JP3397513B2 - 粉体貯留ホッパ - Google Patents
粉体貯留ホッパInfo
- Publication number
- JP3397513B2 JP3397513B2 JP13060795A JP13060795A JP3397513B2 JP 3397513 B2 JP3397513 B2 JP 3397513B2 JP 13060795 A JP13060795 A JP 13060795A JP 13060795 A JP13060795 A JP 13060795A JP 3397513 B2 JP3397513 B2 JP 3397513B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- side wall
- powder
- inlet
- toner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Chutes (AREA)
- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、投入された粉体の集合
体である材料を所定量ずつ取り出す、粉体貯留ホッパに
関するものである。
体である材料を所定量ずつ取り出す、粉体貯留ホッパに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】トナー製造における従来のホッパの役割
について、図4に示すトナー製造の一般的な設備と共に
説明する。即ち、分級機20は、新しく追加された新規
トナーと既に粉砕された粉砕トナーとを入力し、そし
て、その入力したトナーを分級することにより、次工程
21に所定の粉砕径より小さいトナーを送り、ホッパ2
2の入口23にその粉砕径よりも大きいトナーを投入す
る。ホッパ22に投入されたトナーは、出口24から粉
砕機25の加速管26に入力される。加速管26に入力
されたトナーは、粉砕室27に噴出し、衝突板28に衝
突することで粉砕される。その粉砕されたトナーは、粉
砕機25の取出口29から取り出されて、新しく追加さ
れた新規トナーと共に分級機20に入力される。
について、図4に示すトナー製造の一般的な設備と共に
説明する。即ち、分級機20は、新しく追加された新規
トナーと既に粉砕された粉砕トナーとを入力し、そし
て、その入力したトナーを分級することにより、次工程
21に所定の粉砕径より小さいトナーを送り、ホッパ2
2の入口23にその粉砕径よりも大きいトナーを投入す
る。ホッパ22に投入されたトナーは、出口24から粉
砕機25の加速管26に入力される。加速管26に入力
されたトナーは、粉砕室27に噴出し、衝突板28に衝
突することで粉砕される。その粉砕されたトナーは、粉
砕機25の取出口29から取り出されて、新しく追加さ
れた新規トナーと共に分級機20に入力される。
【0003】このように、従来のホッパ22は、図4に
示すように、入口23は大きく出口24は小さい構造の
ものである。ホッパ22の入口23に投入されるトナー
は、その大きい入口23一面に散らばるように落とされ
る。従って、トナーの種類を交換するために、そのホッ
パ22を清掃するにあたっては、ホッパ22の内面をす
べて清掃する必要がある。
示すように、入口23は大きく出口24は小さい構造の
ものである。ホッパ22の入口23に投入されるトナー
は、その大きい入口23一面に散らばるように落とされ
る。従って、トナーの種類を交換するために、そのホッ
パ22を清掃するにあたっては、ホッパ22の内面をす
べて清掃する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のホッパでは、その構造は、トナー入れ替え時
に必要となる清掃に不向きであり、また特に最近、トナ
ーの種類が増加し、それに伴い、トナー入れ替え作業に
おける清掃に対する労力が多大となる課題が生じるよう
になってきた。
うな従来のホッパでは、その構造は、トナー入れ替え時
に必要となる清掃に不向きであり、また特に最近、トナ
