JP3403654B2 - 棒状化粧料繰出容器の保持装置 - Google Patents

棒状化粧料繰出容器の保持装置

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JP3403654B2
JP3403654B2 JP35032898A JP35032898A JP3403654B2 JP 3403654 B2 JP3403654 B2 JP 3403654B2 JP 35032898 A JP35032898 A JP 35032898A JP 35032898 A JP35032898 A JP 35032898A JP 3403654 B2 JP3403654 B2 JP 3403654B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口紅等の棒状化粧
料の色見本品を棒状化粧料繰出容器のテスター品ととも
に保持して、色見本品を店頭等に展示する際に、その色
見本品の色をテスター品で確認することができるように
した棒状化粧料繰出容器の保持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、口紅等の色見本品を店頭等で
展示する際に、図9に示すように、上側に色見本ダミー
43を保持し下側にテスター品(試供品)42を保持し
たサンプル保持体44を多数(各色毎に)用意し、上面
に多数のテスター品挿通用穴41が穿設された展示台4
0の上記穴41にサンプル保持体44の下部(テスター
品42の部分)を挿通するようにして展示台40に各サ
ンプル保持体44を載置し、展示台40上に色見本ダミ
ー43を多数並べるようにしたものがある。このよう
に、1つのサンプル保持体44に色見本ダミー43とテ
スター品42の両方を保持することで、色見本ダミー4
3の色が実際にはどのような感じの色になるかを、テス
ター品42によって簡単に確認できるようにしている。
【0003】このようなテスター品42、色見本ダミー
43、サンプル保持体44として、図10に示すような
ものがある。すなわち、上記テスター品42は、内部に
棒状化粧料保持皿(図示せず)が昇降自在に保持された
外筒48と、この外筒48の下端開口に回動自在に取付
けられた繰出操作部49とを備え、この繰出操作部49
を回動させることにより上記保持皿を昇降させるよう構
成している。上記繰出操作部49には、その下端面に凹
部50を設けている。また、色見本ダミー43は、棒状
化粧料の先部と略同一形状に形成された筒状部と、この
筒状部の下端開口の外周部に延設されたフランジ部とを
備え、このフランジ部の下面から係合爪43aを垂下さ
せている。一方、サンプル保持体44は、合成樹脂製の
有天状の四角筒体に形成されており、その天井壁に、上
記色見本ダミー43の係合爪43aに着脱自在に係合す
る嵌合孔44aが穿設されている。このサンプル保持体
44には、その前後左右の周側壁の内面上側に、上下方
向に延びる係合用の突条が設けられているとともに(図
では隠れて見えない)、下端開口の両側に相対峙する一
対の係合片が設けられている(図では隠れて見えな
い)。そして、上記テスター品42をサンプル保持体4
4に保持するため、つぎのようなカートリッジ46を用
いている。このカートリッジ46は、有天円筒体の下端
開口の外周部に、上記サンプル保持体44の下端開口と
略同一形状のフランジ部54が形成されており、このフ
ランジ部54の下端部の両側に、上記サンプル保持体4
4の下端開口の係合片と着脱自在に係合する凹部52が
形成されている。また、上記カートリッジ46には、そ
の天井壁の下面に、上記繰出操作部49の凹部50に着
脱自在に係合する凸部46aが設けられているととも
に、前後左右の周側壁に、上記サンプル保持体44の前
後左右の周側壁に設けられた突条と着脱自在に係合する
凹条51が設けられている。
【0004】このような構成において、上記サンプル保
持体44にテスター品42を保持する場合には、カート
リッジ46の下端開口からテスター品42を、その上端
開口(棒状化粧料が繰出る繰出口)を下に向けた状態で
押し込み、カートリッジ46の天井壁の凸部46aにテ
スター品42の繰出操作部49の凹部50を嵌合したの
ち、このカートリッジ46を上記サンプル保持体44の
下端開口から押し込み、カートリッジ46のフランジ部
54の凹部52をサンプル保持体44の係合片に係合さ
せるとともに、カートリッジ46の前後左右の周側壁の
凹条51をサンプル保持体44の前後左右の周側壁の突
条に係合させることが行われる。これにより、上記カー
トリッジ46とサンプル保持体44とが連れ回りすると
ともに、カートリッジ46とテスター品42の繰出操作
部49とが連れ回りするようになり、テスター品42の
外筒48を一方の手で持ち、サンプル保持体44をもう
一方の手で持って回動させることにより、テスター品4
2の繰出口から棒状化粧料が現れるようになる。
【0005】上記のような装置では、テスター品42が
長期間展示されていると、このテスター品42の口紅
は、試し塗りを繰り返されるために使い尽くされたり、
すり減って見栄えが悪くなったりする。このようなとき
は、テスター品42を新しいものと交換する必要がある
が、テスター品は見本用として製作されたもので再入手
が困難であるため、上記テスター品42の代わりに、市
販品45を上記サンプル保持体44に保持して展示する
ことが行われている。この市販品45は、その繰出操作
部55がテスター品42よりは大径に形成されているた
め、市販品45の展示専用のカートリッジ47を用意
し、これを介して上記サンプル保持体44に保持するよ
うにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、市販品
45をサンプル保持体44に保持するために展示専用の
カートリッジ47を用意することは、この展示専用のカ
ートリッジ47を保管するという作業を増やすことにな
り、その管理作業が煩雑となる。また、上記2種類のカ
ートリッジ46,47の保持は、保持体の同じ突条を利
用するため、テスター品42と市販品45との交換を繰
り返すうちに、上記突条が早く摩耗し、すぐにカートリ
ッジ46,47を保持することができなくなる。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、市販品の展示専用のカートリッジを不要とする
とともに、テスター品と市販品との交換を繰り返して
も、カートリッジを長期間しっかりと保持することので
きる棒状化粧料繰出容器の保持装置の提供をその目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の棒状化粧料繰出容器の保持装置は、内部に
棒状化粧料を繰出自在に収容する外筒とこの外筒内の棒
状化粧料を繰出す繰出操作部とを備えた棒状化粧料繰出
容器からなるテスター品と、このテスター品の繰出操作
部側を内部に収容し外筒を外部に突出させた状態で保持
するカートリッジと、上記外筒を残してカートリッジを
収容し保持する保持体と、この保持体に取り付けられた
色見本とからなる棒状化粧料繰出容器の保持装置であっ
て、上記カートリッジの外壁面に、保持体に収容された
状態で保持体の内壁面に圧接してカートリッジを着脱自
在に係止する凸部が形成され、上記保持体の内壁面に、
市販棒状化粧料繰出容器の外壁面に圧接して市販棒状化
粧料繰出容器を着脱自在に係止する凸部が形成されてお
り、上記保持体に上記カートリッジと市販棒状化粧料繰
出容器とを選択して着脱自在に収容しうるように構成さ
れている。
【0009】すなわち、本発明の棒状化粧料繰出容器の
保持装置は、保持体に上記カートリッジと市販棒状化粧
料繰出容器とを選択して着脱自在に収容しうるように構
成されているため、従来必要であった市販棒状化粧料繰
出容器の展示専用のカートリッジを不要とすることがで
きる。また、保持体の内壁面に圧接してカートリッジを
着脱自在に係止する凸部がカートリッジの外壁面に形成
され、市販棒状化粧料繰出容器の外壁面に圧接してこれ
を着脱自在に係止する凸部が保持体の内壁面に形成され
ている。このように、保持体とカートリッジとの係止が
保持体の内壁面とカートリッジの外壁面の凸部とで行わ
れ、保持体と市販棒状化粧料繰出容器との係止が保持体
の内壁面の凸部と市販棒状化粧料繰出容器の外壁面とで
行われているため、保持体にカートリッジを収容し保持
する際に、保持体の内壁面の凸部とカートリッジの外壁
面とを当接させないようにすることができる。その結
果、カートリッジと市販棒状化粧料繰出容器との交換を
繰り返しても、上記両凸部が早期に摩耗することがな
く、カートリッジおよび市販棒状化粧料繰出容器を長期
間しっかりと保持することができる。なお、本発明にお
いて、「市販棒状化粧料繰出容器」とは、予め棒状化粧
料が繰出自在に収容されているものである。
【0010】また、本発明において、カートリッジの外
壁面のうち、保持体の内壁面の凸部に対応する部分に、
条溝が形成されている場合には、保持体にカートリッジ
を収容し保持する際に、保持体の内壁面の凸部とカート
リッジの外壁面とを容易に当接させないようにすること
ができる。
【0011】また、本発明において、色見本が、保持体
との取り付け部から離れるにつれて広がった形状をして
いる場合には、色見本の表面積が大きくなり、その色を
大いにアピールすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面にもとづいて詳しく説明する。
【0013】図1〜図8は、本発明の棒状化粧料繰出容
器の保持装置の一実施の形態を示している。この実施の
形態では、棒状化粧料繰出容器の保持装置は、口紅(棒
状化粧料)が収容された口紅繰出容器を下向きに保持す
るためのもので、図1に示すように、上記口紅繰出容器
からなるテスター品1と、このテスター品1を下向きに
した状態で挿入して保持するテスター品用カートリッジ
2と、このテスター品用カートリッジ2を挿入して保持
する保持体3と、この保持体3の上部に取り付けられた
色見本4とからなっている。そして、図2に示すよう
に、上記テスター品1が保持されている。
【0014】上記テスター品1は、従来より周知の口紅
繰出容器と同様の構造をしており、上下に分割する隔壁
11を有する円筒状の繰出操作部12と、この繰出操作
部12の上部の周壁面を繰出操作部12の回動操作に対
して摺動可能に覆う外筒13と、口紅14を保持すると
ともに上記繰出操作部12内の隔壁11より上方で昇降
自在に保持された口紅保持皿15とを備えている。そし
て、上記繰出操作部12と外筒13とが互いに摺動する
ように繰出操作部12の下部を回動させると、上記口紅
保持皿15が昇降して口紅14を繰出す構造となってい
る。そして、このようなテスター品1が図2に示すよう
に上記保持装置で保持されている状態では、テスター品
1は上下逆さまになっている。すなわち、口紅14が繰
出る繰出口16が下方を向いている。
【0015】上記保持体3は、合成樹脂からなる半透明
のもので、図3および図4に示すように、略有天角筒状
をしており、さらにその上部には、略有天角筒状の突部
体31が形成されている。そして、この突部体31の左
右両側壁には、その上端から下端(保持体3の天井壁)
まで切り欠き32が形成されている。また、保持体3の
内壁面の上部には、上下に延びる突条33が合計6本
(左右方向に相対向する面にそれぞれ2本および前後方
向に相対向する面にそれぞれ1本)ならびにストッパー
片34が合計4個(前後方向に相対向する面にそれぞれ
2個)形成されている。また、保持体3の左右両側壁の
下端部にも、切り欠き35が形成されている。
【0016】上記テスター品用カートリッジ2は、合成
樹脂からなる半透明のもので、図5および図6に示すよ
うに、略有天角筒状をしており、その左右両側壁の下端
部には、階段状の突片21が形成されている。そして、
テスター品用カートリッジ2の外壁面の下部には、上下
に延びる突条22が合計6本(左右両側壁にそれぞれ2
本および前後両側壁にそれぞれ1本)形成されている。
さらに、テスター品用カートリッジ2の外壁面のうち上
記保持体3の突条33(図3および図4参照)に対応す
る部分およびその延長上には、条溝23が形成されてい
る。また、テスター品用カートリッジ2の天井壁には、
テスター品用カートリッジ2の中心軸を中心軸とする円
筒部24が形成されている。そして、この円筒部24の
外周面には、上下に延びる4本の突条25が等間隔で形
成されている。また、テスター品用カートリッジ2の内
壁面には、その上端から下端まで、上記中心軸に向かっ
て突出している突条26が形成されている。
【0017】上記色見本4は、合成樹脂からなり、上記
口紅14と同色で、図1および図2に示すように、略有
天角筒状をし、口紅14と同形状(ダミー)ではなく上
方にいくにつれて広がった形状をしている。そして、色
見本4の左右両側壁の下端部には、上記保持体3の突部
体31に形成された切り欠き32の下端(保持体3の天
井壁)部に係合する係合爪4aが突設されている。ま
た、色見本4の内周部は、上記保持体3の突部体31が
嵌合する形状に形成されている。
【0018】一方、上記テスター品1に対応する商品
は、図7に示すように、市販口紅繰出容器(市販棒状化
粧料繰出容器)5と、その上部に嵌合するキャップ6と
からなっている。さらに、上記市販口紅繰出容器5は、
テスター品1(図1および図2参照)と同じものである
市販品5aと、この市販品5aを着脱自在に挿入して保
持する市販品用カートリッジ5bとからなっている。そ
して、市販品用カートリッジ5bの内壁面には、市販品
5aの繰出操作部7の周壁面を圧接する突起8(図8参
照)が形成されている。
【0019】上記構成において、テスター品1を保持す
る場合には、図2に示すように、まず、色見本4を上記
保持体3の上部に取り付ける。このとき、色見本4の係
合爪4aが保持体3の突部体31に形成された切り欠き
32の下端(保持体3の天井壁)部に係合する。つい
で、上記色見本4と同色の口紅14が保持されたテスタ
ー品1を上下逆さにし、上記テスター品用カートリッジ
2に挿入する。このとき、テスター品用カートリッジ2
の円筒部24が上記テスター品1の繰出操作部12の下
部(図では、上部)に挿入して上記円筒部24の突条2
5が繰出操作部12の下部(図では、上部)の内壁面を
圧接するとともに、テスター品用カートリッジ2の内壁
面の突条26が上記テスター品1の外周面に圧接する。
これら圧接により、上記テスター品1がテスター品用カ
ートリッジ2に保持される。また、この状態では、テス
ター品1の先端部がテスター品用カートリッジ2の下端
面よりも突出している。つぎに、テスター品1が保持さ
れたテスター品用カートリッジ2を、テスター品用カー
トリッジ2の上端面が上記保持体3のストッパー片34
の下端面に当接するまで、上記保持体3に挿入する。こ
のとき、テスター品用カートリッジ2の外壁面の突条2
2が保持体3の内壁面に圧接している。この圧接によ
り、テスター品1を保持したテスター品用カートリッジ
2が保持体3に保持(係止)される。また、この状態で
は、保持体3の内壁面の突条33がテスター品用カート
リッジ2の外壁面(条溝23)に当接していない。さら
に、保持体3の左右両側壁の下端部の切り欠き35に、
テスター品用カートリッジ2の左右両側壁の下端部の突
片21が位置している。こののち、上記テスター品1の
突出した部分を図9に示す展示台40のテスター品挿通
用穴41に挿通するようにして、口紅繰出容器の保持装
置を載置して並べ、展示する。
【0020】そして、従来の技術と同様に、テスター品
1の口紅14が使い尽くされたり、すり減って見栄えが
悪くなったり等すると、上記テスター品1の代わりに、
市販品5aを展示することが行われる。この場合には、
まず、テスター品1が保持されたテスター品用カートリ
ッジ2をその両突片21を指で挟持して上記保持体3か
ら抜き取る。ついで、図7に示す商品からキャップを外
したのち、図8に示すように、残りの市販口紅繰出容器
5を上下逆さにし、保持体3に挿入する。このとき、保
持体3の内壁面の突条33が市販口紅繰出容器5の市販
品用カートリッジ5bの外壁面を圧接している。この圧
接により、市販口紅繰出容器5が保持体3に保持(係
止)される。
【0021】上記実施の形態によれば、保持体3が市販
口紅繰出容器5を収容し保持することができるため、市
販口紅繰出容器5の展示専用のカートリッジが不要であ
る。また、保持体3とテスター品用カートリッジ2との
係止が保持体3の内壁面とテスター品用カートリッジ2
の外壁面の突条22とで行われ、保持体3と市販口紅繰
出容器5との係止が保持体3の内壁面の突条33と市販
口紅繰出容器5の外壁面とで行われているため、保持体
3にテスター品用カートリッジ2を収容し保持する際
に、保持体3の内壁面の突条33とテスター品用カート
リッジ2の外壁面とを当接させないようにすることがで
きる。その結果、テスター品用カートリッジ2(テスタ
ー品1)と市販口紅繰出容器5(市販品5a)との交換
を繰り返しても、上記両突条22,33が早期に消耗す
ることがなく、テスター品用カートリッジ2または市販
口紅繰出容器5を長期間しっかりと保持することができ
る。
【0022】また、上記実施の形態では、テスター品1
と市販品5aとが同じものであるため、上記テスター品
1が使い尽くされたり等してその代わりに市販品5aを
展示する際に、市販品用カートリッジ5bを用いるので
はなく、市販品用カートリッジ5bから市販品5aを抜
き取り、この抜き取った市販品5aを上記実施の形態と
同様にテスター品用カートリッジ2に収容し保持して保
持体3に挿入することもできる。
【0023】さらに、市販品5aが市販品用カートリッ
ジ5bと着脱自在であるため、その市販品5aのみを市
販することもできる。この市販品5aを購入した購入者
は、その市販品5aをそのままの状態で使用してもよい
し、既に所有している市販品用カートリッジ5bに挿入
して保持させて使用してもよい。このように、市販品5
aのみを市販すると、その市販に市販品用カートリッジ
5bおよびキャップを省くことができ、省資源化するこ
とができる。
【0024】また、市販品用カートリッジ5bの外壁面
のうち、保持体3の内壁面の突条33に対応する部分
に、条溝23が形成されているため、保持体3に市販品
用カートリッジ5bを収容し保持する際に、保持体3の
内壁面の突条33と市販品用カートリッジ5bの外壁面
とを容易に当接させないようにすることができる。
【0025】また、色見本4が、上方にいくにつれて広
がった形状をしているため、色見本4の表面積が大きく
なり、色見本4の色を大いにアピールすることができ
る。
【0026】また、テスター品用カートリッジ2の左右
両側壁の下端部に階段状の突片21が形成されているた
め、テスター品用カートリッジ2を保持体3から抜き取
る際に、上記突片21を指で挟持し易く、簡単に保持体
3から抜き取ることができる。さらに、テスター品用カ
ートリッジ2が保持体3に保持されている状態では、上
記突片21が保持体3の左右両側壁の下端部の切り欠き
35に位置しているため、外観がすっきりしている。
【0027】なお、上記実施の形態では、棒状化粧料と
して口紅14を用いたが、これに限定されるものではな
く、アイシャドウ,チーク,シャドウ等の他の棒状化粧
料でもよい。
【0028】また、上記実施の形態では、テスター品用
カートリッジ2および保持体3を合成樹脂からなるもの
としたが、これに限定されるものではなく、他の材質で
もよい。さらに、それらを半透明のものとしたが、これ
に限定されるものではなく、透明でも不透明でもよく、
着色されてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明の棒状化粧料繰出
容器の保持装置は、保持体に上記カートリッジと市販棒
状化粧料繰出容器とを選択して着脱自在に収容しうるよ
うに構成されているため、従来必要であった市販棒状化
粧料繰出容器の展示専用のカートリッジを不要とするこ
とができる。また、保持体の内壁面に圧接してカートリ
ッジを着脱自在に係止する凸部がカートリッジの外壁面
に形成され、市販棒状化粧料繰出容器の外壁面に圧接し
てこれを着脱自在に係止する凸部が保持体の内壁面に形
成されている。このように、保持体とカートリッジとの
係止が保持体の内壁面とカートリッジの外壁面の凸部と
で行われ、保持体と市販棒状化粧料繰出容器との係止が
保持体の内壁面の凸部と市販棒状化粧料繰出容器の外壁
面とで行われているため、保持体にカートリッジを収容
し保持する際に、保持体の内壁面の凸部とカートリッジ
の外壁面とを当接させないようにすることができる。そ
の結果、カートリッジと市販棒状化粧料繰出容器との交
換を繰り返しても、上記両凸部が早期に摩耗することが
なく、カートリッジおよび市販棒状化粧料繰出容器を長
期間しっかりと保持することができる。
【0030】また、本発明において、カートリッジの外
壁面のうち、保持体の内壁面の凸部に対応する部分に、
条溝が形成されている場合には、保持体にカートリッジ
を収容し保持する際に、保持体の内壁面の凸部とカート
リッジの外壁面とを容易に当接させないようにすること
ができる。
【0031】また、本発明において、色見本が、保持体
との取り付け部から離れるにつれて広がった形状をして
いる場合には、色見本の表面積が大きくなり、その色を
大いにアピールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の口紅繰出容器の保持装
置を示す分解斜視図である。
【図2】上記口紅繰出容器の保持装置でテスター品を保
持している状態を示す断面図である。
【図3】上記口紅繰出容器の保持装置の保持体を示す断
面図である。
【図4】上記保持体を示す底面図である。
【図5】上記口紅繰出容器の保持装置のテスター品用カ
ートリッジを示す断面図である。
【図6】上記テスター品用カートリッジを示す底面図で
ある。
【図7】口紅の市販品を示す説明図である。
【図8】上記保持体で市販品を保持している状態を示す
断面図である。
【図9】従来例を示す斜視図である。
【図10】従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 テスター品 2 テスター品用カートリッジ 3 保持体 4 色見本 5 市販口紅繰出容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金光 正一 大阪府大阪市住吉区墨江4丁目9番8号 (56)参考文献 特開 平8−280440(JP,A) 特開 平9−322820(JP,A) 特開 平9−166961(JP,A) 実開 平1−17615(JP,U) 実開 平1−17614(JP,U) 実開 平7−36929(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 40/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に棒状化粧料を繰出自在に収容する
    外筒とこの外筒内の棒状化粧料を繰出す繰出操作部とを
    備えた棒状化粧料繰出容器からなるテスター品と、この
    テスター品の繰出操作部側を内部に収容し外筒を外部に
    突出させた状態で保持するカートリッジと、上記外筒を
    残してカートリッジを収容し保持する保持体と、この保
    持体に取り付けられた色見本とからなる棒状化粧料繰出
    容器の保持装置であって、上記カートリッジの外壁面
    に、保持体に収容された状態で保持体の内壁面に圧接し
    てカートリッジを着脱自在に係止する凸部が形成され、
    上記保持体の内壁面に、市販棒状化粧料繰出容器の外壁
    面に圧接して市販棒状化粧料繰出容器を着脱自在に係止
    する凸部が形成されており、上記保持体に上記カートリ
    ッジと市販棒状化粧料繰出容器とを選択して着脱自在に
    収容しうるように構成されていることを特徴とする棒状
    化粧料繰出容器の保持装置。
  2. 【請求項2】 カートリッジの外壁面のうち、保持体の
    内壁面の凸部に対応する部分に、条溝が形成されている
    請求項1記載の棒状化粧料繰出容器の保持装置。
  3. 【請求項3】 色見本が、保持体との取り付け部から離
    れるにつれて広がった形状をしている請求項1または2
    記載の棒状化粧料繰出容器の保持装置。
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