JP3414827B2 - シリカにより強化されたトレッドを有するタイヤ - Google Patents
シリカにより強化されたトレッドを有するタイヤInfo
- Publication number
- JP3414827B2 JP3414827B2 JP06500794A JP6500794A JP3414827B2 JP 3414827 B2 JP3414827 B2 JP 3414827B2 JP 06500794 A JP06500794 A JP 06500794A JP 6500794 A JP6500794 A JP 6500794A JP 3414827 B2 JP3414827 B2 JP 3414827B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silica
- phr
- rubber
- carbon black
- tire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K3/00—Use of inorganic substances as compounding ingredients
- C08K3/34—Silicon-containing compounds
- C08K3/36—Silica
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
- C08L9/06—Copolymers with styrene
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/54—Silicon-containing compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L7/00—Compositions of natural rubber
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S152/00—Resilient tires and wheels
- Y10S152/905—Tread composition
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Tires In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリカによって強化され
たゴムトレッドを有するタイヤに関する。一面におい
て、トレッドは定量のシリカまたはシリカとカーボンブ
ラックとの組み合わせによって強化された特定の複数の
成分ゴムブレンドを含んで成る。
たゴムトレッドを有するタイヤに関する。一面におい
て、トレッドは定量のシリカまたはシリカとカーボンブ
ラックとの組み合わせによって強化された特定の複数の
成分ゴムブレンドを含んで成る。
【0002】
【従来の技術】空気入りゴムタイヤは、種々のゴムのブ
レンドであることができるゴムトレッドであって、典型
的にカーボンブラックによって強化されたもので慣用的
に製造される。
レンドであることができるゴムトレッドであって、典型
的にカーボンブラックによって強化されたもので慣用的
に製造される。
【0003】一面において、ゴムは、望まれるタイヤト
レッド特性並びに殊にころがり抵抗、けん引及び耐摩耗
性を主としたタイヤトレッド特性のバランスを達成する
目的のために評価され、選択されそしてブレンドされ
る。
レッド特性並びに殊にころがり抵抗、けん引及び耐摩耗
性を主としたタイヤトレッド特性のバランスを達成する
目的のために評価され、選択されそしてブレンドされ
る。
【0004】タイヤ及び特にタイヤトレッドのような用
途を含むゴムを利用する種々の用途のために、実質的な
量の強化充填剤を含む硫黄硬化ゴムが利用される。カー
ボンブラックはそのような目的のために慣用的に使用さ
れ、そして硫黄硬化ゴムのために通常良好な物理的特性
を与えるか高める。粒状シリカもときどき、特にシリカ
がカップリング剤と結合して使用されるときにそのよう
な目的のために使用される。いくつかの場合にはシリカ
とカーボンブラックとの組み合わせがタイヤ用トレッド
を含む種々のゴム製品のための強化充填剤に利用され
る。
途を含むゴムを利用する種々の用途のために、実質的な
量の強化充填剤を含む硫黄硬化ゴムが利用される。カー
ボンブラックはそのような目的のために慣用的に使用さ
れ、そして硫黄硬化ゴムのために通常良好な物理的特性
を与えるか高める。粒状シリカもときどき、特にシリカ
がカップリング剤と結合して使用されるときにそのよう
な目的のために使用される。いくつかの場合にはシリカ
とカーボンブラックとの組み合わせがタイヤ用トレッド
を含む種々のゴム製品のための強化充填剤に利用され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】慣例的に、もしシリカ
がカップリング剤なしで使用されるとカーボンブラック
はシリカよりもより効果的なゴムタイヤ用強化充填剤で
あると見なされるということを理解することが重要であ
る。
がカップリング剤なしで使用されるとカーボンブラック
はシリカよりもより効果的なゴムタイヤ用強化充填剤で
あると見なされるということを理解することが重要であ
る。
【0006】実際に、少なくともカーボンブラックとの
比較では、もしシリカがカップリング剤なしで使用され
るなら、シリカをタイヤトレッドを含むほとんどの目的
のためのゴム用強化充填剤ならしめるためのシリカ粒子
とゴムエラストマーとの間の物理的及び/または化学的
結合が欠如しているかまたは少なくとも不十分な程度で
ある傾向がある。そのような欠点を克服するために種々
の処理及び手順が工夫されているが、シリカ表面及びゴ
ムエラストマー分子双方と反応できる化合物、すなわち
そのような技術分野においてカップリング剤またはカッ
プラーとして一般に公知の化合物がしばしば使用され
る。例えば、そのようなカップリング剤はシリカ粒子と
予備混合若しくは予備反応されることができ、またはゴ
ム/シリカ加工若しくは混合段階の間にゴム混合物に添
加され得る。もしカップリング剤及びシリカがゴム/シ
リカ混合または加工段階の間にゴム混合物に別々に添加
されるのなら、カップリング剤は次にその場でシリカと
化合すると考えられる。
比較では、もしシリカがカップリング剤なしで使用され
るなら、シリカをタイヤトレッドを含むほとんどの目的
のためのゴム用強化充填剤ならしめるためのシリカ粒子
とゴムエラストマーとの間の物理的及び/または化学的
結合が欠如しているかまたは少なくとも不十分な程度で
ある傾向がある。そのような欠点を克服するために種々
の処理及び手順が工夫されているが、シリカ表面及びゴ
ムエラストマー分子双方と反応できる化合物、すなわち
そのような技術分野においてカップリング剤またはカッ
プラーとして一般に公知の化合物がしばしば使用され
る。例えば、そのようなカップリング剤はシリカ粒子と
予備混合若しくは予備反応されることができ、またはゴ
ム/シリカ加工若しくは混合段階の間にゴム混合物に添
加され得る。もしカップリング剤及びシリカがゴム/シ
リカ混合または加工段階の間にゴム混合物に別々に添加
されるのなら、カップリング剤は次にその場でシリカと
化合すると考えられる。
【0007】特に、そのようなカップリング剤は、シリ
カ表面と反応可能な構成成分または部分(シラン部)及
びゴム特に炭素−炭素二重結合または不飽和を含む硫黄
加硫ゴムと反応可能な構成成分または部分から成る。こ
のように、カップリング剤はシリカとゴムとの間の連結
橋として働き、そしてそれによってシリカのゴム強化の
面を高める。
カ表面と反応可能な構成成分または部分(シラン部)及
びゴム特に炭素−炭素二重結合または不飽和を含む硫黄
加硫ゴムと反応可能な構成成分または部分から成る。こ
のように、カップリング剤はシリカとゴムとの間の連結
橋として働き、そしてそれによってシリカのゴム強化の
面を高める。
【0008】一面において、カップリング剤のシランは
明らかにシリカ表面への結合を、多分加水分解を通じて
形成し、そしてカップリング剤のゴム活性成分はゴム自
体と化合する。通常カップリング剤のゴム反応性の成分
は温度に感受性であり、そしてゴム/シリカ/カップリ
ング剤混合段階に続く最後のそしてより高い温度の硫黄
加硫段階の間、したがって、カップリング剤のシラン基
がシリカと化合した後にゴムと化合する傾向にある。し
かし、カップリング剤の典型的な熱感受性に部分的に起
因して、ある程度の化合または結合は、加硫段階以前の
初期のゴム/シリカ/カップリング剤混合段階中にカッ
プリング剤のゴム−反応性成分とゴムとの間に起こり得
る。
明らかにシリカ表面への結合を、多分加水分解を通じて
形成し、そしてカップリング剤のゴム活性成分はゴム自
体と化合する。通常カップリング剤のゴム反応性の成分
は温度に感受性であり、そしてゴム/シリカ/カップリ
ング剤混合段階に続く最後のそしてより高い温度の硫黄
加硫段階の間、したがって、カップリング剤のシラン基
がシリカと化合した後にゴムと化合する傾向にある。し
かし、カップリング剤の典型的な熱感受性に部分的に起
因して、ある程度の化合または結合は、加硫段階以前の
初期のゴム/シリカ/カップリング剤混合段階中にカッ
プリング剤のゴム−反応性成分とゴムとの間に起こり得
る。
【0009】カップリング剤のゴム−反応性基成分は、
例えばメルカプト、アミノ、ビニル、エポキシ、及び硫
黄基のような1以上の基でありことができ、好ましくは
硫黄またはメルカプト部分そしてさらに好ましくは硫黄
である。
例えばメルカプト、アミノ、ビニル、エポキシ、及び硫
黄基のような1以上の基でありことができ、好ましくは
硫黄またはメルカプト部分そしてさらに好ましくは硫黄
である。
【0010】例えばビス−(3−トリエトキシシリルプ
ロピル)テトラスルフィドの如きポリスルフィド成分ま
たは構造を含むシランカップリング剤のような多くのカ
ップリング剤がシリカとゴムとの化合における用途のた
めに教示されている。
ロピル)テトラスルフィドの如きポリスルフィド成分ま
たは構造を含むシランカップリング剤のような多くのカ
ップリング剤がシリカとゴムとの化合における用途のた
めに教示されている。
【0011】シリカ強化タイヤトレッドのために、米国
特許第5,066,721号はその表3(15欄)中の比
較試験例1において50部のシリカを含むタイヤトレッ
ド用の溶液重合で製造されたSBRの使用を開示する。
表4(17欄)はタイヤの製造を例示する。EPO出願
第501227−Aもシリカ強化された溶液重合で製造
されたSBRの使用を開示し、乳化重合で製造されたS
BRよりも溶液重合で製造されたSBRが選ばれる。米
国特許第4,519,430号は、溶液または乳化重合S
BR、並びに所望によってポリブタジエンゴム及び/ま
たはポリイソプレンゴムをシリカとカーボンブラックと
の混合物と共に含み、シリカがシリカ/カーボンブラッ
ク強化充填剤の主成分として要求される、シリカに富ん
だタイヤトレッドを開示する。
特許第5,066,721号はその表3(15欄)中の比
較試験例1において50部のシリカを含むタイヤトレッ
ド用の溶液重合で製造されたSBRの使用を開示する。
表4(17欄)はタイヤの製造を例示する。EPO出願
第501227−Aもシリカ強化された溶液重合で製造
されたSBRの使用を開示し、乳化重合で製造されたS
BRよりも溶液重合で製造されたSBRが選ばれる。米
国特許第4,519,430号は、溶液または乳化重合S
BR、並びに所望によってポリブタジエンゴム及び/ま
たはポリイソプレンゴムをシリカとカーボンブラックと
の混合物と共に含み、シリカがシリカ/カーボンブラッ
ク強化充填剤の主成分として要求される、シリカに富ん
だタイヤトレッドを開示する。
【0012】シリカ及びシリカ強化タイヤトレッドに関
する他の米国特許は、米国特許第3,451,458号、
3,664,403号、3,768,537号、3,884,
285号、3,938,574号、4,482,663号、
4,590,052号、5,089,554号及び英国1,
424,503号を含む。
する他の米国特許は、米国特許第3,451,458号、
3,664,403号、3,768,537号、3,884,
285号、3,938,574号、4,482,663号、
4,590,052号、5,089,554号及び英国1,
424,503号を含む。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明にしたがって、ゴ
ム100重量部基準で (A)(i)スチレン約30〜約45%を含む乳化重合
によって製造されたスチレン/ブタジエンコポリマーゴ
ム約10〜約80phr、好ましくは約15〜約60p
hr (ii)イソプレン約30〜約70重量%、好ましくは約
40〜約60重量%を含むイソプレン/ブタジエンコポ
リマーゴム約10〜約60phr、好ましくは約35〜
約50phr (iii)シス1,4-ポリブタジエンゴム約15〜約30
phr、及び (iv)シス1,4-ポリイソプレン天然ゴム約0〜約15
phr、好ましくは約5〜約15phrを含んで成るジ
エンを基本としたエラストマー (B)粒状シリカ約50〜約110phr、好ましくは
約60〜約85phr (C)二酸化ケイ素と反応性のシラン部分及び前記エラ
ストマーと反応性の硫黄部分を有し、シリカのカップリ
ング剤に対する重量比が約7/1〜約15/1である少
なくとも1つのシリカカップリング剤、並びに (D)カーボンブラック約0〜約50phr(ただし、
もしカーボンブラックが使用されるならシリカのカーボ
ンブラックに対する重量比が少なくとも1/1、好まし
くは少なくとも4/1であり、もしカーボンブラックが
使用されるならシリカ及びカーボンブラックの全量が約
60〜約120phr、好ましくは約70〜約90ph
rである。) を含んで成る硫黄で加硫されたトレッドを有する空気入
りタイヤが提供される。
ム100重量部基準で (A)(i)スチレン約30〜約45%を含む乳化重合
によって製造されたスチレン/ブタジエンコポリマーゴ
ム約10〜約80phr、好ましくは約15〜約60p
hr (ii)イソプレン約30〜約70重量%、好ましくは約
40〜約60重量%を含むイソプレン/ブタジエンコポ
リマーゴム約10〜約60phr、好ましくは約35〜
約50phr (iii)シス1,4-ポリブタジエンゴム約15〜約30
phr、及び (iv)シス1,4-ポリイソプレン天然ゴム約0〜約15
phr、好ましくは約5〜約15phrを含んで成るジ
エンを基本としたエラストマー (B)粒状シリカ約50〜約110phr、好ましくは
約60〜約85phr (C)二酸化ケイ素と反応性のシラン部分及び前記エラ
ストマーと反応性の硫黄部分を有し、シリカのカップリ
ング剤に対する重量比が約7/1〜約15/1である少
なくとも1つのシリカカップリング剤、並びに (D)カーボンブラック約0〜約50phr(ただし、
もしカーボンブラックが使用されるならシリカのカーボ
ンブラックに対する重量比が少なくとも1/1、好まし
くは少なくとも4/1であり、もしカーボンブラックが
使用されるならシリカ及びカーボンブラックの全量が約
60〜約120phr、好ましくは約70〜約90ph
rである。) を含んで成る硫黄で加硫されたトレッドを有する空気入
りタイヤが提供される。
【0014】本発明の一面において、ゴム100重量部
基準で (A)(i)スチレン約30〜約45%を含む乳化重合
によって製造されたスチレン/ブタジエンコポリマーゴ
ム約15〜約60phr、好ましくは約15〜約35p
hr (ii)イソプレン約30〜約70重量%,好ましくは約
40〜約60重量%を含むイソプレン/ブタジエンコポ
リマーゴム約35〜約50phr (iii)シス1,4-ポリブタジエンゴム約15〜約30
phr、及び (iv)シス1,4-ポリイソプレン天然ゴム約5〜約15
phrを含んで成るジエンを基本としたエラストマー (B)粒状シリカ約50〜約85phr、好ましくは約
60〜約85phr (C)二酸化ケイ素と反応性のシラン部分及び前記エラ
ストマーと反応性の硫黄部分を有し、シリカのカップリ
ング剤に対する重量比が約7/1〜約15/1である少
なくとも1つのシリカカップリング剤 (D)カーボンブラック約0〜約50phr(ただし、
もしカーボンブラックが使用されるならシリカのカーボ
ンブラックに対する重量比が少なくとも1/1、好まし
くは少なくとも4/1そしていくつかの用途については
少なくとも10/1であり、もしカーボンブラックが使
用されるならシリカ及びカーボンブラックの全量が約6
0〜約120phr、好ましくは約70〜約90phr
である。) を含んで成る硫黄で加硫されたトレッドを有する空気入
りタイヤが提供される。
基準で (A)(i)スチレン約30〜約45%を含む乳化重合
によって製造されたスチレン/ブタジエンコポリマーゴ
ム約15〜約60phr、好ましくは約15〜約35p
hr (ii)イソプレン約30〜約70重量%,好ましくは約
40〜約60重量%を含むイソプレン/ブタジエンコポ
リマーゴム約35〜約50phr (iii)シス1,4-ポリブタジエンゴム約15〜約30
phr、及び (iv)シス1,4-ポリイソプレン天然ゴム約5〜約15
phrを含んで成るジエンを基本としたエラストマー (B)粒状シリカ約50〜約85phr、好ましくは約
60〜約85phr (C)二酸化ケイ素と反応性のシラン部分及び前記エラ
ストマーと反応性の硫黄部分を有し、シリカのカップリ
ング剤に対する重量比が約7/1〜約15/1である少
なくとも1つのシリカカップリング剤 (D)カーボンブラック約0〜約50phr(ただし、
もしカーボンブラックが使用されるならシリカのカーボ
ンブラックに対する重量比が少なくとも1/1、好まし
くは少なくとも4/1そしていくつかの用途については
少なくとも10/1であり、もしカーボンブラックが使
用されるならシリカ及びカーボンブラックの全量が約6
0〜約120phr、好ましくは約70〜約90phr
である。) を含んで成る硫黄で加硫されたトレッドを有する空気入
りタイヤが提供される。
【0015】本明細書中において使用され慣用される用
語「phr」は「ゴム100重量部当たりのそれぞれの
材料の部数」を意味する。
語「phr」は「ゴム100重量部当たりのそれぞれの
材料の部数」を意味する。
【0016】4成分から成るゴムブレンドは、実質的な
量のシリカ強化材を含むタイヤトレッドの特性を高める
ために計画された本発明の重要な特徴である。
量のシリカ強化材を含むタイヤトレッドの特性を高める
ために計画された本発明の重要な特徴である。
【0017】一面において、乳化重合スチレン/ブタジ
エン(E−SBR)は中〜比較的高いスチレン含量を有
することが要求される。そのようなSBRは本明細書中
においてE−SBRと呼ばれる。E−SBRのための比
較的高いスチレン含量はタイヤトレッドのためのけん引
またはスキッド抵抗を高めるために有益であると考えら
れる。乳化重合により製造されたSBR自身の存在は、
特に溶液重合により製造されたSBRの利用と比べて未
硬化エラストマー組成物混合物の加工性を高めるために
有益であると考えられる。
エン(E−SBR)は中〜比較的高いスチレン含量を有
することが要求される。そのようなSBRは本明細書中
においてE−SBRと呼ばれる。E−SBRのための比
較的高いスチレン含量はタイヤトレッドのためのけん引
またはスキッド抵抗を高めるために有益であると考えら
れる。乳化重合により製造されたSBR自身の存在は、
特に溶液重合により製造されたSBRの利用と比べて未
硬化エラストマー組成物混合物の加工性を高めるために
有益であると考えられる。
【0018】乳化重合により製造されたSBRとは、ス
チレン及び1,3−ブタジエンが水性エマルジョンとし
て共重合されることを意味する。そのようなものはその
ような技術分野における当業者に周知である。
チレン及び1,3−ブタジエンが水性エマルジョンとし
て共重合されることを意味する。そのようなものはその
ような技術分野における当業者に周知である。
【0019】イソプレン/ブタジエンコポリマーゴム
(IBR)は、それらの硬化試料が弾性反発値によって
証明されるような適切なより低いヒステリシスを示すこ
とによって予想できる根拠によっても証明されるよう
に、タイヤのころがり抵抗を減じるために有益であると
考えられる。
(IBR)は、それらの硬化試料が弾性反発値によって
証明されるような適切なより低いヒステリシスを示すこ
とによって予想できる根拠によっても証明されるよう
に、タイヤのころがり抵抗を減じるために有益であると
考えられる。
【0020】IBRは、例えばその未硬化状態において
約−20℃〜約−50℃の望まれるTg範囲を達成する
ための適切な重合条件下におけるイソプレンと1,3−
ブタジエンとの溶液重合で便利に製造し得る。Tgはガ
ラス転移温度を意味し、10℃/分の加熱速度において
示差走査熱量計によって便利に決定できる。
約−20℃〜約−50℃の望まれるTg範囲を達成する
ための適切な重合条件下におけるイソプレンと1,3−
ブタジエンとの溶液重合で便利に製造し得る。Tgはガ
ラス転移温度を意味し、10℃/分の加熱速度において
示差走査熱量計によって便利に決定できる。
【0021】シス1,4−ポリブタジエンゴム(BR)
はタイヤトレッドの耐磨耗性またはトレッド耐磨耗性を
高めるために有益であると考えられる。
はタイヤトレッドの耐磨耗性またはトレッド耐磨耗性を
高めるために有益であると考えられる。
【0022】そのようなBRは例えば1,3−ブタジエ
ンの有機溶液重合によって製造できる。
ンの有機溶液重合によって製造できる。
【0023】BRは、少なくとも90%のシス1,4−
含量を有することを慣用的に特徴とし得る。
含量を有することを慣用的に特徴とし得る。
【0024】シス1,4−ポリイソプレン天然ゴムはゴ
ム技術分野における当業者に周知である。
ム技術分野における当業者に周知である。
【0025】このように、本発明の実施において、ゴム
ブレンドのためのシリカの強化効果のためにシリカ強化
材に頼った、また次にシリカカップリング剤に頼った均
合のとれた4成分または3成分のゴムブレンドが提供さ
れる。
ブレンドのためのシリカの強化効果のためにシリカ強化
材に頼った、また次にシリカカップリング剤に頼った均
合のとれた4成分または3成分のゴムブレンドが提供さ
れる。
【0026】他の面において、そのような硫黄加硫され
たゴムトレッドがカーボンブラックをも含むときは、シ
リカのカーボンブラックに対する重量比は少なくとも約
1.5/1、好ましくは少なくとも約4/1であり、い
くつかの用途のためには少なくとも10/1である。
たゴムトレッドがカーボンブラックをも含むときは、シ
リカのカーボンブラックに対する重量比は少なくとも約
1.5/1、好ましくは少なくとも約4/1であり、い
くつかの用途のためには少なくとも10/1である。
【0027】ゴム配合用途において使用される慣用的に
採用されるケイ酸質顔料は本発明のシリカとして使用で
きる。ケイ酸質顔料は熱分解法及び沈降ケイ酸質顔料
(シリカ)を含むが、沈降シリカが好ましい。
採用されるケイ酸質顔料は本発明のシリカとして使用で
きる。ケイ酸質顔料は熱分解法及び沈降ケイ酸質顔料
(シリカ)を含むが、沈降シリカが好ましい。
【0028】本発明において好ましくは採用されるケイ
酸質顔料は、例えばケイ酸ナトリウムの如き溶解性シリ
ケートの酸性化によって得られるもののような沈降シリ
カである。
酸質顔料は、例えばケイ酸ナトリウムの如き溶解性シリ
ケートの酸性化によって得られるもののような沈降シリ
カである。
【0029】ケイ酸質顔料(シリカ)は例えば50〜1
0,000オングストローム、好ましくは50〜400
オングストロームの範囲の極限粒子サイズを有するべき
である。窒素ガスを使用して測定された顔料のBET表
面積は好ましくは約100〜約200、さらに好ましく
は約120〜約180m2/gである。表面積の測定の
BET法はジャーナル オブ アメリカンケミカルソサイ
エティー第60巻、304頁(1930年)に記述され
ている。
0,000オングストローム、好ましくは50〜400
オングストロームの範囲の極限粒子サイズを有するべき
である。窒素ガスを使用して測定された顔料のBET表
面積は好ましくは約100〜約200、さらに好ましく
は約120〜約180m2/gである。表面積の測定の
BET法はジャーナル オブ アメリカンケミカルソサイ
エティー第60巻、304頁(1930年)に記述され
ている。
【0030】また、シリカは典型的に約200〜約40
0、通常は約250〜約300の範囲のジブチルフタレ
ート(DBP)吸収値を有する。
0、通常は約250〜約300の範囲のジブチルフタレ
ート(DBP)吸収値を有する。
【0031】シリカは例えば約0.01〜0.05ミクロ
ンの範囲の電子顕微鏡によって測定される極限粒子サイ
ズを有すると期待され得るが、シリカ粒子はサイズにお
いてより小さくても良い。
ンの範囲の電子顕微鏡によって測定される極限粒子サイ
ズを有すると期待され得るが、シリカ粒子はサイズにお
いてより小さくても良い。
【0032】ゴムと混合する前及び後のシリカの「投影
(projected)」面積は、しばしば種々のシリカを特徴
づけるのに適切であると教示されているが、シリカの投
影面積の電子顕微鏡定量は試料調整に大きく依存してい
ると考えられるので適切な試料調整が計画されていない
限りそのような特徴づけは不十分であり、または、信頼
できない。調整変数は試料容器の大きさ及び混合エネル
ギーを含み、並びに全くの細部において透明であること
が要求される。
(projected)」面積は、しばしば種々のシリカを特徴
づけるのに適切であると教示されているが、シリカの投
影面積の電子顕微鏡定量は試料調整に大きく依存してい
ると考えられるので適切な試料調整が計画されていない
限りそのような特徴づけは不十分であり、または、信頼
できない。調整変数は試料容器の大きさ及び混合エネル
ギーを含み、並びに全くの細部において透明であること
が要求される。
【0033】種々の商業的に入手できるシリカ、例え
ば、例示のためのみであり限定ではなく210、243
等の名称のHi−Silの商標でPPGインダストリー
ズから商業的に入手できるシリカ、Z1165MP及び
Z165GRの名称でローン−ポウレック(Rhone-Poul
ec)から入手できるシリカ、VN2及びVN3等の名称
でデグサ(Degussa)AGから入手できるシリカなどが
本発明において使用のために考慮し得る。ローンポウレ
ックZ1165MPシリカは好ましいシリカであり、報
告されているようにBET表面積約160〜170及び
DBP値約250〜290及び実質的に球形を有するこ
とを特徴とする。
ば、例示のためのみであり限定ではなく210、243
等の名称のHi−Silの商標でPPGインダストリー
ズから商業的に入手できるシリカ、Z1165MP及び
Z165GRの名称でローン−ポウレック(Rhone-Poul
ec)から入手できるシリカ、VN2及びVN3等の名称
でデグサ(Degussa)AGから入手できるシリカなどが
本発明において使用のために考慮し得る。ローンポウレ
ックZ1165MPシリカは好ましいシリカであり、報
告されているようにBET表面積約160〜170及び
DBP値約250〜290及び実質的に球形を有するこ
とを特徴とする。
【0034】トレッドゴムのゴム組成物は、例えば種々
の硫黄加硫可能な成分ゴムを、例えば硫黄のような硬化
助剤、活性剤、遅延剤及び促進剤、油のような加工添加
剤、粘着樹脂を含む樹脂、シリカ、並びに可塑剤、充填
剤、顔料、脂肪酸、二酸化亜鉛、ワックス、抗酸化剤及
びオゾン亀裂防止剤、しゃく解剤及び例えばカーボンブ
ラックのような強化材のような種々の慣用的に使用され
る添加材料と混合するような、ゴム配合技術分野におい
て一般に公知の方法によって配合されるだろうことは本
技術分野の当業者によって容易に理解される。本技術分
野における当業者に公知のように、硫黄加硫可能及び硫
黄加硫された材料(ゴム)の予定された用途に依存し
て、上記の添加物は選択されそして慣用的な量で普通に
使用される。
の硫黄加硫可能な成分ゴムを、例えば硫黄のような硬化
助剤、活性剤、遅延剤及び促進剤、油のような加工添加
剤、粘着樹脂を含む樹脂、シリカ、並びに可塑剤、充填
剤、顔料、脂肪酸、二酸化亜鉛、ワックス、抗酸化剤及
びオゾン亀裂防止剤、しゃく解剤及び例えばカーボンブ
ラックのような強化材のような種々の慣用的に使用され
る添加材料と混合するような、ゴム配合技術分野におい
て一般に公知の方法によって配合されるだろうことは本
技術分野の当業者によって容易に理解される。本技術分
野における当業者に公知のように、硫黄加硫可能及び硫
黄加硫された材料(ゴム)の予定された用途に依存し
て、上記の添加物は選択されそして慣用的な量で普通に
使用される。
【0035】もし使用されるなら、本発明の目的のため
のカーボンブラックの典型的な添加は本明細書中におい
て前述した。もし使用されるなら粘着樹脂の量は約0.
5〜約10phr、通常約1〜約5phrを構成する。
加工助剤の典型的な量は約1〜約50phrを構成す
る。そのような加工助剤は例えば芳香族、ナフテン性、
及び/またはパラフィン性加工油を含む。抗酸化剤の典
型的な量は約1〜約5phrを構成する。代表的な抗酸
化剤は例えばジフェニル−p−フェニレンジアミン及び
例えばバンタービルトラバーハンドブック(Vanderbilt
Rubber Handbook)(1978年)の344〜346頁
に開示されるような他のものであり得る。オゾン亀裂防
止剤の典型的な量は約1〜5phrを構成する。もし使
用されるならステアリン酸を含むことができる脂肪酸の
典型的な量は約0.5〜約3phrを構成する。二酸化
亜鉛の典型的な量は約2〜約5phrを構成する。ワッ
クスの典型的な量は約1〜約5phrを構成する。しば
しばマイクロクリスタリンワックスが使用される。しゃ
く解剤の典型的な量は約0.1〜約1phrを構成す
る。典型的なしゃく解剤は例えばペンタクロロチオフェ
ノール及びジベンザミドジフェニルジスルフィドであり
得る。
のカーボンブラックの典型的な添加は本明細書中におい
て前述した。もし使用されるなら粘着樹脂の量は約0.
5〜約10phr、通常約1〜約5phrを構成する。
加工助剤の典型的な量は約1〜約50phrを構成す
る。そのような加工助剤は例えば芳香族、ナフテン性、
及び/またはパラフィン性加工油を含む。抗酸化剤の典
型的な量は約1〜約5phrを構成する。代表的な抗酸
化剤は例えばジフェニル−p−フェニレンジアミン及び
例えばバンタービルトラバーハンドブック(Vanderbilt
Rubber Handbook)(1978年)の344〜346頁
に開示されるような他のものであり得る。オゾン亀裂防
止剤の典型的な量は約1〜5phrを構成する。もし使
用されるならステアリン酸を含むことができる脂肪酸の
典型的な量は約0.5〜約3phrを構成する。二酸化
亜鉛の典型的な量は約2〜約5phrを構成する。ワッ
クスの典型的な量は約1〜約5phrを構成する。しば
しばマイクロクリスタリンワックスが使用される。しゃ
く解剤の典型的な量は約0.1〜約1phrを構成す
る。典型的なしゃく解剤は例えばペンタクロロチオフェ
ノール及びジベンザミドジフェニルジスルフィドであり
得る。
【0036】加硫は硫黄加硫剤の存在下に行われる。適
切な硫黄加硫剤の例は元素硫黄(遊離硫黄)または硫黄
付与加硫剤、例えばアミンジスルフィド、高分子ポリス
ルフィド、または硫黄オレフィン付加物を含む。好まし
くは、硫黄加硫剤は元素硫黄である。本技術分野の当業
者に公知のように、硫黄加硫剤は約0.5〜約4phr
の範囲の量で、またはいくつかの環境においては約8p
hrまでの量で使用され、約1.5〜約2.5の範囲とき
どきは2〜2.5の範囲が好ましい。
切な硫黄加硫剤の例は元素硫黄(遊離硫黄)または硫黄
付与加硫剤、例えばアミンジスルフィド、高分子ポリス
ルフィド、または硫黄オレフィン付加物を含む。好まし
くは、硫黄加硫剤は元素硫黄である。本技術分野の当業
者に公知のように、硫黄加硫剤は約0.5〜約4phr
の範囲の量で、またはいくつかの環境においては約8p
hrまでの量で使用され、約1.5〜約2.5の範囲とき
どきは2〜2.5の範囲が好ましい。
【0037】促進剤は加硫のために要求される時間及び
/または温度を制御するため並びに加硫物の特性を改善
するために使用される。遅延剤も加硫速度のために使用
される。一態様において、単一の促進剤系、すなわち一
次促進剤が使用され得る。慣用的に及び好ましくは、一
次促進剤が約0.5〜約4、好ましくは約0.8〜約1.
5の範囲の全量で用いられる。他の態様において、一次
及び/または二次促進剤の組み合わせが使用されること
ができ、二次促進剤は約0.05〜約3phrの量で例
えば加硫物の特性を活性化しそして改善するために使用
され得る。これらの促進剤の組み合わせは最終特性上に
相乗効果を生ずると期待され、どちらかの促進剤単独の
使用によって生じたものよりもいくらか良好である。さ
らに、普通の加工温度においては影響されないが、通常
の加硫温度においては満足な硬化を生ずる遅効性(dela
yed action)促進剤も使用され得る。本発明において使
用され得る適切なタイプの促進剤はアミン類、ジスルフ
ィ類ド、グアニジン類、チオウレア類、チアゾール類、
チウラム類、スルフェンアミド類、ジチオカルバメート
類及びキサンタン類である。好ましくは一次促進剤はス
ルフェンアミドである。もし二次促進剤が使用されるな
ら、二次促進剤は好ましくはグアニジン、ジチオカルバ
メートまたはチウラム化合物である。硫黄加硫剤及び促
進剤の存在と相対量は、カップリング剤との組み合わせ
における強化充填剤としてのシリカの使用にさらに第一
に関する本発明の一面であるとはみなされない。
/または温度を制御するため並びに加硫物の特性を改善
するために使用される。遅延剤も加硫速度のために使用
される。一態様において、単一の促進剤系、すなわち一
次促進剤が使用され得る。慣用的に及び好ましくは、一
次促進剤が約0.5〜約4、好ましくは約0.8〜約1.
5の範囲の全量で用いられる。他の態様において、一次
及び/または二次促進剤の組み合わせが使用されること
ができ、二次促進剤は約0.05〜約3phrの量で例
えば加硫物の特性を活性化しそして改善するために使用
され得る。これらの促進剤の組み合わせは最終特性上に
相乗効果を生ずると期待され、どちらかの促進剤単独の
使用によって生じたものよりもいくらか良好である。さ
らに、普通の加工温度においては影響されないが、通常
の加硫温度においては満足な硬化を生ずる遅効性(dela
yed action)促進剤も使用され得る。本発明において使
用され得る適切なタイプの促進剤はアミン類、ジスルフ
ィ類ド、グアニジン類、チオウレア類、チアゾール類、
チウラム類、スルフェンアミド類、ジチオカルバメート
類及びキサンタン類である。好ましくは一次促進剤はス
ルフェンアミドである。もし二次促進剤が使用されるな
ら、二次促進剤は好ましくはグアニジン、ジチオカルバ
メートまたはチウラム化合物である。硫黄加硫剤及び促
進剤の存在と相対量は、カップリング剤との組み合わせ
における強化充填剤としてのシリカの使用にさらに第一
に関する本発明の一面であるとはみなされない。
【0038】上記の添加剤の存在と相対量は、シリカ及
びシリカカップリング剤との組み合わせにおけるタイヤ
トレッド中のゴムの特定のブレンドの利用にさらに第一
に関する本発明の一面とはみなされない。
びシリカカップリング剤との組み合わせにおけるタイヤ
トレッド中のゴムの特定のブレンドの利用にさらに第一
に関する本発明の一面とはみなされない。
【0039】タイヤは本技術分野における当業者に容易
に明らかな種々の方法によって造られ、造形され、成形
されそして硬化されることができる。
に明らかな種々の方法によって造られ、造形され、成形
されそして硬化されることができる。
【0040】本発明は次の実施例の参照によってより良
く理解され得る。実施例において部及び百分率は他に示
さない限り重量による。
く理解され得る。実施例において部及び百分率は他に示
さない限り重量による。
【0041】
【実施例I】4成分ゴム組成物(配合ゴム)をE−SB
Rと比較的高いスチレン含量のイソプレン/ブタジエン
コポリマーゴム(IBR)、シス1,4−ポリブタジエ
ンゴム(BR)及びシス1,4−ポリイソプレン天然ゴ
ム(NR)とのブレンドで製造し、そして本明細書中で
試料Xと呼ぶ。
Rと比較的高いスチレン含量のイソプレン/ブタジエン
コポリマーゴム(IBR)、シス1,4−ポリブタジエ
ンゴム(BR)及びシス1,4−ポリイソプレン天然ゴ
ム(NR)とのブレンドで製造し、そして本明細書中で
試料Xと呼ぶ。
【0042】試料Xのゴム組成物を数段階、すなわち3
つの硬化未発現段階(硬化剤なし)及び硬化発現段階
(硬化剤用)において成分を混合することによって製造
した。次に、生じた組成物を上昇した温度及び圧力の条
件下において硬化した。
つの硬化未発現段階(硬化剤なし)及び硬化発現段階
(硬化剤用)において成分を混合することによって製造
した。次に、生じた組成物を上昇した温度及び圧力の条
件下において硬化した。
【0043】硬化未発現混合段階のために、最終の硬化
発現混合段階において混合(添加)される促進剤及び硫
黄硬化剤を除いて、それぞれの成分38重量%を一次硬
化未発現混合段階において約4分間約180℃の温度へ
混合し;成分約38重量%を二次硬化未発現混合段階に
おいて約2.5〜3分間約170℃の温度へ混合(添
加)し、そして成分約24〜25重量%を三次硬化未発
現混合段階において約3分間約160℃の温度へ混合
(添加)した。すべてバンバリー型ゴムミキサー中で行
った。バンバリー型ミキサー中において生じたゴム組成
物(混合物)へ次に硬化剤すなわち促進剤及び硫黄を約
3分間約120℃の温度へ混合した。ゴムを次に約18
分間約150℃の温度で加硫した。
発現混合段階において混合(添加)される促進剤及び硫
黄硬化剤を除いて、それぞれの成分38重量%を一次硬
化未発現混合段階において約4分間約180℃の温度へ
混合し;成分約38重量%を二次硬化未発現混合段階に
おいて約2.5〜3分間約170℃の温度へ混合(添
加)し、そして成分約24〜25重量%を三次硬化未発
現混合段階において約3分間約160℃の温度へ混合
(添加)した。すべてバンバリー型ゴムミキサー中で行
った。バンバリー型ミキサー中において生じたゴム組成
物(混合物)へ次に硬化剤すなわち促進剤及び硫黄を約
3分間約120℃の温度へ混合した。ゴムを次に約18
分間約150℃の温度で加硫した。
【0044】ゴム組成物は表1に示す成分から成ってい
た。表2は硬化ゴム組成物の特性を例証する。
た。表2は硬化ゴム組成物の特性を例証する。
【0045】
【表1】
1)ヒュールス(Huels)AGカンパニーから1721
として入手できる型のスチレン含量約41%を有する乳
化重合で製造されたSBR 2)グッドイヤータイヤアンドラバーカンパニーから入
手できるイソプレン含量約50%及びTg約−43℃を
有するイソプレン/ブタジエンコポリマーゴム 3)グッドイヤータイヤアンドラバーカンパニーからB
udene(登録商標)1254として入手できるシス
1,4−ポリブタジエンゴム 4)天然ゴム(シス1,4−ポリイソプレン) 5)E−BSR中9.4部及びPBd中5部存在するゴ
ム加工油、ただし上に報告したE−SBR及びPBdの
量は乾燥重量(油なし)であり、さらに約11部の追加
のゴム加工油を加えた。
として入手できる型のスチレン含量約41%を有する乳
化重合で製造されたSBR 2)グッドイヤータイヤアンドラバーカンパニーから入
手できるイソプレン含量約50%及びTg約−43℃を
有するイソプレン/ブタジエンコポリマーゴム 3)グッドイヤータイヤアンドラバーカンパニーからB
udene(登録商標)1254として入手できるシス
1,4−ポリブタジエンゴム 4)天然ゴム(シス1,4−ポリイソプレン) 5)E−BSR中9.4部及びPBd中5部存在するゴ
ム加工油、ただし上に報告したE−SBR及びPBdの
量は乾燥重量(油なし)であり、さらに約11部の追加
のゴム加工油を加えた。
【0046】6)アルキルアリールパラフェニレンジア
ミン型のもの 7)ローン−ポウレックカンパニーからZ1165MP
として入手できるシリカ、ただし報告されているように
BET面積約165及びDBP吸収値約260〜280
を有する。
ミン型のもの 7)ローン−ポウレックカンパニーからZ1165MP
として入手できるシリカ、ただし報告されているように
BET面積約165及びDBP吸収値約260〜280
を有する。
【0047】8)デグサからX50Sとして商業的に入
手できるビス−3−トリエトキシシリルプロピル)テト
ラスルフィド(50%活性)。ただしテトラスルフィド
とN330カーボンブラックとの50/50ブレンドと
して得た(したがって、50%活性と考えられる)。
手できるビス−3−トリエトキシシリルプロピル)テト
ラスルフィド(50%活性)。ただしテトラスルフィド
とN330カーボンブラックとの50/50ブレンドと
して得た(したがって、50%活性と考えられる)。
【0048】
【表2】
ゴム組成物のこれらの特性は、試料Xのトレッドを備え
たタイヤのための予期されたころがり抵抗及びけん引
は、次の実施例IIにおいて対照として参照される試料
Yのそれと比較して優れている。
たタイヤのための予期されたころがり抵抗及びけん引
は、次の実施例IIにおいて対照として参照される試料
Yのそれと比較して優れている。
【0049】
【実施例II】サイズ185/65/R15スチールベ
ルテッドラジアルプライタイヤ(steel belted radial
ply tire)として空気入りタイヤを製造した。これは実
施例Iの試験Xとして説明したタイプのゴム組成物から
成る硫黄硬化ゴムトレッドを有する。
ルテッドラジアルプライタイヤ(steel belted radial
ply tire)として空気入りタイヤを製造した。これは実
施例Iの試験Xとして説明したタイプのゴム組成物から
成る硫黄硬化ゴムトレッドを有する。
【0050】タイヤYは、天然ゴム及び溶液ポリマーの
ブレンドのトレッドを有し、そしてカーボンブラック約
60phrによって強化されており、約10phrのシ
リカを含んでいた。これを比較例として用いた。
ブレンドのトレッドを有し、そしてカーボンブラック約
60phrによって強化されており、約10phrのシ
リカを含んでいた。これを比較例として用いた。
【0051】タイヤの試験結果を値100に標準化した
対照と比較した値で表3に示す。
対照と比較した値で表3に示す。
【0052】
【表3】
タイヤXについてのころがり抵抗について上に報告した
より高い値は実際に、改善されたまたはより低いタイヤ
のころがり抵抗を示しそして乗物のための改善された燃
料経済性を示す。
より高い値は実際に、改善されたまたはより低いタイヤ
のころがり抵抗を示しそして乗物のための改善された燃
料経済性を示す。
【0053】タイヤXについて報告したより高いウェッ
トスキッド値はより大きいタイヤトレッドけん引及び湿
潤状態下での滑りに対する抵抗を示す。
トスキッド値はより大きいタイヤトレッドけん引及び湿
潤状態下での滑りに対する抵抗を示す。
【0054】タイヤXについて報告したより高い耐磨耗
値はより低いトレッド磨耗を示し、よってタイヤXにつ
いてのより大きい予測可能トレッド寿命を示す。
値はより低いトレッド磨耗を示し、よってタイヤXにつ
いてのより大きい予測可能トレッド寿命を示す。
【0055】したがって、これらの実施例は、前述のタ
イヤXについてのころがり抵抗、ウェットスキッド抵抗
及び耐磨耗性は対照のYタイヤの値を超えてかなり改善
されていることを示している。
イヤXについてのころがり抵抗、ウェットスキッド抵抗
及び耐磨耗性は対照のYタイヤの値を超えてかなり改善
されていることを示している。
【0056】ある代表的な態様と詳細を本発明の例証の
目的のために示したが、本発明の精神と範囲から逸脱す
ることなく種々の変更と改良がなされ得ることは本技術
分野の当業者にとって明白であろう。
目的のために示したが、本発明の精神と範囲から逸脱す
ることなく種々の変更と改良がなされ得ることは本技術
分野の当業者にとって明白であろう。
フロントページの続き
(72)発明者 ジャン・ベルグー
ルクセンブルグ大公国エル−9414,ヴィ
ヤンダン,リュー・ヴィクトル・ユゴー
8ア
(72)発明者 マルク・ジュニオ
ルクセンブルグ大公国エル−9303,ステ
ンセル,リュー・デ・ノアイエ 19
(72)発明者 ジャン−クロード・ジョゼフ・マリー・
キーン
ルクセンブルグ大公国エル−7435,オラ
ンフェル,リュー・ショーペルガース
20ア
(56)参考文献 特開 平3−7602(JP,A)
特開 平5−271477(JP,A)
特開 平5−51485(JP,A)
特開 昭60−139728(JP,A)
特開 昭54−83044(JP,A)
特開 昭61−162536(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
B60C 1/00
C08K 3/36
C08K 9/04 - 9/06
Claims (3)
- 【請求項1】 ゴム100重量部基準で (A)(i)スチレン約30〜約45%を含む乳化重合
によって製造されたスチレン/ブタジエンコポリマーゴ
ム約15〜約35phr、 (ii)イソプレン約30〜約70重量%を含むイソプレ
ン/ブタジエンコポリマーゴム約35〜約50phr、 (iii)シス1,4−ポリブタジエンゴム約15〜約3
0phr、及び (iv)シス1,4−ポリイソプレン天然ゴム約5〜約1
5phr を含んで成るジエンを基本としたエラストマー (B)粒状シリカ約50〜約85phr、 (C)二酸化ケイ素と反応性のシラン部分及び前記エラ
ストマーと反応性の硫黄部分を有し、シリカのカップリ
ング剤に対する重量比が約7/1〜約15/1である少
なくとも1つのシリカカップリング剤、並びに (D)カーボンブラック約0〜約50phr(ただし、
もしカーボンブラックが使用されるならシリカのカーボ
ンブラックに対する重量比が少なくとも1/1であり、
もしカーボンブラックが使用されるならシリカ及びカー
ボンブラックの全量が約60〜約120phrである)
を含んで成ることを特徴とする、硫黄で加硫されたトレ
ッドを有する空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記イソプレン/ブタジエンコポリマー
ゴムがその未硬化状態において約−20℃〜約−50℃
の範囲のTgを有することを特徴とする、請求項1記載
のタイヤ。 - 【請求項3】 ゴム100重量部基準で (A)(i)スチレン約30〜約45%を含む乳化重合
によって製造されたスチレン/ブタジエンコポリマーゴ
ム約15〜約35phr、 (ii)イソプレン約30〜約70重量%を含むイソプレ
ン/ブタジエンコポリマーゴム約35〜約50phr、 (iii)シス1,4−ポリブタジエンゴム約15〜約3
0phr、及び (iv)シス1,4−ポリイソプレン天然ゴム約5〜約1
5phrを含んで成るジエンを基本としたエラストマー (B)粒状シリカ約50〜約85phr、 (C)二酸化ケイ素と反応性のシラン部分及び前記エラ
ストマーと反応性の硫黄部分を有し、シリカのカップリ
ング剤に対する重量比が約7/1〜約15/1である少
なくとも1つのシリカカップリング剤、並びに (D)カーボンブラック約0〜約50phr(ただし、
もしカーボンブラックが使用されるならシリカのカーボ
ンブラックに対する重量比が少なくとも1/1であり、
もしカーボンブラックが使用されるならシリカ及びカー
ボンブラックの全量が約60〜約120phrである)
を含んで成ることを特徴とする、硫黄で加硫されたトレ
ッドを有する空気入りタイヤであって、 前記イソプレン/ブタジエンコポリマーゴムがその未硬
化状態における約−20℃〜約−50℃の範囲のTgを
有することを特徴とし、そして前記カップリング剤がビ
ス−3−(トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフ
ィドである、前記のタイヤ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US4221593A | 1993-04-02 | 1993-04-02 | |
US042215 | 1993-04-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071908A JPH071908A (ja) | 1995-01-06 |
JP3414827B2 true JP3414827B2 (ja) | 2003-06-09 |
Family
ID=21920682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06500794A Expired - Fee Related JP3414827B2 (ja) | 1993-04-02 | 1994-04-01 | シリカにより強化されたトレッドを有するタイヤ |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5447971A (ja) |
EP (1) | EP0620250B1 (ja) |
JP (1) | JP3414827B2 (ja) |
KR (1) | KR100293394B1 (ja) |
AU (1) | AU665487B2 (ja) |
BR (1) | BR9401292A (ja) |
CA (1) | CA2105334C (ja) |
DE (1) | DE69403379T2 (ja) |
ES (1) | ES2104214T3 (ja) |
Families Citing this family (64)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2104528A1 (en) * | 1993-05-05 | 1994-11-06 | Paul Harry Sandstrom | Tire with tread containing silica reinforcement |
DE4319240A1 (de) * | 1993-06-09 | 1994-12-15 | Sp Reifenwerke Gmbh | Kautschukmischung, daraus hergestellte Reifenlauffläche und Reifen mit dieser Reifenlauffläche |
CA2118778A1 (en) * | 1993-09-20 | 1995-03-21 | Jean-Claude Joseph Marie Kihn | Tire with silica reinforced tread |
EP0646621A1 (en) * | 1993-10-01 | 1995-04-05 | Sumitomo Rubber Industries Ltd. | Tyre tread |
DE4401935A1 (de) * | 1994-01-24 | 1995-07-27 | Sp Reifenwerke Gmbh | Kautschukmischung, daraus hergestellte Reifenlauffläche und Reifen mit dieser Reifenlauffläche |
US6489389B1 (en) | 1994-08-19 | 2002-12-03 | Bridgestone Corporation | Rubber composition for tire treads |
US5504140A (en) * | 1994-09-30 | 1996-04-02 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire with tread of elastomer composition |
FR2725453B1 (fr) * | 1994-10-05 | 1996-11-08 | Atochem North America Elf | Compositions renforcantes comprenant une silice precipitee pour polymeres thermoplastiques ayant des proprietes d'anti-mottage et d'ecoulement ameliorees |
DE4437646C2 (de) * | 1994-10-21 | 1999-01-14 | Uniroyal Englebert Gmbh | Reifen umfassend seitliche Kissenstreifen |
DE4437645C2 (de) * | 1994-10-21 | 2000-05-31 | Uniroyal Englebert Gmbh | Reifen umfassend einen Reifenlaufstreifen aus einer vulkanisierten Kautschukmischung |
EP0714937B1 (de) * | 1994-11-30 | 2000-03-15 | SP Reifenwerke GmbH | Kautschukmischung, daraus hergestellte Reifenlauffläche und Reifen mit dieser Reifenlauffläche |
DE69513131T2 (de) * | 1994-12-22 | 2000-02-24 | Sumitomo Rubber Ind | Luftreifen mit elektrisch ableitenden Eigenschaften |
JP2813307B2 (ja) * | 1994-12-28 | 1998-10-22 | 住友ゴム工業株式会社 | タイヤ用トレッドゴム組成物 |
US6044882A (en) * | 1995-03-07 | 2000-04-04 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire having silica reinforced rubber tread with outer cap containing carbon black |
CA2171392A1 (en) * | 1995-04-21 | 1996-10-22 | Jean-Claude Joseph Marie Kihn | Tire with cap/base construction tread |
US5616639A (en) * | 1995-05-24 | 1997-04-01 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire with silica reinforced tread |
US5623035A (en) * | 1995-07-21 | 1997-04-22 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Process for the synthesis of rubbery polymers |
JP3622799B2 (ja) * | 1995-09-05 | 2005-02-23 | 日本ゼオン株式会社 | ゴム組成物 |
US5711904A (en) * | 1995-09-05 | 1998-01-27 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Continuous mixing of silica loaded elastomeric compounds |
CA2197387A1 (en) * | 1996-03-06 | 1997-09-06 | Rene Jean Zimmer | Process for the preparation of a particulate reinforced rubber composition |
US5718782A (en) * | 1996-03-07 | 1998-02-17 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Truck tire with cap/base construction tread |
US5719207A (en) * | 1996-03-18 | 1998-02-17 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Silica reinforced rubber composition and tire with tread |
US6075084A (en) * | 1996-04-01 | 2000-06-13 | Cabot Corporation | Elastomer composite blends and methods - II |
US6365663B2 (en) | 1996-04-01 | 2002-04-02 | Cabot Corporation | Elastomer composite blends and methods-II |
TW360585B (en) | 1996-04-01 | 1999-06-11 | Cabot Corp | Elastomeric compositions and methods and apparatus for producing same |
US6172154B1 (en) | 1996-05-03 | 2001-01-09 | Cabot Corporation | Elastomers compositions with dual phase aggregates and pre-vulcanization modifier |
TW434279B (en) | 1996-05-03 | 2001-05-16 | Cabot Corp | Elastomer compositions and methods |
US5696197A (en) * | 1996-06-21 | 1997-12-09 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Heterogeneous silica carbon black-filled rubber compound |
CA2198663A1 (en) * | 1996-06-21 | 1997-12-22 | Richard Robinson Smith | Silica-filled rubber composition containing two different carbon blacks and tire with tread made therefrom |
USH1871H (en) * | 1996-09-23 | 2000-10-03 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Rubber compounds with enhanced tack |
WO1997048264A2 (fr) * | 1996-11-29 | 1997-12-24 | Bridgestone Corporation | Composition de caoutchouc et pneumatiques produits a partir de celle-ci |
KR100290287B1 (ko) | 1996-12-16 | 2001-11-22 | 가이자끼 요이찌로 | 고무조성물 및 그것을 이용한 공기 타이어 |
JP3445621B2 (ja) * | 1996-12-16 | 2003-09-08 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物およびそれを用いた空気入りタイヤ |
KR100287635B1 (ko) | 1996-12-16 | 2001-09-28 | 가이자끼 요이찌로 | 고무조성물 및 그것을 이용한 공기타이어 |
JP3585017B2 (ja) * | 1997-04-14 | 2004-11-04 | 株式会社ブリヂストン | ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ |
US5872176A (en) * | 1997-07-11 | 1999-02-16 | Bridgestone Corporation | Addition of salts to improve the interaction of silica with rubber |
US6517653B2 (en) | 1997-08-20 | 2003-02-11 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Process for improving the cured adhesion of a precured rubber compound to an uncured rubber compound |
US5967211A (en) * | 1997-09-24 | 1999-10-19 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire tread for ice traction |
DE19754059A1 (de) * | 1997-12-05 | 1999-06-24 | Continental Ag | Kautschukmischung für Laufstreifen von Fahrzeugreifen |
JP2000044734A (ja) * | 1998-07-18 | 2000-02-15 | Bayer Ag | ヒドロキシル基含有溶液ゴム |
US5994448A (en) * | 1998-08-12 | 1999-11-30 | The Goodyear Tire & Rubber Company | High performance tire tread rubber composition |
CA2282955A1 (en) | 1998-10-13 | 2000-04-13 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Tire tread compound |
PT1595670E (pt) | 1999-04-16 | 2011-07-07 | Cabot Corp | Métodos e aparelho para produzir e tratar novos compósitos de elastómero |
US7341142B2 (en) | 2001-11-09 | 2008-03-11 | Cabot Corporation | Elastomer composite materials in low density forms and methods |
US20030096900A1 (en) * | 2001-11-16 | 2003-05-22 | Holden Brian David | Organic plant derived precipitated silica aggregates, elastomers reinforced therewith and articles such as tires with component thereof |
CN101180344B (zh) | 2005-03-24 | 2012-01-11 | 株式会社普利司通 | 具有低挥发性有机化合物(voc)释放的配混二氧化硅补强橡胶 |
US7915368B2 (en) | 2007-05-23 | 2011-03-29 | Bridgestone Corporation | Method for making alkoxy-modified silsesquioxanes |
US8501895B2 (en) | 2007-05-23 | 2013-08-06 | Bridgestone Corporation | Method for making alkoxy-modified silsesquioxanes and amino alkoxy-modified silsesquioxanes |
KR100840345B1 (ko) * | 2007-09-21 | 2008-06-20 | 금호타이어 주식회사 | 다공성 실리카를 포함하는 타이어 언더트레드 고무조성물 |
US8962746B2 (en) | 2007-12-27 | 2015-02-24 | Bridgestone Corporation | Methods of making blocked-mercapto alkoxy-modified silsesquioxane compounds |
US8097674B2 (en) | 2007-12-31 | 2012-01-17 | Bridgestone Corporation | Amino alkoxy-modified silsesquioxanes in silica-filled rubber with low volatile organic chemical evolution |
US8794282B2 (en) * | 2007-12-31 | 2014-08-05 | Bridgestone Corporation | Amino alkoxy-modified silsesquioxane adhesives for improved metal adhesion and metal adhesion retention to cured rubber |
EP2272909B1 (en) * | 2008-04-30 | 2015-11-25 | Bridgestone Corporation | Tire prepared by using rubber composition containing modified polymer |
DE102008037714A1 (de) * | 2008-07-31 | 2010-02-04 | Continental Reifen Deutschland Gmbh | Kautschukmischung mit umweltfreundlichem Weichmacher |
KR101016370B1 (ko) | 2008-09-22 | 2011-02-21 | 금호타이어 주식회사 | 타이어 트레드 고무조성물 |
US8642691B2 (en) | 2009-12-28 | 2014-02-04 | Bridgestone Corporation | Amino alkoxy-modified silsesquioxane adhesives for improved metal adhesion and metal adhesion retention to cured rubber |
JP5905112B2 (ja) | 2011-10-24 | 2016-04-20 | ブリヂストン アメリカズ タイヤ オペレイションズ エルエルシー | シリカ充填ゴム組成物およびその製造方法 |
US9879131B2 (en) | 2012-08-31 | 2018-01-30 | Soucy Techno Inc. | Rubber compositions and uses thereof |
WO2015054779A1 (en) | 2013-10-18 | 2015-04-23 | Soucy Techno Inc. | Rubber compositions and uses thereof |
WO2015089647A1 (en) | 2013-12-19 | 2015-06-25 | Soucy Techno Inc. | Rubber compositions and uses thereof |
WO2016109625A1 (en) | 2014-12-31 | 2016-07-07 | Bridgestone Corporation | Amino alkoxy-modified silsesquioxane adhesives for adhering steel alloy to rubber |
JP6228335B1 (ja) * | 2017-04-13 | 2017-11-08 | 住友ゴム工業株式会社 | スタッドレスタイヤ用キャップトレッドゴム組成物 |
CN110869433A (zh) * | 2017-07-19 | 2020-03-06 | 住友橡胶工业株式会社 | 胎面用橡胶组合物和充气轮胎 |
US10626254B1 (en) * | 2019-01-31 | 2020-04-21 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Pneumatic tire |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3184160A (en) * | 1965-05-18 | Data recording machines | ||
US4430466A (en) * | 1982-02-22 | 1984-02-07 | Phillips Petroleum Company | Benzothiazyl sulfenamides as scorch retardants for mercaptosilane-coupled silica filled-rubber compounds |
JP2708147B2 (ja) * | 1985-03-26 | 1998-02-04 | 株式会社ブリヂストン | 改良された乗用車用ラジアルタイヤ |
US5087668A (en) * | 1990-10-19 | 1992-02-11 | The Goodyear Tire & Rubber Company | Rubber blend and tire with tread thereof |
FR2673187B1 (fr) * | 1991-02-25 | 1994-07-01 | Michelin & Cie | Composition de caoutchouc et enveloppes de pneumatiques a base de ladite composition. |
US5162409B1 (en) * | 1991-08-02 | 1997-08-26 | Pirelli Armstrong Tire Corp | Tire tread rubber composition |
CA2104528A1 (en) * | 1993-05-05 | 1994-11-06 | Paul Harry Sandstrom | Tire with tread containing silica reinforcement |
-
1993
- 1993-09-01 CA CA002105334A patent/CA2105334C/en not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-03-22 DE DE69403379T patent/DE69403379T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-22 EP EP94104484A patent/EP0620250B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-22 ES ES94104484T patent/ES2104214T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1994-03-25 BR BR9401292A patent/BR9401292A/pt not_active IP Right Cessation
- 1994-03-31 AU AU59250/94A patent/AU665487B2/en not_active Ceased
- 1994-04-01 JP JP06500794A patent/JP3414827B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-04-01 KR KR1019940006872A patent/KR100293394B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1994-10-12 US US08/322,043 patent/US5447971A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE69403379T2 (de) | 1997-11-13 |
DE69403379D1 (de) | 1997-07-03 |
AU665487B2 (en) | 1996-01-04 |
EP0620250A1 (en) | 1994-10-19 |
BR9401292A (pt) | 1994-11-22 |
CA2105334C (en) | 2004-03-30 |
EP0620250B1 (en) | 1997-05-28 |
CA2105334A1 (en) | 1994-10-03 |
ES2104214T3 (es) | 1997-10-01 |
JPH071908A (ja) | 1995-01-06 |
AU5925094A (en) | 1994-10-06 |
US5447971A (en) | 1995-09-05 |
KR100293394B1 (ko) | 2001-09-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3414827B2 (ja) | シリカにより強化されたトレッドを有するタイヤ | |
US5336730A (en) | Tire with silica reinforced tread | |
US5328949A (en) | Silica reinforced rubber composition field | |
KR100429351B1 (ko) | 실리카로보강된트레드를갖는타이어 | |
US6022922A (en) | Tire with silica reinforced tread | |
KR100429350B1 (ko) | 실리카로보강된트레드를갖는타이어 | |
JP3457095B2 (ja) | 定量のシリカ強化材を有するタイヤトレッド | |
JPH07179666A (ja) | シリカにより強化されたトレッドを備えたタイヤ | |
JPH09227722A (ja) | シリカ強化ゴム組成物及びそのトレッドを有するタイヤ | |
JPH08259736A (ja) | シリカ強化ゴム配合物及びそのトレッドを有するタイヤ | |
JP2001151941A (ja) | トランス1,4‐ポリブタジェン、溶液sbr、ポリイソプレン及び限定量のカーボンブラック及び無定形シリカから成るシリカ‐補強トレッドを有するタイヤ | |
EP0623650B1 (en) | Tire with tread containing silica reinforcement | |
EP0638610B1 (en) | Tire with silica reinforced tread | |
JPH1045951A (ja) | シリカ強化トレッドを有するタイヤ | |
JPH1025369A (ja) | シリカ強化トレッドを有するタイヤ | |
AU699188B2 (en) | Tire with silica reinforced tread |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |