JP3412436B2 - 閉リンクロボット装置 - Google Patents

閉リンクロボット装置

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JP3412436B2
JP3412436B2 JP00018797A JP18797A JP3412436B2 JP 3412436 B2 JP3412436 B2 JP 3412436B2 JP 00018797 A JP00018797 A JP 00018797A JP 18797 A JP18797 A JP 18797A JP 3412436 B2 JP3412436 B2 JP 3412436B2
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link
motor
transmission mechanism
belt transmission
belt
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二郎 松山
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/10Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements
    • B25J9/106Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links
    • B25J9/1065Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links with parallelograms
    • B25J9/107Programme-controlled manipulators characterised by positioning means for manipulator elements with articulated links with parallelograms of the froglegs type

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は物品の搬送、組立や
検査等の作業を行う閉リンクロボット装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8は特開昭63−191588号公報
に示された従来の閉リンクロボット装置を示す平面図、
図9は同、側面図で、図において、101は第1リンク
で一端がベース105に対して回動自在に支持され、他
端が第2リンク102の一部と回動自在に連結されてい
る。第2リンク102の一端は第3リンク103の一端
と回動自在に連結され、第2リンク102の他端には第
3のモータ108が配置されている。第3リンク103
の一部は第4リンク104の一端と回動自在に連結さ
れ、第3リンク103の他端には第4のモータ109が
配置されている。第4リンク104の他端はベース10
5に対して回動自在に支持され、以上の第1リンク10
1、第2リンク102、第3リンク103、および第4
リンク104により、略平行四辺形状のリンク機構を形
成している。106は第1リンク101の一端に出力軸
が直結された中空構造をもつ第1のモータでベース10
5上に固定され、107は第4リンクの一端に出力軸が
直結された第2のモータで同様にベース105上に固定
され出力軸は第1のモータの中空部を貫通している。ま
た、110は第2リンク102の一端および第3リンク
103の一端の連結軸と同軸上に配置されたハンド支持
軸で、111は昇降方向(矢印Zで示す)駆動用ベル
ト、112a,bは昇降方向駆動用プーリ、113は回
転方向(矢印θで示す)駆動用ベルト、114a,bは
回転方向駆動用プーリで、回転方向駆動用プーリ114
aは第3のモータ108の出力軸と、昇降方向駆動用プ
ーリ112aは第4のモータ109の出力軸とそれぞれ
直結されている。
【0003】次に動作について説明する。第1のモータ
106の出力軸の回転角と第2のモータ107の出力軸
の回転角をそれぞれ所定の角度に回転させ停止させる
と、第1リンク101および第4リンク104の角度も
それぞれ所定の回転角度で停止し、第2リンク102お
よび第3リンク103は一端を相互に回動自在に連結さ
れ、他端を第1リンク101および第4リンク104と
それぞれ回動自在に連結されているため、第2リンク1
02と第3リンク103の連結軸、即ちハンド支持軸1
10の水平面内における位置は一意に決まり、位置決め
される。また、第3のモータ108の出力軸を所定の角
度に回転させ停止させると、これに直結された回転方向
駆動用プーリ114a、回転方向駆動用ベルト113、
回転方向駆動用プーリ114bを介してハンド支持軸1
10に第3のモータ108の出力軸の回転が伝達され、
ハンド支持軸110上に設けたスプライン機構(図示
略)によりハンド支持軸110の図9に示す回転(θ)
方向の位置決めがなされる。更に、第4のモータ109
の出力軸を所定の角度に回転させ停止させると、これに
直結された昇降方向駆動用プーリ112a、昇降方向駆
動用ベルト111、昇降方向駆動用プーリ112bを介
してハンド支持軸110に第4のモータ109の出力軸
の回転が伝達され、ハンド支持軸110上に設けたねじ
送り機構(図示略)によりハンド支持軸110の図9に
示す昇降(Z)方向の位置決めがなされる。
【0004】また、図10は特公平1−60396号公
報に示された従来の他の閉リンクロボット装置を示す平
面図で、図において、101は第1リンク、102は第
2リンク、103は第3リンク、104は第4リンク
で、隣接する各リンク間は回動自在に連結されており、
第1リンク101および第4リンク104の一端はベー
ス105上に固定された第1のモータ106および第2
のモータ107の出力軸と結合されている。108はベ
ースに固定された第3のモータで、第1リンク101お
よび第2リンク102の経路に沿って配置された回転方
向駆動用プーリ114a,b,c,d、回転方向駆動用
ベルト113a,b,cからなる回転方向ベルト伝達機
構で、プーリ114dはハンド支持軸110と結合して
いる。
【0005】次に動作について説明する。第1のモータ
106および第2のモータ107の回転角により第1リ
ンク101ないし第4リンク104の角度が決定され、
ハンド支持軸110の平面方向の位置が定まる。また、
第3のモータ108の回転角はベルト伝達機構を介して
ハンド支持軸110に伝達されハンド支持軸110の回
転角度が定まる。
【0006】また、図11は特開平1−240289号
公報に示された従来のスカラ型ロボットを示す側面図
で、図において、101は第1リンク、102は第2リ
ンクで両者は互いに回動自在に連結されており、第1リ
ンクの一端はベース105上に固定された第1の減速機
121に連結されている。第2リンク102の第1リン
ク101側の一端にはプーリ115bが結合されベルト
116、プーリ115aを介して第2の減速機122に
連結されている。第1の減速機121および第2の減速
機122はそれぞれ第1のモータ106および第2のモ
ータ107の出力軸と結合している。また、108は第
3のモータで回転方向駆動用プーリ114a,b,c,
d(114aは図示略)、回転方向駆動用ベルト113
a,bからなる回転方向ベルト伝達機構に連結され、1
09は第4のモータで昇降方向駆動用プーリ112a,
b,c,d、昇降方向駆動用ベルト111a,bからな
る昇降方向ベルト伝達機構に連結されている。プーリ1
12dおよびプーリ114dはハンド支持軸110と螺
合するボールねじナット131およびボールスプライン
ナット130とそれぞれ連結している。
【0007】次に動作について説明する。第1リンク1
01はこれに直結した減速機121を介して第1のモー
タ106により回転駆動され、第2リンク102はベル
ト伝達機構、減速機122を介して第2のモータ107
により回転駆動される。またハンド支持軸110は、ボ
ールねじナット131およびボールスプラインナット1
30と連結する2系統の回転方向および昇降方向のベル
ト伝達機構を介して第3のモータ108および第4のモ
ータ109により駆動される。
【0008】さらに、図12は特開昭62−18868
7号公報に示された従来の閉リンクロボット装置を示す
斜視図で、図において、101は第1リンク、102は
第2リンク、103は第3リンク、104は第4リンク
で、隣接する各リンク間は回動自在に連結されており、
第1リンク101および第4リンク104の一端はベー
ス105上に固定された第1のモータ106および第2
のモータ107の出力軸と結合されている。また、10
8は第3のモータで回転方向ベルト伝達機構113a,
bに連結され、109は第4のモータで昇降方向ベルト
伝達機構111a,bに連結されている。これら2系統
のベルト伝達機構により第4リンク104の先端部に設
けたボールねじ機構131およびボールスプライン機構
130が駆動され、ハンド支持軸110が図に示す回転
θおよび昇降Z方向に駆動位置決めされる。
【0009】次に動作について説明する。第1のモータ
106および第2のモータ107の回転角により第1リ
ンク101ないし第4リンク104の角度が決定され、
ハンド支持軸110の平面方向の位置が定まる。また、
第3のモータ108の回転角が回転方向ベルト伝達機構
113a,bを介してハンド支持軸110に伝達されハ
ンド支持軸110の回転角度が定まり、第4のモータ1
09の回転角が昇降方向ベルト伝達機構111a,bを
介してハンド支持軸110に伝達されハンド支持軸11
0の昇降方向位置が定まる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の閉リンクロボッ
ト装置やスカラ型ロボットは以上のように構成されてい
るので、図8および図9に示す例では、第3のモータお
よび第4のモータが第2リンクおよび第3リンク上に配
置されているため、第3のモータおよび第4のモータ並
びにこれらを支持するためのリンク延長部分が第1のモ
ータおよび第2のモータにより第1リンクおよび第4リ
ンクを回転駆動する際の大きな質量負荷となり、高速動
作に対して不利であるという問題点があった。また、図
10に示す例では、ハンド支持軸の昇降方向駆動機構を
備えていないため、実際に最も多い昇降方向の位置決め
を必要とする作業用途に使用できないという問題点があ
った。また、図11に示す例では、2系統のベルト伝達
機構が1系統のリンク内部に配置されているため、ベル
ト伝達機構の空間的配置自由度が低下し非常に複雑な構
造となり、組立作業性やベルト伝達機構の保守性が著し
く悪化するという問題点があった。さらに、図12に示
す例では、4つのモータが全て同軸上に配置されている
ため、中空構造のモータや非常に長い出力軸を備えたモ
ータが必要となり、モータが高価になったり、出力軸の
剛性を高めることが困難になってしまう。また図11の
例と同様に、2系統のベルト伝達機構が1系統のリンク
内部またはこれに沿って配置されているため、組立性や
保守性が著しく悪化するという問題点があった。さらに
また、このほかに、精密な位置決めを行うためには駆動
用ベルトに適切な張力を付与する必要があり、組立時に
張力を付与するためのプーリ位置を調整する手間がかか
るばかりでなく、長期間使用した場合には張力を調整す
る必要がある等の問題点があるほか、ベルト材質には一
般にゴム材を基本とした材質が使用されるため、極めて
高速に動作させるとベルトの弾性変形に起因する振動が
発生したり、ベルトの劣化や摩耗による発塵が起こるな
どして清浄な環境下での使用が困難となる等の問題があ
った。
【0011】本発明の目的は、ハンドを駆動するための
2系統のベルト伝達機構の配置が容易で組立性や保守に
優れ、かつ第3のモータや第4のモータ自身の質量が全
く、またはほとんど第1リンクおよび第2リンクを回転
駆動する際の質量負荷とならず、高速動作が可能な閉リ
ンク4自由度のロボット装置を得ることにある。
【0012】本発明の他の目的は、ハンドをより高速か
つ高精度に駆動位置決めすることを可能にすると共に、
ベルトの劣化や摩耗による発塵の少ない閉リンクロボッ
ト装置を得ることにある。
【0013】本発明のさらに他の目的は、駆動用ベルト
に張力を付与するためにプーリの位置調整が不要で安定
に張力を付与することができると共に、ベルト張力調整
保守が不要で信頼性の高い閉リンクロボット装置を得る
