JP3415952B2 - トロリコンベアのチェーンレール - Google Patents

トロリコンベアのチェーンレール

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JP3415952B2
JP3415952B2 JP01700495A JP1700495A JP3415952B2 JP 3415952 B2 JP3415952 B2 JP 3415952B2 JP 01700495 A JP01700495 A JP 01700495A JP 1700495 A JP1700495 A JP 1700495A JP 3415952 B2 JP3415952 B2 JP 3415952B2
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opening
chain rail
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trolley conveyor
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博行 岡田
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トロリコンベアのボッ
クス状のチェーンレールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トロリコンベアのいわゆるZ形ユ
ニバーサルチェーンは、縦ローラと横ローラが交互に組
み合わされ、このようなチェーンの周囲は、例えば図4
に示すようなボックス状のチェーンレール52によって
全長に亘って覆われている。そしてこのチェーンレール
52の下面中央には、搬送物の吊下げ具が通過する溝5
3が設けられ、この溝53を挟んだ左右の下面部上を一
対の縦ローラが走行できるようにされるとともに、所定
の位置には上面部の一部を切り欠いた点検窓54が設け
られ、チェーンレール52内のチェーン51の状態を点
検できるようにしている。そして、この点検窓54は通
常時はカバー55で蓋をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
チェーンレール52の点検窓54は上面だけが開放され
ているため、チェーン51の側面側とか下面側からの状
態の確認が困難であり、また、チェーン51に不具合を
発見した時も、開口部が狭いため修理が難しいという問
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、ボックス状のチェーンレールの一部に上面部
と両側面部を開放した開口部を設け、この開口部周辺に
補強ケースを設けて、この補強ケースの側面壁によって
開口部の両側部を幅広に取り囲むとともに、この補強ケ
ースの上面を着脱自在なカバーで覆うようにした。ま
た、開口部に臨むチェーンレールの上面部と両側面部の
各端部に、開口部側に向けて外側に開く拡開テーパ部を
設けた。
【0005】
【作用】チェーンレールの上面部と両側面部を大きく開
放することで、チェーンの点検を隅々まで念入りに行う
ことができ、また、チェーンに不具合があった時の整備
も楽に行える。この際、開口部における剛性を確保する
ため補強ケースを設け、この補強ケースの側面壁で開口
部の両側部を幅広に取り囲めば、開口部周辺を大きく開
放した状態で剛性の保持が可能となり、点検、整備等に
支障が生じない。また、開口部に臨むチェーンレールの
上面部と両側面部の端部に拡開テーパ部を設ければ、チ
ェーンを整備する時等にチェーンが引出しやすく、しか
もチェーンが走行する際にも引っ掛かりにくくなる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明のチェーンレールの要
部の斜視図、図2は同平面図、図3は同縦断面図であ
る。本発明のチェーンレールは、例えば図1に示すよう
ないわゆるZ形ユニバーサルチェーン1の走行をガイド
すべく、走行経路の全長に亘ってチェーン1の周囲を覆
うべく配設されている。そして、このチェーン1は左右
一対の縦ローラ1a、1aと、横ローラ1bが交互にピ
ンで連結されており、縦ローラ1aの走行は主としてチ
ェーンレール2の下面部2cでガイドし、横ローラ1b
は主としてチェーンレール2の両側面部2b、2bでガ
イドするようにしている。また、チェーンレール2の下
面部2c中央には長手方向に沿って溝3が形成され、搬
送物の吊下げ具が通過できるようにしている。
【0007】このチェーンレール2には、上面部2aと
両側面部2b、2bの一部を切り欠いた開口部4が設け
られている。そして、この開口部4に臨むチェーンレー
ル2の上面部2aと両側面部2b、2bの端部は外側に
向けて開く拡開テーパ部t…とされている。また、開口
