JP3408336B2 - 情報機器 - Google Patents

情報機器

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JP3408336B2
JP3408336B2 JP23843694A JP23843694A JP3408336B2 JP 3408336 B2 JP3408336 B2 JP 3408336B2 JP 23843694 A JP23843694 A JP 23843694A JP 23843694 A JP23843694 A JP 23843694A JP 3408336 B2 JP3408336 B2 JP 3408336B2
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Citizen Watch Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、パーソナルコンピュ
ータあるいはワードプロセッサ等の情報機器に関し、更
に詳しく言えば、本体に対しての着脱が容易に行えるキ
ーボードモジュールを備えた情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばノートブック型パーソナルコンピ
ュータのような小型あるいはポータブルタイプの情報機
器は、プロセッサ、RAMメモリ、周辺回路等をハウジ
ング内に収めると共に上面部にキーボードモジュールを
配設した本体部分と、液晶ディスプレイ(LCD)等の
ディスプレイを搭載した開閉自在の蓋体で構成されてい
る。
【0003】このような情報機器の組立時、分解清掃
時、キーボードモジュールの交換時等には、キーボード
モジュールを本体上面部に装着し、あるいは本体ハウジ
ング部分から取り外す必要がある。特に、世界市場でパ
ーソナルコンピュータ等の情報機器を販売するに際して
国別の出荷計画が頻繁に変更されることも多く、キーボ
ードモジュールの着脱の容易さが非常に重要な技術課題
となっている。
【0004】キーボードモジュールを本体部に対して着
脱可能に取り付ける構造としては、情報機器の本体部を
収容する手段を構成する上部ハウジングの内側にキーボ
ードモジュールを固定する構造、あるいは、情報機器の
本体部を収容する手段を構成する下部ハウジングに設け
られた支柱にキーボードモジュールを固定し、上部ハウ
ジングでこれを覆う構造が従来より採用されている。し
かし、これらいずれのキーボードモジュール着脱構造に
おいても、上部ハイウジングを下部ハウジングから取り
外した後でなければキーボードモジュールの着脱を実行
することが出来ず、非常に不便であった。特に、多くの
台数の情報機器についてキーボードモジュール交換を行
なうケースにおいては、大きな問題となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本願発明の目
的は上記述べた従来技術の欠点を解消することにある。
即ち、本願発明は、パーソナルコンピュータ等の情報機
の本体に対するキーボードモジュールの取り付け及び
そこからの取り外しを極めて簡単に実行することが出来
るようにすることにある。また、別の観点から言えば、
本願発明は、パーソナルコンピュータ等の情報機器の本
体部の収容する手段を構成する上部ハウジングと下部ハ
ウジングを分離させる作業を要することなくキーボード
モジュールの着脱を可能とすることを通してキーボード
モジュールの取り付け作業、交換作業などにおける作業
効率を向上させることを企図している。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本願発明は、上面に複
数のキーキャップを備えるキーボードモジュールを、情
報機器の本体に対して前記キーボードモジュールを固定
する位置とその固定を解除する位置との間で移動自在な
ラッチ部材によって、情報機器の本体に対して着脱可能
に搭載するとともに、前記ラッチ部材を、前記複数のキ
ーキャップの内の少なくとも1つのキーキャップと前記
情報機器本体の一部との間に形成される隙間の下方、あ
るいは、前記複数のキーキャップの内の互いに隣接し合
うキーキャップの間に形成される隙間の下方に沈み込ん
だ位置に配置することによって上記課題を解決する。こ
こで、前記キーボードモジュールと前記情報機器本体
は、更に前記ラッチ部材と異なる位置で、互いに着脱可
能に係合する係合部を有していても良い。
【0007】また、前記ラッチ機構と前記係合部とは、
前記キーボードモジュールの相異なる辺に沿ってそれぞ
れ設けられていても良い。更に、前記係合部は、前記キ
ーボードモジュールに設けられた突起と、前記情報機器
本体に設けられた突起差込み穴とを備えていることが好
ましい。
【0008】また、前記ラッチ部材には、同ラッチ部材
を少なくとも1つの位置で係止させる為のラッチ部材係
