JP3399153B2 - 多気筒2サイクルエンジン - Google Patents

多気筒2サイクルエンジン

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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    • F02F1/00Cylinders; Cylinder heads 
    • F02F1/18Other cylinders
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型ジェット推進艇の
エンジンに用いるのに好適な多気筒2サイクルエンジン
に関する。
【0002】
【従来の技術】小型ジェット推進艇は、その使用分野、
目的によりエンジンをコンパクト(小型)にすることが
課題の一つである。図9は、小型ジェット推進艇に使用
される、2サイクル2気筒エンジンの一般的なレイアウ
ト図であって、前記エンジンにおけるシリンダーが重な
るクランクケースaを合わせ面側から上面視したもので
ある。図9に示すように、シリンダーが取り付けられる
シリンダー孔bの周囲に掃気通路c、dの入り口側部が
形成され、シリンダーには2点鎖線で示す位置に排気通
路eが形成されており、各通路c、d、eはシリンダー
内にポート(ポート位置を符号c1、d1、e1で示
す)により開口する。シリンダー軸a1に交叉する気筒
中心線f上に排気ポートeがほぼ位置し、この気筒中心
線fがクランク軸線Y−Yの垂直方向線X−Xに一致し
ている。また、気筒中心線fの両側に位置して掃気通路
d、dが形成されると共に、他の掃気通路cは、シリン
ダー軸a1を挟んで前記排気ポートe1の反対側に形成
されている。なお、符号oは気筒同士の中心線である。
【0003】この種のエンジンで気筒間を詰めてエンジ
ンをコンパクトにしたものの例の説明図を図10(エン
ジンクランクケース上面図)に示す。図10のエンジン
は、図9のエンジンに比較して各シリンダーの気筒中心
線fが前記垂直方向線X−X線からクランク軸線Y−Y
に近づくように角度θ傾いており、各気筒の掃気通路
d、d同士をクランク軸方向(気筒並列方向に)にオー
バーラップさせて各気筒間の間隔を詰めることにより、
エンジンのクランク軸方向長さを短くして、エンジン全
体をコンパクトにしようとしている。前記オーバーラッ
プは図10の排気通路を上にして左側のシリンダーの吸
気通路dのうち右側のもの(符号dRで示す)、右側の
シリンダーの吸気通路のうち左側のもの(符号dLで示
す)同士が行われる。なお、この種のエンジンは、特開
平1−285616等に開示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、小型ジェット推
進艇のエンジンも高馬力、大排気量化が進んでおり、な
おかつ、この種のエンジンでは前記のようにコンパクト
にする要請がある。このように高馬力、大排気量化に伴
い、前記エンジンではシリンダーへの吸気入り口である
掃気通路c、dおよび掃気ポートc1、d1と排気出口
である排気通路eおよび排気ポートe1の流れ方向の横
断面面積を広くする必要が生じる。
【0005】ここで、図11は、図10のエンジンのシ
リンダーjの説明図であって、掃気ポートc1、d1お
よび排気ポートe1を含んで横断したものである。この
場合、斜線部分がピストンピンhを示している。また、
ピストンピンhはピストンを半径方向に貫通しているも
のである。
【0006】しかしながら、前記掃気通路dの横断面積
を広くすると、図10に示すように、クランク軸方向に
オーバーラップする各気筒の掃気通路(左右に設けられ
た掃気通路)dR、dL間の間隔L1を狭くする必要が生
じるが、該間隔L1を狭くし過ぎるとこれらの掃気通路
R、dLを隔てる壁部gが薄くなるので、クランクケー
スaとシリンダーとの合わせ面がその壁部gの下端の部
分では狭くなり、そこでシール面積が狭くなってしまい
シール性能(気密性)が確保できないという問題点が生
じる。また、シール性能を保つためにある程度以上は前
記間隔L1を狭くすることができず、掃気通路を広く取
れないので高馬力、大排気量化の障害になるという問題
点も生じる。
【0007】また、前記エンジンでは、排気通路eおよ
び排気ポートe1の横断面面積が広くなるため、図11
に示すように、シリンダーj平面視でピストンピンhの
一端面h1と排気ポートe1との間隔L2(図11に示
す)が狭くなって、排気ポートe1とピストンピンh一
端面h1間の気密性が悪くなる恐れがある。このよう
に、気密性が悪くなると、該掃気ポートd1、d1など
の吸気がピストンピンh一端面h1から前記間隔L2を
超えて排気ポートc1内に流れ出して、吹き抜けの恐れ
があるという問題点が生じる。
【0008】また、前記エンジンでは、一方の気筒の排
気通路eと他方の気筒の掃気通路d(dR)との間隔L
3(図11に示す)が狭くそれらが近接し過ぎてしま
い、排気通路e周辺に冷却液(冷却水)通路を通すスペ
ースがなくなり、冷却性能を良好にできないう問題点が
生じる。
【0009】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたものであって、シリンダとクランクケースと
の合わせ面でのシール面積を大きくして確実なシール性
能が得られる多気筒2サイクルエンジンを提供すること
を第1の課題とする。また、前記第1の課題を解決する
と共に、ピストンピン端面と排気ポートとの間隔を長く
して吹き抜けを防止でき、かつ、排気通路周辺に冷却水
通路を形成できる多気筒2サイクルエンジンを提供する
ことを第2の課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
第1の課題を解決するため、多気筒のシリンダーが並列
に配置された反転掃気方式の2サイクルエンジンであっ
て、別体に形成されたシリンダーとクランクケースとを
重ね合わせて取り付け、シリンダーとクランクケースと
の合わせ面にまたがって掃気通路を形成した多気筒の2
サイクルエンジンにおいて、隣合うシリンダーの掃気通
路であって互いに隣接するもの同士の間の寸法がシリン
ダーとクランクケースとの合わせ面で長く、かつ、掃気
通路のシリンダー内開口部で短く形成されていることを
特徴とする多気筒2サイクルエンジンの構成を有する。
【0011】請求項2の発明、前記第2の課題を解決す
るため、多気筒のシリンダーが並列に配置された反転掃
気方式の2サイクルエンジンであって、別体に形成され
たシリンダーとクランクケースとを重ね合わせて取り付
け、シリンダーとクランクケースとの合わせ面にまたが
って掃気通路を形成した多気筒の2サイクルエンジンに
おいて、シリンダー軸に交叉する気筒中心線を挟んでほ
ぼ左右対称に掃気通路を形成し、排気ポートはほぼ前記
気筒中心線上に形成し、排気ポート開口部における気筒
中心線は、シリンダーとクランクケースとの合わせ面に
おける気筒中心線よりもシリンダー並列方向に直交する
方向に傾いていることを特徴とする多気筒2サイクルエ
ンジンの構成を有する。
【0012】
【作用】請求項1の発明によれば、隣合うシリンダーの
掃気通路であって互いに隣接するもの同士の間の寸法が
シリンダーとクランクケースとの合わせ面で長くしてい
るので、合わせ面でのシール面積が広くなり、確実なシ
ール性能が得られる。それと共に、掃気通路のシリンダ
ー内開口部で短く形成されているので、掃気通路の横断
面面積に制約が少なく掃気通路が広くなり高馬力、大排
気量化することができる。
【0013】また、請求項2の発明によれば、シリンダ
ー軸に交叉する気筒中心線を挟んでほぼ左右対称に掃気
通路を形成し、排気ポートはほぼ前記気筒中心線上に形
成し、排気ポート開口部における気筒中心線は、シリン
ダーとクランクケースとの合わせ面における気筒中心線
よりもシリンダー並列方向に直交する方向に傾いている
ので、前記合わせ面ではシール面積が広くなりシール性
が良好である。また、ピストンピン端面と排気通路との
間の寸法が長くなり、吹き抜けが減少できる。また、隣
合う気筒において一方の気筒の排気通路が他方の気筒の
掃気通路などに干渉されにくいので、冷却水ジャケット
などの冷却液通路を容易に形成できる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1〜図8は本発明の実施例に係る2気筒
2サイクルエンジンの説明図である。図1は実施例のエ
ンジンの外観構成図、図2は図1のII−II線断面視図、
図3は図1のIII−III線視図、図4は図2の詳細説明
図、図5はエンジンシリンダーの下面図、図6は図4の
VI−VI線に沿う縦断面図、図7の(a)、(b)、
(c)はそれぞれ図4のA−A線断面視図、B−B線断
面視図、C−C線断面視図、図8は図5のVIII−VIII線
に沿う断面視図である。
【0015】図1〜図3に示すように、実施例のエンジ
ン10は、2気筒のシリンダー12が並列に配置された
反転掃気方式の2サイクルエンジンであって、別体に形
成されたシリンダー12とクランクケース14とを互い
の合わせ面16、18を重ね合わせて取り付けたもので
ある。なお、シリンダー12は図2の右側、左側に関す
るものをそれぞれ符号121、122で示す。
【0016】図2〜図5に示すように、それぞれのシリ
ンダー121、122は同様の形状の排気通路20、掃気
通路22を有しており、シリンダー121、122内面に
排気通路の排気ポート20aが開口し、また、掃気通路
22の掃気ポート22aが開口している。掃気通路22
はそれぞれシリンダー12とクランクケース14との合
わせ面16、18にまたがって形成される。なお、シリ
ンダー121、122はいずれもシリンダーブロック12
aにシリンダースリーブ12bが内嵌されているもので
ある。
【0017】また、隣合うシリンダー121、122の掃
気通路22であって互いに隣接するもの、すなわち、図
2〜図5に示すように、実施例ではシリンダー121
右側の掃気通路22R1とシリンダー122の左側の掃気
通路22L2とについては、それら掃気通路22R1、2
2L2同士の間の寸法が、シリンダーの上下方向で比較
して、シリンダー12とクランクケース14との合わせ
面16、18での寸法F1が長く(図3、図5参照)、
かつ、掃気通路22のシリンダー内開口部(掃気ポート
22a形成部)での寸法F2が短く(図2、図4参照)
形成されている。
【0018】したがって、合わせ面16、18で前記寸
法F1が長く形成されているので当該合わせ面16、1
8のシール面積が広くなり、確実なシール性能が得られ
る。図8によれば、各掃気通路22R1、22L2同士の
間の寸法が、シリンダー側の合わせ面16でシール面積
の広くなっている状態が明確になっている。それと共
に、図2、図4に示すように、掃気通路22のシリンダ
ー121、122内開口部での寸法F2が短く形成されて
いるので、掃気通路22の横断面面積に制約が少なく掃
気通路22が広くなり高馬力、大排気量化することがで
きる。
【0019】また、シリンダー121、122では、シリ
ンダー軸24に交叉する気筒中心線26を挟んでほぼ左
右対称に左、右の掃気通路22L、22R(22L1
22R1、22L2、22R2)を形成しており、排気ポ
ート20aはその水平方向幅中心がほぼ前記気筒中心線
26上に位置するように形成している。なお、シリンダ
ー軸24を挟んで排気ポート20aの反対側には他の掃
気通路22Cおよびその掃気ポート22Caが形成され
ている。なお、図2では符号28の斜線の部分はピスト
ンピンである。
【0020】また、図2、図4に示す排気ポート20a
開口部における気筒中心線(上部気筒中心線)26
Uと、シリンダー12とクランクケース14との合わせ
面16、18における気筒中心線(下部気筒中心線)2
Dとを比較した場合に、前記気筒中心線26Uは、下部
気筒中心線26Dよりもクランク軸線Y−Y線(シリン
ダー並列方向に相当)に直交する方向線X−Xに傾いて
いる。
【0021】すなわち、各気筒中心線26U、26Dそれ
ぞれとクランク軸線Y−Yに直交する方向線X−Xとの
間の角度θU、θDは、θU<θDの関係になっており、例
えばθU=32°、θD=35°とすることができる。す
なわちシリンダー121、122の上部を下部に比べて3
°前記方向線X−Xに向けてひねっている。言い換えれ
ば、掃気通路22の入り側部での下部気筒中心線26D
にたいして上部気筒中心線26Uおよび掃気通路22出
口側部を前記方向線X−Xに向けて傾けて、すなわち、
シリンダー121、122の掃気通路22の下部を、上部
に比較して前記方向線X−Xから離すようにひねったも
のである。この掃気通路22をひねっている状態は図7
に示す掃気通路22を含む各部の断面から明確に理解さ
れる。
【0022】実施例によれば、前記合わせ面16、18
ではシール面積が広くなりシール性が良好である。ま
た、シリンダー121、122の上部中心線26Uでは図
2に示すように、ピストンピン28端面28aと排気通
路20との間の寸法Dが長くなり、吹き抜けが減少でき
る。また、隣合うシリンダー121、122において一方
のシリンダー122の排気通路20と他方のシリンダー
121の掃気通路22R1との間の寸法(図2のE参照)
が従来のもの(図11のL3)に比較して広くなるの
で、排気通路20と掃気通路22R1同士の間隔を広く
して図4に示すように、冷却水ジャケットなどの冷却液
通路30を排気ポート20a付近まで十分かつ容易に形
成できる。
【0023】なお、前記実施例においては、各気筒中心
線26U、26Dの前記方向線X−Xとの間の角度θU
θDがそれら同士の差を3°として、その分ひねってい
るがこれは3〜5°の間の角度でもよく、また、これは
一例であり、適宜に選定できることは明らかである。ま
た、図7のように、弧を描くように下部を中心にひねる
ことに限定されるものではなく、要は、上部気筒中心線
が下部気筒中心線によりも、クランク軸線Y−Yに直交
する方向線X−Xに傾いていれば、掃気つろの名へ気の
形状はいずれでもよい。例えば、掃気通路の内面が直線
的な壁面になるようにひねって形成してもよく、また、
掃気通路の内面が階段状になるようにしてひねっても、
いずれでもよいものである。
【0024】
【発明の効果】以上説明した通り請求項1の発明によれ
ば、シリンダとクランクケースとの合わせ面でのシール
面積を大きくして確実なシール性能が得られる。また、
請求項2の発明によれば、ピストンピン端面と排気ポー
トとの間隔を長くして吹き抜けを防止でき、かつ、排気
通路周辺に冷却水通路を十分かつ容易に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る2気筒2サイクルエンジ
ンの外観構成図である。
【図2】図1のII−II線視図である。
【図3】図1のIII−III線断面視図である。
【図4】図2の詳細説明図である。
【図5】図1のエンジンシリンダーの下面図である。
【図6】図4のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】(a)、(b)、(c)はそれぞれ図4のA−
A線断面視図、B−B線断面視図、C−C線断面視図で
ある。
【図8】図5のVIII−VIII線に沿う断面視図である。
【図9】従来のエンジンの一例にクランクケース上面図
である。
【図10】従来のエンジンの他の例のクランクケース上
面図である。
【図11】図10のエンジンの掃気ポートおよび排気ポ
ートを含む横断面図である。
【符号の説明】
10 エンジン 12 シリンダー 121、122 左のシリンダー、右のシリンダー 14 クランクケース 16、18 シリンダー、クランクケースの合わせ面 22 掃気通路 22L、22R 左右の掃気通路 24 シリンダー軸 26 気筒中心線 26U 上部気筒中心線 26D 下部気筒中心線
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02B 25/16 F02F 1/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多気筒のシリンダーが並列に配置された
    反転掃気方式の2サイクルエンジンであって、別体に形
    成されたシリンダーとクランクケースとを重ね合わせて
    取り付け、シリンダーとクランクケースとの合わせ面に
    またがって掃気通路を形成した多気筒の2サイクルエン
    ジンにおいて、 隣合うシリンダーの掃気通路であって互いに隣接するも
    の同士の間の寸法がシリンダーとクランクケースとの合
    わせ面で長く、かつ、掃気通路のシリンダー内開口部で
    短く形成されていることを特徴とする多気筒2サイクル
    エンジン。
  2. 【請求項2】 多気筒のシリンダーが並列に配置された
    反転掃気方式の2サイクルエンジンであって、別体に形
    成されたシリンダーとクランクケースとを重ね合わせて
    取り付け、シリンダーとクランクケースとの合わせ面に
    またがって掃気通路を形成した多気筒の2サイクルエン
    ジンにおいて、 シリンダー軸に交叉する気筒中心線を挟んでほぼ左右対
    称に掃気通路を形成し、 排気ポートはほぼ前記気筒中心線上に形成し、 排気ポート開口部における気筒中心線は、シリンダーと
    クランクケースとの合わせ面における気筒中心線よりも
    シリンダー並列方向に直交する方向に傾いていることを
    特徴とする多気筒2サイクルエンジン。
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