JP3404944B2 - 工順編成装置 - Google Patents

工順編成装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生産ライン上の各工程
における工順を自動編成するための工順編成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】生産ラインにおける工順の編成は、最も
時間のかかる部品組み付け作業をそのラインのタクト時
間として、このタクト内で治まる数の部品が複数種類1
つの工程内で行えるように編成する。これを極単純なモ
デルにより説明すると、例えば1つの生産ラインにおい
て、ラインを流れるワークにA,B,C,D,Eの5個
の部品を組み付ける場合、各部品の組み付け作業にかか
る時間が、A=9分、B=7分、C=7分、D=3分、
E=3分とすると、部品Aの組み付け作業が最も長いの
で、作業タクト時間はこの9分より短くすることができ
ないので、タクト時間としては、この9分に余裕時間を
加算して、ここでは10分とする。
【0003】この各部品を組み付ける工順の編成を行う
と、部品A、B、Cがそれぞれ1工程とし、部品DとE
の二つの部品を一つの工程で組み付けるようにすると全
部で、4工程必要となる。また、部品Aを一つの工程、
部品BとD、およびCとEをそれぞれ一つの工程で組み
付けると全部で3工程で済むように編成することもでき
る。
【0004】生産ラインの各工程での部品の組み付け作
業は、図9に示すような部品棚1に設けられているピッ
キング指示ランプ3の表示を作業者が見て、そのランプ
3の点灯している部品棚の部品ボックス2(またはその
区画部分)から部品を取り出し、流れてきたワークに組
み付けている。
【0005】この組み付ける部品を指示するピッキング
指示ランプ3の点消灯はその工程における作業指示を行
うコンピュータなどがライン上を流れてきたワークの種
類を判断して、そのワークにあった部品を定められた工
順で取り付けるように、順番にランプ3を点消灯するこ
とによって行われて、このランプの点消灯の順番が事実
上その工程における工順となっていて、全体としては、
組み付ける部品が複数種類あるので、各工程ごとに連続
して1つの生産ラインにおける工順となる。
【0006】従来、この工順の編成は、作業者の習熟度
や組み付け作業のし易さに合わせ、上記のように各部品
ごとに作業時間を求め、生産ラインの作業タクト時間内
で行うことのできる作業範囲内となるように1工程で組
み付けられる部品種を決定し、各工程を繋げて決定され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この工
順決定の重要な要素となる作業者の習熟度、すなわち一
つの部品の取り付けにどの程度の時間を要するかは、そ
の作業の管理者、例えば作業長などが作業者の作業の様
子を見て、自らの経験と勘により判断しているのが実情
であり、客観的な数値化された尺度となっていないのが
現状である。
【0008】このため、決められた工順は、たまたま作
業長が見たときの作業状態であり、その作業者の客観的
な習熟度に応じたものではなく、作業長の判断如何によ
って、作業者に非常に大きな負担となることがあった
り、また、逆に余分な工程や時間が空いてしまうなど非
効率な工順編成となることがあるといった問題があっ
た。
【0009】例えば上記のモデルで言うと、部品Bの組
み付け時間が、客観的な尺度により計った場合には、上
記の通り7分であるのに、作業長の認識した時点では8
分であるとすると、BとDとで一工程の作業とすると作
業タクト時間である10分を越えるので、このような工
順編成ができない。このため、上記のごとく生産ライン
を3工程とすることができず、非効率なライン運用とな
る場合がある。逆に、実際には8分かかる工程が作業長
の認識、判断では7分とされてしまうと、その作業者に
とって、大きな負担のかかる作業となってしまう場合も
ある。
【0010】そこで、本発明の目的は、作業者の作業習
熟度を客観的に把握することのできる数値として求め、
この数値化された作業習熟度を基に工順を決定する工順
編成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、複数の部品が部品種ごとに格納された部品
棚に設けられて、部品種ごとに部品がピッキングされた
ことを検出するピッキング検出手段と、該ピッキング検
出手段が検出した部品のピッキングから次のピッキング
までの時間間隔を経時するピッキング経時手段と、該ピ
ッキング経時手段によって得られた部品種ごとのピッキ
ング時間間隔の平均値を求める演算手段と、該演算手段
によって求められた部品種ごとのピッキング時間の平均
値をその部品種にかかる作業平均時間とし、予め定めら
れている作業タクト時間内で収まるように、複数の部品
ごとの作業平均時間を組み合わせて工順を編成する工
順編成手段とを有し、前記工順編成手段は、前記作業平
均時間が最小値となる部品種を選択して、該部品種の作
業平均時間と予め定められている作業タクト時間との差
を算出し、算出した前記差よりも作業平均時間が大きい
部品種を一工程内における作業の部品種として記憶し、
残りの部品種について、作業平均時間が最大値となる部
品種を選択して、選択した部品種の作業平均時間と他に
残っている部品種の作業平均時間とを組み合わせて前記
作業タクト時間を超えず最も大きな作業時間となるよう
に部品種を組み合わせ、組み合わせた部品種を一工程内
における作業の部品種の組み合わせとして記憶し、全て
の部品種について、一工程内における作業の部品種また
はその組み合わせとして記憶するまで繰り返して部品種
の組み合わせ作業を行うことを特徴とする工順編成装置
である。
【0012】また本発明は、前記工順編成装置におい
て、現在の工順編成を記憶した現在工順記憶手段と、該
現在工順記憶手段に記憶されている現在の工順と、前記
工順編成手段によって編成された工順とを比較する比較
手段と、該比較手段による結果を、より工程が短くなる
工順の方をマークして出力する出力手段と、を有するこ
とを特徴とする工順編成装置である。
【0013】さらに本発明は、前記ピッキング検出手段
が、部品棚に格納されている部品を取るために作業者が
部品種ごとの部品格納場所に接近したことを検出する近
接センサであることを特徴とする工順編成装置である。
【0014】
【作用】上述のように構成された本発明は、生産ライン
上の各工程に配置されている部品棚の複数の部品種ごと
に、ピッキング検出手段を設け、このピッキング検出手
段によって、部品が取り出されたことを部品種ごとに検
知して、各部品種ごとにピッキングを検出した時間から
次のピッキングまでの経過時間をピッキング経時手段に
より経時する。この経時された時間が各部品種ごとの作
業時間として数値化される。
【0015】この作業時間は、演算手段によって平均値
が求められて、部品種ごとの作業平均時間とし、予め定
められている作業タクト時間内に複数の部品種にかかる
作業平均時間がどれだけ入るか、すなわち、作業タクト
時間内にどれだけの部品種を取り付けられるかを工順編
成手段によって求める。これにより、各工程で作業を行
うことのできる部品種と、各工程の繋がりとして生産ラ
イン全体の工順が決定される。
【0016】また、本発明においては、比較手段によっ
て、現在行われている工順と、前記のようにして求めた
工順とを比較することで、より効率的な工順が出来上が
っているかどうかが分かり、より効率的な工順の方にマ
ークして、これを出力することで、工順決定の判断材料
とする。
【0017】また本発明は、ピッキング検出手段とし
て、近接センサを用いることで、作業者が部品取りのた
めに、部品棚に近付いて、部品を取り出す動作(ピッキ
ング)をすることにより、部品のピッキングを自動的に
検知することができる。
【0018】
【実施例】以下、添付した図面を参照して、本発明の一
実施例を説明する。
【0019】図1は、本発明の工順編成装置を適用した
システムの構成を示すブロック図であり、工順編成手
段、演算手段、およびピッキング経時手段として機能す
るワークステーション5、ネットワーク回線6によりワ
ークステーション5と接続され、各工程ごとに設けられ
て部品取りのランプ指示を出すピッキングコントローラ
7、工程にワークが到着したことを検知するリミットス
イッチ8、到着したワークの種類をワークに付けられて
いる識別番号から読み取るIDコントローラ9と識別番
号読取装置10、および部品棚1に取り付けられている
ピッキング指示ランプ3、ピッキング検出手段である近
接センサ4よりなる。
【0020】このシステムは、プログラマブルコンピュ
ータ(PC)などのピッキングコントローラ7がワーク
ステーションからの工順を受けて、その工順通りとなる
ように、部品棚のピッキング指示ランプ3を点消灯し、
このランプ3の指示によって作業者が部品をピッキング
することで、近接センサ4が部品種ごとに部品がピッキ
ングされたことを検知し、ピッキングから次のピッキン
グまでの経過時間を経時して、ワークステーション5が
その経過時間から1工程内で組み付けられる部品種と、
各工程の繋がり、すなわち最適な工順を決定するもので
ある。
【0021】図2および図3は、近接センサ4の取り付
け状態の一例を示す図面で、図3は図2における部品棚
の1区画部分の拡大図である。近接センサ4は、図示す
るように、部品棚1の各部品を収納している一区画ごと
に設けられており、例えば赤外線センサや超音波センサ
のように、部品をピッキングするために作業者がその一
区画に手を入れるとこのセンサが作動するような仕組み
のものである。
【0022】図4は、ピッキングコントローラ7の機能
ブロック図である。ピッキングコントローラ7では、リ
ミットスイッチ(L/S)8からの信号をL/S入力処
理部13が受けて、ワークがその工程に到着したことを
検知する。同時に、ID通信処理部14がIDコントロ
ーラ9と通信して到着したワーク種を取得する。そし
て、L/S入力処理部13とID通信処理部14からの
信号はID読み込み処理部15に送られて、今到着した
ワークがどの様な種類のワークであるかが認識される。
【0023】そして、認識されたワークにあったランプ
の点消灯、すなわちこの工程における部品の取り付け作
業が工順に行われる。これには、ランプ指示制御部17
がID読込処理部15から到着しているワークの種類を
受け、予め工順が記憶された作業指示データ16にした
がって部品を選択し、部品種/棚ロケーション管理テー
ブル18からその部品がある棚の位置を取得して、その
棚のランプ3が点消灯するように、ランプ出力処理部1
1に指示を出す。この指示によりランプ出力処理部11
がランプ3の点消灯のためのスイッチングを行う。
【0024】ランプ指示によって作業者が部品のピッキ
ングを行うと近接センサ4によって検知され、その信号
が近接センサ入力処理部12に入力される。近接センサ
入力処理部12では近接センサから入力のあった時間が
認識されて、ランプ指示制御部17を介して、部品種と
ピッキングされた時間が部品ピッキング情報19へ記憶
される。この記憶された部品種とピッキング時間は実績
送信処理部20からワークステーション5に送られる。
【0025】ワークステーション5に送られるデータは
図5に示すように、この工程を示す工程No、部品種、
近接センサの入力時間である。
【0026】次に、図6は、ワークステーション5内の
機能ブロック図である。このワークステーションでは、
各工程ごとにあるピッキングコントローラ7からの実績
送信を実績受信処理部21が受けて、作業時間算出部2
を介して工程別前回実績値23に、各部品種ごとに近
接センサ4が検知した部品のピッキング時間を記憶す
る。
【0027】そして、次に受信した実績値、すなわち、
同じ部品種のピッキング時間を実績受信処理部21が受
信すると、ピッキング経時手段である作業時間算出部2
が工程別前回実績値23の中からその部品種の前回の
ピッキング時間との差を算出して、その部品種にかかる
作業時間が求められる。求められた作業時間は、部品種
ごとに、部品種別作業時間24に記憶される。
【0028】記憶された部品種ごとの作業時間を一定時
期、例えば1日ごとや1週間ごとなどに、その間の平均
作業時間を演算手段である平均作業時間算出部25によ
って求める。求めた平均作業時間は部品別平均作業時間
26に記憶する。図7は、ある生産ライン上で求められ
た部品種ごとの作業平均時間の一例である。
【0029】そして、この部品種別平均作業時間26を
元に、工順編成手段である工順編成処理部28が、後述
するように、最適な工順を決定して作業工順テーブル2
7に記憶する。
【0030】記憶された工順は、比較手段である差異判
断処理部30において、現在工順記憶手段である現作業
工順テーブル29に記憶されている現時点での工順と比
較され、その結果が出力手段である画面出力処理部31
により図示しないモニタ画面やプリンタに出力される。
このとき、差異判断処理部30において、現作業工順と
作成された工順とに差がある場合には、より効率的であ
る方、例えば、全ラインを通しての工程数がより少なく
なっている方にマークを付けて出力する。
【0031】図8は、工順編成処理の流れを示すフロー
チャートである。工順の編成は、まず、部品種別平均作
業時間が読み込まれて(S1)、工程目標タクト時間
(作業タクト時間)と、読み込まれた部品種別平均作業
時間の中の最小値との差を算出する(S2)。そして、
この差より大きい平均作業時間の部品種を組み合わせ完
了ファイル33に格納する(S3)。このステップ3
(S3)で選択された部品種の作業はタクト時間内でこ
の部品種の作業しかできないものである。
【0032】ついで、残りの部品種の平均作業時間から
最も大きな作業時間のものを選択し(S4)、このステ
ップ4(S4)で選択したものの平均作業時間と、その
他に残っている部品種の平均作業時間とを組み合わせて
工程目標タクト時間32の時間を超えない最も大きな作
業時間の組み合わせとなるように部品種を選択する(S
5)。このとき選択される部品種の数は2つ以上の組み
合わせで複数選択されて、上記のように、できるだけ工
程目標タクト時間に近いものとなるように選択される。
選択した組み合わせを1工程内における作業の部品種の
組み合わせとして組み合わせ完了ファイル33に記憶す
る(S6)。このステップ4(S4)からステップ6
(S6)までの手順を全ての部品種に付いて行う。これ
により、1工程内で行われる作業の部品種の組み合わせ
が出来上がる。なお、平均作業時間の最大が工程目標タ
クト時間を越えることはあり得ず、もし、タクト時間を
越える作業時間があるとすると、その作業は終了してい
ないこととなり、工程目標タクト時間32に記憶されて
いる時間を大きくする必要がある。
【0033】ついで、全データに付いて組み合わせが終
了したことが検知されたら(S7)、組み合わせ完了フ
ァイル33内のデータを組み合わせの中で平均作業時間
の昇順に並び変え(S8)、組み合わせの中で平均作業
時間の最大のものと最小のものが交互になるように並べ
る(S9)。そして、全ての部品種の工順が制約条件
(例えば、ある部品種Aの取り付け作業が部品種Bの取
り付け作業後にはできないなど)を満たしているかどう
かをチェックし(S10)、全ての並び変えが終了する
までステップ9(S9)の並び換えを繰り返して、全て
の並び変えが終了すると(S11)、組み合わせ完了フ
ァイル33を作業工順テーブル27に出力して記憶させ
る(S12)。
【0034】以上のようにして、前工程の工順と、その
工順にしたがった1工程内の部品種の作業組み合わせが
完了して、作業工順テーブル27に記憶されることとな
る。そして、前述のように、現在の工順とこの作成され
た工順とを比較して、作成した工順の方がより効率的で
あれば工順を変更し、各工程ごとの前記ピッキングコン
トローラ7内の作業指示データ16を作成された工順の
1つの組み合わせのものと入れ替えることで、ラインの
生産効率をよくすることができるようになる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
部品のピッキングから次のピッキングまでの時間を部品
種ごとに経時することで、部品種ごとの作業者の作業習
熟度を作業時間として客観的な数値として表すことがで
き、この作業時間を元に工順を決定することとしたの
で、生産ラインにあった効率的な編成を自動的に行うこ
とができる。
【0036】また本発明によれば、現在の工順と上記の
ようにして編成された工順とを比較することで、より効
率的な工順を採用して、適宜工順の変更を行うことがで
きるようになり、ラインの運用や各工程が効率的に稼働
させることができるようになる。
【0037】また本発明によれば、ピッキングの検出を
近接センサにより自動的に検知することとしたので、作
業の開始や終了を入力するためのスイッチを押すといっ
た動作を行うことなく、部品の取りを行った動作を検知
することができるようになり、スイッチを押すなどの動
作を省くことができ、その分の作業効率化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した一実施例のシステム構成を
示すブロック図である。
【図2】 上記実施例における近接センサを設置した部
品棚の部分斜視図である。
【図3】 図2に示した部品棚の1区画部分の拡大図で
ある。
【図4】 上記実施例におけるピッキングコントローラ
の機能ブロック図である。
【図5】 上記実施例における実績データを説明する図
面である。
【図6】 上記実施例におけるワークステーションの機
能ブロック図である。
【図7】 上記実施例による装置によって求められた部
品種ごとの平均作業時間の一例である。
【図8】 上記実施例における工順編成処理の流れを示
すフローチャートである。
【図9】 従来の部品棚の部分斜視図である。
【符号の説明】
3…ピッキング指示ランプ、 4…近接センサ、 5…ワークステーション(W/S)、 7…ピッキングコントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/418 B25H 3/04 G06F 17/60 108

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部品が部品種ごとに格納された部
    品棚に設けられて、部品種ごとに部品がピッキングされ
    たことを検出するピッキング検出手段と、 該ピッキング検出手段が検出した部品のピッキングから
    次のピッキングまでの時間間隔を経時するピッキング経
    時手段と、 該ピッキング経時手段によって得られた部品種ごとのピ
    ッキング時間間隔の平均値を求める演算手段と、 該演算手段によって求められた部品種ごとのピッキング
    時間の平均値をその部品種にかかる作業平均時間とし、
    予め定められている作業タクト時間内で収まるように、
    複数の部品種ごとの作業平均時間を組み合わせて工順を
    編成する工順編成手段とを有し、前記工順編成手段は、 前記作業平均時間が最小値となる部品種を選択して、該
    部品種の作業平均時間と予め定められている作業タクト
    時間との差を算出し、算出した前記差よりも作業平均時
    間が大きい部品種を一工程内における作業の部品種とし
    て記憶し、 残りの部品種について、作業平均時間が最大値となる部
    品種を選択して、選択した部品種の作業平均時間と他に
    残っている部品種の作業平均時間とを組み合わせて前記
    作業タクト時間を超えず最も大きな作業時間となるよう
    に部品種を組み合わせ、組み合わせた部品種を一工程内
    における作業の部品種の組み合わせとして記憶し、 全ての部品種について、一工程内における作業の部品種
    またはその組み合わせとして記憶するまで繰り返して部
    品種の組み合わせ作業を行うこと を特徴とする工順編成
    装置。
  2. 【請求項2】 前記工順編成装置において、 現在の工順編成を記憶した現在工順記憶手段と、 該現在工順記憶手段に記憶されている現在の工順と、前
    記工順編成手段によって編成された工順とを比較する比
    較手段と、 該比較手段による結果を、より工程が短くなる工順の方
    をマークして出力する出力手段と、を有することを特徴
    とする請求項1記載の工順編成装置。
  3. 【請求項3】 前記ピッキング検出手段が、部品棚に格
    納されている部品を取るために作業者が部品種ごとの部
    品格納場所に接近したことを検出する近接センサである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の工順
    編成装置。
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