ーの種類が増加し、それに伴い、トナー入れ替え作業に
おける清掃に対する労力が多大となる課題が生じるよう
になってきた。
【0005】本発明は、このような従来技術の課題を考
慮し、清掃がほとんど不要となる粉体貯留ホッパを提供
することを目的とする。
慮し、清掃がほとんど不要となる粉体貯留ホッパを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、ホ
ッパ側壁の内面の形状に応じて、粉体を投入する入口縁
部近傍から粉体を取り出す出口縁部近傍までの範囲を覆
う交換可能な内面保護材を備え、前記ホッパ側壁には複
数個の孔が穿設されたことを特徴とする粉体貯留ホッパ
である。
ッパ側壁の内面の形状に応じて、粉体を投入する入口縁
部近傍から粉体を取り出す出口縁部近傍までの範囲を覆
う交換可能な内面保護材を備え、前記ホッパ側壁には複
数個の孔が穿設されたことを特徴とする粉体貯留ホッパ
である。
【0007】
【0008】請求項2の本発明は、前記ホッパ側壁の外
側から前記複数の孔を囲む空気室と、前記空気室に接続
され、その中の空気を排出するための排出管と、前記排
出管の途中に設けられ、その排出管を開閉する開閉弁と
を備え、前記内面保護材は前記孔を覆っていることを特
徴とする上記粉体貯留ホッパである。
側から前記複数の孔を囲む空気室と、前記空気室に接続
され、その中の空気を排出するための排出管と、前記排
出管の途中に設けられ、その排出管を開閉する開閉弁と
を備え、前記内面保護材は前記孔を覆っていることを特
徴とする上記粉体貯留ホッパである。
【0009】請求項3の本発明は、前記入口縁部近傍及
び/又は前記出口縁部近傍で、前記内面保護材を前記ホ
ッパ側壁に固定する固定手段を備えたことを特徴とする
上記粉体貯留ホッパである。
び/又は前記出口縁部近傍で、前記内面保護材を前記ホ
ッパ側壁に固定する固定手段を備えたことを特徴とする
上記粉体貯留ホッパである。
【0010】
【作用】本発明の粉体貯留ホッパでは、交換可能な内面
保護材が、ホッパ側壁の内面の形状に応じて、粉体を投
入する入口縁部近傍から粉体を取り出す出口縁部近傍ま
での範囲を覆うように取り付けられる。
保護材が、ホッパ側壁の内面の形状に応じて、粉体を投
入する入口縁部近傍から粉体を取り出す出口縁部近傍ま
での範囲を覆うように取り付けられる。
【0011】また、本発明の粉体貯留ホッパでは、交換
可能な内面保護材が、複数個の孔が穿設されたホッパ側
壁の内面の形状に応じて、粉体を投入する入口縁部近傍
から粉体を取り出す出口縁部近傍までの範囲を覆うよう
に取り付けられる。
可能な内面保護材が、複数個の孔が穿設されたホッパ側
壁の内面の形状に応じて、粉体を投入する入口縁部近傍
から粉体を取り出す出口縁部近傍までの範囲を覆うよう
に取り付けられる。
【0012】また、本発明の粉体貯留ホッパでは、交換
可能な内面保護材が、複数個の孔が穿設されたホッパ側
壁の内面の形状に応じて、前記孔を覆うように、そし
て、粉体を投入する入口縁部近傍から粉体を取り出す出
口縁部近傍までの範囲を覆うように取り付けられる。ま
た、空気室が、前記ホッパ側壁の外側から、前記複数の
孔を囲むように取り付けられる。その空気室には、その
中の空気を排出するための排出管が取り付けられ、ま
た、その排出管の途中には、その排出管を開閉するため
の開閉弁が設置される。
可能な内面保護材が、複数個の孔が穿設されたホッパ側
壁の内面の形状に応じて、前記孔を覆うように、そし
て、粉体を投入する入口縁部近傍から粉体を取り出す出
口縁部近傍までの範囲を覆うように取り付けられる。ま
た、空気室が、前記ホッパ側壁の外側から、前記複数の
孔を囲むように取り付けられる。その空気室には、その
中の空気を排出するための排出管が取り付けられ、ま
た、その排出管の途中には、その排出管を開閉するため
の開閉弁が設置される。
【0013】なお、本発明の粉体貯留ホッパでは、固定
手段を用いて、前記入口縁部近傍及び/又は前記出口縁
部近傍で、前記内面保護材を前記ホッパ側壁に固定させ
てもよい。
手段を用いて、前記入口縁部近傍及び/又は前記出口縁
部近傍で、前記内面保護材を前記ホッパ側壁に固定させ
てもよい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0015】図1は、本発明の粉体貯留ホッパに係る第
1の実施例の上面図及び断面図であり、(a)は本実施
例の上面図であり、(b)はそのA−A線断面図であ
る。ホッパ1は、入口2から投入されたトナー3を貯留
しながら、出口4から所定量ずつトナー3を取り出す為
のホッパ本体である。内面保護材5は、入口2側は大き
く出口4側は小さいホッパ1の側壁の内面の形状に応じ
て予め作られた、入口2及び出口4に対応する孔の開い
た袋状のビニールである。また、内面保護材5がホッパ
1の側壁を覆う範囲は、出口4の縁部8近傍のホッパ1
の側壁の内面から入口2の縁部7近傍のホッパ1の側壁
の内面までである。固定部品6は、入口2の縁部7近傍
のホッパ1の側壁の内面で、内面保護材5をホッパ1の
側壁に固定するためのマグネットシートである。
1の実施例の上面図及び断面図であり、(a)は本実施
例の上面図であり、(b)はそのA−A線断面図であ
る。ホッパ1は、入口2から投入されたトナー3を貯留
しながら、出口4から所定量ずつトナー3を取り出す為
のホッパ本体である。内面保護材5は、入口2側は大き
く出口4側は小さいホッパ1の側壁の内面の形状に応じ
て予め作られた、入口2及び出口4に対応する孔の開い
た袋状のビニールである。また、内面保護材5がホッパ
1の側壁を覆う範囲は、出口4の縁部8近傍のホッパ1
の側壁の内面から入口2の縁部7近傍のホッパ1の側壁
の内面までである。固定部品6は、入口2の縁部7近傍
のホッパ1の側壁の内面で、内面保護材5をホッパ1の
側壁に固定するためのマグネットシートである。
【0016】次に、本実施例の粉体貯留ホッパのセッテ
ィングとその清掃の手順について説明する。ホッパ1の
側壁の内面を清掃し、固定部品6を用いて、入口2の縁
部7近傍のホッパ1の側壁の内面で、新しい内面保護材
5をホッパ1の側壁に固定する。そして、入口2の縁部
7近傍のホッパ1の側壁の内面から出口4の縁部8近傍
のホッパ1の側壁の内面までの範囲に渡り、凹凸が生じ
ないようにその側壁の内面に滑らかに沿うようにして内
面保護材5配置する。以上で、粉体貯留ホッパのセッテ
ィングは完了する。
ィングとその清掃の手順について説明する。ホッパ1の
側壁の内面を清掃し、固定部品6を用いて、入口2の縁
部7近傍のホッパ1の側壁の内面で、新しい内面保護材
5をホッパ1の側壁に固定する。そして、入口2の縁部
7近傍のホッパ1の側壁の内面から出口4の縁部8近傍
のホッパ1の側壁の内面までの範囲に渡り、凹凸が生じ
ないようにその側壁の内面に滑らかに沿うようにして内
面保護材5配置する。以上で、粉体貯留ホッパのセッテ
ィングは完了する。
【0017】トナー製造過程において、トナー交換の為
に粉体貯留ホッパを清掃する必要が生じた場合、まず、
トナー3をホッパ1から回収する。その回収が終了すれ
ば、固定部品6をホッパ1から取り外し、内面保護材5
をホッパ1の内面が汚れないようにして取り外す。取り
外した内面保護材5は廃棄処分とする。この状態で、ホ
ッパ1の側壁の内面の清掃を行う。内面保護材5が取り
外されたホッパ1の側壁の内面は、内面保護材5により
覆われていたため、その清掃は極めて容易となる。以上
で、粉体貯留ホッパの清掃は完了する。
に粉体貯留ホッパを清掃する必要が生じた場合、まず、
トナー3をホッパ1から回収する。その回収が終了すれ
ば、固定部品6をホッパ1から取り外し、内面保護材5
をホッパ1の内面が汚れないようにして取り外す。取り
外した内面保護材5は廃棄処分とする。この状態で、ホ
ッパ1の側壁の内面の清掃を行う。内面保護材5が取り
外されたホッパ1の側壁の内面は、内面保護材5により
覆われていたため、その清掃は極めて容易となる。以上
で、粉体貯留ホッパの清掃は完了する。
