JP3397906B2 - 薬品保管庫 - Google Patents
薬品保管庫Info
- Publication number
- JP3397906B2 JP3397906B2 JP25392294A JP25392294A JP3397906B2 JP 3397906 B2 JP3397906 B2 JP 3397906B2 JP 25392294 A JP25392294 A JP 25392294A JP 25392294 A JP25392294 A JP 25392294A JP 3397906 B2 JP3397906 B2 JP 3397906B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- main body
- bar code
- storage
- code scanner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は薬品保管庫に収納する
医薬品等をバーコードで管理するものに関する。
医薬品等をバーコードで管理するものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来一般に、病院、薬局及びナースステ
ーション等に置かれる医薬品は、劇薬や麻薬等の厳重な
管理を必要とすものがあり、そのため、劇薬や麻薬等の
医薬品は旋錠された保管庫に収納されて管理されてい
る。
ーション等に置かれる医薬品は、劇薬や麻薬等の厳重な
管理を必要とすものがあり、そのため、劇薬や麻薬等の
医薬品は旋錠された保管庫に収納されて管理されてい
る。
【０００３】しかし、劇薬や麻薬等の医薬品は、特に厳
重に管理を必要とするにも拘わらず、取扱者の管理だけ
に頼っているため、取扱者の台帳への記入忘れや記入ミ
ス、鍵の掛け忘れ等があると紛失や盗難等の危険があっ
た。
重に管理を必要とするにも拘わらず、取扱者の管理だけ
に頼っているため、取扱者の台帳への記入忘れや記入ミ
ス、鍵の掛け忘れ等があると紛失や盗難等の危険があっ
た。
【０００４】一方、この問題を解決するものとして、実
開昭６２−３２１６８号公報に開示されているように、
下面にキャスターを有するケース本体と、この本体内に
引き出し可能に収納され、内部に複数の薬品を収納した
トレーと、このトレー内の薬品の有無をチェックするチ
ェック装置と、このチェック装置でチェックされた内容
を入力してケース本体内の在庫を確認するディスプレイ
装置とを備え、在庫チェックを自動的に行えるようにし
たワゴン式の薬品管理庫が提案されている。
開昭６２−３２１６８号公報に開示されているように、
下面にキャスターを有するケース本体と、この本体内に
引き出し可能に収納され、内部に複数の薬品を収納した
トレーと、このトレー内の薬品の有無をチェックするチ
ェック装置と、このチェック装置でチェックされた内容
を入力してケース本体内の在庫を確認するディスプレイ
装置とを備え、在庫チェックを自動的に行えるようにし
たワゴン式の薬品管理庫が提案されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ワゴン式の薬品保管庫は各トレーから取り出された医薬
品の種類や個数を作業者が目で確認しながらチェックし
ているため、医薬品の出し入れの際に、間違いが生じや
すい問題があった。そこで、医薬品の箱や瓶に設けられ
たバーコードを利用して医薬品の入出庫の確認を行うよ
うにしたが、手持ちのバーコードスキャナーでは片手が
ふさがり作業がし難かったり、前記バーコードスキャナ
ーの使用時に電源を入れているが、この電源の切り忘れ
によって誤入力や誤動作を起こす等の問題があった。
ワゴン式の薬品保管庫は各トレーから取り出された医薬
品の種類や個数を作業者が目で確認しながらチェックし
ているため、医薬品の出し入れの際に、間違いが生じや
すい問題があった。そこで、医薬品の箱や瓶に設けられ
たバーコードを利用して医薬品の入出庫の確認を行うよ
うにしたが、手持ちのバーコードスキャナーでは片手が
ふさがり作業がし難かったり、前記バーコードスキャナ
ーの使用時に電源を入れているが、この電源の切り忘れ
によって誤入力や誤動作を起こす等の問題があった。
【０００６】この発明は上記の問題を解決するもので、
