JP2929009B1 - 自動ドア装置のドアにおけるハンガーローラ脱落防止用具 - Google Patents

自動ドア装置のドアにおけるハンガーローラ脱落防止用具

Info

Publication number
JP2929009B1
JP2929009B1 JP10213872A JP21387298A JP2929009B1 JP 2929009 B1 JP2929009 B1 JP 2929009B1 JP 10213872 A JP10213872 A JP 10213872A JP 21387298 A JP21387298 A JP 21387298A JP 2929009 B1 JP2929009 B1 JP 2929009B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanger
plate portion
belt
door
attachment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10213872A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000045621A (ja
Inventor
憲次 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SORITSUKU KK
Original Assignee
SORITSUKU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SORITSUKU KK filed Critical SORITSUKU KK
Priority to JP10213872A priority Critical patent/JP2929009B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2929009B1 publication Critical patent/JP2929009B1/ja
Publication of JP2000045621A publication Critical patent/JP2000045621A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 自動ドア装置のドアに設けたハンガー金具の
ハンガーローラが、ベースレールから走行によるドアの
踊りで脱落するのを防止する用具で、これに駆動用エン
ドレスベルトのベルト連結用部を連設して、当該用具の
付け忘れを防止する。 【解決手段】 ドア3に取着のハンガー金具2における
ハンガーローラ2aを、横設ベース1のベースレール1
bに係吊後、ハンガー金具2の側端部2mに締着具11
で取着する取着板部10aを有する。取着板部10aの
下部にはベースレール1bの下面1cと近接状態となっ
てハンガーローラ2aの脱落を阻止する平板面10eを
もつ踊り止め板部10bが備えられ、取着板部10aの
上部には自動ドア装置Dの駆動用エンドレスベルト7を
把持するベルト押さえ具8が取着可能なベルト連結用部
10cを連設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動ドア装置にあっ
て、ドアの上縁部に設けたハンガー金具のハンガーロー
ラが、ドアの開閉動に際しての上下動による踊り現象の
ため、走行中のベースレールから脱落し、ドアが落動し
てしまうことを防止するため、自動ドアの適所に取着し
て使用することのできるハンガーローラ脱落防止用具に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のハンガーローラ脱落防止装
置としては、図11に示す通り横設ベース1から、その
長さ方向へ長く(図面にあって奥行方向)、板状の突条
1aを設けたものであり、同図にあって既知の如く1b
は、突条1aの直下に形成された横設ベース1における
ベースレールを示し、当該ベースレール1bに係装のハ
ンガーローラ2aが、ハンガー金具2に回転自在なるよ
う連装され、このハンガー金具2は、ドア3の上縁部に
ボルト2bなどにより取着されている。
【0003】上記の如き自動ドア装置Dにあっては、横
設ベース1に当初から突条1aが一体に形成されてお
り、上記ハンガーローラ2aの上端縁2cと突条1aと
の間隙gを小さくしておくことで、ドア3が踊るような
ことがあっても、ベースレール1bからハンガーローラ
2aが離脱しないようにしている。このため、この種の
ものにあっては確かにハンガーローラ2aの脱落防止の
ため、別途部品を用意しておき、これを取着するといっ
たことが不要であるため経済性の点で優れている。
【0004】しかし、ドア3を組み込もうとするとき
は、ハンガーローラ2aを回転軸2dにより回転自在な
るよう枢着した回動板2eが、中間板2fに対して回動
自在に軸装されることで構成のハンガーローラ部2Aだ
