JP3410105B2 - 管製品及び管製品の製造方法 - Google Patents
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Description
や管材料、又は電気コンジットのような用途に用いられ
るタイプの、管、パイプ、又はコンジットのような連続
移動部材のインラインのコーティングに関するものであ
る。特に、そのような部材の亜鉛めっき及びオーバーコ
ートに関するものである。
は、古い技術である。数十年来の技術を用いた多くの製
造作業がある。例えば、最新の亜鉛めっき方法は、冷た
い物を加熱された亜鉛ポットに浸漬するという旧態依然
の原始的な溶融亜鉛めっきとして述べられている。米国
特許番号第4052838号の1欄13〜19行を参照せよ。
されてきた。これらの進歩は、1993年1月7日公開のPC
T公開番号WO93/00453、1994年11月15日発行の米国特許
番号第5364661号、及び1994年8月9日出願の米国特許
出願番号第08/287856号における進歩を含んでいる。こ
れらの特許や刊行物に示されるように、連続した管やコ
ンジットの亜鉛めっきは、亜鉛めっきされる管やコンジ
ットの速度が1分当たり約183m(約600フィート)のレ
ベルまで進歩した。また、亜鉛めっきは、交差T字管、
スプレーノズル、及び滴下ノズルを通して注入される亜
鉛のために二級又は高級の亜鉛含有物の除去によって進
歩した。亜鉛塗装にかかる時間は10分の1秒レベルまで
減少し、接触領域はインチレベルまで減少した。
許出願番号第08/243583号にも示されるように、非金属
コーティングの応用を進めた。その特許にあるように、
保護用コーティングは真空コーティング装置によって施
される。
ィングの応用が開示されてきた。1971年2月2日発行の
米国特許番号第3559280号、1971年11月2日発行の米国
特許番号第3616983号、1982年8月17日発行の米国特許
番号第4344381号、及び1994年1月18日発行の米国特許
番号第5279863号に示されるように、静電コーティング
が1つの可能性として考えられてきた。米国特許番号第
3559280号に開示されているように、静電スプレーコー
ティングは、水スプレー、サイジング、ストレイトニン
グ、及び乾燥の後であって、スプレー部又はコーティン
グ部、別個に続く焼き付け室又は硬化室、別個に続くエ
アーブロワ、及び別個に続く水スプレーの、多様な工程
や場所において、達成される。米国特許番号第3616983
号に開示されているように、静電粉末コーティングは、
液体コーティングの早期適用後且つ外部ヒーターによる
加熱後に、他のコーティング方法の代わりとして、達成
される。米国特許番号第4344381号に開示されているよ
うに、静電スプレーコーティングは、有機溶媒ベースの
液体コーティング材料によって不活性雰囲気中で達成さ
れる。
59148,3559280,3561096,4344381,4582718,4749125,5035
364,5086973,5165601,5279863,5364661、及びPCT公開番
号WO93/00453が、参考にされる。
装されていない管材料にコーティングを施すことの発明
の機会が残っていた。施されて硬化されるコーティング
の時間及び距離は、少なくとも一部の障害の下で、管材
料の連続したインライン生産における速度の増大を引き
起こした。オーバースプレー、したたり、及びそれらに
類似のものは、実質的に、コーティング材料の不完全な
利用や消耗を引き起こした。コーティングは、厚さや被
覆範囲と一致せず、必要とされるより厚かった。
た管材料の連続製造方法との両方である。最も好ましい
ものとして、管材料及び製造方法は、管材料の溶融めっ
き亜鉛コーティングと、亜鉛コーティングの表面の凝固
が起こった直後に、インラインで、有機ポリマーコーテ
ィングによる管材料の透明コーティングとを含んでい
る。亜鉛めっきで残存する潜熱は透明コーティングを硬
