JP2003040217A - 薬剤包装方法及びホッパー用カバー - Google Patents

薬剤包装方法及びホッパー用カバー

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JP2003040217A
JP2003040217A JP2001238044A JP2001238044A JP2003040217A JP 2003040217 A JP2003040217 A JP 2003040217A JP 2001238044 A JP2001238044 A JP 2001238044A JP 2001238044 A JP2001238044 A JP 2001238044A JP 2003040217 A JP2003040217 A JP 2003040217A
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JP
Japan
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hopper
medicine
cover
packaging
drug
Prior art date
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JP2001238044A
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English (en)
Inventor
Shin Fujiya
冨士谷  伸
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Takazono Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Takazono Sangyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 薬剤包装装置におけるホッパーへの残薬や塵
等の不純物の付着を防止し、該不純物が包装されるべき
薬剤中に混入することを有効に防止し得るホッパー用カ
バーを提供することを、一の目的とする。 【解決手段】 長尺の分包紙がロール状に巻き回されて
なる分包紙ロールから繰り出される該分包紙に対して、
ホッパーを介して薬剤を投入すると共にヒートシールを
行い、個々に区画された包装体を形成するように構成さ
れた薬剤包装装置における前記ホッパー用カバーであっ
て、上端部及び下端部が開口とされた中空筒状であって
且つ下端開口に向かうに従って中空部の内径が縮径とさ
れた前記ホッパーと略同一形状を有し、該ホッパー内周
面に着脱自在に装着され得るように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として病院等の
医療機関で使用される薬剤包装装置を用いた薬剤包装方
法、及び前記薬剤包装装置におけるホッパー用カバーに
関する。
【0002】
【従来の技術】長尺の分包紙がロール状に巻き回されて
なる分包紙ロールから該分包紙を繰り出し、所定の薬剤
を投入後、ヒートシールを施すように構成された薬剤包
装装置は、病院や薬局等の種々の医療機関において広く
利用されている。
【0003】より詳しくは、前記薬剤包装装置は、長尺
の分包紙がロール状に巻き回されてなる分包紙ロールか
ら繰り出される該分包紙に対して、ホッパーを介して薬
剤を投入すると共にヒートシールを行い、個々に区画さ
れた包装体を形成するように構成されており、処方箋に
基づき自動又は手動で供給される所定薬剤を分包し得る
ようになっている。
【0004】ところで、包装されべき薬剤の種類は、一
般的に、各患者毎によって異なるが、前記ホッパーは全
薬剤の共通通路となる。従って、一の患者の処方に従っ
た薬剤包装作業を行った後、引き続き、他の患者の処方
に従った薬剤包装作業を行うと、前記一の患者に用いた
薬剤の残薬がホッパー内周面に残留し、前記他の患者の
分包内に含まれる恐れがある。前記残薬には、散薬の残
留物や錠剤コート材の剥離物が含まれる。さらに、ホッ
パー内周面に付着した塵等が包装されるべき薬剤中に混
入する恐れもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記問題点
に鑑みなされたものであり、共通ホッパーを介して投入
される薬剤を包装する薬剤包装装置を用いて薬剤の包装
を行う方法において、前記共通ホッパーに付着した残薬
や塵等の不純物が包装されるべき薬剤中に混入すること
を有効に防止し得る薬剤包装方法を提供することを、一
の目的とする。又、本発明は、前記ホッパーへの残薬や
塵等の不純物の付着を防止し、該不純物が包装されるべ
き薬剤中に混入することを有効に防止し得るホッパー用
カバーを提供することを、他の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、長尺の分包紙がロール状に巻き回されて
なる分包紙ロールから繰り出される該分包紙に対して、
ホッパーを介して薬剤を投入すると共にヒートシールを
行い、個々に区画された包装体を形成するように構成さ
れた薬剤包装装置を用いて薬剤の包装を行う方法であっ
て、上端部及び下端部が開口とされ且つ前記ホッパーの
内周面を覆うカバーを、該ホッパーに着脱自在に装着す
ると共に、前記ホッパーを介して投入される薬剤の種別
毎に、前記カバーを交換する薬剤包装方法を提供する。
前記ホッパーは、上端部及び下端部が開口とされた中空
筒状であって且つ下端開口に向かうに従って中空部の内
径が縮径とされている場合には、好ましくは、前記カバ
ーは該ホッパーと略同一形状を有するものとされる。
【0007】本発明は、さらに、前記目的を達成するた
めに、長尺の分包紙がロール状に巻き回されてなる分包
紙ロールから繰り出される該分包紙に対して、ホッパー
を介して薬剤を投入すると共にヒートシールを行い、個
々に区画された包装体を形成するように構成された薬剤
包装装置における前記ホッパー用カバーであって、上端
部及び下端部が開口とされた中空筒状であって且つ下端
開口に向かうに従って中空部の内径が縮径とされた前記
ホッパーと略同一形状を有し、該ホッパー内周面に着脱
自在に装着され得るように構成されたホッパー用カバー
を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る薬剤包装方
法の好ましい一実施の形態について、添付図面を参照し
つつ説明する。図1は本実施の形態に係る薬剤包装方法
を実施する際に用いる薬剤包装装置の一例を示す斜視図
である。
