JP2797244B2 - 立坑掘削装置及び、立坑の構築方法 - Google Patents

立坑掘削装置及び、立坑の構築方法

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JP2797244B2
JP2797244B2 JP6085952A JP8595294A JP2797244B2 JP 2797244 B2 JP2797244 B2 JP 2797244B2 JP 6085952 A JP6085952 A JP 6085952A JP 8595294 A JP8595294 A JP 8595294A JP 2797244 B2 JP2797244 B2 JP 2797244B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大断面の立坑を掘削構
築するのに好適な立坑掘削装置及び、立坑の構築方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、立坑の掘削は、まずシャフトジャ
ンボにより構築途中の立坑の底面である切羽に爆薬設置
孔を穿孔し、次いで該爆薬設置孔に爆薬を設置した後、
該爆薬により切羽側の地盤を爆破粉砕し、粉砕されたズ
リをズリキブルを介して立坑上方である地上に排出する
形で行われている。なお、ズリキブルは、地上に設置さ
れた所定のキブル用ウインチユニットにより揚重され、
該ウインチユニットの駆動によって、ズリキブルは、地
上と切羽との間を上昇下降移動され得るようになってい
る。また、シャフトジャンボは爆薬設置孔の穿孔作業時
のみ、前記キブル用ウインチユニットを介して地上から
切羽に揚重降下されて設置され、穿孔終了後、該ウイン
チユニットを介して切羽から地上に揚重上昇されて撤去
される。なお、従来シャフトジャンボは空気式のものが
多く採用されている。空気式のシャフトジャンボの重量
はズリを満載したズリキブルよりも軽量なので、キブル
用ウインチユニットによる空気式のシャフトジャンボの
揚重は容易であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、掘削構築す
べき立坑が大断面(例えば掘削径が10m程度)になる
場合には、シャフトジャンボを油圧式にして作業効率を
向上させることが望まれている。油圧式のシャフトジャ
ンボの重量は、ズリを満載したズリキブルの重量よりも
はるかに大きくなるので、油圧式のシャフトジャンボを
採用するためには、キブル用ウインチユニットの揚重能
力を該油圧式のシャフトジャンボを揚重し得る程度に向
上させることが考えられる。しかし、油圧式のシャフト
ジャンボを揚重し得る程度の揚重能力をもつキブル用ウ
インチユニットを用いて、油圧式のシャフトジャンボよ
り軽量のズリキブルの揚重を行うことにより、必要以上
の無駄なエネルギーの消費がなされる。更に、立坑の構
築作業のうちで、キブル用ウインチユニットの使用回数
は、ズリキブルの揚重における回数が、シャフトジャン
ボの揚重における回数に比べてはるかに多いことから、
キブル用ウインチユニットによる、無駄なエネルギーの
消費量は一層大きくなり、都合が悪い。また、従来のシ
ャフトジャンボでは、ドリフタ等を支持するブームが斜
め方向等に伸縮するため、穿孔位置の位置決めが困難で
あった。そこで本発明は上記事情に鑑み、立坑の掘削に
おいて、油圧式のシャフトジャンボ等の大型シャフトジ
ャンボを使用した効率の高い掘削作業を、無駄なエネル
ギーの消費を極力おさえて好都合に実現し、穿孔位置の
位置決めも容易に行い得る立坑掘削装置及び、立坑の構
築方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち本発明のうち第一の
発明は、吊下手段(11a)を巻取・繰出自在な巻上機
ユニット(11)を有し、前記吊下手段(11a)の先
端側に作業足場ユニット(13)を接続吊下し、前記作
業足場ユニット(13)の下端側に、穿孔装置(16
A、16B)を垂設し、前記穿孔装置は、前記作業足場
ユニットに設けられた基部(17)を有し、前記基部