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の閉リンクロボッ
ト装置の第1の構成は、第1リンク,第2リンク,第3
リンク,第4リンクが順に回動自在に連結して構成さ
れ、上記第1リンクおよび第4リンクがベースに回動自
在に支持された閉リンクと、上記第2リンクと上記第3
リンクの連結軸と同軸上に配設されたハンドと、上記第
1リンクを第1のベルト伝達機構または歯車伝達機構を
介して駆動する第1のモータと、上記第4リンクを第2
のベルト伝達機構または歯車伝達機構を介して駆動する
第2のモータと、上記ベースに固定され、上記第1リン
クと上記第2リンクに沿った第3のベルト伝達機構を介
して上記ハンドを回転駆動する第3のモータと、上記ベ
ースに固定され、上記第3リンクと上記第4リンクに沿
った第4のベルト伝達機構を介して上記ハンドを昇降駆
動する第4のモータとを備えたものである。
【0015】本発明の閉リンクロボット装置の第2の構
成は、第1リンク,第2リンク,第3リンク,第4リン
クが順に回動自在に連結して構成され、上記第1リンク
および第4リンクがベースに回動自在に支持された閉リ
ンクと、上記第2リンクと上記第3リンクの連結軸と同
軸上に配設されたハンドと、上記第1リンクを第1のベ
ルト伝達機構または歯車伝達機構を介して駆動する第1
のモータと、上記第4リンクを第2のベルト伝達機構ま
たは歯車伝達機構を介して駆動する第2のモータと、上
記第1リンク上のベース側回転軸に配置され、上記第1
リンクと上記第2リンクに沿った第3のベルト伝達機構
を介して上記ハンドを回転駆動する第3のモータと、上
記第4リンク上のベース側回転軸に配置され、上記第3
リンクと上記第4リンクに沿った第4のベルト伝達機構
を介して上記ハンドを昇降駆動する第4のモータとを備
えたものである。
【0016】本発明の閉リンクロボット装置の第3の構
成は、第1または第2の構成において、上記第1リン
ク,第2リンク,第3リンク,第4リンクが中空部を有
し、上記第3および第4のベルト伝達機構を上記中空部
内に配設するとともに、上記第3および第4のベルト伝
達機構を構成するベルトをステンレス系圧延鋼板で形成
するものである。
【0017】本発明の閉リンクロボット装置の第4の構
成は、第1ないし第3の構成のいずれかにおいて、上記
ベルト伝達機構に、揺動またはスライド可能な部材に支
持されたプーリと、このプーリを上記ベルトに押付ける
ためのバネにより構成されるベルト張力付与手段を設け
たものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1の閉リンク
ロボット装置を示す斜視図、図2は同側面図で、図にお
いて、1は第1リンクで一端がベース5に対して回動自
在に支持され、他端が第2リンク2の一端と回動自在に
連結されている。第2リンク2の他端は第3リンク3の
一端と回動自在に連結され、第3リンク3の他端は第4
リンク4の一端と回動自在に連結されている。第4リン
ク4の他端はベース5に対して回動自在に支持され、以
上の第1リンク1、第2リンク2、第3リンク3、第4
リンク4、およびベース5により、略5角形形状のリン
ク機構を形成している。11はベース5上に固定された
第1のモータ、6は第1リンク駆動用ベルト、7aは第
1のモータ11の出力軸に直結された第1リンク駆動用
プーリ、7bは第1リンク1のベース5側連結軸に直結
された第1リンク駆動用プーリであり、第1リンク駆動
用ベルト6と第1リンク駆動用プーリ7a,7bと第1
のベルト伝達機構が構成されている。12はベース5上
に固定された第2のモータ、8は第4リンク駆動用ベル
ト、9aは第2のモータ12の出力軸に直結された第4
リンク駆動用プーリ、9bは第4リンク4のベース5側
連結軸に直結された第4リンク駆動用プーリであり、第
4リンク駆動用ベルト8と第4リンク駆動用プーリ9
a,9bと第2のベルト伝達機構が構成されている。1
6は第2リンク2の一端および第3リンク3の一端の連
結軸と同軸上に配置されたハンド支持軸で下端にハンド
15が固定されている。17a,bは昇降(Z)方向駆
動用ベルト、18a,b,cは昇降方向駆動用プーリ
で、これらで第4のベルト伝達機構が構成され、19
a,bは回転(θ)方向駆動用ベルト、20a,b,c
は回転方向駆動用プーリで、これらで第4のベルト伝達
機構が構成されている。また、回転方向駆動用プーリ2
0aはベース5上に固定された第3のモータ13の出力
軸と、昇降方向駆動用プーリ18aはベース5上に固定
された第4のモータ14の出力軸とそれぞれ直結されて
いる。なお、回転方向駆動用ベルト19a,bおよび昇
降方向駆動用ベルト17a,bはステンレス系の圧延鋼
板からなり、また、第1ないし第4リンクは中空に形成
されており、回転方向駆動用プーリ20a,b,cおよ
び昇降方向駆動用プーリ18a,b,cを含む第3,第
4のベルト伝達機構は全て第1ないし第4リンク内部の
空間に配置されている。
【0019】次に動作について説明する。第1のモータ
11の出力軸の回転角と第2のモータ12の出力軸の回
転角をそれぞれ所定の角度に回転させ停止させると、第
1リンク駆動用ベルト6、第1リンク駆動用プーリ7
a,7b、第4リンク駆動用ベルト8、第4リンク駆動
用プーリ9a,9bを介して、第1リンク1および第4
リンク4の角度もそれぞれ所定の回転角度で停止し、第
2リンク2および第3リンク3は一端を相互に回動自在
に連結され他端を第1リンク1および第4リンク4とそ
れぞれ回動自在に連結されているため、第2リンク2と
第3リンク3の連結軸、即ちハンド支持軸16の水平面
内における位置は一意に決まり、位置決めされる。ま
た、第3のモータ13の出力軸を所定の角度に回転させ
停止させると、これに直結された回転方向駆動用プーリ
20a、回転方向駆動用ベルト19、回転方向駆動用プ
ーリ20bの順に順次第1リンク1から第2リンク2へ
と連結されたベルト伝達機構によりハンド支持軸16に
第3のモータ13の出力軸の回転が伝達され、ハンド支
持軸16上に設けたスプライン機構(図示略)によりハ
ンド支持軸16の図1に矢印θで示す回転方向の位置決
めがなされる。同様に、第4のモータ14の出力軸を所
定の角度に回転させ停止させると、これに直結された昇
降方向駆動用プーリ18a、昇降方向駆動用ベルト1
7、昇降方向駆動用プーリ18bの順に順次第4リンク
4から第3リンク3へと連結されたベルト伝達機構によ
りハンド支持軸16に第4のモータ14の出力軸の回転
が伝達されハンド支持軸16上に設けたねじ送り機構
(図示略)によりハンド支持軸16の図1に矢印Zで示
す昇降方向の位置決めがなされる。
【0020】本実施の形態では、ハンド支持軸16を昇
降・回転駆動用の2系統のベルト伝達機構が異なる2系
統のリンク経路に沿って配置されているため、即ち第3
と第4のベルト伝達機構がそれぞれ第1リンクと第2リ
ンク、第3リンクと第4リンクに沿った異なる経路に沿
って配置されているため、単純な構造でリンク駆動の2
自由度とハンド支持軸駆動の2自由度からなる構成を容
易に実現することができ、組立性や保守性を損なうこと
がない。また、ハンド支持軸を昇降または回転駆動する
ための第3およ第4のモータを第1リンクおよび第2リ
ンクを駆動する際の質量負荷とならないベース上に配置
しているので、高速動作が可能となる。さらに、第3と
第4のベルト伝達機構を剛性の高いステンレス系の圧延
鋼板で構成したため、伝達剛性が高く、高速駆動時にも
ベルトの弾性変形による振動が発生せず、停止時の位置
精度も高めることが可能である。ハンドをより高速かつ
高精度に駆動位置決めすることを可能にする。また伝達
機構が全てリンク内部の空間に配置されているので、ベ
ルトの劣化や摩耗による発塵が少ない上、発塵があって
もリンク内部の空間内に限定されるため、リンク直下の
作業空間に放出されることなく、清浄な環境での使用に
も適している。閉リンクロボット装置外部環境への悪影
響をなくすことが可能となる。
【0021】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2の閉リンクロボット装置を示す斜視図で、この実施の
形態では、第3のモータ13を第1リンク1上のベース
側回転軸に配置し、第4のモータ14を第4リンク4上
のベース側回転軸に配置している。他の構成は上記実施
の形態1と同様で、動作についても同様であるため詳細
な説明は省略する。
【0022】ハンド支持軸を昇降または回転駆動するた
めの第3および第4のモータを第1リンクおよび第2リ
ンクを駆動する際にほとんど質量負荷とならない第1リ
ンクおよび第4リンク上のベース側連結軸上に配置し、
さらにハンド支持軸を駆動する2系統のベルト伝達機構
を異なる2系統のリンクに沿って配置しているので、上
記実施の形態と同様、組立性や保守性を損なうことなく
高速な駆動が可能となる。
【0023】実施の形態3.図4は本発明の実施の形態
3の閉リンクロボット装置を示す側面図で、図において
10は減速機で、第1のモータ11および第2のモータ
(図示略)の出力軸と第1および第2のベルト伝達機構
を介して連結され、減速機10の出力軸は第1リンク1
および第4リンク4に連結されている。従来のロボット
装置の場合に構造が複雑になることが避けられない4つ
の第1ないし第4のモータ1〜4をベース5上に配置し
て減速機を設ける構成が、単純な構造で実現されてい
る。他の構成は図2に示す実施の形態1と同様であるた
め説明は省略する。また、動作については実施の形態1
と同様であるため詳細な説明は省略する。
【0024】実施の形態4.図5は本発明の実施の形態
4の閉リンクロボット装置を示す平面図、図6は同側面
図で、第1リンク1および第4リンク4のベース5側の
支持軸が同軸上に設けられ、第1リンク1、第2リンク
2、第3リンク3、第4リンク4により略平行四辺形状
のリンク機構を構成している。他は上記実施の形態1の
構成と同様な構成であるため詳細な説明は省略する。ま
た、動作についても、上記実施の形態1と同様であるた
め説明は省略する。
【0025】実施の形態5.図7は本発明の実施の形態
5の閉リンクロボット装置を示す平面図で、図におい
て、19は回転方向駆動用ベルト、21aは第1リンク
1上に固定されたピボット22aの回りに揺動自在に支
持されたレバー、24aはレバー21aに対して回動自
在に支持された張力付与プーリ、23aは一端をレバー
21aに他端を第1リンク1に固定されたばねである。
また、6は第1リンク駆動用ベルト、21bはベース5
上に固定されたピボット22bの回りに揺動自在に支持
されたレバー、24bはレバー21bに対して回動自在
に支持された張力付与プーリ、23bは一端をレバー2
1bに他端をベース5に固定されたばねである。レバー
21a,21bとピボット22a,22bとばね23
a,23bと張力付与プーリ23a,bとで張力付与手
段25が構成され、同様の張力付与手段25が、第2リ
ンク2、第3リンク3、第4リンク4、およびベース5
上の第4リンク駆動側にも設けられている。
【0026】次に動作について説明する。レバー21a
はばね23aにより常時回転方向駆動用ベルト19に押
付ける方向の回転力を受けており、この回転力により張
力付与プーリ24aが回転方向駆動用ベルト19に押付
けられ所定の張力が発生する。同様に、レバー21bは
ばね23bにより常時第1リンク駆動用ベルト6に押付
ける方向の回転力を受けており、この回転力により張力
付与プーリ24bが第1リンク駆動用ベルト6に押付け
られ所定の張力が発生する。揺動またはスライド可能な
部材に支持されたプーリがばね力により常時一定の力で
駆動用ベルトに押付けられているので、組立時に駆動用
ベルトに張力を付与するためのプーリの位置調整が不要
となり、安定して張力を付与することができる。さら
に、ベルト張力調整保守が不要となり、信頼性を高める
ことが可能となる。
【0027】なお、本実施の形態では、引張りばね23
aによりレバー21aに回転トルクを与える構成として
いるが、ねじりコイルばねにより回転トルクを与える構
成としても同様の効果が得られる。またレバー21aの
代わりにベルト19の厚さ方向にスライド可能な部材上
に張力付与プーリ24aを設け、このスライド可能な部
材を第1リンク1に対してスライド可能な方向のばね力
により張力付与プーリ24aをベルト19に押付ける構
成としても同様の効果がある。
【0028】
【発明の効果】本発明の閉リンクロボット装置の第1の
構成においては、第1リンク,第2リンク,第3リン
ク,第4リンクが順に回動自在に連結して構成され、上
記第1リンクおよび第4リンクがベースに回動自在に支
持された閉リンクと、上記第2リンクと上記第3リンク
の連結軸と同軸上に配設されたハンドと、上記第1リン
クを第1のベルト伝達機構または歯車伝達機構を介して
駆動する第1のモータと、上記第4リンクを第2のベル
ト伝達機構または歯車伝達機構を介して駆動する第2の
モータと、上記ベースに固定され、上記第1リンクと上
記第2リンクに沿った第3のベルト伝達機構を介して上
記ハンドを回転駆動する第3のモータと、上記ベースに
固定され、上記第3リンクと上記第4リンクに沿った第
4のベルト伝達機構を介して上記ハンドを昇降駆動する
第4のモータとを備えたものとすることにより、単純な
構造で組立性や保守性を損なうことなく高速動作が可能
となる効果がある。
【0029】本発明の閉リンクロボット装置の第2の構
成においては、第1リンク,第2リンク,第3リンク,
第4リンクが順に回動自在に連結して構成され、上記第
1リンクおよび第4リンクがベースに回動自在に支持さ
れた閉リンクと、上記第2リンクと上記第3リンクの連
結軸と同軸上に配設されたハンドと、上記第1リンクを
第1のベルト伝達機構または歯車伝達機構を介して駆動
する第1のモータと、上記第4リンクを第2のベルト伝
達機構または歯車伝達機構を介して駆動する第2のモー
タと、上記第1リンク上のベース側回転軸に配置され、
上記第1リンクと上記第2リンクに沿った第3のベルト
伝達機構を介して上記ハンドを回転駆動する第3のモー
タと、上記第4リンク上のベース側回転軸に配置され、
上記第3リンクと上記第4リンクに沿った第4のベルト
伝達機構を介して上記ハンドを昇降駆動する第4のモー
タとを備えたものとすることにより、単純な構造で組立
性や保守性を損なうことなく高速動作が可能となる効果
がある。
【0030】本発明の閉リンクロボット装置の第3の構
成においては、第1または第2の構成において、上記第
1リンク,第2リンク,第3リンク,第4リンクが中空
部を有し、上記第3および第4のベルト伝達機構を上記
中空部内に配設するとともに、上記第3および第4のベ
ルト伝達機構を構成するベルトをステンレス系圧延鋼板
で形成することにより、高速かつ高精度な駆動が可能と
なるほか、発塵の少ない清浄環境での使用にも耐える効
果がある。
【0031】本発明の閉リンクロボット装置の第4の構
成においては、第1ないし第3の構成のいずれかにおい
て、上記ベルト伝達機構に、揺動またはスライド可能な
部材に支持されたプーリと、このプーリを上記ベルトに
押付けるためのバネにより構成されるベルト張力付与手
段を設けることにより、組立時にプーリの位置調整が不
要で常時安定して張力を付与することができ、さらに、
ベルト張力調整保守が不要となり信頼性を高められると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の閉リンクロボット装
置を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の閉リンクロボット装
置を示す側面図である。
【図3】 本発明の実施の形態2の閉リンクロボット装
置を示す斜視図である。
【図4】 本発明の実施の形態3の閉リンクロボット装
置を示す側面図である。
【図5】 本発明の実施の形態4の閉リンクロボット装
置を示す平面図である。
【図6】 本発明の実施の形態4の閉リンクロボット装
置を示す側面図である。
【図7】 本発明の実施の形態5の閉リンクロボット装
置を示す側面図である。
【図8】 従来例の閉リンクロボット装置を示す平面図
である。
【図9】 従来例の閉リンクロボット装置を示す側面図
である。
【図10】 他の従来例の閉リンクロボット装置を示す
平面図である。
【図11】 さらに他の従来例のスカラ型ロボットを示
す側面図である。
【図12】 さらにまた他の従来例の閉リンクロボット
装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 第1リンク、2 第2リンク、3 第3リンク、4
第4リンク、5 ベース、6 第1リンク駆動用ベル
ト、7a,7b 第1リンク駆動用プーリ、8 第4リ
ンク駆動用ベルト、9a,9b 第4リンク駆動用プー
リ、10 減速機、11 第1のモータ、12 第2の
モータ、13 第3のモータ、14第4のモータ、15
ハンド、16 ハンド支持軸、17a,17b,17c
昇降方向駆動用ベルト、18a,18b,18c,1
8d,18e 昇降方向駆動用プーリ、19a,19
b,19c 回転方向駆動用ベルト、20a,20b,
20c,20d,20e 回転方向駆動用プーリ、21
a,21bレバー、22a,22b ピボット、23
a,23b ばね、24a,24b 張力付与プーリ、
25 張力付与手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−56779(JP,A) 特開 昭63−191588(JP,A) 特開 平8−172121(JP,A) 特開 平8−324744(JP,A) 特開 平8−4855(JP,A) 特開 昭58−188192(JP,A) 特開 昭58−222307(JP,A) 特開 平3−196989(JP,A) 特開 昭60−48276(JP,A) 実開 昭58−181479(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 1/00 - 21/02 B23Q 15/00 - 15/28 G05B 19/18 - 19/46

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1リンク,第2リンク,第3リンク,
    第4リンクが順に回動自在に連結して構成され、上記第
    1リンクおよび第4リンクがベースに回動自在に支持さ
    れた閉リンクと、上記第2リンクと上記第3リンクの連
    結軸と同軸上に配設されたハンドと、上記第1リンクを
    第1のベルト伝達機構または歯車伝達機構を介して駆動
    する第1のモータと、上記第4リンクを第2のベルト伝
    達機構または歯車伝達機構を介して駆動する第2のモー
    タと、上記ベースに固定され、上記第1リンクと上記第
    2リンクに沿った第3のベルト伝達機構を介して上記ハ
    ンドを回転駆動する第3のモータと、上記ベースに固定
    され、上記第3リンクと上記第4リンクに沿った第4の
    ベルト伝達機構を介して上記ハンドを昇降駆動する第4
    のモータとを備えた閉リンクロボット装置。
  2. 【請求項2】 第1リンク,第2リンク,第3リンク,
    第4リンクが順に回動自在に連結して構成され、上記第
    1リンクおよび第4リンクがベースに回動自在に支持さ
    れた閉リンクと、上記第2リンクと上記第3リンクの連
    結軸と同軸上に配設されたハンドと、上記第1リンクを
    第1のベルト伝達機構または歯車伝達機構を介して駆動
    する第1のモータと、上記第4リンクを第2のベルト伝
    達機構または歯車伝達機構を介して駆動する第2のモー
    タと、上記第1リンク上のベース側回転軸に配置され、
    上記第1リンクと上記第2リンクに沿った第3のベルト
    伝達機構を介して上記ハンドを回転駆動する第3のモー
    タと、上記第4リンク上のベース側回転軸に配置され、
    上記第3リンクと上記第4リンクに沿った第4のベルト
    伝達機構を介して上記ハンドを昇降駆動する第4のモー
    タとを備えた閉リンクロボット装置。
  3. 【請求項3】 上記第1リンク,第2リンク,第3リン
    ク,第4リンクは中空部を有し、上記第3および第4の
    ベルト伝達機構は上記中空部内に配設されるとともに、
    上記第3および第4のベルト伝達機構を構成するベルト
    はステンレス系圧延鋼板からなる請求項1または2記載
    の閉リンクロボット装置。
  4. 【請求項4】 上記ベルト伝達機構に、揺動またはスラ
    イド可能な部材に支持されたプーリと、このプーリを上
    記ベルトに押付けるためのバネにより構成されるベルト
    張力付与手段を設けた請求項1ないし3のいずれかに記
    載の閉リンクロボット装置。
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