【0018】図2は、本発明の粉体貯留ホッパに係る第
2の実施例の上面図及び断面図であり、(a)は本実施
例の上面図であり、(b)はそのA−A線断面図であ
る。ホッパ9は、入口2から投入されたトナー3を貯留
しながら、出口4から所定量ずつトナー3を取り出す為
のホッパ本体である。ホッパ9の側壁には、複数個の孔
10が穿設されている。内面保護材5は、入口2側は大
きく出口4側は小さいホッパ9の側壁の内面の形状に応
じて予め作られた、入口2及び出口4に対応する孔の開
いた袋状のビニールである。また、内面保護材5がホッ
パ9の側壁を覆う範囲は、出口4の縁部8近傍のホッパ
9の側壁の内面から入口2の縁部7近傍のホッパ9の側
壁の内面までである。固定部品6は、入口2の縁部7近
傍のホッパ9の側壁の内面で、内面保護材5をホッパ9
の側壁に固定するためのマグネットシートである。
2の実施例の上面図及び断面図であり、(a)は本実施
例の上面図であり、(b)はそのA−A線断面図であ
る。ホッパ9は、入口2から投入されたトナー3を貯留
しながら、出口4から所定量ずつトナー3を取り出す為
のホッパ本体である。ホッパ9の側壁には、複数個の孔
10が穿設されている。内面保護材5は、入口2側は大
きく出口4側は小さいホッパ9の側壁の内面の形状に応
じて予め作られた、入口2及び出口4に対応する孔の開
いた袋状のビニールである。また、内面保護材5がホッ
パ9の側壁を覆う範囲は、出口4の縁部8近傍のホッパ
9の側壁の内面から入口2の縁部7近傍のホッパ9の側
壁の内面までである。固定部品6は、入口2の縁部7近
傍のホッパ9の側壁の内面で、内面保護材5をホッパ9
の側壁に固定するためのマグネットシートである。
【0019】次に、本実施例の粉体貯留ホッパのセッテ
ィングとその清掃の手順について説明する。ホッパ9の
側壁の内面を清掃し、固定部品6を用いて、入口2の縁
部7近傍のホッパ9の側壁の内面で、新しい内面保護材
5をホッパ9の側壁に固定する。そして、入口2の縁部
7近傍のホッパ9の側壁の内面から出口4の縁部8近傍
のホッパ9の側壁の内面までの範囲に渡り、凹凸が生じ
ないようにその側壁の内面に滑らかに沿うようにして内
面保護材5配置する。この時、ホッパ9の側壁に穿設さ
れた複数個の孔10が、内面保護材5とホッパ9の側壁
との間に存在する気泡をホッパ1の外部に排出する効果
を有し、そのためにセッティングが容易となる。以上
で、粉体貯留ホッパのセッティングは完了する。
ィングとその清掃の手順について説明する。ホッパ9の
側壁の内面を清掃し、固定部品6を用いて、入口2の縁
部7近傍のホッパ9の側壁の内面で、新しい内面保護材
5をホッパ9の側壁に固定する。そして、入口2の縁部
7近傍のホッパ9の側壁の内面から出口4の縁部8近傍
のホッパ9の側壁の内面までの範囲に渡り、凹凸が生じ
ないようにその側壁の内面に滑らかに沿うようにして内
面保護材5配置する。この時、ホッパ9の側壁に穿設さ
れた複数個の孔10が、内面保護材5とホッパ9の側壁
との間に存在する気泡をホッパ1の外部に排出する効果
を有し、そのためにセッティングが容易となる。以上
で、粉体貯留ホッパのセッティングは完了する。
【0020】トナー製造過程において、トナー交換の為
に粉体貯留ホッパを清掃する必要が生じた場合、まず、
トナー3をホッパ9から回収する。その回収が終了すれ
ば、固定部品6をホッパ9から取り外し、内面保護材5
をホッパ9の内面が汚れないようにして取り外す。取り
外した内面保護材5は廃棄処分とする。この状態で、ホ
ッパ9の側壁の内面の清掃を行う。内面保護材5が取り
外されたホッパ9の側壁の内面は、内面保護材5により
覆われていたため、その清掃は極めて容易となる。以上
で、粉体貯留ホッパの清掃は完了する。
に粉体貯留ホッパを清掃する必要が生じた場合、まず、
トナー3をホッパ9から回収する。その回収が終了すれ
ば、固定部品6をホッパ9から取り外し、内面保護材5
をホッパ9の内面が汚れないようにして取り外す。取り
外した内面保護材5は廃棄処分とする。この状態で、ホ
