JP3417056B2 - ベルトコンベヤ - Google Patents

ベルトコンベヤ

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JP3417056B2
JP3417056B2 JP11710294A JP11710294A JP3417056B2 JP 3417056 B2 JP3417056 B2 JP 3417056B2 JP 11710294 A JP11710294 A JP 11710294A JP 11710294 A JP11710294 A JP 11710294A JP 3417056 B2 JP3417056 B2 JP 3417056B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベルト駆動装置を下部
に配設したベルトコンベヤに係り、特に詳しくは、ベル
ト駆動装置の側面から下面に亘って覆うカバーの改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のベルトコンベヤとして
は、両端にヘッドプーリ及びテールプーリを配置したフ
レームと、このフレームの下部に配置されたベルト駆動
装置と、このベルト駆動装置と前記フレームとに掛け渡
された無端状のベルトとを備えたものが知られている。
【0003】そして、ベルト駆動装置は、箱形状をな
し、内部に駆動モータと、駆動プーリと、テークアップ
プーリと、テンションプーリと、駆動モータと駆動プー
リとの間にスプロケットを介して掛け渡されるチェーン
とが配され、両側面及び下面が螺子やビス等を介してカ
バーで覆われている。
【0004】又、ベルト駆動装置では、無端状のベルト
がテークアッププーリと駆動プーリとテンションプーリ
とに掛け渡されて無端状のベルトを回転させるようにな
っている。
【0005】然し、カバーの取付,取外時に螺子やビス
等を一々操作しなければならないため煩わしいという問
題がある。そこで、例えば、実開昭61−108217
号公報には、駆動部の両端部に側部カバーを固定し、こ
の両側の側部カバー間に複数の横継ぎ材を設け、側面カ
バーの一端部の横継ぎ材に、駆動部の下部を覆う下部カ
バーの一端部に形成したフック部を回動自在に引っ掛け
ると共に、他の横継ぎ材に、係止部を有する係止体を横
継ぎ棒の長さ方向移動自在に設け、この係止体が挿通す
る通孔を下部カバーに設け、この下部カバーを回動して
その通孔に係止体を挿通し、この係止体を横継ぎ体に沿
って移動してその係止部で下部カバーの通孔の縁部を係
止する、コンベヤの駆動部用カバー装置が開示されてい
る。
【0006】このカバー装置によれば、図18及び図1
9に示すように、下部カバー1のフック部2を横継ぎ材
3に回動自在に引っ掛けることにより、下部カバー1を
開閉自在とし、この下部カバー1を閉じてその通孔4に
係止体5を挿通し、係止体5を横継ぎ材3に沿って移動
してその係止片6の係止部で通孔4の縁部を係止するこ
とにより、下部カバー1を固定することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】然し、このカバー装置
によれば、駆動部の点検、修理及び調整時に、下部カバ
ー1を開くと、図18のように、フック部2を中心に下
部カバー1が回動するため、この回動領域に障害物があ
ると、機能を発揮することができない。
【0008】そこで、駆動部の下面側に備品等を置くこ
とができず、付属部品等の保管が面倒になる。又、ベル
トコンベヤを脚に取り付ける場合には、脚が下部カバー
1の回動を妨げることとなり、下部カバー1を開くこと
ができない。
【0009】更に、ベルトコンベヤをテーブルや作業台
に直に置く場合にも、同様の理由から使用できない。本
発明は斯かる従来の問題点を解決するためになされたも
ので、その目的は、下部カバーの下方に位置する物品に
煩わされることなく容易に着脱することができるベルト
コンベヤを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、両端