(17)に、該基部を中心に所定の高さレベル(L1、
L2)において回動自在な水平ブーム(19)を設け、
前記水平ブームにガイド手段(19a)を形成し、前記
水平ブームに、前記ガイド手段に沿って移動自在なる走
行機(20)を設け、前記走行機に穿孔機ユニット(2
2)を垂設して構成される。また本発明のうち第二の発
明は、複数の前記穿孔装置を有し、前記複数の穿孔装置
のうち少なくとも2つの穿孔装置では、各水平ブーム
を、これら水平ブームが回動する高さレベルが、該少な
くとも2つの穿孔装置相互間において相違する形で設け
て構成される。また本発明のうち第三の発明は、複数の
前記穿孔装置を有し、前記複数の穿孔装置の各水平ブー
ムを、それら水平ブームのガイド手段が互いに整合対向
し得るように設け、前記走行機を、前記穿孔機ユニット
と共に、互いに対向した水平ブームのガイド手段間を移
動自在に設けて構成される。また本発明のうち第四の発
明は、吊下手段を巻取・繰出自在な巻上機ユニットを有
し、前記吊下手段の先端側に作業足場ユニットを接続吊
下し、前記作業足場ユニットの下端側に、穿孔装置を垂
設し、前記穿孔装置は、前記作業足場ユニットに設けら
れた基部を有し、前記基部に、該基部を中心に所定の高
さレベルにおいて回動自在な水平ブームを設け、前記水
平ブームにガイド手段を形成し、前記水平ブームに、前
記ガイド手段に沿って移動自在なる走行機を設け、前記
走行機に穿孔機ユニットを垂設した立坑掘削装置を用い
て立坑(2)を構築する立坑の構築方法において、前記
巻上機ユニットを介して前記作業足場ユニットを前記立
坑の内部に揚重降下し、前記作業足場ユニットに設けら
れた穿孔装置を介して前記立坑の切羽(3b)側を穿孔
発破し、前記発破により生じたズリを、ズリキ ブル(1
0)及び、前記巻上機ユニットとは別個に設けられたキ
ブル揚重手段(9)を介して地上に搬送排出するように
して構成される。なお、()内の番号等は、図面におけ
る対応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、
本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
以下の作用の欄についても同様である。
【0005】
【作用】上記した構成により本発明のうち第一の発明で
は、穿孔装置(16A、16B)は作業足場ユニット
(13)と共に、巻上機ユニット(11)によって揚重
される。また、穿孔機ユニット(22)の位置決め、即
ち穿孔位置(PT1)の位置決め作業は、水平ブーム
(19)の回動及び、走行機の走行等の水平方向におけ
る移動動作を介して行われる。また本発明のうち第二の
発明では、少なくとも2つの穿孔装置(16A、16
B)の水平ブーム(19)相互間では、回動時にもこれ
ら水平ブーム(19)どうしが、高さレベル(L1、L
2)の差異によって衝突することがない。また本発明の
うち第三の発明では、一方の穿孔装置(16A、16
B)における走行機(20)が他方の穿孔装置(16
A、16B)の水平ブーム(19)に乗り移ることによ
り、1つの穿孔機ユニット(22)を両穿孔装置間で兼
用する。また本発明のうち第四の発明では、穿孔装置
(16A、16B)の揚重にはキブル揚重手段(9)を
使用しない。
【0006】
【実施例】図1は、本発明による立坑掘削装置の一例及
び、構築中の立坑を示した模式図、図2は、図1に示す
立坑掘削装置の拡大図、図3は、図2のX1−Y1線断
面図である。
【0007】立坑構築現場1には、図1に示すように、
構築途中の立坑2が設けられており、該立坑2は、地盤
40に鉛直に掘削形成された立坑空間3を有している
(なお、立坑2は大断面となっており、立坑空間3の掘
削径は例えば10m程度である。)。立坑空間3の側部
に形成された坑壁5には、コンクリートによる覆工体6
が、該坑壁5に沿って環状に構築されており、覆工体6
は、立坑空間3の地上側の開口部3a付近から、立坑空
間3の底面である切羽3bの付近に亙って連続して構築
されている。一方、地盤40の表面側には、鉄骨等を組
立てた立坑櫓7が構築されており、立坑櫓7は立坑空間
