JP3402721B2 - 熱板の両端部汚れ防止方法、熱板に剥離剤を付着させる方法及びそのためのダブルフエーサ装置 - Google Patents

熱板の両端部汚れ防止方法、熱板に剥離剤を付着させる方法及びそのためのダブルフエーサ装置

Info

Publication number
JP3402721B2
JP3402721B2 JP35275493A JP35275493A JP3402721B2 JP 3402721 B2 JP3402721 B2 JP 3402721B2 JP 35275493 A JP35275493 A JP 35275493A JP 35275493 A JP35275493 A JP 35275493A JP 3402721 B2 JP3402721 B2 JP 3402721B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
core
hot plate
release agent
double
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35275493A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07195590A (ja
Inventor
邦夫 関谷
茂 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maintech Co Ltd
Original Assignee
Maintech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maintech Co Ltd filed Critical Maintech Co Ltd
Priority to JP35275493A priority Critical patent/JP3402721B2/ja
Publication of JPH07195590A publication Critical patent/JPH07195590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3402721B2 publication Critical patent/JP3402721B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、段ボールを製造する
コルゲートマシンのダブルフエーサ装置に関し、更に詳
しくは、ダブルフエーサ装置の熱板の表面に剥離剤を付
着させて熱板の汚れを防止する方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、自然保護や環境保全の立場から、
廃棄物処理問題、リサイクル問題等の問題が社会的に極
めて大きく取り上げられ、従来のプラスチック等を素材
とする包装資材の見直しが行なわれている。その意味
で、紙を素材とする段ボールは、廃棄性、またリサイク
ルの点からも有利であり、その需要が益々増大してきて
いる。
【0003】段ボールを製造する機械装置としては、コ
ルゲートマシンが使われているが、このマシンの中で
も、ダブルフエーサ装置は、中芯付きライナと別のライ
ナとを張り合わせる装置であるから特に重要となってい
る。ダブルフエーサ装置は、主として、中芯付きライナ
の中芯の頂部に糊を付けるための糊付け装置、及び中芯
付きライナと別のライナとを間に挟んで圧接して張り合
わせるための熱板及び圧接ベルトよりなる。
【0004】一方、時代の要請により、製紙業界におい
ても、製品の多様化、また小ロット化が進んできてお
り、ダブルフエーサ装置についても、多様化、小ロット
化による段ボール幅の頻繁な変更に十分対応できる体制
が要求されている。そのため、ダブルフエーサ装置で、
ある一定幅の段ロールのロットを仕上げた後、次にそれ
より小さい幅の段ロールのロット、或いは反対にそれよ
り大きい幅の段ロールのロットを直ちに段取り替えして
セットし、加工に移らなければならないことがかなり頻
繁に起こる。
【0005】ところで、段ボールを製造する場合におい
ては、先ず中芯付きライナに糊が付けられ、その後、同
じ幅の別のライナと共にダブルフエーサ装置に同時に送
り込まれ両者が熱板上で張り合わされる。この中芯付き
ライナと張り合わされるべき別の他のライナとが、横幅
方向にズレがなく正確に合致した状態で熱板上に送り込
まれるならば何も問題はないが、両者が熱板上に横幅方
向にズレて送り込まれ張り合わされるようだと、中芯付
きライナの糊が直接熱板上に接触することになるので、
熱板上にその糊が付着することになる。
【0006】図3は、圧接ベルト5と熱板7との間で中
芯ライナNRとライナRとが圧接されている状態を、一
方の端部について示した図である。このように、中芯付
きライナとライナとが幅方向に距離Lだけズレた場合、
この距離Lの幅で、両ライナの流れ方向に連続的に糊の
付着領域が熱板上に生じるのである。また、中芯付きラ
イナと別のライナとの幅が正確に一致していないと、こ
れもまた熱板上に糊を付着させる原因になる。
【0007】熱板は常時加熱されているので、糊が付く
と乾いて個化し、それが頑強に熱板表面にこびり付き除
去するのに大変面倒である。熱板の一定の狭い場所に糊
が付くのであれば、除去するのも差ほど問題ではない
が、先述したように、段ボールの幅がロットにより異な
ると、中芯付きライナと別のライナとのズレにより生ず
る糊の付着場所が、幅方向に異なってくるため、熱板上
のあちこちに糊の残りが、付着することになり大変であ
る。
【0008】以上の現象は、段ロールの両端部で起きる
ことから、糊の除去作業が極めて厄介で、除去作業によ
る稼働率の低下を考えるとコスト的にも採算性が悪くな
り極力排除しなければならない。このようなことから、
特開平4−246529号広報にあるような、熱板の表
面を直接加工処理する技術が開発されている。
【0009】これは、熱板に微小凹凸を有する硬質の多
孔質層を設け、該多孔質層の気孔によって水溶性接着剤
の水分を捕捉して熱板の熱で瞬間的に蒸発させ、接着剤
と多孔質層の粒着界面を破壊して接着剤の付着を防止す
るものである。しかし、このような方法では熱板自体の
価格が高くなる上、使っている間に凹凸内にライナに混
入された異物が入り込み凹凸部が詰まってしまって、当
初の効果を挙げられなくなる等の欠点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点の解決を意図したものである。即ち、本発明の目的
は、ダブルフエーサ装置の熱板上の糊、接着剤等の汚れ
を確実に防止するための方法、そのための熱板に剥離剤
を擦り込み移行させて付着させる方法、及びそのための
ダブルフエーサ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明者等
は、このような課題に対して、鋭意研究を重ねた結果、
熱板に接触する中芯付きライナに一旦剥離剤を付着さ
せ、該ライナを介して熱板表面の両端部の糊剤の付き易
い部分に剥離剤を付着移行できること、そして中芯付き
ライナに対しては剥離剤を散布することが極めて効果的
である知見を得、この知見に基づいて本発明を完成させ
たものである。
【0012】即ち、本発明は、熱板と圧接ベルトの間で
中芯付きライナとライナを張り合わせるためのダブルフ
エーサ装置の前方にて、中芯付きライナの中芯側の両端
部に剥離剤を散布し、結果的に熱板の両端部の表面の汚
れ防止を行なう熱板の汚れ防止方法に存する。
【0013】そして、熱板と圧接ベルトの間で中芯付き
ライナとライナを張り合わせるためのダブルフエーサ装
置の前方にて、中芯付きライナの中芯側の両端部に剥離
剤を散布し、この中芯付きライナに散布された剥離剤を
中芯付きライナが熱板と圧接ベルトの間で張り合わせる
過程で熱板表面に擦り込み移行させた熱板に剥離剤を付
着させる方法に存する。
【0014】そしてまた、熱板と圧接ベルトの間で中芯
付きライナとライナを張り合わせるためのダブルフエー
サ装置に於いて、該ダブルフエーサ装置の前方に、中芯
付きライナの中芯側の両端部に向かって剥離剤を散布す
る散布装置を備えたダブルフエーサ装置に関する。
【0015】そしてまた、散布装置は中芯付きライナの
中芯側の両端部に向かって剥離剤を散布するための移動
自在な2つの散布ノズルと該ノズルを移動するための駆
動手段を備えたダブルフエーサ装置に存する。そしてま
た、散布装置が中芯付きライナの幅を検知するための光
電センサーを備えたダブルフエーサ装置に存する。
【0016】
【作用】上記のような構成からもたらされる主な作用に
ついて以下概説する。まず、ダブルフエーサ装置に向か
って中芯付きライナが送られてくるが、糊付け装置によ
り中芯付きライナの中芯の頂部に糊が付けられる。次
に、散布装置により、該中芯付きライナの中芯側の両端
部に剥離剤が散布される。中芯側の両端部に剥離剤が散
布された中芯付きライナは、次にダブルフエーサ装置に
送られ、同じく送られてきた別の他のライナーと熱板上
で圧接ベルトにより圧接され、張り合わされる。
【0017】この時、中芯付きライナと別のライナに巾
後方の移送のズレがあって、中芯付きライナが直接熱板
に接触して擦れても、中芯付きライナは剥離剤が散布さ
れているので、熱板に糊剤や接着剤が直接付着すること
はない。中芯付きライナの面が熱板に接触して擦れるこ
とが連続して行なわれると、熱板には剥離剤が中芯付き
ライナから移行して常に塗り込まれることになり、熱板
表面の金属組織内部に浸透していい意味での油焼き状態
にすることができる。ダブルフエーサ装置が長年使われ
ると熱板の剥離効果は次第に大きくなる。
【0018】
【実施例】以下実施例を挙げ図面に基づいて本発明を説
明する。図1はダブルフエーサ装置を示す概略図であ
る。ダブルフエーサ装置は、主として中芯付きライナN
Rの中芯の頂部に糊を付けるための糊付け装置1、中芯
付きライナNRと別のライナRとを間に挟んで圧接して
張り合わせるための熱板7、及び圧椄ベルト5等より構
成される。
【0019】熱板7の上には前部ローラ4Aと後部ロー
ラ4Bとの間にわたって圧接ベルト5が設けられてお
り、該圧接ベルト上にはそれを熱板7に押しつけるため
の圧接ローラ6Aが間隔を置いて複数個設置されてい
る。熱板7は圧接ベルト5の前半部に対応する領域に設
けられているが、後半に対応する領域には前部ローラ8
Aと後部ローラ8Bとの間で送りベルト9が張設されて
いる。
【0020】圧接ベルトの後半部及び送りベルト9に
は、圧接ローラ6Bが間隔を置いて複数個設置されてい
る。ダブルフエーサ装置の前方には糊付け装置1が設け
られ、該糊付け装置は、糊剤が入った糊槽1Bと中芯付
きライナNRの中芯の頂面を接触して糊を付けるための
糊付けローラ1Aを備える。同じくダブルフエーサ装置
の前方には、ライナRを送り込むための送りローラ2と
補助ローラ3が設けられている。
【0021】一方、糊付け装置1とダブルフエーサ装置
との間には、中芯付きライナNRの両端部の位置に剥離
剤を散布するための散布装置Sが設けられている。図4
は、中芯付きライナNRの中芯側に対して散布装置の散
布ノズル10から剥離剤を散布しているところで、特に
該中芯付きライナNRの両端部に向けて剥離剤を散布し
ている状態を示す。
【0022】従って、中芯付きライナの両端部には連続
して剥離剤が帯状に付着していく。図2はその散布装置
を概略的に示したものである。散布装置は、ダブルフエ
ーサ装置の外枠、又は他の枠体等に取り付けられるもの
で、主にスクリューネジ11と、散布ノズル10、駆動
源のモータM等よりなり、両側に散布ノズル10を、中
央に駆動源を備える。スクリューネジ11の両端部の一
方には、右ネジ部11Rが他方には左ネジ部(図示せ
ず)がそれぞれカップリング12を介して設けられてお
り、右ネジ部には右側散布ノズルの基部10Bが、左ネ
ジ部には左側散布ノズル10Lの基部(示せず)がそれ
ぞれび螺合されている。
【0023】スクリューネジ11の中央部には図示しな
いウオームネジが切られてあり、それと駆動源であるモ
ータMとが変速機13を介して連結され、スクリューネ
ジと共に散布ノズルの駆動手段を構成している。このモ
ータを駆動することにより、スクリューネジ11が回転
し、散布ノズル10は案内14に沿って移動する。モー
タMの正逆回転により、右側散布ノズル10Rと左側散
布ノズル10Lは同期して、互いの間隔を狭められたり
広げられたりし、このことにより、中芯付きライナの幅
やライナの幅に対応することができる。
【0024】散布ノズル10の図示しないエアタンクか
らエアー用パイプ10Cを介して送られてきたエアー
に、図示しない薬液タンクから薬液用パイプ10Dを介
して送られてきた剥離剤が乗せられ、霧吹き状に散布ノ
ズル先端から散布される。散布ノズル10から出た液剤
即ち剥離剤は、糊付けされた中芯付きライナNRの頂面
の糊の上に散布される。散布装置の2つの散布ノズル1
0R,10Lの内、一方に光電センサー15が設けられ
ており、これによって散布装置が設置されている位置で
の中芯付きライナの幅を読み取り、散布ノズルの散布位
置を常に中芯付きライナの両端部にセットしておけるよ
うに制御されている。散布装置の制御方法は本発明の本
質ではないのでここでは述べない。
【0025】次に、散布装置の散布ノズルから散布する
剥離剤について述べる。散布する剥離剤としては、主と
して鉱物油30〜50重量%、カチオン活性剤5〜10
重量%、水40〜65重量%を含有するものを使用す
る。特に、鉱物油45重量%、カチオン活性剤5重量
%、水50重量%を含有するものが最も効果的である。
鉱物油としては、脂肪系炭化水素が粘土が低く流動性が
高いことで多く用いられているが、ポリエチレングリコ
ール、シリコン油等も使用できる。
【0026】また散布する剥離剤の適した液滴の大きさ
に関しては、いわゆるミストに近い2〜3ミクロン前後
のものから、約100ミクロンの液滴に近いものまでの
実験をした結果、2〜3ミクロン前後のものでは、ミス
トが拡散してしまって中芯付きライナの表面に付着せ
ず、むしろ、周囲の雰囲気を汚染するだけであることが
わかった。そして、特に30〜50ミクロン程度のもの
が、糊付状態の中芯付きライナの表面に薄くしかも均一
に付着させることができる効果のあることがわかった。
このようなことから、本発明では、液滴は30〜50ミ
クロン程度のものを散布している。
【0027】次に、中芯付きライナNRの流れにしたが
って剥離剤の移行過程を説明する。まず、ダブルフエー
サ装置に向かって送られてきた中芯付きライナNRは、
糊付け装置1の糊付けローラ1Aにより、糊が付けられ
るが、糊付け部分は中芯の頂面だけが糊付けられる。そ
して、今度は散布装置Sにより、中芯付きライナNRの
中芯側の両端部に向かって剥離剤が散布され、この時、
中芯付きライナの頂面に頂面以外の部分も含めて剥離剤
が付着する。
【0028】従って、中芯付きライナNRの頂面にはま
ず糊が付着され、その上に剥離剤が付着することになる
が、剥離剤は散布するので前記中芯付きライナの頂面の
糊の上に混ざらずに付着する。このような状態で中芯付
きライナNRは別のライナRと相対されて熱板に送り込
まれる。
【0029】送り込まれた中芯付きライナと別のライナ
は、圧接ベルト5の前半部と熱板7との間で張り合わさ
れる。この時、中芯付きライナNRと別のライナRの巾
方向にズレた部分では、中芯付きライナの中芯頂面の糊
上に散布された剥離剤が熱板表面に直接接触するので、
糊は熱板に直接付着しない。
【0030】もし中芯付きライナと別のライナとが正確
に幅方向に一致して送り込まれた場合は、両者間にズレ
がないことから、中芯付きライナの中芯の頂面に散布さ
れた糊の部分は熱板表面に直接接触することなく、ライ
ナの表面と張り付けられる。もっとも、この場合はライ
ナの表面には剥離剤を介して張り付けられることになる
ので、中芯付きライナNRとライナRとの張り付け力が
やや低下するが、張り合わされた段ボールの両端は、後
ほど、縁取りによりある幅だけ切り取り作業が行われ
る。したがって、中芯付きライナと別のライナとのズレ
があるところ、及び張り付け力がやや低下するところ
は、製品とならず、何ら問題はない。
【0031】張り合わされた中芯付きライナとライナ
は、熱板7の熱を含んで多少加熱されているが、圧接ベ
ルト5の後半部と送りベルト9との間で圧接状態のまま
保持され空冷されて確実に張り合わされた段ボールが完
成する。中芯付きライナによって運ばれてきた剥離剤
は、散布装置S→中芯付きライナNR→熱板7と移行
し、この過程を繰り返すことにより剥離剤が熱板の両端
部の一定の領域に渡って均一に被覆されていく。そし
て、長期間行われると剥離剤は熱板表面の金属組織内部
に浸透して行くのである。したがって、使えば損耗する
どころか、長年使用する程、熱板7の剥離効果は増大
し、そのことがまた、熱板を長持ちさせることになっ
て、従来の常識では考えられない利点を生むものであ
る。
【0032】以上、述べてきたが、本発明は、実施例に
のみ限定されることなく、その本質から逸脱しない範囲
で、他の色々な変形例が可能であることは言うまでもな
い。例えば、実施例では、散布装置の散布ノズルの駆動
手段をスクリュー軸によるものとしたが、移動ベルトに
よることも可能である。また、散布装置は、両ノズルの
同期して移動するもので説明したが、個々に独立した移
動手段によるものでも採用できることは当然である。
【0033】
【発明の効果】中芯付きライナの中芯側から両端面に前
もって剥離剤を散布することだけで、結果的に熱板の表
面に剥離剤を擦り込ませ付着させ、熱板の汚れ防止が可
能となる。また、熱板は使い込まれる程、汚れ防止効果
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例であるダブルフエーサ
装置を示す概略図である。
【図2】図2は、散布装置の概略図である。
【図3】図3は、中芯付きライナとライナとがズレた状
態を示す図である。
【図4】図4は、中芯付きライナの両端部に対して散布
する状態を示す図である。
【符号の説明】
1 糊付け装置 1A 糊付けローラ 1B 糊槽 2 送りローラ 3 補助ローラ 4A 前部ローラ 4B 後部ローラ 5 圧接ベルト 6A 圧接ローラ 6B 圧接ローラ 7 熱板 8A 前部ローラ 8B 後部ローラ 9 送りベルト 10 散布ノズル 10R 右側散布ノズル 10L 左側散布ノズル 10A 散布ノズルの先端 10B 散布ノズルの基部 10C エア用パイプ 10D 薬用パイプ 11 スクリューネジ 12 カップリング 13 変速機 14 案内 15 光電センサ F 付着ローラ S 散布装置 NR 中芯付きライナ R ライナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−48965(JP,A) 特開 平4−246529(JP,A) 特開 平2−164476(JP,A) 実開 平4−94433(JP,U) 実開 昭64−32121(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31F 1/20 - 1/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱板と圧接ベルトの間で中芯付きライナと
    ライナを張り合わせるためのダブルフエーサ装置の前方
    にて、中芯付きライナの中芯側の両端部に剥離剤を散布
    し、結果的に熱板の両端部の表面の汚れ防止を行なうこ
    とを特徴とする熱板の汚れ防止方法。
  2. 【請求項2】熱板と圧接ベルトの間で中芯付きライナと
    ライナを張り合わせるためのダブルフエーサ装置の前方
    にて、中芯付きライナの中芯側の両端部に剥離剤を散布
    し、この中芯付きライナに散布された剥離剤を中芯付き
    ライナが熱板と圧接ベルトの間でライナに張り合わせる
    過程で熱板表面に擦り込み移行させることを特徴とする
    熱板に剥離剤を付着させる方法。
  3. 【請求項3】熱板と圧接ベルトの間で中芯付きライナと
    ライナを張り合わせるためのダブルフエーサ装置に於い
    て、該ダブルフエーサ装置の前方に、中芯付きライナの
    中芯側の両端部に向かって剥離剤を散布する散布装置を
    備えたことを特徴とするダブルフエーサ装置。
  4. 【請求項4】散布装置は中芯付きライナの中芯側の両端
    部に向かって剥離剤を散布するための移動自在な2つの
    散布ノズルと該ノズルを移動するための駆動手段を備え
    たことを特徴とする請求項3記載のダブルフエーサ装
    置。
  5. 【請求項5】散布装置が中芯付きライナの幅を検知する
    ための光電センサーを備えたことを特徴とする請求項3
    又は4記載のダブルフエーサ装置。
JP35275493A 1993-12-28 1993-12-28 熱板の両端部汚れ防止方法、熱板に剥離剤を付着させる方法及びそのためのダブルフエーサ装置 Expired - Fee Related JP3402721B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35275493A JP3402721B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 熱板の両端部汚れ防止方法、熱板に剥離剤を付着させる方法及びそのためのダブルフエーサ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35275493A JP3402721B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 熱板の両端部汚れ防止方法、熱板に剥離剤を付着させる方法及びそのためのダブルフエーサ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07195590A JPH07195590A (ja) 1995-08-01
JP3402721B2 true JP3402721B2 (ja) 2003-05-06

Family

ID=18426218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35275493A Expired - Fee Related JP3402721B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 熱板の両端部汚れ防止方法、熱板に剥離剤を付着させる方法及びそのためのダブルフエーサ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3402721B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102328459B (zh) * 2011-07-29 2013-11-06 大连佳林设备制造有限公司 带式纸壳压合机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07195590A (ja) 1995-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2730575B2 (ja) ウエブを接着する方法および装置
JP2009012473A (ja) 枚葉紙輪転印刷機
US5716687A (en) Fusible bonding sheet and methods of fabrication thereof
JP3402721B2 (ja) 熱板の両端部汚れ防止方法、熱板に剥離剤を付着させる方法及びそのためのダブルフエーサ装置
US4267008A (en) Corrugating machine
CN206278339U (zh) 一种热熔胶封箱机台
US3837952A (en) Process and apparatus for forming a glass and film laminate
JP3366893B2 (ja) 芯無しシートロール、その製造方法および製造装置
JP3502378B2 (ja) 段ボール用中芯原紙、及びその製造方法
JP4106578B2 (ja) ホットメルト接着剤の塗布方法
JPH071276B2 (ja) 診断用試験担体の製造法および診断用試験担体
CN214184199U (zh) 一种模切件料带用多功能辅助滚轴
JPH07195591A (ja) 熱板の汚れ防止方法及びその装置
WO1990014950A1 (en) Method and apparatus of applying hot melt adhesive to paper products
US5575135A (en) Paper wrapping process and a machine for performing the paper wrapping process
JPH0372349B2 (ja)
JP3375576B2 (ja) おしぼり製造装置
JP2022122246A (ja) 製紙工程で用いる汚れ付着防止剤及び汚れ付着防止剤供給装置
JP4804220B2 (ja) 金属板への裏打ち材貼付け装置
KR200205931Y1 (ko) 에지밴딩기의 가압수단
EP0434459A1 (en) Packaging materials and processes for producing packaging materials
JP3572091B2 (ja) 連続プレス装置
JP2001310402A (ja) 段ボールシートの製造方法
KR200219279Y1 (ko) 3중 접합구조를 갖는 고인장 종이와 그 종이의 접합장치
JPH0780972A (ja) 防水段ボールの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees