JP3410352B2 - 移動式ゴンドラ - Google Patents

移動式ゴンドラ

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JP3410352B2 JP03340998A JP3340998A JP3410352B2 JP 3410352 B2 JP3410352 B2 JP 3410352B2 JP 03340998 A JP03340998 A JP 03340998A JP 3340998 A JP3340998 A JP 3340998A JP 3410352 B2 JP3410352 B2 JP 3410352B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば山岳地にお
ける集水井や深礎工事における縦孔あるいは地下工事に
おける壁面保護作業のために、ゴンドラ本体に作業員を
搭乗させたり、資材を投入する等の目的で使用される移
動式ゴンドラに関する。
【0002】
【従来の技術】山くずれのおそれのある山の斜面には、
地面から岩盤に至る縦孔を掘り、その孔壁に弧状の板材
を張り、孔の山側に地下の岩盤に沿って流下する雨水を
孔内に集める集水管を取り付け、孔の谷側には孔の底部
に集まった水を地上に流す排水管を取り付ける工事が行
われる。このような集水井や基礎杭のための孔壁への弧
状パネルの構築を行う場合、従来は一般に、縦孔内に梯
子を取り付け、作業員は梯子に沿って孔内を昇降し、資
材はクレーンを使用して孔内に搬入していた。
【0003】また、別の従来例として、固定式のゴンド
ラを設置して作業員や資材の搬入、搬出を行ったり、エ
レベータを使用する場合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記梯子によ
り昇降する場合は、昇降に労苦を伴い、また、集水井や
基礎杭工事の場合は、クレーンにより吊り込まれた弧状
パネルあるいは鉄筋等の資材を孔内で作業員が受けて取
り付け作業を行う必要があり、孔内作業にも作業員に多
大の労苦を強いるという問題点があった。
【0005】また、固定式ゴンドラの場合、現場移動が
困難であって、それぞれの孔にゴンドラが必要であり、
費用が嵩む上、ゴンドラが固定式であるため、昇降装置
を設置するためのスペースを確保しなければならず、作
業スペースが限られ、作業効率が悪いという問題点があ
った。
【0006】また、エレベータの場合は、作業員や資材
の投入は可能であるが、作業床としての使用ができず、
孔壁保護等の地下中間部における作業ができないという
問題点があった。
【0007】本発明は、上記した問題点に鑑み、作業員
が孔内へ容易に入ることができ、かつ資材の搬入が容易
となる上、移動が可能であって複数本の孔に対して1台
の機械で共用できて経済化が達成される移動式ゴンドラ
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、地下
工事や深礎工事における作業員搭乗や資材投入に使用す
る移動式ゴンドラにおいて、自走式作業機本体に取り付
けたブームと、該ブーム先端に取り付けた床材と、 該床
材上にその設置位置を結んだ線の平面視が三角形となる
ように設置した3台のウインチと、 該3台のウインチに
より巻取り繰り出しされる3本のワイヤロープと、 該3
台のワイヤロープにより3点支持されたゴンドラ本体と
備えたことを特徴とする。
【0009】請求項1の構成によれば、ゴンドラを移動
することにより、複数の孔内に順にゴンドラを挿入する
ことにより、ゴンドラを作業床として利用して作業を行
うことが可能であり、ゴンドラを資材搬入手段として使
用できる。また、作業機に取り付けたブームにゴンドラ
の昇降装置を設置したため、ゴンドラの昇降装置を据え
付けるためのスペースを確保する必要がない。
【0010】また、請求項2の発明は、前記作業機本体
が走行体上に旋回装置を介して旋回体を設置してなり、
前記ブームは、前記旋回体に油圧シリンダにより起伏自
在に取り付けたことを特徴とする。
【0011】請求項2の構成によれば、作業機本体が旋
回装置を有するため、ゴンドラ本体を引き上げた状態で
旋回装置を作動させることにより、走行装置をあまり作
動させない状態あってもゴンドラおよび昇降装置を別の
孔上に移動させることが可能となる。また、ブームを起
