JP2012195462A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】少なくとも一部が筐体内に収容された部品が筐体に取り付けられた場合により不都合の少ない新規な構成の電子機器を得る。
【解決手段】実施形態にかかる電子機器は、第一筐体と、第二筐体と、ヒンジと、部品と、固定部材と、を備える。第一筐体は、第一壁部と、この第一壁部の反対側に位置された第二壁部と、を有する。ヒンジは、第一筐体および第二筐体を回動可能に接続する。部品は、第一壁部に設けられた部品収容部に収容される。固定部材は、第一筐体に固定された筐体固定部と、ヒンジが固定されたヒンジ固定部と、第一壁部と第二壁部との間に位置されて部品を第一壁部に近接させて支持した支持部と、を有する。
【選択図】図16

Description

本発明の実施形態は、電子機器に関する。
従来、筐体内でヒンジユニットにスピーカが固定された電子機器が知られている。
特開2003−87378号公報
この種の電子機器では、少なくとも一部が筐体内に収容された部品が筐体に取り付けられた場合により不都合の少ない構成が望まれている。
そこで、本発明の実施形態は、少なくとも一部が筐体内に収容された部品が筐体に取り付けられた場合により不都合の少ない新規な構成の電子機器を得ることを、目的の一つとする。
本発明の実施形態にかかる電子機器は、第一筐体と、第二筐体と、ヒンジと、部品と、固定部材と、を備える。第一筐体は、第一壁部と、この第一壁部の反対側に位置された第二壁部と、を有する。ヒンジは、第一筐体および第二筐体を回動可能に接続する。部品は、第一壁部に設けられた部品収容部に収容される。固定部材は、第一筐体に固定された筐体固定部と、ヒンジが固定されたヒンジ固定部と、第一壁部と第二壁部との間に位置されて部品を第一壁部に近接させて支持した支持部と、を有する。
図1は、一実施形態にかかる電子機器の一例の展開状態での斜視図である。 図2は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の一例の筐体内側が示された斜視図である。 図3は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の筐体の一例の下側部分が外されて筐体内部が示された平面図である。 図4は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の上側部分の筐体内部の右奥側の領域の一例が示された斜視図である。 図5は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の上側部分の筐体内部の左奥側の領域の一例が示された斜視図である。 図6は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の上側部分の筐体内部の右奥側の領域に回路基板が取り付けられた状態の一例が示された斜視図である。 図7は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の上側部分の筐体内部の左奥側の領域に回路基板が取り付けられた状態の一例が示された斜視図である。 図8は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の上側部分の筐体内部の右奥側の領域に回路基板に加えて固定部材が取り付けられた状態の一例が示された斜視図である。 図9は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の上側部分の筐体内部の左奥側の領域に回路基板に加えて固定部材が取り付けられた状態の一例が示された斜視図である。 図10は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の上側部分の筐体内部の右奥側の領域に取り付けられる固定部材の一例が示された斜視図である。 図11は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の上側部分の筐体内部の左奥側の領域に取り付けられる固定部材の一例が示された斜視図である。 図12は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の上側部分の筐体内部の右奥側の領域に回路基板および固定部材に加えてヒンジ機構が取り付けられた状態の一例が示された斜視図である。 図13は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の上側部分の筐体内部の左奥側の領域に回路基板および固定部材に加えてヒンジ機構が取り付けられた状態の一例が示された斜視図である。 図14は、図12に対応した平面図である。 図15は、図13に対応した平面図である。 図16は、図14のXVI−XVI断面図である。 図17は、図14のXVII−XVII断面図である。 図18は、図14のXVIII−XVIII断面図である。 図19は、図14のXIX−XIX断面図である。 図20は、図15のXX−XX断面図である。 図21は、図15のXXI−XXI断面図である。 図22は、図15のXXII−XXII断面図である。 図23は、図15のXXIII−XXIII断面図である。 図24は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の上側部分の筐体内部の右奥側の領域に回路基板および固定部材に加えてヒンジ機構が取り付けられ配線が配置された状態の一例が示された斜視図である。 図25は、一実施形態にかかる電子機器の第一部分の上側部分の筐体内部の左奥側の領域に回路基板および固定部材に加えてヒンジ機構が取り付けられ配線が配置された状態の一例が示された斜視図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。以下の実施形態の各図では、便宜上の方向が規定される。X方向は発明にかかわる構成を備えた筐体2aの幅方向、Y方向は高さ方向(奥行き方向)、Z方向は厚さ方向である。X方向、Y方向、およびZ方向は、相互に直交している。
図1は、本実施形態にかかる電子機器の一例の展開状態での斜視図である。図1に示されるように、電子機器1は、所謂ノート型のパーソナルコンピュータとして構成されている。電子機器1は、矩形状(長方形状)の扁平な第一部分2と、矩形状(長方形状)の扁平な第二部分3と、を備えている。これら第一部分2および第二部分3は、左右両側のヒンジ機構4L,4R(4)を介して、図1に示される展開状態と図示されない折り畳み状態との間で相対回動可能に、接続されている。
第一部分2には、筐体2aの外面(表面)としての上面(天面、面)2b側に露出する状態で、入力操作部(モジュール、入力装置、操作部、入力部)としてのキーボード5や、ポインティングデバイス7、クリックボタン8等が設けられている。また、第二部分3には、表示画面6aが筐体3aの外面(表面)としての前面(正面、面)3b側に開口部3cから露出する状態で、表示モジュール(モジュール、表示装置、出力部)としてのディスプレイパネル6(例えば、LCD(liquid crystal display)や、OELD(organic electro-luminescent display)等)が、設けられている。展開状態では、キーボード5やディスプレイパネル6等が露出し、ユーザが使用可能な状態となる。一方、折り畳み状態では、上面2bと前面3bとが相互に近接した状態で対向して、キーボード5や、ディスプレイパネル6、ポインティングデバイス7、クリックボタン8等が、筐体2a,3aによって隠される。筐体2aは第一筐体の一例であり、筐体3aは第二筐体の一例である。
第一部分2の筐体2aは、上面2bを形成する矩形状(長方形状)かつ板状の上壁2c、下面(底面、面、図示せず)を形成する矩形状(長方形状)かつ板状の下壁2d、および側面(周面、面)2eを形成する側壁(周壁、縦壁、起立壁)2fを有している。下壁2dは、上壁2cの反対側で上壁2cに間隔をあけて位置されている。側壁2fは、上壁2cおよび下壁2dと交叉する方向(略直交方向)に沿って延び、上壁2cと下壁2dとの間に亘って設けられている。これら上壁2c、下壁2d、側壁2fは、壁部の一例である。また、上壁2cは第一壁部の一例であり、下壁2dは第二壁部の一例である。
筐体2aは、上側部分(上側筐体、部品、カバー)2Cと、下側部分(下側筐体、部品、ボトム)2Bと、を有している。これら上側部分2Cおよび下側部分2Bが一体化されて、筐体2aが構成されている。上側部分2Cは、上壁2cを含み、側壁2fの一部を含むことができる。また、下側部分2Bは、下壁2dを含み、側壁2fの一部を含むことができる。
また、筐体2aは、四つの端部(辺部)2g〜2jを有し、四つの角部2k,2m,2n,2pを有する。端部2gは、後端部の一例であり、端部2iは、後端部の反対側に位置された前端部の一例であり、端部2hは、右端部(側端部)の一例であり、端部2jは、右端部の反対側に位置された左端部(側端部)の一例である。また、上面2bには、幅方向(X方向)に長い長方形状の凹部2rが設けられている。この凹部2rには、キーボード5が収容される(載置される)。凹部2rは、キーボード5の収容部または載置部の一例である。
上壁2cの凹部2rより手前側の部分には、パームレスト部2sが設けられている。パームレスト部2sは、比較的平坦な上面2bを形成している。なお、凹部2rが窪んでいるため、その凹部2rに収容された(載置された)キーボード5の上面と、パームレスト部2sの上面2bとを、ほぼ同じ高さに設定することができる。
また、筐体2aには、奥側の端部2gに沿って矩形状の切欠2vが設けられている。この切欠2vには、バッテリ(モジュール、部品)9が収容されている。すなわち、切欠2vは、バッテリ収容部(モジュール収容部、バッテリ装着部、収容部、装着部)の一例である。
また、上壁2cの奥側の、バッテリ9の幅方向両側には、複数の貫通孔2wが設けられている。貫通孔2wの裏側(筐体内側)には、スピーカモジュール80L,80R(図6,7等参照)が位置されている。スピーカモジュール80L,80Rから出力された音声は、それぞれに対向する貫通孔2wを介して筐体2aの外へ出る。また、本実施形態では、貫通孔2wに近接して、操作ボタン(押しボタン、操作部、入力部)8L,8Rが設けられている。操作者によって操作ボタン8L,8Rが押されると、その裏側(筐体内側)に設けられた回路基板(プリント基板、プリント配線板、基板、制御基板)10,60等(図6,7等参照)に設けられたスイッチ(図視されず)が押されて、スイッチの動作(状態、接触状態または離間状態、姿勢、位置)に応じた電気的な信号が生成される。回路基板60は第一回路基板の一例であり、回路基板10は第二回路基板の一例である。
図2は、筐体2aの上側部分2Cの一例を筐体内側(裏側、裏面2t側)から見た斜視図である。図2に示されるように、上壁2cの裏面2tには、複数の突起2uが設けられている。また、バッテリ9が収容された切欠2vの幅方向両側の、筐体内側には、略等幅で奥行方向(Y方向)の奥側に突出した部分の筐体内側に位置した領域(空間、室)AL,ARが設けられている。領域AL,ARには、回路基板60、回路基板10の一部、固定部材30L,30R(図3,10,11等参照)、ヒンジ機構4L,4R(図12,13等参照)等の部品(モジュール)が収容される。固定部材30L,30Rは、第一部品の一例である。
図3は、第一部分2の下側部分2Bが外されて筐体2aの内部が示された平面図である。第一部分2の筐体2aには、回路基板(基板、プリント配線基板、制御基板)10や、ODD21(optical disk drive)、記憶装置22、ヒートシンク23、ヒートパイプ24、放熱板25、冷却ファン26等が収容されている。回路基板10は、例えばメインボードである。なお、本実施形態では、これらの部品(例えば、回路基板10や、ODD21、記憶装置22、ヒートシンク23、ヒートパイプ24、放熱板25、冷却ファン26等)が取り付けられた上側部分2Cに、ヒンジ機構4の一端側(図示せず)が取り付けられる。この際、既に、ヒンジ機構4の他端側(図示せず)は、アセンブリされた第二部分3に取り付けられている。その後、上側部分2Cに下側部分2Bが取り付けられる。
また、回路基板10の一方側の面10a上には、CPU11(central processing unit)や、グラフィックコントローラ12、電源回路部品13、メモリスロットコネクタ14、LCDコネクタ15、I/O(input/output)コネクタ16、電源コイル、素子18、コネクタ19等が実装されている。なお、コネクタ19は、回路基板10に実装されない場合や、別の回路基板に実装されない場合もある。
図4は、筐体2aの上側部分2Cの筐体内部の右奥側(筐体2aの上面(表面)2bに対向した正面視で右奥側、以下同様)の領域ARの一例が示された斜視図である。図5は、筐体2aの上側部分2Cの筐体内部の左奥側(筐体2aの上面(表面)2bに対向した正面視で左奥側、以下同様)の領域ALの一例が示された斜視図である。図6は、図4に示された領域ARに、さらに回路基板10,60の一例が取り付けられた状態が示された斜視図である。また、図7は、図5に示された領域ALに、さらに回路基板10の一例が取り付けられた状態が示された斜視図である。
領域AL,AR内では、上壁2cの裏面2tに、複数の固定部(突出部)51a〜51dが設けられている。固定部51a〜51dは、いずれも裏面2tから第一部分2(筐体2a)の厚さ方向(Z方向)に沿って突出し、固定具の一例としてのねじ70が接続される(締結される、固定される)雌ねじ孔が設けられている。すなわち、固定部51a〜51dは、取付部(突出部、突起部、ボス部、固定部、締結部、接続部)P1〜P5の一例である。
本実施形態では、固定部51a〜51dのスペック(例えば配置や高さ等)の設定によって、複数の部品(モジュール)を、領域AL,AR内で、厚さ方向(Z方向)に重ねて配置することができる。最も突出高さが低い固定部51aは、一例としては、回路基板10,60等の取り付け(固定、支持)に用いられる。すなわち、固定部51aは、回路基板10,60の取付部P1の一部の一例である。固定部51aより突出高さが高い固定部51bは、一例としては、固定部材30L,30R(図8〜11等参照)の取り付け(固定、支持)に用いられる。すなわち、固定部51bは、固定部材30L,30Rの取付部(固定部、接続部、結合部、締結部)P2の一部の一例である。固定部51bより突出高さが高い固定部51cは、固定部材30L,30Rおよびヒンジ機構4L,4Rの取付部(固定部、接続部、結合部、締結部)P4の一例である。固定部51cより突出高さが高い固定部51dは、筐体2aの上側部分2Cと下側部分2Bとの取り付け(固定、接続)に用いられる。すなわち、固定部51dは、上側部分2Cおよび下側部分2Bの取付部(固定部、接続部、結合部、締結部)P5の一例である。
また、上壁2cの裏面2tには、突出部201a〜201cが設けられている。突出部201a〜201cは、いずれも裏面2tから第一部分2(筐体2a)の厚さ方向(Z方向)に沿って突出し、部品(モジュール)の位置決め(位置合わせ)や、移動抑制、固定、案内、係合、支持等に用いられる。すなわち、突出部201a〜201cは、部品(モジュール)と筐体2aとの位置決め部(位置合わせ部、移動抑制部、固定部、案内部、支持部)の一例である。なお、突出部201a〜201cは、一例としては、十字状の断面を有している。
突出部201aは、操作ボタン8L,8Rの支持や固定等に用いられる。操作ボタン(の可動部)8L,8Rは、突出部201aが挿通される貫通孔を有した取付部8aと、突起部8bと、を有している。取付部8aは突出部201aに支持あるいは固定されている。操作者の操作(一例としては押操作、押圧操作)によって操作ボタン(の可動部)8L,8Rが筐体内側へ押されると、突起部8bが筐体内側へ移動し、回路基板10,60に設けられたスイッチ(図視されず)を押圧する。すなわち、突起部8bは、押部(押圧部、押込部)の一例である。なお、複数の突起部8bのうち一つが、回路基板10,60やその他の部品(モジュール)等に当接して支持する支持部として利用され、別の突起部8bが、スイッチをより好適な姿勢で押すように構成することができる。
また、突出部201bは、回路基板10,60の支持や固定等に用いられる。また、突出部201cは、固定部材30L,30R(図8〜11等参照)の支持や固定等に用いられる。
また、上壁2cの裏面2tには、壁状に突出したリブ201dが設けられている。リブ201dは、一例としては、切欠2vの少なくとも一部を構成する壁部としての隔壁2yに隣接して(沿って)設けられている。リブ201dは、奥行方向(Y方向)に長い矩形状(長方形状)かつ環状に、裏面2t上に突出している。このリブ201dで囲まれた領域201L,201Rに、一例として、直方体状に構成されたスピーカモジュール80L,80Rが収容される。すなわち、領域201L,201Rは、スピーカモジュール80L,80Rの収容部(部品収容部、装着部、支持部、保持部、部品保持部)の一例である。また、スピーカモジュール80L,80Rは、部品(モジュール、第二部品)の一例である。
図6を図4と比較し、図7を図5と比較して参照すれば、明らかとなるように、図6,7では、図4,5の状態に対して、回路基板10,60や、コネクタ19、スピーカモジュール80L,80R等が追加されている。コネクタ19には、配線90が接続されている。配線90は、所定の経路で配置される。
図6に示されるように、回路基板60は、板状のベース部(基板部)60aを有し、このベース部60aには、例えば貫通孔や切欠として開口部60bが設けられている。そして、少なくとも一部の開口部60bには、突出部201bが挿入されている。また、固定具としてのねじ70が、ベース部60aに設けられた開口部(図視されず)を貫通して、固定部51a(図4参照)にねじ留め(固定)されている。すなわち、回路基板60は、ねじ70によって、筐体2aの上側部分2Cに固定されている。よって、ねじ70が挿通された開口部(の周縁部)は、回路基板60を筐体2aに取り付ける取付部(固定部、接続部、結合部、締結部)P1の一例である。
図8は、図6に示された領域ARに、さらに固定部材30Rの一例が取り付けられた状態が示された斜視図である。図9は、図7に示された領域ALに、さらに固定部材30Lの一例が取り付けられた状態が示された斜視図である。図10は、固定部材30Rの一例が示された斜視図である。また、図11は、固定部材30Lの一例が示された斜視図である。
図8を図6と比較し、図9を図7と比較して参照すれば、明らかとなるように、図8,9では、図6,7の状態に対して、固定部材30L,30Rが、操作ボタン8L,8Rや回路基板60上に覆い被さる状態に、設けられている。
図10,11に示されるように、固定部材30L,30Rは、それぞれ、ベース部30La,30Ra、取付部30Lb,30Rb、および支持部30Lc,30Rcを有している。ベース部30La,30Ra、取付部30Lb,30Rb、および支持部30Lc,30Rcは、相互に並行して(並行に)配置されている。ベース部(取付部、接続部)30La,30Raは、略矩形の平板状に構成されている。ベース部30La,30Raの周囲には、このベース部30La,30Raと交叉する方向に延びた(垂直な)側壁部(周壁部、立壁部、壁部)30Ld,30Rdが接続されている。この側壁部30Ld,30Rdによって、ベース部30La,30Raと側壁部30Ld,30Rdとを含む部分が、ボックス状に構成され、剛性が高められている。
取付部30Lb,30Rbには、例えば貫通孔や切欠等として、開口部30Le,30Reが設けられている。固定具の一例としてのねじ70が開口部30Le,30Reを貫通して、筐体2aに設けられた固定部51b(P2、図6,7参照)に取り付けられ、これにより、固定部材30L,30Rが、筐体2aの上側部分2Cに固定される。よって、開口部30Le,30Re(の周縁部)は、固定部材30L,30Rを筐体2aに取り付ける取付部(固定部、接続部、結合部、締結部)P2の一例である。取付部P2は、筐体固定部の一例である。
支持部30Lc,30Rcは、略矩形の平板状に構成され、上壁2cと下壁2dとの間に位置されている。固定部材30L,30Rが所定の位置に取り付けられた際、スピーカモジュール80L,80Rは、支持部30Lc,30Rcと上壁2cとの間に位置される(図6〜9参照)。本実施形態では、支持部30Lc,30Rcは、スピーカモジュール80L,80Rの支持部(保持部)の一例である。また、上壁2cと支持部30Lc,30Rcとで、スピーカモジュール80L,80Rを挟持する挟持部が構成されていると言うこともできる。なお、支持部30Lc,30Rcとスピーカモジュール80L,80Rとの間、およびスピーカモジュール80L,80Rと上壁2cとの間のうち、少なくとも一方には、スポンジやゴム等の弾性部材(可撓性部材、図視せず)を介在させることができる。これにより、スピーカモジュール80L,80Rが、上壁2cと支持部30Lc,30Rcとの間に挟まれて、上壁2cや支持部30Lc,30Rcからより大きな外力を受けるのを抑制することができる。一例として、弾性部材は、スピーカモジュール80L,80Rの外面に巻き付けて装着することができる。
また、固定部材30L,30Rには、開口部30Lf,30Rfが設けられている。図8,9に示されるように、突出部201cが開口部30Lf,30Rfに挿入され、これにより、固定部材30L,30Rが、筐体2aの上側部分2Cに対する所定の位置に位置決め(位置合わせ)される。なお、本実施形態のように、固定部材30L,30Rのそれぞれについて、複数の開口部30Lf,30Rfが設けられている構成では、一例として、一つの開口部30Lf,30Rfを円形に形成し、他の開口部30Lf,30Rfを長穴状に形成することができる。
また、固定部材30L,30Rのベース部30La,30Raには、例えば貫通孔として、開口部30Lg,30Rgが設けられている。この開口部30Lg,30Rgは、ヒンジ機構4L,4Rとの固定に用いられる。一例としては、この開口部30Lg,30Rgは、雌ねじ孔として構成される。よって、開口部30Lg,30Rg(の周縁部)は、ヒンジ機構4L,4Rを固定部材30L,30Rに取り付ける取付部(固定部、接続部、結合部、締結部)P3の一例である。取付部P3は、ヒンジ固定部(部品固定部)の一例である。
また、固定部材30L,30Rのベース部30La,30Raには、例えば貫通孔として、開口部30Lh,30Rhが設けられている。この開口部30Lh,30Rhは、筐体2aの上側部分2C、下側部分2B、およびヒンジ機構4L,4Rとの固定に用いられる。よって、開口部30Lh,30Rhは、取付部(固定部、接続部、結合部、締結部)P4の一例である。取付部P4は、筐体固定部の一例であり、また、共通固定部の一例でもある。
また、固定部材30L,30Rのベース部30La,30Raには、突出部(突起部、突起)30Li,30Riが設けられている。この突出部30Li,30Riは、ヒンジ機構4L,4Rとの位置決め(位置合わせ、係合)に用いられる。
また、固定部材30L,30Rには、ベース部30La,30Raと支持部30Lc,30Rcとの接続部分を補強するリブ30Lj,30Rjが設けられている。リブ30Lj,30Rjは、一例としては、ベース部30La,30Raおよび支持部30Lc,30Rcと交叉する方向(一例としては直交する方向)に沿って延びた、壁部(リブ、立壁、起立壁)として設けられる。
そして、固定部材30L,30Rには、筐体2a内に収容された部品の一例としての配線90が所定の方向に(所定の位置、領域等に向けて)移動するのを抑制する移動抑制部として機能するフック状の突出部30Lk,30Rkが設けられている。また、固定部材30L,30Rには、軽量化や、弾性、剛性の調整等のために、適宜、開口部30Lm,30Rmが設けられている。
また、支持部30Lc,30Rcは、端部(辺部)30Ln,30Rnを有している。図8,9に示されるように、この端部30Ln,30Rnは、筐体2aの上側部分2Cに設けられた係部201eと係っている(係合されている)。係部201eは、図4,5等に示されるように、隔壁2yに隣接した位置で、上壁2cの裏面2t上に突出している。係部201eの先端には爪部201fが設けられている。爪部201fは、フック状に構成され、爪部201fは、端部30Ln,30Rnより内側に向けて突出して。そして、固定部材30L,30Rが筐体2aに固定された状態で、爪部201fは、支持部30Lc,30Rcの端部30Ln,30Rnを引っ掛けている。この係部201eは、係合部(引掛部、支持部)の一例である。係部201eは、弾性変形可能に構成され、支持部30Lc,30Rcを引っ掛けている。よって、支持部30Lc,30Rcをねじ等の固定具で固定した場合に比べて、支持部30Lc,30Rc、ひいてはスピーカモジュール80L,80Rに作用する力をより小さくすることができる。なお、係部は、固定部材に設けてもよい。
また、図6,8,10を参照すれば明らかとなるように、回路基板60は、固定部51bと固定部51cとの間に位置され、固定部材30Rは、筐体固定部としての取付部P2の一例である開口部30Reと、筐体固定部および共通固定部としての取付部P4の一例である開口部Rhとの間で、回路基板60を跨いでいる。よって、一例としては、回路基板60を設ける位置の自由度を高めることができる。
また、図8,9に示されるように、本実施形態では、コネクタ19や配線90が、一例としては透明なフィルム状の遮蔽部材(インシュレータ、シールド、保護部材)100で覆われている。図9に示されるように、固定部材30L(の側壁部30Ld)を、遮蔽部材100を固定する(支持する)部分(固定部、支持部)として利用することができる。よって、一例としては、遮蔽部材100を支持する部材が別個に設けられた場合に比べて、部品点数を減らすことができる。遮蔽部材100は、一例としては、接着や溶着等によって、側壁部30Ldに固定されることができる。また、遮蔽部材100は、屈曲可能(屈折可能、折り畳み可能、開閉可能)に構成することができる。
図12は、図8に示された領域ARに、さらにヒンジ機構4Rの一例が取り付けられた状態が示された斜視図である。図13は、図9に示された領域ALに、さらにヒンジ機構4Lの一例が取り付けられた状態が示された斜視図である。また、図14は、図12に対応した平面図、図15は、図13に対応した平面図である。図12を図8と比較し、図13を図9と比較して参照すれば、明らかとなるように、図12,13では、図8,9の状態に対して、ヒンジ機構4L,4Rが、操作ボタン8L,8Rや、回路基板60、固定部材30L,30R上に覆い被さる状態に、設けられている。
ヒンジ機構4L,4R(4)は、第一部分2の筐体2aに固定される第一部材41と、この第一部材41と回動可能に接続されて第二部分3の筐体3aに固定される第二部材42と、を有している。第一部材41は、平板状のベース部(取付部、接続部)41aを有している。ベース部41aには、固定部材30L,30Rのベース部30La,30Raに設けられた突出部30Li,30Riが挿入される開口部41bが設けられる。すなわち、突出部30Li,30Riは、固定部材30L,30Rとヒンジ機構4L,4Rとを位置決めする位置決め部(位置合わせ部、移動抑制部、固定部、案内部、支持部)の一例である。ヒンジ機構4L,4Rの回動軸は、筐体2aの端部2gと並行している(平行である)。
また、ベース部41aには、固定具としてのねじ70が貫通される例えば貫通孔や切欠として形成される開口部(図視されず)が設けられる。開口部を貫通したねじ70は、固定部材30L,30Rの雌ねじ孔を有した開口部30Lg,30Rgに結合される。すなわち、開口部30Lg,30Rg(の周縁部)は、ヒンジ機構4L,4Rを固定部材30L,30Rに取り付ける取付部(固定部、接続部、結合部、締結部)P3の一例である。
図14,15に示されるように、第二部材42のベース部42aには、開口部42bが設けられている。この開口部42bは、第二部材42(ヒンジ機構4L,4R)の第二部分3の筐体3aに取り付ける際の、ねじ等の固定具の貫通部として利用される。
図16〜19は、図14の各位置での第一部分2(筐体2a)の断面図、図20〜23は、図15の各位置での第一部分2(筐体2a)の断面図である。
図16,20に示されるように、筐体2a内で、当該筐体2aに取り付けられた固定部材30L,30Rの支持部30Lc,30Rcと上側部分2Cの上壁2cとの間に、スピーカモジュール80L,80Rが位置されている。すなわち、固定部材30L,30Rは、スピーカモジュール80L,80Rを、上壁2cに近接した状態に支持している。ここで、本実施形態では、スピーカモジュール80L,80Rは、上側部分2Cのリブ201dと固定部材30L,30Rとで支持されている。すなわち、収容部としての領域201L,201R(図4,5参照)に収容されたスピーカモジュール80L,80Rが、固定部材30L,30Rの支持部30Lc,30Rcに支持されている。仮に、スピーカモジュール80L,80Rがヒンジ機構4L,4Rの第一部材41や固定部材30L,30Rに取り付けられた場合、取り付けるための構成(ねじ、フランジ等)が設けられる分、構成が大型化しやすい。この点、本実施形態によれば、領域201L,201Rに収容された(保持された)スピーカモジュール80L,80Rを固定部材30L,30Rの支持部30Lc,30Rcが支持することで、一例としては、スピーカモジュール80L,80Rの支持構造をより小型に構成することができる。また、一例としては、ねじ等で固定する作業が減る分、組み立ての手間をより減らすことができる。
また、本実施形態では、図17,21に示されるように、固定部材30L,30Rがねじ70によって取付部P2で上側部分2Cに固定される。また、図18,22に示されるように、ヒンジ機構4L,4Rの第一部材41がねじ70によって取付部P3で固定部材30L,30Rに固定される。また、図19,23に示されるように、固定部材30L,30Rと第一部材41とが、上側部分2Cの固定部51cおよび下側部分2Bの固定部52cに挟まれた状態で、ねじ70によって筐体2aに取付部P4で固定される。
ここで、図14,15に示されるように、第一部材41と固定部材30L,30Rとの結合部の一例である複数(本実施形態では一例として二つ)の取付部P3(P31,P32)が、第一部材41および固定部材30L,30Rと筐体2aとの結合部の一例である取付部P4の近傍に、位置されている。また、図10,11に示されるように、取付部P3,P4が設けられるベース部30La,30Raの剛性が、側壁部30Ld,30Rdによって高められている。そして、図14,15に示されるように、第一部材41と固定部材30L,30Rとの結合部の一例である複数の取付部P3のうち少なくとも一つ(P31)が、固定部材30L,30Rと筐体2aとの結合部の一例である取付部P2と取付部P4との間に、位置されている。このような構成により、一例としては、第一部材41を、固定部材30L,30Rを介して、筐体2aに、より強固にあるいはより安定的に結合する(固定する、取り付ける)ことができる。また、取付部P2の中心と取付部P4の中心とを結ぶ線分L1を中心とした取付部P31でのモーメントアームを小さくすることができるため、一例としては、ねじ70の緩み等が生じにくくなる。また、複数の取付部P3のうち他の一つ(P32)が、取付部P2、取付部P31、および取付部P4に沿った列からずれて位置されたため、一例としては、第一部材41(ヒンジ機構4L,4R)とベース部30La,30Ra(固定部材30L,30R)とのずれが抑制されやすくなって、第一部材41と固定部材30L,30Rとをより強固に結合することができる。取付部P31(これに対応する開口部30Lg,30Rg)は、第一ヒンジ固定部の一例である。取付部P32(これに対応する開口部30Lg,30Rg)は、第二ヒンジ固定部の一例である。
また、本実施形態では、ヒンジ機構4L,4Rが固定部材30L,30Rを介して上側部分2Cに取り付けられる(結合される)。また、回路基板10や筐体2a内の部品(収容部品、モジュール)等も上側部分2Cに取り付けられる(結合される)。そして、ヒンジ機構4L,4Rや回路基板10や部品等が取り付けられた上側部分2Cに、下側部分2Bが取り付けられる(結合される)。仮に、回路基板10や筐体2a内の部品が下側部分2Bに取り付けられ、第二部分3に取り付けられた(すなわち、第二部分3付きの)ヒンジ機構4L,4Rが上側部分2Cに取り付けられた場合、その後の下側部分2Bと上側部分2Cとの組付作業(組立作業)では、重量物同士が組み付けられることになるため、作業者は組付作業を行いにくくなる。すなわち、本実施形態では、第二部分3に取り付けられたヒンジ機構4L,4Rが組み付けられ、かつ、回路基板10や筐体2a内の部品が組み付けられた上側部分2Cに、より軽量な下側部分2Bが組み付けられるので、一例としては、組付作業(組立作業)をより容易に行いやすいという利点がある。
なお、本実施形態では、一例として、図17に示される上側部分2Cと下側部分2Bとの取付部P5で下側部分2Bに設けられる固定部52d、ならびに図19,23に示される取付部P4で下側部分2Bに設けられる固定部52cには、いずれも貫通孔が設けられ、固定具としてのねじ70がこの貫通孔を貫通している。
図24は、図12に示された領域ARに、さらに配線90の一例が取り付けられた状態が示された斜視図である。図25は、図13に示された領域ALに、さらに配線90の一例が取り付けられた状態が示された斜視図である。図24,25に示されるように、本実施形態では、固定部材30L,30Rに設けられた突出部30Lk,30Rkによって、配線90がヒンジ機構4L,4Rが貫通する開口部2z(図4,5等参照)側に移動するのが抑制されている。開口部2zは、領域AL,ARの少なくとも一部を構成する隔壁2xに設けられている。爪部201fは、係部201eの先端部から開口部2zから離間する方向に突出している。配線90は、第二部品の一例である。突出部30Lk,30Rkは、移動抑制部の一例である。
以上のように、本実施形態では、部品の一例としてのスピーカモジュール80L,80Rが部品収容部の一例としての領域201L,201Rに収容され、第一部品の一例としての固定部材30L,30Rの支持部30Lc,30Rcが、第二部品の一例としてのスピーカモジュール80L,80Rを、第一壁部の一例としての上壁2cに近接させて支持した。よって、一例としては、より小さな構成で、また、一例としては、より容易に、スピーカモジュール80L,80Rを、筐体2aに設けることができる。
また、本実施形態では、固定部材30L,30Rおよび第一筐体の一例としての筐体2aのうち少なくともいずれか一方(本実施形態では一例として筐体2a)に、固定部材30L,30Rと筐体2aとを係らせる係部201eが設けられ、支持部30Lc,30Rcが、筐体固定部の一例としての取付部P2,P4と係部201eとの間に位置された。よって、一例としては、係部201eのスペックの設定により、ねじ等の固定具を用いて固定する場合に比べて、支持部30Lc,30Rcからスピーカモジュール80L,80Rに作用する力を軽減することが可能となる。
また、本実施形態では、固定部材30L,30Rが、配線90がヒンジ機構4L,4R(4)が挿通する開口部2z側に移動するのを抑制する移動抑制部の一例として、突出部30Lk,30Rkを有した。よって、一例としては、移動抑制部が別個に設けられた場合に比べて、部品点数を減らすことができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。本発明は、スピーカモジュールや配線以外の部品(収容部品、モジュール)にも適用することができる。
また、電子機器、第一部分、第二部分、筐体、第一壁部、第二壁部、ヒンジ、部品、第二部品、部品収容部、筐体固定部、ヒンジ固定部、第一ヒンジ固定部、第二ヒンジ固定部、共通固定部、支持部、固定部材、係部、開口部、移動抑制部、回路基板、第二回路基板、等のスペック(構造や、形状、大きさ、長さ、幅、厚さ、高さ、数、配置、位置、材質等)は、適宜変更して実施することができる。
実施形態によれば、少なくとも一部が筐体内に収容された部品が筐体に取り付けられた場合により不都合の少ない新規な構成の電子機器を得ることができる。
1…電子機器、2C…上側部分(第一部分)、2B…下側部分(第二部分)、2a…筐体(第一筐体)、2c…上壁(第一壁部)、2d…下壁(第二壁部)、3a…筐体(第二筐体)、30L,30R…固定部材、10…回路基板(第二回路基板)、30Lc,30Rc…支持部、30Le,30Re…開口部(筐体固定部)、30Lg,30Rg…開口部(ヒンジ固定部、部品固定部)、30Lh,30Rh…開口部(筐体固定部、共通固定部)、30Lk,30Rk…突出部(移動抑制部)、60…回路基板、80L,80R…スピーカモジュール(部品)、90…配線(第二部品)、P2…取付部(筐体固定部)、P3…取付部(ヒンジ固定部、部品固定部)、P31…取付部(第一ヒンジ固定部)、P32…取付部(第二ヒンジ固定部)、P4…取付部(共通固定部、筐体固定部)。
そこで、本発明の実施形態は、少なくとも一部が筐体内に収容された部品が筐体に取り付けられた場合に、例えば大型化したり部品点数が増えたりといった不都合がより少ない新規な構成の電子機器を得ることを、目的の一つとする。
本発明の実施形態にかかる電子機器は、第一筐体と、第二筐体と、ヒンジと、部品と、固定部材と、を備える。第一筐体は、第一壁部と、この第一壁部の反対側に位置された第二壁部と、を有する。ヒンジは、第一筐体および第二筐体を回動可能に接続する。部品は、第一壁部に設けられた部品収容部に収容される。固定部材は、第一筐体に固定された筐体固定部と、ヒンジが固定されたヒンジ固定部と、第一壁部と第二壁部との間に位置されて部品を第一壁部に近接させて支持した支持部と、を有する。第一筐体には、第二部品が収容されるとともに、ヒンジを挿通させる開口部が設けられた。固定部材は、第二部品の開口部側に位置して第二部品が開口部側に移動するのを抑制する移動抑制部を有した。

Claims (9)

  1. 第一壁部と、この第一壁部の反対側に位置された第二壁部と、を有した第一筐体と、
    第二筐体と、
    前記第一筐体および前記第二筐体を回動可能に接続したヒンジと、
    前記第一壁部に設けられた部品収容部に収容された部品と、
    前記第一筐体に固定された筐体固定部と、前記ヒンジが固定されたヒンジ固定部と、前記第一壁部と前記第二壁部との間に位置されて前記部品を前記第一壁部に近接させて支持した支持部と、を有した固定部材と、
    を備えた、電子機器。
  2. 前記固定部材および前記第一筐体のうち少なくともいずれか一方に、前記固定部材と前記第一筐体とが係る係部が設けられ、
    前記支持部は、前記筐体固定部と前記係部との間に位置された、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第一筐体には、第二部品が収容されるとともに、前記ヒンジを挿通させる開口部が設けられ、
    前記固定部材は、前記第二部品の前記開口部側に位置して前記第二部品が前記開口部側に移動するのを抑制する移動抑制部を有した、
    請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記固定部材は、複数の前記筐体固定部を有し、
    少なくとも一つの前記ヒンジ固定部が、複数の前記筐体固定部の間に位置された、請求項1〜3のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  5. 前記固定部材は、前記ヒンジとともに前記固定部材が前記第一筐体に固定される共通固定部を有し、
    少なくとも一つの前記ヒンジ固定部が、前記共通固定部とこの共通固定部とは別の前記筐体固定部との間に位置された、請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記ヒンジ固定部として、
    複数の前記筐体固定部と列状に配置された第一ヒンジ固定部と、
    前記複数の筐体固定部および前記第一ヒンジ固定部に沿った列からずれて位置された第二ヒンジ固定部と、を有した、
    請求項4または5に記載の電子機器。
  7. 前記第一壁部に固定された回路基板を備え、
    前記固定部材の複数の前記筐体固定部の間の部分が、前記回路基板を跨いだ、請求項4〜6のうちいずれか一つに記載の電子機器。
  8. 前記第一壁部を有し、第二回路基板が取り付けられた、前記第一筐体の第一部分と、
    前記第二壁部を有し、前記第二回路基板、前記固定部材、および前記ヒンジが取り付けられた前記第一部分に取り付けられた、前記第一筐体の第二部分と、
    を備えた、請求項1に記載の電子機器。
  9. 第一壁部と、この第一壁部の反対側に位置された第二壁部と、を有した筐体と、
    少なくとも一部が前記筐体に収容された第一部品と、
    前記筐体内に設けられた部品保持部に保持された第二部品と、
    前記筐体に固定された筐体固定部と、前記第一部品が固定された部品固定部と、前記第一壁部と前記第二壁部との間に位置されて前記第二部品を前記第一壁部に近接させて支持した支持部と、を有した固定部材と、
    を備えた、電子機器。
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