化又は熱硬化させ、透明コーティングは、前もって見ら
れなかった亜鉛の堅さ及び輝き又は反射性を、管材料の
連続亜鉛コーティングの最終製品にクロームの範囲内で
保持する。追加の実施例において、有機ポリマーコーテ
ィングは亜鉛が塗装された又は塗装されていない管材料
に施され、有機ポリマーコーティングは、粉末の静電塗
装によって施される。粉末は、ノズルを出る時に荷電さ
れず、充電ワイヤ格子のアレイによって造られたフィー
ルド内で荷電される。粉末は略5秒で管材料を塗装する
よう熱硬化し、コーティングは、液体コーティング材
料、ポスト加熱、又はいかなる焼き付け室又は硬化室を
用いることなしに、達成される。
を他から制限することなく、全ての部分において明細書
を完読することにより、完全に理解される。能に請求し
ている。
以下に記載される。図面は、以下のように4つの図から
なっている。 図1は管製造工場において本発明の好ましい実施例の
実施に用いる装置の斜視図である。 図2は好ましい実施例の装置即ち塗装機の、内部詳細
を表すために破断した、第2斜視図である。 図3は好ましい実施例の粉末供給装置の略図である。 図4は管工場において最も好ましいコーティング装置
の配置の工程系統図である。
より一つの工程内で行われる。予めスチールストリップ
から形成されかつ溶接された管材料(金属ベース管)10
が塗装機12内に矢印11方向に入る。塗装機12の補助装置
が可動フレーム14上に搭載されている。管材料10をコー
ティングする為の粉体が流動化ベッド16からオーガ18、
20を通して図1には図示されていないノズルへ入り、塗
装機12内へ散布される。上記粉体は予熱されている管材
料10を被覆し、その後管材料は塗装機12を矢印22方向に
出る。
24を囲み、ワイヤは塗装機12を通過中の管材料10の周り
に電界を形成する。図1では図示されていないノズルは
図2ではノズル26、28で、図2に示されているようにノ
ズル26、28は粉末アレイ24内に散布する。管材料10は接
地されており、アレイ24で荷電された粉末はアレイの電
界内を通過し管材料10に引かれて付着する。粉末は管材
料上に一定量以上付着しないので、余分の粉末は塗装機
12から排出されかつ再使用の為に回収される。
プを管形成ローラー列に通しストリップを側縁を接近さ
せて断面を円形に形成する。ストリップの側縁が互いに
接近した時それらは従来知られた方法により直線状に溶
接される。追加の加工を受け又は受けることなく、管材
料は塗装機12内へ形成されかつ溶接された状態で入る。
置まで、管材料を形成するストリップ及び得られた管材
料は1個の連続した中心線に沿い1個の連続した線内を
移動する。このようにして管材料の軸は管材料の移動す
る長手方向の長手軸方向を向く。更に、移動方向は下流
又は前であり、反移動方向は上流又は後である。全工程
が管の製造工場又は管工場を形成する。
備え、その主要寸法、例えばその長さは長手方向に約1m
(数フィート)である。矩形の変形として、頂部32は上
流側へ行くにつれて管材料10の軸方向へ内側へ傾斜させ
ることができる。上記の頂部の傾斜は適用されない粉末
を塗装機12の後底部の図示されていない排出口へ向わせ
るのに役立つ。
メントの4個の格子34、36、38、40を備えている。4個
の格子は約15〜18cm(約6ないし7インチ)離して配置
されるのが一般に好ましいが、別の格子数及び別の間隔
であってもよい。各格子は1個の横断面内にあり、各格
子は管材料10の軸を中心とした六角形のワイヤセグメン
トである。六角形は一般に好ましいが、円及び他の形状
であってもよい。六角形は円形断面の管材料の為には最
適な釣合いを与えるようである。
造体から絶縁体44のような絶縁体により電気的に遮断さ
れており、格子にはどの様な直径の管の為にも約50000
ボルトで数ミリアンペアが荷電され、管と格子との間の
最少間隔は8〜10cm(3ないし4インチ)である。より
大きい直径の円管材料又は幾何学的断面の管材料に対し
ては、格子の形状を変えて格子と管の間隔を8〜10cm
(3〜4インチ)に保持する。