3の開口部3aに整合対応した位置に配置されている。
また、地盤40の表面側で立坑櫓7付近には、ワイヤ9
bを巻取・繰出駆動自在なるウインチ装置9aが設置さ
れており、ウインチ装置9aからのワイヤ9bは、前記
立坑櫓7に設けられたプーリ9cを介して、該プーリ9
cの鉛直下方、即ち立坑2の内部2aに向けて吊下され
ている。吊下されたワイヤ9bの先端側には所定のズリ
キブル10が着脱自在に接続吊下されている。なお、ウ
インチ装置9aとプーリ9cをあわせてキブル用ウイン
チユニット9とする。つまり、ズリキブル10はキブル
用ウインチユニット9によって吊下揚重されており、キ
ブル用ウインチユニット9の駆動によってズリキブル1
0が上昇下降されるようになっている。また、キブル用
ウインチユニット9の揚重能力は、ズリ等で満載された
ズリキブル10を揚重するのに適当な大きさになってい
る。
【0008】更に、立坑櫓7及び、立坑2には本発明に
よる立坑掘削装置12が設けられている。即ち、立坑掘
削装置12は、所定のウインチ装置及びプーリ等により
構成されたスカフォード巻上機11を立坑櫓7上に設置
した形で有しており、スカフォード巻上機11からは、
複数のワイヤ11a(図では2本のみ図示)が、該スカ
フォード巻上機11によって巻取・繰出され得る形で鉛
直下方、即ち立坑2の内部2aに向けて吊下されてい
る。スカフォード巻上機11から吊下された複数のワイ
ヤ11aの先端側は立坑2の内部2aに到達しており、
これらワイヤ11aの先端側には、図1及び図2に示す
ように、立坑2の内部2aに整合した形状の作業足場ユ
ニットであるスカフォード13が吊下接続されている。
スカフォード13には、油圧ジャッキ等からなる複数の
つっぱり支持装置15(図では2つのみ図示)が設けら
れており、これらつっぱり支持装置15は、油圧ジャッ
キのラム等からなる支持部15aを立坑2の覆工体6側
に突出後退自在になっている。なお、図1及び図2で
は、複数のつっぱり支持装置15は支持部15aを覆工
体6側に突出押圧させており、従ってスカフォード13
(従って、立坑掘削装置12)は複数のつっぱり支持装
置15を介して、下方向に落下しないように、立坑2に
つっぱり支持されている。また、スカフォード13に
は、図1乃至図3(図3では一点鎖線で図示)に示すよ
うに、該スカフォード13を上下方向に貫通する穴であ
る通行空間13bが設けられている。
【0009】スカフォード13には、図1乃至図3に示
すように、水平な底板体13aが設けられており、該底
板体13aの底面がスカフォード13の下端となってい
る。そして、底板体13aには、その底面側において2
つのジャンボ装置16A、16A及び、2つのジャンボ
装置16B、16Bが垂設されている。即ち、各ジャン
ボ装置16A(16B)は、底板体13aに設けられ
た、上下方向に伸延した形の基部17を有しており、基
部17は、その上端側と底板体13aの下面側とが接合
した形で底板体13aに設けられている。なお、ジャン
ボ装置16Aの基部17の上下長に比べて、ジャンボ装
置16Bの基部17の上下長が長くなっている。また、
基部17の下端側には、水平方向に伸延した形の水平ブ
ーム19が設けられており、水平ブーム19は基部17
に対して、該基部17の上下方向の軸心Q1を中心に、
図の矢印A、B方向に回動自在に設けられている。な
お、基部17には電動モータ等からなる所定の駆動手段
17a(図2では二点鎖線で図示)が設けられており、
該駆動手段17aによって、水平ブーム19は基部17
に対して矢印A、B方向に回動駆動自在になっている。
また、上述したように、ジャンボ装置16Aの基部17
の上下長に比べて、ジャンボ装置16Bの基部17の上
下長が長くなっていることから、ジャンボ装置16Aの
水平ブーム19が回動する水平面の高さレベルL1は、
ジャンボ装置16Bの水平ブーム19が回動する水平面
の高さレベルL2よりも高くなっている。水平ブーム1
9には、該水平ブーム19の伸延方向、即ち図の矢印
C、D方向に沿ってガイドレール19aが形成されてお
り、水平ブーム19には、該ガイドレール19aに係合
し、該ガイドレール19aに沿って矢印C、D方向に、