【0009】図1に示すように、前記薬剤包装装置1
は、長尺の分包紙120が巻き回されてなる分包紙ロー
ル100を軸線回り回転自在に支持する支持部10と、
前記分包紙ロール100から分包紙120を繰り出す駆
動部20と、繰り出された分包紙120を案内する案内
部30と、該分包紙120に薬剤を投入する為のホッパ
ー40と、該分包紙に対してヒートシールを行い、個々
に区画された包装体を形成するシール部50とを備えて
いる。前記シール部50に駆動機能を持たせ、前記駆動
部20を不要とすることもできる。
【0010】なお、図1に示す薬剤包装装置1は、前記
ホッパー40として、上方に位置する第1ホッパー40
aと、該第1ホッパー40aの下方に配設される第2ホ
ッパー40bとを備えているが、当然ながら、単一のホ
ッパーのみを備えることも可能である。
【0011】図2に、前記単一のホッパー40を備えた
場合の該ホッパー40近傍の拡大図を示す。前記ホッパ
ー40は、上端及び下端が開口とされた中空部を形成す
る周壁部41を有し、上端開口42から供給される薬剤
を下端開口43から排出し得るようになっている。前記
周壁部41は、前記下端開口43へ向かうに従って中空
部が縮径されるようにテーパ状とされており、該下端開
口43が分包紙120の薬剤収納スペース内に突入され
ている。
【0012】なお、図1に示す薬剤包装装置において
は、第1ホッパー40aの下端開口が第2ホッパー40
bの上端開口に連通するように、両ホッパー40a,4
0bが直列連結され、第2ホッパー40bの下端開口が
分包紙の薬剤収納スペース内に突入される。
【0013】斯かる構成の薬剤包装装置においては、処
方箋に応じた薬剤が自動又は手動で前記ホッパー40の
上端開口42に供給されるようになっており、該薬剤は
ホッパー40の下端開口43から、分包紙120によっ
て画される薬剤収納スペース内に排出される。即ち、該
ホッパー40が、包装されるべき薬剤の通路を構成する
ようになっている。
【0014】ところで、前記処方箋の内容は各患者毎に
相違する。即ち、各患者毎に、包装すべき薬剤の種類が
異なる。従って、前記薬剤包装装置を用い複数の処方箋
に基づく薬剤包装作業を連続的に行うと、一の処方箋に
対応した薬剤の一部や剥離物がホッパー40の内周面に
残り、次の処方箋に応じて該ホッパー40に供給される
他の薬剤中に混入する恐れがある。
【0015】これに対し、本実施の形態は下記構成を備
え、これにより、前記薬剤の混入を有効に防止してい
る。即ち、上端部及び下端部が開口52,53とされた
中空のカバー50であって、前記ホッパー40の内周面
を覆うカバー50を該ホッパー40に着脱自在に装着
し、且つ、包装すべき薬剤が変更される毎に(処方箋毎
に)該カバー50を交換するように構成されている。こ
のように、ホッパー40を通過する薬剤が変更される毎
に前記カバー50を交換することによって、既に包装の
済んだ薬剤の残薬や塵等の不純物が、次に包装すべき薬
剤中に混入することが確実に防止される。
【0016】前記カバー50は、好ましくは、ホッパー
40と略同一形状を有するものとされる。従って、ホッ
パー40が、上端及び下端が開口42,43とされた中
空部を形成する周壁部41を有し、且つ、該周壁部41
が、前記下端開口43へ向かうに従って中空部が縮径さ
れるようにテーパ状とされてなる中空円錐形状又は中空
角錐形状の場合には、略同一の中空円錐形状又は中空角
錐形状とされる。このように、前記カバー50を、中空
円錐形状又は中空角錐形状のホッパー40と略同一形状
とすることにより、特別な装着手段を備えることなく、
該カバー50をホッパー40に対して着脱自在に装着す
ることができる。
【0017】該カバーは、好ましくは、低摩擦部材を用
いて形成される。該カバーとしては、例えば、テフロン
(登録商標)シート(フッ素樹脂シート),グラシン紙
等が例示される。より好ましくは、該カバーの内周面に
静電防止処理を施すことができる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ホッパ
ーを介して分包紙に薬剤を投入するように構成された薬
剤包装装置における前記ホッパーに着脱自在なカバーを
装着すると共に、該カバーを薬剤の種別毎に交換するよ
うに構成したので、前記ホッパーに付着した残薬や塵等
の不純物が包装すべき薬剤中に混入することを確実に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る薬剤包装方法を実施する
際に使用する薬剤包装装置の一例を示す斜視図である。
【図2】図2は、薬剤包装装置におけるホッパー部近傍
の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 薬剤包装装置 40 ホッパー 50 カバー 100 分包紙ロール 120 分包紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の分包紙がロール状に巻き回されて
    なる分包紙ロールから繰り出される該分包紙に対して、
    ホッパーを介して薬剤を投入すると共にヒートシールを
    行い、個々に区画された包装体を形成するように構成さ
    れた薬剤包装装置を用いて薬剤の包装を行う方法であっ
    て、 上端部及び下端部が開口とされ且つ前記ホッパーの内周
    面を覆うカバーを、該ホッパーに着脱自在に装着すると
    共に、 前記ホッパーを介して投入される薬剤の種別毎に、前記
    カバーを交換することを特徴とする薬剤包装方法。
  2. 【請求項2】 前記ホッパーは、上端部及び下端部が開
    口とされた中空筒状であって且つ下端開口に向かうに従
    って中空部の内径が縮径とされており、 前記カバーは該ホッパーと略同一形状を有していること
    を特徴とする請求項1に記載の薬剤包装方法。
  3. 【請求項3】 長尺の分包紙がロール状に巻き回されて
    なる分包紙ロールから繰り出される該分包紙に対して、
    ホッパーを介して薬剤を投入すると共にヒートシールを
    行い、個々に区画された包装体を形成するように構成さ
    れた薬剤包装装置における前記ホッパー用カバーであっ
    て、 上端部及び下端部が開口とされた中空筒状であって且つ
    下端開口に向かうに従って中空部の内径が縮径とされた
    前記ホッパーと略同一形状を有し、 該ホッパー内周面に着脱自在に装着され得るように構成
    されていることを特徴とするホッパー用カバー。
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