JP3417719B2 - アナログデイジタル変換方法 - Google Patents

アナログデイジタル変換方法

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JP3417719B2 JP09167895A JP9167895A JP3417719B2 JP 3417719 B2 JP3417719 B2 JP 3417719B2 JP 09167895 A JP09167895 A JP 09167895A JP 9167895 A JP9167895 A JP 9167895A JP 3417719 B2 JP3417719 B2 JP 3417719B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図12) 作用(図1〜図12) 実施例 (1)第1実施例 (1−1)2個のADコンバータを用いる場合(図1及
び図2) (1−2)N個のADコンバータを用いる場合(図3〜
図5) (1−3)第1実施例の動作(図6) (1−4)第1実施例の効果 (2)第2実施例 (2−1)2個のADコンバータを用いる場合(図7) (2−2)N個のADコンバータを用いる場合(図8) (2−3)第2実施例の動作(図9及び図10) (2−4)第2実施例の効果 (3)第3実施例 (3−1)2個のADコンバータを用いる場合(図1
1) (3−2)N個のADコンバータを用いる場合(図1
2) (3−3)第3実施例の動作 (3−4)第3実施例の効果 (4)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はアナログデイジタル変換
方法に関し、例えばオーデイオ機器用に用いられるアナ
ログデイジタルコンバータを用いてアナログデイジタル
変換する際に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】現在、オーデイオ機器用に用いられるア
ナログデイジタル(AD)コンバータとしては、20〔bi
t 〕又は24〔bit 〕等の高解像度のICで構成されたも
のが提案されている。ところが、20〔bit 〕又は24〔bi
t 〕等の量子化で得られる理論的なS/N(Signal Noi
se ratio) を得ることは現状では非常に困難である。例
えば、n〔bit 〕の量子化で得られるS/Nの理論値は
一般的に6.02×n+1.7〔dB〕で表されることから、20
〔bit 〕の場合のS/Nの理論値は6.02×20+1.7 =12
2.1 〔dB〕となる。ところが実際上、ADコンバータに
より得られた20〔bit 〕の場合のS/Nは110 〜115
〔dB〕程度となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにAD変換す
る際にアナログ信号のノイズを低減できない主な要因と
して、アナログ系の熱雑音等のホワイトノイズに起因す
るものが大きいと考えられる。熱雑音の発生は、抵抗や
トランジスタ等のデバイスを使用することから避け得な
い。従つてこれを低減するためには、ICのチツプ内部
で使用されているデバイスをトリミングしてS/Nの理
論値に適合させる等の高度な技術が必要とされる。ま
た、このようなアナログ的なノイズを抑制するためには
技術的にも限界があり、20〔bit 〕、24〔bit 〕等を量
子化して得られるS/Nの理論的な限界値を得るには非
常に困難となる問題があつた。
【0005】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、アナログデイジタル変換する際に既存のADコンバ
ータを用いてアナログ信号のノイズを低減し得るアナロ
グデイジタル変換方法を提案しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所定のクロツク信号の位相を360
/N°(Nは自然数)ずつ順次ずらして得られるN個の
クロツク信号に同期して、アナログ信号をそれぞれN個
のデイジタルデータに変換し、続いてN個のデイジタル
データのうち1つのデイジタルデータを基準として他の
残りの(N−1)個のデイジタルデータを補間して当該
基準となる1つのデイジタルデータにそれぞれ位相を合
わせた後、位相を合わせた後のN個のデイジタルデータ
の平均値を算出するようにする。
【0007】
【作用】所定のクロツク信号の位相を360 /N°(Nは
自然数)ずつ順次ずらして得られるN個のクロツク信号
に同期して、アナログ信号をそれぞれN個のデイジタル
データに変換し、続いてN個のデイジタルデータのうち
1つのデイジタルデータを基準として他の残りの(N−
1)個のデイジタルデータを補間して当該基準となる1
つのデイジタルデータにそれぞれ位相を合わせた後、位
相を合わせた後のN個のデイジタルデータの平均値を算
出するようにしたことにより、当該N個のデイジタルデ
ータの平均値におけるS/Nを信号成分のレベルからノ
イズ成分のレベルを差し引いた分だけ向上させ得る。こ
の結果、アナログデイジタル変換する際に既存のADコ
ンバータを用いてアナログ信号のノイズを低減すること
ができる。
【0008】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0009】(1)第1実施例 (1−1)2個のADコンバータを用いる場合 図1(A)において信号処理回路1を示し、クロツクジ
エネレータ2において生成されたクロツク信号S1をA
Dコンバータ3A1 に送出すると共に、当該クロツク信
号S1をインバータ4を介して位相反転して得られたク
ロツク信号S2をADコンバータ3A2 に送出する。A
Dコンバータ3A1 及び3A2 は、互いに180 °位相の
ずれたクロツク信号S1及びS2の立ち上がり(図1
(B))に同期して外部からそれぞれアナログ信号S3
が入力されるようになされている。因にADコンバータ
3A1 及び3A2 は、共に同じ構成のものが用いられて
いる。
【0010】続いてADコンバータ3A1 及び3A
2 は、入力されたアナログ信号S3をそれぞれサンプリ
ング及び量子化してAD変換した後、これらをデイジタ
ルデータS4A1 及びS4A2 としてデイジタル信号処
理プロセツサ(DSP)5に送出する。デイジタル信号
処理プロセツサ5は、デイジタルデータS4A2 を補間
した後、これをデイジタルデータS4A1 と共に平均値
化してこれを平均値化信号S5として出力する。
【0011】すなわち図2(A)に示すように、アナロ
グ信号S3をサンプリング周波数FSでサンプリングす
る場合、サンプリング周期1/FS毎にサンプリング点
をとり、当該各サンプリング点においてそれぞれサンプ
リングデータX(n)をとる。続いてサンプリングデー
タX(n)に対して180 °位相をずらすと、図2(B)
に示すようなサンプリングデータY(n)が得られる。
【0012】ここで、実験としては、サンプリングデー
タX(n)及びY(n)は、それぞれ32〔bit 〕に量子
化したデータ(コンピユータにより生成された約1〔kH
z 〕の正弦波)に対して、そのうち16〔bit 〕目、18
〔bit 〕目及び20〔bit 〕目にそれぞれ疑似乱数のホワ
イトノイズを足し合わせて生成した信号を用いるように
なされている。
【0013】この場合、サンプリングデータX(n)及
びY(n)のS/Nは、X(n)=98.1〔dB〕(16〔bi
t 〕のとき)、 110.1〔dB〕(18〔bit 〕のとき)、 1
22.2〔dB〕(20〔bit 〕のとき)となり、Y(n)=9
8.1〔dB〕(16〔bit 〕のとき)、 110.1〔dB〕(18〔b
it 〕のとき)、 122.2〔dB〕(20〔bit 〕のとき)と
ほぼ理論値通りとなる。
【0014】次に図2(B)におけるサンプリングデー
タY(n)を例えば7次のラグランジエ(Lagrange)補
間を用いて補間することにより、図2(C)に示すよう
にサンプリングデータX(n)(図2(A))の各サン
プリング点においてサンプリングデータY′(n)が得
られる。この場合、7次のラグランジエ補間を用いてサ
ンプリングデータY′(n)は、次式
【数1】
【数2】
【数3】 で求められる。この結果、S/NはY′(n)=98.4
〔dB〕(16〔bit 〕のとき)、 110.4〔dB〕(18〔bit
〕のとき)、 122.4〔dB〕(20〔bit 〕のとき)とな
る。
【0015】因に、このようにサンプリングデータY′
(n)がサンプリングデータY(n)よりも若干S/N
が向上している理由としては、ラグランジエ補間が前後
数ポイントのデータ(本発明では前後4ポイント)の相
関を利用しているため、全く相関のないホワイトノイズ
の成分は重み付けされないことが挙げられる。従つて、
補間方法を換えればS/Nも若干上下する。また本発明
においてはリアルタイムではなくコンピユータを用いた
計算によるため、実際にデイジタル信号処理プロセツサ
等で表現する場合はデイジタル信号処理プロセツサの計
算語長等によつてS/Nが変動する。
【0016】従つて最終的にできるだけS/Nを向上さ
せる場合は、サンプリングデータY′(n)のS/Nを
Y(n)のS/Nと同程度の値にする必要がある。サン
プリングデータY′(n)に存在するノイズとサンプリ
ングデータY(n)に存在するノイズとは互いに相関が
ないため、これらのノイズ成分を足し合わせるとそのレ
ベルは3〔dB〕向上する。これに対して、サンプリング
データY′(n)及びX(n)の信号成分はほぼ同じに
なるため、これらの信号成分を足し合わせると信号成分
はそのまま2倍となることから、そのレベルは6〔dB〕
向上する。
【0017】最終的な出力をサンプリングデータZ
(n)とすると次式
【数4】 と表され、この結果S/Nは次のように測定される。Z
(n)=101.7 〔dB〕(16〔bit 〕のとき)、 113.7
〔dB〕(18〔bit 〕のとき)、 125.8〔dB〕(20〔bit
〕のとき)となる。この値を、元の信号であるサンプ
リングデータX(n)及びY(n)と比較すると、約3
〔dB〕程度S/Nが向上することがわかる。
【0018】(1−2)N個のADコンバータを用いる
場合 図1との対応部分に同一符号を付して示す図3におい
て、信号処理回路10を示す。信号処理回路10では、
クロツクジエネレータ2において生成されたクロツク信
号S1を位相変換回路11に送出する。位相変換回路1
1は、入力されたクロツク信号S1を360 /N°(Nは
自然数)ずつ順次位相をずらすことにより得られたクロ
ツク信号S10A1 (S1)〜S10AN をそれぞれA
Dコンバータ3A1 〜3AN に送出する。
【0019】ADコンバータ3A1 〜3AN は、それぞ
れ360 /N°ずつ順次位相のずれたクロツク信号S10
1 〜S10AN の立ち上がりに同期して外部からそれ
ぞれアナログ信号S3が入力されるようになされてい
る。ADコンバータ3A1 〜3AN は、入力されたアナ
ログ信号S3をそれぞれサンプリング及び量子化してA
D変換した後、これらをデイジタルデータS11A1
S11AN としてデイジタル信号処理プロセツサ5に送
出する。デイジタル信号処理プロセツサ5は、デイジタ
ルデータS11A2 〜S11AN を補間した後これらを
デイジタルデータS11A1 と共に平均値化してこれを
平均値化信号S12として出力する。
【0020】N個のADコンバータのうち4個を用いる
場合について説明する。すなわち図4(A)に示すよう
に、アナログ信号S3をサンプリング周波数FSでサン
プリングする場合、サンプリング周期1/FS毎にサン
プリング点をとり、当該各サンプリング点においてそれ
ぞれサンプリングデータX(n)をとる。続いてサンプ
リングデータX(n)に対して90°ずつ順次位相をずら
すと、図4(B)〜(D)に示すようにそれぞれサンプ
リングデータY1(n)、Y2(n)及びY3(n)が
得られる。
【0021】次に図4(B)〜(D)におけるサンプリ
ングデータY1(n)、Y2(n)及びY3(n)を例
えば7次のラグランジエ(Lagrange)補間を用いて補間
することにより、図5(A)〜(C)に示すようにサン
プリングデータX(n)(図4(A))の各サンプリン
グ点においてサンプリングデータY1′(n)、Y2′
(n)及びY3′(n)が得られる。
【0022】この場合、サンプリングデータY1′
(n)、Y2′(n)及びY3′(n)は、7次のラグ
ランジエ補間を用いて以下のように求められる。すなわ
ちサンプリングデータY1′(n)は、次式
【数5】
【数2】
【数6】 で求められ、またサンプリングデータY2′(n)は、
次式
【数7】
【数2】
【数8】 で求められ、さらにサンプリングデータY3′(n)
は、次式
【数9】
【数2】
【数10】 で求められる。この結果、S/NはY1′(n)=98.9
〔dB〕(16〔bit 〕のとき)、 110.9〔dB〕(18〔bit
〕のとき)、 122.9〔dB〕(20〔bit 〕のとき)とな
り、Y2′(n)=98.4〔dB〕(16〔bit 〕のとき)、
110.4〔dB〕(18〔bit 〕のとき)、 122.4〔dB〕(20
〔bit 〕のとき)となる。さらにY3′(n)=98.9
〔dB〕(16〔bit 〕のとき)、 110.9〔dB〕(18〔bit
〕のとき)、 122.9〔dB〕(20〔bit 〕のとき)とな
る。
【0023】サンプリングデータY1′(n)、Y2′
(n)及びY3′(n)に存在するノイズとサンプリン
グデータY(n)に存在するノイズとは相関がないの
で、このノイズ同士を足し合わせるとノイズ成分のレベ
ルは6〔dB〕向上し、信号成分は単純に4倍になること
から12〔dB〕向上する。従つて理論的にはS/Nは6
〔dB〕向上する。
【0024】最終的な出力をZ(n)とすると次式
【数11】 と表され、この結果S/Nは次のように測定される。Z
(n)=104.8 〔dB〕(16〔bit 〕のとき)、 116.8
〔dB〕(18〔bit 〕のとき)、 128.9〔dB〕(20〔bit
〕のとき)となる。この値をサンプリングデータX
(n)及びY(n)と比較すると、ほぼ理論値の通りに
約6〔dB〕程度S/Nが向上することがわかる。
【0025】このように、入力されたクロツク信号S1
の位相を360 /N°ずつ順次ずらす場合において、Nの
値を大きく設定することに伴い、S/Nも3×k〔dB〕
となつて向上する。もつともこの場合、信号成分の理論
的な理想値が最大となるため、Nの値を大きくするに従
つてS/Nが良くなるということではなく、理想値に近
づいていくということである。
【0026】(1−3)第1実施例の動作 以上の構成において、図3について上述した信号処理回
路10は図6に示す処理手順に従つてアナログ信号のノ
イズを低減するための処理を実行する。すなわち信号処
理回路10はステツプSP1から当該処理手順に入り、
ステツプSP2において所定のサンプリング周波数FS
でなるクロツク信号を発生した後ステツプSP3に移
る。このステツプSP3において信号処理回路10は、
入力されたクロツク信号の位相を360 /N°(Nは自然
数)ずつ順次ずらして、N個のADコンバータ3A1
3AN にそれぞれ送出した後ステツプSP4に移る。
【0027】続いてステツプSP4において信号処理回
路10は、N個のADコンバータ3A1 〜3AN にそれ
ぞれ入力されたアナログ信号をそれぞれ対応するクロツ
ク信号に同期してデイジタル変換する。そして信号処理
回路10は、この結果得られるN個のデイジタルデータ
のうち1つのデイジタルデータを基準として他の残りの
(N−1)個のデイジタルデータを補間することによ
り、当該基準となる1つのデイジタルデータにそれぞれ
位相を合わせるようにする。
【0028】このとき基準となる1つのデイジタルデー
タに存在するノイズと他の残りの(N−1)個のデイジ
タルデータの補間後のデイジタルデータに存在するノイ
ズとが互いに相関がないことから、これらのノイズ成分
を足し合わせた場合には、3/2×N〔dB〕分レベルが
向上する。これに対して、基準となる1つのデイジタル
データの信号成分と他の残りの(N−1)個のデイジタ
ルデータの補間後の信号成分とを足し合わせた場合に
は、信号成分はそのままN倍となることから、3×N
〔dB〕分レベルが向上する。
【0029】この後、信号処理回路10はステツプSP
5に移つて、これらの位相を合わせたN個のデイジタル
データの平均値を計算して出力する。このときのN個の
デイジタルデータの平均値は、信号成分が3×N〔dB〕
分レベルが向上すると共にノイズ成分が3/2×N〔d
B〕分レベルが向上することから、S/Nは3/2×N
〔dB〕程度向上する。この後、信号処理回路10はステ
ツプSP6に移つて当該処理手順を終了する。
【0030】(1−4)第1実施例の効果 以上の構成によれば、アナログ信号をN個のADコンバ
ータ3A1 〜3AN を用いてAD変換して得られるN個
のデイジタルデータのうち、基準となる1つのデイジタ
ルデータの位相に対して他の残りの(N−1)個のデイ
ジタルデータの位相をそれぞれ補間して合わせた後、こ
れらのデイジタルデータの平均値を算出することによ
り、N個のデイジタルデータの平均値におけるS/N
は、信号成分のレベルからノイズ成分のレベルを差し引
いた分だけ向上することとなり、この結果AD変換する
際のアナログ信号のノイズを低減することができる。ま
た既存のADコンバータを複数組み合わせるようにした
ことにより、アナログ信号のノイズを低減するための装
置を新たに設ける必要がなくて済む。
【0031】(2)第2実施例 (2−1)2個のADコンバータを用いる場合 図1(A)との対応部分に同一符号を付して示す図7に
おいて、信号処理回路20には、第1実施例の信号処理
回路1に加えてADコンバータ3A1 及び3A2 の出力
側にそれぞれオーバーサンプリングフイルタ21A1
び21A2 が設けられると共に、デイジタル信号処理プ
ロセツサ5の出力側にデシメーシヨンフイルタ22が設
けられている。
【0032】オーバーサンプリングフイルタ21A1
び21A2 は、それぞれデイジタルデータS4A1 及び
S4A2 の各周波数をM倍(Mは正数)にオーバーサン
プリングした後、これらをそれぞれオーバーサンプリン
グ信号S20A1 及びS20A2 としてデイジタル信号
処理プロセツサ5に送出する。続いてデイジタル信号処
理プロセツサ5は、オーバーサンプリング信号S20A
2 を補間した後これをオーバーサンプリング信号S20
1 と共に平均値化してこれを平均値化信号S21とし
てデシメーシヨンフイルタ22に送出する。
【0033】デシメーシヨンフイルタ22は、平均値化
信号S21に基づいてM倍にオーバーサンプリングされ
たサンプリング周波数M×FSを1/M倍にダウンサン
プリングして元のサンプリング周波数FSに戻した後、
これをフイルタ出力信号S22として出力する。
【0034】(2−2)N個のADコンバータを用いる
場合 図3との対応部分に同一符号を付して示す図8におい
て、信号処理回路30を示す。信号処理回路30には、
第1実施例の信号処理回路10に加えてADコンバータ
3A1 〜3AN の出力側にそれぞれオーバーサンプリン
グフイルタ21A 1 〜21AN が設けられると共に、デ
イジタル信号処理プロセツサ5の出力側にデシメーシヨ
ンフイルタ22が設けられている。
【0035】オーバーサンプリングフイルタ21A1
21AN は、それぞれデイジタルデータS11A1 〜S
11AN の各サンプリング周波数FSをM倍(Mは正
数)にオーバーサンプリングした後、これらをそれぞれ
オーバーサンプリング信号S30A1 〜S30AN とし
てデイジタル信号処理プロセツサ5に送出する。続いて
デイジタル信号処理プロセツサ5は、オーバーサンプリ
ング信号S30A2 〜S30AN を補間した後これをオ
ーバーサンプリング信号S30A1 と共に平均値化して
これを平均値化信号S31としてデシメーシヨンフイル
タ22に送出する。
【0036】デシメーシヨンフイルタ22は、平均値化
信号S31に基づいてM倍にオーバーサンプリングされ
たサンプリング周波数M×FSを1/M倍にダウンサン
プリングして元のサンプリング周波数FSに戻した後、
これをフイルタ出力信号S22として出力する。
【0037】(2−3)第2実施例の動作 ここで第2実施例において、デイジタル信号処理プロセ
ツサ5における補間方法としては第1実施例の場合と同
様にラグランジエ補間を用いるようになされている。こ
の場合デイジタル信号処理プロセツサ5から出力される
平均値化信号S21は、図9に示すように例えばサンプ
リング周波数FS=44.1〔kHz 〕でなる周波数曲線F1
として表わされ、周波数曲線F1上の点Pにおいて周波
数が約15〔kHz 〕のときレベルが低下する。
【0038】このとき平均値化信号S21の周波数特性
がロールオフする周波数は15〔kHz〕程度と非常に高域
であることから、聴覚的にはこの周波数特性はあまり影
響することなく、ノイズの低域の効果の方が大きく影響
し、源音に対して音質が改善されて感じられる場合が多
い。ところが業務用のオーデイオ機器に用いられる場合
には、高域のレベルが低下するのを回避する必要がある
ため、ラグランジエ補間を用いた場合には高域のレベル
が低下するのを避け得ない問題があつた。
【0039】すなわち第1実施例においては、図10
(A)に示すように、アナログ信号S3をナイキスト周
波数FS/2で帯域制限してサンプリング周波数FSで
サンプリング及び量子化された信号の信号成分の周波数
帯域は、ナイキスト周波数FS/2以下まで存在する。
このためラグランジエ補間を用いると、信号成分の高域
が低下することとなる。
【0040】この問題を解決するためADコンバータ3
1 〜3AN の出力側にそれぞれオーバーサンプリング
フイルタ21A1 〜21AN を設け、それぞれデイジタ
ルデータS11A1 〜S11AN の各サンプリング周波
数FSをM倍にオーバーサンプリングする。すなわち第
2実施例においては、図10(B)に示すように、アナ
ログ信号S3をナイキスト周波数FS/2で帯域制限し
てサンプリング周波数FSでサンプリング及び量子化し
て得られたデイジタルデータS11A1 〜S11AN
ついて、それぞれ各サンプリング周波数FSがM倍にな
るようにオーバーサンプリングするようにしたことによ
り、オーバーサンプリング信号S30A1 〜S30AN
の信号成分の周波数帯域はサンプリング周波数M×FS
に対して低域側となる。
【0041】従つて高域のレベルが低下するラグランジ
エ補間を用いた場合にも、オーバーサンプリング信号S
30A1 〜S30AN の信号成分の周波数帯域には影響
することなく当該信号成分の高域のレベルが低下するの
を防止することができる。
【0042】(2−4)第2実施例の効果 以上の構成によれば、アナログ信号をN個のADコンバ
ータ3A1 〜3AN を用いてAD変換して得られるN個
のデイジタルデータの各サンプリング周波数FSをM倍
にオーバーサンプリングした後、これらのうちの基準と
なる1つのデイジタルデータの位相に対して他の残りの
(N−1)個のデイジタルデータの位相をそれぞれ補間
して合わせるようにしたことにより、ラグランジエ補間
を用いた場合であつてもオーバーサンプリング後のN個
のデイジタルデータの信号成分の高域のレベルが低下す
るのを防止することができる。
【0043】さらに位相を合わせた後のN個のデイジタ
ルデータの平均値を算出し、当該平均値でなるデイジタ
ルデータのサンプリング周波数M×FSを1/M倍にダ
ウンサンプリングして元のサンプリング周波数FSに戻
すことにより、第1実施例の場合と同様にAD変換する
際のアナログ信号のノイズを低減することができる。ま
た既存のADコンバータを複数組み合わせるようにした
ことにより、アナログ信号のノイズを低減するための装
置を新たに設ける必要がなくて済む。
【0044】(3)第3実施例 (3−1)2個のADコンバータを用いる場合 図7との対応部分に同一符号を付して示す図11におい
て、信号処理回路40には、第2実施例の信号処理回路
20と異なり、クロツクジエネレータ2に代わつてクロ
ツクジエネレータ41が設けられると共に、オーバーサ
ンプリングフイルタ21A1 及び21A2 が取り除かれ
てADコンバータ3A1 及び3A2 の出力側とデイジタ
ル信号処理プロセツサ5とが接続されている。
【0045】クロツクジエネレータ41は、サンプリン
グ周波数FSのM倍(Mは正数)でなるクロツク信号S
41を生成して、これをADコンバータ3A1 に送出す
ると共に、当該クロツク信号S41をインバータ4を介
して位相反転して得られたクロツク信号S42をADコ
ンバータ3A2 に送出する。
【0046】ADコンバータ3A1 及び3A2 は、互い
に180 °位相のずれたクロツク信号S41及びS42に
同期して外部からそれぞれアナログ信号S3が入力され
る。ADコンバータ3A1 及び3A2 は、アナログ信号
S3をそれぞれAD変換すると共にサンプリングした
後、これらをそれぞれデイジタルデータS43A1 及び
S43A2 としてデイジタル信号処理プロセツサ5に送
出する。
【0047】続いてデイジタル信号処理プロセツサ5
は、デイジタルデータS43A2 を補間した後これをデ
イジタルデータS43A1 と共に平均値化してこれを平
均値化信号S44としてデシメーシヨンフイルタ22に
送出する。デシメーシヨンフイルタ22は、平均値化信
号S44に基づいてM倍にされたサンプリング周波数M
×FSを1/M倍にダウンサンプリングして元のサンプ
リング周波数FSに戻すようにした後、これをフイルタ
出力信号S22として出力する。
【0048】(3−2)N個のADコンバータを用いる
場合 図7との対応部分に同一符号を付して示す図12におい
て、信号処理回路50には、第2実施例の信号処理回路
30と異なり、クロツクジエネレータ2に代わつてクロ
ツクジエネレータ41が設けられると共に、オーバーサ
ンプリングフイルタ21A1 〜21AN が取り除かれて
ADコンバータ3A1 〜3AN の出力側とデイジタル信
号処理プロセツサ5とが接続されている。
【0049】クロツクジエネレータ41は、サンプリン
グ周波数FSのM倍(Mは正数)でなるクロツク信号S
41を生成して位相変換回路11に送出する。位相変換
回路11は、入力されたクロツク信号S41を360 /N
°(Nは自然数)ずつ順次位相をずらすことにより得ら
れたクロツク信号S50A1 (S41)〜S50AN
それぞれADコンバータ3A1 〜3AN に送出する。
【0050】ADコンバータ3A1 〜3AN は、それぞ
れ360 /N°ずつ順次位相のずれたクロツク信号S50
1 〜S50AN に同期して外部からそれぞれアナログ
信号S3が入力されるようになされている。ADコンバ
ータ3A1 〜3AN は、入力されたアナログ信号S3を
それぞれAD変換すると共にサンプリングした後、これ
らをデイジタルデータS51A1 〜S51AN としてデ
イジタル信号処理プロセツサ5に送出する。デイジタル
信号処理プロセツサ5は、デイジタルデータS51A2
〜S51AN を補間した後これらをデイジタルデータS
51A1 と共に平均値化してこれを平均値化信号S52
としてデシメーシヨンフイルタ22に送出する。
【0051】デシメーシヨンフイルタ22は、平均値化
信号S52に基づいてM倍にされたサンプリング周波数
M×FSを1/M倍にダウンサンプリングして元のサン
プリング周波数FSに戻すようにした後、これをフイル
タ出力信号S53として出力する。
【0052】(3−3)第3実施例の動作 第3実施例においては、第2実施例におけるクロツクジ
エネレータ2に代わつてクロツクジエネレータ41を設
け、サンプリング周波数FSのM倍でなるクロツク信号
S41を生成するようにしたことにより、アナログ信号
S3をナイキスト周波数FS/2で帯域制限してサンプ
リング周波数M×FSでサンプリング及び量子化して得
られるデイジタルデータS43A1 〜S43AN の信号
成分の周波数帯域はサンプリング周波数M×FSに対し
て低域側となる。
【0053】従つて第2実施例の場合と同様に、高域の
レベルが低下するラグランジエ補間を用いた場合にも、
デイジタルデータS43A1 〜S43AN の信号成分の
周波数帯域には影響することなく当該信号成分の高域の
レベルが低下するのを防止することができる。
【0054】(3−4)第3実施例の効果 以上の構成によれば、サンプリング周波数FSをM倍し
たサンプリング周波数M×FSでなるクロツク信号の位
相を360 /N°(Nは自然数)ずつ順次ずらして得られ
るN個のクロツク信号に同期して、アナログ信号をそれ
ぞれ対応するN個のADコンバータ3A1 〜3AN にお
いてAD変換する。この結果得られるN個のデイジタル
データのうち基準となる1つのデイジタルデータの位相
に対して他の残りの(N−1)個のデイジタルデータを
補間してそれぞれ位相を合わせるようにしたことによ
り、ラグランジエ補間を用いた場合であつてもオーバー
サンプリング後のN個のデイジタルデータの信号成分の
高域のレベルが低下するのを防止することができる。
【0055】さらに位相を合わせた後のN個のデイジタ
ルデータの平均値を算出し、当該平均値でなるデイジタ
ルデータのサンプリング周波数M×FSを1/M倍にダ
ウンサンプリングして元のサンプリング周波数FSに戻
すことにより、第1実施例の場合と同様にAD変換する
際のアナログ信号のノイズを低減することができる。ま
た既存のADコンバータを複数組み合わせるようにした
ことにより、アナログ信号のノイズを低減するための装
置を新たに設ける必要がなくて済む。
【0056】(4)他の実施例 なお上述の実施例においては、デイジタル信号処理プロ
セツサ5における信号の補間方法として7次のラグラン
ジエ補間を用いる場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、7次以外の6以下又は8以上のラグランジエ
補間を用いても良く、また例えばニユートン補間、ニユ
ートン−ラフソン補間等の種々の補間方法を用いて補間
するようにしても良い。
【0057】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、所定のク
ロツク信号の位相を360 /N°(Nは自然数)ずつ順次
ずらして得られるN個のクロツク信号に同期して、アナ
ログ信号をそれぞれN個のデイジタルデータに変換し、
続いてN個のデイジタルデータのうち1つのデイジタル
データを基準として他の残りの(N−1)個のデイジタ
ルデータを補間して当該基準となる1つのデイジタルデ
ータにそれぞれ位相を合わせた後、当該位相を合わせた
N個のデイジタルデータの平均値をとるようにしたこと
により、当該N個のデイジタルデータの平均値における
S/Nを信号成分のレベルからノイズ成分のレベルを差
し引いた分だけ向上させ得る。この結果、アナログデイ
ジタル変換する際に既存のADコンバータを用いてアナ
ログ信号のノイズを低減し得るアナログデイジタル変換
方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による信号処理回路の構成を示すブ
ロツク図である。
【図2】アナログ信号をサンプリングする際の説明に供
する信号波形図である。
【図3】第1実施例による信号処理回路の構成を示すブ
ロツク図である。
【図4】アナログ信号をサンプリングする際の説明に供
する信号波形図である。
【図5】アナログ信号をサンプリングする際の説明に供
する信号波形図である。
【図6】第1実施例における信号処理回路による処理手
順を示すフローチヤートである。
【図7】第2実施例による信号処理回路の構成を示すブ
ロツク図である。
【図8】第2実施例による信号処理回路の構成を示すブ
ロツク図である。
【図9】ラグランジエ補間を用いた場合の周波数特性曲
線図である。
【図10】オーバーサンプリングによる信号スペクトル
を表す信号波形図である。
【図11】第3実施例による信号処理回路の構成を示す
ブロツク図である。
【図12】第3実施例による信号処理回路の構成を示す
ブロツク図である。
【符号の説明】
1、10、20、30、40、50……信号処理回路、
2、41……クロツクジエネレータ、3A1 〜3AN
…ADコンバータ、4……インバータ、5……デイジタ
ル信号処理プロセツサ、11……位相変換回路、21A
1 〜21AN ……オーバーサンプリングフイルタ、22
……デシメーシヨンフイルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H03H 17/02 641 G10L 9/18 A (56)参考文献 特開 昭63−282965(JP,A) 特開 平5−52495(JP,A) 特開 昭56−159765(JP,A) 特開 昭60−224332(JP,A) 特開 平6−326610(JP,A) 特開 平3−183206(JP,A) 特開 平6−82483(JP,A) 特開 平4−255113(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 1/00 - 1/88 H03H 17/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のクロツク信号の位相を360 /N°
    (Nは自然数)ずつ順次ずらして得られるN個のクロツ
    ク信号に同期して、アナログ信号をそれぞれN個のデイ
    ジタルデータに変換する第1のステツプと、 上記N個のデイジタルデータのうちの1つの上記デイジ
    タルデータを基準として他の残りの(N−1)個の上記
    デイジタルデータを補間して当該基準となる1つの上記
    デイジタルデータにそれぞれ位相を合わせた後、位相を
    合わせた後の上記N個のデイジタルデータの平均値を算
    出する第2のステツプとを具えたことを特徴とするアナ
    ログデイジタル変換方法。
  2. 【請求項2】上記第1のステツプでは、上記N個のデイ
    ジタルデータの各サンプリング周波数を第1の所定数倍
    にオーバーサンプリングすると共に、 上記第2のステツプでは、上記オーバーサンプリングし
    た後の上記N個のデイジタルデータのうち1つの上記デ
    イジタルデータを基準として他の残りの(N−1)個の
    上記デイジタルデータを補間して当該基準となる1つの
    上記デイジタルデータにそれぞれ位相を合わせた後、位
    相を合わせた後の上記N個のデータの平均値を算出し
    て、当該平均値の上記サンプリング周波数を上記第1の
    所定数分の1倍にダウンサンプリングすることを特徴と
    する請求項1に記載のアナログデイジタル変換方法。
  3. 【請求項3】上記第1のステツプでは、上記クロツク信
    号のサンプリング周波数を第1の所定数倍した後、当該
    クロツク信号の位相を360 /N°ずつ順次ずらすと共
    に、 上記第2のステツプでは、上記位相を合わせた後の上記
    N個のデータの平均値の上記サンプリング周波数を上記
    第1の所定数分の1倍にダウンサンプリングすることを
    特徴とする請求項1に記載のアナログデイジタル変換方
    法。
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