けを、先行してベースレール1bに係装しておき、その
後からドア3に取着した金具基部2Bを組み込み、当該
基部2Bと上記のハンガーローラ部2Aとを、締着ナッ
ト2gによって一体に連結することでハンガー金具2が
構成される。従って当該連結作業中にあってハンガーロ
ーラ部2Aが落下してしまうことのないように、支えな
がら当該作業を行わねばならず、このため可成り煩わし
い操作を強いられることとなる。
【0005】そこで、例えば図12に示されている通り
ハンガー金具2の基板部2hから立設した起立板部2i
に、ハンガーローラ2aをナット2jなどにより予め回
転自在なるよう取着しただけの状態で、ハンガー金具2
をドア3に取り付けておけば、そのハンガーローラ2a
を極めて簡易な作業でベースレール1bに走行自在なる
よう係装することが可能となる。そして当該係装状態と
した後に、軸装板4に対し回転自在なるよう軸装した脱
落防止ローラ4aを、前記の起立板2iに穿設した通孔
2kより嵌入突出して、上記の軸装板4を起立板2iに
締着螺子4bによって固定するのである。かくして、上
記の脱落防止ローラ4aは、ベースレール1bの下面1
cに近接し、このことでドア3の踊りによりハンガーロ
ーラ2aがベースレール1bから脱落することを防止し
得ることになる。ここで図中5は無目板を示している。
【0006】従って上記構成によるときは、図11のも
のよりもその作業性は改善されるが、起立板2iに脱落
防止ローラ4aと、その付属品を組み付けるため、それ
ほど軸太の脱落防止ローラ4aを装着することができ
ず、従って軸強度の点から折れたり曲がり易いものとな
るばかりか、工事中に脱落防止ローラ4aの取り付けを
忘れてしまい、このことによりドア3が不本意にベース
レール1bから脱落してしまうといった事故を起し易
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の有する難点を解消しようとするものであり、前記した
図12の従来例と同様に、ハンガー金具のハンガーロー
ラをハンガーレールに係装してドアを吊下状態に組み込
んだ後、ハンガー金具に取着することとなるハンガーロ
ーラ脱落防止用具に関する。そして、請求項1にあって
は、ハンガー金具の側端部にあって締着具により取着板
部を固定することで、取着板部から延出した踊り止め板
部の平板面を、ベースレールの下面に近接状態とするこ
とができるようにし、図12の従来例に比し、充分な強
度を踊り止め板部に持たせ得るようにするだけでなく、
上記平板面とベースレールの下面とを均一な離間寸法と
なるように、取着板部をハンガー金具に取着すること
で、ハンガーローラ脱落防止金具を正しく水平状態に固
定し得るようにするのが、第1の目的である。
【0008】さらに、当該請求項1にあっては、上記取
着板部からベルト連結用部を連設しておくことで、これ
に対して自動ドア装置における既知の駆動用エンドレス
ベルトを把持するためのベルト押さえ具を取着可能とす
ることにより、どうしても不可欠な駆動用エンドレスベ
ルトとドアとの連結を行うことで、必ず当該ハンガーロ
ーラ脱落防止用具が忘れずに取り付けられることとな
り、これにより従来例の如く、付け忘れによる不本意な
ドアの脱落を皆無にしようとするのが、第2の目的であ
る。
【0009】しかもこの請求項1では、前記した踊り止
め板部の平板面により、ハンガーローラ脱落防止金具が
水平状態に保持されることと、上記のようにベルト連結
用部にベルト押さえ具を取着できるよう構成したことに
よって、駆動用エンドレスベルトを高精度にてドアと平
行に保持でき、これにより当該駆動用エンドレスベルト
に無理な負担がかからないようにするのが、第3の目的
である。
【0010】次に請求項2にあっては、請求項1につき
説示した取着板部のハンガー金具に対する固定構成が、
当該ハンガー金具におけるドア幅方向の側端部にあっ
て、その前面に取着板部を当接し、その取付通孔より挿
通した取付螺子を、当該側端部の螺孔に螺着して固定す
るのである。このことにより取着操作の作業性を向上さ
せ、さらに、駆動用エンドレスベルトにおける下側回動
部を把持するためのベルト押さえ具を、ベルト連結用部
に取着できるようにすることで、特に片引きドアに用い
て使い勝手のよいものを提供しようとしている。そして
請求項3では、上記請求項2に比し駆動用エンドレスベ
ルトの上側回動部を把持するためのベルト押さえ具を、
ベルト連結用部に取着可能として、特に引きわけのドア
に用いて使い勝手のよいものを提供するが、その目的で
ある。
【0011】また、請求項4の場合には上記のようにハ
ンガー金具自体に取着部を取着するのではなく、離間し
てドアに設けられたハンガー金具間に連結の長尺横向部
材に対して、当該取着板部が取着されるようにしたこと
で、ハンガーローラ脱落防止用具の取着位置を要求に応
じ、可成りの範囲で調整可能にしようとしている。
【0012】そして請求項5にあっては、請求項1ない
し請求項4における踊り止め板部なるものを、金属製芯
板部とこれに被設した合成樹脂製嵌装部とにより構成
し、当該後者に平板面を設定することで、当該平板面と
ベースレールとの衝当音や摺動音を抑制し、さらに摩耗
時には合成樹脂製嵌装部だけの交換をも可能にしようと
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、請求項1ではドアの上縁部に取着され
て、自動ドア装置の横設ベースにおけるベースレールに
走行可能なるよう係装自在なハンガーローラが付設され
ているハンガー金具にあって、そのドア幅方向である側
端部に締着具で固定される取着板部と、当該取着板部の
下部から前記横設ベース側へ曲設されて、前記ベースレ
ールの下面に近接状態となるよう配設される平板面を形
成の踊り止め板部と、前記取着板部の上部から上向きに
突設されて、自動ドア装置の駆動用エンドレスベルトを
把持するベルト押さえ具の取着に供するベルト連結用部
とからなることを特徴とする自動ドア装置のドアにおけ
るハンガーローラ脱落防止用具を提供しようとしてい
る。
【0014】次に請求項2にあって請求項1と相違する
ところは、ハンガー金具への取着板部の固定手段が、ハ
ンガー金具にあって、そのドア方向である側端部の前面
に取着板部を当接して、取付通孔より挿通の取付螺子
を、上記の側端部に刻設した螺孔に螺着するようにした
構成であることと、ベルト連結用部に取着されるベルト
押さえ具が、駆動用エンドレスベルトにおける下側回動
部を把持するよう構成されていることである。そして請
求項3が上記の請求項2と相違しているところは、ベル
ト連結用部に取着されるベルト押さえ具が、駆動用エン
ドレスベルトにおける上側回動部を把持するよう構成さ
れている点である。
【0015】さらに請求項4の場合には、請求項1の構
成と相違して取着板部が、一対のハンガー金具間を連結
した長尺横向部材に対して、締着具により固定されるよ
う構成されている。
【0016】そして請求項5では、請求項1ないし請求
項4において、取着板部の下部から横設ベース側へ曲設
されて、ベースレールの下面に近接状態となるよう配設
される平板面を形成の踊り止め板部が、金属製芯板部
と、これに被設した合成樹脂製嵌装部とからなり、当該
合成樹脂製嵌装部に上記の平板面を設定するようにした
ことを、その内容としている。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明に係る請求項1について、
図1ないし図5を参照して以下説示すると、図1には片
引きのドア3による自動ドア装置Dが示され、ここで3
aは戸袋であり、無目材5を設けた横設ベース1には、
既知の通り駆動制御部6により回転する主動プーリ6a
と従動プーリ6bとの間に、タイミングベルトなどによ
る駆動用エンドレスベルト7が係回され、ドア3の上縁
部3bには、所定の幅方向間隙をもって一対のハンガー
金具2が立設されている。さらに、上記のハンガー金具
2は、これまた前説の通りハンガーローラ部2Aと金具
基部2Bとからなり、ハンガーローラ部2Aに設けられ
ているハンガーローラ2aは、無目材5に設けた横設ベ
ース1にあって、上向きに形成されたベースレール1b
に対して、走行自在なるよう係嵌されることになる。
【0018】さて請求項1に係るハンガーローラ脱落防
止用具は、上記の如き自動ドア装置Dに用いられること
となるが、図3に明示の通り取着板部10aと、当該取
着板部10aの下部10dから前記した横設ベース1側
に曲設された踊り止め板部10bと、さらに同上取着板
部10aの上部10fから上向きに突設したベルト連結
用部10cとにより構成されている。
【0019】そこで、先ず上記した取着板部10aは、
図1と図2によって理解される通り平板状に形成され、
前記の如くドア3の上端部3bに取着されて、自動ドア
装置Dの横設ベース1におけるベースレール1bに対し
て、走行可能なるよう係装自在なハンガーローラ2a付
きのハンガー金具2にあって、そのドア3におけるドア
幅W方向の側端部2mに対し、締着具11によって固定
できるように形成されている。従って図1(A)のよう
に同上側端部2mは、一対のハンガー金具2にあって、
その内側を選定するなどして、取着板部10aを螺子等
を用いて固定することになる。
【0020】ここで、さらに具体的に説示すると、図1
(A)と図2に示す通り、上記のハンガー金具2として
は、この場合図11と同様のものを採択しており、金具
基部2Bにハンガーローラ部2Aから突設の螺杆2n
に、締着ナット2gを螺着してハンガー金具2が構成さ
れる。このハンガーローラ部2Aは、横長に形成されて
金具基部2Bから左右へ延出された中間板2fと、この
中間板2fの中間部から突設の回転軸2dには、回動自
在に枢着した回動板2eが設けられ、当該回動板2eの
端部に一対のハンガーローラ2aが回転自在なるよう軸
支されている。図2の2Pは既知の調整螺子であり、こ
れを中間板2fの係当突片2qを介して、中間板2fの
螺孔突片2rに螺合させておき、調整螺子2pの螺回に
より、ドア3を所望の位置に調高自在としてある。
【0021】そして、上記の取着板部10aとして例示
のものは、図2に示されるように可成り横長に形成され
ており、ハンガー金具2の左側に取着したときには左側
へ突出状態となり、逆に右側に取着すれば、右側へ延出
するようになっている。さらに、前記の踊り止め板部1
0bにつき詳記すると、取着板部10aの下部10dか
らL字状となるように、横設ベース1側へ向けて曲成突
出され、その先端部にはベースレール1bにおける下面
1cに対して、0.5〜1mmといった寸法で近接状態
に配設されることとなる平板面10eが形成されてい
る。
【0022】さらに、前掲ベルト連結用部10cにつき
説示すると、これは既知の自動ドア装置Dにおける前記
の駆動用エンドレスベルト7が把持されるベルト押さえ
具8を取着するために供し得るものであればよく、従っ
て、その構成は各種のものを採択することができる。こ
こで先ず通常用いられているベルト押さえ具8につい
て、図5により説示すると以下の通りである。すなわ
ち、ここに示されたものは押さえ部8Aと長さ調節部8
Bとからなり、駆動用エンドレスベルト7の一端部7a
を、押さえ部8Aの一対である第1挟持割部材8aと第
1ビス8bとを用いて、抜け止め状態に挟持すると共
に、連枢螺杆8cの一端に設けた直交軸ピン8dを、第
1挟持割部材8aの軸孔8eに枢着して、当該連枢螺杆
8cに回り止めナット8fと座金8gとを嵌装してお
く。一方長さ調節部8Bの一対である第2挟持割部材8
hと第2ビス8iにより、これまた抜け止め状態となる
よう駆動用エンドレスベルト7の他端部7bを把持させ
ると共に、第2挟持割部材8hの周溝8jに、回動自在
なるよう調節ナット8kを係嵌しておき、前記した連枢
螺杆8cをこの調節ナット8kに螺合させてある。図5
にあって8n、8pは夫々第1、第2挟持割部材8a、
8hに刻設された第1、第2抜け止め溝を示し、これに
タイミングベルトとしての駆動用エンドレスベルト7に
おける一端部7aと他端部7bが係嵌される。
【0023】従って上記のベルト押さえ具8によれば、
一端部7aと他端部7bを連結状態とすることができる
と同時に、調節ナット8kを螺回操作することで、押さ
え部8Aと長さ調節部8Bとの離間長が調整され、駆動
用エンドレスベルト7を望ましいテンション状態とする
ことができ、その後回り止めナット8fを回動すること
で座金8gを介して、調節ナット8kの不本意な回動が
阻止される。
【0024】本発明では上記の如きベルト押さえ具8
を、前記したベルト連結用部10cに適宜の手段で固定
することになるが、図3に例示のベルト連結用部10c
では、取着板部10aの上部10fにおける一側端から
横設ベース1側に延設した横板部10gと、その奥端か
ら起立させた縦板部10hと、この縦板部10hが取着
板部10aの一側端から側方へ延出された側端部より、
これまた横設ベース1側へ向け曲設した側端板部10i
とによって形成されている。そして、上記側端板部10
iには上向きに開口された連結用溝10jが欠設されて
いる。
【0025】従って、このようなベルト連結用部10c
に対して、前記の如きベルト押さえ具8を取着するに
は、前掲連枢螺杆8cに図2に示す如く固定用ナット8
mを螺合しておき、上記連枢螺杆8cを、側端板部10
iの連結用溝10jに係嵌して、上記固定用ナット8m
を側端板部10iに締着すればよく、さらに固定用ナッ
ト8mを、前記の回り止めナット8fと座金8gにより
回り止め状態とすればよい。
【0026】上記のようにして構成されているから、ド
ア3をハンガーローラ2aによりベースレール1bに係
吊させた後、本発明に係るハンガーローラ脱落防止用具
の取着板部10aをハンガー金具2の側端部2mに対し
締着具11に固定することで、踊り止め板部10bの平
板面10eと、ベースレール1bの下面1cとの間に所
定寸法の均等間隙Gが離間形成されるようにする。そし
て本発明ではこの取着板部10aに前記の如く連結用部
10cが連設されているから、これに既設のようにして
ベルト押さえ具8を取着することで、駆動用エンドレス
ベルト7を連結することができ、従って、これまでのよ
うにハンガーローラ脱落防止用の金具と、駆動用エンド
レスベルトとドアとを連結するための金具とを、夫々別
部材により構成していたものに比し、ハンガーローラ脱
落防止用の金具を付け忘れたまま運転し、ドアが踊りに
よって脱落してしまうといった事故を確実に防止するこ
とができる。
【0027】しかも、前記した平板面10eと下面1c
間の均等間隙Gを、高精度に調整することが可能となる
ことから、ドア3の動き方向と、駆動用エンドレスベル
ト7の張装方向とが平行状態を保ち得ることとなって、
当該駆動用エンドレスベルト7に無理な負荷がかからな
いこととなる。
【0028】次に請求項2につき、図1と図2を参照し
て以下請求項1の構成と相違している点についてのみ説
示する。先ず第1点は取着板部10aのハンガー金具2