にヘッドプーリ及びテールプーリを配置したフレーム
と、このフレームの下部に配置されたベルト駆動装置
と、このベルト駆動装置と前記フレームとに掛け渡され
た無端状のベルトとを備え、ベルト駆動装置が、箱形状
をなし、駆動モータと、駆動プーリと、テークアッププ
ーリと、テンションプーリと、駆動モータと駆動プーリ
との間にスプロケットを介して掛け渡されるチェーン
と、両側面及び下面を覆うカバーとを有し、無端状のベ
ルトがテークアッププーリと駆動プーリとテンションプ
ーリとに掛け渡されているベルトコンベヤにおいて、ベ
ルト駆動装置は、ほぼ矩形状の一対の駆動フレームと、
駆動モータと、駆動プーリと、テークアッププーリと、
テンションプーリと、駆動モータと駆動プーリとの間に
スプロケットを介して掛け渡されるチェーンと、一対の
駆動フレームに取り付けられ両側面を覆う側面カバー
と、一対の駆動フレーム間に取り付けられヘッドプーリ
側から下面側を覆う第一カバーと、一対の駆動フレーム
間に取り付けられテールプーリ側から下面側を覆う第二
カバーとで構成され 第一カバー及び第二カバーは、ベ
ルト駆動装置のヘッドプーリ側とテールプーリ側とに設
けたロック機構と、ベルト駆動装置の下面側に配設され
第一カバー及び第二カバーのそれぞれの下面側の先端部
を保持するカバー継ぎ部材とで構成されているカバー係
止機構を介してベルト駆動装置に係止されているもので
ある。
【0011】請求項2の発明は、ロック機構は、ベルト
駆動装置のヘッドプーリ側とテールプーリ側とに配置し
たバーと、このバーに摺動自在に配設した2つのスライ
ドクリップとを備え、第一カバー及び第二カバーにそれ
ぞれ設けた開口にスライドクリップを嵌入し第一カバー
及び第二カバーの壁面に沿って移動することによってロ
ックするように構成されているものである
【0012】請求項の発明は、第一カバー及び第二カ
バーにそれぞれ設けた開口は、スライドクリップの外形
とほぼ同様の形状をなすと共に、開口の底部側にスライ
ドクリップの括れ部を係止する固定部を有するものであ
る。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【作用】請求項1の発明においては、第一カバーと第二
カバーが、ベルト駆動装置のヘッドプーリ側とテールプ
ーリ側とから個別に横引きすることができる。
【0017】また、請求項の発明においては、第一カ
バー及び第二カバーが、ベルト駆動装置にカバー係止機
構を介して係止することができる。さらに、請求項
発明においては、第一カバー及び第二カバーが、フレー
ム側においてはベルト駆動装置のヘッドプーリ側とテー
ルプーリ側とに設けたロック機構によって係止され、ベ
ルト駆動装置の下面側においては第一カバー及び第二カ
バーのそれぞれの下面側の先端部がカバー継ぎ部材によ
って保持される。
【0018】請求項及びの発明は、第一カバー及び
第二カバーの組付時に、バーに装着されたスライドクリ
ップをそれぞれの駆動フレーム側へ押しやり、第一カバ
ー及び第二カバーの開口がスライドクリップと嵌まり合
うようにする。次に、第一カバー及び第二カバーを、そ
れぞれバー方向へ押し込み、第一カバー及び第二カバー
の開口がスライドクリップと嵌まり合い、スライドクリ
ップの操作部が第一カバー及び第二カバーの壁面より突
出した処で、それぞれのスライドクリップを中心方向に
向かって移動し、スライドクリップによって第一カバー
及び第二カバーをロックする。
【0019】又、スライドクリップは、バーにほぼC字
状の摺動連結部を介して摺動自在に嵌合されているた
め、第一カバー及び第二カバーと固定されていない時に
は、自重で作動片が下方に回動し易くなっているから、
駆動フレームに押し付けて固定することによって、回り
止めすることができる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図9は請求項1乃至に係るベルトコン
ベヤの一実施例を示す。
【0024】図において、10は両端にヘッドプーリ
(図示せず)及びテールプーリ(図示せず)を配置した
一対のフレームを表す。このフレームは、通常アルミニ
ウムの引き抜き材で構成されている。
【0025】このフレーム10の下部には、固定金具1
7,ボルト・ナット19によってベルト駆動装置20が
配置されている。11は搬送用の無端状のベルトで、ベ
ルト駆動装置20とフレーム10とに掛け渡されてい
る。
【0026】無端状のベルト11は、ベルト駆動装置2
0においては、テークアッププーリ27と駆動プーリ2
5とテンションプーリ29とに掛け渡されて、駆動モー
タ23によって回転させられる。
【0027】ベルト駆動装置20は、アルミニウム等の
金属材料で成形されほぼ矩形状の一対の駆動フレーム2
1と、駆動モータ23と、駆動プーリ25と、テークア
ッププーリ27と、テンションプーリ29と、駆動モー
タ23と駆動プーリ25との間にスプロケット31,3
3を介して掛け渡されるチェーン35と、一対の駆動フ
レーム21に取り付けられ両側面を覆う側面カバー37
と、一対の駆動フレーム21間に取り付けられヘッドプ
ーリ側から下面側を覆う第一カバー39と、一対の駆動
フレーム21間に取り付けられテールプーリ側から下面
側を覆う第二カバー41とで構成されている。
【0028】一対の駆動フレーム21は、図4に示すよ
うに、ベルト駆動装置20に装着された第一カバー39
及び第二カバー41よりも外方に突出している。従っ
て、駆動フレーム21の底面と第一カバー39及び第二
カバー41の底面との間には隙間Gが形成されている。
【0029】第一カバー39及び第二カバー41は、図
5に示すように、ほばL字状をなし、ヘッドプーリ側又
はテールプーリ側に面する側面の両辺にほぼコ字状をな
す開口43が設けられている。この開口43は、後述す
るスライドクリップ53の外形とほぼ同様の形状をなす
と共に、底部にスライドクリップ53の括れ部60を係
止する溝状の固定部45が設けられている。
【0030】カバー係止機構は、ベルト駆動装置20の
ヘッドプーリ側とテールプーリ側とに設けたロック機構
49と、ベルト駆動装置20の下面側に配設され第一カ
バー39及び第二カバー41のそれぞれの下面側の先端
部40,42を保持するカバー継ぎ部材63とで構成さ
れている。
【0031】ロック機構49は、ベルト駆動装置20の
ヘッドプーリ側とテールプーリ側とにおいて駆動フレー
ム21間に配置したバー51と、このバー51に摺動自
在に配設した2つのスライドクリップ53とで構成され
ている。
【0032】スライドクリップ53は、ポリプロピレン
等のプラスチックで成形され、図6乃至図8に示すよう
に、駆動フレーム21の凹部22にビス等の固定具52
を介して固定されたバー51に摺動自在に嵌合するほぼ
C字状の摺動連結部55と、第一カバー39及び第二カ
バー41にそれぞれ設けた開口43に嵌入される凹溝部
57,59と、凹溝部57,59間に形成され第一カバ
ー39及び第二カバー41の固定部45に係止される括
れ部60と、第一カバー39及び第二カバー41側に突
出し、スライドクリップ53を操作する部位を形成する
作動片61とで構成されている。
【0033】スライドクリップ53は、バー51にほぼ
C字状の摺動連結部55を介して摺動自在に嵌合されて
いるため、第一カバー39及び第二カバー41と固定さ
れていない時には、自重で作動片61が下方に回動し易
くなっており、これを防止するため、図10に示すよう
に、駆動フレーム21に押し付けて固定しておく。これ
によって、スライドクリップ53は、回り止めされ、第
一カバー39及び第二カバー41の組付時にスライドク
リップ53を正規に位置にする手間を省くことができ
る。
【0034】カバー継ぎ部材63は、アルミニウム等の
金属材料で成形され、図9に示すように、断面ほぼΩ字
状をなし、両側部に第一カバー39及び第二カバー41
の先端部40,42を嵌入する凹溝部65と、駆動フレ
ーム21に螺子止めするために内側壁に雌螺子を設けた
取付部67とで構成されている。
【0035】次に、本実施例の作用を説明する。図10
に示すように、ベルト駆動装置20のヘッドプーリ側と
テールプーリ側の駆動フレーム21に固定したバー51
に4個のスライドクリップ53を取り付ける。
【0036】次に、各スライドクリップ53を駆動フレ
ーム21の凹部22に向かって(両者が離れる方向)移
動する。この状態で、図11に示すように、ベルト駆動
装置20のヘッドプーリ側とテールプーリ側から第一カ
バー39と第二カバー41を横移動させ、第一カバー3
9と第二カバー41の先端部40,42をカバー継ぎ部
材63の凹溝部65内に嵌入させる。
【0037】この時、図12に示すように、第一カバー
39と第二カバー41の側壁に設けた各開口43に各ス
ライドクリップ53を嵌め込む。次に、図13に示すよ
うに、各スライドクリップ53を中心方向(両者が近づ
く方向)へ移動し、各スライドクリップ53の括れ部6
0を第一カバー39と第二カバー41の固定部45内に
係止することによって、各スライドクリップ53によっ
て第一カバー39及び第二カバー41をロックする。
【0038】斯して、図14に示すように、第一カバー
39及び第二カバー41の組付が完了する。尚、第一カ
バー39及び第二カバー41を取り外す場合には、以上
と逆の操作をすることによって容易に行うことができ
る。
【0039】以上のように、本実施例によれば、第一カ
バー39及び第二カバー41をベルト駆動装置20のヘ
ッドプーリ側とテールプーリ側に移動させ、カバー継ぎ
部材63とスライドクリップ53による係止によって、
簡単に組み付けることができる。
【0040】又、ベルト駆動装置20は、2本のバー5
1とカバー継ぎ部材63が一対の駆動フレーム21に渡
されているので、強固な箱形状を形成することとなる。
更に、一対の駆動フレーム21が、図4に示すように、
組み付けられた第一カバー39及び第二カバー41の底
面より外方に突出しているので、一対の駆動フレーム2
1が脚として機能し、例えば、テーブルや作業台等の上
にベルト駆動装置20を直に置くことができる。
【0041】又、ベルト駆動装置20の点検,修理,調
節等のために、組み付けられた第一カバー39及び第二
カバー41を取り外す場合には、この状態でスライドク
リップ53によるロックを解除し、第一カバー39及び
第二カバー41を駆動フレーム21から離れる方向に牽
引すればよい。
【0042】即ち、図18に示す従来例のようにカバー
が回動することがないため、テーブルや作業台等が邪魔
にならず、簡単に取り外すことができる。勿論、ベルト
駆動装置20の点検,修理,調節等の後には、この状態
で図10乃至図14に示す手順に従って第一カバー39
及び第二カバー41を容易に組み付けることができる。
【0043】又、第一カバー39と第二カバー41の先
端部40,42がカバー継ぎ部材63の凹溝部65内に
嵌入されているので、第一カバー39と第二カバー41
が落下することがない。
【0044】図15及び図16は、本発明に係るベルト
コンベヤの別の実施例を示す。この実施例では、ベルト
駆動装置20の下面に脚69を取り付けることによって
ベルトコンベヤを起立させたものである。
【0045】フレーム10にはヘッドプーリ13とテー
ルプーリ15が示されている。前記実施例ではこれらは
省略したが、図1及び図2のベルトコンベヤにも当然に
これらと同様にフレーム10にヘッドプーリ13とテー
ルプーリ15が取り付けられている。
【0046】脚69の上端部が、図15及び図16に示
すように、一対の駆動フレーム21の下部に組付部材7
1がボルト・ナット等の固定部材を介して取り付けられ
ている。
【0047】又、脚69の下端部には、床等に設置する
ことができるように公知の支持具73が取り付けられて
いる。この実施例によれば、図4において説明したよう
に、一対の駆動フレーム21の底部と第一カバー39及
び第二カバー41の底部とに隙間Gが形成されているの
で、ベルト駆動装置20の下面に脚69を取り付けた状
態で第一カバー39及び第二カバー41の取付・取外が
できる。
【0048】即ち、図18に示す従来例のようにカバー
が回動することがないため、脚69が邪魔にならず、簡
単に取り外すことができる。図18に示す従来例では、
カバーの取付・取外時には、脚69を取り外さなければ
ならなかった。
【0049】図17は本発明に係るベルトコンベヤの別
一実施例を示す。この実施例では、側面側を覆う側面
カバー37にチェーン35の走行領域に対応して給油口
75を設けたものである。
【0050】この実施例によれば、側面カバー37を取
り外すことなく、チェーン35に注油することが可能と
なる。尚、77はテークアッププーリ27の移動量を確
認するための窓孔で、目盛りが付されている。
【0051】これは、ベルト11が使用に伴って伸び、
ベルトを緊張させる場合にその移動量を確認するのに便
利である。
【0052】
【発明の効果】以上のように請求項1によれば、第一カ
バーと第二カバーが、ベルト駆動装置のヘッドプーリ側
とテールプーリ側とから個別に横引きすることができる
ので、カバーの取付・取外が簡単になる。
【0053】請求項によれば、第一カバー及び第二カ
バーが、カバー係止機構を介してベルト駆動装置に係止
することができるので、工具等を用いることなく簡便に
取付・取外ができる。
【0054】請求項によれば、第一カバー及び第二カ
バーが、フレーム側においてはベルト駆動装置のヘッド
プーリ側とテールプーリ側とに設けたロック機構によっ
て係止され、ベルト駆動装置の下面側においては第一カ
バー及び第二カバーのそれぞれの下面側の先端部がカバ
ー継ぎ部材によって保持されるので、第一カバー及び第
二カバーの組付が確実となり、安全である。
【0055】又、ロック機構とカバー継ぎ部材によっ
て、ベルト駆動装置自体が強固な構造体となる。更に、
第一カバー及び第二カバーのそれぞれの下面側の先端部
がカバー継ぎ部材によって保持されるので、第一カバー
及び第二カバーが落下することがない。
【0056】請求項及びによれば、第一カバー及び
第二カバーの組付時に、バーに装着されたスライドクリ
ップを外方へ押しやり、第一カバー及び第二カバーの開
口がスライドクリップと嵌まり合うようにする。次に、
第一カバー及び第二カバーを、それぞれベルト駆動装置
に対して押し込み、第一カバー及び第二カバーが、所定
の位置にセットできた時点で、それぞれのスライドクリ
ップを内方へ移動し、スライドクリップによって第一カ
バー及び第二カバーをロックするこができるので、第一
カバー及び第二カバーを強固に組み付けることができ
る。
【0057】又、スライドクリップは、バーにほぼC字
状の摺動連結部を介して摺動自在に嵌合されているた
め、第一カバー及び第二カバーと固定されていない時に
は、自重で作動片が下方に回動し易くなっているが、駆
動フレームに押し付けて固定しておくことによって、回
り止めされ、第一カバー及び第二カバーの組付時にスラ
イドクリップを正規に位置にする手間を省くことができ
る。
【0058】
【0059】
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1乃至に係るベルトコンベヤの一実施
例の要部を切り欠いて示す斜視図である。
【図2】請求項1乃至に係るベルトコンベヤの一実施
例を示す斜視図である。
【図3】請求項1乃至に係るベルトコンベヤの一実施
例における要部を示す正面図である。
【図4】図1における駆動フレームと第一カバーとの組
付状態を示す正面図である。
【図5】図1における第一カバー及び第二カバーを示す
斜視図である。
【図6】図1におけるスライドクリップを示す側面図で
ある。
【図7】図1におけるスライドクリップの取付状態を示
す横断面図である。
【図8】図1におけるスライドクリップの取付状態を示
す縦断面図である。
【図9】図1におけるカバー継ぎ部材を示す斜視図であ
る。
【図10】図1におけるスライドクリップの取付状態を
示す横断面図である。
【図11】図1における第一カバー及び第二カバーの取
付状態を示す説明図である。
【図12】図1における第一カバー及び第二カバーと駆
動フレームとの組付状態を示す正面図である。
【図13】図1におけるスライドクリップによる第一カ
バー及び第二カバーのロック状態を示す正面図である。
【図14】図13の側面側から見た説明図である。
【図15】本発明の別の実施例におけるベルトコンベヤ
を示す側面図である。
【図16】図15における駆動フレームと第一カバーと
組付部材との組付状態を示す正面図である。
【図17】本発明の別の実施例におけるベルトコンベヤ
を示す側面図である。
【図18】従来のベルトコンベヤのカバーの取付状態を
示す説明図である。
【図19】図18におけるカバーの組付状態を示す横断
面図である。
【符号の説明】
10 フレーム 11 無端状のベルト 20 ベルト駆動装置 21 駆動フレーム 39 第一カバー 40,42 第一カバー39及び第二カバー41の先端
部 41 第二カバー 43 開口 45 固定部 49 ロック機構 52 バー 53 スライドクリップ 55 ほぼC字状の摺動連結部 57,59 凹溝部 60 括れ部 61 作動片 63 カバー継ぎ部材 65 凹溝部 67 取付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−108217(JP,U) 実開 昭63−59123(JP,U) 実開 昭49−138140(JP,U) 実開 昭50−155211(JP,U) 実開 平4−40015(JP,U) 実開 昭63−86479(JP,U) 実公 昭46−21386(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 21/06 B65G 23/24

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端にヘッドプーリ及びテールプーリを
    配置したフレームと、このフレームの下部に配置された
    ベルト駆動装置と、このベルト駆動装置と前記フレーム
    とに掛け渡された無端状のベルトとを備え、ベルト駆動
    装置が、箱形状をなし、駆動モータと、駆動プーリと、
    テークアッププーリと、テンションプーリと、駆動モー
    タと駆動プーリとの間にスプロケットを介して掛け渡さ
    れるチェーンと、両側面及び下面を覆うカバーとを有
    し、無端状のベルトがテークアッププーリと駆動プーリ
    とテンションプーリとに掛け渡されているベルトコンベ
    ヤにおいて、 ベルト駆動装置は、ほぼ矩形状の一対の駆動フレーム
    と、駆動モータと、駆動プーリと、テークアッププーリ
    と、テンションプーリと、駆動モータと駆動プーリとの
    間にスプロケットを介して掛け渡されるチェーンと、一
    対の駆動フレームに取り付けられ両側面を覆う側面カバ
    ーと、一対の駆動フレーム間に取り付けられヘッドプー
    リ側から下面側を覆う第一カバーと、一対の駆動フレー
    ム間に取り付けられテールプーリ側から下面側を覆う第
    二カバーとで構成され 第一カバー及び第二カバーは、ベルト駆動装置のヘッド
    プーリ側とテールプーリ側とに設けたロック機構と、ベ
    ルト駆動装置の下面側に配設され第一カバー及び第二カ
    バーのそれぞれの下面側の先端部を保持するカバー継ぎ
    部材とで構成されているカバー係止機構を介してベルト
    駆動装置に係止されている ことを特徴とするベルトコン
    ベヤ。
  2. 【請求項2】 ロック機構は、ベルト駆動装置のヘッド
    プーリ側とテールプーリ側とに配置したバーと、このバ
    ーに摺動自在に配設した2つのスライドクリップとを備
    え、第一カバー及び第二カバーにそれぞれ設けた開口に
    スライドクリップを嵌入し第一カバー及び第二カバーの
    壁面に沿って移動することによってロックするように構
    されていることを特徴とする請求項1記載のベルトコ
    ンベヤ。
  3. 【請求項3】 第一カバー及び第二カバーにそれぞれ設
    けた開口は、スライドクリップの外形とほぼ同様の形状
    をなすと共に、開口の底部側にスライドクリップの括れ
    部を係止する固定部を有することを特徴とする請求項2
    記載のベルトコンベヤ。
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