ッパ9の側壁の内面の清掃を行う。内面保護材5が取り
外されたホッパ9の側壁の内面は、内面保護材5により
覆われていたため、その清掃は極めて容易となる。以上
で、粉体貯留ホッパの清掃は完了する。
【0021】図3は、本発明の粉体貯留ホッパに係る第
3の実施例の上面図及び断面図であり、(a)は本実施
例の上面図であり、(b)はそのA−A線断面図であ
る。ホッパ9は、入口2から投入されたトナー3を貯留
しながら、出口4から所定量ずつトナー3を取り出す為
のホッパ本体である。ホッパ9の側壁には、複数個の孔
10が穿設されている。空気室11は、ホッパ9の側壁
に穿設された複数個の孔10を囲むように、その側壁の
外面を覆うように取り付けられている。排出管12の一
端は、空気室11の中の空気を排出するために空気室1
1に接続され、その他方の端は吸引ポンプ14に接続さ
れている。開閉弁13は、排出管12の中央の場所に設
けられた、その排出管12を開閉する開閉弁である。内
面保護材5は、入口2側は大きく出口4側は小さいホッ
パ9の側壁の内面の形状に応じて予め作られた、入口2
及び出口4に対応する孔の開いた袋状のビニールであ
る。また、内面保護材5がホッパ9の側壁を覆う範囲
は、出口4の縁部8近傍のホッパ9の側壁の内面から入
口2の縁部7近傍のホッパ9の側壁の内面までである。
固定部品6は、入口2の縁部7近傍のホッパ9の側壁の
内面で、内面保護材5をホッパ9の側壁に固定するため
のマグネットシートである。
3の実施例の上面図及び断面図であり、(a)は本実施
例の上面図であり、(b)はそのA−A線断面図であ
る。ホッパ9は、入口2から投入されたトナー3を貯留
しながら、出口4から所定量ずつトナー3を取り出す為
のホッパ本体である。ホッパ9の側壁には、複数個の孔
10が穿設されている。空気室11は、ホッパ9の側壁
に穿設された複数個の孔10を囲むように、その側壁の
外面を覆うように取り付けられている。排出管12の一
端は、空気室11の中の空気を排出するために空気室1
1に接続され、その他方の端は吸引ポンプ14に接続さ
れている。開閉弁13は、排出管12の中央の場所に設
けられた、その排出管12を開閉する開閉弁である。内
面保護材5は、入口2側は大きく出口4側は小さいホッ
パ9の側壁の内面の形状に応じて予め作られた、入口2
及び出口4に対応する孔の開いた袋状のビニールであ
る。また、内面保護材5がホッパ9の側壁を覆う範囲
は、出口4の縁部8近傍のホッパ9の側壁の内面から入
口2の縁部7近傍のホッパ9の側壁の内面までである。
固定部品6は、入口2の縁部7近傍のホッパ9の側壁の
内面で、内面保護材5をホッパ9の側壁に固定するため
のマグネットシートである。
【0022】次に、本実施例の粉体貯留ホッパのセッテ
ィングとその清掃の手順について説明する。ホッパ9の
側壁の内面を清掃し、固定部品6を用いて、入口2の縁
部7近傍のホッパ9の側壁の内面で、新しい内面保護材
5をホッパ9の側壁に固定する。そして、開閉弁13を
開いて、入口2の縁部7近傍のホッパ9の側壁の内面か
ら出口4の縁部8近傍のホッパ9の側壁の内面までの範
囲に渡り、凹凸が生じないようにその側壁の内面に滑ら
かに沿うようにして内面保護材5配置する。この時、吸
引ポンプ14を作動させ、空気室11の空気を抜き、内
面保護材5をホッパ9の側壁の内面に密着させる。この
状態で開閉弁11を閉じる。以上で、粉体貯留ホッパの
セッティングは完了する。
ィングとその清掃の手順について説明する。ホッパ9の
側壁の内面を清掃し、固定部品6を用いて、入口2の縁
部7近傍のホッパ9の側壁の内面で、新しい内面保護材
5をホッパ9の側壁に固定する。そして、開閉弁13を
開いて、入口2の縁部7近傍のホッパ9の側壁の内面か
ら出口4の縁部8近傍のホッパ9の側壁の内面までの範
囲に渡り、凹凸が生じないようにその側壁の内面に滑ら
かに沿うようにして内面保護材5配置する。この時、吸
引ポンプ14を作動させ、空気室11の空気を抜き、内
面保護材5をホッパ9の側壁の内面に密着させる。この
状態で開閉弁11を閉じる。以上で、粉体貯留ホッパの
セッティングは完了する。
【0023】トナー製造過程において、トナー交換の為
に粉体貯留ホッパを清掃する必要が生じた場合、まず、
トナー3をホッパ9から回収する。その回収が終了すれ
ば、固定部品6をホッパ9から取り外し、開閉弁を開い
てから内面保護材5をホッパ9の内面が汚れないように
して取り外す。取り外した内面保護材5は廃棄処分とす
る。この状態で、ホッパ9の側壁の内面の清掃を行う。
内面保護材5が取り外されたホッパ9の側壁の内面は、
内面保護材5により覆われていたため、その清掃は極め
て容易となる。以上で、粉体貯留ホッパの清掃は完了す
る。
に粉体貯留ホッパを清掃する必要が生じた場合、まず、
トナー3をホッパ9から回収する。その回収が終了すれ
ば、固定部品6をホッパ9から取り外し、開閉弁を開い
てから内面保護材5をホッパ9の内面が汚れないように
して取り外す。取り外した内面保護材5は廃棄処分とす
る。この状態で、ホッパ9の側壁の内面の清掃を行う。
内面保護材5が取り外されたホッパ9の側壁の内面は、
内面保護材5により覆われていたため、その清掃は極め
て容易となる。以上で、粉体貯留ホッパの清掃は完了す
る。
【0024】なお、上記実施例では、固定部品6が、入
口2の縁部7近傍のホッパ1又はホッパ9の側壁の内面
で、内面保護材5をホッパ1又はホッパ9の側壁に固定
するとしたが、必ずしもこれに限らず、固定部品6が、
入口2の縁部7近傍のホッパ1又はホッパ9の側壁の外
面で、内面保護材5をホッパ1又はホッパ9の側壁に固
定するとしてもよい。但しこの場合、内面保護材5がホ
ッパ1又はホッパ9の側壁を覆う範囲は、出口4の縁部
8近傍のホッパ1又はホッパ9の側壁の内面から入口2
の縁部7近傍のホッパ1又はホッパ9の側壁の外面まで
とする。要するに、本発明の粉体貯留ホッパは、内面保
護材がホッパ側壁を覆う範囲は、入口縁部近傍から出口
縁部近傍までの範囲であり、固定手段が、入口縁部近傍
で内面保護材をホッパ側壁に固定するものであれば良
い。
口2の縁部7近傍のホッパ1又はホッパ9の側壁の内面
で、内面保護材5をホッパ1又はホッパ9の側壁に固定
するとしたが、必ずしもこれに限らず、固定部品6が、
入口2の縁部7近傍のホッパ1又はホッパ9の側壁の外
面で、内面保護材5をホッパ1又はホッパ9の側壁に固
定するとしてもよい。但しこの場合、内面保護材5がホ
ッパ1又はホッパ9の側壁を覆う範囲は、出口4の縁部
8近傍のホッパ1又はホッパ9の側壁の内面から入口2
の縁部7近傍のホッパ1又はホッパ9の側壁の外面まで
とする。要するに、本発明の粉体貯留ホッパは、内面保
護材がホッパ側壁を覆う範囲は、入口縁部近傍から出口
縁部近傍までの範囲であり、固定手段が、入口縁部近傍
で内面保護材をホッパ側壁に固定するものであれば良
い。
【0025】また、上記実施例では、取り外した内面保
護材5を廃棄処分とするとしたが、取り外した後に洗浄
して再度使用するとしても良い。
護材5を廃棄処分とするとしたが、取り外した後に洗浄
して再度使用するとしても良い。
【0026】また、上記実施例では、内面保護材5は袋
状のビニールであるとしたが、必ずしもこれに限らず、
取り付け及び取り外しが容易である軽量の金属カバーで
あるとしてもよい。
状のビニールであるとしたが、必ずしもこれに限らず、
取り付け及び取り外しが容易である軽量の金属カバーで
あるとしてもよい。
【0027】また、上記実施例では、固定部品6が、内
面保護材5を入口2の縁部7近傍でホッパ1又はホッパ
9の側壁に固定するとしたが、必ずしもこれに限らず、
固定部品が、内面保護材5を入口2の縁部7近傍及び出
口4の縁部8近傍でホッパ1又はホッパ9の側壁に固定
するとしてもよい。
面保護材5を入口2の縁部7近傍でホッパ1又はホッパ
9の側壁に固定するとしたが、必ずしもこれに限らず、
固定部品が、内面保護材5を入口2の縁部7近傍及び出
口4の縁部8近傍でホッパ1又はホッパ9の側壁に固定
するとしてもよい。
