JP3403546B2 - パターン形成方法 - Google Patents

パターン形成方法

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JP3403546B2 JP11050395A JP11050395A JP3403546B2 JP 3403546 B2 JP3403546 B2 JP 3403546B2 JP 11050395 A JP11050395 A JP 11050395A JP 11050395 A JP11050395 A JP 11050395A JP 3403546 B2 JP3403546 B2 JP 3403546B2
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パターン形成方法、特
に矩形なパターンを形成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体の製造工程において、素子
や配線のパターン形成方法としてホトリソグラフィ技術
が用いられている。このレジストによるパターンの断面
形状は、エッチング後のパターン形状の影響から一般的
に矩形なパターンが望ましいとされている。現在、4Mb
DRAM 及び16Mb DRAM 製造におけるホトリソグラフィ
工程では、一般的にノボラック系レジストが用いられ、
矩形なパターンを得るためにレジスト材料の光学定数の
調整や、基板表面からの光の乱反射低減のための下地基
板の平滑化、定在波の影響によるパターン側壁部のフリ
ンジを防止するための反射防止膜の適用など、主に光の
透過や反射に起因するレジストの光反応を制御すること
によってパターン形状の最適化を行ってきた。ノボラッ
ク系レジストは科学的に非常に安定であるために、光学
定数の最適化などによるパターン形成により、矩形なパ
ターンの形状を得ることが可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
はパターンの更なる微細化に伴い、エキシマ光やEB
(Electron Beam)などを用いたリソグラフィが行われて
おり、これらのパターニングには主に酸発生剤を含有し
た化学増幅型レジストが用いられている。化学増幅型レ
ジストはエネルギー線照射によって発生した酸が、ポジ
レジストでは保護ポリマーの分解反応、ネガレジストで
はベースポリマーと架橋剤との架橋反応により、現像後
にパターン形成を行うが、ノボラック系レジストと異な
り、下地基板によっては光化学反応の制御のみでは矩形
なパターンを得ることが難しいという問題がある。
【0004】図2(a)、(b)は、従来の問題点を説
明するための図である。図2(a)、(b)中の1はシ
リコンウェハー、2は反射防止膜としてのアモルファス
カーボンである。つまり、エネルギー線照射によって発
生した酸、あるいはPEB(Post ExposureBake) 時に連鎖
反応により増幅した酸が、下地基板表面への拡散や、基
板表面に存在するアミン基などのアルカリ性物質による
中和により失活し、矩形なパターン形状が得られない。
光学的な条件を最適化した場合でも、例えば、図2
(a)に示すように、化学増幅型ポジレジストを用いて
パターン形成を行った場合、パターン3のボトム部3a
が酸の失活により現像液に対して可溶化せず、パターン
の裾引き現象が起きる。そのため、この裾引きの部分だ
け下地基板がエッチングされずに、例えば、DRAMにおい
ては隣接するワードラインがショートすることもある。
また、図2(b)に示すように、化学増幅型ネガレジス
トを用いた場合は、同様の原理によりパターン4のボト
ム部4aでのくい込み現象が起こり、例えば、配線幅が
短くなり配線抵抗が大きくなって問題となる。基板上に
あらかじめ酸処理を施しておく方法が下記文献に開示さ
れているが、この方法では、基板上に酸の制御性に劣る
という問題点がある。文献;秋季応用物理学会、199
3年、M.Sasago他著、「ポジ型化学増幅レジストの基板
表面での挙動の研究」、P.547
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のパターン形成方
法は、前記課題を解決するために、半導体基板上に酸を
トラップし易いアモルファスカーボンの薄膜を形成する
工程と、前記薄膜上に酸発生剤を含有したレジストを塗
布する工程と、前記レジストの全面に光、電子線などに
よりエネルギー照射して酸を発生させる工程と、光アッ
シングにより前記レジストを全て除去する工程と、前記
薄膜上に化学増幅型レジストを塗布する工程と、前記化
学増幅型レジストを選択的に(例えば、パターン形成用
マスクなどを用いて)エネルギー照射し、現像によりパ
ターンを形成する工程とを有している。
【0006】
【作用】本発明によれば、以上のようにパターン形成方
法を構成したので、アモルファスカーボンの薄膜上に酸
発生剤を含有したレジストにエネルギー照射することに
よって、酸が発生する。この酸は、薄膜によってトラッ
プされる。化学増幅型レジストを選択的にエネルギー照
射することによって、酸が選択的に発生し、この酸と化
学増幅型レジストの成分とが反応して、溶解あるいは架
橋などが起こる。この時、アモルファスカーボンの薄膜
表面には酸が含まれているので、酸の失活がない。従っ
て、前記課題を解決できるのである。
【0007】
【実施例】(第1の実施例) 図1(a)〜(d)は、本発明の第1の実施例のパター
ン形成方法を示す工程図である。本第1の実施例のパタ
ーン形成方法が従来のパターン形成方法と異なる点は、
酸を含有した化学増幅型のレジストの露光、PEB処理
により下地に酸を浸みこませておき、その下地基板上に
パターンを形成するようにしたことである。以下、図1
(a)〜(d)を参照しつつ、本発明の第1の実施例の
パターン形成方法の工程(1)〜(4)を説明する。
【0008】(1) 図1(a)の工程 シリコンウェハー11上に酸をトラップし易いアモルフ
ァスカーボン12を薄く(例えば、10〜100nm)
形成し、下地基板とする。この薄膜12上に酸発生剤を
含有した化学増幅型ポジレジストといった化学増幅型レ
ジスト13を、例えば、500〜1000nmの膜厚に
塗布する。次に、化学増幅型レジスト13に露光光を全
面照射し、その後PEB処理を行い、レジスト13に含
有された酸発生剤から酸を発生、増幅させる。これによ
りレジスト13の下地にも酸が拡散し、アモルファスカ
ーボン12の膜により、酸がトラップされて、基板表
面中に酸が保持される。 (2) 図1(b)の工程 光アッシングにより、レジスト13を除去すると、アモ
ルファスカーボン14の膜の表面に酸を含有した基板
が得られる。この酸により、化学増幅型レジスト13中
の酸発生剤から発生した酸の失活、及び酸濃度低下を補
うことが可能となる。さらに、アモルファスカーボン1
4の膜によって、露光時の反射が防止される。
【0009】(3) 図1(c)の工程 500〜1000nmの膜厚の化学増幅型ポジレジスト
(例えば、和光純薬(株)製 化学増幅型ポジレジスト
WKR-PT-1)、あるいは化学増幅型ネガレジスト(東京応
化工業(株)製 化学増幅型ネガレジストTDR-N7)とい
った化学増幅型レジスト15の塗布を行う。その後、パ
ターン形成用マスク16を用いて、例えば、KrFエキ
シマ光により、露光を行った後、PEB処理を行う。そ
れにより、化学増幅型レジスト15に含有された酸発生
剤から酸が発生して、ポジレジストでは保護ポリマーの
分解反応、ネガレジストではベースポリマーと架橋剤と
の架橋反応が起きる。下地が酸を多く含むアモルファス
カーボン14の膜であるため、酸の拡散、吸着は下地
方向には進まない。さらに、下地が酸を多く含むため、
酸発生剤より発生した酸が中和されることがない。つま
り、酸が失活するようなことはない。 (4) 図1(d)の工程 現像を行う。これにより、ポジレジストでは、露光部分
が除去され、ネガレジストでは、露光された領域が残存
して、パターン17が形成される(図ではポジレジスト
の場合を示している)。この時、酸が失活しないため、
パターン17の裾引き、あるいは食い込み現象がなくな
り、矩形なパターン17を得ることができる。その後、
パターン17をエッチングマスクとして、下地基板をパ
ターニングする。この時、パターン17が矩形であるの
で、下地基板が正確にパターニングされる。
【0010】以上説明したように、本第1の実施例によ
れば、以下の利点がある。 (a) 化学増幅型レジスト特有の基板上(例えば、ア
モルファスカーボン膜)における酸の失活によるパター
ン17の裾引き、あるいはくい込みを防ぎ、矩形なパタ
ーン17を得ることができる。つまり、基板にあらかじ
め酸を含有させておくことにより、露光、及びPEB時
によって発生、増幅した酸が失活することを防ぎ、パタ
ーンボトム部での下地基板からのパターン形状への影響
を低減できる。そのため、下地基板を所望の形にパター
ニングできて、配線などの信頼性が向上する。 (b) 最初に塗布する酸発生剤を含有したレジスト1
3中の酸発生剤の量や種類、あるいは露光量やPEB炉
の温度、及び時間を調節することで、より精密で均一な
パターン形状制御が可能となる。
【0011】(第2の実施例) 図3(a)〜(d)は、本発明の第2の実施例のパター
ン形成方法を示す工程図である。本第2の実施例のパタ
ーン形成方法が従来のパターン形成方法と異なる点は、
パターンが劣化しやすいレジストの下地に酸を含有させ
ておき、レジストの露光、PEB処理の際に、その部位
に下地から酸を拡散することにより、ターンの劣化を
補正するようにしたことである。以下、図3(a)〜
(d)を参照しつつ、本発明の第2の実施例のパターン
形成方法の工程(1)〜(4)を説明をする。
【0012】(1) 図3(a)の工程 一般に、フィールド酸化膜の段差部などの段差部上下の
レジスト膜厚においては、段差部の上の方の膜厚が下の
方よりも薄くなり、膜厚の厚い方を基準に露光すると膜
厚の薄い所では反射光による影響により、また膜厚の薄
い方を基準にすると厚い方が露光され難くなりパターン
形状が劣化する。また、フォーカス位置変動(フォーカ
ス深度)に対する寸法変動(膜厚の差があるとフォーカ
ス深度によって露光に影響が出る)、あるいは異なる下
地基板上での光の反射率などの相違(反射率が高い程、
反射光によって余分な部分が露光される)などによって
もパターン形状が劣化する。ところで、このようなパタ
ーン形状の劣化部位及びその形状(裾引き劣化であるか
食い込み劣化であるか)は、経験的に、露光量、レジス
トの膜厚、下地基板などによって予め分かる。そこで、
劣化すると思われる部位(例えば、化学増幅型ポジレジ
ストを用いる場合には、裾引き劣化部、化学増幅型ネガ
レジストを用いる場合には、食い込み劣化部)を選択的
に露光するために補正用マスク34を用意しておく。次
に、シリコンウェハー31上に酸をトラップし易いアモ
ルファスカーボン32の薄膜を形成して、酸発生剤を含
有した化学増幅型レジスト33を塗布する。上述した所
望のパターンを有する補正用マスク34を用いて露光、
PEB処理を行い、基板中の薄膜32の所望の位置(劣
化部)にのみ酸を拡散させる。
【0013】(2) 図3(b)の工程 光アッシングにより、レジスト33を除去して、選択的
に酸が拡散された薄膜35を露出する。これにより得ら
れた薄膜35の表面には、露光エネルギーが照射された
部分には酸が拡散され、露光されていない部分には酸発
生剤からの酸は存在していない。 (3) 図3(c)の工程 薄膜35上に化学増幅型ポジレジストまたは化学増幅型
ネガレジストといった化学増幅型レジスト36を塗布し
(図中では、ボジレジストの場合を示す)、パターン形
成用マスク37を用いて、露光及びPEB処理を行う。
この時、薄膜35には選択的に酸が拡散されているの
で、その酸が真上の化学増幅型レジスト36に拡散し
て、その部分が露光されたと同じ状態となり、化学増幅
型ポジレジストの場合には、裾引き劣化部、化学増幅型
ネガレジストの場合には、食い込み劣化部が補正される
ことになる。ただし、劣化部が露光されたと同じ状態に
するために、薄膜35の表面に含ませる酸の濃度を、図
3(a)の工程において、酸発生剤の含有量、露光量、
PEB温度などで調節しておく。
【0014】(4) 図3(d)の工程 化学増幅型レジスト(図中ではポジレジストの場合を示
す)36の現像処理を行って、露光部分を除去して、パ
ターン38を形成する。この時、パターン38の裾引き
または食い込み劣化部を生じていた部分が補正され、パ
ターン38が矩形となる。以上説明したように、本第2
の実施例によれば、基板表面の必要な部分のみに酸を予
め含有させておくため、選択的なパターン形状制御が可
能となる。 (第3の実施例) 図4(a)〜(d)は、本第3の実施例のパターン形成
方法を示す工程図である。以下、図4(a)〜(d)を
参照しつつ、本発明の第3の実施例のパターン形成方法
の工程(1)〜(4)を説明する。
【0015】(1) 図4(a)の工程 シリコンウェハー41上に下層レジスト42としてノボ
ラックレジストを塗布し、200°C程度の温度でベー
クする。次に、この下層レジスト42上にアモルファス
カーボン43を薄く形成して、酸発生剤を含有した化学
増幅型レジスト44を塗布する。その後、パターン形成
用マスク45を用いて、露光及びPEB処理を行う。 (2) 図4(b)の工程 光アッシングによりレジスト44を除去して、表面に所
望のパターンの潜像を含んだ(酸を含有した)下地基板
アモルファスカーボン46の薄膜が得られる。 (3) 図4(c)の工程 Si含有化学増幅型ポジレジストまたはSi含有化学増
幅型ネガレジストといった化学増幅型レジスト(図中で
はポジレジストの場合を示す)47を塗布し、基板全面
に露光によりレジスト47が溶解(または、ネガレジス
トの場合は固化)しはじめるEth値近傍の所望の露光量
で露光を行う。ここで、Eth近傍に露光量を設定したの
は、それよりも露光量が多いと酸が出過ぎて、酸の失活
が不十分となり、レジスト47が余計に溶解(ネガレジ
ストの場合は固化)する恐れがあり、またそれよりも露
光量が少ないと酸の発生が不十分となり、十分にレジス
ト47が除去(または、ネガレジストの場合は固化)で
きない恐れがあるからである。
【0016】(4) 図4(d)の工程 現像処理を行うと、予め酸がアモルファスカーボン46
の薄膜の表面に存在していた部分は露光・現像によりパ
ターンは残らないが、酸が存在しなかった部分は基板表
面48での酸の失活により、レジスト47が残り、パタ
ーン49が形成される(図中では、ポジレジストの場合
を示す)。但し、ネガレジストを用いた場合は、ポジレ
ジストの場合と全く逆の現象が生じる。次に、パターン
49をマスクとして、酸素を用いた反応性イオンエッチ
ング(O2 RIE)法により、アモルファスカーボン4
の薄膜、下層レジスト42をパターニングする。得ら
れるSi含有パターンの厚みは非常に薄い(膜厚1〜1
0nm程度)ものであるが、酸素反応性エッチング耐性
が非常に高いため、エッチング後に所望のパターンを得
ることができる。以上説明したように、本第3の実施例
によれば、パターン49をマスクとして、下層レジスト
42を所望の矩形な形にパターニングすることができ
る。なお、本発明は、上記実施例に限定されず種々の変
形が可能である。その変形例としては、例えば次のよう
なものがある。
【0017】(1) 第1の実施例では、酸の失活に対
するパターン形状の劣化に対して、適用したが、これに
限らず、露光時のフォーカス位置の変動に対するパター
ン形状の劣化などのあらゆるパターン形状劣化に対して
適用できる。 (2) 第1〜第3の実施例では、予め基板表面に酸を
含有させておくための拡散方法として露光とPEB処理
を用いたが、どちらか一方のみでもよく、また光、熱以
外(例えば、X線、EBなど)エネルギー線の照射によ
ってもよい。 (3) 第1〜第3の実施例では、パターン形成用マス
ク16,37,45を用いた例を示したが、EBによっ
て選択的に露光することもできる。 (4) 第2の実施例では、選択的にアモルファスカー
ボン35の薄膜にトラップした酸を真上の化学増幅型レ
ジスト36に拡散させることによって、劣化部を補正す
る例を示したが、ボジレジストの場合、反射光によって
食い込み劣化が生じる場合(ネガレジストの場合、反射
光によって裾引きの劣化が生じる場合)には、アモルフ
ァスカーボン35の薄膜によって、この劣化部が失活す
るように酸を含ませることにより制御してもよい。それ
により、劣化部が補正される。 (5) 第2の実施例では、補正用マスク34を用いず
に、EBにより補正部位を照射してもよい。 (6) 第1と第2の実施例を組み合わせ、失活を防止
するための酸と補正するための酸をそれぞれ最適な濃度
で酸をアモルファスカーボンに含ませた下地基板を用意
しておいて、通常のパターンを形成することも可能であ
る。
【0018】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1〜第
の発明によれば、半導体基板上に酸を含むアモルファス
カーボンの薄膜を、酸を含有するレジストからの拡散に
より形成して、酸の失活を制御するようにしたので、パ
ターンの加工精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のパターン形成方法を示
す工程図である。
【図2】従来の問題点を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例のパターン形成方法を示
す工程図である。
【図4】本発明の第3の実施例のパターン形成方法を示
す工程図である。
【符号の説明】
11,31,41 シリコンウェハ
ー 12,14,32,35,43,46 アモルファスカ
ーボ 13,15,33,36,44,47 化学増幅型レジ
スト 16,37,45 パターン形成用
マスク 17,38,49 パターン 34 補正用マスク 42 下層レジスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/027 H01L 21/30 502R (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03F 7/26 G03F 7/38 G03F 7/11 G03F 7/004 H01L 21/027

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に酸をトラップし易いアモ
    ルファスカーボンの薄膜を形成する工程と、 前記薄膜上に酸発生剤を含有したレジストを塗布する工
    程と、 前記レジストの全面にエネルギー照射して酸を発生させ
    る工程と、 光アッシングにより前記レジストを全て除去する工程
    と、 前記薄膜上に化学増幅型レジストを塗布する工程と、 前記化学増幅型レジストを選択的にエネルギー照射し、
    現像によりパターンを形成する工程とを有することを特
    徴とするパターン形成方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に酸をトラップし易いアモ
    ルファスカーボンの薄膜を形成する工程と、 前記薄膜上に酸発生剤を含有したレジストを塗布する工
    程と、 前記レジストを補正用マスクを用いて選択的にエネルギ
    ー照射して、選択的に酸を発生する工程と、 光アッシングにより前記レジストを全て除去する工程
    と、 前記薄膜上に化学増幅型レジストを塗布する工程と、 前記化学増幅型レジストを選択的にエネルギー照射し
    て、現像によりパターンを形成する工程とを有すること
    を特徴とするパターン形成方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に酸をトラップし易いアモ
    ルファスカーボンの薄膜を形成する工程と、 前記薄膜上に酸発生剤を含有したレジストを塗布する工
    程と、 前記レジストを選択的にエネルギー照射して、前記薄膜
    表面に酸を選択的に保持させ潜像を形成する工程と、 光アッシングにより前記レジストを全て除去する工程
    と、 前記薄膜上に化学増幅型レジストを塗布する工程と、 露光により前記化学増幅型レジストが溶解または固化し
    はじめる閾値近傍の所望の露光量で、前記化学増幅型レ
    ジストの全面にエネルギー照射して前記化学増幅型レジ
    スト中に酸を発生させ、その酸を選択的に前記薄膜によ
    り失活させる工程と、 前記化学増幅型レジストを現像してパターンを形成する
    工程とを有することを特徴とするパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 前記化学増幅型レジストは、シリコンを
    含有することを特徴とする請求項3記載のパターン形成
    方法。
  5. 【請求項5】 前記薄膜の下層は、下層レジストであ
    り、 酸素反応性イオンエッチングにより、前記下層レジスト
    をパターニングすることを特徴とする請求項4記載のパ
    ターン形成方法。
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