JP3402466B2 - 入力装置およびこれを用いたコンピュータ - Google Patents

入力装置およびこれを用いたコンピュータ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータの入
力装置に関するもので、現在主流となっているものはキ
ーボードである。
【0002】
【従来の技術】現在、コンピュータの入力装置として
は、キーボードが主に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のキーボードで
は、ノートパソコンに付属のものでも、手で持ちながら
入力するといったことは不可能である。そこで手軽に立
ち読みするといった用途や、手軽にものを書くといった
用途ではあまり使用されていない。またデスクトップパ
ソコン用のキーボードでも、入力する際に手の位置が決
められてしまう。
【0004】本発明は、ノートパソコンを手に持ちなが
ら文字の入力が出来るようにすることにより、手軽にも
のを書く、また読むことを可能とするものである。そし
て、デスクトップパソコンにおいては、自由な格好で入
力することを可能とすることにより、気軽にパソコンを
使えるようになる、また手にかかる負担を軽減すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明では、左手用及び右手用からな
り、片手の5指に対応する5個のボタンと、該ボタンの
それぞれに押圧力を検知するデバイスとを有し、前記ボ
タンを押したときの組み合わせによって入力する入力装
置であって、前記デバイスの検知により、一方の手の前
記5指のいずれかに対応する前記ボタンあるいは前記5
指に対応する前記全ボタンの押圧力が0と見なせる場合
には他方の片手入力とし、左手用及び右手用両方のボタ
ンに押圧力がある場合には両手入力とすることを特徴と
する入力装置としている。
【0006】また、請求項2に係る発明では、請求項1
において、前記一方の手の前記5指のいずれかに対応す
る前記ボタンは、中指に対応したボタンであることを特
徴とする入力装置としている。
【0007】また、請求項3に係る発明では、請求項1
または2において、前記デバイスで検知した各指の押圧
力の比較により、入力の有りと無しを区別するようにし
たことを特徴とする入力装置としている。
【0008】さらに、請求項4に係る発明では、請求項
1〜3のいずれか1項の入力装置をディスプレイに一体
または着脱自在にしたことを特徴とするコンピュータと
している。
【0009】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1において、各ボタン部には、ひずみゲ
ージが埋め込まれている。このひずみゲージからの信号
を、アナログ・マルチプレクサにより選択して順次ADコ
ンバータに入力する。選択にはカウンタを利用する。AD
コンバータからの出力をパソコンに転送し、パソコン内
で、データの処理を行う。場合によっては、この装置内
にプロセッサを持ち、そこでデータの処理を行い、結果
のみをパソコンに伝える。図2〜図5においても、各指
先が触れる部分に、ひずみゲージが埋め込まれていて、
上記と同様な処理を行う。
【0010】本発明の入力装置では、握って使うことを
想定している。この入力装置は、ちょうどトイレットペ
ーパーの芯ぐらいの大きさで、片手分で5個のボタンを
備えている。
【0011】デスクトップパソコン用には、左右の装置
が分離するタイプとなっており、自由な格好での入力が
可能となっている。冬の寒いときなど、コタツの中で入
力することが可能となり、また寝たままの姿勢でも入力
できる。
【0012】ノートに付けるタイプは、前記デスクトッ
プパソコン用と同様のものをディスプレイの両側に着脱
可能となっているものと、全体の形状は液晶ディスプレ
イの左右の脇が少し出っ張った程度の大きさとなり、そ
の出っ張った部分の表側に親指用のボタンが1つ、裏面
は広く使って、残り4本の指用のボタンを配置するとい
った形(形状は特許2567194号と同様)となっているも
のがある。両手で持ちながらの入力が可能となってい
る。
【0013】ボタンは両手分で計10個しかない。この
ままではアルファベットさえも満足に入力できない。そ
こで、ボタンを押したときの組み合わせによって入力を
区別する。例えば、右手人差し指、中指と左手薬指を同
時に押すといったようにする。10個のボタンでは、全
部で2の10乗、1024通りの組み合わせがある。た
だその中に、全部押さないというのも含まれてしまうの
で、これを引いて1023通りになる。片手用でも、3
1通りの入力が可能となり、2回の入力によって1文字
を入力するようにする。片手用を有効にする時、両手入
力の片手分を2度に分けて入力するとした場合、両手入
力で片手のみしか使わないという押し方があるとそこだ
け1度となり都合が悪い。そこで両手入力で片手のみし
か使わないといった組み合わせは、通常使わないのが望
ましいと思われる。これは右手のみ31通り、左手のみ
31通りあるので全体で使えるのは1023−31−3
1=961通りとなる。
【0014】普通のボタンの場合、押す、押さないがは
っきりしてしまい、特にノート用で全体を支えることを
考えると、時には全部押しっぱなしになってしまうとい
うことも考えられる。そこで、押している力の大きさを
検出できるようなボタンを使用して、複雑な組み合わせ
でも、入力有りと無しを区別できるようにする。例え
ば、ADコンバータの出力レベルが小指の部分で50にな
ったとしても、薬指が70となっていれば、薬指の入力
とし、小指、薬指ともに50の時は、小指と薬指の入力
にするといった処理を行う。現在ひずみゲージがこの用
途に最適と考えている。
【0015】前記、デスクトップパソコン用、ノートパ
ソコン用とも両手分10個のボタンを使った入力、片手
分5個のボタンのみを使った入力の両方を、デスクトッ
プパソコン用、ノートパソコン用着脱式は、装置中で手
と接触する部分のどこかに設けたセンサ、ノートパソコ
ン用は側面に設けたセンサにより手が接触していると検
知できたもののみを有効とすることによって切り替え
る。例えばノートパソコン用を左手だけで支持している
場合、左手側に設けたセンサのみ接触を感知するので、
片手入力(左手)が有効となる。これを特別なセンサを
設けることなしに、前記押している力の大きさを検出で
きるようなボタンで、このボタンでは触れているだけで
ある程度の入力があると期待できるので例えば中指にあ
たるボタンの入力が0と見なせる場合、あるいはその手
側のボタン全部の入力が0と見なせる場合に、その手の
入力を無効とするとして片手用と両手用を使い分けても
良い。
【0016】森田正典氏が発明したM式キーボードは、
片手分は5個×6段のボタンを備えている。母音側は、
o,a,i,u,e(かな用)、O,A,I,U,E
(漢字用)、Ou,Ai,Ui,Uu,Ei、On,A
n,In,Un,En、Ok,Ak,Ik,Uk,E
k、Ot,At,It,Ut,Etの6段、子音側は、
K,S,T,N,H、M,Y,R,W,P、G,Z,
D,“、”,B、Ky,Sy,Ty,Ny,Hy、M
y,っ,Ry,ん,Py、Gy,Zy,Dy,“。”,
Byの6段となっている。そして母音、子音側とも後半
の3段は、前半の3段のシフト操作で入力できる。ここ
で、本発明の入力装置において、片手分の5個のボタン
について考察してみる。2の5乗で32通りの組み合わ
せがあるのだが、これを分類すると ・ 全く押さない…1通り ・ 1つのボタンを押す…5通り ・ 2つのボタンを押す…10通り ・ 3つのボタンを押す…10通り ・ 4つのボタンを押す…5通り ・ 全てのボタンを押す…1通り となる。ここで2つのボタンを押すに注目してみると ●●○○○ ●○●○○ ○●●○○ ○●○●○ ○○●●○ ○○●○● ○○○●● ●○○●○ ●○○○● ○●○○● の様に5通りずつ、2系統に分類できる。そして、3つ
のボタンを押す、4つのボタンを押すというのは、それ
ぞれ2つのボタンを押す、1つのボタンを押すの反転と
考えられる。よって1つから4つのボタンを押すまで
で、5通りが6系統、そしてそのうち3系統はもう一方
の3系統のシフトと考えることができる。ただ、森田氏
の発明に対応させる場合、このままだと子音側にあ行が
ない関係から、あ行の文字を入力したいときに片手だけ
での入力となってしまうので、子音側にあ行を入れる。
その場合“、”が入れられなくなってしまうが、都合の
良いことに全てのボタンを押すの1通りが残っているの
で、そこに割り当てることで対応できる。これにより森
田氏の発明に完全に対応することができる。
【0017】本発明の入力装置は、キーボードよりも更
に慣れるまでが大変であると考えられる。そこで、この
入力装置を備えたパソコンには、ロールプレイングゲー
ムを付けて、そのゲームにより入力の仕方を覚えてもら
う。例えば、ゲーム中にある木のそばで、右手親指、人
差し指と左手中指(この押し方で平仮名の「や」が入力
できると仮定)を同時に押すと矢が作れるという様な機
能をつけるといった工夫をする。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0019】ノートパソコンにおいて、手で持ちながら
の入力が可能となる。これにより、気軽に立ち読みが出
来るようになる。また手で持ちながら、文章を入力する
こともできる。
【0020】デスクトップパソコンにおいて、左右分離
する装置を握ることによって操作するため、比較的自由
な格好での入力が可能となる。これによりいろいろな姿
勢での入力が可能になり、また手にかかる負担も軽減す
ることができる。
【0021】本発明の装置により、パソコンが情報を伝
達する用途での紙の代わりとなることが期待され、紙の
保管スペース、印字コストの削減、なにより紙資源の節
約ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デスクトップパソコン用のグリップ式入力装置
の図である。
【図2】ノートタイプのパソコンに、着脱型グリップ式
入力装置がついたものの正面図、側面図である。
【図3】ノートタイプのパソコンに、着脱型グリップ式
入力装置がついたものの背面図である。
【図4】ノートタイプのパソコンに、グリップ式入力装
置がついたものの正面図、側面図である。
【図5】ノートタイプのパソコンに、グリップ式入力装
置がついたものの背面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−100780(JP,A) 特開 昭59−98264(JP,A) 特開 昭61−148520(JP,A) 特開 平10−293640(JP,A) 特開 平7−28576(JP,A) 特開2000−10654(JP,A) 特開 昭63−184219(JP,A) 特開 平5−27895(JP,A) 特開2000−148359(JP,A) 特開 昭60−36624(JP,A) 特開 平6−214691(JP,A) 特開 平4−302018(JP,A) 特開 平11−15589(JP,A) 特開2000−231435(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 - 3/023 G06F 1/16 - 1/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左手用及び右手用からなり、片手の5指に
    対応する5個のボタンと、該ボタンのそれぞれに押圧力
    を検知するデバイスとを有し、前記ボタンを押したとき
    の組み合わせによって入力する入力装置であって、 前記デバイスの検知により、一方の手の前記5指のいず
    れかに対応する前記ボタンあるいは前記5指に対応する
    前記全ボタンの押圧力が0と見なせる場合には他方の片
    手入力とし、左手用及び右手用両方のボタンに押圧力が
    ある場合には両手入力とすることを特徴とする入力装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記一方の手の前記5指のいずれかに対応する前記ボタ
    ンは、中指に対応したボタンであることを特徴とする入
    力装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 前記デバイスで検知した各指の押圧力の比較により、入
    力の有りと無しを区別するようにしたことを特徴とする
    入力装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項の入力装置を
    ディスプレイに一体または着脱自在にしたことを特徴と
    するコンピュータ。
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