JP3400304B2 - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
- Publication number
- JP3400304B2 JP3400304B2 JP19286197A JP19286197A JP3400304B2 JP 3400304 B2 JP3400304 B2 JP 3400304B2 JP 19286197 A JP19286197 A JP 19286197A JP 19286197 A JP19286197 A JP 19286197A JP 3400304 B2 JP3400304 B2 JP 3400304B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom wall
- electronic device
- upright
- leg
- frame body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K9/00—Screening of apparatus or components against electric or magnetic fields
- H05K9/0007—Casings
- H05K9/006—Casings specially adapted for signal processing applications, e.g. CATV, tuner, antennas amplifier
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/14—Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はTVチューナ、モジ
ュレータ等に使用して好適な電子機器に関し、特に、電
子機器を取り付けるための取付脚を有する枠体の構成に
関する。
ュレータ等に使用して好適な電子機器に関し、特に、電
子機器を取り付けるための取付脚を有する枠体の構成に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のTVチューナ等に使用される電子
機器を、図6に基づいて説明すると、図6は従来の電子
機器を裏返した状態の斜視図で、コスト、加工性の点か
ら比較的薄い金属板で作られた枠体21は、上壁22と
一対の側壁23と底壁24とを有して、双方に開放部2
5、26を設けた矩形状の箱形で形成されている。ま
た、一対の側壁23には、それぞれ隅部の近傍から下方
外方(図6では上方外方)に突出する一対づつの脚部2
3a、23bが設けられている。
機器を、図6に基づいて説明すると、図6は従来の電子
機器を裏返した状態の斜視図で、コスト、加工性の点か
ら比較的薄い金属板で作られた枠体21は、上壁22と
一対の側壁23と底壁24とを有して、双方に開放部2
5、26を設けた矩形状の箱形で形成されている。ま
た、一対の側壁23には、それぞれ隅部の近傍から下方
外方(図6では上方外方)に突出する一対づつの脚部2
3a、23bが設けられている。
【0003】また、底壁24には、一方の開放部26側
において、広幅の切り欠き部24aと細幅の逃げ用切り
欠き部24bとが連続して設けられて、切り欠き部24
aと逃げ用切り欠き部24bとの間に段部24cが形成
されていて、このような構成が数ヶ所設けられている。
また、底壁24には、中央に位置する逃げ用切り欠き部
24bに隣接して、横方向に切り起こしされ、底壁24
面に対して外方に直立する取付脚24dが形成されると
共に、切り起こしによって、逃げ用切り欠き部24bと
連接して切り欠き部24eが設けられ、この取付脚24
dは、側壁23の二つの脚部23aを結ぶ同一の直線S
2上に位置して、脚部23aと同一方向に突出するよう
に設けられている。
において、広幅の切り欠き部24aと細幅の逃げ用切り
欠き部24bとが連続して設けられて、切り欠き部24
aと逃げ用切り欠き部24bとの間に段部24cが形成
されていて、このような構成が数ヶ所設けられている。
また、底壁24には、中央に位置する逃げ用切り欠き部
24bに隣接して、横方向に切り起こしされ、底壁24
面に対して外方に直立する取付脚24dが形成されると
共に、切り起こしによって、逃げ用切り欠き部24bと
連接して切り欠き部24eが設けられ、この取付脚24
dは、側壁23の二つの脚部23aを結ぶ同一の直線S
2上に位置して、脚部23aと同一方向に突出するよう
に設けられている。
【0004】また、プリント基板27は、所望の導電パ
ターン(図示せず)が設けられ、種々の電気部品(図示
せず)が取り付けられると共に、複数個の導出端子28
が取り付けられている。そして、このようなプリント基
板27は、枠体21の開放部26側から枠体21内に収
納され、プリント基板27の一部は、広幅の切り欠き部
24aに挿入されて段部24cに当接した状態で、枠体
21に適宜手段で固定されている。また、プリント基板
27が取り付けられた際は、導出端子28が逃げ用切り
欠き部24b内を通して、前記取付脚24dと同一の方
向に突出している。また、ここでは図示していないが、
周囲に枠体21の各壁に弾接、挟持する腕部を有する二
つのカバーによって、開放部25、26がそれぞれ塞が
れた構成によって電子機器が構成されている。
ターン(図示せず)が設けられ、種々の電気部品(図示
せず)が取り付けられると共に、複数個の導出端子28
が取り付けられている。そして、このようなプリント基
板27は、枠体21の開放部26側から枠体21内に収
納され、プリント基板27の一部は、広幅の切り欠き部
24aに挿入されて段部24cに当接した状態で、枠体
21に適宜手段で固定されている。また、プリント基板
27が取り付けられた際は、導出端子28が逃げ用切り
欠き部24b内を通して、前記取付脚24dと同一の方
向に突出している。また、ここでは図示していないが、
周囲に枠体21の各壁に弾接、挟持する腕部を有する二
つのカバーによって、開放部25、26がそれぞれ塞が
れた構成によって電子機器が構成されている。
【0005】そして、このような電子機器は、例えば、
TV受像器のマザープリント基板(図示せず)の孔に、
脚部23a、23b,取付脚24d,及び導出端子28
を挿通して、マザープリント基板の導電パターンに半田
付けして固定されるものである。そして、脚部23a、
23bは、枠体21の取付強度を強くするために、側壁
23の隅部近傍に形成され、また、取付脚24dは、取
付強度を強くし、アースを確実にする目的で形成される
と共に、マザープリント基板への取付の標準化を図るた
めに、取付脚24dは、二つの脚部23aを結ぶ直線S
2上に位置して形成されたものとなっている。更に、電
子機器は種々の機種が存在し、この機種毎に枠体21の
構成が若干変わるため、マザープリント基板の孔に対し
て取付脚24dの切り起こし位置を変える必要があっ
た。
TV受像器のマザープリント基板(図示せず)の孔に、
脚部23a、23b,取付脚24d,及び導出端子28
を挿通して、マザープリント基板の導電パターンに半田
付けして固定されるものである。そして、脚部23a、
23bは、枠体21の取付強度を強くするために、側壁
23の隅部近傍に形成され、また、取付脚24dは、取
付強度を強くし、アースを確実にする目的で形成される
と共に、マザープリント基板への取付の標準化を図るた
めに、取付脚24dは、二つの脚部23aを結ぶ直線S
2上に位置して形成されたものとなっている。更に、電
子機器は種々の機種が存在し、この機種毎に枠体21の
構成が若干変わるため、マザープリント基板の孔に対し
て取付脚24dの切り起こし位置を変える必要があっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子機器は、枠
体21の底壁24に、切り起こしによって取付脚24d
を形成するための切り欠き部24eを、逃げ用切り欠き
部24bと連接して設けるため、底壁部24の肉部が薄
くなって、枠体21の強度が弱くなり、コスト等の点か
ら薄い板材を使用した際、枠体21に曲がりが生じ、マ
ザープリント基板への取付に支障を来すという問題があ
る。また、種々の機種によって、取付脚24bのための
切り起こし位置を変更せねば成らず、枠体21に融通性
を持たせることが出来ず、コスト高になるという問題が
ある。
体21の底壁24に、切り起こしによって取付脚24d
を形成するための切り欠き部24eを、逃げ用切り欠き
部24bと連接して設けるため、底壁部24の肉部が薄
くなって、枠体21の強度が弱くなり、コスト等の点か
ら薄い板材を使用した際、枠体21に曲がりが生じ、マ
ザープリント基板への取付に支障を来すという問題があ
る。また、種々の機種によって、取付脚24bのための
切り起こし位置を変更せねば成らず、枠体21に融通性
を持たせることが出来ず、コスト高になるという問題が
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の第1の解決手段として、金属板から成り、少なくとも
一面に開放部を有すると共に底壁を有する矩形状の枠体
と、前記開放部側から前記枠体内に取り付けられたプリ
ント基板とを備え、前記底壁には、前記開放部側の底壁
の側縁部と平行で前記底壁に対して外方に直立するよう
に前記開放部側から切り起こして形成された直立片と、
該直立片の一側縁部と連結され、前記直立片に対して直
角に折り曲げられた状態で外方に延びる支持片とを有す
る取付脚を形成した構成とした。また、第2の解決手段
として、前記取付脚の前記支持片は、前記直立片の一側
縁部と連結され、前記底壁に対して直立状態で平行に延
びる横支持部と、該横支持部と連結され、前記横支持部
に対して直角方向に外方に延びる縦支持部とを備えてL
字状とした構成とした。また、第3の解決手段として、
前記底壁の前記開放部側には、前記プリント基板を挿入
するための切り欠き部と、前記プリント基板に取り付け
られた導出用端子の逃げ用切り欠き部とが連続して設け
られ、前記切り欠き部と前記逃げ用切り欠き部の肉部を
利用して前記取付脚を形成した構成とした。更に、第4
の解決手段として、前記枠体には、前記底壁の両側に位
置し、脚部を有する側壁を設け、前記脚部と前記底壁の
前記取付脚の縦支持部とを同一の直線上に形成すると共
に、同方向に突出させた構成とした。
の第1の解決手段として、金属板から成り、少なくとも
一面に開放部を有すると共に底壁を有する矩形状の枠体
と、前記開放部側から前記枠体内に取り付けられたプリ
ント基板とを備え、前記底壁には、前記開放部側の底壁
の側縁部と平行で前記底壁に対して外方に直立するよう
に前記開放部側から切り起こして形成された直立片と、
該直立片の一側縁部と連結され、前記直立片に対して直
角に折り曲げられた状態で外方に延びる支持片とを有す
る取付脚を形成した構成とした。また、第2の解決手段
として、前記取付脚の前記支持片は、前記直立片の一側
縁部と連結され、前記底壁に対して直立状態で平行に延
びる横支持部と、該横支持部と連結され、前記横支持部
に対して直角方向に外方に延びる縦支持部とを備えてL
字状とした構成とした。また、第3の解決手段として、
前記底壁の前記開放部側には、前記プリント基板を挿入
するための切り欠き部と、前記プリント基板に取り付け
られた導出用端子の逃げ用切り欠き部とが連続して設け
られ、前記切り欠き部と前記逃げ用切り欠き部の肉部を
利用して前記取付脚を形成した構成とした。更に、第4
の解決手段として、前記枠体には、前記底壁の両側に位
置し、脚部を有する側壁を設け、前記脚部と前記底壁の
前記取付脚の縦支持部とを同一の直線上に形成すると共
に、同方向に突出させた構成とした。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の電子機器を図1〜図5に
基づいて説明すると、図1は本発明の電子機器の正面
図、図2は本発明の電子機器の裏面図、図3は本発明の
電子機器を裏返した状態の斜視図、図4は本発明の電子
機器に係る取付脚の拡大斜視図、図5は本発明の電子機
器に係る取付脚の製造を示す説明図である。
基づいて説明すると、図1は本発明の電子機器の正面
図、図2は本発明の電子機器の裏面図、図3は本発明の
電子機器を裏返した状態の斜視図、図4は本発明の電子
機器に係る取付脚の拡大斜視図、図5は本発明の電子機
器に係る取付脚の製造を示す説明図である。
【0009】本発明ののTVチューナ等に使用される電
子機器を、図1〜図5に基づいて説明すると、コスト、
加工性の点から比較的薄い金属板で作られた枠体1は、
上壁2と一対の側壁3と底壁4とを有して、双方に開放
部5、6を設けた矩形状の箱形で形成されている。ま
た、一対の側壁3には、それぞれ隅部の近傍から下方外
方に突出する一対づつの脚部3a、3bが設けられ、こ
の脚部3a、3bはそれぞれ底壁4の両側に位置してい
る。
子機器を、図1〜図5に基づいて説明すると、コスト、
加工性の点から比較的薄い金属板で作られた枠体1は、
上壁2と一対の側壁3と底壁4とを有して、双方に開放
部5、6を設けた矩形状の箱形で形成されている。ま
た、一対の側壁3には、それぞれ隅部の近傍から下方外
方に突出する一対づつの脚部3a、3bが設けられ、こ
の脚部3a、3bはそれぞれ底壁4の両側に位置してい
る。
【0010】また、底壁4には、一方の開放部6側にお
いて、広幅の切り欠き部4aと細幅の逃げ用切り欠き部
4bとが連続して設けられて、切り欠き部4aと逃げ用
切り欠き部4bとの間に段部4cが形成されていて、こ
のような構成が数ヶ所設けられている。また、底壁4に
は、中央に位置する逃げ用切り欠き部4bに隣接して、
底壁4に対して外方(下方向)に直立する取付脚4dが
形成されている。そして、この取付脚4dは、図5に示
すように、切り欠き部4aと逃げ用切り欠き部4bの肉
部を利用して、図3、図4に示すように、開放部6側の
底壁4の側縁部4sと平行に、前記肉部を開放部6側か
ら切り起こされた直立片4eと、直立片4eの一側縁部
と連結され、直立片4eに対して直角に折り曲げられた
状態で外方(下方向)に延びる支持片4fとで構成され
ている。更に、取付脚4dの支持片4fは、直立片4e
の一側縁部と連結され、底壁4に対して直立状態で平行
に延びる横支持部4gと、横支持部4gと連結され、横
支持部4gに対して直角方向に外方(下方向)に延びる
縦支持部4hとを備えてL字状とした構成となってい
る。そして、この取付脚4dの縦支持部4hは、側壁3
の二つの脚部3aを結ぶ同一の直線S1上に位置して、
脚部3aと同一方向に突出するように設けられている。
いて、広幅の切り欠き部4aと細幅の逃げ用切り欠き部
4bとが連続して設けられて、切り欠き部4aと逃げ用
切り欠き部4bとの間に段部4cが形成されていて、こ
のような構成が数ヶ所設けられている。また、底壁4に
は、中央に位置する逃げ用切り欠き部4bに隣接して、
底壁4に対して外方(下方向)に直立する取付脚4dが
形成されている。そして、この取付脚4dは、図5に示
すように、切り欠き部4aと逃げ用切り欠き部4bの肉
部を利用して、図3、図4に示すように、開放部6側の
底壁4の側縁部4sと平行に、前記肉部を開放部6側か
ら切り起こされた直立片4eと、直立片4eの一側縁部
と連結され、直立片4eに対して直角に折り曲げられた
状態で外方(下方向)に延びる支持片4fとで構成され
ている。更に、取付脚4dの支持片4fは、直立片4e
の一側縁部と連結され、底壁4に対して直立状態で平行
に延びる横支持部4gと、横支持部4gと連結され、横
支持部4gに対して直角方向に外方(下方向)に延びる
縦支持部4hとを備えてL字状とした構成となってい
る。そして、この取付脚4dの縦支持部4hは、側壁3
の二つの脚部3aを結ぶ同一の直線S1上に位置して、
脚部3aと同一方向に突出するように設けられている。
【0011】また、プリント基板7は、所望の導電パタ
ーン(図示せず)が設けられ、種々の電気部品(図示せ
ず)が取り付けられると共に、複数個の導出端子8が取
り付けられている。そして、このようなプリント基板7
は、枠体1の開放部6側から枠体1内に収納され、プリ
ント基板7の一部は、広幅の切り欠き部4aに挿入され
て段部4cに当接した状態で、枠体1に適宜手段で固定
されている。また、プリント基板7が取り付けられた際
は、導出端子8が逃げ用切り欠き部4b内を通して、前
記取付脚4dと同一の方向に突出している。また、ここ
では図示していないが、周囲に枠体1の各壁に弾接、挟
持する腕部を有する二つのカバーによって、開放部5、
6がそれぞれ塞がれた構成によって電子機器が構成され
ている。
ーン(図示せず)が設けられ、種々の電気部品(図示せ
ず)が取り付けられると共に、複数個の導出端子8が取
り付けられている。そして、このようなプリント基板7
は、枠体1の開放部6側から枠体1内に収納され、プリ
ント基板7の一部は、広幅の切り欠き部4aに挿入され
て段部4cに当接した状態で、枠体1に適宜手段で固定
されている。また、プリント基板7が取り付けられた際
は、導出端子8が逃げ用切り欠き部4b内を通して、前
記取付脚4dと同一の方向に突出している。また、ここ
では図示していないが、周囲に枠体1の各壁に弾接、挟
持する腕部を有する二つのカバーによって、開放部5、
6がそれぞれ塞がれた構成によって電子機器が構成され
ている。
【0012】そして、このような電子機器は、例えば、
TV受像器のマザープリント基板(図示せず)の孔に、
脚部3a、3b,取付脚4d,及び導出端子8を挿通し
て、マザープリント基板の導電パターンに半田付けして
固定されるものである。そして、脚部3a、3bは、枠
体1の取付強度を強くするために、側壁3の隅部近傍に
形成され、また、取付脚4dは、取付強度を強くし、ア
ースを確実にする目的で形成されると共に、マザープリ
ント基板への取付の標準化を図るために、取付脚4dの
縦支持部4hは、二つの脚部3aを結ぶ直線S1上に位
置して形成されたものとなっている。また、取付脚4d
は、支持片4fが横支持部4gと縦支持部4hとを備え
ているため、直立片4eの一側縁部からの横支持部4g
の折り曲げ位置までの距離を変えることにより、縦支持
部4hの位置を変更できるものである。このため、電子
機器は種々の機種が存在し、この機種毎に枠体1の構成
が若干変わっても、取付脚4dを共通にして横支持部4
gの折り曲げ位置を変更することにより、マザープリン
ト基板の孔への対応が図れるものである。
TV受像器のマザープリント基板(図示せず)の孔に、
脚部3a、3b,取付脚4d,及び導出端子8を挿通し
て、マザープリント基板の導電パターンに半田付けして
固定されるものである。そして、脚部3a、3bは、枠
体1の取付強度を強くするために、側壁3の隅部近傍に
形成され、また、取付脚4dは、取付強度を強くし、ア
ースを確実にする目的で形成されると共に、マザープリ
ント基板への取付の標準化を図るために、取付脚4dの
縦支持部4hは、二つの脚部3aを結ぶ直線S1上に位
置して形成されたものとなっている。また、取付脚4d
は、支持片4fが横支持部4gと縦支持部4hとを備え
ているため、直立片4eの一側縁部からの横支持部4g
の折り曲げ位置までの距離を変えることにより、縦支持
部4hの位置を変更できるものである。このため、電子
機器は種々の機種が存在し、この機種毎に枠体1の構成
が若干変わっても、取付脚4dを共通にして横支持部4
gの折り曲げ位置を変更することにより、マザープリン
ト基板の孔への対応が図れるものである。
【0013】
【発明の効果】本発明の電子機器は、底壁4の側縁部4
sと平行で底壁4に対して直立する直立片4eと、直立
片4eの一側縁部と連結され、直立片4eに対して直角
に折り曲げられて外方に延びる支持片4fとで取付脚4
dが形成されたものであるため、底壁4の肉部を薄くす
ることなく取付脚4dが形成できて、枠体1の強度が強
くなり、薄い材料の使用を可能とし、安価で、加工性の
良好な電子機器を提供できる。また、取付脚4dの支持
部4fを、横支持部4gと縦支持部4hとで構成したた
め、横支持部4fの折り曲げ位置を変えることによっ
て、取付位置である縦支持部4hの位置を自由に変更で
き、枠体1に融通性を持たせることが出来て、生産性の
良い、安価なものを提供できる。また、切り欠き部4a
と逃げ用切り欠き部4bの肉部で、取付脚4dを形成す
ることによって、材料取りが良く、底壁4の強度の強い
枠体1が得られ、安価で性能の良好なものを提供でき
る。更に、側壁3の脚部3aと取付脚4dの縦支持部4
hとを同一の直線上に形成することによって、マザープ
リント基板への取付に対応した自由度のある枠体1が得
られ、種々のセットに適用できる電子機器を提供でき
る。
sと平行で底壁4に対して直立する直立片4eと、直立
片4eの一側縁部と連結され、直立片4eに対して直角
に折り曲げられて外方に延びる支持片4fとで取付脚4
dが形成されたものであるため、底壁4の肉部を薄くす
ることなく取付脚4dが形成できて、枠体1の強度が強
くなり、薄い材料の使用を可能とし、安価で、加工性の
良好な電子機器を提供できる。また、取付脚4dの支持
部4fを、横支持部4gと縦支持部4hとで構成したた
め、横支持部4fの折り曲げ位置を変えることによっ
て、取付位置である縦支持部4hの位置を自由に変更で
き、枠体1に融通性を持たせることが出来て、生産性の
良い、安価なものを提供できる。また、切り欠き部4a
と逃げ用切り欠き部4bの肉部で、取付脚4dを形成す
ることによって、材料取りが良く、底壁4の強度の強い
枠体1が得られ、安価で性能の良好なものを提供でき
る。更に、側壁3の脚部3aと取付脚4dの縦支持部4
hとを同一の直線上に形成することによって、マザープ
リント基板への取付に対応した自由度のある枠体1が得
られ、種々のセットに適用できる電子機器を提供でき
る。
【図1】本発明の電子機器の正面図。
【図2】本発明の電子機器の裏面図。
【図3】本発明の電子機器を裏返した状態の斜視図。
【図4】本発明の電子機器に係る取付脚の拡大斜視図。
【図5】本発明の電子機器に係る取付脚の製造を示す説
明図。
明図。
【図6】従来の電子機器を裏返した状態の斜視図。
1 枠体
2 上壁
3 側壁
3a、3b 脚部
4 底壁
4a 切り欠き部
4b 逃げ用切り欠き部
4c 段部4d 取付脚
4e 直立片
4f 支持片
4g 横支持部
4h 縦支持部
4s 側縁部
5、6 開放部
7 プリント基板
8 導出端子
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
H05K 7/14
Claims (4)
- 【請求項1】 金属板から成り、少なくとも一面に開放
部を有すると共に底壁を有する矩形状の枠体と、前記開
放部側から前記枠体内に取り付けられたプリント基板と
を備え、前記底壁には、前記開放部側の底壁の側縁部と
平行で前記底壁に対して外方に直立するように前記開放
部側から切り起こして形成された直立片と、該直立片の
一側縁部と連結され、前記直立片に対して直角に折り曲
げられた状態で外方に延びる支持片とを有する取付脚を
形成したことを特徴とする電子機器。 - 【請求項2】 前記取付脚の前記支持片は、前記直立片
の一側縁部と連結され、前記底壁に対して直立状態で平
行に延びる横支持部と、該横支持部と連結され、前記横
支持部に対して直角方向に外方に延びる縦支持部とを備
えてL字状としたことを特徴とする請求項1記載の電子
機器。 - 【請求項3】 前記底壁の前記開放部側には、前記プリ
ント基板を挿入するための切り欠き部と、前記プリント
基板に取り付けられた導出用端子の逃げ用切り欠き部と
が連続して設けられ、前記切り欠き部と前記逃げ用切り
欠き部の肉部を利用して前記取付脚を形成したことを特
徴とする請求項1、又は2記載の電子機器。 - 【請求項4】 前記枠体には、前記底壁の両側に位置
し、脚部を有する側壁を設け、前記脚部と前記底壁の前
記取付脚の縦支持部とを同一の直線上に形成すると共
に、同方向に突出させたことを特徴とする請求項2、又
は3記載の電子機器。
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