JP3397604B2 - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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    • F02D41/06Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
    • F02D41/068Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for warming-up

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の空燃比
制御装置に関し、特に空燃比検出手段(酸素センサ)を
用いて行う空燃比フィードバック制御技術の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、機関が吸入する混合気の空燃
比(A/F)を三元点(例えば、理論空燃比近傍)に制
御することで三元触媒の浄化性能を最大に発揮させ、以
って排気有害成分(NOx,CO,HC)の排出を最少
に抑えることがなされているが、この機関吸入混合気の
空燃比を三元点に制御するための手段として、例えば酸
素センサの排気中の酸素濃度に応じたリッチ・リーン反
転信号に基づいて空燃比制御量(例えば、燃料噴射量や
吸入空気流量)を増減補正する空燃比フィードバック制
御(F/B制御)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、始動直
後は、冷機,暖機後に拘らず、酸素センサ及び三元触媒
が安定状態になるまでの間、実際の空燃比と酸素センサ
の検出値との間にズレが生じる場合があり、機関吸入混
合気の空燃比(A/F)と三元点(目標空燃比)とがズ
レる場合があった。
【0004】このような場合、従来の空燃比フィードバ
ック制御では、機関吸入混合気の空燃比(A/F)が三
元触媒の三元点からズレた状態で運転されることになる
ので、NOx,CO,HCの浄化バランスが崩れ、エミ
ッションが悪化するおそれがある。即ち、通常の運転状
態(酸素センサ及び三元触媒が安定した状態)において
良好に機関吸入混合気の空燃比(A/F)が三元点に制
御されるように空燃比フィードバック制御の制御定数
{所謂、比例定数(P分)や積分定数(I分)}は設定
されているため、酸素センサ及び三元触媒の状態が不安
定である始動直後のような場合には、前記制御定数がア
ンマッチとなって機関吸入混合気の空燃比(A/F)を
三元点に良好に制御することができず、以ってエミッシ
ョンが悪化するおそれがある。
【0005】本発明は、かかる従来の実情に鑑みなされ
たもので、始動直後から空燃比センサ及び排気浄化触媒
が安定状態となるまでの間において、機関吸入混合気の
実際の空燃比(A/F)と排気浄化触媒の浄化性能良好
点(三元触媒の場合には三元点)とのズレを補正できる
ようにして、以って良好な空燃比フィードバック制御を
行うことができる内燃機関の空燃比制御装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明にかかる内燃機関の空燃比制御装置では、図1
に示すように、機関吸入混合気の空燃比を検出する空燃
比検出手段が排気浄化触媒の排気下流側に設けられてい
る場合において、機関吸入混合気の空燃比が目標空燃比
となるように、前記空燃比検出手段の検出値に基づいて
空燃比制御量を増減補正する空燃比フィードバック制御
手段と、始動後前記空燃比検出手段の性能が安定状態と
なるまでの間、前記目標空燃比を所定量シフトさせる第
1シフト手段と、始動後前記排気浄化触媒の性能が安定
状態となるまでの間、前記第1シフト手段によりシフト
された目標空燃比を所定量シフトさせる第2シフト手段
と、を含んで構成した。
【0007】かかる構成を備えた請求項1に記載の発明
では、始動後前記空燃比検出手段の性能が不安定となっ
ている間は、空燃比フィードバック制御の制御中心(目
標空燃比、例えば制御ゲインを変更しても達成できる)
を変更するようにしたので、従来のように、始動直後に
おいて機関吸入混合気の空燃比(A/F)が排気浄化触
媒の浄化良好点からズレた状態で運転されるような場合
(前記空燃比検出手段の性能が不安定であることに起因
する)を抑制でき、以ってエミッションの悪化を抑制す
ることができる。
【0008】
【0009】また、始動後排気浄化触媒の性能が不安定
