JP3413673B2 - 画像データ変換装置 - Google Patents

画像データ変換装置

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JP3413673B2
JP3413673B2 JP34993193A JP34993193A JP3413673B2 JP 3413673 B2 JP3413673 B2 JP 3413673B2 JP 34993193 A JP34993193 A JP 34993193A JP 34993193 A JP34993193 A JP 34993193A JP 3413673 B2 JP3413673 B2 JP 3413673B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像データをシャフ
リングする機能を有する画像データ変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にディジタル画像記録装置、例え
ば、ディジタルVTRにおいては、再生時に現れるエラ
ー部分を分散させてエラー訂正能力を向上させるために
記録時にシャフリングが行われているが、このシャフリ
ング操作は、DCT変換により画像圧縮を行って記録す
る画像圧縮記録方式ディジタルVTRにおいては、記録
系でのDCT変換後の量子化の際に、量子化ステップの
バラツキを小さくして画像圧縮効率を向上させるという
機能を持つ点からも重要な信号処理として採用されてい
る。
【0003】かかる画像圧縮記録方式ディジタルVTR
(以下、ディジタルVTRという)におけるシャフリン
グ及びデ・シャフリング操作について、図6に示す記録
系及び再生系の信号処理ブロック回路を基に説明する。
【0004】この図において、記録系においてはY,R
−Y,B−Yの各信号から構成される入力コンポーネン
トビデオ信号を、まず、AD変換器1〜3へ供給し、こ
こで、NTSC方式の場合にはサンプル周波数をY信号
については13.5MHz、色差信号についてはその1
/4のサンプル周波数としてAD変換を行う。次に、こ
れらのY,R−Y,B−Y信号のAD変換出力からそれ
ぞれの有効エリア(NTSC方式の場合は、奇数フィー
ルドにおける23H〜262Hの240ライン及び偶数
フィールドにおける285H〜524Hの240ライン
の各ラインにおける有効走査期間)のデータ(以下、こ
れらのデータをDY,DR,DBと書く)のみを抽出し
てブロッキング及びシャフリングのための回路4へ供給
する。
【0005】そして、この回路において各有効エリアデ
ータDY,DR,DBは、1フィールド毎にブロッキン
グ及びシャフリングが行われる。即ち、NTSC方式の
場合には、図7の(1)に示される水平方向720サン
プル、垂直方向240ラインで構成される1フィールド
分のDY、並びに同図の(2)に示される水平方向18
0サンプル、垂直方向240ラインで構成される1フィ
ールド分のDR及びDBについて、1ブロックを水平方
向8サンプル、垂直方向4ラインとしてブロック化する
(この水平方向8サンプル、垂直方向4ラインからなる
ブロックをDCTブロックという)。
【0006】これにより、DYについては、水平方向9
0個、垂直方向60個、計5400個のDCTブロック
を、DR及びDBについては水平方向22.5個、垂直
方向60個、計1350個のDCTブロックをそれぞれ
得る。このようにブロック化された信号は、前述のよう
に画像データの圧縮効率を上げるため及び再生時のエラ
ー部分を分散させるためにシャフリングを施される。
【0007】次に、シャフリングの具体的態様を図8を
用いて説明する。この図は、前述のDY或いはDR或い
はDBの1フィールド分のデータを示したものであり、
この図の縦と横は、それぞれ実際の1フィールドの画面
の縦と横に対応する。そして、この1フィールド分のデ
ータを、図示されるように横方向の5個のエリアA〜F
に5等分し、この5等分されたエリアを更に縦方向に1
0個のサブエリアに等分して合計50個のサブエリアA
0〜A9,B0〜B9,F0〜F9,D0〜D9,E0
〜E9を形成する。
【0008】このように1画面分のデータを分割して行
われるシャフリング操作について、まず、DRの場合に
ついて説明する。DRの場合、1画面全体は1350個
のDCTブロックから構成されるので、上記の各サブエ
リアは27個のDCTブロックから構成される(但し、
画面の右端部分では、DCTブロックは半分しか形成さ
れないので、上下の隣接するブロックを合成して1個の
DCTブロックを形成するものとする)。
【0009】ここで、1つのサブエリア内に含まれる2
7個のDCTブロックをそのサブエリアのアルファベッ
トの小文字にi−jを付して表す(但しi=0,1,
2,・・・,9、j=1,2,・・・,27)。参考の
ために、A0,B0,F0,D0,E0の各サブエリア
における1番目のDCTブロックと27番目のDCTブ
ロックとを各サブエリア内に簡略化して示してある。そ
して、この1フィールド分のデータを構成するDCTブ
ロックを、この図の下に記載されているような順序に従
って読み出して記録することによりシャフリングが実行
される。
【0010】即ち、F,B,D,A,Eの順序に従っ
て、まずサブエリアF0,B0,D0,A0,E0の各
々の1番目のDCTブロックf0−1,b0−1,d0
−1,a0−1,e0−1を読み出す。次に、これらの
サブエリアの2番目のDCTブロックf0−2,b0−
2,d0−2,a0−2,e0−2を読み出し、更に、
3番目以降のDCTブロックの読み出しを順次進めてい
って27番目のDCTブロックまでの読み出しを終了し
たら、次には、サブエリアF1,B1,D1,A1,E
1のDCTブロックの読み出しを同様に実行する。そし
て、これらの動作を繰り返してサブエリアF9,B9,
D9,A9,E9の27番目のDCTブロックまでの読
み出しを終了することによって、1フィールド分の全て
のDRの読み出しが終了する。
【0011】そして、DBのシャフリング操作において
もDRの場合と同じ順序で1フィールド分のDBのDC
Tブロックの読出が実行される。また、DYのシャフリ
ング操作においては、DYはDRに比し4倍のデータ量
を持ちDYの各サブエリアにはDRの場合の4倍のDC
Tブロックが含まれているので、DYの各サブエリアか
らのDCTブロックの読み出しは1度に4個づつのDC
Tブロックを読み出すようにする。即ち、この場合、図
18において読み出されるf0−1,b0−1,d0−
1,・・・等は全て4個のDCTブロックで構成され
る。
【0012】以上のようなDY,DR,DBに関するシ
ャフリング操作を同時に並行して行い、これらのシャフ
リング出力を図6におけるバッファリングメモリ5へ入
力する。このメモリ5においては、第1フィールドのデ
ータと第2フィールドのデータとを合成することにより
ノンインターレース形式の1フレーム分のデータが形成
される。具体的には、DY,DR,DBのそれぞれにつ
いて同じ画面位置に対応した第1フィールドのDCTブ
ロックと第2フィールドのDCTブロックとを間挿する
ことにより、水平方向8サンプル垂直方向8ラインのD
CTブロックが形成される。
【0013】この8サンプル×8ラインのDCTブロッ
クは、図7の(3)に示すDYの4個のDCTブロック
とDR及びDBの各1個のDCTブロックの計6個のD
CTブロックからなる構成(これをマクロブロックとい
い、このDY,DR,DBの各DCTブロックは画面上
の同じ位置に対応したものである)を単位とする時系列
データに変換されてバッファリングメモリ5から圧縮符
号化回路6へ入力される。そして、この圧縮符号化回路
6においてDCT変換、量子化、ハフマン符号化等の処
理を施されてデータ圧縮された後、記録変調回路7、記
録アンプ等を経て所定の記録符号の形態で記録ヘッドへ
供給され、テープ上に記録される。
【0014】再生系の処理においては、ヘッドにより再
生されたデータは再生アンプ、復調回路14等を経て画
像圧縮復号化回路13へ入力され、ここで復号されたデ
ータはバッファリングメモリ12においてインターレー
ス形式へ変換された後、デ・シャフリング及びデ・ブロ
ッキングのための回路11へ供給される。この回路11
において通常のテレビジョンの走査形式に戻された信号
は、DA変換器8〜10へ供給されてもとのY信号、R
−Y信号、B−Y信号が取り出される。
【0015】以上のようなディジタルVTRにおけるブ
ロッキング及びシャフリングを実行するための具体的回
路として、本願発明人は、既に、図9に示されるような
回路を提案した。この回路について説明すると、この回
路は、フィールドメモリの書き込みアドレス及び読み出
しアドレスの制御を工夫することによって、この図に示
されるように、入力DY,DR,DBのそれぞれの処理
系に一個のフィールドメモリ15,18、21を設ける
のみでもシャフリングを可能としたものであり、これら
のフィールドメモリは16、17或るいは19、20か
らなる書き込み制御回路及び読み出し制御回路によって
動作が制御される。
【0016】次に、これらの書き込み制御回路及び読み
出し制御回路による書き込み読み出し動作について、図
10〜12を参照して説明する。まず、図10について
説明すると、この図において、上部にはフィールド1〜
フィールド3までの入力映像信号がそれぞれ0〜9の1
0個の区間に分割して示され、また、下部には入力映像
信号のフィールド1及びフィールド2のシャフリング出
力であるフィールド〔1〕及びフィールド〔2〕がそれ
ぞれ0〜9の10個の区間に分割して示されている。
【0017】そして、左部分にはフィールドメモリのア
ドレス空間を、入力映像信号の図8におけるエリアAの
データを記憶するアドレス領域A、エリアBのデータを
記憶するアドレス領域B、エリアFのデータを記憶する
アドレス領域F、エリアDのデータを記憶するアドレス
領域D、エリアEのデータを記憶するアドレス領域Eの
5個の領域に分け、更に各領域を0〜11までの12個
の領域に分割して示してある。ここで、この0〜11の
各領域をサブ領域と呼び、それぞれ図8におけるサブエ
リア1個分のデータを記憶する容量を持つアドレス領域
として構成されている。
【0018】そして、この図には、フィールドメモリの
60個のサブ領域と入力映像信号の各フィールドの区間
0〜9に対応して、多数の網線の施された区画と数字が
記入されている網点の施された区画が示されているが、
ここで、数字の記入されている網点の施されている区画
は、その入力映像信号区間におけるそのエリア内のサブ
エリア1個分のデータが、そのサブ領域のアドレスに記
憶されることを表し、かつ、この区画に記入されている
数字は、このサブ領域に記憶されるデータのサブエリア
の番号(図8の各サブエリア内に記されている数字)を
表している。
【0019】例えば、入力映像信号のフィールド1の区
間0においては、アドレス領域Aのサブ領域2に図8の
サブエリアA0のデータが記憶され、アドレス領域Bの
サブ領域2にサブエリアB4のデータが、アドレス領域
Fのサブ領域2にサブエリアF8のデータが、アドレス
領域Dのサブ領域2にサブエリアD2のデータが、アド
レス領域Eのサブ領域2にサブエリアE6のデータがそ
れぞれ記憶される。即ち、フィールド1の入力映像信号
に含まれるデータが、図8に示されるとおりの各エリア
のデータの順番にそって各アドレス領域に記憶されてい
く。
【0020】また、この図において、網点の施されてい
る区画は、この区画の信号区間におけるシャフリング出
力を得るためにこの区画のサブ領域に記憶されているデ
ータの読み出しが行われることを表す。例えば、入力映
像信号がDRである場合には、フィールド2の区間0に
おいては、アドレス領域Fのサブ領域4に記憶されてい
るサブエリアF0のデータ、アドレス領域Bのサブ領域
8に記憶されているサブエリアB0のデータ、アドレス
領域Dのサブ領域10に記憶されているサブエリアD0
のデータ、アドレス領域Aのサブ領域2に記憶されてい
るサブエリアA0のデータ、アドレス領域Eのサブ領域
6に記憶されているサブエリアE0のデータの順番で各
データから1個づつDCTブロックを読み出す。そし
て、この読み出し操作を27回繰り返すことにより、シ
ャフリング出力であるフィールド〔1〕の区間0の信号
が取り出される。
【0021】そして、このフィールド2の区間0におい
ては、この図に示されているように、以上の読出動作の
実行と同時に、この区間の入力映像信号データをアドレ
ス領域A〜Fのそれぞれのサブ領域0へ記憶する動作が
実行される。フィールド2の区間1においても同様に、
読出動作の実行と、この区間の入力映像信号データをア
ドレス領域A〜Fのそれぞれのサブ領域1へ記憶する動
作が実行される。
【0022】一方、フィールド2の区間2におけるデー
タの記憶動作においては、各アドレス領域A〜Fにはデ
ータが未記憶であるサブ領域は無くなっているので、既
にデータの読出が実行されて新たな入力データの記憶が
可能となったサブ領域へこの区間2のデータを記憶する
動作が実行される。そして、このフィールド2の区間2
以降の入力映像信号のデータについては、このように既
にデータの読出が実行されて新たな入力データの記憶が
可能となったサブ領域へデータを記憶するように書き込
み動作を実行することにより、フィールドメモリを1個
使用するのみでもデータの読出動作と書込み動作との間
に追越しを生ずることなく、読出動作と書込み動作を同
時に実行してシャフリング出力を得ることができる。
【0023】なお、このように既にデータの読出が実行
されて新たな入力データの記憶が可能となったサブ領域
へデータを記憶する場合、この記憶すべきサブ領域の選
定は、フィールド2〜7における書き込みパターンを見
れば分かるように、既に読み出しが行われて記憶が可能
となったサブ領域のうち、最も早く読み出しが行われた
サブ領域へ記憶が行われるように書き込み動作が制御さ
れる。図11及び図12には、図10に示されているフ
ィールド3までの入力映像信号に続くフィールド4から
フィールド7までの入力映像信号に対する書き込み・読
み出し動作、及びシャフリング出力であるフィールド
〔3〕〜〔6〕を示してある。
【0024】以上の書込読出動作においては、書き込み
アドレスが各フィールド毎に異なったものにシフトして
いくが、図12のフィールド7の入力映像信号の書き込
みアドレスは、図10のフィールド1の入力映像信号の
書き込みアドレスと完全に一致しており、書き込みアド
レスの変化パターンは、6フィールドの周期を持つこと
が分かる。従って、図9における書込制御回路及び読出
制御回路は、6フィールド分の書込みアドレス及び読出
アドレスを指定できればよい。
【0025】なお、図10〜図12の領域A〜Fにおけ
るサブ領域0及び1を他の任意の2個のサブ領域と入れ
換えても同様のシャフリング出力を得ることができ、書
き込みパターン及び読み出しパターンとして種々の実施
例を構成することができる。また、図10〜12におけ
る書き込み動作は、13.5MHzのクロック速度で実
行されるが、読み出し動作は、18MHzのクロック速
度で実行されるので、これらの図において、各フィール
ドの1区間分のデータを読み出すために要する時間は、
1区間の長さよりも短いものとなる。
【0026】以上は、NTSC方式用のディジタルVT
Rにおけるシャフリングに関するものであるが、参考ま
でに、PAL方式のディジタルVTRにおけるシャフリ
ングについて説明すると、1フィールド分のY信号の有
効ビデオデータは図13に示されるように水平方向72
0サンプル、垂直方向288ラインから構成される。そ
して、そのシャフリングパターンは、水平方向にA,
B,F,D,Eのエリアに等分されると共に、垂直方向
には12個のサブエリアに等分されたものとなってお
り、各サブエリア1個当たりのデータ量はNTSC方式
の場合と等しくなるように設定されている。また、Y信
号のサンプル周波数はNTSC方式の場合と同じ13.
5MHzに設定され、所謂4:2:0フォーマットでY
信号及び色差信号のサンプリングが行われる。
【0027】このPAL方式におけるシャフリングを実
現するフィールドメモリの書き込み読み出しパターンの
1例を図14〜図16に示す。この図において、フィー
ルドメモリはA〜Fの領域に等分されると共に各領域は
更に12のサブ領域に等分される。また、入力映像信号
の各フィールドは0〜11までの12の区間に等分さ
れ、それぞれの区間に含まれる図13のエリアA〜Fの
各データが前記の各サブ領域に書き込まれて読み出され
ることによりシャフリング出力であるフィールド
〔1〕、フィールド〔2〕、・・・が取り出される。
【0028】なお、図14〜16に示される書き込み読
み出しパターンにおいても、フィールド2以降の各区間
の信号を書き込むサブ領域の選定は、図10〜図12の
場合と同様に、既に読み出しが行われて書き込みが可能
であるサブ領域のうち最も早く読み出しが行われたサブ
領域へ書き込みが行われるように書き込み動作が制御さ
れる。また、この書き込み読み出しパターンにおいて
も、フィールド7の書き込みアドレスはフィールド1の
書き込みアドレスと一致しており、書き込みアドレスは
6フィールドの周期性を持つことが分かる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明したような
書込み読出動作を行うことにより、1個のフィールドメ
モリを用いるのみでもシャフリング動作が可能である
が、このようなシャフリング回路を具えたディジタルV
TRにおいて、記録すべき映像信号として水平周波数及
び垂直周波数が正規の値から著しくかけ離れている非標
準の映像信号が入力された場合(例えば、民生用のアナ
ログVTRをキュー、レビュー等の変速再生をしながら
取り出された再生信号をディジタルVTRに記録する場
合とか、ディジタルVTRへの入力映像信号源の切り換
えに基づいて発生するフレームの不連続によって過渡的
に同期が乱れる場合とか、或るいは、入力映像信号自体
がテレビゲーム機等からの非標準のテレビジョン信号で
ある場合等)には、次のような問題が生ずる。
【0030】即ち、上記のシャフリング回路において
は、通常の入力映像信号の場合にはシャフリングメモリ
への書込用のクロック及び読出用のクロックは、いずれ
も入力映像信号の同期信号に基づいて生成されるように
構成されているが、入力映像信号の同期周波数の変位が
大きくなったときには、読出用のクロックは、ディジタ
ルVTR全体の動作の安定性の確保のために所定の安定
な固定発振器の出力に基づいて生成されるように構成さ
れている。
【0031】このように固定発振器の出力に基づいて読
出クロックが生成される場合のシャフリング動作を図1
7を用いて説明する。この図の(1)は、正規の同期周
波数を持つNTSC方式の入力映像信号に対して通常の
シャフリング動作が実行されている場合の状態を簡略化
して表したものであり、入力された各フィールドの映像
信号は、6種類のライトパターン(この図では(W.
P.0)〜(W.P.5)として表されている)に従っ
て順次フィールドメモリへ書き込まれ、読出動作をこの
ライトパターンに対応した6種類のリードパターン(こ
の図では(R.P.0)〜(R.P.5)として表され
ている)に従って実行することにより、入力信号のフィ
ールドに同期してシャフリング出力が取り出される様子
を表している。
【0032】これに対し、入力映像信号の同期周波数の
変位が大きく、読出用のクロックが所定の固定発振器を
用いて生成される状態においては、この図の(2)に示
されるようにフィールドメモリへ書き込まれる入力信号
のフィールド期間と、フィールドメモリからの読み出し
が行われるタイミングとが逐次変化してゆくことにな
る。従って、この図の(2)において、例えば、シャフ
リング出力であるフィールド〔5〕の信号の生成につい
て見ると、これは、本来、ライトパターン4に従って書
き込まれた入力信号のフィールド5をリードパターン4
に従って読み出すことにより得られるべきものである
が、この図の(2)ではフィールド〔5〕の出力を得る
ための読出動作を開始する以前に、既に、フィールド6
の信号をライトパターン5に従って書き込む動作が開始
されているため、ライトパターン5に従って書き込まれ
たフィールド6の信号をリードパターン4に従って読み
出した信号がシャフリング出力のフィールド〔5〕とし
て得られることになる。
【0033】そして、このようにライトパターンに対応
しないリードパターンで読出動作を行った場合には、画
像はスクランブルのかかった状態となって到底実用には
供し得ないものとなってしまう。本願発明は、かかる問
題点を解決することを目的とするものである。
【0034】
【課題を解決するための手段】本願発明は、1画面分の
画像データを記憶するメモリと、該メモリへの画像デー
タの書き込み動作を制御する書き込み制御手段と、該メ
モリからの画像データの読み出し動作を制御する読み出
し制御手段と、を具え、入力された1画面分の画像デー
タを、1画面を分割することにより形成される複数個の
区画のそれぞれに対応する画像データを単位として、前
記書き込み制御手段により所定の書き込みパターンに従
って上記メモリへ書き込むと共に、該メモリに書き込ま
れた1画面分の画像データを、前記読み出し制御手段に
よって上記書き込みパターンとは異なる所定の読み出し
パターンに従って読み出すことにより所定のパターンに
変換された画像データを出力し、かつ、前記書き込みパ
ターン及び読み出しパターンとして、それぞれ複数個の
異なったパターンを循環的に1画像データ期間毎に切り
換えて使用することにより、前記読み出し制御手段によ
る1画面分の画像データの読み出しが終了する以前に、
該読み出し制御手段によって読み出し動作の実行された
1区画分の画像データの記憶領域へ、前記書き込み制御
手段により次の1画面を構成する画像データにおける1
区画分の画像データを書き込むように構成された画像デ
ータ変換装置であって、更に、1画面分の画像データを
書き込むタイミングと読み出すタイミングとのずれを検
出する手段を有している。
【0035】ここで、書き込み制御手段は、書き込みパ
ターンを切り換えるための指示信号を出力するカウンタ
と、該指示信号が供給される読み出しアドレス発生手段
を具えると共に、該指示信号を読み出し制御手段へ供給
し、かつ、読み出し制御手段は、書き込み制御手段から
供給された指示信号をラッチする手段と、該ラッチ手段
の出力が供給される読み出しアドレス発生手段とを具え
るのが好適である。更に、書き込み制御手段は、入力さ
れた画像データから導出される基準信号に基づいて書き
込みタイミングを決定すると共に、読み出し制御手段
は、所定の周期信号に従って読み出しタイミングを決定
し、かつ、該周期信号は、前記基準信号が所定の規格内
のものであるときは該基準信号に基づいて生成されると
共に、該基準信号が所定の規格から変位したときには、
特定の固定信号に基づいて生成されるように構成するの
が望ましい。
【0036】そして、検出手段は、前記基準信号と周期
信号とに基づいて、1画面分の画像データを書き込むタ
イミングと読み出すタイミングとのずれを検出し、か
つ、この検出出力により前記カウンタの動作を制御する
ことにより、所定以上のずれが検出されたときは、前記
書き込み制御手段における書き込みパターンの切り換え
動作及び読み出し制御手段における読み出しパターンの
切り換え動作を停止するように構成するのが好適であ
る。
【0037】
【作用】入力された画像データに基づく書き込みタイミ
ングが読み出しタイミングに対して所定以上ずれたとき
には、書き込みパターン及び読み出しパターンが特定の
パターンに固定される。
【0038】
【実施例】本願発明をNTSC方式用ディジタルVTR
のシャフリング回路へ適用した場合の実施例について、
図18〜図22及び図1〜図5を参照して説明する。図
18は、本実施例におけるシャフリング回路4の内部構
成と、その周辺回路の構成を示したものであり、AD変
換回路1〜3から出力されるDY,DR,及びDBは、
書込制御回路16及び19によってシャフリングのため
のフィールドメモリ15、18、21へ書き込まれる。
一方、入力映像信号から取り出された水平周波数の信号
HDがクロック生成回路26へ供給されて13.5MH
zのクロックSCKを生成し、このクロックはAD変換
用としてAD変換回路1へ、1/4に分周されてAD変
換回路2及び3へ供給され、更に、書込用のクロックと
して書込制御回路16へ、また、1/4に分周されて書
込制御回路19へ供給される。
【0039】フィールドメモリ15からの読出を行うた
めの18MHzの読出クロックMCKはフレーム同期発
振回路23において生成され、これは、通常の正規の入
力映像信号の場合には、入力映像信号から取り出された
フレーム周波数の信号FRSがスイッチSW1を介して
該発振回路23へ入力されることにより入力映像信号の
フレームに同期して生成される。なお、読出の際のリー
ドパターンを切り換えるためのフレーム信号FRMも該
発振回路23で生成され、読出制御回路17及び20へ
供給される。また、上記のフレーム信号FRSは、書込
の際のライトパターンを切り換えるための信号として書
込制御回路16及び19へ供給される.
【0040】入力映像信号からのフレーム信号FRSは
周波数検出器24へも供給され、その周波数が正規の値
から所定以上異なるような非標準の映像信号が入力され
たときには、該検出器の出力に基づいてSW1が上側へ
倒されることにより、発振回路23からは固定発振器2
2の安定な出力信号に同期したMCK及びFRMが生成
される。そして、フレーム信号FRSとFRMの位相差
が所定以上に増大したかどうかを位相検出回路25にお
いて判断し、所定以上になったときはこれを示す位相検
出出力Vcontを書込制御回路16及び19へ供給し
て前記の問題を解決すべく制御動作が実行される。な
お、位相検出回路25へは位相検出範囲を設定する際に
使用されるHDも供給される。
【0041】次に、書込制御回路16、読出制御回路1
7、及び位相検出回路25の具体的構成及び動作を図1
9〜図21、及び図1により説明する(なお、書込制御
回路19及び読出制御回路20の詳細は、基本的には書
込制御回路16及び読出制御回路17と同様であってク
ロック周波数の違いによる相違があるのみなので説明を
省略する)。
【0042】図19に示される書込制御回路16におい
て、入力されたFRSはフィールド周波数の信号FIS
を生成するための生成回路30へ供給される。該生成回
路30は、FRSによってリセットされるカウンタを具
え、このカウンタによりSCKをカウントした出力に基
づいて、図1に示されるように入力映像信号の各フィー
ルドの前端部分で立ち上がるフィールド周期の信号FI
Sを導出する(なお、図1は、シャフリング動作を表す
タイミングチャートであり、入力信号のフィールド1〜
3の期間における各信号の波形は、入力信号が正規の入
力映像信号である場合の動作を表し、また、入力信号の
フィールド4以降の期間における各信号の波形は、入力
信号が非標準の入力映像信号である場合の動作を表して
いる)。なお、該生成回路30内のFIS生成用カウン
タはSCKに代え前述のHDをカウントするように構成
してもよい。生成回路30からのFIS信号は立ち上が
り部検出回路31へ供給され、この検出出力はSCKを
カウントするカウンタ33のリセット端子へ入力され
る。
【0043】検出回路31の出力はVカウンタ32へも
供給される。このカウンタは、0〜5の値を表す3ビッ
トの信号を出力するリングカウンタで構成され、このV
カウンタ出力によってライトパターンの0〜5を指示す
る。書込アドレス発生回路34は、ライトパターン0〜
5のそれぞれの書込アドレスを記憶したROMから構成
され、Vカウンタ出力によって各フィールドのライトパ
ターンが指示されると共に、この指示されたライトパタ
ーンの中からカウンタ33の出力によって読み出すべき
書込みアドレスが指定され、読み出された書込みアドレ
スはフィールドメモリ15へ供給される。
【0044】図20に示される読出制御回路17では、
読出アドレス発生回路39において読み出される読み出
しアドレスのリードパターンを書込み時のライトパター
ンに対応したものとするために、このリードパターンを
指定する3ビットの信号として書込制御回路16におけ
るVカウンタ出力をラッチ回路35でラッチした信号を
用いる。このラッチ動作は、カウンタ38において読出
クロックMCKを1フィールド分カウントしたときに発
生するキャリーCOに基づいて行う。
【0045】即ち、シャフリング出力の各フィールドの
終端でラッチが行われるので、通常の入力映像信号の場
合には、図1に示されている入力信号のフィールド1〜
4の期間におけるVカウンタ出力、ラッチタイミング、
ラッチ出力を対比すれば分かるように、リードパターン
を指定するラッチ出力の値はライトパターンを指定する
Vカウンタ出力の値に対して1フィールド遅れたものと
なり、図17の(1)に示されるようにライトパターン
とリードパターンが正しく対応した状態で書き込み動作
と読み出し動作が実行される。
【0046】なお、図20において、発生回路36は、
フレーム信号FRMに基づいてフィールド信号FIMを
発生し、この信号の立ち上がり部分が回路37において
検出される。そして、この検出出力によってカウンタ3
8はフィールド毎にリセットされる。ここで、図18の
フレーム同期発振回路23で生成されるFRMは、通常
は、入力映像信号のFRSに基づいて該入力映像信号の
偶数フィールドの終端部分で立ち上がるような信号波形
として生成される(図1の入力信号のフィールド2の終
端部分におけるFRMの波形を参照)。そして、図20
の発生回路36では、このFRMに基づいてMCKをカ
ウントすることにより、通常は、入力映像信号の偶数フ
ィールドの前端部分と終端部分とにそれぞれ立ち上がり
部分を有するフィールド信号FIMが生成される(図1
の入力信号のフィールド2の前端部分及び終端部分での
FIMの波形を参照)。
【0047】以上は、通常の正規の映像信号が入力され
ている場合の書き込み読み出し動作であるが、これに対
し、非標準の映像信号が入力されて図18におけるSW
1が上側に倒されてFRMの位相がFRSに対して変位
し始め、この位相変位が所定量以上になると、これを図
18に示される位相検出回路25により検出し、この検
出出力Vcontを書込制御回路16のVカウンタ32
のイネーブル端子へ入力することによって、該Vカウン
タのカウントアップ動作を停止させる。これによって、
フィールドメモリ15におけるライトパターン及びリー
ドパターンは、常に特定の同じパターンに固定されるの
で、図17の(2)において説明したようにライトパタ
ーンとリードパターンとが対応しなくなって画像がスク
ランブルされるという現象が生じることは無い。
【0048】位相検出回路25の具体的構成は図21に
示されるとおりである。この回路について説明すると、
入力されたFRSに基づいて位相差の許容範囲を表すウ
ィンドウを発生器40において発生する。このウィンド
ウは、例えば、図1に示されるように入力信号の偶数フ
ィールドの終端部分の前後の数10Hの期間となるよう
に設定され、これは、FRSによってリセットされるカ
ウンタによりHDをカウントして得ることができる。
【0049】このウィンドウ信号を、Dフリップフロッ
プ41においてFRMの立ち上がり部分でラッチするこ
とにより、図1に示されるように、FRSとFRMの位
相差が許容範囲内にあるときはHIGHとなり許容範囲
を外れるとLOWとなる検出出力Vcontが得られ
る。この図では、入力信号のフィールド4の終端部分に
おいて位相差が許容範囲を外れてフィールド5の開始点
以降のVカウンタのカウントアップ動作が停止し、ライ
トパターン及びリードパターンがいずれも「5」に固定
された状態になっていることを表している。
【0050】参考までに、この図1に対応する書き込み
読み出し動作の具体的様子を示すと、図2〜図4のよう
になる。これらの図において網点の施された区画は図1
0〜図12の場合と同様の書き込み動作が行われること
を表し、網線の施された区画は読み出し動作が行われる
ことを表している(なお、図3と図4については、図を
見やすいものとするために横方向の時間軸を図2に比し
伸長して表現してある)。
【0051】これらの図3及び図4に示されているよう
に、位相差が許容範囲を外れたフィールド4〜フィール
ド7においては、フィールドメモリの同一のサブ領域に
おける書き込み動作及び読み出し動作の行われるタイミ
ングが互いに接近したり、或るいは、時間的に重なって
しまう場合が生ずるので、フィールドメモリの書き込み
読み出し動作に不安定さを生じることがあり、また、図
17の(2)において説明したように、シャフリング出
力として読み出すべきフィールドとは異なるフィールド
の入力信号を読み出してしまう場合も生ずるが、ライト
パターンとリードパターンは常に対応しているので画像
にスクランブルがかかることは無い。従って、キュー、
レビュー等の変速再生による非標準の入力映像信号であ
ってもほぼ通常通りに観察可能な画像として記録するこ
とができる。
【0052】なお、以上に説明した実施例において、F
RS,FRM,FIS,FIM,及びウィンドウ信号等
の具体的な波形については図1に示されるようなものに
限定する必要は無く、当業者であれば種々の設計変更が
できることは言うまでもない。最後に、書込制御回路1
6の別の構成例を図22により説明する。この図は、図
19の書込制御回路におけるVカウンタ32のカウント
アップ動作を、カウンタ33におけるSCKの1フィー
ルド分のカウントが終了してキャリーCOが発生した時
点で行うようにしたものであり、この場合のVカウンタ
出力は、図5に示されるように、入力信号の各フィール
ドの終端部分でカウントアップされる。
【0053】従って、この図に示されるように入力信号
のフィールド4の終端部分でFRMの位相が後方へ外れ
ても、入力信号のフィールド5におけるライトパターン
は「4」へカウントアップされる。また、シャフリング
出力のフィールド〔4〕を生成するためのリードパター
ン(ラッチ出力)も「4」となるので、シャフリング出
力のフィールド〔4〕は、ライトパターン3で書き込ま
れたフィールド4の信号をリードパターン4で読み出す
ことになって、スクランブルのかかったものとなるが、
これは1フィールドのみの一瞬のことに過ぎないので実
際上は問題とならない。
【0054】以上、本発明に基づくシャフリング回路及
びその動作について説明したが、ここに説明した実施例
に限定されることなく、前述のとおり、本発明の趣旨の
範囲内で様々な構成のシャフリング回路を構成すること
が可能である。
【0055】
【発明の効果】フィールドメモリを1個用いるのみで画
像データのシャフリングを可能とした画像データ変換装
置において、入力画像データが変速再生等により取り出
された信号であってもスクランブルを生ずることなくシ
ャフリングが実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるシャフリング動作を表す
タイミングチャートである。
【図2】同実施例におけるフィールド1〜3における書
き込み読み出しパターンを表す図である。
【図3】同実施例におけるフィールド4及び5における
書き込み読み出しパターンを表す図である。
【図4】同実施例におけるフィールド6及び7における
書き込み読み出しパターンを表す図である。
【図5】本発明の他の実施例によるシャフリング動作を
表すタイミングチャートである。
【図6】本発明の実施例が適用されるディジタルVTR
の信号処理回路の構成を示すブロック図である。
【図7】ブロッキングパターン及びマクロブロックを説
明する図である。
【図8】NTSC方式信号に対するシャフリングパター
ンを説明する図である。
【図9】シャフリング回路の内部構成を示す図である。
【図10】標準のNTSC方式信号のフィールド1〜3
におけるシャフリングパターンを説明する図である。
【図11】標準のNTSC方式信号のフィールド4及び
5におけるシャフリングパターンを説明する図である。
【図12】標準のNTSC方式信号のフィールド6及び
7におけるシャフリングパターンを説明する図である。
【図13】PAL方式信号に対するシャフリングパター
ンを説明する図である。
【図14】標準のPAL方式信号のフィールド1及び2
におけるシャフリングパターンを説明する図である。
【図15】標準のPAL方式信号のフィールド3及び4
におけるシャフリングパターンを説明する図である。
【図16】標準のPAL方式信号のフィールド5〜7に
おけるシャフリングパターンを説明する図である。
【図17】非標準のNTSC方式信号が入力されたとき
のシャフリング動作を説明する図である。
【図18】本発明の実施例におけるシャフリング回路及
びその周辺回路の構成を示す図である。
【図19】同実施例における書込制御回路の構成を示す
図である。
【図20】同実施例における読出制御回路の構成を示す
図である。
【図21】同実施例における位相検出回路の構成を示す
図である。
【図22】同実施例における書込制御回路の他の構成例
を示す図である。
【符号の説明】
15,18,21…フィールドメモリ, 16,19…
書込制御回路,17,20…読出制御回路, 25…
位相検出回路、32…Vカウンタ、 35…ラッチ回
路、

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)1画面分の画像データを記憶する
    メモリと、(2)該メモリへの画像データの書き込み動
    作を制御する書き込み制御手段と、(3)該メモリから
    の画像データの読み出し動作を制御する読み出し制御手
    段とを具え、かつ、入力された1画面分の画像データ
    を、1画面を分割することにより形成される複数個の区
    画のそれぞれに対応する画像データを単位として、前記
    書き込み制御手段により所定の書き込みパターンに従っ
    て上記メモリへ書き込むと共に、該メモリに書き込まれ
    た1画面分の画像データを、前記読み出し制御手段によ
    って上記書き込みパターンとは異なる所定の読み出しパ
    ターンに従って読み出すことにより所定のパターンに変
    換された画像データを出力し、更に、前記書き込みパタ
    ーン及び読み出しパターンとして、それぞれ所定個数の
    異なったパターンを循環的に1画面分の画像データ期間
    毎に切り換えて使用することにより、前記読み出し制御
    手段による1画面分の画像データの読み出しが終了する
    以前に、該読み出し制御手段によって読み出し動作の実
    行された1区画分の画像データの記憶領域へ、前記書き
    込み制御手段により次の1画面を構成する画像データに
    おける1区画分の画像データを書き込むように構成され
    た画像データ変換装置において、 1画面分の画像データを書き込むタイミングと読み出す
    タイミングとのずれを検出する手段を設け、該検出手段
    により所定以上のずれが検出されたときは、前記書き込
    み制御手段における書き込みパターンの切り換え動作及
    び読み出し制御手段における読み出しパターンの切り換
    え動作を停止することを特徴とする画像データ変換装
    置。
  2. 【請求項2】 書き込み制御手段は、書き込みパターン
    を切り換えるための指示信号を出力するカウンタと、該
    指示信号が供給される読み出しアドレス発生手段を具え
    ると共に、該指示信号を読み出し制御手段へ供給し、か
    つ、読み出し制御手段は、書き込み制御手段から供給さ
    れた指示信号をラッチする手段と、該ラッチ手段の出力
    が供給される読み出しアドレス発生手段とを具えている
    ことを特徴とする請求項1記載の画像データ変換装置。
  3. 【請求項3】 書き込み制御手段は、入力された画像デ
    ータから導出される基準信号に基づいて書き込みタイミ
    ングを決定すると共に、読み出し制御手段は、所定の周
    期信号に従って読み出しタイミングを決定し、かつ、該
    周期信号は、前記基準信号が所定の規格内のものである
    ときは該基準信号に基づいて生成されると共に、該基準
    信号が所定の規格から変位したときには、特定の固定信
    号に基づいて生成されるものであることを特徴とする請
    求項1または2記載の画像データ変換装置。
  4. 【請求項4】 検出手段は、前記基準信号と周期信号と
    に基づいて、1画面分の画像データを書き込むタイミン
    グと読み出すタイミングとのずれを検出し、かつ、この
    検出出力により前記カウンタの動作を制御するものであ
    ることを特徴とする請求項3記載の画像データ変換装
    置。
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