伏式としたので、トレーラ輸送の際に、ブームを伏せた
状態で輸送することにより、輸送制限高さをクリアする
ことができる。
【0012】請求項3の発明は、前記ブームを起立させ
た油圧シリンダの伸長状態において該油圧シリンダを固
定する手段を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項3の構成によれば、ブームを起伏さ
せる油圧シリンダが伸長状態で収縮が防止されるため、
油圧シリンダの収縮によるブームおよびゴンドラ本体の
下降が防止される。
【0014】請求項4の発明は、前記ブーム上とゴンド
ラ本体上に、ゴンドラ本体を昇降させる操作装置を備え
たことを特徴とする。
【0015】請求項4の構成によれば、ゴンドラ本体上
の操作装置が故障した場合であっても、吊元装置上の操
作装置によりゴンドラを操作することができる。
【0016】請求項5の発明は、前記ゴンドラ本体の昇
降中は作業機本体の作動を停止させるロック装置を備え
たことを特徴とする。
【0017】請求項5の構成によれば、ゴンドラ本体の
昇降中は、作業機本体の走行や旋回が禁止されるため、
安全性が向上する。
【0018】請求項6の発明は、前記作業機本体に、前
記ウインチの駆動用電源となる発電機を搭載したことを
特徴とする。
【0019】請求項6の構成によれば、作業機本体に搭
載とした発電機によりウインチが駆動され、一般的な電
動ウインチを昇降装置に使用することができる。
【0020】請求項7の発明は、前記ブームに、作業員
が昇降する階段と手摺を設けたことを特徴とする。
【0021】請求項7の構成によれば、ブームを通って
ブーム頂部の昇降装置の操作装置に容易に昇降すること
が可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明による移動式ゴンド
ラの一実施の形態による作業状態を示す断面図、図2は
該移動式ゴンドラの正面図、図3は該移動式ゴンドラの
平面図である。図1ないし図3において、1はクローラ
式走行体、2は該走行体1上に旋回装置3を介して設置
された旋回体であり、該旋回体2上には、運転室5、エ
ンジンにより油圧ポンプを駆動するパワーユニット6、
ゴンドラの昇降用電源となる電力をエンジンにより発生
させる発電機7が搭載され、かつブーム8が油圧シリン
ダ9の伸縮によって起伏されるように取り付けられる。
図1の実線で示すように、ブーム8を上げた状態におい
ては、吊元装置14は、地面よりゴンドラ本体10が上
になる高さまで上げられる。また、ブーム8を収縮させ
ると、2点鎖線で示すように吊元装置14を下げること
ができ、トレーラ輸送時に制限高さを容易にクリアする
ことができる。
【0023】前記ブーム8の先端取り付けられた床材
15上に3台のウインチ12を、その設置位置を結んだ
線の平面視が三角形となるように設置する。前記ゴンド
ラ本体10は、各ウインチ12により巻取り繰り出しさ
れる3本のワイヤロープ11により3点支持される。吊
元装置14には、作業員の落下防止用の手摺17と、ウ
インチ12の操作装置18を有する。
【0024】一方ゴンドラ本体10は、作業員19が乗
りかつ資材と搭載する床材21と、作業員や資材の落下
防止用手摺22を備えたものである。該ゴンドラ本体1
0は例えば集水井や深礎用の基礎杭孔等の縦孔24内に
挿入可能なサイズに設定される。該ゴンドラ本体10に
もウインチ12をケーブル(図示せず)を介して遠隔操
作する操作装置25が設置される。
【0025】図4(A)の側面図に示すように、ブーム
8には作業員が吊元装置14への上り下りを容易化する
ための梯子26と手摺27が取り付けられる。
【0026】また、図4(A)の側面図と、図4(B)
の断面図に示すように、油圧シリンダ9を伸長させてブ
ーム8を上げた状態において、油圧シリンダ9内の油が
リークして収縮することを防止する固定手段を有する。
この例の固定手段30は、ロッド9aの先端のボス29
とチューブ9bの先端との間に介在させて油圧シリンダ
9の収縮を機械的に防止し、ブーム8およびゴンドラ本
体10の下がりを防止するものである。該固定手段30
は、半割り状の2部材31、31の片側をピン32によ
り互いに枢着し、油圧シリンダ9のロッド9aを包囲し
て、ボルト、ナット等の止め具33によって他側を連結
することにより、ロッド9aに固定される。
【0027】図5は前記操作装置18、25のスイッチ