部4の両側面には補強ケース5、5が固着され、各補強
ケース5は前後面壁5a、5aと、側面壁5bと、下面
折曲げ壁5c…を備えている。そして、前後面壁5a、
5aの内側端部と、前後の下面折曲げ壁5c、5cの内
側端部が、開口部4を挟む前後のチェーンレール2の各
側面2bに夫々溶着されている。
【0008】また、図3に示すように、チェーンレール
2の下面には、前記溝3を挟んで下面部2cを補強する
ための左右一対の補強プレート6、6が設けられ、これ
ら補強プレート6、6は長手方向に延出して前後の下面
折曲げ壁5c、5c下面に溶着されている。また、補強
ケース5の前後面壁5a、5aの外側上部には、略三角
形状の補強パッチ7…が設けられ、各前後面壁5a、5
aとチェーンレール2の側面部2bの夫々の上部に溶着
されている。更に、この補強パッチ7の外側には、補強
ケース5の張出し端部とチェーンレール2の側面部2b
に溶着される補強トラス8…を設けている。
【0009】そして、このような補強ケース5の上面を
覆うため、図1に示すようなカバー9を設け、図3に示
すような状態で、把手10を持って前後面壁5a、5a
と側面壁5bの上部に嵌合させるようにしている。従っ
て、このカバー9を被せることで、開口部4上面も共に
覆うことができる。
【0010】以上のように構成したチェーンレール2に
おいて、通常は図3に示すように、カバー9によって補
強ケース5の上面を覆っておき、点検、整備等の時にカ
バー9を外して行う。そしてカバー9を外すと、チェー
ンレール2の下面2c以外を大きく開放した開口部4が
現れ、この開口部4を利用して内部のチェーン1の点検
等を行うと、チェーン1の側面側から下面側にかけて隅
々まで点検することができ、不具合を見逃すような虞れ
がない。また、不具合があった時は、不図示の治具で開
口部4からチェーン1を引張り出して不具合箇所を補修
するが、このような作業も楽であり、しかも上面部2
a、側面部2b端部の拡開テーパ部tによってチェーン
1の引出し、収納も容易である。
【0011】そして、点検、修理等が終えるとチェーン
1をチェーンレール2内に戻した後、再びカバー9で蓋
をしチェーン1を走行駆動するが、この際、前記拡開テ
ーパ部tによってチェーン1が引っ掛かるような不具合
がない。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明のチェーンレール
は、チェーンレールの一部の下面部以外の大部分を開放
して、全体の状態を容易に目視確認できるようにしたた
め、異常部分の発見が確実になり、しかも修理作業を容
易に行うことができる。しかも、この開口部によって低
下した剛性は補強ケースによって補うことができる。ま
た、開口部に臨むチェーンレールの上面部と両側面部に
拡開テーパ部を設けることで、修理等に伴ってチェーン
を引出す作業が楽になり、しかも通常走行時にチェーン
が引っ掛かるような不具合がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチェーンレールの要部を示す斜視図
【図2】同平面図
【図3】同縦断面図
【図4】チェーンレールの従来図
【符号の説明】
1…チェーン、2…チェーンレール、2a…上面部、2
b…側面部、2c…下面部、4…開口部、5…補強ケー
ス、5b…側面壁、9…カバー、t…拡開テーパ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 21/22 B65G 17/20 B65G 17/38

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベアチェーンの周囲を全長に亘って
    覆うボックス状のチェーンレールの一部に上面部と両側
    面部を開放した開口部を設け、この開口部周辺に補強ケ
    ースを設けて、この補強ケースの側面壁によって開口部
    の両側部を幅広に取り囲むとともに、この補強ケースの
    上面を着脱自在なカバーで覆うようにしたことを特徴と
    するトロリコンベアのチェーンレール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のトロリコンベアのチェ
    ーンレールにおいて、前記開口部に臨むチェーンレール
    の上面部と両側面部の各端部には、開口部側に向けて外
    側に開く拡開テーパ部が設けられたことを特徴とするト
    ロリコンベアのチェーンレール。
JP01700495A 1995-02-03 1995-02-03 トロリコンベアのチェーンレール Expired - Fee Related JP3415952B2 (ja)

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