バーコードスキャナーの動作を扉の開閉で制御し、バー
コード入力の誤入力や誤動作を防止するようにした薬品
保管庫を提供することを目的としたものである。
バーコードスキャナーの動作を扉の開閉で制御し、バー
コード入力の誤入力や誤動作を防止するようにした薬品
保管庫を提供することを目的としたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、前面
を開口し内部に医薬品を収納する収納室を有する本体
と、この本体の開口を開閉自在に塞ぐ扉と、この扉の開
閉状態を検出する検出手段とを備え、前記本体に扉が開
いているときに作動するバーコードスキャナーを設けた
ものである。
を開口し内部に医薬品を収納する収納室を有する本体
と、この本体の開口を開閉自在に塞ぐ扉と、この扉の開
閉状態を検出する検出手段とを備え、前記本体に扉が開
いているときに作動するバーコードスキャナーを設けた
ものである。
【０００８】請求項２の発明は、前面を開口し内部に医
薬品を収納する収納室を有する本体と、この本体の開口
を開閉自在に塞ぐ扉と、この扉の開閉状態を検出する検
出手段とを備え、前記本体に扉が開いているときに作動
するとともに、この扉が閉じてから所定の時間後に動作
の停止するバーコードスキャナーを設けたものである。
薬品を収納する収納室を有する本体と、この本体の開口
を開閉自在に塞ぐ扉と、この扉の開閉状態を検出する検
出手段とを備え、前記本体に扉が開いているときに作動
するとともに、この扉が閉じてから所定の時間後に動作
の停止するバーコードスキャナーを設けたものである。
【０００９】
【作用】請求項１の発明は上記のように構成したことに
より、薬品保管庫の本体に設けたバーコードスキャナー
を扉の開いているときに作動させ、医薬品の入出庫の確
認作業を簡単にするとともに、前記バーコードスキャナ
ーの電源の切り忘れによって誤入力や誤動作が生じない
ようにしている。
より、薬品保管庫の本体に設けたバーコードスキャナー
を扉の開いているときに作動させ、医薬品の入出庫の確
認作業を簡単にするとともに、前記バーコードスキャナ
ーの電源の切り忘れによって誤入力や誤動作が生じない
ようにしている。
【００１０】請求項２の発明は扉が閉じて所定時間経過
した後にバーコードスキャナーの動作を停止させるよう
にし、出庫時にバーコード入力をする前に扉を閉じても
入力作業を行えるようにしている。
した後にバーコードスキャナーの動作を停止させるよう
にし、出庫時にバーコード入力をする前に扉を閉じても
入力作業を行えるようにしている。
【００１１】
【実施例】以下この発明を図に基づいて説明する。
【００１２】図１はこの発明の一実施例を示す薬品保管
庫の斜視図である。図２はこの発明のバーコードスキャ
ナーの回路図である。図３は他の実施例を示すバーコー
ドスキャナーの回路図である。
庫の斜視図である。図２はこの発明のバーコードスキャ
ナーの回路図である。図３は他の実施例を示すバーコー
ドスキャナーの回路図である。
【００１３】１は薬品保管庫で、この薬品保管庫は前面
を開口し内部に医薬品を収納する収納室２を有する本体
３と、この本体の開口を塞ぐ扉４とで形成されている。
扉４にはロック装置（図示せず）が設けられている。
を開口し内部に医薬品を収納する収納室２を有する本体
３と、この本体の開口を塞ぐ扉４とで形成されている。
扉４にはロック装置（図示せず）が設けられている。
【００１４】５は扉４の開閉状態を検出する検出装置
で、この検出装置は本体３の前面上部に設けられたプル
スイッチ６と、このプルスイッチの接点７とで構成され
ている。 ８は本体３の側面に設けられたバーコードス
キャナーで、このバーコードスキャナーは検出装置５の
接点７のＯＮ・ＯＦＦで導通が制御されている。
で、この検出装置は本体３の前面上部に設けられたプル
スイッチ６と、このプルスイッチの接点７とで構成され
ている。 ８は本体３の側面に設けられたバーコードス
キャナーで、このバーコードスキャナーは検出装置５の
接点７のＯＮ・ＯＦＦで導通が制御されている。
【００１５】このように構成された薬品保管庫におい
て、病院、薬局、ナースステーション等に配置される薬
品保管庫１は、ロック装置によって旋解錠されて収納室
２に収納される医薬品を保管するようにしている。
て、病院、薬局、ナースステーション等に配置される薬
品保管庫１は、ロック装置によって旋解錠されて収納室
２に収納される医薬品を保管するようにしている。
【００１６】薬品保管庫１に出し入れされる医薬品のバ
ーコードを読み取るバーコードスキャナー８は本体３に
設けられることにより、バーコードを読み取る際に両手
を使うことができ、医薬品の落下等による破損を防止で
きるようにしている。
ーコードを読み取るバーコードスキャナー８は本体３に
設けられることにより、バーコードを読み取る際に両手
を使うことができ、医薬品の落下等による破損を防止で
きるようにしている。
【００１７】バーコードスキャナー８は扉４の開閉によ
り、検出装置５のプルスイッチ６が摺動して接点７をＯ
Ｎ・ＯＦＦし、作動が制御される。すなわち、バーコー
ドスキャナー８は扉４が開けられ、プルスイッチ６への
押圧がなくなって接点７がＯＮされたときに作動し、医
薬品のバーコードを読み取れるようにされている。そし
て、バーコードスキャナーは扉４の開いているときのみ
作動することにより、作動する時間の累積が短くなり、
寿命を長くすることができるようにするとともに、誤入
力や誤動作を最小にさせることができるようにしてい
る。
り、検出装置５のプルスイッチ６が摺動して接点７をＯ
Ｎ・ＯＦＦし、作動が制御される。すなわち、バーコー
ドスキャナー８は扉４が開けられ、プルスイッチ６への
押圧がなくなって接点７がＯＮされたときに作動し、医
薬品のバーコードを読み取れるようにされている。そし
て、バーコードスキャナーは扉４の開いているときのみ
作動することにより、作動する時間の累積が短くなり、
寿命を長くすることができるようにするとともに、誤入
力や誤動作を最小にさせることができるようにしてい
る。
【００１８】図３は他の実施例を示し、バーコードスキ
ャナー８と検出装置５の接点７との間に遅延タイマ手段
を有するＣＰＵ９と、このＣＰＵによって接点７がＯＦ
Ｆされてから所定時間経過後にＯＦＦされる接点１０と
を設けて構成されている。この構成によって、バーコー
ドスキャナー８は扉４が閉じられてプルスイッチ６が押
され接点７がＯＦＦしてから所定時間、例えば、１分間
後に作動を停止することにより、医薬品のバーコードを
読み取る前に扉４を間違えて閉じてもこのバーコードを
読み取ることができるようにしている。
ャナー８と検出装置５の接点７との間に遅延タイマ手段
を有するＣＰＵ９と、このＣＰＵによって接点７がＯＦ
Ｆされてから所定時間経過後にＯＦＦされる接点１０と
を設けて構成されている。この構成によって、バーコー
ドスキャナー８は扉４が閉じられてプルスイッチ６が押
され接点７がＯＦＦしてから所定時間、例えば、１分間
後に作動を停止することにより、医薬品のバーコードを
読み取る前に扉４を間違えて閉じてもこのバーコードを
読み取ることができるようにしている。
【００１９】
【発明の効果】以上のように請求項１の発明によれば、
前面を開口し内部に医薬品を収納する収納室を有する本
体と、この本体の開口を開閉自在に塞ぐ扉と、この扉の
開閉状態を検出する検出手段とを備え、前記本体に扉が
開いているときに作動するバーコードスキャナーを設け
たので、前記扉を開けるだけでバーコードスキャナーを
作動することができ、使用者がこのバーコードスキャナ
ーの電源を入れる操作を直接する必要がないとともに、
扉が閉じられたときに前記バーコードスキャナーの作動
が停止し、このバーコードスキャナーの電源の切り忘れ
による耐久性の劣化を防止できる。
前面を開口し内部に医薬品を収納する収納室を有する本
体と、この本体の開口を開閉自在に塞ぐ扉と、この扉の
開閉状態を検出する検出手段とを備え、前記本体に扉が
開いているときに作動するバーコードスキャナーを設け
たので、前記扉を開けるだけでバーコードスキャナーを
作動することができ、使用者がこのバーコードスキャナ
ーの電源を入れる操作を直接する必要がないとともに、
扉が閉じられたときに前記バーコードスキャナーの作動
が停止し、このバーコードスキャナーの電源の切り忘れ
による耐久性の劣化を防止できる。
【００２０】請求項２の発明は、前面を開口し内部に医
薬品を収納する収納室を有する本体と、この本体の開口
を開閉自在に塞ぐ扉と、この扉の開閉状態を検出する検
出手段とを備え、前記本体に扉が開いているときに作動
するとともに、この扉が閉じてから所定の時間後に動作
の停止するバーコードスキャナーを設けたので、扉を誤
って閉じてしまっても、バーコードスキャナーを所定時
間作動させることができ、読み込み作業をするために扉
を再度開閉するのを防止できる。
薬品を収納する収納室を有する本体と、この本体の開口
を開閉自在に塞ぐ扉と、この扉の開閉状態を検出する検
出手段とを備え、前記本体に扉が開いているときに作動
するとともに、この扉が閉じてから所定の時間後に動作
の停止するバーコードスキャナーを設けたので、扉を誤
って閉じてしまっても、バーコードスキャナーを所定時
間作動させることができ、読み込み作業をするために扉
を再度開閉するのを防止できる。
【図１】この発明の一実施例を示す薬品保管庫の斜視図
である。
である。
【図２】この発明のバーコードスキャナーの回路図であ
る。
る。
【図３】他の実施例を示すバーコードスキャナーの回路
図である。
図である。
１ 薬品保管庫
２ 収納室
３ 本体
４ 扉
５ 検出装置
８ バーコードスキャナー
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61J 3/00 310
A61J 1/14
E05B 49/00
E05G 1/00
Claims (2)
- 【請求項１】 前面を開口し内部に医薬品を収納する収
納室を有する本体と、この本体の開口を開閉自在に塞ぐ
扉と、この扉の開閉状態を検出する検出手段とを備えた
薬品保管庫において、前記本体に扉が開いているときに
作動するバーコードスキャナーを設けたことを特徴とす
る薬品保管庫。 - 【請求項２】 前面を開口し内部に医薬品を収納する収
納室を有する本体と、この本体の開口を開閉自在に塞ぐ
扉と、この扉の開閉状態を検出する検出手段とを備えた
薬品保管庫において、前記本体に扉が開いているときに
作動するとともに、この扉が閉じてから所定の時間後に
動作が停止するバーコードスキャナーを設けたことを特
徴とする薬品保管庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25392294A JP3397906B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 薬品保管庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25392294A JP3397906B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 薬品保管庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08112334A JPH08112334A (ja) | 1996-05-07 |
| JP3397906B2 true JP3397906B2 (ja) | 2003-04-21 |
Family
ID=17257897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25392294A Expired - Fee Related JP3397906B2 (ja) | 1994-10-19 | 1994-10-19 | 薬品保管庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3397906B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3015332U (ja) | 1995-03-02 | 1995-08-29 | プラス株式会社 | 薬品管理システム |
-
1994
- 1994-10-19 JP JP25392294A patent/JP3397906B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3015332U (ja) | 1995-03-02 | 1995-08-29 | プラス株式会社 | 薬品管理システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08112334A (ja) | 1996-05-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |