JP3406455B2 - 赤外線撮像装置 - Google Patents

赤外線撮像装置

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JP3406455B2 JP11658596A JP11658596A JP3406455B2 JP 3406455 B2 JP3406455 B2 JP 3406455B2 JP 11658596 A JP11658596 A JP 11658596A JP 11658596 A JP11658596 A JP 11658596A JP 3406455 B2 JP3406455 B2 JP 3406455B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は赤外線撮像装置に関
し、特に電荷蓄積(CCD)型赤外線検知器(IRFP
A)を用いた赤外線撮像装置に関するものである。
【0001】近年、電荷蓄積型赤外線検知器は多画素化
の一途を辿っており、高品質な赤外画像を得るために
は、欠陥画素を可能な限り少なくすると共に、いかに欠
陥画素を補正するかが重要となっている。
【0002】
【従来の技術】図5は従来より知られている赤外線撮像
装置の構成を示したブロック図であり、この赤外線撮像
装置は、入射した赤外線を光電変換して温度を示すアナ
ログ映像信号を出力する赤外線検知器1と、赤外線検知
器1によって得られたアナログ温度信号を温度データに
A/D変換するA/D変換回路2と、A/D変換回路2
からの温度データのうちのオフセット成分のみを取り除
くオフセット補正回路3と、赤外線検知器1の検知感度
ムラを取り除く感度補正回路4と、予め実験等により求
めた欠陥画素情報を有し、A/D変換回路2からの温度
データに対応して欠陥画素アドレスを正常な近隣の画素
のアドレスに置き換える欠陥画素置き換え情報発生回路
と、該欠陥画素置き換え情報発生回路からのアドレ
スに従って該欠陥画素の温度データを近隣の画素のデー
タに変換するとともにTV等に出力する際の出力対象に
適合したデータフォーマット(出力順序、出力レベル
等)に変換するデータ変換回路と、で構成されてい
る。
【0003】このような赤外線撮像装置における欠陥画
素置き換え情報発生回路6は、図6に示すように例えば
240個の画素個々について予め測定した画素別出力電
圧、画素別ノイズ電圧を基に、この例では画素番号
「3」の画素が欠陥していることが分かったとき、この
画素についての欠陥画素情報を人為的にROMに書き込
んでおき、その欠陥画素情報を元に以降欠陥画素データ
の置き換えを行うものである。
【0004】これを図7を参照して説明すると、 試験時において熱板を使用して赤外線検知器1の全検
知素子に一様に温度を加え、その時の温度データをパソ
コンに取り込み、算出された画素別出力信号電圧・画素
別ノイズ電圧を基に抽出された各画素の判定情報(正常
時は“0”、欠陥時は“1”)を人為的に欠陥画素情報
用ROM(EPROM6a)に書き込んでおき、 欠陥画素情報用EPROM6aにA/D変換回路2か
ら各画素の温度データが与えられると、順次各画素の判
定情報を読み出してその結果をアドレス生成部6bに与
えると、アドレス生成部6bは“0”の正常な画素はそ
のままのアドレスを出力し、“1”の欠陥画素はノイズ
の少ない近隣の画素のアドレスを出力してデータ変換回
路5へ与える。
【0005】データ変換回路5では、感度補正回路4
からの各画素のデータをデータ変換回路5からのアドレ
スに従って出力するが、このとき欠陥画素は近隣画素の
アドレスに変換されているので該欠陥画素は近隣画素の
データに置き換えられて出力されることとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この欠陥画素置き換え
回路6は以下の問題点を有している。
【0007】検知器特性(画素別ノイズ電圧)の経時
変化に対処するためには、欠陥画素の抽出を絶えず人為
的に行っていなければならない。 欠陥画素の抽出・記憶が赤外線撮像装置内で自動的に
できないため、検知器の交換毎に欠陥画素情報ROMも
交換しなければならない。 欠陥画素のROMへの記憶を人間が行わなければなら
ない。 欠陥画素の抽出に赤外線撮像装置外のパソコンを必要
とする。
【0008】このように、欠陥画素の中でも低周波ノイ
ズ欠陥画素は、装置の運用中その状態の変化しやすい欠
陥であるため、この低周波ノイズ欠陥画素をいかに補正
するかが課題となっている。
【0009】従って本発明は、赤外線検知器で検知した
温度信号をA/D変換回路で温度データに変換した後、
オフセット補正回路で該温度データのオフセット成分を
取り除き、さらに感度補正回路で該温度データ中の感度
ムラを取り除くとともに、欠陥画素置き換え情報発生回
路が該温度データ中の欠陥画素をノイズの少ない近隣の
画素に置き換えるための情報を発生し、該感度補正回路
からの各画素のデータを該置き換え情報に従ってデータ
変換回路で該近隣の画素データに置き換える赤外線撮像
装置において、自動的に欠陥画素の抽出・置き換えがで
きるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る赤外線撮像
装置では、従来からの赤外線撮像装置における欠陥画素
置き換え方式のうち、画素別出力信号電圧を基にした欠
陥画素は検知器の感度に依存するものであり、検知器が
同じであれば欠陥画素位置もほぼ固定なのでこの技術に
関しては従来技術を踏襲するものとし、本発明では特
に、画素別低周波ノイズ電圧に着目して、電源立ち上げ
時/運用時を問わず、指令信号を受けると、欠陥画素置
き換え回路は、画素別変動電圧値計測を開始し、取り込
んだ電圧値から画素別低周波ノイズ算出を行い、算出結
果から低周波ノイズが閾値以上の欠陥画素を抽出し、該
欠陥画素をノイズの少ない近隣の画素に置き換えるため
の情報を次回の電源立ち上げ時又は運用時のために記憶
しておくことを特徴としたものである。
【0011】また上記に加えて欠陥画素置き換えの精度
を向上させるために、以下の構成を付加することができ
る。
【0012】低周波ノイズ算出に際して、計測時間間
隔指定信号を受けることにより任意の計測時間間隔で
A/D変換回路から出力された温度データを計測して該
画素別低周波ノイズを算出することができる。また、
欠陥画素抽出に際して、全画素について、1回あるいは
複数回数分行って算出された画素別低周波ノイズを
でき、欠陥判定方式指定信号を受けたとき1つ又は複数
の画素別低周波ノイズに基づいて欠陥画素を抽出するこ
とも可能である。すなわち、欠陥画素の置き換えを行う
際、複数の時間間隔で計測・抽出された欠陥画素情報の
うち、1つの時間間隔の情報によって置き換える方式
と、複数の時間間隔の情報によって置き換える方式の2
種類を持ち、それらの情報を切り換えて欠陥画素を置き
換えることを可能にしている。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に本発明に係る赤外線撮像装
置の実施例を示す。本発明では特に欠陥画素置き換え回
路6に変更を加えており、赤外線検知器(IRFPA)
1とA/D変換回路2とオフセット補正回路3と感度補
正回路4とデータ変換回路5は図3の従来例と同様のも
のを用いることができる。
【0014】また、欠陥画素置き換え情報発生回路6
は、温度データの画素別変動電圧値を計測して該変動電
圧値から画素別低周波ノイズを算出する低周波ノイズ算
出部61と、該低周波ノイズ算出部61の算出結果から
該低周波ノイズが閾値以上の欠陥画素を抽出する欠陥画
素抽出部62と、該欠陥画素のアドレスを記憶する記憶
部63と、該欠陥画素のアドレスに対して欠陥画素をノ
イズの少ない近隣の画素に置き換えるための欠陥画素置
き換え情報を発生する第1の欠陥画素置き換え情報発生
部64と、該欠陥画素置き換え情報を電源を切る前の該
近隣の画素に置き換えるためのアドレスを記憶しておく
第2の欠陥画素置き換え情報発生部65とを有し、デー
タ変換回路6は次回の電源立ち上げ時又は運用時に該第
2の欠陥画素置き換え情報発生部65からの該欠陥画素
置き換えアドレスに従って該欠陥画素のデータを該近隣
の画素のデータに置き換えるようにしている。
【0015】また、低周波ノイズ算出部61にはノイズ
算出の開始を指示するノイズ算出開始指令信号と、画素
別変動電圧値計測の計測時間間隔を可変させるための
時間間隔指定信号とが外部より与えられており、欠陥
画素抽出部62には欠陥画素判定の方式を指定するため
の判定方式指定信号が外部から与えられており、記憶部
63には欠陥情報クリア指令信号が外部より与えられて
おり、そして第2の欠陥画素置き換え情報発生部65に
は電源再立上時等の置き換え指令信号が外部から与えら
れている。
【0016】次にこの実施例の動作を図2〜4を参照し
て説明する。まず、画素別低周波ノイズ算出部61の実
施例を、DSPを用いることによりノイズを算出する場
合について説明する。
【0017】まず、画素別低周波ノイズ算出部61
は、電源立ち上げ時又は運用時においてノイズ算出開始
指令信号を受けると、計測時間間隔指定信号に基づいて
決まる所定の計測時間間隔で全画素について画素信号出
(画素別変動電圧値)をA/D変換回路2から取り込
み、それによって以下の式に基づいて各画素の低周波ノ
イズ電圧値Nを算出する。
【0018】
【数1】
【0019】なお、V(i)はA/D変換回路2からの
知器出力(変動電圧値:温度データ)の内、i番目の
画素のデータを示しており、nはA/D変換回路2の検
知器出力を計測時間間隔指定する総数であり、cは予
め計算された既知の値である。
【0020】この式(1)において、電圧値Nが大きい
ほどノイズの多い画素となる(したがって、ある閾値よ
り大きい画素を欠陥画素とすることができる)。
【0021】このようにして画素別低周波ノイズ算出部
61で算出された低周波ノイズ電圧は欠陥画素抽出部6
2に送られる。
【0022】図2はこの欠陥画素抽出部62の実施例を
示し、ここでは、メモリ62aと欠陥画素判定部62b
とで構成されており、メモリ62aでは画素別低周波ノ
イズ算出部61で算出された低周波ノイズ電圧値を1つ
以上蓄積するための判定方式指定信号を受けて蓄積し、
欠陥画素判定部62bでは定方式指定信号を受けて欠
陥画素のアドレスを出力する
【0023】これを図3を参照して説明すると、全画素
が図6に示したように240個であるとすると、判定方
式指定信号に基づき全画素について、1回目の低周波ノ
イズ、2回目の低周波ノイズ、3回目の低周波ノイズ、
及び4回目の低周波ノイズを図示の如く求めてメモリ6
2aに記憶しておく。
【0024】そして、このメモリ62aに記憶した4回
に渡る全画素の低周波ノイズを、欠陥画素判定部62b
において判定方式指定信号により、図示のごとく、方式
1のみ、方式1と4の組み合わせ、及び方式1と3と4
の組み合わせで欠陥画素を判定する。
【0025】すなわち、指定方式1のみの場合には1回
目の低周波ノイズが値「1」を越えていれば欠陥と判定
し、「1」以下であれば正常と判定する。指定方式1,
4の場合には、1回目の低周波ノイズ及び4回目の低周
波ノイズのいずれかが「1」を越えていれば欠陥と判定
し、そうでなければ正常と判定し、指定方式1の場合よ
り欠陥画素の検出精度を上げている。指定方式1,3,
4は指定方式1,4に指定方式3が加わっただけであ
る。
【0026】このようにして全画素について判定方式を
指定して判定を行うことにより欠陥画素を見出すことが
でき、この欠陥画素は全画素中の位置を示す情報として
アドレスの形で出力され、欠陥画素アドレス記憶部(R
AM)63に記憶される。
【0027】なお、この欠陥画素アドレス記憶部63に
は、クリア指令信号が外部から与えられることにより欠
陥画素アドレスがクリアされ、新たな欠陥画素アドレス
を記憶・出力することができるようにしている。
【0028】欠陥画素アドレス記憶部63の欠陥画素ア
ドレスは第1の欠陥画素置き換え情報発生部64に送ら
れると、全画素において欠陥画素は“1”が割り当てら
れ、正常画素には“0”が割り当てられて各画素の判定
値として第2の欠陥画素置き換え情報発生部65に与え
られることになる。
【0029】図4は第2の欠陥画素置き換え情報発生部
65の実施例を示したもので、この実施例では、EPR
OM65aとOR回路65bとアドレス生成部65cと
EEPROM65dとで構成されており、このうち、E
PROM65aとアドレス生成部65cは図7に示した
従来例に対応している。
【0030】まず、第2の欠陥画素置き換え情報発生部
65において、第1の欠陥画素置き換え情報発生部64
からの各画素の判定値(“0”/“1”)はOR回路6
5bに与えられるとともにEPROM65aにもタイミ
ング信号として与えられ、両者の内のいずれかが“1”
であれば欠陥画素であるとしてアドレス生成部65cに
与えられる。
【0031】なお、この実施例においてもEPROM6
5aを用いているのは、図7の従来例のように予め運用
前計測で得られた結果によって判明した欠陥画素も併せ
て考慮すればより一層精度の高い欠陥画素抽出・置き換
えが可能となるからである。
【0032】アドレス生成部65cでは、OR回路65
bからの各画素の判定値に基づいてアドレスを出力す
る。すなわち、判定値が“0”であれば正常画素である
ので、その画素のアドレスをそのまま変化させずに出力
するが、“1”であれば欠陥画素であるので近隣の画素
のアドレスに置換して出力する。
【0033】図示の例では、画素番号3の画素は欠陥画
素であるので元のアドレス「003」は出力せず、その
代わりに画素番号2の画素のアドレス「002」を出力
する。また、画素番号4の画素も欠陥画素であるが、元
のアドレス「004」の代わりに画素番号5の画素のア
ドレス「005」を出力する。なお、このように画素番
号が後ろのアドレスを用いるためには、アドレス生成部
65cには全画素の判定値を一旦格納する必要がある。
【0034】このようにしてアドレス生成部65cから
出力された画素アドレスはEEPROM65dに格納さ
れる。
【0035】そして、電源再立ち上げ信号等の置き換え
指令信号を受けるとデータ変換回路6へアドレスを出力
することとなる。
【0036】その後の運用時では、データ変換回路6つ
いて図5で説明したように第2の欠陥画素置き換え情報
発生部65のEEPROM65dからの画素アドレスに
したがって感度補正回路5からの温度データを出力する
こととなる。
【0037】以上の動作を実際に運用するときの状態を
まとめると、以下のようになる。装置電源立ち上げ時
に、ノイズ算出開始指令信号を発信すると共に計測時間
間隔指定信号を発信して、数通りの計測時間間隔で計測
したノイズを算出する。判定方式指定信号により取得
した数通りの中の置き換えパターンで最も欠陥が少ない
置き換えパターンを選択し、そのモードで装置を通常運
転する。長時間運転する中で、もしも低周波ノイズが
めだってくるようだったら、再度とを繰り返す。
【0038】
【発明の効果】以上説明した如く本発明では、電源立ち
上げ時、運用時を問わず、指令信号を受け取ると、画素
別変動電圧値計測を開始し、取り込んだ変動電圧値から
画素別低周波ノイズを算出を行い、算出結果から低周波
ノイズが閾値以上の欠陥画素を抽出し、該欠陥画素をノ
イズの少ない近隣の画素に置き換えるための情報を次回
の電源立ち上げ時又は運用時のために記憶しておくよう
に構成したので、以下の効果が得られる。
【0039】ノイズ電圧を基にした欠陥画素の抽出に
赤外線撮像装置外のパソコンが不要となる。ノイズ電
圧を基にした欠陥画素の記憶を人間がROMに書き込む
必要がなくなる。ノイズ電圧を基にした欠陥画素の抽
出・記憶が赤外線撮像装置内で自動的にできるようにな
るため、検知器の交換毎にノイズ欠陥画素情報用ROM
を交換する必要がなくなる。装置内で画素別の低周波
ノイズを算出できるようになる。画素別変動電圧値取
得のための計測時間間隔を可変でき、それらを組み合わ
せた欠陥画素置き換えを行うため、高精度な欠陥画素置
き換えが可能となる。電源立ち上げ時、運用時を問わ
ず、画素別変動電圧値の計測、取り込んだ電圧値から画
素別低周波ノイズ算出、算出結果から自動的欠陥画素の
抽出、記憶、置き換えという一連の流れを、指令信号の
みで行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る赤外線撮像装置の実施例を示した
ブロック図である。
【図2】本発明に係る赤外線撮像装置に用いられる欠陥
画素抽出部の実施例を示したブロック図である。
【図3】本発明に係る赤外線撮像装置に用いられる欠陥
画素抽出部の動作を説明するための図である。
【図4】本発明に係る赤外線撮像装置に用いられる第2
の欠陥画素置き換え情報発生部の実施例を示したブロッ
ク図である。
【図5】従来例を示したブロック図である。
【図6】赤外線検知器(IRFPA)の画素構成を示し
た図である。
【図7】従来例における欠陥画素抽出部の実施例を示し
たブロック図である。
【符号の説明】
1 赤外線検知器(IRFPA) 2 A/D変換回路 3 オフセット補正回路 4 感度補正回路 5 データ変換回路 6 欠陥画素置き換え情報発生回路 61 画素別低周波ノイズ算出部 62 欠陥画素抽出部 63 欠陥画素記憶部 64 第1の欠陥画素置き換え情報発生部 65 第2の欠陥画素置き換え情報発生部 図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/33 G01J 1/44 G01J 5/48

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線検知器で検知した温度信号をA/D
    変換回路で温度データに変換した後、オフセット補正回
    路で該温度データのオフセット成分を取り除き、さらに
    感度補正回路で該温度データ中の感度ムラを取り除くと
    ともに、欠陥画素置き換え情報発生回路が該温度データ
    中の欠陥画素をノイズの少ない近隣の画素に置き換える
    ための情報を発生し、該感度補正回路からの各画素のデ
    ータを該置き換え情報に従ってデータ変換回路で該近隣
    の画素データに置き換える赤外線撮像装置において、 該欠陥画素置き換え情報発生回路が、電源立ち上げ時又
    は運用時において与えられるノイズ算出開始指令により
    該温度データの画素別変動電圧値を取得し、該変動電圧
    値から画素別低周波ノイズを算出し、この算出結果から
    該低周波ノイズが閾値以上の欠陥画素を抽出し、該欠陥
    画素をノイズの少ない近隣の画素に置き換えるための情
    報を次回の電源立ち上げ時又は運用時のために記憶して
    おくことを特徴とした赤外線撮像装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 該欠陥画素置き換え情報発生回路が、該温度データの画
    素別変動電圧値を計測して該変動電圧値から画素別低周
    波ノイズを算出する低周波ノイズ算出部と、該低周波ノ
    イズ算出部の算出結果から該低周波ノイズが閾値以上の
    欠陥画素を抽出する欠陥画素抽出部と、該欠陥画素のア
    ドレスを記憶する記憶部と、該欠陥画素のアドレスに対
    して欠陥画素をノイズの少ない近隣の画素に置き換える
    ための欠陥画素置き換え情報を発生する第1の欠陥画素
    置き換え情報発生部と、該欠陥画素置き換え情報を電源
    を切る前の該近隣の画素に置き換えるためのアドレスを
    記憶しておく第2の欠陥画素置き換え情報発生部とを有
    し、該データ変換回路が次回の電源立ち上げ時又は運用
    時に該第2の欠陥画素置き換え情報発生部からの該欠陥
    画素置き換えアドレスに従って該欠陥画素のデータを該
    近隣の画素のデータに置き換えることを特徴とした赤外
    線撮像装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 該低周波ノイズ算出部が、計測時間間隔指定信号を受け
    ることにより任意の計測時間間隔で該A/D変換回路か
    ら出力された温度データを計測して該画素別低周波ノイ
    ズを算出することを特徴とした赤外線撮像装置。
  4. 【請求項4】請求項において、 該欠陥画素抽出部が、全画素について、1回あるいは複
    数回数分行って算出された該画素別低周波ノイズを
    でき、欠陥判定方式指定信号を受けたとき1つ又は複数
    の画素別低周波ノイズに基づいて欠陥画素を抽出するこ
    とを特徴とした赤外線撮像装置。
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