JP3417000B2 - 静磁波素子 - Google Patents

静磁波素子

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は静磁波素子に関し、特
に、磁性ガーネット単結晶薄膜を材料とした静磁波素子
に関する。 【0002】 【従来の技術】静磁波素子において、イットリウム・鉄
ガーネット(YFe12:以下YIGと表す)に
代表される磁性ガーネット単結晶薄膜(R
12)が重要な材料として使われている。この静磁
波素子においては、通常3つの静磁波モードが使われて
いる。第1の静磁波モードは、外部からの印加磁界の方
向が単結晶薄膜に平行で、静磁波の伝播方向が単結晶薄
膜に平行で、かつ印加磁界と垂直になる表面静磁波(M
SSW)モードである。第2の静磁波モードは、外部か
らの印加磁界の方向が単結晶薄膜に垂直で、静磁波の伝
播方向が単結晶薄膜に平行になる体積前進静磁波(MS
FVW)モードである。第3の静磁波モードは、外部か
らの印加磁界の方向が単結晶薄膜に平行で、静磁波の伝
播方向が単結晶薄膜に平行で、かつ印加磁界と平行にな
る体積後退静磁波(MSBVW)モードである。 【0003】従来、これらのどの静磁波モードで静磁波
素子を構成するにしても、磁性ガーネット単結晶薄膜と
しては[111]軸方向に成長させた(111)単結晶
薄膜が用いられている。この(111)単結晶薄膜は、
主にバブルメモリー用に開発されたものがそのまま用い
られたものである。この(111)単結晶薄膜を利用し
て静磁波素子を形成した場合、外部磁界が[111]軸
方向に印加されるMSFVWモードの静磁波素子に関し
ては良好な特性が得られる。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外部磁
界が[111]軸方向に印加されない、MSSWモード
やMSBVWモードの静磁波素子では、作製された素子
間の特性のばらつきが大きいという問題があった。その
ため、素子の歩留りが悪く、さらに特性を調整するため
に多大の時間を必要としていた。 【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、特
性の安定したMSSWモードの静磁波素子を提供するこ
とである。 【0006】 【課題を解決するための手段】この発明は、その面方向
に外部磁界が印加されるガーネット構造を有する磁性単
結晶薄膜と、磁性単結晶薄膜の主面に形成され、信号入
力のための第1のトランスデューサと、第1のトランス
デューサと略平行に磁性単結晶薄膜の主面に形成され、
信号出力のための第2のトランスデューサとを含む静磁
波素子であって、第1のトランスデューサおよび第2の
トランスデューサは、磁性単結晶薄膜の磁化容易軸に対
して所定の角度を持って形成され、磁性単結晶薄膜の面
方向に印加される外部磁界の印加方向と、磁性単結晶薄
膜の磁化容易軸の方向とは、平行となるように形成され
ることを特徴とする、静磁波素子である。 【0007】 【作用】本願発明者らは、MSSWモードを用いた静磁
波素子の特性のばらつきの原因は、磁性単結晶薄膜の持
つ磁化容易軸と外部磁界Hの印加方向、および入力信号
波面の伝播方向の不適切によるものと考えた。そのため
に外部磁界Hを印加する方向が結晶軸のどの方向になる
かによって静磁波素子としての特性が変化すると考え
た。これまでのMSSWモードを用いた静磁波素子の設
計では、外部磁界Hの方向と単結晶薄膜の磁化容易軸の
方向とを考慮して設計していなかったために、作製され
た静磁波素子間で特性のばらつきが大きくなっていたも
のと考えられる。それに対して、本願発明のように、
の面方向に外部磁界が印加されるガーネット構造を有す
る磁性単結晶薄膜と、磁性単結晶薄膜の主面に形成さ
れ、信号入力のための第1のトランスデューサと、第1
のトランスデューサと略平行に磁性単結晶薄膜の主面に
形成され、信号出力のための第2のトランスデューサと
を含み、第1のトランスデューサおよび第2のトランス
デューサは、磁性単結晶薄膜の磁化容易軸に対して所定
の角度を持って形成され、磁性単結晶薄膜の面方向に印
加される外部磁界の印加方向と磁性単結晶薄膜の磁化容
易軸の方向とは、平行となるように形成されることによ
り、エネルギー的に安定した状態となり、MSSWモー
ドの静磁波素子のフィルタ特性が安定し、作製される静
磁波素子間での特性のばらつきが小さくなる。この場
合、第1のトランスデューサおよび第2のトランスデュ
ーサが磁化容易軸に対して所定の角度を持って形成され
ることにより、有効磁界と自発磁化との方向が一致し、
静磁波素子の信号損失が小さくなる。 【0008】 【発明の効果】この発明によれば、MSSWモードの静
磁波素子のフィルタ特性を安定させることができる。
らに、この発明によれば、有効磁界と自発磁化との方向
が一致し、静磁波素子の信号損失が小さくすることがで
きる。そして、製造される静磁波素子のフィルタ特性を
均一化することができるので、歩留りが向上し、静磁波
素子の価格を低減させることができる。 【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。 【0010】 【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す斜視図であ
り、図2はその概略的な平面図である。図1に示す静磁
波素子10は、ガーネット構造を有するGdGa
12(以下GGGと略す)単結晶基板12を含む。GG
G単結晶基板12は、[011]軸方向に成長させた、
直径2インチのGGG単結晶から(011)面を主面に
持つ、厚さ450μmのウエハが切り出され、そのウエ
ハの(011)表面を鏡面に研磨することにより、作製
される。 【0011】GGG単結晶基板12の(011)面上に
は、ガーネット構造を有するYIG単結晶薄膜14が形
成される。このYIG単結晶薄膜14は、その(01
1)面が主面になるようにエピタキシャル成長される。
YIG単結晶薄膜14の厚みは、たとえば25μmに形
成される。 【0012】ここで、YIG単結晶薄膜14の作製方法
についてさらに説明する。まず、溶質材料のFe
およびYと、溶媒材料のPbOおよびB
が混合され、白金製るつぼの中に充填される。白金製る
つぼの中に充填された混合物は、結晶成長温度である9
00°Cに加熱されて融液にされる。この融液は900
°Cで安定に保たれる。この融液中にGGG単結晶基板
12が浸漬される。こうして、YIG単結晶薄膜14
が、GGG単結晶基板12の(011)面上で、[01
1]軸方向にエピタキシャル成長される。YIG単結晶
薄膜が成長したGGG単結晶基板12は、融液中から取
り出されて室温まで冷却される。そして、このYIG単
結晶薄膜14の(011)表面は研磨される。図1に示
すように、YIG単結晶薄膜14の形成されたGGG単
結晶基板12は、たとえば、[100]軸方向に平行に
20mm、それと直角の[01]軸方向に5mmの短
冊状に切り出される。 【0013】このYIG単結晶薄膜14は、その主面で
ある(011)面に平行で、かつYIG単結晶薄膜14
の[01]軸方向に平行に外部磁界16が印加され
る。すると、図6(A),図6(B)を参照しながら後
述するように、このYIG単結晶薄膜14の磁化容易軸
18は、外部磁界16と平行に、[01]軸方向に生
じる。 【0014】また、図2に示すように、YIG単結晶薄
膜14上には、高周波信号入力用の第1のトランスデュ
ーサ20が、外部磁界16の印加方向、すなわちYIG
単結晶薄膜14の[01]軸方向に対して所定の角度
αをもって形成される。この角度αは、印加される外部
磁界16の強さ、及び入力信号の大きさ、周波数を考慮
して決定される。この実施例では、α=1度で形成され
る。さらに、YIG単結晶薄膜14上には、信号出力用
の第2のトランスデューサ22が、入力用トランスデュ
ーサ20と平行にたとえば15mmの間隔をおいて形成
される。 【0015】次に、この静磁波素子10のフィルタ特性
について説明する。まず、静磁波素子10には、たとえ
ば30mTの外部磁界が短辺[01]軸方向に平行に
印加された。次に、高周波信号が第1のトランスデュー
サ18に入力され、フィルタとしての特性が測定され
た。このとき、入力信号は1〜10GHzで、入力信号
強度は100μWとした。その結果、この静磁波素子1
0は、3.5GHzで動作する良好なフィルタ特性を示
した。さらに、上述と同様の構成で10個の静磁波素子
10が同じウエハから切りだされ作製された。そして、
それらの静磁波素子10のフィルタ特性が測定された。
すると、10個の静磁波素子10は、全数無調整で3.
5GHzで動作することが確認された。 【0016】この実施例はMSSWモードの静磁波素子
に関するものである。このMSSWモードは、外部磁界
Hの方向、および単結晶薄膜中を伝播する静磁波の伝播
方向が、それぞれ単結晶薄膜と平行になり、かつ、外部
磁界Hの印加方向と、静磁波の伝播方向とが垂直になる
ものである。ここで、外部磁界Hと、伝播する静磁波に
よる磁界Hiとによって生じる有効磁界をHeffとす
る。また、有効磁界Heffによって単結晶薄膜の磁化
容易軸方向に生じる自発磁化をMとする。この結果生じ
る磁気異方性エネルギーUは、次式で示される。なお、
ここでHeff,Mは、共にベクトル表示である。 【0017】 U=−Heff・M=−│Heff││M│cosθ
(内積表示:θはHeffとMとのなす角度) 【0018】したがって、たとえば、図1に示すような
長方形状に加工される静磁波素子の場合には、加工精度
のばらつきを考えると、磁化容易軸が単結晶薄膜に平行
に生じるように、単結晶薄膜を形成した時に、エネルギ
ー的に安定した状態になる。 【0019】また、上記の式から、有効磁界Heff
と、磁化容易軸方向に生じる自発磁化Mとの方向が一致
した場合にエネルギー的には最も小さくなる。したがっ
て、有効磁界Heffと自発磁化Mとの方向を一致させ
る手段として、トランスデューサ20,22を外部磁界
方向に対して角度αだけ傾けて形成することが有効であ
ると考えられる。 【0020】そこで、トランスデューサ20,22と、
短辺[01]軸方向すなわち磁化容易軸とのなす角度
αの異なる静磁波素子10を5種類作製し、角度αと、
信号損失との関係を測定した。図3にその結果を示す。
横軸は角度αを示し、単位は度である。縦軸は信号損失
を示し、単位はdBである。図3に示すように、αを変
化させて、α=−2度,−1度,0度,1度,および2
度の5種類の静磁波素子について、信号損失を測定した
ところ、1度のときの信号損失が最低であった。したが
って、この実施例では、α=1度とした。 【0021】次に、この実施例のYIG単結晶薄膜の自
発磁化の発生方向および磁化容易軸について理論的に説
明する。 【0022】ガーネット構造を有する磁性結晶は、外部
から磁界が印加された場合、結晶対称性上の表記法によ
る立方晶の<111>軸に沿って、自発磁化を発生す
る。また、自発磁化が発生する軸は、外部磁界Hの印加
される方向によって異なり、<111>軸の内のいくつ
かの軸に沿って発生する。なお、この明細書において、
<111>と表記した場合には、[111]軸,[
]軸,[11]軸,[1]軸,[1]軸,
[11]軸,[11]軸,[1]軸を全て含
む。 【0023】本願発明者らは、これらの自発磁化による
磁化ベクトルを合成した方向が、ガーネット構造を有す
る磁性結晶の磁化容易軸と等価になると考えた。たとえ
ば、図4(a),図4(b)に示すように、外部磁界H
を[111]軸に平行に印加すれば、自発磁化は、[1
11]軸,[11]軸,[11]軸,[11]軸
に沿って発生する。そして、磁化容易軸は、これらの4
つのベクトルの合成となるため、外部磁界Hと同じ[1
11]軸となる。 【0024】また、外部磁界Hを[111]軸と[11
]軸とを含む面内(結晶面としては(10)とな
る)で印加すると、磁化容易軸は、外部磁界H方向とは
異なるが、外部磁界Hと同一の(10)平面内に存在
することとなる。この場合、単結晶薄膜の成長面を(
10)とすれば、外部磁界Hをこの単結晶薄膜に平行に
印加したときに、磁化容易軸をこの単結晶薄膜と平行に
存在させることが可能になる。 【0025】同様にして、図5(a),図5(b)に外
部磁界Hを[001]軸方向に印加した場合を示し、図
6(a),図6(b)に外部磁界Hを[110]軸方向
に印加した場合を示す。なお、図6(a),図6(b)
に2点鎖線で示したように、外部磁界Hの印加方向、す
なわち[110]軸方向と垂直になる自発磁化の方向が
存在するが、それらの自発磁化は互いに打ち消しあって
0となる。また、この図6(a),図6(b)に示した
状態が、図1に示した実施例と等価な状態である。これ
らの場合においても、磁化容易軸はそれぞれ外部磁界H
の方向と一致し、上述と同様に単結晶薄膜と平行に磁化
容易軸の存在する面が求められる。 【0026】なお、この実施例の静磁波素子は、(01
1)基板を用いて形成されたが、これに限らず、(00
1)基板を用いて形成されてもよい。この場合には、外
部磁界が[011]軸方向あるいは[100]軸方向に
印加され、静磁波が[01]軸方向あるいは[0
0]軸方向に伝播するように静磁波素子を形成すること
により、上述と同様の効果が得られる。さらに、ガーネ
ット構造を有する磁性単結晶薄膜の材料としては、YI
Gを用いたが、これに限らず、ガーネット構造を有する
磁性材料すべてについて同様の効果が得られることは当
然のことである。また、この実施例において、角度αは
1度であったが、これに限定されるものではなく、外部
磁界Hの強さ、材料の持つ飽和磁界の強さ、入力信号の
周波数、信号強度、さらに、薄膜の厚さなどに応じて最
適値が選択される。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。 【図2】図1に示す実施例の概略的な平面図である。 【図3】図1に示す実施例のトランスデューサと外部磁
界とのなす角度αと、損失特性との関係を示すグラフで
ある。 【図4】(A)は、YIG単結晶の[111]軸方向に
外部磁界をかけたときに発生する自発磁化の方向を示す
図解図である。(B)はその磁化ベクトルの関係を示す
図解図である。 【図5】(A)は、YIG単結晶の[001]軸方向に
外部磁界をかけたときに発生する自発磁化の方向を示す
図解図である。(B)はその磁化ベクトルの関係を示す
図解図である。 【図6】(A)は、YIG単結晶の[110]軸方向に
外部磁界をかけたときに発生する自発磁化の方向を示す
図解図である。(B)はその磁化ベクトルの関係を示す
図解図である。 【符号の説明】 10 静磁波素子 12 GGG単結晶基板 14 YIG単結晶薄膜 16 外部磁界 18 磁化容易軸 20 第1のトランスデューサ 22 第2のトランスデューサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水埜 嗣伸 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社 村田製作所内 (72)発明者 関島 雄徳 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社 村田製作所内 (72)発明者 近川 修 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社 村田製作所内 (72)発明者 鷹木 洋 京都府長岡京市天神2丁目26番10号 株 式会社 村田製作所内 (56)参考文献 特開 昭55−143009(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 10/00 - 10/32 H01F 41/14 - 41/34 H01P 1/20 - 1/219 H01P 7/00 - 7/10 H03H 3/08 - 3/10 H03H 9/25 H03H 9/145

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 その面方向に外部磁界が印加されるガー
    ネット構造を有する磁性単結晶薄膜と、 前記磁性単結晶薄膜の主面に形成され、信号入力のため
    の第1のトランスデューサと、 前記第1のトランスデューサと略平行に前記磁性単結晶
    薄膜の主面に形成され、信号出力のための第2のトラン
    スデューサとを含む静磁波素子であって、 前記第1のトランスデューサおよび前記第2のトランス
    デューサは、磁性単結晶薄膜の磁化容易軸に対して所定
    の角度を持って形成され、 前記磁性単結晶薄膜の面方向に印加される外部磁界の印
    加方向と、前記磁性単結晶薄膜の磁化容易軸の方向と
    は、平行となるように形成 されることを特徴とする、静
    磁波素子。
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