JP3405729B1 - 鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキ - Google Patents

鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキ

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JP3405729B1 JP2002228226A JP2002228226A JP3405729B1 JP 3405729 B1 JP3405729 B1 JP 3405729B1 JP 2002228226 A JP2002228226 A JP 2002228226A JP 2002228226 A JP2002228226 A JP 2002228226A JP 3405729 B1 JP3405729 B1 JP 3405729B1
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永吉 佐藤
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Abstract

【要約】 【課題】 軽量で、ジャッキ側の縦ねじ螺杆に螺合され
る少なくとも一方の受け金具を強制的に回動できて、か
つ元の位置に戻るように常時付勢されて、受け金具が初
期の位置に復帰できる鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキを
提供すること。 【解決手段】 下部柱12に着脱自在に固定される下部
受け金具3と、上部柱4に着脱自在に固定される上部受
け金具5とが、ウォーム減速機構を介して回転される縦
ねじ螺杆6に螺合されて相互に接近または離反するよう
に進退移動自在に構成され、前記下部受け金具3に下部
引っ張りスプリング7の一端部が係止され、かつ前記ウ
ォーム減速機構を備えたギヤケース8に前記下部引っ張
りスプリング7の他端部が係止されて、下部受け金具3
が、常時、引っ張りスプリング7により水平回転方向の
原位置に戻るように付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上部柱を下部柱に
溶接等により連結固定する場合等に、上部柱の鉛直度等
を調整するために使用される引っ張りスプリングを備え
た鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、柱用油圧ジャッキに比べて軽量
で、持ち運びが容易な柱用鉛直度調整用ジャッキとして
は、図12および図13に示すような鉛直度調整用ジ
ャッキ30が知られている。この鉛直度調整用ジャッキ
40は、下位レベルの下部柱2の上部に溶接により固定
された鋼製ジャッキ取付プレート54に、右ねじ螺杆4
3を固定したコ字状金具44をボルト45により固定す
ると共に、上位レベルの上部柱4の下部に固定されたジ
ャッキ取付プレート53に左ねじ螺杆48を固定したコ
字状金具49をボルト50により固定し、前記右ねじ螺
杆43と左ねじ螺杆48とを、外面に回動工具係合部5
1aを有すると共に、内周面に上下方向に延長する右雌
ねじ孔及び左雌ねじ孔を有する雌ねじ筒51に螺合した
縦型ターンバックル形式の構造である。
【0003】この構造の場合には、スパナ等の回動工具
52を前記雌ねじ筒51に係合した状態で、雌ねじ筒5
1を水平旋回又は反復水平回動により雌ねじ筒51を正
回転又は逆回転することにより、下部基礎上の受け部材
または下部柱2に対して、上下方向の引張または圧縮方
向の推力を出し、上部柱4を相対的に接近または離反さ
せて、上部柱4の傾き等の鉛直度あるいは上下方向の位
置調整をするようにしている。
【0004】前記従来の鉛直度調整用ジャッキ40の場
合には、直接雌ねじ筒51を手動力とスパナ等の回動工
具52の長さによる回転トルクにより推力を生じさせる
ようになるので、比較的推力が小さいわりに、比較的大
きな手動力を必要とし、人力の負担が大きいという問題
がある。
【0005】前記の人力の負担を軽減させるものとし
て、特開平11−247456号公報に記載されてい
る建て入れ調整装置が知られている。この特開平11−
247456号公報の場合には、ジャッキ側のブラケッ
ト(受け金具)の回り止め手段を備えていないので、ブ
ラケット(受け金具)が回転しやすく、建て入れ調整装
置を上下の柱にセットする場合に、ブラケット(受け金
具)の回転を止めながらセットする必要があり、セット
作業が煩雑になるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】また、ジャッキ側の
ブラケット(受け金具)の回転を防止する形態として、
一方のギヤケース(またはブラケット)に鋼製中実のガ
イド用縦杆を溶接により固定し、他方のブラケット(ま
たはギヤケース)に前記鋼製中実のガイド用縦杆にガイ
ドされるガイド用の鋼製金具を設けて、縦杆にブラケッ
ト(受け金具)をガイドさせるようにすることが考えら
れるが、鋼製中実の縦杆が比較的大きくなり、このよう
に鋼製中実の縦杆をギヤケースの上下の一方または両方
に設けると、携帯用の鉛直度調整用ジャッキとして重量
が重くなり、また、ガイド面に錆びが発生するとガイド
不能になる恐れがあるのでガイド面に錆びが発生しない
ように管理する必要があり、しかもガイド杆の部品交換
が困難であるという問題がある。また、この場合には、
ブラケットの水平回動が不能であるが、上下の柱に鉛直
度調整用ジャッキを取り付けることを考慮すると、ブラ
ケットの小角度の強制的な水平回動を許容したほうが、
鉛直度調整用ジャッキの取付が容易である。しかしこの
場合にも、ブラケットが元の位置に復帰できるように付
勢されているのが、受け金具の自由な回転を防止し、ギ
ヤケースと受け金具との位置関係が決まり、受け金具と
柱との位置関係が決まると、柱とギヤケースの位置関係
がきまり、しいては、他方の受け金具と上部柱の位置関
係が決まるのでよい。
【0007】本発明は、従来の鉄骨柱の鉛直度調整用ジ
ャッキよりもさらに軽量になり、ジャッキ側の縦ねじ螺
杆に螺合される少なくとも一方の受け金具を強制的に回
動できて、鉛直度調整用ジャッキの取付が容易で、しか
も、受け金具が元の位置(原位置)に戻るように常時付
勢されて、受け金具が初期設定の位置(原位置)に復帰
できる鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキを提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の問題を有利に解決
するために、本発明の請求項1の鉄骨柱の鉛直度調整用
ジャッキにおいては、鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキに
おいて、下部柱に着脱自在に固定される下部受け金具
と、上部柱に着脱自在に固定される上部受け金具とが、
ウォーム減速機構を介して回転される縦ねじ螺杆に螺合
されて相互に接近または離反するように進退移動自在に
構成され、前記下部受け金具に引っ張りスプリングの一
端部が係止され、かつ前記ウォーム減速機構を備えたギ
ヤケースに前記引っ張りスプリングの他端部が係止され
て、下部受け金具が、常時、引っ張りスプリングにより
水平回転方向の原位置に戻るように付勢されていること
を特徴とする。
【0009】請求項2の発明においては、請求項1に記
載の鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキにおいて、前記上部
受け金具に引っ張りスプリングの一端部が係止され、か
つ前記ウォーム減速機構を備えたギヤケースに前記引っ
張りスプリングの他端部が係止されて、上部受け金具
が、常時、引っ張りスプリングにより水平回転方向の原
位置に戻るように付勢されていることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明においては、請求項1また
は請求項2に記載の引っ張りスプリングを備えた鉄骨柱
の鉛直度調整用ジャッキにおいて、ギヤケースと受け金
具とに、引っ張りスプリング取付用のブラケットが取り
付けられ、各ブラケットに引っ張りスプリングが係止さ
れていることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明においては、請求項1〜3
のいずれかに1項に記載の鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッ
キにおいて、ギヤケースと受け金具とに、引っ張りスプ
リング取付用のブラケットが取り付けられ、各ブラケッ
トに引っ張りスプリングが着脱自在に係止されているこ
とを特徴とする。
【0012】請求項5の発明においては、請求項4に記
載の鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキにおいて、ギヤケー
ス側のブラケットは、受け金具と干渉しない位置に設け
られていることを特徴とする。また、請求項6の発明に
おいては、請求項1〜5のいずれか1項に記載の鉄骨柱
の鉛直度調整用ジャッキにおいて、下部受け金具が複数
の引っ張りスプリングにより水平回転方向の原位置にも
どるように付勢されていることを特徴とする。さらに、
請求項7の発明においては、請求項2〜6のいずれか1
項に記載の鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキにおいて、上
部受け金具が複数の引っ張りスプリングにより水平回転
方向の原位置にもどるように付勢されていることを特徴
とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図を参照して説明する。図1〜図6は、本発明の引
っ張りスプリングを備えた鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッ
キの第1実施形態を示し、図7〜図9は第2実施形態を
示し、図10および図11は引っ張りスプリングを備え
た鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキの使用形態を示すもの
である。
【0014】図1〜図6および図10並びに図11に示
す本発明の第1実施形態の鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッ
キ1は、下部柱2に着脱自在に固定される下部受け金具
3と、上部柱4に着脱自在に固定される上部受け金具5
とが、ウォーム減速機構を介して回転されるウォームホ
イール付きの縦ねじ螺杆6に螺合されて相互に接近また
は離反するように進退移動自在に構成され、前記下部受
け金具3に、コイルばねからなる複数の下部引っ張りス
プリング7の一端部が係止され、かつ前記ウォーム減速
機構を備えたギヤケース8に前記複数の下部引っ張りス
プリング7の他端部が係止されて、下部受け金具3が、
常時、下部引っ張りスプリング7により縦ねじ螺杆6の
縦中心軸線回りの元の位置(原位置)に戻るように付勢
されている。この実施形態では、2本の下部引っ張りス
プリング7の中心軸線と縦ねじ螺杆6の中心軸線とが同
一平面状になるように下部引っ張りスプリング7は配置
されていると共に、ほぼ対称位置に設けられている。
【0015】前記各下部引っ張りスプリング7の両端部
の取付は、下部受け金具3の両側面にコイルばね係止用
横透孔(または支軸)を有するブラケット10aが溶接
により固定され、またギヤケース8側の下面板20に縦
ねじ螺杆6を中心としてほぼ対称位置にコイルばね係止
用横透孔(または支軸)を有するブラケット10bが溶
接により固定され、前記ブラケット10aとコイルばね
係止用横透孔(または支軸)を有するブラケット10b
とに渡って、下部引っ張りスプリング7の上下両端部の
半環状係止部が係止されている。ギヤケース8側の各ブ
ラケット10bは、下部受け金具3の基端部がギヤケー
ス8に近接しても干渉しないように、下部受け金具3を
底面から見た場合に外側に離れた位置に配置され、ギヤ
ケース8付近まで、下部受け金具3の位置調整が十分で
きるように構成されている。
【0016】前記各下部引っ張りスプリング7の縦中心
軸線と前記ウォームホイール付の縦ねじ螺杆6の中心軸
線は、同じ垂直面上に位置するように構成され、下部受
け金具3が、常時ギヤケース8に接近する方向に引張ら
れていると共に、前記各下部引っ張りスプリング7が引
っ張り状態で取付けられているので、下部受け金具3
は、引っ張りスプリングにより水平回転が拘束され、ま
た下部受け金具3が縦ねじ螺杆6の縦中心軸線を中心と
して多少回動しても、常時、元の位置(原位置)に戻る
ように付勢されている。
【0017】さらに、この実施形態の構造について説明
すると、縦軸を中心として水平回転されるウォームホイ
ール11の上部および下部に、上部大径軸部12および
下部大径軸部13が一体に連設され、前記各上部大径軸
部12の上部および下部大径軸部13の下部に、それぞ
れ上部中間軸部14および下部中間軸部15が一体に連
設され、前記上部中間軸部14の上部および下部中間軸
部15の下部に一体に、それぞれ上部左ねじ螺杆6およ
び下部右ねじ螺杆17が一体に連設されている。
【0018】前記上部中間軸部14に矩形状鋼板からな
る上面板18の軸支承用透孔19が嵌設され、かつ下部
中間軸部15に矩形状鋼板からなる下面板20の軸支承
用透孔21が嵌設され、前記上面板18の前端部と下面
板20の前端部とは矩形状の前面板22aが当接される
と共に、前面板22aの透孔に挿通されると共に、前記
上面板18および下面板20の各雌ねじ孔に螺合された
複数のボルト23により一体に結合され、かつ前記上面
板18の後端部と前記下面板20の後端部とは、矩形状
の後面板25が当接されると共に、後面板25の透孔に
挿通されると共に、前記上面板18および下面板20の
各雌ねじ孔に螺合されたボルト23により一体に結合さ
れ、前記ウォームホイール11の側部に、前後方向に延
長するように配置されたウォーム22が噛合わされると
共に、前記ウォーム22に一体に直列に連設された後部
軸24は前記後面板25に回転自在に支承され、かつ前
記ウォーム22に一体に直列に連設された前部軸26は
前記前面板22aに回転自在に支承されている。
【0019】前記前面板22aに回転自在に支承されて
いる前部軸26の前端部には、前面板22aの外側にお
いて、角軸部からなる回動工具係合部35が位置される
ように一体に直列に連設され、前記回動工具係合部35
に、図3および図6に2点鎖線で示すようにラチェット
レンチ39が着脱自在に取り付けられる。
【0020】前記上部左ねじ螺杆16に、上方に向かっ
て開口するU字状の上部受け金具5の基部側(下部側)
に設けられた左ねじ雌ねじ孔28が螺合連結され、かつ
前記下部右ねじ螺杆17に、下方に向かって開口するU
字状の下部受け金具3の基部側(上部側)に設けられた右
ねじ雌ねじ孔30が螺合連結されている。
【0021】前記上部受け金具5における間隔をおいて
平行な各腕片31には、前記螺杆16に直交する中心軸
線を有する横孔32が対向するように設けられ、かつ前
記下部受け金具3における間隔を置いて平行な各腕片3
3には、前記螺杆17に直交する中心軸線を有する横孔
34が対向するように設けられている。
【0022】前記上面板18の側端部と前記下面板20
の側端部にわたって、側面板が当接されると共に、ボル
トにより前記上面板18および下面板20に固定され、
前記上面板18と下面板20と各側面板とによりギヤケ
ース(ギヤケーシング)8が構成されている。
【0023】したがって、前記回動工具係合部35に回
動用ハンドルまたはラチェット式レンチ39などの回動
工具52を係合した状態で、前記ラチェット式レンチ3
9を反復回動または回転させて、ウォーム22を正回転
または逆回転させると、前記ウォーム22を介してウォ
ームホイール11が微量ずつ正回転または逆回転するの
で、ウォーム減速機構により減速した分の倍力となり、
前記上部左ねじ螺杆16および下部右ねじ螺杆17に伝
達され、これらに螺合されている上部受け金具5および
下部受け金具3は、上下方向の力が増力された状態で、
上下方向に相互に接近または相互に離反移動される。
【0024】また、前記下部受け金具3は、ギヤケース
8に係止された前記各下部引っ張りスプリング7により
回転が防止され、かつ原位置に戻るように付勢されなが
ら移動されるように構成されているので、前述のように
下部受け金具3およびギヤケース8が相対的に大きくね
じれることなく安定した状態で、上下方向に進退移動さ
せることができ、そのため、下部受け金具3を下部柱等
に取り付けた場合、下部柱3とギヤケース8を常時一定
の位置関係に保てるため、ギヤケース8から伸びる上部
側の螺杆および上部受け金具も安定する。
【0025】前記ウォーム22の軸方向の後部側面と前
記後面板25との間および前記ウォーム22の軸方向の
前部側面と前記前面板22aとの間には、スラストベア
リング55が後部軸14に嵌設されている。したがっ
て、ウォーム22に作用するスラスト荷重を円滑にギヤ
ケース8に支承させるようにすることができ、ウォーム
22とギヤケース8間に摩擦力が作用するのを著しく減
少させて効率高めることができる。
【0026】前記各下部引っ張りスプリング7により回
転防止される下部受け金具3が、ギヤケース8に対して
相対的に上下方向に移動可能に構成されており、したが
って、下部受け金具3が下部柱2に固定されている場合
には、上部受け金具5は、ギヤケース8に対して相対的
に上下方向に動移可能になる。
【0027】前記実施形態の場合には、ウォーム22と
ウォームホイール11を使用した歯車減速機構による増
力と、ねじによる増力により強力な推力を発生させて、
上部柱4の垂直度を微調整することができると共に、上
部柱4の垂直度の微調整移動をすることができるため、
下部柱2に対し上部柱4を溶接50により固定する場合
の上部柱4の下端部と、下部柱2の上端部との開先を正
確に調節することができるため、上部柱4と下部柱2の
溶接精度を高めることができる。なお、図中、符号62
はオイレスメタルからなる筒状軸受けである。
【0028】図7〜図9に示す本発明の第2実施形態の
鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキ1は、前記の第1実施形
態加えて、さらに上部受け金具5側にも複数の上部引っ
張りスプリング9を設けた点が相違するので、相違する
点を主に説明し、その他の構成は、前記実施形態と同様
であるので、同様な部分には、同様な符号を付して説明
を省略する。
【0029】この第2実施形態では、上部受け金具5
に、コイルばねからなる複数の上部引っ張りスプリング
9の一端部が係止され、かつ前記ウォーム減速機構を備
えたギヤケース8に前記各上部引っ張りスプリング9の
他端部が係止されて、上部受け金具5が、常時、複数の
上部引っ張りスプリング9により縦ねじ螺杆6の縦中心
軸線回りの元の位置(原位置)に戻るように付勢されて
いる。
【0030】前記各上部引っ張りスプリング9の縦中心
軸線と前記ウォームホイール付の縦ねじ螺杆6は、同じ
垂直面上に位置するように構成され、上部受け金具5
が、常時ギヤケース8に接近する方向に引っ張られてい
ると共に、前記各上部引っ張りスプリング9が引っ張り
状態で取付られているので、上部受け金具5は、各上部
引っ張りスプリング9により水平回転が防止され、また
上部受け金具5が縦ねじ螺杆6の縦中心軸線を中心とし
て多少回動しても、常時、元の位置(原位置)に戻るよ
うに付勢されている。
【0031】前記各上部引っ張りスプリング9の両端部
の取付は、上部受け金具5の両側面にコイルばね係止用
横透孔(または支軸)を有するブラケット10cが溶接
によりそれぞれ固定され、またギヤケース8側の上面板
18に縦ねじ螺杆6を中心として対称位置に溶接により
コイルばね係止用横透孔(または支軸)を有するブラケ
ット10dがそれぞれ固定され、前記ブラケット10c
とブラケット10dとに渡って、それぞれ上部引っ張り
スプリング7の上下両端部の半環状係止部が係止されて
いる。ギヤケース8側のブラケット10dは、上部受け
金具5の基端部がギヤケース8に近接しても干渉しない
ように、上部受け金具5を平面から見た場合に外側に離
れた位置に配置されて、上部受け金具5の位置調整が十
分できるように構成されている。
【0032】次に、前記各実施形態の鉛直度調整用ジャ
ッキ1を使用して、上部柱4を建て込む場合について、
第1実施形態を代表して、主に図10および図11を参
照しながら説明すると、まず、下位レベルに位置する矩
形状横断面の下部鉄骨柱3の上部および上位レベルに位
置する上部鉄骨柱4の下部の各側面(4面)に、それぞ
れ複数のほぼT字状のジャッキ取付プレート53,54
の基端部が予め溶接により固定され、前記下位の下部鉄
骨柱2の上端部に、建柱(建て込み)しようとする上部
鉄骨柱4をクレーン等により搬入し、前記上部鉄骨柱4
の下端部を前記下部鉄骨柱2の上端部に当接させて突き
合わせる。
【0033】次に、前記各ジャッキ取付プレート53,
54の両側にガセットプレート56を配置すると共に、
これらの透孔に挿通されたボルト63により仮止めし、
前記ジャッキ取付プレート53,54に、本発明におけ
る鉛直度調整用ジャッキ1における上部受け金具5を上
部柱4側のジャッキ取付プレート53に嵌め込むと共
に、上部受け金具5の透孔32と前記ジャッキ取付プレ
ート53の透孔に挿通されたボルト57およびこれに螺
合されたナットにより締結する。
【0034】そして、上部柱4と下部柱2の各側面に取
り付けられている複数の鉛直度調整用ジャッキ1におけ
る回動工具係合部35にトルクレンチ等の回動工具52
を嵌設して、前記回動工具52を反復回動することによ
り、上位の上部鉄骨柱4の鉛直度を微調整すると共に、
上下方向の位置を微調整して、上部鉄骨柱4を正確な鉛
直位置に配置させる。このように上部鉄骨柱4における
全ての面(4面)の鉛直度を出した後、ボルト63を本
締めし、上部鉄骨柱4の鉛直姿勢を固定する。その後、
上部鉄骨柱4の下端部と下部鉄骨柱2の上端部の開先部
59を溶接60して、上部鉄骨柱4と下部鉄骨柱2とを
連結固定した後、適宜鉛直度調整用ジャッキ1およびガ
セットプレート56を取り外して、前記の開先部59全
周の溶接60を行い、最後に各上部鉄骨柱4および下部
鉄骨柱2に取り付けられている各ジャッキ取付プレート
53,54を溶断等により切断して、上部鉄骨柱4の建
柱を終了する。
【0035】なお前記ジャッキ取付プレート53,54
は、各鉄骨柱4,2の各側面に、例えば矩形状断面の場
合には、少なくとも鉄骨柱における対向する2面に複数
組取り付けられることにより、前後方向の垂直面に対す
る鉛直度の調整と、左右方向の垂直面に対する鉛直度の
調整を的確に行うことができ、例えば、対向する2面に
配置された一方の面に対して取り付けられた複数の鉛直
度調整用ジャッキ1を調整した後に、各面に取り付けら
れた複数の鉛直度調整用ジャッキの一方を基準にして他
方の鉛直度調整用ジャッキ1を調整することにより、直
交する2つの垂直面に対する上部柱の鉛直度の調整を行
うことができる。
【0036】前記実施形態の場合には、上部柱4および
下部柱2の各側面61aに対して直角にウォーム22の
縦軸が配置され、しかもその縦軸の外端部、すなわち各
鉄骨柱2,4の表面とは反対側に、回動工具係合部35
が設けられているので、回動工具を各矩形状横断面の角
型鋼管柱からなる上部柱4または下部柱2の表面にほぼ
平行な面において、回転又は反復回動することができ
る。
【0037】前記各実施形態において、ウォーム軸にお
ける回動工具係合部35に、円形等の回動用ハンドルを
着脱可能に固定してもよい。
【0038】本発明を実施する場合、柱の上端部の鉛直
度調整を行う場合には、鉛直度調整用ジャッキ1を反転
配置して使用するようにしてもよい。
【0039】前記各実施形態において、複数の下部引っ
張りスプリング7および複数の上部引っ張りスプリング
9を上部および下部の受け金具およびギヤケースの上下
の面板に取り付ける場合に、これらの部材の柱側に近接
する側周面または上面位置を除いた位置に、複数のブラ
ケット10a,10b,10c、10dを適宜取り付け
るようにするとよい。
【0040】また、前記実施形態では、下部受け金具ま
たは上部受け金具とギヤケースとのに渡って、2本のコ
イルスプリングからなる引っ張りスプリングを配置した
が、ギヤケース側に複数のブラケットを設けて、1本ま
たは2本以上の複数の引っ張りスプリングを配置するよ
うにしてもよい。また、本発明を実施する場合、各引っ
張りスプリング7,9部分が他物に衝突した場合の保護
するために、および各引っ張りスプリング7,9による
回転防止力以上の外力が作用した場合、必要以上の受け
金具の回動を防止するために、各引っ張りスプリングお
よび上部受け金具または下部受け金具を囲むようにこれ
らに間隔をおいて鋼製筒状部材を配置し、その筒状部材
をギヤケースに固定してもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明によれば、鉄骨
柱の鉛直度調整用ジャッキにおいて、下部柱に着脱自在
に固定される下部受け金具と、上部柱に着脱自在に固定
される上部受け金具とが、ウォーム減速機構を介して回
転される縦ねじ螺杆に螺合されて相互に接近または離反
するように進退移動自在に構成され、前記下部受け金具
に引っ張りスプリングの一端部が係止され、かつ前記ウ
ォーム減速機構を備えたギヤケースに前記引っ張りスプ
リングの他端部が係止されて、下部受け金具が、常時、
引っ張りスプリングにより水平回転方向の原位置に戻る
ように付勢されているので、下部受け金具をギヤケース
に対して原位置に戻すことができ、下部受け金具をギヤ
ケースに対して所定の位置に復帰するため、下部受け金
具を下部柱に取り付ける場合に下部受け金具またはギヤ
ケースが多少回動しても、自動的に下部受け金具とギヤ
ケースとの相対位置が原位置に戻るので、ギヤケースが
下部柱に対して間隔をおいて所定の姿勢にすることがで
きるため、上部受け金具に上部柱を仮支持する作業も容
易になり作業性がよくなる。また、比較的小さい手動力
で入力軸を回すことができ、また、比較的安全に円滑に
上部柱の鉛直度の微調整作業と、上部柱の上下方向の位
置調整作業を効率よく行うことができる。また、本発明
の装置は軽量で携帯用として持ち運びが容易で、さら
に、本発明の鉛直度調整用ジャッキは、引っ張りスプリ
ングを使用した簡単な構造であるので、従来の場合より
もさらに軽量にすることができ、制作費が安価であるな
どの効果を奏することができる。
【0042】また請求項2の発明によれば、前記上部受
け金具に引っ張りスプリングの一端部が係止され、かつ
前記ウォーム減速機構を備えたギヤケースに前記引っ張
りスプリングの他端部が係止されて、上部受け金具が、
常時、引っ張りスプリングにより水平回転方向の原位置
に戻るように付勢されているので、上部受け金具をギヤ
ケースに対して原位置に戻すことができ、上部受け金具
をギヤケースに対して所定の位置に復帰するため、上部
受け金具を上部柱に取り付ける場合に上部受け金具また
はギヤケースが多少回動しても、自動的に上部受け金具
とギヤケースとの相対位置が原位置に戻るので、上部受
け金具を上部柱に対して所定の姿勢にすることができる
ため、上部受け金具に上部柱を連結すると、上部柱が縦
軸を中心として水平回動しようとしても、上部受け金具
がそれ自身が所定の位置に戻ろうとするので、上部柱も
所定の位置に戻すことができ、上部柱の鉛直度を調整す
る作業も容易になり作業性がよくなる。また、比較的安
全に円滑に上部柱の鉛直度の微調整作業と、上部柱の上
下方向の位置調整作業を効率よく行うことができる。
【0043】また請求項3の発明によれば、前記引っ張
りスプリングの中心軸線と、前記縦ねじ螺杆の中心軸線
とが同一の垂直面状に位置するように配置されている
と、上部または下部受け金具縦の中心軸線が、縦ねじ螺
杆の中心軸線から大きく離れることはないので、常時、
縦ねじ螺杆の中心軸線と同じ垂直面状に引っ張りスプリ
ングの中心軸線が位置しているので、上部受け金具また
は下部受け金具が多少水平回動しても、縦ねじ螺杆の中
心軸線に一致させるように上部ブラケット中心を一致さ
せることができる。
【0044】また、請求項4の発明によると、ギヤケー
スと受け金具とに、引っ張りスプリング取付用のブラケ
ットが取り付けられ、各ブラケットに引っ張りスプリン
グが着脱自在に係止されていると、比較的バネ定数の大
きい安価なコイルスプリングなどの既製品を利用するこ
とができ、またコイルスプリングの交換が必要な場合に
は、容易にその交換作業をすることができる。また、請
求項5のように、ギヤケース側のブラケットが、受け金
具と干渉しない位置に設けられていると、上下の各受け
金具をギヤケースに近接した位置まで、位置調整するこ
とができる。また、請求項6または請求項7のように、
下部受け金具または上部受け金具が複数の引っ張りスプ
リングにより水平回転方向の原位置にもどるように付勢
されていると、下部受け金具または上部受け金具を確実
に水平回転方向の原位置にもどすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる鉄骨柱の鉛直度調
整用ジャッキを示す正面図である。
【図2】図1に示す鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキの側
面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる鉄骨柱の鉛直度調
整用ジャッキの縦断正面図である。
【図5】図1のB―B線断面図である。
【図6】図4のC−C線断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態にかかる鉄骨柱の鉛直度
調整用ジャッキを示す正面図である。
【図8】図7に示す鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキの側
面図である。
【図9】本発明の他の実施形態にかかる鉄骨柱の鉛直度
調整用ジャッキの縦断正面図である。
【図10】下部柱と上部柱間に渡って本発明の鉄骨柱の
鉛直度調整用ジャッキを取り付けて上部柱の調整を行っ
ている状態を示す斜視図である。
【図11】下部柱と上部柱間に渡って本発明の鉄骨柱の
鉛直度調整用ジャッキを取り付けて上部柱の調整作業を
終了して溶接により接合している状態を示す縦断側面図
である。
【図12】従来の鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキを使用
して、上部柱の調整を行っている状態を示す斜視図であ
る。
【図13】図12の一部を示す正面図である。
【符号の説明】 1 鉛直度調整用ジャッキ 2 下部柱(下部鉄骨柱) 3 下部受け金具 4 上部柱(上部鉄骨柱) 5 上部受け金具 6 ウォームホイール付きの縦ねじ螺杆 7 下部引っ張りスプリング 8 ギヤケース 9 上部引っ張りスプリング 10a ブラケット 10b ブラケット 10c ブラケット 10d ブラケット 11 ウォームホイール 12 上部大径軸部 13 下部大径軸部 14 上部中間軸部 15 下部中間軸部 16 上部左ねじ螺杆 17 下部右ねじ螺杆 18 上面板 19 軸支承用透孔 20 下面板 21 軸支承用透孔 22 ウォーム 22a 前面板 23 ボルト 24 後部軸 25 後面板 26 前部軸 28 左ねじ雌ねじ孔 30 右ねじ雌ねじ孔 31 腕片 32 横孔 33 腕片 34 横孔 35 回動工具係合部 39 ラチェトレンチ 40 鉛直度調整用ジャッキ 43 右ねじ螺杆 44 コ字状金具 45 ボルト 47 受け片 48 左ねじ螺杆 49 コ字状金具 50 ボルト 51 雌ねじ筒 52 回動工具 53 ジャッキ取付プレート(上部柱側) 54 ジャッキ取付プレート(下部柱側) 55 スラストベアリング 56 ガセットプレート 57 ボルト 59 開先部 60 溶接 61a 側面 62 筒状軸受け 62a 側面版 63 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−247456(JP,A) 実開 昭51−85170(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04G 21/18 E04B 1/24 F16G 11/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキにおい
    て、下部柱に着脱自在に固定される下部受け金具と、上
    部柱に着脱自在に固定される上部受け金具とが、ウォー
    ム減速機構を介して回転される縦ねじ螺杆に螺合されて
    相互に接近または離反するように進退移動自在に構成さ
    れ、前記下部受け金具に引っ張りスプリングの一端部が
    係止され、かつ前記ウォーム減速機構を備えたギヤケー
    スに前記引っ張りスプリングの他端部が係止されて、下
    部受け金具が、常時、引っ張りスプリングにより水平回
    転方向の原位置に戻るように付勢されていることを特徴
    とする鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキ。
  2. 【請求項2】 前記上部受け金具に引っ張りスプリング
    の一端部が係止され、かつ前記ウォーム減速機構を備え
    たギヤケースに前記引っ張りスプリングの他端部が係止
    されて、上部受け金具が、常時、引っ張りスプリングに
    より水平回転方向の原位置に戻るように付勢されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の鉄骨柱の鉛直度調整
    用ジャッキ。
  3. 【請求項3】 前記引っ張りスプリングの中心軸線と、
    前記縦ねじ螺杆の中心軸線とが同一の垂直面状に位置す
    るように配置されていることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキ。
  4. 【請求項4】 ギヤケースと受け金具とに、引っ張りス
    プリング取付用のブラケットが取り付けられ、各ブラケ
    ットに引っ張りスプリングが着脱自在に係止されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに1項に記載
    の鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキ。
  5. 【請求項5】 ギヤケース側のブラケットは、受け金具
    と干渉しない位置に設けられていることを特徴とする請
    求項4に記載の鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキ。
  6. 【請求項6】 下部受け金具が複数の引っ張りスプリン
    グにより水平回転方向の原位置にもどるように付勢され
    ていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に
    記載の鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキ。
  7. 【請求項7】 上部受け金具が複数の引っ張りスプリン
    グにより水平回転方向の原位置にもどるように付勢され
    ていることを特徴とする請求項2〜6のいずれか1項に
    記載の鉄骨柱の鉛直度調整用ジャッキ。
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