JP3408109B2 - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法

Info

Publication number
JP3408109B2
JP3408109B2 JP11747197A JP11747197A JP3408109B2 JP 3408109 B2 JP3408109 B2 JP 3408109B2 JP 11747197 A JP11747197 A JP 11747197A JP 11747197 A JP11747197 A JP 11747197A JP 3408109 B2 JP3408109 B2 JP 3408109B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
recording
control
power supply
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11747197A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10297059A (ja
Inventor
康雄 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP11747197A priority Critical patent/JP3408109B2/ja
Publication of JPH10297059A publication Critical patent/JPH10297059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3408109B2 publication Critical patent/JP3408109B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
等の情報処理装置及びその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置は、低消費電力
待機モードから通常の待機モードに遷移する条件とし
て、操作者による記録紙無し等の記録可能状態から記録
不可能状態への遷移を有していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例にあっ
ては、記録不可能時、通常の待機モードではエラー情報
を報知するが、低消費電力待機モードでは報知しないの
で、操作者に対して異なるオペレーションを要求してい
るように装置が動作し、通常の待機モードと低消費電力
待機モードで操作が異なることを操作者が意識しなけれ
ばならないので、操作に混乱を引き起こすと共に、操作
が不自然であるという問題点があった。
【0004】本発明は上述した従来技術の有するこのよ
うな問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、操作に混乱を引き起こすことなく、操作も
自然な情報処理装置及びその制御方法を提供しようとす
るものである。
【0005】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の情報処理装置は、待機時の
消費電力を抑制する低消費電力待機機能を備えた情報処
理装置において、消費電力が大なる動作状態と消費電力
が小なる停止状態とを備え且つシステムを制御する第1
の制御手段と、記録制御部を有し且つ印字出力を行う記
録手段と、記録の可否状態を検出し且つ前記記録制御部
へ検出結果を出力する記録状態検出手段と、通常状態及
び低消費電力待機状態において前記記録状態検出手段へ
電力供給を行う第1の電力供給手段と、前記記録手段へ
電力供給を行う第2の電力供給手段と、前記第1の制御
手段及び前記第2の電力供給手段に接続され且つ前記第
1の制御手段の動作状態と停止状態との間の状態遷移制
御と前記第2の電力供給手段の電力供給制御を行い且つ
通常待機状態において前記第1の制御手段を動作状態に
保持し且つ前記第2の電力供給手段による電力供給を行
わせ且つ低消費電力待機状態においては前記第1の制御
手段を停止状態に保持し且つ前記第2の電力供給手段に
よる電力供給を行わせない第2の制御手段とを具備し、
前記記録状態検出手段は、前記記録制御部の他にも前記
第2の制御手段へ検出結果を出力し、前記第2の制御手
段は、前記記録状態検出手段が記録不能状態を検出する
ことにより低消費電力待機状態から通常状態に遷移する
制御を行うことを特徴とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】また、上記目的を達成するために、本発明
の請求項6記載の情報処理装置の制御方法は、待機時の
消費電力を抑制する低消費電力待機機能を備えた情報処
理装置の制御方法において、費電力が大なる動作状態
と消費電力が小なる停止状態とを備えた第1の制御手段
によりシステムを制御する第1の制御工程と、通常状態
及び低消費電力待機状態において第2の電力供給手段に
より電力供給される記録制御手段を有する記録手段によ
り印字出力を行う印字出力工程と、前記第1の電力供給
手段により電力供給される記録状態検出手段により記録
の可否状態を検出し、前記記録制御部へ検出結果を出力
する記録状態検出工程と、前記第1の制御手段前記第
1及び第2の電力供給手段に接続された第2の制御手段
により前記第1の制御手段の動作状態と停止状態との
間の状態遷移制御と前記第1及び第2の電力供給手段の
電力供給制御を行い且つ通常状態において前記第1の制
御手段を動作状態に保持し且つ前記第2の電力供給手段
による電力供給を行わせ且つ低消費電力待機状態におい
は前記第1の制御手段を停止状態に保持し且つ前記第
2の電力供給手段による電力供給を行わせない第2の制
御工程とを具備し、前記記録状態検出工程は、前記記録
制御部の他にも前記第2の制御手段へ検出結果を出力
し、前記第2の制御工程は、前記記録状態検出工程が記
録不能状態を検出することにより低消費電力待機状態か
ら通常状態に遷移する制御を行うことを特徴とする。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【0057】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0058】(第1の実施の形態)図1は、本発明の一
実施の形態に係る画像処理装置としてのファクシミリ装
置の斜視図、図2は、同ファクシミリ装置の圧板を開放
した状態の斜視図、図3は、同ファクシミリ装置のセン
サを透視した状態の図1と同状図である。
【0059】各図中、1は操作パネルで、操作者とのヒ
ューマン・インターフェースを行うものである。2はシ
ート原稿台で、シート状の原稿を読み取る際に、該シー
ト状の原稿が載置セットされるものである。3は開閉可
能な圧板で、ブック状の原稿を読み取る際に、該ブック
状の原稿を押さえるものである。4は記録紙カセット
で、複数枚の記録紙を収納するものである。5はマルチ
・フィーダーで、必要に応じて記録紙をセットするもの
である。6はプリンタ・カバーで、トナー・カートリッ
ジ等の記録ユニットを内部に収納する部位の開口部を開
閉するものである。
【0060】また、図2中、7はブック原稿台で、ブッ
ク状の原稿を読み取る際に、該ブック状の原稿が載置セ
ットされるものである。8はコンタクト・センサで、シ
ート状の原稿及びブック状の原稿から画像データを読み
取るものである。
【0061】また、図3中、9は圧板検出センサ(BC
VS)で、圧板3の開閉状態を検出するものである。1
0は原稿検出センサ(DS)で、シート原稿台2にシー
ト状の原稿が載置セットされたか否かを検出するもので
ある。11はカバー検出センサ(カバー・スイッチ)
で、プリンタ・カバー6の開閉状態を検出するものであ
る。12はカセット検出センサ(カセット・スイッチ)
で、記録紙カセット4が本装置に装着されているか否か
を検出するものである。13はマルチ・フィーダー記録
紙有無検出センサで、マルチ・フィーダー5に記録紙が
有るか否かを検出するものである。
【0062】図4〜図7は、本実施の形態に係る画像処
理装置としてのファクシミリ装置の構成を示すブロック
図である。図4〜図7において、電源14は、商用電源
15に接続され、メイン電源16とスタンバイ電源17
とにより構成されている。そして、商用電源15が投入
されると、メイン電源16は、「PWCTL(パワーコ
ントロール)」18がHigh(ハイ)のとき、+5
V、+12V及び+24Vを、それぞれプラス5ボル
ト、プラス12ボルト及びプラス24ボルトにバイアス
するが、Low(ロウ)のときはバイアスしない。
【0063】ここで、「High」とは、入力側のしき
い値を越えた状態であり、「Low」とは、入力側のし
きい値未満の状態をそれぞれ示す。
【0064】商用電源15が投入されると、スタンバイ
電源17は、「PWCTL」18の状態に拘らず、+5
VS及び±12VAを、それぞれプラス5ボルト、プラ
ス12ボルトとマイナス12ボルトにバイアスする。メ
イン電源16には、モータ等の動作電流が大なるデバイ
ス及びバイポーラ・デバイス等のスタティック状態でも
消費電流が大なるデバイス等が主に接続される。
【0065】CPU(中央演算処理装置)19は、第1
の「X′tal」20の振動子の発振を停止させて動作
をアイドル状態にし、消費電力を最少にするSLEEP
(スリープ)モード「STOP(ストップ)モード或い
は停止モードとも呼ぶ」機能を備え、「XNMI(エッ
クス−ノン−マスカブル−インターフェース)」21が
ロウのときに前記「SLEEP」モードを解除するタイ
プの汎用CPUにより構成され、ROM(リード・オン
リー・メモリ)22に格納されているプログラムに従い
制御する。CPU19とROM22の電源は+5VSに
接続される。CPU19のバスはシステム・バス23に
接続され、複数のメモリやI/O(入出力装置)に接続
される。システム・バス23には、データ、アドレス、
セレクト、リード・ライト信号等がある。
【0066】「RESET(リセット)−IC」24
は、「VOLTAGE−DETECTER(ボルテージ
・デテクター)」25と「WATCH−DOG−TIM
ER(ウォッチ・ドグ・タイマー)」26とにより構成
される。「RESET−IC」24の電源は+5VSに
接続される。「VOLTAGE−DETECTER」2
5は、+5VSが所定電圧以下(4.5V)で、Low
出力する電圧検出手段である。「WATCH−DOG−
TIMER」26は、「WDINH(Watch−Do
g−timer−INHibit)」27がLowのと
き、「WDCLR(Watch−Dog−timer−
CLear)」28に所定間隔のパルス(例えば、10
0ms)が入力されないとLow出力する。「WDIN
H」27がHighのときは、「WDCLR」28に所
定間隔のパルスが入力されなくても、「WATCH−D
OG−TIMER」26は動作しないで、出力はHig
hを保持する。
【0067】「VOLTAGE−DETECTER」2
5と「WATCH−DOG−TIMER」26のどちら
かの出力がLowであれば、「XRST(エックスリセ
ット)」29にLowを出力し、本システムを初期化す
る。「XRST(エックスリセット)」29のLowか
らHighへの遷移は時定数を有して移行するが、逆の
HighからLowへの遷移は時定数を有さずに即座に
移行する。
【0068】「RTC(Real Time Cloc
k)」30は、時刻及びカレンダー機能を有し、本実施
の形態に係る情報処理装置における通信管理に用いる。
第2の「X′tal」31は、一般的に使用される3
2.768KHzであるため、消費電流は極めて小さ
い。また、「RTC」30の電源は+5VSに接続さ
れ、TPoutには第2の「X′tal」31を分周し
た1024Hzが出力される。「SRAM(スタティッ
ク・ランダム・アクセス・メモリ)」32は、操作パネ
ル1(図1参照)から入力されたワンタッチ・ダイヤル
番号等の情報を記憶する。SRAM32の電源は+5V
Sに接続される。
【0069】DRAM(ダイナミック・ランダム・アク
セス・メモリ)33は、CPU19が動作するときのス
タック、ワーキング・メモリ、画像メモリ等に使用す
る。DRAM33の電源は+5VSに接続される。メモ
リ・コントローラ34は、ROMコントローラ35、S
RAMコントローラ36及びDRAMコントローラ37
により構成され、それぞれROM22、SRAM32、
DRAM33への「XCS」、「XRAS」、「XCA
S」等のアクセス信号を、CPU19が出力するシステ
ム・バス23上の制御信号に基づき生成する。
【0070】ROM22及びSRAM32は、それぞれ
の「XCS」がインアクティブであるとき、その消費電
流が最小となる。DRAM33は、「XRAS」をLo
wにした後、「XCAS」もLowにする(セルフ・リ
フレッシュ・モード)と、その消費電流が最小となる。
CPU19からの制御により、これらの低消費電流モー
ドに移行する。メモリ・コントローラ34の「CLK」
は動作クロックである。メモリ・コントローラ34の電
源は+5VSに接続される。
【0071】プリンタ38はレーザビーム・プリンタで
あり、定着ユニット39、高圧ユニット40、記録モー
タ41、プリンタ・コントローラ42、カバー検出セン
サ(カバーSW)11、カセット検出センサ(カセット
SW)12、マルチ・フィーダー記録紙有無検出センサ
13、第1の「3STAGEバッファ」43、第1のプ
ルアップ抵抗44及び付随する抵抗45,46,47で
構成される。プリンタ38の電源は+5VS、+5V、
+12V及び+24Vに接続される。抵抗45〜47は
+5VSに、第1のプルアップ抵抗44は+5Vに、第
1の「3STAGEバッファ」43の電源は+5VS
に、プリンタ・コントローラ42、記録モータ41、高
圧ユニット40及び定着ユニット39は、+5V、+1
2V及び+24Vに接続される。
【0072】カバー検出センサ11は、本実施の形態で
不図示のトナー・カートリッジを収納する部位の開口部
を開閉するプリンタ・カバー6(図1参照)の開閉状態
を検出するスイッチである。カバー検出センサ11は、
プリンタ・カバー6が開いているときはオフ状態、閉じ
ているときはオン状態となり、抵抗45を介して+5V
Sに接続されているので、それぞれHigh、Low出
力となる。
【0073】マルチ・フィーダー記録紙有無検出センサ
13は、マルチ・フィーダー5(図1参照)に記録紙が
セットされているか否かを検出するPhoto−Int
errupter(フォト・インタラプタ)センサであ
り、第1の「Photo−LED(発光ダイオード)」
48と第1の「Photo−TR(トランジスタ)」4
9により構成されている。「PNP−TR」50は第1
の「Photo−LED」48のバイアス制御トランジ
スタである。「PNP−TR」50のコレクタに第1の
「Photo−LED」48のアノードが接続される。
【0074】抵抗47は+5VSと第1の「Photo
−TR」49のコレクタ間に接続される。「PNP−T
R」50のコレクタとエミッタ間がオン状態になると、
第1の「Photo−LED」48のアノードにバイア
スが供給され、第1の「Photo−LED」48が発
光する。第1の「Photo−LED」48と第1の
「Photo−TR」49との間には、本実施の形態で
は、不図示のアクチュエータがあり、記録紙有りで、第
1の「Photo−LED」48と第1の「Photo
−TR」49との間を前記アクチュエータが遮断する構
成とする。
【0075】第1の「Photo−LED」48が発光
している状態で記録紙が無いと、第1の「Photo−
LED」48と第1の「Photo−TR」49との間
の遮断物が無い状態なので、第1の「Photo−T
R」49のベースにバイアスが供給され、該第1の「P
hoto−TR」49のコレクタとエミッタとの間がオ
ン状態となり、第1の「Photo−TR」49のコレ
クタ出力がLowになる。
【0076】第1の「Photo−LED」48が発光
している状態で記録紙有りにより、第1の「Photo
−LED」48と第1の「Photo−TR」49との
間が遮断されると、第1の「Photo−TR」49の
ベースにバイアスが供給されず、プルアップ抵抗44に
より第1の「Photo−TR」49のコレクタ出力が
Highになる。
【0077】「PNP−TR」50のコレクタとエミッ
タ間がオフ状態では、第1の「Photo−LED」4
8のアノードに電圧が供給されず、第1の「Photo
−LED」48が発光しないが、このときは、記録紙の
有無に拘らず第1の「Photo−TR」49のベース
にバイアスが供給されないので、第1のプルアップ抵抗
44により第1の「Photo−TR49」のコレクタ
出力がHighになる。 第1の「3STAGEバッフ
ァ」43の電源は+5VSに接続され、イネーブルは+
5Vに接続され、入力にカバー検出センサ11、カセッ
ト検出センサ12、マルチ・フィーダー記録紙有無検出
センサ13を接続し、出力に+5Vに接続された第1の
プルアップ抵抗44を介してプリンタ・コントローラ4
2を接続する。第1の「3STAGEバッファ43」に
より、スタンバイ電源17のみバイアスされ、プリンタ
・コントローラ42の電源であるメイン電源16がバイ
アスされていない場合において、プリンタ・コントロー
ラ42にバイアスがかかることを防止することができ
る。
【0078】また、プリンタ・コントローラ42は「P
RRST」51の状態により、+5V、+12V、+2
4Vのパワー・オン時の初期動作を変化させる。「PR
RST」51がHighのとき、+5V、+12V、+
24Vがオンすると、プリンタ・コントローラ42は、
プリンタ38内の全てのユニットを初期状態にするが、
「PRRST」51がLowで+5V、+12V、+2
4Vがオンしたときは、初期化を繰り返すことにより寿
命が短くなるユニットを除いて初期動作を行う。「PR
RST」51の極性は、メイン電源16がオフ状態時
に、プリンタ38のプリンタ・コントローラ42に対し
てバイアスが印加されないように決定した。
【0079】I/Oコントローラ52は、プリンタI/
F(インターフェース)53、スキャナI/F(インタ
ーフェース)54、「RTP(Real Time P
ort)」55、「KEYSCN(Key SCa
n)」56により構成されている。I/Oコントローラ
52の電源は+5VSに接続される。スキャナI/F5
4はシート状原稿及びブック状原稿を画像データとして
読み取るコンタクト・センサ8とのインターフェースを
行う。このコンタクト・センサ8の電源は+5Vに接続
される。
【0080】第1のプルダウン抵抗57は、メイン電源
16がオフ状態時に、コンタクト・センサ8からの信号
が不安定なるのを防ぎ且つコンタクト・センサ8への逆
バイアス防止用に用いる。プリンタI/F53は、プリ
ンタ38とのコマンド、ステータスの送受及びプリンタ
38への画像データの送出を行い、プリンタ38への出
力ライン上にある第2の「3STAGEバッファ」58
のイネーブル制御を行う。第2の「3STAGEバッフ
ァ」58の電源は+5VSに、第2のプルアップ抵抗5
9は+5Vにそれぞれ接続される。メイン電源16がオ
フ状態時に、プリンタI/F53からプリンタ38に対
して電圧が供給されないように、第2の「3STAGE
バッファ」58をディセーブル状態にする。
【0081】プリンタ38へのコマンド信号は、アクテ
イブLowであり、Highが入力されてもプリンタ3
8は動作しない仕様である。第2のプルアップ抵抗59
は、メイン電源16がオン状態にあり且つ第2の「3S
TAGEバッファ」58の出力がHI−Zのとき、プリ
ンタ38にHighを出力することにより、スタンバイ
電源17、メイン電源16の立ち上がり時等の不要なプ
リント動作を停止させるためにある。
【0082】第2のプルダウン抵抗60は、メイン電源
16がオフ状態のとき、プリンタ38からのステータス
信号が不安定になるのを防ぎ且つプリンタ38への逆バ
イアス防止用に用いる。「RTP」55は、読取モータ
61を駆動するモータ・ドライバ62のコントロール信
号及びコントロール・ライン上にある第3の「3STA
GEバッファ」63のイネーブル制御を行う。この第3
の「3STAGEバッファ」63は、+5VSに、第3
のプルアップ抵抗64は+5Vにそれぞれ接続される。
【0083】モータ・ドライバ62にHighが入力さ
れると、読取モータ61は励磁されない。メイン電源1
6がオフのとき、「RTP」55からモータ・ドライバ
62に対して電圧が供給されないように、第3の「3S
TAGEバッファ」63をディセーブル状態にする。第
3のプルアップ抵抗64は、メイン電源16がオン状態
にあり且つ第3の「3STAGEバッファ」63の出力
がHI−Zのとき、モータ・ドライバ62にHighを
出力することにより、スタンバイ電源17、メイン電源
16の立ち上がり時等の不要な読取モータ61の励磁を
辞めるためにある。
【0084】「CLK」65は動作クロック、「XES
SRST」66はI/Oコントローラ52のリセット信
号であり、Lowアクティブである。「WDCLR」2
8は、CPU19が非SLEEP状態にあるとき、I/
Oコントローラ52をアクセスするごとにパルス出力さ
れる。「KEYSCN」56は格子状に配置されたキー
により構成されるキー・マトリクス67をダイナミック
にスキャンすることによりキー押下状態を検出する。キ
ー・マトリクス67は、”00、01、…0n、10、
11、…n0、n1、…nn”のキーで構成される。”
00、01、…0n”キーは、「KO0」68に、”1
0、11、…1n”キーは、「KO1」69に、”n
0、n1、…nn”キーは、「KOn」70にそれぞれ
接続される。「KO0」68、「KO1」69、…「K
On」70信号は、「CLK」65に基づき所定間隔毎
に順次駆動されるので、「CLK」65が無い場合は、
キー・スキャンは行われない。
【0085】”00、10、…n0”キーは、「KI
0」71に、”01、11、…n1”キーは、「KI
1」72に、”0n、1n、…nn”キーは、「KI
n」73にそれぞれ接続される。「KI0」71、「K
I1」72、…「KIn」73のグループに接続された
キーの内、「KO0」68〜「KOn」70信号が駆動
されているキーが押下されるとアクティブになる。これ
により、「KO0」68〜「KOn」70、「KI0」
71〜「KIn」73のマトリクスによりそれぞれのキ
ー押下を検出する。例えば、「KO0」68信号が駆動
されているときに、”00”キーが押下されると、「K
I0」71がアクティブになる。しかし、「KO0」6
8信号が駆動されていないときに「KI0」71がアク
ティブになると、それは、”00”キーが押下によるも
のではなく、”01、…0n”キーの内の1つによるも
のである。
【0086】発振器74のVDD(電源)は、「J−F
ET(JタイプのFET)」75のドレインに接続さ
れ、ソースは+5VSに接続される。ゲートにLowが
入力されると、ソースとドレインとの間がオン(ON)
状態となり、発振器74のVDDにバイアスが供給さ
れ、発振動作を開始する。FETを選んだのは、電流に
よる電圧降下を防ぐためである。第3のプルダウン抵抗
76は、ゲートにHighが入力され、ソースとドレイ
ンとの間がオフ(OFF)状態となり、発振器74のV
DDにバイアスが供給されていないときに、発振器74
からのOUT出力が不定になるのを防ぎ且つ発振器74
への逆バイアスを防止するために用いる。発振器74の
OUTは、メモリ・コントローラ34のCLK及びI/
Oコントローラ52のCLKへそれぞれ接続される。
【0087】LED77のバイアスは、抵抗78を介し
て+5VSから供給され、「NPN−TR」79のベー
スにHighが入力されると発光し、Lowが入力され
ると消灯する。ESSキー80は操作パネル1(図1参
照)に配置され、抵抗81を介して+5VSへプルアッ
プされ、押下されるとショート状態になってLowが出
力され、押下されないとオープン状態となってHigh
が出力される。NCU82は、オフフック検出回路8
3、Hリレー&ドライバ84、CI検出回路85、FC
検出回路86、ダイヤル・リレー&ドライバ87、CM
Lリレー&ドライバ88、DI検出回路89により構成
される。CMLリレー88は、アンプ90側、またはH
リレー84側のいずれか一方を公衆回線91に接続する
リレーである。CMLリレーのドライバ88の電源に+
5Vを用い且つリレーをドライブしないとき、公衆回線
91をHリレー84側に接続する構成になっている。
【0088】Hリレー84は、CMLリレー88側、ま
たは+5VS側のいずれか一方を電話器92に接続する
リレーである。Hリレーのドライバ84の電源に+5V
Sを用い且つリレーをドライブしないとき、電話器92
をCMLリレー88側に接続する構成になっている。ダ
イヤル・リレー87は、パイヤル・パルスを発生させる
際に使用し、このドライバ87の電源は+5Vを用い
る。DI検出回路89は、ダイヤル・イン・サービス利
用時の極反検出のために使用し、この電源は+5Vを用
いる。Hリレー84が電話器92を+5VSに接続して
いるとき、またはHリレー84が電話器92をCMLリ
レー88側に接続し且つCMLリレー88が公衆回線9
1とHリレー84側を接続しているとき、オフフック検
出回路83は、電話器92がオフフック状態であること
を検出するとLowを出力する。オフフック検出回路8
3の電源は+5VSを用いる。
【0089】CMLリレー88が公衆回線91とHリレ
ー84側とを接続しているとき、CI検出回路85は、
公衆回線91からの16Hzの呼び出し信号を検出する
とLowを出力する。CI検出回路85の電源は+5V
Sを用いる。CMLリレー88が公衆回線91とHリレ
ー84側とを接続しているとき、FC検出回路86は、
ファクシミリ通信網からの1300Hzの呼び出し信号
を検出するとLowを出力する。FC検出回路86の電
源は+5VSを用いる。
【0090】音声IC93は、例えば、「この電話はフ
ァクシミリに接続されています。ピーという音のあとに
送信して下さい。電話をご利用の方は、そのまま暫くお
待ち下さい。」等の音声メッセージを送出する。システ
ム・バス23からのスタート・コマンドにより、第3の
X′tal(例えば、640KHz)94が発振開始、
前述の音声送出後、自動的に発振停止する。音声IC9
3の電源は+5VSを用いる。
【0091】モデム95は、変復調装置であり、システ
ム・バス23からのSLEEPコマンドにより第4の
「X′tal」96が発振を停止し、低消費電流モード
に移行する。SLEEP状態からの復帰は、モデム95
の「XRST」にLowを入力することにより行われ
る。モデム95の電源は+5VSを用いる。
【0092】音声IC93とはモデム95からの出力
は、アンプ90で加算、増幅し、NCU82に送出後、
公衆回線91に出力される。公衆回線91からの受信信
号は、NCU82を経由してアンプ90で増幅され、モ
デム95に入力される。アンプ90の電源は±12VA
に接続される。
【0093】DS(原稿検出センサ)10は、シート状
原稿の有無を示すPhoto−Interrupter
センサで、第2の「Photo−LED」97と第2の
「Photo−TR98」により構成される。「PNP
−TR」50は、第2の「Photo−LED」97の
バイアス制御トランジスタである。「PNP−TR」5
0のエミッタには+5VSが接続され、「PNP−T
R」50のコレクタには第2の「Photo−LED」
97のアノードが接続される。
【0094】第4のプルッアプ抵抗99は、+5VSと
第2の「Photo−TR」98のコレクタ間に接続さ
れる。PNP−TR50のコレクタとエミッタ間がオン
状態になると、第2の「Photo−LED」97のア
ノードにバイアスが供給され、第2の「Photo−L
ED」97が発光する。第2の「Photo−LED」
97と第2の「Photo−TR」98との間には、本
実施の形態では不図示のアクチュエータがあり、シート
状原稿無しで第2の「Photo−LED」97と第2
の「Photo−TR」98との間をアクチュエータで
遮断する構成とする。第2の「Photo−LED」9
7が発光している状態でシート状原稿が有ると、第2の
「Photo−LED」97と第2の「Photo−T
R」98との間の遮断物が無い状態なので、第2の「P
hoto−TR」98のベースにバイアスが供給され、
第2の「Photo−TR」98のコレクタとエミッタ
間がオン状態になり、第2の「Photo−TR」98
のコレクタがLowになる。
【0095】第2の「Photo−LED」97が発光
している状態でシート状原稿が無いことにより、第2の
「Photo−LED」97と第2の「Photo−T
R」98との間が遮断されると、第2の「Photo−
TR」98のベースにバイアスが供給されず、第4のプ
ルアップ抵抗99により第2の「Photo−TR」9
8のコレクタ出力がHighになる。PNP−TR50
のコレクタとエミッタ間がオフ状態では、第2の「Ph
oto−LED」97のアノードに電圧が供給されず、
第2の「Photo−LED」97が発光しないが、こ
のときは、シート状原稿の有無によらず、第2の「Ph
oto−TR」98のベースにバイアスが供給されない
ので、第4のプルアップ抵抗99により第2の「Pho
to−TR」98のコレクタはHighになる。
【0096】BCVS(圧板検出センサ)9は、圧板3
(図1参照)の開閉を示すPhoto−Interru
pterセンサで、第3の「Photo−LED」10
0と第3の「Photo−TR」101により構成され
る。PNP−TR50は、第3の「Photo−LE
D」100のバイアス制御トランジスタでもある。PN
P−TR50のコレクタは、第3の「Photo−LE
D」100のアノードに接続される。第5のプルアップ
抵抗102は、+5VSと第3の「Photo−TR」
101のコレクタ間に接続される。PNP−TR50の
コレクタとエミッタ間がオン状態になると、第3の「P
hoto−LED」100のアノードにバイアスが供給
され、第3の「Photo−LED」100が発光す
る。
【0097】第3の「Photo−LED」100と第
3の「Photo−TR」101間には、本実施の形態
では不図示のアクチュエータがあり、圧板3が閉状態
で、第3の「Photo−LED」100と第3の「P
hoto−TR」101間をアクチュエータで遮断する
構成とする。第3の「Photo−LED」100が発
光している状態で圧板3が閉状態にあると、第3の「P
hoto−LED」100と第3の「Photo−T
R」101間の遮断物が無い状態なので、第3の「Ph
oto−TR」101のベースにバイアスが供給され、
第3の「Photo−TR」101のコレクタとエミッ
タ間がオン状態になり、第3の「Photo−TR」1
01のコレクタがLowになる。第3の「Photo−
LED」100が発光している状態で圧板3が開状態に
より、第3の「Photo−LED」100と第3の
「Photo−TR」101間が遮断されると、第3の
「Photo−TR」101のベースにバイアスが供給
されず、第5のプルアップ抵抗102により第3の「P
hoto−TR」101のコレクタはHighになる。
【0098】「PNP−TR」50のコレクタとエミッ
タ間がオフ状態では、第3の「Photo−LED」1
00のアノードに電圧が供給されず、第3の「Phot
o−LED」100が発光しないが、このときは、圧板
3の開閉によらず、第3の「Photo−TR」101
のベースにバイアスが供給されないので、第5のプルア
ップ抵抗102により第3の「Photo−TR」10
1のコレクタはHighになる。
【0099】バイセントロニクス・チップ103は、
「IEEE−P1284」の制御を行うチップである。
バイセントロニクス・チップ103の電源は+5VSに
接続される。双方向信号として「PIFD0」〜「PI
FD7」、双方向バッファ制御信号として「XPIFE
N」、「PIFDIR」を有し、入力信号として「SE
LIN」、「ATFD」、「STRB」、「INIT」
を有し、出力信号として「XPERR」、「ACK」、
「XBUSY」、「FALT」、「XSEL」を有す
る。
【0100】バイセントロニクス・インターフェイス・
コネクタ104とバイセントロニクス・チップ103間
には、バッファ「LS245」105、「LS14」1
06、「LS06」107、「LS14」108があ
る。更に、これらのバッファ「LS245」105〜
「LS14」108とバイセントロニクス・インターフ
ェイス・コネクタ104間には、プルアップ抵抗10
9,110,111,112がある。これらのバッファ
「LS245」105〜「LS14」108とプルアッ
プ抵抗109〜112は、「INIT」信号に接続され
るバッファ「LS14」108関連のみ+5VSに接続
され、これ以外は+5Vに接続される。
【0101】図4〜図7における「NMIG(ノン−マ
スカブル−インターフェース ジェネレータ)」113
は、図8に示すように構成されている。即ち、図8にお
いて、114はレジスタ/ステータス部、115は「R
TC」タイマー部、116は「NMI」要因検出部、1
17は「NMI」出力遅延タイマー部、118は「XE
SSRST」出力タイマー部、119は「CLKCTL
・PWCTL」出力タイマー部、120は「SENP
W」出力タイマー部である。
【0102】レジスタ/ステータス部114は、図9に
示すように、デコーダ121、ラッチ122、バッファ
123により構成される。デコーダ121は、アドレス
124をデコードして、ライト対象となるラッチを選択
する。バッファ123は、NMI要因検出部116から
の「ESSSTS0〜ESSSTS10」125をCP
U19がリード時にシステム・バス23上に出力する。
【0103】ラッチ12には、「T0」129〜「T
7」136、「ESSBIT」126、「ESSLE
D」127、「WDINH」27、「XMDMRST」
128、「PRRST」51を設定するためのレジスタ
がある。このレジスタの初期値は、「PRRST」51
を除いて"0"がセットされる。これらのうち、「ESS
BIT」126、「ESSLED」127、「WDIN
H」27、「XMDMRST」128、「PRRST」
51は、出力ポートとして動作する。
【0104】図10は、「RTC」タイマー部115の
内部構成を示す回路図であり、このRTCタイマー部1
15は、カウンタ115aとコンパレータ115bとか
ら構成される。そして、図11に示すごとく、「ESS
BIT」126がHighのとき、カウンタ115aが
カウント動作を行い、「T0」129と一致すると「R
TCON」137にHighパルスを出力する。
【0105】図12は、「NMI」出力遅延タイマー部
117の内部構成を示す回路図であり、この「NMI」
出力遅延タイマー部117は、カウンタ117aとコン
パレータ117bとラッチ117cとから構成される。
そして、図1に示すごとく、「NMI」138がLo
wのとき、「XNMI」21はHighであり、「NM
I」138がHighのとき、カウンタ117aがカウ
ント動作を行い、「T1」130と一致するとラッチ1
17cによりラッチされ、「XNMI」21はHigh
からLowに変化する。その後、「NMI」138がH
ighからLowに移行すると、「XNMI」21はH
ighになる。
【0106】図14は、「XESSRST」出力タイマ
ー部118の内部構成を示す回路図であり、この「XE
SSRST」出力タイマー部118は、セレクタ13
9、コンパレータ140、カウンタ141、ラッチ14
2,143、AND回路144,145,146、14
7,148、OR回路149、「SR−FF」150,
151,152、から構成される。
【0107】そして、図15に示すごとく、「ESSB
IT」126がHighのとき、「XESSRST」6
6を「T2」131、「T3」132に基づきパルス出
力を行う。「ESSBIT」126がLowのとき、
「XESSRST」66はHigh状態である。「ES
SBIT」126がLowからHighに移行すると、
AND回路147出力に1パルスのHighが出力さ
れ、「SR−FF」150がセットされ、「SELO
N」153がHighに移行する。これにより、セレク
タ139は「T2」131を選択し、「XCLR」15
4がLowからHighに移行し、カウンタ141が動
作する。そして、カウンタ141の値が「T2」131
と一致すると、SR−FF152がセットされ、「XE
SSRST」66がHighからLowへ移行する。ま
た、「SR−FF」150がリセットされ、「XCL
R」154がLowになり、カウンタ141が停止す
る。
【0108】次に、「NMI」138がLowからHi
ghに移行すると、AND回路148出力に1パルスの
Highが出力され、「SR−FF」151がセットさ
れ、「SELOFF」155がHighに移行する。こ
れにより、セレクタ139は「T3」132を選択し、
XCLR154がLowからHighに移行し、カウン
タ141が動作する。そして、カウンタ141の値が
「T3」132と一致すると、SR−FF152がリセ
ットされ、「XESSRST」66がLowからHig
hへ移行する。また、「SR−FF」151がリセット
され、「XCLR」154がLowになり、カウンタ1
41が停止する。「XESSRST」66は、「XRS
T」29がLowのとき、Lowになる。
【0109】図16は、CLKCTL・PWCTL出力
タイマー部119の内部構成を示す回路図であり、この
CLKCTL・PWCTL出力タイマー部119は、セ
レクタ156、コンパレータ157、カウンタ158、
ラッチ159,160、AND回路161,162,1
63、164,OR回路165、SR−FF166,1
67,168から構成される。
【0110】そして、図17に示すごとく、「ESSB
IT」126がHighのとき、CLKCTL169、
PWCTL18を「T4」133、「T5」134に基
づきパルス出力を行う。「ESSBIT」126がLo
wのとき、CLKCTL169はLow状態、PWCT
L18はHigh状態である。「ESSBIT」126
がLowからHighに移行すると、AND回路163
出力に1パルスのHighが出力され、「SR−FF」
166がセットされ、「SELON」170がHigh
に移行する。
【0111】これにより、セレクタ156は「T4」1
33を選択し、「XCLR」171がLowからHig
hに移行し、カウンタ158が動作する。そして、カウ
ンタ158の値が「T4」133と一致すると、「SR
−FF」168がセットされ、「CLKCTL」169
がLowからHighへ、「PWCTL」18がHig
hからLowへそれぞれ移行する。また、「SR−F
F」166がリセットされ、「XCLR」171がLo
wになり、カウンタ158が停止する。
【0112】次に、「NMI」138がLowからHi
ghへ移行すると、AND回路164出力に1パルスの
Highが出力され、「SR−FF」167がセットさ
れ、「SELOFF」172がHighに移行する。こ
れにより、セレクタ156は「T5」134を選択し、
「XCLR」171がLowからHighに移行し、カ
ウンタ158が動作する。そして、カウンタ158の値
が「T5」134と一致すると、「SR−FF」168
がセットされ、「CLKCTL」169がHighから
Lowへ、「PWCTL」18がLowからHighへ
それぞれ移行する。また、「SR−FF」167がリセ
ットされ、「XCLR」171がLowになり、カウン
タ158が停止する。
【0113】図18は、「SENPW」出力タイマー部
120の内部構成を示す回路図であり、この「SENP
W」出力タイマー部120は、コンパレータ173,1
74、カウンタ175,176、AND回路177,1
78、「SR−FF」179から構成される。
【0114】そして、図19に示すごとく、「ESSB
IT」126がHighのとき、「SENPW」180
を「T6」135、「T7」136に基づきトグル出力
を行う。「ESSBIT」126がLowの間、「SE
NPW」180はLow状態を保持している。そして、
「ESSBIT」126がHighに移行すると、AN
D回路177の出力がHighになり、カウンタ175
がカウント動作を開始する。同様に、AND回路178
の出力がHighになり、カウンタ176もカウント動
作を開始する。
【0115】「T6」135と「T7」136の設定値
は、「T6」135より「T7」136の方を小さく設
定するので、まず、「T7」136とカウンタ176の
出力が一致すると、「SR−FF」179のRにパルス
が入力され、「SENPW」180がLowからHig
hへ移行する。これに伴いAND回路178の出力がL
owになり、カウンタ176がリセットされる。
【0116】次に、「T6」135とカウンタ175の
出力が一致すると、「SR−FF」179のSにパルス
が入力され、「SENPW」180がHighからLo
wに移行し、AND回路177の出力に1パルスのLo
wが出力され、カウンタ175がリセットされ、再びカ
ウント動作を開始する。カウンタ176に関しても同様
であり、以降、この動作を繰り返す。そして、「ESS
BIT」126がHighからLowに移行すると、
「SENPW」180はLow状態を保持する。
【0117】図20は、NMI要因検出部116の内部
構成を示すブロック図であり、このNMI要因検出部1
16は、INV181,182,183,184,18
5,186,187、ラッチ188,189,190,
191,192,193,194,195,196,1
97,198,199,200,201,202,20
3,204,205,206,207,208、AND
回路209,210,211,212,213,21
4,215,216,217,218から構成されてい
る。
【0118】そして、NMI要因検出部116は、図2
1に示すごとく、「ESSBIT」126がHighの
とき、「RTCON」137にHigh入力があると、
ラッチされ、「ESSSTS0」219がHighにな
る。また、CLK220のクロック間(チャタリング防
止)、「XESSR1」221〜「XESSR4」22
4、「XESSR6」226〜「XESSR7」22
7、「XESSR10」230にLow入力、「XES
SR5」225、「XESSR8」228、「XESS
R9」229にHigh入力があるとラッチされ、「E
SSSTS1」231〜「ESSSTS10」240が
それぞれHighになる。「ESSSTS1」231〜
「ESSSTS10」240の内、少なくとも1つがH
ighになるとラッチされ、「NMI」138がHig
hになる。
【0119】「ESSBIT」126がLowに設定さ
れると、「ESSSTS0」219、「ESSSTS
1」231〜「ESSSTS10」240及び「NM
I」138はLowになる。
【0120】次に、「NMIG」113の各信号の接続
先について説明する。
【0121】D0〜15、A1〜4、「XIOWR」、
「XIORD」は、システム・バス23に接続され、そ
れぞれデータ、アドレス、ライト、リード信号として使
用する。「XRST」は「RESET−IC」24の
「XRST」に接続され、Lowが入力されると「NM
IG」113をリセットする。「XESSR0」は「R
TC」30の「TPOUT」に接続され、「NMIG」
113の動作クロックとして使用する。「XESSR
1」は「ESS」キー80に接続されている。「XES
SR2」はオフフック検出回路83の出力に接続されて
いる。
【0122】「XESSR3」はCI検出回路85の出
力に接続されている。「XESSR4」はFC検出回路
86の出力に接続されている。「XESSR5」はバイ
セントロニクスチップ103の「INIT」に接続され
ている。「XESSR6」はDS10の「Photo−
TR」98のコレクタに接続されている。「XESSR
7」は「BCVS9」の「Photo−TR」101の
コレクタに接続されている。「XESSR8」はカバー
検出センサ11に接続されている。「XESSR9」は
カセット検出センサ12に接続されている。「XESS
R10」はマルチ・フィーダー記録紙有無センサ13の
「Photo−TR」49のコレクタに接続されてい
る。
【0123】「WDINH」は「RESET−IC」2
4の「WATCH−DOG−TIMER」26の「WD
INH」に接続されている。「ESSLED」は「NP
N−TR」79のベースに接続され、LED77の点灯
制御に使用する。「XNMI」はCPU19の「XNM
I」に接続され、CPU19のSLEEP状態の解除に
使用する。「CLKCTL」は「J−FET」75のベ
ースに接続され、発振器74のVDD制御を行う。「X
ESSRST」はメモリ・コントローラ34とI/Oコ
ントローラ52の「XESSRST」に接続されてい
る。「PWCTL」は電源14の「PWCTL」に接続
され、メイン電源16(+5V、+12V、の+24
V)のオン/オフ制御を行う。「SENPW」は「PN
P−TR」50のベースに接続され、DS10、「BC
VS」9の「Photo−LED」97,100の点灯
制御に使用する。「XMDMRST」はモデム95の
「XRST」に接続されている。
【0124】次に、本実施の形態に係る画像処理装置の
動作を図22に基づき説明する。
【0125】電源14に商用電源15が印加されると、
電源14のスタンバイ電源17の+5VS、±12VA
が立上がり、+5VSが所定の電圧に達し、時定数で定
められた時間になるまで、「RESET−IC」24の
「XRST」29はLowを出力する。「XRST」2
9のLowによりCPU19と「NMIG」113が初
期化される。これにより、CPU19の「X′tal」
20が発振動作を開始する。
【0126】「CLKCTL」169の初期値はLow
であるので、「J−FET」75のソースとゲートとの
間がオンすることにより、発振器74の「VDD」に+
5VSが供給されることによって、該発振器74が発振
動作を開始し、メモリ・コントローラ34とI/Oコン
トローラ52のCLK65に動作クロックが供給され
る。
【0127】「RESET−IC」24の「XRST」
29がLowの間、「XESSRST」66はLowで
あるので、メモリ・コントローラ34とI/Oコントロ
ーラ52の初期化を行う。「SENPW」180の初期
値はLowであるので、「PNP−TR」50のエミッ
タとコレクタとの間がオンすることにより、DS10と
BCVS9とマルチ・フィーダー記録紙有無センサ13
の「Photo−LED」97,100,48のアノー
ドにバイアスが供給され、DS10とBCVS9とマル
チ・フィーダー記録紙有無センサ13の「Photo−
LED」97,100,48はそれぞれ点灯する。
【0128】「PWCTL」18の初期値はHighで
あるので、電源14のメイン電源16の+5V、+12
V、+24Vが立ち上がり、プリンタ38が立ち上が
る。このとき、「PRRST」51の初期値はHigh
であるので、プリンタ・コントローラ42は全てのユニ
ットを初期化する。「XMDMRST」128がLow
であるので、モデム95の初期化が行われ、モデム95
の「X′tal」96が発振動作を開始する。「ESS
LED」127の初期値はLowであるので、「NPN
−TR」79のベースにバイアスが供給されず、LED
77は消灯状態にある。「WDINH」27の初期値は
Lowであるので、「RESET−IC」24の「WA
TCH−DOG−TIMER」26は有効となる(S
1)。
【0129】所定時間を経過すると、「RESET−I
C」24の「XRST」29が、LowからHighに
遷移し、CPU19が動作可能となる。この時間は、ス
タンバイ電源17が立ち上がるとき、発振器74とCP
U19の「X′tal」20の発振が十分安定する時間
を満足するために必要とされる(S2)。
【0130】CPU19はモデム95のリセット状態を
解除して動作可能とするために、「XMDMRST」1
28をHighに移行させる。同様に、この時間は、ス
タンバイ電源17が立ち上がるとき、モデム95の
「X′tal」96の発振が十分安定する時間を満足す
るために必要とされる。プリンタ38の初期化のために
「PRRST」51の用途が終了したので、「PRRS
T」51をHighからLowに移行させる。「RES
ET−IC」24の「WATCH−DOG−TIME
R」26のタイムアウト時間が経過する前に、CPU1
9はI/Oコントローラ52へのアクセスにより、「W
DCLR」28にパルスを発生させる(S3)。
【0131】これにより、システムはアクテイブ状態に
なり、通信、コピー等が可能となり、画像通信装置とし
て使用する。
【0132】通信、コピー等のシステムが動作しなくて
もよい状態が連続すると、システムは最小限必要な部分
のみを動作させ、それ以外は停止、またはパワーダウン
させる低消費電力スタンバイ状態に移行しようとする。
以降、この低消費電力スタンバイ状態を「Energy
Saved Standby」の頭文字をとって「E
SS」状態と記述する。また、「ESS」状態に移行す
るための前処理を行っているときの状態を「ESS」前
処理状態、「ESS」状態から復帰したときの後処理を
行っているときの状態を「ESS」後処理状態と記述す
る。
【0133】「ESS」状態から「ESS」後処理状態
に移行するためのトリガとなるところの解除要因には、 ・タイマー送信等の在る時間経過 ・ESSキー押下 ・オフフック検出 ・CI検出 ・FC検出 ・バイセントロニクスからのINIT ・圧板の開 ・シート状の原稿有り ・プリンタ・カバーの開 ・記録紙カセット無し ・マルチ・フィーダー記録紙無し があり、このような解除要因が検出されているときは、
「ESS」前処理状態に移行しない。但し、記録紙カセ
ットが有っても、そのカセット内に記録紙が無い場合
は、「ESS」前処理状態に移行しない。
【0134】「ESS」前処理状態に移行すると、CP
U19は、モデム95に対して「SLEEP」コマンド
を発行し、モデム95の「X′tal」96の発振動作
を停止させ、モデム95を低消費電力モードに移行させ
る。
【0135】「RESET−IC」24の「WATCH
−DOG−TIMER」26への「WDCLR」28の
パルスが無い場合でも、ウォッチ・ドグ・タイムアウト
が発生しないように、CPU19は「WDINH」27
をHighにする。
【0136】「ESS」状態を示すために、CPU19
は「ESSLED」127をHighにし、「NPN−
TR」79のベースをバイアスさせることにより、LE
D77を発光させる。
【0137】CPU19は「NMIG]113の「T
0」129〜「T7」136に、以下の値を設定する。
(d)は十進数である。 ・T0=3686400(d)→3686400/1024Hz→1時間 ・T1= 41(d)→ 41/1024Hz→約40ms ・T2= 10(d)→ 10/1024Hz→約10ms ・T3= 31(d)→ 31/1024Hz→約30ms ・T4= 20(d)→ 20/1024Hz→約20ms ・T5= 10(d)→ 10/1024Hz→約10ms ・T6= 128(d)→ 128/1024Hz→約125ms ・T7= 5(d)→ 5/1024Hz→約 5ms タイマー送信等の”在る時間経過後”に再びアクティブ
状態にならなければならないときの”在る時間”を「T
0」129に設定する。本実施の形態では1時間とし
た。
【0138】ESS解除要因発生(S7)から「XNM
I」21をLowにして、CPU19を「SLEEP」
モードから解除するまでの時間を「T1」130に設定
する。本実施の形態では約40msとした。
【0139】「T1」130>「T3」132とするこ
とにより、CPU19が「SLEEP」モードから解除
されると、即座にメモリ・コントローラ34とI/Oコ
ントローラ52を使用することができる。
【0140】「ESSBIT」126をHighにして
(S5)から「XESSRST」66をLowにするま
での時間を「T2」131に設定する。本実施の形態で
は約10msとした。この値は、「ESSBIT」12
6をHighにしてからCPU19が「SLEEP」モ
ードへ移行するまでの時間より十分長い値を選択した。
【0141】これにより、CPU19が「SLEEP」
モードへ移行するまでは、メモリ・コントローラ34及
びI/Oコントローラ52を使用することができる。
【0142】ESS解除要因発生から「XESSRS
T」66をHighにして、メモリ・コントローラ34
とI/Oコントローラ52をリセット状態から解除する
までの時間を「T3」132に設定する。本実施の形態
では約30msとした。
【0143】「ESSBIT」126をHighにして
から「CLKCTL」169をHighにし、「PWC
TL」18をLowにして、発振器74の動作停止及び
メイン電源16がオフするまでの時間を「T4」133
に設定する。本実施の形態では約20msとした。
【0144】「T4」133>「T2」131とするこ
とにより、メモリ・コントローラ34とI/Oコントロ
ーラ52に対し、リセット状態時にクロックを停止する
ことによって、発振器74のOUTにグリッジが入って
も誤動作を防止することができる。
【0145】一般的に発振器74の電源をオフにする
と、電圧に比例して出力レベルが変化するので、発振器
74の出力を入力信号として受け取る側からすると、し
きい値電圧近傍でグリッジが発生しているが如く観測さ
れる。
【0146】ESS解除要因発生から「CLKCTL」
169をLowにし、「PWCTL」18をHighに
して、発振器74の動作及びメイン電源16をオンする
までの時間を「T5」134に設定する。本実施の形態
では約10msとした。
【0147】「T3」132と「T5」134との差に
より、発振器74の電源がオンになってから発振が所定
の周波数に安定するまでの時間を満たすために設けてい
る。「T3」132>「T5」134とすることによ
り、メモリ・コントローラ34とI/Oコントローラ5
2に対し、発振器74の発振が十分に安定してからリセ
ット解除を行うので、発振器74のOUTにグリッジが
入っても誤動作を防止することができる。
【0148】「ESSBIT」126をHighにして
から「SENPW」180を連続的にLowにしている
時間を「T7」136に、その後、再び「SENPW」
180をLowにするまでの時間を「T6」135にそ
れぞれ設定する。
【0149】「T6」135の周期で「T7」136の
Low期間を繰り返す。本実施の形態では、「T6」1
35に約125msを、「T7」136に約5msをそ
れぞれ設定した。
【0150】「T7」136は、DS10及びBCVS
9の「Photo−LED」97,100が十分に発光
するために十分短く且つ「ESSBIT」126をHi
ghにしてからCPU19が「SLEEP」モードに移
行するまでの時間より十分長い値を選択した。
【0151】これにより、CPU19が「SLEEP」
モードに移行するまではDS10及びBCVS9を使用
することができる。
【0152】「T6」135には、シート状の原稿が有
り、圧板3が開いてから、「ESS」状態からアクティ
ブ状態への移行時間に関し、操作者が違和感無く操作で
きる最大値を選択した。
【0153】CPU19は、I/Oコントローラ52の
プリンタI/F53とRTP55の「3STAGEバッ
ファ」58,63のコントロール信号により、「3ST
AGEバッファ」58,63の出力をHi−zにしてメ
イン電源16のオフに備える。
【0154】CPU19は、メモリ・コントローラ34
のSRAM32及びDRAMコントローラ37に対し
て、それぞれXCSインアクティブ、セルフリフレッシ
ュの指示を行うことにより、SRAM32及びDRAM
33を低消費電力モードに移行させる。
【0155】この後、SRAM32及びDRAM33は
使用することができない。ROM22に関しては、CP
U19が、まだROM情報に基づきプログラムを実行し
ているので、XCSをインアクテイブにしない(S
4)。
【0156】CPU19は、「ESSBIT」126を
Highにする。これにより、「T2」131、「T
4」133、「T6」135、「T7」136のカウン
ト動作が開始する(S5)。
【0157】CPU19は、自らを低消費電力モードへ
移行するために、「STOP」命令により、CPU19
の「X′tal」20の発振動作を停止させ、「SLE
EP」モードへ移行する(S6)。
【0158】「ESSBIT」126をHighにセッ
トしてから「T2」131に設定した時間が経過する
と、「XESSRST」66がLowになり、メモリ・
コントローラ34とI/Oコントローラ52をリセット
する。次に「T5」134に設定した時間が経過する
と、「CLKCTL」169をHighにし、発振器7
4へのVDD供給を断ち且つ「PWCTL」18をLo
wにして、メイン電源16をオフする。
【0159】メイン電源16のオフにより、+5V、+
12V、+24Vがオフになり、プリンタ38、コンタ
クトセンサ8、読取モータ・ドライバ62、NCU82
の一部(DI検出回路89、CMLリレー&ドライバ8
8、ダイヤル・リレー&ドライバ87)及びバイセント
ロニクス・インターフェース・バッファの一部(「LS
245」105、「LS14」106、「LS06」1
07)の電源がオフになる。
【0160】「SENPW」180は、「T6」135
及び「T7」136に基づきLow、Highを繰り返
し、DS10とBCVS9とマルチ・フィーダー記録紙
有無センサ13の「Photo−LED」97,10
0,48の点滅を繰り返す。
【0161】これにより、システムは低消費電力モード
状態である「ESS」状態になり、本システムには、
「ESS」状態を解除するために必要なブロック及びリ
ーク電流程度しか流れないブロックのみ通電しているの
で、省費電流は最小になる。
【0162】ESS解除要因が1つでも発生すると、
「T1」130、「T3」132、「T5」134のカ
ウント動作が開始する(S7)。
【0163】以下の状態が発生することにより、ESS
解除要因と見なされる。 ・「T0」129で設定した時間が経過すると、「NM
IG」113のNMI要因検出部116の「RTCO
N」137にHighが入力。 ・ESSキー80が押下され、「XESSR1」221
にLow出力が約2ms以上連続した。 ・NSU82のオフフック検出回路83によりオフフッ
クが検出され、「XESSR2」222にLow出力が
約2ms以上連続した。 ・NSU82のCI検出回路83によりオフフックが検
出され、「XESSR3」223にLow出力が約2m
s以上連続した。 ・NSU82のFC検出回路86によりFCが検出さ
れ、「XESSR4」224にLow出力が約2ms以
上連続した。 ・バイセントロニクス・チップ103の「INIT」が
アクティブになり、「XESSR5」225にHigh
出力が約2ms以上連続した。 ・「SENPW」180がLowのとき、シート状の原
稿有りになり、DS10の「Photo−TR」98の
コレクタがLowになり、「XESSR6」226にL
ow出力が約2ms以上連続した。 ・「SENPW」180がLowのとき、圧板3が開に
なり、BCVS9の「Photo−TR」101のコレ
クタがLowになり、「XESSR7」227にLow
出力が約2ms以上連続した。 ・プリンタ38のプリンタ・カバー6が開けられカバー
検出センサ11がオフになり、「XESSR8」228
にHigh出力が約2ms以上連続した。 ・プリンタ38の記録紙カセット4が取り出されてカセ
ット検出センサ12がオフになり、「XESSR9」2
29にHigh出力が約2ms以上連続した。 ・「SENPW」180がLowのとき、マルチ・フィ
ーダー5の記録紙が無くなり、マルチ・フィーダー記録
紙有無センサ13の「Photo−TR」49のコレク
タがLowになり、「XESSR10」230にLow
出力が約2ms以上連続した。
【0164】これらの内、始めに発生したESSの解除
要因(以降、始めに発生したESSの解除要因を第1の
解除要因と記述する)から「T2」131に設定した時
間が経過すると、「CLKCTL」169をLowに
し、発振器74へのVDD供給を開始し且つ「PWCT
L」18をHighにして、メイン電源16をオンにす
る。このメイン電源16のオンにより、+5V、+12
V、+24Vがオンになり、プリンタ38、コンタクト
・センサ8、読取モータ・ドライバ62、NCU82の
一部(DI検出回路89、CMLリレー&ドライバ8
8、ダイヤル・リレー&ドライバ87)及びバイセント
ロニクス・インターフェース・バッファの一部(「LS
245」105、「LS14」106、「LS06」1
07)の電源がオンになる。
【0165】第1の解除要因が発生してから「T3」1
32に設定した時間が経過すると、「NMIG」113
は「XNMI」21をLowにして、CPU19の「S
LEEP」モードを解除し、CPU19の「X′ta
l」20の発振動作を開始させる。これにより、CPU
19はROM22に格納されている内容に従ってプログ
ラムの実行を再開する(S8)。
【0166】CPU19は、「XMDMRST」128
にLowパルスを出力させることにより、モデム95の
「X′tal」96の発振動作を再開させ、モデム95
を「SLEEP」モードから解除する。「RESET−
IC」24のWATCH−DOG−TIMER」26へ
の「WDCLR」28のパルス無しでウオッチ・ドグ・
タイムアウトが発生するように、CPU19は「WDI
NH」27をLowにする。CPU19は、以降、I/
Oコントローラ52に「WDCLR」28のパルスを出
力するようにアクセスする。CPU19は「ESSLE
D」127をLowにし、「NPN−TR」79のベー
スへのバイアスを停止することにより、ESS状態を示
していたLED77を消灯させる(S9)。
【0167】CPU19は、どの要因により「ESS」
が解除されたかを知るために、「NMIG」113のレ
ジスタ/ステータス部114から「ESSSTS0」2
19、「ESSSTS1」231〜「ESSSTS1
0」240を読み出し解析する。
【0168】各ビットと要因の関連を以下に示す。”
1”でNMI解除要因有り、”0”でNMI解除要因無
しである。複数のビットが立つこともあり得る。
【0169】「ESSSTS0」219:タイマー送信
等の在る時間経過 「ESSSTS1」231:ESSキー押下 「ESSSTS2」232:オフフック検出 「ESSSTS3」233:CI検出 「ESSSTS4」234:FC検出 「ESSSTS5」235:バイセントロニクスの起動 「ESSSTS6」236:シート状の原稿 「ESSSTS7」237:圧板3の開 「ESSSTS8」238:プリンタ・カバー6の開 「ESSSTS9」239:記録紙カセット4の取り出
し 「ESSSTS10」240:マルチ・フィーダー記録
紙無し CPU19は、ESSBIT126をLowにし、「X
NMI」21をHighにし、「SENPW」180の
トグルを停止・Low固定化及び「ESSSTS0」2
19、「ESSSTS1」231〜「ESSSTS1
0」240を”0”リセットする(S10)。
【0170】これにより、システムはESS後処理状態
が終了してアクティブ状態になり、通信、コピー等が可
能となり、画像通信装置として使用する。
【0171】(第2の実施の形態)上述した第1の実施
の形態では、原稿を読み取る手段として密着型センサで
あるコンタクト・センサとしたが、固体撮像素子である
CCDでもよい。また、上述した第1の実施の形態で
は、ESSからの解除要因のキー押下をESSキーによ
るものとしたが、スタンバイ時において、ダイナミック
・スキャンにより検出しているキーに対して、キー接点
を一対追加することによって、これらのキーの内から1
つでも押下されるとESS状態から解除するようにして
もよい。このESS状態時、ダイナミック・スキャン用
のクロックは停止していること及びこのキーが押下され
ている場合、ESS前処理状態に移行しないことは、上
述した第1の実施の形態と同一である。
【0172】また、上述した第1の実施の形態では、E
SSからの解除要因のキー押下をESSキーによるもの
としたが、スタンバイ時にダイナミック・スキャンによ
り検出しているキーに対して、ESS時はキー押下の対
象となるグループを遷移させず、全てのグループを同時
に対象とすることによって、キーの内から1つでも押下
されるとESS状態から解除するようにしてもよい。E
SS状態時、ダイナミック・スキャン用のクロックは停
止していること及びこのキーが押下されている場合、E
SS前処理状態に移行しないことは、上述した第1の実
施の形態と同一である。
【0173】また、上述した第1の実施の形態では、D
S10、BCVS9、マルチ・フィーダー記録紙有無セ
ンサ13を、「Photo−Interrupter」
センサでカバー検出センサ12、カセット検出センサ1
2をスイッチにより構成したが、それぞれ「Photo
−Interrupter」センサとスイッチのどちら
でもよい。
【0174】また、上述した第1の実施の形態では、プ
リンタ・カバー6を開けることによりESS状態から解
除するようにしたが、BJ(バブル・ジェット)プリン
タ・カートリッジのようにプリンタ・カバー6が無く、
プリント部を直接取り外しできるような構成の場合は、
このプリント部が取り外された場合、ESS状態から解
除するようにしてもよい。また、このプリント部が取り
外されている場合、ESS前処理状態に移行しない。
【0175】(第3の実施の形態)次に本発明の記憶媒
体について図23〜図29を用いて説明する。
【0176】待機時の消費電力を抑制する低消費電力待
機機能を備え且つ操作者からの特定キーの押下を検出す
ることにより低消費電力待機状態から通常待機状態に遷
移する情報処理装置を制御するプログラムを格納する記
憶媒体には、少なくとも図23に示すように、「第1の
制御モジュール」、「第1のキー押下検出モジュー
ル」、「第2のキー押下検出モジュール」、「クロック
信号供給モジュール」、「第2の制御モジュール」の各
プログラムモジュールを有するプログラムコードを格納
すればよい。
【0177】ここで、「第1の制御モジュール」は、消
費電力が大なる動作状態と消費電力が小なる停止状態と
を備えた第1の制御手段によりシステムを制御するため
のプログラムモジュールである。また、「第1のキー押
下検出モジュール」は、複数のキーをグループ化し且つ
クロック信号を用いて所定間隔ごとにキー押下の対象と
するグループを遷移させることによってどのキーが押下
されたかを示すダイナミック・キー・スキャン方式であ
る第1のキー手段によりどのキーが押下されたかを検出
するためのプログラムモジュールである。また、「第2
のキー押下検出モジュール」は、各キーに対応する信号
によりどのキーが押下されたかを示すスタティック・キ
ー・スキャン方式であり且つ前記低消費電力待機状態か
ら通常待機状態に遷移する際に使用するキーを含む第2
のキー手段によりどのキーが押下されたかを検出するた
めのプログラムモジュールである。また、「クロック信
号供給モジュール」は、クロック信号供給手段により前
記第1のキー手段を動作させるために必要なクロック信
号を供給するためのプログラムモジュールである。ま
た、「第2の制御モジュール」は、前記第1の制御手段
及び前記クロック信号供給手段に接続された第2の制御
手段により前記第1の制御手段の動作状態と停止状態と
の間の状態遷移制御と前記クロック信号供給手段のクロ
ック信号供給制御を行うためのプログラムモジュールで
ある。
【0178】また、前記第2の制御手段は、前記通常待
機状態において、前記第1の制御手段を動作状態に保持
し且つ前記クロック信号供給手段によるクロック信号を
供給させ、前記低消費電力待機状態においては、前記第
1の制御手段を停止状態に保持し且つ前記クロック信号
供給手段によるクロック信号供給を行わないことを特徴
とする。
【0179】また、待機時の消費電力を抑制する低消費
電力待機機能を備え且つ操作者からの任意のキーの押下
を検出することにより低消費電力待機状態から通常待機
状態に遷移する情報処理装置を制御するプログラムを格
納する図23に示す記憶媒体とは異なる記憶媒体には、
少なくとも図24に示すように、「第1の制御モジュー
ル」、「第1のキー押下検出モジュール」、「第2のキ
ー押下検出モジュール」、「クロック信号供給モジュー
ル」、「第2の制御モジュール」の各プログラムモジュ
ールを有するプログラムコードを格納すればよい。
【0180】ここで、「第1の制御モジュール」、「第
1のキー押下検出モジュール」、「第2のキー押下検出
モジュール」、「クロック信号供給モジュール」、「第
2の制御モジュール」は、図23に示す「第1の制御モ
ジュール」、「第1のキー押下検出モジュール」、「第
2のキー押下検出モジュール」、「クロック信号供給モ
ジュール」、「第2の制御モジュール」とそれぞれ同一
である。
【0181】図24に示す記憶媒体の場合における前記
第2の制御手段は、スタンバイ状態において、前記第1
の制御手段を動作状態に保持し、前記第1及び第2の電
力供給手段による電力を供給させ、低消費電力スタンバ
イ状態においては、前記第1の制御手段を停止状態に保
持し、前記第1の電力供給手段により電力を供給させる
と共に、前記第2の電力供給手段による電力供給を行わ
ないことを特徴とする。
【0182】また、待機時の消費電力を抑制する低消費
電力待機機能を備え且つ原稿が有ることを検出すること
により低消費電力待機状態から通常待機状態に遷移する
情報処理装置を制御するプログラムを格納する図23及
び図24に示す記憶媒体とは異なる記憶媒体には、少な
くとも図25に示すように、「第1の制御モジュー
ル」、「原稿検出モジュール」、「第1の電力供給モジ
ュール」、「原稿読取モジュール」、「第2の電力供給
モジュール」、「第2の制御モジュール」の各プログラ
ムモジュールを有するプログラムコードを格納すればよ
い。
【0183】ここで、「第1の制御モジュール」は、消
費電力が大なる動作状態と消費電力が小なる停止状態と
を備えた第1の制御手段によりシステムを制御するため
のプログラムモジュールである。また、「原稿検出モジ
ュール」は、原稿検出手段により原稿の有無状態を検出
するためのプログラムモジュールである。また、「第1
の電力供給モジュール」は、第1の電力供給手段により
前記原稿検出手段への電力供給を制御するためのプログ
ラムモジュールである。また、「原稿読取モジュール」
は、原稿読取手段により原稿を読み取るためのプログラ
ムモジュールである。また、「第2の電力供給モジュー
ル」は、第2の電力供給手段により前記原稿読取手段へ
の電力供給を制御するためのプログラムモジュールであ
る。また、「第2の制御モジュール」は、前記第1の制
御手段、前記第1及び第2の電力供給手段に接続された
第2の制御手段により前記第1の制御手段の動作状態と
停止状態との間の状態遷移制御と前記第1及び第2の電
力供給手段の電力供給制御を行うためのプログラムモジ
ュールである。
【0184】また、前記第2の制御手段は、前記通常待
機状態において、前記第1の制御手段を動作状態に保持
し且つ前記第1及び第2の電力供給手段による電力を供
給させ、前記低消費電力待機状態においては、前記第1
の制御手段を停止状態に保持し且つ前記第1の電力供給
手段による電力供給と電力未供給とを交互に繰り返させ
ると共に、前記第2の電力供給手段による電力供給を行
わないことを特徴とする。
【0185】また、待機時の消費電力を抑制する低消費
電力待機機能を備え且つ原稿を抑える圧板が開放したこ
とを検出することにより低消費電力待機状態から通常待
機状態に遷移する情報処理装置を制御するプログラムを
格納する図23〜図25に示す記憶媒体とは異なる記憶
媒体には、少なくとも図26に示すように、「第1の制
御モジュール」、「圧板検出モジュール」、「第1の電
力供給モジュール」、「原稿読取モジュール」、「第2
の電力供給モジュール」、「第2の制御モジュール」の
各プログラムモジュールを有するプログラムコードを格
納すればよい。
【0186】ここで、「第1の制御モジュール」は、消
費電力が大なる動作状態と消費電力が小なる停止状態と
を備えた第1の制御手段によりシステムを制御するため
のプログラムモジュールである。また、「圧板検出モジ
ュール」は、圧板検出手段により前記圧板の開閉状態を
検出するためのプログラムモジュールである。また、
「第1の電力供給モジュール」は、第1の電力供給手段
により前記圧板検出手段への電力供給を制御するための
プログラムモジュールである。また、「原稿読取モジュ
ール」は、原稿読取手段により原稿を読み取るためのプ
ログラムモジュールである。また、「第2の電力供給モ
ジュール」は、第2の電力供給手段により前記原稿読取
手段への電力供給を制御するためのプログラムモジュー
ルである。また、「第2の制御モジュール」は、前記第
1の制御手段、前記第1及び第2の電力供給手段に接続
された第2の制御手段により前記第1の制御手段の動作
状態と停止状態との間の状態遷移制御と前記第1及び第
2の電力供給手段の電力供給制御を行うためのプログラ
ムモジュールである。
【0187】また、前記第2の制御手段は、前記通常待
機状態において、前記第1の制御手段を動作状態に保持
し且つ前記第1及び第2の電力供給手段による電力を供
給させ、前記低消費電力待機状態においては、前記第1
の制御手段を停止状態に保持し且つ前記第1の電力供給
手段による電力供給と電力未供給とを交互に繰り返させ
ると共に、前記第2の電力供給手段による電力供給を行
わないことを特徴とする。
【0188】また、待機時の消費電力を抑制する低消費
電力待機機能を備え且つ電話回線からの起動信号及び回
線に接続される電話機のオフフックにより低消費電力待
機状態から通常待機状態に遷移する情報処理装置を制御
するプログラムを格納する図23〜図26とは異なる記
憶媒体には、少なくとも図27に示すように、「第1の
制御モジュール」、「起動信号検出モジュール」、「オ
フフック検出モジュール」、「網制御モジュール」、
「第1の電力供給モジュール」、「第2の制御モジュー
ル」の各モジュールを有するプログラムコードを格納す
ればよい。
【0189】ここで、「第1の制御モジュール」は、消
費電力が大なる動作状態と消費電力が小なる停止状態と
を備えた第1の制御手段によりシステムを制御するため
のプログラムモジュールである。また、「起動信号検出
モジュール」は、起動信号検出手段により前記電話回線
からの起動信号を検出するためのプログラムモジュール
である。また、「オフフック検出モジュール」は、オフ
フック検出手段により前記回線に接続される電話機のオ
フフック状態を検出するためのプログラムモジュールで
ある。また、「網制御モジュール」は、網制御手段によ
り前記起動信号検出手段と前記オフフック検出手段を含
み前記電話回線網との制御を行うためのプログラムモジ
ュールである。また、「第1の電力供給モジュール」
は、第1の電力供給手段により前記網制御手段から前記
起動信号検出手段と前記オフフック検出手段が動作する
ために必要な部位を除いた部位への電力供給を制御する
ためのプログラムモジュールである。また、「第2の制
御モジュール」は、前記第1の制御手段及び前記第1の
電力供給手段に接続された第2の制御手段により前記第
1の制御手段の動作状態と停止状態との間の状態遷移制
御と前記第1の電力供給手段の電力供給制御を行うため
のプログラムモジュールである。
【0190】また、前記第2の制御手段は、前記通常待
機状態において、前記第1の制御手段を動作状態に保持
し且つ前記第1の電力供給手段による電力を供給させ、
前記低消費電力待機状態においては、前記第1の制御手
段を停止状態に保持し且つ前記第1の電力供給手段によ
る電力供給を行わないことを特徴とする。
【0191】また、待機時の消費電力を抑制する低消費
電力待機機能を備え且つコンピュータからの起動信号に
より低消費電力待機状態から通常待機状態に遷移する情
報処理装置を制御するプログラムを格納する図23〜図
27とは異なる記憶媒体には、少なくとも図28に示す
ように、「第1の制御モジュール」、「起動信号検出モ
ジュール」、「信号送受モジュール」、「第1の電力供
給モジュール」、「第2の制御モジュール」の各モジュ
ールを有するプログラムコードを格納すればよい。
【0192】ここで、「第1の制御モジュール」は、消
費電力が大なる動作状態と消費電力が小なる停止状態と
を備えた第1の制御手段によりシステムを制御するため
のプログラムモジュールである。また、「起動信号検出
モジュール」は、起動信号検出手段により前記コンピュ
ータからの起動信号を検出するためのプログラムモジュ
ールである。また、「信号送受モジュール」は、信号送
受手段により前記コンピュータとのインターフェース信
号のやり取りを行うためのプログラムモジュールであ
る。また、「第1の電力供給モジュール」は、第1の電
力供給手段により前記信号送受手段から前記起動信号検
出手段が動作するために必要な部位を除いた部位への電
力供給を制御するためのプログラムモジュールである。
また、「第2の制御モジュール」は、前記第1の制御手
段及び前記第1の電力供給手段に接続された第2の制御
手段により前記第1の制御手段の動作状態と停止状態と
の間の状態遷移制御と前記第1の電力供給手段の電力供
給制御を行うためのプログラムモジュールである。
【0193】また、前記第2の制御手段は、前記通常待
機状態において、前記第1の制御手段を動作状態に保持
し且つ前記第1の電力供給手段による電力を供給させ、
前記低消費電力待機状態においては、前記第1の制御手
段を停止状態に保持し且つ前記第1の電力供給手段によ
る電力供給を行わないことを特徴とする。
【0194】また、待機時の消費電力を抑制する低消費
電力待機機能を備え且つ指定した時間が経過することに
より低消費電力待機状態から通常待機状態に遷移する情
報処理装置を制御するプログラムを格納する図23〜図
28とは異なる記憶媒体には、少なくとも図29に示す
ように、「第1の制御モジュール」、「時間検出モジュ
ール」、「第2の制御モジュール」の各モジュールを有
するプログラムコードを格納すればよい。
【0195】ここで、「第1の制御モジュール」は、消
費電力が大なる動作状態と消費電力が小なる停止状態と
を備えた第1の制御手段によりシステムを制御するため
のプログラムモジュールである。また、「時間検出モジ
ュール」は、時間検出手段により前記指定した時間が経
過したか否かを検出するためのプログラムモジュールで
ある。また、「第2の制御モジュール」は、第2の制御
手段により前記第1の制御手段の状態制御と前記時間検
出手段の検出制御とを行うためのプログラムモジュール
である。
【0196】また、前記第2の制御手段は、前記通常待
機状態において、前記第1の制御手段を動作状態に保持
し、前記低消費電力待機状態においては、前記第1の制
御手段を停止状態に保持すると共に、前記時間検出手段
により前記指定した時間が経過したことが検出されると
前記第1の制御手段を停止状態から動作状態に遷移させ
ることを特徴とする。
【0197】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の情報処理装
置及びその制御方法によれば、例えば、記録不可を検出
すると、低消費電力スタンバイ・モードからスタンバイ
・モードに移行して、エラー情報を操作者に通知するこ
とができるので、低消費電力スタンバイ・モードとスタ
ンバイ・モードとで操作が異なることを操作者が意識す
ること無く、操作に混乱を引き起こすことも無く、操作
も自然であるという効果を奏する。また、本発明の情報
処理装置及びその制御方法によれば、記録手段がもとも
と有している検出手段から検出出力を取り出すだけで、
低消費電力待機状態中における記録手段の状態を監視す
るための専用のセンサを設けずに済み、記録手段に手を
加える度合を少なくでき、本来記録手段が使用する部品
を低消費電力待機状態中における記録手段の状態監視用
に兼用するので、その分部品点数が少なくて済み、コス
トダウンを無理なく図ることができるという効果を奏す
る。
【0198】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る情報処理装置
の斜視図である。
【図2】同情報処理装置の圧板を開いた状態の斜視図で
ある。
【図3】同情報処理装置のセンサ部分を透視した状態の
斜視図である。
【図4】同情報処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】同情報処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】同情報処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】同情報処理装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】同情報処理装置における「NMIG」の構成を
示すブロック図である。
【図9】同情報処理装置における「NMIG」のレジス
タ・ステータス部の構成を示すブロック図である。
【図10】同情報処理装置における「NMIG」の「R
TC」タイマー部の構成を示すブロック図である。
【図11】同情報処理装置における「NMIG」の「R
TC」タイマー部の動作フロー図である。
【図12】同情報処理装置における「NMIG」の「N
MI」出力遅延タイマー部の構成を示すブロック図であ
る。
【図13】同情報処理装置における「NMIG」の「N
MI」出力遅延タイマー部の動作フロー図である。
【図14】同情報処理装置における「NMIG」の「X
ESSRST」出力タイマー部の構成を示すブロック図
である。
【図15】同情報処理装置における「NMIG」の「X
ESSRST」出力タイマー部の動作フロー図である。
【図16】同情報処理装置における「NMIG」の「C
LKCTL」、「PWCTL」出力タイマー部の構成を
示すブロック図である。
【図17】同情報処理装置における「NMIG」の「C
LKCTL」、「PWCTL」出力タイマー部の動作フ
ロー図である。
【図18】同情報処理装置における「NMIG」の「S
ENPW」出力タイマー部の構成を示すブロック図であ
る。
【図19】同情報処理装置における「NMIG」の「S
ENPW」出力タイマー部の動作フロー図である。
【図20】同情報処理装置における「NMIG」の「N
MI」検出要因部の構成を示すブロック図である。
【図21】同情報処理装置における「NMIG」の「N
MI」検出要因部の動作フロー図である。
【図22】同情報処理装置全体の動作フロー図である。
【図23】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの
各プログラムモジュールを示す図である。
【図24】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの
各プログラムモジュールを示す図である。
【図25】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの
各プログラムモジュールを示す図である。
【図26】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの
各プログラムモジュールを示す図である。
【図27】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの
各プログラムモジュールを示す図である。
【図28】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの
各プログラムモジュールを示す図である。
【図29】本発明の記憶媒体に格納されるプログラムの
各プログラムモジュールを示す図である。
【符号の説明】
1 操作パネル 2 シート原稿台 3 圧板 4 記録紙カセット 5 マルチ・フィーダー 6 プリンタ・カバー 7 ブック原稿台 8 コンタクト・センサ 9 圧板検出センサ(BVCS) 10 原稿検出センサ(DS) 11 カバー検出センサ(カバー・スイッチ) 12 カセット検出センサ(カセット・スイッチ) 13 マルチ・フィーダー記録紙有無センサ 14 電源 15 商用電源 16 メイン電源 17 スタンバイ電源 18 PWCTL 19 CPU 20 X′tal 21 XNMI 22 ROM 23 システム・バス 24 RESET−IC 25 VOLTAGE−DETECTER 26 WATCH−DOG−TIMER 27 WDINH 28 WDCLR 29 XRST 30 RTC 31 X′tal 32 SRAM 33 DRAM 34 メモリ・コントローラ 35 ROM・コントローラ 36 SRAM・コントローラ 37 DRAM・コントローラ 38 プリンタ 39 定着ユニット 40 高圧ユニット 41 記録モータ 42 プリンタ・コントローラ 43 3STAGEバッファ 44 プルアップ抵抗 45 抵抗 46 抵抗 47 抵抗 48 Photo−LED 49 Photo−TR 50 PNP−TR 51 PRRST 52 I/Oコントローラ 53 プリンタI/F 54 スキャナI/F 55 RTP 56 KEYSCN 57 プルダウン抵抗 58 3STAGEバッファ 59 プルアップ抵抗 60 プルダウン抵抗 61 読取モータ 62 読取モータ・ドライバ 63 3STAGEバッファ 64 プルアップ抵抗 65 CLK 66 XESSRST 67 キー・マトリクス 68 KO0 69 KO1 70 KOn 71 KI0 72 KI1 73 KIn 74 発振器 75 J−FET 76 プルダウン抵抗 77 LED 78 抵抗 79 NPN−TR 80 ESSキー 81 抵抗 82 NCU 83 オフフック検出回路 84 Hリレー&ドライバ 85 CI検出回路 86 FC検出回路 87 ダイヤル・リレー&ドライバ 88 CMリレー&ドライバ 89 DI検出回路 90 アンプ 91 公衆回線 92 電話機 93 音声IC 94 X′tal 95 モデム 96 X′tal 97 Photo−LED 98 Photo−TR 99 プルアップ抵抗 100 Photo−LED 101 Photo−TR 102 プルアップ抵抗 103 バイセントロニクス・チップ 104 バイセントロニクス・インターフエース・コネ
クタ 105 「LS245」 106 「LS14」 107 「LS06」 108 「LS14」 109 プルアップ抵抗 110 プルアップ抵抗 111 プルアップ抵抗 112 プルアップ抵抗 113 NMIG 114 レジスタ/ステータス部 115 RTCタイマー部 116 NMI要因検出部 117 NMI出力遅延タイマー部 118 XESSRST出力タイマー部 119 CLKCTL、PWCTL出力タイマー部 120 SENPW出力タイマー部 121 デコーダ 122 ラッチ 123 バッファ 124 アドレス 125 ESSSTS 126 ESSBIT 127 ESSLED 128 XMDMRST 129 T0 130 T1 131 T2 132 T3 133 T4 134 T5 135 T6 136 T7 137 RTCON 138 NMI 139 セレクタ 140 コンパレータ 141 カウンタ 142 ラッチ 143 ラッチ 144 AND回路 145 AND回路 146 AND回路 147 AND回路 148 AND回路 149 OR回路 150 SR−FF 151 SR−FF 152 SR−FF 153 SELON 154 XCLR 155 SELOFF 156 セレクタ 157 コンパレータ 158 カウンタ 159 ラッチ 160 ラッチ 161 AND回路 162 AND回路 163 AND回路 164 AND回路 165 OR回路 166 SR−FF 167 SR−FF 168 SR−FF 169 CLKCTL 170 SELON 171 XCLR 172 SELOFF 173 コンパレータ 174 コンパレータ 175 カウンタ 176 カウンタ 177 AND回路 178 AND回路 179 SR−FF 180 SENPW
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 B41J 29/38 B41J 29/48 G06F 1/32

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 待機時の消費電力を抑制する低消費電力
    待機機能を備えた情報処理装置において、 消費電力が大なる動作状態と消費電力が小なる停止状態
    とを備え且つシステムを制御する第1の制御手段と、記録制御部を有し且つ 印字出力を行う記録手段と、 記録の可否状態を検出し且つ前記記録制御部へ検出結果
    を出力する記録状態検出手段と、 通常状態及び低消費電力待機状態において前記記録状態
    検出手段へ電力供給を行う第1の電力供給手段と、 前記記録手段へ電力供給を行う第2の電力供給手段と、 前記第1の制御手段及び前記第2の電力供給手段に接続
    され且つ前記第1の制御手段の動作状態と停止状態との
    間の状態遷移制御と前記第2の電力供給手段の電力供給
    制御を行い且つ通常待機状態において前記第1の制御手
    段を動作状態に保持し且つ前記第2の電力供給手段によ
    る電力供給を行わせ且つ低消費電力待機状態において
    記第1の制御手段を停止状態に保持し且つ前記第2の
    電力供給手段による電力供給を行わせない第2の制御手
    段とを具備し、前記記録状態検出手段は、前記記録制御部の他にも前記
    第2の制御手段へ検出結果を出力し、 前記第2の制御手
    段は、前記記録状態検出手段が記録不能状態を検出する
    ことにより低消費電力待機状態から通常状態に遷移する
    制御を行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記録状態検出手段は、記録紙を収納
    する記録紙カセットの有無状態を検出するカセット検出
    手段であり、 前記第2の制御手段は、前記カセット検出手段が前記記
    録紙カセット無し状態を検出した場合に記録不能とする
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記録状態検出手段は、記録紙の有無
    状態を検出する記録紙検出手段であり、 前記第2の制御手段は、前記記録紙検出手段が前記記録
    紙無し状態を検出した場合に記録不能とすることを特徴
    とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記記録状態検出手段は、着脱可能な記
    録手段を収納するカバーの開閉状態を検出するカバー検
    出手段であり、 前記第2の制御手段は、前記カバー検出手段が前記カバ
    ーの開放状態を検出した場合に記録不能とすることを特
    徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記記録状態検出手段は、着脱可能な記
    録手段の着脱状態を検出する着脱検出手段であり、 前記第2の制御手段は、前記着脱検出手段が前記記録手
    段を取り外した状態を検出した場合に記録不能とするこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 待機時の消費電力を抑制する低消費電力
    待機機能を備えた情報処理装置の制御方法において、 費電力が大なる動作状態と消費電力が小なる停止状態
    とを備えた第1の制御手段によりシステムを制御する第
    1の制御工程と、 通常状態及び低消費電力待機状態において第2の電力供
    給手段により電力供給される記録制御手段を有する記録
    手段により印字出力を行う印字出力工程と、 前記第1の電力供給手段により電力供給される記録状態
    検出手段により記録の可否状態を検出し、前記記録制御
    部へ検出結果を出力する記録状態検出工程と、 前記第1の制御手段前記第1及び第2の電力供給手段
    に接続された第2の制御手段により前記第1の制御手
    段の動作状態と停止状態との間の状態遷移制御と前記第
    1及び第2の電力供給手段の電力供給制御を行い且つ
    常状態において前記第1の制御手段を動作状態に保持し
    且つ前記第2の電力供給手段による電力供給を行わせ
    低消費電力待機状態においては前記第1の制御手段を
    停止状態に保持し且つ前記第2の電力供給手段による電
    力供給を行わせない第2の制御工程とを具備し、前記記録状態検出工程は、前記記録制御部の他にも前記
    第2の制御手段へ検出結果を出力し、 前記第2の制御工
    程は、前記記録状態検出工程が記録不能状態を検出する
    ことにより低消費電力待機状態から通常状態に遷移する
    制御を行うことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記記録状態検出工程は、カセット検出
    手段により記録紙を収納する記録紙カセットの有無状態
    を検出するカセット検出工程であり、 前記第2の制御工程は、前記カセット検出工程が前記記
    録紙カセット無し状態を検出した場合に記録不能とする
    ことを特徴とする請求項6記載の情報処理装置の制御方
    法。
  8. 【請求項8】 前記記録状態検出工程は、記録紙検出手
    段により記録紙の有無状態を検出する記録紙検出工程で
    あり、 前記第2の制御工程は、前記記録紙検出工程が前記記録
    紙無し状態を検出した場合に記録不能とすることを特徴
    とする請求項6記載の情報処理装置の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記記録状態検出工程は、カバー検出手
    段により着脱可能な記録手段を収納するカバーの開閉状
    態を検出するカバー検出工程であり、 前記第2の制御工程は、前記カバー検出工程が前記カバ
    ーの開放状態を検出した場合に記録不能とすることを特
    徴とする請求項6記載の情報処理装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記記録状態検出工程は、着脱検出手
    段により着脱可能な記録手段の着脱状態を検出する着脱
    検出工程であり、 前記第2の制御工程は、前記着脱検出工程が前記記録手
    段を取り外した状態を検出した場合に記録不能とするこ
    とを特徴とする請求項6記載の情報処理装置の制御方
    法。
JP11747197A 1997-04-22 1997-04-22 情報処理装置及びその制御方法 Expired - Fee Related JP3408109B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11747197A JP3408109B2 (ja) 1997-04-22 1997-04-22 情報処理装置及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11747197A JP3408109B2 (ja) 1997-04-22 1997-04-22 情報処理装置及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10297059A JPH10297059A (ja) 1998-11-10
JP3408109B2 true JP3408109B2 (ja) 2003-05-19

Family

ID=14712515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11747197A Expired - Fee Related JP3408109B2 (ja) 1997-04-22 1997-04-22 情報処理装置及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3408109B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1674947A4 (en) 2003-10-16 2010-01-13 Seiko Epson Corp IMAGING DEVICE AND CONTROL METHOD OF THIS DEVICE
JP5782681B2 (ja) * 2010-06-07 2015-09-24 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、電力供給制御プログラム
JP5847501B2 (ja) * 2011-09-07 2016-01-20 キヤノン株式会社 情報処理装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10297059A (ja) 1998-11-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4930017A (en) Communication terminal device
KR20110042922A (ko) 화상형성장치 및 그 제어방법
CN101042546B (zh) 允许在省电模式下变更设定项目的图像形成装置
CN104243747A (zh) 图像形成设备和控制图像形成设备的节能模式的方法
JP2019032774A (ja) 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム
JP3408109B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法
RU2740775C1 (ru) Электронное устройство и способ представления ошибки, когда электронное устройство выключается
KR101722473B1 (ko) 화상형성장치 및 그 제어방법
JP6032435B2 (ja) 電源制御装置、電気機器および画像形成装置
JP2007108862A (ja) ネットワーク接続周辺装置のスリープモード移行制御方法
JP3472187B2 (ja) センサ制御装置、センサ制御方法、及び記録媒体
JP4883779B2 (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法
JP2000013523A (ja) 通信装置、通信方法、およびコンピュータ読取可能な記録媒体
JPH1127441A (ja) ファクシミリ装置およびその電力供給方法
JP2008030477A (ja) 記録装置及び記録装置の制御方法
JP2008301051A (ja) デジタル複合機
JP2001292259A (ja) 画像通信装置
JPH1127440A (ja) ファクシミリ装置およびその電力供給方法
JP5144107B2 (ja) 情報処理装置とその装置におけるメモリバックアップ方法
JP4446790B2 (ja) 画像形成装置
KR100413170B1 (ko) 팩시밀리 장치
JP2000216933A (ja) ファクシミリ装置
JP2008018596A (ja) 画像形成装置、画像形成システム
JP2001109546A (ja) データ処理装置
JPH10190906A (ja) 制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080314

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090314

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100314

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100314

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140314

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees