JP3401067B2 - 洗車機 - Google Patents
洗車機Info
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- JP3401067B2 JP3401067B2 JP31270993A JP31270993A JP3401067B2 JP 3401067 B2 JP3401067 B2 JP 3401067B2 JP 31270993 A JP31270993 A JP 31270993A JP 31270993 A JP31270993 A JP 31270993A JP 3401067 B2 JP3401067 B2 JP 3401067B2
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- Japan
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- car
- car wash
- wash machine
- machine
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車体に対して洗浄，乾
燥等の処理を順次施す自走式の洗車装置に関する。
燥等の処理を順次施す自走式の洗車装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の洗車機は、車体に具備された突
起物等の、洗車に障害となる部分を回避するように、洗
車処理装置を制御する。このような制御を行うときに、
洗車処理装置が、車体に対して、どの位置にあるかを把
握する必要がある。
起物等の、洗車に障害となる部分を回避するように、洗
車処理装置を制御する。このような制御を行うときに、
洗車処理装置が、車体に対して、どの位置にあるかを把
握する必要がある。
【０００３】一般に、洗車機本体の走行位置は、走行用
の電動機の回転方向、回転数と起動時間から走行位置を
算出する方法、走行用の電動機の出力軸にロータリーエ
ンコーダを連結し、電動機の回転方向を検出しながら単
位角度回転毎にパルス信号を出力し、そのパルス数から
走行位置を算出する方法などで求められる。
の電動機の回転方向、回転数と起動時間から走行位置を
算出する方法、走行用の電動機の出力軸にロータリーエ
ンコーダを連結し、電動機の回転方向を検出しながら単
位角度回転毎にパルス信号を出力し、そのパルス数から
走行位置を算出する方法などで求められる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした洗
車機においては、水・雨・雪等で車輪が空転し、洗車機
本体が検出する走行位置と実際の走行位置が等しくない
場合がある。また、ロータリーエンコーダーを用いた場
合、エンコーダーの故障でパルス信号が得られず、正し
い走行位置が得られない場合もある。
車機においては、水・雨・雪等で車輪が空転し、洗車機
本体が検出する走行位置と実際の走行位置が等しくない
場合がある。また、ロータリーエンコーダーを用いた場
合、エンコーダーの故障でパルス信号が得られず、正し
い走行位置が得られない場合もある。
【０００５】このような問題が生じた場合、実際の車体
の障害物の位置と、洗車機が回避動作をする位置が異な
り、洗車処理装置が障害物に接触し、車体を破損する危
険がある。
の障害物の位置と、洗車機が回避動作をする位置が異な
り、洗車処理装置が障害物に接触し、車体を破損する危
険がある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
するために本発明は、エンコーダーのパルス信号をカウ
ントして洗車機位置を求め、この洗車機位置に応じて障
害物を回避する洗車機において、洗車機本体走行用レー
ルに沿って、あらかじめ設定した位置に走行位置検出用
ドックを設け、洗車機本体内に設けたセンサーで、前記
ドックを検出することにより、実際の走行位置が得られ
るようにし、この実際の走行位置とエンコーダーのパル
ス信号をカウントして求めた位置とを比較し、その差が
大きくなると車体の破損を招く危険があると判断して、
洗車を中止したり洗車機位置を修正したりするものであ
る。
するために本発明は、エンコーダーのパルス信号をカウ
ントして洗車機位置を求め、この洗車機位置に応じて障
害物を回避する洗車機において、洗車機本体走行用レー
ルに沿って、あらかじめ設定した位置に走行位置検出用
ドックを設け、洗車機本体内に設けたセンサーで、前記
ドックを検出することにより、実際の走行位置が得られ
るようにし、この実際の走行位置とエンコーダーのパル
ス信号をカウントして求めた位置とを比較し、その差が
大きくなると車体の破損を招く危険があると判断して、
洗車を中止したり洗車機位置を修正したりするものであ
る。
【０００７】
【作用】これにより得られた実際の走行位置と、洗車機
本体の走行用電動機の駆動状態より検出した走行位置を
比較して、障害物を回避する位置を修正したり、洗車を
中断して、車両の破損を回避する。
本体の走行用電動機の駆動状態より検出した走行位置を
比較して、障害物を回避する位置を修正したり、洗車を
中断して、車両の破損を回避する。
【０００８】
【実施例】以下、図面を基に、本発明の実施例について
説明する。
説明する。
【０００９】図において、１は、車体を跨ぐように門型
状に形成した洗車機本体で、正転逆転可能な電動機４，
４により、車輪２，２を回転駆動して、レール３，３に
沿って往復走行する。
状に形成した洗車機本体で、正転逆転可能な電動機４，
４により、車輪２，２を回転駆動して、レール３，３に
沿って往復走行する。
【００１０】５は、第１の洗車機位置検出手段を構成す
るロータリーエンコーダーで、電動機４の出力軸に連結
し、電動機４の回転方向を検出しながら単位角度回転毎
にパルス信号を出力して洗車機本体１の走行位置を与え
ている。
るロータリーエンコーダーで、電動機４の出力軸に連結
し、電動機４の回転方向を検出しながら単位角度回転毎
にパルス信号を出力して洗車機本体１の走行位置を与え
ている。
【００１１】６は、第２の洗車機位置検出手段を構成す
る位置センサ−で、洗車機本体１下部に設けられ、レー
ル３敷設面に固定された突起物であるドッグ７，８，
９，９を感知してスイッチングし、洗車機本体１の走行
位置を与えている。ドッグ７は洗車機本体の走行開始位
置を、ドッグ８は洗車機本体の走行限界位置を、ドッグ
９，９は洗車機本体の走行開始位置からの任意の位置を
与える。
る位置センサ−で、洗車機本体１下部に設けられ、レー
ル３敷設面に固定された突起物であるドッグ７，８，
９，９を感知してスイッチングし、洗車機本体１の走行
位置を与えている。ドッグ７は洗車機本体の走行開始位
置を、ドッグ８は洗車機本体の走行限界位置を、ドッグ
９，９は洗車機本体の走行開始位置からの任意の位置を
与える。
【００１２】１０は車体上面に沿って上下するトップブ
ラシ、１１は車体側面に沿って開閉するサイドブラシ、
１２，１３は散水ノズル、１４は上面乾燥ノズル、１５
は側面乾燥ノズルで、洗車機本体１の往復走行に伴っ
て、車体の洗浄，乾燥等の処理を行う洗車処理装置を構
成する。
ラシ、１１は車体側面に沿って開閉するサイドブラシ、
１２，１３は散水ノズル、１４は上面乾燥ノズル、１５
は側面乾燥ノズルで、洗車機本体１の往復走行に伴っ
て、車体の洗浄，乾燥等の処理を行う洗車処理装置を構
成する。
【００１３】図３は実施例の制御系の説明図である。１
６はマイクロコンピューターで、演算処理を行うＣＰＵ
１７、プログラム及び各種データを記憶するメモリ１
８、及び入出力インターフェース１９，２０より成り、
入力インターフェース１９にはロータリーエンコーダー
５，位置センサー６が接続され、出力インターフェース
２０には電動機４，４、トップブラシ１０、サイドブラ
シ１１、散水ノズル１２，１３、上面乾燥ノズル１４、
側面乾燥ノズル１５が接続される。
６はマイクロコンピューターで、演算処理を行うＣＰＵ
１７、プログラム及び各種データを記憶するメモリ１
８、及び入出力インターフェース１９，２０より成り、
入力インターフェース１９にはロータリーエンコーダー
５，位置センサー６が接続され、出力インターフェース
２０には電動機４，４、トップブラシ１０、サイドブラ
シ１１、散水ノズル１２，１３、上面乾燥ノズル１４、
側面乾燥ノズル１５が接続される。
【００１４】次に、図４を基に本発明実施例の作用につ
いて説明する。図５は実施例の動作を表すフローチャー
ト、図６はロータリーエンコーダー５よりパルス信号が
入力される度に割り込み実行される割り込みルーチンの
フローチャートである。
いて説明する。図５は実施例の動作を表すフローチャー
ト、図６はロータリーエンコーダー５よりパルス信号が
入力される度に割り込み実行される割り込みルーチンの
フローチャートである。
【００１５】洗車機は走行開始位置７より走行を開始す
る。洗車機の走行に伴い、ロータリーエンコーダー５よ
りパルス信号が入力される度に、図６に示す割り込みル
ーチンが実行され、カウンタＥが加算される。カウンタ
Ｅの値より、洗車機位置Ｙｅが求められる。洗車機は走
行を続け、位置センサー６が、Ｙａの位置にあるドッグ
９を検出する。トップブラシがＢの位置になるときの洗
車機位置ＹｂとＹｅが一致したとき、洗車機はトップブ
ラシを上昇させる。トップブラシがＣの位置になるとき
の洗車機位置ＹｃとＹｅが一致したとき、洗車機はトッ
プブラシを下降させる。こうして車体に具備された突起
物Ｘを回避してトップブラシを上下させ、洗車を行う。
る。洗車機の走行に伴い、ロータリーエンコーダー５よ
りパルス信号が入力される度に、図６に示す割り込みル
ーチンが実行され、カウンタＥが加算される。カウンタ
Ｅの値より、洗車機位置Ｙｅが求められる。洗車機は走
行を続け、位置センサー６が、Ｙａの位置にあるドッグ
９を検出する。トップブラシがＢの位置になるときの洗
車機位置ＹｂとＹｅが一致したとき、洗車機はトップブ
ラシを上昇させる。トップブラシがＣの位置になるとき
の洗車機位置ＹｃとＹｅが一致したとき、洗車機はトッ
プブラシを下降させる。こうして車体に具備された突起
物Ｘを回避してトップブラシを上下させ、洗車を行う。
【００１６】ＹｅとＹａの差が、許容限度Ｙｆを越えた
とき、洗車機は洗車を中止する。ＹｅとＹａの差が修正
を必要としない限度Ｙｇを越えるときは、洗車機は以後
の動作において誤差を修正した動作をする。即ち、トッ
プブラシが障害物Ｘに対しＢより距離ｂ離れた位置Ｂ’
になる洗車機位置Ｙｂ’とＹｅが一致したとき、洗車機
はトップブラシを上昇させる。次に、トップブラシが障
害物Ｘに対しＣより距離ｃ離れた位置Ｃ’になる洗車機
位置Ｙｃ’とＹｅが一致したとき、洗車機はトップブラ
シを下降する。こうして車体に具備された突起物Ｘに対
し走行距離の誤差を考慮してトップブラシを上下させ、
安全に回避させる。
とき、洗車機は洗車を中止する。ＹｅとＹａの差が修正
を必要としない限度Ｙｇを越えるときは、洗車機は以後
の動作において誤差を修正した動作をする。即ち、トッ
プブラシが障害物Ｘに対しＢより距離ｂ離れた位置Ｂ’
になる洗車機位置Ｙｂ’とＹｅが一致したとき、洗車機
はトップブラシを上昇させる。次に、トップブラシが障
害物Ｘに対しＣより距離ｃ離れた位置Ｃ’になる洗車機
位置Ｙｃ’とＹｅが一致したとき、洗車機はトップブラ
シを下降する。こうして車体に具備された突起物Ｘに対
し走行距離の誤差を考慮してトップブラシを上下させ、
安全に回避させる。
【００１７】なお、ロータリーエンコーダーを用いず
に、走行用の電動機の回転方向、回転数と起動時間から
洗車機の走行位置を算出する場合でも、同様に制御する
ことが可能である。
に、走行用の電動機の回転方向、回転数と起動時間から
洗車機の走行位置を算出する場合でも、同様に制御する
ことが可能である。
【００１８】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、洗車機本
体走行用レールに沿って、あらかじめ設定した位置に走
行位置検出用ドックを設け、洗車機本体内に設けたセン
サーで、前記ドックを検出することにより、実際の走行
位置が得られるようにしたので、洗車機本体の走行用電
動機の駆動状態より検出した走行位置と比較して、障害
物を回避する位置を修正したり、洗車を中断して、車両
の破損を回避することができる。
体走行用レールに沿って、あらかじめ設定した位置に走
行位置検出用ドックを設け、洗車機本体内に設けたセン
サーで、前記ドックを検出することにより、実際の走行
位置が得られるようにしたので、洗車機本体の走行用電
動機の駆動状態より検出した走行位置と比較して、障害
物を回避する位置を修正したり、洗車を中断して、車両
の破損を回避することができる。
【図１】実施例の側面説明図である。
【図２】実施例の正面説明図である。
【図３】実施例の制御系を示す説明図である。
【図４】実施例の動作説明図である。
【図５】実施例の動作を説明するフロ−チャ−トであ
る。
る。
【図６】実施例の動作を説明するフロ−チャ−トであ
る。
る。
１ 洗車機本体
３ レ−ル
４ 走行用電動機
５ 第１の走行位置検出手段を構成するロ−タリ−エン
コ−ダ− ６ 第２の走行位置検出手段を構成する位置センサ− ７，８，９，９ ドック １０，１１ ブラシ １２，１３ 散水ノズル １６ 制御手段たるマイクロコンピュ−タ−
コ−ダ− ６ 第２の走行位置検出手段を構成する位置センサ− ７，８，９，９ ドック １０，１１ ブラシ １２，１３ 散水ノズル １６ 制御手段たるマイクロコンピュ−タ−
Claims (2)
- 【請求項１】 門型に形成された洗車機本体内に、ブラ
シ・散水ノズル・ブロア等の洗車処理装置を備え、自動
車を跨いで、床面に敷設された２本の平行なレールの上
を往復走行し、車体の洗浄，乾燥等の処理を行う洗車機
であって、洗車機本体の走向位置を検出して突起物等の
洗車に障害となる部分を回避するよう前記洗車処理装置
を制御する洗車機において、洗車機本体の走行用電動機
の駆動によりパルス信号を出力するロータリーエンコー
ダーと、このロータリーエンコーダーからのパルス信号
をカウントして洗車機位置を求めるカウンタと、前記レ
ール敷設面に位置を変えて固定された複数のドックと、
これらドッグを検出することにより洗車機本体の走行位
置を検出する位置センサーと、前記カウンタで求める位
置と前記位置センサーで与える位置とを比較し、その差
が許容限度を越えたとき洗車を中止するよう制御する手
段とを設けたことを特徴とする洗車機。 - 【請求項２】 門型に形成された洗車機本体内に、ブラ
シ・散水ノズル・ブロア等の洗車処理装置を備え、自動
車を跨いで、床面に敷設された２本の平行なレールの上
を往復走行し、車体の洗浄，乾燥等の処理を行う洗車機
であって、洗車機本体の走向位置を検出して突起物等の
洗車に障害となる部分を回避するよう前記洗車処理装置
を制御する洗車機において、洗車機本体の走行用電動機
の駆動によりパルス信号を出力するロータリーエンコー
ダーと、このロータリーエンコーダーからのパルス信号
をカウントして洗車機位置を求めるカウンタと、前記レ
ール敷設面に位置を変えて固定された複数のドックと、
これらドッグを検出することにより洗車機本体の走行位
置を検出する位置センサーと、前記カウンタで求める位
置と前記位置センサーで与える位置とを比較し、その差
が修正を必要としない限度を越えたとき洗車機位置を修
正するように制御する手段とを設けたことを特徴とする
洗車機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31270993A JP3401067B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 洗車機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31270993A JP3401067B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 洗車機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07137610A JPH07137610A (ja) | 1995-05-30 |
| JP3401067B2 true JP3401067B2 (ja) | 2003-04-28 |
Family
ID=18032486
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31270993A Expired - Fee Related JP3401067B2 (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | 洗車機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3401067B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5148429B2 (ja) * | 2008-09-18 | 2013-02-20 | エムケー精工株式会社 | 洗車機 |
-
1993
- 1993-11-17 JP JP31270993A patent/JP3401067B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07137610A (ja) | 1995-05-30 |
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Legal Events
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