38、40と管材料10の間の電位の差によりアレイに入る粉
末は荷電する。粉末はノズル26、28を離れる時には荷電
されておらず、まずアレイに入り、入った途端に荷電さ
れる。必然的結果として、ノズル26、28も荷電されな
い。当初から粉末やノズルが荷電されないことの利点は
粉末が格子からノズルへ蜘蛛の糸を形成する傾向を減す
ことと、ノズルからの粉末の噴霧機能と格子の静電機能
の独立である。
上に中心を有する静電界を形成しており、従って格子を
通して散布された粉末は4個の静電界に遭遇することに
なる。格子が離れている為に格子の電界が互いに独立
し、この独立は好ましいことと考えられる。
ばらで入れてある。代表的流動化ベッドと同様に、ベッ
ド16は1個の膜を備え、その上に粉末があり下側にガス
室がある。流動化ベッド16内の粉末は加圧されて流動化
ベッドから2個のオーガ18、20に圧送される。オーガ18
は下側のノズル28に供給し、オーガ20は上側のノズル26
に供給する。ベッド16のガス室には不活性で乾燥した窒
素が供給され、膜を通過し、上部の粉末が密集しないよ
うに調節する。各オーガのスタンドパイプは膜の上の流
動化ベッドからベッドを通して下方へ延びオーガの粉末
貯蔵領域に達している。オーガ粉末貯蔵室内のレベルセ
ンサがオーガ粉末貯蔵室内の粉末レベルに対応してスタ
ンドパイプ内の関連する弁を動作させ、粉末がスタンド
パイプ内に入りオーガへ落下することを許す。各オーガ
はカールシェンクAG(Carl Schenck AG)の部門アキュ
レイトバルクソリズメターイング(AccuRate Bulk Soli
ds Metering)製で、各オーガは1個のスクリュー又は
オーガを備え、それにより粉末はオーガから塗装機12へ
搬送される。
国特許第5314090号に記載されているタイプのブラッシ
ュフィーダが考えられる。
ネクターブロック47内のテーパ通路46を通して狭い通路
48へ落下し、そこへ窒素がエルボ50から供給される。オ
ーガからエルボ50への落下は重力の作用によるものであ
りベンチュリ効果により引かれ、粉末はエルボ50からノ
ズル28へ窒素の圧力で移動する。ノズルの部分で入口5
1、53から供給される追加の窒素は粉末がノズル出口29
から噴出することを助ける。
粉末を管材料の長手方向に噴出する。ノズルは粉末を上
流方向へ噴出する。ノズルはこのようにして、粉末がノ
ズルを離れた時に粉末が管材料の周りに軸方向の噴霧を
形成するように作用する。
横の2個のノズル、及び3個及び代わりの形状をしたよ
り多くのノズルも適用できると考えられる。更に、ノズ
ルは粉末を塗装機12の後部から下流側へ向けて噴射する
こともできる。
ポリエステルである。より明確には、粉末はトリグリシ
ジルイソシアヌル酸(TGIC)熱硬化性ポリエステルであ
り、基本的には微量の加速剤を含む樹脂である。粉末は
空気乾燥又は非架橋のポリエステルとは異なり架橋ポリ
エステルであり、又迅速硬化性である。好ましくは、粉
末は204〜316℃(華氏(F)400ないし600度)で5秒又
はそれ以下で加硫又は熱硬化し、約135℃(約275度F)
で溶融する。粉末は透き通っているか着色されている。
最も好ましくは、粉末はミズーリ州カンザスシテイのリ
リーパウダーコーティングス、リリーインダストリーズ
インク(Lilly Powder Coatings,Lilly Industries,In
c.,)からの透き通ったポリエステルX23−92−1であ
る。TGICポリエステルが好ましいのはその架橋境界コー
ティングの部分で不浸透性であり、約0.25×10-5〜7.6
×10-5m(約0.1ミルから3.0ミル)の厚さの範囲での機
械的及び物理的特性の保持、引っ掻きに対する抵抗性、
腐食抵抗性及びMEK、アルコール、腐蝕性溶液及び弱い
酸に対する抵抗性による。
塗装機内で得られる被覆の厚さは、互いに関連してい
る。図示しかつ記述したように、塗装機12はラインスピ
ードが毎分152m(毎分500フィート)で2.5×10-5m(1