【0028】また、上記実施例では、固定部品6を用い
て、内面保護材5をホッパ1又はホッパ9の側壁に固定
するとしたが、必ずしもこれに限らず、内面保護材5は
ホッパ1又はホッパ9の側壁に接触する部分の一部に粘
着面を有し、その粘着力により内面保護材5がホッパ1
又はホッパ9の側壁に固定されるとしても良い。
て、内面保護材5をホッパ1又はホッパ9の側壁に固定
するとしたが、必ずしもこれに限らず、内面保護材5は
ホッパ1又はホッパ9の側壁に接触する部分の一部に粘
着面を有し、その粘着力により内面保護材5がホッパ1
又はホッパ9の側壁に固定されるとしても良い。
【0029】また、本発明の粉体貯留ホッパは、本実施
例では、粉体をトナーとしたが、必ずしもこれに限ら
ず、メリケン粉、片栗粉、そば粉等であってもよい。
例では、粉体をトナーとしたが、必ずしもこれに限ら
ず、メリケン粉、片栗粉、そば粉等であってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
によれば、粉体交換の為のホッパの清掃を極めて簡単に
行うことができるようになり、それによって、材料入れ
替え作業時間を大幅に短縮することができ、生産能率を
大幅に改善することができる効果を有する。
によれば、粉体交換の為のホッパの清掃を極めて簡単に
行うことができるようになり、それによって、材料入れ
替え作業時間を大幅に短縮することができ、生産能率を
大幅に改善することができる効果を有する。
【図1】本発明の粉体貯留ホッパに係る第1の実施例の
上面図及び断面図
上面図及び断面図
【図2】本発明の粉体貯留ホッパに係る第2の実施例の
上面図及び断面図
上面図及び断面図
【図3】本発明の粉体貯留ホッパに係る第3の実施例の
上面図及び断面図
上面図及び断面図
【図4】トナー製造の一般的な設備を示す図
1…ホッパ
2…入口
3…トナー
4…出口
5…内面保護材
6…固定部品
7…縁部
8…縁部
9…ホッパ
10…孔
11…空気室
12…排出管
13…開閉弁
Claims (3)
- 【請求項1】 ホッパ側壁の内面の形状に応じて、粉体
を投入する入口縁部近傍から粉体を取り出す出口縁部近
傍までの範囲を覆う交換可能な内面保護材を備え、前記
ホッパ側壁には複数個の孔が穿設されたことを特徴とす
る粉体貯留ホッパ。 - 【請求項2】 前記ホッパ側壁の外側から前記複数の孔
を囲む空気室と、前記空気室に接続され、その中の空気
を排出するための排出管と、前記排出管の途中に設けら
れ、その排出管を開閉する開閉弁とを備え、前記内面保
護材は前記孔を覆っていることを特徴とする請求項1記
載の粉体貯留ホッパ。 - 【請求項3】 前記入口縁部近傍及び/又は前記出口縁
部近傍で、前記内面保護材を前記ホッパ側壁に固定する
固定手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載
の粉体貯留ホッパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13060795A JP3397513B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 粉体貯留ホッパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13060795A JP3397513B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 粉体貯留ホッパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08324756A JPH08324756A (ja) | 1996-12-10 |
