JP3407621B2 - X線画像装置 - Google Patents

X線画像装置

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JP3407621B2
JP3407621B2 JP29513297A JP29513297A JP3407621B2 JP 3407621 B2 JP3407621 B2 JP 3407621B2 JP 29513297 A JP29513297 A JP 29513297A JP 29513297 A JP29513297 A JP 29513297A JP 3407621 B2 JP3407621 B2 JP 3407621B2
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芳浩 井野
敏義 山本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCDセンサを用
いたX線撮像装置で、X線画像をフィルムを使わずデジ
タル処理によってCRTなどに表示させるX線撮像装置
に関するものであり、特に医科用、歯科用の診断装置、
または工用非破壊検査に有用なものである。
【0002】
【従来の技術】X線を利用して対象物の外からは見えな
い状態を画像で見るために、旧来ではX線フィルムを利
用していた。しかし、近年、現像時間の短縮、データ保
存の容易性、劣化防止などの目的で、CCDセンサで直
接X線を受け、デジタル化されたデータをCRT表示す
る方法がとられてきている。
【0003】この方法は、患部を透過してきたX線を光
に変換する物質を通してCCDで受け、1画素ずつデジ
タル化された画像データとして画像表示装置に表示させ
るものである。これにより旧来フィルムにX線を当てて
いた方法に比べ、フィルムと現像する手間が省け、患部
を診断するまでの時間が短縮された。しかも画像データ
がデジタル化されるので、劣化すること無く記憶媒体に
一括して納めることができ、収納の省スペース化が可能
になっている。さらに画像表示装置上で明るさ、コント
ラスト、患部の拡大などが自由に調整でき、診断の補助
に有効となっている。デジタル化により医科用、歯科用
では診断の補助に有効となっている。また工業用非破壊
検査装置では検査の効率向上につながりその有用性は大
きい。
【0004】X線用のCCDセンサはビデオカメラに利
用されているのと同様で、リアルタイムでCCDセンサ
が受けた可視光をアナログ信号に変換して出力する。こ
のとき通常のCCDと異なり、CCD表面にX線を可視
光に変換する蛍光体(シンチレータ、例えばGd22
S)が設けられている。なお、この蛍光体に代えてCC
D表面にCdTe検出素子を設け、各画素ごとに導通さ
せたものを用いてもよい。
【0005】X線画像を検査者が見るのは通常静止画で
ある。そのため、CCDセンサからのアナログ信号処理
部ではX線が照射される瞬間をとらえてA/Dコンバー
タによりいったんメモリに蓄積している。さらに画像表
示処理部ではデジタル化されたデータを静止画像として
CRTなどに表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
CCDセンサを使ったX線画像装置においては、1種類
のCCDセンサしか扱えず、経済的に効率が悪い上に、
取り扱いも不便が生じていた。
【0007】例えば、歯科用においては、CCDセンサ
を口腔内に入れることが回避できないので、子供用、大
人用、あるいは撮りたい部位により異なる大きさのCC
Dセンサが必要であるもにかかわらず、大きさの異なる
複数の種類のCCDを持つものがなかった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するもので、複
数のCCDセンサを有するとともに、これら複数のCC
Dセンサに対し、1つのCCDセンサ駆動手段、信号処
理手段を備え、経済的な効率がよく、使用するセンサの
交換も極めて容易に入れ替えることができ、時間的なロ
スも排除可能なX線画像装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1のX線画像装置は、X線を受けて画像
データとして出力し、それぞれの固有情報を有する複数
の画像データ出力手段と、前記複数の画像データ出力手
段のうちの1つを指定する指定手段と、前記複数の画像
データ出力手段のうちどの画像データ出力手段が前記指
定手段によって指定された画像データ出力手段であるか
を前記固有情報によって決定する第1の画像データ出力
手段検出手段と、前記複数の画像データ出力手段それぞ
れに対する駆動信号を有するとともに、前記第1の画像
データ出力手段検出手段によって決定する画像データ出
力手段に対しそれに応じた駆動信号を発する駆動手段
と、前記第1の画像データ出力手段検出手段によって決
定する画像データ出力手段からそれに応じた画素数分の
画素信号を受けて信号処理を行なう信号処理手段と、
備えたものである。
【0010】また、本発明の第2のX線画像装置は、
れぞれに固有情報を有する複数の種類を有し、X線を受
けて画像データとして出力する画像データ出力手段と、
前記画像データ出力手段がX線を受けたことを検知する
とともに前記固有情報からどの種類の画像データ出力手
段がX線を受けたかを決定する第2の画像データ出力手
段検出手段と、前記複数の種類の画像データ出力手段そ
れぞれに対する駆動信号を有するとともに、前記第2の
画像データ出力手段検出手段によって決定する画像デー
タ出力手段に対しそれに応じた駆動信号を発する駆動手
段と、前記第2の画像データ出力手段検出手段によって
決定する画像データ出力手段からそれに応じた画素数分
の画素信号を受けて信号処理を行なう信号処理手段と、
を備えたものである。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】上記構成により、本発明の第
X線画像装置は、外部入力により選定した画像データ出
力手段の種類に応じてその固有情報を検出してあらかじ
め設置した画像データ出力手段を選択できるので、複数
の画像データ出力手段を任意の位置に接続して使用する
ことができ、さらに経済的でかつ取扱性よく使用するこ
とができる。
【0016】また、本発明の第のX線画像装置は、X
線を受けた画像データ出力装置を自動的に選択できるの
で、画像データ出力装置を選択する外部入力作業を省略
することができ、よりいっそう経済的でかつ取扱性よく
使用することができる。
【0017】以下、本発明のいくつかの実施の形態につ
いて、図面を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の第1の実施の形態にお
けるX線画像装置の全体構成を示すブロック図である。
図において1はX線照射装置、2はX線、3は被照射
物、4は被照射物3を通過したX線、5は蛍光体、6は
CCD素子である。なお、蛍光体5とCCD素子6とで
CCDセンサ(画像データ信号出力手段)35を構成し
ている。7は画像アナログ信号、8はCCD駆動信号、
14は接続されたCCDセンサ35がどの種類のもので
あるかを入力する外部入力手段、15はCCDセンサ駆
動手段、16はCCDセンサ設定信号、17は信号処理
手段、18は増幅された画像アナログ信号、19はA/
D変換手段、20、22は画像デジタル値、21は記憶
手段、23は表示手段、24は表示用信号、25はCR
T等の表示機器を示す。
【0018】X線照射装置1からX線2が照射され、被
照射物3を通過したX線4を、CCDセンサ35が受け
ると、CCDセンサ35は受けたX線4の強度に応じた
画像アナログ信号7を信号処理手段17に出力する。
【0019】CCDセンサ35は、X線を可視光に変換
する蛍光体5と可視光を電荷に変えて転送するCCD素
子6とからなり、CCD素子6の各画素が受けた光量に
応じた信号を画像アナログ信号7として全画素分の信号
を出力する。これにより信号出力手段35は、X線4の
強度に応じた画像アナログ信号7を出力することができ
る。
【0020】信号処理手段17では入力された画像アナ
ログ信号7をA/D変換するのに必要なレベルになるよ
うに信号増幅を行い、増幅された画像アナログ信号18
をA/D変換手段19に出力する。A/D変換手段19
では画像アナログ信号18をデジタル値に変換し、画像
デジタル値20を記憶手段21に記憶させる。さらに必
要に応じて、表示手段23により表示用デジタル値22
をCRT等の表示機器25に画像表示させる。
【0021】使用者が目的に応じて使用するCCDセン
サ35を変えたいときは、CCDセンサ自体を交換した
後、さらに使用するCCDセンサ35の種類を外部入力
手段14に入力する。入力されると外部入力手段14
は、CCDセンサ駆動手段15と信号処理手段17にC
CDセンサ設定信号16を送る。CCDセンサ駆動手段
15はCCDセンサ設定信号16に応じて、CCDセン
サ35にCCD駆動信号8を送る。CCDセンサ35の
種類が異なると画素の数が異なるため駆動信号も該当す
るCCDセンサ35に応じた信号にする必要があるが、
CCDセンサ駆動手段15では該当するCCDセンサ3
5に応じた駆動信号の形態を予め設定しておき、CCD
センサ設定信号16に応じたCCD駆動信号8を送る。
【0022】また、信号処理手段17はCCDセンサ設
定信号16に応じた画素数分の画像アナログ信号7を処
理するように設定し、前述したような信号増幅を行う。
【0023】以上の説明から明らかなように、本実施の
形態のX線画像装置は、1つのCCDセンサ駆動手段1
5と信号処理手段17により、交換可能な複数のCCD
センサ35を取り扱うので、種類の異なるCCDセンサ
を使用するのに経済性、取り扱いやすさの上で有用なも
のである。
【0024】(実施の形態2)図2は本発明の第2の実
施の形態におけるX線画像装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。図において1はX線照射装置、2はX線、
3は被照射物、4は被照射物3を通過したX線、5a〜
nは蛍光体、6a〜nはCCD素子である。なお、蛍光
体5aとCCD素子6aとでCCDセンサ(画像データ
信号出力手段)35aを構成している。
【0025】また、他のCCDセンサ(例えば35a)
も同様の構成である。7は画像アナログ信号、8はCC
D駆動信号、12はセレクタ、13はセレクタ設定信
号、14は接続されたCCDセンサのうち1つを指定す
る外部入力手段、15はCCDセンサ駆動手段、16は
CCDセンサ設定信号、17は信号処理手段、18は増
幅された画像アナログ信号、19はA/D変換手段、2
0、22は画像デジタル値、21は記憶手段、23は表
示手段、24は表示用信号、25はCRT等の表示機器
を示す。
【0026】X線照射装置1からX線2が照射され、被
照射物3を通過したX線4を、CCDセンサ(画像デー
タ信号出力手段)35a〜nが受けると、CCDセンサ
35a〜nは受けたX線4の強度に応じた画像アナログ
信号7を信号処理手段17に出力する。
【0027】CCDセンサ35a〜nは、X線を可視光
に変換する蛍光体5a〜nと可視光を電荷に変えて転送
するCCD素子6a〜nとからなり、CCD各画素が受
けた光量に応じた信号を画像アナログ信号7として、全
画素分の信号を出力する。これによりCCDセンサ35
a〜nは、X線の強度に応じた画像アナログ信号7を出
力することができる。
【0028】信号処理手段17では入力された画像アナ
ログ信号7をA/D変換するのに必要なレベルになるよ
うに信号増幅を行い、増幅された画像アナログ信号18
をA/D変換手段19に出力する。A/D変換手段19
では画像アナログ信号18をデジタル値に変換し、画像
デジタル値20を記憶手段21に記憶させる。さらに必
要に応じて、表示手段23により表示用デジタル値22
をCRT等の表示機器25に画像表示させる。
【0029】ここで、本実施の形態においては、複数
(n個)のCCDセンサ35a〜35nを予めCCDセ
ンサ駆動手段15と、信号処理手段17に接続してお
く。このとき接続する接続部の位置を各CCDセンサ3
5a〜nに応じて固定しておく。使用者が目的に応じて
使用するCCDセンサを変えたいとき、使用者は使用す
るCCDセンサの種類を外部入力手段14に入力する。
この入力がされると外部入力手段14は、セレクタ12
にセレクタ設定信号13を送る。セレクタ12は入力さ
れたセレクタ設定信号13をCCDセンサ設定信号16
としてCCDセンサ駆動手段15と信号処理手段17に
送る。CCDセンサ駆動手段15はCCDセンサ設定信
号16に応じて、選択されたCCDセンサ35a〜nに
CCD駆動信号8を送る。CCDセンサ35a〜nの種
類が異なると画素の数が異なるため駆動信号も該当する
CCDセンサ35a〜nに応じた信号にする必要があ
る。CCDセンサ駆動手段15では該当するCCDセン
サ35a〜nに応じた駆動信号の形態を予め設定してお
き、CCDセンサ設定信号16に応じたCCD駆動信号
8を送る。
【0030】また、信号処理手段17はCCDセンサ設
定信号16に応じた画素数分の画像アナログ信号7を処
理するように設定し、前述したような信号増幅を行う。
【0031】このように本実施の形態のX線画像装置
は、外部入力により選定したCCDセンサ35a〜nの
種類に応じてあらかじめ設置したCCDセンサ35a〜
nを選択できるので、複数のCCDセンサ35a〜nを
接続したまま、外部入力だけで種類の異なるCCDセン
サ35a〜nを使用できるので経済性、取り扱いやすさ
の上で有用なものである。
【0032】(実施の形態3)図3は本発明の第3の実
施の形態におけるX線画像装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。図において1はX線照射装置、2はX線、
3は被照射物、4は被照射物3を通過したX線、5a〜
nは蛍光体、6a〜nはCCD素子である。なお、蛍光
体5aとCCD素子6aとでCCDセンサ(画像データ
信号出力手段)35aを構成している。
【0033】また、他のCCDセンサ(例えば35n)
も同様の構成である。7は画像アナログ信号、8はCC
D駆動信号、9は出力手段情報信号、10は第1の画像
データ出力手段検出手段、11は出力手段検出用セレク
タ信号、12はセレクタ、13はセレクタ設定信号、1
4は外部入力手段、15はCCDセンサ駆動手段、16
はCCDセンサ設定信号、17は信号処理手段、18は
増幅された画像アナログ信号、19はA/D変換手段、
20、22は画像デジタル値、21は記憶手段、23は
表示手段、24は表示用信号、25はCRT等の表示機
器を示す。
【0034】X線照射装置1からX線2が照射され、被
照射物3を通過したX線4を、CCDセンサ(画像デー
タ信号出力手段)35a〜nが受けると、CCDセンサ
35a〜nは受けたX線4の強度に応じた画像アナログ
信号7を信号処理手段17に出力する。
【0035】CCDセンサ35a〜nは、X線を可視光
に変換する蛍光体5a〜nと可視光を電荷に変えて転送
するCCD素子6a〜nとからなり、CCD各画素が受
けた光量に応じた信号をアナログ信号7として、全画素
分の信号を出力する。これにより信号出力手段35a〜
nは、X線の強度に応じた画像アナログ信号7を出力す
ることができる。
【0036】信号処理手段17では入力された画像アナ
ログ信号7をA/D変換するのに必要なレベルになるよ
うに信号増幅を行い、増幅された画像アナログ信号18
をA/D変換手段19に出力する。A/D変換手段19
では画像アナログ信号18をデジタル値に変換し、画像
デジタル値20を記憶手段21に記憶させる。さらに必
要に応じて、表示手段23により表示用デジタル値22
をCRT等の表示機器25に画像表示させる。
【0037】本実施の形態においては、複数(n個)の
CCDセンサ35a〜nを予めCCDセンサ駆動手段1
5と、信号処理手段17に接続しておく。このとき接続
する接続部の位置を各CCDセンサ35a〜nに応じて
固定する必要はなく、任意の位置に接続してよい。使用
者が目的に応じて使用するCCDセンサ35a〜nを変
えたいとき、使用者は使用するCCDセンサ35a〜n
の種類を外部入力手段14に入力する。入力されると外
部入力手段14は、セレクタ12にセレクタ設定信号1
3を送る。セレクタ12は入力されたセレクタ設定信号
に応じて予め設定した出力手段検出用セレクタ信号11
を、第1の画像データ出力手段検出手段10に送る。第
1の画像データ出力手段検出手段10は接続しているす
べてのCCDセンサ35a〜nからCCD素子5a〜n
の種類を示す出力手段情報信号9を得ており、得た情報
を保持している。出力手段情報信号9はCCDセンサ3
5a〜nの種類に応じてそれぞれ異なる固定の情報(固
有情報)となるようにしておき、また第1の画像データ
出力手段検出手段10ではその情報信号を取り込み、保
持できるようにしておく。さらに第1の画像データ出力
手段検出手段10は入力された出力手段検出用セレクタ
信号11に合致した出力手段情報信号9を送出している
CCDセンサ35a〜n(そのうちの1つ)を決定し、
決定したCCDセンサ35a〜nに応じたセレクタ設定
信号13をCCDセンサ設定信号16としてCCDセン
サ駆動手段15と信号処理手段17に送る。CCDセン
サ駆動手段15はCCDセンサ設定信号16に応じて、
CCDセンサ35a〜nにCCD駆動信号8を送る。C
CDセンサの種類が異なると画素の数が異なるため駆動
信号も該当するCCDセンサに応じた信号にする必要が
ある。CCDセンサ駆動手段15では該当するCCDセ
ンサに応じた駆動信号の形態を予め設定しておき、CC
Dセンサ設定信号16に応じたCCD駆動信号8を送
る。
【0038】また、信号処理手段17はCCDセンサ設
定信号16に応じた画素数分の画像アナログ信号7を処
理するように設定し、前述したような信号増幅を行う。
【0039】このように本実施の形態のX線画像装置
は、外部入力により選定したCCDセンサ35a〜nの
種類に合致したCCDセンサ35a〜nを選択するの
で、複数のCCDセンサ35a〜nを任意の位置に接続
しても、外部入力だけで種類の異なるCCDセンサ35
a〜nを使用できるので経済性、取り扱いやすさの上で
有用なものである。
【0040】(実施の形態4)図4は本発明の第4の実
施の形態におけるX線画像装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。図において1はX線照射装置、2はX線、
3は被照射物、4は被照射物3を通過したX線、5a〜
nは蛍光体、6a〜nはCCD素子である。なお、蛍光
体5aとCCD素子6aとでCCDセンサ(画像データ
信号出力手段)35aを構成している。
【0041】なお、他のCCDセンサ(例えば35n)
も同様の構成である。7は画像アナログ信号、8はCC
D駆動信号、15はCCDセンサ駆動手段、16はCC
Dセンサ設定信号、17は信号処理手段、18は増幅さ
れた画像アナログ信号、19はA/D変換手段、20、
22は画像デジタル値、21は記憶手段、23は表示手
段、24は表示用信号、25はCRT等の表示機器、2
6は第2の画像データ出力手段検出手段、27は出力手
段検出用駆動手段、28は出力手段検出用駆動信号、2
9は出力手段検出用画像アナログ信号を示す。
【0042】X線照射装置1からX線2が照射され、被
照射物3を通過したX線4を、CCDセンサ(画像デー
タ信号出力手段)35a〜nが受けると、CCDセンサ
35a〜nは受けたX線4の強度に応じた画像アナログ
信号7を信号処理手段17に出力する。
【0043】CCDセンサ35a〜nは、X線を可視光
に変換する蛍光体5a〜nと可視光を電荷に変えて転送
するCCD素子6a〜nとからなり、CCD各画素が受
けた光量に応じた信号をアナログ信号7として、全画素
分の信号を出力する。これによりCCDセンサ35a〜
nは、X線の強度に応じた画像アナログ信号7を出力す
ることができる。
【0044】信号処理手段17では入力された画像アナ
ログ信号7をA/D変換するのに必要なレベルになるよ
うに信号増幅を行い、増幅された画像アナログ信号18
をA/D変換手段19に出力する。A/D変換手段19
では画像アナログ信号18をデジタル値に変換し、画像
デジタル値20を記憶手段21に記憶させる。さらに必
要に応じて、表示手段23により表示用デジタル値22
をCRT等の表示機器25に画像表示させる。
【0045】本実施の形態においては、複数(n個)の
CCDセンサ35a〜nを予めCCDセンサ駆動手段1
5と、信号処理手段17に接続しておく。このとき接続
する接続部の位置を各CCDセンサ35a〜nに応じて
固定する必要はなく、任意の位置に接続してよい。使用
者が目的に応じて使用するCCDセンサ35a〜nを変
えたいときも特に何も外部入力する必要はない。
【0046】出力手段検出用駆動手段27は、種類の異
なるすべてのCCDセンサ35a〜nを共通して駆動で
きる出力手段検出用駆動信号28をCCDセンサ35a
〜nに出力する。なお、出力手段検出用駆動手段による
CCDセンサ35a〜nの駆動は、必ずしも各CCDセ
ンサ35a〜nのすべての画素を駆動させる必要はな
い。CCDセンサ35a〜nがX線を受けると、複数
(n個)のCCDセンサ35a〜nのうち該当するCC
Dセンサ35a〜n(35a〜nのうちの1つ)だけ出
力手段検出用画像アナログ信号29を第2の画像データ
出力手段検出手段26に送出する。第2の画像データ出
力手段検出手段26は出力手段検出用画像アナログ信号
29が入力されると、出力先のCCDセンサ(35a〜
nのうちの1つ)を特定し、特定したCCDセンサを設
定する。CCDセンサ設定信号16をCCDセンサ駆動
手段15と信号処理手段17に送る。CCDセンサ駆動
手段15はCCDセンサ設定信号16に応じて、設定さ
れたCCDセンサ(35a〜nのうちの1つ)にCCD
駆動信号8を送る。CCDセンサ35a〜nの種類が異
なると画素の数が異なるためCCD駆動信号8も該当す
るに応じた信号にする必要がある。CCDセンサ駆動手
段15では該当するCCDセンサ35a〜nに応じたC
CD駆動信号8の形態を予め設定しておき、CCDセン
サ設定信号16に応じたCCD駆動信号8を送る。
【0047】また、信号処理手段17はCCDセンサ設
定信号16に応じた画素数分の画像アナログ信号7を処
理するように設定し、前述したような信号増幅を行う。
【0048】このように本実施の形態のX線画像装置
は、X線を受けたCCDセンサ35a〜nの信号だけが
自動的に選択されるので、外部入力によるCCDセンサ
35a〜nの選択なしで、複数のCCDセンサ35a〜
nをCCDセンサ駆動手段15と信号処理手段17に任
意の位置で接続したままで種類の異なるCCDセンサ3
5a〜nを使用するのに有用なものである。
【0049】
【0050】
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の第のX線画像装置は、外部入力により選定した画像
データ出力手段の種類に応じてその固有情報を検出して
あらかじめ設置した画像データ出力手段を選択できるの
で、複数の画像データ出力手段を任意の位置に接続して
使用することができ、さらに経済的でかつ取扱性よく使
用することができる。
【0052】また、本発明の第のX線画像装置は、X
線を受けた画像データ出力装置を自動的に選択できるの
て、画像データ出力装置を選択する外部入力作業を省略
することができ、よりいっそう経済的でかつ取扱性よく
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるX線画像装
置の全体構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態におけるX線画像装
置の全体構成を示すブロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるX線画像装
置の全体構成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態におけるX線画像装
置の全体構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 X線照射装置 2 X線 3 被照射物 4 被照射物を通過したX線 5 5a〜5n蛍光体 6 6a〜6nCCD素子 7 画像アナログ信号 8 CCD駆動信号 9 出力手段情報信号 10 第1の画像データ出力手段検出手段 11 出力手段検出用セレクタ信号 12 セレクタ 13 セレクタ設定信号 14 外部入力手段 15 CCDセンサ駆動手段 16 CCDセンサ設定信号 17 信号処理手段 18 増幅された画像アナログ信号 19 A/D変換手段 20、22 画像デジタル値 21 記憶手段 23 表示手段 24 表示用信号 25 CRT等の表示機器 26 第2の画像データ出力手段検出手段 27 出力手段検出用駆動手段 28 出力手段検出用駆動信号 29 出力手段検出用画像アナログ信号 35、35a〜35n 画像データ信号出力手段(CC
Dセンサ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−277065(JP,A) 特開 昭63−186618(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 A61B 6/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を受けて画像データとして出力し、
    それぞれの固有情報を有する複数の画像データ出力手段
    と、前記複数の画像データ出力手段のうちの1つを指定
    する指定手段と、前記複数の画像データ出力手段のうち
    どの画像データ出力手段が前記指定手段によって指定さ
    れた画像データ出力手段であるかを前記固有情報によっ
    て決定する第1の画像データ出力手段検出手段と、前記
    複数の画像データ出力手段それぞれに対する駆動信号を
    有するとともに、前記第1の画像データ出力手段検出手
    段によって決定する画像データ出力手段に対しそれに応
    じた駆動信号を発する駆動手段と、前記第1の画像デー
    タ出力手段検出手段によって決定する画像データ出力手
    段からそれに応じた画素数分の画素信号を受けて信号処
    理を行なう信号処理手段と、を備えたX線画像装置。
  2. 【請求項2】 それぞれに固有情報を有する複数の種類
    を有し、X線を受けて画像データとして出力する画像デ
    ータ出力手段と、前記画像データ出力手段がX線を受け
    たことを検知するとともに前記固有情報からどの種類の
    画像データ出力手段がX線を受けたかを決定する第2の
    画像データ出力手段検出手段と、前記複数の種類の画像
    データ出力手段それぞれに対する駆動信号を有するとと
    もに、前記第2の画像データ出力手段検出手段によって
    決定する画像データ出力手段に対しそれに応じた駆動信
    号を発する駆動手段と、前記第2の画像データ出力手段
    検出手段によって決定する画像データ出力手段からそれ
    に応じた画素数分の画素信号を受けて信号処理を行なう
    信号処理手段と、を備えたX線画像装置。
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