止機構が設けられていることが好ましい。そして、前記
ラッチ部材には、工具による操作を容易にする為の係合
部が設けられていることが好ましい。
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】本願発明に従った好ましい態様を採用した場
合、例えば次のような簡単な手順に従って、キーボード
モジュールの情報機器本体に対する装着及び取り外しを
実行することが出来る。
【0012】[キーボードモジュールの装着] 1.キーボードモジュールに設けられた各ラッチ部材を
キーボードモジュール側に押し込んだ状態とする。 2.上記位置決め用の突起を上記突起差込み穴に位置合
わせする態様でキーボードモジュールを凹部状の搭載部
に接近させ、位置決め用の突起を上記突起差込み穴に差
込みむと共に、本体回路基板との間の電気的接続を行
う。必要な電気的接続は、例えば、キーボードモジュー
ルの回路端子を本体回路基板に接続する為のメンブレン
を回路基板上のコネクタを挿入することで確保される。
【0013】3.キーボードモジュールを凹部状の搭載
部に載置する。
【0014】4.細棒状の工具を用いて、各ラッチ部材
を順次摺動させ、上部ハウジングの縁部に形成された切
欠部に挿入する。
【0015】[キーボードモジュールの取り外し] 1.細棒状の工具を用いて、各ラッチ部材を順次摺動さ
せ、上部ハウジングの縁部に形成された切欠部から脱出
させる。 2.キーボードモジュールを凹部状の搭載部から浮かせ
る。 3.本体回路基板との間の電気的接続を切る。例えば、
キーボードモジュールの回路端子を本体回路基板に接続
する為のメンブレンを回路基板上のコネクタから外す。
また、位置決め用の突起を上記突起差込み穴から外す。 4.キーボードモジュールを搭載部から遠ざける。
【0016】以上の装着動作及び取り外し動作のいずれ
も、極めて簡単に短時間で実行することが出来る。ま
た、ラッチ部材を摺動させる為に使用する工具は細棒状
乃至尖頭状の先端部を有する単純なもので十分であり、
特別な構造を有する工具が要求されない。
【0017】
【実施例】図1〜図7は、いずれも本願発明をノートブ
ック型のパーソナルコンピュータに適用した実施例を説
明する為の諸図である。以下、これらの図を順次参照し
て、実施例について述べる。なお、本明細書において
は、パーソナルコンピュータのオペレータから見て手前
側(トラックボールユニット側)を前方、前部等で表現
し、同じく奥側を後方、後部等で表わすこととする。
【0018】先ず、図1を参照すると、パーソナルコン
ピュータの外観が、キーボードモジュールが装着され、
ディスプレイ搭載用の蓋体が開成された状態を表わす上
面図で示されている。同図において、符号10は本体ハ
ウジングを表わしており、後述するように、上部ハウジ
ングと下部ハウジングで構成されている。
【0019】本体ハウジング10の上面側(上部ハウジ
ングの表側)の中央部から後部にかけて形成された凹部
状のキーボードモジュール搭載部には、キーボードモジ
ュール11が着脱可能に取り付けられている。符号E,
F,Gで示した矢印(キーボード配列の最前列のキーキ
ャップ間の背後側を指している。)は、キーボードモジ
ュール着脱構造の重要な要素である摺動ラッチ部材が配
設される位置を表わしている。この摺動ラッチ部材を利
用したキーボードモジュール着脱構造が本願発明の特徴
をなす部分であり、その詳細は図2以下を参照図に加え
て後述する。
【0020】本体ハウジング10の前部には、トラック
ボールユニット12が設けられている。更に、本体ハウ
ジング10の内部には、プロセッサ、RAMメモリ、周
辺回路等が収納配置されている(図示省略)。
【0021】一方、符号20は本体ハウジング10とほ
ぼ重なり合う形状と寸法を有する蓋体を表わしており、
そのほぼ中央部には、液晶ディスプレイ(LCD)21
が設けられている。液晶ディスプレイ21の表示面の背
後及びその周辺には液晶セル、セグメント基板、偏光
板、ガラス板、直管状の放電ランプ等が配設されている
(図示省略)。また、液晶ディスプレイ21の右側に位
置した部分には、液晶ディスプレイ21の明るさ、コン
トラスト等を調整する画面操作部22並びに機器の作動
状態を図形で表示する小サイズの補助液晶ディスプレイ
23が付設されている。
【0022】これらディスプレイ関連部分を搭載した蓋
体20は、本体ハウジング10に対して開閉自在とする
為に、パーソナルコンピュータの後部に設けられたヒン
ジ機構によって軸支されている。ここでは、本体ハウジ
ング10の最後部に張り出し部15が形成され、この張
り出し部15と蓋体20の下端近傍部分をパーソナルコ
ンピュータの幅方向に貫通するヒンジ軸を含むヒンジ機
構によって蓋体20が軸支されている。符号Aは、ヒン
ジ機構の軸線位置を表わしている。なお、このヒンジ機
構の下方には、図示しない電池パックが取り付けられて
いる。
【0023】以下、図1に示されたパーソナルコンピュ
ータを例にとり、キーボードモジュール11の着脱構造
についてその詳細を述べる。
【0024】先ず、図2及び図3を参照図に加えて、キ
ーボードモジュール11の構造について説明する。図2
には、キーボードモジュール11の上面図がほぼ中心に
描かれており、また、前部側側方及び右側側方から見た
側面図が図中下方及び右方に示されている。更に、右下
方にはラッチ部材が配設された部分をキーキャップ間の
間隙を通して見た部分拡大図が併記され、右上方にはキ
ーボードモジュールの基板(あるいは底板)の設けられ
た位置決め用の突起が部分拡大図で描かれている。図3
には、キーボードモジュールを裏側から見た外観が示さ
れている。
【0025】これら諸図を合わせて参照すると、キーボ
ードモジュール11はキーボード基板14上に配列され
た多数のキーを備え、各キーはキーキャップ13で覆わ
れている。本願発明の特徴に従って、キーボード基板1
4の最前部には、摺動可能な複数のラッチ部材30が設
けられる。また、最後部には適宜数の位置決め用の突起
(例えば、位置ピン)40が設けられる。符号18,1
9は、パーソナルコンピュータ本体部の回路端子との間
の電気的接続を確保する為のメンブレンを表わしてい
る。これらメンブレン18,19は、キーボードモジュ
ール11搭載時に図示しない接続ユニットに差し込ま
れ、キーボードモジュール11取り外し時には引き抜か
れる。
【0026】各ラッチ部材30の設置位置E,F,G
は、外部側から細棒状の工具によってアクセスし得る位
置とされる。このような位置として、ここではキーボー
ド配列の最前列の右から2番目と3番目のキーキャップ
の間、並びに、スペースキー13’の両サイドのキーキ
ャップ間間隙が選ばれている。
【0027】図2の右下図及び図3の裏面図を特に参照
すると、各ラッチ部材30は、キーボード基板14の裏
面の底板(キーボード補強板)14’に設けられた案内
部材31によって、摺動可能に配設されている。各ラッ
チ部材30には細棒状の工具の先端部が係合し得る工具
係合部として、凹部または開口部が形成されている。図
2の右下図では、ラッチ部材30が引き込み側の摺動位
置にある時の工具係合部が符号32で表わされ、ラッチ
部材30が突出摺動位置にある時の工具係合部が符号3
3で表わされている。
【0028】後述するように、キーボードモジュール1
1の本体ハウジングへの装着に際しては、細棒状の工具
を用いて工具係合部を符号32の位置から符号33の位
置へ移動させ、ラッチ部材30の先端をキーボード基板
14の側面から突出させる。
【0029】なお、本図には明示されていないが、各ラ
ッチ部材30の摺動範囲を規制する為に、各ラッチ部材
30には突起部を設け、キーボードモジュール底部には
これを受容する手段が設けられている(図7及び関連説
明を参照)。
【0030】次に、図4及び図5を参照図に加えてキー
ボードモジュール11が搭載される側の構造について説
明する。図4はキーボードモジュール11の搭載部が形
成された上部ハウジングの上面図(表側から見た平面
図)であり、図5は同じく上部ハウジングの下面図(裏
側から見た平面図)である。
【0031】両図において、符号50は図示しない下部
ハウジング上に配設された上部ハウジングを表わしてい
る。上部ハウジングには、縁部51、前部側壁52及び
後部側壁53からなる凹部状のキーボードモジュール搭
載部が形成されている。符号54はスピーカの放音部、
55は開口を表わしている。破線58は、キーボードモ
ジュール11が凹部状の搭載部にはめ込まれた時、キー
ボードモジュール11(基板14あるいは底板(キーボ
ード補強板)14’)の外縁が来る位置を表わしてい
る。
【0032】また、ラッチ部材配設位置に対応した位置
が、図1〜図3と同様に矢印E,F,Gで示されてい
る。そして、前部側壁の矢印E,F,Gで示された位置
には、ラッチ部材30を受容する切欠部57が形成され
ている。一方、後部側壁53には、キーボードモジュー
ル11に設けられた突起40の位置に対応して、突起差
込み穴(図6に図示)が設けられている。
【0033】以上述べた着脱構造を採用した場合のキー
ボードモジュール11の装着手順を図6及び図7を参照
して説明すれば、概略次のようになる。先ず、図6
(1)に示されているように、キーボードモジュール1
1に設けられた各ラッチ部材30をキーボードモジュー
ル側に押し込んだ状態とする。次いで、位置決め用の突
起40を突起差込み穴59に位置合わせする態様でキー
ボードモジュール11を凹部状の搭載部に接近させ、位
置決め用の突起40を各対応する突起差込み穴59に差
込みむと共に、本体回路基板との間の電気的接続を行
う。例えば、キーボードモジュール11の回路端子を本
体回路基板に接続する為のメンブレン18,19(図
2、図3参照)を回路基板上のコネクタ(図示省略)を
挿入することで確保される。
【0034】必要な電気的接続を行なったならば、キー
ボードモジュール11を凹部状の搭載部に載置し、図6
(2)の状態とする。この状態は、符号61で指示した
部分を拡大して表わした図7(1)に明瞭に示されてい
る。同図に示した通り、ラッチ部材30の先端部34
は、上部ハウジングの前部側壁52に形成されている切
欠部57に挿入されていない。この時、ラッチ部材30
に設けれられた係止用突起部35が、底板(キーボード
補強板)14’に設けられた2つのラッチ係止部63,
64(凹部または開口部)のうち、内側のラッチ係合部
64に係合し、ラッチ部材30は安定した係止位置(引
き込み位置)にある。
【0035】この状態で、先端部から少なくともキーキ
ャップ13の高さ程度の長さにわたってキーキャップ間
の間隙に入り込むことが出来る部分を有する工具(図示
は省略、例えばピン状部材一般)を、符号32の位置に
ある工具係合部に係合させ、ラッチ部材30を案内部材
31に沿って図中左方へ摺動させ、ラッチ部材30の先
端部34を切欠部57に挿入する。この状態が、図6
(3)とその符号62で指示した部分の拡大図である図
7(2)に示されている。
【0036】同図に描かれている通り、この状態におい
て、ラッチ部材30に設けれられた係止用突起部35
は、底板(キーボード補強板)14’に設けられた2つ
のラッチ係止部63,64(凹部または開口部)のう
ち、外側のラッチ係合部63に係合している。従って、
ラッチ部材30は安定した係止位置(切欠部挿入位置)
にあり、少なくとも通常の使用状態で予測される衝撃や
振動程度では、ラッチ部材30が図7(1)の状態に逆
戻りすることはない。すべてのラッチ部材30の先端部
34を切欠部57に挿入させた時点で、キーボードモジ
ュール11の装着作業は完了する。
【0037】キーボードモジュールの取り外しは、上記
手順を逆に辿れば良い。これを極く簡単に述べると次の
ようになる。先ず、細棒状の工具を用いて、各ラッチ部
材30を順次摺動させ、切欠部57から脱出させ、図6
(2)乃至図7(1)の状態とする。そして、キーボー
ドモジュール11を凹部状の搭載部から浮かせ、本体回
路基板との間の電気的接続を切る。例えば、キーボード
モジュール11のメンブレン18,19を回路基板上の
コネクタから外す。また、位置決め用の突起40を上記
突起差込み穴59から外す。最後に、キーボードモジュ
ール11を搭載部から遠ざければキーボードモジュール
11の取り外し作業が完了する。
【0038】なお、以上説明した実施例では、キーボー
ドモジュールの最後部側に位置決め用突起を設けたが、
他の3つの側面のいずれか1つの側面に設ける構成とし
ても良い。また、ラッチ部材については、位置決め用突
起を設けた側面以外の面であれば、キーボードモジュー
ルいずれの側面に配設しても良い。例えば、キーボード
モジュールの最後部側あるいは最前部側のいずれかに位
置決め用突起を設けるととともに、キーボードモジュー
ルの左右両側にラッチ部材を設けることが出来る。更
に、キーボードモジュールの3側面にラッチ部材を設
け、残りの一側面部に位置決め用突起を設ける構成も可
能である。
【0039】また、ラッチ部材の配設個数は、キーボー
ドモジュールを安定して搭載する観点からは少なくとも
2個以上であることが好ましく、着脱作業を簡便にする
為には出来るだけ少ない方が好ましい(最少1個)。一
般には、ラッチ部材の配設個数はラッチ部材、案内部材
の材料強度等を考慮して最適数を定めれば良い。位置決
め用突起の数についても同様であり、材料強度、作業効
率等を十分に考慮して定められることが好ましい。
【0040】更に、上記実施例では、ラッチ部材の配設
位置をキーキャップ間(E〜G)にとったが、すべてま
たは一部にラッチ部材について、キーキャップとハウジ
ング側壁部との間とすることも可能である。なお、ラッ
チ部材及び位置決め用突起の配設位置や数に関するこの
ようなバリエーションが採用された場合には、ラッチ部
材及び位置決め用突起の配設位置や数がそれに応じたも
のとされることは言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】本願発明によれば、キーボードモジュー
ルを情報機器の本体ハウジングに対して装着あるいは取
り外す際に、情報機器の本体ハウジングの一部(上部ハ
ウジング)を取り外し、キーボードモジュール搭載後に
これを再装着するというような煩雑な作業が要求されな
い。従って、多くの台数の情報機器のキーボードモジュ
ールの組立作業、キーボードモジュール交換作業等の作
業効率を向上させることが出来る。
【0042】また、構造が簡単であり、キーボードモジ
ュールの着脱に特殊な工具を用意する必要もないので、
製品の大きなコスト増を招くおそれもなく、経済的にも
有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明のキーボードモジュール着脱構造が適
用されるノートブック型のパーソナルコンピュータの外
観を上面図で示したものである。
【図2】実施例におけるキーボードモジュールの上面
図、前部側側方及び右側側方から見た側面図に、ラッチ
部材及び突起に関連した部分を表わす部分拡大図を併記
したものである。
【図3】実施例におけるキーボードモジュールを裏側か
ら見た外観図である。
【図4】実施例におけるキーボードモジュールの搭載部
が形成された上部ハウジングの上面図(表側から見た平
面図)である。
【図5】同じく上部ハウジングの下面図(裏側から見た
平面図)である。
【図6】(1)〜(3)は、実施例におけるキーボード
モジュールの装着時の状態推移を順を追って示したもの
である。
【図7】(1)及び(2)は、図6(2),(3)の各
段階におけるラッチ部材の周辺部(符号61,62で指
示)の状況を拡大して表わしたものである。
【符号の説明】
10 本体ハウジング 11 キーボードモジュール 12 トラックボールユニット 13 キーキャップ 14 キーボード基板 14’ 底板(キーボード補強板) 15 張り出し部 18,19 メンブレン 20 蓋体 21 液晶ディスプレイ(LCD) 22 画面操作部 23 補助液晶ディスプレイ 30 ラッチ部材 31 案内部材 32 工具係合部(ラッチ部材30が引き込み摺動位
置) 33 工具係合部(ラッチ部材30が突出摺動位置) 34 ラッチ部材先端部 35 係止用突起部 40 位置決め用の突起 50 上部ハウジング 51 キーボードモジュールを支持する縁部 52 前部側壁 53 後部側壁 54 スピーカ放音部 55 開口部 57 切欠部 58 キーボードモジュール外縁位置 59 突起差込み穴 63,64 ラッチ係止部 A 蓋体を軸支するヒンジ機構の軸線 E,F,G 摺動ラッチ部材が存在する位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−19597(JP,A) 実開 平4−36623(JP,U) 実開 平4−28326(JP,U) 実開 平2−92523(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/16 - 1/20 G06F 3/02 - 3/023

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーボードモジュールを備えた情報機器
    であって、 前記キーボードモジュールは、その上面に設けられた複
    数のキーキャップを備えるとともに、前記情報機器の本
    体に対して前記キーボードモジュールを固定する位置と
    その固定を解除する位置との間で移動自在なラッチ部材
    によって、前記情報機器の本体に対して着脱可能に搭載
    されており、 前記ラッチ部材は、前記複数のキーキャップの内の少な
    くとも1つのキーキャップと前記情報機器本体の一部と
    の間に形成される隙間の下方あるいは前記複数のキーキ
    ャップの内の互いに隣接し合うキーキャップの間に形成
    される隙間の下方に沈み込んだ位置に配置されている
    とを特徴とする、前記情報機器。
  2. 【請求項2】 前記キーボードモジュールと前記情報機
    器本体は、更に前記ラッチ部材と異なる位置で、互いに
    着脱可能に係合する係合部を有することを特徴とする、
    請求項1に記載の情報機器。
  3. 【請求項3】 前記ラッチ部材と前記係合部とは、前記
    キーボードモジュールの相異なる辺に沿ってそれぞれ設
    けられていることを特徴とする、請求項2に記載の情報
    機器。
  4. 【請求項4】 前記係合部は、前記キーボードモジュー
    ルに設けられた突起と、前記情報機器本体に設けられた
    突起差込み穴とを備えていることを特徴とする、請求項
    2または請求項3に記載の情報機器。
  5. 【請求項5】 前記ラッチ部材は、前記キーボードモジ
    ュールに設けられている、請求項1乃至請求項4のいず
    れか1項に記載の情報機器。
  6. 【請求項6】 前記ラッチ部材を少なくとも1つの位置
    で係止させる為のラッチ部材係止機構を設けたことを特
    徴とする、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載
    の情報機器。
  7. 【請求項7】 前記ラッチ部材には、工具による操作を
    容易にする為の係合部が設けられている、請求項1乃至
    請求項6のいずれか1項に記載の情報機器。
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