JP3407863B2 - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置

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JP3407863B2
JP3407863B2 JP34981598A JP34981598A JP3407863B2 JP 3407863 B2 JP3407863 B2 JP 3407863B2 JP 34981598 A JP34981598 A JP 34981598A JP 34981598 A JP34981598 A JP 34981598A JP 3407863 B2 JP3407863 B2 JP 3407863B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便物の搬送装
置、紙幣類の搬送装置等、係員の操作により紙葉を搬送
する紙葉類搬送装置に関し、特に予想外の形状、材質、
色等により搬送できない場合や、センサが故障の場合で
も、係員の操作により搬送を停止することなく、紙葉類
を継続して区分箱に収納することができる紙葉類搬送装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、郵便物搬送装置においては、例え
ば特開平8−165039号公報に記載の紙葉類厚さ検
出方法のように、センサのデータから、いくつかの処理
及び判定値により紙葉類の異物または厚さを検出する方
法があった。すなわち、上記公報記載の方法では、紙葉
類の重送検出やテープ類の貼付を検出するため、テープ
類が紙葉類の搬送方向に延在するように紙葉面に貼付し
てある場合に、厚さ検出手段の変位データから紙葉面に
相当する値を求め、その紙葉面に相当する値からの閾値
を求め、その閾値を越える変位データが存在するとき厚
さに異常ありと判定することにより、紙葉類の厚さに無
関係に異物(テープ類)を検出することができた。しか
し、紙葉類の状態、材質に応じて、装置上の操作部から
処理及び判定値を変更する方法については、何も記載さ
れておらず、考慮されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】紙葉類搬送装置におい
ては、紙葉類を搬送する場合、その紙葉類が当該搬送装
置で搬送可能なものか否かを、形状、厚さ、中の異物を
レーザーセンサ等のセンサによりチェックしている。し
かし、紙葉類の形状、材質、色等により、搬送できない
紙葉であると判断する場合が多々ある。例えば、材質が
ビニールの紙葉類においては、見た目には穴ではない
が、レーザーセンサのビームが紙葉類を貫通し、穴と検
知する場合がある。すなわち、搬送位置を検知するセン
サの検知位置に穴が検出された場合には、搬送できない
と判断される。この場合には、紙葉類に穴があるために
搬送できないと判断をして、搬送途中でその紙葉類を搬
送路から除外してしまう。同じような紙葉類が続いた場
合には、その全てが搬送できず、装置による運用をあき
らめなくてはならず、運用効率の低下だけでなく、装置
に対する信用も落とすという問題がある。同様に、紙葉
の厚さ、中の異物に対しても、搬送不可に非常に近い紙
葉状態の場合には、搬送できない紙葉であると判断する
確率が高く、装置運用効率を著しく低下させる。又、搬
送路上のセンサが故障などのトラブルにより紙葉類を搬
送できない場合にも、装置の運用が止まるという問題が
ある。
【0004】そこで、本発明の第1の目的は、従来にお
ける上記課題を解決し、紙葉の形状、厚さ、中の異物を
検知するセンサの出力から搬送できないと判断した場合
でも、処理の判定値又は処理の種類を係員が変更できる
ようにして、搬送を継続することで、休止時間を低減で
きるようにした紙葉類搬送装置を提供することにある。
本発明の第2の目的は、故障したセンサの行っていた処
理を係員が変更できるようにして、故障センサを無視す
ることで搬送を継続し、休止時間を低減できるようにし
た紙葉類搬送装置を提供することにある。さらに、本発
明の第3の目的は、係員の見易いディスプレイを実現す
ることにより、故障の要因と搬送装置の続行処置を短時
間で行えるようにした紙葉類搬送装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の紙葉類搬送装置では、リジェクト要因であ
る、紙葉の穴等の形状、中身の異物、厚さ、重なり等の
状態を検出する処理の判定値および処理の種類を状態表
示部に表示し、その判定値および処理の種類を係員操作
部から係員が選択できるようにし、選択した内容に従っ
て、各検知部および制御部で用いる処理の種類および判
定値を変更できるようにすることで、エラーを回避し
て、搬送可能にすることを特徴としている。また、搬送
路上のセンサが故障の場合、故障センサを状態表示部に
表示し、該センサを使用しない処理の種類を係員操作部
から係員が選択できるようにし、選択した内容に従っ
て、故障センサを用いない各検知部および制御部の処理
の種類を変更することにより、故障センサの行っていた
処理をそのセンサを無視する処理に設定して、搬送を継
続することを特徴としている。これにより、多量のリジ
ェクト発生を防止することにより、装置の長時間休止を
低減することができ、またセンサの故障による運用休止
時間を低減することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を示す
郵便物搬送装置の正面構造図である。最初に、郵便物を
その宛先の郵便物区分箱14にスタックするまでの郵便
物搬送動作について説明する。宛先は、搬送された郵便
物上の郵便番号と住所を郵便物行先読取装置5で読取る
ことにより、センサ13に郵便物が到達した時点で宛先
に該当するスタックボックスを決定し、そのスタックボ
ックスに投函する。先ず、操作係は、宛先がそれぞれ異
なる郵便物を適当に郵便物分離部1にセットする。次
に、操作係は、起動ボタン15を押下することにより搬
送モータ17を起動し、郵便物分離モータ16を起動す
ると、郵便物分離部1にセットされた郵便物は1枚ずつ
搬送路に分離されて入っていく。搬送路に入った郵便物
は、起点センサ2のラインセンサを通過し、郵便物の形
状(シルエット)に穴などの異常がないか調べる、異常
があった場合、その郵便物はリジェクトボックス18に
入れられるため、そのあとの搬送は行わない。
【0007】次に、センサ3のレーザーセンサで郵便物
の中に異物が入っていないか調べ、異常があった場合に
は、リジェクトボックス18に入れる。次の金属探知器
19では、郵便物内に金属が入っていないかを調べる。
金属があった場合には、その郵便物をリジェクトボック
ス18に入れる。次のセンサ4では、郵便物の厚さを測
定し、規定以上に厚い場合は、リジェクトボックス18
に入れる。次の行先読み取り装置5で、郵便物上の郵便
番号と住所を読取り、光学的に文字を読取り宛先情報と
する。その後、滑車20を通過し、センサ6では郵便物
が重なっていないかをチェックし、重なっていた場合に
は、リジェクトボックス21に入れる。そのあと、搬送
路センサ7、8、9、10、11では、郵便物のジャム
を監視し、滑車22・23を通過した後、センサ12で
郵便物のつながりのチェックを行う。ここで、郵便物の
つながりとは、連続的に搬送される郵便物を監視して、
独立した郵便物か、郵便物から剥がれた紙葉片であるか
を判別することで、独立した郵便物の連続的なつながり
を確認することである。次に、滑車24、25、26を
通過し、センサ13に到着した時に、行先読み取り装置
5で読み取った宛先に該当する当該郵便物の行先スタッ
クボックスを決定する。そして、郵便物区分箱14の指
定の行先ボックスにゲートを切り替え、スタックする。
各ボックスにもそれぞれセンサがついており(図示省
略)、そのセンサにより正しくボックスに入ったかを監
視している。
【0008】図2は、図1における郵便物搬送装置の制
御ブロック図である。上位装置29は、郵便物搬送装置
の上位に存在するホストコンピュータ等の装置であっ
て、郵便物の行先とスタックボックスとの対応関係を指
示したり、その他、郵便物搬送装置の各部の初期条件値
等の設定を指示する。この上位装置29には、状態表示
部27と係員操作部28と行先読み取り装置5が接続さ
れている。状態表示部27は、装置の障害状態、運用モ
ード、操作係に対する指示・警告・注意の表示等を行
う。係員は、状態表示部27を参照しながら係員操作部
28から各種運用モード、設定値の変更を行う。係員操
作部28で変更された設定値は、上位装置29から回線
制御部31を経由し、主制御部30へ連絡され、処理モ
ード変更部35において各制御部及び検知部の設定値や
各種チェックの判定値を変更する。回線制御部31は、
上位装置29からの搬送起動、搬送停止、各制御部の初
期値設定等の指示情報を受信し、主制御部30に連絡す
る。又、処理結果を主制御部30から受け取り上位装置
29に送信を行う。センサ制御部32は、搬送路上の郵
便物の通過や残留を検知するセンサ及びアクチュエータ
の位置を監視するセンサの情報を読取り、主制御部30
に連絡する。又、搬送路に取り付けられたエンコーダの
出力を主制御部30に連絡する。
【0009】搬送制御部33は、主制御部30の指示に
より搬送路を駆動するモータ及びリジェクトボックスな
どへ搬送路を切り替えるアクチュエータのON、OFF
制御を行う。分離制御部34は、主制御部30の指示に
より郵便物分離部1から郵便物を搬送路入口まで運ぶモ
ータ及び搬送路入口から郵便物を搬送路に入れる為のロ
ーラを駆動するモータのON、OFF制御を行う。形状
検知部36は、1列に並んだセンサで郵便物が通過した
時の郵便物の形状を読み込み、そのシルエットに穴など
搬送に悪影響を及ぼすものがないかチェックを行う(図
3参照)。そして、そのチェック結果を主制御部30に
報告する。異物検知部37は、レーザセンサの反射を用
い、郵便物の凹凸を測定し、郵便物の中に異物が入って
いないか各種チェックを行い(図4参照)、その結果を
主制御部30に報告する。厚さ検知部38は、レーザー
センサの反射を用いて、郵便物の厚さを測定し、規定以
上に厚くないか各種チェックを行い(図5参照)、結果
を主制御部30に報告する。重なり検知部39は、郵便
物が重なって搬送されていないかの各種チェックを行
い、その結果を主制御部30に報告する。金属検知部4
0は、金属探知器を用いて郵便物の中に金属類が入って
いないかをチェックし、結果を主制御部30に連絡す
る。
【0010】図3は、図2の形状検知部での処理概要を
示す図であって、(a)は平面図、(b)はラインセン
サによる検出した郵便物のシルエットを示す図、(c)
は穴検知処理のフローチャートと穴判定値テーブルとの
関係図である。図(a)に示すように、センサ2を郵便
物68が通過した時に、センサ2から読み込んだデータ
から図(b)に示す郵便物69のシルエット41が検知
される。例えば、郵便物68の穴70は、図(b)のシ
ルエット41内の黒色中の白色で示される。その穴70
の高さは縦方向の高さで表わされ、穴70の幅は横方向
の幅で示される。
【0011】図(c)の穴検知処理により、その穴70
がセンサの検知位置に関係ない位置であるため、搬送に
支障がないか(正常判定)、あるいはその穴70がセン
サの検知位置に係り、搬送に異常を来たすか(異常判
定)を判定することができる。この穴検知処理は、穴判
定値テーブル42に指定されている判定値と処理の種類
に従い、シルエット41から穴を検知する。すなわち、
先ず穴70の周りが全て囲まれているか否か(モード
1)を判別し(ステップ111)、図(b)に示すよう
に、穴70が全て囲まれているので、次に判定値1につ
いて、穴の幅がセンサ3つ分以上か否かを判別し(ステ
ップ112)、穴70はセンサ3つ分であるため値3と
し、正常判定とならず、判定値2に進む。判定値2で
は、穴の高さがセンサ1つ分以上か否かを判別し(ステ
ップ113)、穴70の高さはセンサ1つ分であるので
値1とし、次の判定値3,4に進む。判定値3,4で
は、ラインセンサNO.の3〜5に穴または穴の一部が
あるか否かを判別し(ステップ114)、ラインセンサ
NO.の4,5,6に穴70が存在するので値は4,
5,6となり、異常条件の3〜5に合致するため異常終
了となる。
【0012】図4は、穴検知に関する処理モード変更部
の概要を示す図であり、図(a)は穴検知モード変更テ
ーブルの図、図(b)は図(a)のテーブルを参照する
ことで処理モード変更処理を行う動作フローチャートで
ある。前述の図3(c)の穴検知処理により異常終了と
なった場合には、図4(a)の穴検知モード変更テーブ
ル43の判定値毎に値の変更を、図4(b)のフローに
従って行う。図(b)のフローチャートのステップ12
1〜123は、図2に示す上位装置29に接続された状
態表示部27に現状を表示する処理であり、ステップ1
24〜127は、テーブルの値を変更する処理であり、
ステップ128〜129は、テーブルの値を初期値に書
換える処理である。
【0013】穴検知モード変更テーブル43には、穴検
知判定で使用している設定値及び初期値、係員操作部2
8から入力された判定値が入力範囲内のとき行う追加処
理が設定してある。例えば、係員操作部28から穴検知
の判定値4の値を2に設定するように指示があった場
合、判定値4の入力範囲の条件「判定3より小」を満た
しているので、2と指示されても追加処理「判定3の設
定値と同じにする」により穴検知モード変更テーブル4
3判定値4の現在設定値と穴判定値テーブル42判定値
4の内容を判定3の設定値と同じ3にする。又、判定値
1のように入力範囲の条件が「チェック無し」の場合、
続けて追加処理は行わず、入力された判定値をそのまま
設定値とする。現在設定値問い合わせの場合には(ステ
ップ122)、指定されたモードと判定値をキーとして
テーブル43を検索し(ステップ121)、テーブルを
現在設定値を報告する(ステップ123)。値の変更の
場合には、テーブル43の現在設定値を指定された値に
書き換える(ステップ125)。テーブル43の入力範
囲に該当するときには追加処理を行い(ステップ12
6)、これに伴って図3で使用した穴判定値テーブル4
2を指定された値に書き換える(ステップ127)。テ
ーブル43を種々の値に変更する途中で混乱が生じた場
合等には、一旦テーブル初期値にすることが望ましいの
で、テーブル43の現在設定値を全て初期値に書き換え
(ステップ128)、それに伴って、図3の処理で使用
した穴判定値テーブル42も全て初期値に書き換える
(ステップ129)。
【0014】図5は、図2の異物検知部のセンサ処理の
概要図であって、図(a)はセンサ3で郵便物の異物を
チェックできることを示す図、図(b)は異物判定値テ
ーブルとそれを用いた異物判定処理のフローチャートで
ある。図5(a)に示すように、曲線部分に置かれたレ
ーザーセンサ3の反射により、郵便物68との距離の変
化が検出できることで、異物を判定できる。すなわち、
郵便物68が通過する間、レーザーセンサ3のデータを
採取し続けることで、硬い物は曲らずに反り返るため、
郵便物68の中身の形状がわかる。従って、そのデータ
を異物判定値テーブル44と比較することにより、リジ
ェクトボックス18に入れるものか、正常に搬送できる
ものかを判定する。すなわち、ここでは、図(b)に示
すように、異物判定1〜異物判定8をテーブルの該当値
と比較することにより処理を進める。
【0015】図6は、異物検知に関する処理モード変更
部の概要を示す図であり、図(a)は異物モード変更テ
ーブルを示す図、図(b)はテーブルの値変更処理のフ
ローチャートである。前述の図5(b)の異物判定処理
により異常終了となった場合には、図6(a)の異物モ
ード変更テーブル45の判定値毎に値の変更を、図6
(b)のフローに従って行う。なお、図(b)のフロー
チャートのうち、ステップ131〜133は現在設定値
報告の処理であり、ステップ134〜137はテーブル
設定値を上位から指定された値に書き換える処理であ
り、ステップ138〜139はテーブル初期値に書き換
える処理である。異物モード変更テーブル45には、異
物判定で使用している設定値及び初期値、係員操作部2
8から入力された判定値が入力範囲内のとき行う追加処
理が設定してある。例えば、係員操作部28から異物の
判定値2の値を20に設定するように指示があった場
合、判定値2の入力範囲の条件「6以上」を満たしてい
るので、追加処理「判定値4に1加算」により異物モー
ド変更テーブル45判定値4の現在設定値及び異物判定
値テーブル44判定値4に1加算する。更に、判定値2
の入力範囲の条件が「15以上」で条件を満たしている
ので、同様に追加処理「判定値4に2加算」を行う。
【0016】すなわち、図(b)に示すように、現在設
定値の問い合わせの場合には(ステップ132)、上位
から指定された判定値をキーにテーブル45を検索し
(ステップ131)、テーブルの現在設定値を報告する
(ステップ133)。また、値を変更する場合には、テ
ーブル45の現在設定値を上位から指定された値に書き
換える(ステップ135)。そして、指定された設定値
がテーブル45の入力範囲に該当するときには追加処理
を行い(ステップ136)、それに伴って図5(b)に
示す異物判定値テーブル44を指定値に書き換える(ス
テップ137)。また、テーブル45の値が雑然となっ
た場合には、一旦、テーブル45の現在値を全て初期値
に書き換え(ステップ138)、それに伴って異物判定
値テーブル44の値を全て初期値に書き換える(ステッ
プ139)。
【0017】図7は、図2に示す厚さ検知部のセンサ処
理概要を示す図であって、図(a)は厚さ検知センサの
処理説明図であり、図(b)は厚さ判定値テーブルを用
いた厚さ判定処理の動作フローチャートである。図7
(a)では、センサ4で郵便物68の厚さをチェックで
きることを示している。異物検知センサ4では、図5
(a)に示したレーザーセンサ3と同様に、レーザーセ
ンサ4の連続的な反射によって郵便物68との距離の変
化が検出できる。郵便物68が通過する間、レーザーセ
ンサ4のデータを採取し続けることで、郵便物の厚さを
測定する。そして、図5(b)に示すように、測定結果
であるそのデータを厚さ判定値テーブル46と比較する
ことにより、リジェクトボックス18に入れるものか、
正常に搬送できるものかを判定する。
【0018】図8は、厚さ検知に関する処理モード変更
部の概要図であって、図(a)は厚さモード変更テーブ
ルの図であり、図(b)は設定値変更処理の動作フロー
チャートである。前述の図7(b)の厚さ検知処理によ
り異常終了となった場合には、図8(a)の厚さモード
変更テーブル47の判定値毎に値の変更を、図8(b)
のフローに従って行う。なお、図(b)のフローチャー
トのうち、ステップ141〜143は現在設定値報告の
処理であり、ステップ144〜147はテーブル設定値
を上位から指定された値に書き換える処理であり、ステ
ップ148〜149はテーブル初期値に書き換える処理
である。厚さモード変更テーブル47には、厚さ判定で
使用している設定値及び初期値、係員操作部28から入
力された判定値が入力範囲内のとき行う追加処理が設定
してある。例えば、係員操作部28から厚さの判定値1
の値を20に設定するように指示があった場合、判定値
1の入力範囲の条件「15以上」を満たしているので、
追加処理「判定値2〜8をFFH(無効)にする。」に
より厚さモード変更テーブル47判定値2〜8の現在設
定値及び図7(b)に示す厚さ判定値テーブル46判定
値2〜8をFFH(無効)に書き換え、判定値1につい
ては指示どおり20に設定する。
【0019】図8(b)において、現在値の問い合わせ
の場合には(ステップ143)、判定値をキーにしてテ
ーブル47を検索し(ステップ141)、テーブル47
の現在設定値を報告する(ステップ143)。また、テ
ーブル47の設定値を変更する場合には、現在の設定値
を上位からの指定値に書き換え(ステップ145)、指
定された設定値がテーブルの入力範囲に該当するときに
は、追加処理を行い(ステップ146)、それに伴っ
て、図7(b)に示した厚さ判定値テーブル46を指定
値に書き換える(ステップ147)。次に、テーブル4
7の設定値が混乱した場合には、一旦テーブル47の初
期値にするため、厚さモード変更テーブル47の現在設
定値を全て初期値に書き換え(ステップ148)、それ
に伴って図7(b)に示した厚さ判定値テーブル46を
全て初期値に書き換える(ステップ149)。
【0020】図9は、図1における搬送路上の郵便物の
ステータスを示す図であって、図(a)は搬送路上に連
続的に搬送される郵便物の位置を示す図、図(b)は搬
送中の郵便物のステータスを示す図、図(c)はステー
タス内容テーブルの図である。各々の郵便物1〜9に
は、搬送路上の位置によりステータスを持たせてある。
各ステータスの内容はステータス内容テーブル48に示
すとおりで、ステータスNO.1は郵便物がセンサ7に
到るまでの間、ステータスNO.2は郵便物がセンサ7
を通過し終る、つまりダークからライトまでの間、ステ
ータスNO.3は郵便物がセンサ8に到るまでの間、以
下同じようにセンサ10までの間に定められる。従っ
て、郵便物が搬送されていくと、ステータスは1から順
に8まで移行する。図9の郵便物9は、まだセンサ7に
到達していないのでステータス1。これがセンサ7に到
達すると、動作内容「(チェックセンサ)ダークまで」
行ったので、ステータス2となる。ステータスの定義
は、図(b)(c)を参照すれば明らかになる。
【0021】図10は、搬送路センサに関する処理モー
ド変更部の概略フローである。ステップ151〜153
は現在の設定の問い合わせを報告する処理であり、ステ
ップ154〜156は変更のためにテーブルを新しいイ
ベントに書き換える処理であり、ステップ157〜15
8はテーブルを全てイベント初期値に書き換える処理で
ある。図11は、搬送路センサに関する処理モード変更
部のセンサ通過検知テーブルを示す図である。図9
(c)に示したステータス内容テーブル48は、通常セ
ンサ通過検知テーブル49のイベントAの動作内容とタ
イムアウトが同じで、センサが全て正常な場合を設定し
てある。イベントBには、センサの機能の代替手段を設
定してある。センサの出力データが不安定な場合、およ
びコネクタの抜けによる出力データがない場合、または
センサの遮光が検知できない等のセンサ異常になったと
き、係員操作によりエラーになったセンサのイベントを
AからBにするように指示をする。
【0022】図10に示すように、処理モード変更部3
5は、指定されたセンサNO.をキーにセンサ通過検知
テーブル49を検索し、異常のセンサに該当するステー
タスを探す(ステップ151)。そして、該当のステー
タスの現在選択中イベントをテーブル49中のAからB
に書き換え(ステップ155)、それに伴って図9
(c)に示したステータス内容テーブル48の動作内容
とタイムアウトをイベントBのものに書き換える(ステ
ップ156)。例えば、図11のテーブル49におい
て、センサ9が故障した場合、ステータス5、6の選択
イベントをAからBに切り替えることで、センサ9のダ
ークやライトによるセンサ契機をやめることができる。
この場合、ステータス5はセンサ9がダークになるまで
でなく、300mm搬送でステータス6へ移行し、ステ
ータス6も郵便物がセンサ9を通過するまででなく、一
定量搬送になり、センサ9の故障を無視できる。なお、
図10における現在設定値の報告処理や初期値への書き
換え処理等は、他のテーブルを用いた処理と全く同じで
ある。
【0023】図12は、本発明の一実施例を示す状態表
示部のディスプレイ画面の図である。図(a)は最初に
異常が発生した時点におけるディスプレイ画面、図
(b)は図(a)の異常状態のうちの紙葉状態診断にお
ける処置のディスプレイ画面、図(c)は図(b)で穴
があいている場合の処置を示すディスプレイ画面、図
(d)は図(a)の異常発生のうちの搬送路状態診断に
おける処置のディスプレイ画面、図(e)は図(b)の
うちの規定より紙葉が厚い場合の処置のディスプレイ画
面、図(f)は図(b)のうちの異物が入っている場合
の処置のディスプレイ画面である。先ず、第1番目の例
として、センサ2であるラインセンサにおいて、ビニー
ル製の郵便物が見た目は穴がなく、中に異物もなく、厚
さも規定内に見えるにもかかわらず、レーザーセンサの
ビームが郵便物を貫通して、あたかも穴があるように認
識した場合について説明する。郵便物搬送装置を運用中
に、ある特定の郵便物の多くが図1のリジェクトボック
ス18に入ってしまった場合、ディスプレイには図12
(a)のように、「異常が発生しました。」の表示が出
力される。人間の見た目には前述のように正常な郵便物
でリジェクトされた原因がわからない時には、図12
(a)に示すディスプレイ上の紙葉状態診断キー56を
押下して、リジェクトされた郵便物を分離部1からもう
1回供給する。そこで、郵便物がリジェクトされた後に
紙葉状態診断キー56を押されたとき、上位装置29
は、エラーコードからエラーの判定をした処理を割り出
し、回線制御部31を経由して処理モード変更部35に
現在設定中の設定値を報告するよう指示する。
【0024】処理モード変更部35は、搬送で異常があ
った場合にはセンサ通過検知テーブル49(図11参
照)からエラーのあったステータス、その時の現在選択
中イベントを報告し、穴及び異物を検知した場合には検
知した判定値(図3、図5参照)を報告し、厚さ異常を
検知した場合にはそのときの判定値(図7参照)を報告
する。形状検知部36からはラインセンサから取得した
データ、異物検知部37からは異物センサから取得した
データ、厚さ検知部38からは厚さセンサから取得した
データをそれぞれ報告する。各制御部・検知部から報告
された結果により、診断結果としてディスプレイ画面に
郵便物の形状・断面図、エラーメッセージを図(b)の
ディスプレイ51のように表示する。各エラーメッセー
ジ58の横にメッセージ毎に処置キー59を表示し、処
置キー59の押下で各々ディスプレイ52、54、55
の表示に移る。
【0025】すなわち、58のエラーメッセージ「穴が
あいてます。」に対しては、穴の位置から必ず悪影響を
与える搬送路センサがわかるので、図(c)のディスプ
レイ52に示すように「センサ8、10を無視します」
と表示することができる。「かまわず搬送しますか?」
のガイダンスに対して「YES」60を選択した場合に
は、穴の判定をやめるだけでなく、穴により悪影響のあ
るセンサ8、10に対して、センサ通過検知テーブル4
9の現在選択中イベントをAからBに変更する指示を上
位装置29から処理モード変更部35へ出すことによっ
て、センサ8、10のセンサ契機処理をやめさせ、穴を
無視して搬送することが実現できる。また、誤検知のあ
った郵便物を搬送し終えた後、デイスプレイ52内の初
期値キー103を押下することにより、穴の判定取り止
めとセンサ8、10の無視を解除できる。
【0026】次に、第2番目の例として、異物検知セン
サ3で郵便物の形状、材質、色等の影響により異物有と
認識し、それを回避する場合について説明する。特定の
郵便物がリジェクトボックス18に入り、紙葉状態の診
断でエリア58のようなエラーメッセージ「異物が入っ
ています。」を表示した時、それに対応した処置キー5
9を押下すると、図(f)のディスプレイ55を表示
し、エラーメッセージ詳細「異物判定3でエラーで
す。」と処理モード変更部35から報告された判定値6
5〔12〕を表示する。そして、「大きくすると通過し
やすくなります。」の表示106を行い、判定値の変更
を促がす。係員は、エラーになった判定値65を66の
上下キーにより変更し、決定キー67の押下で、新しい
判定値を上位装置29から処理モード変更部35へ指示
し、異物判定値テーブル44の異物判定3を変更するこ
とにより、異物判定のエラーの回避が実現する。また、
処理方式を変更して郵便物を搬送し終えた後、ディスプ
レイ55内の初期値キー102の押下により、判定値を
初期値に戻すことができる。
【0027】次に、第3番目の例として、厚さ検知セン
サ4で郵便物の状態により規定以上に厚いと認識し、そ
れを回避する場合について説明する。特定の郵便物がリ
ジェクトボックス18に入り、紙葉状態の診断で図
(b)のエリア58のようなエラーメッセージ「規定よ
り厚いです。」を表示した時、それに対応した処置キー
59を押下すると、図(e)のディスプレイ54を表示
し、厚さ検知部38から報告されたエラーメッセージ詳
細「厚さ判定1でエラーです。」と処理モード変更部3
5から報告された判定値62〔12〕を表示する。この
場合にも、「大きくすると通過しやすくなります。」の
表示105を行い、判定値の変更を促がす。係員がエラ
ーになった判定値62を63の上下キーで変更し、決定
キー64の押下で、新しい判定値を上位装置29から処
理モード変更部35へ指示し、厚さ判定値テーブル46
の判定3を変更することにより、厚さ判定のエラーの回
避が実現する。また、処理方法を変更して郵便物を搬送
し終えた後、ディスプレイ54内の初期値キー101の
押下により、判定値を初期値に戻すことができる。こう
して、予期せぬ郵便物の形状、異物、厚さにより影響を
受けたセンサデータに起因する、多量のリジェクト発
生、郵便物搬送装置の長時間運用休止を低減することが
できる。以上、本実施例では、形状、異物、厚さの検知
の判定値について述べたが、その他の検知手段、例えば
重さや、金属などの材質、色等の検知手段による判定値
の変更も同様に考えられる。
【0028】次に、図12における第4番目の例につい
て説明する。運用中に搬送路上のセンサが故障し、運用
が止まってしまった場合について説明する。通常、搬送
路上のセンサが故障した時は、そのセンサが起因してジ
ャムが発生するので、ジャムが多発するような時に搬送
路状態診断を行う。図12(a)に示すディスプレイ5
1上の搬送路状態診断キー57を押下すると、押下され
たことを上位装置29が認識し、回線制御部31を経由
して主制御部30に搬送路診断モードに入るように指示
する。主制御部30は、まず各センサをチェックして、
その結果を回線制御部31を経由して上位装置29に報
告する。報告された情報から、上位装置29は図12
(d)のディスプレイ53に示すように、現状のエラー
要因、および「かまわず搬送しますか?」のメッセージ
を表示する。
【0029】ここでは、一例としてセンサ9が故障し、
そのセンサ9でエラーが発生する場合を示す。この場合
には、ディスプレイ53内のタッチパネル上の「YE
S」61を押下すると、上位装置29がそれを認識し、
回線制御部31を経由してセンサ9のセンサを無視する
ように処理モード変更部35に指示する。処理モード変
更部35は、センサ9の処理であるステータス5、6の
選択イベントをAからBに変更し、センサ9のセンサ契
機処理を一定量搬送に切り替えて、センサ9を前のセン
サで搬送監視するようにする。これにより、問題のセン
サ障害を回避し運用を再開することができる。また、セ
ンサ障害復旧時には、ディスプレイ53内の初期値キー
100の押下により、センサ9の無視を解除することも
できる。このように、状態表示部27は、各形状、異
物、厚さ、および重なり検知部36〜40から報告され
た結果により、診断結果としてディスプレイ画面51に
搬送される紙葉類の形状および断面図、ならびに該当す
るエラーメッセージ58と、各エラーメッセージ58に
対応する処置キー59とを表示し、対応する処置キー5
9の押下により、おのおの装置の判定値や処置を変更す
る係員操作部28のディスプレイ画面52〜55に変換
される。以上、本実施例では、センサの1つが故障した
場合を述べたが、センサ通過検知イベントテーブル49
のイベントを追加して、複数のセンサが故障した場合の
動作内容を設定しておくことで、複数センサの故障を回
避することも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予期できなかった紙葉の形状、材質、色等により搬送
できなかったものが、係員の簡単な操作で搬送可能にな
るため、多量のリジェクト発生防止や装置の長時間休止
を低減できる。また、センサの故障による運用休止
を、簡単な操作で臨時に運用再開することで、休止時間
を低減できる。さらに、係員にとって見易いディスプ
レイ表示を行うことにより、短時間に故障を発見でき、
搬送装置を停止させずに回復させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す郵便物搬送装置の正面
構造図である。
【図2】図1の郵便物搬送装置の制御ブロック図であ
る。
【図3】図1における形状検知部のラインセンサ処理の
概要を示す図である。
【図4】図3の穴検知に関する処理モード変更部の処理
概要を示す図である。
【図5】図1における異物検知部のセンサ処理の概要を
示す図である。
【図6】図5の異物検知に関する処理モード変更部の処
理概要を示す図である。
【図7】図1における厚さ検知部のセンサ処理の概要を
示す図である。
【図8】図7の厚さ検知に関する処理モード変更部の処
理概要を示す図である。
【図9】図1における搬送路上の郵便物のステータスを
示す図である。
【図10】図9の搬送路センサに関する処理モード変更
部の処理フローチャートである。
【図11】図9の搬送路センサに関する処理モード変更
部のデータテーブルを示す図である。
【図12】図2における状態表示部の各ディスプレイ表
示の一例を示す図である。
【符号の説明】
1…郵便物分離部、2、3、4、6、7、8、9、1
0、11…センサ、5…郵便物宛先読取り部、12…メ
ール連なり検知特定センサ、13…センサ、14…郵便
物区分箱、15…搬送路起動ボタン、16…分離部モー
タ、17…搬送路モータ、18…リジェクトボックス、
19…金属探知器、20…滑車、21…リジェクトボッ
クス、22、23、24、25、26…滑車、27…デ
ィスプレイ、28…タッチパネル、29…上位装置、3
0…主制御部、31…回線制御部、32…センサ制御
部、33…搬送制御部、34…分離制御部、35…処理
モード変更部、36…形状検知部、37…異物検知部、
38…厚さ検知部、39…重なり検知部、40…金属検
知部、41…シルエット、42…穴判定値テーブル、6
8,69…郵便物、70…穴、43…穴検知モード変更
テーブル、44…異物判定値テーブル、45…異物モー
ド変更テーブル、46…厚さ判定値テーブル、47…厚
さモード変更テーブル、48…ステータス内容テーブ
ル、49…センサ通過検知テーブル、50〜55…異常
表示ディスプレイ、56,57…状態診断モード指示ボ
タン、58…異常要因表示エリア、59…処理ボタン、
100〜104…初期値ボタン、105,106…処置
勧告表示エリア。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−289815(JP,A) 特開 平1−321236(JP,A) 特開 平8−133494(JP,A) 特開 平8−165039(JP,A) 実開 昭57−140890(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07C 1/00 - 9/00 B65H 7/00 - 7/20 B65H 43/00 - 43/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を繰り出す分離部と、該分離部か
    ら紙葉類を搬送する搬送路と、該搬送路を駆動するモー
    タと、該紙葉類の通過を検出する複数の通過センサと、
    該紙葉類に記載された宛先を読み取る宛先読み取り部
    と、搬送された該紙葉類を該宛先読み取り部の読み取り
    結果に従って格納する複数の区分箱と、該紙葉類の進路
    を切り替える複数のゲートとを備えた紙葉類搬送装置に
    おいて、 エラーでリジェクトされた紙葉類の状態を搬送路上の複
    数のセンサで測定して、該紙葉類の状態を検知する状態
    検知手段と、 該状態検知手段で検知された紙葉類の状態および処理の
    種類を表示する状態表示手段と、 該状態表示手段に表示された状態および処理の種類が選
    択されることにより、エラーとなった判定値と選択され
    た処理の種類の変更を入力する係員操作手段と、 該係員操作手段から入力された変更を、上記状態検知手
    段に通知して、エラーとなった判定値と処理の種類を変
    更する変更手段とを有することを特徴とする紙葉類搬送
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の紙葉類搬送装置におい
    て、 前記状態表示手段は、搬送路上の複数のセンサのうちの
    任意のセンサが故障したとき、該故障センサの位置とそ
    れに対する処理の種類を表示し、同じ画面上に、該故障
    センサの行っていた処理を、該センサを無視する処理に
    変更するか否を選択させる係員操作手段の画面を同時に
    表示することを特徴とする紙葉類搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の紙葉類搬送装置におい
    て、 前記状態表示手段は、紙葉類の各形状、異物、厚さ、あ
    るいは重なりを検知する状態検知手段から報告された診
    断結果として、搬送される紙葉類の形状および断面図、
    ならびに該当するエラーメッセージと、各エラーメッセ
    ージに対応する処置キーとを表示し、対応する処置キー
    の押下により、各々の装置の判定値や処置を変更する係
    員操作手段の画面に遷移することを特徴とする紙葉類搬
    送装置。
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