JP3414233B2 - 書類等の収納ケース - Google Patents

書類等の収納ケース

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JP3414233B2 JP35245997A JP35245997A JP3414233B2 JP 3414233 B2 JP3414233 B2 JP 3414233B2 JP 35245997 A JP35245997 A JP 35245997A JP 35245997 A JP35245997 A JP 35245997A JP 3414233 B2 JP3414233 B2 JP 3414233B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は書類等の収納ケース
に係り、更に詳しくは、書類、カード等を容易に収納す
ることのできる柔軟性ある樹脂性の収納ケースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、表裏一対となる平坦なケース
面の開放縁側にファスナー片を設けるとともに、当該フ
ァスナー片にスライダを装着して開閉可能とした袋状の
ケースが知られている。この種のケースとしては、図4
に示されるように、シート材を二枚厚に重ね合わせて上
縁側及び右縁側を開放側51としたケース面50と、前
記開放側51に溶着部52を介して各ケース面50,5
0にそれぞれ一体化された各一条のファスナー片53
と、表裏のファスナー片53間を跨ぐように装着されて
ファスナー片53間を開閉可能とする二つのスライダ5
4とにより構成されている。
【0003】このような収納ケースによれば、最大で二
縁側が開放するようになるため、書類等の出し入れが無
理なくスムースに行えるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記収
納ケースにあっては、図5に示されるように、ファスナ
ー片53の折り曲げ領域53Aが円弧状に形成されてい
るため、収納される書類Pの角部P1部分が当該領域5
3A内に位置してしまう場合があり、書類Pを破損した
り、或いはスライダ54の滑らかな移動を阻害したりす
るという不都合を招来する。
【0005】また、図6に示されるように、別個に形成
された上部のファスナー片57と右側のファスナー片5
8とを用い、これらの交差部分となるコーナー領域に溶
着部59を設けて二縁側をそれぞれ独立的に開閉するよ
うにした書類収納ケースも存在する。しかしながら、こ
の構成では、ファスナー片57,58上を移動するスラ
イダ54が前記溶着部59を乗り越えてファスナー片5
7,58から外れてしまうという不都合がある。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合に着目
して案出されたものであり、その目的は、収納幅いっぱ
いの書類を収納する場合でもスライダと書類との位置的
な干渉がなく、且つ、スライダがファスナー片から不用
意に脱落する虞を防止することのできる収納ケースを提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る収納ケースは、略方形のシート材を二
枚厚に重ね合わせて連続する二縁が閉塞側として形成さ
れる一方、これら閉塞側と対角位置となる二縁が開放側
として形成された表裏一対のケース面と、これらケース
面の各開放側に設けられた表裏一対のファスナー片と、
各ファスナー片を跨ぐように装着されて表裏のファスナ
ー片間を開閉可能とするスライダとを備えた収納ケース
において、前記表裏一対のファスナー片は、ファスナー
面部とレール部とにより構成され、前記表裏一対のファ
スナー片は、それぞれ単一のファスナー片におけるファ
スナー面部の途中位置に切り込みを形成し、当該切り込
み位置を挟む両側を、前記ファスナー面部の平面内で略
直交する方向に折り曲げて部分的に重ね合うようにし、
この重ね合わされた領域を溶着部として形成することに
よって、当該折り曲げられたファスナー面部の内角形状
が略直交する直線状に設けられる、という構成を採って
いる。このような構成とすれば、ファスナー片を折り曲
げて形成しても、その折り曲げ領域内に書類等のコーナ
ーが位置しないようになり、スライダの移動が書類によ
って妨げられるような虞が防止可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】前記収納ケースにおけるファスナ
ー片の折り曲げ領域内には、変形肉厚部が形成される、
という構成を併せて採用するとよい。このような構成と
すれば、スライダの移動が変形肉厚部によって阻止でき
るようになり、スライド力を強く行っても不用意な脱落
を防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る書類等の収納ケースの実
施例を図面を参照しながら説明する。
【0010】図1には実施例に係る収納ケースの正面図
が示され、図2にはその要部拡大斜視図が示されてい
る。これらの図において、書類等の収納ケース10は、
略方形のシート材を用いて二枚厚に重ね合わされて連続
する二縁が閉塞側11A,11Aとされる一方、これら
閉塞側11Aと対角位置となる開放側11B,11Bを
備えた一対のケース面11と、前記開放側11B,11
Bに設けられた表裏一対のファスナー片14と、表裏そ
れぞれのファスナー片14間に跨がって当該ファスナー
片14を開閉可能とする二つのスライダ15,15とを
備えて構成されている。
【0011】前記ケース面11は、例えば、ポリエチレ
ンテレフタレート樹脂、塩化ビニル樹脂等を成形材料と
して用いて形成されているとともに、透明且つ軟質性を
備えたシート材により形成されている。なお、透明性の
程度は、無色透明の他、着色透明も含まれる。
【0012】前記ファスナー片14は実質的には公知の
構造と同様であり、ファスナー面部17とレール部18
とにより構成されている。このファスナー片14は、ケ
ース面11の図1中上端側と右端側に位置する開放側1
1Bに部分的に重ね合わされた位置で、ファスナー片1
4と開放側11Aとに跨がる溶着部19を設けることに
よって一体化される。また、ファスナー片14は、初期
形状が真っ直ぐに延びるファスナー片14を平面方向に
略直交するように折り曲げることによって形成されてい
る。
【0013】具体的には、図3(A)〜図3(C)に示
されるように、ファスナー片14は、その初期の形状に
おいて真っ直ぐに延び、且つ、途中位置に切り込み20
が形成された状態となっている。そして、切り込み20
位置を挟む両側を、前記ファスナー面部17の平面内で
略直交する方向に折り曲げて部分的に重ね合うように
し、この重ね合わされた領域を溶着部23として形成す
ることによって、折り曲げられたファスナー面部17の
内角形状が略直交する直線状となるように形成されてい
る。この際、図2に示されるように、ファスナー片14
において、レール部18の折り曲げ領域には、当該折り
曲げと、溶着とによって変形肉厚部25が形成され、こ
の変形肉厚部25の存在下で、スライダ15の移動が規
制されて当該スライダ15の脱落を防止するようになっ
ている。
【0014】前記ファスナー片14は、前述したよう
に、予め折り曲げられた形状としておき、その後に、ケ
ース面11の開放側11Bに重ね合わされ、当該重合領
域に溶着部19を形成することでケース面11に一体化
されることとなる。
【0015】また、前記スライダ15は、図2に示され
るように爪片15Aを備えており、この爪片15Aがレ
ール部18に係合することによって、当該レール部18
の延出方向に移動可能且つレール部18と直交する方向
へ脱落しないようになっている。
【0016】なお、本発明は前記実施例構成に限定され
るものでなく、実質的に同一の作用、効果を奏する限り
において適宜変更することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ファスナー片を折り曲げて当該折り曲げられた領域の内
角が略直交する直線状に設けられているため、ファスナ
ー片の折り曲げ領域内に書類等のコーナーが位置するこ
とがなくなり、書類等の損傷を防止可能になるととも
に、スライダの移動が書類によって妨げられるという従
来の不都合を解消することができる。
【0018】また、ファスナー片の折り曲げ領域内に変
形肉厚部を形成したから、スライダの移動が変形肉厚部
によって阻止できるようになり、スライダに対するスラ
イド力が強く行われても不用意なファスナー片から脱落
することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る書類等の収納ケースの一実施例を
示す正面図。
【図2】前記収納ケースの要部拡大斜視図。
【図3】(A)〜(C)はケース面の開放側に適合可能
な形状にファスナー片を成形する工程を示す概略図。
【図4】従来の収納ケースを示す正面図。
【図5】図4のA部拡大正面図。
【図6】従来の他の収納ケースを示す正面図。
【符号の説明】
10 収納ケース 11 ケース面 11A 閉塞側 11B 開放側 14 ファスナー片 15 スライダ 25 変形肉厚部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略方形のシート材を二枚厚に重ね合わせ
    て連続する二縁が閉塞側として形成される一方、これら
    閉塞側と対角位置となる二縁が開放側として形成された
    表裏一対のケース面と、これらケース面の各開放側に設
    けられた表裏一対のファスナー片と、各ファスナー片を
    跨ぐように装着されて表裏のファスナー片間を開閉可能
    とするスライダとを備えた収納ケースにおいて、前記表裏一対のファスナー片は、ファスナー面部とレー
    ル部とにより構成され、 前記表裏一対のファスナー片は、それぞれ単一のファス
    ナー片におけるファスナー面部の途中位置に切り込みを
    形成し、当該切り込み位置を挟む両側を、前記ファスナ
    ー面部の平面内で略直交する方向に折り曲げて部分的に
    重ね合うようにし、この重ね合わされた領域を溶着部と
    して形成することによって、当該折り曲げられたファス
    ナー面部の内角形状が略直交する直線状に設けられるこ
    とを特徴とする書類等の収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記ファスナー片の折り曲げ領域内に
    は、変形肉厚部が形成されていることを特徴とする請求
    項1記載の書類等の収納ケース。
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