に対する取着手段であり、ここではハンガー金具2にあ
って、そのドア幅W方向である側端部2mの前面に取着
板部10aを当接するようにし、この状態で取着板部1
0aに貫設した取付通孔10kより挿通の締着具11で
ある取付螺子11aを、上記した側端部2mに刻設した
螺孔2sに螺着して固定するのである。図3に例示する
ものは、上記の取付通孔10kを横列状に4ヶ設けてあ
り、図2の如く左側の側端部2mに取着板部10aを取
着するには、右側2個の取付通孔10kを用い、右側の
側端部2mに取着板部10aを取着するときは、右側2
個の取付通孔10kが使用できるようにしてあり、もち
ろん、側端部2mには横列状に一対の螺孔2sを刻設す
るようにしてある。
【0029】従って当該請求項2によるときは、付加的
に取付螺子11aだけを用意しておき、これを前面側か
ら螺回操作するだけで簡易迅速な作業を行うことがで
き、当該作業中に前記の平板面10eを確認して、均等
間隙Gをより高精度に調整することができる。さらに、
請求項2における相違第2点は、取着板部10aに連設
のベルト連結用部10cが、駆動用エンドレスベルト7
における下側回動部7Aを把持するベルト押さえ具8が
取着できるように構成されていることであり、これによ
って図1に示す如き片引きのドア3に供して至便なもの
を提供し得ることになる。ここで図1では一方のハンガ
ー金具2に対し、本発明に係るハンガーローラ脱落防止
用具を使用しているが、他方のハンガー金具2には、取
着板部10aと踊り止め板部10bとからなり、ベルト
連結用部10cのないハンガーローラ脱落防止用具10
Aを取着するようにしている。
【0030】さらに請求項3について説示すると、図6
ないし図9に例示されている通り、これが請求項2と相
違するところはベルト連結用部10cの構成であり、こ
こでは自動ドア装置Dの駆動用エンドレスベルト7にお
ける上側回動部7Bを把持するベルト押さえ具8を取着
できるように、ベルト連結用部10cが構成されてい
る。上記のようなハンガーローラ脱落防止用具は、図6
に示す如き引きわけのドア3にあって、その一方に用い
る場合に好適である。そして、その構成は図7ないし図
9によって理解されるように、取着板部10aの上部1
0fから全幅にわたり横設ベース1へ向けて曲設された
横向板部10mと、その端部から上向きに長く立設され
た縦向板部10nとによりベルト連結用部10cが形成
されている。
【0031】そして、上記の縦向板部10nの上端部に
前掲上側回動部7Bを取着するが、図9に例示のものは
上記の上端部に一対の取着用螺子10pを貫設して、こ
れを一対の挟持割部材8qに貫通し、その抜け止め溝8
rに、図示されていないタイミングベルトによる駆動用
エンドレスベルト7を貫装係嵌し、取着用螺子10pに
締着ナット10sを螺着することにより、当該ベルト押
さえ具8をベルト連結用部10cに固定するようにして
いる。従って当該請求項3によるときは引きわけのドア
に対して簡易迅速に取着することができ、前記請求項1
ないし請求項2と同等の作用を発揮し得ることになる。
【0032】また、請求項4の場合には請求項1の構成
に比し以下の点が相違している。すなわち、取着板部1
0aがハンガー金具2に対して取着されるよう構成され
ているのではなく、図10に例示するように、一対のハ
ンガー金具2間を連結した長尺横向部材12に対して、
締着具11により固定可能なるよう形成されている。も
ちろん上記の締着具11により長尺横向部材12に取着
する具体的手段としては、適宜に選択することができる
が、図示例では図3に明示したと同様に、取付通孔10
kに挿通した締着具11としての取付螺子11aを、図
示されていない長尺横向部材12の螺孔に螺着するよう
にしている。図10にあって、13は前記長尺横向部材
12をハンガー金具2に取着するための連着用螺子を示
している。
【0033】上記のような構成をもつ請求項4によると
きは、ハンガーローラ脱落防止用具を、一対のハンガー
金具2間にあって所望の箇所に固設することができるの
で、各種の要求に応じた位置に、ハンガーローラ脱落防
止用具を設定することが可能となる。
【0034】そして、請求項5について説示すると、請
求項1ないし請求項4にあって、その踊り止め板部10
bを以下のように構成している。すなわち、図3と図4
によって理解される通り、取着板部10aの下部10d
から前記の如く横設ベース1側へ曲設されて、ベースレ
ール1bの下面1cに近接状態となるよう配設される平
板面10eを形成の踊り止め板部10bが、金属製芯板
部10tと、これに被設した合成樹脂製嵌装部10uと
からなり、この合成樹脂製嵌装部10uに上記した平板
面10eが上向きに設定されているのである。
【0035】さらに具体的には、上記の金属製芯板部1
0tの先端側にあって長手方向両側縁を欠設すること
で、一対の係嵌溝10vを形成し、一方図4で示す如き
コ字状の端面をもつ嵌装部本体10wの両端部に、内側
へ曲成した一対の係止端縁10xをもった合成樹脂製嵌
装部10uを用意し、この合成樹脂製嵌装部10uを、
上記の係嵌溝10vに係嵌するようにした構成が例示さ
れる。
【0036】上記のようにして踊り止め板部10bを形
成するようにすれば、ドア3の踊りが生じて、平板面1
0eがベースレール1bの下面1cに衝当したり摺接す
るようなことがあっても騒音を発したりすることなく、
しかも合成樹脂製嵌装部10uが摩耗により損傷して
も、これを簡易に交換することが可能となる。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上のようにして構成されるも
のであるから請求項1によるときは、踊り止め板部の平
板面とベースレールの下面を均一な離間寸法になるよ
う、ハンガー金具に取着することができるので、ハンガ
ーローラ脱落防止用具を正しく水平状態に固定できる。
さらに重要なことは取着板部にベルト連結用部が連設さ
れているため、自動ドア装置の構成上、不可欠とされる
駆動用エンドレスベルトとドアとの連結を行うことによ
り、必然的にハンガーローラ脱落防止のための措置がと
られることになり、当該措置を忘れてしまうことで、不
測のドア脱落事故が発生するといったことを解消するこ
とができる。しかも、前記の如くハンガーローラ脱落防
止金具が水平状態となり、しかもベルト連結用部にベル
ト押さえ具が取着されることで駆動用エンドレスベルト
とドアの走行とが平行状態に保持でき、当該駆動用エン
ドレスベルトに無理な負担をかけることがない。
【0038】請求項2では、請求項1の効果に加えて、
取着板部のハンガー金具に対する取着を、取付螺子を取
付通孔から螺孔に螺着することで簡易迅速な作業を実現
でき、またベルト連結用部に駆動用エンドレスベルトの
下側回動部を把握するベルト押さえ具を取着するように
したので、片引きドアに用いて好適なハンガーローラ脱
落防止用具を提供できる。
【0039】請求項3によるときは、請求項1の効果に
加えて請求項2と同じく取着板部の取着につき、その作
業性を改善できるだけでなく、ベルト連結部に駆動用エ
ンドレスベルトの上側回動部を把持するベルト押さえ具
を取着するようにしたので、引きわけドアに用いて好適
ハンガーローラ脱落防止用具を提供することができる。
【0040】さらに、請求項4ではハンガー金具間に連
設した長尺横向部材に取着板部を取着し得るようにした
ので、ハンガーローラ脱落防止金具を可成りの範囲内に
あって選定した位置に設定でき、従って各種の目的に対
応した使用が可能となる。そして、請求項5では請求項
1ないし請求項4において、踊り止め板部を、金属製芯
板部に合成樹脂製嵌装部を被嵌し、その平板面がベース
レールの下面に摺動したり衝当するようにしたので、騒
音の発生を防止でき、また強度上も心配のないものを提
供できると共に、摩耗時には合成樹脂製嵌装部のみの交
換を可能にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の請求項1および請求項2に係
るハンガーローラ脱落防止用具を用いた片引きである自
動ドア装置の要部正面略示図で、(B)は同自動ドア装
置の縦断側面図である。
【図2】図1に示した自動ドア装置の要部正面図であ
る。
【図3】図1に示したハンガーローラ脱落防止用具を示
し、(A)はその左側面図、(B)は正面図で(C)が
平面図である。
【図4】請求項5に係るハンガーローラ脱落防止用具の
踊り止め板部を示した分解斜視図である。
【図5】本発明に係るハンガーローラ脱落防止用具のベ
ルト連結用部に取着されるベルト押さえ具の一例を示し
た分解斜視図である。
【図6】本発明の請求項3に係るハンガーローラ脱落防
止用具を用いた引きわけである自動ドア装置の要部正面
略示図である。
【図7】図6の自動ドア装置に係る縦断側面図である。
【図8】図6の自動ドア装置の要部正面図である。
【図9】図8におけるハンガーローラ脱落防止用具のベ
ルト連結用具に、ベルト押さえ具を取着する手段を示し
た斜視図である。
【図10】本発明の請求項5に係るハンガーローラ脱落
防止用具のドアに対する取着状態を示した正面略示図で
ある。
【図11】従来のハンガーローラ脱落防止用具を備えた
自動ドア装置を示す要部縦断側面図である。
【図12】(A)は従来のハンガーローラ脱落防止用具
を備えた自動ドア装置を示す要部縦断側面図で、(B)
は同上防止金具の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 横設ベース 1b ベースレール 1c 下面 2 ハンガー金具 2a ハンガーローラ 2m 側端部 2s 螺孔 3 ドア 3b 上縁部 7 駆動用エンドレスベルト 7A 下側回動部 7B 上側回動部 8 ベルト押さえ具 10a 取着板部 10b 踊り止め板部 10c ベルト連結用部 10d 下部 10e 平板面 10f 上部 10k 取付通孔 10t 金属製芯板部 10u 合成樹脂製嵌装部 11 締着具 11a 取付螺子 12 長尺横向部材

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアの上縁部に取着されて、自動ドア装
    置の横設ベースにおけるベースレールに走行可能なるよ
    う係装自在なハンガーローラが付設されているハンガー
    金具にあって、そのドア幅方向である側端部に締着具で
    固定される取着板部と、当該取着板部の下部から前記横
    設ベース側へ曲設されて、前記ベースレールの下面に近
    接状態となるよう配設される平板面を形成の踊り止め板
    部と、前記取着板部の上部から上向きに突設されて、自
    動ドア装置の駆動用エンドレスベルトを把持するベルト
    押さえ具の取着に供するベルト連結用部とからなること
    を特徴とする自動ドア装置のドアにおけるハンガーロー
    ラ脱落防止用具。
  2. 【請求項2】 ドアの上縁部に取着されて、自動ドア装
    置の横設ベースにおけるベースレールに走行可能なるよ
    う係装自在なハンガーローラが付設されているハンガー
    金具にあって、そのドア幅方向である側端部の前面に当
    接して、取付通孔より挿通の取付螺子を、上記の側端部
    に刻設した螺孔に螺着して固定される取着板部と、当該
    取付板部の下部から前記横設ベース側へ曲設されて、前
    記ベースレールの下面に近接状態となるよう配設される
    平板面を形成の踊り止め板部と、前記取着板部の上部か
    ら上向きに突設されて、自動ドア装置の駆動用エンドレ
    スベルトにおける下側回動部を把持するベルト押さえ具
    の取着に供するベルト連結用部とからなることを特徴と
    する自動ドア装置のドアにおけるハンガーローラ脱落防
    止用具。
  3. 【請求項3】 ドアの上縁部に取着されて、自動ドア装
    置の横設ベースにおけるベースレールに走行可能なるよ
    う係装自在なハンガーローラが付設されているハンガー
    金具にあって、そのドア幅方向である側端部の前面に当
    接して、取付通孔より挿通の取付螺子を、上記の側端部
    に刻設した螺孔に螺着して固定される取着板部と、当該
    取着板部の下部から前記横設ベース側へ曲設されて、前
    記ベースレールの下面に近接状態となるよう配設される
    平板面を形成の踊り止め板部と、前記取着板部の上部か
    ら上向きに突設されて、自動ドア装置の駆動用エンドレ
    スベルトにおける下側回動部を把持するベルト押さえ具
    の取着に供するベルト連結用部とからなることを特徴と
    する自動ドア装置のドアにおけるハンガーローラ脱落防
    止用具。
  4. 【請求項4】 ドアの上縁部に取着されて、自動ドア装
    置の横設ベースにおけるベースレールに走行可能なるよ
    う係装自在なハンガーローラが付設されている一対のハ
    ンガー金具にあって、当該ハンガー金具間を連結した長
    尺横向部材に対し、締着具によって固定される取着板部
    と、当該取着板部の下部から前記横設ベース側へ曲設さ
    れて、前記ベースレールの下面に近接状態となるよう配
    設される平板面を形成の踊り止め板部と、前記取着板部
    の上部から上向きに突設されて、自動ドア装置の駆動用
    エンドレスベルトを把持するベルト押さえ具の取着に供
    する自動ドア装置のドアにおけるハンガーローラ脱落防
    止用具。
  5. 【請求項5】 取着板部の下部から横設ベース側へ曲設
    されて、ベースレールの下面に近接状態となるよう配設
    される平板面を形成の踊り止め板部が、金属製芯板部
    と、これに被設した合成樹脂製嵌装部とからなり、当該
    合成樹脂製嵌装部に上記の平板面を設定するようにした
    請求項1ないし請求項4に記載した自動ドア装置のドア
    におけるハンガーローラ脱落防止用具。
JP10213872A 1998-07-29 1998-07-29 自動ドア装置のドアにおけるハンガーローラ脱落防止用具 Expired - Fee Related JP2929009B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10213872A JP2929009B1 (ja) 1998-07-29 1998-07-29 自動ドア装置のドアにおけるハンガーローラ脱落防止用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10213872A JP2929009B1 (ja) 1998-07-29 1998-07-29 自動ドア装置のドアにおけるハンガーローラ脱落防止用具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2929009B1 true JP2929009B1 (ja) 1999-08-03
JP2000045621A JP2000045621A (ja) 2000-02-15

Family

ID=16646424

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10213872A Expired - Fee Related JP2929009B1 (ja) 1998-07-29 1998-07-29 自動ドア装置のドアにおけるハンガーローラ脱落防止用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2929009B1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001227233A (ja) * 2000-02-18 2001-08-24 Showa Denko Kk 冷蔵庫等におけるスライド扉の脱輪防止装置
DE10262147B4 (de) * 2002-06-17 2007-10-11 Sommer Antriebs- Und Funktechnik Gmbh Antriebsvorrichtung
KR100729426B1 (ko) * 2007-02-16 2007-06-15 주식회사 한주 에이 피 에스 미서기 창호시스템
CN101597994B (zh) * 2009-07-09 2012-07-25 三一重工股份有限公司 双平面集成导轨式滑移门及具有滑移门的车辆
CN102892966A (zh) * 2010-02-05 2013-01-23 勃姆巴迪尔运输有限公司 可调整门吊挂装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000045621A (ja) 2000-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7562856B2 (en) Article hanging system, slidable wire holder, detachable wire holder, wire hook and wire gripper
JPH0730420Y2 (ja) 車両用シートスライド装置
US4466601A (en) Holding fixture for drilling oblique holes
US4873741A (en) Sliding door roller apparatus
TW201102486A (en) Displacement device for pivotally held separation elements and article furniture
JP2929009B1 (ja) 自動ドア装置のドアにおけるハンガーローラ脱落防止用具
US20130075565A1 (en) Screw clamp having attached anchoring board
US4585259A (en) Portable door locking device
JP3756091B2 (ja) 被メッキ品保持用の治具
JP2004176262A (ja) 引戸の戸締装置
JP3232244B2 (ja) 扉の固定具及びその固定方法及び該固定具の一部を構成する案内用治具
US20040261591A1 (en) Table saw with a positioning unit for positioning a rip fence unit thereof
JP2500410Y2 (ja) 釣竿受け
JP3000603U (ja) 吊下げ式フロアーガイドの摺接部摩耗損表示装置
JP2001278428A (ja) ベルトコンベヤのベルト調芯具
JPH0454309Y2 (ja)
JP2768346B2 (ja) オプション取付具の天板取付構造
JPS6126543Y2 (ja)
KR930004337Y1 (ko) 마스킴 페이퍼의 접착테이프 접착 및 절단장치
JPH0385217A (ja) 結束装置
JP3918175B2 (ja) 戸袋付きサッシ
JPS5814624Y2 (ja) プリント基板ホルダ−
JP3619842B2 (ja) 折りたたみ扉の取付構造
JPH0747111Y2 (ja) 長押や回縁などの桟板用取付装置
KR100224175B1 (ko) 자동차의 슬라이더 도어 서브지그

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090521

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100521

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110521

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120521

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees