JP3408097B2 - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP3408097B2
JP3408097B2 JP3592397A JP3592397A JP3408097B2 JP 3408097 B2 JP3408097 B2 JP 3408097B2 JP 3592397 A JP3592397 A JP 3592397A JP 3592397 A JP3592397 A JP 3592397A JP 3408097 B2 JP3408097 B2 JP 3408097B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電話機においては、通信回線
が有線によって接続された据置型の有線電話機と、基地
局を介して無線によって通信回線と接続される携帯型の
無線電話機とがあり、何れの電話機においても、通信回
線より着信信号が到来したときにおいては、着信音を外
部放音し、その着信音の外部放音に基づいて使用者がハ
ンドセットを取り上げる又は通話ボタンを操作する等の
応答操作を行うことによって通話状態に移行するように
構成されており、又ダイヤル発信後においては、リング
バックトーン又は話中音が外部放音されるように構成さ
れていた。
【0003】又、有線電話機又は無線電話機等の電話機
においては、通信回線より着信信号が所定回数以上到来
したときにおいて自動的に応答操作を行って通話状態に
移行し、予め登録された応答メッセージを発信側に送出
したり、発信側から送出される用件メッセージを録音し
たりする留守番機能を備えたものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来装
置では、発信側においてはリングバックトーン又は話中
音でしか着信側の使用者の状態を知ることができないた
め、呼び出しが行われているか否かの判定しか行うこと
ができず、例えば、無線電話機を携帯して車を運転して
いる場合や使用者が就寝中である場合のように、即座に
着信に応答できない場合において、発信側にはリングバ
ックトーンが長時間放音されるだけであり、発信側にお
いて着信側の使用者が車の運転中であることや就寝中で
あることを知ることができず、着信側における応答操作
を待ち切れずに、又は着信側の使用者が留守であると誤
認識して電話を切ってしまい、緊急の用件を連絡するこ
とができないといった問題点があった。
【0005】又、留守番機能を備えた電話機において
は、留守番機能の設定を行うと共に、車の運転中又は就
寝中であることを応答メッセージに含ませることによっ
て発信側に着信側の状態を知らせることができるもの
の、通話可能な状態に移行させることから発信側に無駄
な通話料金の課金がかかるといった問題点があると共
に、着信側の使用者が応答操作を行わない状態において
用件メッセージの録音状態となることから、着信側にお
いて用件メッセージが録音されたことを即座に認識する
ことができず、緊急の用件を着信側に迅速且つ的確に伝
えることができないといった問題点があった。
【0006】本発明は、発信側に着信側の状態を知らせ
ることができ、且つ緊急の用件を迅速且つ的確に認識す
ることできる電話機を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、着信が検出された後、応答
操作を行うことによって通話状態に移行する電話機にお
いて、着信が検出されてから上記応答操作が行われるま
での間に、予め登録された文字データを発信側に自動送
信する制御手段を設けたものである。
【0008】請求項2記載の発明は、文字データを入力
する入力手段と、該入力手段によって入力された文字デ
ータを記憶する記憶手段とを設け、上記制御手段が、着
信が検出されてから上記応答操作が行われるまでの間
に、上記記憶手段に記憶された文字データを発信側に自
動送信するものである。
【0009】請求項3記載の発明は、文字データや電話
番号データ等を入力する入力手段と、該入力手段によっ
て入力された文字データと電話番号データとを対応させ
て記憶する記憶手段と、着信時において到来する発番号
を検出する検出手段とを設け、上記制御手段が、着信が
検出されてから上記応答操作が行われるまでの間に、上
記検出手段によって検出された発番号に対応する文字デ
ータを上記記憶手段から読み出して発信側に自動送信す
るものである。
【0010】請求項4記載の発明は、文字データや時間
帯データ等を入力する入力手段と、該入力手段によって
入力された文字データと時間帯データとを対応させて記
憶する記憶手段と、現在時刻を計時する時計手段とを設
け、上記制御手段が、着信が検出されてから上記応答操
作が行われるまでの間に、上記時計手段によって計時さ
れている現在時刻が位置する時間帯の文字データを上記
記憶手段から読み出して発信側に自動送信するものであ
る。
【0011】請求項5記載の発明は、上記制御手段が、
文字データを自動送信した後において強制的に着信を切
断するものである。
【0012】
【0013】従って、請求項1記載の発明によれば、着
信が検出されると、制御手段が予め登録された文字デー
タを発信側に自動送信することにより、発信側に着信側
の使用者の状態をリングバックトーンや話中音等の音と
共に文字によって認識させることができる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、入力手段に
よって入力された文字データが記憶手段に記憶された状
態において、着信が検出されると、制御手段が記憶手段
に記憶された文字データを発信側に自動送信することに
より、発信側に着信側の使用者の任意の状態をリングバ
ックトーンや話中音等の音と共に文字によって認識させ
ることができる。
【0015】請求項3記載の発明によれば、入力手段に
よって入力された文字データと電話番号データとが対応
して記憶手段に記憶された状態において、着信が検出さ
れると、制御手段が着信時に検出手段によって検出され
た発番号に対応する文字データを記憶手段から読み出し
て発信側に自動送信することにより、所望の発信側に着
信側の任意の状態をリングバックトーンや話中音等の音
と共に文字によって認識させることができる。
【0016】請求項4記載の発明によれば、入力手段に
よって入力された文字データと時間帯データとが対応し
て記憶手段に記憶された状態において、制御手段が時計
手段によって計時されている現在時刻が位置する時間帯
の文字データを記憶手段から読み出して発信側に自動送
信することにより、発信側に着信側のスケジュールにあ
った状態をリングバックトーンや話中音等の音と共に文
字によって認識させることができる。
【0017】請求項5記載の発明によれば、着信の検出
に伴って文字データを発信側に自動送信した後におい
て、制御手段が強制的に着信を切断することにより、発
信側に着信を受けられない理由を伝えつつ、着信を拒否
することができる。
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の一実施の形態である携帯型
無線電話機の電気的構成を示す概略機能ブロック図、図
2は同携帯型無線電話機におけるメッセージ登録時の動
作制御の一例を示すフローチャート、図3は同携帯無線
電話機における着信時の動作制御の一例を示すフローチ
ャート、図4は同携帯無線電話機におけるメッセージ登
録時の動作制御の他の例を示すフローチャート、図5は
同携帯電話機における着信時の動作制御の他の例を示す
フローチャート、図6は本発明の他の実施の形態である
携帯型無線電話機の電気的構成を示す概略機能ブロック
図、図7は同携帯無線電話機におけるメッセージ登録時
の動作制御を示すフローチャート、図8は同携帯電話機
における着信時の動作制御の一例を示すフローチャー
ト、図9は同携帯電話機における着信時の動作制御の他
の例を示すフローチャートである。
【0021】[一実施の形態]以下、本発明の一実施の
形態について図1乃至図5を参照して説明する。
【0022】図1において、1はアンテナ、2はアンテ
ナ1を用いて図示しない基地局との所定の周波数帯域に
よる電波の送受信を行う無線部、3は無線部1における
通信プロトコル制御及びユーザインターフェース等の制
御を行う主制御部、4は主制御部3による通信プロトコ
ル制御によって確立された通話チャンネルを用いて送信
される信号を復調すると共に送信する信号を変調するこ
とによって相手側との通話経路を形成する通話制御部、
5は通話制御部3によって形成された通話経路により送
出された音声信号を外部に放音するスピーカ、6は外部
音声を集音して電気信号に変換し、当該変換した音声信
号を通話制御回路3によって形成された通話経路に送出
するマイクロホンであり、上記スピーカ5及びマイクロ
ホン6によって相手側との通話を行うハンドセットが構
成される。
【0023】7はデータ入力のガイド表示やメッセージ
及び電話番号等を表示する表示部、8は電話番号等や文
字を入力する数字キーや各種機能を動作させる機能キー
等からなる操作入力部、9は前以て設定されたメッセー
ジや電話番号データ等を格納するデータ格納部である。
【0024】上記のように構成された携帯無線電話機に
ついて、まずメッセージ登録時の動作制御の一例を図2
に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0025】機器が待受モードに移行している状態にお
いて、使用者が操作入力部8を操作してメッセージ登録
モードへの移行を指示する(ステップF2)と、主制御
部3はその操作入力部8からの指示に基づいてメッセー
ジ登録モードに移行し(ステップF3)、この状態にお
いて使用者が操作入力部8を操作してメッセージを入力
する(ステップF4)と、主制御部3は表示部7を制御
してその操作入力部8によって入力されたメッセージを
表示し(ステップF5)、その後、使用者が操作入力部
8を操作してメッセージの入力終了を指示したとき(ス
テップF6)、主制御部3は表示部7に表示されるメッ
セージをデータ格納部9に格納する(ステップF7)と
共に、メッセージ登録モードから待受モードに移行す
る。
【0026】一方、機器が待受モードに移行している状
態において、使用者が操作入力部8を操作してメッセー
ジ停止モードに移行を指示した場合(ステップF1)に
は、主制御部3はその操作入力部8からの指示に基づい
てメッセージ停止モードに移行し(ステップF8)、こ
の状態において主制御部3はデータ格納部9に格納され
ているメッセージを消去する(ステップF9)と共に、
メッセージ停止モードから待受モードに移行する。
【0027】従って、上記動作制御によれば、使用者に
おいて任意のメッセージをデータ格納部9に格納するこ
とができると共に、データ格納部9に格納されたメッセ
ージを任意に消去することができる。
【0028】次に、上記動作制御によってメッセージが
登録された状態における着信時の動作を図3に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0029】機器が待受モードに移行している状態にお
いて、図示しない基地局より着信信号が送信され、その
基地局より送信された着信信号が無線部2によって受信
され、主制御部3において自局が呼び出されていると判
断される(ステップF11)と、主制御部3は発信側電
話機との通信接続を行う通信プロトコル制御を開始する
(ステップF12)と共に、データ格納部9に格納され
ているメッセージを通信データフォーマットにあわせて
変換し(ステップF13)、且つその変換したメッセー
ジを所定の通信プロトコルを用いて送信する(ステップ
F14)。
【0030】そして、通信プロトコル制御が呼出通知手
順に進んだときにおいて、主制御部3は図示しないリン
ガを鳴動させて着信報知を行い(ステップF15)、そ
の後、使用者が操作入力部8を操作して通話モードへの
移行を指示したとき(ステップF16)、通信プロトコ
ル制御が応答手順に進み、基地局を介した発信側電話機
との通信状態となる。
【0031】従って、上記動作制御によれば、データ格
納部9にメッセージが格納されている場合には、そのメ
ッセージを通信プロトコル制御中において発信側電話機
に通知することができ、又データ格納部9にメッセージ
が格納されていない場合には、発信側電話機には何も通
知されない。
【0032】尚、上記動作制御においては、データ格納
部9にメッセージが格納されている場合において、メッ
セージが通知されるようにしたが、これに限定されるも
のではなく、例えば、後述する動作制御のようにメッセ
ージを通知するか否かを定める通知フラグを設定し、そ
の通知フラグに基づいてメッセージの通知制御を行うよ
うにしても良く、又複数のメッセージを格納しておき、
その何れかを選択することによりメッセージの通知制御
を行うようにしても良い。
【0033】次に、上記のように構成された携帯無線電
話機について、メッセージ登録時の動作制御の他の例を
図4に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0034】機器が待受モードに移行している状態にお
いて、使用者が操作入力部8を操作してメッセージ登録
モードへの移行を指示する(ステップF21)と、主制
御部3はその操作入力部8からの指示に基づいてメッセ
ージ登録モードに移行し(ステップF22)、この状態
において使用者が操作入力部8を操作してメッセージと
電話番号とを入力する(ステップF23)と、主制御部
3は表示部7を制御してその操作入力部8によって入力
されたメッセージと電話番号とを表示し(ステップF2
4)、その後、使用者が操作入力部8を操作して入力終
了を指示したとき(ステップF25)、主制御部3は表
示部7に表示されるメッセージと電話番号とを対応させ
てデータ格納部9に格納する(ステップF26)と共
に、メッセージ登録モードから待受モードに移行する。
【0035】従って、上記動作制御によれば、使用者に
おいて任意のメッセージと電話番号とをデータ格納部9
に対応させて格納することができる。
【0036】次に、上記動作制御によってメッセージが
登録された状態における着信時の動作制御を図5に示す
フローチャートに基づいて説明する。
【0037】機器が待受モードに移行している状態にお
いて、使用者が操作入力部8を操作してメッセージ通知
を指示する(ステップF31)と、主制御部3はその操
作入力部8からの指示に基づいてデータ格納部9に格納
されている通知フラグを「1」にし(ステップF3
2)、又機器が待受モードに移行している状態におい
て、使用者が操作入力部8を操作して通知後切断を指示
する(ステップF33)と、主制御部3はその操作入力
部8からの指示に基づいてデータ格納部9に格納されて
いる切断フラグを「1」にし(ステップF34)、更に
機器が待受モードに移行している状態において、使用者
が操作入力部8を操作してメッセージ停止を指示した場
合(ステップF35)には、主制御部3はその操作入力
部8からの指示に基づいてデータ格納部9に格納されて
いる通知フラグと切断フラグの双方を「0」にする(ス
テップF36,F37)。
【0038】そして、機器が待受モードに移行している
状態において、図示しない基地局より着信信号が送信さ
れ、その基地局より送信された着信信号が無線部2によ
って受信され、主制御部3において自局が呼び出されて
いると判断される(ステップF38)と、主制御部3は
データ格納部9に格納されている通知フラグを判定し
(ステップF39)、通知フラグが「0」であると判定
された場合には、主制御部3は発信側電話機との通信接
続を行う通信プロトコル制御を開始し(ステップF4
0)、且つ通信プロトコル制御が呼出通知手順に進んだ
ときにおいて、主制御部3は図示しないリンガを鳴動さ
せて着信報知を行い(ステップF41)、その後、使用
者が操作入力部8を操作して通話モードへの移行を指示
したとき(ステップF42)、通信プロトコル制御が応
答手順に進み基地局を介した発信側電話機との通信状態
となる。
【0039】一方、主制御部3において自局が呼び出さ
れていると判断されたとき(ステップF38)におい
て、データ格納部9に格納されている通知フラグが
「1」であると判定された場合(ステップF39)に
は、主制御部3は発信側電話機との通信接続を行う通信
プロトコル制御を開始し(ステップF43)、且つこの
通信プロトコル制御中において受信される発信側の発番
号を認識する(ステップF44)と共に、その認識され
た発信側の発番号とデータ格納部9に格納されている電
話番号データとを比較し(ステップF45)、一致する
電話番号データが格納されていると判断された場合にお
いて、その一致した電話番号データに対応して格納され
たメッセージを読み出し、通信データフォーマットにあ
わせて変換する(ステップF46)と共に、所定の通信
プロトコルを用いてその変換したメッセージを送信する
(ステップF47)。
【0040】そして、通信プロトコル制御中においてメ
ッセージの送信が終了したときにおいて、主制御部3は
データ格納部9に格納されている切断フラグを判定し
(ステップF48)、切断フラグが「0」であると判定
された場合には、主制御部3は通信プロトコル制御が呼
出通知手順に進んだときにおいて、主制御部3は図示し
ないリンガを鳴動させて着信報知を行い(ステップF4
1)、その後、使用者が操作入力部8を操作して通話モ
ードへの移行を指示したとき(ステップF42)、通信
プロトコル制御が応答手順に進み基地局を介した発信側
電話機との通信状態となり、又切断フラグが「1」であ
ると判定された場合には、主制御部3は呼出通知手順に
進む前において通信プロトコル制御として切断手順を実
行し(ステップF48)、着信を強制的に終了する。
【0041】従って、上記動作制御によれば、予め設定
した相手からの着信があったときにおいて、その相手の
設定と共に格納したメッセージを通信プロトコル制御中
において相手側電話機に通知することができる。
【0042】尚、上記動作制御においては、着信時にお
ける通信プロトコル制御によって認識された発番号に対
応する電話番号データが格納されている場合においての
み、その電話番号データに対応するメッセージを通知す
るようにしたが、これに限定されるものではなく、例え
ば、着信時における通信プロトコル制御によって認識さ
れた発番号に対応する電話番号データが格納されていな
い場合において予め定めたメッセージを通知するように
しても良い。
【0043】又、上記動作制御においては、着信を強制
的に終了するか否かを別途設定するようにしたが、これ
に限定されるものではなく、例えば、メッセージと電話
番号とを入力するときにおいて同時に強制切断の可否を
入力させるようにし、各電話番号単位で強制切断の有無
を設定するようにしても良く、又電話番号とメッセージ
とを複数設定するようにしても良い。
【0044】[他の実施の形態]以下、本発明の他の実
施の形態について図6乃至図9を参照して説明する。
尚、図6において図1と共通する部分には共通の符号を
付し、その説明については省略する。
【0045】図6において、11は電源が入っていない
ときでも動作可能で常に正確な時刻を示し、且つ操作入
力部8により時刻の修正も可能な時計部である。
【0046】上記のように構成された携帯無線電話機に
ついて、メッセージ登録時の動作制御を図7に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0047】機器が待受モードに移行している状態にお
いて、使用者が操作入力部8を操作してメッセージ登録
モードへの移行を指示する(ステップF51)と、主制
御部3はその操作入力部8からの指示に基づいてメッセ
ージ登録モードに移行し(ステップF52)、この状態
において使用者が操作入力部8を操作してメッセージと
時間帯とを入力する(ステップF53)と、主制御部3
は表示部7を制御してその操作入力部8によって入力さ
れたメッセージと時間帯とを表示し(ステップF5
4)、その後、使用者が操作入力部8を操作して入力終
了を指示したとき(ステップF55)、主制御部3は表
示部7に表示されるメッセージと電話番号とを対応させ
てデータ格納部9に格納する(ステップF56)。
【0048】その後、主制御部3は表示部7を制御して
着信の強制切断の有無の設定を要求する(ステップF5
7)共に、操作入力部8からの指示を監視し(ステップ
F58)、このとき、使用者が操作入力部8を操作して
着信の強制切断を有と指示した場合には、主制御部3が
データ格納部9において今回の設定において格納したメ
ッセージと時間帯とに対応した切断フラグを「1」にし
(ステップF59)、又使用者が操作入力部8を操作し
て着信の強制切断を無と指示した場合には、主制御部3
がデータ格納部9において今回の設定において格納した
メッセージと時間帯とに対応した切断フラグを「0」に
し(ステップF60)、メッセージ登録モードから待受
モードに移行する。
【0049】従って、上記動作制御によれば、使用者に
おいて任意のメッセージと時間帯と着信強制切断を行う
か否かをデータ格納部9に対応させて格納することがで
きる。
【0050】次に、上記動作制御によってメッセージが
登録された状態における着信時の動作制御を図8に示す
フローチャートに基づいて説明する。
【0051】機器が待受モードに移行している状態にお
いて、使用者が操作入力部8を操作してメッセージ通知
を指示する(ステップF61)と、主制御部3はその操
作入力部8からの指示に基づいてデータ格納部9に格納
されている通知フラグを「1」にし(ステップF6
2)、又機器が待受モードに移行している状態におい
て、使用者が操作入力部8を操作してメッセージ停止を
指示した場合(ステップF63)には、主制御部3はそ
の操作入力部8からの指示に基づいてデータ格納部9に
格納されている通知フラグを「0」にする(ステップF
64)。
【0052】そして、機器が待受モードに移行している
状態において、図示しない基地局より着信信号が送信さ
れ、その基地局より送信された着信信号が無線部2によ
って受信され、主制御部3において自局が呼び出されて
いると判断される(ステップF65)と、主制御部3は
データ格納部9に格納されている通知フラグを判定し
(ステップF66)、通知フラグが「0」であると判定
された場合には、主制御部3は発信側電話機との通信接
続を行う通信プロトコル制御を開始し(ステップF6
7)、且つ通信プロトコル制御が呼出通知手順に進んだ
ときにおいて、主制御部3は図示しないリンガを鳴動さ
せて着信報知を行い(ステップF68)、その後、使用
者が操作入力部8を操作して通話モードへの移行を指示
したとき(ステップF69)、通信プロトコル制御が応
答手順に進み基地局を介した発信側電話機との通信状態
となる。
【0053】一方、主制御部3において自局が呼び出さ
れていると判断されたとき(ステップF65)におい
て、データ格納部9に格納されている通知フラグが
「1」であると判定された場合(ステップF66)に
は、主制御部3は発信側電話機との通信接続を行う通信
プロトコル制御を開始する(ステップF70)と共に、
時計部11によって計時されている現在時刻が当てはま
る時間帯がデータ格納部9に格納されているか判定し
(ステップF71)、当てはまる時間帯が格納されてい
ると判定された場合において、その時間帯に対応して格
納されたメッセージを読み出し通信データフォーマット
にあわせて変換する(ステップF72)と共に、所定の
通信プロトコルを用いてその変換したメッセージを送信
する(ステップF73)。
【0054】そして、通信プロトコル制御中においてメ
ッセージの送信が終了したときにおいて、主制御部3は
今回読み出したメッセージ及び時間帯に対応する切断フ
ラグが「1」であるか「0」であるかを判定し(ステッ
プF74)、「0」であると判定された場合には、主制
御部3は通信プロトコル制御が呼出通知手順に進んだと
きにおいて、主制御部3は図示しないリンガを鳴動させ
て着信報知を行い(ステップF68)、その後、使用者
が操作入力部8を操作して通話モードへの移行を指示し
たとき(ステップF69)、通信プロトコル制御が応答
手順に進み基地局を介した発信側電話機との通信状態と
なり、又切断フラグが「1」であると判定された場合に
は、主制御部3は呼出通知手順に進む前において通信プ
ロトコル制御として切断手順を実行し(ステップF7
5)、着信を強制的に終了する。
【0055】従って、上記動作制御によれば、着信があ
った時間帯に応じたメッセージを通信プロトコル制御中
において相手側電話機に通知することができる。
【0056】尚、上記動作制御においては、着信時の時
刻が当てはまる時間帯が格納されている場合においての
み、その時間帯に対応するメッセージを通知するように
したが、これに限定されるものではなく、例えば、着信
時の時刻が当てはまる時間帯が格納されていない場合に
おいて予め定めたメッセージを通知するようにしても良
い。
【0057】次に、上記のように構成された携帯無線電
話機における着信時の動作制御の他の例を図9に示すフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0058】機器が待受モードに移行している状態にお
いて、使用者が操作入力部8を操作してメッセージ通知
を指示する(ステップF81)と、主制御部3はその操
作入力部8からの指示に基づいてデータ格納部9に格納
されている通知フラグを「1」にし(ステップF8
2)、又機器が待受モードに移行している状態におい
て、使用者が操作入力部8を操作してメッセージ停止を
指示した場合(ステップF83)には、主制御部3はそ
の操作入力部8からの指示に基づいてデータ格納部9に
格納されている通知フラグを「0」にする(ステップF
84)。
【0059】そして、機器が待受モードに移行している
状態において、図示しない基地局より着信信号が送信さ
れ、その基地局より送信された着信信号が無線部2によ
って受信され、主制御部3において自局が呼び出されて
いると判断される(ステップF85)と、主制御部3は
発信側電話機との通信接続を行う通信プロトコル制御を
開始する(ステップF86)と共に、データ格納部9に
格納されている通知フラグを判定する(ステップF8
7)。
【0060】そして、このとき、主制御部3がデータ格
納部9に格納されている通知フラグが「1」であると判
定された場合においてのみ、時計部11によって計時さ
れている現在時刻を通信データフォーマットにあわせて
変換する(ステップF88)と共に、所定の通信プロト
コルを用いてその変換した現在時刻を送信する(ステッ
プF89)。
【0061】そして、通信プロトコル制御が呼出通知手
順に進んだときにおいて、主制御部3は図示しないリン
ガを鳴動させて着信報知を行い(ステップF90)、そ
の後、使用者が操作入力部8を操作して通話モードへの
移行を指示したとき(ステップF91)、通信プロトコ
ル制御が応答手順に進み基地局を介した発信側電話機と
の通信状態となる。
【0062】従って、上記動作制御によれば、着信があ
ったときの着信側の地域の時刻を通信プロトコル中にお
いて相手側電話機に通知することができ、その結果、発
信側と着信側とで時差が生じているような場合にもスム
ーズに会話を開始することができる。
【0063】尚、上記動作制御においては、着信強制切
断の設定を行わないようにしたが、これに限定されるも
のではなく、上述の動作制御と同様に着信強制切断の設
定を行うことができるようにしても良い。
【0064】又、本実施の形態では、携帯型の無線電話
機を用いて説明したが、これに限定するものではなく、
上述の動作制御の実行を可能とすることにより、据置型
の一般電話機においても当然適用することができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、請求項1又は請求項2記
載の発明によれば、通話状態に移行する前に、発信側に
着信側の状態をリングバックトーンや話中音と共に文字
によって認識させることができるため、例えば、無線電
話機を携帯して車を運転している場合のように即座に着
信に応答できない場合であっても、発信側は着信側の使
用者が車の運転中であることを呼出時において認識する
ことができることとなり、着信側における応答操作を待
ち切れずに電話を切ってしまうといったことが軽減され
る、又は緊急の用件でない場合において発信側において
電話が切られるといったことが増大するため、着信側に
おいては運転中にあわてて着信に対する応答操作を行う
必要がなく、安全な対応を図ることができ、又発信側に
おいては着信側が即座に着信に応答できないことを認識
した後においても着信側の使用者の呼出を続行すること
ができるため、着信側の使用者に緊急の用件を確実且つ
迅速に伝えることができる。
【0066】請求項3記載の発明によれば、着信側の状
態を表すメッセージを発信側毎に設定することができる
ため、個人的なメッセージを設定することができ、通話
状態に移行したときにおいてスムーズに会話を開始する
ことができる。
【0067】請求項4記載の発明によれば、着信側の状
態を表すメッセージを時間帯毎に設定することができる
ため、予めスケジュールが決められている場合におい
て、着信側の状態が変わる毎にメッセージを変更する必
要がなくなり、使用者における操作を軽減することがで
きる。
【0068】請求項5記載の発明によれば、発信側に着
信を受けられない理由を伝えつつ、着信を拒否すること
ができるため、例えば、重要な会議に出席している等の
理由により、着信に応答することができない場合におい
て周囲に迷惑をかけることなく、着信に対する的確な対
応を図ることができる。
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である携帯型無線電話機
の電気的構成を示す概略機能ブロック図。
【図2】同携帯型無線電話機におけるメッセージ登録時
の動作制御の一例を示すフローチャート。
【図3】同携帯無線電話機における着信時の動作制御の
一例を示すフローチャート。
【図4】同携帯無線電話機におけるメッセージ登録時の
動作制御の他の例を示すフローチャート。
【図5】同携帯電話機における着信時の動作制御の他の
例を示すフローチャート。
【図6】本発明の他の実施の形態である携帯型無線電話
機の電気的構成を示す概略機能ブロック図。
【図7】同携帯無線電話機におけるメッセージ登録時の
動作制御を示すフローチャート。
【図8】同携帯電話機における着信時の動作制御の一例
を示すフローチャート。
【図9】同携帯電話機における着信時の動作制御の他の
例を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 3 主制御部 4 通話制御部 5 スピーカ 6 マイクロホン 7 表示部 8 操作入力部 9 データ格納部 11 時計部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着信が検出された後、応答操作を行うこ
    とによって通話状態に移行する電話機において、 着信が検出されてから上記応答操作が行われるまでの間
    に、予め登録された文字データを発信側に自動送信する
    制御手段を設けたことを特徴とする電話機。
  2. 【請求項2】 文字データを入力する入力手段と、該入
    力手段によって入力された文字データを記憶する記憶手
    段とを設け、 上記制御手段は、着信が検出されてから上記応答操作が
    行われるまでの間に、上記記憶手段に記憶された文字デ
    ータを発信側に自動送信することを特徴とする請求項1
    記載の電話機。
  3. 【請求項3】 文字データや電話番号データ等を入力す
    る入力手段と、 該入力手段によって入力された文字データと電話番号デ
    ータとを対応させて記憶する記憶手段と、 着信時において到来する発番号を検出する検出手段とを
    設け、 上記制御手段は、着信が検出されてから上記応答操作が
    行われるまでの間に、上記検出手段によって検出された
    発番号に対応する文字データを上記記憶手段から読み出
    して発信側に自動送信することを特徴とする請求項1記
    載の電話機。
  4. 【請求項4】 文字データや時間帯データ等を入力する
    入力手段と、 該入力手段によって入力された文字データと時間帯デー
    タとを対応させて記憶する記憶手段と、 現在時刻を計時する時計手段とを設け、 上記制御手段は、着信が検出されてから上記応答操作が
    行われるまでの間に、上記時計手段によって計時されて
    いる現在時刻が位置する時間帯の文字データを上記記憶
    手段から読み出して発信側に自動送信することを特徴と
    する請求項1記載の電話機。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、文字データを自動送信
    した後において強制的に着信を切断することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電話機。
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