配置と旋回体2上の機器との関連構成とを示す。図5に
示すように、吊元装置14上の操作装置18には、3台
のウインチ12をそれぞれゴンドラ本体10の上昇、下
降方向に連動して作動させる操作スイッチPB−1、P
B−2と、No.1〜No.3の個々のウインチ12を
それぞれゴンドラ本体10の上昇、下降方向に作動させ
る操作スイッチPB−3、PB−4〜PB−7〜PB−
8とを有する。また、ゴンドラ本体10が吊元装置14
に近接するまで上昇した際に動作する過巻防止用リミッ
トスイッチLS−1〜LS−3を接続する。
【0028】一方、ゴンドラ本体10側の操作装置25
は、電源スイッチS−1と、該操作装置25を使用する
時に操作する切換スイッチS−2と、3台のウインチ1
2をワンタッチでゴンドラ本体10をそれぞれ上昇、下
降させる方向に作動ためのペンダントスイッチからなる
操作スイッチPB−9、PB−10と、ゴンドラ本体1
0の水平姿勢を保つために、No.1〜No.3のウイ
ンチをゴンドラ本体10を上昇させる方向に個々に作動
させるための操作スイッチPB−11〜PB−13を有
する。
【0029】図6は前記3台のウインチ12の電源回路
であり、M1〜M3は各ウインチ12の駆動用モータ、
CN−1〜CN−4はコネクタ、ELBは過電流遮断
器、TSは回転方向設定器、MC−1FとMC−1R、
MC−2FとMC−2R、MC−3FとMC−3Rはそ
れぞれモータM1、M2、M3の正転(ゴンドラ本体1
0の上昇)、逆転(ゴンドラ本体10の下降)用スイッ
チであり、後述の該当する符号のリレーの接点である。
【0030】図7は前記操作装置18の電気回路、図8
はゴンドラ本体10上の操作装置25の電気回路、図9
はこれらの関連回路である。図7において、前記リミッ
トスイッチLS−1〜LS−3は互いに直列に接続さ
れ、かつリレーRCに直列に接続される。
【0031】また、図7において、S−3は前記ゴンド
ラ本体10上の操作装置25の切換スイッチS−2(図
8参照)がそれぞれオフ(開)、オン(閉)であるとき
に閉、開となるように連動して、操作装置18、25の
いずれか一方のみの操作を生かす電源スイッチである。
また、PB−1〜PB−8は図5により説明した操作ス
イッチである。REN−U、REN−DはそれぞれPB
−1、PB−2が操作された場合に励磁される連動上
昇、連動下降用リレーであり、図9に同じ符号で示す接
点を有し、操作スイッチPB−1(PB−2)が操作さ
れると、リレーREN−U(REN−D)が励磁され、
これにより図9の同符号の3つの接点REN−U(RE
N−D)が閉じ、これによりリレーMC−1F〜MC−
3F(MC−1R〜MC−3R)が励磁され、図6にお
いて、接点MC−1F〜MC−3F(MC−1R〜MC
−R)が閉じ、これにより3台のウインチ用モータM1
〜M3が共にゴンドラ本体10の上昇方向(下降方向)
に作動してゴンドラ本体10が上昇(下降)する。
【0032】また、PB−3〜PB−8は図5に示した
個々のウインチ12を上昇、下降方向に作動させるため
の操作スイッチであり、1UP、1DN〜3UP、3D
Nはそれぞれ操作スイッチPB−3〜PB−8を操作す
ることにより励磁されるリレーであり、これらのリレー
が励磁されることにより、図9の該当する接点1UP、
1DN〜3UP、3DNが励磁され、前記リレーMC−
1F〜MC−3F、MC−1R〜MC−3Rのうち該当
するものが励磁され、図6の接点MC−1F〜MC−3
F、MC−1R〜MC−3Rのうち該当するものが閉じ
てモータM1〜M3のいずれかがゴンドラ本体10の上
昇または下降方向に作動する。
【0033】図8に示すゴンドラ本体10上の操作装置
25において、PB−9、PB−10は図5について説
明したように、3台のウインチ12を連動してそれぞれ
上昇、下降方向に作動させるための操作スイッチ、PB
−11〜PB−13はそれぞれモータM1〜M3を上昇
方向に作動させるための操作スイッチであり、それぞれ
図7に示した〜の回路に接続され、図9、図6に示
した回路を作動させる。
【0034】このように、吊元装置14とゴンドラ本体
10の双方に操作装置18、25を設けているため、仮
にゴンドラ本体10上の操作装置25が故障した場合で
あっても、吊元装置14上の操作装置18を操作するこ
とにより、ゴンドラ本体10を昇降させることができ
る。
【0035】図10はこの移動式ゴンドラの油圧回路で
あり、40はエンジン、41、42は主油圧ポンプ、4
3はパイロット油圧ポンプ、44は旋回装置3の油圧モ
ータ、9はブーム起伏用油圧シリンダ、46、47は走
行体1の左右の走行用油圧モータ、50、51、52、
53はそれぞれ油圧モータ44、油圧シリンダ9、油圧
モータ46、47のコントロール弁、55、56、5
7、58はそれぞれコントロール弁50、51、52、
53のパイロット弁である。
【0036】60はパイロット油圧ポンプ43とパイロ
ット弁55〜58との間に挿入したロック弁であり、オ
ペレータが手動により操作してこのロック弁60をオフ
とすることにより、パイロット弁55〜58の動作を禁
止し、各アクチュエータ44、9、46、47の動作を
禁止させることができるものである。
【0037】61はゴンドラの作動中は本体側の作動を
禁止するために設けたインターロック弁であり、該イン
ターロック弁61は前記ロック弁60に直列に接続さ
れ、図5に示すように、操作装置18、25が作動中で
あることを表示する信号62が加わることにより、パイ
ロット油圧ポンプ43からパイロット弁55〜58ヘの
パイロット油を遮断して、前記各アクチュエータ44、
9、46、47の作動を自動的に禁止するものである。
このようなインターロック弁61を設けることにより、
安全性が向上する。
【0038】
【発明の効果】請求項1によれば、自走式作業機本体に
ブームを取り付け、該ブームにウインチを搭載し、該ウ
インチにより巻取り繰り出しされるワイヤロープを介し
てゴンドラ本体を昇降自在に支持したので、ゴンドラ本
体を作業員の孔内における昇降手段として利用でき、か
つ作業床として利用することができるので、従来の梯子
に比較して容易に作業を行うことが可能となる。また、
ゴンドラを資材搬入手段として使用できる。
【0039】また、従来の固定式ゴンドラのように、個
々の孔にゴンドラを設置する必要がなく、複数の孔内に
順にゴンドラ本体を挿入することにより、複数の孔につ
いて兼用することができ、経済化が達成され、また、ゴ
ンドラの昇降装置を据え付けるためのスペースを確保す
る必要がない。
【0040】請求項2によれば、前記作業機本体が走行
体上に旋回装置を介して旋回体を設置してなるため、作
業機本体を走行させることなく、旋回動作によってゴン
ドラ本体の位置を調整することができ、作業性が向上す
る。また、前記旋回体に油圧シリンダにより起伏自在に
ブームを取り付けたので、トレーラ輸送時にはブームを
伏せた状態で輸送することにより、輸送制限高さを容易
にクリアすることができる。
【0041】請求項3によれば、前記ブームを起立させ
た油圧シリンダの伸長状態において該油圧シリンダを固
定する手段を備えたので、ブームを起伏させる油圧シリ
ンダが伸長状態で収縮が防止されるため、油圧シリンダ
の収縮によるブームおよびゴンドラの下降が防止され
る。
【0042】請求項4によれば、前記ブーム上とゴンド
ラ本体上に、ゴンドラ本体を昇降させる操作装置を備え
たので、ゴンドラ本体上の操作装置が故障した場合であ
っても、吊元装置上の操作装置によりゴンドラを操作す
ることができる。
【0043】請求項5によれば、前記ゴンドラ本体の昇
降中は作業機本体の作動を停止させるロック装置を備え
たので、ゴンドラ本体の昇降中は、作業機本体の走行、
旋回等の動作が禁止されるため、安全性が向上する。
【0044】請求項6によれば、前記作業機本体に、前
記ウインチの駆動用電源となる発電機を搭載したので、
作業機本体に搭載とした発電機によりウインチが駆動さ
れ、一般的な電動ウインチを昇降装置に使用することが
可能になると共に、比較的出力の小さなゴンドラ本体の
昇降に作業機本体の大きな油圧パワーユニットを作動さ
せる必要がなく、省エネルギ化が達成できる。
【0045】請求項7によれば、前記ブームに、作業員
が昇降する階段と手摺を設けたので、ブームを通ってブ
ーム頂部の吊元装置に容易に昇降することが可能とな
り、安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による移動式ゴンドラの一実施の形態に
よる作業状態を示す断面図である。
【図2】図1の該移動式ゴンドラの正面図である。
【図3】図1の移動式ゴンドラの平面図である。
【図4】(A)は本実施の形態のブームの側面図、
(B)はそのブーム起伏用油圧シリンダの固定手段を示
す横断面図である。
【図5】本実施の形態における操作装置上の操作スイッ
チの配置例と旋回体上の機器との関連構成を示す図であ
る。
【図6】本実施の形態におけるウインチ用電源回路の電
気回路図である。
【図7】本実施の形態の吊元装置上の操作装置の電気回
路図である。
【図8】本実施の形態のゴンドラ本体上の操作装置の電
気回路である。
【図9】図6ないし図8の関連回路を示す電気回路図で
ある。
【図10】本実施の形態における油圧回路の一例を示す
構成図である。
【符号の説明】
1:走行体、2:旋回体、3:旋回装置、6:パワーユ
ニット、7:発電機、8:ブーム、9:油圧シリンダ、
10:ゴンドラ本体、11:ワイヤロープ、12:ウイ
ンチ、14:吊元装置、18:操作装置、21:床板、
24:縦孔、25:操作装置、26:梯子、27:手
摺、30:固定手段、36クイックジョイント、40:
エンジン、41、42:油圧ポンプ、43:パイロット
油圧ポンプ、44:旋回用油圧モータ、46、47:走
行用油圧モータ、50〜53:コントロール弁、55〜
58:パイロット弁、60:ロック弁、61:インター
ロック弁
フロントページの続き (72)発明者 柴 好美 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 橋本 謙太郎 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機 株式会社土浦工場内 (56)参考文献 特開 平9−86833(JP,A) 特開 平10−37700(JP,A) 特開 平9−278324(JP,A) 実開 昭63−42679(JP,U) 実開 昭61−127199(JP,U) 実公 平3−40876(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21F 13/00 - 13/06 B66F 9/06 B66F 11/04 E02F 3/36 E04G 3/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地下工事や深礎工事における作業員搭乗や
    資材投入に使用する移動式ゴンドラにおいて、 自走式作業機本体に取り付けたブームと、 該ブーム先端に取り付けた床材と、 該床材上にその設置位置を結んだ線の平面視が三角形と
    なるように設置した3台のウインチと、 該3台のウインチにより巻取り繰り出しされる3本のワ
    イヤロープと、 該3台のワイヤロープにより3点支持されたゴンドラ本
    体とを 備えた ことを特徴とする移動式ゴンドラ。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記作業機本体は走行体上に旋回装置を介して旋回体を
    設置してなり、 前記ブームは、前記旋回体に油圧シリンダにより起伏自
    在に取り付けたことを特徴とする移動式ゴンドラ。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記ブームを起立させた油圧シリンダの伸長状態におい
    て該油圧シリンダを固定する手段を備えたことを特徴と
    する移動式ゴンドラ。
  4. 【請求項4】請求項1から3までのいずれかにおいて、 前記ブーム上とゴンドラ本体上に、ゴンドラ本体を昇降
    させる操作装置を備えたことを特徴とする移動式ゴンド
    ラ。
  5. 【請求項5】請求項1から4までのいずれかにおいて、 前記ゴンドラ本体の昇降中は作業機本体の作動を停止さ
    せるロック装置を備えたことを特徴とする移動式ゴンド
    ラ。
  6. 【請求項6】請求項1から5までのいずれかにおいて、 前記作業機本体に、前記ウインチの駆動用電源となる発
    電機を搭載したことを特徴とする移動式ゴンドラ。
  7. 【請求項7】請求項1から6までのいずれかにおいて、 前記ブームに、作業員が昇降する階段と手摺を設けたこ
    とを特徴とする移動式ゴンドラ。
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JPH11229799A (ja) 1999-08-24

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