ミル)の被覆厚さを得ることができ、又毎分305m(毎分
1000フィート)では1.3×10-5m(1/2ミル)の厚さを得
ることができる。より大きい厚さとより大きい速さの組
合わせの為には、第2の塗装機を第1のものと背中合わ
せに配置することが適当である。
2(1フィート当たり0.3278平方フィート)の表面積を
備え、ラインスピードが毎分152m(毎分500フィート)
で、塗装機内で毎分使用される粉末の重量で定められる
供給率は、毎分約0.47kg(毎分約1.03ポンド)、又は毎
分461.3グラムである。外径3.84cm(1.510インチ)の管
材料で、1m当たりの表面積が0.12m2(1フィート当たり
の表面積が0.3958平方フィート)、ラインスピードが毎
分152m(毎分500フィート)の時、供給率は毎時33.9kg
(毎時74.63ポンド)又は毎分557.25グラムである。低
い密度の粉末は低い率を要し、高い密度の粉末は高い率
を要する。
コーティングは管材料が形成されるステップ中の希望す
る場所で行われる。好ましいコーティング材料は硬化の
為に204〜316℃(400ないし600度F)を要し、5秒間の
硬化の為にラインに沿う充分なスペースを要する。この
硬化工程の為の熱は誘導ヒーター又はめっき工程の潜熱
により管材料の予熱を含む過去のコーティング工程と同
様に供給される。
れた所が不連続となっている管がラインを下流方向に通
過する。別に溶接により閉塞されるべき開放したスリッ
トからしばしば蒸気、水又は内部のコーティング剤が噴
出する。そのようなスリットからの液体や蒸気は塗装機
12に対しては有害である。図1において、好ましい塗装
機内では、シールド52がライン内に配置され、管材料は
塗装機を保護する為にシールド52を通過する。塗装機12
が作動し溶接された管材料が塗装機12内でコーティング
されている間は、シールド52は塗装機12外の図示された
退出位置にある。装置又はラインにどの様な障害があっ
ても、シールド52はノズル26、28間を管材料の長手方向
に沿って塗装機12内の前進位置へ動くことができ、管材
料の噴出部分から塗装機12の内部を保護する。シールド
52はチェインドライブ54の作用により前進位置と後退位
置との間で可動である。ドライブ54はチェインのリンク
に取り付けられたカムを長円形トラック55に沿い長円形
に動かす。カムはカムフォロア(図示せず)の横向きス
ロット内へ侵入している。カムフォロアは1対の平行な
シールド管60、62に沿い長手方向直線状に動くように規
制されており、管60、62に固着されている管フォロア
(図示せず)を備えて管に沿い摺動するように構成され
ている。このようにして、管材料の部分的な破断に対し
塗装機12の内部を保護する必要が生じた時には何時で
も、シールド52を塗装機12内へ上流側へ動かすことがで
き、シールド52を塗装機12からなくしたい時には何時で
も、シールド52を塗装機12の下流側外部へ動かすことが
できる。
る、管材料が形成され、溶接され、コーティングされる
装置の希望する場所に配置され、一方、硬化の為の熱は
誘導及び他の加熱ユニットにより供給されるが、塗装機
12の特定の設置位置と硬化の為の特定の熱源が特に望ま
れる。図4において、塗装機12は最も好ましくは、亜鉛
コーティング浴又は他の亜鉛コーティング又はめっきの
為の装置64の下流に配置される。過去及びより最近のプ
ロセス内のように、亜鉛は亜鉛浴のような装置内で各種
の亜鉛付着装置の何れかを通して管材料に付着される。
又このような装置及び工程内で、装置内で施された亜鉛
コーティングの厚さは空気式のナイフ又はワイパで調節
することができる。
程の後にある。このスプレーは管材料に指向した水で、
管材料の表面温度を約204〜316℃(約400ないし600度
F)の範囲に下げる。亜鉛めっき工程中の亜鉛は代表的
には454〜482℃(850から900度F)に保持され、熱の管
材料への移動により亜鉛と部材との間の合金の形成を促
進する為には、亜鉛めっき工程と装置へ入る管材料は亜
鉛の温度まで加熱される。ある場合には、亜鉛は管が供
給する熱により593℃(1100度F)に達することもあ
る。制御されたスプレーと冷却により達成される温度低
下は、管材料表面で121〜316℃(250から600度F)以上
の温度低下で、204〜316℃(400から600度F)に戻る。
イン速度、亜鉛めっき工程の温度、管材料の直径、管壁
の厚さ、等に依存して定まる。試験運転中に、管材料の
円周方向と長手方向に離して配置した27個のノズル列か
らスプレーされた水の量は常温で毎分約3.8×10-3m
3(毎分約1ガロン)を要した。特殊ラインの為のスプ
レー66で使用される水の量の調節は当業者の実験により
行われる。
ームのような、堅実なかつ高い反射性を有する外観を備
えている。これに対して、従来の管製品の亜鉛めっき管
材料は亜鉛めっき材料の従来の斑の鈍い外観を呈してい
る。このように、亜鉛めっき工程を出た管材料のクロー
ム状の外観は、従来は短命で又は非常に一時的でかつ不
安定な現象下にあった。判ったことは、従来の亜鉛めっ
き材料の斑の鈍い外観は材料の水冷動作の結果であり、
従来は亜鉛コーティングの斑の鈍い外観を充分かつ確実
に変える技術又はプロセスが存在しなかったことであ
る。
っき工程を出た時に管材料のクローム状の外観を捕獲し
又は一時的に保持する。
表面を制御冷却することにより表面の外観を捕獲ししか
もスプレー66から離れても管材料内に潜熱を保持するの
である。この記述で使用されているように、潜熱(late
nt heat)は、文脈上別に限定されない限り、付随的に
管を加熱する作業工程の結果管材料内に当初から保持さ
れている熱を意味しており、ヒーターで加熱することに
より主として又は完全に生じた熱を排除することを意味
している。
に塗装機12に入った時、都合良く、管材料は亜鉛めっき
工程の潜熱を保持しているので、これが塗装機内で施さ
れる粉末コーティングの溶融と固化の達成に適してい
る。上述の工程と装置の配置は塗装機12内でコーティン
グをする為に2段目の加熱の必要性をなくする。実質的
なエネルギーセービングが実現する。
置が協同しており、塗装機12内での透明コーティング
は、亜鉛めっき工程で管材料上に施された亜鉛めっきコ
ーティング上にすぐに施されるように構成されている。
コーティングに付いての上記“上にすぐ”は文脈上別に
限定されない限り、外側のコーティングが上述の亜鉛め
っきコーティングの上に接触状態で施され、その間に介
在コーティングや他の材料が存在しないことを意味して
いる。
果、塗装機12による透明コーティングが管材料の亜鉛め
っきコーティングのクローム状外観を永久に捕獲しかつ
増強させる。工程70内でコーティング68に引き続き管材
料が冷却されると、上記冷却は透明コーティングに接し
て行われ、亜鉛めっきコーティングには接しないので、
亜鉛めっきコーティングは斑になったり鈍くなることは
ない。亜鉛めっきコーティングは透明コーティングによ
り酸化に対して保護される。更に、亜鉛コーティングは
透明コーティングを通して見え、冷却亜鉛よりもクロー
ム以上の輝きを保持し、既述した工程からの結果として
管材料を改良しかつ目立たせる。
装機12によるTGICポリエステルコーティングは熱硬化又
は固化し、塗装機12に引き続き焼成又は硬化用の室を追
加又は包含させる必要はなくなる。コーティングは次の
管形成工程、例えばオーバーコートの後の亜鉛めっきの
熱を冷却する工程を通過中に硬化し、基本的にはオーバ
ーコートの工程又は装置と関係がない。
ローム状であり、亜鉛めっきされており、透明ポリエス
テルでオーバーコートされており、接触損傷に対して高
い抵抗を示し、優れた腐食と化学的分解に対する抵抗を
備え、及び外にも高度に好ましい。
正確な言葉で記載されているので、当業者が発明を作り
かつ使用可能である。発明の範囲内にとどまる好ましい
実施例の変形は可能である。一例として、既述のよう
に、コーティング材料は透明又は着色されていても良い
が、透明コーティングに重点が置かれている。更に、コ
ーティング硬化の為の熱は、常温の管材料、又は誘導又
は他のヒーター、又は他の工程の潜熱により部分的に加
熱された管材料に加えられる。更に又、制御スプレーを
使用することができ、又従来通り冷却も使用される。過
去の工程と同様に、好ましい実施例及び発明が、金属フ
ェンス、防火配管、機械製のパイプ又は管材料、電気コ
ンジット及びその他の用途の管及びパイプ及びコンジッ
トに使用することができる。本発明により可能な多くの
変形として、以下の請求の範囲がこの明細書を締め括
り、発明と考えられる主題を特に指摘しかつ区別可能に
請求している。 [図面の簡単な説明]
の実施に用いる装置の斜視図である。
細を表すために破断した、第2斜視図である。
る。
置の配置の工程系統図である。
Claims (40)
- 【請求項1】管製品であって、 亜鉛コーティングを備え又は備えず、その上に有機ポリ
マーのコーティングを備えた、金属ベース管からなって
おり、 有機ポリマーのコーティングが本質的には熱硬化性の架
橋ポリエステルからなり、該ポリエステルがトリグリシ
ジルイソシアヌル酸(TGIC)ポリエステルであり、TGIC
ポリエステルがプライマー無しで直接に塗装されてお
り、 管製品が、TGICポリエステルを、金属ベース管の移動中
に、金属ベース管に塗装することによって、形成されて
おり、金属ベース管の表面が、TGICポリエステルの塗装
及び硬化の間、204〜316℃(400〜600゜F)であり、TGI
Cポリエステルが5秒以下で硬化している、ことを特徴
とする管製品。 - 【請求項2】ポリマーが金属ベース管に静電塗装されて
いる請求項1記載の管製品。 - 【請求項3】亜鉛コーティングが金属ベース管に施され
た亜鉛めっきコーティングであり、有機ポリマーが亜鉛
めっきコーティング上に塗装されている請求項1記載の
管製品。 - 【請求項4】有機ポリマーが透明である請求項1、請求
項2、又は請求項3に記載の管製品。 - 【請求項5】透明なポリマーコーティングを通して観察
される亜鉛コーティングの少なくとも実質的な部分がク
ロームの反射性を有している請求項4記載の管製品。 - 【請求項6】金属ベース管が金属ストリップから形成さ
れており、金属ベース管がポリマーを熱硬化させるのに
十分な潜熱を得るために加熱されており、コーティング
を備えた金属ベース管が別々の管製品へ切断されてい
る、請求項1記載の管製品。 - 【請求項7】金属ベース管が金属ストリップから形成さ
れており、溶融亜鉛が金属ベース管の外面に溶融亜鉛め
っきコーティングを形成しており、溶融亜鉛めっきコー
ティングが有機ポリマーコーティングを熱硬化させるの
に十分な潜熱を得るために必要とされるより低い温度ま
で冷却されており、金属ベース管が有機ポリマーコーテ
ィングを熱硬化させるのに十分な応用熱を得るために再
加熱されており、その後、有機ポリマーコーティングが
金属ベース管に施され、金属ベース管が個別の管製品へ
切断されている、請求項1記載の管製品。 - 【請求項8】金属ベース管が金属ストリップから形成さ
れており、溶融亜鉛めっきコーティングが金属ベース管
の外面に形成されており、溶融亜鉛めっきコーティング
が有機ポリマーコーティングを熱硬化させるのに十分な
潜熱を得るために冷却されており、有機ポリマーコーテ
ィングが溶融亜鉛めっきコーティングの上に直接に施さ
れており、金属ベース管が個別の管製品へ切断されてい
る、請求項1記載の管製品。 - 【請求項9】金属ベース管が金属ストリップから形成さ
れており、金属ベース管が外面に溶融亜鉛めっきコーテ
ィングを有しており、溶融亜鉛めっきコーティングが大
気条件まで冷却されており、金属ベース管が有機ポリマ
ーコーティングを熱硬化させる温度まで加熱されてお
り、有機ポリマーコーティングが溶融亜鉛めっきコーテ
ィングの上に直接に施されており、金属ベース管が個別
の管製品へ切断されている、請求項1記載の管製品。 - 【請求項10】有機ポリマーが着色されている請求項1
記載の管製品。 - 【請求項11】ポリマーコーティングが0.25×10-5〜7.
6×10-5m(0.1〜3.0ミル)の範囲の厚さを有している請
求項1記載の管製品。 - 【請求項12】コーティングが耐ひっかき性、耐食性、
及び化学的劣化に対する耐性を有している請求項1記載
の管製品。 - 【請求項13】管製品であって、 亜鉛コーティングを備え、その上に有機ポリマーのコー
ティングを備えた、金属ベース管からなっており、 有機ポリマーのコーティングが本質的には熱硬化性の架
橋ポリエステルからなり、該ポリエステルがトリグリシ
ジルイソシアヌル酸(TGIC)ポリエステルであり、TGIC
ポリエステルがプライマー無しで亜鉛コーティングの上
に直接に塗装されており、有機ポリマーコーティングが
透明であり、該コーティングを通して観察される亜鉛コ
ーティングの少なくとも実質的な部分がクロームの反射
性を有しており、 管製品が、TGICポリエステルを、金属ベース管の移動中
に、金属ベース管に塗装することによって、形成されて
おり、金属ベース管の表面が、TGICポリエステルの塗装
及び硬化の間、204〜316℃(400〜600゜F)であり、TGI
Cポリエステルが5秒以下で硬化している、ことを特徴
とする管製品。 - 【請求項14】ポリマーが粉末の形態で金属ベース管に
塗装されている請求項13記載の管製品。 - 【請求項15】粉末が静電塗装されている請求項14記載
の管製品。 - 【請求項16】ポリマーが0.25×10-5〜7.6×10-5m(0.
1〜3.0ミル)の範囲の厚さを有している請求項13、請求
項14、又は請求項15に記載の管製品。 - 【請求項17】コーティングが耐ひっかき性、耐食性、
及び化学的劣化に対する耐性を有している請求項13、請
求項14、又は請求項15に記載の管製品。 - 【請求項18】有機ポリマーが着色されている請求項1
3、請求項14、又は請求項15に記載の管製品。 - 【請求項19】管製品の製造方法であって、 管製品が、亜鉛コーティングを備え又は備えず、その上
に有機ポリマーのコーティングを備えた、金属ベース管
からなっており、 本質的に熱硬化性の架橋ポリエステルからなる有機ポリ
マーを塗装する工程を備えており、 該塗装工程において、上記ポリエステルとしてトリグリ
シジルイソシアヌル酸(TGIC)ポリエステルを用い、TG
ICポリエステルを金属ベース管の移動中にプライマー無
しで直接に粉末として塗装し、 TGICポリエステルとして、204〜316℃(400〜600゜F)
にて5秒以下で熱硬化するものを用い、 塗装工程において、TGICポリエステルの塗装及び硬化の
間、金属ベース管の表面を204〜316℃(400〜600゜F)
に制御する、ことを特徴とする管製品の製造方法。 - 【請求項20】塗装工程が、金属ベース管に、有機ポリ
マー粉末を静電塗装することを含んでいる請求項19記載
の管製品の製造方法。 - 【請求項21】亜鉛コーティングが金属ベース管に施さ
れた亜鉛めっきコーティングであり、塗装工程が、有機
ポリマー粉末を亜鉛めっきコーティングの上に直接に塗
装することを含んでいる請求項19記載の管製品の製造方
法。 - 【請求項22】有機ポリマーが透明である請求項19、請
求項20、又は請求項21に記載の管製品の製造方法。 - 【請求項23】金属ベース管が金属ストリップから形成
されており、塗装工程が、有機ポリマーを熱硬化させる
ための潜熱を得るのに充分な温度まで金属ベース管を加
熱する工程を有し、更に、金属ベース管を別々の管製品
に切断する工程も有している、請求項19記載の管製品の
製造方法。 - 【請求項24】金属ベース管が金属ストリップから形成
されており、塗装工程が、金属ベース管の外面に溶融亜
鉛めっきコーティングを形成する工程と、有機ポリマー
コーティングを熱硬化させるための潜熱の量より低い温
度まで溶融亜鉛めっきコーティングを冷却する工程と、
有機ポリマーコーティングを熱硬化させるのに十分な応
用熱を得るために金属ベース管を再加熱する工程と、そ
の後に有機ポリマーコーティングを金属ベース管に施す
工程と、を含んでいる請求項19記載の管製品の製造方
法。 - 【請求項25】金属ストリップから金属ベース管を形成
する工程と、金属ベース管の外面に溶融亜鉛めっきコー
ティングを形成する工程と、有機ポリマーコーティング
を熱硬化させるのに十分な潜熱を得るために溶融亜鉛め
っきコーティングを冷却する工程と、有機ポリマーコー
ティングを溶融亜鉛めっきコーティングの上に直接に施
す工程と、その後に金属ベース管を個別のポリマー塗装
された管製品に切断する工程と、を含んでいる請求項19
記載の管製品の製造方法。 - 【請求項26】金属ストリップから金属ベース管を形成
する工程と、金属ベース管の外面に溶融亜鉛めっきコー
ティングを形成する工程と、溶融亜鉛めっきコーティン
グを大気条件まで冷却する工程と、有機ポリマーコーテ
ィングを熱硬化させるのに充分な温度まで金属ベース管
を加熱する工程と、有機ポリマーコーティングを溶融亜
鉛めっきコーティングの上に直接に施す工程と、を含ん
でいる請求項19記載の管製品の製造方法。 - 【請求項27】有機ポリマーが着色されている請求項19
記載の管製品の製造方法。 - 【請求項28】0.25×10-5〜7.6×10-5m(0.1〜3.0ミ
ル)の範囲のコーティング厚さを得るように有機ポリマ
ーコーティングを施す工程を含んでいる請求項19記載の
管製品の製造方法。 - 【請求項29】有機ポリマーを上記移動中に約5秒より
長くない時間で硬化させる工程を含んでいる請求項19記
載の管製品の製造方法。 - 【請求項30】金属ベース管を上記移動中に分速約305m
(分速約1000フィート)までの範囲で連続して移動させ
る工程を含んでいる請求項19記載の管製品の製造方法。 - 【請求項31】上記速度が分速約152m(分速約500フィ
ート)の時に金属ベース管の上のコーティング厚さが約
2.5×10-5m(約1.0ミル)となるよう有機ポリマーを塗
装することを含んでいる請求項30記載の管製品の製造方
法。 - 【請求項32】上記速度が分速約305m(分速約1000フィ
ート)の時に金属ベース管の上のコーティング厚さが約
1.3×10-5m(約0.5ミル)となるよう有機ポリマーを塗
装することを含んでいる請求項30記載の管製品の製造方
法。 - 【請求項33】有機ポリマーが透明であり、有機ポリマ
ーコーティングを亜鉛めっきコーティングの上に直接に
施す工程を含み、亜鉛めっきコーティングを透明な有機
ポリマーコーティングを通して見ることができる請求項
19記載の管製品の製造方法。 - 【請求項34】金属ベース管に有機ポリマーを塗装する
工程が、金属ベース管の移動方向の上流方向に向かって
有機ポリマーを塗装することを含んでいる請求項19記載
の管製品の製造方法。 - 【請求項35】金属ベース管に有機ポリマーを塗装する
工程が、金属ベース管の移動方向の下流方向に向かって
有機ポリマーを塗装することを含んでいる請求項19記載
の管製品の製造方法。 - 【請求項36】金属ベース管に有機ポリマーを塗装する
工程が、ノズルを通して、且つ金属ベース管の移動方向
の上流方向に向かって、有機ポリマーを塗装することを
含んでいる請求項19記載の管製品の製造方法。 - 【請求項37】金属ベース管に有機ポリマーを塗装する
工程が、ノズルを通して、且つ金属ベース管の移動方向
の下流方向に向かって、有機ポリマーを塗装することを
含んでいる請求項19記載の管製品の製造方法。 - 【請求項38】金属ベース管に有機ポリマーを塗装する
工程が、金属ベース管の上方の少なくとも1個のノズル
を通して、且つ金属ベース管の下方の少なくとも1個の
ノズルを通して、且つ金属ベース管の移動方向の上流方
向に向かって、有機ポリマーを塗装することを含んでい
る請求項19記載の管製品の製造方法。 - 【請求項39】金属ベース管に有機ポリマーを塗装する
工程が、金属ベース管の上方の少なくとも1個のノズル
を通して、且つ金属ベース管の下方の少なくとも1個の
ノズルを通して、且つ金属ベース管の移動方向の下流方
向に向かって、有機ポリマーを塗装することを含んでい
る請求項19記載の管製品の製造方法。 - 【請求項40】有機ポリマーが透明であり、有機ポリマ
ーコーティングを施す工程に引き続いて、金属ベース管
を冷却する工程を含んでいる、請求項24、請求項25、又
は請求項26に記載の管製品の製造方法。
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