JP3397513B2 true JP3397513B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=15038267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13060795A Expired - Fee Related JP3397513B2 (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | 粉体貯留ホッパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3397513B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003040217A (ja) * | 2001-08-06 | 2003-02-13 | Takazono Sangyo Co Ltd | 薬剤包装方法及びホッパー用カバー |
JP6244278B2 (ja) * | 2014-08-13 | 2017-12-06 | 株式会社東栄工業 | ホッパー用カバー |
-
1995
- 1995-05-29 JP JP13060795A patent/JP3397513B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08324756A (ja) | 1996-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN1803397B (zh) | 电动工具 | |
JP3397513B2 (ja) | 粉体貯留ホッパ | |
EP0620033B1 (en) | Dust collector with means for spraying water | |
US4610113A (en) | Dry cleaning box | |
CN210906484U (zh) | 一种土木工程建筑废料处理装置 | |
CN216396516U (zh) | 一种具有分离系统的盘式砂磨机 | |
CN218981855U (zh) | 石料破碎除尘系统 | |
KR200255191Y1 (ko) | 집진기 | |
CN217773648U (zh) | 一种增强除尘补集功能的粉碎机 | |
JPH0315133Y2 (ja) | ||
US6309435B1 (en) | Bag dump apparatus | |
JPH11301781A (ja) | ホッパー | |
CN219278925U (zh) | 一种料斗上料除尘装置 | |
JP4208355B2 (ja) | ごみ排出用スクリュウフィーダ | |
CN218490449U (zh) | 负压除尘料斗 | |
CN215148039U (zh) | 一种滚筒清砂的排砂隔音装置 | |
JPH1028831A (ja) | 粉体回収移送装置および粉体回収移送方法 | |
CN203235379U (zh) | 磨簧机专用除尘装置 | |
JPS56118705A (en) | Filter for paint | |
CN211865781U (zh) | 一种环保型振动清理筛 | |
CN209918303U (zh) | 一种全封闭自动粉料过筛除尘箱 | |
CN114887735B (zh) | 一种螺旋射流破碎清洗装置 | |
CN212404973U (zh) | 一种施工工地除水环保装置 | |
JPS5948669B2 (ja) | 農業用廃プラスチック再生化処理装置 | |
JP2815244B2 (ja) | チップ抵抗器の排出方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080214 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090214 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090214 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100214 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |