JP3407434B2 - 電気自動車用検査装置および電気自動車用検査方法 - Google Patents

電気自動車用検査装置および電気自動車用検査方法

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JP3407434B2
JP3407434B2 JP28224694A JP28224694A JP3407434B2 JP 3407434 B2 JP3407434 B2 JP 3407434B2 JP 28224694 A JP28224694 A JP 28224694A JP 28224694 A JP28224694 A JP 28224694A JP 3407434 B2 JP3407434 B2 JP 3407434B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車の走行性能
検査を行う電気自動車用検査装置および電気自動車用検
査方法に係わり、特にブレーキ回生を行う場合の制動性
能を検査することができる電気自動車用検査装置および
電気自動車用検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気をエネルギー源として走行するいわ
ゆる電気自動車は、走行時にはモータを電動機として駆
動し制動時には発電機で制動エネルギーを回生してい
る。そして、この電気自動車は、量産車として生産が予
定されている。
【0003】このため、電気自動車用検査装置は、生産
台数に応じた電気自動車の走行性能を検査するために種
々開発され用いられようとしている。
【0004】この電気自動車用検査装置は、例えば図2
5に図示するような装置である。
【0005】本装置には、車両1の前輪および後輪をそ
れぞれ乗せる前輪ローラ2a,2bおよび後輪ローラ3
a,3bがある。本装置で検査を行う場合には、車両1
の前輪を前輪ローラ2a,2bに後輪を後輪ローラ3
a,3bにそれぞれ乗せる。また、前輪安全ローラ4お
よび後輪安全ローラ5は、前輪ローラ2a,2bから前
輪が外れないようにもしくは後輪ローラ3a,3bから
後輪が外れないようにしている。車両1の前輪からの駆
動力は、前輪ローラ2aにかかる駆動力を後輪に伝達す
る前後ローラ結合部6により後輪ローラ3aに伝達され
る。また、この前輪からの駆動力は、前輪ローラ2aと
接続される駆動力検出部7により検出される。さらに、
前輪からの駆動力は、前輪ローラ2aおよび後輪ローラ
3aに走行抵抗を付加して仮想の路面状態とするための
走行抵抗発生部8によって走行抵抗分の駆動力を印加さ
れることになる。車両1の車速は、前輪ローラ2bに接
続される速度検出部9により検出される。これらの検出
される車両1の駆動力および車速は、走行抵抗発生部8
で発生させる走行抵抗を演算する設備制御部10に入力
される。設備制御部10は、入力される車速に応じた走
行抵抗を演算して、走行抵抗発生部8で演算した走行抵
抗を発生させる。そして、表示部11は、車両1の駆動
力および車速を表示する。検査員は、この表示された車
速および駆動力により電気自動車の走行性能の良または
不良を決定する。
【0006】しかしながら、この電気自動車用検査装置
は、検査員が表示された車速および駆動力により検査の
結果を判断するので定量的でなく検査結果の信頼性が低
下していた。また、本装置では、外部から前後輪に駆動
力を印加できないために電気自動車の制動時の回生制動
が検査できなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、係る問題点である検査結果の信頼性を向上させて、
制動時の回生制動を検査することができる電気自動車用
検査装置および電気自動車用検査方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めの本発明は、以下の手段による。
【0009】1.電気自動車の動力性能を検査する電気
自動車用検査装置において、前記電気自動車の走行中の
データを検出する車両情報検出手段と、前記電気自動車
用検査装置の検査中のデータを検出する装置情報検出手
段と、前記電気自動車の走行中のデータおよび前記電気
自動車の検査中のデータの最適値を記憶する記憶手段
と、前記車両情報検出手段からの前記電気自動車の走行
中のデータおよび前記装置情報検出手段からの前記電気
自動車用検査装置の検査中のデータを当該記憶手段に記
憶された最適値と比較する最適値比較手段と、当該最適
値比較手段により比較した結果、前記最適値の範囲以内
の場合には正常と判断し、前記最適値の範囲以外の場合
には異常と判断する判断処理手段と、を有することを特
徴とする。
【0010】2.電気自動車の動力性能を検査する電気
自動車用検査装置において、前記電気自動車の前輪およ
び後輪を駆動する車輪駆動手段と、前記電気自動車に設
けられて前記電気自動車の車速を検出する車速検出手段
と、前記電気自動車の走行中のデータおよび前記電気自
動車の検査中のデータの最適値を記憶する記憶手段と、
前記車輪駆動手段に前記電気自動車の車輪を所定の駆動
力で駆動させるように信号を出力する信号出力手段と、
前記車速検出手段により検出される前記電気自動車の車
速から前記電気自動車の加速度を演算する演算手段と、
当該演算手段により演算した加速度を前記記憶手段に記
憶されている最適値と比較する最適値比較手段と、当該
最適値比較手段により比較した結果、前記最適値の範囲
以内の場合には正常と判断し、前記最適値以外の場合に
は異常と判断する判断処理手段と、を有することを特徴
とする。
【0011】3.電気自動車を停止状態にし、当該電気
自動車のアクセル開度を所定のアクセル開度とし、前記
電気自動車の車速を検出し、一定時間経過後、再び前記
電気自動車の車速を検出し、前記検出したそれぞれの車
速から前記一定時間における前記電気自動車の加速度を
求めて、当該加速度を前記電気自動車の正常な加速度で
ある最適値と比較し、前記加速度が当該最適値の範囲以
内の場合には正常と判断し、前記加速度が前記最適値の
範囲以外の場合には異常と判断する。
【0012】4.電気自動車を所定の速度にし、当該電
気自動車のアクセル開度を所定のアクセル開度とし、前
記電気自動車の車速を検出し、一定時間経過後、再び前
記電気自動車の車速を検出し、前記検出したそれぞれの
車速から前記一定時間における前記電気自動車の加速度
を求めて、当該加速度を前記電気自動車の正常な加速度
である最適値と比較し、前記加速度が当該最適値の範囲
以内の場合には正常と判断し、前記加速度が前記最適値
の範囲以外の場合には異常と判断する。
【0013】5.電気自動車を所定の速度にし、当該電
気自動車のアクセル開度を所定のアクセル開度とし、シ
フトレバーをニュートラルシフトレンジとし、前記電気
自動車の車速を検出し、一定時間経過後、再び前記電気
自動車の車速を検出し、前記検出したそれぞれの車速か
ら前記一定時間における前記電気自動車の加速度を求め
て、当該加速度を前記電気自動車の正常な加速度である
最適値と比較し、前記加速度が当該最適値の範囲以内の
場合には正常と判断し、前記加速度が前記最適値の範囲
以外の場合には異常と判断する。
【0014】6.電気自動車を所定の速度にし、当該電
気自動車のアクセル開度を所定のアクセル開度とし、シ
フトレバーをドライブシフトレンジとし、ブレーキ開度
を所定のブレーキ開度とし、前記電気自動車の車速を検
出し、一定時間経過後、再び前記電気自動車の車速を検
出し、前記検出したそれぞれの車速から前記一定時間に
おける前記電気自動車の加速度を求めて、当該加速度を
前記電気自動車の正常な加速度である最適値と比較し、
前記加速度が当該最適値の範囲以内の場合には正常と判
断し、前記加速度が前記最適値の範囲以外の場合には異
常と判断する。
【0015】
【作用】
1.本装置は、車両情報検出手段により検査する電気自
動車の車速、アクセル開度およびブレーキ開度などの走
行中のデータを検出する。一方、本装置の検査中の設備
などのデータは、装置情報検出手段により検出される。
これらの電気自動車の走行中のデータおよび本装置の検
査中のデータは、最適値比較手段により記憶手段に記憶
されている最適値と比較される。比較されるデータは、
判断処理手段により最適値の範囲以内であれば正常と判
断され、最適値以外の場合には異常と判断される。
【0016】2.本装置は、車輪駆動手段により電気自
動車の前輪および後輪を駆動し、一定条件で制動する電
気自動車の車速を車速検出手段によって検出する。検出
される車速は、演算手段により加速度として演算され
る。この加速度は、最適値比較手段により記憶手段に記
憶されている加速度の最適値と比較される。比較される
加速度は、判断処理手段によって最適値の範囲以内であ
れば正常と判断され、最適値以外の場合には異常と判断
される。
【0017】3.本方法は、初動時における電気自動車
が停止しているときから加速して、この加速を最適値と
比較した場合に最適値の範囲以内であるかどうかによっ
て正常もしくは異常を判断する。したがって、本方法
は、車両の停止状態からの加速性能を容易に速やかに検
査することができる。
【0018】4.本方法は、車両があらかじめある速度
で走行中の状態から加速して、この加速を最適値と比較
した場合に最適値の範囲以内であるかどうかによって正
常もしくは異常を判断する。したがって、本方法は、車
両の走行状態からの加速性能を容易に速やかに検査する
ことができる。
【0019】5.本方法は、車両があらかじめある速度
で走行中の状態からシフトレバーをニュートラルレンジ
に切り替えて、この時の減速を最適値と比較した場合に
最適値の範囲以内であるかどうかによって正常もしくは
異常を判断する。したがって、本方法は、ニュートラル
レンジにある車両の走行状態からの車両の異常走行抵抗
を容易に速やかに検査することができる。
【0020】6.本方法は、車両があらかじめある速度
で走行中の状態からシフトレバーをドライブレンジに切
り替えて、ブレーキを所定のブレーキ開度とし、この時
の減速を最適値と比較することにより回生時の正常もし
くは異常を判断する。したがって、本方法は、ドライブ
レンジにある車両の走行状態からの車両の回生制動性能
を容易に速やかに検査することができる。
【0021】
【実施例】以下、添付した図面を使用して本発明の電気
自動車用検査装置および電気自動車用検査方法を説明す
る。
【0022】本装置には、図1に示すように従来例で説
明した図25の電気自動車用検査装置を改良したもので
あり、車両1の検査を行うときに前輪安全ローラ4を上
昇させる前輪上昇部21および後輪安全ローラ5を上昇
させる後輪上昇部22がある。前輪上昇部21および後
輪上昇部22は、前輪安全ローラ4もしくは後輪安全ロ
ーラ5を上昇させて車両1の車輪の脱輪を防止する。前
後の車軸の幅は、ホイルベース変更部23により車両1
の車軸幅に応じた所望の幅に調整される。
【0023】一方、電気自動車側では、車両1内部に設
けられている車両の速度を検出する車速検出手段である
速度センサ25からは車両1の車速を、アクセル開度を
検出するアクセル開度センサ26からは車両1のアクセ
ル開度を、ブレーキ開度を検出するブレーキセンサ27
からはブレーキ開度を、シフトレバーの位置を検出する
シフト位置センサ28からはシフトレバーの位置を、ブ
レーキ圧調整バルブの開度を検出するブレーキ圧調整バ
ルブ29からはブレーキ圧調整バルブの開度を車両1の
走行する速度の速度指令などを演算するコントローラ3
1にそれぞれ入力される。このコントローラ31は、誘
導機32を駆動する走行制御部33に速度指令を出力す
る。この速度指令は、走行制御部33によりバッテリ3
4からの直流電源を交流に変換する際の周波数および誘
導機32で発生させるトルクに演算される。走行制御部
33は、誘導機32に印加する演算した周波数およびト
ルクにしたがって誘導機32に交流電力を供給する。
【0024】また、車両1の走行中のデータから加速度
を演算する演算手段であるコンピュータ36の内部に
は、最適値を記憶する記憶手段であるRAMもしくはR
OMなどがある。そして、加速度とRAMなどに記憶さ
れている最適値を比較する最適値比較手段であるコンピ
ュータ36は、最適値と演算した加速度を比較する。こ
の比較される加速度などは、最適値の範囲以内の場合に
は正常と判断し最適値以外の場合には異常と判断する判
断処理手段であるコンピュータ36によって車両1の正
常もしくは異常の検査結果が判断される。コンピュータ
36には、検査の結果を出力する検査結果出力部37お
よび車のホイルベースなどの車種情報を入力する車種情
報入力部38接続されている。コンピュータ36は、検
査結果出力部37によって検査終了後に検査結果を出力
する。
【0025】そして、車両1の回生制動検査は、車両1
の前輪および後輪に外部からの駆動力を印加する車輪駆
動手段であるローラ駆動部24により車両1に外部より
駆動力を印加して行われる。すなわち、コンピュータ3
6からの一定条件で走行する電気自動車は、ローラ駆動
部24によって駆動力を印加される時に、誘導機32を
発電機とする回生制動を行う。そして、コンピュータ3
6は、この外部から印加される駆動力とブレーキセンサ
27からのブレーキ開度に応じた回生制動が生じるよう
に表示部11にブレーキ開度などの表示をする。
【0026】この電気自動車用検査装置および電気自動
車用検査方法は、次のように動作する。
【0027】図2は、本装置および本方法のフローチャ
ートであり、コンピュータ36の内部のRAMの消去お
よび検査最適値などの初期データの設定などを行う検査
初期化サブルーチンを処理して(S1)、車両1が停止
状態からの加速を検査する初動加速検査サブルーチンの
処理を行い(S2)、所定の速度からの加速度を検査す
る中間加速検査サブルーチンの処理をさらに行う(S
3)。そして、ドライブシフトがニュートラルレンジの
ときの制動力を検査するニュートラルレンジ検査サブル
ーチンを処理して(S4)、ドライブシフトがドライブ
レンジのときの制動力を検査するドライブシフトレンジ
検査サブルーチンの処理を行い(S5)、検査結果など
を検査結果出力部37により出力してすべての処理を終
了する検査終了サブルーチンの処理を行う(S6)。
【0028】検査初期化サブルーチンは、図3のフロー
チャートのように車両1を検査装置へ搬送し(S1
1)、車種情報を車種情報入力部38により入力する
(S12)。コンピュータ36は、車種にあった登録デ
ータを検索して登録データを読み込み(S13)、ホイ
ルベースを登録データのホイルベースに変更する(S1
4)。前輪安全ローラ4および後輪安全ローラ5を前輪
上昇部21と後輪上昇部22により登録データの位置に
設定する(S15)。ホイルベースおよび安全ローラ
4,5の位置が設定位置の場合には(S16)、検査開
始を表示部11により表示する(S17)。
【0029】初動加速検査サブルーチンは、図4〜図6
のフローチャートのように車両側で車両速度VC を検出
し(S21)、検査装置側で車両速度VD を検出する
(S22)。|VC −VD |>速度検出誤差Vm の場合
には(S23)、車両側で車両速度VC を検出し(S2
4)、車両速度VC が5km/h以上の場合には(S2
5)、表示部11により減速を表示する(S26)。車
両速度VC が5km/h未満の場合には(S25)、ア
クセル開度OA を検出し(S27)、45%≧アクセル
開度OA ,アクセル開度OA ≧55%の場合には(S2
8)、表示部11によりアクセル開度50%を表示する
(S29)。45%<アクセル開度OA <55%の場合
には(S28)、車両側で車両速度VC1を検出し(S3
0)、設定時間t1 が経過した時には(S31)、再び
車両側で車両速度VC2を検出し(S32)、検査車両の
加速度A1 =(VC2−VC1)/t1 を求める(S3
3)。設定下限加速度Ad1≧検査車両の加速度A1 ,検
査車両の加速度A1 ≧設定上限加速度Au1の場合には
(S34)、故障フラグG1 =1とし(S35)、表示
部11により初動50%加速検査エラーを表示する(S
36)。そして、設定下限加速度Ad1<検査車両の加速
度A1 <設定上限加速度Au1の場合には(S34)、車
両側で車両速度VC を検出し(S37)、車両速度VC
が5km/h以上の場合には(S38)、表示部11に
より減速を表示する(S39)。車両速度VCが5km
/h未満の場合には(S38)、アクセル開度OA を検
出し(S40)、95%≧アクセル開度OA の場合には
(S41)、表示部11によりアクセル開度100%を
表示する(S42)。95%<アクセル開度OA ≦10
0%の場合には(S41)、車両側で車両速度VC3を検
出し(S43)、設定時間t1 が経過した時には(S4
4)、再び車両側で車両速度VC4を検出し(S45)、
検査車両の加速度A2 =(VC4−VC3)/t1 を求める
(S46)。設定下限加速度Ad2≧検査車両の加速度A
2 ,検査車両の加速度A2 ≧設定上限加速度Au2の場合
には(S47)、故障フラグG2 =1とし(S48)、
表示部11により初動100%加速検査エラーを表示す
る(S49)。
【0030】中間加速検査サブルーチンは、図7〜図9
のフローチャートのように車両側で車両速度VC を検出
し(S51)、35km/h≧車両速度VC ,車両速度
VC≧40km/hの場合には(S52)、表示部11
により40km/h走行を表示する(S53)。35k
m/h<車両速度VC <40km/hの場合には(S5
2)、アクセル開度OA を検出し(S54)、45%≧
アクセル開度OA ,アクセル開度OA ≧55%の場合に
は(S55)、表示部11によりアクセル開度50%を
表示する(S56)。45%<アクセル開度OA <55
%の場合には(S55)、車両側で車両速度VC5を検出
し(S57)、設定時間t1 が経過した時には(S5
8)、再び車両側で車両速度VC6を検出し(S59)、
検査車両の加速度A3 =(VC6−VC5)/t1 を求める
(S60)。設定下限加速度Ad3≧検査車両の加速度A
3 ,検査車両の加速度A3 ≧設定上限加速度Au3の場合
には(S61)、故障フラグG3 =1とし(S62)、
表示部11により中間50%加速検査エラーを表示する
(S63)。そして、設定下限加速度Ad3<検査車両の
加速度A3 <設定上限加速度Au3の場合には(S6
1)、車両側で車両速度VC を検出し(S64)、35
km/h≧車両速度VC ,車両速度VC ≧40km/h
の場合には(S65)、表示部11により40km/h
走行を表示する(S66)。35km/h<車両速度V
C <40km/hの場合には(S65)、アクセル開度
OA を検出し(S67)、95%≧アクセル開度OA の
場合には(S68)、表示部11によりアクセル開度1
00%を表示する(S69)。95%<アクセル開度O
A ≦100%の場合には(S68)、車両側で車両速度
VC7を検出し(S70)、設定時間t1 が経過した時に
は(S71)、再び車両側で車両速度VC8を検出し(S
72)、検査車両の加速度A4 =(VC8−VC7)/t1
を求める(S73)。設定下限加速度Ad4≧検査車両の
加速度A4 ,検査車両の加速度A4 ≧設定上限加速度A
u4の場合には(S74)、故障フラグG4 =1とし(S
75)、表示部11により中間100%加速検査エラー
を表示する(S76)。
【0031】ニュートラルレンジ検査サブルーチンは、
図10,図11のフローチャートのように車両側で車両
速度VC を検出し(S81)、車両速度VC が40km
/h未満の場合には(S82)、表示部11により加速
を表示する(S83)。車両速度VC >40km/hの
場合には(S82)、表示部11によりアクセル開度0
%を表示する(S84)。アクセル開度が0%の場合に
は(S85)、表示部11によりニュートラルレンジを
表示する(S86)。シフト位置がニュートラルの場合
には(S87)、車両側で車両速度VC9を検出し(S8
8)、設定時間t1 が経過した時には(S89)、再び
車両側で車両速度VC10 を検出し(S90)、検査車両
の加速度A5 =(VC10 −VC9)/t1 を求める(S9
1)。設定下限加速度Ad5≧検査車両の加速度A5 ,検
査車両の加速度A5 ≧設定上限加速度Au5の場合には
(S92)、故障フラグG5 =1とし(S93)、表示
部11によりニュートラル走行検査エラーを表示する
(S94)。そして、設定下限加速度Ad5<検査車両の
加速度A5 <設定上限加速度Au5の場合には(S9
2)、コントローラ31より回生制動作動値EDIを読
み込みEDI=0%以外の時には(S95)、故障フラ
グG6 =1とし(S96)、表示部11により回生制動
作動エラーを表示する(S97)。回生制動作動値ED
I=0%の時に(S95)、ブレーキ圧調整バルブ開度
BDI=0%以外の時には(S98)、故障フラグG7
=1とし(S99)、表示部11によりブレーキ圧調整
バルブ開度エラーを表示する(S100)。
【0032】ドライブシフトレンジ検査サブルーチン
は、図12〜図23のフローチャートのようにブレーキ
を踏み込まないで行うドライブレンジ確認モードを行
い、車両側で車両速度VC を検出し(S101)、車両
速度VC が40km/h未満の場合には(S102)、
表示部11により加速を表示する(S103)。車両速
度VC >40km/hの場合で(S102)、シフト位
置がドライブシフトレンジ以外の場合には(S10
4)、ドライブレンジでの回生制動における補正値であ
る回生制動補正値EDS=EDSとし(S105)、シ
フト位置がドライブシフトレンジの場合には(S10
4)、回生制動補正値EDS=EDS+SSSとする
(S106)。表示部11によりアクセル開度0%を表
示する(S107)。アクセル開度が0%の場合には
(S108)、表示部11によりドライブシフトレンジ
を表示する(S109)。シフト位置がドライブシフト
レンジの場合には(S110)、ブレーキ開度BA1を検
出し(S111)、ブレーキ開度BA1=0%の場合には
(S112)、表示部11によりブレーキ開度0%を表
示する(S113)。車両側で車両速度VC11 を検出し
(S114)、設定時間t1 が経過した時には(S11
5)、再び車両側で車両速度VC12 を検出し(S11
6)、検査車両の加速度A6 =(VC12 −VC11 )/t
1 を求める(S117)。設定下限加速度Ad6≧検査車
両の加速度A6 ,検査車両の加速度A6 ≧設定上限加速
度Au6の場合には(S118)、故障フラグG8 =1と
し(S119)、表示部11によりドライブシャフトレ
ンジ検査エラーを表示する(S120)。そして、設定
下限加速度Ad6<検査車両の加速度A6 <設定上限加速
度Au6の場合には(S118)、23%≧回生制動補正
値EDS+回生制動作動値EDI,回生制動補正値ED
S+回生制動作動値EDI≧27%の時には(S12
1)、故障フラグG6 =1とし(S122)、表示部1
1により回生制動作動エラーを表示する(S123)。
23%<回生制動補正値EDS+回生制動作動値EDI
<27%の時で(S121)、ブレーキ圧調整バルブ開
度BDI=0%以外の時には(S124)、故障フラグ
G7 =1とし(S125)、表示部11によりブレーキ
圧調整バルブ開度エラーを表示する(S126)。
【0033】ブレーキを1/4踏み込んだ時の制動の検
査であるブレーキ1/4踏み込みモードは、車両側で車
両速度VC を検出し(S127)、車両速度VC が40
km/h未満の場合には(S128)、表示部11によ
り加速を表示する(S129)。車両速度VC >40k
m/hの場合には(S128)、表示部11によりアク
セル開度0%を表示する(S130)。アクセル開度が
0%の場合には(S131)、表示部11によりドライ
ブシフトレンジを表示する(S132)。シフト位置が
ドライブシフトレンジの場合には(S133)、ブレー
キ開度BA2を検出し(S134)、20%≧ブレーキ開
度BA2,ブレーキ開度BA2≧30%の場合には(S13
5)、表示部11によりブレーキ25%を表示する(S
136)。車両側で車両速度VC13 を検出し(S13
7)、設定時間t1 が経過した時には(S138)、再
び車両側で車両速度VC14 を検出し(S139)、検査
車両の加速度A7 =(VC14 −VC13 )/t1 を求める
(S140)。設定下限加速度Ad7≧検査車両の加速度
A7 ,検査車両の加速度A7 ≧設定上限加速度Au7の場
合には(S141)、故障フラグG8 =1とし(S14
2)、表示部11によりドライブシャフトレンジ検査エ
ラーを表示する(S143)。そして、設定下限加速度
Ad7<検査車両の加速度A7 <設定上限加速度Au7の場
合には(S141)、48%≧回生制動補正値EDS+
回生制動作動値EDI,回生制動補正値EDS+回生制
動作動値EDI≧52%の時には(S144)、故障フ
ラグG6=1とし(S145)、表示部11により回生
制動作動エラーを表示する(S146)。48%<回生
制動補正値EDS+回生制動作動値EDI<52%の時
で(S144)、ブレーキ圧調整バルブ開度BDI=0
%以外の時には(S147)、故障フラグG7 =1とし
(S148)、表示部11によりブレーキ圧調整バルブ
開度エラーを表示する(S149)。
【0034】ブレーキを1/2踏み込んだ時の制動の検
査であるブレーキ1/2踏み込みモードは、車両側で車
両速度VC を検出し(S150)、車両速度VC が40
km/h未満の場合には(S151)、表示部11によ
り加速を表示する(S152)。車両速度VC >40k
m/hの場合には(S151)、表示部11によりアク
セル開度0%を表示する(S153)。アクセル開度が
0%の場合には(S154)、表示部11によりドライ
ブシフトレンジを表示する(S155)。シフト位置が
ドライブシフトレンジの場合には(S156)、ブレー
キ開度BA3を検出し(S157)、48%≧ブレーキ開
度BA3,ブレーキ開度BA3≧52%の場合には(S15
8)、表示部11によりブレーキ50%を表示する(S
159)。車両側で車両速度VC15 を検出し(S16
0)、設定時間t1 が経過した時には(S161)、再
び車両側で車両速度VC16 を検出し(S162)、検査
車両の加速度A8 =(VC16 −VC15 )/t1 を求める
(S163)。設定下限加速度Ad8≧検査車両の加速度
A8 ,検査車両の加速度A8 ≧設定上限加速度Au8の場
合には(S164)、故障フラグG8 =1とし(S16
5)、表示部11によりドライブシャフトレンジ検査エ
ラーを表示する(S166)。そして、設定下限加速度
Ad8<検査車両の加速度A8 <設定上限加速度Au8の場
合には(S164)、98%≧回生制動補正値EDS+
回生制動作動値EDIの時には(S167)、故障フラ
グG6 =1とし(S168)、表示部11により回生制
動作動エラーを表示する(S169)。98%<回生制
動補正値EDS+回生制動作動値EDIの時で(S16
7)、ブレーキ圧調整バルブ開度補正値BDS>ブレー
キ圧調整バルブ開度BDI,ブレーキ圧調整バルブ開度
BDI≧ブレーキ圧調整バルブ開度補正値BDS+2%
の時には(S170)、故障フラグG7 =1とし(S1
71)、表示部11によりブレーキ圧調整バルブ開度エ
ラーを表示する(S172)。
【0035】ブレーキを3/4踏み込んだ時の制動の検
査であるブレーキ3/4踏み込みモードは、車両側で車
両速度VC を検出し(S173)、車両速度VC が40
km/h未満の場合には(S174)、表示部11によ
り加速を表示する(S175)。車両速度VC >40k
m/hの場合には(S174)、表示部11によりアク
セル開度0%を表示する(S176)。アクセル開度が
0%の場合には(S177)、表示部11によりドライ
ブシフトレンジを表示する(S178)。シフト位置が
ドライブシフトレンジの場合には(S179)、ブレー
キ開度BA4を検出し(S180)、73%≧ブレーキ開
度BA4,ブレーキ開度BA4≧77%の場合には(S18
1)、表示部11によりブレーキ75%を表示する(S
182)。車両側で車両速度VC17 を検出し(S18
3)、設定時間t1 が経過した時には(S184)、再
び車両側で車両速度VC18 を検出し(S185)、検査
車両の加速度A9 =(VC18 −VC17 )/t1 を求める
(S186)。設定下限加速度Ad9≧検査車両の加速度
A9 ,検査車両の加速度A9 ≧設定上限加速度Au9の場
合には(S187)、故障フラグG8 =1とし(S18
8)、表示部11によりドライブシャフトレンジ検査エ
ラーを表示する(S189)。そして、設定下限加速度
Ad9<検査車両の加速度A9 <設定上限加速度Au9の場
合には(S187)、98%≧回生制動補正値EDS+
回生制動作動値EDIの時には(S190)、故障フラ
グG6 =1とし(S191)、表示部11により回生制
動作動エラーを表示する(S192)。98%<回生制
動補正値EDS+回生制動作動値EDIの時で(S16
7)、48%+ブレーキ圧調整バルブ開度補正値BDS
>ブレーキ圧調整バルブ開度BDI,ブレーキ圧調整バ
ルブ開度BDI≧ブレーキ圧調整バルブ開度補正値BD
S+52%の時には(S193)、故障フラグG7=1
とし(S194)、表示部11によりブレーキ圧調整バ
ルブ開度エラーを表示する(S195)。
【0036】ブレーキを全て踏み込んだ時の制動の検査
であるフルブレーキ踏み込みモードは、車両側で車両速
度VC を検出し(S196)、車両速度VC が40km
/h未満の場合には(S197)、表示部11により加
速を表示する(S198)。車両速度VC >40km/
hの場合には(S197)、表示部11によりアクセル
開度0%を表示する(S199)。アクセル開度が0%
の場合には(S200)、表示部11によりドライブシ
フトレンジを表示する(S201)。シフト位置がドラ
イブシフトレンジの場合には(S202)、ブレーキ開
度BA5を検出し(S203)、98%≧ブレーキ開度B
A5の場合には(S204)、表示部11によりブレーキ
100%を表示する(S205)。車両側で車両速度V
C19 を検出し(S206)、設定時間t1 が経過した時
には(S207)、再び車両側で車両速度VC20 を検出
し(S208)、検査車両の加速度A10=(VC20 −V
C19 )/t1 を求める(S209)。設定下限加速度A
d10 ≧検査車両の加速度A10,検査車両の加速度A10≧
設定上限加速度Au10 の場合には(S210)、故障フ
ラグG8 =1とし(S211)、表示部11によりドラ
イブシャフトレンジ検査エラーを表示する(S21
2)。そして、設定下限加速度Ad10 <検査車両の加速
度A10<設定上限加速度Au10 の場合で(S210)、
98%≧回生制動作動値EDIの時には(S213)、
故障フラグG6 =1とし(S214)、表示部11によ
り回生制動作動エラーを表示する(S215)。98%
<回生制動作動値EDIの時で(S213)、98%≧
ブレーキ圧調整バルブ開度BDIの時には(S21
6)、故障フラグG7 =1とし(S217)、表示部1
1によりブレーキ圧調整バルブ開度エラーを表示する
(S218)。
【0037】検査終了サブルーチンは、図24のフロー
チャートのように全てのエラーを検索してエラーがある
場合には(S221)、表示部11により検査結果のエ
ラーおよびエラーとなった部分を表示し(S222)、
検査結果出力部37により検査結果エラーおよびエラー
部分を印刷する(S223)。全てのエラーを検索して
エラーがない場合には(S221)、表示部11により
検査結果を表示して(S224)、検査結果出力部37
により検査結果を出力する(S225)。車両1が停止
していなければ(S226)、表示部11により車両停
止を表示する(S227)。車両1が停止していれば
(S226)、前後安全ローラ4,5を元の位置へ移動
させる(S228)。検査装置より車両1を搬出する
(S229)。
【0038】以上のような本装置は、コンピュータによ
ってあらかじめ設定した走行条件で装置上の車両を走行
させると共に、各センサからの検出値により、その時の
加速度を求めて、この加速度と最適値を比較して車両の
正常もしくは異常を判断し検査するので検査結果の信頼
性を向上させることができる。また、本装置は、ローラ
駆動部により前後輪ローラを介して外部からの駆動力を
車両に印加することができるので制動時の回生制動を検
査することができる。そして、本方法は、車両の停止状
態からの加速性能、車両の走行状態からの加速性能、ニ
ュートラルレンジにある車両の走行状態からの車両の異
常走行抵抗およびドライブレンジにある車両の走行状態
からの車両の制動性能を容易に速やかに検査することが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上、述べたように本発明の装置は、次
の効果がある。
【0040】1.本装置は、最適値比較手段によって車
両情報検出手段により検出する電気自動車からのデータ
および装置情報検出手段により検出する検査装置のデー
タを最適値と比較する。比較した結果は、判断処理手段
により定量的に判断されるので検査結果の信頼性を向上
させることができる。
【0041】2.本装置は、車輪駆動手段により車両の
前輪および後輪に駆動力を車両に印加することができる
ので制動時の回生制動を検査することができる。また、
本装置は、演算手段によって各センサからの検出値によ
りその時の加速度を求めて、最適値比較手段によりこの
加速度と最適値を比較して、判断処理手段によって車両
の正常もしくは異常を判断し検査するので検査結果の信
頼性を向上させることができる。
【0042】3.本方法は、車両の停止状態からの加速
性能に限定し正常もしくは異常を判断するので車両の停
止状態からの加速性能の検査が精度よく行うことができ
て不具合の部分も特定することができる。
【0043】4.本方法は、車両の走行状態からの加速
性能に限定し正常もしくは異常を判断するので車両の走
行状態からの加速性能の検査が精度よく行うことができ
て不具合の部分も特定することができる。
【0044】5.本方法は、ニュートラルレンジにある
車両の走行状態からの車両の異常走行抵抗に限定し正常
もしくは異常を判断するので車両の走行状態からの加速
性能の検査が精度よく行うことができて不具合の部分も
特定することができる。
【0045】6.本方法は、ドライブレンジにある車両
の走行状態からの車両の制動性能に限定し正常もしくは
異常を判断するので車両の走行状態からの加速性能の検
査が精度よく行うことができて不具合の部分も特定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電気自動車用検査装置の構成を説明
するための図面である。
【図2】 本発明の電気自動車用検査装置および電気自
動車用検査方法を説明するためのフローチャートであ
る。
【図3】 本発明の電気自動車用検査装置および電気自
動車用検査方法を説明するための検査初期化サブルーチ
ンのフローチャートである。
【図4】 本発明の電気自動車用検査装置および電気自
動車用検査方法を説明するための初動加速検査サブルー
チンのフローチャートである。
【図5】 本発明の電気自動車用検査装置および電気自
動車用検査方法を説明するための初動加速検査サブルー
チンのフローチャートである。
【図6】 本発明の電気自動車用検査装置および電気自
動車用検査方法を説明するための初動加速検査サブルー
チンのフローチャートである。
【図7】 本発明の電気自動車用検査装置および電気自
動車用検査方法を説明するための中間加速検査サブルー
チンのフローチャートである。
【図8】 本発明の電気自動車用検査装置および電気自
動車用検査方法を説明するための中間加速検査サブルー
チンのフローチャートである。
【図9】 本発明の電気自動車用検査装置および電気自
動車用検査方法を説明するための中間加速検査サブルー
チンのフローチャートである。
【図10】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのニュートラルレンジ
検査サブルーチンのフローチャートである。
【図11】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのニュートラルレンジ
検査サブルーチンのフローチャートである。
【図12】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのドライブシフトレン
ジ検査サブルーチンのフローチャートである。
【図13】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのドライブシフトレン
ジ検査サブルーチンのフローチャートである。
【図14】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのドライブシフトレン
ジ検査サブルーチンのフローチャートである。
【図15】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのドライブシフトレン
ジ検査サブルーチンのフローチャートである。
【図16】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのドライブシフトレン
ジ検査サブルーチンのフローチャートである。
【図17】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのドライブシフトレン
ジ検査サブルーチンのフローチャートである。
【図18】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのドライブシフトレン
ジ検査サブルーチンのフローチャートである。
【図19】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのドライブシフトレン
ジ検査サブルーチンのフローチャートである。
【図20】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのドライブシフトレン
ジ検査サブルーチンのフローチャートである。
【図21】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのドライブシフトレン
ジ検査サブルーチンのフローチャートである。
【図22】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのドライブシフトレン
ジ検査サブルーチンのフローチャートである。
【図23】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するためのドライブシフトレン
ジ検査サブルーチンのフローチャートである。
【図24】 本発明の電気自動車用検査装置および電気
自動車用検査方法を説明するための検査終了サブルーチ
ンのフローチャートである。
【図25】 従来の電気自動車用検査装置の構成を説明
するための図面である。
【符号の説明】
1…車両、2a,2b…前輪ローラ、3a,3b…後輪
ローラ、4…前輪安全ローラ、5…後輪安全ローラ、6
…前後ローラ結合部、7…駆動力検出部、8…走行抵抗
発生部、9速度検出部、10…設備制御部、11…表示
部、21…前輪上昇部、22…後輪上昇部、23ホイル
ベース変更部、36…コンピュータ、37…検査結果出
力部、38…車種情報入力部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気自動車の動力性能を検査する電気自
    動車用検査装置において、 前記電気自動車の走行中のデータを検出する車両情報検
    出手段と、 前記電気自動車用検査装置の検査中のデータを検出する
    装置情報検出手段と、 前記電気自動車の走行中のデータおよび前記電気自動車
    の検査中のデータの最適値を記憶する記憶手段と、 前記車両情報検出手段からの前記電気自動車の走行中の
    データおよび前記装置情報検出手段からの前記電気自動
    車用検査装置の検査中のデータを当該記憶手段に記憶さ
    れた最適値と比較する最適値比較手段と、 当該最適値比較手段により比較した結果、前記最適値の
    範囲以内の場合には正常と判断し、前記最適値の範囲以
    外の場合には異常と判断する判断処理手段と、を有する
    ことを特徴とする電気自動車用検査装置。
  2. 【請求項2】 電気自動車の動力性能を検査する電気自
    動車用検査装置において、 前記電気自動車の前輪および後輪を駆動する車輪駆動手
    段と、 前記電気自動車に設けられて前記電気自動車の車速を検
    出する車速検出手段と、 前記電気自動車の走行中のデータおよび前記電気自動車
    の検査中のデータの最適値を記憶する記憶手段と、 前記車輪駆動手段に前記電気自動車の車輪を所定の駆動
    力で駆動させるように信号を出力する信号出力手段と、 前記車速検出手段により検出される前記電気自動車の車
    速から前記電気自動車の加速度を演算する演算手段と、 当該演算手段により演算した加速度を前記記憶手段に記
    憶されている最適値と比較する最適値比較手段と、 当該最適値比較手段により比較した結果、前記最適値の
    範囲以内の場合には正常と判断し、前記最適値以外の場
    合には異常と判断する判断処理手段と、を有することを
    特徴とする電気自動車用検査装置。
  3. 【請求項3】 電気自動車を停止状態にし、 当該電気自動車のアクセル開度を所定のアクセル開度と
    し、 前記電気自動車の車速を検出し、 一定時間経過後、再び前記電気自動車の車速を検出し、 前記検出したそれぞれの車速から前記一定時間における
    前記電気自動車の加速度を求めて、 当該加速度を前記電気自動車の正常な加速度である最適
    値と比較し、 前記加速度が当該最適値の範囲以内の場合には正常と判
    断し、 前記加速度が前記最適値の範囲以外の場合には異常と判
    断する電気自動車用検査方法。
  4. 【請求項4】 電気自動車を所定の速度にし、 当該電気自動車のアクセル開度を所定のアクセル開度と
    し、 前記電気自動車の車速を検出し、 一定時間経過後、再び前記電気自動車の車速を検出し、 前記検出したそれぞれの車速から前記一定時間における
    前記電気自動車の加速度を求めて、 当該加速度を前記電気自動車の正常な加速度である最適
    値と比較し、 前記加速度が当該最適値の範囲以内の場合には正常と判
    断し、 前記加速度が前記最適値の範囲以外の場合には異常と判
    断する電気自動車用検査方法。
  5. 【請求項5】 電気自動車を所定の速度にし、 当該電気自動車のアクセル開度を所定のアクセル開度と
    し、 シフトレバーをニュートラルシフトレンジとし、 前記電気自動車の車速を検出し、 一定時間経過後、再び前記電気自動車の車速を検出し、 前記検出したそれぞれの車速から前記一定時間における
    前記電気自動車の加速度を求めて、 当該加速度を前記電気自動車の正常な加速度である最適
    値と比較し、 前記加速度が当該最適値の範囲以内の場合には正常と判
    断し、 前記加速度が前記最適値の範囲以外の場合には異常と判
    断する電気自動車用検査方法。
  6. 【請求項6】 電気自動車を所定の速度にし、 当該電気自動車のアクセル開度を所定のアクセル開度と
    し、 シフトレバーをドライブシフトレンジとし、 ブレーキ開度を所定のブレーキ開度とし、 前記電気自動車の車速を検出し、 一定時間経過後、再び前記電気自動車の車速を検出し、 前記検出したそれぞれの車速から前記一定時間における
    前記電気自動車の加速度を求めて、 当該加速度を前記電気自動車の正常な加速度である最適
    値と比較し、 前記加速度が当該最適値の範囲以内の場合には正常と判
    断し、 前記加速度が前記最適値の範囲以外の場合には異常と判
    断する電気自動車用検査方法。
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