JP3403035B2 - 印刷機の温度制御装置 - Google Patents

印刷機の温度制御装置

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JP3403035B2 JP30511797A JP30511797A JP3403035B2 JP 3403035 B2 JP3403035 B2 JP 3403035B2 JP 30511797 A JP30511797 A JP 30511797A JP 30511797 A JP30511797 A JP 30511797A JP 3403035 B2 JP3403035 B2 JP 3403035B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機を構成する
複数の印刷ユニット内のインキローラに温度調節用媒体
を通し、前記温度調節用媒体の温度を制御することによ
り前記インキローラ上のインキの温度を制御するように
した印刷機の温度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷機において使用されるインキは、従
来、高粘度のものが多く、このような高粘度を有する物
質の一般的性状における特徴として、粘度が温度に対し
依存して変化することが挙げられる。すなわち、低温ほ
ど高粘度であり、温度が上昇するにつれて粘度が減少す
る。従って、印刷開始直後においてインキローラの温度
が低い時にはインキ粘度は高く、印刷物のインキ濃度は
高くなる。そして、印刷機の運転時間の経過に伴い、イ
ンキローラ間の摩擦等により、インキローラの温度が上
昇すると、それに伴ってインキ粘度は低下し、印刷物の
インキ濃度も低くなる。
【0003】単純には、前述したような問題が提起され
るが、実際にはインキ着けローラ20から版胴21へイ
ンキを転写したり(図6参照)、版胴からブランケット
胴へ、さらにブランケット胴より紙面にインキを転写す
るに当っては、適正なインキ粘度が得られていない場
合、十分に転写が行われない状態すなわち印刷ムラのよ
うな印刷品質欠陥を引き起すことともなる。
【0004】また、適度なインキ粘度が得られていない
場合には、網点で構成される絵柄が、つぶれたり、ある
いはにじむ等の弊害を生じ、良好な印刷品質を得るため
の妨げともなる。このような理由により、従来の印刷機
においては、高い印刷品質を保証するため、インキ元ロ
ーラA,インキ受渡しローラC1 ,中継ぎローラK1
2 等を含む複数のインキローラ30(図6参照)の表
面温度を図5に示すような温度節システムにより調節し
て管理するようにしている。なお、図5において、22
は印刷機を構成する5台の印刷ユニット1C〜5Cから
成る印刷ユニット、23は各印刷ユニット1C〜5C中
のインキローラ30の温度調節を行なうためにこれらの
印刷ユニット1C〜5Cにそれぞれ対応して装備された
温度調節装置1C′〜5C′から成る温度調節装置、2
4はこれらの温度調節装置1C′〜5C′をそれぞれ制
御する温度制御装置、25は各印刷ユニット1C〜5C
中のインキローラ30に各温度調節装置1C′〜5C′
を介して温度調節用媒体を循環させる冷媒流路、26は
各温度調節装置1C′〜5C′に冷却水を送って各イン
キローラ30を冷却する冷却装置、27はこの冷却装置
26の冷却媒体流路である。
【0005】図6は温度調節システムの一般的な構成を
示すものであって、同図において31は印刷機を構成す
る複数の印刷ユニット1C〜5Cのうちの1つの印刷ユ
ニットである。図6に示すように、この印刷ユニット3
1内のインキローラ群のなかの複数のインキローラ、す
なわち、インキ元ローラA,インキ受渡しローラC1
中継ぎローラK1 ,K2 に対し温度調節用媒体として水
を媒体流路25を介してそれぞれ通し、この水の温度を
調節することにより各インキローラ30(A,C1 ,K
1 ,K2 )の温度を所定の温度に維持・調節するように
している。具体的には、図7に示すように、各インキロ
ーラ30を通った水は温度調節装置(加熱装置)23に
送られ、冷却装置26から冷却媒体流路27を介して温
度調節装置23に供給される冷却媒体にて冷却(あるい
は温度調節装置1C′〜5C′内の加熱装置にて加熱)
するように構成されている。そして、温度制御装置24
からの制御信号に基づいて温度調節装置(加熱装置)2
3を作動制御して前記水を冷却・加熱し、この水の温度
を調節管理することによって各インキローラ30の温度
を所定の温度に維持・調節するようにしている。
【0006】なお、各印刷ユニット31(1C〜5C)
には温度調節装置23がそれぞれ装備されており、従来
では、温度制御装置24はこれらの温度調節装置23の
全てを同時に作動させ、印刷機を構成する複数の印刷ユ
ニット31の全てを一斉に作動させるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
温度制御システムにあっては、一台の印刷ユニット1C
〜5C毎に、複数個存在するインキローラ30(A,C
1 ,K1 ,K2 )に対してヒータ(加熱装置)をそれぞ
れ設け、印刷機を構成する複数の印刷ユニット1C〜5
Cの全てを一斉に加熱するように構成しているので、印
刷開始前に温度調節を行う際には、前記ヒータに供給す
る電力は多大なものとなる。従って、電力契約時には、
それらのヒータの合計容量で契約を行なわなければなら
ない。ところが、媒体が、一旦、所定温度に達した後に
おいては、温度保持のための電力をヒータに供給するの
みで良く、このヒータ電力は印刷開始前のウォームアッ
プに要する電力に比べて著しく小さな電力で済むという
事情を考慮した場合、上述のような大きな契約電力は極
めて不経済である。また、印刷機の更新時に、上述した
ような電力契約を再度行わねばならず、余分の手間を要
するという不都合がある。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、電力容量に余裕がある
場合には、パラレルモードにしてウォームアップ時間の
短縮を図ることができ、電力容量に余裕がない場合に
は、シーケンシャルモードにして低い電力にて温度調節
装置を運転することができて経済的に有利となり、しか
もウォームアップ時間を短縮できて印刷作業の開始前の
準備期間を短縮でき、作業効率の向上を図ることができ
るような印刷機の温度制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明においては、印刷機を構成する複数の印刷
ユニット内のインキローラに温度調節用媒体を通し、前
記温度調節用媒体の温度を温度調節装置にて調節するこ
とにより前記インキローラ上のインキの温度を制御する
ようにした印刷機の温度制御装置において、前記複数の
印刷ユニットにそれぞれ対応して装備された複数の温度
調節装置の全てに電源を投入して前記複数の印刷ユニッ
トの全てを同時に温度制御するパラレルモードと、前記
複数の温度調節装置に電源を順次に投入して前記複数の
印刷ユニットを順次に温度制御するシーケンシャルモー
ドとに設定可能に構成すると共に、前記パラレルモード
及びシーケンシャルモードの何れかに選択的に切換える
モード切換スイッチを設けるようにしている。
【0010】このような構成によれば、電力容量に余裕
がある場合には、パラレルモードにしてウォームアップ
時間の短縮を図ることができ、電力容量に余裕がない場
合には、シーケンシャルモードにして低い電力にて温度
調節装置を運転することができることとなる。
【0011】また、本発明では、前記シーケンシャルモ
ードにおける各温度調節装置への電源の投入をアルゴリ
ズムに基づいて行なうように構成している。
【0012】前記シーケンシャルモードにおける各温度
調節装置への電源の投入を、一系統の電源を前記複数の
温度調節装置に順次に投入して前記複数の温度調節装置
のヒータを順次に通電することにより行なうようにして
いる。
【0013】本発明の好ましい実施態様は、次の通りで
ある。印刷機が構成する色数に応じた各印刷ユニットの
多数のローラの温度調節をするための温度調節用ヒータ
を備えた印刷機の温度調節装置において、 (1) 各印刷ユニットのヒータに、同時に通電を行
い、同時に制御するパラレルモードと、各ヒータに順
次、通電を行い、順次、制御するシーケンシャルモード
との2つの制御モードを設定し、これらの2つのモード
を切り換えるためのモード切換スイッチを設け、シーケ
ンシャルモードにおける順次通電の制御を行なうための
アルゴリズムを備える。 (2) 上記シーケンシャルモードのみを備える場合も
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明における印刷機の温
度制御装置の一例を示している。なお、本発明の説明を
加熱による温度調節制御に絞るため、図1においては冷
却装置の図示を省略している。
【0015】本例の印刷機1は1Cから5Cまでの5台
の印刷ユニット2を有しており、各印刷ユニット2はそ
れぞれ温度調節装置3を具備している。上述の温度調節
装置3は、各印刷ユニット2中の所定のインキローラ
(既述のインローラ30等)の温度をそれぞれ調節する
ための装置であって、図1に示すように、各印刷ユニッ
ト2中の所定のインキローラに通された媒体(水)が媒
体流路5をそれぞれ介して各温度調節装置1C′〜5
C′に導入されて温度調節され、この温度調節装置3に
て温度調節された媒体が各印刷ユニット2中の所定のイ
ンキローラ(例えば、インキ元ローラ等)に循環される
ように構成されている。
【0016】また、上述の温度制御装置4は、前記各温
度調節装置3に制御信号を送出して媒体の温度調整を制
御するための装置であって、所定のアルゴリズム(後述
のパラレルモードにおいて順次通電制御を行なうための
アルゴリズム)が予め記憶されてそのアルゴリズムに基
づいて作動するコントローラ6と、このコントローラ6
の作動モードをパラレルモードとシーケンシャルモード
とに選択的に切換える手動操作式のモード切換スイッチ
7とを備えている。なお、パラレルモードとは、複数の
印刷ユニットにそれぞれ対応して装備された複数の温度
調節装置の全てに電源を投入して複数の印刷ユニットの
全てを同時に温度制御するモードである。また、シーケ
ンシャルモードとは、複数の温度調節装置に電源を順次
に投入して複数の印刷ユニットを順次に温度制御するモ
ードである。
【0017】ここで、印刷機1が5台の印刷ユニット2
にて構成される場合を例にとって、パラレルモード及び
シーケンシャルモードを具体的に説明すると、次の通り
である。まず、モード切換スイッチ7の可動端子7aが
パラレルモード端子(一方の固定端子)7bに切換えら
れた場合に設定されるパラレルモードを模式的に示す
と、図2のようになる。このパラレルモードのために、
5台の印刷ユニット2の各々に対応する5つの加熱装置
9が備えられ、各加熱装置9はそれぞれ複数のヒータ8
を備えている。そして、これらの加熱装置9の各々に対
して各一系統の電源10が個別に用意されており、パラ
レルモードに設定された時には、電源10が温度調節装
置3の加熱装置9にそれぞれ投入され、これらの電源1
0から各加熱装置9のヒータ8に電力が一斉に供給され
る。これにより、パラレルモード時には、印刷ユニット
2の全てが温度調節状態となされ、印刷ユニット2中の
所定のインキローラの全てが同時に温度調節されるよう
になっている。
【0018】また、前記モード切換スイッチ7の可動端
子7aがシーケンシャルモード端子(他方の固定端子)
7cに切換えられた場合に設定されるシーケンシャルモ
ードを模式的に示すと、図3のようになる。このシーケ
ンシャルモードにあっては、図3に示すように一系統
(単一)の電源Sのみしか用意されておらず、温度制御
装置4内において、各印刷ユニットが1C→2C→3C
→4C→5C→1C………というように順次の切換えが
繰り返し行なわれ、順次、電源Sが加熱装置1H〜5H
に投入されて、これらの加熱装置1H〜5Hに電力が択
一的に供給されるようになっている。なお、このシーケ
ンシャルモード時における上述の如き切換操作は、コン
トローラ6に予め記憶させておいたアルゴリズムに基づ
いて施行されるようになっている。
【0019】次に、パラレルモードとシーケンシャルモ
ードの所要電力容量の比較を時間経過について表わした
ものを図4に示す。パラレルモードに比べて、シーケン
シャルモードは、ウォームアップ開始時は1/5の所要
電力容量しか必要としないが、ウォームアップ時間は約
5倍必要である。もし、印刷機のユニット数がn台(n
は整数)となった場合、上述の例よりシーケンシャルモ
ードにおける所要電力容量はパラレルモードの1/n、
ウォームアップ時間についてはn倍となることが容易に
推測できる。
【0020】シーケンシャルモードにおいては、パラレ
ルモードに比べ所要電力容量は次式に示すようになる。 (シーケンシャルモードにおける所要電力)=(パラレ
ルモードにおける所要電力)/(印刷ユニットの数) 一方、ウォームアップに要する時間は次式に示すように
なる。 (シーケンシャルモードのウォームアップ時間)≧(パ
ラレルモードのウォームアップ時間)×(印刷ユニット
の数)
【0021】しかして、電力容量に余裕のある場合に
は、モード切換スイッチ7にてパラレルモードを選択す
ることで、ウォームアップ時間の短縮を図ることが可能
である。なお、シーケンシャルモードにおいてタイマを
併用し、運転開始前より加熱装置1H〜5Hに通電して
おくことによって、ウォームアップ時間の長さは問題と
はならないようにすることができる。
【0022】また、電源1S〜5Sの容量がパラレルモ
ードに対しては不充分で、かつ、印刷ユニット2台分以
上の加熱装置に対しては十分な容量がある時には、印刷
ユニット1C及び2C→印刷ユニット3C及び4C→印
刷ユニット5C及び1C→………という具合に、パラレ
ルモードとシーケンシャルモードとを併用し、ウォーム
アップ時間の短縮を図ることもできる。なお、このよう
な切換操作はコントローラ6に予め記憶させておいたア
ルゴリズムに基づいて施行可能である。
【0023】既述の実施形態では、パラレルモード及び
シーケンシャルモードの両方を備え、これらのモードの
うちの何れか一方のモードに選択可能に構成したが、シ
ーケンシャルモードのみを設けることもできる。この場
合には、パラレルモードによる運転に必要な大電力を得
られない環境下でも、低い電力にて温度調節装置3の運
転が可能となる。
【0024】本発明の実施形態につき述べたが、本発明
はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形及び変更が可能であ
る。例えば、モード切換スイッチ7の切換操作は、手動
によることなく、コントローラ6による自動切換とする
ことも可能である。この場合には、コントローラ6の働
きにより、印刷機のウォームアップ開始スイッチがオン
状態に切換えられた時点から自動的にパラレルモードに
設定し、その後にインキローラの温度が所定値に達した
時点で前記モード切換スイッチ7を自動的にシーケンシ
ャルモードに切換えるように構成すれば良い。
【0025】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、複数の印刷
ユニットにそれぞれ対応して装備された複数の温度調節
装置の全てに電源を投入して前記複数の印刷ユニットの
全てを同時に温度制御するパラレルモードと、前記複数
の温度調節装置に電源を順次に投入して前記複数の印刷
ユニットを順次に温度制御するシーケンシャルモードと
に設定可能に構成すると共に、前記パラレルモード及び
シーケンシャルモードの何れかに選択的に切換えるモー
ド切換スイッチを設けるようにしたものであるから、電
源の容量が小さい場合(電力容量に余裕がない場合)
は、シーケンシャルモードを用いることにより、低い電
力供給でも温度調節装置の運転が可能となる。このこと
より、電力容量に余裕がない場合には、シーケンシャ
ルモードにして低い電力にて温度調節装置を運転するこ
とができるので経済的に有利となる。また、電源の容量
が十分に大きい場合(電力容量に余裕がある場合)
は、パラレルモードを選択することにより、ウォームア
ップ時間を短縮できて作業開始前の準備時間を短縮する
ことができ、従って作業効率の向上を図ることができ
る。
【0026】また、請求項2に記載の本発明は、印刷機
を構成する複数の印刷ユニット内のインキローラに温度
調節用媒体を通し、前記温度調節用媒体の温度を温度調
節装置にて調節することにより前記インキローラ上のイ
ンキの温度を制御するようにした印刷機の温度制御装置
において、前記複数の温度調節装置に電源を順次に投入
して前記複数の印刷ユニットを順次に温度制御するシー
ケンシャルモードのみに設定可能に構成したものである
から、低い電力による運転が可能となる。さらに、契約
電力量が小さい場合に間違って電力オーバすることな
く、準備を早目に実行する等の適宜な運転要領によって
充分に実用に供することができ、費用節約型の印刷機の
温度制御装置を提供することができる。
【0027】また、請求項3に記載の本発明は、前記シ
ーケンシャルモードにおける各温度超背右装置への電源
の投入をアルゴリズムに基づいて行なうように構成した
ものであるから、電源投入の切換えを予め設定された順
序及びタイミングで自動的に行わせることができ、しか
も電源容量の大きさに応じた最適な通電制御を確実に行
なうことができる。
【0028】また、請求項4に記載の本発明は、前記シ
ーケンシャルモードにおける各温度調節装置への電源の
投入を、一系統の電源を前記複数の温度調節装置に順次
に投入して前記複数の温度調節装置のヒータを順次に通
電することにより行なうようにしたものであるから、一
系統の電源を各温度調節装置のヒータ用として兼用する
ことができ、電源の個数を単数で済ますことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る印刷機の温度調節
装置のシステム構造図である。
【図2】上述の温度調節装置をパラレルモードに切換え
た状態を示す模式図である。
【図3】上述の温度調節装置をシーケンシャルモードに
切換えた状態を示す模式図である。
【図4】本発明における2つのモード(パラレルモード
及びシーケンシャルモード)の所要電力を比較するため
のタイムチャートである。
【図5】従来の輪転印刷機の温度調節装置を示すシステ
ム構成図である。
【図6】温度調節制御が行われるインキローラの1例を
示す構成図である。
【図7】従来の輪転印刷機を構成する印刷ユニットのう
ちの1つを示す構成図である。
【符号の説明】
1 印刷機 2 印刷ユニット 3 温度調節装置 4 温度制御装置 5 媒体流路 6 コントローラ 7 モード切換スイッチ 8 ヒータ 9 加熱装置 1C〜5C 印刷ユニット 1C′〜5C′ 温度調節装置 1S〜5S 電源 S 電源 1H〜5H 加熱装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−90352(JP,A) 特開 平4−181413(JP,A) 特開 平3−63135(JP,A) 特開 平9−29938(JP,A) 特開 平8−290550(JP,A) 特開 平8−281915(JP,A) 特公 平3−57864(JP,B2) 国際公開97/33750(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 31/02 B41F 33/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷機を構成する複数の印刷ユニット内
    のインキローラに温度調節用媒体を通し、前記温度調節
    用媒体の温度を温度調節装置にて調節することにより前
    記インキローラ上のインキの温度を制御するようにした
    印刷機の温度制御装置において、前記複数の印刷ユニッ
    トにそれぞれ対応して装備された複数の温度調節装置の
    全てに電源を投入して前記複数の印刷ユニットの全てを
    同時に温度制御するパラレルモードと、前記複数の温度
    調節装置に電源を順次に投入して前記複数の印刷ユニッ
    トを順次に温度制御するシーケンシャルモードとに設定
    可能に構成すると共に、前記パラレルモード及びシーケ
    ンシャルモードの何れかに選択的に切換えるモード切換
    スイッチを設けたことを特徴とする印刷機の温度制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シーケンシャルモードにおける各温
    度調節装置への電源の投入をアルゴリズムに基づいて行
    なうように構成したことを特徴とする請求項に記載の
    印刷機の温度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記シーケンシャルモードにおける各温
    度調節装置への電源の投入を、一系統の電源を前記複数
    の温度調節装置に順次に投入して前記複数の温度調節装
    置のヒータを順次に通電することにより行なうようにし
    たことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の印
    刷機の温度制御装置。
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