駆動用車輪等を介して走行駆動し得る所定の走行装置2
0が設けられている。走行装置20には穿孔機ユニット
22が垂設されている。即ち、穿孔機ユニット22は、
上下方向に伸延した形の鉛直ブーム21を有しており、
鉛直ブーム21は前記走行装置20に垂設されている。
鉛直ブーム21は走行装置20に対して、該走行装置2
0における上下方向の軸心Q2を中心に図の矢印E、F
方向に回動自在に設けられている。また、鉛直ブーム2
1には、シリンダブーム状になった伸縮部21aが設け
られており、従って伸縮部21aは上下方向に伸縮自在
であり、鉛直ブーム21は伸縮部21aの伸縮によって
上下方向に伸縮自在となっている。つまり、鉛直ブーム
21の下端側は、前記走行装置20に対して矢印E、F
方向に回動自在、かつ上昇下降移動自在になっている。
【0010】鉛直ブーム21の下端側には、ガイドセル
22a及び油圧ドリフタ22b等からなる所定の穿孔機
22dが設けられており、穿孔機22dは、鉛直ブーム
21の下端側にガイドセル22aが枢着接合された形で
設けられている。また、鉛直ブーム21とガイドセル2
2aとの枢着により、穿孔機22dは鉛直ブーム21に
おける所定の水平な軸心Q3を中心に、該鉛直ブーム2
1に対して矢印G、H方向に回動移動自在になってい
る。一方、鉛直ブーム21の下端側には更に、所定の支
持部材23aを介して操作部23が設けられており、作
業員は該操作部23をつかんで鉛直ブーム21を走行装
置20に対して矢印E、F方向に回動駆動し或いは、鉛
直ブーム21の下端側を、走行装置20に対して上下駆
動させることができる。また、操作部23には、穿孔機
22dの油圧ドリフタ22b等の運転を制御し得る制御
部(図示せず)及び、該制御部に指示を入力し得るキー
ボード(図示せず)等が配設されている。以上のように
構成された4つのジャンボ装置16A(16B)は、図
2及び図3に示すように、各ジャンボ装置16A(16
B)の水平ブーム19による到達範囲の和が、極力立坑
空間3の断面全てに等しくなるように配置されていると
共に、2つのジャンボ装置16A、16A(16B、1
6B)においては、各水平ブーム19、19が、図3の
二点鎖線に示すように一直線上に直列対向され得るよう
に、4つのジャンボ装置16A(16B)が配置されて
いる。
【0011】以上のように構成された立坑掘削装置12
の下方、即ち立坑空間3の切羽3bには所定のバックホ
ー25が配置されており、バックホー25の付近には、
上述したキブル用ウインチユニット9に揚重されたズリ
キブル10と同様のズリキブル10が配置されている。
【0012】立坑構築現場1及び、立坑掘削装置12は
以上のように構成されているので、該立坑掘削装置12
を用いて前記立坑2を延長構築するには次のように行
う。但し、立坑2の切羽3b付近には前記ズリキブル1
0及び前記バックホー25が未だ配置されていない(従
ってこれらは地上に配置されている)ものとする。ま
ず、スカフォード13の位置決め作業を行う。即ち、立
坑2の内部2aに配置されている立坑掘削装置12のス
カフォード13において、複数のつっぱり支持装置15
の支持部15aを覆工体6側から後退させて、スカフォ
ード13の立坑2に対する支持を解除する。解除の後、
スカフォード巻上機11によりワイヤ11aの繰出をす
ることによって、スカフォード13を切羽3b付近の所
定の位置に揚重降下し停止させる。停止の後、再び複数
のつっぱり支持装置15によってスカフォード13を立
坑2に対してつっぱり支持させる。以上でスカフォード
13の位置決め作業が完了した。
【0013】次いで、各ジャンボ装置16A(16B)
において、穿孔機ユニット22の位置決め作業を行う。
即ち、駆動手段17aを介して、水平ブーム19を矢印
A、B方向に回動駆動させると共に、該水平ブーム19
において走行装置20を、ガイドレール19aに沿って
矢印C、D方向に走行させることにより、走行装置20
を、前記水平ブーム19の到達範囲内における、所望す
る任意の位置に停止させることができるので、水平ブー
ム19及び走行装置20の駆動によって、穿孔機ユニッ
ト22の油圧ドリフタ22bのロッド22cの先端が穿
孔すべき穿孔位置PT1の真上になるように位置するよ
うにして前記走行装置20を停止させる。以上で穿孔機
ユニット22の位置決め作業が完了する。なお、穿孔す
る方向、即ち地盤40に対するロッド22cの先端の伸
延方向は、鉛直ブーム21に対して穿孔機22dを矢印
GH方向に回動させ、或いは走行装置20に対して鉛直
ブーム体21を矢印E、F方向に回動させることによっ
て調節できる。従って、穿孔する方向、即ち地盤40に
対するロッド22cの先端の伸延方向は、穿孔機ユニッ
ト22の位置決め作業を開始する前に予め調節してお
く。また、前記穿孔機ユニット22の位置決め作業は、
水平ブーム19の回動駆動及び、走行装置20の走行駆
動等の水平方向の移動駆動によって行われ得ることか
ら、該位置決め作業では、斜め上方向や斜め下方向等の
複雑な方向における位置決め動作が含まれず作業が容易
に行われる。また、ジャンボ装置16A、16Bの水平
ブーム19、19相互間では、回動時にもこれら水平ブ
ーム19、19どうしが、上述した高さレベルL1、L
2の差異によって衝突することがないので、これら水平
ブーム19、19の回動がスムーズに行われ、穿孔機ユ
ニット22の位置決め作業は更に一層容易に行われる。
【0014】次いで、穿孔作業を行う。即ち、鉛直ブー
ム21の下端側を下方に降下させ、従って、穿孔機22
dを降下させ、ガイドセル22aの所定の位置決め固定
手段を地盤40に固定させた後、油圧ドリフタ22bを
駆動させ、ロッド22cの先端側を穿孔位置PT1に送
り込み、従って切羽3b側の地盤40に爆薬設置孔26
を穿孔する。穿孔後、ロッド22cの先端側を戻し、鉛
直ブーム21の下端側、即ち穿孔機22dを上昇させ
る。以上で穿孔作業を完了する。続けて、各ジャンボ装
置16A(16B)において、上述した穿孔機ユニット
22の位置決め作業、即ち穿孔機ユニット22を次に穿
孔すべき穿孔位置PT1に位置決めする作業と、爆薬設
置孔26を穿孔する前記穿孔作業とを順次繰り返すこと
により、切羽3bでの所定の数の爆薬設置孔26をそれ
ぞれ所定の位置で穿孔する。
【0015】次いで、爆薬設置作業を行う。即ち、穿孔
された爆薬設置孔26に所定の爆薬(図示せず)を設置
する。次いで、スカフォード13の退避作業を行う。即
ち、複数のつっぱり支持装置15を駆動してスカフォー
ド13の立坑2に対する支持を解除し、スカフォード巻
上機11を介してスカフォード13を、切羽3bでの爆
破に対して安全な所定の退避位置(図示せず)まで上方
に揚重上昇し停止させる。なお、スカフォード13の退
避に必要な上昇距離は、立坑2の切羽3bと開口部3a
との間の距離に比べて十分短く、また、スカフォード1
3の退避動作は、後述するズリキブル10の搬送動作等
に比べてその動作回数が十分に少ないため、スカフォー
ド巻上機11でのスカフォード13の揚重上昇速度の緩
急は立坑構築作業全体の効率にあまり影響を与えない。
従って、スカフォード巻上機11においては減速機等を
用いた減速使用が可能となるので、該スカフォード巻上
機11の揚重能力は、エネルギー等の効率を考慮して極
力自在に選択し得る。スカフォード13の退避作業が完
了した後、設置された爆薬(図示せず)を爆破させ、切
羽3b側の地盤40を粉砕する。
【0016】次いで、ズリ排出作業を行う。即ち、地上
に配置されていた前記バックホー25をキブル用ウイン
チユニット9を介して揚重して、立坑2の内部2aに降
下させる。なお、バックホー25の重量はズリを満載し
たズリキブル10の重量に比べて軽量であるため、キブ
ル用ウインチユニット9によるバックホー25の揚重は
容易に行われる。更に続けて降下させ、スカフォード1
3の通行空間13bを介して降下させて、バックホー2
5を、爆破により地盤40が粉砕されている切羽3bに
載置する。また、バックホー25に続いて、ズリキブル
10を、キブル用ウインチユニット9を介して揚重し
て、立坑2の内部2aに降下させ、切羽3bに載置す
る。設置の後、バックホー25を運転して、切羽3bに
おける粉砕されたズリを前記ズリキブル10に積込む。
積込によりズリキブル10が、ズリにより満載された
後、該ズリキブル10をキブル用ウインチユニット9を
介して揚重して、立坑2の外部である地上に搬送し、地
上側でズリキブル10に満載したズリを排出する。以
降、空いたズリキブル10を地上から切羽3bに搬送
し、バックホー25を介してズリを該ズリキブル10に
積込み、積込によりズリを満載した、該ズリキブル10
を地上に搬送してズリを排出する作業を繰返し、切羽3
bにおけるズリを全て地上に排出する。また、全てのズ
リを排出した後、キブル用ウインチユニット9を介して
バックホー25を地上に撤去する。なお、排出によって
切羽3bは、排出前の切羽3bの位置よりより下方に形
成された。つまり、立坑空間3が下方に延長掘削され
た。以上でズリ排出作業が完了した。なお、ジャンボ装
置16A(16B)は、上述したように、スカフォード
13と共に、スカフォード巻上機11によって揚重され
る。即ち、ジャンボ装置16A(16B)の揚重にキブ
ル用ウインチユニット9を使用する必要がなく、ジャン
ボ装置16A(16B)の重量の大小を問わず、前記キ
ブル用ウインチユニット9には、ズリキブル10の揚重
を行い得る程度の揚重能力のものが採用され得る。従っ
て、ジャンボ装置16A(16B)の重量の大小を問わ
ず、ズリキブル10の揚重において必要以上の無駄なエ
ネルギーの消費が極力おさえられる。つまり、立坑2の
掘削における作業効率を向上させるため、前記ジャンボ
装置16A(16B)に油圧式の油圧ドリフタ22bを
採用し、従ってジャンボ装置16A(16B)を大重量
化させてあるが、無駄なエネルギーの消費が極力おさえ
られるので、高い効率の掘削作業を、無駄なエネルギー
の消費を極力おさえて好都合に行い得る。
【0017】次いで、所定の手順により、立坑空間3の
坑壁5に、既に構築されている覆工体6の下端側から更
に下方に連続する形でコンクリートによる覆工体6を延
長構築する。以上で立坑2が下方に延長構築された。以
降、上述した、スカフォード13の位置決め作業、穿孔
機ユニット22の位置決め作業、穿孔作業、爆薬設置作
業、スカフォード13の退避作業、爆薬による切羽3b
の爆破、ズリ排出作業、覆工体6の延長構築を順次繰り
返すことにより立坑2が更に下方に延長構築される。
【0018】なお、ジャンボ装置16A、16A(16
B、16B)間において、水平ブーム体19、19が一
直線状に直列対向し得るようになっているが、これら水
平ブーム体19、19が一直線状に直列対向した状態に
おいて、一方の水平ブーム体19の走行装置20が本来
所属していた水平ブーム体19をその端部を越えて図の
矢印D方向に走行することによって、他方の水平ブーム
体19に乗り移ることができるようにしてもよい。この
ようにすることによって、ジャンボ装置16A、16A
(16B、16B)の穿孔機ユニット22のうち、1台
の穿孔機ユニット22が故障しても、ジャンボ装置16
A、16A(16B、16B)間で1台の穿孔機ユニッ
ト22を兼用することができるので、穿孔機ユニット2
2の交換や修理等までに作業が中断されること無く好都
合である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第一の
発明は、ワイヤ11a等の吊下手段を巻取・繰出自在な
スカフォード巻上機11等の巻上機ユニットを有し、前
記吊下手段の先端側にスカフォード13等の作業足場ユ
ニットを接続吊下し、前記作業足場ユニットの下端側
に、ジャンボ装置16A、16B等の穿孔装置を垂設
し、前記穿孔装置は、前記作業足場ユニットに設けられ
た基部17を有し、前記基部に、該基部を中心に所定の
高さレベルL1、L2において回動自在な水平ブーム1
9を設け、前記水平ブームにガイドレール19aなどの
のガイド手段を形成し、前記水平ブームに、前記ガイド
手段に沿って移動自在なる走行装置20などの走行機を
設け、前記走行機に穿孔機ユニット22を垂設して構成
されるので、穿孔装置は作業足場ユニットと共に、巻上
速度は遅いが十分な揚重能力を有する巻上機ユニットに
よって揚重される。即ち、該穿孔装置の揚重にキブル用
ウインチユニット9等のキブル揚重手段を使用する必要
がなく、穿孔装置の重量の大小を問わず、前記キブル揚
重手段には、ズリキブルの揚重を行い得る程度の揚重能
力のものが採用され得る。従って、穿孔装置の重量の大
小を問わず、ズリキブルの揚重において必要以上の無駄
なエネルギーの消費が極力おさえられる。つまり、立坑
の掘削における作業効率を向上させるため、前記穿孔装
置に油圧式のものを採用し、従って前記穿孔装置を大重
量化させた場合にも、無駄なエネルギーの消費が極力お
さえられるので、高い効率の掘削作業を、無駄なエネル
ギーの消費を極力おさえて好都合に実現し得る。
【0020】また穿孔機ユニットの位置決め、即ち穿孔
位置の位置決め作業は、水平ブームの回動及び、走行機
の走行等の水平方向における移動動作を介して行われる
ことから、斜め上方向や斜め下方向等の複雑な方向にお
ける移動動作を行わずに位置決め作業が容易に行われ
る。
【0021】また本発明のうち第の発明は、第一の発
明において、複数の穿孔装置を有し、前記複数の穿孔装
置のうち少なくとも2つの穿孔装置では、各水平ブーム
を、これら水平ブームが回動する高さレベルが、該少な
くとも2つの穿孔装置相互間において相違する形で設け
て構成されるので、前記少なくとも2つの穿孔装置の水
平ブーム相互間では、回動時にもこれら水平ブームどう
しが、高さレベルの差異によって衝突することがない。
つまり、第の発明の効果に加えて、これら水平ブーム
の回動がスムーズに行われ、穿孔位置の位置決め作業は
更に一層容易に行われる。
【0022】また本発明のうち第の発明は、第一の発
明において、複数の穿孔装置を有し、前記複数の穿孔装
置の各水平ブームを、それら水平ブームのガイド手段が
互いに整合対向し得るように設け、前記走行機を、前記
穿孔機ユニットと共に、互いに対向した水平ブームのガ
イド手段間を移動自在に設けて構成されるので、前記複
数の穿孔装置における1台の穿孔機ユニットが故障して
も、該複数の穿孔装置間で他の1台の穿孔機ユニットを
兼用することができる。つまり、第の発明の効果に加
えて、故障した穿孔機ユニットの交換や修理等により作
が中断されること無く好都合である。
【0023】また本発明のうち第の発明は、吊下手段
を巻取・繰出自在な巻上機ユニットを有し、前記吊下手
段の先端側に作業足場ユニットを接続吊下し、前記作業
足場ユニットの下端側に、穿孔装置を垂設し、前記穿孔
装置は、前記作業足場ユニットに設けられた基部を有
し、前記基部に、該基部を中心に所定の高さレベルにお
いて回動自在な水平ブームを設け、前記水平ブームにガ
イド手段を形成し、前記水平ブームに、前記ガイド手段
に沿って移動自在なる走行機を設け、前記走行機に穿孔
機ユニットを垂設した立坑掘削装置を用いて立坑を構築
する立坑の構築方法において、前記巻上機ユニットを介
して前記作業足場ユニットを前記立坑の内部に揚重降下
し、前記作業足場ユニットに設けられた穿孔装置を介し
て前記立坑の切羽3b等の切羽側を穿孔発破し、前記発
破により生じたズリを、ズリキブル10等のズリキブル
及び前記巻上機ユニットとは別個に設けられたキブル用
ウインチユニット9等のキブル揚重手段を介して地上に
搬送排出するようにして構成されるので、穿孔装置の揚
重にはキブル揚重手段を使用せず、穿孔装置の重量の大
小を問わず、前記キブル揚重手段には、ズリキブルの揚
重を行い得る程度の揚重能力のものが採用され得る。従
って、穿孔装置の重量の大小を問わず、ズリキブルの揚
重において必要以上の無駄なエネルギーの消費が極力お
さえられる。つまり、立坑の掘削における作業効率を向
上させるため、前記穿孔装置に油圧式のものを採用し、
従って前記穿孔装置を大重量化させた場合にも、無駄な
エネルギーの消費が極力おさえられるので、高い効率の
掘削作業を、無駄なエネルギーの消費を極力おさえて好
都合に実現し得る。また穿孔装置による穿孔作業に際し
て、穿孔機ユニットの位置決め、即ち穿孔位置の位置決
め作業は、水平ブームの回動及び、走行機の走行等の水
平方向における移動動作を介して行われることから、斜
め上方向や斜め下方向等の複雑な方向における移動動作
を行わずに位置決め作業が容易に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による立坑掘削装置の一例及
び、構築中の立坑を示した模式図である。
【図2】図2は、図1に示す立坑掘削装置の拡大図であ
る。
【図3】図3は、図2のX1−Y1線断面図である。
【符号の説明】
2……立坑 3b……切羽 9……キブル揚重手段(キブル用ウインチユニット) 10……ズリキブル 11……巻上機ユニット(スカフォード巻上機) 11a……吊下手段(ワイヤ) 12……立坑掘削装置 13……作業足場ユニット(スカフォード) 16A……穿孔装置(ジャンボ装置) 16B……穿孔装置(ジャンボ装置) 17……基部 19……水平ブーム 19a……ガイド手段(ガイドレール) 20……走行機(走行装置) 22……穿孔機ユニット L1……高さレベル L2……高さレベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 誠二 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目27番23 号 名古屋三井ビル東館3階 三井建設 株式会社 名古屋支店内 (72)発明者 川上 ▲廣▼美 広島県比婆郡東城町36番地 株式会社山 本鐵工所東城工場内 (56)参考文献 特開 昭54−104402(JP,A) 特開 昭50−38605(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 1/03

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吊下手段を巻取・繰出自在な巻上機ユニッ
    トを有し、 前記吊下手段の先端側に作業足場ユニットを接続吊下
    し、 前記作業足場ユニットの下端側に、穿孔装置を垂設し、 前記穿孔装置は、前記作業足場ユニットに設けられた基
    部を有し、 前記基部に、該基部を中心に所定の高さレベルにおいて
    回動自在な水平ブームを設け、 前記水平ブームにガイド手段を形成し、 前記水平ブームに、前記ガイド手段に沿って移動自在な
    る走行機を設け、 前記走行機に穿孔機ユニットを垂設した立坑掘削装置。
  2. 【請求項2】複数の前記穿孔装置を有し、 前記複数の穿孔装置のうち少なくとも2つの穿孔装置で
    は、各水平ブームを、これら水平ブームが回動する高さ
    レベルが、該少なくとも2つの穿孔装置相互間において
    相違する形で設けた請求項1記載の立坑掘削装置。
  3. 【請求項3】複数の前記穿孔装置を有し、 前記複数の穿孔装置の各水平ブームを、それら水平ブー
    ムのガイド手段が互いに整合対向し得るように設け、 前記走行機を、前記穿孔機ユニットと共に、互いに対向
    した水平ブームのガイド手段間を移動自在に設けた請求
    項1記載の立坑掘削装置。
  4. 【請求項4】 吊下手段を巻取・繰出自在な巻上機ユニッ
    トを有し、前記吊下手段の先端側に作業足場ユニットを
    接続吊下し、前記作業足場ユニットの下端側に、穿孔装
    置を垂設し、前記穿孔装置は、前記作業足場ユニットに
    設けられた基部を有し、前記基部に、該基部を中心に所
    定の高さレベルにおいて回動自在な水平ブームを設け、
    前記水平ブームにガイド手段を形成し、前記水平ブーム
    に、前記ガイド手段に沿って移動自在なる走行機を設
    け、前記走行機に穿孔機ユニットを垂設した立 坑掘削装
    置を用いて立坑を構築する立坑の構築方法において、 前記巻上機ユニットを介して前記作業足場ユニットを前
    記立坑の内部に揚重降下し、 前記作業足場ユニットに設けられた穿孔装置を介して前
    記立坑の切羽側を穿孔発破し、 前記発破により生じたズリを、ズリキブル及び、前記巻
    上機ユニットとは別個に設けられたキブル揚重手段を介
    して地上に搬送排出するようにした立坑の構築方法。
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