12 (Q=)P}で
表される燐含有基の1種もしくは式(4)、
【0034】
【式16】
【0035】(式中、置換基R3 、R4 、またはR5
それぞれ水素原子、少なくても一つの炭素数6から14
個迄の芳香族炭化水素基または少なくても一つのハロゲ
ン原子に置換されたまたは置換されていない炭素数1か
ら20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基、少な
くても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基
または少なくても一つのハロゲン原子に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基、少なくても一つの炭素数6から14個迄の芳香
族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない炭素
数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基
に置換されたオキシ基もしくは少なくても一つの炭素数
1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまたは
置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化水
素基に置換されたオキシ基、
【0036】少なくても一つの炭素数6から14個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない
炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
素基に置換されたチオ基もしくは少なくても一つの炭素
数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたチオ基、少なくても一つの炭素数1
から20個迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭
素数6から20個迄の芳香族炭化水素基、または少なく
ても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されて
いないシリル基、少なくても一つの炭素数1から20個
迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から
20個迄の芳香族炭化水素基、または少なくても一つの
ハロゲン原子に置換されたまたは置換されていないシロ
キシ基、
【0037】炭素数1から20個迄の飽和または不飽和
脂肪族炭化水素基または炭素数6から20個迄の芳香族
炭化水素基に置換されたN,N−ジ置換アミノ基、また
は炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化
水素基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基
に置換されたP,P−ジ置換ホスフィノ基であり、R3
とR4 またはR3 とR5 が架橋していても良い。)で表
されるピラゾーリル基から選ばれた1種の置換基}で表
される、式{R12 (Q=)P}で表される燐含有基
を1つ以上持つ配位子である。この場合、式3のZ1
2 の選び方で式{R12 (Q=)P}で表される燐
含有基3つで構成された3座配位子,式{R12(Q
=)P}で表される燐含有基2つおよび式4のピラゾー
リル基1つから構成された3座配位子,および燐含有基
1つおよび式4のピラゾーリル基2つから構成された3
座配位子が挙げられる。特に式{R12 (Q=)P}
で表される燐含有基3つで構成された3座配位子が好ま
しい。
【0038】こうした配位子の例として、トリス(ジシ
クロヘキシルフォスフィノ)メタニド、トリス(ジフェ
ニルフォスフィノ)メタニド等のトリスフォスフィノ配
位子、トリス(ジシクロヘキシルオキソフォスフォラニ
ル)メタニド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラ
ニル)メタニド等のトリスオキソフォスフォラス配位
子、トリス(ジシクロヘキシルチオフォスフォラニル)
メタニド、トリス(ジフェニルチオフォスフォラニル)
メタニド、等のトリスチオフォスフォラス配位子、トリ
ス(ジシクロヘキシルセレノフォスフォラニル)メタニ
ド、トリス(ジフェニルセレノフォスフォラニル)メタ
ニド、等のトリスセレノフォスフォラス配位子、ビス
(ジフェニルフォスフィノ)(ジフェニルオキソフォス
フォラニル)メタニド、ビス(ジフェニルオキソフォス
フォラニル)(ジフェニルフォスフィノ)メタニド、
【0039】ビス(ジフェニルフォスフィノ)(ジフェ
ニルチオフォスフォラニル)メタニド、ビス(ジフェニ
ルチオフォスフォラニル)(ジフェニルフォスフィノ)
メタニド、ビス(ジフェニルフォスフィノ)(ジフェニ
ルセレノフォスフォラニル)メタニド、ビス(ジフェニ
ルセレノフォスフォラニル)(ジフェニルフォスフィ
ノ)メタニド、ビス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)(ジフェニルチオフォスフォラニル)メタニド、ビ
ス(ジフェニルチオフォスフォラニル)(ジフェニルオ
キソフォスフォラニル)メタニド、ビス(ジフェニルオ
キソフォスフォラニル)(ジフェニルセレノフォスフォ
ラニル)メタニド、ビス(ジフェニルセレノフォスフォ
ラニル)(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニ
ド、
【0040】ビス(ジフェニルチオソフォスフォラニ
ル)(ジフェニルセレノフォスフォラニル)メタニド、
ビス(ジフェニルセレノフォスフォラニル)(ジフェニ
ルチオフォスフォラニル)メタニド等の2種類から選ば
れた3つの燐含有基{R1 2 (Q=)P}を持つ式3
の3座配位子、(ジフェニルフォスフィノ)(ジフェニ
ルオキソフォスフォラニル)(ジフェニルチオフォスフ
ォラニル)メタニド、(ジフェニルフォスフィノ)(ジ
フェニルオキソフォスフォラニル)(ジフェニルセレノ
フォスフォラニル)メタニド、(ジフェニルフォスフィ
ノ)(ジフェニルチオフォスフォラニル)(ジフェニル
セレノフォスフォラニル)メタニド、(ジフェニルオキ
ソフォスフォラニル)(ジフェニルチオフォスフォラニ
ル)(ジフェニルセレノフォスフォラニル)メタニド等
の3種類から選ばれた3つの燐含有基{R12 (Q
=)P}を持つ式3の3座配位子が挙げられる。また上
記のメタニドの代わりにヒドロボレート、または炭素数
が1から10までのアルキル基が置換した式3のボレー
ト配位子が挙げられる。
【0041】本発明の実施に際し配位子L1 と配位子L
2 の組み合わせ(I)において、燐含有基{R12
(Q=)P}を少なくとも1つ以上持つ3座配位子L1
と同時に用いられるσ結合をもつ単座配位子L2 とし
て、水素基、フッ素、塩素、臭素、沃素等のハロゲン
基、少なくても一つの炭素数6から14個迄の芳香族炭
化水素基または少なくても一つのハロゲン原子に置換さ
れたまたは置換されていない炭素数1から20個迄の飽
和または不飽和脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭
素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基または少なくて
も一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されてい
ない炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基、少なく
ても一つの炭素数6から14個迄の芳香族炭化水素基に
置換されたまたは置換されていない炭素数1から20個
迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基に置換されたオ
キシ基もしくは少なくても一つの炭素数1から10個迄
の脂肪族炭化水素基に置換されたまたは置換されていな
い炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基に置換され
たオキシ基、
【0042】少なくても一つの炭素数6から14個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない
炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
素基に置換されたチオ基もしくは少なくても一つの炭素
数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたチオ基、少なくても一つの炭素数1
から20個迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭
素数6から20個迄の芳香族炭化水素基,または少なく
ても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されて
いないシリル基、少なくても一つの炭素数1から20個
迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から
20個迄の芳香族炭化水素基、または少なくても一つの
ハロゲン原子に置換されたまたは置換されていないシロ
キシ基が挙げられる。
【0043】こうしたアニオン性の配位子Xの例とし
て、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、イソ
ブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、シクロペンチル
基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、シ
クロヘキシル基、2−エチルヘキシル基、ノルボルニル
基、オクチル基、シクロオクチル基、ノニル基、デシル
基、ドデシル基、ペンタデシル基、エイコシル基、シク
ロヘキセニル基、シクロヘキセニルメチル基、ノルボル
ネニル基、フェニル基、トリル基、エチルフェニル基、
キシリル基、イソプロピルフェニル基、ナフチル基、メ
チルナフチル基、ビフェニル基、アントラシル基、ベン
ジル基、フェネチル基、フェニルプロピル基、ナフチル
メチル基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル
基、ペンタフルオロエチル基、ヘキサフルオロシクロヘ
キシル基、クロロフェニル基、ペンタフルオロフェニル
基、クロロナフチル基、ブロモナフチル基、p−トリク
ロロメチルフェニル基、p−フルオロフェニネチル基、
ペンタクロロベンジル等の芳香族炭化水素基またはハロ
ゲン原子に置換されたまたは置換されていない飽和また
は不飽和脂肪族炭化水素基、または脂肪族炭化水素基ま
たはハロゲン原子に置換されたまたは置換されていない
芳香族炭化水素基、
【0044】メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、
ブトキシ基、ヘキシルオキシ基、シクロヘキシルオキシ
基、デシルオキシ基、フェノキシ基、ナフトキシ基、ト
リルオキシ基、メチルナフトキシ基、ベンジルオキシ
基、フェネチルオキシ基等の炭化水素基置換オキシ基、
メチルチオ基、エチルチオ基、プロピルオチオ基、ブチ
ルチオ基、ヘキシルチオ基、シクロヘキシルチオ基、デ
シルチオ基、フェニルチオ基、ナフチルチオ基、トリル
チオ基、メチルナフチルチオ基、ベンジルチオ基、フェ
ネチルチオ基等の炭化水素基置換チオ基、シリル基、ト
リメチルシリル基、トリエチルシリル基、ジメチルフェ
ニルシリル基等のシリル基、シロキシ基、トリメチルシ
ロキシ基、トリエチルシロキシ基、ジメチルフェニルシ
ロキシ基等のシロキシ基が挙げられる。
【0045】更に式(7)または式(8)、
【式17】−NR2 ・・・(7)
【式18】−PR2 ・・・(8) (式中、Rはそれぞれ少なくても一つの炭素数6から1
4個迄の芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換され
ていない炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪
族炭化水素基、または少なくても一つの炭素数1から1
0個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまたは置換され
ていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基であ
り、各Rは同一でも異なっていても良く、または互いに
架橋されていても良い。)で表される炭化水素基に置換
されたN,N−ジ置換アミノ基、または炭化水素基に置
換されたP,P−ジ置換ホスフィノ基が挙げられる。
【0046】こうしたσ結合をもつ単座配位子L2 の例
として、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基、エチル
メチルアミノ基、ジイソプロピルアミノ基、ジ(t−ブ
チル)アミノ基、ジシクロヘキシルアミノ基、ジフェニ
ルアミノ基、ジトリルアミノ基、ピローリル基、ピラゾ
ーリル基、イミダゾーリル基等の炭化水素基に置換され
たN,N−ジ置換アミノ基、ジメチルホスフィノ基、ジ
エチルホスフィノ基、ジプロピルホスフィノ基、ジイソ
プロピルホスフィノ基、ジシクロヘキシルホスフィノ
基、ジフェニルホスフィノ基、ビス(p−フルオロフェ
ニル)ホスフィノ基、ジベンジルホスフィノ基、メチル
フェニルホスフィノ基、エチルフェニルホスフィノ基等
の炭化水素基に置換されたP,P−ジ置換ホスフィノ基
が挙げられる。
【0047】本発明の実施に際し配位子L1 と配位子L
2 の組み合わせ(I)において、燐含有基{R12
(Q=)P}を少なくとも1つ以上持つ3座配位子L1
と同時に用いられるσ結合をもつ単座配位子L2 の第二
の例として、配位子L1 とNまたはP原子で架橋してい
る式(9)または式(10)、
【式19】−NR− ・・・(9)
【式20】−PR− ・・・(10) 〔式中、Rは式(7)または式(8)の定義と同じ。〕
で表されるσ結合をもつ単座配位子L2 が挙げられる。
【0048】本発明の実施に際し配位子L1 と配位子L
2 の組み合わせ(I)において、燐含有基{R12
(Q=)P}を少なくとも1つ以上持つ3座配位子L1
と同時に用いられるσ結合と1つ以上のπ結合もしくは
1つ以上の孤立電子対供与結合をもつ多座配位子L2
例として、アルケニル、シクロアルケニル等のアルカモ
ノエニル配位子、アルカジエニル、シクロアルカジエニ
ル、アルカトリエニル、またはシクロアルカトリエニル
等のアルカポリエニル配位子が挙げられる。更にこうし
た組み合わせ(I)における多座配位子L2 の第二の例
として、式(3)の燐含有基{R12 (Q=)P}を
少なくとも1つ以上持つ3座配位子、式(5)の複素5
員環5座配位子、式(6)のトリスピラゾーリル3座配
位子が挙げられる。
【0049】こうした多座配位子L2 の中で特に式(1
1)、
【式21】C55-x x ・・・(11) (式中、Hは水素原子、Xは0から5迄の整数、Rはそ
れぞれ水素原子、少なくても一つの炭素数6から14個
迄の芳香族炭化水素基または少なくても一つのハロゲン
原子に置換されたまたは置換されていない炭素数1から
20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基、少なく
ても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基ま
たは少なくても一つのハロゲン原子に置換されたまたは
置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化水
素基、
【0050】少なくても一つの炭素数6から14個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない
炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
素基に置換されたオキシ基もしくは少なくても一つの炭
素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたま
たは置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭
化水素基に置換されたオキシ基、少なくても一つの炭素
数6から14個迄の芳香族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数1から20個迄の飽和または
不飽和脂肪族炭化水素基に置換されたチオ基もしくは少
なくても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素
基に置換されたまたは置換されていない炭素数6から2
0個迄の芳香族炭化水素基に置換されたチオ基、少なく
ても一つの炭素数1から20個迄の脂肪族炭化水素基、
少なくても一つの炭素数6から20個迄の芳香族炭化水
素基、または少なくても一つのハロゲン原子に置換され
たまたは置換されていないシリル基、
【0051】少なくても一つの炭素数1から20個迄の
脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から20
個迄の芳香族炭化水素基、または少なくても一つのハロ
ゲン原子に置換されたまたは置換されていないシロキシ
基、炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭
化水素基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素
基に置換されたN,N−ジ置換アミノ基、または炭素数
1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基ま
たは炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基に置換さ
れたP,P−ジ置換ホスフィノ基であり、各Rは同一で
も異なっていても良く、または隣合うR基同士が互いに
架橋されていても良い。)で表せる、単環または多環の
アルカジエニル基骨格を有する配位子が好ましい。
【0052】こうした式(11)の配位子として、シク
ロペンタジエニル、メチルシクロペンタジエニル、エチ
ルシクロペンタジエニル、n−プロピルシクロペンタジ
エニル、イソプロピルシクロペンタジエニル、n−ブチ
ルシクロペンタジエニル、トリメチルシリルシクロペン
タジエニル、トリメチルゲルミルシクロペンタジエニ
ル、1,2−ジメチルシクロペンタジエニルおよび1,
3−や1,4−置換異性体、1,2,3−トリメチルシ
クロペンタジエニルおよび置換異性体、1,2,3,4
−テトラメチルシクロペンタジエニルおよび置換異性
体、テトラメチルシクロペンタジエニル、インデニルお
よびその置換体、テトラヒドロインデニルおよびその置
換体、フルオレニルおよびその置換体、オクタヒドロフ
ルオレニルおよびその置換体等が挙げられる。またはこ
れらと配位子L1 が架橋した化合物も挙げられる。
【0053】本発明の実施に際し、配位子L1 と配位子
2 の組み合わせ(II)において、複素5員環5座配位
子L1 として式(5)、
【式22】{Em (CR65-m - ・・・
(5) (式中、R6 はそれぞれ水素原子、少なくても一つの炭
素数6から14個迄の芳香族炭化水素基または少なくて
も一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されてい
ない炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭
化水素基、少なくても一つの炭素数1から10個迄の脂
肪族炭化水素基または少なくても一つのハロゲン原子に
置換されたまたは置換されていない炭素数6から20個
迄の芳香族炭化水素基、
【0054】少なくても一つの炭素数6から14個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない
炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
素基に置換されたオキシ基もしくは少なくても一つの炭
素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたま
たは置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭
化水素基に置換されたオキシ基、少なくても一つの炭素
数6から14個迄の芳香族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数1から20個迄の飽和または
不飽和脂肪族炭化水素基に置換されたチオ基もしくは少
なくても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素
基に置換されたまたは置換されていない炭素数6から2
0個迄の芳香族炭化水素基に置換されたチオ基、少なく
ても一つの炭素数1から20個迄の脂肪族炭化水素基、
少なくても一つの炭素数6から20個迄の芳香族炭化水
素基、または少なくても一つのハロゲン原子に置換され
たまたは置換されていないシリル基、
【0055】少なくても一つの炭素数1から20個迄の
脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から20
個迄の芳香族炭化水素基,または少なくても一つのハロ
ゲン原子に置換されたまたは置換されていないシロキシ
基、炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭
化水素基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素
基に置換されたN,N−ジ置換アミノ基、または炭素数
1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基ま
たは炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基に置換さ
れたP,P−ジ置換ホスフィノ基であり各R6 は同一で
も異なっていても良く、または隣接したR6 同士が互い
に架橋されていてもよく、mは1から5迄の整数であ
り、Eは窒素、燐、砒素、アンチモン、またはビスマス
から選ばれた少なくても1つの原子である。)で表され
る複素5員環5座配位子があげられる。
【0056】こうした組み合わせ(II)における式
(5)の配位子L1 のなかでEが窒素の例として、ピロ
ーリル、2−メチルピローリル、3−メチルピローリ
ル、2,3−ジメチルピローリル、3,4−ジメチルピ
ローリル、2,5−ジメチルピローリル、2,3,4−
トリメチルピローリル、2,3,5−トリメチルピロー
リル、2,3,4,5−テトラメチルピローリルやメチ
ル基の代わりにエチル基、イソプロピル基、t−ブチル
基、シクロヘキシル基、フェニル基、トリメチルシリル
基等が置換したピローリル配位子、ピラゾーリル、3−
メチルピラゾーリル、4−メチルピラゾーリル、5−メ
チルピラゾーリル、3,4−ジメチルピラゾーリル、
3,5−ジメチルピラゾーリル、3,4,5−トリメチ
ルピラゾーリルやメチル基の代わりにエチル基、イソプ
ロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル
基、トリメチルシリル基等が置換したピラゾーリル配位
子、
【0057】イミダゾーリル、2−メチルイミダゾーリ
ル、4−メチルイミダゾーリル、5−メチルイミダゾー
リル、2,4−ジメチルイミダゾーリル、2,5−ジメ
チルイミダゾーリル、2,4,5−トリメチルイミダゾ
ーリルやメチル基の代わりにエチル基、イソプロピル
基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、ト
リメチルシリル基等が置換したイミダゾーリル配位子、
1,2,3−トリアゾーリル、4−メチル−1,2,3
−トリアゾーリル、5−メチル−1,2,3−トリアゾ
ーリル、4,5−ジメチル−1,2,3−トリアゾーリ
ルやメチル基の代わりにエチル基、イソプロピル基、t
−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、トリメチ
ルシリル基等が置換した1,2,3−トリアゾーリル配
位子、
【0058】1,3,5−トリアゾーリル、2−メチル
−1,3,5−トリアゾーリル、3,4−ジメチル−
1,3,5−トリアゾーリルやメチル基の代わりにエチ
ル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル
基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換した1,
3,5−トリアゾーリル配位子、テトラゾリル、5−メ
チルテトラゾリルやメチル基の代わりにエチル基、イソ
プロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニ
ル基、トリメチルシリル基等が置換したテトラゾーリル
配位子、インドーリル、4,5,6,7−テトラヒドロ
インドーリル、インダゾーリル、ベンズイミダゾーリ
ル、7−アザインドーリル、ベンゾトリアゾーリル、4
−アザベンズイミダゾーリル、プリニル、カルバゾーリ
ル、1,2,3,4−テトラヒドロカルバゾーリルやこ
れらにメチル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチ
ル基、シクロヘキシル基、シクロヘキシル基、フェニル
基、トリメチルシリル基等が置換した多環ポリアゾーリ
ル基等が挙げられる。
【0059】こうした組み合わせ(II)における式
(5)の配位子L1 のなかでEが燐の例として、ホスホ
ーリル、2−メチルホスホーリル、3−メチルホスホー
リル、2,3−ジメチルホスホーリル、3,4−ジメチ
ルホスホーリル、2,5−ジメチルホスホーリル、2,
3,4−トリメチルホスホーリル、2,3,5−トリメ
チルホスホーリル、2,3,4,5−テトラメチルホス
ホーリルやメチル基の代わりにエチル基、イソプロピル
基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、ト
リメチルシリル基等が置換したホスホーリル配位子、
1,2−ジホスホーリル、3−メチル−1,2−ジホス
ホーリル、4−メチル−1,2−ジホスホーリル、5−
メチル−1,2−ジホスホーリル、3,4−ジメチル−
1,2−ジホスホーリル、3,5−ジメチル−1,2−
ジホスホーリル、3,4,5−トリメチル−1,2−ジ
ホスホーリルやメチル基の代わりにエチル基、イソプロ
ピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル
基、トリメチルシリル基等が置換した1,2−ジホスホ
ーリル配位子、
【0060】1,3−ジホスホーリル、2−メチル−
1,3−ジホスホーリル、4−メチル−1,3−ジホス
ホーリル、5−メチル−1,3−ジホスホーリル、2,
4−ジメチル−1,3−ジホスホーリル、2,5−ジメ
チル−1,3−ジホスホーリル、2,4,5−トリメチ
ル−1,3−ジホスホーリルやメチル基の代わりにエチ
ル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル
基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換した1,
3−ジホスホーリル配位子、1,2,3−トリホスホー
リル、4−メチル−1,2,3−ホスホーリル、5−メ
チル−1,2,3−ホスホーリル、4,5−ジメチル−
1,2,3−ホスホーリルやメチル基の代わりにエチル
基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル
基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換した1,
2,3−ホスホーリル基、
【0061】1,3,5−トリホスホーリル、2−メチ
ル−1,3,5−トリホスホーリル、3,4−ジメチル
−1,3,5−トリホスホーリルやメチル基の代わりに
エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキ
シル基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換した
1,3,5−トリホスホーリル配位子、テトラホスホー
リル、5−メチルテトラホスホーリルやメチル基の代わ
りにエチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロ
ヘキシル基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換
したテトラタホスホーリル配位子、ペンタホスホーリル
配位子、ベンゾ[b]ホスホーリル、4,5,6,7−
テトラヒドロベンゾ[b]ホスホーリル、ベンゾ[b]
−1,2−ジホスホーリル、ベンゾ[b]−1,3−ジ
ホスホーリル、ジベンゾ[b,d]ホスホーリル等や、
これらにメチル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブ
チル基、シクロヘキシル基、フェニル基、トリメチルシ
リル基等が置換した多環ポリホスホーリル配位子等が挙
げられる。
【0062】こうした組み合わせ(II)における式
(5)の配位子L1 のなかでEが砒素の例として、アル
ソーリル、2−メチルアルソーリル、3−メチルアルソ
ーリル、2,3−ジメチルアルソーリル、3,4−ジメ
チルアルソーリル、2,5−ジメチルアルソーリル、
2,3,4−トリメチルアルソーリル、2,3,5−ト
リメチルアルソーリル、2,3,4,5−テトラメチル
アルソーリルやメチル基の代わりにエチル基、イソプロ
ピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、シクロヘキ
シル基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換した
アルソーリル配位子、1,2−ジアルソーリル、3−メ
チル−1,2−ジアルソーリル、4−メチル−1,2−
ジアルソーリル、5−メチル−1,2−ジアルソーリ
ル、3,4−ジメチル−1,2−ジアルソーリル、3,
5−ジメチル−1,2−ジアルソーリル、3,4,5−
トリメチル−1,2−ジアリソーリルやメチル基の代わ
りにエチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロ
ヘキシル基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換
した1,2−ジアリソーリル配位子、
【0063】1,3−ジアリソーリル、2−メチル−
1,3−ジアリソーリル、4−メチル−1,3−ジアリ
ソーリル、5−メチル−1,3−ジアリソーリル、2,
4−ジメチル−1,3−ジアリソーリル、2,5−ジメ
チル−1,3−ジアリソーリル、2,4,5−トリメチ
ル−1,3−ジアリソーリルやメチル基の代わりにエチ
ル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル
基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換した1,
3−ジアリソーリル配位子、1,2,3−トリアリソー
リル、4−メチル−1,2,3−トリアリソーリル、5
−メチル−1,2,3−トリアリソーリル、4,5−ジ
メチル−1,2,3−トリアリソーリルやメチル基の代
わりにエチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シク
ロヘキシル基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置
換した1,2,3−アロソーリル配位子、1,3,5−
トリスチボーリル、2−メチル−1,3,5−トリアリ
ソーリル、2,4−ジメチル−1,3,5−トリアリソ
ーリルやメチル基の代わりにエチル基、イソプロピル
基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、ト
リメチルシリル基等が置換した1,3,5−トリアリソ
ーリル配位子、
【0064】テトラアリソーリル、5−メチルアリソー
リルやメチル基の代わりにエチル基、イソプロピル基、
t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、トリメ
チルシリル基等が置換したテトラアリソーリル配位子、
ベンゾ[b]スチボーリル、4,5,6,7−テトラヒ
ドロベンゾ[b]スチボーリル、ベンゾ[b]−1,2
−ジアリソーリル、ベンゾ[b]−1,3−ジアリソー
リル、ジベンゾ[b,d]アリソーリルやこれらにメチ
ル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シク
ロヘキシル基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置
換した多環ポリアリソーリル配位子等が挙げられる。
【0065】こうした組み合わせ(II)における式
(5)の配位子L1 のなかでEがアンチモンの例とし
て、スチボーリル、2−メチルスチボーリル、3−メチ
ルスチボーリル、2,3−ジメチルスチボーリル、3,
4−ジメチルスチボーリル、2,5−ジメチルスチボー
リル、2,3,4−トリメチルスチボーリル、2,3,
5−トリメチルスチボーリル、2,3,4,5−テトラ
メチルスチボーリルやメチル基の代わりにエチル基、イ
ソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェ
ニル基、トリメチルシリル基等が置換したスチボーリル
配位子、1,2−ジスチボーリル、3−メチル−1,2
−ジスチボーリル、4−メチル−1,2−ジスチボーリ
ル、5−メチル−1,2−ジスチボーリル、3,4−ジ
メチル−1,2−ジスチボーリル、3,5−ジメチル−
1,2−ジスチボーリル、3,4,5−トリメチル−
1,2−ジスチボーリルやメチル基の代わりにエチル
基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル
基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換した1,
2−ジスチボーリル配位子、
【0066】1,3−ジスチボーリル、2−メチル−
1,3−ジスチボーリル、4−メチル−1,3−ジスチ
ボーリル、5−メチル−1,3−ジスチボーリル、2,
4−ジメチル−1,3−ジスチボーリル、2,5−ジメ
チル−1,3−ジスチボーリル、2,4,5−トリメチ
ル−1,3−ジスチボーリルやメチル基の代わりにエチ
ル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル
基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換した1,
3−ジスチボーリル配位子、1,2,3−トリスチボー
リル、4−メチル−1,2,3−トリスチボーリル、5
−メチル−1,2,3−トリスチボーリル、4,5−ジ
メチル−1,2,3−トリスチボーリルやメチル基の代
わりにエチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シク
ロヘキシル基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置
換した1,2,3−トリスチボーリル配位子、1,3,
5−トリスチボーリル、2−メチル−1,3,5−トリ
スチボーリル、2,4−ジメチル−1,3,5−トリス
チボーリルやメチル基の代わりにエチル基、イソプロピ
ル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、
トリメチルシリル基等が置換した1,3,5−トリスチ
ボーリル配位子、
【0067】テトラスチボーリル、5−メチル−テトラ
スチボーリルやメチル基の代わりにエチル基、イソプロ
ピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル
基、トリメチルシリル基等が置換したテトラスチボーリ
ル配位子、ベンゾ[b]スチボーリル、4,5,6,7
−テトラヒドロベンゾ[b]スチボーリル、ベンゾ
[b]−1,2−ジスチボーリル、ベンゾ[b]−1,
3−ジスチボーリル、ジベンゾ[b,d]スチボーリル
やこれらにメチル基、エチル基、イソプロピル基、t−
ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、トリメチル
シリル基等が置換した多環ポリスチボーリル配位子等が
挙げられる。
【0068】こうした組み合わせ(II)における式
(5)の配位子L1 のなかでEがビスマスの例として、
ビスモーリル、2−メチルビスモーリル、3−メチルビ
スモーリル、2,3−ジメチルビスモーリル、3,4−
ジメチルビスモーリル、2,5−ジメチルビスモーリ
ル、2,3,4−トリメチルビスモーリル、2,3,5
−トリメチルビスモーリル、2,3,4,5−テトラメ
チルビスモーリルやメチル基の代わりにエチル基、イソ
プロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、シクロ
ヘキシル基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換
したビスモーリル配位子、1,2−ジビスモーリル、3
−メチル−1,2−ジビスモーリル、4−メチル−1,
2−ジビスモーリル、5−メチル−1,2−ジビスモー
リル、3,4−ジメチル−1,2−ジビスモーリル、
3,5−ジメチル−1,2−ジビスモーリル、3,4,
5−トリメチル−1,2−ジビスモーリルやメチル基の
代わりにエチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シ
クロヘキシル基、フェニル基、トリメチルシリル基等が
置換した1,2−ジビスモーリル配位子、
【0069】1,3−ジビスモーリル、2−メチル−
1,3−ジビスモーリル、4−メチル−1,3−ジビス
モーリル、5−メチル−1,3−ジビスモーリル、2,
4−ジメチル−1,3−ジビスモーリル、2,5−ジメ
チル−1,3−ジビスモーリル、2,4,5−トリメチ
ル−1,3−ジビスモーリルやメチル基の代わりにエチ
ル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル
基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換した1,
3−ジビスモーリル配位子、1,2,3−トリビスモー
リル、4−メチル−1,2,3−ビスモーリル、5−メ
チル−1,2,3−ビスモーリル、4,5−ジメチル−
1,2,3−ビスモーリルやメチル基の代わりにエチル
基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル
基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換した1,
2,3−ビスモーリル配位子、
【0070】1,3,5−トリビスモーリル、2−メチ
ル−1,3,5−トリビスモーリル、2,4−ジメチル
−1,3,5−トリビスモーリルやメチル基の代わりに
エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキ
シル基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換した
1,3,5−トリビスモーリル配位子、テトラビスモー
リル、5−メチルビスモーリルやメチル基の代わりにエ
チル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシ
ル基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換したテ
トラビスモーリル配位子、ベンゾ[b]ビスモーリル、
4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]ビスモーリ
ル、ベンゾ[b]−1,2−ジビスモーリル、ベンゾ
[b]−1,3−ジビスモーリル、ジベンゾ[b,d]
ビスモーリルやこれらにメチル基、エチル基、イソプロ
ピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル
基、トリメチルシリル基等が置換した多環ポリビスモー
リル配位子等が挙げられる。
【0071】こうした配位子の内式中のEがビスマスの
例として、ビスモーリル、2−メチルビスモーリル、3
−メチルビスモーリル、2,3−ジメチルビスモーリ
ル、3,4−ジメチルビスモーリル、2,5−ジメチル
ビスモーリル、2,3,4−トリメチルビスモーリル、
2,3,5−トリメチルビスモーリル、2,3,4,5
−テトラメチルビスモーリルやメチル基の代わりにエチ
ル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル
基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換したビス
モーリル基、1,2−ジビスモーリル、3−メチル1,
2−ジビスモーリル、4−メチル1,2−ジビスモーリ
ル、5−メチル1,2−ジビスモーリル、3,4−ジメ
チル1,2−ジビスモーリル、3,5−ジメチル1,2
−ジビスモーリル、3,4,5−トリメチル1,2−ジ
ビスモーリルやメチル基の代わりにエチル基、イソプロ
ピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル
基、トリメチルシリル基等が置換した1,2−ジビスモ
ーリル基、
【0072】1,3−ジビスモーリル、2−メチル1,
3−ジビスモーリル、4−メチル1,3−ジビスモーリ
ル、5−メチル1,3−ジビスモーリル、2,4−ジメ
チル1,3−ジビスモーリル、2,5−ジメチル1,3
−ジビスモーリル、2,4,5−トリメチル1,3−ジ
ビスモーリルやメチル基の代わりにエチル基、イソプロ
ピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル
基、トリメチルシリル基等が置換した1,3−ジビスモ
ーリル基、1,2,3−トリビスモーリル、4−メチル
−1,2,3−ビスモーリル、5−メチル−1,2,3
−ビスモーリル、4,5−ジメチル−1,2,3−ビス
モーリルやメチル基の代わりにエチル基、イソプロピル
基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、ト
リメチルシリル基等が置換した1,2,3−ビスモーリ
ル基、
【0073】1,3,5−トリビスモーリル、2−メチ
ル−1,3,5−トリビスモーリル、2,4−ジメチル
−1,3,5−トリビスモーリルやメチル基の代わりに
エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキ
シル基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換した
1,3,5−トリビスモーリル基、テトラビスモーリ
ル、5−メチルビスモーリルやメチル基の代わりにエチ
ル基、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロヘキシル
基、フェニル基、トリメチルシリル基等が置換したテト
ラビスモーリル基、ベンゾ[b]ビスモーリル、4,
5,6,7−テトラヒドロベンゾ[b]ビスモーリル、
ベンゾ[b]−1,2−ジビスモーリル、ベンゾ[b]
−1,3−ジビスモーリル、ジベンゾ[b,d]ビスモ
ーリルやこれらにメチル基、エチル基、イソプロピル
基、t−ブチル基、シクロヘキシル基、フェニル基、ト
リメチルシリル基等が置換した多環ポリビスモーリル基
等が挙げられる。
【0074】更にこうした組み合わせ(II)における式
5の配位子L1 のEが窒素、燐、砒素、アンチモン、ま
たはビスマスから選ばれた原子を組み合わせた例とし
て、ホスファゾーリル、ホスファジアゾーリル、ジホス
ファジアゾーリル、ホスファトリアゾーリル、ジホスフ
ァゾーリル、トリホスファゾーリル、アルサゾーリル、
スチバゾーリル、ビスマゾーリル、アルサホスホーリ
ル、スチバホスホーリル、ビスマホスホーリル、スチバ
アルソーリル、ビスマアルソーリル、ビスマスチボーリ
ル等及びこれらのアルキル置換体や多環化合物等が挙げ
られる。
【0075】本発明の実施に際し、組み合わせ(II)の
複素5員環5座配位子L1 と同時に用いられる配位子L
2 は、σ結合配位子、またはσ結合と1つ以上のπ結合
もしくは1つ以上の孤立電子対供与結合をもつ配位子で
あり、但し式5のmが1の時は配位子L2 がσ結合配位
子、またはσ結合と1つ以上の孤立電子対供与結合をも
つ配位子が挙げられる。こうした組み合わせ(II)にお
ける配位子L2 の例は組み合わせ(I)における式5の
配位子L2 の例と同じ物が挙げられる。
【0076】本発明の実施に際し、配位子L1 と配位子
2 の組み合わせ(III)において用いられるトリスピ
ラゾーリル3座配位子L1 として式(6)、
【式23】
【0077】{式中、Aは炭素または置換基を一つ持つ
ホウ素であり、その置換基が水素原子、少なくても一つ
の炭素数6から14個迄の芳香族炭化水素基または少な
くても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換され
ていない炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪
族炭化水素基、少なくても一つの炭素数1から10個迄
の脂肪族炭化水素基または少なくても一つのハロゲン原
子に置換されたまたは置換されていない炭素数6から2
0個迄の芳香族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6
から14個迄の芳香族炭化水素基に置換されたまたは置
換されていない炭素数1から20個迄の飽和または不飽
和脂肪族炭化水素基に置換されたオキシ基もしくは少な
くても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基
に置換されたまたは置換されていない炭素数6から20
個迄の芳香族炭化水素基に置換されたオキシ基、
【0078】少なくても一つの炭素数6から14個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない
炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
素基に置換されたチオ基もしくは少なくても一つの炭素
数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたチオ基、少なくても一つの炭素数1
から20個迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭
素数6から20個迄の芳香族炭化水素基,または少なく
ても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されて
いないシリル基、少なくても一つの炭素数1から20個
迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から
20個迄の芳香族炭化水素基,または少なくても一つの
ハロゲン原子に置換されたまたは置換されていないシロ
キシ基、炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪
族炭化水素基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたN,N−ジ置換アミノ基、または炭
素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素
基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基に置
換されたP,P−ジ置換ホスフィノ基であり、Z3 、Z
4 、またはZ5 はそれぞれ式(4)、
【0079】
【式24】
【0080】(式中、置換基R3 、R4 、またはR5
それぞれ水素原子、少なくても一つの炭素数6から14
個迄の芳香族炭化水素基または少なくても一つのハロゲ
ン原子に置換されたまたは置換されていない炭素数1か
ら20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基、少な
くても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基
または少なくても一つのハロゲン原子に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基、少なくても一つの炭素数6から14個迄の芳香
族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない炭素
数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基
に置換されたオキシ基もしくは少なくても一つの炭素数
1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまたは
置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化水
素基に置換されたオキシ基、
【0081】少なくても一つの炭素数6から14個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない
炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
素基に置換されたチオ基もしくは少なくても一つの炭素
数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたチオ基、少なくても一つの炭素数1
から20個迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭
素数6から20個迄の芳香族炭化水素基,または少なく
ても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されて
いないシリル基、少なくても一つの炭素数1から20個
迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から
20個迄の芳香族炭化水素基,または少なくても一つの
ハロゲン原子に置換されたまたは置換されていないシロ
キシ基、炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪
族炭化水素基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたN,N−ジ置換アミノ基、または炭
素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素
基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基に置
換されたP,P−ジ置換ホスフィノ基であり、R3 とR
4 またはR3 とR5 が架橋していても良い。)で表され
るピラゾーリル基から選ばれた1種の置換基}で表され
るトリスピラゾーリル3座配位子が挙げられる。
【0082】こうした組み合わせ(III)における式
(6)のトリスピラゾーリル3座配位子L1 の例とし
て、ヒドロトリスピラゾーリルボレート、イソプロピル
トリスピラゾーリルボレート、n−ブチルトリスピラゾ
ーリルボレート、テトラキスピラゾーリルボレート等の
ヒドロトリスピラゾーリルボレートのヒドロ基がアルキ
ル、アリル、または複素環基等と置換したまたは置換し
ていない配位子(以下第一群と称する)、ヒドロトリス
(3−イソプロピルピラゾーリル)ボレート、ヒドロト
リス(3−t−ブチルピラゾーリル)ボレート、ヒドロ
トリス(3−フェニルピラゾーリル)ボレート、または
ヒドロトリス(3−(2’−チエニル)ピラゾーリル)
ボレート等の第一群の全てのピラゾーリル環が同一基で
モノ置換された配位子(以下第二群と称する)、
【0083】ヒドロビス(3−イソプロピルピラゾーリ
ル)(5−イソプロピルピラゾーリル)ボレート等の第
二群のピラゾーリル環の不等価モノ置換配位子(以下第
3群と称する)、ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラ
ゾーリル)ボレート、イソプロピルトリス(3,5−ジ
メチルピラゾーリル)ボレート、n−ブチルトリス
(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレート、テトラキ
ス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレート、ヒドロ
トリス(3,5−ジイソプロピルピラゾーリル)ボレー
ト、イソプロピルトリス(3,5−ジイソプロピルピラ
ゾーリル)ボレート、n−ブチルトリス(3,5−ジイ
ソプロピルピラゾーリル)ボレート、テトラキス(3,
5−ジイソプロピルピラゾーリル)ボレート、ヒドロト
リス(3,5−ジフェニルピラゾーリル)ボレート、イ
ソプロピルトリス(3,5−ジフェニルピラゾーリル)
ボレート、n−ブチルトリス(3,5−ジフェニルピラ
ゾーリル)ボレート、テトラキス(3,5−ジフェニル
ピラゾーリル)ボレート、ヒドロトリス(3−イソプロ
ピル−4−ブロモピラゾーリル)ボレート等の第一群の
全てのピラゾーリル環が等価にジ置換された配位子(以
下第四群と称する)、ヒドロビス(3−イソプロピル−
4−ブロモピラゾーリル)(5−イソプロピル−4−ブ
ロモピラゾーリル)ボレート、ヒドロトリス(7−イソ
プロピル−4−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ
−2−インダゾイル)ボレート等の等の第四群のピラゾ
ーリル環が不等価にジ置換された配位子(以下第五群と
称する)が挙げられる。
【0084】本発明の実施に際し、組み合わせ(III)
のトリスピラゾーリル3座配位子L1と同時に用いられ
る配位子L2 は、1つのσ結合と2つ以上のπ結合を有
するアルカポリエニル配位子が挙げられる。例えばアル
カトリエニル、シクロアルカトリエニル、シクロアルカ
ジエニル、またはアルカジエニル配位子が挙げられる
が、特に式(11)、
【式25】C55-x x ・・・(11) (式中、Hは水素原子、Xは0から5迄の整数、Rはそ
れぞれ水素原子、少なくても一つの炭素数6から14個
迄の芳香族炭化水素基または少なくても一つのハロゲン
原子に置換されたまたは置換されていない炭素数1から
20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基、少なく
ても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基ま
たは少なくても一つのハロゲン原子に置換されたまたは
置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化水
素基、少なくても一つの炭素数6から14個迄の芳香族
炭化水素基に置換されたまたは置換されていない炭素数
1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基に
置換されたオキシ基もしくは少なくても一つの炭素数1
から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまたは置
換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素
基に置換されたオキシ基、
【0085】少なくとも一つの炭素数6から14個迄の
芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていない
炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
素基に置換されたチオ基もしくは少なくても一つの炭素
数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまた
は置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたチオ基、少なくても一つの炭素数1
から20個迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭
素数6から20個迄の芳香族炭化水素基,または少なく
ても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されて
いないシリル基、少なくても一つの炭素数1から20個
迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から
20個迄の芳香族炭化水素基,または少なくても一つの
ハロゲン原子に置換されたまたは置換されていないシロ
キシ基、炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪
族炭化水素基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化
水素基に置換されたN,N−ジ置換アミノ基、または炭
素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素
基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基に置
換されたP,P−ジ置換ホスフィノ基であり、各Rは同
一でも異なっていても良く、または隣合うR基同士が互
いに架橋されていても良い)で表せる、単環または多環
のアルカジエニル基骨格を有する配位子が好ましい。
【0086】こうした式(11)の配位子として、シク
ロペンタジエニル、メチルシクロペンタジエニル、エチ
ルシクロペンタジエニル、n−プロピルシクロペンタジ
エニル、イソプロピルシクロペンタジエニル、n−ブチ
ルシクロペンタジエニル、トリメチルシリルシクロペン
タジエニル、トリメチルゲルミルシクロペンタジエニ
ル、1,2−ジメチルシクロペンタジエニルおよび1,
3−や1,4−置換異性体、1,2,3−トリメチルシ
クロペンタジエニルおよび置換異性体、1,2,3,4
−テトラメチルシクロペンタジエニルおよび置換異性
体、テトラメチルシクロペンタジエニル、インデニルお
よびその置換体、テトラヒドロインデニルおよびその置
換体、フルオレニルおよびその置換体、オクタヒドロフ
ルオレニルおよびその置換体等が挙げられる。またはこ
れらと式(6)の配位子L1 のZ3 、Z4 、またはZ5
の何れかと架橋した化合物が挙げられる。
【0087】本発明の実施に際し、(I)、(II)、ま
たは(III)の少なくても一つの組み合わせから選ばれ
た配位子L1 と配位子L2 の間で架橋する場合、配位子
1と配位子L2 が2価の置換基を経て架橋しても良
い。2価の置換基として、例えばメチレン基、ジフェニ
ルメチレン基、エチレン基、プロピレン基、またはシク
ロヘキシレン基等のアルキレン架橋基、シリレン基、ジ
メチルシリレン基、またはジフェニルシリレン基等のシ
リレン架橋基、ゲルミレン基、ジメチルゲルミレン基、
またはジフェニルゲルミレン基等のゲルミレン架橋基、
スタニレン基、ジメチルスタニレン基、またはジフェニ
ルスタニレン基等のスタニレン架橋基等が挙げられる。
【0088】本発明の実施に際し、(I)、(II)、ま
たは(III)の少なくても一つの組み合わせから選ばれ
た配位子L1 または配位子L2 が2価の置換基を経て配
位子の内部で架橋しても良い。こうした2価の置換基と
して、例えばメチレン基、ジフェニルメチレン基、エチ
レン基、プロピレン基、ブチレン基、またはシクロヘキ
シレン基等のアルキレン架橋基等が挙げられる。本発明
の実施に際し用いられる遷移金属は、周期律表のランタ
ン系列を含む3、4、5、6、7族、または8、9、1
0族の遷移金属から選ぶことが出来る。好ましくはラン
タン系列を含む3、4、または5族の遷移金属から選ぶ
ことが出来る。更に好ましくは4族の遷移金属、例えば
チタニウム、ジルコニウム、またはハフニウムから選ぶ
ことが出来る。この場合錯体の構造は式(12)、式
(13)、式(14)、または式(15)
【0089】
【式26】
【0090】
【式27】
【0091】
【式28】
【0092】
【式29】 (式中、Mは4族の遷移金属、Xはアニオン性の配位
子、Jは非配位性アニオン、L1 とL2 はそれぞれ上述
した(I)、(II)、または(III)の少なくても一つ
の組み合わせからなる配位子であり、配位子L1 と配位
子L2 は架橋されていても良い)で表される。
【0093】こうした配位子L1 と配位子L2 の組み合
わせのなかで好ましい式(12)の触媒をジルコニウム
錯体の例で示せば、 (1)配位子L1 が式(3)の燐含有基{R12 (Q
=)P}を1つ以上持つ3座配位子で配位子L2 がσ結
合配位子、またはσ結合と1つ以上のπ結合もしくは1
つ以上の孤立電子対供与結合をもつ配位子の組み合わせ
化合物として、トリス(ジフェニルフォスフィノ)メタ
ニドジルコニウム トリクロライド、トリス(ジフェニ
ルフォスフィノ)メタニドジルコニウム トリベンジ
ル、トリス(ジフェニルフォスフィノ)メタニドジルコ
ニウトリ メチル、トリス(ジフェニルフォスフィノ)
メタニドジイソプロピルアミノジルコニウム ジクロラ
イド、トリス(ジフェニルフォスフィノ)メタニドジイ
ソプロピルアミノジルコニウムジメチル、トリス(ジフ
ェニルフォスフィノ)メタニドジ(t−ブチル)アミノ
ジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニルフォ
スフィノ)メタニドジ(t−ブチル)アミノジルコニウ
ム ジメチル、トリス(ジフェニルフォスフィノ)メタ
ニドジシクロヘキシルアミノジルコニウム ジクロライ
ド、
【0094】トリス(ジフェニルフォスフィノ)メタニ
ドジシクロヘキシルアミノジルコニウム ジメチル、ト
リス(ジフェニルフォスフィノ)メタニドジフェニルホ
スフィノジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェ
ニルフォスフィノ)メタニドジフェニルホスフィノジル
コニウム ジメチル、トリス(ジフェニルフォスフィ
ノ)メタニドジシクロヘキシルホスフィノジルコニウム
ジクロライド、トリス(ジフェニルフォスフィノ)メ
タニドジシクロヘキシルホスフィノジルコニウムジメチ
ル、トリス(ジフェニルフォスフィノ)メタニドシクロ
ペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、トリス
(ジフェニルフォスフィノ)メタニドシクロペンタジエ
ニルジルコニウム ジメチル、トリス(ジフェニルフォ
スフィノ)メタニドブチルシクロペンタジエニルジルコ
ニウム ジクロライド、トリス(ジフェニルフォスフィ
ノ)メタニドブチルシクロペンタジエニルジルコニウム
ジメチル、
【0095】トリス(ジフェニルフォスフィノ)メタニ
ドインデニルジルコニウム ジクロライド、トリス(ジ
フェニルフォスフィノ)メタニドインデニルジルコニウ
ム ジメチル、トリス(ジフェニルフォスフィノ)メタ
ニドテトラヒドロインデニルルジルコニウム ジクロラ
イド、トリス(ジフェニルフォスフィノ)メタニドテト
ラヒドロインデニルルジルコニウム ジメチル、トリス
(ジフェニルフォスフィノ)メタニドフルオレニルジル
コニウム ジクロライド、トリス(ジフェニルフォスフ
ィノ)メタニドフルオレニルジルコニウム ジメチル、
トリス(ジフェニルオキソフォスフィノ)メタニドジル
コニウム トリクロライド、トリス(ジフェニルオキソ
フォスフィノ)メタニドジルコニウム トリベンジル、
トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニド
ジルコニウム トリメチル、
【0096】トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニドジイソプロピルアミノジルコニウム ジク
ロライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニドジイソプロピルアミノジルコニウムジ メ
チル、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メ
タニドジ(t−ブチル)アミノジルコニウム ジクロラ
イド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メ
タニドジ(t−ブチル)アミノジルコニウム ジメチ
ル、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタ
ニドジシクロヘキシルアミノジルコニウム ジクロライ
ド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタ
ニドジシクロヘキシルアミノジルコニウム ジメチル、
トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニド
ジフェニルホスフィノジルコニウム ジクロライド、ト
リス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニドジ
フェニルホスフィノジルコニウム ジメチル、トリス
(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニドジシク
ロヘキシルホスフィノジルコニウムジクロライド、トリ
ス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニドジシ
クロヘキシルホスフィノジルコニウム ジメチル、
【0097】トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニドシクロペンタジエニルジルコニウム ジク
ロライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニドシクロペンタジエニルジルコニウム ジメ
チル、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メ
タニドブチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジク
ロライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニドブチルシクロペンタジエニルジルコニウム
ジメチル、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニドインデニルジルコニウム ジクロライド、
トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニド
インデニルジルコニウム ジメチル、トリス(ジフェニ
ルオキソフォスフォラニル)メタニドテトラヒドロイン
デニルジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニ
ルオキソフォスフォラニル)メタニドテトラヒドロイン
デニルジルコニウム ジメチル、
【0098】トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニドフルオレニルジルコニウム ジクロライ
ド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタ
ニドフルオレニルジルコニウム ジメチル、トリス(ジ
フェニルチオフォスフォラニル)メタニドジルコニウム
トリクロライド、トリス(ジフェニルチオフォスフォ
ラニル)メタニドジルコニウム トリベンジル、トリス
(ジフェニルチオフォスフォラニル)メタニドジルコニ
ウ トリメチル、トリス(ジフェニルチオフォスフォラ
ニル)メタニドジイソプロピルアミノジルコニウム ジ
クロライド、トリス(ジフェニルチオフォスフォラニ
ル)メタニドジイソプロピルアミノジルコニウム ジメ
チル、トリス(ジフェニルチオフォスフォラニル)メタ
ニドジ(t−ブチル)アミノジルコニウム ジクロライ
ド、トリス(ジフェニルチオフォスフォラニル)メタニ
ドジシクロヘキシルアミノジルコニウム ジクロライ
ド、
【0099】トリス(ジフェニルチオフォスフォラニ
ル)メタニドジフェニルホスフィノジルコニウム ジク
ロライド、トリス(ジフェニルチオフォスフォラニル)
メタニドジシクロヘキシルホスフィノジルコニウム ジ
クロライド、トリス(ジフェニルチオフォスフォラニ
ル)メタニドシクロペンタジエニルジルコニウム ジク
ロライド、トリス(ジフェニルチオフォスフォラニル)
メタニドブチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジ
クロライド、トリス(ジフェニルチオフォスフォラニ
ル)メタニドインデニルジルコニウム ジクロライド、
トリス(ジフェニルチオフォスフォラニル)メタニドテ
トラヒドロインデニルジルコニウム ジクロライド、ト
リス(ジフェニルチオフォスフォラニル)メタニドフル
オレニルジルコニウム ジクロライド、ビス(ジフェニ
ルフォスフォラニル)(ジフェニルオキソフォスフォラ
ニル)メタニドジルコニウム トリクロライド、
【0100】ビス(ジフェニルフォスフォラニル)(ジ
フェニルオキソフォスフォラニル)メタニドジルコニウ
ム トリベンジル、ビス(ジフェニルフォスフォラニ
ル)(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニドジ
ルコニウム トリメチル、ビス(ジフェニルフォスフォ
ラニル)(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニ
ドジイソプロピルアミノジルコニウム ジクロライド、
ビス(ジフェニルフォスフォラニル)(ジフェニルオキ
ソフォスフォラニル)メタニドジイソプロピルアミノジ
ルコニウム ジメチル、ビス(ジフェニルフォスフォラ
ニル)(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニド
ジ(t−ブチル)アミノジルコニウム ジクロライド、
ビス(ジフェニルフォスフォラニル)(ジフェニルオキ
ソフォスフォラニル)メタニドジシクロヘキシルアミノ
ジルコニウム ジクロライド、
【0101】ビス(ジフェニルフォスフォラニル)(ジ
フェニルオキソフォスフォラニル)メタニドジフェニル
ホスフィノジルコニウム ジクロライド、ビス(ジフェ
ニルフォスフォラニル)(ジフェニルオキソフォスフォ
ラニル)メタニドジシクロヘキシルホスフィノジルコニ
ウム ジクロライド、ビス(ジフェニルフォスフォラニ
ル)(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニドシ
クロペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、ビス
(ジフェニルフォスフォラニル)(ジフェニルオキソフ
ォスフォラニル)メタニドブチルシクロペンタジエニル
ジルコニウム ジクロライド、ビス(ジフェニルフォス
フォラニル)(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メ
タニドインデニルジルコニウム ジクロライド、ビス
(ジフェニルフォスフォラニル)(ジフェニルオキソフ
ォスフォラニル)メタニドテトラヒドロインデニルジル
コニウム ジクロライド、
【0102】ビス(ジフェニルフォスフォラニル)(ジ
フェニルオキソフォスフォラニル)メタニドフルオレニ
ルジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニルセ
レノフォスフォラニル)メタニドジルコニウム トリク
ロライド、トリス(ジフェニルセレノフォスフォラニ
ル)メタニドジルコニウム トリベンジル、トリス(ジ
フェニルセレノフォスフォラニル)メタニドジルコニウ
ム トリメチル、トリス(ジフェニルセレノフォスフォ
ラニル)メタニドジイソプロピルアミノジルコニウム
ジクロライド、トリス(ジフェニルセレノフォスフォラ
ニル)メタニドジイソプロピルアミノジルコニウム ジ
メチル、トリス(ジフェニルセレノフォスフォラニル)
メタニドジ(t−ブチル)アミノジルコニウム ジクロ
ライド、トリス(ジフェニルセレノフォスフォラニル)
メタニドジシクロヘキシルアミノジルコニウム ジクロ
ライド、
【0103】トリス(ジフェニルセレノフォスフォラニ
ル)メタニドジフェニルホスフィノジルコニウム ジク
ロライド、トリス(ジフェニルセレノフォスフォラニ
ル)メタニドジシクロヘキシルホスフィノジルコニウム
ジクロライド、トリス(ジフェニルセレノフォスフォ
ラニル)メタニドシクロペンタジエニルジルコニウム
ジクロライド、トリス(ジフェニルセレノフォスフォラ
ニル)メタニドブチルシクロペンタジエニルジルコニウ
ム ジクロライド、トリス(ジフェニルセレノフォスフ
ォラニル)メタニドインデニルジルコニウム ジクロラ
イド、トリス(ジフェニルセレノフォスフォラニル)メ
タニドテトラヒドロインデニルジルコニウムジクロライ
ド、トリス(ジフェニルセレノフォスフォラニル)メタ
ニドフルオレニルジルコニウム ジクロライド、ビス
(ジフェニルフォスフィノ)(ジフェニルチオフォスフ
ォラニル)メタニドジルコニウム トリクロライド、ビ
ス(ジフェニルフォスフィノ)(ジフェニルチオフォス
フォラニル)メタニドジルコニウムトリベンジル、ビス
(ジフェニルフォスフィノ)(ジフェニルチオフォスフ
ォラニル)メタニドジルコニウム トリメチル、
【0104】ビス(ジフェニルフォスフィノ)(ジフェ
ニルチオフォスフォラニル)メタニドジイソプロピルア
ミノジルコニウム ジクロライド、ビス(ジフェニルフ
ォスフィノ)(ジフェニルチオフォスフォラニル)メタ
ニドジイソプロピルアミノジルコニウム ジメチル、ビ
ス(ジフェニルフォスフィノ)(ジフェニルチオフォス
フォラニル)メタニドジ(t−ブチル)アミノジルコニ
ウム ジクロライド、ビス(ジフェニルフォスフィノ)
(ジフェニルチオフォスフォラニル)メタニドジシクロ
ヘキシルアミノジルコニウム ジクロライド、ビス(ジ
フェニルフォスフィノ)(ジフェニルチオフォスフォラ
ニル)メタニドジフェニルホスフィノジルコニウム ジ
クロライド、ビス(ジフェニルフォスフィノ)(ジフェ
ニルチオフォスフォラニル)メタニドジシクロヘキシル
ホスフィノジルコニウム ジクロライド、ビス(ジフェ
ニルフォスフィノ)(ジフェニルチオフォスフォラニ
ル)メタニドシクロペンタジエニルジルコニウム ジク
ロライド、
【0105】ビス(ジフェニルフォスフィノ)(ジフェ
ニルチオフォスフォラニル)メタニドブチルシクロペン
タジエニルジルコニウム ジクロライド、ビス(ジフェ
ニルフォスフィノ)(ジフェニルチオフォスフォラニ
ル)メタニドインデニルジルコニウム ジクロライド、
ビス(ジフェニルフォスフィノ)(ジフェニルチオフォ
スフォラニル)メタニドテトラヒドロインデニルジルコ
ニウム ジクロライド、ビス(ジフェニルオキソフォス
フィノ)(ジフェニルチオフォスフォラニル)メタニド
フルオレニルジルコニウム ジクロライド、(ジフェニ
ルオキソフォスフォラニル)(ジフェニルチオフォスフ
ォラニル)(ジフェニルセレノフォスフォラニル)メタ
ニドジルコニウム トリクロライド、(ジフェニルオキ
ソフォスフォラニル)(ジフェニルチオフォスフォラニ
ル)(ジフェニルセレノフォスフォラニル)メタニドジ
ルコニウム トリベンジル、(ジフェニルオキソフォス
フォラニル)(ジフェニルチオフォスフォラニル)(ジ
フェニルセレノフォスフォラニル)メタニドジルコニウ
ム トリメチル、(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)(ジフェニルチオフォスフォラニル)(ジフェニル
セレノフォスフォラニル)メタニドジイソプロピルアミ
ノジルコニウム ジクロライド、
【0106】(ジフェニルオキソフォスフォラニル)
(ジフェニルチオフォスフォラニル)(ジフェニルセレ
ノフォスフォラニル)メタニドジイソプロピルアミノジ
ルコニウム ジメチル、(ジフェニルオキソフォスフォ
ラニル)(ジフェニルチオフォスフォラニル)(ジフェ
ニルセレノフォスフォラニル)メタニドジ(t−ブチ
ル)アミノジルコニウム ジクロライド、(ジフェニル
オキソフォスフォラニル)(ジフェニルチオフォスフォ
ラニル)(ジフェニルセレノフォスフォラニル)メタニ
ドジシクロヘキシルアミノジルコニウム ジクロライ
ド、(ジフェニルオキソフォスフォラニル)(ジフェニ
ルチオフォスフォラニル)(ジフェニルセレノフォスフ
ォラニル)メタニドジフェニルホスフィノジルコニウム
ジクロライド、(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)(ジフェニルチオフォスフォラニル)(ジフェニル
セレノフォスフォラニル)メタニドジシクロヘキシルホ
スフィノジルコニウム ジクロライド、(ジフェニルオ
キソフォスフォラニル)(ジフェニルチオフォスフォラ
ニル)(ジフェニルセレノフォスフォラニル)メタニド
シクロペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、
【0107】(ジフェニルオキソフォスフォラニル)
(ジフェニルチオフォスフォラニル)(ジフェニルセレ
ノフォスフォラニル)メタニドブチルシクロペンタジエ
ニルジルコニウム ジクロライド、(ジフェニルオキソ
フォスフォラニル)(ジフェニルチオフォスフォラニ
ル)(ジフェニルセレノフォスフォラニル)メタニドイ
ンデニルジルコニウム ジクロライド、(ジフェニルオ
キソフォスフォラニル)(ジフェニルチオフォスフォラ
ニル)(ジフェニルセレノフォスフォラニル)メタニド
テトラヒドロインデニルジルコニウム ジクロライド、
(ジフェニルオキソフォスフォラニル)(ジフェニルチ
オフォスフォラニル)(ジフェニルセレノフォスフォラ
ニル)メタニドフルオレニルジルコニウム ジクロライ
ド、これらの置換体、または上述のメタニドの代わりに
ヒドロボレートや炭素数が1から10迄のアルキル基置
換ボレートを置き換えた錯体等が挙げられ、
【0108】(2)配位子L1 が式5の複素5員環5座
配位子であり、配位子L2 がσ結合配位子、またはσ結
合と1つ以上のπ結合もしくは1つ以上の孤立電子対供
与結合をもつ配位子である(但し式5のmが1の時は配
位子L2 がσ結合配位子、またはσ結合と1つ以上の孤
立電子対供与結合をもつ配位子である)組み合わせの化
合物として、ピラゾーリルジルコニウム トリクロライ
ド、ピラゾーリルジルコニウム トリメチル、ピラゾー
リルジルコニウム トリベンジル、シクロペンタジエニ
ルピラゾーリルジルコニウム ジクロライド、ヒドロト
リスピラゾーリルボレートピラゾーリルジルコニウム
ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラ
ニル)メタニドピラゾーリルジルコニウム ジクロライ
ド、ビス(ピラゾーリル)ジルコニウム ジクロライ
ド、ビス(ピラゾーリル)ジルコニウム ジメチル、ビ
ス(ピラゾーリル)ジルコニウム ジベンジル、
【0109】3,4,5−トリメチルピラゾーリルジル
コニウム トリクロライド、3,4,5−トリメチルピ
ラゾーリルジルコニウム トリメチル、3,4,5−ト
リメチルピラゾーリルジルコニウム トリベンジル、シ
クロペンタジエニル(3,4,5−トリメチルピラゾー
リル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピラ
ゾーリルボレート(3,4,5−トリメチルピラゾーリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニル
オキソフォスフォラニル)メタニド(3,4,5−トリ
メチルピラゾーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビ
ス(3,4,5−トリメチルピラゾーリル)ジルコニウ
ム ジクロライド、ビス(3,4,5−トリメチルピラ
ゾーリル)ジルコニウム ジメチル、ビス(3,4,5
−トリメチルピラゾーリル)ジルコニウム ジベンジ
ル、イミダゾーリルジルコニウム トリクロライド、イ
ミダゾーリルジルコニウム トリメチル、
【0110】イミダゾーリルジルコニウム トリベンジ
ル、シクロペンタジエニルイミダゾーリルジルコニウム
ジクロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートイ
ミダゾーリルジルコニウム ジクロライド、トリス(ジ
フェニルオキソフォスフォラニル)メタニドイミダゾー
リルジルコニウム ジクロライド、ビス(イミダゾーリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(イミダゾーリ
ル)ジルコニウム ジメチル、ビス(イミダゾーリル)
ジルコニウム ジベンジル、1,2,3−トリアゾーリ
ルジルコニウム トリクロライド、1,2,3−トリア
ゾーリルジルコニウム トリメチル、1,2,3−トリ
アゾーリルジルコニウム トリベンジル、シクロペンタ
ジエニル(1,2,3−トリアゾーリル)ジルコニウム
ジクロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレート
(1,2,3−トリアゾーリル)ジルコニウム ジクロ
ライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)
メタニド(1,2,3−トリアゾーリル)ジルコニウム
ジクロライド、
【0111】ビス(1,2,3−トリアゾーリル)ジル
コニウム ジクロライド、ビス(1,2,3−トリアゾ
ーリル)ジルコニウム ジメチル、ビス(1,2,3−
トリアゾーリル)ジルコニウム ジベンジル、テトラゾ
ーリルジルコニウム トリクロライド、テトラゾーリル
ジルコニウム トリメチル、テトラゾーリルジルコニウ
ム トリベンジル、シクロペンタジエニルテトラゾーリ
ルジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピラゾー
リルボレートテトラゾーリルジルコニウム ジクロライ
ド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタ
ニドテトラゾーリルジルコニウム ジクロライド、ビス
(テトラゾーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス
(テトラゾーリル)ジルコニウム ジメチル、ビス(テ
トラゾーリル)ジルコニウム ジベンジル、等の窒素含
有複素5員環錯体、
【0112】(1,2−ジホスホーリル)ジルコニウム
トリクロライド、(1,2−ジホスホーリル)ジルコ
ニウム トリメチル、(1,2−ジホスホーリル)ジル
コニウム トリベンジル、シクロペンタジエニル(1,
2−ジホスホーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒ
ドロトリスピラゾーリルボレート(1,2−ジホスホー
リル)ジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニ
ルオキソフォスフォラニル)メタニド(1,2−ジホス
ホーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(1,2
−ジホスホーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス
(1,2−ジホスホーリル)ジルコニウム ジメチル、
ビス(1,2−ジホスホーリル)ジルコニウム ジベン
ジル、
【0113】3,4,5−トリメチル−1,2−ジホス
ホーリルジルコニウム トリクロライド、3,4,5−
トリメチル−1,2−ジホスホーリルジルコニウム ト
リメチル、3,4,5−トリメチル−1,2−ジホスホ
ーリルジルコニウム トリベンジル、シクロペンタジエ
ニル(3,4,5−トリメチル−1,2−ジホスホーリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピラゾ
ーリルボレート(3,4,5−トリメチル−1,2−ジ
ホスホーリル)ジルコニウム ジクロライド、トリス
(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニド(3,
4,5−トリメチル−1,2−ジホスホーリル)ジルコ
ニウム ジクロライド、ビス(3,4,5−トリメチル
−1,2−ジホスホーリル)ジルコニウム ジクロライ
ド、ビス(3,4,5−トリメチル−1,2−ジホスホ
ーリル)ジルコニウム ジメチル、ビス(3,4,5−
トリメチル−1,2−ジホスホーリル)ジルコニウム
ジベンジル、(1,3−ジホスホーリル)ジルコニウム
トリクロライド、(1,3−ジホスホーリル)ジルコ
ニウム トリメチル、(1,3−ジホスホーリル)ジル
コニウム トリベンジル、
【0114】シクロペンタジエニル(1,3−ジホスホ
ーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピ
ラゾーリルボレート(1,3−ジホスホーリル)ジルコ
ニウムジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォス
フォラニル)メタニド(1,3−ジホスホーリル)ジル
コニウム ジクロライド、ビス(1,3−ジホスホーリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(1,3−ジホ
スホーリル)ジルコニウム ジメチル、ジ(1,3−ジ
ホスホーリル)ジルコニウム ジベンジル、1,2,3
−トリホスホーリルジルコニウム トリクロライド、
1,2,3−トリホスホーリルジルコニウム トリメチ
ル、1,2,3−トリホスホーリルジルコニウム トリ
ベンジル、シクロペンタジエニル(1,2,3−トリホ
スホーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリ
スピラゾーリルボレート(1,2,3−トリホスホーリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、
【0115】トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニド(1,2,3−トリホスホーリル)ジルコ
ニウム ジクロライド、ビス(1,2,3−トリホスホ
ーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(1,2,
3−トリホスホーリル)ジルコニウム ジメチル、ビス
(1,2,3−トリホスホーリル)ジルコニウム ジベ
ンジル、ペンタホスホーリルジルコニウム トリクロラ
イド、ペンタホスホーリルジルコニウム トリメチル、
ペンタホスホーリルジルコニウム トリベンジル、シク
ロペンタジエニルペンタホスホーリルジルコニウムジク
ロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートペンタホ
スホーリルジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフ
ェニルオキソフォスフォラニル)メタニドペンタホスホ
ーリルジルコニウム ジクロライド、ビス(ペンタホス
ホーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(ペンタ
ホスホーリル)ジルコニウム ジメチル、ビス(ペンタ
ホスホーリル)ジルコニウム ジベンジル、等の燐含有
複素5員環錯体、
【0116】(1,2−ジアルソーリル)ジルコニウム
トリクロライド、(1,2−ジアルソーリル)ジルコ
ニウム トリメチル、(1,2−ジアルソーリル)ジル
コニウム トリベンジル、シクロペンタジエニル(1,
2−ジアルソーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒ
ドロトリスピラゾーリルボレート(1,2−ジアルソー
リル)ジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニ
ルオキソフォスフォラニル)メタニド(1,2−ジアル
ソーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(1,2
−ジアルソーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス
(1,2−ジアルソーリル)ジルコニウム ジメチル、
ビス(1,2−ジアルソーリル)ジルコニウム ジベン
ジル、3,4,5−トリメチル−1,2−ジアルソーリ
ルジルコニウム トリクロライド、3,4,5−トリメ
チル−1,2−ジアルソーリルジルコニウム トリメチ
ル、3,4,5−トリメチル−1,2−ジアルソーリル
ジルコニウム トリベンジル、
【0117】シクロペンタジエニル(3,4,5−トリ
メチル−1,2−ジアルソーリル)ジルコニウム ジク
ロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレート(3,
4,5−トリメチル−1,2−ジアルソーリル)ジルコ
ニウム ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォ
スフォラニル)メタニド(3,4,5−トリメチル−
1,2−ジアルソーリル)ジルコニウム ジクロライ
ド、ビス(3,4,5−トリメチル−1,2−ジアルソ
ーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(3,4,
5−トリメチル−1,2−ジアルソーリル)ジルコニウ
ム ジメチル、ビス(3,4,5−トリメチル−1,2
−ジアルソーリル)ジルコニウム ジベンジル、(1,
3−ジアルソーリル)ジルコニウム トリクロライド、
(1,3−ジアルソーリル)ジルコニウム トリメチ
ル、(1,3−ジアルソーリル)ジルコニウム トリベ
ンジル、シクロペンタジエニル(1,3−ジアルソーリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピラゾ
ーリルボレート(1,3−ジアルソーリル)ジルコニウ
ム ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフ
ォラニル)メタニド(1,3−ジアルソーリル)ジルコ
ニウム ジクロライド、
【0118】ビス(1,3−ジアルソーリル)ジルコニ
ウム ジクロライド、ビス(1,3−ジアルソーリル)
ジルコニウム ジメチル、ジ(1,3−ジアルソーリ
ル)ジルコニウム ジベンジル、1,2,3−トリアル
ソーリルジルコニウム トリクロライド、1,2,3−
トリアルソーリルジルコニウム トリメチル、1,2,
3−トリアルソーリルジルコニウム トリベンジル、シ
クロペンタジエニル(1,2,3−トリアルソーリル)
ジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピラゾーリ
ルボレート(1,2,3−トリアルソーリル)ジルコニ
ウム ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォス
フォラニル)メタニド(1,2,3−トリアルソーリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(1,2,3−
トリアルソーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス
(1,2,3−トリアルソーリル)ジルコニウム ジメ
チル、
【0119】ビス(1,2,3−トリアルソーリル)ジ
ルコニウム ジベンジル、テトラメチルアルソーリルジ
ルコニウム トリクロライド、テトラメチルアルソーリ
ルジルコニウム トリメチル、テトラメチルアルソーリ
ルジルコニウム トリベンジル、シクロペンタジエニル
テトラメチルアルソーリルジルコニウム ジクロライ
ド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートテトラメチルア
ルソーリルジルコニウムジクロライド、トリス(ジフェ
ニルオキソフォスフォラニル)メタニドテトラメチルア
ルソーリルジルコニウム ジクロライド、ビス(テトラ
メチルアルソーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビ
ス(テトラメチルアルソーリル)ジルコニウム ジメチ
ル、ビス(テトラメチルアルソーリル)ジルコニウム
ジベンジル、等の砒素含有複素5員環錯体、
【0120】(1,2−ジスチボーリル)ジルコニウム
トリクロライド、(1,2−ジスチボーリル)ジルコ
ニウム トリメチル、(1,2−ジスチボーリル)ジル
コニウム トリベンジル、シクロペンタジエニル(1,
2−ジスチボーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒ
ドロトリスピラゾーリルボレート(1,2−ジスチボー
リル)ジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニ
ルオキソフォスフォラニル)メタニド(1,2−ジスチ
ボーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(1,2
−ジスチボーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス
(1,2−ジスチボーリル)ジルコニウム ジメチル、
【0121】ビス(1,2−ジスチボーリル)ジルコニ
ウム ジベンジル、3,4,5−トリメチル−1,2−
ジスチボーリルジルコニウム トリクロライド、3,
4,5−トリメチル−1,2−ジスチボーリルジルコニ
ウム トリメチル、3,4,5−トリメチル−1,2−
ジスチボーリルジルコニウム トリベンジル、シクロペ
ンタジエニル(3,4,5−トリメチル−1,2−ジス
チボーリル)ジルコニウムジクロライド、ヒドロトリス
ピラゾーリルボレート(3,4,5−トリメチル−1,
2−ジスチボーリル)ジルコニウム ジクロライド、ト
リス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニド
(3,4,5−トリメチル−1,2−ジスチボーリル)
ジルコニウム ジクロライド、ビス(3,4,5−トリ
メチル−1,2−ジスチボーリル)ジルコニウム ジク
ロライド、ビス(3,4,5−トリメチル−1,2−ジ
スチボーリル)ジルコニウム ジメチル、ビス(3,
4,5−トリメチル−1,2−ジスチボーリル)ジルコ
ニウム ジベンジル、
【0122】(1,3−ジスチボーリル)ジルコニウム
トリクロライド、(1,3−ジスチボーリル)ジルコ
ニウム トリメチル、(1,3−ジスチボーリル)ジル
コニウム トリベンジル、シクロペンタジエニル(1,
3−ジスチボーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒ
ドロトリスピラゾーリルボレート(1,3−ジスチボー
リル)ジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニ
ルオキソフォスフォラニル)メタニド(1,3−ジスチ
ボーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(1,3
−ジスチボーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス
(1,3−ジスチボーリル)ジルコニウム ジメチル、
ジ(1,3−ジスチボーリル)ジルコニウム ジベンジ
ル、1,2,3−トリスチボーリルジルコニウム トリ
クロライド、1,2,3−トリスチボーリルジルコニウ
ム トリメチル、1,2,3−トリスチボーリルジルコ
ニウム トリベンジル、
【0123】シクロペンタジエニル(1,2,3−トリ
スチボーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロト
リスピラゾーリルボレート(1,2,3−トリスチボー
リル)ジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニ
ルオキソフォスフォラニル)メタニド(1,2,3−ト
リスチボーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス
(1,2,3−トリスチボーリル)ジルコニウム ジク
ロライド、ビス(1,2,3−トリスチボーリル)ジル
コニウム ジメチル、ビス(1,2,3−トリスチボー
リル)ジルコニウム ジベンジル、テトラスチボーリル
ジルコニウム トリクロライド、テトラスチボーリルジ
ルコニウム トリメチル、テトラスチボーリルジルコニ
ウムトリベンジル、シクロペンタジエニルテトラスチボ
ーリルジルコニウムジクロライド、ヒドロトリスピラゾ
ーリルボレートテトラスチボーリルジルコニウム ジク
ロライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニドテトラスチボーリルジルコニウム ジクロ
ライド、
【0124】ビス(テトラスチボーリル)ジルコニウム
ジクロライド、ビス(テトラスチボーリル)ジルコニ
ウム ジメチル、ビス(テトラスチボーリル)ジルコニ
ウムジベンジル、等のアンチモン含有複素5員環錯体、
(1,2−ジビスモーリル)ジルコニウム トリクロラ
イド、(1,2−ジビスモーリル)ジルコニウム トリ
メチル、(1,2−ジビスモーリル)ジルコニウムトリ
ベンジル、シクロペンタジエニル(1,2−ジビスモー
リル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピラ
ゾーリルボレート(1,2−ジビスモーリル)ジルコニ
ウム ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォス
フォラニル)メタニド(1,2−ジビスモーリル)ジル
コニウム ジクロライド、ビス(1,2−ジビスモーリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(1,2−ジビ
スモーリル)ジルコニウム ジメチル、ビス(1,2−
ジビスモーリル)ジルコニウム ジベンジル、3,4,
5−トリメチル−1,2−ジビスモーリルジルコニウム
トリクロライド、
【0125】3,4,5−トリメチル−1,2−ジビス
モーリルジルコニウム トリメチル、3,4,5−トリ
メチル−1,2−ジビスモーリルジルコニウム トリベ
ンジル、シクロペンタジエニル(3,4,5−トリメチ
ル−1,2−ジビスモーリル)ジルコニウム ジクロラ
イド、ヒドロトリスピラゾーリルボレート(3,4,5
−トリメチル−1,2−ジビスモーリル)ジルコニウム
ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォ
ラニル)メタニド(3,4,5−トリメチル−1,2−
ジビスモーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス
(3,4,5−トリメチル−1,2−ジビスモーリル)
ジルコニウム ジクロライド、ビス(3,4,5−トリ
メチル−1,2−ジビスモーリル)ジルコニウム ジメ
チル、ビス(3,4,5−トリメチル−1,2−ジビス
モーリル)ジルコニウム ジベンジル、(1,3−ジビ
スモーリル)ジルコニウム トリクロライド、(1,3
−ジビスモーリル)ジルコニウム トリメチル、(1,
3−ジビスモーリル)ジルコニウム トリベンジル、
【0126】シクロペンタジエニル(1,3−ジビスモ
ーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピ
ラゾーリルボレート(1,3−ジビスモーリル)ジルコ
ニウムジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォス
フォラニル)メタニド(1,3−ジビスモーリル)ジル
コニウム ジクロライド、ビス(1,3−ジビスモーリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(1,3−ジビ
スモーリル)ジルコニウム ジメチル、ビス(1,3−
ジビスモーリル)ジルコニウム ジベンジル、1,2,
3−トリビスモーリルジルコニウム トリクロライド、
1,2,3−トリビスモーリルジルコニウム トリメチ
ル、1,2,3−トリビスモーリルジルコニウム トリ
ベンジル、シクロペンタジエニル(1,2,3−トリビ
スモーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリ
スピラゾーリルボレート(1,2,3−トリビスモーリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、
【0127】トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニド(1,2,3−トリビスモーリル)ジルコ
ニウム ジクロライド、ビス(1,2,3−トリビスモ
ーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(1,2,
3−トリビスモーリル)ジルコニウム ジメチル、ビス
(1,2,3−トリビスモーリル)ジルコニウム ジベ
ンジル、テトラビスモーリルジルコニウム トリクロラ
イド、テトラビスモーリルジルコニウム トリメチル、
テトラビスモーリルジルコニウム トリベンジル、シク
ロペンタジエニルテトラビスモーリルジルコニウム ジ
クロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートテトラ
ビスモーリルジルコニウム ジクロライド、トリス(ジ
フェニルオキソフォスフォラニル)メタニドテトラビス
モーリルジルコニウム ジクロライド、ビス(テトラビ
スモーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(テト
ラビスモーリル)ジルコニウム ジメチル、ビス(テト
ラビスモーリル)ジルコニウム ジベンジル、等のビス
マス含有複素5員環錯体、
【0128】ビス(ホスファゾリル)ジルコニウム ジ
クロライド、ビス(ホスファジアゾーリル)ジルコニウ
ム ジクロライド、ビス(ジホスファジアゾーリル)ジ
ルコニウム ジクロライド、ビス(ホスファトリアゾー
リル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(ジホスファ
ゾリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(トリホス
ファゾリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(アル
サゾリル)ジルコニウムジクロライド、ビス(スチバゾ
リル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(ビスマゾリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(アルサホスホ
ーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(スチバホ
スホーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス(ビス
マホスホーリル)ジルコニウム ジクロライド、ビス
(スチバアルソーリル)ジルコニウム ジクロライド、
ビス(ビスマアルソーリル)ジルコニウム ジクロライ
ド、ビス(ビスマスチボーリル)ジルコニウム ジクロ
ライド等の窒素、燐、砒素、アンチモン、またはビスマ
スから選ばれた原子含有複素5員環錯体、
【0129】更に、ピローリルジルコニウム トリクロ
ライド、ピローリルジルコニウム トリメチル、ピロー
リルジルコニウム トリベンジル、2−メチルピローリ
ルジルコニウム トリクロライド、2−メチルピローリ
ルジルコニウム トリメチル、2−メチルピローリルジ
ルコニウム トリベンジル、3,4−ジメチルピローリ
ルジルコニウム トリクロライド、3,4−ジメチルピ
ローリルジルコニウムトリメチル、3,4−ジメチルピ
ローリルジルコニウム トリベンジル、2,3,4,5
−テトラメチルピローリルジルコニウム トリクロライ
ド、2,3,4,5−テトラメチルピローリルジルコニ
ウム トリメチル、2,3,4,5−テトラメチルピロ
ーリルジルコニウム トリベンジル、インドーリルジル
コニウムトリクロライド、インドーリルジルコニウム
トリメチル、インドーリルジルコニウム トリベンジ
ル、カルバゾーリルジルコニウム トリクロライド、カ
ルバゾーリルジルコニウム トリメチル、、カルバゾー
リルジルコニウム トリベンジル、
【0130】ホスホーリルジルコニウム トリクロライ
ド、ホスホーリルジルコニウム トリメチル、ホスホー
リルジルコニウム トリベンジル、2−メチルホスホー
リルジルコニウム トリクロライド、2−メチルホスホ
ーリルジルコニウム トリメチル、2−メチルホスホー
リルジルコニウム トリベンジル、3,4−ジメチルホ
スホーリルジルコニウム トリクロライド、3,4−ジ
メチルホスホーリルジルコニウム トリメチル、3,4
−ジメチルホスホーリルジルコニウム トリベンジル、
2,3,4,5−テトラメチルホスホーリルジルコニウ
ム トリクロライド、2,3,4,5−テトラメチルホ
スホーリルジルコニウム トリメチル、2,3,4,5
−テトラメチルホスホーリルジルコニウム トリベンジ
ル、ベンゾ[b]ホスホーリルジルコニウム トリクロ
ライド、ベンゾ[b]ホスホーリルジルコニウム トリ
メチル、ベンゾ[b]ホスホーリルジルコニウム トリ
ベンジル、ジベンゾ[b,d]ホスホーリルジルコニウ
ム トリクロライド、ジベンゾ[b,d]ホスホーリル
ジルコニウム トリメチル、
【0131】ジベンゾ[b,d]ホスホーリルジルコニ
ウム トリベンジル、アルソーリルジルコニウム トリ
クロライド、アルソーリルジルコニウム トリメチル、
アルソーリルジルコニウム トリベンジル、2−メチル
アルソーリルジルコニウム トリクロライド、2−メチ
ルアルソーリルジルコニウム トリメチル、2−メチル
アルソーリルジルコニウム トリベンジル、3,4−ジ
メチルアルソーリルジルコニウム トリクロライド、
3,4−ジメチルアルソーリルジルコニウム トリメチ
ル、3,4−ジメチルアルソーリルジルコニウム トリ
ベンジル、2,3,4,5−テトラメチルアルソーリル
ジルコニウム トリクロライド、2,3,4,5−テト
ラメチルアルソーリルジルコニウム トリメチル、2,
3,4,5−テトラメチルアルソーリルジルコニウム
トリベンジル、ベンゾ[b]アルソーリルジルコニウム
トリクロライド、ベンゾ[b]アルソーリルジルコニ
ウムトリメチル、ベンゾ[b]アルソーリルジルコニウ
ム トリベンジル、ジベンゾ[b,d]アルソーリルジ
ルコニウム トリクロライド、ジベンゾ[b,d]アル
ソーリルジルコニウム トリメチル、ジベンゾ[b,
d]アルソーリルジルコニウム トリベンジル、スチボ
ーリルジルコニウム トリクロライド、
【0132】スチボーリルジルコニウム トリメチル、
スチボーリルジルコニウム トリベンジル、2−メチル
スチボーリルジルコニウム トリクロライド、2−メチ
ルスチボーリルジルコニウム トリメチル、2−メチル
スチボーリルジルコニウム トリベンジル、3,4−ジ
メチルスチボーリルジルコニウム トリクロライド、
3,4−ジメチルスチボーリルジルコニウム トリメチ
ル、3,4−ジメチルスチボーリルジルコニウム トリ
ベンジル、2,3,4,5−テトラメチルスチボーリル
ジルコニウム トリクロライド、2,3,4,5−テト
ラメチルスチボーリルジルコニウム トリメチル、2,
3,4,5−テトラメチルスチボーリルジルコニウム
トリベンジル、ベンゾ[b]スチボーリルジルコニウム
トリクロライド、ベンゾ[b]スチボーリルジルコニ
ウム トリメチル、ベンゾ[b]スチボーリルジルコニ
ウム トリベンジル、ジベンゾ[b,d]スチボーリル
ジルコニウム トリクロライド、ジベンゾ[b,d]ス
チボーリルジルコニウム トリメチル、ジベンゾ[b,
d]スチボーリルジルコニウム トリベンジル、
【0133】ビスモーリルジルコニウム トリクロライ
ド、ビスモーリルジルコニウム トリメチル、ビスモー
リルジルコニウム トリベンジル、2−メチルビスモー
リルジルコニウム トリクロライド、2−メチルビスモ
ーリルジルコニウム トリメチル、2−メチルビスモー
リルジルコニウム トリベンジル、3,4−ジメチルビ
スモーリルジルコニウム トリクロライド、3,4−ジ
メチルビスモーリルジルコニウム トリメチル、3,4
−ジメチルビスモーリルジルコニウム トリベンジル、
2,3,4,5−テトラメチルビスモーリルジルコニウ
ム トリクロライド、2,3,4,5−テトラメチルビ
スモーリルジルコニウム トリメチル、2,3,4,5
−テトラメチルビスモーリルジルコニウム トリベンジ
ル、ベンゾ[b]ビスモーリルジルコニウム トリクロ
ライド、ベンゾ[b]ビスモーリルジルコニウム トリ
メチル、ベンゾ[b]ビスモーリルジルコニウム トリ
ベンジル、ジベンゾ[b,d]ビスモーリルジルコニウ
ム トリクロライド、ジベンゾ[b,d]ビスモーリル
ジルコニウム トリメチル、
【0134】ジベンゾ[b,d]ビスモーリルジルコニ
ウム トリベンジル、ヒドロトリスピラゾーリルボレー
トピローリルジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリ
スピラゾーリルボレート(2−メチルピローリル)ジル
コニウム ジクロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボ
レート(3,4−ジメチルピローリル)ジルコニウムジ
クロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレート(2,
3,4,5−テトラメチルピローリル)ジルコニウム
ジクロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートイン
ドーリルジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピ
ラゾーリルボレートカルバゾーリルジルコニウム ジク
ロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートホスホー
リルジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピラゾ
ーリルボレート(2−メチルホスホーリル)ジルコニウ
ム ジクロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレート
(3,4−ジメチルホスホーリル)ジルコニウム ジク
ロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレート(2,
3,4,5−テトラメチルホスホーリル)ジルコニウム
ジクロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートベ
ンゾ[b]ホスホーリルジルコニウム ジクロライド、
【0135】ヒドロトリスピラゾーリルボレートジベン
ゾ[b,d]ホスホーリルジルコニウム ジクロライ
ド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートアルソーリルジ
ルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピラゾーリル
ボレート(2−メチルアルソーリル)ジルコニウム ジ
クロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレート(3,
4−ジメチルアルソーリル)ジルコニウム ジクロライ
ド、ヒドロトリスピラゾーリルボレート(2,3,4,
5−テトラメチルアルソーリル)ジルコニウム ジクロ
ライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートベンゾ
[b]アルソーリルジルコニウム ジクロライド、ヒド
ロトリスピラゾーリルボレートジベンゾ[b,d]アル
ソーリルジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピ
ラゾーリルボレートスチボーリルジルコニウム ジクロ
ライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレート(2−メチ
ルスチボーリル)ジルコニウム ジクロライド、
【0136】ヒドロトリスピラゾーリルボレート(3,
4−ジメチルスチボーリル)ジルコニウム ジクロライ
ド、ヒドロトリスピラゾーリルボレート(2,3,4,
5−テトラメチルスチボーリル)ジルコニウム ジクロ
ライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートベンゾ
[b]スチボーリルジルコニウム ジクロライド、ヒド
ロトリスピラゾーリルボレートジベンゾ[b,d]スチ
ボーリルジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピ
ラゾーリルボレートビスモーリルジルコニウム ジクロ
ライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレート(2−メチ
ルビスモーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロ
トリスピラゾーリルボレート(3,4−ジメチルビスモ
ーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリスピ
ラゾーリルボレート(2,3,4,5−テトラメチルビ
スモーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリ
スピラゾーリルボレートベンゾ[b]ビスモーリルジル
コニウムジクロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレ
ートジベンゾ[b,d]ビスモーリルジルコニウム ジ
クロライド、
【0137】トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニドピローリルジルコニウムジクロライド、ト
リス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニド
(2−メチルピローリル)ジルコニウム ジクロライ
ド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタ
ニド(3,4−ジメチルピローリル)ジルコニウム ジ
クロライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニド(2,3,4,5−テトラメチルピローリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニル
オキソフォスフォラニル)メタニドインドーリルジルコ
ニウム ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォ
スフォラニル)メタニドカルバゾーリルジルコニウム
ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラ
ニル)メタニドホスホーリルジルコニウム ジクロライ
ド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタ
ニド(2−メチルホスホーリル)ジルコニウム ジクロ
ライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)
メタニド(3,4−ジメチルホスホーリル)ジルコニウ
ム ジクロライド、
【0138】トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニド(2,3,4,5−テトラメチルホスホー
リル)ジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニ
ルオキソフォスフォラニル)メタニドベンゾ[b]ホス
ホーリルジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェ
ニルオキソフォスフォラニル)メタニドジベンゾ[b,
d]ホスホーリルジルコニウム ジクロライド、トリス
(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニドアルソ
ーリルジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニ
ルオキソフォスフォラニル)メタニド(2−メチルアル
ソーリル)ジルコニウム ジクロライド、トリス(ジフ
ェニルオキソフォスフォラニル)メタニド(3,4−ジ
メチルアルソーリル)ジルコニウム ジクロライド、ト
リス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニド
(2,3,4,5−テトラメチルアルソーリル)ジルコ
ニウム ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォ
スフォラニル)メタニドベンゾ[b]アルソーリルジル
コニウム ジクロライド、
【0139】トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニドジベンゾ[b,d]アルソーリルジルコニ
ウム ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォス
フォラニル)メタニドスチボーリルジルコニウム ジク
ロライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニド(2−メチルスチボーリル)ジルコニウム
ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラ
ニル)メタニド(3,4−ジメチルスチボーリル)ジル
コニウム ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフ
ォスフォラニル)メタニド(2,3,4,5−テトラメ
チルスチボーリル)ジルコニウム ジクロライド、トリ
ス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニドベン
ゾ[b]スチボーリルジルコニウム ジクロライド、ト
リス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニドジ
ベンゾ[b,d]スチボーリルジルコニウム ジクロラ
イド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メ
タニドビスモーリルジルコニウム ジクロライド、
【0140】トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニ
ル)メタニド(2−メチルビスモーリル)ジルコニウム
ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソフォスフォ
ラニル)メタニド(3,4−ジメチルビスモーリル)ジ
ルコニウム ジクロライド、トリス(ジフェニルオキソ
フォスフォラニル)メタニド(2,3,4,5−テトラ
メチルビスモーリル)ジルコニウム ジクロライド、ト
リス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニドベ
ンゾ[b]ビスモーリルジルコニウム ジクロライド、
トリス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)メタニド
ジベンゾ[b,d]ビスモーリルジルコニウム ジクロ
ライド等、式(5)の配位子L1 のmが1で配位子L2
がσ結合配位子、またはσ結合と1つ以上の孤立電子対
供与結合をもつ組み合わせの錯体が挙げられ、
【0141】(3)配位子L1 が式(6)のピラゾーリ
ル3座配位子であり、配位子L2 がσ結合と2つ以上の
π結合を持つアルカポリエニル配位子である組み合わせ
の化合物として、ヒドロトリスピラゾーリルボレートシ
クロペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、ヒド
ロトリスピラゾーリルボレートシクロペンタジエニルジ
ルコニウム ジメチル、ヒドロトリスピラゾーリルボレ
ートシクロペンタジエニルジルコニウム ジベンジル、
ヒドロトリスピラゾーリルボレートシクロペンタジエニ
ルジルコニウム ジメトキシド、ヒドロトリスピラゾー
リルボレートブチルシクロペンタジエニルジルコニウム
ジクロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートブ
チルシクロペンタジエニルジルコニウム ジメチル、ヒ
ドロトリスピラゾーリルボレートブチルシクロペンタジ
エニルジルコニウム ジベンジル、ヒドロトリスピラゾ
ーリルボレートブチルシクロペンタジエニルジルコニウ
ムジメトキシド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートペ
ンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジクロ
ライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートペンタメチ
ルシクロペンタジエニルジルコニウム ジメチル、
【0142】ヒドロトリスピラゾーリルボレートペンタ
メチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジベンジ
ル、ヒドロトリスピラゾーリルボレートペンタメチルシ
クロペンタジエニルジルコニウム ジメトキシド、ヒド
ロトリスピラゾーリルボレートインデニルジルコニウム
ジクロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートイ
ンデニルジルコニウム ジメチル、ヒドロトリスピラゾ
ーリルボレートインデニルジルコニウム ジベンジル、
ヒドロトリスピラゾーリルボレートインデニルジルコニ
ウム ジメトキシド、ヒドロトリスピラゾーリルボレー
トテトラヒドロインデニルジルコニウム ジクロライ
ド、ヒドロトリスピラゾーリルボレートテトラヒドロイ
ンデニルジルコニウム ジメチル、ヒドロトリスピラゾ
ーリルボレートテトラヒドロインデニルジルコニウム
ジベンジル、
【0143】ヒドロトリスピラゾーリルボレートテトラ
ヒドロインデニルルジルコニウム ジメトキシド、ヒド
ロトリスピラゾーリルボレートフルオレニルジルコニウ
ム ジクロライド、ヒドロトリスピラゾーリルボレート
フルオレニルジルコニウム ジメチル、ヒドロトリスピ
ラゾーリルボレートフルオレニルジルコニウム ジベン
ジル、ヒドロトリスピラゾーリルボレートフルオレニル
ジルコニウム ジメトキシド、イソプロピルトリスピラ
ゾーリルボレートシクロペンタジエニルジルコニウム
ジクロライド、イソプロピルトリスピラゾーリルボレー
トシクロペンタジエニルジルコニウム ジメチル、イソ
プロピルトリスピラゾーリルボレートシクロペンタジエ
ニルジルコニウム ジベンジル、
【0144】イソプロピルトリスピラゾーリルボレート
シクロペンタジエニルジルコニウムジメトキシド、イソ
プロピルトリスピラゾーリルボレートブチルシクロペン
タジエニルジルコニウム ジクロライド、イソプロピル
トリスピラゾーリルボレートブチルシクロペンタジエニ
ルジルコニウム ジメチル、イソプロピルトリスピラゾ
ーリルボレートブチルシクロペンタジエニルジルコニウ
ム ジベンジル、イソプロピルトリスピラゾーリルボレ
ートブチルシクロペンタジエニルジルコニウムジメトキ
シド、イソプロピルトリスピラゾーリルボレートペンタ
メチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジクロライ
ド、イソプロピルトリスピラゾーリルボレートペンタメ
チルシクロペンタジエニルジルコニウム ジメチル、イ
ソプロピルトリスピラゾーリルボレートペンタメチルシ
クロペンタジエニルジルコニウム ジベンジル、イソプ
ロピルトリスピラゾーリルボレートペンタメチルシクロ
ペンタジエニルジルコニウム ジメトキシド、
【0145】イソプロピルトリスピラゾーリルボレート
インデニルジルコニウム ジクロライド、イソプロピル
トリスピラゾーリルボレートインデニルジルコニウム
ジメチル、イソプロピルトリスピラゾーリルボレートイ
ンデニルジルコニウム ジベンジル、イソプロピルトリ
スピラゾーリルボレートインデニルジルコニウム ジメ
トキシド、イソプロピルトリスピラゾーリルボレートテ
トライソプロピルインデニルジルコニウム ジクロライ
ド、イソプロピルトリスピラゾーリルボレートテトライ
ソプロピルインデニルジルコニウム ジメチル、イソプ
ロピルトリスピラゾーリルボレートテトライソプロピル
インデニルジルコニウム ジベンジル、イソプロピルト
リスピラゾーリルボレートテトライソプロピルインデニ
ルルジルコニウム ジメトキシド、イソプロピルトリス
ピラゾーリルボレートフルオレニルジルコニウム ジク
ロライド、イソプロピルトリスピラゾーリルボレートフ
ルオレニルジルコニウム ジメチル、イソプロピルトリ
スピラゾーリルボレートフルオレニルジルコニウム ジ
ベンジル、イソプロピルトリスピラゾーリルボレートフ
ルオレニルジルコニウム ジメトキシド、
【0146】n−ブチルトリスピラゾーリルボレートシ
クロペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、n−
ブチルトリスピラゾーリルボレートシクロペンタジエニ
ルジルコニウム ジメチル、n−ブチルトリスピラゾー
リルボレートシクロペンタジエニルジルコニウム ジベ
ンジル、n−ブチルトリスピラゾーリルボレートシクロ
ペンタジエニルジルコニウム ジメトキシド、n−ブチ
ルトリスピラゾーリルボレートブチルシクロペンタジエ
ニルジルコニウム ジクロライド、n−ブチルトリスピ
ラゾーリルボレートブチルシクロペンタジエニルジルコ
ニウム ジメチル、n−ブチルトリスピラゾーリルボレ
ートブチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジベン
ジル、n−ブチルトリスピラゾーリルボレートブチルシ
クロペンタジエニルジルコニウム ジメトキシド、n−
ブチルトリスピラゾーリルボレートペンタメチルシクロ
ペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、
【0147】n−ブチルトリスピラゾーリルボレートペ
ンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジメチ
ル、n−ブチルトリスピラゾーリルボレートペンタメチ
ルシクロペンタジエニルジルコニウム ジベンジル、n
−ブチルトリスピラゾーリルボレートペンタメチルシク
ロペンタジエニルジルコニウム ジメトキシド、n−ブ
チルトリスピラゾーリルボレートインデニルジルコニウ
ム ジクロライド、n−ブチルトリスピラゾーリルボレ
ートインデニルジルコニウム ジメチル、n−ブチルト
リスピラゾーリルボレートインデニルジルコニウム ジ
ベンジル、n−ブチルトリスピラゾーリルボレートイン
デニルジルコニウム ジメトキシド、n−ブチルトリス
ピラゾーリルボレートテトラn−ブチルインデニルジル
コニウムジクロライド、n−ブチルトリスピラゾーリル
ボレートテトラn−ブチルインデニルジルコニウム ジ
メチル、n−ブチルトリスピラゾーリルボレートテトラ
n−ブチルインデニルジルコニウム ジベンジル、
【0148】n−ブチルトリスピラゾーリルボレートテ
トラn−ブチルインデニルルジルコニウム ジメトキシ
ド、n−ブチルトリスピラゾーリルボレートフルオレニ
ルジルコニウム ジクロライド、n−ブチルトリスピラ
ゾーリルボレートフルオレニルジルコニウム ジメチ
ル、n−ブチルトリスピラゾーリルボレートフルオレニ
ルジルコニウム ジベンジル、n−ブチルトリスピラゾ
ーリルボレートフルオレニルジルコニウム ジメトキシ
ド、テトラキスピラゾーリルボレートシクロペンタジエ
ニルジルコニウム ジクロライド、テトラキスピラゾー
リルボレートシクロペンタジエニルジルコニウム ジメ
チル、テトラキスピラゾーリルボレートシクロペンタジ
エニルジルコニウム ジベンジル、テトラキスピラゾー
リルボレートシクロペンタジエニルジルコニウム ジメ
トキシド、テトラキスピラゾーリルボレートブチルシク
ロペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、
【0149】テトラキスピラゾーリルボレートブチルシ
クロペンタジエニルジルコニウム ジメチル、テトラキ
スピラゾーリルボレートブチルシクロペンタジエニルジ
ルコニウム ジベンジル、テトラキスピラゾーリルボレ
ートブチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジメト
キシド、テトラキスピラゾーリルボレートペンタメチル
シクロペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、テ
トラキスピラゾーリルボレートペンタメチルシクロペン
タジエニルジルコニウム ジメチル、テトラキスピラゾ
ーリルボレートペンタメチルシクロペンタジエニルジル
コニウム ジベンジル、テトラキスピラゾーリルボレー
トペンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジ
メトキシド、テトラキスピラゾーリルボレートインデニ
ルジルコニウム ジクロライド、テトラキスピラゾーリ
ルボレートインデニルジルコニウムジメチル、テトラキ
スピラゾーリルボレートインデニルジルコニウム ジベ
ンジル、
【0150】テトラキスピラゾーリルボレートインデニ
ルジルコニウム ジメトキシド、テトラキスピラゾーリ
ルボレートテトラヒドロインデニルジルコニウム ジク
ロライド、テトラキスピラゾーリルボレートテトラヒド
ロインデニルジルコニウム ジメチル、テトラキスピラ
ゾーリルボレートテトラヒドロインデニルジルコニウム
ジベンジル、テトラキスピラゾーリルボレートテトラヒ
ドロインデニルルジルコニウム ジメトキシド、テトラ
キスピラゾーリルボレートフルオレニルジルコニウム
ジクロライド、テトラキスピラゾーリルボレートフルオ
レニルジルコニウム ジメチル、テトラキスピラゾーリ
ルボレートフルオレニルジルコニウムジベンジル、テト
ラキスピラゾーリルボレートフルオレニルジルコニウム
ジメトキシド、ヒドロトリス(3−メチル(3−メチ
ルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジエニルジルコ
ニウム ジクロライド、ヒドロトリス(3−メチルピラ
ゾーリル)ボレートシクロペンタジエニルジルコニウム
ジメチル、
【0151】ヒドロトリス(3−メチルピラゾーリル)
ボレートシクロペンタジエニルジルコニウム ジベンジ
ル、ヒドロトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレート
シクロペンタジエニルジルコニウム ジメトキシド、ヒ
ドロトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートブチル
シクロペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、ヒ
ドロトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートブチル
シクロペンタジエニルジルコニウム ジメチル、ヒドロ
トリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートブチルシク
ロペンタジエニルジルコニウム ジベンジル、ヒドロト
リス(3−メチルピラゾーリル)ボレートブチルシクロ
ペンタジエニルジルコニウム ジメトキシド、ヒドロト
リス(3−メチルピラゾーリル)ボレートペンタメチル
シクロペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、ヒ
ドロトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートペンタ
メチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジメチル、
【0152】ヒドロトリス(3−メチルピラゾーリル)
ボレートペンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウ
ム ジベンジル、ヒドロトリス(3−メチルピラゾーリ
ル)ボレートペンタメチルシクロペンタジエニルジルコ
ニウム ジメトキシド、ヒドロトリス(3−メチルピラ
ゾーリル)ボレートインデニルジルコニウム ジクロラ
イド、ヒドロトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレー
トインデニルジルコニウム ジメチル、ヒドロトリス
(3−メチルピラゾーリル)ボレートインデニルジルコ
ニウム ジベンジル、ヒドロトリス(3−メチルピラゾ
ーリル)ボレートインデニルジルコニウム ジメトキシ
ド、ヒドロトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレート
テトラヒドロインデニルジルコニウム ジクロライド、
ヒドロトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートテト
ラヒドロインデニルジルコニウム ジメチル、
【0153】ヒドロトリス(3−メチルピラゾーリル)
ボレートテトラヒドロインデニルジルコニウム ジベン
ジル、ヒドロトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレー
トテトラヒドロインデニルルジルコニウム ジメトキシ
ド、ヒドロトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレート
フルオレニルジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリ
ス(3−メチルピラゾーリル)ボレートフルオレニルジ
ルコニウム ジメチル、ヒドロトリス(3−メチルピラ
ゾーリル)ボレートフルオレニルジルコニウムジベンジ
ル、ヒドロトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレート
フルオレニルジルコニウム ジメトキシド、イソプロピ
ルトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートシクロペ
ンタジエニルジルコニウム ジクロライド、イソプロピ
ルトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートシクロペ
ンタジエニルジルコニウム ジメチル、イソプロピルト
リス(3−メチルピラゾーリル)ボレートシクロペンタ
ジエニルジルコニウム ジベンジル、イソプロピルトリ
ス(3−メチルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジ
エニルジルコニウム ジメトキシド、
【0154】イソプロピルトリス(3−メチルピラゾー
リル)ボレートブチルシクロペンタジエニルジルコニウ
ム ジクロライド、イソプロピルトリス(3−メチルピ
ラゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニルジル
コニウム ジメチル、イソプロピルトリス(3−メチル
ピラゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニルジ
ルコニウム ジベンジル、イソプロピルトリス(3−メ
チルピラゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニ
ルジルコニウム ジメトキシド、イソプロピルトリス
(3−メチルピラゾーリル)ボレートペンタメチルシク
ロペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、イソプ
ロピルトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートペン
タメチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジメチ
ル、イソプロピルトリス(3−メチルピラゾーリル)ボ
レートペンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウム
ジベンジル、
【0155】イソプロピルトリス(3−メチルピラゾー
リル)ボレートペンタメチルシクロペンタジエニルジル
コニウム ジメトキシド、イソプロピルトリス(3−メ
チルピラゾーリル)ボレートインデニルジルコニウム
ジクロライド、イソプロピルトリス(3−メチルピラゾ
ーリル)ボレートインデニルジルコニウム ジメチル、
イソプロピルトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレー
トインデニルジルコニウム ジベンジル、イソプロピル
トリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートインデニル
ジルコニウム ジメトキシド、イソプロピルトリス(3
−メチルピラゾーリル)ボレートテトライソプロピルイ
ンデニルジルコニウム ジクロライド、イソプロピルト
リス(3−メチルピラゾーリル)ボレートテトライソプ
ロピルインデニルジルコニウム ジメチル、イソプロピ
ルトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートテトライ
ソプロピルインデニルジルコニウム ジベンジル、イソ
プロピルトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートテ
トライソプロピルインデニルルジルコニウム ジメトキ
シド、イソプロピルトリス(3−メチルピラゾーリル)
ボレートフルオレニルジルコニウム ジクロライド、
【0156】イソプロピルトリス(3−メチルピラゾー
リル)ボレートフルオレニルジルコニウム ジメチル、
イソプロピルトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレー
トフルオレニルジルコニウム ジベンジル、イソプロピ
ルトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートフルオレ
ニルジルコニウム ジメトキシド、n−ブチルトリス
(3−メチルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジエ
ニルジルコニウム ジクロライド、n−ブチルトリス
(3−メチルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジエ
ニルジルコニウム ジメチル、n−ブチルトリス(3−
メチルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジエニルジ
ルコニウム ジベンジル、n−ブチルトリス(3−メチ
ルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジエニルジルコ
ニウム ジメトキシド、n−ブチルトリス(3−メチル
ピラゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニルジ
ルコニウム ジクロライド、n−ブチルトリス(3−メ
チルピラゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニ
ルジルコニウム ジメチル、
【0157】n−ブチルトリス(3−メチルピラゾーリ
ル)ボレートブチルシクロペンタジエニルジルコニウム
ジベンジル、n−ブチルトリス(3−メチルピラゾー
リル)ボレートブチルシクロペンタジエニルジルコニウ
ム ジメトキシド、n−ブチルトリス(3−メチルピラ
ゾーリル)ボレートペンタメチルシクロペンタジエニル
ジルコニウム ジクロライド、n−ブチルトリス(3−
メチルピラゾーリル)ボレートペンタメチルシクロペン
タジエニルジルコニウム ジメチル、n−ブチルトリス
(3−メチルピラゾーリル)ボレートペンタメチルシク
ロペンタジエニルジルコニウム ジベンジル、n−ブチ
ルトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートペンタメ
チルシクロペンタジエニルジルコニウム ジメトキシ
ド、
【0158】n−ブチルトリス(3−メチルピラゾーリ
ル)ボレートインデニルジルコニウムジクロライド、n
−ブチルトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレートイ
ンデニルジルコニウム ジメチル、n−ブチルトリス
(3−メチルピラゾーリル)ボレートインデニルジルコ
ニウム ジベンジル、n−ブチルトリス(3−メチルピ
ラゾーリル)ボレートインデニルジルコニウム ジメト
キシド、n−ブチルトリス(3−メチルピラゾーリル)
ボレートテトラn−ブチルインデニルジルコニウム ジ
クロライド、n−ブチルトリス(3−メチルピラゾーリ
ル)ボレートテトラn−ブチルインデニルジルコニウム
ジメチル、n−ブチルトリス(3−メチルピラゾーリ
ル)ボレートテトラn−ブチルインデニルジルコニウム
ジベンジル、n−ブチルトリス(3−メチルピラゾー
リル)ボレートテトラn−ブチルインデニルルジルコニ
ウム ジメトキシド、n−ブチルトリス(3−メチルピ
ラゾーリル)ボレートフルオレニルジルコニウム ジク
ロライド、n−ブチルトリス(3−メチルピラゾーリ
ル)ボレートフルオレニルジルコニウム ジメチル、
【0159】n−ブチルトリス(3−メチルピラゾーリ
ル)ボレートフルオレニルジルコニウム ジベンジル、
n−ブチルトリス(3−メチルピラゾーリル)ボレート
フルオレニルジルコニウムジ メトキシド、テトラキス
(3−メチルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジエ
ニルジルコニウム ジクロライド、テトラキス(3−メ
チルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジエニルジル
コニウム ジメチル、テトラキス(3−メチルピラゾー
リル)ボレートシクロペンタジエニルジルコニウム ジ
ベンジル、テトラキス(3−メチルピラゾーリル)ボレ
ートシクロペンタジエニルジルコニウム ジメトキシ
ド、テトラキス(3−メチルピラゾーリル)ボレートブ
チルシクロペンタジエニルジルコニウム ジクロライ
ド、テトラキス(3−メチルピラゾーリル)ボレートブ
チルシクロペンタジエニルジルコニウムジメチル、テト
ラキス(3−メチルピラゾーリル)ボレートブチルシク
ロペンタジエニルジルコニウム ジベンジル、テトラキ
ス(3−メチルピラゾーリル)ボレートブチルシクロペ
ンタジエニルジルコニウム ジメトキシド、
【0160】テトラキス(3−メチルピラゾーリル)ボ
レートペンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウム
ジクロライド、テトラキス(3−メチルピラゾーリ
ル)ボレートペンタメチルシクロペンタジエニルジルコ
ニウム ジメチル、テトラキス(3−メチルピラゾーリ
ル)ボレートペンタメチルシクロペンタジエニルジルコ
ニウム ジベンジル、テトラキス(3−メチルピラゾー
リル)ボレートペンタメチルシクロペンタジエニルジル
コニウム ジメトキシド、テトラキス(3−メチルピラ
ゾーリル)ボレートインデニルジルコニウム ジクロラ
イド、テトラキス(3−メチルピラゾーリル)ボレート
インデニルジルコニウム ジメチル、テトラキス(3−
メチルピラゾーリル)ボレートインデニルジルコニウム
ジベンジル、テトラキス(3−メチルピラゾーリル)
ボレートインデニルジルコニウム ジメトキシド、テト
ラキス(3−メチルピラゾーリル)ボレートテトラヒド
ロインデニルジルコニウム ジクロライド、テトラキス
(3−メチルピラゾーリル)ボレートテトラヒドロイン
デニルジルコニウム ジメチル、
【0161】テトラキス(3−メチルピラゾーリル)ボ
レートテトラヒドロインデニルジルコニウム ジベンジ
ル、テトラキス(3−メチルピラゾーリル)ボレートテ
トラヒドロインデニルルジルコニウム ジメトキシド、
テトラキス(3−メチルピラゾーリル)ボレートフルオ
レニルジルコニウム ジクロライド、テトラキス(3−
メチルピラゾーリル)ボレートフルオレニルジルコニウ
ム ジメチル、テトラキス(3−メチルピラゾーリル)
ボレートフルオレニルジルコニウム ジベンジル、テト
ラキス(3−メチルピラゾーリル)ボレートフルオレニ
ルジルコニウムジメトキシド、ヒドロトリス(3,5−
ジメチルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジエニル
ジルコニウム ジクロライド、ヒドロトリス(3,5−
ジメチルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジエニル
ジルコニウム ジメチル、ヒドロトリス(3,5−ジメ
チルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジエニルジル
コニウム ジベンジル、ヒドロトリス(3,5−ジメチ
ルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジエニルジルコ
ニウム ジメトキシド、
【0162】ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾー
リル)ボレートブチルシクロペンタジエニルジルコニウ
ム ジクロライド、ヒドロトリス(3,5−ジメチルピ
ラゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニルジル
コニウム ジメチル、ヒドロトリス(3,5−ジメチル
ピラゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニルジ
ルコニウム ジベンジル、ヒドロトリス(3,5−ジメ
チルピラゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニ
ルジルコニウム ジメトキシド、ヒドロトリス(3,5
−ジメチルピラゾーリル)ボレートペンタメチルシクロ
ペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、ヒドロト
リス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートペンタ
メチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジメチル、
ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレー
トペンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジ
ベンジル、ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾーリ
ル)ボレートペンタメチルシクロペンタジエニルジルコ
ニウム ジメトキシド、
【0163】ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾー
リル)ボレートインデニルジルコニウム ジクロライ
ド、ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボ
レートインデニルジルコニウム ジメチル、ヒドロトリ
ス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートインデニ
ルジルコニウム ジベンジル、ヒドロトリス(3,5−
ジメチルピラゾーリル)ボレートインデニルジルコニウ
ム ジメトキシド、ヒドロトリス(3,5−ジメチルピ
ラゾーリル)ボレートテトラヒドロインデニルジルコニ
ウム ジクロライド、ヒドロトリス(3,5−ジメチル
ピラゾーリル)ボレートテトラヒドロインデニルジルコ
ニウム ジメチル、ヒドロトリス(3,5−ジメチルピ
ラゾーリル)ボレートテトラヒドロインデニルジルコニ
ウム ジベンジル、ヒドロトリス(3,5−ジメチルピ
ラゾーリル)ボレートテトラヒドロインデニルジルコニ
ウム ジメトキシド、
【0164】ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾー
リル)ボレートフルオレニルジルコニウム ジクロライ
ド、ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボ
レートフルオレニルジルコニウム ジメチル、ヒドロト
リス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートフルオ
レニルジルコニウム ジベンジル、ヒドロトリス(3,
5−ジメチルピラゾーリル)ボレートフルオレニルジル
コニウムジ メトキシド、イソプロピルトリス(3,5
−ジメチルピラゾーリル)ボレートシクロペンタジエニ
ルジルコニウム ジクロライド、イソプロピルトリス
(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートシクロペン
タジエニルジルコニウム ジメチル、イソプロピルトリ
ス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートシクロペ
ンタジエニルジルコニウム ジベンジル、イソプロピル
トリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートシク
ロペンタジエニルジルコニウム ジメトキシド、イソプ
ロピルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレー
トブチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジクロラ
イド、
【0165】イソプロピルトリス(3,5−ジメチルピ
ラゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニルジル
コニウム ジメチル、イソプロピルトリス(3,5−ジ
メチルピラゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエ
ニルジルコニウム ジベンジル、イソプロピルトリス
(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートブチルシク
ロペンタジエニルジルコニウム ジメトキシド、イソプ
ロピルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレー
トペンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウムジク
ロライド、イソプロピルトリス(3,5−ジメチルピラ
ゾーリル)ボレートペンタメチルシクロペンタジエニル
ジルコニウム ジメチル、イソプロピルトリス(3,5
−ジメチルピラゾーリル)ボレートペンタメチルシクロ
ペンタジエニルジルコニウム ジベンジル、イソプロピ
ルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートペ
ンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジメト
キシド、
【0166】イソプロピルトリス(3,5−ジメチルピ
ラゾーリル)ボレートインデニルジルコニウム ジクロ
ライド、イソプロピルトリス(3,5−ジメチルピラゾ
ーリル)ボレートインデニルジルコニウム ジメチル、
イソプロピルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)
ボレートインデニルジルコニウム ジベンジル、イソプ
ロピルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレー
トインデニルジルコニウム ジメトキシド、イソプロピ
ルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートテ
トライソプロピルインデニルジルコニウム ジクロライ
ド、イソプロピルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリ
ル)ボレートテトライソプロピルインデニルジルコニウ
ム ジメチル、イソプロピルトリス(3,5−ジメチル
ピラゾーリル)ボレートテトライソプロピルインデニル
ジルコニウム ジベンジル、イソプロピルトリス(3,
5−ジメチルピラゾーリル)ボレートテトライソプロピ
ルインデニルルジルコニウム ジメトキシド、イソプロ
ピルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレート
フルオレニルジルコニウム ジクロライド、
【0167】イソプロピルトリス(3,5−ジメチルピ
ラゾーリル)ボレートフルオレニルジルコニウム ジメ
チル、イソプロピルトリス(3,5−ジメチルピラゾー
リル)ボレートフルオレニルジルコニウム ジベンジ
ル、イソプロピルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリ
ル)ボレートフルオレニルジルコニウムジメトキシド、
n−ブチルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボ
レートシクロペンタジエニルジルコニウム ジクロライ
ド、n−ブチルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリ
ル)ボレートシクロペンタジエニルジルコニウムジメチ
ル、n−ブチルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリ
ル)ボレートシクロペンタジエニルジルコニウムジベン
ジル、n−ブチルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリ
ル)ボレートシクロペンタジエニルジルコニウム ジメ
トキシド、n−ブチルトリス(3,5−ジメチルピラゾ
ーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニルジルコニ
ウム ジクロライド、n−ブチルトリス(3,5−ジメ
チルピラゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニ
ルジルコニウム ジメチル、
【0168】n−ブチルトリス(3,5−ジメチルピラ
ゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニルジルコ
ニウム ジベンジル、n−ブチルトリス(3,5−ジメ
チルピラゾーリル)ボレートブチルシクロペンタジエニ
ルジルコニウム ジメトキシド、n−ブチルトリス
(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートペンタメチ
ルシクロペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、
n−ブチルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボ
レートペンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウム
ジメチル、n−ブチルトリス(3,5−ジメチルピラ
ゾーリル)ボレートペンタメチルシクロペンタジエニル
ジルコニウム ジベンジル、n−ブチルトリス(3,5
−ジメチルピラゾーリル)ボレートペンタメチルシクロ
ペンタジエニルジルコニウム ジメトキシド、n−ブチ
ルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートイ
ンデニルジルコニウム ジクロライド、n−ブチルトリ
ス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートインデニ
ルジルコニウム ジメチル、n−ブチルトリス(3,5
−ジメチルピラゾーリル)ボレートインデニルジルコニ
ウム ジベンジル、n−ブチルトリス(3,5−ジメチ
ルピラゾーリル)ボレートインデニルジルコニウム ジ
メトキシド、
【0169】n−ブチルトリス(3,5−ジメチルピラ
ゾーリル)ボレートテトラn−ブチルインデニルジルコ
ニウム ジクロライド、n−ブチルトリス(3,5−ジ
メチルピラゾーリル)ボレートテトラn−ブチルインデ
ニルジルコニウム ジメチル、n−ブチルトリス(3,
5−ジメチルピラゾーリル)ボレートテトラn−ブチル
インデニルジルコニウム ジベンジル、n−ブチルトリ
ス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートテトラn
−ブチルインデニルルジルコニウム ジメトキシド、n
−ブチルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレ
ートフルオレニルジルコニウム ジクロライド、n−ブ
チルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレート
フルオレニルジルコニウム ジメチル、n−ブチルトリ
ス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートフルオレ
ニルジルコニウム ジベンジル、
【0170】n−ブチルトリス(3,5−ジメチルピラ
ゾーリル)ボレートフルオレニルジルコニウム ジメト
キシド、テトラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)
ボレートシクロペンタジエニルジルコニウム ジクロラ
イド、テトラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボ
レートシクロペンタジエニルジルコニウム ジメチル、
テトラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレート
シクロペンタジエニルジルコニウム ジベンジル、テト
ラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートシク
ロペンタジエニルジルコニウム ジメトキシド、テトラ
キス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートブチル
シクロペンタジエニルジルコニウム ジクロライド、テ
トラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートブ
チルシクロペンタジエニルジルコニウム ジメチル、テ
トラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートブ
チルシクロペンタジエニルジルコニウム ジベンジル、
テトラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレート
ブチルシクロペンタジエニルジルコニウム ジメトキシ
ド、テトラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレ
ートペンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウム
ジクロライド、
【0171】テトラキス(3,5−ジメチルピラゾーリ
ル)ボレートペンタメチルシクロペンタジエニルジルコ
ニウム ジメチル、テトラキス(3,5−ジメチルピラ
ゾーリル)ボレートペンタメチルシクロペンタジエニル
ジルコニウム ジベンジル、テトラキス(3,5−ジメ
チルピラゾーリル)ボレートペンタメチルシクロペンタ
ジエニルジルコニウム ジメトキシド、テトラキス
(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートインデニル
ジルコニウムジクロライド、テトラキス(3,5−ジメ
チルピラゾーリル)ボレートインデニルジルコニウム
ジメチル、テトラキス(3,5−ジメチルピラゾーリ
ル)ボレートインデニルジルコニウム ジベンジル、テ
トラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートイ
ンデニルジルコニウム ジメトキシド、テトラキス
(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートテトラヒド
ロインデニルジルコニウムジ クロライド、
【0172】テトラキス(3,5−ジメチルピラゾーリ
ル)ボレートテトラヒドロインデニルジルコニウム ジ
メチル、テトラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)
ボレートテトラヒドロインデニルジルコニウム ジベン
ジル、テトラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボ
レートテトラヒドロインデニルルジルコニウム ジメト
キシド、テトラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)
ボレートフルオレニルジルコニウム ジクロライド、テ
トラキス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレートフ
ルオレニルジルコニウム ジメチル、テトラキス(3,
5−ジメチルピラゾーリル)ボレートフルオレニルジル
コニウム ジベンジル、テトラキス(3,5−ジメチル
ピラゾーリル)ボレートフルオレニルジルコニウム ジ
メトキシド等のトリスピラゾーリル3座配位子を持つ錯
体が挙げられる。また上記ジルコニウム化合物の中心金
属をチタニウム、ハフニウムに置き換えた化合物を用い
ることもできる。さらに上記化合物の以上のアニオン性
の配位子Xの代わりに非配位性アニオンJからなる式
(13)の化合物も用いる事が出来る。
【0173】こうした配位子L1 と配位子L2 の組み合
わせのなかで好ましい式(14)の触媒をジルコニウム
錯体の例で示せば、 (1)配位子L1 が式(3)の燐含有基{R12 (Q
=)P}を1つ以上持つ3座配位子で配位子L2 がσ結
合配位子、またはσ結合と1つ以上のπ結合もしくは1
つ以上の孤立電子対供与結合をもつ配位子でこれらが架
橋した化合物として、ビス(ジフェニルオキソフォスフ
ォラニル)(2−(エチレン)フェニルフェニルオキソ
フォスフォラニル)メタニドジルコニウム ジクロライ
ド、ビス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)(2−
(t−ブチルアミノ)フェニルフェニルオキソフォスフ
ォラニル)メタニドジルコニウム ジクロライド、ビス
(ジフェニルオキソフォスフォラニル)(2−(ジメチ
ルシリレン−t−ブチルアミノ)フェニルフェニルオキ
ソフォスフォラニル)メタニドジルコニウム ジクロラ
イド、ビス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)(2
−(シクロペンタジエニレン)フェニルフェニルオキソ
フォスフォラニル)メタニドジルコニウム ジクロライ
ド、ビス(ジフェニルオキソフォスフォラニル)(2−
(1−インデニレン)フェニルフェニルオキソフォスフ
ォラニル)メタニドジルコニウム ジクロライド等の錯
体、または上述のメタニドの代わりにヒドロボレートや
炭素数が1から10迄のアルキル基置換ボレートを置き
換えた錯体等が挙げられ、
【0174】(2)配位子L1 が式(5)の複素5員環
5座配位子であり、配位子L2 がσ結合配位子、または
σ結合と1つ以上のπ結合もしくは1つ以上の孤立電子
対供与結合をもつ配位子(但し式(5)のmが1の時は
配位子L2 がσ結合配位子、またはσ結合と1つ以上の
孤立電子対供与結合をもつ配位子である)であり、これ
らがアルキレン基,シリレン基、ゲルミレン基、または
スタニレン基で架橋した化合物として、ピラゾーリルジ
ルコニウム トリクロライド、ピラゾーリルジルコニウ
エチレン(ピローリル)t−ブチルアミドジルコニウム
ジクロライド、プロピレン(ピローリル)t−ブチル
アミドジルコニウム ジクロライド、エチレンビス(2
−4,5−ジフェニル−1,3−ジホスホーリル)ジル
コニウムジクロライド、エチレンシクロペンタジエニル
(2−4,5−ジフェニル−1,3−ジホスホーリル)
ジルコニウム ジクロライド、
【0175】エチレン(2−4,5−ジフェニル−1,
3−ジホスホーリル)t−ブチルアミドジルコニウム
ジクロライド、プロピレンビス(2−4,5−ジフェニ
ル−1,3−ジホスホーリル)ジルコニウム ジクロラ
イド、プロピレンシクロペンタジエニル(2−4,5−
ジフェニル−1,3−ジホスホーリル)ジルコニウムジ
クロライド、プロピレン(2−4,5−ジフェニル−
1,3−ジホスホーリル)t−ブチルアミドジルコニウ
ム ジクロライド、エチレンビス(2−4,5−ジフェ
ニル−1,3−ジアルソーリル)ジルコニウム ジクロ
ライド、エチレンシクロペンタジエニル(2−4,5−
ジフェニル−1,3−ジアルソーリル)ジルコニウム
ジクロライド、エチレン(2−4,5−ジフェニル−
1,3−ジアルソーリル)t−ブチルアミドジルコニウ
ム ジクロライド、プロピレンビス(2−4,5−ジフ
ェニル−1,3−ジアルソーリル)ジルコニウム ジク
ロライド、プロピレンシクロペンタジエニル(2−4,
5−ジフェニル−1,3−ジアルソーリル)ジルコニウ
ム ジクロライド、
【0176】プロピレン(2−4,5−ジフェニル−
1,3−ジアルソーリル)t−ブチルアミドジルコニウ
ム ジクロライド、エチレンビス(2−4,5−ジフェ
ニル−1,3−ジスチボーリル)ジルコニウム ジクロ
ライド、エチレンシクロペンタジエニル(2−4,5−
ジフェニル−1,3−ジスチボーリル)ジルコニウム
ジクロライド、エチレン(2−4,5−ジフェニル−
1,3−ジスチボーリル)t−ブチルアミドジルコニウ
ム ジクロライド、プロピレンビス(2−4,5−ジフ
ェニル−1,3−ジスチボーリル)ジルコニウム ジク
ロライド、プロピレンシクロペンタジエニル(2−4,
5−ジフェニル−1,3−ジスチボーリル)ジルコニウ
ム ジクロライド、プロピレン(2−4,5−ジフェニ
ル−1,3−ジスチボーリル)t−ブチルアミドジルコ
ニウム ジクロライド、等のアルキレン基架橋錯体、
【0177】ジメチルシリレン(ピローリル)t−ブチ
ルアミドジルコニウム ジクロライド、ジメチルシリレ
ンビス(2−4,5−ジフェニル−1,3−ジホスホー
リル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルシリレンシ
クロペンタジエニル(2−4,5−ジフェニル−1,3
−ジホスホーリル)ジルコニウム ジクロライド、ジメ
チルシリレン(2−4,5−ジフェニル−1,3−ジホ
スホーリル)t−ブチルアミドジルコニウム ジクロラ
イド、ジメチルシリレンビス(2−4,5−ジフェニル
−1,3−ジアルソーリル)ジルコニウム ジクロライ
ド、ジメチルシリレンシクロペンタジエニル(2−4,
5−ジフェニル−1,3−ジアルソーリル)ジルコニウ
ム ジクロライド、ジメチルシリレン(2−4,5−ジ
フェニル−1,3−ジアルソーリル)t−ブチルアミド
ジルコニウム ジクロライド、ジメチルシリレンビス
(2−4,5−ジフェニル−1,3−ジスチボーリル)
ジルコニウム ジクロライド、ジメチルシリレンシクロ
ペンタジエニル(2−4,5−ジフェニル−1,3−ジ
スチボーリル)ジルコニウム ジクロライド、
【0178】ジメチルシリレン(2−4,5−ジフェニ
ル−1,3−ジスチボーリル)t−ブチルアミドジルコ
ニウム ジクロライド、ジメチルシリレンビス(2,5
−ジメチルビスモーリル)ジルコニウム ジクロライ
ド、ジメチルシリレンシクロペンタジエニル(2,5−
ジメチルビスモーリル)ジルコニウム ジクロライド、
ジメチルシリレン(2,5−ジメチルビスモーリル)t
−ブチルアミドジルコニウム ジクロライド等のシリレ
ン基架橋錯体、ジメチルゲルミレン(ピローリル)t−
ブチルアミドジルコニウム ジクロライド、ジメチルゲ
ルミレンビス(2−4,5−ジフェニル−1,3−ジホ
スホーリル)ジルコニウム ジクロライド、ジメチルゲ
ルミレンシクロペンタジエニル(2−4,5−ジフェニ
ル−1,3−ジホスホーリル)ジルコニウム ジクロラ
イド、ジメチルゲルミレン(2−4,5−ジフェニル−
1,3−ジホスホーリル)t−ブチルアミドジルコニウ
ム ジクロライド、ジメチルゲルミレンビス(2−4,
5−ジフェニル−1,3−ジアルソーリル)ジルコニウ
ム ジクロライド、
【0179】ジメチルゲルミレンシクロペンタジエニル
(2−4,5−ジフェニル−1,3−ジアルソーリル)
ジルコニウム ジクロライド、ジメチルゲルミレン(2
−4,5−ジフェニル−1,3−ジアルソーリル)t−
ブチルアミドジルコニウム ジクロライド、ジメチルゲ
ルミレンビス(2−4,5−ジフェニル−1,3−ジス
チボーリル)ジルコニウム ジクロライド、ジメチルゲ
ルミレンシクロペンタジエニル(2−4,5−ジフェニ
ル−1,3−ジスチボーリル)ジルコニウム ジクロラ
イド、ジメチルゲルミレン(2−4,5−ジフェニル−
1,3−ジスチボーリル)t−ブチルアミドジルコニウ
ムジクロライド、ジメチルゲルミレンビス(2,5−ジ
メチルビスモーリル)ジルコニウム ジクロライド、ジ
メチルゲルミレンシクロペンタジエニル(2,5−ジメ
チルビスモーリル)ジルコニウムジクロライド、ジメチ
ルゲルミレン(2,5−ジメチルビスモーリル)t−ブ
チルアミドジルコニウム ジクロライド等のゲルミレン
基架橋錯体、
【0180】ジメチルスタニレン(ピローリル)t−ブ
チルアミドジルコニウム ジクロライド、ジメチルスタ
ニレンビス(2−4,5−ジフェニル−1,3−ジホス
ホーリル)ジルコニウム ジクロライド、ジメチルスタ
ニレンシクロペンタジエニル(2−4,5−ジフェニル
−1,3−ジホスホーリル)ジルコニウム ジクロライ
ド、ジメチルスタニレン(2−4,5−ジフェニル−
1,3−ジホスホーリル)t−ブチルアミドジルコニウ
ムジクロライド、ジメチルスタニレンビス(2−4,5
−ジフェニル−1,3−ジアルソーリル)ジルコニウム
ジクロライド、ジメチルスタニレンシクロペンタジエ
ニル(2−4,5−ジフェニル−1,3−ジアルソーリ
ル)ジルコニウム ジクロライド、ジメチルスタニレン
(2−4,5−ジフェニル−1,3−ジアルソーリル)
t−ブチルアミドジルコニウム ジクロライド、ジメチ
ルスタニレンビス(2−4,5−ジフェニル−1,3−
ジスチボーリル)ジルコニウム ジクロライド、
【0181】ジメチルスタニレンシクロペンタジエニル
(2−4,5−ジフェニル−1,3−ジスチボーリル)
ジルコニウム ジクロライド、ジメチルスタニレン(2
−4,5−ジフェニル−1,3−ジスチボーリル)t−
ブチルアミドジルコニウム ジクロライド、ジメチルス
タニレンビス(2,5−ジメチルビスモーリル)ジルコ
ニウム ジクロライド、ジメチルスタニレンシクロペン
タジエニル(2,5−ジメチルビスモーリル)ジルコニ
ウム ジクロライド、ジメチルスタニレン(2,5−ジ
メチルビスモーリル)t−ブチルアミドジルコニウム
ジクロライド等のスタニレン基架橋錯体等が挙げられ、
【0182】(3)配位子L1 が式(6)のピラゾーリ
ル3座配位子であり、配位子L2 がσ結合と2つ以上の
π結合を持つアルカポリエニル配位子でありこれらが架
橋した化合物として、ヒドロビスジ(3,5−ジメチル
ピラゾーリル)(3−(エチレンシクロペンタジエニ
ル)ピラゾーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒド
ロビスジピラゾーリル(3−(エチレンシクロペンタジ
エニル)ピラゾーリル)ジルコニウムジメチル、ヒドロ
ビスジピラゾーリル(3−(ジメチルシリレンシクロペ
ンタジエニル)ピラゾーリル)ジルコニウム ジクロラ
イド、ヒドロビスジピラゾーリル(3−(ジメチルシリ
レンシクロペンタジエニル)ピラゾーリル)ジルコニウ
ム ジメチル、ヒドロビスジピラゾーリル(3−(エチ
レンインデニル)ピラゾーリル)ジルコニウム ジクロ
ライド、ヒドロビスジピラゾーリル(3−(エチレンイ
ンデニル)ピラゾーリル)ジルコニウム ジメチル、
【0183】ヒドロビスジピラゾーリル(3−(ジメチ
ルシリレンインデニル)ピラゾーリル)ジルコニウム
ジクロライド、ヒドロビスジピラゾーリル(3−(ジメ
チルシリレンインデニル)ピラゾーリル)ジルコニウム
ジメチル、ヒドロビスジピラゾーリル(3−(エチレ
ンテトラヒドロインデニル)ピラゾーリル)ジルコニウ
ム ジクロライド、ヒドロビスジピラゾーリル(3−
(エチレンテトラヒドロインデニル)ピラゾーリル)ジ
ルコニウム ジメチル、ヒドロビスジピラゾーリル(3
−(ジメチルシリレンテトラヒドロインデニル)ピラゾ
ーリル)ジルコニウム ジクロライド、ヒドロビスジピ
ラゾーリル(3−(ジメチルシリレンテトラヒドロイン
デニル)ピラゾーリル)ジルコニウム ジメチル等の錯
体等が挙げられる。またジルコニウム化合物の中心金属
をチタニウム、ハフニウムに置き換えた化合物を用いる
こともできる。更に上記化合物の以上のアニオン性の配
位子Xの代わりに非配位性アニオンJからなる式(1
5)の化合物も用いる事が出来る。
【0184】本発明の実施に際し触媒は単独で用いても
よいが、助触媒として式(16)と式(17)
【式30】
【0185】
【式31】 (式中、Rは水素原子、ハロゲン基、炭素数が1から1
0迄のアルキル基を表し、1≦n≦40である)で示さ
れるアルキルアルミノキサンの共存下で用いるのが好ま
しい。Rの例として水素原子、塩素原子、臭素原子、メ
チル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、
n−ブチル基、イソブチル基、s−ブチル基、プロピル
基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、ヘプチル基、オク
チル基、ノニル基、デシル基、またはこれらの混合物等
が挙げられるが、特にメチル基またはメチル基とその他
の基の混合物が好ましい。また繰り返し数nは好ましく
は2ないし40の範囲から選ばれるが、5以上であるの
が更に好ましい。
【0186】このアルキルアルミノキサンを合成するに
は公知の方法、例えば炭化水素溶媒にトリアルキルアル
ミニウムを溶解させ、この溶液のトリアルキルアルミニ
ウムに対して当量の水を徐々に加えて加水分解する方
法、炭化水素溶媒に硫酸銅水和物や硫酸アルミ水和物を
懸濁させ、この懸濁液中の該水和物結晶水に対して1か
ら3倍当量のトリアルキルアルミニウムを接触させトリ
アルキルアルミニウムをゆっくりと加水分解する方法、
あるいは炭化水素溶媒に懸濁した未脱水シリカゲルの吸
着水に対して1から3倍当量のトリアルキルアルミニウ
ムを接触させトリアルキルアルミニウムをゆっくりと加
水分解する方法等で製造する事が出来る。
【0187】本発明の実施に際し触媒と共存して用いる
助触媒として式(18)
【式32】[On]+ [J]- ・・・(18) (式中、[On]+ は、11族、12族、または8、
9、10族金属イオン等の金属陽イオン、またはカルボ
ニウム、シロニウム、オキソニウム、スルホニウム、ア
ンモニウム、及びホスホニウム等のオニウムであり、
[J]- は前述の反応条件で安定で非配位性または配位
性に乏しいアニオン)で示されるカチオン発生剤であ
る。
【0188】好ましいカチオン発生剤の例としてはフェ
ロセニウムテトラ(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、銀(I)テトラ(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、銅(I)テトラ(ペンタフルオロフェニル)ボレー
ト、、水銀(II)ビス(テトラ(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、パラジウム(II)ビス(テトラ(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、白金(II)ビス(テトラ
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジフェニルヒド
ロカルボニウムテトラ(ペンタフルオロフェニル)ボレ
ート、トリフェニルカルボニウムテトラ(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレート、トリフェニルシロニウムテトラ
(ペンタフルオロフェニル)ボレート、トリシクロヘキ
シルカルボニウムテトラ(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート、トリエチルオキソニウムテトラ(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレート、トリエチルスルフォニウムテト
ラ(ペンタフルオロフェニル)ボレート、ジエチルアニ
リニウムテトラ(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
トリメチルアンモニウムテトラ(ペンタフルオロフェニ
ル)ボレート、トリエチルアンモニウムテトラ(ペンタ
フルオロフェニル)ボレート、テトラ−n−ブチルアン
モニウムテトラ(ペンタフルオロフェニル)ボレート、
トリフェニルホスホニウムテトラ(ペンタフルオロフェ
ニル)ボレート等のテトラ(ペンタフルオロフェニル)
ボレート塩等が挙げられる。
【0189】本発明の実施に際し触媒の安定化の目的、
助触媒アルキルアルミノオキサンの安定化や使用量の低
減等の目的、または助触媒として式(19)
【式33】(R3 Al)n ・・・(19) (式中、Rは水素原子、ハロゲン基、炭素数が1から1
0迄のアルキル基を表し、nは1または2である)で示
されるアルキルアルミニウムの共存下で用いることがき
る。Rの例として水素原子、塩素原子、臭素原子、メチ
ル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n
−ブチル基、イソブチル基、s−ブチル基、プロピル
基、ヘキシル基、シクロヘキシル基、ヘプチル基、オク
チル基、ノニル基、デシル基、またはこれらの混合物等
が挙げられるが、特にメチル基またはメチル基とその他
の基の混合物が好ましい。
【0190】本発明の実施に際し触媒成分は、溶媒に溶
解または懸濁させて用いる場合にはその遷移金属原子が
通常10-10 〜10-1mol/l 、好ましくは10-8
〜10-3mol/l の範囲の濃度で用いられる。担体
に固定して用いる場合には,担体1g当たり遷移金属原
子が通常10-7から10-2グラム原子、好ましくは10
-5から10-3グラム原子の範囲で担持される。一方、前
記アルキルアルミノキサン助触媒は触媒に対して、アル
ミニウム原子/遷移金属原子比が、通常1〜106 、好
ましくは1〜104 の範囲で用いられる。また前記カチ
オン発生剤助触媒は触媒に対して、カチオン/遷移金属
原子比が、通常0.1〜10、好ましくは0.5〜2の
範囲で用いられる。
【0191】本発明の実施に際し生成ポリマーの嵩密度
を向上する、粉体性状を改善する、または分子量分布を
制御する当の目的で触媒系を担体に担持して用いること
ができる。担体の1例としてはデンプンやポリマー等の
有機物担体、ビスマス、銅粉や鉄粉等の金属担体、アル
ミナや酸化鉄等の金属酸化物担体、炭酸マグネシウム等
の金属炭酸化物担体、塩化マグネシウム等の金属塩化物
担体、活性炭やシリコンカーバイド等の無機炭化物担
体、シリカ、ゼオライトや珪藻土等の無機珪酸化物担
体、またはアンバーライトやナフィオン等のイオン交換
樹脂担体等が挙げられる。こうした担体の多くは通常、
結晶水、吸着水、またはヒドロキシ基等の触媒と反応し
て触媒を失活させる活性水素化合物を含んでいるので、
反応系に持ち込む前に適当な前処理をする事が好まし
い。
【0192】こうした前処理の方法として例えば有機物
担体のヒドロキシ基、無機珪酸化物担体のシラノール
基、またはイオン交換樹脂担体のアミン基やヒドロキシ
ル基等の活性水素当たり0.3〜5倍当量のアルミニウ
ム原子に相当するアルキルアルミニウムやアルミノキサ
ン等と接触させることで活性水素を取り除く事が出来
る。また金属担体、金属酸化物担体、金属炭酸化物担
体、金属塩化物担体、無機炭化物担体、または無機珪酸
化物担体を適当な温度で焼成等をする事で結晶水や吸着
水を取り除く事が出来る。以上の前処理をした、または
前処理をしていない担体に(1)触媒、(2)アルミノ
キサン助触媒、(3)カチオン発生剤助触媒、または
(4)アルキルアルミニウムンイウムからから選んだ1
種から4種迄のあらゆる組み合わせ、もしくはあらゆる
順序で担持する事が出来る。
【0193】次に、重合方法に関して説明する。本発明
の実施に際し用いられるオレフィンとして例えばエチレ
ン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキ
セン、1−ヘプテン、1−オクテン、ビニルシクロヘキ
サン、等のアルファーオレフィン、スチレン、メチルス
チレン等のビニル芳香族炭化水素、シクロペンテン、メ
チルシクロペンテン、シクロヘプテン、シクロオクテン
等の脂環族オレフィン、ブタジエン、1,3−ペンタジ
エン、1,3−ヘキサジエン、シクロペンタジエン、
1,3−シクロヘキサジエン、ビニル−1−シクロヘキ
セン等の共役ジエン、1,4−ペンタジエン、1,5−
ヘキサジエン、1,4−ヘキサジエン、2−メチル−
1,4−ペンタジエン、3−ビニルシクロヘキセン、4
−ビニル−3−ノルボルネン等の非共役ジエン、炭素数
が6から20個等のポリエン、アセチレン、プロピン、
ブチン、ペンチン、ヘキシン等のアセチレンが挙げられ
る。好ましくはアルファーオレフィン、
【0194】更に好ましくはエチレンが挙げられる。更
に本発明は異種のオレフィン同志の共重合に用いること
もできる。例えばエチレンとプロピレン、1−ブテン、
1−ヘキセン等のアルファーオレフィン、スチレン、メ
チルスチレン等のビニル芳香族炭化水素、シクロペンテ
ン、メチルシクロペンテン、等の脂環族オレフィン、ブ
タジエン等の共役ジエン、1,5−ヘキサジエン、3−
ビニルシクロヘキセン等の非共役ジエン、ポリエン、ア
セチレン類等のコモノマーとの共重合、や更成るコモノ
マーとの三体共重合が挙げられる。モノマーの重合方法
としては通常の懸濁重合、溶液重合、気相重合が可能で
ある。
【0195】懸濁重合の場合は触媒を重合溶媒とともに
反応器に導入し、不活性雰囲気下にオレフィンを1から
200kg/cm2 Gに圧入して等をして−50℃ない
し120℃の温度下で重合を進めることができる。こう
した重合に使われる溶媒として、例えばプロパン、ブタ
ン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン
等の脂肪族炭化水素、シクロペンタン、シクロヘキサ
ン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、シ
クロオクタン、イソプロピルシクロヘキサン等の脂環族
炭化水、ベンゼン、トルエン、キシレン、t−ブチルベ
ンゼン等の芳香族炭化水素、パーフルオロオクタン、パ
ーフルオロノナン、パーフルオロ化脂肪族炭化水素、ま
たはこれらの混合物が用いられる。
【0196】溶液重合の場合は触媒を重合溶媒ともに反
応器に導入し、不活性雰囲気下にオレフィンを1から2
00kg/cm2 Gに圧入して等をして50℃ないし3
00℃の温度下で重合を進めることができる。こうした
重合に使われる溶媒として、例えば例えばプロパン、ブ
タン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナ
ン等の脂肪族炭化水素、シクロペンタン、シクロヘキサ
ン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、シ
クロオクタン、イソプロピルシクロヘキサン等の脂環族
炭化水、ベンゼン、トルエン、キシレン、t−ブチルベ
ンゼン等の芳香族炭化水素、パーフルオロオクタン、パ
ーフルオロノナン、パーフルオロ化脂肪族炭化水素、ま
たはこれらの混合物が用いられる。
【0197】一方、気相重合の場合は不活性雰囲気下に
オレフィンを1から50kg/cm2 Gに圧入して等を
して−50℃ないし120℃の温度下で重合を進め、オ
レフィンと触媒の接触が良好となる様に流動床、移動
床、または撹拌によって混合等を行う等の手段を講じ重
合を行う事ができる。重合は1反応器を用いる通常の1
段重合で行っても良いし、または複数個の反応器を用い
る多段重合で行ってもよい。2個以上の異なった反応条
件で重合を行う多段重合では、広い分子量分布のポリマ
ーの製造が可能である。ポリマーの分子量を調節するた
めには、重合温度の調節、重合系への水素の添加等公知
技術を用いることも可能である。
【0198】
【実施例】次に,実施例によって本発明をさらに詳細に
説明するが,本発明は,これらの実施例に限定されるも
のではない。なお、実施例中の触媒活性は、触媒金属1
グラム1時間当たりのポリマー生成量(グラム)を表
す。また、MIはメルトインデックスを表し、ASTM
・D−1238に従い、温度190℃、荷重2.16キ
ログラムにて測定したもの、HMIは荷重21.6キロ
グラムにて測定したものである。ポリマーの分子量と分
子量分布はウォーターズ150CVゲルクロマトグラフ
ィーを用いて示差屈折率および粘度より求めた。
【0199】エチレンの重合 (実施例1)配位子L1の合成 トリスジフェニルオキソフォスフォラニルメタン(HT
riso)の合成はインオルガニックケミストリー(In
organic Chemistry)2699頁1986年に従って合
成した。触媒A1の合成 トリスジフェニルオキソフォスフォラニルメタニドシク
ロペンタジエニルジルコニウム ジクロライド{Tri
soCpZrCl2 (Trisoはトリスジフェニルオ
キソフォスフォラニルメタニド基、Cpはシクロペンタ
ジエニル基を表す)}の合成は以下のように行った。
【0200】先端に生成ガスを検量出来るガスビュレッ
トと連結した還流管、滴下ロート、撹拌器、そして温度
計を備えた1lの4つ口フラスコを窒素ガスで置換して
おく。これにヘキサンで洗浄した60%オイル分散水素
化ナトリウムを360mg仕込む。次に乾燥蒸留したテ
トラヒドロフラン500mlを加えて懸濁する。更に配
位子L1を4.9g加えると水素ガスが200ml発生
した。ガスの発生が停止したら塩化ジルコニウム1.9
g加え室温で4時間撹拌する。次に0.08mmol/
lのシクロペンタジエニルリチウムのテトラヒドロフラ
ン100mlを1時間かけて滴下し更に4時間反応す
る。反応液を珪藻土を通して窒素下で濾別し濾液を5分
の1まで濃縮しヘキサンを加えて白色固体を沈澱させ
る。これを濾別し再結晶し生成物を得た。1 H−NMR
(重トルエン,270MH )はδ6.55(S,5
H,Cp基),6.8−7.2(m,27H,フェニル
基) ,7.7−8.2(m,18H,フェニル基)に
配位子のシグナルを示した。IRは1115(P=
O),840(Cp)cm-1に配位子のピークが見られ
た。
【0201】重合反応 内部を真空脱気し窒素置換した1.6lのオートクレー
ブに、触媒A1(TrisoCpZrCl2 )を0.1
μmol含む3mlトルエン溶液と、東ソーアクゾ社製
のメチルアルミノキサン:PMAO(アルミニウム換算
で2.92mmol/lトルエン溶液)の0.14ml
トルエン溶液(アルミニウム量が0.4mmol)を、
脱水脱酸素したトルエン0.8lとともに入れた。オー
トクレーブの内温を80℃に保ち、エチレンガスを10
kg/cm2 G加えた。溶媒圧を含めて全圧が10.4
kg/cm2 Gとなった。エチレンを補給し全圧を保ち
つつ1時間重合した。9.7gのポリマーが得られた。
触媒活性は1070kg/gZr時間、分子量Mwは1
114000、分子量分布はMw/Mnは2.52であ
った。本触媒から得られるポリマーは分子量が高い特徴
を示した。
【0202】(実施例2)触媒A2の合成 トリスジフェニルオキソフォスフォラニルメタニドイン
デニルジルコニウムジクロライド{TrisoIndZ
rCl2 }の合成は以下のように行った。実施例1の触
媒合成工程でシクロペンタジエニルリチウムの代わり
に、インデニルリチウムのテトラヒドロフラン溶液を用
いて合成した。 1H−NMR(重トルエン,270MH
)はδ6.8−7.7(m,34H,インデニル基と
フェニル基) ,7.8−8.2(m,18H,フェニ
ル基)に配位子のシグナルを示した。重合反応 実施例1の重合操作の内、触媒を触媒A2(Triso
IndZrCl2 )0.1μmol含む3mlトルエン
溶液に代えて重合した。4.4gのポリマーが得られ
た。触媒活性は484kg/gZr時間であった。
【0203】(実施例3)触媒A3の合成 トリスジフェニルオキソフォスフォラニルメタニドジル
コニウムトリクロライド{TrisoZrCl3 }の合
成は以下のように行った。実施例1と同じ合成装置にヘ
キサンで洗浄した60%オイル分散水素化ナトリウムを
360mg仕込む。次に乾燥蒸留したテトラヒドロフラ
ン500mlを加えて懸濁する。更にHTrisoを
4.9g加えると水素ガスが200ml発生した。ガス
の発生が停止したら塩化ジルコニウム1.9g加え室温
で4時間撹拌する。反応液を珪藻土を通して窒素下で濾
別し濾液を5分の1まで濃縮しヘキサンを加えて白色固
体を沈澱させる。これを濾別し再結晶し生成物を得た。
1H−NMR(重トルエン,270MH)は溶解度が低
く充分な感度が得られなかった。δ6.8(m、27
H、フェニル基)、7.7−8.2(m、18H、フェ
ニル基)に配位子のシグナルを示した。IRは1114
(P=O)cm-1に配位子のピークが見られた。重合反応 実施例1の重合操作の内、触媒を触媒A3(Triso
ZrCl3 )0.5μmol含む3mlトルエン溶液に
代えて重合した。5.2gのポリマーが得られた。触媒
活性は114kg/gZr時間であった。
【0204】(実施例4)触媒A4の合成 トリスジフェニルオキソフォスフォラニルメタニドジル
コニウムトリメチル{TrisoZrMe3 }の合成は
以下のように行った。実施例1と同じ装置に触媒A3の
10mmolと−78℃のジエチルエーテル50mlを
仕込む。次に滴下ロートにメチルリチウム1Mのジエチ
ルエーテル溶液30ml,1時間掛けて滴下した。生成
した固体を濾別し、溶液を10mlに濃縮した。これに
乾燥したペンタンを加え白色沈澱得る。濾別乾燥して生
成物をえた。重合反応 実施例1の重合操作の内、触媒を触媒A4(Triso
ZrMe3 )0.5μmol含む3mlトルエン溶液に
代えて重合した。7.8gのポリマーが得られた。触媒
活性は171kg/gZr時間であった。
【0205】(実施例5)触媒A5の合成 トリスジフェニルオキソフォスフォラニルメタニドジル
コニウムトリベンジル{TrisoZr(CH2 Ph)
3 }の合成は以下のように行った。実施例1と同じ装置
に触媒A3の10mmolと−78℃のジエチルエーテ
ル溶液50mlを仕込む。次に滴下ロートに塩化ベンジ
ルマグネシウム、PhCH2 MgClの1Mのジエチル
エーテル溶液30mlを1時間掛けて滴下した。生成し
た固体を濾別し、溶液を10mlに濃縮した。これに乾
燥したペンタンを加え結晶を発生させた。重合反応 実施例1の重合操作の内、触媒を触媒A5(Triso
Zr(CH2 Ph)3)0.1μmolを含む3mlト
ルエン溶液に代えて重合した。2.1gのポリマーが得
られた。触媒活性は230kg/gZr時間であった。
【0206】(実施例6)架橋型配位子L2の合成 1、3−プロピレンビス(4,5−ジフェニル−1,3
−ジホスホーリル)ジリチウムウの合成はオルガノメタ
リックス(Organometallics)459頁1992年に従
って行った。触媒B1の合成 1、3−プロピレンビス(4,5−ジフェニル−1,3
−ジホスホーリル)ジルコニウムジクロライド(Pr
(C3 Ph2 P)2 ZrCl2 )の合成は以下の方法で
行った。シュレンクチューブに配位子L2の2mmol
のTHF50ml溶液を仕込み−78℃に冷却した。次
に塩化ジルコニウム2mmolを加え4時間撹拌する。
徐々に反応温度を室温まで戻す。THFを除いた固体を
ヘキサンとトルエンの混合溶媒に溶かし、シリカゲルカ
ラムで分離後、濃縮して結晶をを発生させた。重合反応 実施例1の重合操作の内、触媒を触媒B1(Pr(C3
Ph2 P)2 ZrCl2 )0.2μmol含む3mlト
ルエン懸濁液に代えて実施した。5gのポリマーが得ら
れた。触媒活性は183kg/gZr時間であった。
【0207】(実施例7)触媒B2の合成 はじめに オルガノメタリックス(Organometallics)
921頁1988年に従って、リチウム 2,3,4,
5−テトラメチルホスホーリル(LiC4 Me4 P)を
合成した。次に(2,3,4,5−テトラメチルホスホ
ーリル)(トリスジフェニルオキソフォスフォラニルメ
タニド)ジルコニウムジクロライド{(C4 Me4 P)
(Triso)ZrCl2 }の合成は以下のように行っ
た。シュレンクチューブに 触媒A3の10mmolを
含むジエチルエーテル50ml溶液を仕込み−78℃に
冷却した。次に滴下ロートにリチウム 2,3,4,5
−テトラメチルホスホーリル(LiC4 Me4 P)の1
0molジエチルエーテル溶液10mlを1時間掛けて
滴下しさらに8時間撹拌した。反応液を珪藻土を通して
窒素下で濾別し濾液を5分の1まで濃縮しヘキサンを加
えて淡黄色固体を沈澱させる。これを濾別し再結晶し生
成物を得た。 1H−NMR(重トルエン,270MH
)は溶解度が低く充分な感度が得られなかった。δ
1.9(s、6H、メチル基)、2.1(m、6H、メ
チル基)に。δ6.8(m、27H、フェニル基)、
7.7ー8.2(m、18H、フェニル基)に配位子の
シグナルを示した。重合反応 実施例1の重合操作の内、を触媒を触媒B2((C4
4 P)(Triso)ZrCl2 )1.0μmol含
む3mlトルエン溶液と助触媒をエチルコーポレーショ
ン社製のメチルアルミノキサン(PMAO)のアルミニ
ウム量として1.0mmolを含む0.5mlトルエン
溶液に代えて実施した。31gのポリマーが得られた。
触媒活性は340kg/gZr時間であった。
【0208】(実施例8)触媒B3の合成 始めにインオーガニックケミストリー(Inorganic Chem
istry)840頁1982年に従ってヒドロトリス
(3,5−ジメチルピラゾリル)ボレートジルコニウム
トリクロライド{HB(3,5−Me2 pz)3 ZrC
3 (3,5−Me2 pzは3,5−ジメチルピラゾリ
ル基を表す)}を合成した。次に(2,3,4,5−テ
トラメチルホスホーリル)(ヒドロトリス(3,5−ジ
メチルピラゾリル)ボレート)ジルコニウムトジクロラ
イド{(C4Me4P)(HB(3,5−Me2 pz)
3 )ZrCl2 }の合成は以下のように行った。シュレ
ンクチューブに ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラ
ゾリル)ボレートジルコニウムトリクロライド{HB
(3,5−Me2 pz)3 ZrCl3 の10mmolを
含むジエチルエーテル50ml溶液を仕込み−78℃に
冷却した。次に滴下ロートにリチウム 2,3,4,5
−テトラメチルホスホーリル LiC4 Me4 Pの10
molジエチルエーテル溶液を10ml,1時間掛けて
滴下しさらに8時間撹拌したた。反応液を珪藻土を通し
て窒素下で濾別し濾液を5分の1まで濃縮しヘキサンを
加えて淡黄色固体を沈澱させる。これを濾別し再結晶し
生成物を得た。 1H−NMR(重トルエン,270MH
)は溶解度が低く充分な感度が得られなかった。δ
1.9(s、6H、メチル基)、2.1(m、6H、メ
チル基)に。δ2.3(S,18H,Me基)、5.8
(S,3H,pz基の4−H)に配位子のシグナルを示
した。重合反応 実施例1の重合操作の内、を触媒を触媒B3((C4
4 P)(HB(3,5−Me2 pz)3 )ZrCl
2 )1.0μmol含む3mlトルエン溶液と助触媒を
エチルコーポレーション社製のメチルアルミノキサン
(PMAO)のアルミニウム量として1.0mmolを
含む0.5mlトルエン溶液に代えて実施した。33g
のポリマーが得られた。触媒活性は、362kg/gZ
r時間であった。
【0209】(実施例9)触媒C1の合成 ヒドロトリスピラゾーリルボレートシクロペンタジエニ
ルジルコニウムジクロライド{HB(pz)3 CpZr
Cl2 (pzはピラゾーリル基、Cpはシクロペンタジ
エニル基を表す)}の合成はジャーナルオブケミカルソ
サイエティーダ ルトントランジッション(J.Chem.Soc.D
alton Trans.)603頁1991年に従って合成した。重合反応 内部を真空脱気し窒素置換した1.6 lのオートクレ
ーブに触媒C1(HB(pz)3 CpZrCl2 )の
0.1μmol含む3mlトルエン溶液と東ソーアクゾ
社製のメチルアルミノキサン:PMAO(アルミニウム
換算で2.92mmol/lトルエン溶液)の0.7m
lトルエン溶液(アルミニウム量が2.0mmol)
を、脱水脱酸素したトルエン0.8lとともに入れた。
オートクレーブの内温を80℃に保ち、エチレンガスを
10kg/cm2 G加えた。溶媒圧を含めて全圧が1
0.4kg/cm2 Gとなった。エチレンを補給し全圧
を保ちつつ1時間重合した。42gのポリマーが得られ
た。触媒活性は4600kg/gZr時間、重量平均分
子量は1290000、分子量分布Mw/Mn=2.5
6、HMIは0.29g/10分であった。
【0210】(実施例10)触媒C2の合成 ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレー
トシクロペンタジエニルジルコニウムジクロライド{H
B(3,5−Me2 pz)3 CpZrCl2 (3,5−
Me2 pzは3,5−ジメチルピラゾーリル基を表
す)}の合成はインオーガニックケミストリー(Inorga
nic Chemistry)2046頁1986年に従って合成し
た。重合反応 内部を真空脱気し窒素置換した1.6 lのオートクレ
ーブに触媒C2(HB(3,5−Me2 pz)3 CpZ
rCl2 )の0.1μmol含む3mlトルエン溶液と
東ソーアクゾ社製のメチルアルミノキサン:PMAO
(アルミニウム換算で2.92mmol/lトルエン溶
液)の0.035mlトルエン溶液(アルミニウム量が
0.1mmol)を、脱水脱酸素したトルエン0.8l
とともに入れた。オートクレーブの内温を80℃に保
ち、エチレンガスを10kg/cm2G加えた。溶媒圧
を含めて全圧が10.4kg/cm2 Gとなった。エチ
レンを補給し全圧を保ちつつ1時間重合した。17.2
gのポリマーが得られた。触媒活性は1890kg/g
Zr時間、重量平均分子量は1230000、分子量分
布Mw/Mn=2.53、HMIは0.23g/10分
であった。
【0211】(比較例1)比較触媒aの合成 ピラゾーリルシクロペンタジエニルジルコニウムジクロ
ライド(pzCpZrCl2 )の合成合は以下のように
行った。0.011molのピラゾーリルリチウム塩の
100mlジエチルエーテル溶液に0.01molの塩
化ジルコニウムを徐々に加え一昼夜撹拌する。次にシク
ロペンタジエンリチウム塩の100mlジエチルエーテ
ル溶液を加え一昼夜撹拌する。エーテルを真空下で蒸発
しペンタンを加えて塩化リチウムを析出させる。セライ
トを2回通してこれをロ別し固体触媒を回収する。重合反応 実施例9の重合操作の内、触媒を比較触媒a(pzCp
ZrCl2 )1.0μmol含む3mlトルエン溶液に
代えて行った。0.6gのポリマーが得られた。ヘテロ
原子の単座配位子を持つ化合物の触媒活性は6.6kg
/gZr時間と低い。
【0212】(比較例2)比較触媒中間体I1の合成 ヒドロトリスピラゾーリルボリルジルコニウムトリクロ
ライド(HB(pz)ZrCl3 )の合成は、インオー
ガニックケミストリー(InorganicChemistry)1065
頁1983年の方法で合成した。重合反応 実施例9の重合操作の内、触媒を比較触媒I1(HB
(pz)ZrCl3 )1.0μmol含む3mlトルエ
ン溶液に代えて行った。2.6gのポリマーが得られ
た。トリスピラゾーリル配位子のみを持つ化合物の触媒
活性は29kg/gZr時間に低下した。
【0213】(比較例3)比較触媒中間体I2の合成 ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレー
トジルコニウムトリクロライド(HB(3,5−Me2
pz)3 ZrCl3 )の合成はインオーガニックケミス
トリー(Inorganic Chemistry)840頁1982年に
従って合成した。重合反応 実施例9の重合操作の内、触媒を比較触媒I2(HB
(3,5−Me2 pz)3 ZrCl3 )1.0μmol
含む3mlトルエン溶液に代えて行った。1.8gのポ
リマーが得られた。トリスピラゾーリル配位子のみを持
つ化合物の触媒活性も20.1kg/gZr・hrと低
い。
【0214】(実施例11)触媒C3の合成 ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレー
トインデニルジルコニウムジクロライド{HB(3,5
−Me2 pz)3 IndZrCl2 (Indはインデニ
ル基を表す)}の合成は以下のように行った。滴下ロー
ト、撹拌器、そして温度計を備えた1lの4つ口フラス
コを窒素ガスで置換しておく。これに比較例3で合成し
た中間体I2(HB(3,5−Me2pz)3 ZrCl3
)の10mmolとインデニルリチウム(例えば実験
化学講座18第4版、日本化学会編、丸善株式会社参
照)10mmolをフラスコに仕込み窒素ガス下で−7
8℃に冷却する。−78℃のトルエンを滴下ロートから
加える。懸濁液は撹拌しながら氷冷下で1日反応させ、
珪藻土を通して濾別後、5分の1まで濃縮した濾液にヘ
キサンを加えて白色結晶を得る。これを濾別し再結晶し
生成物を得た。1 H−NMR(重トルエン,270M
H )はδ2.25(S,18H,Me基)、5.8
(S,3H,pz基の4−H)、7.1−7.9(m,
7H,インデニル基)に配位子のシグナルを示した。重合反応 実施例9の重合操作の内、触媒を触媒C3(HB(3,
5−Me2 pz)3 IndZrCl2 )2.0μmol
含む3mlトルエン溶液に代えて行った。35gのポリ
マーが得られた。触媒活性は192kg/gZr時間で
あった。
【0215】(実施例12)触媒C4の合成 ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレー
ト(ペンタメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウム
ジクロライド{HB(3,5−Me2 pz)3Cp*
rCl2 (Cp* はペンタメチルシクロペンタジエニル
基を表す)}の合成は実施例11に準じて行った。1
−NMR(重トルエン,270MH )はδ2.25
(S,18H,Me基)、2.45(S,15H、Cp
* 基),5.8(S,3H,pz基の4−H)に配位子
のシグナルを示した。重合反応 実施例9の重合操作の内、触媒を触媒C4(HB(3,
5−Me2 pz)3 Cp* ZrCl2 )1.0μmol
含む3mlトルエン溶液に代えて行った。53gのポリ
マーが得られた。触媒活性は593kg/gZr時間で
あった。
【0216】(実施例13)触媒C5の合成 ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレー
トシクロペンタジエニルジルコニウムジベンジル{HB
(3,5−Me2 pz)3 CpZr(CH2 Ph)2
は以下の方法で行った。実施例1と同じ装置に触媒C2
の10mmolと−78℃のジエチルエーテル溶液50
mlを仕込む。次に滴下ロートに塩化ベンジルマグネシ
ウム、PhCH2 MgClの1molジエチルエーテル
溶液を30ml,1時間掛けて滴下した。生成した固体
を濾別し、溶液を10mlに濃縮した。これに乾燥した
ペンタンを加え結晶を発生させた。重合反応 実施例10の重合操作の内、触媒を触媒C5{HB
(3,5−Me2 pz)3CpZr(CH2 Ph)2
0.1μmol含む3mlトルエン溶液に代えて行っ
た。19gのポリマーが得られた。触媒活性は2080
kg/gZr時間であった。
【0217】(実施例14)触媒C6の合成 ヒドロトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレー
トシクロペンタジエニルジルコニウムジメトキシド{H
B(3,5−Me2 pz)3 CpZr(OMe)2 }は
以下の方法で行った。実施例1と同じ装置に触媒C2の
10mmolと−78℃のトルエン50mlを仕込む。
次に滴下ロートにメトキシリチウムの1molトルエン
溶液を30ml滴下し、更に24時間撹拌する。生成し
た固体を濾別し、溶液を10mlに濃縮した。これに乾
燥したヘキサンを加え結晶を発生させた。重合反応 実施例10の重合操作の内、触媒を触媒C6{HB
(3,5−Me2 pz)3CpZr(OMe)2 }0.
1μmol含む3mlトルエン溶液に代えて行った。1
6gのポリマーが得られた。触媒活性は、1760kg
/gZr時間であった。
【0218】(実施例15)触媒C7の合成 n−ブチルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボ
レートシクロペンタジエニルジルコニウムジクロライド
{nBu−B(3,5−Me2 pz)3 CpZrCl2
}の合成は実施例12に準じて行った。原料のn−ブ
チルトリス(3,5−ジメチルピラゾーリル)ボレート
ジルコニウムトリクロライドの合成はインオーガニック
ケミストリー(Inorganic Chemistry)840頁198
2年に従って合成し、シクロペンタジエニルリチウムと
氷冷下のジエチルエーテル中で合成する。濾過、再結晶
を経て化合物を得た。重合反応 重合操作を実施例10の触媒を触媒C7{nBu−B
(3,5−Me2 pz)3 CpZrCl2 }0.1μm
ol含む3mlトルエン溶液に代えて行った。22gの
ポリマーが得られた。触媒活性は2420kg/gZr
時間であった。
【0219】(実施例16)触媒D1の合成 ヒドロトリスピラゾーリルボレートシクロペンタジエニ
ルチタニウムジクロライド{HB(pz)3 CpTiC
2 }の合成は、ジャーナルオブオルガノメタリックケ
ミストリー(J.Organometallic Chemistry)102巻1
67頁1975年に従って行った。重合反応 実施例10の重合操作の内、触媒を触媒D1(HB(p
z)3 CpTiCl2)0.5μmol含む3mlトル
エン溶液に代えて行った。2.9gのポリマーが得られ
た。触媒活性は121kg/gTi時間であった。
【0220】(実施例17)触媒E1の合成 ヒドロトリスピラゾーリルボレートシクロペンタジエニ
ルハフニウムジクロライド{HB(pz)3 CpHfC
2 }の合成は、ジャーナルオブケミカルソサイエティ
ーダルトントランジッション(J. Chem. Soc. Dalton T
rans.)603頁1991年に従って合成した。重合反応 実施例10の重合操作の内、触媒を触媒E1(HB(p
z)3 CpHfCl2)0.5μmol含む3mlトル
エン溶液に代えて行った。9.0gのポリマーが得られ
た。触媒活性は101kg/gHf時間であった。
【0221】プロピレンの重合 (実施例18)重合反応 内部を真空脱気し窒素置換した1.6lのオートクレー
ブに脱水脱酸素した液状プロピレンを400ml入れ
た。次に東ソーアクゾ社製のメチルアルミノキサン:P
MAO(アルミニウム換算で2.92mmol/lトル
エン溶液)の1.4mlトルエン溶液(アルミニウム量
が4.0mmol)を液状プロピレン100mlととも
にオートクレーブに入れた。最後に触媒A1(Tris
oCpZrCl2 )1.0μmol含む3mlトルエン
懸濁液を液状プロピレン100mlとともにオートクレ
ーブに入れた。オートクレーブの内温を50℃に保ち1
時間重合した。13.3gのゼリー状のポリマーが得ら
れた。これはアタクティックポリプロピレンであった。
触媒活性は146kg/gZr時間であった。
【0222】(実施例19)重合反応 実施例18の触媒を触媒B1(Pr(C3 Ph2 P)2
ZrCl2 )1.0μmol含む3mlトルエン懸濁液
代えて重合した。11.9gのポリマーが得られた。触
媒活性は131kg/gZr時間であった。ヘプタン不
溶分は82.2%ありアイソタクティックポリプロピレ
ンが生成した。 (実施例20)重合反応 実施例18の触媒を触媒C1((HB(pz)3 CpZ
rCl2 )0.1μmol含む3mlトルエン懸濁液に
代えて重合した。7.4gのゼリー状のポリマーが得ら
れた。触媒活性は81.3kg/gZr時間であった。 (実施例21)重合反応 実施例18の触媒を触媒C2(HB(3,5−Me2
z)3 CpZrCl2)1.0μmol含む3mlトル
エン懸濁液に代えて重合した。18.0gのゼリー状の
ポリマーが得られた。触媒活性は198kg/gZr時
間であった。
【0223】エチレンと1−ヘキセンの共重合 (実施例22−33)共重合反応 内部を真空脱気し窒素置換した1.6 lのオートクレ
ーブに脱水脱酸素したトルエン760mlと1−ヘキセ
ン40mlを仕込む。次にオートクレーブの内温を70
℃に保ち、エチレンガスを10kg/cm2 G加えたと
ころ、溶媒の蒸気圧を含めて全圧が約11.5kg/c
m2 Gになった。反応器の真上に備えた3本の投入管
に予め触媒(1.0μmol含む3mlトルエン溶
液),助触媒(東ソーアクゾ社製のMMAOタイプ4、
アルミニウム量当たりの仕込み量は表1に記載),とメ
タノール10mlを別々に仕込む。触媒と助触媒を仕込
んだ投入管は更に加圧ポンプを経てトルエンタンクにつ
ながっている。始めに助触媒の投入管の上下部のバルブ
を同時に開けポンプで加圧された50mlのトルエンに
同伴させ助触媒をオートクレーブに投入する。次に触媒
を同様に投入し重合を開始する。エチレンのボンベから
エチレンを補給し2次圧調整弁で全圧を保ちつつ重合
し、そのボンベの圧をモニターする事でエチレンの吸収
速度を観測した。1時間後メタノール10mlをオート
クレーブに投入し反応を停止した。モノマーと触媒の組
成、反応条件、回収ポリマーの量、や物性を表1に示
す。
【0224】
【表1】
【0225】1)トルエンと1−ヘキセンを合わせて8
00mlに調整。 2)助触媒は東ソーアクゾ社製のMMAOタイプ4を用
い、mmolはアルミ濃度。 反応開始から5分目、30分目、そして60分目の実施
例26のエチレン吸収速度は、それぞれ0.014mo
l/分、0.016mol/分、そして0.018mo
l/分であった。このように、本触媒を用いた重合反応
は速度低下が見られなかった。更に、実施例33から、
本触媒はアルミニウム/ジルコニウムのmol比が10
0まで下げても高い重合活性を示すことが明らかとなっ
た。 (比較例4) 一方、実施例26と全く同じ反応条件で触媒を比較触媒
b(ジシクロペンタジエニルジルコニウムジクロライド
{Cp2 ZrCl2 })に変えて重合した。エチレン吸
収速度は反応5分目,30分目,60分目でそれぞれ
0.052mol/分、0.015もl/分、0.01
0mol/分と低下が見られた。即ち本触媒は経時的な
速度の低下の無い特徴をもつ事が判った。
【0226】スチレンの重合 (実施例34−40)触媒D2の合成 ヒドロトリスピラゾーリルボレートシクロペンタジエニ
ルチタニウムジメチル{HB(pz)3 CpTiMe
2 }の合成は以下のように行った。実施例1と同じ装置
に触媒D1の10mmolと−78℃のジエチルエーテ
ル溶液50mlを仕込む。次に滴下ロートにメチルリチ
ウムの1molジエチルエーテル溶液を30ml,1時
間掛けて滴下した。生成した固体を濾別し、溶液を10
mlに濃縮した。これに乾燥したペンタンを加え白色沈
澱得る。濾別乾燥して生成物をえた。
【0227】触媒D3の合成 ヒドロトリスピラゾーリルボレートシクロペンタジエニ
ルチタニウムジメトキシド{HB(pz)3 CpTi
(OMe)2 }の合成は以下のように行った。実施例1
と同じ装置に触媒D1の10mmolと−78℃のジエ
チルエーテル溶液50mlを仕込む。次に滴下ロートに
メトキシリチウムの1molジエチルエーテル溶液を3
0ml滴下し、更に24時間撹拌する。生成した固体を
濾別し、溶液を10mlに濃縮した。これに乾燥したペ
ンタンを加え白色沈澱得る。濾別乾燥して生成物をえ
た。
【0228】触媒D4の合成 トリスジフェニルオキソフォスフォラニルメタニドチタ
ニウムトリクロライド{TrisoTiCl3 }の合成
は以下のように行った。実施例3と同じ操作を塩化ジル
コニウムの代わりに塩化チタン1.6gを用いて行っ
た。1H−NMR(重トルエン,270MH )はδ
6.8ー7.7(m,27H,フェニル基)、7.7−
8.2(m,18H,フェニル基)に配位子のシグナル
を示した。RIは1115(P=O)cm-1に配位子の
ピークが見られた。
【0229】触媒D5の合成 トリスジフェニルオキソフォスフォラニルメタニドチタ
ニウムトリメチル{TrisoTiMe3 }の合成は以
下のように行った。実施例1と同じ装置に触媒D4の1
0mmolと−78℃のジエチルエーテル溶液50ml
を仕込む。次に滴下ロートにメチルリチウムの1mol
ジエチルエーテル溶液を30ml,1時間掛けて滴下し
た。生成した固体を濾別し、溶液を10mlに濃縮し
た。これに乾燥したペンタンを加え白色沈澱得る。濾別
乾燥して生成物をえた。
【0230】触媒D6の合成 はじめに、オルガノメタリックス(Organometallics)
921頁1988年に従って、リチウム2,3,4,5
−テトラメチルホスホーリル LiC4 Me4Pを合成
した。次に2,3,4,5−テトラメチルホスホーリル
ジルコニウムトリクロライド(C4 Me4 P)ZrCl
3 の合成は以下の方法で行った。シュレンクチューブ
に、塩化チタンTiCl4 、10mmolを含むトルエ
ン50ml溶液を仕込み−78℃に冷却した。次に滴下
ロートにリチウム2,3,4,5−テトラメチルホスホ
ーリル LiC4 Me4 Pの10molジエチルエーテ
ル溶液を10ml,1時間掛けて滴下した。濾別した固
体を始めはエーテル溶媒50mlで抽出し後溶媒を減圧
除去した。次にペンタン溶媒50mlで抽出し、−78
℃で赤い色の結晶を析出させた。 1H−NMR(重トル
エン,270MH)は溶解度が低く充分な感度が得られ
なかった。δ1.7(s、6H,メチル基)、1.9
(d、6H、メチル基)に配位子のシグナルを示した。
【0231】スチレンの重合反応 内部を真空脱気し窒素置換した1.6 lのオートクレ
ーブに脱水脱酸素したトルエンを300mlと減圧蒸留
したスチレンを300ml仕込む。反応器の真上に備え
た3本の投入管に予め触媒(1.0μmol含む3ml
トルエン溶液),助触媒(東ソーアクゾ社製のMMAO
タイプ4、仕込むアルミニウム量は表2に記載)、とメ
タノール10mlを別々に仕込む。触媒と助触媒を仕込
んだ投入管は更に加圧ポンプを経てトルエンタンクにつ
ながっている。助触媒の投入管の上下部のバルブを同時
に開けポンプで加圧された50mlのトルエンに同伴さ
せ助触媒をオートクレーブに投入する。次に触媒を同様
に投入し重合反応を開始する。2時間後、10mlのメ
タノールを投入し反応を停止した。結果を表2に示す。
【0232】
【表2】 得られたポリマーの融点はDSCより求めた。またポリ
マーは裁断後メチルエチルケトンでソックスレー抽出を
し残留量を秤量した。
【0233】重合反応の水素添加効果 (実施例41−43) 内部を真空脱気し窒素置換した1.6 lのオートクレ
ーブに脱水脱酸素したトルエン760mlおよび1−ヘ
キセン40mlを仕込む。次に所定量のガスフィードラ
インの途中に備えた所定量の計量管に常圧下で水素ガス
を仕込む。10kg/cm2 Gのエチレンガスを計量管
を通してオートクレーブに送り、内温を80℃に保つ
と、全圧が約10.4/cm2 Gになった。反応器の真
上に備えた3本の投入管に予め触媒(0.1μmolの
3mlトルエン溶液),助触媒(東ソーアクゾ社製のP
MAOを0.5mmolの0.18mlトルエン溶
液)、とメタノール10mlを別々に仕込む。触媒と助
触媒を仕込んだ投入管は更に加圧ポンプを経てトルエン
タンクにつながっている。助触媒の投入管の上下部のバ
ルブを同時に開けポンプで加圧された50mlのトルエ
ンに同伴させ助触媒をオートクレーブに投入する。次に
触媒を同様に投入し重合を開始する。エチレンを補給し
全圧を保ちつつ重合する。1時間後、10mlのメタノ
ールを投入し反応を停止した。触媒C1と比較触媒bを
用いた結果を表3に示す。表3より本触媒(実施例41
から43)は水素を添加する事で得られるポリマーの分
子量を容易に制御する事が出来るが、比較触媒b(ジシ
クロペンタジエニルジルコニウムジクロライド;比較例
5から7)は微量の水素を添加しても分子量が大きく減
少した。従って比較触媒b等の従来触媒は分子量を制御
するのが極めて難しい事が判った。
【0234】
【表3】 1)水素添加量はノルマルミリリットル、HMIはメル
トインデックスで荷重が21.6kgの値、Mwは重量
平均分子量、Mw/Mnは分子量分布を表す。 2)実施例41から43は触媒C1を0.1μmolの
3mlトルエン溶液で仕込み、比較例5から7は比較触
媒bを0.1μmolの3mlトルエン溶液で仕込ん
だ。助触媒はいずれも東ソーアクゾ社製のPMAOを
0.5mmolの0.18mlトルエン溶液を仕込ん
だ。
【0235】溶液重合 (実施例44) 内部を真空脱気し窒素置換した1.6lのオートクレー
ブに脱水脱酸素したトルエン700mlと1−ヘキセン
100mlを仕込む。次にオートクレーブの内温を11
0℃に保ち、エチレンガスで全圧を13kg/cm2
にする。反応器の真上に備えた3本の投入管に予め触媒
C1(2.0μmolの3.0mlトルエン溶液)、助
触媒(東ソーアクゾ社製のMMAOをアルミニウム換算
で1.0mmolの0.5mlトルエン溶液)、とメタ
ノール10mlを別々に仕込む。触媒と助触媒を仕込ん
だ投入管は更に加圧ポンプを経てトルエンタンクにつな
がっている。助触媒の投入管の上下部のバルブを同時に
開けポンプで加圧された50mlのトルエンに同伴させ
助触媒をオートクレーブに投入する。次に触媒を同様に
投入する。エチレンのボンベからエチレンを補給し2次
圧調整弁で全圧を保ちつつ重合する。ボンベの圧をモニ
ターする事でエチレンの吸収速度を観測した。30分後
メタノールをオートクレーブに投入し反応を停止した。
47.2gポリマーが回収された。重合活性はは518
kg/gZr時間であった。重合5分目と30分目のエ
チレン吸収速度は変わらなかった。
【0236】予備重合 (実施例45)固体成分懸濁液F1の合成 200mlのオートクレーブに窒素気流下300℃で4
時間焼成したシリカゲル(富士デビソン社)1gを窒素
下で仕込む。トルエンを43ml加えて懸濁させる。東
ソーアクゾ社製のPMAOをアルミニウム原子換算で2
1mmol加え、次いでトリイソブチルアルミニウムを
アルミニウム原子換算で2.0mmol加え、室温下2
時間撹拌する。溶液をデカンテーションにより除き、固
体部分はトルエンで3回洗浄し、トルエン10mlわ加
え懸濁させた(固体成分懸濁液F1)。予備重合G1 固体成分懸濁液F1に触媒C1を84μmol加え、エ
チレンガス気流下室温下30分重合した。9gのポリマ
ーが得られた。触媒活性は2300g/gZr時間であ
った。得られたポリマーを予備重合物G1とする。
【0237】本重合 内部を真空脱気し窒素置換した1.6lのオートクレー
ブに脱水脱酸素したトルエン760mlと1−ヘキセン
40mlを仕込む。次にオートクレーブの内温を70℃
に保ち、エチレンガスを7kg/cm2 G加え、全圧を
約8.5kg/cm2 Gにする。反応器の真上に備えた
3本の投入管に予め予備重合物G1を0.5g、トリイ
ソブチルアルミニウムの0.5mmolの3mlトルエ
ン溶液、とメタノール10mlを別々に仕込む。助触媒
の投入管の上下部のバルブを同時に開けポンプで加圧さ
れた50mlのトルエンに同伴させ助触媒をオートクレ
ーブに投入する。次に触媒を同様に投入する。エチレン
のボンベからエチレンを補給し2次圧調整弁で全圧を保
ちつつ重合する。1時間後メタノールをオートクレーブ
に投入し反応を停止した。97gポリマーが得られた。
重合活性は227kg/gZr時間であった。ポリマー
の嵩密度は0.15g/cm3 、HMIは3.5g/1
0分であった。
【0238】安定な非配位性助触媒 (実施例46)重合反応 反応器の真上に備えた3本の投入管に予め添加剤トリイ
ソブチルアルミニウム0.01mmolの10mlトル
エン溶液とジメチルアニリニウムテトラ(ペンタフルオ
ロフェニル)ボレート0.001mmolの3mlトル
エン溶液およびメタノール10mlを別々に仕込む。内
部を真空脱気し窒素置換した1.6lのオートクレーブ
に投入管に仕込んだ添加剤トリイソブチルアルミニウム
を脱水脱酸素した液状プロピレンの400mlとともに
入れる。次にジメチルアニリニウムテトラ(ペンタフル
オロフェニル)ボレートをポンプで加圧した液状プロピ
レン100mlとともにオートクレーブに入れた。添加
剤に用いた投入管に触媒B1(Pr(C3 Ph2 P)2
ZrCl2 )1.0μmmolの3mlトルエン溶液を
仕込み、ポンプで加圧した液状プロピレン100mlと
ともにオートクレーブに入れる。オートクレーブの内温
を30℃に保ち1時間重合した。ポリマーが9.7g得
られた。触媒活性は107kg/gZr時間であった。
ヘプタン不溶分は88.6%ありアイソタクティックポ
リプロピレンが生成した。 (実施例47)重合反応 実施例46の触媒を触媒C5{HB(3,5−Me2
z)3 CpZr(CH2 Ph)2 }に代えて重合した。
6.6gのゼリー状のポリマーが得られた。触媒活性は
72.6kg/gZr時間であった。
【0239】
【発明の効果】本発明の15または16族元素を含む多
座配位子L1 と配位子L2 を持つ周期律表のランタン系
列を含む3、4、5、6、7、8、9、または10族か
ら選ばれた少なくとも1種の遷移金属化合物からなり、
多座配位子L1 と配位子L2 の組み合わせが(I)配位
子L1 が燐含有基を1つ以上持つ3座配位子であり配位
子L2 がσ結合配位子またはσ結合と1つ以上のπ結合
もしくは1つ以上の孤立電子対供与結合をもつ配位子で
ある、その組み合わせが(II)配位子L1 がヘテロ原子
を1つ以上持つ複素5員環5座配位子であり配位子L2
がσ結合配位子またはσ結合と1つ以上のπ結合もしく
は1つ以上の孤立電子対供与結合をもつ配位子である、
但し5座配位子がヘテロ原子を1個持つ時は配位子L2
がσ結合配位子、またはσ結合と1つ以上の孤立電子対
供与結合をもつ配位子である、またはその組み合わせが
(III)配位子L1 がトリスピラゾーリル3座配位子で
あり配位子L2 がσ結合と2つ以上のπ結合を持つアル
カポリエニル配位子であることを特徴とするオレフィン
の重合触媒は、従来触媒に比べて反応条件下で安定性が
高く、非常に高いオレフィン重合活性を示すので、単位
触媒重量当たりの重合体収率に優れ、また得られたポリ
マーは分子量が高く嵩密度が高くポリマー性状を改善で
き、更に水素を添加する事で分子量を調整でき助触媒ア
ルキルアルミノキサンの使用量を低減できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願平5−170194 (32)優先日 平成5年7月9日(1993.7.9) (33)優先権主張国 日本(JP) (56)参考文献 特開 平1−95110(JP,A) 特表 平8−505176(JP,A) Kresinski,Roman A.;Jones,Christoph er J.;McCleverty,J on A.,Cyclopentadi enyl replacement b y tripyrazolyborat e and the synthese s of,Polyhedron,1990 年,9/17,2185−2187 Francois Nief,Fra ncois Mathey and L ouis Ricard,Reacti vity of a diphosph azirconocene dichl oride.,Journal of Organometallic Che mistry,1990年,384,271−278 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 4/64 - 4/658 CA(STN) EUROPAT(QUESTEL)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1)または式(2)、 【式1】 〔式中、Mは周期律表のランタン系列を含む3、4また
    は5族の遷移金属、Xはアニオン性の配位子、nは周期
    律表の族数Gから2を引いた整数、L1 とL2 はそれぞ
    れ以下に示す(I)の少なくても一つの組み合わせから
    なる配位子であり、配位子L1 と配位子L2 は架橋され
    ていても良い。〕 【式2】 〔式中、M、X、n、L1 、およびとL2 は式(1)の
    定義と同一であり、Jは非配位性アニオンである。〕か
    ら選ばれた少なくとも1種の遷移金属化合物からなるオ
    レフィン用重合触媒において、配位子L1 と配位子L2
    の組み合わせが以下に示す(I)の少なくても一つの組
    み合わせから選ばれた配位子L1 と配位子L2 を持つ式
    (1)または式(2)で表される少なくとも1種の遷移
    金属化合物からなる、オレフィン用重合触媒。(I) 配位子L1 が式(3)、 【式3】 {式中、Aは炭素または置換基を一つ持つホウ素であり
    (その置換基が水素原子、少なくても一つの炭素数6か
    ら14個迄の芳香族炭化水素基または少なくても一つの
    ハロゲン原子に置換されたまたは置換されていない炭素
    数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素
    基、少なくても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭
    化水素基または少なくても一つのハロゲン原子に置換さ
    れたまたは置換されていない炭素数6から20個迄の芳
    香族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6から14個
    迄の芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されてい
    ない炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭
    化水素基に置換されたオキシ基もしくは少なくても一つ
    の炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換され
    たまたは置換されていない炭素数6から20個迄の芳香
    族炭化水素基に置換されたオキシ基、少なくても一つの
    炭素数6から14個迄の芳香族炭化水素基に置換された
    または置換されていない炭素数1から20個迄の飽和ま
    たは不飽和脂肪族炭化水素基に置換されたチオ基もしく
    は少なくても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭化
    水素基に置換されたまたは置換されていない炭素数6か
    ら20個迄の芳香族炭化水素基に置換されたチオ基、少
    なくても一つの炭素数1から20個迄の脂肪族炭化水素
    基、少なくても一つの炭素数6から20個迄の芳香族炭
    化水素基、または少なくても一つのハロゲン原子に置換
    されたまたは置換されていないシリル基、少なくても一
    つの炭素数1から20個迄の脂肪族炭化水素基、少なく
    ても一つの炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基、
    または少なくても一つのハロゲン原子に置換されたまた
    は置換されていないシロキシ基、炭素数1から20個迄
    の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基または炭素数6か
    ら20個迄の芳香族炭化水素基に置換されたN,N−ジ
    置換アミノ基、または炭素数1から20個迄の飽和また
    は不飽和脂肪族炭化水素基または炭素数6から20個迄
    の芳香族炭化水素基に置換されたP,P−ジ置換ホスフ
    ィノ基である)、{R1 2 (Q=)P}は燐含有基
    (Pは3価または5価の燐原子、R1 とR2 は1価の置
    換基であってそれぞれ少なくても一つの炭素数6から1
    4個迄の芳香族炭化水素基または少なくても一つのハロ
    ゲン原子に置換されたまたは置換されていない炭素数1
    から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基もし
    くは少なくても一つの炭素数1から10個迄の脂肪族炭
    化水素基または少なくても一つのハロゲン原子に置換さ
    れたまたは置換されていない炭素数6から20個迄の芳
    香族炭化水素基、およびQは2価の置換基であって2価
    のO、S、Se原子または孤立電子対である)であり、
    1 とZ2 はそれぞれ上述の式{R1 2 (Q=)P}
    で表される燐含有基の1種、もしくは式(4)、 【式4】 (式中、置換基R3 、R4 、またはR5 はそれぞれ水素
    原子、少なくても一つの炭素数6から14個迄の芳香族
    炭化水素基または少なくても一つのハロゲン原子に置換
    されたまたは置換されていない炭素数1から20個迄の
    飽和または不飽和脂肪族炭化水素基、少なくても一つの
    炭素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基または少なく
    ても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換されて
    いない炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基、少な
    くても一つの炭素数6から14個迄の芳香族炭化水素基
    に置換されたまたは置換されていない炭素数1から20
    個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水素基に置換された
    オキシ基もしくは少なくても一つの炭素数1から10個
    迄の脂肪族炭化水素基に置換されたまたは置換されてい
    ない炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基に置換さ
    れたオキシ基、少なくても一つの炭素数6から14個迄
    の芳香族炭化水素基に置換されたまたは置換されていな
    い炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化
    水素基に置換されたチオ基もしくは少なくても一つの炭
    素数1から10個迄の脂肪族炭化水素基に置換されたま
    たは置換されていない炭素数6から20個迄の芳香族炭
    化水素基に置換されたチオ基、少なくても一つの炭素数
    1から20個迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの
    炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基、または少な
    くても一つのハロゲン原子に置換されたまたは置換され
    ていないシリル基、少なくても一つの炭素数1から20
    個迄の脂肪族炭化水素基、少なくても一つの炭素数6か
    ら20個迄の芳香族炭化水素基、または少なくても一つ
    のハロゲン原子に置換されたまたは置換されていないシ
    ロキシ基、炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂
    肪族炭化水素基または炭素数6から20個迄の芳香族炭
    化水素基に置換されたN,N−ジ置換アミノ基、または
    炭素数1から20個迄の飽和または不飽和脂肪族炭化水
    素基または炭素数6から20個迄の芳香族炭化水素基に
    置換されたP,P−ジ置換ホスフィノ基であり、R3
    4 またはR3 とR5 が架橋していても良い)で表され
    るピラゾーリル基から選ばれた1種の置換基}で表され
    る、式{R12 (Q=)P}で表される燐含有基を1
    つ以上持つ配位子であり、 配位子L2 がσ結合配位子、またはσ結合と1つ以上の
    π結合もしくは1つ以上の孤立電子対供与結合をもつ配
    位子である、組合せ。
  2. 【請求項2】 式(1)または式(2)で表される遷移
    金属が3,4または5族である請求項1記載の触媒。
  3. 【請求項3】 遷移金属がTi、Zr、Hfである請求
    項2記載の触媒。
  4. 【請求項4】 式(3)のZ1 とZ2 がそれぞれ式
    (3)で定義された式{R12 (Q=)P}で表され
    る燐含有基の1種である請求項1〜3から選ばれた請求
    項記載の触媒。
  5. 【請求項5】 式(3)の配位子がトリス(ジフェニル
    オキソフォスフォラニル)メタニドである請求項4記載
    の触媒。
  6. 【請求項6】 助触媒としてアルキルアルミノキサンを
    用いた請求項1〜5から選ばれた請求項記載の触媒。
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Kresinski,Roman A.;Jones,Christopher J.;McCleverty,Jon A.,Cyclopentadienyl replacement by tripyrazolyborate and the syntheses of,Polyhedron,1990年,9/17,2185−2187

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