となっている間は、空燃比フィードバック制御の制御中
心(目標空燃比、例えば制御ゲインを変更しても達成で
きる)を変更するようにしたので、従来のように、始動
直後において機関吸入混合気の空燃比(A/F)が排気
浄化触媒の浄化良好点からズレた状態で運転されるよう
な場合(排気浄化触媒の性能が不安定であることに起因
する)を抑制でき、以ってエミッションの悪化を抑制す
ることができる。
【0010】
【0011】
【0012】請求項に記載の発明では、前記第1シフ
ト手段、前記第2シフト手段による目標空燃比のシフト
が、前記空燃比フィードバック制御手段の制御ゲインの
変更によりなされるようにした。このようにすると、例
えば、空燃比フィードバック補正値の基準値を変更する
場合のような急激な空燃比段差の発生を抑制できると共
に、制御ロジックの簡略化等が図れる。
【0013】請求項に記載の発明では、前記空燃比フ
ィードバック制御手段の制御ゲインの変更を、比例定数
の大きさをリーン側とリッチ側とで異ならせることとし
た。このようにすると、積分定数(I分)を変更する場
合に比べ、制御ロジックの簡略化等を図りながら、制御
応答性や制御安定性の両立も図ることができる。請求項
に記載の発明では、前記第1シフト手段、前記第2シ
フト手段によるシフト量が、始動時機関温度に基づき可
変設定されるようにした。
【0014】このようにすると、空燃比フィードバック
制御精度を一層向上させることができ、一層エミッショ
ンの悪化を抑制できる。請求項に記載の発明では、始
動後前記空燃比検出手段の性能が安定状態となるまでの
間が、始動後経過時間に基づき検出されるようにした。
請求項に記載の発明では、始動後前記排気浄化触媒の
性能が安定状態となるまでの間が、始動後経過時間に基
づき検出されるようにした。
【0015】請求項や請求項に記載の発明のように
すると、簡単な構成で、始動後前記空燃比検出手段や排
気浄化触媒の性能が安定状態となるまでの間を精度良く
検出することができる。請求項に記載の発明では、
記第1シフト手段、前記第2シフト手段によるシフトの
方向が、目標空燃比に対してリッチな方向であるように
した。
【0016】このようにすると、実際に機関に吸入され
る混合気の空燃比がリッチ方向に補正されることになる
から、一般に、排気浄化触媒として三元触媒を用いた場
合に始動直後に空燃比がリーン化してNOx,CO,H
Cを共に良好に浄化できる三元点からズレ、以ってNO
x排出量が増加するというおそれを抑制することが可能
となる。
【0017】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、始動後前記
空燃比検出手段の性能が不安定となっている間は、空燃
比フィードバック制御の制御中心(目標空燃比、例えば
制御ゲインの変更によっても達成できる)を変更するよ
うにしたので、従来のように、始動直後において機関吸
入混合気の空燃比が排気浄化触媒の浄化良好点からズレ
た状態で運転されるような場合を抑制でき、以ってエミ
ッションの悪化を抑制することができる。
【0018】また、始動後排気浄化触媒の性能が不安定
となっている間は、空燃比フィードバック制御の制御中
心(目標空燃比、例えば制御ゲインを変更しても達成で
きる)を変更するようにしたので、従来のように、始動
直後において機関吸入混合気の空燃比が排気浄化触媒の
浄化良好点からズレた状態で運転されるような場合(排
気浄化触媒の性能が不安定であることに起因する)を抑
制でき、以ってエミッションの悪化を抑制することがで
きる。
【0019】
【0020】請求項に記載の発明では、例えば、空燃
比フィードバック補正値の基準値を変更する場合のよう
な急激な空燃比段差の発生を抑制できると共に、制御ロ
ジックの簡略化等が図れる。請求項に記載の発明で
は、制御ロジックの簡略化等を図りながら、制御応答性
や制御安定性の両立も図ることができる。
【0021】請求項に記載の発明では、空燃比フィー
ドバック制御精度を一層向上させることができ、一層エ
ミッションの悪化を抑制できる。請求項や請求項
記載の発明では、簡単な構成で、前記空燃比検出手段や
排気浄化触媒の性能が安定状態となるまでの間を高精度
に検出することができる。
【0022】請求項に記載の発明では、実際に機関に
吸入される混合気の空燃比がリッチ方向に補正されるこ
とになるから、一般に、排気浄化触媒として三元触媒を
用いた場合に始動直後に空燃比がリーン化して、NO
x,CO,HCを共に良好に浄化できる三元点からズ
レ、以ってNOx排出量が増加するというおそれを効果
的に抑制することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態
を、添付の図面に基づいて説明する。図2において、機
関1にはエアクリーナ2から吸気ダクト3、スロットル
弁4及び吸気マニホールド5を介して空気が吸入され
る。吸気マニホールド5の各ブランチ部には、各気筒毎
に燃料噴射弁6が設けられている。この燃料噴射弁6
は、ソレノイドに通電されて開弁し、通電停止されて閉
弁する電磁式燃料噴射弁であって、後述するコントロー
ルユニット50からの駆動パルス信号により通電されて
開弁した際に、燃料ポンプ(図示せず)から圧送されて
プレッシャレギュレータ(図示せず)により所定圧力に
制御された燃料を、機関1に所定量噴射供給するように
なっている。
【0024】機関1の各燃焼室には点火栓7が設けられ
ており、これにより火花点火して混合気を着火燃焼させ
る。この点火栓7は、後述する基本燃料噴射パルス幅T
pと機関回転速度Nとに基づき予めコントロールユニッ
ト50のROM内に設定記憶されている点火タイミング
で点火されるようになっている。機関1からは、排気通
路8、排気浄化触媒としての三元触媒9、及び図示しな
い消音器を介して排気が大気中に排出される。ここで、
三元触媒9は理論空燃比近傍において良好に排気中のC
O,HCの酸化とNOX の還元とを行って排気を浄化す
るものである。なお、三元触媒9においては、目標空燃
比は理論空燃比近傍の値となる。
【0025】排気通路8には、空燃比検出手段としての
酸素センサ10が設けられている。この酸素センサ10
は、排気中の酸素濃度に応じた電圧を出力し、この電圧
と予め定めたスライスレベルSL(例えば、理論空燃比
相当)とを比較することで、空燃比のリッチ・リーン判
定を行うことができるようになっている。ところで、コ
ントロールユニット50は、CPU,ROM,RAM,
A/D変換器及び入出力インタフェース、タイマー等を
含んで構成されるマイクロコンピュータを備え、各種セ
ンサからの入力信号を受け、後述の如く演算処理して、
燃料噴射弁6の噴射量(即ち、空燃比制御量)を制御す
る。
【0026】前記各種のセンサとして前記酸素センサ1
0の他、吸気ダクト3中にエアフローメータ11が設け
られていて、機関1の吸入空気流量Qに応じた信号を出
力するようになっている。また、機関1のクランク軸或
いはカム軸には、クランク角センサ12が設けられてお
り、該クランク角センサ12から機関回転と同期して出
力されるクランク単位角信号を一定時間カウントして、
または、クランク基準角信号の周期を計測して機関回転
速度Nを検出するようになっている。
【0027】なお、機関1の冷却ジャケットに臨んで機
関温度を検出する手段としての水温センサ13が設けら
れ、機関水温Twを検出するようになっている。また、
キーSW14からスタートSW信号(ST/SW,スタ
ーターモータのオン・オフ信号)もコントロールユニッ
ト50に入力されている。そして、コントロールユニッ
ト50では、エアフローメータ11からの電圧信号から
求められる吸入空気流量Qと、クランク角センサ12か
らの信号から求められる機関回転速度Nとから基本燃料
噴射パルス幅(燃料噴射量に相当)Tp=c×Q/N
(cは定数)を演算すると共に、低水温時に強制的にリ
ッチ側に補正する水温補正係数Kwや、始動及び始動後
増量補正係数Kasや、空燃比フィードバック補正係数α
等により、最終的な有効燃料噴射パルス幅Ti=Tp×
(1+Kw+Kas+・・・)×αを演算する。そして、
この有効燃料噴射パルス幅Tiを駆動パルス信号として
燃料噴射弁6に送ることで、所定量に調量した燃料を噴
射供給するようになっている。
【0028】上記空燃比フィードバック補正係数αは、
後述する図5のフローチャートにおいて説明するよう
に、酸素センサ10のリッチ・リーン反転出力に基づい
て比例積分(PI)制御により増減されるもので、これ
に基づきコントロールユニット50では基本燃料パルス
幅Tpを補正し、燃焼用混合気の空燃比を目標空燃比
(理論空燃比)近傍にフィードバック制御するようにな
っている。
【0029】ここで、本発明における第1シフト手段、
第2シフト手段として機能するコントロールユニット5
0が行う始動直後の空燃比制御(空燃比フィードバック
制御の制御定数の設定制御)について、図3に示すフロ
ーチャートに従って説明する。なお、酸素センサ、触
媒、機関等の仕様、種類等の相違によって異なるものと
思われるが、実験結果によれば、始動直後は酸素センサ
が実際の空燃比よりリッチ気味に出力することに起因し
て、空燃比がリーン方向にズレる場合(空燃比がリーン
方向に補正されてしまう場合)が多いので、ここでは、
始動直後に空燃比がリーン方向にズレることを抑制する
場合の例について説明する。
【0030】まず、図3のフローチャートにおいて、ス
テップ1(図では、S1と記してある。以下、同様)で
は、酸素センサ10の出力信号O2 /S、スタートSW
の出力信号ST/SW、機関回転速度N、吸入空気流量
Q、水温Twを読み込む。ステップ2では、始動時水温
と所定値TWINTとを比較する。始動時水温≧TWI
NTであれば、ステップ3へ進む。一方、始動時水温<
TWINTであれば、ステップ8へ進む。
【0031】ステップ3では、始動後経過時間(ST/
SWがオンからオフとなってからの経過時間とするのが
好ましい)と所定値TMINT1とを比較する。始動後
経過時間≧TMINT1であれば、ステップ4へ進む。
一方、始動後経過時間<TMINT1であれば、ステッ
プ5へ進む。ステップ5では、始動後間もないので、酸
素センサ10と三元触媒9の両方が不安定状態にあるた
め、空燃比のリーンズレは比較的大きいとして、図4に
示すように、P分補正値をA2にセットして、ステップ
6へ進む。
【0032】一方、ステップ4では、始動後ある程度時
間が経過し、酸素センサ10は安定化し三元触媒9のみ
が不安定状態にあると判断し、空燃比のリーンズレは小
さくなったとして、図4に示すように、P分補正値をA
1にセットして、ステップ6へ進む。ステップ6では、
始動後経過時間と所定値TMINT2とを比較する。始
動後経過時間≧TMINT2であれば、酸素センサ10
と三元触媒9の両方が安定化し、空燃比のリーンズレは
解消されたとして、図4に示すように、P分補正を終了
すべく、ステップ7へ進む。一方、始動後経過時間<T
MINT2であれば、ステップ3へ戻り、上記フローを
繰り返す。
【0033】ステップ7では、P分補正を終了して、本
フローを終了する。ところで、ステップ3で、始動時水
温<TWINTであると判断された場合には、低温始動
時であるとして、ステップ8へ進むが、ステップ8で
は、始動後経過時間と所定値TMINT3とを比較す
る。そして、始動後経過時間≧TMINT3であれば、
ステップ9へ進む。一方、始動後経過時間<TMINT
1であれば、ステップ10へ進む。
【0034】ステップ10では、低温始動であり、か
つ、始動後間もないので、酸素センサ10と三元触媒9
の両方が不安定状態にあるため、空燃比のリーンズレは
大きいとして、図4に示すように、P分補正値をB2に
セットして、ステップ11へ進む。一方、ステップ9で
は、始動後ある程度時間が経過し、酸素センサ10は安
定化し三元触媒9のみが不安定状態にあると判断し、空
燃比のリーンズレは比較的小さくなったとして、図4に
示すように、P分補正値をB1にセットして、ステップ
11へ進む。
【0035】ステップ11では、始動後経過時間と所定
値TMINT2とを比較する。始動後経過時間≧TMI
NT2であれば、酸素センサ10と三元触媒9の両方が
安定化し、空燃比のリーンズレは解消されたとして、図
4に示すように、P分補正を終了すべく、ステップ7へ
進む。一方、始動後経過時間<TMINT2であれば、
ステップ8へ戻り、上記フローを繰り返す。
【0036】このようにして求められたP分補正値(A
1,A2,B1,B2)は、後述する図5のフローチャ
ートにおいて、始動直後に見合った空燃比フィードバッ
ク補正係数αの設定に利用され、これにより機関吸入混
合気の空燃比(A/F)が、触媒9の排気浄化良好点
(例えば、三元点)に良好に制御されるようになる。な
お、図4に示すように、P分補正が終了された後は、上
記P分補正値は、本実施形態では1.0 に設定される。
【0037】ここで、空燃比フィードバック制御手段と
して機能するコントロールユニット50が行なう空燃比
フィードバック制御について、図5のフローチャートに
従い説明する。なお、当該空燃比フィードバック制御
は、クランク角センサ12から発せられるレファレンス
信号入力毎或いは時間同期で実行され、これにより空燃
比フィードバック補正係数αが設定され、このαを用い
て上述のTiが演算されることになる。
【0038】即ち、ステップ21では、酸素センサ10
の出力電圧O2 /Sを読み込む。ステップ22では、O
2 /Sと、スライスレベル電圧Vref と、を比較するこ
とにより空燃比のリーン・リッチを判定する。空燃比が
リーン(O2 /S<Vref )のときには、ステップ23
へ進んでリッチからリーンへの反転時(反転直後)であ
るか否かを判定し、反転時には、ステップ24へ進む。
【0039】ステップ24では、空燃比フィードバック
補正係数αを前回値に対して比例定数PR分増大させ、
急速に空燃比をリッチ方向へ修正する。なお、この比例
定数PRに、前述した図3のフローチャートで求めたP
分補正値が反映されるようになっている。即ち、例え
ば、PR=基本P(=予め定めた基準値)×P分補正値
なる計算式により、機関水温や始動後経過時間に応じた
比例定数PRが設定されるようになっている。
【0040】なお、反転時以外はステップ25へ進んで
空燃比フィードバック補正係数αを前回値に対して積分
定数IR分増大させ、空燃比フィードバック補正係数α
を一定の傾きで増大させる。一方、空燃比がリッチ(O
2 /S>Vref )のときには、ステップ22からステッ
プ26へ進んでリーンからリッチへの反転時(反転直
後)であるか否かを判定し、反転時にはステップ27へ
進む。
【0041】ステップ27では、空燃比フィードバック
補正係数αを前回値に対し比例定数PL分減少させ、急
速に空燃比をリーン方向へ修正する。なお、この比例定
数PLに、前述した図3のフローチャートで求めたP分
補正値が反映されるようになっている。即ち、例えば、
PR=基本P(=予め定めた基準値)×(2−P分補正
値)なる計算式により、機関水温や始動後経過時間に応
じた比例定数PLが設定されるようになっている。
【0042】なお、反転時以外は、ステップ28へ進ん
で空燃比フィードバック補正係数αを前回値に対し所定
の積分定数IL分減少させ、空燃比フィードバック補正
係数αを一定の傾きで減少させる。上記ように、ステッ
プ24で用いた計算式と、ステップ27で用いた計算式
と、を用いると、P分補正値が1より大であれば、PR
>PLとなるからリッチ・リーン反転により空燃比がリ
ッチ方向により大きく移行することになるので、図6に
示すように、空燃比フィードバック補正係数αの中心
(空燃比の制御中心)が、リッチシフトされることにな
る。従って、始動直後において酸素センサ10や触媒9
が不安定な状態にあることに起因して実際の空燃比がリ
ーン方向にズレるような場合には、このズレを修正する
ことができるので、三元触媒9の浄化良好点に空燃比を
維持することができることになる。
【0043】このように、本実施形態によれば、始動直
後において機関水温や始動後経過時間に応じて空燃比フ
ィードバック制御の制御定数(ここでは比例定数)を補
正できるようにしたので、機関吸入混合気の空燃比(A
/F)が三元触媒の三元点からズレた状態で運転される
ことを抑制でき、以ってエミッションが悪化することを
回避することができる。また、始動後経過時間の増大に
応じて機関吸入混合気の空燃比(A/F)と三元触媒の
三元点とのズレ量は縮小してくるが、これに対応して上
記P分補正値を減少させることができるので、P分補正
による過補正によるエミッションの悪化も抑制すること
ができる。
【0044】なお、本実施形態では、制御応答性と制御
安定性の両立や制御ロジックの簡略化等の観点から、比
例定数(P分)を、始動直後において機関水温や始動後
経過時間に応じて補正するようにして説明したが、積分
定数(I分)を補正するようにすることも可能である
し、比例定数(P分)と積分定数(I分)の両者を補正
するようにすることも可能である。
【0045】また、本実施形態では、空燃比フィードバ
ック制御精度を増すために、機関水温と始動後経過時間
とに応じて制御定数を補正するようにして説明したが、
いずれか一方に応じて制御定数を補正するようにして
も、従来の空燃比フィードバック制御に比較して格段
に、始動後の機関吸入混合気の空燃比(A/F)と三元
触媒の三元点とのズレを抑制でき、以ってエミッション
の悪化を抑制できるものである。
【0046】そして、本実施形態では、酸素センサを用
いて説明したが、本発明は、所謂広域空燃比センサを用
いた場合にも利用でき、また、三元触媒に限らず、他の
触媒(酸化触媒、ノックス還元触媒)を用いた場合にも
適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施形態の全体構成図
【図3】同上実施形態における空燃比制御(P分補正値
設定ルーチン)を説明するフローチャート
【図4】同上実施形態におけるP分補正値設定テーブル
の一例を示す図
【図5】同上実施形態における空燃比フィードバック制
御を説明するフローチャート
【図6】同上実施形態による効果を説明するためのタイ
ムチャート
【符号の説明】
1 機関 6 燃料噴射弁 10 酸素センサ 11 エアフローメータ 12 クランク角センサ 13 水温センサ 50 コントロールユニット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−163440(JP,A) 特開 平6−117305(JP,A) 特開 平10−19827(JP,A) 特開 平7−180587(JP,A) 特開 昭48−96916(JP,A) 特開 平6−235341(JP,A) 特開 平6−117308(JP,A) 特開 昭60−209646(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 41/06 330 F02D 41/04 330 F02D 41/14 310 F02D 45/00 312

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機関吸入混合気の空燃比を検出する空燃比
    検出手段が排気浄化触媒の排気上流側に設けられている
    場合において、 機関吸入混合気の空燃比が目標空燃比となるように、前
    記空燃比検出手段の検出値に基づいて空燃比制御量を増
    減補正する空燃比フィードバック制御手段と、 始動後前記空燃比検出手段の性能が安定状態となるまで
    の間、前記目標空燃比を所定量シフトさせる第1シフト
    手段と、 始動後前記排気浄化触媒の性能が安定状態となるまでの
    間、前記第1シフト手段によりシフトされた目標空燃比
    を所定量シフトさせる第シフト手段と、 を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の空燃比制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1シフト手段、前記第2シフト手段
    による 目標空燃比のシフトが、前記空燃比フィードバッ
    ク制御手段の制御ゲインの変更によりなされることを特
    徴とする請求項に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  3. 【請求項3】 前記空燃比フィードバック制御手段の制御
    ゲインの変更が、比例定数の大きさをリーン側とリッチ
    側とで異ならせることであることを特徴とする請求項
    に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第1シフト手段、前記第2シフト手段
    による シフト量が、始動時機関温度に基づき可変設定さ
    れることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか一
    つに記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  5. 【請求項5】 始動後前記空燃比検出手段の性能が安定状
    態となるまでの間が、始動後経過時間に基づき検出され
    ることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一つ
    に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  6. 【請求項6】 始動後前記排気浄化触媒の性能が安定状態
    となるまでの間が、始動後経過時間に基づき検出される
    ことを特徴とする請求項〜請求項のいずれか一つに
    記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  7. 【請求項7】 前記第1シフト手段、前記第2シフト手段
    による シフトの方向が、目標空燃比に対してリッチな方
    向であることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれ
    か一つに記載の内燃機関の空燃比制御装置。
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