JP3413223B2 - 顔料調製物 - Google Patents

顔料調製物

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JP3413223B2 JP28472092A JP28472092A JP3413223B2 JP 3413223 B2 JP3413223 B2 JP 3413223B2 JP 28472092 A JP28472092 A JP 28472092A JP 28472092 A JP28472092 A JP 28472092A JP 3413223 B2 JP3413223 B2 JP 3413223B2
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クラリアント・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング
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    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P1/00General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed
    • D06P1/44General processes of dyeing or printing textiles, or general processes of dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form, classified according to the dyes, pigments, or auxiliary substances employed using insoluble pigments or auxiliary substances, e.g. binders

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顔料調製物および該顔
料調製物を高分子物質の着色に使用する技術に関する。
【0002】
【従来技術】高分子物質中の顔料の分散剤は、特に顔料
を慣用のものだけでなく、新規の低溶剤高固形分および
高い極性の水性被覆物質系(coating syst
ems)のみに分散させる場合には、多数の問題点があ
る。例えば、数例の被覆物質系中の分散剤は不完全のま
まであり、そして最適な色濃度が得られない。不完全に
分散した凝集物および巨大な粒子は、更なる加工を妨害
する可能性があり、特に低粘度の系の場合(ラッカーお
よび印刷用のインク)には沈降物問題が起こりやすい。
更に、分散剤、保存または更に加工する際の凝塊化は、
系の望ましくない流動特性を与え、そして適用されたフ
ィルムの色濃度および光沢の損失を引き起こす。
【0003】これらの問題点は、既知の顔料濃縮物によ
っては解決することができない。特に、上記の新規の被
覆用物質の系における分散剤は、かなりの問題点を有す
る。米国特許第4310359号明細書には、被覆用の
系における改良された凝集安定性および流動特性を有す
る顔料濃厚物が記載されている。水性の被覆用の系、こ
の特許に記載された顔料濃厚物は、いくつかの例におい
て不満足な結果を与えてしまい、そしてそのプロセスは
ある群の顔料には適用することができない。加えて、上
記公報に記載された化合物は異なる構造を有している。
【0004】米国特許第4256507号明細書には、
フタルイミドメチレン基を含有する顔料分散剤を含む顔
料濃厚物が記載されている。これらの顔料濃厚物は、多
くの場合には顔料濃厚物に要求される色的および流動特
性についてその要求を満たしていない。上記特許に記載
された化合物も異なる構造を有している。
【0005】英国特許第1367635号明細書には、
繊維の染色に使用されるオルト−スルホベンズイミドメ
チレン基を含有するキノフタロン染料が記載されてい
る。これらは溶解度が高いので、これらの化合物は顔料
分野に使用するのには好適とは言えない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、有機
顔料用の新規の分散剤およびこれから簡単な方法で製造
することができなおかつ高分子物質中で改良された色的
および流動特性を有している顔料調製物を提供すること
である。高固形分または水性の従来並びに新しいバイン
ダー系において優れた色的および流動特性を有する顔料
調製物が、ヒドロキシメチルサッカリンまたはその誘導
体と有機顔料との反応により製造できる新規な分散剤を
使用する有機顔料の表面変性によって得ることができる
ということを見出した。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、a)アゾ、ア
ントラピリミジン、アンタントロン、キナクリドン、ペ
リノン、ジケトピロロピロール、ジオキサジン、フラバ
ントロン、インダントロン、イソインドリノン、イソビ
オラントロン、ペリレン、フタロシアニン、ピラントロ
ンまたはチオインジゴ顔料の群から選ばれた少なくとも
1種の顔料または種々の上記の群に属する顔料の組み合
わせ、およびb)式(I)
【0008】
【化2】 (式中、Pは上記a)に述べられた顔料と無関係に、ア
ゾ、アンタントロン、キナクリドン、ペリノン、ジケト
ピロロピロール、ジオキサジン、インダントロン、ペリ
レン、フタロシアニンまたはチオイジジゴ顔料の残基で
あり、R1 およびR2 は互いに独立して水素原子、ハロ
ゲン原子、C1 〜C4 −アルキル、C1 〜C4 −アルコ
キシまたはニトロであり、好ましくは水素原子であり、
そしてnは1ないし4、好ましくは1ないし3.6の数
であり、なお、サッカリン残基のCH2 基はPの芳香族
原子に結合している)で表される少なくとも1種の分散
剤とから本質的になる顔料調製物に関する。
【0009】各場合において、用語「残基」とは、親化
合物マイナス少なくとも1個の水素原子からなる基を意
味する。上記群の有機顔料は、文献から、例えばW.
Herbst, K. Hunger, Indust
rille Organic Pigmente (1
987年),VCH Verlagsgesellsc
haft, Weinheim, Germanyに記
載されている。ジケトピロロピロール顔料は、米国特許
第4579949号明細書に記載されている。
【0010】数値nは、残基Pの基礎になる顔料化合物
の縮合により得られた置換の度合いを表す。nについて
の最適値は、顔料の化学的構造、結晶および表面特性お
よび適用媒体の性質に依存し、そして各顔料/適用媒体
の組み合わせに関して個別に実験的に決定しなければな
らない。nの値が低すぎるかあるいは高すぎる場合に
は、最適の顔料性質が得られない。通常、分散剤は、平
均でn部のサッカリン残基が1部の顔料残基Pに結合し
ている式Iで表される化合物の混合物である。従って、
nは分数(fractional)数値に適合する。
【0011】好ましい顔料調製物は、インダントロン、
ペリレン、キナクリドン、フタロシアニンまたはペリノ
ン顔料の群からの少なくとも1種の顔料からなるもので
ある。
【0012】好ましい顔料調製物は更に、ほんの1種の
上記の顔料および1種の上記分散剤から本質的になるも
のである。特に好ましくは、 a)99.5ないし70重量%、好ましくは95ないし
80重量%の少なくとも1種の上記顔料、 b)0.5ないし30重量%、好ましくは5ないし20
重量%の少なくとも1種の上記分散剤、 c)0ないし10重量%、好ましくは0ないし5重量%
の1種またはそれ以上の界面活性剤、および d)0ないし10、好ましくは0ないし5重量%の更に
慣用の添加剤(但し、各成分の割合は顔料調製物の全重
量に基づいている)から本質的になる顔料調製物であ
る。
【0013】本発明は更に、式(I)
【0014】
【化3】 (式中、Pはアゾ、アンタントロン、ペリノン、ジケト
ピロロピロール、ジオキサジン、インダントロン、ペリ
レン、フタロシアニンまたはチオイジジゴ顔料の残基で
あり、R1 およびR2 は互いに独立して水素原子、ハロ
ゲン原子、C1 〜C4 −アルキル、C1 〜C4 −アルコ
キシまたはニトロであり、好ましくは水素原子であり、
そしてnは1ないし4の数であり、好ましくは1 ないし
3.6であり、なお、サッカリン残基のCH2 基はPの
芳香族炭素原子に結合している)で表される分散剤に関
する。
【0015】式Iで表される分散剤は、顔料を対応する
サッカリン誘導体およびホルムアルデヒド、パラホルム
アルデヒドあるいはホルムアルデヒド放出性の化合物、
若しくは対応するサッカリンのN−メチロール誘導体と
縮合剤の存在下で0℃ないし150℃の温度で縮合する
ことによって慣用の方法により製造することができる。
好ましい縮合剤は、80ないし100重量%の硫酸、発
煙硫酸またはポリ燐酸である。縮合生成物は、硫酸また
は燐酸溶液を水または氷/水中に導入することによって
沈澱させ、そして通常の方法によって濾過および中性ま
で洗浄することによって単離させる。置換度は、元素分
析およびNMRスペクトルにより測定することができ
る。
【0016】濃硫酸または発煙硫酸を縮合媒体として使
用する場合、スルホ基をある程度本発明による化合物内
に導入することを可能にする。顔料Pの置換度nは、直
接それに達することができる。しかしながら、式Iで表
される誘導体を製造し、ついでこれを更に次の段階で置
換度nに調整することも可能である。この置換度nの調
整は、ひきつづいての加工段階(微分散、仕上げ、湿式
または乾式粉砕、最終混合物)で行うことができる。
【0017】顔料調製物を製造する際に、分散剤を顔料
合成の際、微分散工程の際、仕上げ工程の前または後に
添加することができる。微分散は、機械的工程、例えば
湿式または乾式粉砕、または化学的工程、例えば強酸ま
たは強塩基への溶解、沈澱またはバッティングおよび引
き続いての再酸化反応において行うことができる。顔料
調製物はまた、分散剤を顔料と混合することによっても
製造することができる。
【0018】本発明による顔料調製物に含有される顔料
は、純粋な顔料として、少なくとも2種類の顔料の混合
物としてまたは少なくとも2種類の顔料の混合結晶とし
て存在することができる。
【0019】顔料調製物中の分散剤の含有率は、顔料の
重量に対して0.5ないし30重量%、好ましい1ない
し15重量%であることが有利である。分散剤の添加に
よる色的および流動学的性質の改良は、量が増加するに
従って増加するが、化学的構造、結晶および顔料並びに
分散剤の表面特性および適用媒体の性質に依存し、そし
て個々の場合に顔料/分散剤/適用媒体の組み合わせに
ついて実験的に決定することができる特定の最適の濃度
までである。
【0020】反面濃度が高いほど性質の劣化を導きやす
い。顔料調製物において、式(I)で表される分散剤
は、調製物に存在する顔料からあるいは上記群の顔料の
異なる化合物から誘導される。いずれにせよ、分散剤の
添加の結果、色的および流動特性が改良される。しかし
ながら、分散剤は、顔料調製物の顔料と異なる顔料から
誘導された場合には色相が変化してしまうことがあるの
で、好ましい態様においてa)およびb)で上記に記載
した顔料は、おのおの同一の群に属するようにする。
【0021】本発明の顔料調製物は、付加的に界面活性
剤および更に別の慣用の添加剤、例えば樹脂、流動調整
剤、保存剤および/または防塵剤、例えばK.Lind
ner,Tenside−Textilhilfsmi
tte l−Waschrohstoffe,第1巻,第
837〜917頁(1964年)またはN.Schoe
nfeld,Grenzflaechenaktive
Ethylenoxid−Addukte,第42〜
95頁(1976年)に記載されたものを含有すること
ができる。
【0022】本発明による顔料調製物は、優れた色的お
よび流動特性、特に凝集安定性、分散性、流動性、光沢
および色濃度を有する点に特徴がある。本発明による顔
料調製物は、特に高分子有機材料、例えばセルロースエ
ーテルおよびセルロースエステル、例えばエチルセルロ
ース、ニトロセルロース、セルロースアセテート、セル
ロースブチレート、天然樹脂または合成樹脂、例えば重
合樹脂または縮合樹脂、例えばアミノ樹脂、特に尿素/
−およびメラミン/ホルムアルデヒド樹脂、アルキッド
樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリルニト
リル、ポリアクリル酸エステル、ポリアミド、ポリウレ
タンまたはポリエステル、ゴム、カゼイン、シリコーン
およびシリコーン樹脂の個々のまたは混合物の着色に好
適である。
【0023】上記高分子有機化合物がプラスチック組成
物、溶融物または紡糸溶液、ワニス、被覆組成物または
印刷用インクの形態のどれに存在するかは重要ではな
い。特定の用途に依存して、本発明による顔料調製物を
トナーとしてまたは調製物または分散液の形態で使用す
るのが有利である。顔料調製物は、着色する高分子有機
材料に対して0.1ないし10重量%の量で使用するの
が好ましい。特に好ましい被覆系は、新規の種の高い極
性の水性ウレタン系のワニスおよび低溶解高固形分アク
リル樹脂ワニスであり、そしてアルキド/メラミン樹脂
のワニスおよびポリイソシアネートと架橋合可能なアク
リル樹脂を含む2成分系ワニスからなる慣用の被覆系が
好適である。数多くの印刷用インクのうち、ニトロセル
ロースに基づくものが特に好適である。
【0024】本発明による顔料調製物および本発明によ
る分散剤は、細かく分割された形態に多くの適用媒体に
容易に分散可能である。これらの分散剤は、高度に着色
した際にも高い凝集安定性を示し、そして優れた流動特
性を発揮する。これらは、優れた堅牢特性を有する高い
色濃度、高い光沢および高い透明度の被膜および印刷物
を製造するのに使用できる。数多くの公知の系から、合
成脂肪酸および無水フタル酸およびブタノールでエーテ
ル化されたメラミン樹脂およびリシネン酸(短オイル)
に基づく非乾燥アルキッド樹脂の部分からなる媒体−
油、非−乾燥アルキッド樹脂に基づくアルキッド/メラ
ミン樹脂ワニス(AM)、非水性分散液に基づく高固形
分アクリルベーキングエナメル(TSA)およびポリウ
レタンに基づく(PUR)水性ワニスが性質を評価する
のに選択された。
【0025】分散後のミルベース(mill bas
e)の流動特性を以下の5点評価により評価する。 5 非常に流動性 2 若干固化 4 流動性 1 固化 3 粘稠 ミルベースを顔料濃度に希釈後、Rossmann v
iscospatura、例えばErichsen I
serlohn社の301型を使用して粘度を評価す
る。被覆する前に、所望の粘度を秒(s)で示すFor
d cup(ノズル直径4mm)における特定の流動時
間に相当するような方法で調節した。光沢測定をマルチ
グロス光沢試験機、例えばByk−Mallinckr
odt,Weselを使用してDIN 67530(A
STM D 523)に従って20°の角度で行った。
【0026】
【実施例】以下の実施例において、部および%は、重量
によるものである。6および3%発煙硫酸は、100%
硫酸94および97重量%および溶解SO3 6および3
重量%の溶液を意味するものと理解されたい。
【0027】置換度nは、全ての例において、元素分析
だけでなく1 H NMRスペクトルによっても測定し
た。測定の基準は、脂肪族プロトンと芳香族族プロトン
との比率である。例1
【0028】
【化4】 300gの6%発煙硫酸を先ず攪拌された容器に導入
し、次いで20.9g(0.05モル)のN,N’−ジ
メチルペリレンテトラカルボキシイミドを25℃の温度
で導入し、そして溶解させた。次いで、42.6g
(0.2モル)のヒドロキシメチルサッカリンを添加
し、この混合物を100℃まで加熱し、そしてこの温度
で更に4時間攪拌した。溶液を25℃に冷却し、200
0gの氷水に注ぎ、生成物を吸引下に濾別し、そして中
性となるまで洗浄した。濾過残留物を250mlの水と
一緒に攪拌し、2.25gの33%水酸化ナトリウム溶
液でpH9とし、更に1時間攪拌し、そして吸引して濾
別し、中性となるまで洗浄し、そして乾燥して40.8
5gの式IIの分散剤を得た。 分析 計算: C 62.4% H 3.0% N 6.9% S 7.9% 実測: C 61.2% H 2.9% N 6.7% S 8.0% D2 SO4 中での1 H NMRスペクトル(ppm) δ 7.5〜9.3:14芳香族H; 4.5〜6.0: 2 脂肪族CH2 : 3.5〜3.9: 2CH3 。 例1a 米国特許第5 110 931号明細書に従って製造し
た15gのC.I.ピグメント レッド179を0.1
5gの式(II)で表される分散剤と機械的に混合し、
そして顔料調製物をAMワニスおよびPURワニスに導
入し、そして試験した。AMワニスは、高い隠蔽力およ
び色濃度の被膜を与えた。流動度は、5の評価が与えら
れ、そして光沢は、81であった。
【0029】分散剤なしで、被膜は、色濃度が非常に低
く、流動度は、1ないし2の評価が与えられ、そして光
沢は35であった。式(II)で表される分散剤をN,
N’−ジメチルペリレンカルボキシイミドおよびヒドロ
キシメチルフタルイミドを含有し、2.6の置換度nを
有する米国特許第4 256 507号明細書、例A、
実験Bに従って製造した分散剤で置き換えた以外はこれ
を繰り返すと、式IIで表される分散剤を用いて得られ
たのよりはるかに低い色濃度を有する被膜が得られた。
【0030】この例の冒頭で記載した顔料調整物を導入
したPURワニスは、高い隠蔽力および色濃度の被膜を
与えた。流動度は、5の評価が与えられ、そして粘度は
3.0sであった。分散剤なしでは、被膜は、いくぶん
か低い色濃度を示した。流動度は、5の評価が与えら
れ、そして粘度は3.5sであった。
【0031】式(II)で表される分散剤をN,N’−
ジメチルペリレンテトラカルボキシイミドおよびヒドロ
キシメチルフタルイミドに基づく分散剤で置き換えた以
外はこれを繰り返すと、著しく低い色濃度の被膜が得ら
れた。流動度は、5の評価が与えられ、そして粘度は
2.2sであった。例2
【0032】
【化5】 300gの6%発煙硫酸を先ず攪拌された容器に導入
し、次いで20.9g(0.05モル)のN,N’−ジ
メチルペリレンテトラカルボキシイミドを25℃の温度
で導入し、そして溶解させた。次いで、6gのパラホル
ムアルデヒド(ホルムアルデヒド0.2モルに相当)お
よび36.6g(0.2モル)のサッカリンの混合物を
添加し、この混合物を100℃まで加熱し、そしてこの
温度で更に4時間攪拌した。溶液を25℃に冷却し、2
000gの氷水に注ぎ、生成物を吸引下に濾別し、そし
て中性となるまで洗浄した、濾過残留物を250mlの水
と攪拌し、33%水酸化ナトリウム溶液2.25gでp
Hを9にし、更に1時間攪拌し、吸引下に濾別し、そし
て中性になるまで洗浄し、そして乾燥して約50%の非
置換N,N’−ジメチルペリレンテトラカルボキシイミ
ドをなおも含有する25.8gの式(III)の分散剤
を得た。 分析(III)および非置換出発原料の1:1の混合物として計算) 計算: C 69.8% H 3.2% N 6.8% S 3.1% 実測: C 68.4% H 2.9% N 6.6% S 2.9% D2 SO4 中での1 H NMRスペクトル(ppm) δ 7.6〜9.3:芳香族H; 4.5〜5.8: 1 脂肪族CH2 例2a 米国特許第5 110 931号明細書に従って製造し
た15gのC.I.ピグメント レッド179を0.1
5gの式(III)で表される分散剤と機械的に混合
し、そして顔料調製物をAMワニスに導入し、そして試
験した。高い隠蔽力および色濃度の被膜が得られた。流
動度は4ないし5の評価が与えられ、粘度は3.53s
であり、そして光沢は、74であった。
【0033】分散剤なしで、被膜は、色濃度が低く、流
動度は、1ないし2の評価が与えられ、粘度は4.3s
であり、そして光沢は35であった。例3
【0034】
【化6】 300gの6%発煙硫酸を先ず攪拌された容器に導入
し、次いで19.6g(0.5モル)のペリレンテトラ
カルボン酸ジアンヒドリドを25℃の温度で導入し、そ
して溶解させた。次いで、42.6g(0.2モル)の
ヒドロキシメチルサッカリンを添加し、この混合物を1
00℃まで加熱し、そしてこの温度で更に4時間攪拌し
た。溶液を25℃に冷却し、2000gの氷水に注ぎ、
生成物を吸引下に濾別し、そして中性となるまで洗浄し
そして乾燥し、37.4gの式(IV)の分散剤を得
た。 分析: 計算: C 62.0% H 2.3% N 3.4% S 7.8% 実測: C 60.9% H 2.6% N 3.4% S 7.2% D2 SO4 中での1 H NMRスペクトル(ppm) δ 7.6〜9.2:約13個の芳香族H; 5.0〜6.1:約1.8個の脂 肪族CH2 例3a 1050mlの脱イオン水を先ず攪拌された容器に導入
し、次いで米国特許第4 650 879号明細書に従
って製造された50gのペリレンテトラカルボン酸ジア
ンヒドリドおよび0.5gの式(IV)で表される分散
剤を両方とも湿ったプレスケーキの形態で攪拌しながら
導入した。この混合物を0ないし5℃にまで冷却し、そ
して104gの40%モルメチルアミン溶液をこの温度
で滴下し、そして0ないし5℃での攪拌を15分間続け
た。つぎに28.5gの無水塩化カルシウムと94.5
mlの水との溶液を15分間に0ないし5℃で滴加し、
この温度で1時間攪拌を続けた。次いで、この混合物を
80℃にまで加熱し、そして約80℃での更に1時間攪
拌した。次いで、2.7gのジステアリルジメチルアン
モニウムクロライドおよび117mlの水の懸濁液を滴
加し、そしてこの混合物を80℃で更に1時間攪拌し
た。これを50℃にまで冷却し、そして98%蟻酸の添
加により7ないし7.5のpHとし、更に30分間50
℃で攪拌し、吸引下に濾別し、そして生成物をクロライ
ドが消失するまで水洗し、そして乾燥させた。
【0035】これによりピグメントレッド179に基づ
く54.2gの顔料調製物が得られ、これをTSAワニ
ス中に導入すると高い色濃度の透明な被膜を形成した。
反応後に、分散剤は、nが数値1.8であった以外は式
IIを示した。 例4
【0036】
【化7】 400gの96%硫酸を先ず攪拌された容器に導入し、
次いで28.7g(0.05モル)の銅フタロシアニン
を25℃の温度で導入し、そして溶解させた。次いで、
42.6g(0.2モル)のヒドロキシメチルサッカリ
ンを添加し、この混合物を50ないし55℃まで加熱
し、そしてこの温度で更に5時間攪拌した。溶液を25
℃に冷却し、2000gの氷水に注ぎ、生成物を吸引下
に濾別し、そして中性となるまで洗浄した。濾過残留物
を1000mlの水と一緒に攪拌し、1.24gの33
%水酸化ナトリウム溶液でpH11とし、更に1時間攪
拌し、吸引下に濾別し中性になるまで洗浄しそして乾燥
して57.0gの式(V)の分散剤を得た。 分析: 計算: C 58.1% H 2.7% N 13.4% S 8.1% 実測: C 58.1% H 3.3% N 13.9% S 7.2% 例4a 1リットルの磁製容器溶液に35gのβ−相の銅フタロ
シアニン粗製顔料、10.6gの式(V)で表される分
散剤、165mlの水および1200gの直径2mmの
石英ビーズで満たし、次いでこの混合物を15時間震盪
ミルで粉砕した。次いで石英ビーズを篩によりミルベー
スから除去し、そしてミルベースを吸引下に濾別して、
36.4gの顔料調製物が得られ、これをAM、TSA
およびPURワニス中に導入すると高い色濃度の透明な
被膜を形成した。分散剤なしでは、被膜は、はるかに低
い色濃度を示した。分散剤を用いた被膜および用いない
被膜の流動度および粘度は同一であった。 例4b 75gの85%イソブタノール、米国特許第4 253
839号明細書に従って製造されたC.I.ピグメン
トバイオレット23(22%の合成からの塩を含有)か
らなる50gの微粉砕されたミルベース、プレスケーキ
としての2.5gの式(V)で表される分散剤および
2.5gの98%蟻酸を吸引下に攪拌した容器に導入
し、そしてこの混合物を25℃で22時間攪拌した。こ
の期間の際、更に100gの85%イソブタノールを滴
下した。次いで、300mlの水を添加し、そしてこの
混合物を5時間沸騰させた。次いで、イソブタノールを
留去し、そして残留物を吸引下に濾別し、中性となるま
で洗浄し、そして乾燥させた。
【0037】これにより、40.4gの顔料調製物が得
られ、これをポリ塩化ビニルに導入すると、高い色強度
の透明色を製造した。 例5
【0038】
【化8】 100gの3%発煙硫酸を先ず攪拌された容器に導入
し、次いで10g(0.02モル)のインダントロンを
25℃の温度で導入し、そして溶解させた。次いで、1
9.3g(0.09モル)のヒドロキシメチルサッカリ
ンを添加し、この混合物を60℃まで加熱し、そしてこ
の温度で更に4時間攪拌した。溶液を25℃に冷却し、
500gの氷水に注ぎ、生成物を吸引下に濾別し、そし
て中性となるまで洗浄した。濾過残留物を250mlの
水と攪拌し、2.0gの33%水酸化ナトリウム溶液で
pH9とし、吸引下に濾別し、中性となるまで洗浄し、
そして乾燥して20.6gの式(VI)の分散剤を得
た。 分析 計算: C 62.6% H 2.9% N 7.1% S 8.1% 実測: C 61.0% H 2.9% N 6.2% S 8.6% D2 SO4 中での1 H NMRスペクトル(ppm) δ 7.5〜9.0:約18個の芳香族H;5.0:約2個の脂肪族CH2
【0039】同一モル量の4−クロロヒドロキシメチル
サッカリンをヒドロキシメチルサッカリンの代わりに使
用してこれを繰り返し、同一の性質を有する分散剤を得
た。 例5a 3200gの直径10mmのスチールボールを1.4リ
ットルのロールミルに導入し、27gの硫酸から再結晶
した粗製インダントロン顔料および3gの式(VI)で
表される分散剤を添加し、次いでこの混合物を24時間
回転した。回転速度は、臨界回転速度の70%とした。
次いでミルベースを節分けにより粉砕媒体から分離し4
0gの85%イソプロパノールに導入し、そしてこの混
合物を25℃で24時間攪拌した。150mlの水およ
び5gの98%蟻酸を添加し、この混合物を5時間沸騰
させ、そしてイソプロパノールを留去した。次いで、生
成物を吸引下に濾別し、水で中性となるまで洗浄し、そ
して乾燥させると、顔料調製物が得られ、これをTSA
ワニス中に導入すると高い色濃度の透明な被膜を形成し
た。 例6
【0040】
【化9】 150gの100%硫酸を先ず攪拌された容器に導入
し、次いで7.2g(0.03モル)のジケトピロロピ
ロールを25℃の温度で導入し、そして溶解させた。次
いで、21.3g(0.1モル)のヒドロキシメチルサ
ッカリンを添加し、この混合物を50℃まで加熱し、そ
してこの温度で更に5時間攪拌した。溶液を25℃に冷
却し、1500gの氷水に注ぎ、生成物を吸引下に濾別
し、そして中性となるまで洗浄し、そして乾燥させた。
これにより22.6gの式(VII)の分散剤が得られ
た。 分析: 計算: C 57.4% H 3.1% N 8.0% S 11.2% 実測: C 55.9% H 3.2% N 8.1% S 10.9% D2 SO4 中での1 H NMRスペクトル(ppm) δ 7.0〜8.6:約19個の芳香族H;4.6〜6.2:約3個の脂肪族C H2
【0041】同一モル量の4−メトキシ−7−ニトロヒ
ドロキシメチルサッカリンをヒドロキシメチルサッカリ
ンの代わりに使用してこれを繰り返し、同一の性質を有
する分散剤を得た。 例6a 9.75gのC.I.ピグメントレッド254を機械的
に0.25gの式(VII)の分散剤と混合し、そして
顔料調製物をAMワニスに導入して試験した。高い色濃
度の被膜が得られた。流動度は、5の評価が得られ、そ
して光沢は75であった。 例7
【0042】
【化10】 250gの100%硫酸を先ず攪拌された容器に導入
し、次いで20.6g(0.05モル)のC.I.ピグ
メントオレンジ43を25℃の温度で導入し、そして溶
解させた。次いで、42.6g(0.2モル)のヒドロ
キシメチルサッカリンを添加し、この混合物を105℃
まで加熱し、そしてこの温度で更に4時間攪拌した。溶
液を25℃に冷却し、2000gの氷水に注ぎ、生成物
を吸引下に濾別し、そして中性となるまで洗浄した。濾
過残留物を250mlの水と一緒に攪拌し、7.5gの
33%水酸化ナトリウム溶液で13.6のpHとし、更
に1時間加熱し、吸引下に濾別し、中性となるまで洗浄
し、そして乾燥させた。これにより35.6gの式(V
III)の分散剤が得られた。 分析: 計算: C 64.7% H 2.8% N 10.9% S 6.8% 実測: C 63.3% H 2.9% N 11.1% S 6.9% D2 SO4 中での1 H NMRスペクトル(ppm) δ 7.5〜8.2:約16.5個の芳香族H;5.0〜5.4:約3個の脂肪 族H
【0043】同一モル量の5−メチルヒドロキシメチル
サッカリンをヒドロキシメチルサッカリンの代わりに使
用してこれを繰り返し、同一の性質を有する分散剤を得
た。 例7a 9.5gのC.I.ピグメントオレンジ43を0.5g
の式(VIII)の分散剤と機械的に混合し、そして顔
料調製物をAMワニスとPURワニスに導入して試験し
た。AMワニスは、高い色濃度および良好なクロス被覆
堅牢度の透明被膜を与えた。流動度は、5の評価が得ら
れ、そして光沢は83であった。
【0044】分散剤なしでは、被膜は、かなり大きい隠
蔽力を示し、より明るくそして低い色濃度を示した。流
動度は、1の評価が得られ、そして光沢は25であっ
た。PURワニスは、高い色濃度の透明な被膜を与え
た。流動度は、5の評価が得られ、そして光沢は80で
あった。分散剤なしでは、被膜は、かなり大きい隠蔽力
を示し、より明るくそして低い色濃度を示した。流動度
は、1ないしの評価が得られ、そして光沢は42であっ
た。
【0045】式(VIII)の分散剤をC.I.ピグメ
ントオレンジ43、ヒドロキシメチルハロ脂肪酸アミド
および塩基性の基を含有するアミンに基づきそして米国
特許第3973981号明細書(例1、製造5)に従っ
て製造された分散剤で置き換える以外がこれを繰り返
し、AMワニスに導入すると、式(VIII)の分散剤
を用いて製造されたものより暗色の不透明の被膜を得
た。流動度は、4ないし5の評価が得られ、そして光沢
が、46であった。 例7b 76gの湿ったプレスケーキの形態の粗製4,10−ジ
ブロモアンタントロン顔料を130mlの水と一緒に攪
拌した。4gの式(VIII)で表される分散剤、5g
の98%蟻酸をこの懸濁液に添加し、そしてこの混合物
を更に15分間攪拌した。次いで、この懸濁液を116
0gの直径1mmの珪岩ビーズで満たされたパールミル
に注ぎ込み、そしてこの混合物を毎分2800回転の回
転速度で2時間粉砕した。次いで、ミルベースを篩によ
り除去し、そし珪岩ビーズを水でゆすいだ。懸濁液を吸
引下に濾別し、そして水洗した。次いで、フィルターケ
ーキを懸濁液の重量が960gとなるような量の水と一
緒に攪拌した。次いで、240gの100%n−ブタノ
ールを添加し、そしてこの混合物を3時間沸騰させた。
次いで、n−ブタノールを留去し、生成物を吸引下に5
0℃で濾別し、水洗し、そして80℃で乾燥させて7
9.3gの顔料調製物を得た。AMワニスに導入し試験
した後、高い色濃度の被膜が得られた。流動度は、4な
いし5の評価が得られ、そして光沢が、70であった。
【0046】顔料調製物の製造においてこの分散剤を省
いた場合、著しく低い色濃度の被膜が得られた。流動度
は、1の評価が得られ、そして光沢が、64であった。 例8
【0047】
【化11】 350gのポリ燐酸(82〜84%のP2 5 )を先ず
攪拌された容器に導入し、次いで125℃に加熱した。
17.4g(0.05モル)の2,5−ジアニリノテレ
クフタル酸をその温度で1時間かけて導入した。125
℃での攪拌を1時間続けた。次いで、この混合物を80
℃に冷却し、そして42.6g(0.2モル)のヒドロ
キシメチルサッカリンを30分間かけてこの温度で導入
した。次いで、この混合物を120℃まで加熱し、そし
てこの温度で更に4時間攪拌した。反応が完了した後、
溶液を2000gの氷水に注ぎ、攪拌を1時間続け、生
成物を吸引下に濾別し、中性となるまで洗浄し、そして
乾燥させて、50.7gの式(IX)の分散剤が得られ
た。 分析: 計算: C 57.6% H 3.0% N 7.7% S 11.3% 実測: C 56.8% H 3.0% N 7.5% S 10.2% D2 SO4 中での1 H NMRスペクトル(ppm):δ 7.4〜9.6:約 20個の芳香族H;4.9〜5.8:約7個の脂肪族H
【0048】同一モル量の4,7−ジクロロヒドロキシ
メチルサッカリンをヒドロキシメチルサッカリンの代わ
りに使用してこれを繰り返し、同一の性質を有する分散
剤を得た。 例8a 44gの湿ったプレスケーキの形態の粗製2,9−ジメ
チルキナクリドン顔料を270gの100%イソブタノ
ールと一緒に攪拌した。4.4gの式(IX)で表され
る分散剤を、湿ったプレスケーキの形態でこの懸濁液に
導入し、そして6.6gの33%水酸化ナトリウム溶液
を滴下した。次いで、この混合物をオートクレーブ中で
125℃に加熱し、そして3時間この温度で攪拌した。
次いで、これを90℃に冷却し、そしてイソブタノール
を留去した。50℃に冷却した後、顔料調製物を吸引下
にこの温度で濾別し、中性となるまで水洗し、そして8
0℃で乾燥させて46.2gの顔料調製物を得た。PU
Rワニスに導入し試験した後、高い色濃度の透明な被膜
が得られた。流動度は、4の評価が与えられた。
【0049】分散剤なしでは、被膜は、より隠蔽力を示
し、そして低い色濃度を有していた。流動度は、4の評
価が与えられた。式IXで表される分散剤を米国特許第
4310359号明細書の製造例1に従って製造された
キナクリドンスルホンアミドに基づく分散剤で置き換え
る他はこれを繰り返し、より低い色濃度の被膜が得られ
た。AMワニスに導入すると、高い色濃度の被膜が得ら
れた。分散剤なしでは、被膜はいくぶん低い色濃度を有
していた。 例9
【0050】
【化12】 150gののポリ燐酸(82〜84%のP2 5 )を先
ず攪拌された容器に導入し、そして5.7g(0.01
モル)のC.I.ピグメントレッド170を80℃で導
入し、そして溶解させた。次いで、10.7g(0.0
5モル)のヒドロキシメチルサッカリンを添加し、そし
て混合物を95℃ないし100℃に加熱し、そしてこの
温度で更に4時間攪拌した。溶液を1000gの氷水に
注ぎ、生成物を吸引下に濾別し、中性となるまで洗浄
し、そして80℃で乾燥させて、12.8gの式(X)
の分散剤が得られた。 分析: 計算: C 57.9% H 3.6% N 9.5% S 9.7% 実測: C 56.7% H 3.6% N 8.3% S 9.0% D2 SO4 中での1 H NMRスペクトル(ppm):δ 7.4〜9.2:約 22個の芳香族H;4.7〜6.8:約6個の脂肪族H 例9a 9.5gのC.I.ピグメントレッド170を0.5g
の式(X)の分散剤と機械的に混合し、そして顔料調製
物をAMワニスに導入して試験した。高い色濃度の被膜
が得られた。流動度は、4の評価が与えられ、そして光
沢は77であった。分散剤なしでは、被膜はより明る
く、流動度は2の評価が与えられ、そして光沢は75で
あった。 例10
【0051】
【化13】 1200gのポリ燐酸(82〜84%のP2 5 )を先
ず攪拌された容器に導入し、次いで80℃に加熱し、そ
して22.1gの塩不含のC.I.ピグメントバイオレ
ット23をこの温度で1/2時間かけて導入した。次い
で32.0gのヒドロキシメチルサッカリンを添加し、
この混合物を120℃まで加熱し、そしてこの温度で更
に5時間攪拌した。次いで、溶液を3000gの氷水に
注ぎ、生成物を吸引下に濾別し、中性となるまで水洗し
た。濾過残留物を750gの1%水酸化ナトリウム溶液
と一緒に攪拌し更に1時間攪拌し、吸引下に濾別し、中
性となるまで洗浄し、そして乾燥させて、34.5gの
式(XI)の分散剤が得られた。 分析: 計算: C 62.1% H 3.3% N 8.7%
CI7.7%S 5.9% 実測: C 59.0% H 4.0% N 8.0%
CI6.9%S 4.7% 例10a 75gの85%イソブタノール、C.I.ピグメントバ
イオレット23(22%の合成からの塩を含有)からな
り、米国特許第4253839号明細書に従って製造さ
れた50gの微粉砕ミルベース、0.5gの式(XI)
で表される分散剤、2.5gの50%アルキルフェノー
ルポリグリコールエーテルスルフェートおよび2.5g
の98%蟻酸を攪拌された容器に順に導入し、そしてこ
の混合物を25℃で20時間攪拌した。この時間の間
に、更に75gの85%イソブタノールを滴下した。次
いで300mlの水を添加し、そしてこの混合物を5時
間沸騰させた。次いで、イソブタノールを留去し、そし
て顔料調製物を吸引下に濾別し、中性となるまで洗浄
し、そして乾燥させて37.9gの顔料調製物を得た。
これをニトロセルロース−ベース印刷用インクに導入す
ると、高い色濃度および光沢の透明な印刷物を与えた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マンフレート・ウルバン ドイツ連邦共和国、ヴィースバーデン、 シュタイガーヴァルトシュトラーセ、2 アー (56)参考文献 米国特許3635981(US,A) 米国特許3491082(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09B 67/20 CA(STN) REGISTRY(STN)

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)アゾ、アントラピリミジン、アンタ
    ントロン、キナクリドン、ペリノン、ジケトピロロピロ
    ール、ジオキサジン、フラバントロン、インダントロ
    ン、イソインドリノン、イソビオラントロン、ペリレ
    ン、フタロシアニン、ピラントロンまたはチオインジゴ
    顔料の群から選ばれた少なくとも1種の顔料または種々
    の上記の群に属する顔料の組み合わせ、および b)式(I) 【化1】 (式中、Pは上記a)に述べられた顔料と無関係に、ア
    ゾ、アンタントロン、キナクリドン、ペリノン、ジケト
    ピロロピロール、ジオキサジン、インダントロン、ペリ
    レン、フタロシアニンまたはチオイジジゴ顔料の残基で
    あり、R1 およびR2 は互いに独立して水素原子、ハロ
    ゲン原子、C1 〜C4 −アルキル、C1 〜C4 −アルコ
    キシまたはニトロであり、そしてnは1ないし4の数で
    あり、なお、サッカリン残基のCH2 基はPの芳香族炭
    素原子に結合している)で表される少なくとも1種の分
    散剤を含有する顔料調製物。
  2. 【請求項2】 a)インダントロン、ペリレン、キナク
    リドン、フタロシアニンまたはペリノン顔料の群からな
    る少なくとも1種の顔料を含有する請求項1の顔料調製
    物。
  3. 【請求項3】 残基Pが使用する顔料と無関係にインダ
    ントロン、ペリレン、キナクリドン、フタロシアニンま
    たはペリノン顔料である式(I)で表される少なくとも
    1種類の分散剤を含有する請求項1または2の顔料調製
    物。
  4. 【請求項4】 nが1ないし3.6の数である請求項1
    ないし3の少なくとも一つの顔料調製物。
  5. 【請求項5】 R1 およびR2 が各々水素原子である請
    求項1ないし4の少なくとも一つの顔料調製物。
  6. 【請求項6】 a)99.5ないし70重量%の少なく
    とも1種の上記顔料、 b)0.5ないし30重量%の少なくとも1種の上記分
    散剤、 c)0ないし10重量%の1種またはそれ以上の界面活
    性剤、および d)0ないし10重量%の更に慣用の添加剤 (但し、各成分の割合は顔料調製物の全重量に基づいて
    いる)からなる請求項1ないし5の少なくとも一つの顔
    料調製物。
  7. 【請求項7】 a)95ないし80重量%の少なくとも
    1種の上記顔料、 b)5ないし20重量%の少なくとも1種の上記分散
    剤、 c)0ないし5重量%の1種またはそれ以上の界面活性
    剤、および d)0ないし5量%の更に慣用の添加剤 (但し、各成分の割合は顔料調製物の全重量に基づいて
    いる)からなる請求項1ないし6の少なくとも一つの顔
    料調製物。
  8. 【請求項8】 分散剤の含有量が使用する顔料の重量に
    対して0.5ないし30重量%、である請求項1ないし
    7の少なくとも一つの顔料調製物。
  9. 【請求項9】 1種のみの顔料および1種の分散剤から
    なる請求項1ないし8の少なくとも一つの顔料調製物。
  10. 【請求項10】 分散剤のP残基を含む顔料および使用
    する顔料が両方とも同一の群に属する請求項1ないし9
    の少なくとも一つの顔料調製物。
  11. 【請求項11】 請求項1に定義され、ただし式中のP
    がキナクリドンである場合を除く、式 (I)で表わされ
    る分散剤。
  12. 【請求項12】 R1 およびR2 が各々水素原子である
    請求項11の分散剤。
  13. 【請求項13】 nが1ないし3.6の数である請求項
    11および12の少なくとも一つの分散剤。
  14. 【請求項14】 分散剤の残基Pを含む有機顔料を対応
    するサッカリン誘導体およびホルムアルデヒドあるいは
    ホルムアルデヒド放出性の化合物、若しくは対応するサ
    ッカリンのN−メチロール誘導体と縮合剤の存在下で0
    ℃ないし150℃の温度で縮合することからなる、請求
    項11の分散剤の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項1ないし10の少なくとも一つ
    の顔料調製物を、高分子量物質を着色するのに使用する
    方法。
  16. 【請求項16】 請求項1ないし10の少なくとも一つ
    の顔料調製物を、プラスチック組成物、溶融物、紡糸溶
    液、ワニス、被覆組成物または印刷用インクの形態の高
    分子量物質を着色するのに使用する方法。
  17. 【請求項17】 請求項1ないし10の少なくとも一つ
    の顔料調製物を、高い極性の水性ポリウレタン−ベース
    のワニスまたは低溶剤高固形分アクリル系ワニスを着色
    するのに使用する方法。
  18. 【請求項18】 請求項1ないし10の少なくとも一つ
    の顔料調製物を、ニトロセルロース系の印刷用インクを
    着色するのに使用する方法。
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